JP2002127058A - 訓練ロボット、訓練ロボットシステムおよび訓練ロボットの制御方法 - Google Patents

訓練ロボット、訓練ロボットシステムおよび訓練ロボットの制御方法

Info

Publication number
JP2002127058A
JP2002127058A JP2000326304A JP2000326304A JP2002127058A JP 2002127058 A JP2002127058 A JP 2002127058A JP 2000326304 A JP2000326304 A JP 2000326304A JP 2000326304 A JP2000326304 A JP 2000326304A JP 2002127058 A JP2002127058 A JP 2002127058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
training
robot
motion
robot arm
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000326304A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kawakami
日出生 河上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000326304A priority Critical patent/JP2002127058A/ja
Publication of JP2002127058A publication Critical patent/JP2002127058A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 この訓練ロボット10は、訓練、スキルに基
づく人による身体の3次元動作を教示データとして、ロ
ボットアーム12を制御するコンピュータを含むロボッ
トコントローラ22に取り込み、改めてその運動を直接
またはネットワーク52を通じて患者または利用者16
あるいは訓練者等に提示することにより、ロボットアー
ムに支持される人の肢体、例えば上肢の訓練動作を実行
する。 【効果】 運動軌道、時間に対する拘束の柔軟性を有す
るため、安全性を確保できると共に、不快感や負担の少
ない滑らかな動作が可能となるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は訓練ロボットに関し、
特にたとえば人による身体の3次元動作を再現して人に
提示することができる訓練ロボット、この3次元運動を
ネットワークを通じて利用者に提示する訓練ロボットシ
ステム、および訓練ロボットの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ロボットアームに工場内の定型
作業の動作をオンラインまたはオフラインで教示し、登
録した動作軌道に沿ってロボット自身が正確に移動して
部品等の組み立て作業などの効率化を行っている。
【0003】しかしながら、従来の軌道教示・生成・運
動アルゴリズムはロボット自身の運動を対象としたもの
であり、人による身体の3次元運動そのものを記録(登
録)し、人の動作や行為を再現することを考慮したもの
ではない。
【0004】ところで、ロボットに動作を教示する方法
としてはティーチングプレイバック方式がある。この方
式は、実際にロボットを所望の位置や姿勢をとるように
訓練士などがロボットアームを手で駆動して動作を教示
する手法である。
【0005】また、ロボット言語を用いてロボットの動
作をプログラム化して教示するプログラミング方式もあ
る。このプログラミング方式は、コンピュータと、この
コンピュータに接続された入力装置としてのキーボード
やマウスと、さらに表示装置としてのCRTディスプレ
イを含む。
【0006】そして、コンピュータは入力装置により入
力された動作モデルを解析し、その内容を所定のロボッ
ト言語で表現することにより、動作プログラムを生成す
ると共に、生成中の動作プログラムをロボットコントロ
ーラに送り、ロボットコントローラは教示データの入力
によって完成した動作プログラムに基づいてロボットを
動作させるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一方、スポーツや書道
のような芸術などの訓練(トレーニング)やリハビリ訓
練、動作補助など人の運動や行為において模範動作や訓
練動作を3次元位置姿勢、速度、時間データとして記録
・保存し、人に対してその運動や行為を再現することは
非常に有用であるが、これまでのロボットでは安全性や
操作性などの面から人に適用することは困難であった。
【0008】それゆえに、この発明の主たる目的は、人
の動作や行為などの3次元運動を記録し、人に対して記
録した動作や行為などの3次元運動を提示することがで
きる訓練ロボットおよびこの3次元運動を、ネットワー
クを通じて多くの利用者に提示するようにした訓練ロボ
ットシステムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、ロボットア
ームを駆動する駆動手段、人による身体の動作や行為に
基づく運動を元に決定された3次元動作軌道に、速度お
よび時間を関連づけて得られた運動データに基づき、ロ
ボットアームにより支持された人の肢体の動きが3次元
動作軌道を再生するように駆動手段を制御する運動再生
制御手段を備える、訓練ロボットである。
【0010】また、他の発明は、訓練、スキル等に基づ
く人による身体の3次元動作を運動データとして作成し
保存するコンピュータ、このコンピュータから運動デー
タを利用者に配信する通信手段、およびこの通信手段を
介して受信した運動データを人の3次元動作に再現して
利用者に提示する訓練ロボットを含む、訓練ロボットシ
ステムである。
【0011】更に、他の発明は、人による身体の動作や
行為に基づく運動を元に決定された3次元動作軌道を再
生するようにロボットアームを制御する訓練ロボットの
制御方法であって、この3次元動作軌道に速度および時
間を関連づけて得られた運動データに基づき、ロボット
アームにより支持された人の肢体を3次元動作軌道に対
して柔軟な拘束を行うようにロボットアームを制御す
る、訓練ロボットの制御方法である。
【0012】
【作用】運動再生の際、作成した動作軌道に対して、例
えばロボットアームのように高剛性で拘束するのではな
く、軌道からの位置ずれに対して仮想的な動的可変ば
ね、ダンパ制御を適用することにより適当な許容を認
め、スムーズな運動再現を実現する。また、この基準運
動の再生において常時、軌道接線方向への力を与えるこ
とが可能であり、牽引力を与える運動補助、あるいは抵
抗力を与える運動抵抗等を動作状態により動的に切替る
ことができる。さらに、ネットワークを通じて多くの利
用者が同時に3次元運動の訓練動作を受けることができ
る。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、訓練ロボットとし
て、例えば、ロボットアームを用いて人の動作や行為な
どの3次元運動をデータとして取得し、人への運動再生
時、基準運動の軌道、時間に対する拘束が動的に可変な
柔軟性を持つため安全で、かつ不快感や身体に対する負
担の少ない滑らかな運動が可能となる。
【0014】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して以下に行う実施例の詳
細な説明により一層明らかとなろう。
【0015】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す訓練ロボッ
トの概略構成を説明するための斜視図である。
【0016】例えば、上肢のリハビリなどの一般的な動
作訓練においては、通常、医師や理学療法士などが患者
の手等を持って各種の運動をさせることにより訓練を行
うが、この発明を適用することにより、例えばロボット
アームを用いた上肢訓練、および訓練補助が可能となる
ものである。
【0017】すなわち、先ず、訓練動作の記録方法とし
て、療法士が自ら訓練機器として、例えば、ロボットア
ームを身体の一部である腕部に装着し、教示モードにお
いてリハビリ動作を行い、その3次元動作をサンプリン
グする。そして、サンプリングした動作をコンピュータ
のメモリに保存し、患者が訓練動作を行うときにメモリ
より読み出し、動作を再生する。
【0018】また、他の方法として、例えば、患者(利
用者や訓練者を含む)が訓練機器を身体の一部に装着し
た状態で療法士が手を添えて教示モードにおいてリハビ
リ動作を行い、その3次元動作をサンプリングする。そ
して、サンプリングした模範動作(基準動作)をコンピ
ュータのメモリに保存し、患者が改めて訓練動作を行う
ときにメモリより読み出し、動作を再生する。
【0019】更に、その他の方法として、予め症例に応
じた動作をコンピュータのメモリに保存、または外部か
ら読み込み、以後は先に説明した通りに動作を再生す
る。
【0020】図1において、この訓練ロボット10は、
3自由度を有するロボットアーム12の先端部14を利
用時に準じた人(例えば、患者や訓練者を含む利用者)
16の上肢18で把持または手首部に装着した状態で上
肢訓練運動の教示軌道20となる、例えば理学療法士の
自然な3次元運動(X,Y,Zの位置P,速度V)を適
当な間隔(時間、または位置基準)で連続して取得す
る。このことを図2に基づき詳細に説明する。
【0021】先ず、図2に示す教示軌道20上の各記号
は、以下の内容を表している。
【0022】P1,P2,…,Pn、…Pm(Pn:n
番目の位置、m:取得ポイント数) V1,V2,…,Vn、…Vm(Vn:n番目の位置P
nでの速度) T1,T2,…,Tn、…Tm(Tn:n番目の位置P
nでの経過時間) そして、獲得した位置Pnに基づいてこれらを滑らかに
補完する3次元スプライン曲線軌道を生成・保存する。
【0023】この際、X軸をキー軸として設定し、図3
に示すようにX―Y平面、X―Z平面に各点を投影して
各平面における2次元スプライン曲線を計算、例えばコ
ンピュータで計算し、これらを合成することにより図2
に示されるような3次元の滑らかな曲線軌道を得る。そ
して、図3および図4に示すようにX軸に関して区間
[Xo,Xmax]を適当に分割(J1,J2,…,J
u,Ju+1,…Jnmax)し、軌道演算のため曲線
データを離散化する。
【0024】一方、患者、または利用者16は訓練にお
いて基準運動作成時と同様にロボットアーム12の姿勢
3自由度が自在の先端部14を上肢18で把持、または
手首部に装着した状態で上肢18の運動訓練を行う。こ
のとき、例えばコンピュータのメモリ(RAM)に保存
した基準運動データを、マイコンを含むロボットコント
ローラ22にロードし、これに基づき再現された空間上
の仮想的3次元軌道20を上肢18が動くように、サー
ボモータ等の駆動装置により駆動されるロボットアーム
12を介して上肢18に力が加わることにより、利用者
16は基準運動への空間・時間拘束として体感すること
ができ、上肢18の3次元空間での運動訓練が実現でき
る。
【0025】上述の訓練ロボット10の利用時、運動に
同期してディスプレイ24に教示軌道20からのずれや
力などの運動評価、状態表示、あるいは仮想的な訓練内
容に即したオブジェクトを配置し、臨場感を提示すると
共に目と手の協調動作を行うことなども可能である。
【0026】この際、生成した基準運動の教示軌道およ
び運動方向への柔軟な拘束を与えるが、その具体的な方
法は以下の通りである。
【0027】すなわち、図4および図5において、訓練
ロボット10の制御周期毎にロボットアーム12の先端
部14の位置(人の手首位置)の現在位置Qnowと3
次元軌道上の制御点Jn(n=0…、nmax)との最
近位点Juを探索し、この2点から現在位置Qnow→
Ju方向の単位ベクトルi、および軌道上の最近位点J
u→Ju+1方向の単位ベクトルeを定義する。
【0028】ここで、単位ベクトルiは、軌道への復帰
(拘束)力方向ベクトル、単位ベクトルeは、運動方向
ベクトルとする。なお、最近位点Juの探索は過去の探
索履歴を利用することによりコンピュータで高速に探索
することができる。
【0029】図5における軌道復帰(拘束)力Fiは、数
1で定義する関数で表される。
【0030】
【数1】Fi=f(du,vn) ここで、du:現在位置Qnow−制御点Ju間の距離、 vn:ロボットアームの先端運動速度 具体的には、例えば、Fi=Ki・du-Di・vnと設定した場
合、基準運動データにより与えた軌道上の点に対してロ
ボットアーム12の現在位置Qnowが仮想的なばね、
ダンパ要素により柔軟に拘束することができる。
【0031】上述の制御により、患者または利用者16
はロボットアーム12の先端部14を手首等に装着する
ことで基本的には3次元の基準運動に沿った動作訓練が
実現できる。この際、柔軟な拘束制御を行っているた
め、患者または利用者16に無理な負担や負荷が加わる
ことを防ぎ安全な訓練動作を行うことができる。
【0032】また、Ki、Diパラメータの動的な変更によ
り身体状況、運動状況に応じて柔軟性を調整することが
可能である。
【0033】更に、柔軟な拘束制御の別の効果として、
例えば腕(上肢)の長さ、屈曲角度等の身体特性の異な
る患者または利用者16に対して同一の基準運動データ
を適用してもある程度個人差を吸収して滑らかな運動を
実現できる。また、軌道上の連続運動時の衝撃を和らげ
ることが可能となり、軌道に沿った滑らかな動作を行う
ことができる。
【0034】次に、軌道方向の時間的拘束力、あるいは
牽引力または負荷力であるFeは、以下の通り計算され
る。
【0035】すなわち、軌道方向ベクトルは先に説明し
た単位ベクトルeで与えられるから、この負荷力Feの大
きさは、数2で表すことができる。
【0036】
【数2】Fe=g(vr,vn,tr,tn) ここで、vn:ロボットアームの先端運動速度 vr:基準運動データ中の制御点Jnにおける目標速度 tn:運動開始からの経過時間 tr:基準運動データ中の制御点Jnにおける目標通過時
間 この軌道方向の拘束力Feを、具体的な例としては、数3
で表すことができる。
【0037】
【数3】Fe=He・(tr-tn-th)+Se・(vr-vn-vh)-De・vn+Ce ここで、He:時間拘束項係数 Se:速度拘束項係数 De:粘性項係数 Ce:一定牽引力(一定負荷力) th:時間拘束項補正項 vh:速度拘束項補正項 これにより、急激な速度変化を抑制することにより安全
性の確保を行い、必要に応じてパラメータ調整を行うこ
とで基準運動データに基づく時間拘束、または速度フィ
ードバックを行い基準運動時間に従うようにフィードバ
ックをかける。
【0038】ただし、(tr-tn-th)、(vr-vn-vh)は、安全
のためある程度以上偏差が大きくならないよう拘束に柔
軟性を持たせるため、th、vhを動的に調整可能な項とす
る。
【0039】また、リハビリ訓練の状況に応じて、上述
の数3のCe項を調節して牽引力Feを加えて運動を介助
し、あるいは負荷力(負方向の牽引力)を加えることに
より、例えば、筋力トレーニングを繰り返し行うことが
できる。
【0040】図6にはこの訓練ロボット10のハードウ
エアの構成を説明するブロック図が示されている。
【0041】図6において、訓練ロボット10は、ロボ
ット本体としてのロボットアーム12と、外部パーソナ
ルコンピュータ(以下、「コンピュータ」という)26
から基準運動の教示データを受け取り、このデータを処
理してロボットアーム12を駆動するロボットコントロ
ーラ22を含む。
【0042】ロボットアーム12には、駆動源としての
サーボモータ28、ロボットアーム12の実際の動作位
置を検出するポテンショメータ30および動作制限を行
うリミットスイッチ(図示せず)や動作状態を表示する
パイロットランプ32が設けられている。
【0043】一方、ロボットコントローラ22は、中央
処理装置(CPU)34、このCPU34とコンピュー
タ26を接続する通信インターフェース(通信I/F)
36、各種データを保存するメモリカード38とCPU
34との間で直接データの授受を行うために接続された
メモリカード入出力部(メモリカードI/O)40、お
よびCPU34に接続されデータを保存するメモリ部4
2を含む。また、このメモリ部42はメモリカードI/
O40に接続されてメモリカード38との間で相互に保
存データを授受する。
【0044】メモリ部42には保存データとしてロボッ
ト制御プログラムが記憶されている。また、メモリカー
ド38は運動データや個人訓練記録などの個人データを
保存するもので、例えば訓練開始時にメモリカード38
から個人データをCPU34に読み込み、ロボットアー
ム12に必要な動作を行わせ、訓練終了後に個人データ
を保存するなどの目的に使用される。
【0045】更に、CPU34とサーボモータ28との
間にはD/A変換器44と駆動回路46、また、ポテン
ショメータ30との間にはA/D変換器、さらには図示
されないリミットスイッチおよびパイロットランプ32
との間にはインターフェース(PIO)50が、夫々設
けられている。
【0046】次に上述の構成における動作について説明
する。
【0047】先ず、コンピュータ26から人の動作や行
動に基づく3次元基準運動の教示データがロボットコン
トローラ22の通信I/F36を経由してCPU34に
ロードされる。そして、ロボットコントローラ22では
メモリ部(ROM、RAMを含む)42およびメモリカ
ード38から必要な保存データを読み出し、CPU34
で軌道作成、軌道計算あるいは運動再生計算等が行われ
る。その結果が、D/A変換器44でアナログ信号に変
換されて駆動回路46から駆動電流がサーボモータ28
に供給されてロボットアーム12が駆動され、人に対し
て基準運動の教示データに基づく3次元運動を提示す
る。それにより、例えば、患者や訓練者16の上肢18
の訓練動作を行うことができる。
【0048】この場合、ロボットアーム12の実際の動
作位置はポテンショメータ30により検出され、そのア
ナログ信号はA/D変換器48によりデジタル信号に変
換されてCPU34に入力される。CPU34では基準
運動の教示データとのずれ(偏差)を演算して偏差信号
をD/A変換器44を経由して駆動回路46に与えるこ
とでサーボモータ28が制御されロボットアーム12の
軌道復帰が行われる。なお、ロボットコントローラ22
はコンピュータ26を介してネットワークに接続するこ
とができる。
【0049】また、PIO50によりロボットコントロ
ーラ22が外部のパイロットランプ32のオン、オフを
行ったり、ロボットアーム12に設けたリミットスイッ
チのオン、オフを複数同時に読み取ったりして動作の安
全性を確保する。そして、ロボットコントローラ22か
ら計算された教示軌道20やロボットアーム12の動作
に基づく運動軌道が表示部(ディスプレイ)24に表示
され、先に説明したように訓練者16は目と手の協調動
作を行うことができる。
【0050】さらに、図7および図8には示されるロボ
ットアームの動作ガイド制御フローチャートについて説
明する。 (1)基準運動作成フロー:図7において、先ず、ステ
ップS1でロボットコントローラ22のメモリ部42の
ROMに記憶されているロボット制御プログラムは、動
作教示モードに設定される。
【0051】次に、ステップS3で療法士の教示運動、
利用者による動作、保存データの読み込みあるいはその
他の方法により教示データの生成を行う。この実施例で
は、コンピュータ26による保存データの読み込みによ
り人による身体の3次元運動教示データの生成を行う。
【0052】更に、ステップS5ではコンピュータ26
から通信I/F36を介してロボットコントローラ22
のCPU34に3次元運動教示データを獲得し、ステッ
プS7ではCPU34で3次元軌道生成を実行して3次
元軌道を作成する。そして、ステップS9では前のステ
ップS7で作成された3次元軌道に関するデータをメモ
リ部42のRAMに保存する。これで、基準運動軌道の
作成が完了する。 (2)運動再生フロー:この場合は、例えば、訓練を受
ける利用者16の上肢18は既にロボットアーム12の
先端部14に装着若しくは先端部14を把持しているも
のとする。
【0053】図8において、ステップS11でロボット
コントローラ22のメモリ部42のROMに保存されて
いるロボット制御プログラムを動作再生モードに設定す
る。そして、メモリ部42のRAMに保存されている3
次元基準運動軌道の教示データがCPU34に読み込ま
れる。
【0054】次に、ステップ13では、ポテンショメー
タ30によりロボットアーム12の実際の動作位置が検
出され、その検出信号がA/D変換器48を経由してC
PU34にデジタル信号としてフィードバックされる。
ステップS15ではフィードバックされた検出信号に基
づきCPU34で基準運動軌道からの位置・時間のずれ
量を計算すると共に、ステップS17では、このずれ量
に応じて軌道復帰の為のロボットアーム12の発生反力
を計算する。
【0055】そして、ステップS19ではステップS1
7で計算された発生反力に対応した駆動電流を駆動回路
46よりサーボモータ28に供給し、ロボットアーム1
2を軌道復帰するように駆動する。この際、ロボットア
ーム12より利用者16の上肢18を完全に位置拘束し
ない仮想ばね、粘性パラメータ等の変更・調整により滑
らかな軌道復帰を行えるようにステップS13に修正を
行う。
【0056】なお、図7に示すフローに従い人の3次元
動作軌道に関するデータを取得し、ここで得られたデー
タに基づいて図8に示すフローを他の訓練ロボットで実
行してもよい。
【0057】次に、図9に示すこの発明の他の実施例
(第2実施例)について説明する。
【0058】この第2実施例においては、先に説明した
第1の実施例で示したロボットアーム12を拡張して3
軸の姿勢制御を付加し、ロボットアーム12の先端部1
4に3軸姿勢制御部25を加え、6軸以上のロボットア
ーム12を構成することにより、姿勢を含めた運動提示
を行うことが可能である。これにより、例えば姿勢制御
が必要な絵画、書道、字書等のトレーニングへの適用が
可能となる。
【0059】また、図10に示すこの発明によるさらに
他の実施例(第3実施例)は、先に説明した第1実施例
および第2実施例の訓練ロボット10を、例えば利用者
の自宅や訓練センター等に配置し、ネットワークを通じ
て多くの人に利用できるようにした訓練ロボットシステ
ムである。
【0060】図10(a)に示すようにネットワークで
利用することにより、例えばインターネット52を介し
てホストコンピュータ(外部サーバー)より基準運動の
教示データを先に説明した訓練用ロボット10を所有す
る複数の患者または利用者16に対して配信、あるいは
互いに送受信し、オンライン、またはこの運動教示デー
タをロボットコントローラ22のメモリ部42に保存し
てオフラインで運動再生を行うことが可能である。
【0061】さらには、図10(b)に示すように、実
時間でホストコンピュータ(外部サーバー)から運動教
示データを複数の訓練用ロボット10に配信し、講師等
54が複数の受講者(利用者)16に対して同時に、例
えば書道などのトレーニングを、インターネットなどの
ネットワーク52を通じて行うことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による第1の実施例を示す訓練ロボッ
トの概略構成を説明する斜視図である。
【図2】この発明で使用する3次元軌道データの斜視図
である。
【図3】図2におけるX−Y平面およびX−Z平面にお
ける軌道分解図である。
【図4】図2における軌道復帰(拘束)力および軌道方
向拘束力の計算を行うための概念図である。
【図5】図4に相当する他の概念図である。
【図6】この発明による訓練ロボットアのハードウエア
の構成を示すブロック図である。
【図7】ロボットアームによる基準運動作成の動作を示
す制御フローチャートである。
【図8】ロボットアームによる運動再生の動作を示す制
御フローチャートである。
【図9】この発明の他の実施例である姿勢制御部を含む
訓練ロボットの概略構成を示す斜面図である。
【図10】(a)および(b)は、いずれもこの発明の
さらに他の実施例であるネットワークを利用した訓練ロ
ボットシステムの説明図である。
【符号の説明】
10 …訓練ロボット 12 …ロボットアーム 14 …ロボットアームの先端部 15 …把持・装着部 16 …利用者(患者あるいは訓練者も含む) 18 …上肢 20 …教示運動軌道 22 …ロボット制御部(ロボットコントローラ) 24 …表示部(ディスプレイ) 25 …姿勢制御部 26 …コンピュータ 52 …インターネット(通信手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボットアームを駆動する駆動手段、およ
    び人による身体の動作や行為に基づく運動を元に決定さ
    れた3次元動作軌道に、速度および時間を関連づけて得
    られた運動データに基づき、前記ロボットアームにより
    支持された人の肢体の動きが前記3次元動作軌道を再生
    するように前記駆動手段を制御する運動再生制御手段を
    備える、訓練ロボット。
  2. 【請求項2】前記運動再生制御手段は、前記ロボットア
    ームにより支持された人の肢体を、前記3次元動作軌道
    に対して柔軟な拘束を行うように前記ロボットアームを
    制御する拘束手段を含む、請求項1記載の訓練ロボッ
    ト。
  3. 【請求項3】前記拘束手段は、前記3次元動作軌道に沿
    って接線方向に牽引力または抵抗力を発生する手段を含
    む、請求項2記載の訓練ロボット。
  4. 【請求項4】前記ロボットアームの動作軌道を表示する
    表示手段をさらに備える、請求項1ないし3のいずれか
    に記載の訓練ロボット
  5. 【請求項5】前記運動データが保存されたデータ保存手
    段をさらに備える、請求項1ないし4のいずれかに記載
    の訓練ロボット。
  6. 【請求項6】人による身体の動作や行為に基づく運動を
    教示データとして取得する教示データ取得手段をさらに
    備える、請求項5記載の訓練ロボット。
  7. 【請求項7】訓練やスキルに基づく人による身体の3次
    元動作を運動データとして作成し保存するコンピュー
    タ、前記コンピュータから前記運動データを利用者に配
    信する通信手段、および前記通信手段を介して受信した
    運動データを人の3次元動作に再現して利用者に提示す
    る訓練ロボットを含む、訓練ロボットシステム。
  8. 【請求項8】前記訓練ロボットは、ロボッットコントロ
    ーラおよびロボットアームを含む、請求項7記載の訓練
    ロボットシステム。
  9. 【請求項9】人による身体の動作や行為に基づく運動を
    元に決定された3次元動作軌道を再生するようにロボッ
    トアームを制御する訓練ロボットの制御方法であって、
    前記3次元動作軌道に速度および時間を関連づけて得ら
    れた運動データに基づき、前記ロボットアームにより支
    持された人の肢体を前記3次元動作軌道に対して柔軟な
    拘束を行うように前記ロボットアームを制御する、訓練
    ロボットの制御方法。
JP2000326304A 2000-10-26 2000-10-26 訓練ロボット、訓練ロボットシステムおよび訓練ロボットの制御方法 Pending JP2002127058A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000326304A JP2002127058A (ja) 2000-10-26 2000-10-26 訓練ロボット、訓練ロボットシステムおよび訓練ロボットの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000326304A JP2002127058A (ja) 2000-10-26 2000-10-26 訓練ロボット、訓練ロボットシステムおよび訓練ロボットの制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002127058A true JP2002127058A (ja) 2002-05-08

Family

ID=18803518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000326304A Pending JP2002127058A (ja) 2000-10-26 2000-10-26 訓練ロボット、訓練ロボットシステムおよび訓練ロボットの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002127058A (ja)

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004048186A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Seiko Epson Corp コミュニケーション支援システム、コミュニケーション端末、動作制御データ蓄積端末及び端末用プログラム、並びにコミュニケーション支援方法
JP2005012819A (ja) * 2004-06-22 2005-01-13 Seiko Epson Corp コミュニケーション支援システム、コミュニケーション端末、動作制御データ蓄積端末および端末用プログラム、並びにコミュニケーション支援方法
WO2005075155A2 (en) * 2004-02-05 2005-08-18 Motorika Inc. Fine motor control rehabilitation
WO2005086574A2 (en) * 2004-02-05 2005-09-22 Motorika Inc. Rehabilitation with music
EP1732495A2 (en) * 2004-02-05 2006-12-20 Motorika Inc. Methods and apparatus for rehabilitation and training
JP2007244703A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Kinjo Rubber Co Ltd 腕や肩の運動装置
JP2008510560A (ja) * 2004-08-25 2008-04-10 モトリカ リミテッド 脳の可塑性による運動訓練
JP2008213092A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Nagaoka Univ Of Technology モーション習得システムおよびモーション習得方法
JP2010005761A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Honda Motor Co Ltd 行動制御システム
JP2010005762A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Honda Motor Co Ltd 行動推定システム
US8112155B2 (en) 2004-02-05 2012-02-07 Motorika Limited Neuromuscular stimulation
US8177732B2 (en) 2004-02-05 2012-05-15 Motorika Limited Methods and apparatuses for rehabilitation and training
WO2012117488A1 (ja) * 2011-02-28 2012-09-07 村田機械株式会社 上肢訓練装置
JP2013128736A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Nihon Rihabiri Device Gijutsu Kenkyusho:Kk 水平・垂直ディスプレイを用いた上肢・下肢リハビリ訓練装置
CN103402480A (zh) * 2011-02-28 2013-11-20 村田机械株式会社 上肢训练装置
US8888723B2 (en) 2004-02-05 2014-11-18 Motorika Limited Gait rehabilitation methods and apparatuses
US8915871B2 (en) 2004-02-05 2014-12-23 Motorika Limited Methods and apparatuses for rehabilitation exercise and training
US9238137B2 (en) 2004-02-05 2016-01-19 Motorika Limited Neuromuscular stimulation
CN107595549A (zh) * 2017-10-09 2018-01-19 广州康医疗设备实业有限公司 一种消除肢体运动轨迹偏差的方法及控制系统
EP3299003A1 (en) * 2016-09-26 2018-03-28 Antonio Massato Makiyama Equipment for motor rehabilitation of upper and lower limbs
WO2018100760A1 (ja) * 2016-12-02 2018-06-07 Cyberdyne株式会社 上肢動作支援装置及び上肢動作支援システム
JP2019520165A (ja) * 2016-06-21 2019-07-18 ボストン・バイオモーション・インコーポレーテッドBoston Biomotion Inc. コンピュータ化された運動装置
WO2020224731A1 (en) * 2019-05-08 2020-11-12 Life Science Robotics Aps Rehabilitation robot
US11435749B2 (en) 2019-10-28 2022-09-06 The Raymond Corporation Systems and methods for transferring routes between material handling vehicles

Cited By (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004048186A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Seiko Epson Corp コミュニケーション支援システム、コミュニケーション端末、動作制御データ蓄積端末及び端末用プログラム、並びにコミュニケーション支援方法
US8177732B2 (en) 2004-02-05 2012-05-15 Motorika Limited Methods and apparatuses for rehabilitation and training
US8112155B2 (en) 2004-02-05 2012-02-07 Motorika Limited Neuromuscular stimulation
WO2005086574A2 (en) * 2004-02-05 2005-09-22 Motorika Inc. Rehabilitation with music
WO2005086574A3 (en) * 2004-02-05 2005-12-22 Reability Inc Rehabilitation with music
EP1732495A2 (en) * 2004-02-05 2006-12-20 Motorika Inc. Methods and apparatus for rehabilitation and training
EP1734912A2 (en) * 2004-02-05 2006-12-27 Motorika Inc. Methods and apparatus for rehabilitation and training
WO2005075155A3 (en) * 2004-02-05 2007-05-24 Motorika Inc Fine motor control rehabilitation
JP2007520311A (ja) * 2004-02-05 2007-07-26 モトリカ インク リハビリテーション並びにトレーニングのための方法及び器械
JP2007522838A (ja) * 2004-02-05 2007-08-16 モトリカ インク 微細運動制御のリハビリテーション
US8545420B2 (en) 2004-02-05 2013-10-01 Motorika Limited Methods and apparatus for rehabilitation and training
US8915871B2 (en) 2004-02-05 2014-12-23 Motorika Limited Methods and apparatuses for rehabilitation exercise and training
EP1732495A4 (en) * 2004-02-05 2012-08-08 Motorika Ltd METHOD AND DEVICE FOR REHABILITATION AND TRAINING
US9238137B2 (en) 2004-02-05 2016-01-19 Motorika Limited Neuromuscular stimulation
US10039682B2 (en) 2004-02-05 2018-08-07 Motorika Limited Methods and apparatus for rehabilitation and training
JP2009131647A (ja) * 2004-02-05 2009-06-18 Motorika Ltd リハビリテーション装置及びリハビリテーション方法
US8012107B2 (en) 2004-02-05 2011-09-06 Motorika Limited Methods and apparatus for rehabilitation and training
WO2005075155A2 (en) * 2004-02-05 2005-08-18 Motorika Inc. Fine motor control rehabilitation
US8888723B2 (en) 2004-02-05 2014-11-18 Motorika Limited Gait rehabilitation methods and apparatuses
EP1734912A4 (en) * 2004-02-05 2012-08-08 Motorika Ltd METHODS AND APPARATUS FOR REHABILITATION AND TRAINING
JP2005012819A (ja) * 2004-06-22 2005-01-13 Seiko Epson Corp コミュニケーション支援システム、コミュニケーション端末、動作制御データ蓄積端末および端末用プログラム、並びにコミュニケーション支援方法
US8938289B2 (en) 2004-08-25 2015-01-20 Motorika Limited Motor training with brain plasticity
JP2008510560A (ja) * 2004-08-25 2008-04-10 モトリカ リミテッド 脳の可塑性による運動訓練
JP2007244703A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Kinjo Rubber Co Ltd 腕や肩の運動装置
JP2008213092A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Nagaoka Univ Of Technology モーション習得システムおよびモーション習得方法
JP2010005761A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Honda Motor Co Ltd 行動制御システム
JP2010005762A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Honda Motor Co Ltd 行動推定システム
CN103402480A (zh) * 2011-02-28 2013-11-20 村田机械株式会社 上肢训练装置
WO2012117488A1 (ja) * 2011-02-28 2012-09-07 村田機械株式会社 上肢訓練装置
JP5772947B2 (ja) * 2011-02-28 2015-09-02 村田機械株式会社 上肢訓練装置
JP2013128736A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Nihon Rihabiri Device Gijutsu Kenkyusho:Kk 水平・垂直ディスプレイを用いた上肢・下肢リハビリ訓練装置
US11103751B2 (en) 2016-06-21 2021-08-31 Proteus Motion Inc. Computerized exercise apparatus
JP2019520165A (ja) * 2016-06-21 2019-07-18 ボストン・バイオモーション・インコーポレーテッドBoston Biomotion Inc. コンピュータ化された運動装置
KR20180034275A (ko) * 2016-09-26 2018-04-04 안토니오 마사토 마키야마 상지 및 하지의 모터 재활용 장비
EP3299003A1 (en) * 2016-09-26 2018-03-28 Antonio Massato Makiyama Equipment for motor rehabilitation of upper and lower limbs
US10709923B2 (en) 2016-09-26 2020-07-14 Antonio Massato MAKIYAMA Apparatus for motor rehabilitation of upper and lower limbs
CN111449903A (zh) * 2016-09-26 2020-07-28 安东尼奥·马萨托·马基亚马 恢复上肢及下肢运动的设备
KR102154320B1 (ko) 2016-09-26 2020-09-16 안토니오 마사토 마키야마 상지 및 하지의 모터 재활용 장비
RU2756370C2 (ru) * 2016-09-26 2021-09-29 Массато Макияма Антонио Оборудование для реабилитации движения верхних и нижних конечностей
WO2018100760A1 (ja) * 2016-12-02 2018-06-07 Cyberdyne株式会社 上肢動作支援装置及び上肢動作支援システム
JPWO2018100760A1 (ja) * 2016-12-02 2019-10-17 Cyberdyne株式会社 上肢動作支援装置及び上肢動作支援システム
CN107595549A (zh) * 2017-10-09 2018-01-19 广州康医疗设备实业有限公司 一种消除肢体运动轨迹偏差的方法及控制系统
WO2020224731A1 (en) * 2019-05-08 2020-11-12 Life Science Robotics Aps Rehabilitation robot
US11435749B2 (en) 2019-10-28 2022-09-06 The Raymond Corporation Systems and methods for transferring routes between material handling vehicles

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002127058A (ja) 訓練ロボット、訓練ロボットシステムおよび訓練ロボットの制御方法
Meghdari et al. Design and realization of a sign language educational humanoid robot
Lieberman et al. TIKL: Development of a wearable vibrotactile feedback suit for improved human motor learning
JP5750717B2 (ja) バーチャルリアリティ環境生成装置及びコントローラ装置
Atkeson et al. Using humanoid robots to study human behavior
CN108430375A (zh) 机器人系统以及反向驱动该系统的方法
Stanley et al. Design of body-grounded tactile actuators for playback of human physical contact
Maekawa et al. Naviarm: Augmenting the learning of motor skills using a backpack-type robotic arm system
Luces et al. A phantom-sensation based paradigm for continuous vibrotactile wrist guidance in two-dimensional space
Gobron et al. Serious games for rehabilitation using head-mounted display and haptic devices
Lieberman et al. Development of a wearable vibrotactile feedback suit for accelerated human motor learning
Rognon et al. Haptic feedback perception and learning with cable-driven guidance in exosuit teleoperation of a simulated drone
Golestan et al. A framework for easier designs: Augmented intelligence in serious games for cognitive development
Ershad et al. Adaptive surgical robotic training using real-time stylistic behavior feedback through haptic cues
Pausch et al. Giving CANDY to children: user-tailored gesture input driving an articulator-based speech synthesizer
Guo et al. A novel motor function training assisted system for upper limbs rehabilitation
Fan et al. Individualized Generation of Upper Limb Training for Robot-assisted Rehabilitation using Multi-objective Optimization
Starodubtsev et al. Animatronic Hand Model on the Basis of ESP8266
Lee et al. Development of therapeutic expression for a cat robot in the treatment of autism spectrum disorders
Hackel et al. A humanoid interaction robot for information, negotiation and entertainment use
Lioulemes Adaptive user and haptic interfaces for smart assessment and training
Chung et al. Continuous vocalization control of a full-scale assistive robot
CN110302497A (zh) 可变换腿部运动方式的动力式运动器材
Swapnil Intelligent Therapeutic Robot: Design, Development, and Control
Brooks et al. Untethered robotic play for repetitive physical tasks

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060425

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060816