JP2002216040A - コンテンツ配信システムおよび方法 - Google Patents

コンテンツ配信システムおよび方法

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JP2002216040A
JP2002216040A JP2001010590A JP2001010590A JP2002216040A JP 2002216040 A JP2002216040 A JP 2002216040A JP 2001010590 A JP2001010590 A JP 2001010590A JP 2001010590 A JP2001010590 A JP 2001010590A JP 2002216040 A JP2002216040 A JP 2002216040A
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Minoru Nofusa
実 野房
Hiroshi Morihira
宏 森平
Makoto Otake
誠 大竹
Hideharu Seto
秀晴 瀬戸
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツの配信および課金を適確かつ効率
的に行ない得るコンテンツ配信システムおよび方法を提
供する。 【解決手段】 コンテンツサーバ１３は大容量コンテン
ツを複数のサブコンテンツに細分化してコンテンツデー
タベース４７に格納し、クライアント端末７からのコン
テンツ要求に対してコンテンツをコンテンツデータベー
スから検索し、このコンテンツが大容量コンテンツの場
合には、複数のサブコンテンツをコンテンツデータベー
スから読み出し課金情報を付与し、順次クライアント端
末に配信し、クライアント端末はサブコンテンツを送信
順に課金情報とともに受信し、コンテンツの受信が失敗
した場合において、サブコンテンツの受信に失敗した時
点でそのサブコンテンツの再送信をコンテンツサーバに
要求する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツを登録
管理しているコンテンツサーバにネットワークを介して
アクセスするクライアント端末からのコンテンツ要求に
対してコンテンツを配信するコンテンツ配信システムお
よび方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のコンテンツ配信システムは、従
来、例えば図１０（ａ）に示すように、クライアント端
末がコンテンツ要求（処理（１））をコンテンツサーバ
（図では簡単化のためサーバとのみ表示）に送信する
と、コンテンツサーバは、まず当該コンテンツ要求に対
して課金を行ない、課金処理後に該要求に対応するコン
テンツをクライアント端末に配信、すなわちダウンロー
ド（処理（２））する。なお、この場合のクライアント
端末に提供したコンテンツに対する課金はその都度の定
額制または従量制である。
【０００３】しかしながら、このコンテンツのクライア
ント端末に対する配信に失敗した場合、すなわちクライ
アント端末がコンテンツサーバから配信されるコンテン
ツを正常に受信できなかった場合には、クライアント端
末はコンテンツサーバに再度アクセスし、要求したコン
テンツの再配送を要求する。なお、この配信失敗時のコ
ンテンツの再配送については一定期間無料とし、コンテ
ンツ購入保証を行なっている。
【０００４】また、図１０（ｂ）に示す他のコンテンツ
配信システムでは、クライアント端末がコンテンツ要求
（処理（１））をコンテンツサーバに送信すると、コン
テンツサーバは、当該コンテンツ要求に対応するコンテ
ンツをクライアント端末にダウンロードし（処理
（２））、このコンテンツダウンロード、すなわちコン
テンツ配信が完了し、クライアント端末がコンテンツを
正常に受信完了したことを示す正常受信完了通知（処理
（３））をクライアント端末からコンテンツサーバが受
信すると、コンテンツサーバは課金処理を行なうように
なっている。なお、この場合のコンテンツに対する課金
はその都度の従量制である。
【０００５】更に、図１０（ｃ）に示す別のコンテンツ
配信システムでは、クライアント端末がコンテンツ要求
（処理（１））をコンテンツサーバに送信すると、コン
テンツサーバは、当該コンテンツ要求に対応するコンテ
ンツをクライアント端末にダウンロードする（処理
（２））が、このシステムではクライアント端末がコン
テンツサーバにアクセスしている時間だけ料金がかか
り、すなわち課金が行なわれ、このコンテンツに対する
課金はアクセスした時間に対応した従量制である。ま
た、コンテンツ購入の保証は考慮されていない。更に、
クライアント端末は、コンテンツサーバから配信されて
くるコンテンツの受信に失敗しても課金され、またこの
失敗のために再アクセスすると、この再アクセスにも課
金されるようになっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のコンテ
ンツ配信システムのうち、図１０（ａ）に示す従来のコ
ンテンツ配信システムでは、クライアント端末がコンテ
ンツサーバから配信されてくるコンテンツの受信に失敗
した場合に再アクセスして、コンテンツの再配送を要求
した場合には、仮にクライアント端末がコンテンツを途
中まで受信していたとしても、コンテンツの最初から再
配信され、すなわちクライアント端末はコンテンツを最
初から再受信することになるため、時間がかかり、大容
量コンテンツには向かないという問題がある。また、こ
のシステムでは、大容量コンテンツの必要な部分だけの
購入を行なうことができないという問題もある。
【０００７】また、図１０（ｂ）に示した従来のコンテ
ンツ配信システムは、クライアント端末がコンテンツを
完全に受信してから課金処理を行なうためコンテンツ購
入保証の面では理想的であるが、現状においては大きく
ても例えばＭＰ３ファイル程度のダウンロードサービス
にとどまっていて、より大きなコンテンツを配信するこ
とができないという問題がある。また、ストリーム型配
信はサービスの対象となってなく、行なうことができな
いという問題もある。
【０００８】更に、図１０（ｃ）に示す従来のコンテン
ツ配信システムでは、クライアント端末はコンテンツの
受信に失敗しても課金され、またこの失敗のために再ア
クセスすると、この再アクセスにも更に課金されてしま
うという問題がある。
【０００９】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、コンテンツの配信および課金
を適確かつ効率的に行ない得るコンテンツ配信システム
および方法を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の本発明は、コンテンツを登録管理し
ているコンテンツサーバにネットワークを介してアクセ
スするクライアント端末からのコンテンツ要求に対して
コンテンツを配信するコンテンツ配信システムであっ
て、コンテンツサーバは、コンテンツを格納するコンテ
ンツデータベースと、クライアント端末からのコンテン
ツ要求に対して該要求に一致するコンテンツを前記コン
テンツデータベースから検索する検索手段と、この検索
したコンテンツが大容量コンテンツの場合には、この大
容量コンテンツを各々が所定の課金単位に相当する複数
の連続した一連のサブコンテンツに細分化する細分化手
段と、この細分化したサブコンテンツに課金情報を付与
し、順次ネットワークを介してクライアント端末に配信
し、前記検索したコンテンツが小容量コンテンツの場合
には、該小容量コンテンツに課金情報を付与してそのま
まネットワークを介してクライアント端末に配信するコ
ンテンツ配信手段とを有し、前記クライアント端末は、
前記コンテンツ要求に対してコンテンツサーバから配信
されるコンテンツが前記複数の連続した一連のサブコン
テンツの場合には、この一連の連続したサブコンテンツ
を送信順に課金情報とともに受信し、小容量コンテンツ
の場合には、該コンテンツをそのまま課金情報とともに
受信するコンテンツ受信手段と、このコンテンツの受信
が失敗した場合において、該コンテンツが複数のサブコ
ンテンツである場合には、サブコンテンツの受信に失敗
した時点でそのサブコンテンツの再送信をコンテンツサ
ーバに要求し、小容量コンテンツの場合には、当該コン
テンツそのものの再送信をコンテンツサーバに要求する
再送信要求手段とを有することを要旨とする。
【００１１】請求項１記載の本発明にあっては、コンテ
ンツサーバは、クライアント端末からのコンテンツ要求
に対して該要求に一致するコンテンツをコンテンツデー
タベースから検索し、この検索したコンテンツが大容量
コンテンツの場合には、この大容量コンテンツを複数の
サブコンテンツに細分化し、この細分化されたサブコン
テンツに課金情報を付与し、順次ネットワークを介して
クライアント端末に配信し、小容量コンテンツの場合に
は、該小容量コンテンツに課金情報を付与してそのまま
ネットワークを介してクライアント端末に配信し、クラ
イアント端末は、コンテンツ要求に対して配信されるコ
ンテンツが複数のサブコンテンツの場合には、この複数
のサブコンテンツを送信順に課金情報とともに受信し、
小容量コンテンツの場合には、そのまま課金情報ととも
に受信し、コンテンツの受信が失敗した場合において、
コンテンツが複数のサブコンテンツである場合には、サ
ブコンテンツの受信に失敗した時点でそのサブコンテン
ツの再送信をコンテンツサーバに要求し、小容量コンテ
ンツの場合には、当該コンテンツそのものの再送信をコ
ンテンツサーバに要求するため、コンテンツが例えばＶ
ＯＤなどのように大容量のストリームコンテンツであっ
ても細分化して配信することができるとともに、またコ
ンテンツの受信に失敗しても、受信に失敗した部分のサ
ブコンテンツから再配信要求して受信でき、従来のよう
に最初から再受信する必要がなく、迅速かつ経済的であ
り、また配信量に基づく課金処理を容易化することがで
きる。
【００１２】また、請求項２記載の本発明は、コンテン
ツを登録管理しているコンテンツサーバにネットワーク
を介してアクセスするクライアント端末からのコンテン
ツ要求に対してコンテンツを配信するコンテンツ配信シ
ステムであって、コンテンツサーバは、各コンテンツを
小容量コンテンツと大容量コンテンツに分類し、このう
ち大容量コンテンツを各々が所定の課金単位に相当する
複数の連続した一連のサブコンテンツに細分化する細分
化手段と、この細分化した複数のサブコンテンツをコン
テンツ名とともに格納し、小容量コンテンツの場合は該
コンテンツのままコンテンツ名とともに格納するコンテ
ンツデータベースと、クライアント端末からのコンテン
ツ要求に対して該要求に一致するコンテンツを前記コン
テンツデータベースから検索し、この検索したコンテン
ツが大容量コンテンツの場合には、該コンテンツを構成
する複数のサブコンテンツを前記コンテンツデータベー
スから読み出し、小容量コンテンツの場合には、そのま
ま読み出す検索手段と、この読み出したコンテンツが複
数のサブコンテンツの場合には、該サブコンテンツに課
金情報を付与し、順次ネットワークを介してクライアン
ト端末に配信し、小容量コンテンツの場合には、該小容
量コンテンツに課金情報を付与してそのままネットワー
クを介してクライアント端末に配信するコンテンツ配信
手段とを有し、前記クライアント端末は、前記コンテン
ツ要求に対してコンテンツサーバから配信されるコンテ
ンツが前記複数の連続した一連のサブコンテンツの場合
には、この一連の連続したサブコンテンツを送信順に課
金情報とともに受信し、小容量コンテンツの場合には、
該コンテンツをそのまま課金情報とともに受信するコン
テンツ受信手段と、このコンテンツの受信が失敗した場
合において、該コンテンツが複数のサブコンテンツであ
る場合には、サブコンテンツの受信に失敗した時点でそ
のサブコンテンツの再送信をコンテンツサーバに要求
し、小容量コンテンツの場合には、当該コンテンツその
ものの再送信をコンテンツサーバに要求する再送信要求
手段とを有することを要旨とする。
【００１３】請求項２記載の本発明にあっては、コンテ
ンツサーバは、各コンテンツを小容量コンテンツと大容
量コンテンツに分類し、大容量コンテンツを複数のサブ
コンテンツに細分化し、この細分化した複数のサブコン
テンツをコンテンツ名とともにコンテンツデータベース
に格納し、小容量コンテンツの場合は該コンテンツのま
まコンテンツ名とともにコンテンツデータベースに格納
し、クライアント端末からのコンテンツ要求に対して該
要求に一致するコンテンツをコンテンツデータベースか
ら検索し、この検索したコンテンツが大容量コンテンツ
の場合には、複数のサブコンテンツをコンテンツデータ
ベースから読み出し、小容量コンテンツの場合には、そ
のまま読み出し、この読み出したコンテンツが複数のサ
ブコンテンツの場合には、該サブコンテンツに課金情報
を付与し、順次ネットワークを介してクライアント端末
に配信し、小容量コンテンツの場合には、該小容量コン
テンツに課金情報を付与してそのままネットワークを介
してクライアント端末に配信し、クライアント端末は、
コンテンツ要求に対して配信されるコンテンツが複数の
サブコンテンツの場合には、該サブコンテンツを送信順
に課金情報とともに受信し、小容量コンテンツの場合に
は、該コンテンツをそのまま課金情報とともに受信し、
コンテンツの受信が失敗した場合において、該コンテン
ツが複数のサブコンテンツである場合には、サブコンテ
ンツの受信に失敗した時点でそのサブコンテンツの再送
信をコンテンツサーバに要求し、小容量コンテンツの場
合には、当該コンテンツそのものの再送信をコンテンツ
サーバに要求するため、コンテンツが例えばＶＯＤなど
のように大容量のストリームコンテンツであっても細分
化して配信することができるとともに、またコンテンツ
の受信に失敗しても、受信に失敗した部分のサブコンテ
ンツから再配信要求して受信でき、従来のように最初か
ら再受信する必要がなく、迅速かつ経済的であり、また
配信量に基づく課金処理を容易化することができる。
【００１４】更に、請求項３記載の本発明は、請求項１
または２記載の発明において、課金処理を行なう課金サ
ーバを更に有し、前記クライアント端末は、大容量コン
テンツの受信の場合には、該大容量コンテンツを構成す
る一連の連続した複数のサブコンテンツの各々を受信す
る毎に、各サブコンテンツのブロック番号と該サブコン
テンツに付与されている課金情報とを前記課金サーバに
送信し、また小容量コンテンツの受信の場合には、当該
コンテンツをすべて受信した場合、該コンテンツに付与
されている課金情報および該コンテンツのブロック番号
を課金サーバに送信する課金情報送信手段と、課金サー
バから返信される復号鍵を受信する毎に、この復号鍵で
大容量コンテンツの各サブコンテンツまたは小容量コン
テンツを復号して再生する再生手段とを有し、課金サー
バは、クライアント端末が大容量コンテンツを受信する
場合には、クライアント端末から順次送信される各サブ
コンテンツのブロック番号と課金情報を順次受信する毎
に、各サブコンテンツのブロック番号と課金情報とから
復号鍵を生成し、この復号鍵をクライアント端末に送信
してから、課金処理を行ない、またクライアント端末が
小容量コンテンツを受信する場合には、小容量コンテン
ツをすべて受信する毎に、該コンテンツのブロック番号
と課金情報とから復号鍵を生成し、この復号鍵をクライ
アント端末に送信してから、課金処理を行なう課金手段
を有することを要旨とする。
【００１５】請求項３記載の本発明にあっては、クライ
アント端末は大容量コンテンツの受信の場合には、大容
量コンテンツを構成する複数のサブコンテンツの各々を
受信する毎に、各サブコンテンツのブロック番号と課金
情報とを課金サーバに送信し、クライアント端末は小容
量コンテンツの受信の場合には、当該コンテンツをすべ
て受信した場合、課金情報および該コンテンツのブロッ
ク番号を課金サーバに送信し、課金サーバは、クライア
ント端末が大容量コンテンツを受信する場合には、クラ
イアント端末から順次送信される各サブコンテンツのブ
ロック番号と課金情報を順次受信する毎に、各サブコン
テンツのブロック番号と課金情報とから復号鍵を生成
し、この復号鍵をクライアント端末に送信してから、課
金処理を行ない、小容量コンテンツの場合には、クライ
アント端末が小容量コンテンツをすべて受信する場合
に、該コンテンツのブロック番号と課金情報とから復号
鍵を生成し、この復号鍵をクライアント端末に送信して
から、課金処理を行ない、クライアント端末は、課金サ
ーバから復号鍵を受信する毎に、この復号鍵で大容量コ
ンテンツの各サブコンテンツまたは小容量コンテンツを
復号して再生するため、クライアント端末が受信した分
のコンテンツまたはサブコンテンツに対してのみ課金処
理が行なわれ、従来のようにコンテンツの受信に失敗し
ても課金されることがないし、また再アクセスしても更
に課金されることもなく、またコンテンツの配信量に応
じて適確に課金処理が行なわれる。
【００１６】請求項４記載の本発明は、請求項１記載の
発明において、前記クライアント端末が、コンテンツが
大容量コンテンツである場合には、該コンテンツを構成
する複数のサブコンテンツのうちの所望の一部のみを要
求する部分コンテンツ要求をネットワークを介してコン
テンツサーバに送信する部分要求送信手段を有し、前記
コンテンツサーバは、クライアント端末から前記部分コ
ンテンツ要求を受信すると、該要求に対応するコンテン
ツを前記コンテンツデータベースから検索し、この検索
したコンテンツから前記部分コンテンツ要求に該当する
サブコンテンツを切り出す部分コンテンツ切出し手段
と、この切り出したサブコンテンツに課金情報を付与し
て順次クライアント端末に送信する部分コンテンツ送信
手段とを有することを要旨とする。
【００１７】請求項４記載の本発明にあっては、クライ
アント端末は大容量コンテンツの場合には、複数のサブ
コンテンツのうちの所望の一部のみを要求する部分コン
テンツ要求をコンテンツサーバに送信し、コンテンツサ
ーバは部分コンテンツ要求を受信すると、該要求に対応
するコンテンツをコンテンツデータベースから検索し、
この検索したコンテンツから部分コンテンツ要求に該当
するサブコンテンツを切り出し、この切り出したサブコ
ンテンツに課金情報を付与して順次クライアント端末に
送信するため、クライアント端末は複数のサブコンテン
ツのうちの必要な部分のみを取得することができ、効率
化、経済化を図り得るとともに、ユーザの利便性を向上
することができる。
【００１８】また、請求項５記載の本発明は、請求項２
記載の発明において、前記クライアント端末が、コンテ
ンツが大容量コンテンツである場合には、該コンテンツ
を構成する複数のサブコンテンツのうちの所望の一部の
みを要求する部分コンテンツ要求をネットワークを介し
てコンテンツサーバに送信する部分要求送信手段を有
し、前記コンテンツサーバは、クライアント端末から前
記部分コンテンツ要求を受信すると、該要求に対応する
部分のサブコンテンツを前記コンテンツデータベースか
ら検索して読み出す部分コンテンツ検索手段と、この検
索したサブコンテンツに課金情報を付与して順次クライ
アント端末に送信する部分コンテンツ送信手段とを有す
ることを要旨とする。
【００１９】請求項５記載の本発明にあっては、クライ
アント端末は大容量コンテンツの場合には、複数のサブ
コンテンツの所望の一部のみを要求する部分コンテンツ
要求をコンテンツサーバに送信し、コンテンツサーバは
部分コンテンツ要求を受信すると、該要求に対応する部
分のサブコンテンツをコンテンツデータベースから検索
して読み出し、この検索したサブコンテンツに課金情報
を付与して順次クライアント端末に送信するため、クラ
イアント端末は複数のサブコンテンツのうちの必要な部
分のみを取得することができ、効率化、経済化を図り得
るとともに、ユーザの利便性を向上することができる。
【００２０】更に、請求項６記載の本発明は、コンテン
ツを登録管理しているコンテンツサーバにネットワーク
を介してアクセスするクライアント端末からのコンテン
ツ要求に対してコンテンツを配信するコンテンツ配信方
法であって、コンテンツサーバは、コンテンツをコンテ
ンツデータベースに格納し、クライアント端末からのコ
ンテンツ要求に対して該要求に一致するコンテンツを前
記コンテンツデータベースから検索し、この検索したコ
ンテンツが大容量コンテンツの場合には、この大容量コ
ンテンツを各々が所定の課金単位に相当する複数の連続
した一連のサブコンテンツに細分化し、この細分化され
たサブコンテンツに課金情報を付与し、順次ネットワー
クを介してクライアント端末に配信し、前記検索したコ
ンテンツが小容量コンテンツの場合には、該小容量コン
テンツに課金情報を付与してそのままネットワークを介
してクライアント端末に配信し、前記クライアント端末
は、前記コンテンツ要求に対してコンテンツサーバから
配信されるコンテンツが前記複数の連続した一連のサブ
コンテンツの場合には、この一連の連続したサブコンテ
ンツを送信順に課金情報とともに受信し、小容量コンテ
ンツの場合には、該コンテンツをそのまま課金情報とと
もに受信し、このコンテンツの受信が失敗した場合にお
いて、該コンテンツが複数のサブコンテンツである場合
には、サブコンテンツの受信に失敗した時点でそのサブ
コンテンツの再送信をコンテンツサーバに要求し、小容
量コンテンツの場合には、当該コンテンツそのものの再
送信をコンテンツサーバに要求することを要旨とする。
【００２１】請求項６記載の本発明にあっては、コンテ
ンツサーバは、クライアント端末からのコンテンツ要求
に対して該要求に一致するコンテンツをコンテンツデー
タベースから検索し、この検索したコンテンツが大容量
コンテンツの場合には、この大容量コンテンツを複数の
サブコンテンツに細分化し、この細分化されたサブコン
テンツに課金情報を付与し、順次ネットワークを介して
クライアント端末に配信し、小容量コンテンツの場合に
は、該小容量コンテンツに課金情報を付与してそのまま
ネットワークを介してクライアント端末に配信し、クラ
イアント端末は、コンテンツ要求に対して配信されるコ
ンテンツが複数のサブコンテンツの場合には、この複数
のサブコンテンツを送信順に課金情報とともに受信し、
小容量コンテンツの場合には、そのまま課金情報ととも
に受信し、コンテンツの受信が失敗した場合において、
コンテンツが複数のサブコンテンツである場合には、サ
ブコンテンツの受信に失敗した時点でそのサブコンテン
ツの再送信をコンテンツサーバに要求し、小容量コンテ
ンツの場合には、当該コンテンツそのものの再送信をコ
ンテンツサーバに要求するため、コンテンツが例えばＶ
ＯＤなどのように大容量のストリームコンテンツであっ
ても細分化して配信することができるとともに、またコ
ンテンツの受信に失敗しても、受信に失敗した部分のサ
ブコンテンツから再配信要求して受信でき、従来のよう
に最初から再受信する必要がなく、迅速かつ経済的であ
り、また配信量に基づく課金処理を容易化することがで
きる。
【００２２】請求項７記載の本発明は、コンテンツを登
録管理しているコンテンツサーバにネットワークを介し
てアクセスするクライアント端末からのコンテンツ要求
に対してコンテンツを配信するコンテンツ配信方法であ
って、コンテンツサーバは、各コンテンツを小容量コン
テンツと大容量コンテンツに分類し、このうち大容量コ
ンテンツを各々が所定の課金単位に相当する複数の連続
した一連のサブコンテンツに細分化し、この細分化した
複数のサブコンテンツをコンテンツ名とともにコンテン
ツデータベースに格納し、小容量コンテンツの場合は該
コンテンツのままコンテンツ名とともにコンテンツデー
タベースに格納し、クライアント端末からのコンテンツ
要求に対して該要求に一致するコンテンツを前記コンテ
ンツデータベースから検索し、この検索したコンテンツ
が大容量コンテンツの場合には、該コンテンツを構成す
る複数のサブコンテンツを前記コンテンツデータベース
から読み出し、小容量コンテンツの場合には、そのまま
読み出し、この読み出したコンテンツが複数のサブコン
テンツの場合には、該サブコンテンツに課金情報を付与
し、順次ネットワークを介してクライアント端末に配信
し、小容量コンテンツの場合には、該小容量コンテンツ
に課金情報を付与してそのままネットワークを介してク
ライアント端末に配信し、前記クライアント端末は、前
記コンテンツ要求に対してコンテンツサーバから配信さ
れるコンテンツが前記複数の連続した一連のサブコンテ
ンツの場合には、この一連の連続したサブコンテンツを
送信順に課金情報とともに受信し、小容量コンテンツの
場合には、該コンテンツをそのまま課金情報とともに受
信し、このコンテンツの受信が失敗した場合において、
該コンテンツが複数のサブコンテンツである場合には、
サブコンテンツの受信に失敗した時点でそのサブコンテ
ンツの再送信をコンテンツサーバに要求し、小容量コン
テンツの場合には、当該コンテンツそのものの再送信を
コンテンツサーバに要求することを要旨とする。
【００２３】請求項７記載の本発明にあっては、コンテ
ンツサーバは、各コンテンツを小容量コンテンツと大容
量コンテンツに分類し、大容量コンテンツを複数のサブ
コンテンツに細分化し、この細分化した複数のサブコン
テンツをコンテンツ名とともにコンテンツデータベース
に格納し、小容量コンテンツの場合は該コンテンツのま
まコンテンツ名とともにコンテンツデータベースに格納
し、クライアント端末からのコンテンツ要求に対して該
要求に一致するコンテンツをコンテンツデータベースか
ら検索し、この検索したコンテンツが大容量コンテンツ
の場合には、複数のサブコンテンツをコンテンツデータ
ベースから読み出し、小容量コンテンツの場合には、そ
のまま読み出し、この読み出したコンテンツが複数のサ
ブコンテンツの場合には、該サブコンテンツに課金情報
を付与し、順次ネットワークを介してクライアント端末
に配信し、小容量コンテンツの場合には、該小容量コン
テンツに課金情報を付与してそのままネットワークを介
してクライアント端末に配信し、クライアント端末は、
コンテンツ要求に対して配信されるコンテンツが複数の
サブコンテンツの場合には、該サブコンテンツを送信順
に課金情報とともに受信し、小容量コンテンツの場合に
は、該コンテンツをそのまま課金情報とともに受信し、
コンテンツの受信が失敗した場合において、該コンテン
ツが複数のサブコンテンツである場合には、サブコンテ
ンツの受信に失敗した時点でそのサブコンテンツの再送
信をコンテンツサーバに要求し、小容量コンテンツの場
合には、当該コンテンツそのものの再送信をコンテンツ
サーバに要求するため、コンテンツが例えばＶＯＤなど
のように大容量のストリームコンテンツであっても細分
化して配信することができるとともに、またコンテンツ
の受信に失敗しても、受信に失敗した部分のサブコンテ
ンツから再配信要求して受信でき、従来のように最初か
ら再受信する必要がなく、迅速かつ経済的であり、また
配信量に基づく課金処理を容易化することができる。
【００２４】また、請求項８記載の本発明は、請求項６
または７記載の発明において、課金処理を行なう課金サ
ーバを更に設け、前記クライアント端末は、大容量コン
テンツの受信の場合には、該大容量コンテンツを構成す
る一連の連続した複数のサブコンテンツの各々を受信す
る毎に、各サブコンテンツのブロック番号と該サブコン
テンツに付与されている課金情報とを前記課金サーバに
送信し、また小容量コンテンツの受信の場合には、当該
コンテンツをすべて受信した場合、該コンテンツに付与
されている課金情報および該コンテンツのブロック番号
を課金サーバに送信し、課金サーバは、クライアント端
末が大容量コンテンツを受信する場合には、クライアン
ト端末から順次送信される各サブコンテンツのブロック
番号と課金情報を順次受信する毎に、各サブコンテンツ
のブロック番号と課金情報とから復号鍵を生成し、この
復号鍵をクライアント端末に送信してから、課金処理を
行ない、また小容量コンテンツの場合には、クライアン
ト端末が小容量コンテンツをすべて受信する場合に、該
コンテンツのブロック番号と課金情報とから復号鍵を生
成し、この復号鍵をクライアント端末に送信してから、
課金処理を行ない、前記クライアント端末は、課金サー
バから返信される復号鍵を受信する毎に、この復号鍵で
大容量コンテンツの各サブコンテンツまたは小容量コン
テンツを復号して再生することを要旨とする。
【００２５】請求項８記載の本発明にあっては、クライ
アント端末は大容量コンテンツの受信の場合には、大容
量コンテンツを構成する複数のサブコンテンツの各々を
受信する毎に、各サブコンテンツのブロック番号と課金
情報とを課金サーバに送信し、小容量コンテンツの受信
の場合には、当該コンテンツをすべて受信した場合、課
金情報および該コンテンツのブロック番号を課金サーバ
に送信し、課金サーバは、クライアント端末が大容量コ
ンテンツを受信する場合には、クライアント端末から順
次送信される各サブコンテンツのブロック番号と課金情
報を順次受信する毎に、各サブコンテンツのブロック番
号と課金情報とから復号鍵を生成し、この復号鍵をクラ
イアント端末に送信してから、課金処理を行ない、小容
量コンテンツの場合には、クライアント端末が小容量コ
ンテンツをすべて受信する場合に、該コンテンツのブロ
ック番号と課金情報とから復号鍵を生成し、この復号鍵
をクライアント端末に送信してから、課金処理を行な
い、クライアント端末は、課金サーバから復号鍵を受信
する毎に、この復号鍵で大容量コンテンツの各サブコン
テンツまたは小容量コンテンツを復号して再生するた
め、クライアント端末が受信した分のコンテンツまたは
サブコンテンツに対してのみ課金処理が行なわれ、従来
のようにコンテンツの受信に失敗しても課金されること
がないし、また再アクセスしても更に課金されることも
なく、またコンテンツの配信量に応じて適確に課金処理
が行なわれる。
【００２６】更に、請求項９記載の本発明は、請求項６
記載の発明において、前記クライアント端末が、コンテ
ンツが大容量コンテンツである場合には、該コンテンツ
を構成する複数のサブコンテンツのうちの所望の一部の
みを要求する部分コンテンツ要求をネットワークを介し
てコンテンツサーバに送信し、前記コンテンツサーバ
は、クライアント端末から前記部分コンテンツ要求を受
信すると、該要求に対応するコンテンツを前記コンテン
ツデータベースから検索し、この検索したコンテンツか
ら前記部分コンテンツ要求に該当するサブコンテンツを
切り出し、この切り出したサブコンテンツに課金情報を
付与して順次クライアント端末に送信することを要旨と
する。
【００２７】請求項９記載の本発明にあっては、クライ
アント端末は大容量コンテンツの場合には、複数のサブ
コンテンツのうちの所望の一部のみを要求する部分コン
テンツ要求をコンテンツサーバに送信し、コンテンツサ
ーバは部分コンテンツ要求を受信すると、該要求に対応
するコンテンツをコンテンツデータベースから検索し、
この検索したコンテンツから部分コンテンツ要求に該当
するサブコンテンツを切り出し、この切り出したサブコ
ンテンツに課金情報を付与して順次クライアント端末に
送信するため、クライアント端末は複数のサブコンテン
ツのうちの必要な部分のみを取得することができ、効率
化、経済化を図り得るとともに、ユーザの利便性を向上
することができる。
【００２８】請求項１０記載の本発明は、請求項７記載
の発明において、前記クライアント端末が、コンテンツ
が大容量コンテンツである場合には、該コンテンツを構
成する複数のサブコンテンツのうちの所望の一部のみを
要求する部分コンテンツ要求をネットワークを介してコ
ンテンツサーバに送信し、前記コンテンツサーバは、ク
ライアント端末から前記部分コンテンツ要求を受信する
と、該要求に対応する部分のサブコンテンツを前記コン
テンツデータベースから検索して読み出し、この検索し
たサブコンテンツに課金情報を付与して順次クライアン
ト端末に送信することを要旨とする。
【００２９】請求項１０記載の本発明にあっては、クラ
イアント端末は大容量コンテンツの場合には、複数のサ
ブコンテンツの所望の一部のみを要求する部分コンテン
ツ要求をコンテンツサーバに送信し、コンテンツサーバ
は部分コンテンツ要求を受信すると、該要求に対応する
部分のサブコンテンツをコンテンツデータベースから検
索して読み出し、この検索したサブコンテンツに課金情
報を付与して順次クライアント端末に送信するため、ク
ライアント端末は複数のサブコンテンツのうちの必要な
部分のみを取得することができ、効率化、経済化を図り
得るとともに、ユーザの利便性を向上することができ
る。
【００３０】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図１は、本発明の一実施形態に係る
コンテンツ配信システムの構成を示す図である。本実施
形態のコンテンツ配信システムは、ネットワークで接続
された各クライアント端末と認証、コンテンツ、課金の
各サーバ間におけるマルチメディアコンテンツ（テキス
ト、画像、映像、アプリケーション等）の登録、配信、
課金、管理を行なうシステムであるが、図１に示すよう
に、認証サーバ１１、コンテンツサーバ１３、課金サー
バ１５、保守運用端末１７、スイッチングハブ（SW-HU
B）１９からなるサーバ側装置１、およびこのサーバ側
装置１にルータ３、ネットワーク５を介して接続される
クライアント端末７から構成されている。
【００３１】このように構成されるコンテンツ配信シス
テムの各部は、機能的に図２に示すように構成されてい
る。すなわち、図２に示すように、クライアント端末７
は、ブラウザ８１、およびプロキシ（Proxy）機能８３
ａ、配信確認機能８３ｂ、コンテンツダウンロード機能
８３ｃ、リジューム機能８３ｄ、ファイルセーブ機能８
３ｅ、課金通知機能８３ｆを有する端末アプリケーショ
ン（ＡＰ）８３から構成されている。また、認証サーバ
１１は、ＷＷＷサーバ２１、アクセス制御機能２３ａ、
認証機能２３ｂを有する認証部２３、ユーザ管理情報や
アクセス情報を格納する認証用データベース２５から構
成されている。
【００３２】更に、コンテンツサーバ１３は、ＷＷＷサ
ーバ４１、コンテンツ配信機能４３ａを有するコンテン
ツ配信処理部４３、コンテンツ情報登録機能４５ａ、コ
ンテンツ作成機能４５ｂを有するコンテンツ登録処理部
４５、コンテンツ情報を格納するコンテンツデータベー
ス４７から構成されている。課金サーバ１５は、ＷＷＷ
サーバ６１、課金情報受信機能６３ａ、料金情報チェッ
ク機能６３ｂ、課金ログ出力機能６３ｃを有する課金処
理部６３、データ加工機能６５ａ、データ表示機能６５
ｂを有するログ処理部６５、課金情報を格納する課金デ
ータベース６７から構成されている。保守運用端末１７
は、ブラウザ１７１を有する。
【００３３】また、上述したように機能的に構成される
コンテンツ配信システムの各部のソフトウェア構成は、
図３に示すようになっている。すなわち、クライアント
端末７は、ブラウザ８１、コンテンツ再生プログラム８
５、ＨＴＴＰ／ＨＴＴＰＳ８７、ＴＣＰ／ＩＰ８９から
構成されている。認証サーバ１１は、ＷＷＷ（Ｗｅｂ）
サーバ２１、認証用データベース２５、通信モジュール
３１、ＨＴＴＰ／ＨＴＴＰＳ３３、ＴＣＰ／ＩＰ３５か
ら構成されている。コンテンツサーバ１３は、ＷＷＷ
（Ｗｅｂ）サーバ４１、コンテンツデータベース４７、
コンテンツ管理プログラム４９、通信モジュール５１、
ＨＴＴＰ／ＨＴＴＰＳ５３、ＴＣＰ／ＩＰ５５から構成
されている。課金サーバ１５は、ＷＷＷ（Ｗｅｂ）サー
バ６１、課金データベース６７、課金アプリケーション
６９、通信モジュール７１、ＨＴＴＰ／ＨＴＴＰＳ７
３、ＴＣＰ／ＩＰ７５から構成されている。また、保守
運用端末１７は、認証サーバ１１、コンテンツサーバ１
３、課金サーバ１５と同一のＬＡＮに接続された保守運
用端末１７ａとネットワーク５に接続されたリモートの
保守運用端末１７ｂの２種類があり、両者共同じよう
に、ブラウザ１７１、ＨＴＴＰ／ＨＴＴＰＳ１７３、Ｔ
ＣＰ／ＩＰ１７５から構成されている。
【００３４】以上のように構成される本実施形態のコン
テンツ配信システムの基本的機能について図４を参照し
て説明する。
【００３５】まず、本実施形態のコンテンツ配信システ
ムでは、サーバ側装置１はクライアント端末７からのコ
ンテンツ要求に対してコンテンツを配信するが、このコ
ンテンツの配信において例えば静止画、テキストなどの
ように比較的小さいファイルコンテンツは、コンテンツ
データベース（ＤＢ）４７に分割されずにそのまま格納
されていて、そのままコンテンツサーバ１３の制御のも
とにクライアント端末７に課金情報を付与し暗号化して
送信される（データ配信（１））。図４では、クライア
ントＡがこのような比較的小さいファイルコンテンツを
受信し、この受信したコンテンツを復号してチェックし
（コンテンツチェック（２））、このチェックの結果、
受信したコンテンツが完全でなく、受信に失敗した場合
には、当該コンテンツの再送信要求をクライアント端末
７からコンテンツサーバ１３に対して行ない、当該コン
テンツを再度送信してもらうが、受信したコンテンツが
完全であると、この受信コンテンツをクライアント端末
７内に保存するとともに、この受信したコンテンツに付
与されている課金情報および当該コンテンツのブロック
番号をクライアント端末７から課金サーバ１５に送信す
る（課金情報送信（３））。課金サーバ１５は、クライ
アント端末７からの課金情報とブロック番号を受信する
と、これらのデータを復号し、該課金情報とブロック番
号から復号鍵を生成し、この復号鍵を暗号化してクライ
アント端末７に送信してから、課金処理を課金アプリケ
ーションで行なう。
【００３６】一方、上述した静止画、テキストなどのよ
うな比較的小さいファイルコンテンツでなく、例えばＶ
ＯＤなどのように大容量のストリームコンテンツは、各
々が所定の課金単位に相当する複数の連続した一連のサ
ブコンテンツに細分化されて（例えば、図４のａ，ｂ，
ｃ，ｄ，ｅ，ｆなどで示すように複数のサブコンテンツ
に細分化されて）、コンテンツデータベース４７に格納
されている。
【００３７】そして、クライアント端末７がこのような
大容量のコンテンツを要求した場合には、コンテンツサ
ーバ１３は、コンテンツデータベース４７に細分化して
格納されている複数の連続した一連のサブコンテンツを
読み出して暗号化し、この暗号化されたサブコンテンツ
に課金情報およびブロック番号を付与して更に暗号化し
てクライアント端末７に順次配信する（データ配信
（１））。図４ではクライアントＢがこのように細分化
されて送信される複数のサブコンテンツを順次受信し、
この受信したサブコンテンツをチェックする（コンテン
ツチェック（２））。
【００３８】クライアント端末７は、各サブコンテンツ
を含むブロックを順次受信すると、この受信した各ブロ
ック全体の復号化を行ない、これによりサブコンテン
ツ、課金情報、ブロック番号を取得する。それから、ク
ライアント端末７は、課金情報およびブロック番号から
なるデータを暗号化して課金サーバ１５に送信する（課
金情報送信（３））。
【００３９】課金サーバ１５は、クライアント端末７か
ら前記暗号化されたデータを受信すると、このデータを
復号化し、この復号化された課金情報とブロック番号か
らサブコンテンツの復号鍵を生成し、この復号鍵を暗号
化してクライアント端末７に送信する。それから、課金
処理部６３が課金アプリケーションにより課金処理を行
ない、課金情報を課金データベース６７に格納する。
【００４０】クライアント端末７は、課金サーバ１５か
ら復号鍵を受信すると、この復号鍵を復号化し、この復
号化された復号鍵を用いてサブコンテンツを復号化して
再生する。
【００４１】更に詳しくは、コンテンツサーバ１３は、
各コンテンツを情報量の大きさによって小容量コンテン
ツと大容量コンテンツに分類し、このうち大容量コンテ
ンツを各々が所定の課金単位に相当する複数の連続した
一連のサブコンテンツに細分化する細分化手段を有し、
この細分化した複数のサブコンテンツをコンテンツ名と
ともにコンテンツデータベース４７に格納し、また小容
量コンテンツの場合は細分化することなく、該コンテン
ツのままコンテンツ名とともにコンテンツデータベース
４７に格納している。
【００４２】そして、コンテンツサーバ１３は、クライ
アント端末７からコンテンツ要求を受信すると、この要
求に一致するコンテンツをコンテンツデータベース４７
から検索手段で検索し、この検索したコンテンツが大容
量コンテンツの場合には、該コンテンツを構成する複数
のサブコンテンツをコンテンツデータベース４７から読
み出し、小容量コンテンツの場合には、そのまま読み出
す。それから、この読み出したコンテンツが複数のサブ
コンテンツの場合には、この複数のサブコンテン毎に課
金情報を付与し、順次ネットワーク５を介してクライア
ント端末７に暗号化して配信し、また小容量コンテンツ
の場合には、該小容量コンテンツに該コンテンツに対す
る課金情報を付与してそのままネットワーク５を介して
クライアント端末７に暗号化してコンテンツ配信手段で
配信する。
【００４３】一方、クライアント端末７は、コンテンツ
要求に対してコンテンツサーバ１３から配信されるコン
テンツが複数の連続した一連のサブコンテンツの場合に
は、この一連の連続したサブコンテンツを送信順に課金
情報とともに受信し、小容量コンテンツの場合には、該
コンテンツを復号しそのまま課金情報とともにコンテン
ツ受信手段で受信する。
【００４４】また、クライアント端末７は、このコンテ
ンツの受信が失敗した場合において、該コンテンツが複
数のサブコンテンツである場合には、サブコンテンツの
受信に失敗した時点でそのサブコンテンツの再送信をコ
ンテンツサーバ１３に要求し、小容量コンテンツの場合
には、当該コンテンツそのものの再送信をコンテンツサ
ーバに再送信要求手段で要求する。
【００４５】更に、クライアント端末７は、コンテンツ
サーバ１３からのコンテンツの受信において大容量コン
テンツの場合には、上述したように、大容量コンテンツ
を構成する一連の連続した複数のサブコンテンツの各々
を受信する毎に、各サブコンテンツのブロック番号とサ
ブコンテンツに付与されている課金情報とを暗号化して
課金サーバ１５に送信し、また小容量のコンテンツの受
信の場合には、当該コンテンツをすべて受信した場合、
該コンテンツに付与されている課金情報および該コンテ
ンツのブロック番号を課金サーバ１５に送信する。
【００４６】課金サーバは、クライアント端末が大容量
コンテンツを受信する場合には、クライアント端末から
順次送信される各サブコンテンツのブロック番号と課金
情報を順次受信する毎に、各サブコンテンツのブロック
番号と課金情報とから復号鍵を生成し、この復号鍵をク
ライアント端末に送信してから、課金処理を行ない、ま
たクライアント端末が小容量コンテンツを受信する場合
には、小容量コンテンツをすべて受信した場合に、該コ
ンテンツのブロック番号と課金情報とから復号鍵を生成
し、この復号鍵をクライアント端末に送信してから、課
金処理を行なう。
【００４７】そして、クライアント端末７は、課金サー
バ１５から返信される復号鍵を受信し、この復号鍵で大
容量コンテンツの各サブコンテンツまたは小容量コンテ
ンツを復号して再生する。
【００４８】また、クライアント端末７は、コンテンツ
が大容量コンテンツである場合には、該コンテンツを構
成する複数のサブコンテンツのうちの所望の一部のみを
要求する部分コンテンツ要求をネットワーク５を介して
コンテンツサーバ１３に部分要求送信手段で送信するこ
とができる。
【００４９】これに対して、コンテンツサーバ１３は、
クライアント端末７から部分コンテンツ要求を受信する
と、該要求に対応する部分のサブコンテンツをコンテン
ツデータベース４７から検索し、この検索したサブコン
テンツに課金情報を付与して順次クライアント端末７に
送信する。
【００５０】上述したように、本実施形態のコンテンツ
配信システムでは、クライアント端末７がコンテンツの
受信に失敗すると、この失敗した所からコンテンツの再
送信を要求し、受信に失敗した残りのコンテンツを適確
に取得することができる。この場合に従来の図１０
（ａ）で説明したように受信に失敗したコンテンツを最
初から全部再受信する必要がなく、時間も短く効率的で
ある。
【００５１】また、ＶＯＤのような大容量のストリーム
コンテンツの場合には、細分化してコンテンツデータベ
ース４７に格納しておき、この細分化した複数の連続し
た一連のサブコンテンツを配信するため、大容量のコン
テンツでも容易に配信することができるとともに、また
この細分化された複数のサブコンテンツのうちクライア
ント端末７が必要とする所望の部分のサブコンテンツの
みを要求して取得することができ、コンテンツの分割販
売が可能となっている。更に、このような分割販売も含
めて、コンテンツに対する課金は、サブコンテンツの場
合には、上述したようにクライアント端末７から課金サ
ーバ１５への各サブコンテンツ毎の課金情報とブロック
番号の送信により課金サーバ１５において各サブコンテ
ンツ毎に課金処理を行なうようになっていて、コンテン
ツの配信量に対応して課金し、従来のように受信に失敗
しても課金されてしまうというような不具合はない。
【００５２】なお、上記実施形態では、大容量コンテン
ツを複数のサブコンテンツに細分化して、コンテンツデ
ータベース４７に格納する場合について説明したが、本
発明は、これに限定されるものでなく、大容量コンテン
ツを細分化せずにそのままコンテンツデータベース４７
に格納し、コンテンツデータベース４７から読み出して
から細分化してもよいものである。
【００５３】次に、このように大容量コンテンツを細分
化せずにそのままコンテンツデータベース４７に格納
し、コンテンツデータベース４７から読み出してから、
大容量コンテンツを細分化する場合について説明する。
【００５４】コンテンツサーバ１３は、クライアント端
末７からのコンテンツ要求を受信すると、該要求に一致
するコンテンツをコンテンツデータベース４７から検索
する。そして、この検索したコンテンツが大容量コンテ
ンツの場合には、この大容量コンテンツを各々が所定の
課金単位に相当する複数の連続した一連のサブコンテン
ツに細分化手段で細分化し、このサブコンテンツに課金
情報を付与し、順次ネットワークを介してクライアント
端末７に配信する。また、検索したコンテンツが小容量
コンテンツの場合には、該小容量コンテンツに課金情報
を付与してそのままネットワークを介してクライアント
端末７に配信する。
【００５５】クライアント端末７は、コンテンツ要求に
対してコンテンツサーバ１３から配信されるコンテンツ
が複数の連続した一連のサブコンテンツの場合には、こ
の一連の連続したサブコンテンツを送信順に課金情報と
ともに受信し、小容量コンテンツの場合には、該コンテ
ンツをそのまま課金情報とともに受信する。
【００５６】また、このコンテンツの受信に失敗した場
合において、該コンテンツが複数のサブコンテンツであ
る場合には、サブコンテンツの受信に失敗した時点でそ
のサブコンテンツの再送信をコンテンツサーバ１３に要
求し、小容量コンテンツの場合には、当該コンテンツそ
のものの再送信をコンテンツサーバ１３に要求する。
【００５７】更に、クライアント端末７は、大容量コン
テンツの受信の場合には、該大容量コンテンツを構成す
る一連の連続した複数のサブコンテンツの各々を受信す
る毎に、各サブコンテンツのブロック番号と該サブコン
テンツに付与されている課金情報とを課金サーバ１５に
送信する。また、小容量コンテンツの受信の場合には、
当該コンテンツをすべて受信した場合、該コンテンツに
付与されている課金情報および該コンテンツのブロック
番号を課金サーバ１５に送信する。
【００５８】そして、課金サーバ１５は、クライアント
端末が大容量コンテンツを受信する場合には、クライア
ント端末７から順次送信される各サブコンテンツのブロ
ック番号と課金情報を順次受信する毎に、各サブコンテ
ンツのブロック番号と課金情報とから復号鍵を生成し、
この復号鍵をクライアント端末７に送信してから、課金
処理を行ない、また小容量コンテンツの場合には、クラ
イアント端末が小容量コンテンツをすべて受信する場合
に、該コンテンツのブロック番号と課金情報とから復号
鍵を生成し、この復号鍵をクライアント端末に送信して
から、課金処理を行なう。クライアント端末７は、課金
サーバ１５から返信される復号鍵を受信し、この復号鍵
で大容量コンテンツの各サブコンテンツまたは小容量コ
ンテンツを復号して再生する。
【００５９】また、クライアント端末７は、コンテンツ
が大容量コンテンツである場合には、該コンテンツを構
成する複数のサブコンテンツのうちの所望の一部のみを
要求する部分コンテンツ要求をネットワークを介してコ
ンテンツサーバ１３に送信する。コンテンツサーバ１３
は、クライアント端末７から部分コンテンツ要求を受信
すると、該要求に対応するコンテンツをコンテンツデー
タベース４７から検索し、この検索したコンテンツから
前記部分コンテンツ要求に該当するサブコンテンツを切
り出す。そして、この切り出したサブコンテンツに課金
情報を付与して順次クライアント端末７に送信する。
【００６０】次に、図５以降を参照して、本実施形態の
コンテンツ配信システムについて更に詳細に説明する。
【００６１】まず、図５を参照して、コンテンツ登録処
理について説明する。コンテンツを本コンテンツ配信シ
ステムに登録しようとするユーザは、自分のクライアン
ト端末７のブラウザ８１から太い点線で示すようにネッ
トワーク５、ルータ３をサーバ側装置１の認証サーバ１
１にアクセスして認証を受ける。
【００６２】クライアント端末７は、認証サーバ１１で
認証されると、次にコンテンツサーバ１３にアクセス
し、ＨＴＴＰまたはＦＴＰにより、登録したいコンテン
ツをコンテンツサーバ１３にアップロードする。コンテ
ンツサーバ１３は、このコンテンツを受信すると、コン
テンツデータベース４７に格納する。なお、コンテンツ
をコンテンツサーバ１３に登録する場合には、付与情報
として例えばコンテンツ名称、コンテンツカテゴリ、コ
ンテンツ属性、コンテンツ種別、キーワード、再生種
別、課金単位、課金単金などを登録者が付与する。ま
た、コンテンツサイズ、総ブロック数、すなわち総サブ
コンテンツ数、コンテンツ総額などの情報はコンテンツ
に対して自動的に付与される。
【００６３】次に、図６を参照して、コンテンツダウン
ロード処理について説明する。コンテンツをダウンロー
ドしようとするユーザは、自分のクライアント端末７の
ブラウザ８１から認証サーバ１１にアクセスして認証を
受け、それからコンテンツサーバ１３にアクセスしてＨ
ＴＴＰまたはＦＴＰにより、希望するコンテンツを太い
点線（１）で示すようにダウンロードする。なお、この
とき、大容量コンテンツは、特定のデータサイズである
複数のサブコンテンツに細分化された状態でダウンロー
ドされる。また、このデータブロック毎に、すなわちサ
ブコンテンツ毎に課金情報が挿入され暗号化されてダウ
ンロードされる。
【００６４】このようにクライアント端末７にダウンロ
ードされてきたコンテンツは、暗号化されているが、暗
号を解くキーを課金情報として課金サーバ１５に太い点
線（２）で示すように通知するようになっている。それ
から、クライアント端末７は、課金サーバ１５の課金ア
プリケーション６９から暗号化を解く鍵をコンテンツ再
生プログラム８５で太い点線（３）で示すように受け取
り、これによりコンテンツを再生する。なお、コンテン
ツサーバ１３にはユーザのアクセス履歴が保存されるよ
うになっている。
【００６５】次に、図７を参照して、端末アプリケーシ
ョン処理について説明する。端末アプリケーション処理
は、受信処理と送信処理を有する。受信処理では、太い
点線（１）で示すように、コンテンツサーバ１３から送
信されたコンテンツの暗号を復号化したり、ダウンロー
ドに失敗したコンテンツを自動的に破棄したり、ダウン
ロードに失敗したコンテンツを自動（手動）で再ダウン
ロードしたり、ダウンロードしたコンテンツをリアルタ
イムで再生保存する。また、送信処理では、太い点線
（２）で示すように、クライアント端末７から課金情報
を課金サーバ１５に転送するデータを生成し、この課金
情報を暗号化して課金サーバ１５に送信する。
【００６６】次に、図８を参照して、課金サーバの処理
について説明する。課金サーバ処理では、太い点線
（１）で示すようにクライアント端末７の端末アプリケ
ーション８３から受信した課金情報を復号化し、それか
ら太い点線（２）で示すようにこの復号化した課金情報
を課金データベース６７に履歴として保存し、次に処理
（３）で示すように個々のユーザ情報と照合して課金処
理を行ない、それから復号鍵を生成し、太い点線（４）
で示すようにクライアント端末７の端末アプリケーショ
ンに送信する。なお、上述した処理で課金データベース
６７に保存された課金データはローカル、または保守運
用端末１７から削除されるが、この削除では、課金デー
タは、例えばユーザ単位、コンテンツ単位、日時単位、
任意などで個別に削除されたり、また一定期間で削除さ
れたり、または一括してすべて削除される。
【００６７】次に、図９を参照して、運用管理処理につ
いて説明する。この運用管理処理では、認証サーバ１１
の認証プログラム２７は、ローカルやリモートのユーザ
を認証して、各サーバへのアクセスを制御し、またコン
テンツサーバ１３はコンテンツの登録情報、支払い情
報、ダウンロードの不良率などの管理を行ない、また課
金サーバ１５は、請求処理、個人の利用履歴、コンテン
ツ別利用履歴の管理を行ない、保守運用端末１７は保守
運用端末１７自身からまたはクライアント端末７からブ
ラウザ８１で各サーバを運用管理することができる。
【００６８】上述したように、本実施形態のコンテンツ
配信システムでは、登録ユーザおよび一般利用ユーザに
とっては、映像制作会社、広告会社が容易にネットワー
ク配信用コンテンツを登録でき、新たな広告宣伝分野と
することができる。また、ＷＷＷブラウザをインタフェ
ースとしているため、一般ユーザに扱いやすいものとな
っている。更に、今後のネットワークの広帯域化につ
れ、広告コンテンツも動画ファイルやストリーム配信と
形を変えていくことが予想されるが、その場合にも適切
に課金することができる。また、配信データ、１つ１つ
を暗号化するため、インターネット環境でもセキュリテ
ィを保つことが可能である。
【００６９】また、導入企業側にとっては、保守運用端
末１７はＷＷＷブラウザがあればリモートからでも管理
することが可能であり、また認証サーバ１１、コンテン
ツサーバ１３、課金サーバ１５の各サーバは規模に応じ
て１台のマシンにすべての機能を持たせることができ、
なおかつ数台のマシンに拡張することも可能であり、柔
軟性に富んでいる。また、本実施形態のコンテンツ配信
システムは特別なハードウェアを必要とせずに、ソフト
ウェアだけで構築可能であり、インストールや設定も容
易である。
【００７０】なお、上記実施形態では、サーバ側装置１
は認証サーバ１１、コンテンツサーバ１３、課金サーバ
１５などと複数のサーバを有するものとして説明してい
るが、このように複数のサーバにすることに本発明は限
定されるものでなく、認証サーバ１１、コンテンツサー
バ１３、課金サーバ１５を１つのサーバで実施すること
も可能である。
【００７１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンテンツサーバはクライアント端末からのコンテンツ
要求に対して該要求に一致するコンテンツをコンテンツ
データベースから検索し、この検索したコンテンツが大
容量コンテンツの場合には、複数のサブコンテンツに細
分化し、この細分化サブコンテンツに課金情報を付与
し、順次クライアント端末に配信し、小容量コンテンツ
の場合には、該小容量コンテンツに課金情報を付与して
そのままクライアント端末に配信し、クライアント端末
は、コンテンツ要求に対して配信される複数のサブコン
テンツを送信順に課金情報とともに受信し、小容量コン
テンツの場合には、そのまま課金情報とともに受信し、
コンテンツの受信が失敗した場合において、複数のサブ
コンテンツである場合には、サブコンテンツの受信に失
敗した時点でそのサブコンテンツの再送信をコンテンツ
サーバに要求し、小容量コンテンツの場合には、当該コ
ンテンツそのものの再送信をコンテンツサーバに要求す
るので、コンテンツが例えばＶＯＤなどのように大容量
のストリームコンテンツであっても細分化して配信する
ことができるとともに、またコンテンツの受信に失敗し
ても、受信に失敗した部分のサブコンテンツから再配信
要求して受信でき、従来のように最初から再受信する必
要がなく、迅速かつ経済的であり、また配信量に基づく
課金処理を容易化することができる。
【００７２】また、本発明によれば、コンテンツサーバ
は各コンテンツを小容量コンテンツと大容量コンテンツ
に分類し、大容量コンテンツを複数のサブコンテンツに
細分化し、この細分化した複数のサブコンテンツをコン
テンツデータベースに格納し、小容量コンテンツはその
ままコンテンツデータベースに格納し、クライアント端
末からのコンテンツ要求に対して一致するコンテンツを
コンテンツデータベースから検索し、このコンテンツが
大容量コンテンツの場合には、複数のサブコンテンツを
コンテンツデータベースから読み出し、サブコンテンツ
に課金情報を付与し、順次クライアント端末に配信し、
クライアント端末はサブコンテンツを送信順に課金情報
とともに受信し、コンテンツの受信が失敗した場合にお
いて、複数のサブコンテンツの場合には、サブコンテン
ツの受信に失敗した時点でそのサブコンテンツの再送信
をコンテンツサーバに要求し、小容量コンテンツの場合
には、該コンテンツそのものの再送信をコンテンツサー
バに要求するので、コンテンツが例えばＶＯＤなどのよ
うに大容量のストリームコンテンツであっても細分化し
て配信することができるとともに、またコンテンツの受
信に失敗しても、受信に失敗した部分のサブコンテンツ
から再配信要求して受信でき、従来のように最初から再
受信する必要がなく、迅速かつ経済的であり、また配信
量に基づく課金処理を容易化することができる。
【００７３】更に、本発明によれば、クライアント端末
は大容量コンテンツを構成する複数のサブコンテンツの
各々を受信する毎に、各サブコンテンツのブロック番号
と課金情報とを課金サーバに送信し、小容量コンテンツ
の場合には、コンテンツをすべて受信した場合、課金情
報とブロック番号を課金サーバに送信し、課金サーバは
クライアント端末から順次送信される各サブコンテンツ
のブロック番号と課金情報を順次受信する毎に、各サブ
コンテンツのブロック番号と課金情報とから復号鍵を生
成し、この復号鍵をクライアント端末に送信してから、
課金処理を行ない、小容量コンテンツをすべて受信する
場合には、該コンテンツのブロック番号と課金情報とか
ら復号鍵を生成し、この復号鍵をクライアント端末に送
信してから、課金処理を行ない、クライアント端末は課
金サーバから復号鍵を受信する毎に、この復号鍵で各サ
ブコンテンツまたは小容量コンテンツを復号して再生す
るので、クライアント端末が受信した分のコンテンツま
たはサブコンテンツに対してのみ課金処理が行なわれ、
従来のように受信に失敗したコンテンツに対してまでも
課金されることがないし、また再アクセスしても更に課
金されることもなく、またコンテンツの配信量に応じて
適確に課金処理が行なわれる。
【００７４】本発明によれば、クライアント端末は複数
のサブコンテンツのうちの所望の一部のみを要求する部
分コンテンツ要求をコンテンツサーバに送信し、コンテ
ンツサーバは該部分コンテンツ要求に対応するコンテン
ツをコンテンツデータベースから検索し、この検索した
コンテンツから部分コンテンツ要求に該当するサブコン
テンツを切り出し、この切り出したサブコンテンツに課
金情報を付与して順次クライアント端末に送信するの
で、クライアント端末は複数のサブコンテンツのうちの
必要な部分のみを取得することができ、効率化、経済化
を図り得るとともに、ユーザの利便性を向上することが
できる。
【００７５】また、本発明によれば、クライアント端末
は複数のサブコンテンツの所望の一部のみを要求する部
分コンテンツ要求をコンテンツサーバに送信し、コンテ
ンツサーバは該部分コンテンツ要求に対応する部分のサ
ブコンテンツをコンテンツデータベースから検索して読
み出し、この検索したサブコンテンツに課金情報を付与
して順次クライアント端末に送信するので、クライアン
ト端末は複数のサブコンテンツのうちの必要な部分のみ
を取得することができ、効率化、経済化を図り得るとと
もに、ユーザの利便性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信シス
テムの構成を示す図である。
【図２】図１に示すコンテンツ配信システムの各部の機
能構成を示す図である。
【図３】図１に示すコンテンツ配信システムの各部のソ
フトウェア構成を示す図である。
【図４】図１に示すコンテンツ配信システムの基本的機
能を説明するための図である。
【図５】図１に示すコンテンツ配信システムのコンテン
ツ登録機能を説明するための図である。
【図６】図１に示すコンテンツ配信システムのコンテン
ツダウンロード機能を説明するための図である。
【図７】図１に示すコンテンツ配信システムの端末アプ
リケーション処理機能を説明するための図である。
【図８】図１に示すコンテンツ配信システムの課金サー
バ処理機能を説明するための図である。
【図９】図１に示すコンテンツ配信システムの運用管理
機能を説明するための図である。
【図１０】従来のコンテンツ配信システムを説明するた
めの図である。
【符号の説明】
１ サーバ側装置 ３ ルータ ５ ネットワーク ７ クライアント端末 １１ 認証サーバ １３ コンテンツサーバ １５ 課金サーバ １７ 保守運用端末 ２３ 認証部 ２５ 認証用データベース ４３ コンテンツ配信処理部 ４５ コンテンツ登録処理部 ４７ コンテンツデータベース ６３ 課金処理部 ６７ 課金データベース ８１ クライアント端末のブラウザ ８３ 端末アプリケーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 7/173 ６１０ Ｈ０４Ｎ 7/173 ６１０Ｚ (72)発明者 大竹 誠 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 瀬戸 秀晴 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 東日 本電信電話株式会社内 Ｆターム(参考） 5B082 HA05 5C064 BA01 BA07 BB01 BB07 BC01 BC07 BC16 BC18 BC20 BC23 BC27 BD02 BD07 BD08 BD09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 コンテンツを登録管理しているコンテン
    ツサーバにネットワークを介してアクセスするクライア
    ント端末からのコンテンツ要求に対してコンテンツを配
    信するコンテンツ配信システムであって、 コンテンツサーバは、 コンテンツを格納するコンテンツデータベースと、 クライアント端末からのコンテンツ要求に対して該要求
    に一致するコンテンツを前記コンテンツデータベースか
    ら検索する検索手段と、 この検索したコンテンツが大容量コンテンツの場合に
    は、この大容量コンテンツを各々が所定の課金単位に相
    当する複数の連続した一連のサブコンテンツに細分化す
    る細分化手段と、 この細分化したサブコンテンツに課金情報を付与し、順
    次ネットワークを介してクライアント端末に配信し、前
    記検索したコンテンツが小容量コンテンツの場合には、
    該小容量コンテンツに課金情報を付与してそのままネッ
    トワークを介してクライアント端末に配信するコンテン
    ツ配信手段とを有し、 前記クライアント端末は、 前記コンテンツ要求に対してコンテンツサーバから配信
    されるコンテンツが前記複数の連続した一連のサブコン
    テンツの場合には、この一連の連続したサブコンテンツ
    を送信順に課金情報とともに受信し、小容量コンテンツ
    の場合には、該コンテンツをそのまま課金情報とともに
    受信するコンテンツ受信手段と、 このコンテンツの受信が失敗した場合において、該コン
    テンツが複数のサブコンテンツである場合には、サブコ
    ンテンツの受信に失敗した時点でそのサブコンテンツの
    再送信をコンテンツサーバに要求し、小容量コンテンツ
    の場合には、当該コンテンツそのものの再送信をコンテ
    ンツサーバに要求する再送信要求手段とを有することを
    特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 【請求項２】 コンテンツを登録管理しているコンテン
    ツサーバにネットワークを介してアクセスするクライア
    ント端末からのコンテンツ要求に対してコンテンツを配
    信するコンテンツ配信システムであって、 コンテンツサーバは、 各コンテンツを小容量コンテンツと大容量コンテンツに
    分類し、このうち大容量コンテンツを各々が所定の課金
    単位に相当する複数の連続した一連のサブコンテンツに
    細分化する細分化手段と、 この細分化した複数のサブコンテンツをコンテンツ名と
    ともに格納し、小容量コンテンツの場合は該コンテンツ
    のままコンテンツ名とともに格納するコンテンツデータ
    ベースと、 クライアント端末からのコンテンツ要求に対して該要求
    に一致するコンテンツを前記コンテンツデータベースか
    ら検索し、この検索したコンテンツが大容量コンテンツ
    の場合には、該コンテンツを構成する複数のサブコンテ
    ンツを前記コンテンツデータベースから読み出し、小容
    量コンテンツの場合には、そのまま読み出す検索手段
    と、 この読み出したコンテンツが複数のサブコンテンツの場
    合には、該サブコンテンツに課金情報を付与し、順次ネ
    ットワークを介してクライアント端末に配信し、小容量
    コンテンツの場合には、該小容量コンテンツに課金情報
    を付与してそのままネットワークを介してクライアント
    端末に配信するコンテンツ配信手段とを有し、 前記クライアント端末は、 前記コンテンツ要求に対してコンテンツサーバから配信
    されるコンテンツが前記複数の連続した一連のサブコン
    テンツの場合には、この一連の連続したサブコンテンツ
    を送信順に課金情報とともに受信し、小容量コンテンツ
    の場合には、該コンテンツをそのまま課金情報とともに
    受信するコンテンツ受信手段と、 このコンテンツの受信が失敗した場合において、該コン
    テンツが複数のサブコンテンツである場合には、サブコ
    ンテンツの受信に失敗した時点でそのサブコンテンツの
    再送信をコンテンツサーバに要求し、小容量コンテンツ
    の場合には、当該コンテンツそのものの再送信をコンテ
    ンツサーバに要求する再送信要求手段とを有することを
    特徴とするコンテンツ配信システム。
  3. 【請求項３】 課金処理を行なう課金サーバを更に有
    し、 前記クライアント端末は、 大容量コンテンツの受信の場合には、該大容量コンテン
    ツを構成する一連の連続した複数のサブコンテンツの各
    々を受信する毎に、各サブコンテンツのブロック番号と
    該サブコンテンツに付与されている課金情報とを前記課
    金サーバに送信し、また小容量コンテンツの受信の場合
    には、当該コンテンツをすべて受信した場合、該コンテ
    ンツに付与されている課金情報および該コンテンツのブ
    ロック番号を課金サーバに送信する課金情報送信手段
    と、 課金サーバから返信される復号鍵を受信する毎に、この
    復号鍵で大容量コンテンツの各サブコンテンツまたは小
    容量コンテンツを復号して再生する再生手段とを有し、 課金サーバは、クライアント端末が大容量コンテンツを
    受信する場合には、クライアント端末から順次送信され
    る各サブコンテンツのブロック番号と課金情報を順次受
    信する毎に、各サブコンテンツのブロック番号と課金情
    報とから復号鍵を生成し、この復号鍵をクライアント端
    末に送信してから、課金処理を行ない、またクライアン
    ト端末が小容量コンテンツを受信する場合には、小容量
    コンテンツをすべて受信する毎に、該コンテンツのブロ
    ック番号と課金情報とから復号鍵を生成し、この復号鍵
    をクライアント端末に送信してから、課金処理を行なう
    課金手段を有することを特徴とする請求項１または２記
    載のコンテンツ配信システム。
  4. 【請求項４】 前記クライアント端末は、 コンテンツが大容量コンテンツである場合には、該コン
    テンツを構成する複数のサブコンテンツのうちの所望の
    一部のみを要求する部分コンテンツ要求をネットワーク
    を介してコンテンツサーバに送信する部分要求送信手段
    を有し、 前記コンテンツサーバは、 クライアント端末から前記部分コンテンツ要求を受信す
    ると、該要求に対応するコンテンツを前記コンテンツデ
    ータベースから検索し、この検索したコンテンツから前
    記部分コンテンツ要求に該当するサブコンテンツを切り
    出す部分コンテンツ切出し手段と、 この切り出したサブコンテンツに課金情報を付与して順
    次クライアント端末に送信する部分コンテンツ送信手段
    とを有することを特徴とする請求項１記載のコンテンツ
    配信システム。
  5. 【請求項５】 前記クライアント端末は、 コンテンツが大容量コンテンツである場合には、該コン
    テンツを構成する複数のサブコンテンツのうちの所望の
    一部のみを要求する部分コンテンツ要求をネットワーク
    を介してコンテンツサーバに送信する部分要求送信手段
    を有し、 前記コンテンツサーバは、 クライアント端末から前記部分コンテンツ要求を受信す
    ると、該要求に対応する部分のサブコンテンツを前記コ
    ンテンツデータベースから検索して読み出す部分コンテ
    ンツ検索手段と、 この検索したサブコンテンツに課金情報を付与して順次
    クライアント端末に送信する部分コンテンツ送信手段と
    を有することを特徴とする請求項２記載のコンテンツ配
    信システム。
  6. 【請求項６】 コンテンツを登録管理しているコンテン
    ツサーバにネットワークを介してアクセスするクライア
    ント端末からのコンテンツ要求に対してコンテンツを配
    信するコンテンツ配信方法であって、 コンテンツサーバは、 コンテンツをコンテンツデータベースに格納し、 クライアント端末からのコンテンツ要求に対して該要求
    に一致するコンテンツを前記コンテンツデータベースか
    ら検索し、 この検索したコンテンツが大容量コンテンツの場合に
    は、この大容量コンテンツを各々が所定の課金単位に相
    当する複数の連続した一連のサブコンテンツに細分化
    し、 この細分化されたサブコンテンツに課金情報を付与し、
    順次ネットワークを介してクライアント端末に配信し、
    前記検索したコンテンツが小容量コンテンツの場合に
    は、該小容量コンテンツに課金情報を付与してそのまま
    ネットワークを介してクライアント端末に配信し、 前記クライアント端末は、 前記コンテンツ要求に対してコンテンツサーバから配信
    されるコンテンツが前記複数の連続した一連のサブコン
    テンツの場合には、この一連の連続したサブコンテンツ
    を送信順に課金情報とともに受信し、小容量コンテンツ
    の場合には、該コンテンツをそのまま課金情報とともに
    受信し、 このコンテンツの受信が失敗した場合において、該コン
    テンツが複数のサブコンテンツである場合には、サブコ
    ンテンツの受信に失敗した時点でそのサブコンテンツの
    再送信をコンテンツサーバに要求し、小容量コンテンツ
    の場合には、当該コンテンツそのものの再送信をコンテ
    ンツサーバに要求することを特徴とするコンテンツ配信
    方法。
  7. 【請求項７】 コンテンツを登録管理しているコンテン
    ツサーバにネットワークを介してアクセスするクライア
    ント端末からのコンテンツ要求に対してコンテンツを配
    信するコンテンツ配信方法であって、 コンテンツサーバは、 各コンテンツを小容量コンテンツと大容量コンテンツに
    分類し、このうち大容量コンテンツを各々が所定の課金
    単位に相当する複数の連続した一連のサブコンテンツに
    細分化し、 この細分化した複数のサブコンテンツをコンテンツ名と
    ともにコンテンツデータベースに格納し、小容量コンテ
    ンツの場合は該コンテンツのままコンテンツ名とともに
    コンテンツデータベースに格納し、 クライアント端末からのコンテンツ要求に対して該要求
    に一致するコンテンツを前記コンテンツデータベースか
    ら検索し、この検索したコンテンツが大容量コンテンツ
    の場合には、該コンテンツを構成する複数のサブコンテ
    ンツを前記コンテンツデータベースから読み出し、小容
    量コンテンツの場合には、そのまま読み出し、 この読み出したコンテンツが複数のサブコンテンツの場
    合には、該サブコンテンツに課金情報を付与し、順次ネ
    ットワークを介してクライアント端末に配信し、小容量
    コンテンツの場合には、該小容量コンテンツに課金情報
    を付与してそのままネットワークを介してクライアント
    端末に配信し、 前記クライアント端末は、 前記コンテンツ要求に対してコンテンツサーバから配信
    されるコンテンツが前記複数の連続した一連のサブコン
    テンツの場合には、この一連の連続したサブコンテンツ
    を送信順に課金情報とともに受信し、小容量コンテンツ
    の場合には、該コンテンツをそのまま課金情報とともに
    受信し、 このコンテンツの受信が失敗した場合において、該コン
    テンツが複数のサブコンテンツである場合には、サブコ
    ンテンツの受信に失敗した時点でそのサブコンテンツの
    再送信をコンテンツサーバに要求し、小容量コンテンツ
    の場合には、当該コンテンツそのものの再送信をコンテ
    ンツサーバに要求することを特徴とするコンテンツ配信
    方法。
  8. 【請求項８】 課金処理を行なう課金サーバを更に設
    け、 前記クライアント端末は、 大容量コンテンツの受信の場合には、該大容量コンテン
    ツを構成する一連の連続した複数のサブコンテンツの各
    々を受信する毎に、各サブコンテンツのブロック番号と
    該サブコンテンツに付与されている課金情報とを前記課
    金サーバに送信し、また小容量コンテンツの受信の場合
    には、当該コンテンツをすべて受信した場合、該コンテ
    ンツに付与されている課金情報および該コンテンツのブ
    ロック番号を課金サーバに送信し、 課金サーバは、クライアント端末が大容量コンテンツを
    受信する場合には、クライアント端末から順次送信され
    る各サブコンテンツのブロック番号と課金情報を順次受
    信する毎に、各サブコンテンツのブロック番号と課金情
    報とから復号鍵を生成し、この復号鍵をクライアント端
    末に送信してから、課金処理を行ない、また小容量コン
    テンツの場合には、クライアント端末が小容量コンテン
    ツをすべて受信する場合に、該コンテンツのブロック番
    号と課金情報とから復号鍵を生成し、この復号鍵をクラ
    イアント端末に送信してから、課金処理を行ない、 前記クライアント端末は、 課金サーバから返信される復号鍵を受信する毎に、この
    復号鍵で大容量コンテンツの各サブコンテンツまたは小
    容量コンテンツを復号して再生することを特徴とする請
    求項６または７記載のコンテンツ配信方法。
  9. 【請求項９】 前記クライアント端末は、 コンテンツが大容量コンテンツである場合には、該コン
    テンツを構成する複数のサブコンテンツのうちの所望の
    一部のみを要求する部分コンテンツ要求をネットワーク
    を介してコンテンツサーバに送信し、 前記コンテンツサーバは、 クライアント端末から前記部分コンテンツ要求を受信す
    ると、該要求に対応するコンテンツを前記コンテンツデ
    ータベースから検索し、この検索したコンテンツから前
    記部分コンテンツ要求に該当するサブコンテンツを切り
    出し、 この切り出したサブコンテンツに課金情報を付与して順
    次クライアント端末に送信することを特徴とする請求項
    ６記載のコンテンツ配信方法。
  10. 【請求項１０】 前記クライアント端末は、 コンテンツが大容量コンテンツである場合には、該コン
    テンツを構成する複数のサブコンテンツのうちの所望の
    一部のみを要求する部分コンテンツ要求をネットワーク
    を介してコンテンツサーバに送信し、 前記コンテンツサーバは、 クライアント端末から前記部分コンテンツ要求を受信す
    ると、該要求に対応する部分のサブコンテンツを前記コ
    ンテンツデータベースから検索して読み出し、 この検索したサブコンテンツに課金情報を付与して順次
    クライアント端末に送信することを特徴とする請求項７
    記載のコンテンツ配信方法。
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