JP2002157491A - 特典サービスシステム、それに用いられる記録媒体及び特典サービス方法 - Google Patents

特典サービスシステム、それに用いられる記録媒体及び特典サービス方法

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JP2002157491A
JP2002157491A JP2000353507A JP2000353507A JP2002157491A JP 2002157491 A JP2002157491 A JP 2002157491A JP 2000353507 A JP2000353507 A JP 2000353507A JP 2000353507 A JP2000353507 A JP 2000353507A JP 2002157491 A JP2002157491 A JP 2002157491A
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JP2000353507A
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Yuichi Narita
祐一 成田
Hiroshi Nakamoto
寛 中元
Toru Matsumoto
徹 松本
Hiroshi Furugane
洋 古金
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Toyota Motor Corp
Toyota Finance Corp
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FAMILY MART CO Ltd
Toyota Motor Corp
Toyota Finance Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仮想店舗の販売を通して、実店舗における売
上の上昇を行うことのできる特典サービスシステムを提
供する。 【解決手段】 ネットワーク上に構築された提携会社
A,B,Cの仮想店舗に来訪した会員にポイントを付与
する仮想店舗用サーバ33を設ける。更に、この仮想店
舗用サーバ33に、付与したポイント数を記録する仮想
店舗用ポイントDB35を設ける。個人認証に基づい
て、仮想店舗用で付与されたポイント数を読み出し、こ
の読み出されたポイントにより実店舗で購買が行った際
に、読み出されたポイント数の削減を行う端末17,1
8,19を実店舗に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商取引に伴って行
われる販売促進用サービスとしての特典サービスシステ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの発達に応じて、
インターネット上に仮想店舗を構築している企業が多
い。そこで、仮想店舗の販売促進のために、特開平10
−78989号公報には、仮想店舗においてポイントを
付与する付与手段と、そのポイントを削減させる還元手
段とを備えたポイントサービスシステムが開示されてい
る。しかしながら、仮想店舗だけでなく実際の店舗(以
下、実店舗と称する)をも有する企業の場合には、例え
ば実店舗で販売している商品と仮想店舗で販売している
商品とがほとんど同じであると、逆に実店舗の売上の減
少を招くことがある。特に、運営企業の構成がフランチ
ャイズの場合には、各実店舗がそれぞれ独立して販売を
行っているため、実店舗における売上減少は切実な問題
となっている。
【0003】そこで、仮想店舗の販売を通して、実店舗
における売上が上昇できるようなサービスシステムが望
まれていた。そのサービスシステムの1つとして、特開
平11−73457号公報には、客が電子メールに回答
した際などにポイントを発行し、この発行したポイント
の加算量に応じて実店舗で使用できる買物券やクーポン
券を発券するようにした顧客管理システムが開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな買物券やクーポン券では、偽造が容易なため、高額
の買物券やクーポン券を発行することはほとんど行われ
ず、低額の買物券やクーポン券の発行しかできなかっ
た。そのため、サービスされる範囲が低額のものに限定
されてしまい、このシステムを受ける客にとって、魅力
的なサービスとはなっていなかった。また、このような
買物券やクーポン券では、所定のポイント数に到達しな
ければ、その買物券やクーポンの発券が行われず、客の
選択によって、ポイントを小分けに使用することができ
なかった。
【0005】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものであり、その目的とす
るところは、サービスを受ける客にとってより魅力的な
サービスを提供することのできるポイントサービスシス
テムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下、上記目的を達成す
るための手段及びその作用効果について記載する。請求
項1に記載の発明は、客に対して特典を付与する付与手
段と、前記客毎の特典を記憶する記憶手段と、前記記憶
手段から前記客の特典データの読み出しを許容する許容
手段と、前記記憶手段に記憶された特典を削減すること
で読み出された特典の使用を可能とする削減手段と、を
有する特典サービスシステムであって、前記付与手段は
ネットワーク上に構築された1又は複数の仮想店舗が有
し、前記削減手段は1又は複数の実店舗が有しているこ
とを特徴とする特典サービスシステムである。
【0007】従って、例えば商品を購買した際などに仮
想店舗で付与された特典で、実店舗において例えば商品
を購買するなど使用することができる。そのため、より
魅力的なサービスを客に対して提供することができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の特典サービスシステムにおいて、更に、1又は複数の
実店舗が前記付与手段を有しているものである。従っ
て、実店舗及び仮想店舗の両方で付与された特典を実店
舗で使用することができるので、特典を実店舗で使用す
る機会が増える。そのため、サービスを受ける客に対し
て更に魅力的なサービスを提供することができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の特典サービスシステムにおいて、更に、1又は
複数の仮想店舗が前記削減手段を有しているものであ
る。従って、付与された特典を仮想店舗においても使用
することができるので、例えば実店舗が近所にないなど
実店舗を利用できない客においても、魅力的なサービス
を提供することができる。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
何れかに記載の特典サービスシステムにおいて、前記付
与手段により付与された特典と前記削減手段により削減
された特典とを総括して管理するための管理手段を設け
たものである。
【0011】従って、この管理手段によって、店舗が複
数であっても特典の付与や削減を統括して管理すること
ができる。請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何
れかに記載の特典サービスポイントにおいて、前記許容
手段が実店舗に設けられた端末を含み、その端末は、前
記客が所有する記録媒体との間で特典データの授受を行
うものである。
【0012】従って、特典データの授受を記録媒体との
間で行うようにしたので、記録媒体から特典データを読
み取ればよく、通信網を介して接続された記録手段から
特典データを読み出す必要がないため、通信コストを低
く抑えることができる。そのため、販売促進のための特
典サービスシステムにかかる実店舗でのコストを抑える
ことができる。
【0013】請求項6に記載の発明は、客に対して特典
を付与する付与手段と、前記客毎の特典を記憶する記憶
手段と、前記記憶手段から前記客の特典データの読み出
しを許容する許容手段と、前記記憶手段に記憶された特
典を削減することで読み出された特典の使用を可能とす
る削減手段と、を有する特典サービスシステムに用いら
れる記録媒体であって、少なくとも1つの仮想店舗の何
れかで付与され、少なくとも1つの実店舗の何れかで削
減される特典のデータの授受を、前記許容手段との間で
行うものである。
【0014】従って、仮想店舗で付与された特典で実店
舗において購買することができ、魅力的なサービスを提
供することができるシステムにおいて、記録媒体におい
て特典データの管理をすることができる。従って、携帯
された記録媒体から特典データを読み取ればよく、通信
網を介して特典データを読み出す必要がないため、通信
コストを低く抑えることができる。
【0015】請求項7に記載の発明は、少なくともネッ
トワーク上に構築された仮想店舗の1つにおいて特典を
付与し、この付与された客毎の特典を記録し、この特典
を少なくとも実店舗の1つにおいて削減することで前記
特典を使用するようにしたことを特徴とする特典サービ
ス方法である。
【0016】従って、仮想店舗で付与された特典を実店
舗において使用することができるので、客に対してより
魅力的なサービスを行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化したポイン
ト(特典)サービスシステムの一実施形態を図1〜図1
3に従って説明する。
【0018】図2に示すように、本実施の形態で使用さ
れる記録媒体は、ICカード11であり、その片面13
に公知の磁気ストライプ12が設けられている。この磁
気ストライプ12には、例えば有効期限や使用限度額、
使用を拒否された回数などICカード11がクレジット
カードとして機能するための情報が格納されている。
【0019】更に、ICカード11には、ICモジュー
ル14が設けられおり、このICモジュール14の内部
にはICチップ15が埋め込まれているとともに、この
ICモジュール14の表面には複数の外部端子16が設
けられている。この外部端子16は、後述する端末1
7,18,19の端子(図示しない)に接続されて、端
末17,18,19の図示しない読み書き部とICチッ
プ15との情報交換を行う。
【0020】ICチップ15は、ISO7816で規格
化されており、図3に示すようにデータメモリ全体のフ
ァイルを意味するMaster File(以下、MF
と記載する)70を有している。MF70の下層には、
アプリケーション用の3つのDedicated Fi
le(以下、DFと記載する)71,72,73が格納
されている。
【0021】DF73の下層には、セキュリタリファイ
ルであるInternal Elementary F
ile(以下、IEFと記載する)74と3つの動作フ
ァイルであるWorking Elementary
File(以下、WEFと記載する)が格納されてい
る。IEF74には、このDF73内のWEF76,7
7,78にアクセス可能とするための管理者キーが格納
されている。また、WEF76には、ICチップ固有の
番号(以下、IC−IDと記載する)が格納されてお
り、WEF77には、提携会社のID(Identif
ication)が、その会社のURL(Unifor
m Resource Locators)とともに格
納されている。また、WEF78は、自由記述領域とな
っており、例えば氏名、性別、生年月日、住所、電話番
号、メールアドレス、ゴールドカード会員であるなどの
会員の属性情報や購入履歴情報、ポイント履歴情報など
が格納されている。
【0022】DF72の下層には、AID(Appli
cation Identification)が記録
されたIEF75と、現在の実店舗におけるポイント数
などのポイント情報が記憶されたWEF79が格納され
ている。AIDは、WEF79にアクセス可能な端末を
制限するためのものであり、ICカード11が端末1
7,18,19に差し込まれた際に、このAIDと端末
が有するAIDとの整合性を端末17,18,19がチ
ェックし、この整合が正しければ、その端末17,1
8,19においてポイント情報にアクセス可能とするも
のである。
【0023】なお、DF71は、DF73とほぼ同じ構
成をしているが、DF71のWEF77には、上述した
磁気ストライプ12に記憶されている情報と同一の情報
及びICクレジット固有のリスク管理情報が格納されて
いる。
【0024】ICカード11は、ICカード専用の複数
機能端末17、レジスタなどに併設されているPOS
(Point of Sales)システム用の端末
(以下、POS端末と記載する)18又はCAT(Cr
edit Authorization Termin
al)端末19に接続された状態で、それらとの間で、
読み取り及び書き込みが行われる。各端末17,18,
19には、それぞれ記憶部20と、図示しない表示画面
とが設けられており、各端末17,18,19は、実店
舗の客に対して特典を付与する第2付与手段となってい
る。なお、複数機能端末17には、MD(Mini D
isk)に音楽をダウンロードための機構が設けられて
いる。
【0025】図1に示すように、前述した複数の端末1
7,18,19の少なくとも一つが、各提携会社の実店
舗にそれぞれ配置されている。端末17,18,19
は、ISDN(Integrated Service
s Digital Network)回線などの通信
回線25を介して、提携会社A,B及びクレジット会社
Cの各ロイヤリティサーバ32及び各ホストコンピュー
タ31に接続されている。ここで、クレジット会社Cと
1又は複数の提携会社(図では提携会社A,Bのみ表
示)とが提携関係にあって、それらの提携会社は、実店
舗及び仮想店舗を有する。この提携会社の数は前記WE
F77の容量の範囲内で設定可能である。端末17,1
8,19及び各ホストコンピュータ31は通信回線25
を介して、例えばCAFIS(Credit and
Finance Information Switc
hing System)センタなどのクレジット専用
の情報処理センタ29に接続され、ここからCAFIS
回線26を介して、クレジット会社Cのロイヤリティサ
ーバ32に接続されている。そのため、端末17,1
8,19から発信されたクレジット取引情報は、情報処
理センタ29を経由してクレジット会社Cで受信され
る。
【0026】また、各提携会社A,B及びクレジット会
社Cの削減手段の1つであるロイヤリティサーバ32
は、通信回線25を介して、相互にデータ交換が可能と
なっているとともに、管理手段であるクリアリングセン
タDのスイッチングサーバ36に接続されている。この
クリアリングセンタDは、提携会社A,B及びクレジッ
ト会社Cでのポイントの付与と削減とに関する事項の管
理を行っており、そのための記録部30を備えている。
【0027】各提携会社A,B及びクレジット会社Cの
ロイヤリティサーバ32は、仮想店舗用サーバ33を備
えたホストコンピュータ31に一括して管理されてい
る。仮想店舗は、提携会社A,B及びクレジット会社C
の仮想店舗用サーバ33上に設定されている。各サーバ
32,33には、それぞれ記録手段となる実店舗用ポイ
ントDB34及び仮想店舗用ポイントDB35が接続さ
れている。従って、仮想店舗用サーバ33は、ネットワ
ーク上に構築された仮想店舗の客に対して特典を付与す
る付与手段であり、インターネット27を介して、家庭
等にある例えばパーソナルコンピュータなどの個人用端
末28に接続可能となっている。
【0028】なお、特許請求の範囲の許容手段とは、本
実施形態では、端末17,18,19を含んだホストコ
ンピュータ31及びロイヤリティサーバ32の一連のシ
ステムを示している。なおまた、ここで、実店舗及び仮
想店舗を有する事業体を会社と称したが、これは、個人
であっても、法人であってもかまわない。
【0029】次に、このポイントサービスシステムの作
用について説明する。(会員入会)まず、本実施形態の
ポイント(特典)サービスを受けようとする場合には、
例えば実店舗に配置されている提携会社Aの複数機能端
末17を用いて会員登録を行う。図4において、最初
に、入会希望の客は、提携会社であるクレジット会社C
のクレジットカードを所有しているか、すなわちクレジ
ット会社Cの会員であるか否かが問われる(ステップS
1)。この場合、クレジットカードを有している場合
(ステップS1においてYES)には、そのクレジット
カードのIDの入力を促し、そのIDが入力されたら
(ステップS2)、複数機能端末17はクレジット会社
Cに、CAFIS回線26を介して情報を送信する(ス
テップS3)。
【0030】クレジット会社Cのクレジットカードを所
有しておらず、クレジット会社Cの会員でない場合(ス
テップS2でNO)には、クレジットカードの取得を勧
誘する。このとき、入会希望者がクレジットカードの取
得を希望した場合(ステップS4においてYES)の場
合には、クレジットカードの入会情報の入力を促す。こ
の情報が入力された(ステップS5)ならば、複数機能
端末17は、入力された入会情報をクレジット会社Cに
送信する(ステップS6)。クレジット会社では、この
情報に対して仮IDを付与し(ステップS7)、情報が
送信されてきた複数機能端末17にその仮IDをCAF
IS回線26を介して送信する(ステップS8)ととも
に、人物審査を行う(ステップS9)。なお、人物審査
に通過した入会希望者に対しては、仮IDを通常のクレ
ジット会社CのクレジットカードのIDに交換する(ス
テップS15)。
【0031】次に、クレジットカードのIDを入力した
入会希望者(ステップS3)、クレジットカードの取得
を希望し、その入会のための情報を入力した入会希望者
(ステップS8)及びクレジット会社Cのクレジットカ
ードを有していなく、かつこのクレジットカードを取得
しない(ステップS4においてNO)とした入会希望者
に対して、会員登録情報の入力が促される。会員登録情
報が入力される(ステップS10)と、その情報が、提
携会社Aのホストコンピュータ31に通信回線25を介
して送信される(ステップS11)。
【0032】提携会社Aのホストコンピュータ31で
は、その入会希望者に対して(場合によっては人物審査
が行われた後)、その提携会社AにおけるIDが付され
る(ステップS12)。そして、ステップS10で入力
された会員登録情報から、入会希望者がクレジット会員
の場合には、すなわちステップS2,S3又はステップ
S7,S8の処理が行われた場合(ステップS13でY
ES)には、付与されたIDをクレジット会社Cに通知
する(ステップS14)。この通知を受け取ったクレジ
ット会社Cでは、提携先によって付与されたIDをIC
−IDとともにクレジット会社Cのホストコンピュータ
31に格納する(ステップS20)。また、クレジット
会社Cでは、種々の情報がICカード11に設定され、
ICカード11が発行される(ステップS16)。すな
わち、クレジットカードとして機能するための情報がI
Cカード11の磁気ストライプ12及びDF71に、
(例えば入会申し込みがあった提携会社Aにおいてポイ
ントの付与又は削減が可能であるといった)AIDの情
報がDF72のIEF74に、提携会社Aで付与された
提携会社AにおけるID及びクレジット会社Cにおける
IDが、その提携会社AのURL及びクレジット会社C
のURLと共にDF73のWEF77に格納される。な
お、このICカード11は、郵送などにより申し込みを
行った入会希望者の客の手元に届けられる。
【0033】ICカード11が発行された後、ステップ
S14において送信された提携会社AのIDを搭載した
ICカード11のIC−IDが、提携会社Aに送信され
る(ステップS17)。提携会社Aでは、このIC−I
Dを、提携会社Aにおいて付与したIDに対応付けて管
理を行う(ステップS18)。
【0034】なお、クレジット会員でない入会希望者
(ステップS13においてNO)に対しては、クレジッ
ト機能がない会員カードが発行される(ステップS1
9)。また、会員登録は仮想店舗からも可能である。こ
の場合には、入会希望者は、個人用端末28からネット
ワーク上に構築された仮想店舗にアクセスし、複数機能
端末17における手順を、個人用端末28の端末におい
て行う。
【0035】(仮想店舗におけるサービスポイントの付
与)次に、例えば、提携会社Aの仮想店舗におけるサー
ビスポイントの付与について、図5を参照して説明す
る。なお、ポイントの付与は、提携会社Aの仮想店舗に
おいて客である会員が物を購入した場合に行われ、付与
されるポイント数は、購入金額に応じて(例えば購入金
額の1割のポイント数)付与される。
【0036】まず、すでに会員に通知されているその提
携会社AのIDの入力を促す。これにより入力された
(ステップS21)IDは、インターネット27を介し
てその仮想店舗の会社Aの仮想店舗用サーバ33に送信
される(ステップS22)。IDを受信した仮想店舗用
サーバ33は、このIDに基づきそのIC−IDを判別
し、このIC−IDに基づいて、その仮想店舗用ポイン
トDB35から現在のポイント数を読み出す(ステップ
S23)。この読み出したポイント数に対して、新たに
付与されたポイント数を加算する(ステップS24)。
そして、この仮想店舗用サーバ33は、IC−IDとと
もに加算されたポイント数を、仮想店舗用ポイントDB
35に記憶する。なお、他の提携会社の仮想店舗におい
ても同様に、サービスポイントが付与される。
【0037】(仮想店舗におけるサービスポイントの削
減)次に、図7を参照してサービスポイントの削減、す
なわちポイントの使用について説明するが、例えば仮想
店舗において物を購入する際にその代金の一部をポイン
トで支払うという場合にポイントが使用される。なお、
サービスポイントは、提携会社A,B及びクレジット会
社Cにおいて、例えば1ポイント1円として換算され
る。
【0038】まず、仮想店舗では、その購入者に対し
て、その仮想店舗における提携会社AのIDの入力を促
す。IDが入力される(ステップS31)と、このID
が、インターネット27を介して提携会社Aの仮想店舗
用サーバ33に送信される(ステップS32)。IDを
受信した仮想店舗用サーバ33は、このIDから仮想店
舗用ポイントDB35に記憶されているポイント数を読
み出す(ステップS33)とともに、このポイント数を
インターネット27を介して個人用端末28に送信する
(ステップS34)。ポイント数を受信した個人用端末
28は、画面にそのポイント数を表示する(ステップS
35)とともに、使用するポイント数の入力を促す。
【0039】使用するポイント数が入力されたら(ステ
ップS36)、ポイント数で代金の全部の支払いが可能
か否か、すなわち、使用するポイント数として入力され
た数を金額に換算し、この換算した金額が支払う代金よ
り少ないか否かを判断する(ステップS37)。支払う
代金よりも少なかった場合には、残りの代金の支払い方
法について入力を促し、その支払い方法について決定す
る(ステップS38)。残りの代金は、クレジットによ
る支払い方法や代金引換方法などが選択可能とされてお
り、クレジットの場合には、そのクレジット会社CのI
D、すなわちクレジットカードのIDを入力する。
【0040】ポイントで全部の代金が支払うことができ
た場合(ステップS37でYESの場合)及び残りの代
金の支払い方法が入力された場合(ステップS38)に
は、インターネット27を介して提携会社Aの仮想店舗
用サーバ33に使用するポイント数を送信する(ステッ
プS39)。このとき、残りの代金をクレジットで支払
う場合には、クレジット会社CのIDやクレジットの支
払い方法などの情報が提携会社Aに送信される。使用す
るポイント数を受信した仮想店舗用サーバ33は、現在
のポイント数からこの使用するポイント数を減算する
(ステップS40)。そして、減算した結果のポイント
数を仮想店舗用ポイントDB35に格納する(ステップ
S41)。なお、クレジット会社のIDは、通信回線2
5を介して情報処理センタ29に送信され、ここからC
AFIS回線26を介して、クレジット会社Cに送信さ
れる。
【0041】(実店舗におけるサービスポイントの付与
及び削減)例えば提携会社Aの実店舗において物を購入
し、その代金を、現金、ポイント又はクレジットでPO
S端末18にて支払う場合について図8及び図9に基づ
いて説明する。なお、他の端末17,19において支払
う場合も同様である。この場合においても、例えば購入
金額に応じたポイントが付与される。代金を支払うとき
に、実店舗に設置されているPOS端末18にICカー
ド11を挿入する(ステップS50)。
【0042】POS端末18において、ICカード11
のIEF74に記憶されている管理者キー及びIEF7
5に記憶されているAIDが読み取られ、この管理者キ
ー及びAIDが、POS端末18のそれぞれと照合され
る。管理者キー及びAIDが整合しない場合(ステップ
S52でNOの場合)には、エラーメッセージを表示す
る(ステップS53)とともに、ICカード11をPO
S端末18から排出し(ステップS54)、ICカード
11の挿入(ステップS50)からやり直しを促す。
【0043】POS端末18において管理者キーとAI
Dとが整合した場合(ステップS52でYESの場合)
には、各DF71,72,73に対してアクセス可能と
なる。そこで、DF73のWEF76からIC−IDを
読み取る(ステップS55)とともに、DF72のWE
F79から現在、記憶されているポイント数を読み出し
(ステップS56)POS端末18の表示部にこの読み
出したポイント数を表示する(ステップS57)。
【0044】次に、ポイントを使用するか否か(ステッ
プS58)が判断され、ポイントを使用せずに貯める場
合(ステップS58においてNOの場合)には、代金を
支払う(ステップS59)とともに、ポイント数の加算
を行う(ステップS60)。そして、加算したポイント
数をICカード11のWEF79に書き込み(ステップ
S61)、ICカード11を排出するとともに(ステッ
プS62)、加算したポイント数などの情報をPOS端
末18の記憶部20に記憶する(ステップS63)。
【0045】ポイントを使用する場合(ステップS58
においてYESの場合)には、図9に示すように使用す
るポイント数をPOS端末18に入力する(ステップS
64)。次に、入力されたポイント数を金額として換算
した際に、この換算した金額で、代金をすべて支払うこ
とができるか否かを判断する(ステップS65)。換算
した代金ですべて支払うことができる場合(ステップS
65でYESの場合)には、読み出したポイント数か
ら、使用したポイント数を減算する(ステップS6
6)。
【0046】入力されたポイント数で代金の全部の支払
いができない場合(ステップS65でNOの場合)に
は、それを補うために、次に、仮想店舗で付与されたポ
イントを使用するか否かが促される。そこで、仮想店舗
で付与されたポイントを使用しない場合(ステップS6
7でNOの場合)には、残りの代金を支払う(ステップ
S68)とともに、読み出したポイント数から使用した
ポイント数を減算する(ステップS66)。
【0047】本実施の形態では、仮想店舗で付与された
ポイントのデータは、仮想店舗用ポイントDB35に貯
められているのみで、ICカード11には書き込まれて
いない。このため、仮想店舗で付与されたポイントを使
用する場合(ステップS67でYESの場合)には、仮
想店舗用ポイントのダウンロードが行われる。すなわ
ち、クリアリングセンタDを介して、この客がポイント
を使用するとしたすべての提携会社A,B及びクレジッ
ト会社Cのロイヤリティサーバ32に、DF73のWE
F76のIC−IDを送信する(ステップS70)。I
C−IDを受信した提携会社A,B及びクレジット会社
Cの各ロイヤリティサーバ32は、仮想店舗用ポイント
DB35から、仮想店舗において付与されたポイント数
を読み出し(ステップS71)、POS端末18に送信
する(ステップS72)。POS端末18では、各提携
会社から送信されたポイント数を、そのポイントを保有
している提携会社名とともに表示する(ステップS7
3)。次に、ICカード11にダウンロードするポイン
ト数及びその提携会社名の入力が促される。そして、ポ
イント数と提携会社名が入力される(ステップS74)
と、そのポイント数がICカード11に書き込まれる
(ステップS75)とともに、ポイント数とその提携会
社名とが記憶部20に記憶される(ステップS76)。
【0048】仮想店舗において付与されたポイント数の
ダウンロードが終了したならば、再びステップS64に
戻り、再び使用するポイント数を入力する。そして、ス
テップS65、S67、S68を経て、使用したポイン
ト数が減算された(ステップS66)ならば、図8に示
すように、この減算された後のポイント数がICカード
11に書き込まれる(ステップS62)。そして、ポイ
ント数などがそのIC−IDとともに記憶される(ステ
ップS63)。
【0049】その後、例えば午前3時などの所定時刻に
なると、その前の所定時刻から今回の所定時刻までにP
OS端末18の記憶部20に記憶された1日分のデータ
が、通信回線25を介してその実店舗の提携会社Aのロ
イヤリティサーバ32に送信される(ステップS7
9)。なお、このとき、クレジット支払い方法などの情
報も、情報処理センタ29を経由してクレジット会社C
に送信される。そして、提携会社A又はクレジット会社
Cに送信された記憶部20に記憶されていたデータは、
リセットされる(ステップS80)。
【0050】なお、クレジットを用いて代金を支払う場
合(ステップS60,S68)には、図10に示すよう
な手順で行われる。すなわち、POS端末18において
DF71のWEF77に格納されている情報が読み出さ
れる(ステップS81)。この情報に基づいてクレジッ
トによる決済が可能か否かが判断される(ステップS8
2)。クレジット決済ができない場合(ステップS82
においてNOの場合)には、POS端末18の画面に
「クレジット決済ができない」ことを表示する(ステッ
プS83)。また、クレジット決済ができる場合(ステ
ップS82においてYESの場合)には、支払い方法
(分割払いや一括払いなど)や各回の支払い金額などの
支払い情報について入力を促す。支払い情報がPOS端
末18に入力される(ステップS84)と、カード取引
の処理が行われ、取引が承認されると、売上情報が、記
憶部20に記憶される(ステップS85)。
【0051】そして、上述したように所定時刻になり、
1日分のデータを送信する際に、これら支払い情報が情
報処理センタ29を経由してクレジット会社Cに送信さ
れる(ステップS79)。情報を送信したPOS端末1
8は、記憶部20のデータをリセットする(ステップS
80)。
【0052】(プリペイドカードとしての使用)ポイン
トによって買える商品を買うために代金を先に支払っ
て、ポイントを買うことも可能である。この場合には、
図6に示すように、ICカード11を端末17に挿入し
(ステップS130)、ICカード11にアクセス可能
とする。そして、ICカード11に記憶してあるポイン
ト数を読み出す(ステップS131)とともに、この
際、支払われた代金をポイントに換算する(ステップS
132)。そして、換算したポイント数を加算する(ス
テップS133)とともに、この加算したポイント数を
ICカード11のWEF79に記憶させる。
【0053】このようにして、ポイント数に関してIC
カード11をプリペイドカードと同様に使用することが
可能である。 (複数機能端末におけるポイントの利用)複数機能端末
17において、サービスポイントによってのみ購買可能
な商品を、ポイントにより買うことも可能である。例え
ば、複数機能端末17で、ポイントによってのみ買える
曲を買う場合(MDにダウンロードする場合)には、図
11に示される手順で行われる。
【0054】まず、ICカード11を複数機能端末17
に挿入し(ステップS111)、ICカード11にアク
セス可能とする。そして、WEF76に記憶されている
IC−IDとWEF79に記憶されているポイント情報
とを読み出す(ステップS113)。そして、読み出さ
れた現在のポイント数で、曲が買えるか否かが判断され
る(ステップS114)。
【0055】現在のポイント数で曲が買えない場合(保
有しているポイント数が曲の購入ポイントより少ない場
合)には、前記と同様に仮想店舗用のポイント数を使用
するか否かの判断を客(会員)に促す。仮想店舗用のポ
イント数を使用しない場合(ステップS115でNOの
場合)には、残りの代金を支払って、少なくとも曲が買
えるまでポイントを購入させる(ステップS116)。
また、仮想店舗用のポイント数を使用する場合(ステッ
プS115でYESの場合)には、図9の上述した手順
(ステップS70からステップS76)で、仮想店舗用
ポイントを任意の数でダウンロードする(ステップS1
17)。そして、ダウンロードされたポイント数とIC
カード11に記憶されていたポイント数との合計を算出
し(ステップS118)、その合計が、曲の購入ポイン
ト数より多いか否かを判断する(ステップS119)。
仮想店舗用ポイントを合計しても、まだポイント数が足
りない場合には、再び仮想店舗用のポイントを使用する
かを客に判断させ(ステップS115)、仮想店舗用の
ポイントを使用しない場合には、ポイントを購入させる
(ステップS116)。
【0056】ポイント数が曲の購入ポイント数よりも大
きい場合(ステップS114でYESの場合)又は大き
くなった場合(ステップS119でYESの場合又はS
116の場合)には、複数機能端末17のMD挿入口に
MDを挿入するように促す。そして、MDが挿入された
ら(ステップS120)、ダウンロードする曲を選択さ
せ(ステップS121)、その選択された曲をMDにダ
ウンロードする(ステップS122)。それとともに、
その曲の購入ポイント数を現在のポイント数から減算し
(ステップS123)、減算された結果のポイント数を
ICカード11に書き込む(ステップS124)。次
に、減算されたポイント数などをIC−IDとともに、
複数機能端末17の記憶部20に記憶させる(ステップ
S125)。
【0057】そして、実店舗におけるサービスポイント
の付与及び削減の手順と同様に、所定時刻になったとき
に1日分のデータを、通信回線25を介して複数機能端
末17の提携会社Aに送信し(ステップS79)、複数
機能端末17の記憶部20のデータをリセットする(ス
テップS80)。
【0058】(クリアリングセンタDにおける処理)図
12に示すように、各店舗に配置された端末17,1
8,19から所定時刻毎に送信されたデータは、その実
店舗の提携会社Aのロイヤリティサーバ32で受信され
る。ロイヤリティサーバ32は、受信したデータに基づ
いて、実店舗用ポイントDB34の書き換えを行う(ス
テップS91)。これとともに、このデータは、仮想店
舗用サーバ33に送信され、仮想店舗用ポイントDB3
5の書き換えが行われる(ステップS91)。
【0059】次に、例えば月1回などの所定時刻になる
(ステップS92でYESの場合)と、各提携会社A,
B,Cでは、前回の所定時刻から今回の所定時刻までの
所定期間内に、各提携会社A,B,C内で付与した全ポ
イント数と削減させた全ポイント数とを集計する(ステ
ップS93)。そして、この集計したデータをクリアリ
ングセンタDのスイッチングサーバ36に通信回線25
を介して送信する(ステップS94)。スイッチングサ
ーバ36では、各提携会社A,B,Cの全部のポイント
付与及び削減に応じて、各提携会社A,B,Cが受け取
る金額を算出する(ステップS95)。この金額は、そ
の提携会社A,B,Cで使用された総ポイント数からそ
の会社が付与した総ポイント数を引いた数を求め、1ポ
イント1円として算出されて、算出された金額が各提携
会社A,B,Cに通知される(ステップS96)。そし
て、受取り金額がプラスであれば、各提携会社A,B,
Cはその金額がクリアリングセンタDから支払われ、そ
の受取り金額がマイナスであれば、各提携会社A,B,
CはクリアリングセンタDにその金額を支払う(ステッ
プS97)。
【0060】(ポイントサービス適用会社の増加)IC
カード11を発行した後、ポイントサービスを適用する
提携会社が増えた場合には、会員が必ずしも提携会社が
増えたことを知っている訳ではないため、その提携会社
が増えてから一番初めにICカード11を端末17,1
8,19に挿入したときに、ICカード11にその増え
た提携会社のIDを書き込む。
【0061】すなわち、図13に示すように、端末1
7,18,19にICカード11を挿入し(ステップS
101)、そのICカード11に記載されているWEF
76のIC−ID及びWEF77の各提携会社A,B,
CのIDを読み出す(ステップS102)。これらID
を読み出した結果、新たな提携会社のIDが含まれてい
ない場合、すなわち提携会社においてポイント利用が許
可されていない(ステップS103でYESの場合)に
は、例えば表示画面に「提携先の紹介」という形で表示
し、提携会社が増えたことを会員に知らせ、新たな提携
会社においてもこのポイントサービスシステムを使用す
るか否かの意思確認を行う。新たな提携会社において使
用する意思がない場合にはそのまま終了するが、新たな
提携会社においても使用してもよいという意思が確認さ
れた場合には、ICカード11に含まれている個人情報
を新たな提携会社に、通信回線25を介して送信する
(ステップS104)。情報を受信した新たな提携会社
は、そのICカード11の保有者に対してIDを付し
(ステップS105)、実店舗用ポイントDB34に登
録する(ステップS106)。そして、先程情報が送信
されてきた端末17,18,19に通信回線25を介し
て、付与された新たな提携会社のIDと、新たな提携会
社のURLの情報とを送信する(ステップS107)。
情報を受信した端末17,18,19は、新たな提携会
社のURLと、その新たな提携会社から付与されたID
との情報をICカード11のDF73のWEF77に書
き込む。
【0062】上記実施形態のポイントサービスシステム
によれば、以下のような特徴を得ることができる。 (a)本実施形態では、インターネット27を介して仮
想店舗用サーバ33で付与されたポイント(特典)を用
いて、実店舗において購買することができるポイントサ
ービスシステムとした。そのため、より魅力的なサービ
スを客に対して提供することができ、仮想店舗の客が実
店舗において来訪する可能性が高くなり、ひいては実店
舗の売上の向上を期待することができる。
【0063】(b)本実施形態では、会員(客)ごとに
ポイントを記憶する実店舗用ポイントDB34、仮想店
舗用ポイントDB35を設け、複数の複数の提携会社
A,B,Cにおける仮想店舗のポイント(特典)の付与
及び実店舗におけるポイント(特典)の削減とを総括し
て1つの特典として管理するクリアリングセンタDのス
イッチングサーバ36を設けた。そのため、複数の提携
会社A,B,Cのポイントの付与や削減を容易にスイッ
チングサーバ36で管理することができ、特典サービス
システムの使用状況が分かるので、使用が多い提携会社
にはシステムの運営費の負担を大きくすることができ
る。従って、システムの使用状況に応じて運営費の負担
を分担することができ、公平に運営費を分配することが
できるので、システムの使用が少なければ運営費の負担
が少ないため、中小企業等であっても容易に提携会社に
加わることができる。そのため、中小企業から大企業ま
で提携会社A,Bの増加を期待することができ、提携会
社が増加すれば、このサービスシステムの会員の増加が
期待でき、結果として更なる売上の上昇を期待すること
ができる。また、より多くの提携会社が同じポイントサ
ービスシステムを使用できることにより、多数のカード
を持ち歩く必要がなく持ち歩くカードが少ないので、常
にカードを携帯している可能性が高くなるので、会員
(客)がカードを忘れて、カードを携帯していないため
にポイントサービスを受けられないということが少なく
なる。従って、会員にとって更なる魅力的なサービスと
なり、更なる会員の増加を期待することができ、企業に
おいては更なる売上の向上を期待することができる。
【0064】(c)本実施形態では、仮想店舗で付与さ
れたポイントにより実店舗で購買をする際に、端末1
7,18,19からロイヤリティサーバ32を介して仮
想店舗用ポイントDB35からポイント数を読み出すよ
うにした。そのため、必要最小限の接続によって、仮想
店舗用ポイントDB35の読み出しが行われるので、サ
ービスシステム上においてエラーの発生率を極めて少な
くすることができる。また、仮想店舗で付与されたポイ
ントはICカード11に移し替え、ICカードに移し替
えたポイントの使用状況をロイヤリティサーバ32で管
理するようにした。従って、実店舗で付与されたポイン
トを実店舗用ポイントDB34で、仮想店舗で付与され
たポイントを仮想店舗用ポイントDB35でそれぞれ別
々に管理しても、仮想店舗で付与されたポイントを容易
に使用することができるとともに、管理もより確実に行
うことができる。
【0065】(d)本実施形態では、実店舗の客に対し
てポイントを付与するようにした。そのため、実店舗及
び仮想店舗の両方で付与されたポイントを合わせて実店
舗で使用することができるので、実店舗で使用する機会
が増え、実店舗における売上の向上を更に期待すること
ができる。
【0066】(e)本実施形態では、端末17,18,
19において、実店舗で付与されたポイントをICカー
ド11から読み出すようにした。そのため、実店舗で付
与されたポイントだけで実店舗で購買する際には、この
ICカード11と端末17,18,19との間でポイン
トデータの授受を行うだけでよいので、この場合には、
通信回線25を介してロイヤリティサーバ32に常時接
続する必要がなく、通信コストを低く抑えることができ
る。そのため、このサービスシステムにかかる実店舗で
のコストを抑えることができる。
【0067】(f)本実施形態では、記録媒体としてI
Cチップ15を搭載したICカード11を用いた。その
ため、カードにおける記憶容量が多く、提携会社ごとに
付与されるIDを多量に記憶させることが容易にできる
ので、提携会社を容易に増加することができる。結果と
して、売上の上昇を期待することができる。
【0068】(g)本実施形態では、実店舗でポイント
を使用する際には、実店舗で付与されたポイントと仮想
店舗で付与されたポイントとを合わせて使用可能なポイ
ントサービスシステムとした。そのため、実店舗におい
て使用できるポイント数が多くなるので、実店舗で使用
する機会が増え、実店舗における売上の上昇を期待する
ことができる。
【0069】(h)本実施形態では、仮想店舗で付与さ
れたポイントは、仮想店舗で使用することができるよう
にした。そのため、例えば実店舗が近所にないなど、実
店舗を利用できない客の利用を期待することができ、ひ
いては仮想店舗における売上の向上を期待することがで
きる。
【0070】(i)本実施形態では、複数の提携会社
A,B,Cにおいて同じサービスポイントを用いて、提
携会社A,B,Cの何れかにおいて付与されたポイント
を、提携会社A,B,Cの何れにおいても使用すること
が可能なシステムとした。従って、複数の提携会社にお
いてポイントを付与したり使用したりする機会が増える
ので、実店舗及び仮想店舗の販売を促進することができ
る。
【0071】(j)本実施形態では、実店舗で付与され
たポイントを実店舗用ポイントDB34で格納し、仮想
店舗で付与されたポイントを仮想店舗用ポイントDB3
5で格納して、実店舗で付与されたポイントと仮想店舗
で付与されたポイントとを別々に管理するようにした。
そのため、仮想店舗で使用できるポイントを仮想店舗で
付与したものだけに限定して使用することも可能であ
る。従って、従来のシステムを使用することができると
ともに、認証などの問題により仮想店舗におけるポイン
トの利用に問題が生じた場合であっても、実店舗におけ
るポイントの利用にまでその問題が波及することがな
い。
【0072】(k)本実施形態では、携帯可能なICカ
ード11にポイントが記録されて管理されるので、実店
舗においてポイントが付与される度や使用される度に、
即座に提携会社Aのロイヤリティサーバ32に情報を送
信して管理する必要がない。そのため、ポイントの付与
及び削減を他の会員と合わせて一度に送信することがで
きるので、通信費を低く抑えることができる。そのた
め、運営コストを低く抑えて販売促進を行うことができ
る。
【0073】(l)本実施形態では、曲をポイントによ
ってのみ買えるようにするとともに、ポイントをお金で
買うようにしたので、ポイントサービスをしようする客
の増加が期待でき、ポイントサービスシステムを用いた
提携会社A,B,Cの販売を更に促進することができ
る。
【0074】(m)本実施形態では、実店舗で付与され
たポイントや使用したポイントの情報をICカード11
に記憶させているので、実店舗で会員を即座に特定する
ことができるとともに、使用できるポイント数を即座に
知ることができ、利便性がよい。
【0075】(n)本実施形態では、ICカード11に
管理者キーやAIDなどのデータが記憶されているとと
もに、これらのデータが正しく確認できた場合にのみ、
各WEF76〜79にアクセスすることができる。その
ため、各提携会社のIDやクレジットに関する個人情報
の秘密保持がより確実に行われるとともに、管理者キー
などが正しい場合には容易にこれらの情報を得ることが
できる。
【0076】(o)本実施形態では、そのIDを付した
提携会社A,B,CのURLを、IDとともにDF73
のWEF77に記憶させた。そのため、将来的に、IC
カード11の情報を読み取り、書き込むことができる機
器を備えた個人用端末28が普及した場合には、この個
人用端末28でURLを読み込むことにより、IDを入
力しなくてもよいシステムに発展させることができる。
【0077】(p)本実施形態では、IC−IDを介し
て各提携会社A,B,CにおけるIDを関連付けるよう
にしたので、カードの紛失や破損などの事故が生じた場
合には、クレジット会社Cが各提携会社A,BにIC−
IDと事故原因を通知するだけでよく、各提携会社が事
故に迅速に対応することができる。また、WEF76に
記憶されているIC−IDを介して、各提携会社A,
B,Cにおける情報が共有されているため、利用者や第
3者は、このIC−IDを外部から見ることはできず、
セキュリティが高い。
【0078】(q)本実施形態では、IC−IDを管理
しているクレジット会社Cにとっては、各カード会員が
どの提携会社A,B,Cの会員となっているかが把握で
きるので、クレジット会社Cは、特定の提携会社A,
B,Cに属する会員への告知や問い合わせなどに迅速に
対応することができる。
【0079】(変更例)なお、上記実施形態は以下のよ
うに変更してもよい。 ・複数機能端末を、提携会社の実店舗以外、例えば道端
や駅のホームなどに設置すること。
【0080】・仮想店舗で付与されたポイントと実店舗
で付与されたポイントとを1つのデータベースで管理す
ること。 ・上記ICカード11を、例えば光や磁気などにより読
み取られる非接触式のICカードにすること。
【0081】・ICカードに仮想店舗用のポイントデー
タを格納すること。 ・クレジット機能を備えないICカードを用いること。 ・ICカードに、ポイントの情報とともに、プリペイド
(前払い)した現金の情報を、記憶させておくこと。
【0082】・特に目的がない場合であっても、プリペ
イド(前払い)でポイントを購入し、ポイントを貯めて
おくこと。 ・実店舗と提携会社Aとを頻繁に接続させて、デビッド
カードなどのように即時決済を行うこと。
【0083】・入会時に会員(客)の希望する提携会社
のIDのみをICカードに付与すること。 ・通信回線としてISDN以外の公衆回線又は専用線な
どの通信網により、実店舗、各提携会社、管理手段など
を接続すること。
【0084】・クレジット取引情報をCAFIS回線以
外の専用回線を経由して又は情報処理センタを経由せず
に、クレジット会社Cに送信すること。 ・クレジットで決済すると同時に、会員入会をする場合
には、登録必要事項を記入する代わりに、提携している
クレジット会社が保有する個人情報を、その会員入力が
行われた提携会社に送信すること。この場合には、入会
時に、会員による個人情報の入力を省略することができ
る。従って、会員となる手間がかからず、入会が簡単と
なり、会員の増加に繋がる。
【0085】・提携会社が増加した際に、カード所有者
の同意を得て新たな提携会社に送される個人情報を、そ
のICカードが使用されている提携会社又はクレジット
会社に保存されているホストコンピュータに記憶されて
いる情報から送信すること。これにより、ICカードに
個人情報を記憶させておく必要がないとともに、提携会
社が増加しても会員による入力を省略することもでき
る。
【0086】・仮想店舗で付与されたポイント数やそれ
を保有している提携先などの情報を最初のダウンロード
時に、端末に一時的に記憶させ、その後、再び仮想店舗
用ポイントをダウンロードすることになったときには、
端末の記憶部から読み出すようにしてもよい。この場合
には、ロイヤリティサーバ32に何度もアクセスしなく
てよいので、通信費を更に低く抑えることができる。
【0087】・ICカードの情報を読み取り、書き込む
ことができる機器を備えた(パーソナルコンピュータ、
携帯情報端末、携帯電話などの)個人用端末において、
ICカードにポイント数をダウンロードすること。
【0088】・ICカードにポイント数をダウンロード
することなく、端末においてポイント数を表示し、その
ポイント数を使用できるようにすること。 ・仮想店舗用でポイントを使用する際に、仮想店舗用の
クリアリングセンタを設けて、他の提携会社の仮想店舗
で付与されたポイントを読み出して、何れかの提携会社
の仮想店舗で使用できるようにすること。
【0089】・付与手段において、購入時以外のとき、
例えば入会した時やアンケートに回答した時などにポイ
ントを付与すること。 ・付与するポイントの率を、例えば購入した商品の種類
等に応じて又は付与した店舗に応じて可変とすること。
【0090】・仮想店舗しかもたない企業や実店舗しか
持たない企業を提携会社とすること。この場合であって
も、提携会社全体で、仮想店舗及び実店舗を有していれ
ば、本発明の効果を得ることができる。
【0091】・加減算可能なポイントを特典とする記録
する代わりに、例えばAクラス、Bクラス、Cクラスと
いうように、特典サービスシステムの利用に応じてクラ
スを付与し、この特典により購買が行われたとき、記録
していたクラスを削減する(クラスのランクを下げる)
ようにしてもよい。
【0092】次に上記実施形態及び別例から把握できる
請求項に記載した以外の技術的思想について、それらの
効果とともに以下に記載する。 (1)客に対して特典を付与する付与手段と、前記客毎
の特典を記憶する記憶手段と、前記記憶手段から前記客
の特典データの読み出しを許容する許容手段と、前記記
憶手段に記憶された特典を削減することで読み出された
特典の使用を可能とする削減手段と、を有する特典サー
ビスシステムであって、前記削減手段はネットワーク上
に構築された1又は複数の仮想店舗が有し、前記付与手
段は1又は複数の実店舗が有していることを特徴とする
特典サービスシステム。
【0093】従って、この(1)項に記載の発明によれ
ば、例えば商品を購買した際などに実店舗で付与された
特典で、仮想店舗において例えば商品を購買するなど使
用することができる。そのため、より魅力的なサービス
を客に対して提供することができる。
【0094】(2)更に、1又は複数の仮想店舗が前記
付与手段を有していることを特徴とする前記(1)に記
載の特典サービスシステム。従って、この(2)項に記
載の発明によれば、実店舗及び仮想店舗の両方で付与さ
れた特典を仮想店舗で使用することができるため、サー
ビスを受ける客に対して更に魅力的なサービスを提供す
ることができる。
【0095】(3)更に、1又は複数の実店舗が前記削
減手段を有していることを特徴とする前記(1)又は
(2)項に記載の特典サービスシステム。従って、この
(3)項に記載の発明によれば、付与された特典が実店
舗においても使用することができるので、特典を使用す
る機会が増え、魅力的なサービスを提供することができ
る。
【0096】(4)前記記憶手段が、仮想店舗における
特典を記憶する第1記憶手段と、実店舗における特典を
記憶する第2記憶手段と、から構成されていることを特
徴とする請求項2〜5及び前記(2)又は(3)項の何
れかに記載の特典サービスシステム。
【0097】従って、この(4)項に記載の発明によれ
ば、仮想店舗において付与された特典と実店舗において
付与された特典とを分けて管理することができるため、
例えば、仮想店舗で付与された特典により実店舗におい
て購買をすることができる一方、実店舗で使用できる特
典を、実店舗で付与された特典だけに限定することもで
きる。そのため、一方の店舗で何らかの問題が発生した
際に、他方の店舗で付与された特典に影響を及ぼす影響
が低減される。
【0098】(5)前記許容手段が実店舗に設けられた
端末を含み、その端末は、前記客が所有する記録媒体と
の間で特典サービスの授受を行う前記(3)又は(4)
項に記載の特典サービスシステム。
【0099】従って、この(5)項に記載の発明によれ
ば、特典データの授受を記録媒体との間で行うようにし
たので、記録媒体から特典データを読み取ればよく、通
信網を介して接続された記録手段から特典データを読み
出す必要がないため、通信コストを低く抑えることがで
きる。そのため、販売促進のための特典サービスシステ
ムにかかる実店舗でのコストを抑えることができる。
【0100】(6)前記記録媒体は、決済を行うための
媒体である請求項5又は前記(5)項に記載の特典サー
ビスシステム。従って、この(6)項に記載の発明によ
れば、ICカードなどの記録媒体に決済機能を持たせる
ようにしたので、現金を持たずにICカードだけで買物
をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ポイントサービスシステムの全体概略図。
【図2】 ポイントサービスシステムに用いられるIC
カードの正面図。
【図3】 ICカードに搭載されたICチップのデータ
構成図。
【図4】 会員入会の手順を示す流れ図。
【図5】 仮想店舗においてポイントが付与された際の
手順を示す流れ図。
【図6】 ICカードをプリペイドカードとして使用す
る際の手順を示す流れ図。
【図7】 仮想店舗においてポイントを削減する際の手
順を示す流れ図。
【図8】 実店舗においてポイントが付与された際の手
順を示す流れ図。
【図9】 実店舗においてポイントを使用する際の手順
を示す流れ図。
【図10】 実店舗においてクレジットにより支払いし
た際の手順を示す流れ図。
【図11】 ポイントで商品を購入する際の手順を示す
流れ図。
【図12】 実店舗で使用されたポイントの付与・削減
を集計する際の手順を示す流れ図。
【図13】 提携会社が増加した際の手順を示す流れ
図。
【符号の説明】
11…記録媒体としてのICカード、17、18、19
…端末、31…許容手段としてのホストコンピュータ、
32…許容手段及び削減手段としてのロイヤリティサー
バ、33…仮想店舗としての仮想店舗用サーバ、34…
記録手段としての実店舗用ポイントDB、35…記録手
段としての仮想店舗用ポイントDB、36…管理手段と
してのスイッチングサーバ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502 (72)発明者 成田 祐一 東京都豊島区東池袋四丁目26番10号 株式 会社ファミリーマート内 (72)発明者 中元 寛 東京都豊島区東池袋四丁目26番10号 株式 会社ファミリーマート内 (72)発明者 松本 徹 名古屋市東区東桜一丁目3番10号 トヨタ ファイナンス 株式会社内 (72)発明者 古金 洋 名古屋市東区東桜一丁目3番10号 トヨタ ファイナンス 株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 客に対して特典を付与する付与手段と、 前記客毎の特典を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から前記客の特典データの読み出しを許容
    する許容手段と、 前記記憶手段に記憶された特典を削減することで読み出
    された特典の使用を可能とする削減手段と、 を有する特典サービスシステムであって、 前記付与手段はネットワーク上に構築された1又は複数
    の仮想店舗が有し、 前記削減手段は1又は複数の実店舗が有していることを
    特徴とする特典サービスシステム。
  2. 【請求項2】 更に、1又は複数の実店舗が前記付与手
    段を有していることを特徴とする請求項1に記載の特典
    サービスシステム。
  3. 【請求項3】 更に、1又は複数の仮想店舗が前記削減
    手段を有していることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の特典サービスシステム。
  4. 【請求項4】 前記付与手段により付与された特典と前
    記削減手段により削減された特典とを総括して管理する
    ための管理手段を設けた請求項1〜3の何れかに記載の
    特典サービスシステム。
  5. 【請求項5】 前記許容手段が実店舗に設けられた端末
    を含み、 その端末は、前記客が所有する記録媒体との間で特典デ
    ータの授受を行う請求項1〜4の何れかに記載の特典サ
    ービスシステム。
  6. 【請求項6】 客に対して特典を付与する付与手段と、 前記客毎の特典を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から前記客の特典データの読み出しを許容
    する許容手段と、 前記記憶手段に記憶された特典を削減することで読み出
    された特典の使用を可能とする削減手段と、 を有する特典サービスシステムに用いられる記録媒体で
    あって、 少なくとも1つの仮想店舗の何れかで付与され、少なく
    とも1つの実店舗の何れかで削減される特典のデータの
    授受を、前記許容手段との間で行うことを特徴とする記
    録媒体。
  7. 【請求項7】 少なくともネットワーク上に構築された
    仮想店舗の1つにおいて特典を付与し、 この付与された客毎の特典を記録し、 この特典を少なくとも実店舗の1つにおいて削減するこ
    とで前記特典を使用するようにしたことを特徴とする特
    典サービス方法。
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