JP2002169588A - テキスト表示装置、テキスト表示制御方法、記憶媒体、プログラム伝送装置及び応対支援方法 - Google Patents

テキスト表示装置、テキスト表示制御方法、記憶媒体、プログラム伝送装置及び応対支援方法

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JP2002169588A
JP2002169588A JP2000350162A JP2000350162A JP2002169588A JP 2002169588 A JP2002169588 A JP 2002169588A JP 2000350162 A JP2000350162 A JP 2000350162A JP 2000350162 A JP2000350162 A JP 2000350162A JP 2002169588 A JP2002169588 A JP 2002169588A
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Takashi Asada
貴司 浅田
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International Business Machines Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文章の読み上げの進行状況に応じてディスプ
レイ装置に表示された文章の表示態様を変化させること
により、オペレータが読み上げの進行状況を容易に把握
できるようにする。 【解決手段】 テキストを表示するディスプレイ装置2
0と、このディスプレイ装置20に表示されたテキスト
の表示態様を制御するトークスクリプト表示制御部30
と、このディスプレイ装置20に表示されたテキストの
うち、使用者によって読まれた部分を特定する情報を入
力するトークスクリプト操作ウインドウ22及び入力装
置40とを備え、このトークスクリプト表示制御部30
は、このトークスクリプト操作ウインドウ22により入
力された情報に従って、このテキストにおける使用者に
よって読まれた部分におけるテキストの表示態様を変更
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイ装置
におけるテキストの表示を変化させることによりテキス
トの読みやすさを高める方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、電子機器の普及に伴って、CRT
や液晶などを用いたディスプレイ装置やプロジェクタ装
置により電気的にテキストを表示する用法が増えている
(以下、これらのテキスト表示に用いられる装置をディ
スプレイ装置と総称し、テキストの管理や表示制御を行
う構成を含めた装置をテキスト表示装置と称す)。特
に、コールセンターにおけるお客様への応対業務や演
説、報道などに用いられる読み上げ用の原稿は、表示す
る文章(すなわち読み上げる文章)を柔軟に選択し、迅
速に切り替え表示できることから、テキスト表示装置を
用いることが便利である。
【0003】例えば、上述したコールセンターにおける
応対業務においては、お客様に対して決まった情報を適
切に提示し、または必要な情報をもれなく取得するた
め、予め応対用の文章(台本)を用意しておき、これを
読み上げることによってお客様に応対することが行われ
ている。この文章をテキスト表示装置を用いて表示する
ことにより、必要な文章を迅速に検索したり切り替え表
示したりできるため、作業の効率を高め、オペレータの
負担を軽減することができる。
【0004】従来、この種の装置は、読み上げるべき文
章を画面に表示し、オペレータが表示された文章を読み
終わると、次に読む文章へと表示を切り換える。表示の
切り替えは、オペレータによる入力操作にしたがって行
われる。この表示切り換え用の入力操作は、GUI(Gr
aphical User Interface)によりディスプレイ装置に表
示されたボタンの操作や、キーボードなどのキースイッ
チの押下などによって行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したテキ
スト表示装置は、読み上げるべき文章を順次表示するの
みであるため、オペレータが進行状況(表示されている
文章のうち、どこまで読んだのか)を自分で確認しなが
ら読んでいかなければならなかった。そのため、オペレ
ータが文章を読んでいる途中で他の事柄に注意を向けた
場合など、進行状況がわからなくなる恐れがあった。
【0006】また、表示の切り替えを、ボタン操作など
のオペレータの意図的な操作にて行うのではなく、音声
認識などの手段により自動的に行うこととすれば、オペ
レータの負担を軽減することができる。
【0007】そこで、本発明は、文章の読み上げの進行
状況に応じてディスプレイ装置に表示された文章の表示
態様を変化させることにより、オペレータが読み上げの
進行状況を容易に把握できるようにすることを目的とす
る。
【0008】また、本発明は、音声認識によりオペレー
タの読み上げの進行状況を把握し、自動的にディスプレ
イ装置における文章の表示態様を変化させることによ
り、オペレータが読み上げの進行状況を容易に把握でき
るテキスト表示装置を提供することを他の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、次のように構成されたことを特徴とする
テキスト表示装置を提供する。すなわち、このテキスト
表示装置は、ユーザが発声するための補助としてテキス
トを表示する表示部と、音声入力を行う音声入力部と、
この音声入力部により入力された音声を解釈して内容を
識別する音声識別部と、この音声識別部により解析され
た音声の内容と表示部に表示されたテキストとを、所定
の区切りごとに比較する比較部と、この比較部によりこ
のテキストにおける所定の部分が発声されたと判断され
た場合に、この部分におけるテキストの表示態様を変更
する表示制御部とを備える。表示態様の変更としては、
表示色を変えたり、網掛け表示をしたり、フォントを変
更したりするといった種々の方法を取ることができる。
使用者が発声した部分のテキストの表示態様を変更する
ことにより、使用者は、自分がテキストのどこまで読ん
だのか(進行状況)を容易に把握することができる。
【0010】ここで、この表示制御部は、このテキスト
における発声されたと判断された部分の次に位置する特
定の部分を、さらに異なる表示態様に変更することがで
きる。この部分は、このテキストにおける次に読むべき
部分である。これにより、使用者は、進行状況に加え
て、次に読むべき(着目すべき)テキストの部分を容易
に見つけることができる。
【0011】また、このテキスト表示装置は、表示部に
表示されたテキスト中の所定のキーワードが音声識別部
により識別された音声の内容の中に含まれているかどう
かを調べるキーワード識別部をさらに備え、表示制御部
は、このキーワード識別部によりテキストにおける所定
の区切りの中のキーワードが全て検出された場合に、こ
の区切りの部分におけるテキストの表示態様を変更する
構成とすることができる。ここで、キーワード識別部
は、上述した比較部の機能として設けることができる。
キーワードによって進行状況を管理することにより、使
用者は、このキーワードさえ確実に読んでいれば、セク
ションのテキスト自体はある程度変更して読むことがで
きる。
【0012】さらに、この表示制御部は、このキーワー
ドをテキストの他の部分とは異なる固有の表示態様で表
示し、キーワード識別部によって音声の内容の中に所定
のキーワードに該当する部分が検出された場合に、この
キーワードを他の表示態様に変更することができる。キ
ーワードごとに表示態様の変更を行うことにより、使用
者は、着目しているセクションのどのキーワードを読み
終えたかを容易に把握することができる。
【0013】また、キーワードによる進行状況の管理を
行う場合、キーワードの類義語を登録した類義語データ
ベースをさらに備え、キーワード識別部は、キーワード
に代えて、この類義語データベースに登録されたキーワ
ードの類義語が音声識別部により識別された音声の内容
の中に含まれているかどうかを調べる構成とすることが
できる。
【0014】また、本発明のテキスト表示装置は、上述
した音声入力に関する構成要件を含まないで構成するこ
ともできる。すなわち、テキストを表示するディスプレ
イ装置と、このディスプレイ装置に表示されたテキスト
の表示態様を制御する表示制御部と、このディスプレイ
装置に表示されたテキストのうち、使用者によって読ま
れた部分を特定する情報を入力する入力部とを備え、こ
の表示制御部は、この入力部により入力された情報にし
たがって、このテキストにおける使用者によって読まれ
た部分におけるテキストの表示態様を変更することを特
徴とする。ここで、使用者によって読まれた部分を特定
する情報としては、GUIによりディスプレイ装置に表
示されたボタンやキーボードのキースイッチの操作、使
用者がテキストの所望の部分に対して行ったマウス操作
などによって得られる情報を用いることができる。これ
らの能動的な操作により使用者によって読まれた部分を
特定する場合、読む順序は必ずしもテキストが記述され
ている順番によらなくても良い。すなわち、テキスト中
の部分的な記述を前後しながら読んだとしても、どの部
分を読んだかを容易に把握することができる。
【0015】さらにまた、本発明のテキスト処理装置
は、複数のセクションに分割されたテキストを表示する
ディスプレイ装置と、このディスプレイ装置に表示され
たテキストの表示態様を制御する表示制御部と、この表
示制御部に対する指示を入力する入力部とを備え、この
表示制御部は、この入力部からの指示にしたがって、こ
のテキストにおける所定のセクションの表示態様を、初
期状態である第1の表示態様とは異なる第2の表示態様
に変更し、この指示の入力以前に第2の表示態様で表示
されていたセクションの表示態様を第1、第2の表示態
様とは異なる第3の表示態様に変更することを特徴とす
る。
【0016】ここで、この表示制御部は、この指示の入
力以前に第2の表示態様で表示されていたセクションの
次に位置するセクションを第2の表示態様に変更する。
【0017】また、本発明は、ディスプレイ装置に表示
されたテキストの表示態様を制御する、次のように構成
されたテキスト表示制御方法を提供する。すなわち、デ
ィスプレイ装置に表示されたテキストのうち、使用者に
よって読まれた部分を特定し、特定された部分における
テキストの表示態様を変更し、特定された部分の次に位
置する特定の部分におけるテキストを、さらに異なる表
示態様に変更することを特徴とする。
【0018】さらに本発明は、次のように構成された他
のテキスト表示制御方法を提供する。すなわち、ディス
プレイ装置に表示されたテキストに基づいて、使用者が
読み上げる音声を入力し、入力した音声を解析して得ら
れた内容とこのテキストとを所定の区切りごとに比較
し、この音声の内容とこのテキストとが一致したかどう
かを判断し、音声の内容と一致した部分におけるテキス
トの表示態様を変更することを特徴とする。
【0019】また、本発明においては、これらのテキス
ト表示制御方法における各処理をコンピュータに実行さ
せるプログラムを作成し、このプログラムを記憶した記
憶媒体、またはネットワークにて配信するプログラム伝
送装置として提供することができる。
【0020】さらにまた、本発明においては、コールセ
ンターにおける応対支援方法において、コールセンター
に設置されたディスプレイ装置に複数のキーワードを第
一の表示態様で表示するステップと、このディスプレイ
装置に表示された複数のキーワードのうち、コールセン
ターのオペレータによって処理されたキーワードを第二
の表示態様で表示するステップと、このオペレータによ
り次に処理されるべきキーワードを第三の表示態様で表
示するステップとを含むことを特徴とする応対支援方
法。このように構成することにより、コールセンターの
オペレータは、ディスプレイ装置に表示されたキーワー
ドに対する処理の進行状況を容易に確認することができ
る。また、コールセンターにおいてお客様に対して商品
などの販売情報を提供する際の提供情報をキーワードと
して表示することにより、必要事項を漏らさず伝達する
ことができるため、販売促進に役立てることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて、この発明を詳細に説明する。図1は、本発
明の一実施の形態におけるテキスト表示装置の全体構成
を説明する図である。図1を参照すると、本実施の形態
によるテキスト表示装置は、読み上げ用のテキスト(以
下、この種のテキストをトークスクリプトと称す)を格
納したトークスクリプト格納部10と、このトークスク
リプトを表示するディスプレイ装置20と、ディスプレ
イ装置20によるトークスクリプトの表示を制御するト
ークスクリプト表示制御部30と、キーボードやマウス
などの入力装置40とを備える。
【0022】トークスクリプト格納部10は、ハードデ
ィスクその他の記憶装置にて実現され、読み上げ用の原
稿であるトークスクリプトを格納している。トークスク
リプトは、トークスクリプトの表示例である図2に示す
ように、適当な長さのセクションに分けて記述されてい
る。セクションの長さ(区切り)は、文ごとや一定の内
容のブロック(例えば段落)ごとなど、任意に設定する
ことができる。また、セクションには、図2に示す
「(電話をかける)」「(電話を切る)」のように、読
み上げる内容ではない行為を記述することもできる。
【0023】ディスプレイ装置20は、例えばCRTデ
ィスプレイやLCD(液晶ディスプレイ)で実現され
る。そして、トークスクリプト表示制御部30の制御に
より、トークスクリプトを表示するトークスクリプト表
示ウインドウ21と、トークスクリプト表示ウインドウ
21におけるトークスクリプトの表示を制御するための
操作を行うトークスクリプト操作ウインドウ22とを表
示する。
【0024】トークスクリプト操作ウインドウ22は、
GUIによる操作ボタンをディスプレイ装置20に表示
するウインドウである。使用者は、このトークスクリプ
ト操作ウインドウ22に表示されたボタンオブジェクト
を操作して、トークスクリプト表示ウインドウ21にお
ける表示を切り替えることができる。図1の例では、ト
ークスクリプト操作ウインドウ22における操作ボタン
として、表示するスクリプトを切り替えるボタン(「前
へ」「次へ」)と、後述するセクションを指定して進行
状況を制御するボタン(「次のセクションへ」)とが用
意されている。なお、トークスクリプト表示ウインドウ
21とトークスクリプト操作ウインドウ22とは、トー
クスクリプト表示制御部30が起動した際に、当該トー
クスクリプト表示制御部30の制御によりディスプレイ
装置20に表示される。
【0025】トークスクリプト表示制御部30は、スク
リプト切替部31と、強調表示制御部32とを備える。
これらの構成要素は、コンピュータプログラムにより制
御されたCPUにより実現される仮想的なソフトウェア
ブロックである。CPUを制御するコンピュータプログ
ラムは、CD−ROMやフロッピー(登録商標)ディス
クなどの記憶媒体に格納したり、ネットワークを介して
伝送したりすることにより提供される。
【0026】トークスクリプト表示制御部30におい
て、スクリプト切替部31は、ディスプレイ装置20に
表示されたトークスクリプト操作ウインドウ22の操作
に応じて、トークスクリプト表示ウインドウ21に表示
するトークスクリプトを切り替える。例えば、トークス
クリプトをトークスクリプト表示ウインドウ21に一度
に表示できるサイズごとにページに分けて管理し、当該
ページごとに表示を切り替えるようにすることができ
る。また、トークスクリプト表示ウインドウ21にはト
ークスクリプトの一部が表示されるようにし、表示をス
クロールすることによって切り替えることもできる。
【0027】強調表示制御部32は、トークスクリプト
操作ウインドウ22の操作にしたがって、トークスクリ
プト表示ウインドウ21におけるトークスクリプトのう
ちの使用者が着目している(読み上げようとしている、
または読み上げている最中の)セクションを識別し、強
調表示を行う。このセクションは、すなわち、操作入力
前に着目されていたセクションの次に位置するセクショ
ンである。なお、着目するセクションは、上記のように
トークスクリプト操作ウインドウ22の操作にしたがっ
て順次移動させて行く他に、使用者が特定のセクション
を指定することもできる。例えば、使用者が所望のセク
ションをマウスクリックしたり、なぞったりするといっ
た操作をイベントとして抽出し、当該操作が行われたセ
クションを着目するセクションとして強調表示するよう
にしても良い。
【0028】強調表示制御部32における強調表示とし
ては、具体的には、着目しているセクションの表示色を
変更する、太字で表示するなどの強調表現を行うことが
できる。図2乃至図4は、着目しているセクションの移
動に応じて強調表示制御部32がトークスクリプトの表
示を変化させている様子を示す図である。図示の例で
は、未だ読んでいないセクションを明朝体で表示し、着
目中のセクションを太字のゴシック体で表示し、既に読
み終えたセクションは明朝体で色を薄く表示している
(以下、既に読み終えたセクションの表示態様を読後表
示と称す)。この表示態様は、図示の方法の他に任意に
設定することができる。例えば、表示色を変更したり
(着目中のセクションを赤で示し、読み終えたセクショ
ンを青で示すなど)、網掛け表示したり、反転表示した
り、フォントの種類やサイズを変更したりするといった
種々の方法を採ることができる。
【0029】図5は、本実施の形態におけるトークスク
リプトの表示制御の動作を示すフローチャートである。
使用者は、ディスプレイ装置20のトークスクリプト表
示ウインドウ21に表示されたトークスクリプトを順次
読み上げ(行為が記述されている場合は、その行為を実
行し)、これに伴って、トークスクリプト操作ウインド
ウ22を操作して着目するセクションを移動していく。
この操作に応じて、トークスクリプト表示ウインドウ2
1に表示されたトークスクリプトの表示態様が変化する
こととなる。
【0030】初期状態として、スクリプト切替部31が
トークスクリプト格納部10から実行対象であるトーク
スクリプトを読み出し、ディスプレイ装置20に表示さ
れたトークスクリプト表示ウインドウ21に表示してあ
るものとする。トークスクリプト表示ウインドウ21に
表示されたトークスクリプトは、初期的には最初のセク
ションが強調表示されている。そして、使用者からの入
力待ちの状態となっている。
【0031】まず、使用者がマウスその他のポインティ
ングデバイス(入力装置40)を用いてトークスクリプ
ト操作ウインドウ22のボタンオブジェクトを操作し、
制御コマンドを入力する(ステップ501)。入力され
たコマンドがトークスクリプト表示ウインドウ21に表
示されているトークスクリプトのセクションを移動する
コマンドであった場合は、強調表示制御部32が現在着
目中のセクションとその次のセクションとを識別し、着
目中であったセクションを読後表示にする。すなわち、
当該セクションのテキストを、明朝体で色を薄く表示す
る(ステップ502、503)。そして次に、ステップ
503で読後表示に変更したセクションの次に位置する
セクションを強調表示にする。すなわち、当該セクショ
ンのテキストをゴシック体の太字で表示する(ステップ
504)。
【0032】図2乃至図4を参照して具体的に説明す
る。図2乃至図4に記載されているトークスクリプト
は、電話にてお客様に対してサービスの案内を行う場合
の手順及び台詞を記述した例である。まず、図2の状態
で、「(電話をかける)」という行為を示すセクション
が強調表示されている。そこで、使用者が電話をかける
行為を行い、トークスクリプト操作ウインドウ22の
「次のセクションへ」ボタンをマウスクリックする。こ
れに応じて、強調表示制御部32が、セクション「(電
話をかける)」を読後表示に変更し、次のセクション
「今日お電話差し上げましたのは、弊社の春のキャンペ
ーンのご案内のためでございます。お時間はよろしいで
しょうか?」を強調表示に変更する。この状態が図3に
示す状態である。
【0033】電話がつながり、使用者が強調表示されて
いるセクションを読み上げた後、使用者は、再びトーク
スクリプト操作ウインドウ22の「次のセクションへ」
ボタンをマウスクリックする。これに応じて、強調表示
制御部32が、セクション「今日お電話差し上げました
のは、弊社の春のキャンペーンのご案内のためでござい
ます。お時間はよろしいでしょうか?」を読後表示に変
更し、次のセクション「この春、弊社は新しいサービス
・・・・を発表いたしましたが、この発表に伴いまし
て、春のキャンペーンを行うことになりました。」を強
調表示に変更する。この状態が図4に示す状態である。
以下、強調表示されたセクションを読み上げてトークス
クリプト操作ウインドウ22を操作する動作が、セクシ
ョン「(電話を切る)」まで繰り返される。
【0034】一方、ステップ502において、入力され
たコマンドがトークスクリプト表示ウインドウ21に表
示されているトークスクリプトを切り替えるコマンドで
あった場合は、スクリプト切替部31がコマンドの内容
に応じて、表示されているトークスクリプトを前または
後ろへ切り替える(ステップ505)。具体的には、例
えば、トークスクリプトをページごとに管理している場
合は、現在表示されているトークスクリプトの前ページ
や後ろページのトークスクリプトへ表示を切り替える。
【0035】以上のようにして、ディスプレイ装置20
のトークスクリプト表示ウインドウ21に表示されたト
ークスクリプトが、使用者の操作によってセクションご
とに表示形式を変更する。したがって、使用者は、テキ
ストを読み上げるのに応じて操作を行うことにより、デ
ィスプレイ装置20のトークスクリプト表示ウインドウ
21に表示されたトークスクリプトのうち、着目中の、
すなわち読み上げるべきテキストと既に処理の終わった
テキストとを、表示形式の違いにより容易に判別するこ
とができる。このため、使用者が進行状況を的確に把握
しながらテキストの読み上げを実行することができ、必
要な要件を落としたり、繰り返して読むような事態を防
止することができる。
【0036】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。図6は、本発明の他の実施の形態におけるテキ
スト表示装置の全体構成を説明する図である。図6を参
照すると、本実施の形態によるテキスト表示装置は、図
1に示した実施の形態と同様のトークスクリプト格納部
10、ディスプレイ装置20及び入力装置40を備える
他、ディスプレイ装置20によるトークスクリプトの表
示を制御するトークスクリプト表示制御部90と、音声
入力を受け付けるための音声入力装置50及び音声識別
部60と、音声入力に応じてトークスクリプト表示制御
部90により用いられる出現トークンデータベース(D
B)70及び類義語データベース(DB)80とを備え
る。
【0037】音声入力装置50は、音声を入力して音声
信号に変換する装置であり、例えばマイクロフォンや電
話の送話器を用いることができる。トークスクリプトと
して、図2乃至図4に示したように、電話による応対を
支援するためのテキストを用いる場合、電話の送話器を
音声入力装置50として用いれば、電話による応対の音
声を直接入力することができる。
【0038】音声識別部60は、音声入力装置50によ
り入力された音声信号の波形を解析して、その内容を判
断する。例えば、米国IBM社のViaVoice(商標)など
の音声認識ソフトウェアにより実現することができる。
本実施の形態においては、入力音声の内容を認識すると
共に、入力音声の中から音声識別部60が認識する音声
の単位であるトークンを抽出し、トークスクリプト表示
制御部90に送ると共に、出現トークンデータベース7
0に格納していく。
【0039】本実施の形態は、入力装置40と共に、こ
の音声入力装置50及び音声識別部60を入力手段とし
て備える。したがって、この音声識別部60にて判断さ
れた読み上げ音声の内容に基づいて、トークスクリプト
表示制御部90が読み上げを行っているセクション及び
読み上げの済んだセクションを把握し、表示制御を行う
こととなる。
【0040】出現トークンデータベース70及び類義語
データベース80は、テキストの読み上げの進行状況を
キーワードによって管理する場合に用いられる。本実施
の形態は、上述した、使用者がディスプレイ装置20に
表示されたトークスクリプト操作ウインドウ22を操作
してトークスクリプトの表示を制御する場合と異なり、
音声認識による音声の内容に基づいて制御を行うため、
所定のセクションを読み上げたかどうかを判断するに
は、読み上げる音声を当該セクションのテキストと一致
させなければならない。しかし、トークスクリプトを読
み上げる度に音声をセクションのテキストと完全に一致
させることは、使用者の負担を大きくする。また、トー
クスクリプトの文章は、必要な情報が含まれていれば、
必ずしも記述された通りの文章を読み上げなくても良
い。
【0041】そこで、セクションの文章中にキーワード
を設定しておき、セクション中のキーワードが全て発声
されれば、当該セクションを読み上げたと判断する制御
を行う。これを実現するために、入力音声から抽出され
たトークン(以下、出現トークンと称す)と予め定めら
れているキーワードとを比較するために、当該出現トー
クンを蓄積する出現トークンデータベース70を用意す
る。なお、テキストの読み上げの進行状況をキーワード
で管理することにより、セクションの適当な部分を前後
させて読むことも可能となる。すなわち、所定のセクシ
ョンにおいて設定されている全てのキーワードが発声さ
れれば、そのセクションを読み上げたものと判断するこ
とができ、キーワードが発声された順番はセクションに
おける記述の順番に制限されない。したがって、使用者
は、キーワードを確実に読むことだけを注意すれば良
く、より柔軟な応対が可能となる。また、キーワードに
関しても、同義語が発声されたならば、当該キーワード
を読み上げたものとして判断する制御を行うことができ
る。これを実現するために、キーワードの類義語を登録
する類義語データベース80を用意する。
【0042】出現トークンデータベース70は、ハード
ディスクその他の記憶装置にて実現され、音声識別部6
0により入力音声から抽出された出現トークンを格納す
る。格納された出現トークンは、上述したように、トー
クスクリプトにおいて予め定められたセクションごとの
キーワードと比較される。
【0043】類義語データベース80は、ハードディス
クその他の記憶装置にて実現され、上記のキーワードの
類義語を登録してある。この類義語は、出現トークンと
キーワードとを比較してキーワードが読まれたかどうか
を判断する場合に、当該キーワードの代わりに比較対象
とすることができる。また、類義語の登録は随時行うこ
とができる。
【0044】トークスクリプト表示制御部90は、図1
に示したテキスト表示装置におけるトークスクリプト表
示制御部30と同様に、スクリプト切替部31及び強調
表示制御部32を備える他、上述したようにキーワード
に基づいて進行状況を管理するためのキーワード識別部
91、類義語探索部92及び類義語登録部93を備え
る。キーワード識別部91、類義語探索部92及び類義
語登録部93も、スクリプト切替部31及び強調表示制
御部32と同様に、コンピュータプログラムにより制御
されたCPUにより実現される仮想的なソフトウェアブ
ロックである。
【0045】本実施の形態における強調表示制御部32
は、セクションごとの表示態様を変更するだけでなく、
トークスクリプト中に定義されているキーワードごとの
表示制御も行う。すなわち、キーワードを他の部分とは
異なる表示色やフォントで表示し、所定のキーワードが
読まれた場合に、当該キーワードの表示態様を変更する
といった制御を行う。
【0046】キーワード識別部91は、処理対象である
トークスクリプトがトークスクリプト格納部10から読
み出されてディスプレイ装置20に表示される際に、当
該トークスクリプト中に設定されているキーワードを認
識して保持する。そして、トークスクリプトの読み上げ
に応じて抽出される出現トークンを、保持しているキー
ワードと比較する。キーワードと出現トークンとの比較
は、例えば、個々のトークンが抽出される度に個別に行
う。そして、抽出された出現トークンが保持しているキ
ーワードに合致した場合、当該キーワードが読まれたこ
とを強調表示制御部32に知らせる。これに応じて、強
調表示制御部32は、当該キーワードの表示態様を変更
する。また、キーワードと出現トークンとの比較を、一
つのセクション中のトークンが全て抽出された後にまと
めて行うような制御も可能である。セクションを文ごと
に作成していれば、文の区切りが検出された時点で、出
現トークンデータベース70から出現トークンを読み出
してキーワードと比較することができる。文の区切り
は、「です」「ます」「でしょうか」といった終助詞な
どの文の終了を示す言葉を検出することにより識別する
ことができる。
【0047】所定のセクションの読み上げに伴って、当
該セクションに設定されているキーワードの全てが出現
トークンとして出揃ったならば(すなわち、全てのキー
ワードに関してキーワードと出現トークンとの対が存在
するならば)、キーワード識別部91は、着目するセク
ションを次に進めるように強調表示制御部32に通知す
る。強調表示制御部32は、この通知をディスプレイ装
置20のトークスクリプト操作ウインドウ22を用いて
入力装置40から入力された制御コマンドと同様に扱
い、トークスクリプトにおけるセクションの表示態様を
変更する。
【0048】類義語探索部92は、キーワード識別部9
1による出現トークンとキーワードとの比較において、
全てのキーワードが出揃わなかった場合に、類義語デー
タベース80を参照して、出現トークンの中に未出のキ
ーワードの類義語が含まれていないかどうか探索する。
該当する類義語が含まれていれば、当該キーワードが出
現トークンに含まれていたものとして扱う。この類義語
探索により全てのキーワードが出揃ったならば、類義語
探索部92は、着目するセクションを次に進めるように
強調表示制御部32に通知する。強調表示制御部32
は、この通知に基づいて、トークスクリプトにおけるセ
クションの表示態様を変更する。
【0049】類義語登録部93は、類義語データベース
80に類義語を登録する。使用者がトークスクリプトを
読み上げた際に、キーワードの類義語と認識して用いた
にも関わらず類義語として認識されなかった場合、すな
わち、用いた言葉が類義語データベース80に登録され
ていなかった場合に、その言葉を類義語として登録する
ために用いる。類義語の登録は、類義語登録部93によ
りディスプレイ装置20に表示された類義語登録用の入
力フォームに対し、使用者がキーボードなどの入力装置
40を用いて所望の言葉を入力することにより行う。
【0050】図7は、本実施の形態におけるトークスク
リプトの表示制御の動作を示すフローチャートである。
また、図8乃至図12は、本実施の形態においてトーク
スクリプトの表示を変化させている様子を示す図であ
る。本実施の形態では、図1に示した実施の形態と異な
り、使用者がトークスクリプトを読み上げることによ
り、自動的に表示態様が変化することとなる。
【0051】初期条件として、予めトークスクリプト中
のキーワードが決定され、トークスクリプト中で示され
ているものとし、当該キーワードに対する類義語がある
程度、類義語データベース80に登録されているものと
する。使用者が、入力装置40の操作によりトークスク
リプトの表示を要求すると、まずスクリプト切替部31
が当該要求に応じたトークスクリプトをトークスクリプ
ト格納部10から読み込む(ステップ701)。そし
て、トークスクリプト中のキーワードを認識してキーワ
ード識別部91に渡す(ステップ702)。キーワード
識別部91は受け取ったキーワードを保持する。
【0052】次に、スクリプト切替部31は、ディスプ
レイ装置20のトークスクリプト表示ウインドウ21
に、ステップ701で読み込んだトークスクリプトを表
示する(ステップ703)。この際、キーワードは、他
の部分とは異なる表示態様で表示(以下、未読表示と称
す)し、容易に確認できるようにする。例えば、キーワ
ードのみを、表示色を変えたり、フォントを変えたりす
るといった方法を取ることができる。本実施の形態で
は、図8に示すように、キーワードに下線を引き、かつ
斜体字で表示してある。使用者による入力音声から当該
キーワード(またはその類義語)が検出されると、斜体
字による表示が下線を付した以外は他の部分と同様の表
示(以下、既読表示と称す)に変わる。その他のセクシ
ョン全体に関する表示態様は、図2乃至図4に示した表
示例と同様とする。すなわち、未だ読んでいないセクシ
ョンを明朝体で表示し、着目中のセクションを太字のゴ
シック体で表示(強調表示)し、既に読み終えたセクシ
ョンは明朝体で色を薄く表示(読後表示)する。
【0053】新しいトークスクリプトを表示した時点で
は、当該トークスクリプトの最初のセクションを強調表
示する(ステップ704)。この状態が図8に示す状態
である。この状態で、トークスクリプト表示制御部90
は、音声入力装置50及び音声識別部60により入力音
声からトークンが抽出されるのを待つ(ステップ70
5)。
【0054】使用者が強調表示されたトークスクリプト
を読み上げ、音声入力装置50を用いた音声入力が行わ
れると、音声識別部60が入力された音声データを処理
してトークンを抽出する。抽出されたトークンは、出現
トークンデータベース70に蓄積されると共に、順次、
キーワード識別部91に送られる。キーワード識別部9
1は、取得したトークンとキーワードとを照合する(ス
テップ706、707)。
【0055】キーワード識別部91による照合におい
て、まず、出現トークンが当該セクションの終了を表す
言葉(文の終了を示す言葉)かどうかを判断する(ステ
ップ708)。セクションの終了を表す言葉でない場
合、次にそのトークンが保持しているキーワードに該当
するかどうかを判断する(ステップ709)。当該トー
クンに該当するキーワードが無ければ、ステップ705
に戻って次のトークンが抽出されるのを待つ。
【0056】一方、該当するキーワードが有れば、トー
クスクリプト表示ウインドウ21に表示されている当該
キーワードの表示を変更するように強調表示制御部32
に指示する。強調表示制御部32は、この指示を受け取
ると、当該キーワードを未読表示から既読表示に変更し
た後に、ステップ705に戻って次のトークンが抽出さ
れるのを待つ(ステップ710)。
【0057】ステップ708において、出現トークンが
セクションの終了を表す言葉であった場合、次に、当該
セクションにおける出現トークンを蓄積した出現トーク
ンデータベース70を参照し、出現トークンにより当該
セクション中のキーワードが全て出揃ったかどうかを判
断する(ステップ711)。キーワードが全て出揃った
ならば、キーワード識別部91は、着目するセクション
を次のセクションに移動するように強調表示制御部32
に指示する。強調表示制御部32は、この指示を受け取
ると、着目していたセクションを読後表示にし、次のセ
クションを強調表示にした後(ステップ712)、ステ
ップ705に戻って次のトークンが抽出されるのを待
つ。
【0058】当該セクションを全て読み上げたにも関わ
らず、当該セクションにおけるキーワードが全て出揃っ
ていない場合、次に、類義語探索部92に処理が移る。
類義語探索部92は、該当する出現トークンが無いキー
ワードの類義語を類義語データベース80から検索し、
キーワード識別部91に渡す(ステップ713)。そし
て、キーワード識別部91が、取得した類義語と出現ト
ークンとを比較し、出現トークンに該当する類義語があ
るかどうかを調べる(ステップ714)。検索された類
義語の中に出現トークンがあった場合、当該類義語に対
応するキーワードが読まれたものと判断できるため、キ
ーワード識別部91は、当該キーワードの表示を変更す
るように強調表示制御部32に指示する。強調表示制御
部32は、この指示を受け取ると、当該キーワードを未
読表示から既読表示に変更し(ステップ715)、この
後、着目していたセクションを読後表示にして、さらに
次のセクションを強調表示にした後(ステップ71
2)、ステップ705に戻って次のトークンが抽出され
るのを待つ。
【0059】検索された類義語の中にも出現トークンに
該当するものがないキーワードについては、必要に応じ
て、当該トークスクリプトにおける処理が終了した後、
類義語登録部93を用いて、所望の類義語を類義語デー
タベース80に登録する。なお、トークスクリプトの読
み上げを行っている最中は順次セクションを読み上げる
必要があるため、類義語データベース80への登録は、
トークスクリプトの処理の終了後とした。しかしなが
ら、トークスクリプトによる処理の内容に応じては(例
えば有る程度時間を要する行為が記述されている場合な
ど)、適時に登録を行っても良い。
【0060】次に、図8乃至図12を参照してトークス
クリプトの表示の変化を具体的に説明する。図8乃至図
12に記載されているトークスクリプトの内容は図2乃
至図4の例と同様である。まず、図8の状態で、トーク
スクリプト中の全てのキーワードが未読表示となり、最
初のセクション「(電話をかける)」が強調表示となっ
ている。このセクションのように、使用者が読み上げる
べきテキストではなく行為が記述されている場合、通常
は音声による入力は行われないので、図1に示した実施
の形態の場合と同様に、トークスクリプト操作ウインド
ウ22を用いて操作を行う。ただし、この行為を記述し
たテキスト自体をキーワード化し、使用者がこれを読み
上げることで次のセクションに移行するようにしても良
い。
【0061】図9は、使用者が電話をかける動作を行
い、着目しているセクションが「(電話をかける)」か
ら「今日お電話差し上げましたのは、弊社の春のキャン
ペーンのご案内のためでございます。お時間はよろしい
でしょうか?」に移った状態を示す。図示のように、セ
クション全体が強調表示され、キーワードである「電
話」「春のキャンペーン」「ご案内」がキーワードの未
読表示となっている。
【0062】使用者がこのセクションを読み上げ、上記
のキーワードが読まれると、キーワード識別部91によ
り判断されて、読まれたキーワードが順次既読表示に変
化する。キーワード「電話」が既読表示に変化した状態
が図10に示す状態である。また、このセクションの全
てのキーワードが既読表示に変化した状態が図11に示
す状態である。
【0063】使用者がこのセクションの全てのキーワー
ドを読むと、このセクションの読み上げが終了したと認
識され、着目するセクションが「今日お電話差し上げま
したのは、弊社の春のキャンペーンのご案内のためでご
ざいます。お時間はよろしいでしょうか?」から「この
春、弊社は新しいサービス・・・・を発表いたしました
が、この発表に伴いまして、春のキャンペーンを行うこ
とになりました。」に移る。そして、このセクションが
強調表示となり、図9乃至図11で強調表示であったセ
クションが読後表示に変化する。この状態が図12に示
す状態である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
文章の読み上げの進行状況に応じてディスプレイ装置に
表示された文章の表示態様を変化させることにより、オ
ペレータが読み上げの進行状況を容易に把握することが
可能となる。
【0065】また、本発明によれば、音声認識によりオ
ペレータの読み上げの進行状況を把握し、自動的にディ
スプレイ装置における文章の表示態様を変化させること
により、オペレータが読み上げの進行状況を容易に把握
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態におけるテキスト表示装置の全
体構成を説明する図である。
【図2】 本実施の形態において着目しているセクショ
ンの移動に応じて強調表示制御部がトークスクリプトの
表示を変化させている様子を示す図であり、初期状態を
示す図である。
【図3】 本実施の形態において着目しているセクショ
ンの移動に応じて強調表示制御部がトークスクリプトの
表示を変化させている様子を示す図であり、着目するセ
クションが一つ進んだ状態を示す図である。
【図4】 本実施の形態において着目しているセクショ
ンの移動に応じて強調表示制御部がトークスクリプトの
表示を変化させている様子を示す図であり、着目するセ
クションがさらに一つ進んだ状態を示す図である。
【図5】 本実施の形態におけるトークスクリプトの表
示制御の動作を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の他の実施の形態におけるテキスト表
示装置の全体構成を説明する図である。
【図7】 本実施の形態におけるトークスクリプトの表
示制御の動作を示すフローチャートである。
【図8】 本実施の形態において着目しているセクショ
ンの移動に応じて強調表示制御部がトークスクリプトの
表示を変化させている様子を示す図であり、初期状態を
示す図である。
【図9】 本実施の形態において着目しているセクショ
ンの移動に応じて強調表示制御部がトークスクリプトの
表示を変化させている様子を示す図であり、着目するセ
クションが一つ進んだ状態を示す図である。
【図10】 本実施の形態において着目しているセクシ
ョンの移動に応じて強調表示制御部がトークスクリプト
の表示を変化させている様子を示す図であり、着目して
いるセクション中のキーワードの一つが読み上げられた
状態を示す図である。
【図11】 本実施の形態において着目しているセクシ
ョンの移動に応じて強調表示制御部がトークスクリプト
の表示を変化させている様子を示す図であり、着目して
いるセクション中の全てのキーワードが読み上げられた
状態を示す図である。
【図12】 本実施の形態において着目しているセクシ
ョンの移動に応じて強調表示制御部がトークスクリプト
の表示を変化させている様子を示す図であり、着目する
セクションがさらに一つ進んだ状態を示す図である。
【符号の説明】
10…トークスクリプト格納部、20…ディスプレイ装
置、21…トークスクリプト表示ウインドウ、22…ト
ークスクリプト操作ウインドウ、30、90…トークス
クリプト表示制御部、31…スクリプト切替部、32…
強調表示制御部、40…入力装置、50…音声入力装
置、60…音声識別部、70…出現トークンデータベー
ス(DB)、80…類義語データベース(DB)、91
…キーワード識別部、92…類義語探索部、93…類義
語登録部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/28

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが発声するための補助としてテキ
    ストを表示する表示部と、 音声入力を行う音声入力部と、 前記音声入力部により入力された音声を解釈して内容を
    識別する音声識別部と、 前記音声識別部により解析された音声の内容と前記表示
    部に表示されたテキストとを、所定の区切りごとに比較
    する比較部と、 前記比較部により前記テキストにおける所定の部分が発
    声されたと判断された場合に、当該部分における前記テ
    キストの表示態様を変更する表示制御部とを備えたこと
    を特徴とするテキスト表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御部は、前記テキストにおけ
    る前記発声されたと判断された部分の次に位置する特定
    の部分を、さらに異なる表示態様に変更することを特徴
    とする請求項1に記載のテキスト表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示部に表示されたテキスト中の所
    定のキーワードが前記音声識別部により識別された音声
    の内容の中に含まれているかどうかを調べるキーワード
    識別部をさらに備え、 前記表示制御部は、前記キーワード識別部により前記区
    切りの中のキーワードが全て検出された場合に、当該区
    切りの部分における前記テキストの表示態様を変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載のテキスト表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御部は、前記キーワードを前
    記テキストの他の部分とは異なる固有の表示態様で表示
    し、 前記キーワード識別部により前記音声の内容の中に所定
    のキーワードに該当する部分が検出された場合に、当該
    キーワードを他の表示態様に変更することを特徴とする
    請求項3に記載のテキスト表示装置。
  5. 【請求項5】 前記キーワードの類義語を登録した類義
    語データベースをさらに備え、 前記キーワード識別部は、前記キーワードに代えて、前
    記類義語データベースに登録された当該キーワードの類
    義語が前記音声識別部により識別された音声の内容の中
    に含まれているかどうかを調べることを特徴とする請求
    項3に記載のテキスト表示装置。
  6. 【請求項6】 テキストを表示するディスプレイ装置
    と、 前記ディスプレイ装置に表示されたテキストの表示態様
    を制御する表示制御部と、 前記ディスプレイ装置に表示されたテキストのうち、使
    用者によって読まれた部分を特定する情報を入力する入
    力部とを備え、 前記表示制御部は、前記入力部により入力された情報に
    したがって、前記テキストにおける使用者によって読ま
    れた部分における前記テキストの表示態様を変更するこ
    とを特徴とするテキスト表示装置。
  7. 【請求項7】 前記表示制御部は、前記ディスプレイ装
    置に表示されたテキストのうち、使用者が次に読むべき
    部分を、さらに異なる表示態様に変更することを特徴と
    する請求項6に記載のテキスト表示装置。
  8. 【請求項8】 前記表示制御部は、前記ディスプレイ装
    置に表示されたテキストのうち、前記テキストにおける
    使用者によって読まれた部分の次に位置する特定の部分
    を、さらに異なる表示態様に変更することを特徴とする
    請求項6に記載のテキスト表示装置。
  9. 【請求項9】 前記入力部は、使用者が前記ディスプレ
    イ装置に表示されたテキストを読み上げた音声を入力し
    て内容を解析する音声識別手段を含み、 前記表示制御部は、前記入力部の音声識別手段により解
    析された音声の内容と前記テキストとを比較することに
    より、使用者によって読まれた部分を特定することを特
    徴とする請求項6に記載のテキスト表示装置。
  10. 【請求項10】 複数のセクションに分割されたテキス
    トを表示するディスプレイ装置と、 前記ディスプレイ装置に表示されたテキストの表示態様
    を制御する表示制御部と、 前記表示制御部に対する指示を入力する入力部とを備
    え、 前記表示制御部は、 前記入力部からの指示にしたがって、前記テキストにお
    ける所定のセクションの表示態様を、初期状態である第
    1の表示態様とは異なる第2の表示態様に変更し、 前記指示の入力以前に前記第2の表示態様で表示されて
    いたセクションの表示態様を前記第1、第2の表示態様
    とは異なる第3の表示態様に変更することを特徴とする
    テキスト表示装置。
  11. 【請求項11】 前記表示制御部は、前記指示の入力以
    前に前記第2の表示態様で表示されていたセクションの
    次に位置するセクションを前記第2の表示態様に変更す
    ることを特徴とする請求項10に記載のテキスト表示装
    置。
  12. 【請求項12】 ディスプレイ装置に表示されたテキス
    トの表示態様を制御するテキスト表示制御方法であっ
    て、 前記ディスプレイ装置に表示されたテキストのうち、使
    用者によって読まれた部分を特定し、 特定された前記部分における前記テキストの表示態様を
    変更し、 特定された前記部分の次に位置する特定の部分における
    前記テキストを、さらに異なる表示態様に変更すること
    を特徴とするテキスト表示制御方法。
  13. 【請求項13】 ディスプレイ装置に表示されたテキス
    トの表示態様を制御するテキスト表示制御方法であっ
    て、 前記ディスプレイ装置に表示されたテキストに基づい
    て、使用者が読み上げる音声を入力し、 入力した音声を解析して得られた内容と前記テキストと
    を所定の区切りごとに比較し、 前記音声の内容と前記テキストとが一致したかどうかを
    判断し、 前記音声の内容と一致した部分におけるテキストの表示
    態様を変更することを特徴とするテキスト表示制御方
    法。
  14. 【請求項14】 コンピュータに実行させるプログラム
    を当該コンピュータの入力手段が読取可能に記憶した記
    憶媒体において、 前記プログラムは、 ディスプレイ装置に表示されたテキストのうち、使用者
    によって読まれた部分を特定する処理と、 特定された前記部分における前記テキストの表示態様を
    変更する処理と、 特定された前記部分の次に位置する特定の部分における
    前記テキストを、さらに異なる表示態様に変更する処理
    とを前記コンピュータに実行させることを特徴とする記
    憶媒体。
  15. 【請求項15】 コンピュータに実行させるプログラム
    を当該コンピュータの入力手段が読取可能に記憶した記
    憶媒体において、 前記プログラムは、 ディスプレイ装置に表示されたテキストに基づいて、使
    用者が読み上げる音声を入力する処理と、 入力した音声を解析して得られた内容と前記テキストと
    を所定の区切りごとに比較する処理と、 前記音声の内容と前記テキストとが一致したかどうかを
    判断する処理と、 前記音声の内容と一致した部分におけるテキストの表示
    態様を変更する処理とを前記コンピュータに実行させる
    ことを特徴とする記憶媒体。
  16. 【請求項16】 コンピュータに、ディスプレイ装置に
    表示されたテキストのうち、使用者によって読まれた部
    分を特定する処理と、特定された前記部分における前記
    テキストの表示態様を変更する処理と、特定された前記
    部分の次に位置する特定の部分における前記テキスト
    を、さらに異なる表示態様に変更する処理とを実行させ
    るプログラムを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から前記プログラムを読み出して当該プロ
    グラムを送信する送信手段とを備えたことを特徴とする
    プログラム伝送装置。
  17. 【請求項17】 コンピュータに、ディスプレイ装置に
    表示されたテキストに基づいて、使用者が読み上げる音
    声を入力する処理と、入力した音声を解析して得られた
    内容と前記テキストとを所定の区切りごとに比較する処
    理と、前記音声の内容と前記テキストとが一致したかど
    うかを判断する処理と、前記音声の内容と一致した部分
    におけるテキストの表示態様を変更する処理とを実行さ
    せるプログラムを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から前記プログラムを読み出して当該プロ
    グラムを送信する送信手段とを備えたことを特徴とする
    プログラム伝送装置。
  18. 【請求項18】 コールセンターにおける応対支援方法
    において、 前記コールセンターに設置されたディスプレイ装置に複
    数のキーワードを第一の表示態様で表示するステップ
    と、 前記ディスプレイ装置に表示された前記複数のキーワー
    ドのうち、前記コールセンターのオペレータによって処
    理されたキーワードを第二の表示態様で表示するステッ
    プと、 前記オペレータにより次に処理されるべきキーワード
    を、第三の表示態様で表示するステップとを含むことを
    特徴とする応対支援方法。
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