JP2002216011A - 購買情報管理システム、購買情報管理方法、及び購買情報管理装置 - Google Patents

購買情報管理システム、購買情報管理方法、及び購買情報管理装置

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JP2002216011A
JP2002216011A JP2001010029A JP2001010029A JP2002216011A JP 2002216011 A JP2002216011 A JP 2002216011A JP 2001010029 A JP2001010029 A JP 2001010029A JP 2001010029 A JP2001010029 A JP 2001010029A JP 2002216011 A JP2002216011 A JP 2002216011A
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Application number
JP2001010029A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Hirata
俊之 平田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 宣伝効果を向上することができる購買情報管
理システム、購買情報管理方法、及び購買情報管理装置
を得る。 【解決手段】 サーバ20は、顧客によって加盟店で取
り扱われている商品が購買された際の当該商品に関する
購買情報を端末装置30、60及び70の何れかを介し
て入力し、入力した購買情報をハードディスク26に逐
次記憶する。また、サーバ20は、加盟店からの要求に
応じて、ハードディスク26に記憶されている購買情報
に基づき顧客による商品の購買傾向を示す購買傾向情報
を導出し、導出した購買傾向情報を加盟店が所有する端
末装置30に送信した後、上記購買傾向情報に基づく上
記加盟店からの指示に応じて顧客に商品に関する広告情
報を配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、購買情報管理シス
テム、購買情報管理方法、及び購買情報管理装置に係
り、より詳しくは、購買者によって購買された購買物に
関する情報を管理する購買情報管理システム、購買情報
管理方法、及び購買情報管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年の
インターネット利用者の拡大に伴って、インターネット
を介して企業広告や商品広告等の各種広告を配信するこ
とが広く行われている。
【0003】しかしながら、従来のインターネットを介
した広告の配信では、広告主により提供されたホームペ
ージ、又は広告主からの委託に応じて広告の配信サービ
スを行う業者により提供されたホームページによって広
告を提示する形態が一般的であり、この場合には不特定
多数のインターネット利用者に対して受動的に広告を配
信しているため、特定者に対して効果的に配信すること
ができず、必ずしも高い宣伝効果が得られるとは限らな
い、という問題点があった。
【0004】この問題点を解消するために、特定者に対
してのみインターネットを介した電子メール等によって
広告を能動的に配信することも考えられるが、この場合
には、上記特定者の対象が広告主に関与した顧客のみに
限定されるため、広告主に関与しない顧客等には広告を
配信することができず、この場合にも、必ずしも高い宣
伝効果が得られるとは限らない、という問題点があっ
た。
【0005】本発明は上記問題点を解消するために成さ
れたものであり、宣伝効果を向上することができる購買
情報管理システム、購買情報管理方法、及び購買情報管
理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の購買情報管理システムは、購買者に
よって購買された購買物に関する購買情報を入力する購
買情報入力手段と、前記購買情報入力手段によって入力
された購買情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
記憶された購買情報に基づいて前記購買者による購買傾
向を示す購買傾向情報を導出する購買傾向導出手段と、
前記購買傾向導出手段によって導出された購買傾向情報
を広告主に提示する情報提示手段と、前記情報提示手段
によって提示された購買傾向情報に基づく前記広告主に
よる指示に応じて前記購買者に購買物に関する広告情報
を配信する広告情報配信手段と、を備えている。
【0007】請求項1に記載の購買情報管理システムに
よれば、購買者によって購買された購買物に関する購買
情報が購買情報入力手段によって入力され、入力された
購買情報が記憶手段によって記憶される。なお、上記記
憶手段としては、RAM(Random Access Memory)、E
EPROM(Electrically Erasable and Programmable
Read Only Memory)、フラッシュEEPROM(Flash
EEPROM)等の記憶素子、フロッピィディスク、
CD−R(Compact Disc-Recordable)、CD−RW(C
ompact Disc-ReWritable)、MO(光磁気)ディスク、
磁気テープ等の可搬記録媒体やハードディスク等の固定
記録媒体、或いはネットワークに接続されたサーバ・コ
ンピュータ等に設けられた外部記憶装置等を用いること
ができる。
【0008】また、請求項1記載の購買情報管理システ
ムでは、購買傾向導出手段により、記憶手段に記憶され
た購買情報に基づいて上記購買者による購買傾向を示す
購買傾向情報が導出され、導出された購買傾向情報が情
報提示手段によって広告主に提示され、更に、提示され
た購買傾向情報に基づく上記広告主による指示に応じて
広告情報配信手段により上記購買者に購買物に関する広
告情報が配信される。なお、上記購買傾向情報には、当
該購買物の購買周期を示す情報、当該購買物の購買頻度
を示す情報等の、あらゆる購買傾向を示す情報が含まれ
る。また、上記広告情報には、動画像データ、静止画像
データ等の画像データや、テキスト(文字)データ、音
声データ等の、広告を表現可能な全てのデータが含まれ
る。
【0009】すなわち、広告主は、上記購買傾向情報を
参照することによって、購買物が購買者により購買され
る時期や、購買物の需要の推移等を把握することがで
き、これによって効果的な広告の配信計画を立案するこ
とが可能となり、立案された配信計画に従って広告情報
を配信することによって宣伝効果を向上することができ
る。
【0010】このように請求項1に記載の購買情報管理
システムによれば、購買者によって購買された購買物に
関する購買情報を入力し、入力した購買情報を記憶手段
に記憶し、記憶した購買情報に基づいて購買者による購
買傾向を示す購買傾向情報を導出し、導出した購買傾向
情報を広告主に提示し、更に、提示した購買傾向情報に
基づく広告主による指示に応じて購買者に購買物に関す
る広告情報を配信しているので、宣伝効果を向上するこ
とができる。
【0011】また、請求項2記載の購買情報管理システ
ムは、請求項1記載の発明において、前記購買情報に、
前記購買物を識別可能な購買物識別情報、前記購買物が
前記購買者によって購買された時期を示す時期情報、及
び前記購買物の購買数量を示す数量情報の少なくとも1
つの情報を含めたものである。
【0012】請求項2記載の発明によれば、本発明に係
る記憶手段に、購買物を識別可能な購買物識別情報、購
買物が購買者によって購買された時期を示す時期情報、
及び購買物の購買数量を示す数量情報の少なくとも1つ
の情報が記憶され、記憶された情報に基づいて購買傾向
情報が購買傾向導出手段により導出される。なお、上記
購買物識別情報としては、当該購買物の名称、当該購買
物に対して独自に割り当てられた数値情報や文字情報等
を適用することができる。また、上記時期情報には、当
該購買物が購買された日付けを示す情報の他、購買され
た時刻を示す情報も含めることができる。
【0013】従って、請求項2記載の発明では、上記購
買情報に購買物識別情報を含めた場合は、購買物識別情
報が示す購買物毎の購買傾向情報を導出することが可能
となり、上記購買情報に時期情報を含めた場合は、購買
物に関する購買周期を購買傾向情報として導出すること
が可能となり、上記購買情報に数量情報を含めた場合
は、購買物の需要を購買傾向情報として導出することが
可能となる。
【0014】また、請求項3記載の購買情報管理システ
ムは、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記
購買情報を提供した購買者に対して所定の特典を付与す
るための処理を行なう特典付与手段を更に備えたもので
ある。
【0015】請求項3記載の発明によれば、特典付与手
段により、購買情報を提供した購買者に対して所定の特
典を付与するための処理が行なわれる。なお、上記特典
には、上記購買物の購買代金の割引、上記購買物に関す
る電子化情報の提供等を適用することができる。上記特
典として電子化情報の提供を適用した場合は、購買者
は、提供された電子化情報を、家計簿プログラムの入力
データとして適用したり、家庭内の食品在庫管理用のデ
ータ等として用いることができる。
【0016】すなわち、請求項3記載の発明では、購買
情報を提供した購買者に対し、情報提供の対価として特
典を付与している。これによって、購買情報を提供する
購買者数を増加することが可能となり、これに伴って購
買傾向情報の信頼性が向上するため、広告主の数を増加
することができ、当該システムの利用率の向上を図るこ
とができる。
【0017】なお、請求項4記載の購買情報管理システ
ムのように、本発明に係る前記広告情報配信手段は、イ
ンターネットを介した電子メール及びホームページの少
なくとも一方を用いて前記広告情報を配信する形態を採
ることができる。これによって、人手を介さずに低コス
トに広告情報を配信することができる。
【0018】また、請求項5記載の購買情報管理システ
ムは、請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の発明に
おいて、前記購買情報に、当該購買情報を提供した購買
者を識別可能な購買者識別情報を含めると共に、前記情
報提示手段は、前記購買傾向情報と、当該購買傾向情報
に関係する購買者を示す購買者識別情報を前記広告主に
提示するものである。
【0019】請求項5記載の発明によれば、本発明に係
る記憶手段に、購買情報を提供した購買者を識別可能な
購買者識別情報が記憶され、情報提示手段によって、購
買傾向情報と、当該購買傾向情報に関係する購買者を示
す購買者識別情報が広告主に提示される。なお、上記購
買者識別情報としては、当該購買者の氏名、当該購買者
に対して独自に割り当てられた数値情報や文字情報等を
適用することができる。
【0020】このように請求項5に記載の購買情報管理
システムによれば、請求項1乃至請求項4の何れか1項
記載の発明と同様の効果を奏することができると共に、
購買情報に、当該購買情報を提供した購買者を識別可能
な購買者識別情報を含め、かつ本発明に係る購買傾向情
報と、当該購買傾向情報に関係する購買者を示す購買者
識別情報を広告主に提示しているので、広告主は提示さ
れた購買傾向情報に関係する購買者を識別することが可
能となり、識別した購買者に対する広告情報の配信を行
うことによって宣伝効果を向上することができる。
【0021】ところで、請求項5記載の発明では、広告
主から購買傾向情報の提供料を徴収することが期待でき
るが、購買傾向情報及び購買者識別情報の提供を受けた
広告主は、購買傾向情報及び購買者識別情報に基づいて
広告情報を特定の購買者に直接配信することも可能とな
るため、購買傾向情報の提供料以外の料金を広告主から
徴収することができない場合がある。
【0022】そこで、請求項6記載の購買情報管理シス
テムは、請求項5記載の発明において、前記購買者識別
情報が、前記広告主にとって購買者を特定することがで
きない情報であるものとするものである。
【0023】これによって広告主は、広告情報を特定の
購買者に直接配信することができなくなり、広告情報の
配信を購買者識別情報から購買者を特定できる者に対し
て委託することが余儀なくされるので、これによって広
告情報の配信料を広告主から徴収することが期待できる
ようになる。
【0024】ところで、請求項6記載の発明では、広告
主から広告情報の配信毎に配信料を徴収することは期待
できるが、広告主が取得した購買傾向情報は、或る程度
の期間内においては高信頼性を維持するため、購買傾向
情報の広告主への提供頻度は低く、従って購買傾向情報
の提供料の徴収頻度は低いものとなる。
【0025】そこで、請求項7記載の購買情報管理シス
テムは、請求項6記載の発明において、前記購買者識別
情報を所定期間毎に変更する情報変更手段を更に備えた
ものである。
【0026】請求項7記載の発明によれば、情報変更手
段により、請求項6記載の発明における購買者識別情報
が所定期間毎に変更される。
【0027】これによって広告主は、上記所定期間を越
えた広告情報の特定の購買者への配信を委託することが
できなくなり、上記所定期間を越えた際には広告主は再
び購買傾向情報を参照することが余儀なくされるので、
これによって購買傾向情報の広告主への提供頻度が高く
なり、従って購買傾向情報の提供料の徴収頻度を高くす
ることができる。
【0028】更に、請求項8記載の購買情報管理システ
ムは、請求項1乃至請求項7の何れか1項記載の発明に
おいて、前記購買者が所定の購買者であるか否かを判定
する購買者判定手段を更に備えたものである。
【0029】請求項8記載の発明によれば、購買者判定
手段によって購買者が所定の購買者であるか否かが判定
される。
【0030】このように請求項8に記載の購買情報管理
システムによれば、請求項1乃至請求項7の何れか1項
記載の発明と同様の効果を奏することができると共に、
購買者が所定の購買者であるか否かを判定しているの
で、所定の購買者のみが当該システムを利用できるよう
にすることが可能となり、当該システムの不正利用を防
止することができる。
【0031】一方、上記目的を達成するために、請求項
9記載の購買情報管理方法は、購買者によって購買され
た購買物に関する購買情報を入力する購買情報入力工程
と、前記購買情報入力工程によって入力された購買情報
を記憶手段に記憶する記憶工程と、前記記憶手段に記憶
された購買情報に基づいて前記購買者による購買傾向を
示す購買傾向情報を導出する購買傾向導出工程と、前記
購買傾向導出工程によって導出された購買傾向情報を広
告主に提示する情報提示工程と、前記情報提示工程によ
って提示された購買傾向情報に基づく前記広告主による
指示に応じて前記購買者に購買物に関する広告情報を配
信する広告情報配信工程と、を含むものである。
【0032】このように請求項9記載の購買情報管理方
法によれば、請求項1記載の発明と同様に作用するの
で、請求項1記載の発明と同様に、宣伝効果を向上する
ことができる。
【0033】また、請求項10記載の発明は、請求項9
記載の発明において、前記購買情報に、前記購買物を識
別可能な購買物識別情報、前記購買物が前記購買者によ
って購買された時期を示す時期情報、及び前記購買物の
購買数量を示す数量情報の少なくとも1つの情報を含め
たものである。
【0034】このように請求項10に記載の購買情報管
理方法によれば、請求項2記載の発明と同様に作用する
ので、請求項2記載の発明と同様に、上記購買情報に購
買物識別情報を含めた場合は、購買物識別情報が示す購
買物毎の購買傾向情報を導出することが可能となり、上
記購買情報に時期情報を含めた場合は、購買物に関する
購買周期を購買傾向情報として導出することが可能とな
り、上記購買情報に数量情報を含めた場合は、購買物の
需要を購買傾向情報として導出することが可能となる。
【0035】また、請求項11記載の発明は、請求項9
又は請求項10記載の発明において、前記購買情報を提
供した購買者に対して所定の特典を付与するための処理
を行なう特典付与工程を更に含むものである。
【0036】このように請求項11に記載の購買情報管
理方法によれば、請求項3記載の発明と同様に作用する
ので、請求項3記載の発明と同様に、購買情報を提供す
る購買者数を増加することが可能となり、これに伴って
購買傾向情報の信頼性が向上するため、広告主の数を増
加することができ、当該方法の利用率の向上を図ること
ができる。
【0037】また、請求項12記載の発明は、請求項9
乃至請求項11の何れか1項記載の発明において、前記
広告情報配信工程は、インターネットを介した電子メー
ル及びホームページの少なくとも一方を用いて前記広告
情報を配信するものである。
【0038】このように請求項12に記載の購買情報管
理方法によれば、請求項4記載の発明と同様に作用する
ので、請求項4記載の発明と同様に、人手を介さずに低
コストに広告情報を配信することができる。
【0039】また、請求項13記載の発明は、請求項9
乃至請求項12の何れか1項記載の発明において、前記
購買情報に、当該購買情報を提供した購買者を識別可能
な購買者識別情報を含めると共に、前記情報提示工程
は、前記購買傾向情報と、当該購買傾向情報に関係する
購買者を示す購買者識別情報を前記広告主に提示するも
のである。
【0040】このように請求項13に記載の購買情報管
理方法によれば、請求項5記載の発明と同様に作用する
ので、請求項5記載の発明と同様に、広告主は提示され
た購買傾向情報に関係する購買者を識別することが可能
となり、識別した購買者に対する広告情報の配信を行う
ことによって宣伝効果を向上することができる。
【0041】また、請求項14記載の発明は、請求項1
3記載の発明において、前記購買者識別情報が、前記広
告主にとって購買者を特定することができない情報であ
るものとするものである。
【0042】このように請求項14に記載の購買情報管
理方法によれば、請求項6記載の発明と同様に作用する
ので、請求項6記載の発明と同様に、広告情報の配信料
を広告主から徴収することが期待できるようになる。
【0043】また、請求項15記載の発明は、請求項1
4記載の発明において、前記購買者識別情報を所定期間
毎に変更する情報変更工程を更に含むものである。
【0044】このように請求項15に記載の購買情報管
理方法によれば、請求項7記載の発明と同様に作用する
ので、請求項7記載の発明と同様に、購買傾向情報の提
供料の徴収頻度を高くすることができる。
【0045】また、請求項16記載の発明は、請求項9
乃至請求項15の何れか1項記載の発明において、前記
購買者が所定の購買者であるか否かを判定する購買者判
定工程を更に含むものである。
【0046】このように請求項16に記載の購買情報管
理方法によれば、請求項8記載の発明と同様に作用する
ので、請求項8記載の発明と同様に、所定の購買者のみ
が当該システムを利用できるようにすることが可能とな
り、当該システムの不正利用を防止することができる。
【0047】更に、上記目的を達成するために、請求項
17記載の購買情報管理装置は、購買者によって購買さ
れた購買物に関する購買情報を受信する購買情報受信手
段と、前記購買情報受信手段によって受信された購買情
報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された購
買情報に基づいて前記購買者による購買傾向を示す購買
傾向情報を導出する購買傾向導出手段と、前記購買傾向
導出手段によって導出された購買傾向情報を広告主に送
信する情報送信手段と、前記情報送信手段によって送信
された購買傾向情報に基づく前記広告主による指示に応
じて前記購買者に購買物に関する広告情報を配信する広
告情報配信手段と、を備えている。
【0048】請求項17に記載の購買情報管理装置によ
れば、購買者によって購買された購買物に関する購買情
報が購買情報受信手段によって受信され、受信された購
買情報が記憶手段によって記憶される。なお、上記購買
情報受信手段による購買情報の受信は、例えばインター
ネット、LAN(Local Area Network)、VAN(Valu
e Added Network)、電話回線網等のネットワークを介
して行うことができる。また、上記記憶手段としては、
RAM、EEPROM、フラッシュEEPROM等の記
憶素子、フロッピィディスク、CD−R、CD−RW、
MOディスク、磁気テープ等の可搬記録媒体やハードデ
ィスク等の固定記録媒体、或いはネットワークに接続さ
れたサーバ・コンピュータ等に設けられた外部記憶装置
等を用いることができる。
【0049】また、請求項17記載の購買情報管理装置
では、購買傾向導出手段により、記憶手段に記憶された
購買情報に基づいて上記購買者による購買傾向を示す購
買傾向情報が導出され、導出された購買傾向情報が情報
送信手段によって広告主に送信され、更に、送信された
購買傾向情報に基づく上記広告主による指示に応じて広
告情報配信手段により上記購買者に購買物に関する広告
情報が配信される。なお、上記購買傾向情報には、当該
購買物の購買周期を示す情報、当該購買物の購買頻度を
示す情報等の、あらゆる購買傾向を示す情報が含まれ
る。また、上記広告情報には、動画像データ、静止画像
データ等の画像データや、テキスト(文字)データ、音
声データ等の、広告を表現可能な全てのデータが含まれ
る。
【0050】すなわち、広告主は、上記購買傾向情報を
参照することによって、購買物が購買者により購買され
る時期や、購買物の需要の推移等を把握することがで
き、これによって効果的な広告の配信計画を立案するこ
とが可能となり、立案された配信計画に従って広告情報
を配信することによって宣伝効果を向上することができ
る。
【0051】このように請求項17に記載の購買情報管
理装置によれば、購買者によって購買された購買物に関
する購買情報を受信し、受信した購買情報を記憶手段に
記憶し、記憶した購買情報に基づいて購買者による購買
傾向を示す購買傾向情報を導出し、導出した購買傾向情
報を広告主に送信し、更に、送信した購買傾向情報に基
づく広告主による指示に応じて購買者に購買物に関する
広告情報を配信しているので、宣伝効果を向上すること
ができる。
【0052】また、請求項18記載の購買情報管理装置
は、請求項17記載の発明において、前記購買情報に、
前記購買物を識別可能な購買物識別情報、前記購買物が
前記購買者によって購買された時期を示す時期情報、及
び前記購買物の購買数量を示す数量情報の少なくとも1
つの情報を含めたものである。
【0053】請求項18記載の発明によれば、本発明に
係る記憶手段に、購買物を識別可能な購買物識別情報、
購買物が購買者によって購買された時期を示す時期情
報、及び購買物の購買数量を示す数量情報の少なくとも
1つの情報が記憶され、記憶された情報に基づいて購買
傾向情報が購買傾向導出手段により導出される。なお、
上記購買物識別情報としては、当該購買物の名称、当該
購買物に対して独自に割り当てられた数値情報や文字情
報等を適用することができる。また、上記時期情報に
は、当該購買物が購買された日付けを示す情報の他、購
買された時刻を示す情報も含めることができる。
【0054】従って、請求項18記載の発明では、上記
購買情報に購買物識別情報を含めた場合は、購買物識別
情報が示す購買物毎の購買傾向情報を導出することが可
能となり、購買情報に時期情報を含めた場合は、購買物
に関する購買周期を購買傾向情報として導出することが
可能となり、購買情報に数量情報を含めた場合は、購買
物の需要を示す情報を購買傾向情報として導出すること
が可能となる。
【0055】また、請求項19記載の購買情報管理装置
は、請求項17又は請求項18記載の発明において、前
記購買情報を提供した購買者に対して所定の特典を付与
するための処理を行なう特典付与手段を更に備えたもの
である。
【0056】請求項19記載の発明によれば、特典付与
手段により、購買情報を提供した購買者に対して所定の
特典を付与するための処理が行なわれる。なお、上記特
典には、上記購買物の購買代金の割引、上記購買物に関
する電子化情報の提供等を適用することができる。上記
特典として電子化情報の提供を適用した場合は、購買者
は、提供された電子化情報を、家計簿プログラムの入力
データとして適用したり、家庭内の食品在庫管理用のデ
ータ等として用いることができる。
【0057】すなわち、請求項19記載の発明では、購
買情報を提供した購買者に対し、情報提供の対価として
特典を付与している。これによって、購買情報を提供す
る購買者数を増加することが可能となり、これに伴って
購買傾向情報の信頼性が向上するため、広告主の数を増
加することができ、当該装置の利用率の向上を図ること
ができる。
【0058】なお、請求項20記載の購買情報管理装置
のように、本発明に係る前記広告情報配信手段は、イン
ターネットを介した電子メール及びホームページの少な
くとも一方を用いて前記広告情報を配信する形態を採る
ことができる。これによって、人手を介さずに低コスト
に広告情報を配信することができる。
【0059】また、請求項21記載の購買情報管理装置
は、請求項17乃至請求項20の何れか1項記載の発明
において、前記購買情報に、当該購買情報を提供した購
買者を識別可能な購買者識別情報を含めると共に、前記
情報送信手段は、前記購買傾向情報と、当該購買傾向情
報に関係する購買者を示す購買者識別情報を前記広告主
に送信するものである。
【0060】請求項21記載の発明によれば、本発明に
係る記憶手段に、購買情報を提供した購買者を識別可能
な購買者識別情報が記憶され、情報送信手段によって、
購買傾向情報と、当該購買傾向情報に関係する購買者を
示す購買者識別情報が広告主に送信される。なお、上記
購買者識別情報としては、当該購買者の氏名、当該購買
者に対して独自に割り当てられた数値情報や文字情報等
を適用することができる。
【0061】このように請求項21に記載の購買情報管
理装置によれば、請求項17乃至請求項20の何れか1
項記載の発明と同様の効果を奏することができると共
に、購買情報に、当該購買情報を提供した購買者を識別
可能な購買者識別情報を含め、かつ本発明に係る購買傾
向情報と、当該購買傾向情報に関係する購買者を示す購
買者識別情報を広告主に送信しているので、広告主は送
信された購買傾向情報に関係する購買者を識別すること
が可能となり、識別した購買者に対する広告情報の配信
を行うことによって宣伝効果を向上することができる。
【0062】ところで、請求項21記載の発明では、広
告主から購買傾向情報の提供料を徴収することが期待で
きるが、購買傾向情報及び購買者識別情報の提供を受け
た広告主は、購買傾向情報及び購買者識別情報に基づい
て広告情報を特定の購買者に直接配信することも可能と
なるため、購買傾向情報の提供料以外の料金を広告主か
ら徴収することができない場合がある。
【0063】そこで、請求項22記載の購買情報管理装
置は、請求項21記載の発明において、前記購買者識別
情報が、前記広告主にとって購買者を特定することがで
きない情報であるものとするものである。
【0064】これによって広告主は、広告情報を特定の
購買者に直接配信することができなくなり、広告情報の
配信を購買者識別情報から購買者を特定できる者に対し
て委託することが余儀なくされるので、これによって広
告情報の配信料を広告主から徴収することが期待できる
ようになる。
【0065】ところで、請求項22記載の発明では、広
告主から広告情報の配信毎に配信料を徴収することは期
待できるが、広告主が取得した購買傾向情報は、或る程
度の期間内においては高信頼性を維持するため、購買傾
向情報の広告主への提供頻度は低く、従って購買傾向情
報の提供料の徴収頻度は低いものとなる。
【0066】そこで、請求項23記載の購買情報管理装
置は、請求項22記載の発明において、前記購買者識別
情報を所定期間毎に変更する情報変更手段を更に備えた
ものである。
【0067】請求項23記載の発明によれば、情報変更
手段により、請求項22記載の発明における購買者識別
情報が所定期間毎に変更される。
【0068】これによって広告主は、上記所定期間を越
えた広告情報の特定の購買者への配信を委託することが
できなくなり、上記所定期間を越えた際には広告主は再
び購買傾向情報を参照することが余儀なくされるので、
これによって購買傾向情報の広告主への提供頻度が高く
なり、従って購買傾向情報の提供料の徴収頻度を高くす
ることができる。
【0069】更に、請求項24記載の購買情報管理装置
は、請求項17乃至請求項23の何れか1項記載の発明
において、前記購買者が所定の購買者であるか否かを判
定する購買者判定手段を更に備えたものである。
【0070】請求項24記載の発明によれば、購買者判
定手段によって購買者が所定の購買者であるか否かが判
定される。
【0071】このように請求項24に記載の購買情報管
理装置によれば、請求項17乃至請求項23の何れか1
項記載の発明と同様の効果を奏することができると共
に、購買者が所定の購買者であるか否かを判定している
ので、所定の購買者のみが当該装置を利用できるように
することが可能となり、当該装置の不正利用を防止する
ことができる。
【0072】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。まず、図1を参照
して、本実施の形態に係る購買情報管理システム10の
構成を説明する。
【0073】同図に示すように、本実施の形態に係る購
買情報管理システム10は、購買情報管理システム10
を管理するシステム管理センタに備えられたサーバ20
と、購買情報管理システム10を利用すべくシステム管
理センタと契約している複数の加盟店が各々所有する端
末装置30と、購買情報管理システム10を利用すべく
システム管理センタと契約している複数の顧客が各々所
有する端末装置60と、端末装置60を所有しない顧客
のためにシステム管理センタが複数の街角に設置した端
末装置70と、が各々モデム、ルータ、TA(Terminal
Adapter:ターミナル・アダプタ)等の接続装置12を
介して、ネットワーク(例えば、インターネットや、シ
ステム管理センタのサーバ20を中心として電話回線を
用いたリモート・アクセスによるもの等)14に接続さ
れて構成されている。なお、上記加盟店が本発明の広告
主に、上記顧客が本発明の購買者に、各々相当する。
【0074】上記サーバ20、端末装置30、端末装置
60及び端末装置70は、ネットワーク14を介して、
相互通信により各種情報の授受が可能である。
【0075】なお、以下の説明では、ネットワークとし
てインターネットを適用した場合について説明する。こ
の場合、サーバ20はWWW(World Wide Web)サーバ
として機能し、端末装置30、端末装置60及び端末装
置70はWWWクライアントとして機能する。
【0076】すなわち、端末装置30、端末装置60及
び端末装置70の各々には、WWWブラウザがインスト
ールされており、このWWWブラウザを起動することに
より、ネットワーク14を介してサーバ20に任意にア
クセスすることができる。このとき、アクセス位置はU
RL(Uniform Resource Locator)で指定される。
【0077】なお、端末装置30、端末装置60及び端
末装置70の識別には、IP(Internet Protocol)ア
ドレスが用いられるが、URL等の他の位置指定のコー
ドを用いてもよい。
【0078】上記サーバ20、端末装置30、端末装置
60及び端末装置70の各々には、各種情報を入力する
ためのキーボード、マウス等の入力装置や、各種メニュ
ー画面や処理結果等を表示するためのディスプレイ等が
備えられている。なお、このハードウェア構成は、一般
的なものであるので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0079】なお、本実施の形態では、顧客の端末装置
60としてパーソナル・コンピュータを適用した場合に
ついて説明するが、携帯電話器やPDA(Personal Dat
a Assistants;個人向け携帯型情報通信機器)等のイン
ターネットを利用可能な他の機器を適用することもでき
る。
【0080】一方、各加盟店が所有する端末装置30に
は、磁気カードとして構成された後述する加盟店カード
やIDカードの記憶内容の読み出しや、各カードへの各
種情報の書き込み(記憶)を行う磁気カードリーダライ
タ36が接続されると共に、当該加盟店に設置されてい
るPOS(Point Of Sales)端末38が接続されてい
る。なお、本実施の形態に係る磁気カードリーダライタ
36には、不図示のカード挿入口が設けられており、当
該カード挿入口に磁気カードが挿入された状態で、当該
磁気カードの記憶内容の読み出しや、各種情報の書き込
みを行うことができるように構成されている。
【0081】また、各顧客が所有する端末装置60、及
び街角に設置されている端末装置70にも、磁気カード
リーダライタ36と同様の構成とされた磁気カードリー
ダライタ66、及び磁気カードリーダライタ76が、各
々接続されている。なお、磁気カードリーダライタ36
及び磁気カードリーダライタ66は、システム管理セン
タから加盟店及び顧客に対して、契約期間終了後に返還
することを条件に無償で貸与されたものである。
【0082】一方、図2には、サーバ20における本発
明に特に関係する部分の構成が示されている。同図に示
すように、サーバ20は、サーバ20全体の動作を司る
制御部22と、外部との間でネットワーク14を介して
各種情報の授受を行う入出力ポート24と、各種データ
ベースやプログラム等を記憶するためのハードディスク
26と、を含んで構成されている。
【0083】図3には、ハードディスク26の各種記憶
内容が模式的に示されている。同図に示すように、ハー
ドディスク26には、各種データベースを記憶するため
のデータベース領域DARと、ネットワーク14に接続
されている端末装置からの要求に応じて要求元の端末装
置のディスプレイに表示するホームページ画面を示すデ
ータを記憶するためのホームページ領域HARと、各種
プログラムを記憶するためのプログラム領域PARと、
が設けられている。
【0084】また、上記データベース領域DARには、
顧客に関する各種情報を記憶するための顧客管理データ
ベースDB1、各加盟店が取り扱う各種商品の品目名と
当該品目名に対応する後述する区分コードとを対応付け
て記憶するための区分コードデータベースDB2、顧客
によって購買された購買物に関する各種情報(以下、
「購買情報」という。)を記憶するための購買情報デー
タベースDB3、加盟店に関する各種情報を記憶するた
めの加盟店管理データベースDB4等の本購買情報管理
システム10で用いられる各種データベースが配置され
ている。以下、各データベースの構成について詳細に説
明する。
【0085】図4に示すように、本実施の形態に係る顧
客管理データベースDB1は、購買情報管理システム1
0を利用すべくシステム管理センタと契約を締結した顧
客の顧客名、ID(Identification)コード、識別名、
プロフィール情報(本実施の形態では、「住所」、「電
話番号」、「メールアドレス(電子メールのアドレ
ス)」の各情報)、及びポイント情報が、顧客毎に記憶
されるように構成されている。
【0086】なお、上記IDコードは、システム管理セ
ンタとの契約時において、各顧客毎に異なるデータ(本
実施の形態では、数値データ)として付与されたもので
あり、各顧客には、このIDコードが記憶された不図示
の磁気カード(以下、「IDカード」という)がシステ
ム管理センタから無償で配布される。そして、本実施の
形態では、上記IDコードに基づいて、顧客であるか否
かの確認、及び顧客の特定が行われる。
【0087】また、上記識別名は、サーバ20において
顧客を識別するために用いられる情報であり、各加盟店
に対して提示されるものである。本実施の形態に係る購
買情報管理システム10では、上記識別名を所定期間
(例えば、1か月)毎に変更することによって、上記識
別名の有効期限を設けている。上記識別名が本発明の購
買者識別情報に相当する。
【0088】更に、上記ポイント情報は、購買情報を提
供した顧客に対し、情報提供の対価として付与されるポ
イントを示す情報である。顧客は、このポイントに応じ
た各種のサービスを受けることができる。
【0089】一方、図5に示すように、本実施の形態に
係る区分コードデータベースDB2は、各加盟店が取り
扱う商品の品目名と当該商品に対応する区分コードとが
対応付けられて記憶されるように構成されている。
【0090】なお、上記区分コードは、購買情報管理シ
ステム10において各加盟店が取り扱う商品毎に当該商
品を特定するための情報として統一的に付与されたデー
タ(ここでは、数値データ)である。上記区分コードが
本発明の購買物識別情報に相当する。
【0091】また、区分コードデータベースDB2は、
購買情報管理システム10のシステム運用開始時におい
て加盟している全ての加盟店が取り扱う全ての商品につ
いて、品目名と、当該品目名に対応する区分コードとを
対応付けて記憶することによって予め構築されている
が、新たに加盟店が増加したり、各加盟店が取り扱う商
品が増加すること等によって、区分コードデータベース
DB2に記憶されていない品目が発生した場合には、そ
の都度、当該品目を示す品目名と区分コードとを区分コ
ードデータベースDB2に追加記憶することになる。
【0092】また、図6に示すように、本実施の形態に
係る購買情報データベースDB3は、各顧客による各加
盟店からの商品の購買毎に、当該商品の品目名に対応す
る区分コード、購買した日付、購買した時刻、購買した
加盟店を示す加盟店コード、当該商品の品目名、購買し
た数量、及び購買金額が、IDコード毎、すなわち顧客
毎に記憶されるように構成されている。
【0093】なお、上記加盟店コードは、加盟店とシス
テム管理センタとの契約時において、各加盟店毎に異な
るデータ(本実施の形態では、数値データ)として付与
されたものであり、各加盟店には、この加盟店コードが
記憶された不図示の磁気カード(以下、「加盟店カー
ド」という)がシステム管理センタから無償で配布され
る。そして、本実施の形態では、上記加盟店コードに基
づいて、加盟店であるか否かの確認、及び加盟店の特定
が行われる。各加盟店では、所有する端末装置30に接
続された磁気カードリーダライタ36及び当該端末装置
30による所定の処理によって、加盟店カードに記憶さ
れている加盟店コードを当該端末装置30に接続された
POS端末38に予め登録しておく。
【0094】更に、図7に示すように、本実施の形態に
係る加盟店管理データベースDB4は、購買情報管理シ
ステム10を利用すべくシステム管理センタと契約を締
結した加盟店の加盟店名、加盟店コード、及びプロフィ
ール情報(本実施の形態では、「住所」、「電話番
号」、「メールアドレス(電子メールアドレス)」の各
情報)と、各加盟店が取り扱う商品の各商品毎の店別コ
ード、区分コード、及び品目名と、が加盟店毎に記憶さ
れるように構成されている。
【0095】なお、上記店別コードは、取り扱い商品毎
に各加盟店毎に独自に割り当てられたデータ(本実施の
形態では、数値データ)である。なお、上記店別データ
としては、各商品に当該商品の製造業者によって予め設
けられたバーコードが示す数値データを適用することも
でき、この場合は、これらの商品については統一的なデ
ータが店別コードとして用いられることになるが、この
場合であっても、魚介類や野菜類に代表される生鮮食品
等の、商品仕入れの段階ではバーコードが設けられてい
ない商品については、各加盟店毎に独自のコードが割り
振られることになる。
【0096】購買情報管理システム10が本発明の購買
情報管理システムに、サーバ20が本発明の購買情報管
理装置に、入出力ポート24が本発明の購買情報受信手
段及び情報送信手段に、ハードディスク26が本発明の
記憶手段に、磁気カードリーダライタ36、66及び7
6が本発明の購買情報入力手段に、各々相当する。
【0097】次に、本実施の形態に係る購買情報管理シ
ステム10の作用を説明する。まず、図8を参照して、
各加盟店が所有する端末装置30において実行される商
品登録処理について説明する。なお、図8は、加盟店管
理データベースDB4に新規に商品(具体的には、店別
コード、区分コード及び品目名)を登録する際に、端末
装置30の操作者による不図示のキーボード等の入力装
置を介した指示入力に応じて端末装置30で実行される
商品登録処理プログラムの流れを示すフローチャートで
ある。また、該商品登録処理プログラムは、予めシステ
ム管理センタから各加盟店に無償で配布されたものであ
る。
【0098】端末装置30の操作者は、上記指示入力を
行った後に、予め配布されている加盟店カードを当該端
末装置30に接続された磁気カードリーダライタ36の
不図示のカード挿入口に挿入する。
【0099】そこで、図8のステップ100では、操作
者による磁気カードリーダライタ36への加盟店カード
の挿入待ちを行い、挿入された時点(ステップ100が
肯定判定となった時点)でステップ102へ移行する。
【0100】ステップ102では、磁気カードリーダラ
イタ36に挿入されている加盟店カードから加盟店コー
ドを読み取る。
【0101】当該端末装置30の操作者は、加盟店カー
ドを磁気カードリーダライタ36に挿入すると、端末装
置30に設けられたキーボード、マウス等の入力装置を
介して、加盟店管理データベースDB4に新規に登録し
たい商品に対応する店別コードと品目名を入力する。
【0102】そこで、次のステップ104では、操作者
による上記店別コードと品目名の入力待ちを行い、入力
が終了した時点(ステップ104が肯定判定となった時
点)でステップ106へ移行する。
【0103】ステップ106では、操作者によって入力
された店別コードと品目名とを対応付けて当該端末装置
30に接続されたPOS端末38に登録し、次のステッ
プ108で上記ステップ102において読み取った加盟
店コードと、入力された店別コード及び品目名とを、対
応する店別コード及び品目名を対応付けた状態でサーバ
20に送信した後に、本商品登録処理プログラムを終了
する。
【0104】次に、図9を参照して、各加盟店が所有す
る端末装置30において実行される購買情報記録処理に
ついて説明する。なお、図9は、各顧客が何れかの加盟
店において何らかの商品を購買し、当該顧客が所有する
IDカードに当該購買に関する情報を記録する際に、購
買先の加盟店が所有する端末装置30の操作者による不
図示のキーボード等の入力装置を介した指示入力に応じ
て端末装置30で実行される購買情報記録処理プログラ
ムの流れを示すフローチャートである。また、該購買情
報記録処理プログラムも、予めシステム管理センタから
各加盟店に無償で配布されたものである。
【0105】端末装置30の操作者は、上記指示入力を
行った後に、商品を購買した顧客が所有するIDカード
を当該顧客から受け取り、端末装置30に接続された磁
気カードリーダライタ36の不図示のカード挿入口に挿
入する。
【0106】そこで、図9のステップ200では、操作
者による磁気カードリーダライタ36へのIDカードの
挿入待ちを行い、挿入された時点(ステップ200が肯
定判定となった時点)でステップ202へ移行する。
【0107】ステップ202では、POS端末38に予
め登録しておいた加盟店コード、商品購買の際にPOS
端末38によって収集された当該商品に対応する店別コ
ード、購買数量、購買金額、及び購買日時の各情報を磁
気カードリーダライタ36に挿入されたIDカードに対
して記録し、その後に本購買情報記録処理プログラムを
終了する。
【0108】次に、図10を参照して、各加盟店が所有
する端末装置30、各顧客が所有する端末装置60、及
び街角に設置された端末装置70の何れかにおいて実行
される購買情報通知処理について説明する。なお、図1
0は、各顧客が何れかの加盟店において商品を購買した
際に上記購買情報記録処理プログラムの実行によって当
該顧客が所有するIDカードに記録された上記購買に関
する情報をサーバ20に対して通知する際に、端末装置
の操作者による不図示のキーボード等の入力装置を介し
た指示入力に応じて当該端末装置で実行される購買情報
通知処理プログラムの流れを示すフローチャートであ
る。また、該購買情報通知処理プログラムも、予めシス
テム管理センタから各加盟店及び各顧客に無償で配布さ
れたものである。
【0109】端末装置の操作者は、上記指示入力を行っ
た後に、通知する情報が記録されたIDカードを当該端
末装置に接続された磁気カードリーダライタの不図示の
カード挿入口に挿入する。
【0110】そこで、図10のステップ300では、操
作者による磁気カードリーダライタへのIDカードの挿
入待ちを行い、挿入された時点(ステップ300が肯定
判定となった時点)でステップ302へ移行する。
【0111】ステップ302では、磁気カードリーダラ
イタに挿入されたIDカードに記録されているIDコー
ド、加盟店コード、購買品の店別コード、購買数量、購
買金額、及び購買日時の各情報を読み出し、次のステッ
プ304では、上記ステップ302の処理によって読み
出した各情報をサーバ20に送信する。
【0112】サーバ20では、端末装置30、端末装置
60及び端末装置70の何れかの端末装置から上記各情
報を受信すると、受信した情報に含まれる店別コードに
対応する品目名を示す情報を加盟店管理データベースD
B4から取得し、送信元の端末装置に送信する。なお、
このサーバ20による処理については後述する。
【0113】そこで、次のステップ306では、サーバ
20からの品目名を示す情報の受信待ちを行い、受信し
た時点(ステップ306が肯定判定となった時点)でス
テップ308ヘ移行し、上記ステップ306において受
信した品目名を示す情報を磁気カードリーダライタに挿
入されたIDカードに記録し、その後に本購買情報通知
処理プログラムを終了する。
【0114】本購買情報通知処理プログラムの実行によ
って、IDカードには購買品の品目名を示す情報が記録
されるので、当該顧客は、所有する磁気カードリーダラ
イタ66を用いて、当該品目名を示す情報と、上記購買
情報記録処理プログラムの実行によって記録された購買
数量、購買金額、及び購買日時の各情報(電子化情報)
を取得することができ、取得した情報を家計簿プログラ
ムの入力データとして利用したり、家庭内の食品在庫管
理用のデータ等として用いることができる。
【0115】ステップ302及びステップ304の処理
が本発明の購買情報入力工程に相当する。
【0116】次に、図11を参照して、各加盟店が所有
する端末装置30において実行される販売管理処理につ
いて説明する。なお、図11は、商品の売買傾向を示す
情報(以下、「売買傾向情報」という。)を取得する処
理(以下、「売買傾向情報取得処理」という。)、又は
売買傾向情報取得処理によって得られた売買傾向情報に
基づいて特定した顧客に対して広告を配信する処理(以
下、「広告配信処理」という。)を実行する際に、端末
装置30の操作者による不図示のキーボード等の入力装
置を介した指示入力に応じて端末装置30で実行される
販売管理処理プログラムの流れを示すフローチャートで
ある。また、該販売管理処理プログラムも、予めシステ
ム管理センタから各加盟店に無償で配布されたものであ
る。上記売買傾向情報が本発明の購買傾向情報に相当す
る。
【0117】端末装置30の操作者は、上記指示入力を
行った後に、予め配布されている加盟店カードを当該端
末装置30に接続された磁気カードリーダライタ36の
不図示のカード挿入口に挿入する。
【0118】そこで、図11のステップ400では、操
作者による磁気カードリーダライタ36への加盟店カー
ドの挿入待ちを行い、挿入された時点(ステップ400
が肯定判定となった時点)でステップ402へ移行す
る。
【0119】ステップ402では、本販売管理処理プロ
グラムが提供する各種処理から所望の処理を選択するた
めの所定のメニュー画面を当該端末装置30に備えられ
た不図示のディスプレイに表示し、次のステップ404
で端末装置30の操作者からの入力待ちを行う。
【0120】図12には、上記ステップ402の処理に
よって、ディスプレイに表示されたメニュー画面が示さ
れている。
【0121】本実施の形態に係る販売管理処理プログラ
ムでは、同図に示すように、売買傾向情報取得処理及び
広告配信処理の2つの処理が提供されており、端末装置
30の操作者は、同図に示すメニュー画面に対し、所望
の処理の名称に対応する位置を不図示のマウスによりポ
インティング指定することによって所望の処理を選択し
た後、当該メニュー画面の最下段に表示された「選択終
了」ボタンをマウスにて指定する。なお、同図における
「キャンセル」ボタンは、本販売管理処理プログラムの
実行を中止する際に指定するものである。
【0122】操作者によって「選択終了」ボタン、又は
「キャンセル」ボタンが指定されると上記ステップ40
4が肯定判定となってステップ406へ移行する。
【0123】ステップ406では、上記ステップ404
で入力した情報が「選択終了」ボタンが指定された旨を
示すものであったか否かを判定し、否定判定の場合は
「キャンセル」ボタンが指定されたものと見なして本販
売管理処理プログラムを終了し、肯定判定の場合にはス
テップ408へ移行する。
【0124】ステップ408では、操作者によって上記
メニュー画面上で選択された処理が「売買傾向情報取得
処理」であったか否かを判定し、「売買傾向情報取得処
理」であった場合(肯定判定の場合)はステップ410
へ移行する。
【0125】ステップ410では、所定の売買傾向情報
取得画面を端末装置30に備えられた不図示のディスプ
レイに表示し、次のステップ412で当該端末装置30
の操作者からの入力待ちを行う。
【0126】図13には、上記ステップ410の処理に
よって、ディスプレイに表示された売買傾向情報取得画
面が示されている。
【0127】本実施の形態に係る販売管理処理プログラ
ムでは、同図に示すように、顧客毎の購買傾向、品目毎
の販売傾向、及び指定地域内の販売傾向の、3種類の売
買傾向情報を取得することができるものとされており、
当該端末装置30の操作者は、同図に示す売買傾向情報
取得画面に対し、所望の情報に対応する位置を不図示の
マウスによりポインティング指定することによって所望
の情報を選択した後、当該売買傾向情報取得画面の最下
段に表示された「選択終了」ボタンをマウスにて指定す
る。なお、同図における「キャンセル」ボタンも、本販
売管理処理プログラムの実行を中止する際に指定するも
のである。
【0128】操作者によって「選択終了」ボタン、又は
「キャンセル」ボタンが指定されると上記ステップ41
2が肯定判定となってステップ414へ移行する。
【0129】ステップ414では、上記ステップ412
で入力した情報が「選択終了」ボタンが指定された旨を
示すものであったか否かを判定し、否定判定の場合は
「キャンセル」ボタンが指定されたものと見なして本販
売管理処理プログラムを終了し、肯定判定の場合にはス
テップ416へ移行する。
【0130】ステップ416では、磁気カードリーダラ
イタ36に挿入された加盟店カードに記憶されている加
盟店コードと、操作者によって上記売買傾向情報取得画
面上で選択された売買傾向情報を示す情報をサーバ20
に対して送信する。
【0131】サーバ20では、何れかの端末装置30か
ら上記売買傾向情報を示す情報を受信すると、受信した
情報が示す売買傾向情報を所定のアルゴリズムに従って
導出し、導出した売買傾向情報を送信元の端末装置30
に対して送信する。なお、このサーバ20による処理に
ついては後述する。
【0132】そこで、次のステップ418では、サーバ
20からの売買傾向情報の受信待ちを行い、受信した時
点(ステップ418が肯定判定となった時点)でステッ
プ420ヘ移行し、上記ステップ418において受信し
た売買傾向情報をディスプレイに表示する受信結果表示
処理を行う。
【0133】図14には、操作者により上記売買傾向情
報取得画面上で「顧客毎の購買傾向」が選択された場合
の、上記受信結果表示処理によってディスプレイに表示
された売買傾向情報取得結果画面が示されている。
【0134】同図に示すように、本実施の形態に係る売
買傾向情報取得結果画面では、顧客の識別名(顧客管理
データベースDB1の「識別名」欄の情報に相当)が表
示されると共に、サーバ20によって導出された当該識
別名に対応する顧客の購買傾向として、「卵・・・購買
周期:おおよそ1週間」、「牛乳・・・購買周期:おお
よそ2週間」というように、各種商品の購買周期が表示
され、かつ各商品毎に「次の購買予測日:〇月□日」、
「次の購買予測日:〇月△日」というように、この時点
以降に当該顧客によって各商品が購買されると予測され
る購買予測日が表示されている。
【0135】なお、同図に示す売買傾向情報取得結果画
面では、最下段に「次ページ」ボタン及び「参照終了」
ボタンが表示されており、操作者は別の顧客の購買傾向
を参照する際には「次ページ」ボタンを、購買傾向の参
照を終了する際には「参照終了」ボタンを、不図示のマ
ウスにて指定する。
【0136】一方、図15には、操作者により上記売買
傾向情報取得画面上で「品目毎の販売傾向」が選択され
た場合の、上記受信結果表示処理によってディスプレイ
に表示された売買傾向情報取得結果画面が示されてい
る。
【0137】同図に示すように、本実施の形態に係る売
買傾向情報取得結果画面では、品目名が表示されると共
に、サーバ20によって導出された当該品目名の商品に
対応する販売傾向として、「販売数増大周期:おおよそ
1週間」というように、当該商品の販売数が増大する周
期である販売数増大周期が表示され、かつ「次の販売数
増大予測日:〇月□日」というように、この時点以降に
当該商品の販売数が増大すると予測される販売数増大予
測日が表示されている。更に、同画面では、「〇月□日
に卵を購買するお客様の識別名 XXXX、YYYY、
・・・」というように、当該商品の販売数増大予測日に
当該商品を購買すると予測される顧客に対応する識別名
を表示している。
【0138】なお、同図に示す売買傾向情報取得結果画
面においても、最下段に「次ページ」ボタン及び「参照
終了」ボタンが表示されており、操作者は別の品目の販
売傾向を参照する際には「次ページ」ボタンを、販売傾
向の参照を終了する際には「参照終了」ボタンを、不図
示のマウスにて指定する。
【0139】操作者は、このような売買傾向情報取得結
果画面を参照することによって、各顧客の購買傾向や、
各種商品の売買傾向等を知ることができ、この購買傾
向、売買傾向等に基づいて効果的な広告の配信計画を立
案することが可能となる。例えば、上記販売数増大予測
日の直前に当該加盟店の周辺の住民に対して当該商品に
関する広告を配信する、といった広告配信計画を立案す
ることができる。
【0140】また、同画面を参照することによって、取
扱い商品の購買を予定している顧客の識別名を知ること
ができるので、この識別名を用いてサーバ20に対して
広告配信を手配することにより、効果的な宣伝を行うこ
とが可能となる。例えば、ある顧客がベビー用品を取り
扱う加盟店において紙おむつを購買した日が判明するこ
とによって、この日を起点として5年後に鞄を取り扱う
加盟店によってランドセルの広告を当該顧客に配信する
ように手配したり、家具を取り扱う加盟店によって机の
広告を当該顧客に配信するように手配する、といったこ
とができる。
【0141】操作者により上記売買傾向情報取得結果画
面上で「参照終了」ボタンが指定されるとステップ42
2へ移行し、上記ステップ418で受信した売買傾向情
報を不図示のハードディスクに記録した後に本販売管理
処理プログラムを終了する。
【0142】一方、上記ステップ408において、操作
者によって上記メニュー画面上で指定された処理が「売
買傾向情報取得処理」でなかったと判定された場合(否
定判定された場合)はステップ424へ移行する。
【0143】ステップ424では、所定の広告配信指示
画面を端末装置30に備えられた不図示のディスプレイ
に表示し、次のステップ426で当該端末装置30の操
作者からの入力待ちを行う。
【0144】図16には、上記ステップ424の処理に
よって、ディスプレイに表示された広告配信指示画面が
示されている。
【0145】本実施の形態に係る販売管理処理プログラ
ムでは、同図に示すように、広告の配信方法として、ホ
ームページによる配信、及び電子メールによる配信の、
2種類の配信方法が選択的に実行可能とされており、当
該端末装置30の操作者は、同図に示す広告配信指示画
面に対し、所望の配信方法に対応する位置を不図示のマ
ウスによりポインティング指定する。
【0146】また、広告配信指示画面には、広告の配信
先(識別名)を入力するための矩形枠が表示されてお
り、操作者は、広告を配信したい顧客に対応すると共
に、前述の売買傾向情報取得処理によって取得した識別
名を上記矩形枠内に不図示のキーボードによって入力す
る。
【0147】そして、操作者は、広告の配信方法の指定
及び識別名の入力を行った後に、当該広告配信指示画面
の最下段に表示された「設定終了」ボタンをマウスにて
指定する。なお、同図における「キャンセル」ボタン
も、本販売管理処理プログラムの実行を中止する際に指
定するものである。
【0148】操作者によって「設定終了」ボタン、又は
「キャンセル」ボタンが指定されると上記ステップ42
6が肯定判定となってステップ428へ移行する。
【0149】ステップ428では、上記ステップ426
で入力した情報が「設定終了」ボタンが指定された旨を
示すものであったか否かを判定し、否定判定の場合は
「キャンセル」ボタンが指定されたものと見なして本販
売管理処理プログラムを終了し、肯定判定の場合にはス
テップ430へ移行する。
【0150】ステップ430では、磁気カードリーダラ
イタ36に挿入された加盟店カードに記憶されている加
盟店コードと、操作者によって上記広告配信指示画面上
で設定された配信方法及び識別名を示す情報をサーバ2
0に対して送信し、次のステップ432で配信したい広
告を示すデータ(以下、「広告データ」という。)をサ
ーバ20に対して送信した後に、本販売管理処理プログ
ラムを終了する。
【0151】なお、上記広告データとしては、動画像デ
ータ、静止画像データ、テキスト(文字)データ等の当
該広告を示すあらゆるデータを適用することができる。
ここで、広告データとして動画像データや静止画像デー
タ等の画像データを適用した場合は、当該データを圧縮
してサーバ20に送信することが好ましい。
【0152】次に、図17を参照して、サーバ20にお
いて実行されるシステム管理処理について説明する。な
お、図17は、端末装置30、端末装置60、及び端末
装置70の何れかの端末装置から何らかの情報を受信し
た際に割込み処理として実行されるシステム管理処理プ
ログラムの流れを示すフローチャートであり、該プログ
ラムは、ハードディスク26のプログラム領域PARに
予め記憶されている。
【0153】同図のステップ500では、端末装置から
受信した情報が売買傾向情報取得処理に関する情報であ
ったか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ502
へ移行する。
【0154】ステップ502では、端末装置から受信し
た情報に含まれる加盟店コードが加盟店管理データベー
スDB4の「加盟店コード」欄に存在するか否かを判定
することにより、受信した情報の送信元の端末装置が契
約を締結した加盟店のものであるか否かを判定し、否定
判定の場合は本システム管理処理プログラムを終了し、
肯定判定の場合にはステップ504へ移行する。
【0155】ステップ504では、受信した情報に含ま
れる売買傾向情報を示す情報によって特定される売買傾
向情報、すなわち、送信元の端末装置の操作者によって
上記売買傾向情報取得画面上で選択された売買傾向情報
(本実施の形態では、「顧客毎の購買傾向」、「品目毎
の販売傾向」、「指定地域内の販売傾向」の何れかの情
報)を導出するための統計処理を実行する。
【0156】なお、操作者によって上記「顧客毎の購買
傾向」が選択されていた際の本実施の形態に係る上記統
計処理では、購買情報データベースDB3から、この時
点から遡って所定期間(本実施の形態では、1年間)の
「日付」欄のデータ(購買日を示すデータ)及び「品目
名」欄のデータを全ての顧客について読み出し、読み出
したデータに基づいて顧客毎でかつ品目別に購買周期を
導出すると共に、この時点以降に当該顧客によって当該
商品が購買されると予測される購買予測日を導出する。
【0157】ここで、上記購買周期の導出方法として
は、同一商品毎に購買間隔日数の平均値(小数点以下は
四捨五入)を購買周期とする方法、同一商品毎に頻度が
最も高い購買間隔日数を購買周期とする方法等を例示す
ることができる。なお、上記所定期間において1回しか
購買されていない商品については、購買周期を導出する
ことができないので、上記所定期間をより長く設定して
購買周期を導出する等の対応が必要となる。
【0158】また、上記購買予測日の導出方法として
は、予測対象とする商品の購買情報データベースDB3
に記憶されている最も新しい購買日への上記購買周期の
加算を繰り返して行い、この時点以降の日付けとなった
ものを購買予測日とする方法を例示することができる。
【0159】また、操作者によって上記「品目毎の販売
傾向」が選択されていた際の本実施の形態に係る上記統
計処理では、購買情報データベースDB3から、この時
点から遡って所定期間(本実施の形態では、1年間)の
全ての顧客に対する「日付」欄のデータ(購買日を示す
データ)及び「品目名」欄のデータを読み出し、読み出
したデータに基づいて品目別に各商品の販売数が増大す
る販売数増大周期を導出すると共に、この時点以降に各
商品の販売数が増大すると予測される販売数増大予測日
を導出する。
【0160】ここで、上記販売数増大周期の導出方法と
しては、同一商品毎に販売数が所定数以上となる日の間
隔日数の平均値(小数点以下は四捨五入)を販売数増大
周期とする方法、同一商品毎に販売数が上記所定数以上
となる日の間隔日数のうち、最も頻度が高い間隔日数を
販売数増大周期とする方法等を例示することができる。
ここで、上記所定数としては、当該商品の1日毎の平均
販売数より大きな値、当該商品の1日当りの販売数の最
大値近傍の値等を適用することができる。なお、上記所
定期間において1回しか販売されていない商品について
は、販売数増大周期を導出することができないので、上
記所定期間をより長く設定して販売数増大周期を導出す
る等の対応が必要となる。
【0161】また、上記販売数増大予測日の導出方法と
しては、販売数が上記所定数以上となった日付けのう
ち、この時点に最も近い日付けへの上記販売数増大周期
の加算を繰り返して行い、この時点以降の日付けとなっ
たものを予測日とする方法を例示することができる。
【0162】更に、操作者によって上記「指定地域内の
販売傾向」が選択されていた際の本実施の形態に係る上
記統計処理では、加盟店管理データベースDB4から情
報送信元の加盟店の住所を取得し、取得した住所と同一
地区(例えば、町名までが同一の地区)に属する全ての
加盟店の加盟店コードを加盟店管理データベースDB4
から取得した後、購買情報データベースDB3から、こ
の時点から遡って所定期間(本実施の形態では、1年
間)の上記取得した全ての加盟店コードに対応する「日
付」欄のデータ(購買日を示すデータ)及び「品目名」
欄のデータを読み出し、読み出したデータに基づいて品
目別に販売数増大周期を前述と同様に導出すると共に、
この時点以降における販売数増大予測日を前述と同様に
導出する。
【0163】次のステップ506では、上記ステップ5
04の処理によって得られた売買傾向情報と当該売買傾
向情報に関連する顧客の識別名(図14及び図15にお
ける識別名に相当)を情報送信元の端末装置に送信し、
次のステップ508では、情報送信元の端末装置を所有
する加盟店によって予め指定された銀行口座からシステ
ム管理センタによって予め指定された銀行口座への売買
傾向情報の提供料の振り替えが為されるようにするため
の処理を実行することにより課金処理を行ない、その後
に本システム管理処理プログラムを終了する。
【0164】一方、上記ステップ500において、端末
装置から受信した情報が売買傾向情報取得処理に関する
情報でなかったと判定された場合(否定判定された場
合)にはステップ510へ移行し、端末装置から受信し
た情報が広告配信処理に関する情報であったか否かを判
定し、肯定判定の場合はステップ512へ移行する。
【0165】ステップ512では、端末装置から受信し
た情報に含まれる加盟店コードが加盟店管理データベー
スDB4の「加盟店コード」欄に存在するか否かを判定
することにより、受信した情報の送信元の端末装置が契
約を締結した加盟店のものであるか否かを判定し、否定
判定の場合は本システム管理処理プログラムを終了し、
肯定判定の場合にはステップ514へ移行する。
【0166】ステップ514では、端末装置から受信し
た情報に含まれる配信方法を示す情報によって示される
配信方法がホームページによる配信であったか否かを判
定し、肯定判定の場合はステップ516へ移行して、ハ
ードディスク26のホームページ領域HARに予め記憶
されているホームページ画面を示すデータを、端末装置
から受信した情報に含まれる識別名に対応する顧客のみ
が、上記受信した情報に引き続いて受信した広告データ
を参照することができるように更新する。なお、上記ホ
ームページ画面は、加盟店から取得した広告データが示
す広告を顧客からの要望に応じて表示するためにシステ
ム管理センタによって提供されているものである。
【0167】図18には、顧客からの要望に応じて当該
顧客が操作する端末装置のディスプレイに表示されたホ
ームページ画面の一例が示されている。
【0168】同図に示す例では、当該顧客が所有するI
Dカードの磁気カードリーダライタへの挿入を促す旨の
メッセージが表示されている。これに応じて顧客がID
カードを磁気カードリーダライタに挿入した後に「挿入
終了」ボタンを不図示のマウスにてポインティング指定
すると、IDカードに記憶されているIDコードが上記
識別名に対応する顧客に付与されているIDコードであ
る場合に限って、一例として図19に示すような広告を
示す画面がディスプレイに表示される。
【0169】このとき表示された広告は、加盟店によっ
て指定された識別名に対応する顧客のみによって参照さ
れるように構成されているので、加盟店にとっては効果
的な宣伝を行うことができ、顧客にとっては購買する可
能性の高い商品についての有益な情報を得ることができ
る。
【0170】ホームページ画面を示すデータの更新が終
了すると、次のステップ518では、情報送信元の端末
装置30を所有する加盟店によって予め指定された銀行
口座からシステム管理センタによって予め指定された銀
行口座への広告配信料の振り替えが為されるようにする
ための処理を実行することにより課金処理を行ない、そ
の後に本システム管理処理プログラムを終了する。
【0171】一方、上記ステップ514において、端末
装置から受信した情報に含まれる配信方法を示す情報に
よって示される配信方法がホームページによる配信でな
かったと判定された場合(否定判定された場合)には、
上記配信方法が電子メールによる配信であったものと見
なしてステップ520へ移行する。
【0172】ステップ520では、端末装置から受信し
た情報に含まれる識別名に対応する顧客のメールアドレ
スを顧客管理データベースDB1から取得し、取得した
メールアドレスに対して、上記受信した情報に引き続い
て受信した広告データを電子メールにて送信し、次のス
テップ522で情報送信元の端末装置30を所有する加
盟店によって予め指定された銀行口座からシステム管理
センタによって予め指定された銀行口座への広告配信料
の振り替えが為されるようにするための処理を実行する
ことにより課金処理を行ない、その後に本システム管理
処理プログラムを終了する。
【0173】一方、上記ステップ510において、端末
装置から受信した情報が広告配信処理に関する情報では
なかったと判定された場合(否定判定された場合)には
ステップ524へ移行し、端末装置から受信した情報に
品目名を示す情報が含まれていたか否かを判定し、肯定
判定の場合はステップ526へ移行する。
【0174】ステップ526では、端末装置から受信し
た情報に含まれる加盟店コードが加盟店管理データベー
スDB4の「加盟店コード」欄に存在するか否かを判定
することにより、受信した情報の送信元の端末装置が契
約を締結した加盟店のものであるか否かを判定し、否定
判定の場合は本システム管理処理プログラムを終了し、
肯定判定の場合にはステップ528へ移行する。
【0175】ステップ528では、端末装置から受信し
た情報に含まれる品目名に対応する区分コードを区分コ
ードデータベースDB2から取得し、次のステップ53
0で、加盟店管理データベースDB4の上記受信した情
報に含まれる加盟店コードが示す加盟店に対応する「店
別コード」欄、「区分コード」欄、及び「品目名」欄の
未記憶領域に、上記受信した情報に含まれる店別コー
ド、上記ステップ528で取得した区分コード、及び上
記受信した情報に含まれる品目名を示す情報を各々記憶
した後に本システム管理処理プログラムを終了する。
【0176】一方、上記ステップ524において、端末
装置から受信した情報に品目名を示す情報が含まれてい
なかったと判定された場合(否定判定された場合)には
ステップ532へ移行し、端末装置から受信した情報に
IDコードを示す情報が含まれていたか否かを判定し、
肯定判定の場合はステップ534へ移行して購買情報登
録処理を実行する。
【0177】以下、図20を参照して、本実施の形態に
係る購買情報登録処理について説明する。なお、図20
は購買情報登録処理プログラムの流れを示すフローチャ
ートであり、該プログラムも、ハードディスク26のプ
ログラム領域PARに予め記憶されている。
【0178】同図のステップ600では、端末装置から
受信した情報に含まれるIDコードが顧客管理データベ
ースDB1の「IDコード」欄に存在するか否かを判定
することにより、受信した情報の送信者が契約を締結し
た顧客であるか否かを判定し、否定判定の場合は本購買
情報登録処理プログラムを終了して上記システム管理処
理プログラムを終了し、肯定判定の場合にはステップ6
02へ移行する。
【0179】ステップ602では、端末装置から受信し
た情報に含まれる加盟店コードが示す加盟店の、受信し
た情報に含まれる店別コードに対応する区分コード及び
品目名の各情報を加盟店管理データベースDB4から取
得し、次のステップ604では、上記ステップ602で
取得した区分コード及び品目名の各情報と、端末装置か
ら受信した情報に含まれる日時、加盟店コード、数量、
及び金額の各情報とを、購買情報データベースDB3の
上記受信した情報に含まれるIDコードに対応する「区
分コード」欄、「品目名」欄、「日付」欄、「時刻」
欄、「加盟店コード」欄、「数量」欄、及び「金額」欄
の各欄の未記憶領域に各々記憶し、次のステップ606
で、顧客管理データベースDB1における上記受信した
情報に含まれるIDコードが示す顧客に対応する「ポイ
ント情報」欄に記憶されているポイントに所定値(本実
施の形態では、100)だけ加算した後、ステップ60
8で上記ステップ602で取得した品目名を示す情報を
情報送信元の端末装置に送信した後に、本購買情報登録
処理プログラムを終了して上記システム管理処理プログ
ラムを終了する。
【0180】一方、上記ステップ532(図17参照)
において、端末装置から受信した情報にIDコードを示
す情報が含まれていなかったと判定された場合(否定判
定された場合)には、端末装置から受信した情報が誤っ
たものであったと見なして何れの処理も実行することな
く本システム管理処理プログラムを終了する。
【0181】システム管理処理プログラムのステップ5
04の処理が本発明の購買傾向導出手段及び購買傾向導
出工程に、ステップ506の処理が本発明の情報提示手
段及び情報提示工程に、ステップ516及びステップ5
20の処理が本発明の広告情報配信手段及び広告情報配
信工程に、各々相当し、購買情報登録処理プログラムの
ステップ606及びステップ608の処理が本発明の特
典付与手段及び特典付与工程に、ステップ600の処理
が本発明の購買者判定手段及び購買者判定工程に、ステ
ップ604の処理が本発明の記憶工程に、各々相当す
る。
【0182】次に、図21を参照して、サーバ20にお
いて実行される識別名変更処理について説明する。な
お、図21は、所定期間(本実施の形態では、1か月)
毎にサーバ20の制御部22によって実行される識別名
変更処理プログラムの流れを示すフローチャートであ
り、該プログラムも、ハードディスク26のプログラム
領域PARに予め記憶されている。
【0183】同図のステップ700では、顧客管理デー
タベースDB1の「識別名」欄から顧客1人分の識別名
を示す情報を読み出し、次のステップ702では、上記
ステップ700において読み出した識別名とは異なり、
かつ今回の識別名変更処理において未使用である識別名
を顧客管理データベースDB1の上記ステップ700で
読み出した識別名の記憶領域に記憶(上書き)する。
【0184】次のステップ704では、上記ステップ7
00及びステップ702の処理を顧客管理データベース
DB1に記憶されている全ての識別名について終了した
か否かを判定し、終了していない場合(否定判定の場
合)は上記ステップ700へ戻って再度上記ステップ7
00及びステップ702の処理を実行し、終了した時点
(ステップ704が肯定判定となった時点)で本識別名
変更処理プログラムを終了する。なお、上記ステップ7
00〜ステップ704の繰り返し処理の際に、上記ステ
ップ700では、それまでに読み出していない識別名を
読み出すようにする。
【0185】本識別名変更処理プログラムによる処理に
よって、各顧客毎に付与されている識別名が上記所定期
間(本実施の形態では、1か月)毎に更新されるので、
加盟店による識別名の使用期限を上記所定期間に制限す
ることができる。本識別名変更処理プログラムによる処
理が本発明の情報変更手段及び情報変更工程に相当す
る。
【0186】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係る購買情報管理システム10では、顧客によって購
買された購買物に関する購買情報をハードディスクに記
憶し、記憶した購買情報に基づいて売買傾向情報を導出
し、導出した売買傾向情報を加盟店に提示し、更に、提
示した売買傾向情報に基づく加盟店による指示に応じて
顧客に購買物に関する広告を配信しているので、宣伝効
果を向上することができる。
【0187】また、本実施の形態に係る購買情報管理シ
ステム10では、上記購買情報に、区分コード、購買し
た日付、及び購買した数量の各情報を含めているので、
区分コードが示す購買物毎の売買傾向情報の導出、購買
物に関する売買周期の導出、及び購買物の需要量の導出
等が可能となる。
【0188】また、本実施の形態に係る購買情報管理シ
ステム10では、上記購買情報を提供した顧客に対して
所定の特典を付与するための処理を行なっているので、
購買情報を提供する顧客数を増加することが可能とな
り、これに伴って売買傾向情報の信頼性が向上するた
め、加盟店の数を増加することができ、当該システムの
利用率の向上を図ることができる。
【0189】また、本実施の形態に係る購買情報管理シ
ステム10では、広告の配信方法として、インターネッ
トを介した電子メール及びホームページの少なくとも一
方を用いて広告を配信する形態を採ることができるの
で、人手を介さずに低コストに広告を配信することがで
きる。
【0190】また、本実施の形態に係る購買情報管理シ
ステム10では、上記購買情報に、当該購買情報を提供
した顧客を識別可能な識別名を含め、かつ売買傾向情報
と、当該売買傾向情報に関係する顧客を示す識別名を加
盟店に提示しているので、加盟店は提示された売買傾向
情報に関係する顧客を識別することが可能となり、識別
した顧客に対する広告の配信を行うことによって宣伝効
果を向上することができる。
【0191】また、本実施の形態に係る購買情報管理シ
ステム10では、上記識別名が、加盟店にとって顧客を
特定することができない情報であるものとしているの
で、加盟店は、広告を特定の顧客に直接配信することが
できなくなり、広告の配信をシステム管理センタに対し
て委託することが余儀なくされるので、これによって広
告の配信料を加盟店から徴収することができる。
【0192】また、本実施の形態に係る購買情報管理シ
ステム10では、上記識別名を所定期間毎に変更してい
るので、加盟店は上記所定期間を越えて広告を特定の顧
客に配信することができなくなり、上記所定期間を越え
た際に加盟店は再び売買傾向情報を参照することが余儀
なくされるので、これによって売買傾向情報の加盟店へ
の提供頻度が高くなり、従って売買傾向情報の提供料の
徴収頻度を高くすることができる。
【0193】更に、本実施の形態に係る購買情報管理シ
ステム10では、顧客が契約者であるか否かを判定して
いるので、契約者のみが当該システムを利用できるよう
にすることが可能となり、当該システムの不正利用を防
止することができる。
【0194】なお、本実施の形態では、契約者を判別す
るためのIDコードや加盟店コードを入力するために磁
気カードを適用した場合について説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えば、メモリカー
ド、IC(Integrated Circuit)カード等を適用する形
態とすることもできる。この場合も、本実施の形態と同
様の効果を奏することができる。
【0195】また、本実施の形態では、ホームページ又
は電子メールを利用して広告を配信する場合について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例
えば、広告をダイレクト・メール等によって郵送する形
態とすることもできる。この場合も、本実施の形態と同
様の効果を奏することができる。
【0196】また、本実施の形態では、購買情報を提供
する代償として顧客に対し購買物に関する電子化情報を
提供すると共に、ポイントを加算する場合について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、商品の購買代金の一部をキャッシュバックする形態
とすることもできる。この場合も、本実施の形態と同様
の効果を奏することができる。
【0197】また、本実施の形態では、IDコードが記
憶されたIDカードや加盟店コードが記憶された加盟店
カードを利用して各コードを入力する場合について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、IDコードや加盟店コードをキーボード、タッチパ
ネル等の入力装置を介して直接入力する形態とすること
もできる。
【0198】また、本実施の形態では、顧客と識別名と
を1対1で対応付けた場合について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば、顧客と識別
名とを複数対1で対応付ける形態とすることもできる。
【0199】この場合、図15に示した売買傾向情報取
得結果画面は、一例として図22に示すようなものとな
る。同図に示す例では、販売数増大予測日に当該商品を
購買すると予測される顧客の人数を表示すると共に、こ
れに該当する顧客を一括して表現する識別名(同図では
‘XXX1’)が表示されている。この場合において、
当該商品を購買すると予測される全ての顧客に対して広
告を配信したい場合には、図16に示される広告配信指
示画面上の識別名を入力するための矩形枠内にXXX1
を入力する。これに応じてサーバ20は、識別名XXX
1に対応する全ての顧客に対し、ホームページ及び電子
メールの少なくとも一方を用いて広告を配信するように
処理を行うと共に、広告主(加盟店)に対する広告配信
先の人数に応じた広告配信料の課金処理を行う。
【0200】この場合は、複数の顧客を1つの識別名で
示すことができるので、本実施の形態に比較して、広告
配信の指示を行う際における識別名の入力の手間を低減
することができる。
【0201】また、本実施の形態では、IDカードを介
して購買情報をサーバ20に送信する場合について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、POS端末38から端末装置30及びネットワーク
14を介してサーバ20に直に購買情報を送信する形態
とすることもできる。
【0202】この場合の具体的な形態としては、顧客が
商品を購買する都度、商品購買に際してPOS端末38
によって収集された当該商品に関する購買情報をサーバ
20に送信する形態の他、当該購買情報を購買毎にPO
S端末38に逐次記憶しておき、所定期間(例えば、1
か月間)毎にサーバ20にまとめて送信する形態等を例
示することができる。
【0203】この場合は、顧客による購買情報提供のた
めの作業を省略することができるので、顧客にとって使
い勝手のよい購買情報管理システムを構築することがで
きる。
【0204】
【発明の効果】本発明に係る購買情報管理システム及び
購買情報管理方法によれば、購買者によって購買された
購買物に関する購買情報を入力し、入力した購買情報を
記憶手段に記憶し、記憶した購買情報に基づいて購買者
による購買傾向を示す購買傾向情報を導出し、導出した
購買傾向情報を広告主に提示し、更に、提示した購買傾
向情報に基づく広告主による指示に応じて購買者に購買
物に関する広告情報を配信しているので、宣伝効果を向
上することができる、という効果が得られる。
【0205】また、本発明に係る購買情報管理装置によ
れば、購買者によって購買された購買物に関する購買情
報を受信し、受信した購買情報を記憶手段に記憶し、記
憶した購買情報に基づいて購買者による購買傾向を示す
購買傾向情報を導出し、導出した購買傾向情報を広告主
に送信し、更に、送信した購買傾向情報に基づく広告主
による指示に応じて購買者に購買物に関する広告情報を
配信しているので、宣伝効果を向上することができる、
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る購買情報管理システム10の
構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態に係る購買情報管理システム10の
サーバ20における本発明に特に関係する部分の構成を
示すブロック図である。
【図3】実施の形態に係るサーバ20に接続されたハー
ドディスク26の各種記憶内容を示す模式図である。
【図4】実施の形態に係る顧客管理データベースDB1
の構成を示す模式図である。
【図5】実施の形態に係る区分コードデータベースDB
2の構成を示す模式図である。
【図6】実施の形態に係る購買情報データベースDB3
の構成を示す模式図である。
【図7】実施の形態に係る加盟店管理データベースDB
4の構成を示す模式図である。
【図8】実施の形態に係る端末装置30によって実行さ
れる商品登録処理プログラムの流れを示すフローチャー
トである。
【図9】実施の形態に係る端末装置30によって実行さ
れる購買情報記録処理プログラムの流れを示すフローチ
ャートである。
【図10】実施の形態に係る端末装置30、端末装置6
0、及び端末装置70の何れかによって実行される購買
情報通知処理プログラムの流れを示すフローチャートで
ある。
【図11】実施の形態に係る端末装置30によって実行
される販売管理処理プログラムの流れを示すフローチャ
ートである。
【図12】実施の形態に係るメニュー画面の構成を示す
概略図である。
【図13】実施の形態に係る売買傾向情報取得画面の構
成を示す概略図である。
【図14】実施の形態に係る売買傾向情報取得結果画面
の構成を示す概略図である。
【図15】実施の形態に係る売買傾向情報取得結果画面
の他の構成を示す概略図である。
【図16】実施の形態に係る広告配信指示画面の構成を
示す概略図である。
【図17】実施の形態に係るサーバ20によって実行さ
れるシステム管理処理プログラムの流れを示すフローチ
ャートである。
【図18】実施の形態に係るホームページ画面の構成を
示す概略図である。
【図19】実施の形態に係るホームページ画面の他の構
成を示す概略図である。
【図20】システム管理処理プログラムの実行途中で実
行される購買情報登録処理プログラムの流れを示すフロ
ーチャートである。
【図21】実施の形態に係るサーバ20によって実行さ
れる識別名変更処理プログラムの流れを示すフローチャ
ートである。
【図22】実施の形態に係る売買傾向情報取得結果画面
の他の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
10 購買情報管理システム 12 接続装置 14 ネットワーク 20 サーバ(購買情報管理装置) 22 制御部 24 入出力ポート(購買情報受信手段及び情報送信
手段) 26 ハードディスク(記憶手段) 30 端末装置 36 磁気カードリーダライタ(購買情報入力手段) 38 POS端末 60 端末装置 66 磁気カードリーダライタ(購買情報入力手段) 70 端末装置 76 磁気カードリーダライタ(購買情報入力手段) DB1 顧客管理データベース DB2 区分コードデータベース DB3 購買情報データベース DB4 加盟店管理データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 340 G06F 17/30 340B 340A

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 購買者によって購買された購買物に関す
    る購買情報を入力する購買情報入力手段と、 前記購買情報入力手段によって入力された購買情報を記
    憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された購買情報に基づいて前記購買
    者による購買傾向を示す購買傾向情報を導出する購買傾
    向導出手段と、 前記購買傾向導出手段によって導出された購買傾向情報
    を広告主に提示する情報提示手段と、 前記情報提示手段によって提示された購買傾向情報に基
    づく前記広告主による指示に応じて前記購買者に購買物
    に関する広告情報を配信する広告情報配信手段と、 を備えた購買情報管理システム。
  2. 【請求項2】 前記購買情報に、前記購買物を識別可能
    な購買物識別情報、前記購買物が前記購買者によって購
    買された時期を示す時期情報、及び前記購買物の購買数
    量を示す数量情報の少なくとも1つの情報を含めた請求
    項1記載の購買情報管理システム。
  3. 【請求項3】 前記購買情報を提供した購買者に対して
    所定の特典を付与するための処理を行なう特典付与手段
    を更に備えた請求項1又は請求項2記載の購買情報管理
    システム。
  4. 【請求項4】 前記広告情報配信手段は、インターネッ
    トを介した電子メール及びホームページの少なくとも一
    方を用いて前記広告情報を配信する請求項1乃至請求項
    3の何れか1項記載の購買情報管理システム。
  5. 【請求項5】 前記購買情報に、当該購買情報を提供し
    た購買者を識別可能な購買者識別情報を含めると共に、 前記情報提示手段は、前記購買傾向情報と、当該購買傾
    向情報に関係する購買者を示す購買者識別情報を前記広
    告主に提示する請求項1乃至請求項4の何れか1項記載
    の購買情報管理システム。
  6. 【請求項6】 前記購買者識別情報が、前記広告主にと
    って購買者を特定することができない情報であるものと
    する請求項5記載の購買情報管理システム。
  7. 【請求項7】 前記購買者識別情報を所定期間毎に変更
    する情報変更手段を更に備えた請求項6記載の購買情報
    管理システム。
  8. 【請求項8】 前記購買者が所定の購買者であるか否か
    を判定する購買者判定手段を更に備えた請求項1乃至請
    求項7の何れか1項記載の購買情報管理システム。
  9. 【請求項9】 購買者によって購買された購買物に関す
    る購買情報を入力する購買情報入力工程と、 前記購買情報入力工程によって入力された購買情報を記
    憶手段に記憶する記憶工程と、 前記記憶手段に記憶された購買情報に基づいて前記購買
    者による購買傾向を示す購買傾向情報を導出する購買傾
    向導出工程と、 前記購買傾向導出工程によって導出された購買傾向情報
    を広告主に提示する情報提示工程と、 前記情報提示工程によって提示された購買傾向情報に基
    づく前記広告主による指示に応じて前記購買者に購買物
    に関する広告情報を配信する広告情報配信工程と、 を含む購買情報管理方法。
  10. 【請求項10】 前記購買情報に、前記購買物を識別可
    能な購買物識別情報、前記購買物が前記購買者によって
    購買された時期を示す時期情報、及び前記購買物の購買
    数量を示す数量情報の少なくとも1つの情報を含めた請
    求項9記載の購買情報管理方法。
  11. 【請求項11】 前記購買情報を提供した購買者に対し
    て所定の特典を付与するための処理を行なう特典付与工
    程を更に含む請求項9又は請求項10記載の購買情報管
    理方法。
  12. 【請求項12】 前記広告情報配信工程は、インターネ
    ットを介した電子メール及びホームページの少なくとも
    一方を用いて前記広告情報を配信する請求項9乃至請求
    項11の何れか1項記載の購買情報管理方法。
  13. 【請求項13】 前記購買情報に、当該購買情報を提供
    した購買者を識別可能な購買者識別情報を含めると共
    に、 前記情報提示工程は、前記購買傾向情報と、当該購買傾
    向情報に関係する購買者を示す購買者識別情報を前記広
    告主に提示する請求項9乃至請求項12の何れか1項記
    載の購買情報管理方法。
  14. 【請求項14】 前記購買者識別情報が、前記広告主に
    とって購買者を特定することができない情報であるもの
    とする請求項13記載の購買情報管理方法。
  15. 【請求項15】 前記購買者識別情報を所定期間毎に変
    更する情報変更工程を更に含む請求項14記載の購買情
    報管理方法。
  16. 【請求項16】 前記購買者が所定の購買者であるか否
    かを判定する購買者判定工程を更に含む請求項9乃至請
    求項15の何れか1項記載の購買情報管理方法。
  17. 【請求項17】 購買者によって購買された購買物に関
    する購買情報を受信する購買情報受信手段と、 前記購買情報受信手段によって受信された購買情報を記
    憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された購買情報に基づいて前記購買
    者による購買傾向を示す購買傾向情報を導出する購買傾
    向導出手段と、 前記購買傾向導出手段によって導出された購買傾向情報
    を広告主に送信する情報送信手段と、 前記情報送信手段によって送信された購買傾向情報に基
    づく前記広告主による指示に応じて前記購買者に購買物
    に関する広告情報を配信する広告情報配信手段と、 を備えた購買情報管理装置。
  18. 【請求項18】 前記購買情報に、前記購買物を識別可
    能な購買物識別情報、前記購買物が前記購買者によって
    購買された時期を示す時期情報、及び前記購買物の購買
    数量を示す数量情報の少なくとも1つの情報を含めた請
    求項17記載の購買情報管理装置。
  19. 【請求項19】 前記購買情報を提供した購買者に対し
    て所定の特典を付与するための処理を行なう特典付与手
    段を更に備えた請求項17又は請求項18記載の購買情
    報管理装置。
  20. 【請求項20】 前記広告情報配信手段は、インターネ
    ットを介した電子メール及びホームページの少なくとも
    一方を用いて前記広告情報を配信する請求項17乃至請
    求項19の何れか1項記載の購買情報管理装置。
  21. 【請求項21】 前記購買情報に、当該購買情報を提供
    した購買者を識別可能な購買者識別情報を含めると共
    に、 前記情報送信手段は、前記購買傾向情報と、当該購買傾
    向情報に関係する購買者を示す購買者識別情報を前記広
    告主に送信する請求項17乃至請求項20の何れか1項
    記載の購買情報管理装置。
  22. 【請求項22】 前記購買者識別情報が、前記広告主に
    とって購買者を特定することができない情報であるもの
    とする請求項21記載の購買情報管理装置。
  23. 【請求項23】 前記購買者識別情報を所定期間毎に変
    更する情報変更手段を更に備えた請求項22記載の購買
    情報管理装置。
  24. 【請求項24】 前記購買者が所定の購買者であるか否
    かを判定する購買者判定手段を更に備えた請求項17乃
    至請求項23の何れか1項記載の購買情報管理装置。
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