JP2002183641A - 携帯端末を利用した本人確認方法及びシステム - Google Patents

携帯端末を利用した本人確認方法及びシステム

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JP2002183641A
JP2002183641A JP2000385706A JP2000385706A JP2002183641A JP 2002183641 A JP2002183641 A JP 2002183641A JP 2000385706 A JP2000385706 A JP 2000385706A JP 2000385706 A JP2000385706 A JP 2000385706A JP 2002183641 A JP2002183641 A JP 2002183641A
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JP2000385706A
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Atsushi Shigematsu
篤 重松
Takeyuki Ogita
健之 荻田
Toshiya Isobe
俊哉 磯部
Fusao Mori
房夫 森
Koji Ishikawa
貢司 石川
Tasuku Oshima
翼 大嶋
Masao Kojima
雅夫 小島
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Sumitomo Corp
Parking Management Organization Ltd
Original Assignee
Sumitomo Corp
Parking Management Organization Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車場利用や店舗での買物や通信販売、イン
ターネットASP利用などの利用料金の非現金決済にお
いて必要となる本人確認方法及び本人確認システムを提
供する。 【解決手段】 非現金決済において必要となる本人認証
方法であって、商品・サービスの提供サイトに設けられ
た管理装置に利用者の所持する携帯可能な情報端末の電
話番号を通知する手順(ステップ1)と、管理装置から決
済管理装置に、情報端末の電話番号を通知する手順(ス
テップ2)と、決済管理装置から当該電話番号の情報端
末に電話を掛け、請求原因とその金額を提示して決済を
行うことを許諾するか否かの問合せを行う手順(ステッ
プ3)と、決済を行うことを許諾する旨の入力を確認す
ることにより本人確認を取る手順(ステップ4)とを含ん
で構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】駐車場利用や店舗での買物や
通信販売、インターネットASP利用などの利用料金の
非現金決済において必要となる本人確認方法及び本人確
認システムに係り、特に、多くの日本人が所持している
携帯可能な情報端末の電話会社による信用力の有る認証
を各種の非現金決済において必要となる本人であること
の確認に利用した本人確認方法及び本人確認システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】駐車場や店舗や通信販売やインターネッ
トのASPなどの利用料金を支払う場合、各種の方法が
存在していた。 1) 現金での支払は、最も単純で金銭の授受という点
では最も確実な方法である。また、通信販売において
は、代金引換えや商品受け取り後に郵便為替等による支
払も行われていた。 2) クレジットカードによる支払では、当該カードを
商品・サービスの提供サイトに設けられたカードリーダ
(読取機)に通し磁気ストリップに記録された暗証番号
等を読み取り、一方、利用者に暗証番号を言わせて照合
する。かかる照合により本人であることを確かめた後
(本人確認後)、当該取引についての決済を行う。カー
ドリーダの無い場合には、カード裏面に設けられたサイ
ン欄に記述のサインとの照合により確認を行う。
【0003】3) デビットカードでは、金融機関のキ
ャッシュカードを使って、小売店での買い物時に利用者
の預金口座から代金を引き落とし、小売店が指定した口
座に入金する。クレジットが与信枠を設けるのに対し、
デビットは即時決済を行う点で相違している。デビット
カード利用者が本人であることの確認は、クレジットカ
ードと同様で、カードリーダ(読取機)によるか、サイ
ンの照合によって行っている。消費者にとっては、現金
を持たずに買い物できる上に即時決済できるという利便
性がある。一方、小売店にとっては、クレジットカード
よりも安い手数料で即時に売上金が回収できる利点があ
る。 4) プリペイドカードによる支払方法では、利用者が
そのカードを購入した本人であるか否かは問わず、カー
ドに記述された残高から利用した分だけ差し引き、利用
可能な金額を更新する。小銭が不要で決済が短時間で済
む、割引やプレミアム、カードデザインのファッション
性等により普及が促進されている。最近は、パスネット
等1枚のカードで複数の鉄道、バスを利用できるものが
発行されて人気を集めている。
【0004】5) 一風変わった支払方法としては、ダ
イヤルQ2がある。ダイヤルQ2では、利用者が自己の
電話機能を持った情報端末を使用し、この情報端末から
情報が登録されているサービス提供会社に電話をかけ利
用する。この場合の料金は、利用した情報量により課金
される。すなわち、電話会社がサービス提供会社に代行
して情報端末を所有する利用者から、具体的には、その
電話番号の電話料金と一緒に利用料金の徴収を行ってい
た。この場合、サービス提供会社により提供される情報
を利用する者が当該情報端末の所有者であるか否かは、
暗証番号の照合程度の簡単な確認により行っているにし
過ぎなかった。 6) 営業などのビジネスにおいて、PCやPDAなど
の携帯端末からデータサーバへアクセスした場合の使用
料金は、利用者が誰であるかの認証を行った上で予め定
めてあった支払方法に従って決済する。この場合の認証
は、付属の装置を付けるなど改造が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した第一の支払方
法は、現金をいつも持ち歩かなければならない関係から
落としたり盗難にあう危険がつきまとう。また、駐車場
の場合のように小銭が無い場合には利用できな。また、
雨の日には濡れて紙幣が使えなくなるなどの欠点があっ
た。さらに、代金引換えや郵便為替による支払は、その
時に現金の持ち合わせがないと商品を受け取れない。ま
た、郵便局に行って所定の手続きをしなければならない
煩わしさが有る。
【0006】かかる事情により現金を用いない支払方法
の開発が要望されていた。かかる要望に応えたものが前
記2)〜4)であるが、クレジットカード及びデビット
カードによる支払は、盗難や拾い物によって入手した第
三者が不正使用した場合に大きな被害をもたらす恐れが
ある。従って、そのカードを使用しようとする者が、カ
ード所有者本人であることを確かめること、すなわち、
本人確認を取ることが重要な事項となる。
【0007】従来、本人であることの確認は、カード裏
面の磁気ストリップに記録された暗証番号と利用者が言
った暗証番号との照合、又は、カード裏面に設けられた
サイン欄に記述のものと利用者が利用明細書に記載した
サインとの照合により行っていた。前者の方法では、磁
気ストリップに記録された事項を読み取ることができる
機器の登場により不正使用に太刀打ちすることができな
くなった。かかる欠点を無くし且つカードに蓄積できる
情報量を増大したものとしてICチップを埋め込んだク
レジットカードも誕生している。しかしながら、価格の
点で実用化に至っていない。後者の方では、海外で使用
された場合を除いて、サインを真似て練習されると本物
と見分けがつかないというのが実情であった。
【0008】プリペイドカードは、利用者が事業者に与
信を与える関係となり、代金後払いのクレジットカード
の場合と逆である。プリペイドカードに割引やプレミア
ムが設定される所以である。その関係から、高額のもの
の購入には不向きで汎用性に欠ける欠点があった。利用
時に本人確認が行われない関係から、盗難や落し物をし
た場合には回収不可能となっていた。なお、プリペイド
カードは、販売した時点で事業者が所期の利益を得てし
まうため、利用者保護のための認証システムの構築には
不熱心である事情がある。
【0009】ダイヤルQ2は、公衆回線等の通信回線を
用いて利用者がサービス提供会社に電話をかけ情報を利
用した場合に、情報量に応じた利用料金を電話会社がサ
ービス提供会社に代わって徴収する。電話会社は、当該
情報の利用に関連して公衆回線を利用したことに対する
利用料金を、当該情報端末の契約者を発信者情報を入手
することにより特定して徴収する。これにより、利用料
金徴収の効率化が図れる。しかしながら、ダイヤルQ2
は、クレジットカードの場合と同様に、暗証番号の照合
程度の簡単な確認により利用可能である。従って、暗証
番号が漏れた場合等における不正使用に対しては実質的
に対処不能である欠点があった。PCやPDAなどの携
帯端末からデータサーバへアクセスした場合の使用料金
は、利用者が誰であるかの認証を行った上で予め定めて
あった支払方法に従って決済する。この場合の認証は、
付属の装置を付けることによって確実に行われるが、付
属装置の価格が比較的高価である欠点があった。
【0010】よって、本発明は、多くの日本人が所持し
ている携帯可能な情報端末の電話会社による信用力の有
る認証を各種の非現金決済において必要となる本人であ
ることの確認に利用した本人確認方法及び本人確認シス
テムを提供することを目的とする。本発明は、また、本
人確認の精度を向上させることができる本人確認方法及
び本人確認システムを提供することを目的とする。本発
明は、さらに、適宜の手法で携帯可能な情報端末の電話
番号を管理装置に通知することができる本人確認方法及
び本人確認システムを提供することを目的とする。本発
明は、さらにまた、簡単な構成により本人確認の精度を
向上させることができる本人確認方法及び本人確認シス
テムを提供することを目的とする。本発明は、さらにま
た、簡単な構成により本人確認の精度を向上させること
ができる他の本人確認方法及び本人確認システムを提供
することを目的とする。本発明は、さらにまた、簡単な
構成により本人が商品・サービスの提供サイトなど、そ
の場所から入力することを特定する本人確認方法及び本
人確認システムを提供することを目的とする。
【0011】
【発明が解決しようとする手段】本発明は、上述した目
的を達成したもので、駐車場利用や店舗での買物や通信
販売、インターネットASP利用などの利用料金の非現
金決済において必要となる本人認証方法であって、商品
・サービスの提供サイトに設けられた管理装置に利用者
から少なくとも利用者の所持する携帯可能な情報端末の
電話番号を通知する手順と、管理装置から決済サービス
センタに設けられた決済管理装置に、少なくとも利用者
の所持する携帯可能な情報端末の電話番号を通知する手
順と、決済管理装置から当該電話番号の情報端末に電話
を掛け、少なくとも請求原因とその金額を提示して決済
を行うことを許諾するか否かの問合せを行う手順と、そ
して、情報端末から決済を行うことを許諾する旨の入力
を確認することにより、非現金決済において必要となる
本人認証を行う手順とを含んで構成されてなる本人確認
方法を提供する。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の本人確認方法において、本人確認を取る手順は、携帯
可能な情報端末の電話登録暗証番号、氏名、郵便番号、
年令、住所、電子メールアドレス、支払先金融機関名、
口座番号、クレジットカード番号、デビットカード番
号、決済データの暗証番号等、携帯可能な情報端末の契
約者のみが知り得る個人情報のいずれか1つ又は複数と
組み合わせて使用する手順からなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の本人
確認方法において、利用者から管理装置への通知手順
が、利用者が管理装置に設けられた入力装置を用いて直
接入力する、利用者が所持している携帯可能な情報端末
から無線通信により非接触入力する、又は、利用者が有
するインターネット等の通信回線に接続可能な第二情報
端末から電話回線などの通信回線を介して入力する手順
からなることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の本人確認方法において、本人確認を取る手順
が、利用者が管理装置から入力する自由な暗証番号と、
利用者が所持している携帯可能な情報端末から入力する
自由な暗証番号を決済管理装置で照合・確認する手順か
らなることを特徴とする。請求項5に記載の発明は、請
求項1又は2に記載の本人確認方法において、本人確認
を取る手順が、管理装置が自動的に発行するランダムな
暗証番号を携帯可能な情報端末にて提示し、利用者が管
理装置から入力するランダムな暗証番号を決済管理装置
で照合・確認する手順からなることを特徴とする。
【0014】本発明の第二の態様は、駐車場利用や店舗
での買物や通信販売、インターネットASP利用などの
利用料金の非現金決済において必要となる本人であるこ
との確認を取る本人確認システムにおいて、電話機能を
持った携帯可能な情報端末と、商品・サービスの提供サ
イトに設けられ、利用者から入力された少なくとも利用
者の所持する携帯可能な情報端末の電話番号を決済管理
装置に通知する電話番号通知手段を有してなる管理装置
と、携帯可能な情報端末及び管理装置に公衆電話回線等
の通信回線を用いて接続され決済サービスセンタに設け
られた決済管理装置であって、管理装置から通知された
利用者の所持する携帯可能な情報端末の電話番号に基づ
いて当該電話番号の情報端末に電話を掛け、少なくとも
請求原因とその金額を提示して決済を行うことを許諾す
るか否かの問合せを行う決済許諾問合せ手段と、利用者
の有する携帯可能な情報端末から決済を行うことを許諾
する旨の入力を確認することにより非現金決済において
必要となる本人であることの確認を取る本人確認手段と
を有してなる決済管理装置とを含み構成されてなる本人
確認システムを提供する。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の本人確認システムにおいて、決済管理装置の本人確認
手段は、携帯可能な情報端末の電話登録暗証番号、氏
名、郵便番号、年令、住所、電子メールアドレス、支払
先金融機関名、口座番号、クレジットカード番号、デビ
ットカード番号、決済データの暗証番号等、携帯可能な
情報端末の契約者のみが知り得る個人情報のいずれか1
つ又は複数と組み合わせて本人確認するようにしてなる
ことを特徴とする。
【0016】請求項8に記載の発明は、請求項6又は7
に記載の本人確認システムにおいて、管理装置は、利用
者が直接必用事項を入力することができる入力装置、利
用者が所持している携帯可能な情報端末から無線通信に
より非接触入力することができる受信装置、又は、利用
者が有するインターネット等の通信回線に接続可能な第
二情報端末から電話回線などの通信回線を介して入力さ
れた入力信号を変換する入力信号変換装置のいずれか又
はそれらの任意の組み合わせを含んでなることを特徴と
する。請求項9に記載の発明は、請求項6又は7に記載
の本人確認システムにおいて、決済管理装置の本人確認
手段は、利用者が管理装置から入力する自由な暗証番号
と、利用者が所持している携帯可能な情報端末から入力
する自由な暗証番号とを照合・確認するようにしてなる
ことを特徴とする。
【0017】請求項10に記載の発明は、請求項6又は
7に記載の本人確認システムにおいて、決済管理装置の
本人確認手段は、管理装置が自動的に発行するランダム
な暗証番号を携帯可能な情報端末にて提示し、利用者が
管理装置から入力するランダムな暗証番号を決済管理装
置で照合・確認するようにしてなることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の本人
確認方法及び本人確認システムを詳細に説明する。図1
9は、本発明に係る本人確認システムの一実施形態のブ
ロック図である。図19に示すように、本人確認システ
ムの一実施形態は、概略的に、携帯電話等の電話機能を
持った携帯可能な情報端末2と、商品・サービスの提供
サイトに設けられた管理装置1と、そして、管理装置1
及び情報端末2に公衆電話回線等の通信回線を用いて接
続された決済管理装置6とを備えて構成されている。利
用者は、管理装置1にある入力装置、例えば、テンキー
や画面の数字部位を押圧することにより少なくとも利用
者の所持する情報端末2の電話番号を入力することがで
きる。管理装置1は、当該電話番号をメモリに記録する
と共に決済管理装置6に通知する。これらの操作は、管
理装置1に設けられた電話番号通知手段1aによって行
われる。
【0019】決済管理装置6は、本システムを維持/管
理する決済サービスセンタに設けられるもので、管理装
置1から通知された利用者の所持する携帯可能な情報端
末2の電話番号に基づいて当該電話番号の情報端末に電
話を掛ける制御手段6aを備えている。決済管理装置6
は、また、情報端末2の表示画面に少なくとも請求原
因、例えば、XX駐車場における駐車料金であるとかO
Oデパートにおける買い物であるとかの表示とその金額
を提示して決済を行うことを許諾するか否かの問合せを
行う決済許諾問合せ手段6bと、そして、利用者の有す
る携帯可能な情報端末2から決済を行うことを許諾する
旨の入力を確認する本人確認手段6cとを有している。
【0020】図示された好ましい実施例では、情報端末
2は、電話会社の電話管理装置3を介して公衆回線1
3,16で決済管理装置6と接続されている。使用され
た電話料金及び商品・サービスの提供サイトにおける利
用料金は、本人確認後に、金融機関等の決済装置4によ
り決済される。従って、決済管理装置6と決済装置4と
は、一般の又は専用の通信回線17によって接続されて
いる。使用された電話料金及び商品・サービスの提供サ
イトにおける利用料金は、また、決済管理装置6の代わ
りに、ダイヤルQ2と同様に、電話会社により代行徴収
するように構成することもできる。この場合、電話管理
装置3と決済装置4とは、一般の又は専用の通信回線1
4によって接続される。
【0021】図20は、図19に示された本人確認シス
テムによって実行される本発明に係る本人確認方法の一
実施形態のフローチャートである。図示されているよう
に、本発明に係る本人確認方法は、商品・サービスの提
供サイトに設けられた管理装置に利用者から少なくとも
利用者の所持する携帯可能な情報端末の電話番号を通知
する手順(ステップ1)と、管理装置から決済サービスセ
ンタに設けられた決済管理装置に、少なくとも利用者の
所持する携帯可能な情報端末の電話番号を通知する手順
(ステップ2)と、決済管理装置から当該電話番号の情報
端末に電話を掛け、少なくとも請求原因とその金額を提
示して決済を行うことを許諾するか否かの問合せを行う
手順(ステップ3)と、情報端末から決済を行うことを許
諾する旨の入力を確認することにより、非現金決済にお
いて必要となる本人であることの確認を取る手順(ステ
ップ4)とを含んで構成されている。
【0022】本発明方法では、日本人であればほとんど
の人が所持している携帯可能な情報端末の電話番号を商
品・サービスの提供サイトに設けられた管理装置1にお
いて利用者から取得し、これを決済管理装置6に通知
し、さらに決済管理装置6から当該通知された情報端末
2の電話番号を用いて電話を掛け、その情報端末2をそ
の時携帯している者から何らかの行動、具体的には、決
済を行うことを許諾する旨の入力か、又は、全く心当た
りがないことを理由とする拒否する旨の入力を確認す
る。管理装置1に情報端末2の電話番号を入力している
者がその情報端末2をその時携帯している者でない場合
には、全く心当たりがないことを理由とする拒否するこ
ととなる。逆に、決済を行うことを許諾する旨の入力が
あった場合には、管理装置1に情報端末2の電話番号を
入力している者がその情報端末2をその時携帯している
者であることを、実質的に証明することとなる。これに
より、本人であることの確認が取れることとになり、決
済の手続きに移行させることができる。
【0023】なお、携帯電話の盗難や落し物等により、
契約者以外の者の手に携帯可能な情報端末2が渡る可能
性も否定できない。このような場合、クレジットカード
やデビットカードと同様に、不正拾得者の使用を当該携
帯可能な情報端末2の契約者の使用ではないと見破るこ
とはできない。そこで、図示された好ましい実施例で
は、携帯可能な情報端末そのものには記録されていない
各種の個人情報、例えば、携帯可能な情報端末2の電話
登録暗証番号、契約者の氏名、郵便番号、年令、住所、
電子メールアドレス、支払先金融機関名、口座番号、ク
レジットカード番号、デビットカード番号、決済データ
の暗証番号、指紋など生体データ等、携帯可能な情報端
末2の契約者のみが知り得る個人情報のいずれか1つ又
は複数を、携帯可能な情報端末2(又は管理装置1)か
ら入力させ、電話会社又は決済管理装置6のメモリに記
録されている対応するデータと照合することにより(ス
テップ5)、本人であることの認証精度を向上させるこ
とができる。
【0024】
【具体例1】図1は、駐車場における本人確認システム
及びそれを利用した利用料金決済システムのブロック図
である。この利用料金決済システムは、従来、現金や各
種のカード、例えば、クレジットカード、デビットカー
ド、プリペイドカード等を用いて支払っていた利用料金
を、電話会社が携帯電話の口座から代行徴収するように
したものである。図示された本人確認システムは、概略
的に、駐車場に隣接して設置された管理装置1と、管理
装置1に有線、無線各種の通信回線12を介して接続さ
れた決済管理装置6と、駐車場を利用する者が所持する
携帯電話等の携帯可能な情報端末2と、情報端末2と決
済管理装置6とを通信回線13、16を介して接続する
電話管理装置3と、そして、電話管理装置3及び決済管
理装置6に通信回線14、17を介して接続された決済
装置4とを含んで構成されている。尚、通信回線13の
少なくとも一部は、情報端末2が携帯可能な情報端末で
あるため無線通信となる。
【0025】本システムは、自宅のPCを用いた場合等
のインターネットを介しての通信販売やASP利用の利
用料金の支払に伴う認証にも利用することができる。こ
の場合、利用者が用いる情報端末5は、公衆電話回線等
の通信回線15を用いて決済管理装置6に接続され、さ
らに、インターネット上のバーチャルショップ等には、
通信回線12を介して接続される。また、認証に用いる
情報端末2の電話番号も、決済管理装置6を経由して管
理装置1に通知される。その後は、駐車場等における管
理装置1と同様の手順によって、当該バーチャルショッ
プ等を利用した者が、情報端末2の電話会社と契約した
本人であることを認証する。情報端末5は、また、決済
管理装置6を経由せずにインターネットを介して直接ア
クセスするように構成することもできる。
【0026】駐車場の利用者が所定の情報を管理装置1
に入力する際に、管理装置1に設けられたテンキーや画
面に表示された数字/文字の部位を押圧することによっ
て行うこともできる。その代わりとして、赤外線等の無
線通信により非接触で行うこともできる。車の中から利
用者が身を乗り出して入力をする必要がなく、また、雨
の日など濡れなくてすむ利点がある。
【0027】管理装置1は、複数の駐車場に設置される
入出場による利用料金を精算する管理装置である。駐車
場は、自走ゲート式、コイン式、立体機械式、路上駐車
式などである。また、駐車場以外の施設であって入場出
場により料金を支払う施設、例えば、レンタカー貸し出
し施設などにも設置可能である。また、複数の店舗にお
ける買物においても応用可能で、料金を精算するPOS
レジに組み込んで設置可能である。店舗は、店員により
商品を販売する商店だけでなく、自動販売機など無人の
販売機械を含む概念である。前述のように、実販売のほ
かインターネットなどによる通信販売、インターネット
のASP利用によるバーチャルショップも含まれる。
【0028】図2は、図1に示された管理装置1の詳細
構成図であり、図3は、駐車場における管理装置1のデ
ータ入力部104の一例を示す詳細構成図である。図4
は、情報端末2の詳細構成図であり、図5は、電話管理
装置3の詳細構成図である。図6は、決済管理装置6の
詳細構成図であり、図7は、小売店等の店舗に管理装置
1が設置される場合におけるデータ入力部104の詳細
構成図であり、そして、図8は、情報端末5の詳細構成
図である。
【0029】図2に示されている管理装置1の料金計算
・課金部101は、入場時間と出場時間から利用料金の
計算と売上処理とをし、利用者に対して課金処理をす
る。後述する店舗使用・通信販売では、買物の集計と売
上処理とをし、課金処理をする。表示部102は、各種
のデータを表示する液晶画面等の画像表示部である。こ
の部位に、数字/文字キーを表示させ、これをテンキー
の代わりとして使用することもできる。電話部103及
び109は、電話の送受信、電話番号の通知、暗証番号
の記録、電話機器番号など電話機能による照合、認証な
どを行う。テンキーや表示部102に表示された数字/
文字エリア等を含むデータ入力部104は、利用者が所
持している携帯可能な情報端末2の電話番号、認証の精
度を向上させるための情報端末2の契約者のみが知り得
る個人情報を入力する。
【0030】認証部105は、データ入力部104から
の各種データと記録部106に記録された認証データ、
課金データ、決済データ等のデータとを照合し認証す
る。決済データ部111は、予め利用者の住所、氏名、
年令、郵便番号、電話番号、決済口座番号(銀行カー
ド、クレジットカード、デビットカード)など認証の精
度向上を図ると共に決済に必要なデータを記録する。時
計部110は、年月日時間を発生するクオーツ時計等の
時計からなる。制御部107は、上記各構成要素を用い
て本発明に係る本人確認方法を実行するプログラムを制
御する。なお、参照番号108は、管理装置1を小売店
等の店舗に配置した場合における、取扱商品の詳細情報
を蓄積する商品データ部である。
【0031】図3に示されているデータ入力部104
は、ゲート式駐車場に用いられる管理装置1におけるも
ので、入場しようとする車を検知する入場検知部100
1と、出場しようとする車を検知する出場検知部100
2と、入場する車の特定のための入力を行う入場テンキ
ー部1003と、そして、出場しようとする車の特定の
ための入力を行う出場テンキー部1004とを備えて構
成されている。なお、出場テンキー部1004は、出場
検知部1002からの検出信号と入場検知部1001か
らの検出信号とにより入出を識別できるため、省略する
ことができその場合は入場テンキー部1003で代用す
る。
【0032】図7に示されているデータ入力部104
は、店舗に設置される管理装置1におけるもので、買物
の料金や認証データの基礎となるデータを入力するPO
Sレジのカードリーダ部2001とテンキー部2002
とを含んでいる。買物の料金を各種カードで支払う場合
に、カード会社の認証方法に加えて本発明の認証により
本人であることの確証を得る。例えば、本人であること
に多少の疑義がある場合に、本人が所持しているであろ
う携帯電話に決済管理装置6から電話を掛け、その場で
決済管理装置6からの電話を受ける動作により本人確認
を行う。利用者は、決済管理装置6からの利用料金の課
金対象として、カードとすることも電話料金の支払口座
とすることもできる。
【0033】この場合、カード裏面に設けられた磁気ス
トリップ、ICカードのメモリなどに情報端末2の電話
番号を記録しておくように構成することもできる。買物
時に、カードリーダにカードを通してスワイプ操作する
と、手動入力より迅速且つ間違いなく情報端末2の電話
番号を入手することができる。そして、これを決済管理
装置6に通知することができる。また、カード内に予め
認証データを入れておくことで、決済管理装置6は電話
会社に認証データを照会しなくても情報端末2からの認
証データと照合・認証することもできる。また、上記テ
ンキーの代わりに赤外線送受信機等の非接触入力装置を
用いることもできる。
【0034】図4に図示された情報端末2は、利用者が
携帯する携帯電話、PDAなどの情報電話端末であっ
て、決済諾否入力部201と、表示部202と、電話の
受発信機能を有する電話部203と、データ入力部20
4と、認証部205と、記録部206と、そして、制御
部207とを含んで構成される。各部における基本的機
能は、前述した管理装置1における対応する構成要素の
それと同様であるので、詳細な説明は省略する。また、
情報端末2と管理装置1とに、それぞれ赤外線受発信素
子を別途に設けることで、非接触で情報端末2のデータ
入力部204から入力した各種のデータを管理装置1へ
入力することができる。また、指紋入力部を別途設ける
ことで認証することができる。
【0035】図8に図示された情報端末5は、通信販売
利用時やインターネットのASP利用時に、利用者が用
いるものである。駐車場や小売店等の店舗における本人
確認方法では、利用者が商品・サービスの提供サイトに
設けられた管理装置1の場所で認証データの入力を行
う。それに対して、本実施例のような通信販売利用やイ
ンターネットのASP利用では、利用者は遠隔地からイ
ンターネット等の通信回線を介して管理装置1に接続さ
れる。利用者端末5は、携帯可能な、または、卓上の携
帯電話、PDA、パソコンなどの情報通信端末であっ
て、決済諾否入力部501と、表示部502と、電話の
受発信機能を有する電話部503と、データ入力部50
4と、認証部505と、記録部506と、そして、制御
部507とを含んで構成される。各部における基本的機
能は、前述した管理装置1における対応する構成要素の
それと同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0036】図5に図示された電話管理装置3は、NT
Tドコモ社等の携帯電話会社に設置されるもので、電話
番号によって特定される外部の情報端末2に回線を接続
する電話部301、302、307と、認証データや決
済データを予め登録しておく決済データ部304と、情
報端末2の機器識別データやサービス・物販識別データ
などの認証を行う認証部305と、そして、駐車場や店
舗などでの利用料金や通話料金は受信先課金機能などに
より課金するが、これらデータを記録する記録部306
とを備えて構成されている。
【0037】図6に示された決済管理装置6は、決済サ
ービスセンタに設けられるもので、電話番号によって特
定される外部の端末、例えば、電話管理装置3や決済装
置4に回線を接続する電話部601、602、607
と、電話料金、課金データの内の利用料金及び決済デー
タを決済装置4に送信し決済する等の制御を行う制御部
603と、認証データや決済データを予め登録しておく
決済データ部604と、電話管理装置3からの認証デー
タ、課金データ及び決済データと管理装置1からの認証
データ、課金データ及び決済データとを照合し認証する
認証部605と、電話料金、課金データの内の利用料金
及び決済データを記録する記録部606とを含んで構成
されている。図示された好ましい実施例では、さらに、
地図情報を記録した地図データ部608も有している。
無人管理の場合に、管理装置1の場所と関連づけするこ
とにより、複数の管理装置1の利用状況を固定または携
帯可能な情報端末(図示せず)で把握管理することがで
きる。
【0038】金融機関の決済装置4は、電話管理装置3
からの電話料金と課金データの内の利用料金などを、利
用者口座から電話会社口座へ、また、電話会社口座から
駐車場、店舗口座へ振替え決済をする。通信回線12,
13,14,15,16,17は、必用に応じて、IS
DN回線、インターネット回線、PHS回線などの種々
の回線手段を用いることができる。認証データは、予め
電話会社の電話管理装置3と、決済サービスセンタの決
済管理装置6と、駐車場・店舗の管理装置1(店舗のP
OSレジ)に使用されるカード内の1つ以上に記録する
ことができる。
【0039】この認証データとしては、情報端末2の電
話番号の他、(1)自由な暗証番号、管理装置1が自動
的に発行するランダムな暗証番号、電話利用以外のソフ
ト情報・物販などで利用する利用者識別番号であるサー
ビス・物販利用者識別データ、発信者番号通知による電
話番号、電話機器識別データである電話機器番号、管理
装置1の電話番号、管理装置1の装置識別データである
装置番号、情報端末2から入力する諾否データや管理装
置1の自動発行にかかる決済番号である決済の諾否デー
タ、及び、(2)情報端末2の電話登録暗証番号、氏
名、郵便番号、年令、住所、電子メールアドレス、支払
先金融機関名、口座番号、クレジットカード番号、デビ
ットカード番号と、決済データの暗証番号、指紋など生
体データなど情報端末2の契約者のみが知っている個人
情報である。前者は、携帯端末である情報端末2とシス
テムの各装置との間の相互の認証に、後者は利用者本人
であることの確認の精度向上のためのデータとして使用
する。
【0040】課金データは、年月日日時、データ管理番
号、駐車場名、入出場時間、店舗名、通販管理番号、商
品名、数量、利用料金(金額)などからなる。受信者課
金データは、受信者に課金するデータの識別番号であ
る。サービス・物販識別データは、電話利用以外のソフ
ト情報・物販などの識別番号である。決済データは、予
め利用者が登録する銀行の決済口座番号、クレジットカ
ード番号などで、氏名、年令、住所、郵便番号、電話番
号、暗証番号など個人を特定するデータとリンクし、決
済を可能とするデータである。入場の有無データは、駐
車場の利用の有無を管理装置1のデータ入力部104よ
り入力する有り:1、無し:0と自動発行される決済番
号である。
【0041】次に、図9〜図11を用いて、ゲート式駐
車場を利用する場合における本発明に係る本人確認方法
及び認証後における決済の流れを説明する。図9は、ゲ
ート式駐車場に車を入場する時の流れを示すフローチャ
ートである。図10は、ゲート式駐車場から車を出場す
る時の流れを示すフローチャートである。図11は、ゲ
ート式及びコイン式駐車場を利用した場合のデータ表の
一例である。図9に示されているように、ゲート式駐車
場に入場しようとすると、管理装置1の入場検知部10
01(図3参照)が車の進入を検知する(ステップ1
1)。この時、利用者は、入場テンキー部1003から
利用者の認証データのうち、少なくとも情報端末2の電
話番号と自由な暗証番号を入力する(ステップ12)。高
いセキュリティを求めるときは、情報端末の電話登録暗
証番号、氏名、郵便番号、年令、住所、電子メールアド
レス、支払先金融機関名、口座番号、クレジットカード
番号、デビットカード番号、決済データの暗証番号等、
携帯可能な情報端末2の契約者のみが知り得る個人情報
も同時に入力する。
【0042】管理装置1の認証部105に、上記電話番
号を照会し、入場がないことをチェックした後、管理装
置1の記録部106に認証データのうち少なくとも情報
端末2の電話番号と自由な暗証番号と入場時刻を記録す
る(ステップ13)。次に、電話部103から決済管理装
置6の第1電話部601(図6参照)に電話し、データ
に入場有りデータを追加し、送信する(ステップ14)。
決済管理装置6は、データにサービス・物販識別データ
(例えば、駐車場料金を示す#0880などの文字列)
と、受信者課金データ(例えば、XXX氏への課金を行
うためのデータである#108などの文字列)とを追加
し、記録部606に記録する。一方、第2電話部602
から電話管理装置3の第1電話部301に電話し、前記
データを送信する(ステップ15)。
【0043】電話管理装置3では、決済データ部304
に記録された認証・決済データと、前記データのサービ
ス・物販識別データと、そして、受信者課金データとを
認証部305で認識し、記録部306に記録する。並行
して、情報端末2に前記データの内、サービス・物販識
別データ以外のデータを送信する(ステップ16)。利用
者は、情報端末2から認証データのうち少なくとも自由
な暗証番号と入場の有データ" 入場する:1"を入力
し、管理装置1に返信する(ステップ17)。管理装置1
の認証部105が認証データのうち少なくとも自由な暗
証番号と入場の有データである"入場する:1"を認識し
た場合、それを記録部106に記録する。これにより、
入場検知部1001のゲートが開き入場できる状態とな
る(ステップ18)。
【0044】また、入場の無データである"入場しな
い:0"の返信の場合は、入場できない状態が継続す
る。入場データは、また、決済サービスセンタの決済管
理装置6に送信し、記録部606に記録する。決済管理
装置6は、これら入場データから地図情報記録の手段及
び管理装置1の場所と関連づけする手段を持つ地図デー
タ部608で、複数の管理装置1の利用状況を把握する
ことができる。また、第3電話部607から、このよう
な利用状況データを固定または携帯可能な情報端末に送
信することができる。(図示なし)
【0045】一方、ゲート式駐車場から出場するときに
は、図10に示されているように、出場検知部1002
で車を検知する(ステップ21)。この時、利用者は、出
場テンキー部1004から、利用者の認証データのうち
少なくとも情報端末2の電話番号と自由な暗証番号を入
力する(ステップ22)。高いセキュリティを求めるとき
は、入場時に入力した個人情報、例えば、情報端末の電
話登録暗証番号、氏名、郵便番号、年令、住所、電子メ
ールアドレス、支払先金融機関名、口座番号、クレジッ
トカード番号、デビットカード番号、決済データの暗証
番号等、携帯可能な情報端末の契約者のみが知り得る個
人情報も同時に入力する。駐車場の入場と出場におい
て、管理装置1での照合・認証は、図11に図示したよ
うに、電話番号、駐車場名、入場ゲート関連番号と出場
ゲート関連番号によって照合し、認証することによって
短時間に照合・認証作業を完了することができる。
【0046】このように、管理装置1の認証部105
で、認証データのうち少なくとも情報端末2の電話番号
を照合、認証する(ステップ23)。記録部106には、
電話番号及び自由な暗証番号と出場時刻を記録する。一
方、入場時刻と出場時刻から利用料金を料金計算・課金
部101で計算し、認証データのうち少なくとも情報端
末2の電話番号及び自由な暗証番号から課金すべき口座
を特定して課金し、並行して、課金データとして記録部
106に記録する(ステップ24)。
【0047】管理装置1は、上記認証データである情報
端末2の電話番号と自由な暗証番号とに課金データを追
加し、決済サービスセンターの決済管理装置6に、これ
らを送信する(ステップ25)。決済管理装置6は、上記
認証データである情報端末2の電話番号と、課金データ
に、(さらに、サービス・物販識別データ(例えば#0
880などの文字列)と、受信者課金データ(例えば#
108などの文字列)と、発信者番号通知設定案内と、
サービス・物販利用者識別データ入力案内と、決済デー
タの暗証番号入力案内等を追加しても良い。)自由な暗
証番号入力案内と、決済の諾否問合せデータとを追加
し、電話会社の電話管理装置3を経由し情報端末2に送
信する(ステップ26)。並行して、これらのデータは、
決済管理装置6の記録部606に記録される。
【0048】前記( )内の追加データの場合、電話管理
装置3の認証部305で、サービス・物販識別データと
受信者課金データを認証し、課金すべき受信者毎に課金
データ及び決済の諾否データを記録部306に記録し、
並行して情報端末2に送信する(ステップ27)。利用者
は、認証データである情報端末2の電話番号と課金デー
タを確認する。(さらに、サービス・物販識別データの
確認と、受信者課金データと、発信者番号通知設定と、
サービス・物販利用者識別データと、決済データの暗証
番号などを追加しても良い。)自由な暗証番号と、決済
諾否データである"決済する:1"を入力し、電話管理装
置3を経由し、決済管理装置6に送信する(ステップ2
8)。決済管理装置6は、上記認証データを照合・認証
し、記録する。合格すると、認証データである、情報端
末2の電話番号と、課金データと、(さらに、受信者課
金データと、発信者番号通知の電話番号と、サービス・
物販識別データと、サービス・物販利用者識別データ
と、決済データの暗証番号等を追加しても良い。)決済
許諾データである"決済する:1"を、それぞれ、電話管
理装置3と管理装置1に送信し、記録する。
【0049】管理装置1の出場検知部1001はゲート
を開き、車両が出場できる状態とする(ステップ29)。
また、決済の拒否データである"決済しない:0"の返信
の場合は、出場できない。決済に際して決済管理装置6
は、図12に示すように、認証データである情報端末2
の電話番号と、課金データと、(さらに、電話機器識別
データと、発信者番号通知の電話番号と、サービス・物
販識別データ(例えば#0880などの文字列)と、受
信者課金データ(例えば#108などの文字列)と、サ
ービス・物販利用者識別データと、決済データの暗証番
号などを追加しても良い。)を電話管理装置3に送信す
る(ステップ31)。
【0050】電話管理装置3は、認証部305に予め登
録されている認証データと照合・認証する(ステップ3
2)。合格すると、認証データを決済管理装置6と、管
理装置1と、そして、情報端末2に送信する。 (1)電話管理装置3の料金の回収を決済管理装置6が
代行する本実施例では、電話管理装置3から決済管理装
置6を経由し、決済装置4へ利用者の決済口座番号と、
課金データを送信し(ステップ37)、決済装置4で利用
者の口座振替を行うことも可能である。決済装置4は、
個々の携帯可能な情報端末利用者の口座から決済管理装
置6の口座へ商品・サービス利用料金の振替を行う(ス
テップ38)。さらに、決済管理装置6の口座から商品
・サービスの提供者である駐車場・店舗の銀行口座へ振
替決済する(ステップ39)。この場合、電話料金は、電
話管理装置3から決済装置4へ直接送信し、商品・サー
ビスの利用料金とは別扱いになる。
【0051】また、料金の回収を決済管理装置6が行う
場合に、予め認証データを決済管理装置6に登録して、
これを用いて認証し、利用者の決済口座番号及び課金デ
ータを決済装置4へ送信し決済することも可能である。 (2)一方、料金の回収を電話管理装置3が行う実施例
では、電話管理装置3から金融機関の決済装置4へ情報
端末2の電話番号の決済口座番号と、電話料金と、課金
データを送信する(ステップ33)。決済装置4は、利用
者の口座から電話会社の口座へ商品・サービス利用料金
及び電話料金の振替を行う(ステップ34)。さらに、電
話会社口座から、駐車場・店舗の銀行口座へ振替決済す
る(ステップ35)。
【0052】また、この場合に、氏名、郵便番号、年
令、住所の一部、電子メールアドレス、支払先金融機関
名、口座番号などを情報端末2から入力させ、認証する
ことで一層の機器認証と本人確認のセキュリティを高め
ることができる。また、決済サービスセンターの決済管
理装置6は、これら出場データから、地図情報記録手段
及び管理装置1の場所と関連づけする手段を持つ地図デ
ータ部608で、複数の管理装置1の利用状況を把握す
ることができる。また、第3電話部607から固定また
は携帯可能な情報端末に利用状況データを送信すること
ができる。
【0053】また、管理装置1が自動的に発行するラン
ダムな暗証番号を情報端末2に表示し、利用者が管理装
置1から入力するランダムな暗証番号を管理装置1で照
合・認証することも可能である。以上、ゲート式駐車場
について詳細に説明したが、駐車時及び駐車終了時にそ
れぞれ図9及び図10に示された入場時及び出場時にお
ける操作を行うことにより、路上駐車式の駐車スペース
に対しても応用可能である。また、この路上駐車場など
で、入場時に最低利用料金を先に課金し、徴収すること
も可能で、さらに、追加利用料金を携帯電話から継続利
用料金を行う課金データを送信することで継続使用が可
能となる。また、ここに示した駐車場利用、店舗での買
物、通信販売、インターネットのASP 利用以外にも
レンタル利用、ガソリンスタンド利用にも利用できる。
【0054】
【実施例2】次に、車両が駐車スペースに駐車した場合
に、車両下方に設けられたフラップが所定高さまで持ち
上がり車両の出場を許さないように構成したフラップ式
駐車場利用の例について説明する。図13は、フラップ
式駐車場に入場するときの流れを示すフローチャートで
あり、図14は、フラップ式駐車場から出場するときの
流れを示すフローチャートである。フラップ式駐車場に
おいては、入場時、入場検知部1001が車を検知する
(ステップ41)と自動的に駐車スペースの番号に対応す
るフラップ番号と入場時刻が管理装置1の記録部106
に記録される(ステップ42)。車両が当該駐車スペース
に駐車してから所定時間後、入場検知部1001はフラ
ップを所定高さまで持ち上げ車両が駐車スペースから出
られないようにする(ステップ43)。なお、このため、
ゲート式駐車場の入場時のように認証行為は行なわない
(図9参照)。次に、出場部1002は、車両の駐車を
検知し続けている(ステップ51)。出場に際して、駐車
場利用者は、出場テンキー部1004からフラップの番
号と、利用者の認証データのうち少なくとも情報端末2
の電話番号と、そして、自由な暗証番号を入力する。管
理装置1の記録部106にフラップ番号と上記電話番号
と自由な暗証番号と出場時刻を記録する(ステップ5
2)。管理装置1の記憶部106に、フラップ番号と、
利用者が所有している情報端末2の電話番号と、自由な
暗証番号、そして、出場時刻を記憶する(ステップ5
3)。
【0055】管理装置1の料金計算・課金部101は、
入場時刻と出場時刻から利用料金を計算し、課金処理を
行う(ステップ54)。次に、電話部103から決済管理
装置6に電話をし、認証データと、そして、課金データ
とを送信する(ステップ55)。決済管理装置6は、認証
データである情報端末2の電話番号と、課金データに、
(さらに、サービス・物販識別データ(例えば#088
0などの文字列)と、受信者課金データ(例えば#10
8などの文字列)と、発信者番号通知設定案内と、サー
ビス・物販利用者識別データ入力案内と、決済データの
暗証番号入力案内などを追加しても良い。)自由な暗証
番号入力案内と、決済の諾否問合せデータとを追加し、
電話会社の電話管理装置3に送信する(ステップ56)。
【0056】電話管理装置3は、サービス・物販識別デ
ータと受信者課金データとを認証し、課金データと決済
の諾否問合せデータを情報端末2に送信する(ステップ
57)。前記( )内の追加データの場合も、電話管理装
置3で、サービス・物販識別データと受信者課金データ
を認証し、課金データと決済の諾否データを情報端末2
に送信する。利用者は、情報端末2から認証データであ
る情報端末2の電話番号と課金データ(さらに、サービ
ス・物販識別データと、受信者課金データと、発信者番
号通知設定と、サービス・物販利用者識別データと、決
済データの暗証番号等を追加しても良い。)を確認す
る。自由な暗証番号と、決済諾否データである"決済す
る:1"を入力し、電話管理装置3を経由し決済管理装
置6に送信する(ステップ58)。
【0057】決済管理装置6は、上記認証データを照合
・認証し、記録する(ステップ59)。合格すると、認証
データである情報端末2の電話番号と、課金データと、
(さらに、受信者課金データと、発信者番号通知の電話
番号と、サービス・物販識別データと、サービス・物販
利用者識別データと、決済データの暗証番号などを追加
しても良い。)、決済許諾データである"決済する:1"
を、電話管理装置3と管理装置1に送信する(ステップ
60)。出場検知部1001のフラップが下がり(ステッ
プ61)、車両は出場できる。また、決済の拒否データ
である"決済しない:0"の返信の場合は、出場できな
い。また、決済の方法や高いセキュリティの設定は、ゲ
ート式駐車場利用の例と同様に行うことができる。ま
た、機械式立体駐車場も同様な処理となる。
【0058】
【実施例3】次に、小売店等の店舗において買い物をす
る際に、その利用者が所持する携帯可能な情報端末2の
電話会社による高信用力の認証を利用することにより、
利用料金の課金及び決済する方法とシステムの例につい
て説明する。図15は、店舗で買い物利用したときの流
れを示すフローチャートであり、図16は、店舗での買
い物利用のデータ表例を示す図である。システムの詳細
は、基本的に図1に示されたものと同様であるためその
説明は省略する。
【0059】店舗で買い物利用したときの流れは、ま
ず、店舗の管理装置1の料金計算・課金部101で買物
料金の集計をし、課金処理をする。並行して、これを記
録部106に記録する(ステップ71)。次に、図7に示
されたデータ入力部104のカードリーダ部2001や
テンキー部2002を用いて、利用者の認証データのう
ち少なくとも情報端末2の電話番号と自由な暗証番号を
入力をする(ステップ72)。なお、カードに利用者の電
話番号を記録しておき、買物時、カードリーダ部200
1により当該記録を読み込むと手動入力より処理が早く
且つ間違いないようにすることができる。
【0060】また、高いセキュリティを求めるときは、
情報端末2の電話登録暗証番号、氏名、郵便番号、年
令、住所、電子メールアドレス、支払先金融機関名、口
座番号、クレジットカード番号、デビットカード番号、
決済データの暗証番号等、携帯可能な情報端末の契約者
のみが知り得る個人情報も同時に入力する。一方、管理
装置1の記録部106は、データ管理番号(POS機器
番号と売上連番)と、上記電話番号と、自由な暗証番号
と、売上時刻を記録する(ステップ73)。管理装置1
は、上記認証データである情報端末2の電話番号と自由
な暗証番号に、課金データを追加し、決済サービスセン
タの決済管理装置6にこれらを送信する(ステップ7
4)。
【0061】決済管理装置6は、上記認証データである
情報端末2の電話番号と課金データに(さらに、サービ
ス・物販識別データ(例えば#0880などの文字列)
と、受信者課金データ(例えば#108などの文字列)
と、発信者番号通知設定案内と、サービス・物販利用者
識別データ入力案内と、決済データの暗証番号入力案内
などを追加しても良い。)、自由な暗証番号入力案内
と、決済の諾否問合せデータとを追加し、電話会社の電
話管理装置3を経由し情報端末2に送信する(ステップ
75)。
【0062】前記( )内の追加データの場合も、電話管
理装置3で、サービス・物販識別データと受信者課金デ
ータを認証し、課金データと決済の諾否データを情報端
末2に送信する。利用者は、携帯可能な情報端末2で、
認証データである情報端末2の電話番号と、課金データ
を確認する。(さらに、サービス・物販識別データの確
認と、受信者課金データと、発信者番号通知設定と、サ
ービス・物販利用者識別データと、決済データの暗証番
号等を追加しても良い。)しかる後、自由な暗証番号
と、決済諾否データである"決済する:1"を入力し、電
話管理装置3を経由し決済管理装置6に送信する(ステ
ップ76)。
【0063】決済管理装置6は、上記認証データを照合
・認証し、記録する(ステップ77)。合格すると、認証
データである情報端末2の電話番号と、課金データと、
(さらに、受信者課金データと、発信者番号通知の電話
番号と、サービス・物販識別データと、サービス・物販
利用者識別データと、決済データの暗証番号などを追加
しても良い。)決済許諾データである"決済する:1"を
電話管理装置3と管理装置1に送信する(ステップ7
8)。情報端末2から認証データのうち少なくとも自由
な暗証番号と決済の許諾データである" 決済する:1"
が管理装置1に返信されると、管理装置1の認証部10
5で認証データのうち少なくとも自由な暗証番号と決済
の許諾データである"決済する:1"を認証し、記録部1
06に記録し、売上処理を終了する(ステップ79)。決
済管理装置6は、さらに、電話管理装置3に課金データ
を送信する(ステップ80)。また、決済の拒否データで
ある"決済しない:0"の返信の場合は、売上処理するこ
となくキャンセルする。また、決済の方法や高いセキュ
リティの設定は、前述したゲート式駐車場利用の例によ
る。
【0064】
【実施例4】次に、通信販売、インターネットのASP
利用の際に、その利用者が所持する携帯可能な情報端末
2の電話会社による高信用力の認証を利用することによ
り、利用料金の課金及び決済する方法とシステムの例に
ついて説明する。図17は、通信販売利用したときの流
れを示すフローチャートであり、図16は、通信販売利
用におけるデータ表例を示す図である。本態様における
システムは、基本的に、図1に示されたものに、通信回
線15を介して決済管理装置6に接続された携帯可能な
又は固定式の利用者端末5を追加したものである。
【0065】まず、利用者は、情報端末5のデータ入力
部504から店舗の管理装置1の電話部109に電話接
続する(ステップ91)。情報端末5のデータ入力部50
4を用いて商品データ部108に記録されていた商品の
選択し、料金計算・課金部101で料金を計算、課金処
理し、これらを通販管理番号とともに記録部106に記
録する(ステップ92)。利用者は、さらに、利用者の認
証データのうち少なくとも情報端末2の電話番号と自由
な暗証番号を入力する。これらデータは、売上時刻とと
もに記録部506、106に記録される(ステップ9
3)。
【0066】管理装置1の電話部103は、決済管理装
置6に電話をし、サービス・物販識別データと、受信者
課金データと、そして、課金データとを送信する(ステ
ップ94)。決済管理装置6は、上記認証データである
情報端末2の電話番号と、課金データに、(さらに、サ
ービス・物販識別データ(例えば#0880などの文字
列)と、受信者課金データ(例えば#108などの文字
列)と、発信者番号通知設定案内と、サービス・物販利
用者識別データ入力案内と、決済データの暗証番号入力
案内等を追加しても良い。)自由な暗証番号入力案内
と、決済の諾否問合せデータとを追加し、電話会社の電
話管理装置3を経由し、情報端末2に送信する(ステッ
プ95)。
【0067】前記( )内の追加データの場合も、電話管
理装置3でサービス・物販識別データと、受信者課金デ
ータを認証し、課金データと、決済の諾否問合せデータ
を情報端末2に送信する。電話管理装置3では、サービ
ス・物販識別データと、受信者課金データを認証し、課
金データと決済の諾否問合せデータを携帯可能な情報端
末2に送信する(ステップ96)。利用者は、情報端末2
で、認証データである情報端末2の電話番号と課金デー
タを確認する。(さらに、サービス・物販識別データの
確認と、受信者課金データと、発信者番号通知設定と、
サービス・物販利用者識別データと、決済データの暗証
番号などを追加しても良い。)自由な暗証番号と決済諾
否データである"決済する:1"を入力し、電話管理装置
3を経由し、決済管理装置6に返送する(ステップ9
7)。
【0068】決済管理装置6は、上記認証データを照合
・認証し、記録する(ステップ98)。合格すると、認証
データである情報端末2の電話番号と、課金データと、
(さらに、受信者課金データと、発信者番号通知の電話
番号と、サービス・物販識別データと、サービス・物販
利用者識別データと、決済データの暗証番号などを追加
しても良い。)決済許諾データである"決済する:1"を
電話管理装置3と管理装置1に送信する(ステップ9
9)。決済管理装置6から認証データのうち少なくとも
自由な暗証番号と決済の許諾データである" 決済する:
1"が管理装置1に返信されると、管理装置1の認証部
105で認証データのうち少なくとも自由な暗証番号と
決済の許諾データである"決済する:1"を認証し、記録
部106に記録し、売上処理を終了する(ステップ10
0)。また、決済の拒否データである"決済しない:0"
の返信の場合は、売上処理をせず、キャンセルする。ま
た、決済の方法や高いセキュリティの設定は、ゲート式
駐車場利用の例による。
【0069】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明は、商品・サー
ビスの提供サイトに設けられた管理装置に少なくとも利
用者の所持する携帯可能な情報端末の電話番号を通知す
る手順と、管理装置から決済サービスセンタに設けられ
た決済管理装置に、少なくとも利用者の所持する携帯可
能な情報端末の電話番号を通知する手順と、決済管理装
置から当該電話番号の情報端末に電話を掛け、少なくと
も請求原因とその金額を提示して決済を行うことを許諾
するか否かの問合せを行う手順と、情報端末から決済を
行うことを許諾する旨の入力を確認することにより、非
現金決済において必要となる本人認証手順とを含んで構
成されてなるため、多くの日本人が所持している携帯可
能な情報端末の電話会社による信用力の有る認証を各種
の非現金決済において必要となる本人であることの認証
に利用した本人確認方法を提供することができる効果を
有する。
【0070】請求項2に記載の本発明は、本人確認を取
る手順において、携帯可能な情報端末の電話登録暗証番
号、氏名、郵便番号、年令、住所、電子メールアドレ
ス、支払先金融機関名、口座番号、クレジットカード番
号、デビットカード番号、決済データの暗証番号等、携
帯可能な情報端末の契約者のみが知り得る個人情報のい
ずれか1つ又は複数とを組み合わせるため、簡単な手順
の付加で認証の精度を飛躍的に向上させることができる
本人確認方法を提供することができる効果を有する。
【0071】請求項3に記載の本発明は、利用者から管
理装置への通知手順において、利用者が管理装置に設け
られた入力装置を用いて直接入力する、利用者が所持し
ている携帯可能な情報端末から無線通信により非接触入
力する、又は、利用者が有するインターネット等の通信
回線に接続可能な第二情報端末から電話回線などの通信
回線を介して入力するため、適宜の手法で携帯可能な情
報端末の電話番号を管理装置に通知することができる本
人確認方法を提供することができる効果を有する。請求
項4に記載の本発明は、本人確認を取る手順において、
利用者が管理装置から入力する自由な暗証番号と、利用
者が所持している携帯可能な情報端末から入力する自由
な暗証番号を、決済管理装置で照合・認証することから
簡単な構成により認証の精度を向上させることができる
本人確認方法を提供することができる効果を有する。
【0072】請求項5に記載の本発明は、本人確認を取
る手順において、管理装置が自動的に発行するランダム
な暗証番号を携帯可能な情報端末にて提示し、利用者が
管理装置から入力するランダムな暗証番号を、決済管理
装置で照合・認証することから簡単な構成により認証の
精度を向上させることができる他の本人確認方法を提供
することができる効果を有する。通常行われている駐車
場、店舗の管理装置への電話番号や課金データは、複数
の数字や文字を順番に入力し、一遍には入力できない事
項である。本発明では、利用者が入力する携帯電話番号
は本人が良く知っている事項であり、決済の諾否データ
も「1」または「0」を入力するだけで足りる利点を有
している。また、利用者が入力する電話番号のほか自由
な暗証番号、電話登録暗証番号、氏名、郵便番号、年
令、住所の一部、電子メールアドレス、支払先金融機関
名、口座番号などは本人が良く知っている事項である。
従って、本発明では、データ入力が容易で、正確に且つ
迅速に処理することができる。
【0073】電話機能を利用することで電話会社の信用
力の有る認証機能を利用することができる。また、電話
番号を認証データとし電話利用機器の認証と利用者が特
定できる利点を有する。また、電話利用機器と関係する
電話登録暗証番号、氏名、郵便番号、年令、住所、電子
メールアドレス、支払先金融機関名、口座番号などの認
証データで本人を特定し、また、利用するその場で自由
な暗証番号を入力することで本人しか分からない一回限
りのID番号の認証データを設定することが可能となる
利点を有する。従って、これらの認証データを利用者本
人が入力し、利用側と支払側の機器を認証することで高
度な安全性が保てる。
【0074】また、管理装置1と情報端末2との通信お
よび情報端末2の無線通信により非接触で認証データを
入力することで管理装置1、情報端末5などの設置場所
から入力していることの特定ができ一層の安全性が保て
る。さらにまた、情報端末2で指紋などの生体データを
入力し、認証することでも一層の安全性が保てることに
なる。また、営業などのビジネスにおけるPCやPDA
などの携帯端末からのデータサーバへのアクセスの認証
に、現在、持っている携帯電話などを利用して認証で
き、容易にシステムを構築できる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】駐車場における本人確認システム及びそれを利
用した利用料金決済システムのブロック図である。
【図2】図1に示された管理装置1の詳細構成図であ
る。
【図3】駐車場における管理装置1のデータ入力部10
4の一例を示す詳細構成図である。
【図4】情報端末2の詳細構成図である。
【図5】電話管理装置3の詳細構成図である。
【図6】決済管理装置6の詳細構成図である。
【図7】小売店等の店舗に管理装置1が設置される場合
におけるデータ入力部104の詳細構成図である。
【図8】情報端末5の詳細構成図である。
【図9】ゲート式駐車場に車を入場する時の流れを示す
フローチャートである。
【図10】ゲート式駐車場から車を出庫する時の流れを
示すフローチャートである。
【図11】ゲート式及びコイン式駐車場を利用した場合
のデータ表の一例である。
【図12】決済管理装置6における決済の流れを示すフ
ローチャートである。
【図13】フラップ式駐車場に入場するときの流れを示
すフローチャートである。
【図14】フラップ式駐車場から出場するときの流れを
示すフローチャートである。
【図15】店舗で買い物利用したときの流れを示すフロ
ーチャートである。
【図16】店舗での買い物利用のデータ表例を示す図で
ある。
【図17】通信販売利用したときの流れを示すフローチ
ャートである。
【図18】通信販売利用におけるデータ表例を示す図で
ある。
【図19】本発明に係る本人確認システムの一実施形態
のブロック図である。
【図20】図19に示された本人確認システムによって
実行される本発明に係る本人確認方法の一実施形態のフ
ローチャートである。 1 管理装置 2 情報端末 3 電話管理装置 4 決済装置 5 情報端末 6 決済管理装置 12〜17 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荻田 健之 愛知県名古屋市名東区亀の井1−133住友 高針荘A棟104号 (72)発明者 磯部 俊哉 東京都渋谷区道玄坂1−21−2日本航空電 子工業株式会社内 (72)発明者 森 房夫 東京都渋谷区道玄坂1−21−2日本航空電 子工業株式会社内 (72)発明者 石川 貢司 東京都渋谷区道玄坂1−21−2日本航空電 子工業株式会社内 (72)発明者 大嶋 翼 東京都渋谷区宇田川町2−1渋谷ホームズ 1205号株式会社駐車場綜合研究所内 (72)発明者 小島 雅夫 東京都あきる野市雨間563−1 Fターム(参考) 5B049 BB11 CC05 CC36 CC46 EE00 GG00 GG06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駐車場利用や店舗での買物や通信販売、イ
    ンターネットASP利用などの利用料金の非現金決済に
    おいて必要となる本人認証方法であって、商品・サービ
    スの提供サイトに設けられた管理装置に少なくとも利用
    者の所持する携帯可能な情報端末の電話番号を通知する
    手順と、前記管理装置から決済サービスセンタに設けら
    れた決済管理装置に、少なくとも利用者の所持する携帯
    可能な情報端末の電話番号を通知する手順と、前記決済
    管理装置から当該電話番号の情報端末に電話を掛け、少
    なくとも請求原因とその金額を提示して決済を行うこと
    を許諾するか否かの問合せを行う手順と、そして、前記
    情報端末から決済を行うことを許諾する旨の入力を確認
    することにより、非現金決済において必要となる本人認
    証を行う手順と、を含んで構成されてなる本人確認方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の本人確認方法において、
    本人確認を取る手順は、携帯可能な情報端末の電話登録
    暗証番号、氏名、郵便番号、年令、住所、電子メールア
    ドレス、支払先金融機関名、口座番号、クレジットカー
    ド番号、デビットカード番号、決済データの暗証番号
    等、携帯可能な情報端末の契約者のみが知り得る個人情
    報のいずれか1つ又は複数と組み合わせて使用する手順
    からなることを特徴とする本人確認方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の本人確認方法にお
    いて、利用者から前記管理装置への通知手順は、利用者
    が管理装置に設けられた入力装置を用いて直接入力す
    る、利用者が所持している携帯可能な情報端末から無線
    通信により非接触入力する、又は、利用者が有するイン
    ターネット等の通信回線に接続可能な第二情報端末から
    電話回線などの通信回線を介して入力する手順からなる
    ことを特徴とする本人確認方法。
  4. 【請求項4】請求項1又は2に記載の本人確認方法にお
    いて、本人確認を取る手順は、利用者が管理装置から入
    力する自由な暗証番号と、利用者が所持している携帯可
    能な情報端末から入力する自由な暗証番号を決済管理装
    置で照合・確認する手順からなることを特徴とする本人
    確認方法。
  5. 【請求項5】請求項1又は2に記載の本人確認方法にお
    いて、本人確認を取る手順は、管理装置が自動的に発行
    するランダムな暗証番号を携帯可能な情報端末にて提示
    し、利用者が管理装置から入力するランダムな暗証番号
    を決済管理装置で照合・確認する手順からなることを特
    徴とする本人確認方法。
  6. 【請求項6】駐車場利用や店舗での買物や通信販売、イ
    ンターネットASP利用などの利用料金の非現金決済に
    おいて必要となる本人認証システムにおいて、電話機能
    を持った携帯可能な情報端末と、商品・サービスの提供
    サイトに設けられ、利用者から入力された少なくとも利
    用者の所持する携帯可能な情報端末の電話番号を決済管
    理装置に通知する電話番号通知手段を有してなる管理装
    置と、携帯可能な情報端末及び管理装置に公衆電話回線
    等の通信回線を用いて接続され決済サービスセンタに設
    けられた決済管理装置であって、管理装置から通知され
    た利用者の所持する携帯可能な情報端末の電話番号に基
    づいて当該電話番号の情報端末に電話を掛け、少なくと
    も請求原因とその金額を提示して決済を行うことを許諾
    するか否かの問合せを行う決済許諾問合せ手段と、利用
    者の有する携帯可能な情報端末から決済を行うことを許
    諾する旨の入力を確認することにより非現金決済におい
    て必要となる本人確認手段とを有してなる決済管理装置
    と、を含み構成されてなる本人確認システム。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の本人確認システムにおい
    て、前記決済管理装置の本人確認手段は、携帯可能な情
    報端末の電話登録暗証番号、氏名、郵便番号、年令、住
    所、電子メールアドレス、支払先金融機関名、口座番
    号、クレジットカード番号、デビットカード番号、決済
    データの暗証番号等の携帯可能な情報端末の契約者のみ
    が知り得る個人情報のいずれか1つ又は複数と組み合わ
    せて本人確認するようにしてなることを特徴とする本人
    確認システム。
  8. 【請求項8】請求項6又は7に記載の本人確認システム
    において、前記管理装置は、利用者が直接必用事項を入
    力することができる入力装置、利用者が所持している携
    帯可能な情報端末から無線通信により非接触入力するこ
    とができる受信装置、又は、利用者が有するインターネ
    ット等の通信回線に接続可能な第二情報端末から電話回
    線などの通信回線を介して入力された入力信号を変換す
    る入力信号変換装置のいずれか又はそれらの任意の組み
    合わせを含んでなることを特徴とする本人確認システ
    ム。
  9. 【請求項9】請求項6又は7に記載の本人確認システム
    において、前記決済管理装置の本人確認手段は、利用者
    が管理装置から入力する自由な暗証番号と、利用者が所
    持している携帯可能な情報端末から入力する自由な暗証
    番号とを照合・確認するようにしてなることを特徴とす
    る本人確認システム。
  10. 【請求項10】請求項6又は7に記載の本人確認システ
    ムにおいて、前記決済管理装置の本人確認手段は、管理
    装置が自動的に発行するランダムな暗証番号を携帯可能
    な情報端末にて提示し、利用者が管理装置から入力する
    ランダムな暗証番号を決済管理装置で照合・確認するよ
    うにしてなることを特徴とする本人確認システム。
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