JP2002150785A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
その収束度を高め、消去が高速に行えるようにする。 【解決手段】ワード線毎にワードラッチ回路を儲け、選
択ブロック中でワード線毎にしきい値管理を行なう。ラ
ッチ回路は複数のワード線で共有し、占有面積を低減す
る。書戻し電圧は、完成した不揮発メモリ個別に設定
し、不揮発メモリのブート領域に格納し、電源投入の度
に再認識させる。
Description
憶装置の消去動作における印加電圧制御方法及びこれを
適用した不揮発性半導体記憶装置に関する。
下、「セル」と表記)は、浮遊ゲート電極に蓄積された
電子の個数によるセル特性の差異、すなわち、セルしき
い値電圧の大小で情報を記憶する。以下では、しきい値
を上昇させる処理を「書込み」、しきい値を下げ、所望
の値に収束させる処理を「消去」と定義する。もちろ
ん、しきい値を上昇させる処理を「消去」、しきい値を
下げ、所望の値に収束させる処理を「書込み」と定義す
ることも可能である。
いる一般的な不揮発性半導体記憶装置のセルしきい値分
布を示したものである。書込みレベルは書込み下限値V
pminで規定され、しきい値の分布はAのようになる。消
去処理は、分布Aの状態にあるセル群に所定の電圧を印
加してしきい値を下げる。通常、消去特性にはバラツキ
が存在するため、単純にしきい値を下げる処理を行なっ
ただけでは、分布Bのように広く裾が広がったしきい値
分布になる。しきい値が消去下限値Vemin以下(過消去
レベル)になってしまったセル群(斜線領域)はリーク
電流の発生源となり、正しい情報の読出しを阻害する。
これを防ぐため、過消去レベルのセルを書戻し、所望の
消去レベル分布C(消去下限値Vemin〜消去上限値V
emax)に調整する必要がある。
本のワード線を纏めて管理する方法(以下、「ブロック
処理」と表記)と、セルのしきい値をワード線単位で管
理する方法(以下、「セクター処理」と表記)とがあっ
た。ブロック処理ではレジスタに格納された情報に基づ
いて、複数のワード線を含むブロックを選択する。例え
ば、ウェル電位をブロック選択信号として用いるととも
に、ブロック内全てのワード線に負電圧を印加する。ワ
ード線に印加された負電圧とウェルに印加された正電位
とにより発生する電界を用いて電荷の放出が行われる。
続いてセルしきい値の検証を行ない、しきい値が基準以
下に下がっていないセルを検出すれば、ブロック内全て
のワード線に再び負電圧を印加する。この処理を繰り返
し、ブロック内全てのセルのしきい値が基準以下になっ
た時点で、次のブロックに移動して消去処理を行なう。
ブロック処理は大量のセルを一括処理できるので、しき
い値を下げる処理時間は短い。
あるワード線に負電圧を印加した後、そのワード線に接
続されるセルのしきい値を検証する。しきい値が基準以
下になっていないセルを検出した段階で、そのワード線
に再び負電圧を印加する。そのワード線に接続されるセ
ル全てのしきい値が基準以下になった時点で、次のワー
ド線に移行する。この方式では、しきい値を下げる負電
圧が一律に印加されるのは、高々ワード線1本に接続さ
れたセル数である。統計的母数が少なくなる分、処理後
のしきい値分布がブロック消去に比して狭くできる。一
方、ブロック処理に比較すると処理時間が長くならざる
を得なかった。
しきい値を戻す処理を行う。この処理を「書戻し」とい
う。上記のブロック処理あるいはセクター処理、どちら
を用いた場合でも、ある程度の数のセルは過消去レベル
になることは避けられない。そこで、それら過消去レベ
ルにあるセルを書き戻す処理が必要になる。これは、弱
い書込みを用いて行なう。消去特性にばらつきがあるの
と同様、書込み特性にもばらつきが存在するため、しき
い値を図2の消去レベルに収束させるには、しきい値の
制御を特に精密に行なわねばならない。
としてセルのドレインとゲートに印加する印加パルス電
圧を順次上げていく方法が知られている。この例は、ホ
ットエレクトロン注入を用いた書込みである。書込み速
度が速いセルは、初期の低い電圧印加にて制御性良く収
束させる。低い電圧では書込み速度が遅いセルは、後半
の高い電圧にて短時間に制御性良く収束させる。かかる
書込電圧の印加方法については、特開平8−9659
1、特開平10−228784に開示されている。
ル数が多いが故に、処理後のしきい値分布が広くなり過
消去レベルのセル数も増加する。したがって、書戻しの
処理時間が増えてしまうという欠点がある。セクター処
理は、しきい値を下げる電圧を印加する処理をワード線
の本数分だけ個別に行なわざるを得ず、その電圧印加の
処理時間が増大するという欠点がある。消去処理時間全
体の短縮を図るには、しきい値を下げる処理および書戻
し処理の双方の処理時間を同時に短縮する必要がある。
しかし、従来のブロック処理でもセクター処理でも、そ
のような同時時間短縮は原理的に困難である。
を行う必要がある。このため、本発明では書き戻し時に
書込電圧パルスの電圧を順次上げていく。そのために
は、印加電圧の最小値、最大値、電圧の増分およびパル
スの時間が適切に設定されることが望ましい。開始電圧
が高過ぎる等、ストレスが強すぎる場合は、書戻し速度
の速いセルが消去レベル上限値を超過する。開始電圧が
低過ぎるあるいは、最大印加電圧が低過ぎる等の場合
は、書戻し速度が遅くなり処理時間の増大を招いてしま
う。印加すべき電圧パルス条件の適切な設定方法もまた
重要な課題である。
消去処理時において、しきい値が適正な範囲となったワ
ード線を追加消去処理の対象から外す。追加消去処理に
おけるワード線の選択・非選択は、レジスタに格納した
処理終了の情報に基づいて、ワード線に付設したラッチ
回路を制御して行なう。そのラッチ回路を、同時に処理
を行なわない他のワード線と共有することで、面積増加
をも防止する。
する。この印加電圧はその初期値、最終値、電圧増分お
よびパルス幅とも設定可能とし、完成した不揮発性メモ
リ個別の特性に合わせて選定する。選定した条件は、不
揮発性情報としてチップ内に格納し、電源投入時毎に読
出して使用する。
(メモリモジュールMM)の構成を示す。メモリアレイ
MARYは、メモリセルをマトリクス状に配列したもの
である。各メモリセルはそのしきい値を電気的に上げ/
下げできる。その他、メモリモジュールMMは、行アド
レスバッファXADB、行アドレスデコーダXDCR、
データラッチ回路DL、センスアンプ回路SA、列ゲー
トアレイ回路YG−Gate、YW−Gate、YT−
Gate、列アドレスバッファYADB、列アドレスデ
コーダYDCR、ブロック選択制御回路BSLC、入力
バッファ回路DIB、出力バッファ回路DOB、マルチ
プレクサ回路MP、モードコントロール回路MC、コン
トロール信号バッファ回路CSB、内蔵電源回路VSな
どから構成されている。
は、特に制限されるものではないが、チップイネーブル
信号CEb、アウトプットイネーブル信号OEb、ライ
トイネーブル信号WEb、シリアルクロック信号SCな
どが入力され、これらの信号に応じて内部制御信号のタ
イミング信号を発生する。また、モードコントロール回
路MCから外部端子R/Bbにレディ/ビジィ信号が出
力されている。
れるものではないが、外部から電源電圧Vccが入力さ
れ、書込み、消去、読み出しに必要な電圧を生成して供
給する。
信号AX(AY)を受ける行(列)アドレスバッファX
ADB(YADB)を通して形成されたアドレス信号が
行(列)アドレスデコーダXDCR(YDCR)に供給
される。
す構成図である。メモリアレイMARYは互いに電気的
に分離されたウェルWELL01〜nを有する。ウェル
は複数のワード線W01〜mを含む領域として分割され
る。ワード線W01〜mはそれぞれワードドライバWD
01〜mにより駆動される。各ウェルはブロック選択制
御回路BSLCからのブロック選択信号BSLによって
選択される。
選択デコーダDECX1とワード線選択デコーダDEC
X2とラッチLTC01〜32とを含む。本例では32
本のワード線を1回の消去単位とするため、消去単位選
択デコーダDECX1の出力は32本のワード線を一括
して選択し、さらにそのうちの個々のワード線をワード
線選択デコーダDECX2により選択できる構成となっ
ている。さらに、メモリアレイの消去を制御するコント
ローラあるいはCPU中に、ラッチLTC1〜32に対
応してレジスタRES01〜32が設けられている。
在するセル群が1ブロックを形成する。本実施例では、
ワード線W01〜32がその最初の消去単位となる。ブ
ロック選択信号BSLが正電位/0Vでブロックの選択
/非選択とする。消去時の電圧印加の例を図4に示す。
セルから基板への電荷放出は、ワード線に印加した負電
圧(−11V)と、ウェルに印加した正電圧(10V)と
で形成される電界を用いて行なう。
回路LTC01〜32を、複数の消去単位W01乃至W
32以外のワード線と共有する、つまり、異なる消去単
位に含まれる複数のワード線でラッチ回路を共有する。
図1では、ラッチLTC1が夫々異なる消去単位に含ま
れるワード線W1とワード線W33とで共有されるのを
示している。ラッチ回路LTCに起因する面積増大は、
概ねラッチ回路1個あたりの面積とその個数の積にな
る。本実施例では、複数の消去単位でラッチ回路を共有
するので、ラッチ回路の設置による不揮発性メモリのチ
ップ面積の増大を抑える効果がある。
としているが、この数値には限定されない。また、1ブ
ロックには複数の消去単位が含まれるように構成してい
るが、1ブロックに1消去単位が含まれるようにするこ
とも可能である。このように構成する場合には、ウェル
に消去のための正電圧が印加されることによるディスタ
ーブの影響をなくすことができる。一方、本構成ではウ
ェル分割するために生じるメモリアレイの面積増大を抑
制することができる。
動作を説明する。まず、レジスタRES01〜32を全
て“0”にする(S51)。消去対象とするワード線を含む
ブロックのウェルWELL01に、BSLを通じてブロ
ック選択信号正電位、たとえば10Vを供給する。続い
て、消去単位単位に含まれるワード線32本全てに同一
の負電圧パルスを印加する(S52)。電圧パルスを印加し
た後、セルしきい値の検証をワード線W01から順次行
なう(S53)。基準のしきい値に達しないセルを検知する
と、次のワード線に移って(S54)、検証を続ける。セル
のしきい値が基準のしきい値に達していれば、同一ワー
ド線内の次のメモリセルに移って(S55)、検証を続け
る。同一ワード線内の全てのセルのしきい値が基準のし
きい値に達していれば、処理完了情報“1”を対応する
レジスタに格納する(S56)。消去単位32本全てのワー
ド線について検証が終了した後、対応するレジスタに
“0”が格納されたワード線に追加の消去処理を施す。
レジスタRES01〜32に格納された値が全て“1”
になれば、次の消去単位に対して同様の消去処理を行う
(S57)。
て、ラッチLTC01乃至LTC32を制御して、追加
消去処理が必要なワード線にはマイナス10Vのパルス
を、不要なワード線には0Vを印加または浮遊電位状態
にする。追加処理処理を行なったワード線に対してセル
しきい値の検証を行ない、処理が未完了であれば、その
ワード線アドレスに対応したレジスタには“0”を再格
納し、処理が終了していれば“1”に入れ換える。これ
らの手順を繰り返すことで、追加消去処理の対象となる
ワード線本数を順次低減でき、従来のブロック処理に比
して検証に要する時間を短縮することが可能になる。ま
た、しきい値を下げる電圧が印加される最小単位はワー
ド線1本であるため、処理後のしきい値分布はセクター
処理の場合と同等になる。したがって、書戻し処理の対
象である過消去レベルになるセル数をセクター処理並み
に低減することができ、書戻し処理時間を短縮すること
が可能になる。
す流れ図である。完成した不揮発性メモリの中から、電
圧設定の試験対象として使用するセルを複数個、あらか
じめ決めておく(S61)。製造上の特性ばらつきから予想
される最も低い書込み電圧を、試験書込みで用いる電圧
の初期値とする。まず、試験対象となるセルを、全て書
き込む(S62)。その後、試験対象セルのしきい値を全て
読み出す(S63)。読み出された値に従って電圧を選定す
る方法として、CaseAおよびCaseBの2つを説
明する。
央値が、基準となるしきい値(たとえば書き込み下限
値)に満たなければ、一旦、試験用セルのしきい値を下
げる(S64)。書込み電圧を初期印加電圧からΔVだけ増
加させ(S65)、再び書込み試験を行ない、しきい値を検
証する。この処理を繰り返し、書込み後のセルしきい値
の中央値が基準に到達したら、最後に印加した電圧を書
込み電圧としてチップ個別に確定する(S66)。書戻し電
圧は、ここで選定した書込み電圧に対応付けておいた値
を選定し、チップ個別に確定する(S67)。
返し処理を行なわない。書込み実測データを元にして作
られた、書込み後のしきい値と、書込み電圧および書戻
し電圧の対応表を元に、チップ個別に印加電圧を確定す
る(S68)。CaseAおよびCaseB、どちらの場合
でも、完成した不揮発性メモリ個別の特性に基づいて、
適正な書込み電圧と、適正な書戻し電圧をチップ個別に
確定する。
ら、チップ毎に書戻し電圧を決定したが、直接書戻し特
性を評価することにより、書戻し電圧を決定してもよ
い。また、順次上げていくステップ電圧を可変にし、チ
ップ個別にその電圧を決定しても良い。また、当初定義
した「書込み」および「消去」を入れ替えても、即ち、
しきい値を下げる処理を「書込み」、上げる処理を「消
去」としても適用が可能である。
る手法を、図7を用いて説明する。電圧増分ΔVが異な
るパルス、パルス幅の異なるパルス等の電圧パルスのパ
ターンを複数個、予め準備しておく。適切な電圧パルス
が、図7(f)であると想定する。この例では、64種
類準備されたパターンの中からパターンを選び出し、パ
ルスの初期電圧値、増分ΔV、パルス幅、最終到達電圧
等を指定し、製品チップ個別の特性に合わせた電圧印加
条件を再現する。選択する4種のパターンを図7(a)
乃至図7(d)に示す。図7(a)は、パルス幅T00
1のパルス電圧である。図7(a)を書戻し電圧の初期
パルスに選び、印加電圧初期値としてVG0001を指
定する。電圧増分はΔVである。図7(a)に引き続い
て印加する電圧は、図7(b)のパルス幅T011のパ
ルスを用い、印加電圧VG00110から適用する。電
圧増分はΔVである。図7(b)に引き続いて印加する
電圧は、図7(c)の単位時間T110のパルスを用
い、印加電圧VG01001で適用する。このパルスの
電圧増分はゼロであり、規定回数だけ印加される。図7
(c)に引き続いて印加する電圧は、図7(d)の単位
時間T110のパルスを用い、印加電圧VG01010
で適用する。以降、書き戻しが終了するまで、図7
(d)のパルスを適用する。
ンは、図7(e)に示すように電圧パルス制御レジスタ
内に指定情報として格納されている。図7(e)の例で
は電圧値に5ビット、パルス幅に3ビットを割り当てて
おり、全パターンを合わせて64種としている。レジス
タR01乃至レジスタR64の内、上記図7(a)から
図7(d)の4つのパターンを指定しているレジスタは
R02、R04、R21およびR63である。このパル
ス指定条件を示すレジスタのアドレスを、夫々が有する
不揮発メモリアレイMMの一部に格納しておく。情報格
納に用いる領域は、電源投入時に必ず読み出される領域
(ブート領域)を選定する。チップ個別に選定された動
作電圧は、電源投入の度にブート領域から読み出される
レジスタアドレスに従って、レジスタに格納された電圧
指定情報の中から選定する。
メモリ夫々の特性に合わせて選定することで、適正な消
去処理を行なうことが出来るようになる。たとえば、セ
ルのゲート長を0.3μmに設計したとしても、仕上が
り寸法の平均が0.28μm乃至0.32μmの範囲の
いずれかの数値を取る不揮発性メモリが出来たとする。
これにより、同一の書戻し速度を与える印加電圧に1V
もの差が生じることも珍しくないが、そのような場合で
も、製品個別に印加電圧を選定することが出来るので、
適正な動作を行なう製品とすることが出来る。即ち、加
工ばらつきがあっても、正常に機能する製品として供す
ることが出来る。適切な電圧パルスの情報を不揮発メモ
リーに格納することで、電源投入時にその指定を再認識
することが可能になる。
込みにも適用できる。書込み印加電圧を順次増加させる
場合、印加する書込電圧の最小、最大値を可変とし、以
上のような試験用書込み特性から、チップ毎に最小、最
大値、ステップ電圧を決定するようにできる。また、消
去においても同様である。
載した半導体集積回路システムの一例である。中央演算
装置CPU、キャッシュCM、デジタル・シグナル・プ
ロセッサDSPおよび不揮発性メモリNVMが、夫々バ
スで接続され、同一のチップCHIP51上の装置とし
て構成されている。CHIP51は、1個のパッケージ
PKG5に封入されている。このような半導体装置にお
けるNVMは、たとえば、プログラムを格納する用途に
用いられる。このNVMに対して本発明を用いれば、プ
ログラム更新の時間、即ち、情報書換え時間の短い半導
体装置を実現することができる。
CHIP62(NVM)からなり、同一のパッケージP
KG6内に両チップを搭載した半導体集積回路システム
の一例である。構成は、図9のものと同一にしてある
が、チップの切り分けはこれ以外でも良い。ここでも、
NVMに対して本発明を用いれば、プログラム更新の時
間、即ち、情報書換え時間の短い半導体装置を実現する
ことができる。また、図は省略するが、CHIP61と
CHIP62を、夫々別のパッケージに封入する場合も
ある。この場合でも、本発明が適用できることは容易に
理解されよう。
ク処理の特徴である短い処理時間と、セクター処理の特
徴である小さなしきい値ばらつきを両立することができ
る。したがって、消去処理全体の速度を向上させること
が出来る。
レベルにおけるしきい値分布を示す図である。
示す図である。
図である。
処理の流れ図である。
スパターンの一例である。図7(b)は書き戻し時に印
加される電圧パルスパターンの一例である、図7(c)
は書き戻し時に印加される電圧パルスパターンの一例で
ある、図7(d)は書き戻し時に印加される電圧パルス
パターンの一例である、図7(e)は電圧パルスを制御
するレジスタの内容の一例である。図7(f)は書き戻
し時に印加される電圧パルスパターンの一例である、
集積化回路システムの図である。
半導体集積化回路システムの図である。
る処理を行った直後のしきい値分布、C…適正な消去レ
ベルにおけるしきい値分布、DECX1…不揮発性メモ
リアレイの消去単位を選択するデコーダ、DECX2…
不揮発性メモリアレイのワード線を選択するデコーダ、
W01乃至E33…ワード線、WD01乃至WD33…
ワード線W01乃至W33を駆動するワードドライバー
回路、WELL01…複数のワード線に接続されるセル
を含むウエル、BSL…ウェルへの給電信号入力端子、
LTC01乃至LTC32…ワードラッチ回路、RES
01乃至RES32…ワード線消去情報格納用のレジス
タ、CPU…中央演算装置、CM…キャッシュ、DSP
…デジタルシグナルプロセッサ、NVM…不揮発メモ
リ。
Claims (8)
- 【請求項1】複数のメモリセルがそれぞれ接続される複
数のワード線と、 上記複数のワード線のうち、消去対象とするワード線群
を選択するデコーダと、 上記デコーダによって選択さ
れた上記ワード線群のいずれか一本を選択するラッチ回
路とを有し、 上記消去対象とするワード線群に対して所定の電圧を印
加して、メモリセルのしきい値電圧を第1のしきい値電
圧から第2のしきい値電圧に向けて変化させる第1の消
去動作を行い、 上記第1の消去動作が行われたワード線群に対してベリ
ファイ動作を行い上記ラッチ回路により消去不十分なメ
モリセルを含むワード線を選択し、 上記選択されたワード線に対して第2の消去動作を行う
不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】請求項2において、 上記ラッチ回路を複数のワード線で共有する不揮発性半
導体記憶装置。 - 【請求項3】請求項1において、 上記複数のメモリセルを含むメモリアレイは複数のウェ
ルに分割され、 上記分割されたウェルには、複数の消去対象とされるワ
ード線群が含まれる不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項4】請求項3において、 上記消去動作時には、上記ウェルに正電圧を印加し、上
記ワード線に負電圧を印加する不揮発性半導体記憶装
置。 - 【請求項5】複数のメモリセルと、 上記複数のメモリセルがそれぞれ接続される複数のワー
ド線とを有し、 メモリセルのしきい値電圧を第1のしきい値電圧から第
2のしきい値電圧に向けて変化させる消去動作を行い、 過消去状態になったメモリセルに対して書き戻し動作を
行い、 上記書き戻し時には順次増大するパルスを印加して行う
不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項6】請求項5において、 上記書き戻し時に印加する印加電圧の最小値、最大値、
電圧パルス幅、電圧増分を設定可能である不揮発性半導
体記憶装置。 - 【請求項7】請求項6において、 上記印加電圧の特性を製品個別に設定する不揮発性半導
体記憶装置。 - 【請求項8】請求項6において、 上記印加電圧の特性の情報を不揮発性半導体記憶装置の
ブート領域に格納し、電源投入時に読み出して使用する
不揮発性半導体記憶装置。
Priority Applications (7)
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