JP2002244818A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

Info

Publication number
JP2002244818A
JP2002244818A JP2001040650A JP2001040650A JP2002244818A JP 2002244818 A JP2002244818 A JP 2002244818A JP 2001040650 A JP2001040650 A JP 2001040650A JP 2001040650 A JP2001040650 A JP 2001040650A JP 2002244818 A JP2002244818 A JP 2002244818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk drive
drive
standard
computer system
standard disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001040650A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Ando
秀行 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2001040650A priority Critical patent/JP2002244818A/ja
Publication of JP2002244818A publication Critical patent/JP2002244818A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクドライブに障害が起きたとき、ドラ
イブそのものを交換したり、テープバックアップからシ
ステムを再インストールするなどしていたため、システ
ムの運用再開までに多くの手間と時間を要していた。 【解決手段】 障害保障がされた標準ディスクドライブ
と、障害保障されていない第2のディスクドライブとを
備え、通常は標準ディスクドライブで起動及び運用し、
システムのバージョンアップ時等に少なくともOSとア
プリケーションプログラムとを前記標準ディスクドライ
ブから第2のディスクドライブにコピーしておき、前記
標準ディスクドライブで運用が困難になったとき、前記
第2のディスクドライブを標準ディスクドライブの代替
ドライブに設定し、該第2のディスクドライブからOS
を導入して起動及び運用する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクドライブ
からオペレーティングシステム(以下、OSと呼ぶ)を
導入して起動し、運用するコンピュータシステムの障害
対策に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムの記憶装置として
ハードディスク装置が広く用いられている。これは近
年、低価格、大容量化が著しいが、ハードウェア的な障
害の発生が避けられない。そこで、ハードディスクに障
害が発生した場合にもシステムの運用が継続できるよう
に、例えば、同じ容量のハードディスクを2重に持ち、
データの書き込みに際して同じデータを2つのハードデ
ィスクに同時に書き込むようにし、一方が壊れたとき、
他方のハードディスクだけで運用が継続できるようにし
たミラーリング方式が実用化されている。また、1つの
閉じた系の中で複数枚のディスクに分散してデータを書
き込んでおき、一部のディスクが壊れたとき、残りのデ
ィスクにある冗長データから消失したデータを再構成で
きるようにしたRAIDシステムなども採用されてい
る。これらはいずれもシステムの信頼性を向上させてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した方式はハード
ウェア的なエラーに対しては有効であるが、システムが
受ける障害はハードウェア的なエラーだけではない。ソ
フトウェアのバグや瞬断などさまざまな理由で、OSや
アプリケーションプログラムのファイルが壊れたり、消
失することが時に発生する。その結果、OSの動きが不
安定になったり、システム自体が起動しなくなったりす
ることがある。このような障害に対しては、前述したミ
ラーリング方式などの障害対策も有効に働かないことが
ある。そして、その場合、従来は、ディスクドライブそ
のものを正常なものに交換したり、あらかじめ用意して
おいたテープバックアップからシステムを再インストー
ルするなどしていた。そのため、システムの運用再開ま
でに多くの手間と時間を要していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、多重書き込み
による障害保障がされた標準ディスクドライブと、障害
保障されていない第2のディスクドライブとを備え、前
記標準ディスクドライブにオペレーティングシステムと
アプリケーションプログラム及びデータとを格納し、通
常は標準ディスクドライブで起動して運用するコンピュ
ータシステムであって、日常のバックアップ作業におい
て前記標準ディスクドライブ上のデータを第2のディス
クドライブにコピーするようにし、更に、前記日常のバ
ックアップ作業とは別にシステムのバージョンアップ時
等に少なくとも前記オペレーティングシステムとアプリ
ケーションプログラムとを前記標準ディスクドライブか
ら第2のディスクドライブにコピーしてクローンを作成
しておき、前記標準ディスクドライブで起動又は運用が
困難になったとき、前記第2のディスクドライブを標準
ディスクドライブの代替ドライブに設定し、該第2のデ
ィスクドライブからオペレーティングシステムを導入し
て起動及び運用することで、上記課題を解決するもので
ある。
【0005】
【実施例】図1は、実施例のコンピュータシステムの構
成を示すブロック図である。コンピュータ10は演算装
置であるCPU11を備え、CPU11にはバスを介し
てメモリ12及び各種インタフェース装置が接続されて
いる。そして、コンピュータ10にはビデオインタフェ
ース15を介してビデオモニタ21が接続され、PS/
2インタフェース16を介してキーボード22とマウス
23が接続され、パラレルインタフェース17を介して
プリンタ24が接続されている。また、システムの大容
量の記憶装置として、小型コンピュータシステムインタ
フェース(SCSI)13を介してRAID装置18
と、SCSI14を介してハードディスク装置19がそ
れぞれ接続されている。SCSI14にはフロッピー
(登録商標)ディスク装置20も接続されている。
【0006】RAID装置18は、実効72ギガバイト
(GB)の記憶容量を有するディスクアレイであり、そ
の閉じた系の中で冗長なデータを持つことで、ハードウ
ェアエラーに対する耐故障性を備えている。そして、R
AID装置18はその記憶領域が分割され、CPU11
からはCドライブとDドライブとして認識される。一
方、第2のディスクドライブであるハードディスク装置
19もやはり72GBの記憶容量があるが、一般によく
使用される磁気ディスク装置であって、ディスクアレイ
のような耐故障性は備えていない。しかし、その分、R
AID装置18に比べて安価である。ハードディスク装
置19もRAID装置18と同様に分割され、CPU1
1からはGドライブとHドライブとして認識される。そ
して、実施例システムでは、オペレーティングシステム
(OS)のファイルや、アプリケーションプログラムの
ファイル及びデータファイルはすべて、システム運用上
の標準のディスクドライブであるRAID装置18に記
憶している。そして、通常は、システムの電源を入れる
とCPU11はRAID装置18からOSを導入して起
動し、アプリケーションの実行やデータベースの書き換
え、保存なども、RAID装置18上で運用し、ハード
ディスク装置19は使用しないものである。
【0007】次に、実施例システムの動作・運用につい
て説明する。図2は不定期に行うシステム全体のバック
アップ作業を示している。実施例では、RAID装置1
8と同等かそれ以上の記憶容量をハードディスク装置1
9に持たせておき、RAID装置18の記憶内容をそっ
くりそのままコピーしてバックアップを作成するのに用
いている。実施例ではこのバックアップをクローンと呼
んでいる。このクローン作成は、少なくともアプリケー
ションプログラムのバージョンアップ時や、OSのバー
ジョンアップ時など、システムの変更時に実施するもの
であり、CPU11から見たとき、RAID装置18の
全くのクローンをハードディスク装置19に作成するも
のである。具体的には、CドライブにはOS及びシステ
ムファイルが格納されているので、それらをディスクイ
メージのままGドライブにコピーしてクローンを作成し
(ステップS21)、Dドライブにはアプリケーション
プログラムのデータベースエンジンやそのデータベース
が格納されているので、それらをそのままHドライブに
コピーしてクローンを作成するのである。
【0008】また、図3は、日常のバックアップ作業を
示している。日々のアプリケーションプログラムの利用
によりデータベースの内容が書き換わっていくので、そ
のデータのみをRAID装置18からハードディスク装
置19にバックアップするのである(ステップS3
1)。この作業は通常、毎日あるいは毎週など定期的に
行われる。
【0009】そして、ハード的なエラーやソフト的なエ
ラーに起因して、標準ディスクドライブのRAID装置
18からシステムが起動できなくなったり、あるいは、
標準ディスクドライブで運用中にシステムが不安定な状
態に陥った場合などは、予備のハードディスク装置19
から起動するよう指示する。CPU11はパワーオンシ
ーケンスにおいて、先ず、フロッピーディスク装置20
にセットされたフロッピーディスク25の所定位置から
プログラムファイルを読み込んで、実行するようになっ
ている。そこで、予備ディスクドライブからシステムを
起動するためのユーティリティプログラムが入ったフロ
ッピーディスク25をセットして、コンピュータ10の
電源を入れると、CPU11はユーティリティプログラ
ムを導入して起動する(ステップS41)。同プログラ
ムは、どのドライブを標準ドライブに設定するかを指定
するための設定画面をビデオモニタ21に表示する(同
S42)ので、ここではGドライブとHドライブを標準
のディスクドライブ即ち起動ドライブとするよう指定す
る。これに応じて、ユーティリティプログラムは、標準
ドライブの設定情報をメモリ12の所定位置に登録して
(同S43)終了する。この結果、CPU11はハード
ディスク装置19を標準のディスクドライブとして認識
し、GドライブからOSを導入して起動するのである
(同S44)。そして、その後は、RAID装置18上
のCドライブ、Dドライブで行われていた作業を、ハー
ドディスク装置19上のGドライブ、Hドライブで全く
同様に実施するようになるものである。
【0010】このように、実施例システムでは、耐障害
性の高いディスクアレイを標準のディスクドライブとし
て信頼性を確保しつつ、そのバックアップには安価なハ
ードディスク装置19を用いてクローンシステムをスタ
ンバイさせている。しかも、このハードディスク装置1
9はバックアップ時にのみ使用し、通常の運用では使用
しないので、その点でも障害の発生が極めて低く抑えら
れている。そして、RAID装置18で運用が困難にな
った場合は、標準のディスクドライブを変更するための
ユーティリティプログラムを導入して、ハードディスク
装置19を代替の標準ドライブに設定し起動できるの
で、RAID装置の交換やシステムプログラムの再イン
ストールといった、面倒で時間のかかる作業をしなくて
もシステムの運用を再開できるようになった。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、標準のディスクドライ
ブに障害が発生して使用できなくなった場合、直ちに標
準ドライブの設定を変更して、代替ドライブでシステム
の起動・運用ができるようになる。そして、その為、標
準のディスクドライブを交換したり、テープバックアッ
プからシステムを再インストールしたりといった面倒な
作業をしなくても、システムの運用を再開できるように
なる。また、代替ドライブはバックアップにのみ使用
し、通常の運用では使用しないので、代替ドライブ上の
クローンシステムの信頼性も高まり、その点でもシステ
ムの可用性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】実施例におけるクローン作成手順を示すフロー
チャートである。
【図3】実施例における日常のバックアップ作業の手順
を示すフローチャートである。
【図4】実施例における代替ディスクによるシステムの
再起動の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 コンピュータ 11 CPU 12 メモ
リ 13 SCSI14 SCSI 15 ビデオ
インタフェース 16 PS/Sインタフェース
17 パラレルインタフェース 18 RAID装置
19ハードディスク装置 20 フロッピーディ
スク装置 21 ビデオモニタ 22 キーボード 23 マウス 24 プリンタ
25 フロッピーディスク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重書き込みによる障害保障がされた標
    準ディスクドライブと、障害保障されていない第2のデ
    ィスクドライブとを備え、前記標準ディスクドライブに
    オペレーティングシステムとアプリケーションプログラ
    ム及びデータとを格納し、通常は標準ディスクドライブ
    で起動して運用するコンピュータシステムであって、日
    常のバックアップ作業において前記標準ディスクドライ
    ブ上のデータを第2のディスクドライブにコピーするよ
    うにし、更に、前記日常のバックアップ作業とは別にシ
    ステムのバージョンアップ時等に少なくとも前記オペレ
    ーティングシステムとアプリケーションプログラムとを
    前記標準ディスクドライブから第2のディスクドライブ
    にコピーしてクローンを作成しておき、前記標準ディス
    クドライブで起動又は運用が困難になったとき、前記第
    2のディスクドライブを標準ディスクドライブの代替ド
    ライブに設定し、該第2のディスクドライブからオペレ
    ーティングシステムを導入して起動及び運用することを
    特徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 前記第2のディスクドライブはハードデ
    ィスクドライブであり、前記標準のディスクドライブは
    ディスクアレイである請求項1に記載のコンピュータシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記コンピュータシステムはリムーバブ
    ル記憶媒体からデータを読む可搬媒体ドライブを備え、
    前記標準ディスクドライブで起動又は運用が困難になっ
    たとき、前記リムーバブル記憶媒体から起動ユーティリ
    ティプログラムを導入して前記第2のディスクドライブ
    を標準ディスクドライブの代替ドライブに設定し、その
    後、該第2のディスクドライブからオペレーティングシ
    ステムを導入して起動及び運用することを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載のコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 前記リムーバブル記憶媒体はフレキシブ
    ル磁気ディスク又はCD−ROMである請求項1乃至請
    求項3のいずれかに記載のコンピュータシステム。
JP2001040650A 2001-02-16 2001-02-16 コンピュータシステム Pending JP2002244818A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001040650A JP2002244818A (ja) 2001-02-16 2001-02-16 コンピュータシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001040650A JP2002244818A (ja) 2001-02-16 2001-02-16 コンピュータシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002244818A true JP2002244818A (ja) 2002-08-30

Family

ID=18903219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001040650A Pending JP2002244818A (ja) 2001-02-16 2001-02-16 コンピュータシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002244818A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006252451A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Ricoh Co Ltd ストレージシステム
US7444502B2 (en) 2005-09-02 2008-10-28 Hitachi, Ltd. Method for changing booting configuration and computer system capable of booting OS

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006252451A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Ricoh Co Ltd ストレージシステム
US7444502B2 (en) 2005-09-02 2008-10-28 Hitachi, Ltd. Method for changing booting configuration and computer system capable of booting OS
US8015396B2 (en) 2005-09-02 2011-09-06 Hitachi, Ltd. Method for changing booting configuration and computer system capable of booting OS
US8352720B2 (en) 2005-09-02 2013-01-08 Hitachi, Ltd. Method for changing booting configuration and computer system capable of booting OS

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8312259B1 (en) System and method for booting a computer from backup
US6205558B1 (en) Recovery of file systems after modification failure
JP5208368B2 (ja) ファイルシステムを用いて、ファイルを世代ファイルとして自動バックアップするシステムおよび方法
US20090125568A1 (en) Database recovery method applying update journal and database log
US20100223498A1 (en) Operating system-based application recovery
US6944789B2 (en) Method and apparatus for data backup and recovery
US20060200639A1 (en) System and method for computer backup and recovery using incremental file-based updates applied to an image of a storage device
JP2004038938A (ja) 一次データボリューム上のデータを復元する方法およびシステム
WO2012160717A1 (ja) コンピュータ、及びコンピュータの制御方法
JP2004302991A (ja) コンピュータシステム用インターフェイスbiosのバックアップ方法
JP4940599B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置制御プログラム、情報処理装置制御方法
US8131958B2 (en) Storage system, storage device, and data updating method using a journal volume
CA2746602C (en) Partial fault tolerance in an embedded appliance
KR100853941B1 (ko) 멀티미디어 저장장치와 데이터 복구방법
US20190138407A1 (en) Systems and methods of deploying an operating system from a resilient virtual drive
JP2002244818A (ja) コンピュータシステム
JP6160688B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
EP2490122A2 (en) Hardware turnkey mobility
JP2005149248A (ja) メタデータ修復方式,方法および記憶装置ならびにプログラム
JPH10260859A (ja) コンピュータシステム
JP2007164392A (ja) 計算機
KR19990080375A (ko) 컴퓨터 시스템의 환경복구 방법
JP2000035920A (ja) システムの障害復旧方法およびシステムの障害復旧用プログラムを記憶した記憶媒体
JP2008071188A (ja) 情報処理装置、プログラム及びシステム復旧方法
JP4878113B2 (ja) Dasd故障時のリンクライブラリの復旧方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051226