JP2002158611A - 防災無線遠隔制御装置 - Google Patents

防災無線遠隔制御装置

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JP2002158611A
JP2002158611A JP2000353752A JP2000353752A JP2002158611A JP 2002158611 A JP2002158611 A JP 2002158611A JP 2000353752 A JP2000353752 A JP 2000353752A JP 2000353752 A JP2000353752 A JP 2000353752A JP 2002158611 A JP2002158611 A JP 2002158611A
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loudspeaker
master station
remote control
disaster prevention
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Yasushi Yamura
裕史 矢村
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡声子局に遠隔制御装置を接続し、親局との
要求及びデータの双方向通信を行う。 【解決手段】 親局1、中継局3、複数の拡声子局6で
構成される防災システムにおいて、無線システムはディ
ジタル回線網とし、かつ拡声子局6には無線遠隔制御装
置9または有線接続装置10を接続し、この遠隔制御装
置から親局と交信するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、市町村防災無線シ
ステムにおいて、遠隔地からの任意放送、同報通信、ま
たは親局と通信を行う装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の市町村防災無線システムでは、専
用線または一般公衆回線を経由して、外部から親局に接
続することで、一斉同報通信を行うなどの遠隔制御を行
っている。また、例えば、特開2000−101526
号公報に挙げられているように、一般公衆回線を利用せ
ずに直接、市町村防災無線システムに遠隔制御を行う方
法がある。この方法によれば、専用線または無線で拡声
子局に接続し、拡声子局のアンサーバック機能を利用し
て親局に対して送信要求することで緊急放送等を行う方
法が挙げられている。
【0003】図5に、この特開2000−101526
号公報に挙げられているブロック図を示す。図は、親局
装置22と、親局装置22が送出する放送信号を放送す
る屋外拡声装置23、27と、屋外拡声装置23、27
が送出する信号を受信する個別受信機26、30と、地
域住民が緊急通報を要求する接点入力機24、25、2
8、29で市町村防災無線システムが構成されている。
更に詳しくは、屋外拡声装置23、27には接点入力機
24等が接続されている。屋外拡声装置23、27は、
接点入力機24等に入力された地域住民の投入操作によ
る放送要求に基づいて、親局装置22が所定の拡声放送
を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記システムでは、親
局に対して送信できる信号は、接点入力機の操作に対応
したある特定のものに限られるという課題がある。例え
ば再送要求信号などである。近年では市町村防災無線シ
ステムのディジタル化が推進され、拡声子局からの上り
回線を利用した音声通話及びデータ通信を実現してい
る。また、災害現場からの迅速な情報伝達など、市町村
防災無線システムにおける上り回線の多様化が求められ
ている。
【0005】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、最寄の拡声子局に無線または専用線で接続
することで外部回線を用いず、直接上り回線を利用して
親局と通信を行うことができ、また親局の機能を遠隔制
御し、すべての拡声子局及び戸別受信機に対して音声通
信(拡声放送)またはデータ通信(同報通信、個別通
信)を実現する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る防災無線
遠隔制御装置は、親局、中継局、複数の拡声子局で構成
される防災無線システムにおいて、防災無線システムは
ディジタル回線網とし、かつ拡声子局には遠隔制御装置
を有線または無線接続し、この遠隔制御装置から親局と
交信するようにした。
【0007】また更に、拡声子局側から親局に対し、対
象無線チャネルを指定して呼設定を行うようにした。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本実施の形態にお
ける拡声子局に対する遠隔制御装置について、以下に図
面を参照して説明する。図1に、本発明の実施の形態に
おける市町村防災無線システムの構成図を示す。図にお
いて、親局1は中継局3と回線接続し、拡声子局4、
5、6及び戸別受信機7は中継局3と回線接続する構成
となっている。また、無線接続装置9及び有線接続装置
10は、拡声子局6の送受信機8に接続する。
【0009】図2に、拡声子局6に取り付けられた送受
信機8の内部ブロック図及び周辺接続機器の構成を示
す。図において、拡声子局6の送受信機8は、親局1
(中継局3)に対して電波の送受信を行うアンテナ共用
部11と、親局1(中継局3)からの受信波を復調する
受信部13と、送信データを変調し、親局1(中継局
3)に送信する送信部12と、送受信データの編集、音
声符号化複合及び送受信制御を行う制御部14と、拡声
部16及び遠隔制御装置とのデータ交換やD/A、A/
D変換を行うI/F部15と、拡声放送を行う拡声部1
6とで構成される。また、I/F部には、本発明で重要
な要素である遠隔制御を行うための遠隔制御装置(無線
接続装置20または有線接続装置21)、音声通話を行
うためのハンドマイク17及びデータ通信を行うための
データ端末装置18が接続され、拡声部16には拡声放
送の大出力音声を出力するためのスピーカー19が接続
される。
【0010】通常運用時においては、拡声放送時に親局
1からの音声データをアンテナ共用部11で受信し、受
信部13で復調した音声データを制御部14にて複合
し、I/F部15にてD/A変換して拡声部16に入力
し、スピーカー19で拡声放送を行う。また、親局1に
対して音声通話または簡単なデータ入力を行うときに
は、ハンドマイク17またはデータ端末装置18を使用
してI/F部15に音声またはデータを入力し、制御部
14を経て送信部12で変調した後、アンテナ部11よ
り親局1に対して送信する。
【0011】本構成によれば、ディジタル回線化に呼応
して設けたディジタル端末により、降雨時や災害時等で
拡声子局6に近寄れない場合は、遠隔制御装置を使用し
て親局との遠隔制御通信を行うことができる。まず、遠
隔制御装置は、拡声子局遠隔制御通信要求を拡声子局に
対して送信する。この要求信号には、親局1に対して行
う通信の種類(音声通話またはデータ通信)が含まれて
いる。I/F部15に入力された拡声子局遠隔制御通信
要求信号は、制御部14に転送され、制御部14がこれ
を認識して確認信号をI/F部15を介して遠隔制御装
置に送信した後、要求信号に対応した通信形態がとれる
よう、親局1に対して回線接続要求を開始する。親局1
との回線接続後、遠隔制御装置は制御部14の指示によ
り要求信号に対応した通信形態で音声またはデータの送
信を開始する。イメージリーダの接続またはメモリの使
用により、遠隔制御装置から送信された多量の音声また
はデータは、I/F部15から制御部14に転送されて
送信データに編集された後、送信部12から親局1(中
継局3)に対して送信される。以上より、災害時などで
最寄の拡声子局に近づけない時にも、遠隔制御装置を使
用して親局との通信を行うことができる。
【0012】また同様に、拡声子局6に近寄れない場合
で親局1からの通信要求があった場合にも、遠隔制御装
置を使用して親局1からの音声またはデータを受信する
ことができる。即ち、遠隔制御装置から制御部14に対
して、I/F部15に接続されているハンドマイク17
及びデータ端末装置18を使用不可とする信号を送信す
る。これを受信した制御部14は、I/F部15に接続
されるハンドマイク17及びデータ端末装置18の操作
を無効にして、切り換えて遠隔制御装置との通信を通常
運用状態とする。親局1との回線接続が完了した後、親
局1からの音声またはデータは、I/F部15より遠隔
制御装置に転送される。
【0013】図1、図2の構成をとることで、親局に対
するグループ/一斉放送などの送信制御を行うこともで
きる。即ち図1の市町村防災無線システムにおいて、緊
急時に拡声子局の上り回線を使用して親局の通信機能
(すべての拡声子局及び戸別受信機に対する拡声放送、
グループ通信、個別通信)を遠隔制御する。即ちディジ
タル制御要求が可能となる。図3に、拡声子局から親局
の遠隔制御を行う場合の接続シーケンスを示す。図にお
いて、まず拡声子局は、親局に対して親局遠隔制御要求
及び呼設定を送信し、親局はこれを受信すると、要求確
認及び呼設定受付を拡声子局1に送信する。その後、親
局は拡声子局1及び通信の対象となるその他の拡声子局
及び戸別受信機に対してページング及び無線チャネル指
定を送信する。これを受信したそれぞれの拡声子局並び
に戸別受信機は指定された通信用物理チャネル(TC
H)を起動する。その後、拡声子局1は、音声またはデ
ータを親局に対して送信し、親局は、これを対象となる
すべての拡声子局並びに戸別受信機に対して、前述で要
求した通信形態で通信を開始する。これにより、災害現
場に近い拡声子局から直接すべての拡声子局並びに戸別
受信機に対して一斉放送やデータ伝送を行うことができ
るため、災害時に効率よく迅速な対応、対策を行うこと
ができる。
【0014】同様に降雨時や災害時等で拡声子局に近寄
れない場合は、遠隔制御装置を使用して親局の遠隔制御
を行うことができる。図4に、遠隔制御装置より親局の
遠隔制御を行う場合の接続シーケンスを示す。図におい
て、まず遠隔制御装置は、拡声子局1に対して親局遠隔
制御要求並びに通信形態を知らせる信号を送信し、拡声
子局はこれを受信すると要求確認信号を遠隔制御装置に
送信した後、親局に対して親局遠隔制御要求及び呼設定
を送信し、親局はこれを受信すると、要求確認及び呼設
定受付を拡声子局1に送信する。その後、親局は拡声子
局1及び通信の対象となるその他の拡声子局及び戸別受
信機に対してページング及び無線チャネル指定を送信す
る。これを受信したそれぞれの拡声子局並びに戸別受信
機は指定された通信用物理チャネル(TCH)を起動す
る。その後、拡声子局1は、遠隔制御装置に対して音声
またはデータの送信要求を出し、遠隔制御装置は音声ま
たはデータの送信を開始する。これを受信した拡声子局
1は、遠隔制御装置からの音声またはデータを親局に対
して送信し、親局は、これを対象となるすべての拡声子
局並びに戸別受信機に対して、要求確認で要求した通信
形態対応の通信形態で通信を開始する。こうして、災害
時等で拡声子局に近寄れない場合でも、遠隔制御装置を
使用して親局の遠隔制御を行うことができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、市町村
防災無線システムの拡声子局に遠隔制御装置等を直接接
続し、上り回線を利用できるようにして、外部回線を利
用しなくてもシステム内で任意の地点から親局にアクセ
スし、システムの他の地域に情報を流したり、親局に情
報を送信できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における市町村防災無
線システムのシステム構成図である。
【図2】 図1の拡声子局の送受信機詳細構成図であ
る。
【図3】 実施の形態1における拡声子局と親局間の遠
隔制御シーケンス図である。
【図4】 実施の形態1における遠隔制御装置と拡声子
局と親局間の遠隔制御シーケンス図である。
【図5】 従来の市町村防災無線システムの構成図であ
る。
【符号の説明】
1 親局、2 指令卓、3 中継局、4 拡声子局、5
拡声子局、6 拡声子局、7 戸別受信機、8 送受
信機、9 無線接続装置、10 有線接続装置、11
アンテナ共用部、12 送信部、13 受信部、14
制御部、15I/F部、16 拡声部、17 ハンドマ
イク、18 データ端末装置、19スピーカー、20
無線接続装置、21 有線接続装置、22 親局装置、
23屋外拡声子局、24 接点入力機、25 接点入力
機、26 個別受信機、27 屋外拡声子局、28 接
点入力機、29 接点入力機、30 個別受信機。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局、中継局、複数の拡声子局で構成さ
    れる防災無線システムにおいて、 上記防災無線システムはディジタル回線網とし、かつ上
    記拡声子局には遠隔制御装置を有線または無線接続し、
    該遠隔制御装置から上記親局と交信するようにしたこと
    を特徴とする防災無線遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】 拡声子局側から親局に対し、対象無線チ
    ャネルを指定して呼設定を行うようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の防災無線遠隔制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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