JP2002123803A - 個人識別システム - Google Patents

個人識別システム

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JP2002123803A
JP2002123803A JP2000312838A JP2000312838A JP2002123803A JP 2002123803 A JP2002123803 A JP 2002123803A JP 2000312838 A JP2000312838 A JP 2000312838A JP 2000312838 A JP2000312838 A JP 2000312838A JP 2002123803 A JP2002123803 A JP 2002123803A
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JP2000312838A
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Yuichi Iwakata
裕一 岩方
Yasukazu Nakada
安一 中田
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Lintec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個人識別の条件数に比較して、識別に要する
処理時間を短くできると共に、所持物体の盗難、紛失に
対するセキュリティが高い個人識別システムを提供す
る。 【解決手段】 本発明の個人識別システムは、識別対象
者が所持する、それぞれが識別コードを記憶している第
1及び第2の携帯通信機と、第1及び第2の携帯通信機
の少なくとも一方から与えられた識別コードの照合によ
り、第1及び第2の携帯通信機が所持されていること、
所持されている第1及び第2の携帯通信機の組合せが適
切であることを確認し、この確認を識別対象者の識別条
件の全て又は一部としている識別装置本体とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は個人識別システムに
関し、例えば、入退場管理システムに適用し得るもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、入退場管理システムなど多くのシ
ステムで、個人識別システムが適用されている。入退場
管理システムでは、例えば、建物や所定の部屋への入退
場時に、入退場しようとする個人を識別し、許可された
者の入退場のみを許可する。
【0003】このような入退場管理システムの多くは、
入退場を許可している者に、接触式又は非接触式のカー
ドを所持させ、そのカードの記憶情報を読み取って、そ
の個人を識別するものである。特に、近年においては、
記憶情報の読取が比較的容易な磁気カードに比べ、偽造
防止効果が高いと共に入退場以外の管理にも併用できる
ICカードが適用される傾向にあり、しかも、操作性が
良好な非接触式のICカード(いわゆるIDタグ)が適
用される傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ICカードは
偽造防止効果が高いとは言え、盗難や紛失などによっ
て、本来の所持者以外の者がそのICカードを取得し、
入退場管理システムに使用したときには、入退場が許可
されてしまう。
【0005】そのため、カードによる許可条件に加え、
1又は複数の他の許可条件を課している入退場管理シス
テムも存在する。このような他の許可条件としては、例
えば、キー入力されたパスワードの照合や、個体の身体
的特徴(指紋や虹彩や声紋)の照合などである。なお、
他の許可条件だけを課している入退場管理システムも存
在する。
【0006】入退場の許可条件が多重化されればされる
ほど、当然に、セキュリティは高くなる。
【0007】しかしながら、カードとして非接触式カー
ドを適用したとしても、他の許可条件は、パスワードの
キー入力や、個体の身体的特徴の読取りなどの入退場す
る者の操作を必要としており、そのため、許可するか否
かを決定するための一人当たりの処理時間は長くならざ
るを得ない。なお、個体の身体的特徴の読取りに関して
は、抵抗を持つ者も多い。
【0008】そのため、個人識別の条件数に比較して、
識別に要する処理時間を短くすることができる個人識別
システムや、盗難、紛失に対するセキュリティが高い個
人識別システムが求められている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1の本発明の個人識別システムは、識別対象
者が所持する、それぞれが識別コードを記憶している第
1及び第2の携帯通信機と、上記第1及び第2の携帯通
信機の少なくとも一方から与えられた識別コードの照合
により、上記第1及び第2の携帯通信機が所持されてい
ること、所持されている上記第1及び第2の携帯通信機
の組合せが適切であることを確認し、この確認を識別対
象者の識別条件の全て又は一部としている識別装置本体
とを有することを特徴とする。
【0010】請求項2の本発明の個人識別システムは、
請求項1において、上記識別装置本体が、上記第1及び
第2の携帯通信機からの識別コードを受信する固定通信
手段を備え、両識別コードに基づいて、上記識別条件の
充足を判定することを特徴とする。
【0011】請求項3の本発明の個人識別システムは、
請求項2において、上記固定通信手段が、上記第1の携
帯通信機に対応した第1の固定通信部と上記第2の携帯
通信機に対応した第2の固定通信部とでなることを特徴
とする。
【0012】請求項4の本発明の個人識別システムは、
請求項2において、上記固定通信手段が、上記第1及び
第2の携帯通信機の双方に共通なものであることを特徴
とする。
【0013】請求項5の本発明の個人識別システムは、
請求項1において、上記第1の携帯通信機は上記第2の
携帯通信機に識別コードを送信するものであることを特
徴とする。
【0014】請求項6の本発明の個人識別システムは、
請求項5において、上記第2の携帯通信機が、上記第1
の携帯通信機から与えられた識別コードと、自己が記憶
している識別コードとを統合し、統合識別コードを上記
識別装置本体に送信し、上記識別装置本体が、統合識別
コードに基づいて、上記識別条件の充足を判定すること
を特徴とする。
【0015】請求項7の本発明の個人識別システムは、
請求項5において、上記第2の携帯通信機が、上記第1
の携帯通信機に係る識別コードも記憶しており、上記第
1の携帯通信機から与えられた識別コードが記憶してい
る識別コードと一致しているときに、当該第2の携帯通
信機に係る識別コードを上記識別装置本体に送信し、上
記識別装置本体が、上記第2の携帯通信機に係る識別コ
ードに基づいて、上記識別条件の充足を判定することを
特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 以下、本発明による個人識別システムを、入退場管理シ
ステムに適用した第1の実施形態を図面を参照しながら
詳述する。
【0017】(A−1)第1の実施形態の構成 図1は、この第1の実施形態による入退場管理システム
1の全体構成を示すブロック図である。
【0018】図1において、第1の実施形態の入退場管
理システム1は、識別対象者2が所持する第1及び第2
の携帯通信機21及び22と、識別対象者2が通過しよ
うとするゲートの近傍に設けられ、通過制御機構3を制
御する識別装置本体4とを有する。識別装置本体4は、
第1及び第2の固定通信機41及び42と、識別部43
と、表示部44とを有する。
【0019】ここで、制御対象の通過制御機構3は、ロ
ック機能付のモータなどで開閉駆動されるゲート扉体で
あっても良く、また、ゲート扉体の施錠、解錠を行う電
気錠であっても良い。
【0020】第1の携帯通信機21及び第1の固定通信
機41は、第1の携帯通信機21から第1の固定通信機
41へ、第1の携帯通信機21が保持している個人識別
情報を転送する通信を行うものであり、また、第2の携
帯通信機22及び第2の固定通信機42は、第2の携帯
通信機22から第2の固定通信機42へ、第2の携帯通
信機22が保持している個人識別情報を転送する通信を
行うものである。そして、第1の携帯通信機21及び第
1の固定通信機41間の通信と、第2の携帯通信機22
及び第2の固定通信機42間の通信とは、相互に影響し
合わないようになされている。
【0021】例えば、第1の携帯通信機21及び第1の
固定通信機41の組合せとしては、IDタグ及び質問器
(別名タグリーダー、インテロゲーター)の組合せを挙
げることができる。この組合せの場合には、以下のよう
にする。
【0022】IDタグ(21)には、識別対象者毎に固
有の識別コードが格納されており、IDタグ(21)
は、質問器(41)からの質問電波に応じ、自己に割り
当てられている識別コードを情報として含む応答電波を
返信する。例えば、IDタグ(21)が記憶している識
別コードのビット数が32ビットであれば約43億コー
ドがあり、各識別対象者のIDタグ(21)に重複する
ことなく、識別コードを割り当てることができる。な
お、IDタグ(21)は、読み取り専用の、かつ、無指
向性の既存のいかなる構成のものであっても良く、ま
た、バッテリー内蔵型でもバッテリーを備えないもので
あっても良く、その内部構成は一般的構成のもので良
い。
【0023】質問器(41)は、質問電波を放射し、所
定の交信距離内に存在するIDタグ(21)からの応答
電波を捕捉し、応答したIDタグ(21)の識別コード
を識別部43に与えるものである。質問器(41)も、
受信した識別コードの出力端子を有する既存の構成のも
のを適用できる。
【0024】また例えば、第2の携帯通信機22及び第
2の固定通信機42の組合せとしては、携帯電話機(な
お、ページャー端末でも同様である)と、それに対する
擬似基地局構成との組合せを挙げることができる。この
組合せの場合には、以下のようにする。
【0025】携帯電話機(22)は、公衆網に対するの
ものであっても良く、又は、会社や工場などの特定用途
向けの専用網に対するのものであっても良い。ここで
は、携帯電話機(22)の電話番号自体が、識別対象者
毎の固有の識別コードとなっている。
【0026】擬似基地局構成(42)は、携帯電話機
(22)に対する一般的な基地局構成のうち、少なくと
も以下の構成を備えているものであれば良い。
【0027】一般的には、携帯電話機及び基地局間には
複数の通信チャネルが設けられている。通話時に音声信
号などを授受する通話チャネルに加え、非通話時でも、
携帯電話機がどの基地局の管轄エリアに存在するかを捉
えておくための制御チャネルなどが設けられている。制
御チャネルとして、基地局が管轄エリアに存在する携帯
電話機に所定周期毎に応答を求め、管轄エリアに存在す
る携帯電話機が応答に用いるチャネルがある。
【0028】擬似基地局構成(42)は、このような制
御チャネルに対応できる構成を少なくとも備えていれば
良い。通常このような構成は、携帯電話機の位置管理セ
ンターへの連絡構成も備えており、この連絡構成が識別
部43への出力構成となる。擬似基地局構成(42)
は、基地局としての全ての構成を備えていないが、備え
ている構成は周知であるので、その詳細説明は省略す
る。
【0029】この第1の実施形態の場合、識別対象者2
は、第1及び第2の携帯通信機21及び22を所持して
いなければならないが、例えば、入退場のような識別時
には、所持が容易になるように、以下のようにして1物
体として所持できるようにしていても良い。
【0030】例えば、一方の携帯通信機22又は21に
他方の携帯通信機21又は22を挿入できる袋体を設け
て、他方の携帯通信機21又は22を挿入して1物体的
にするようにしても良い。また、1又は複数の一対の係
合片のそれぞれを、第1及び第2の携帯通信機21及び
22に設け、これら係合片を係合させることで1物体的
にするようにしても良い。さらに、一方の携帯通信機2
2又は21に、粘着性の粘着テープを設けておき、そこ
に、他方の携帯通信機21又は22を粘着することで1
物体的にするようにしても良い。但し、識別時以外は別
々の場所に保管、所持することがセキュリティの上から
望ましい。
【0031】識別部43は、CPUやメモリや外部との
入出力ポートなどを有するものであり、機能的には、入
退場を許可する者に係る2種類の識別コードを対応付け
て格納しているデータベースと、第1及び第2の固定通
信機21及び22から与えられた識別コードを、データ
ベースの格納内容と照合する照合部とを有するものであ
る。
【0032】なお、ある入退場許可者に対する、第1の
携帯通信機21及び第1の固定通信機41で授受する識
別コードと、第2の携帯通信機22及び第2の固定通信
機42で授受する識別コードとが同じものであっても良
い。
【0033】また、識別部43の一部機能は、ゲート扉
体の近傍ではなく、ゲート扉体から遠く離れた位置に設
けられていても良い。例えば、識別コードのデータベー
スが遠く離れていても良い。特に、入退場を管理するゲ
ート数が多い場合には、識別コードのデータベースを共
通化させておくことが好ましい。また、照合処理を行う
照合部をもゲート扉体から遠く離れた位置にデータベー
スと共に設けるようにしても良い。
【0034】第1の実施形態の識別部43の機能につい
ては、後述する動作説明で明らかにする。
【0035】表示部44は、識別部43による2種類の
識別コードの照合の結果、入退場を許可している者とい
う結果が得られたときに、識別部43によって点灯制御
され、識別対象者2に入退場の許可状態を報知するもの
である。勿論、表示報知に代え、又は、加えて、音響、
音声などによる報知を適用しても良い。また、表示部4
4は、識別コードを受信したが、一致していないときに
その旨を報知するものであっても良い。
【0036】(A−2)第1の実施形態の動作 次に、第1の実施形態の入退場管理システム1の動作を
図2のフローチャートを参照しながら説明する。特に、
識別部43の動作を中心に説明する。
【0037】識別部43は、例えば、所定周期(例えば
3秒)毎に、図2に示す処理を開始する。まず、第1の
固定通信機41を介して、第1の携帯通信機21に対
し、内部記憶している識別コードの送出を求める(ステ
ップS1)。例えば、第1の固定通信機41が、IDタ
グに対する質問器であれば質問電波を放射することにな
る。
【0038】識別装置本体4の近傍に第1の携帯通信機
21があれば、要求に応じ、識別コードを送出すること
になる。識別部43は、第1の携帯通信機21からの識
別コードを第1の固定通信機41が受信したか否かを判
別し(ステップS2)、受信しない場合には一連の処理
を終了し、一方、識別コードを受信した場合には、その
識別コードが内蔵するデータベースに登録されているい
ずれかの識別コードに一致するか否かを判別する(ステ
ップS3)。
【0039】受信した識別コードが登録されていない識
別コードであれば、識別部43は、一連の処理を終了す
る。これに対して、受信した識別コードが登録されてい
る識別コードであれば、識別部43は、第2の固定通信
機42を介して、第2の携帯通信機22に対し、内部記
憶している識別コードの送出を求める(ステップS
4)。例えば、第2の固定通信機42が、擬似基地局構
成であれば、管轄エリア内に存在する携帯電話機(第2
の携帯通信機22)から電話番号を含む存在通知の応答
を求めることになる。
【0040】識別装置本体4の近傍に第2の携帯通信機
22が存在すれば、要求に応じ、識別コードを送出する
ことになる。識別部43は、第2の携帯通信機22から
の識別コードを第2の固定通信機42が受信したか否か
を判別し(ステップS5)、受信しない場合には一連の
処理を終了し、一方、識別コードを受信した場合には、
データベースの格納内容を参照しつつ、その識別コード
が妥当な識別コードか否かを判別する(ステップS
6)。
【0041】ここで、第2の携帯通信機22からの識別
コードが妥当とは、その識別コードがデータベースに記
憶されているだけでは足りず、先に受信した第1の携帯
通信機21からの識別コードと対応していることを要す
る。
【0042】識別部43は、第2の携帯通信機22から
の識別コードが妥当でない場合には一連の処理を終了
し、一方、その識別コードが妥当である場合には、入退
場の許可処理を行った後(ステップS7)、一連の処理
を終了する。入退場の許可処理は、通過制御機構3によ
ってゲート扉体を開放させたり(又は、電気錠を解錠さ
せたり)、表示部44に許可報知を実行させたりする処
理である。
【0043】(A−3)第1の実施形態の効果 第1の実施形態によれば、セキュリティを考慮し、入退
場の許可条件を2重にしていても、各許可条件が共に、
通信を利用した識別コードの転送であるので、入退場の
許可を求める識別対象者は第1及び第2の携帯通信機2
1及び22を所持していれば何らの操作を行う必要がな
いという効果を奏すると共に、操作が不要な分だけ、許
可判定に要する処理時間を短いものにできるという効果
をも奏する。
【0044】また、第1の実施形態によれば、入退場の
許可を求める識別対象者は第1及び第2の携帯通信機2
1及び22を所持していなければならないので、一方の
携帯通信機が盗難、紛失にあっても、それを入手した第
3者が入退場を許可されることはなく、この点からも、
セキュリティが高いということができる。
【0045】さらに、第1の実施形態によれば、入退場
の許可を求める識別対象者は第1及び第2の携帯通信機
21及び22を所持していなければならず、これら第1
及び第2の携帯通信機21及び22の一方を、他の通信
機と変更することが容易であり(当然にデータベースの
書換を要する)、入退場管理者が、周期的などに所持さ
せる携帯通信機の組合せを変更させることも容易にで
き、この点からも、セキュリティが高いということがで
きる。因みに、1個の携帯通信機だけを所持させるシス
テムでは、複数の者が所持する携帯通信機を交換したと
しても、システム側ではその区別を行うことができな
い。
【0046】さらにまた、第1の実施形態によれば、第
1の携帯通信機21からの識別コードの妥当性を確認後
に、第2の携帯通信機22及び第2の固定通信機42間
の通信を実行させるようにしたので、必要時以外に第2
の携帯通信機22及び第2の固定通信機42間の通信動
作が実行されないこともあって、識別装置本体4や第2
の固定通信機42の消費電力を抑えることができる。
【0047】また、上述のように、一方の携帯通信機と
して携帯電話機(やページャー端末)を利用した場合に
は、その通信機を他の用途に用いることができ、入退場
管理者の設備投資などを抑えることができる。
【0048】(A−4)第1の実施形態の変形実施形態 上記説明においても、種々変形実施形態について言及し
たが、さらに、以下に例示するような変形実施形態を挙
げることができる。
【0049】上記では、識別部43の制御下で、第1の
携帯通信機21及び第1の固定通信機41間の通信を先
に行い、その後に、第2の携帯通信機22及び第2の固
定通信機42間の通信を行うものを示したが、これら通
信を並行して行い、許可判定をするようにしても良い。
【0050】さらに、上記では、全ての照合処理を識別
装置本体4が行うものを示したが、一部の照合を第1又
は第2の携帯通信機21又は22で行うようにしても良
い。例えば、第1の携帯通信機21からの識別コードの
妥当性を確認したときに、識別装置本体4が、その第1
の携帯通信機21に対応する第2の携帯通信機22の識
別コードを内部から取り出して第2の携帯通信機22に
送信し、第2の携帯通信機22がその識別コードの照合
を行い、その照合結果を識別装置本体4に返信するもの
であっても良い。
【0051】このような形態の具体例としては、第2の
携帯通信機22が携帯電話機である場合に、第1の携帯
通信機21からの識別コードの妥当性を確認したとき
に、内部から携帯電話機(22)の電話番号を取り出し
て発呼処理し、携帯電話機(22)が着呼応答したこと
を以て、識別装置本体4が一致という照合結果を得るよ
うにしても良い。
【0052】(B)第2の実施形態 次に、本発明による個人識別システムを入退場管理シス
テムに適用した第2の実施形態を図面を参照しながら詳
述する。
【0053】(B−1)第2の実施形態の構成 図3は、この第2の実施形態による入退場管理システム
1Aの全体構成を示すブロック図であり、上述した第1
の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一、対
応符号を付して示している。
【0054】図3において、第2の実施形態の入退場管
理システム1Aも、識別対象者2が所持する第1及び第
2の携帯通信機21及び22Aと、識別対象者2が通過
しようとするゲートの近傍に設けられ、通過制御機構3
を制御する識別装置本体4Aとを有する。
【0055】第2の実施形態の識別装置本体4Aは、固
定通信機45と、識別部43Aと、表示部44とを有す
る。また、第2の実施形態の第2の携帯通信機22A
は、図4に示すように、第1の通信部51、第2の通信
部52、制御部53及び識別コードメモリ54を有す
る。
【0056】第2の実施形態の入退場管理システム1A
において、第1の携帯通信機21、通過制御機構3及び
表示部44は第1の実施形態のものと同様であるので、
その機能説明は省略する。なお、この第2の実施形態の
場合、第1の携帯通信機21の通信相手は、第2の携帯
通信機22Aとなっている点は、上述した第1の実施形
態とは異なっている。また、固定通信機45は、上述し
た第1の実施形態における第2の固定通信機42と同様
なものであり、その機能説明は省略する。
【0057】第2の携帯通信機22Aにおける第1の通
信部51は、制御部53の制御下で、第1の携帯通信機
21と通信を行うものであり、その通信は、主として、
第1の携帯通信機21に記憶されている識別コードを取
り出すための通信である。
【0058】第2の通信部52は、固定通信機45と通
信を行うものであり、その通信は、主として、固定通信
機45に後述する統合識別コードを送信するための通信
である。
【0059】識別コードメモリ54は、当該第2の携帯
通信機を所持する者に係る、当該第2の携帯通信機につ
いての識別コードを格納しているものである。
【0060】制御部53は、主として、第1の通信部5
1を介して受信した第1の携帯通信機21に係る識別コ
ードと、識別コードメモリ54に格納されている第1の
携帯通信機21に係る識別コードとを統合し、その統合
識別コードを第2の通信部52から固定通信機45に送
信させる機能を担っている。制御部53による機能は、
後述する動作説明で明らかにする。
【0061】ここで、第1の携帯通信機21及び第1の
通信部51は、識別コードを通信できるデータ通信機で
あれば既存のいかなる構成のものを適用できる。携帯性
を考慮すれば、例えば、第1の携帯通信機21としてI
Dタグを適用し、第1の通信部51として質問器を適用
することができる。
【0062】また、第2の通信部52及び固定通信機4
5も、識別コードを通信できるデータ通信機であれば既
存のいかなる構成のものを適用できる。携帯性を考慮す
れば、例えば、第2の通信部52としてIDタグの送信
構成を適用し、固定通信機45として質問器を適用する
ことができる。
【0063】(B−2)第2の実施形態の動作 次に、第2の実施形態の入退場管理システム1Aの動作
を図5及び図6のフローチャートを参照しながら説明す
る。なお、図5は、識別装置本体4Aの識別部43Aの
処理を示すフローチャートであり、図6は、第2の携帯
通信機22Aの制御部53の処理を示すフローチャート
である。
【0064】識別装置本体4Aの識別部43Aは、例え
ば、所定周期(例えば3秒)毎に、図5に示す処理を開
始する。そしてまず、固定通信機45を介して、第2の
携帯通信機22Aに対し、統合識別コードの送出を求め
る(ステップS11)。例えば、固定通信機45が、I
Dタグに対する質問器であれば質問電波を放射すること
になる。
【0065】識別装置本体4Aの近傍に第2の携帯通信
機22Aがあれば、要求に応じ、後述するようにして統
合識別コードを送出することになる。識別部43Aは、
第2の携帯通信機22Aからの統合識別コードを固定通
信機45が受信したか否かを判別し(ステップS1
2)、受信しない場合には一連の処理を終了し、一方、
統合識別コードを受信した場合には、その統合識別コー
ドが内蔵するデータベースに登録されているいずれかの
統合識別コードに一致するか否かを判別する(ステップ
S13)。
【0066】受信した統合識別コードが登録されていな
い統合識別コードであれば、識別部43Aは、一連の処
理を終了する。これに対して、受信した統合識別コード
が登録されている統合識別コードであれば、識別部43
Aは、入退場の許可処理を行った後(ステップS1
4)、一連の処理を終了する。
【0067】第2の携帯通信機22Aの制御部53は、
第2の通信部52から、識別装置本体4Aが送信した統
合識別コードの送出要求が与えられたときに、図6に示
す処理を開始する。まず、制御部53は、第1の通信部
51を介して、第1の携帯通信機21に対し、識別コー
ドの送出を求める(ステップS21)。例えば、第1の
通信部51が、IDタグに対する質問器であれば質問電
波を放射することになる。
【0068】第2の携帯通信機22Aの近傍に第1の携
帯通信機21があれば、要求に応じ、記憶している識別
コードを送出することになる。制御部53は、第1の携
帯通信機21からの識別コードを第1の通信部51が受
信したか否かを判別し(ステップS22)、受信しない
場合には一連の処理を終了する。一方、第1の携帯通信
機21に記憶されている識別コードを受信した場合に
は、制御部53は、その識別コードと、自己の識別コー
ドメモリ54に記憶されている識別コードとを統合し
(ステップS23)、その後、統合識別コードを第2の
通信部52から識別装置本体4Aの固定通信機45に送
信し(ステップS24)、一連の処理を終了する。
【0069】ここで、2種類の識別コードの統合は、単
に繋げ合わせたものであっても良く(2種類の識別コー
ドのビット数がNビット及びMビットであればN+Mビ
ットのコードとする)、また、2種類の識別コードを論
理演算(例えば論理積)したものであっても良い。
【0070】(B−3)第2の実施形態の効果 第2の実施形態によっても、セキュリティを考慮し、入
退場の許可条件を2重にしていても、各許可条件が共
に、通信を利用した識別コードの転送であるので、入退
場の許可を求める識別対象者は第1及び第2の携帯通信
機21及び22Aを所持していれば何らの操作を行う必
要がないという効果を奏すると共に、操作が不要な分だ
け、許可判定に要する処理時間を短いものにできるとい
う効果をも奏する。
【0071】また、第2の実施形態によっても、入退場
の許可を求める識別対象者は第1及び第2の携帯通信機
21及び22Aを所持していなければならないので、一
方の携帯通信機が盗難、紛失にあっても、それを入手し
た第3者が入退場を許可されることはなく、この点から
も、セキュリティが高いということができる。
【0072】さらに、第2の実施形態によれば、入退場
の許可を求める識別対象者は第1及び第2の携帯通信機
21及び22Aを所持していなければならず、これら第
1及び第2の携帯通信機21及び22Aの一方を、他の
通信機と変更することが容易であり(当然にデータベー
スの書換を要する)、入退場管理者が、所持させる携帯
通信機の組合せを周期的などに変更させることも容易に
でき、この点からも、セキュリティが高いということが
できる。
【0073】さらにまた、第2の実施形態によれば、識
別装置本体4Aには統合した識別コードが与えられるの
で、2種類の許可条件の照合を1回の照合でまとめて行
うことができる。
【0074】(B−4)第2の実施形態の変形実施形態 上記説明においても、第2の実施形態の変形実施形態に
ついて種々言及したが、さらに、以下に例示するような
変形実施形態を挙げることができる。
【0075】第2の携帯通信機22Aに第1の携帯通信
機21に係る識別コードをも記憶しておき、第1の携帯
通信機21から識別コードが与えられたときに、記憶し
ているものと一致するかを確認し、一致しているとき
に、第2の携帯通信機22Aに係る識別コードを識別装
置本体4Aに送信し、識別装置本体4Aが第2の携帯通
信機22Aに係る識別コードに対する照合だけを行うよ
うにしても良い。
【0076】また、上記では、第1の携帯通信機21か
ら第2の携帯通信機22Aへの識別コードの通信を無線
で行うものを示したが、第1の携帯通信機21及び第2
の携帯通信機22Aとをケーブルを介して接続し、識別
コードの通信を有線で行うようにしても良い。
【0077】さらには、第1の携帯通信機21と第2の
携帯通信機22Aとを係合可能にしておき、係合させた
状態でコネクタ接続させ、コネクタを介して、第1の携
帯通信機21から第2の携帯通信機22Aへ識別コード
を与えるようにしても良い。この場合、第1の携帯通信
機21は通信機という用語が妥当でないが、特許請求の
範囲ではこの場合をも含めて第1の携帯通信機と呼ぶこ
ととする。
【0078】(C)第3の実施形態 次に、本発明による個人識別システムを入退場管理シス
テムに適用した第3の実施形態を図面を参照しながら詳
述する。
【0079】図7は、この第3の実施形態による入退場
管理システム1Bの全体構成を示すブロック図であり、
上述した第1の実施形態に係る図1との同一、対応部分
には同一、対応符号を付して示している。
【0080】図7において、第3の実施形態の入退場管
理システム1Bも、識別対象者2が所持する第1及び第
2の携帯通信機21及び22と、識別対象者2が通過し
ようとするゲートの近傍に設けられ、通過制御機構3を
制御する識別装置本体4Bとを有する。
【0081】第2の実施形態の識別装置本体4Bは、固
定通信機45Bと、識別部43Bと、表示部44とを有
する。
【0082】第3の実施形態の入退場管理システム1B
において、第1及び第2の携帯通信機21及び22、通
過制御機構3及び表示部44は第1の実施形態のものと
同様であるので、その機能説明は省略する。
【0083】なお、この第3の実施形態の場合、第1及
び第2の携帯通信機21及び22は同種のものであっ
て、その通信相手は共に、固定通信機45Bである。
【0084】第3の実施形態の固定通信機45Bは、第
1及び第2の携帯通信機21及び22と同時通信できる
ものであり、第1及び第2の携帯通信機21及び22に
記憶されている識別コードをほぼ同時に受信できるもの
である。
【0085】例えば、第1及び第2の携帯通信機21及
び22として、IDタグを適用でき、固定通信機45B
として、複数枚のIDタグの識別コードを同時読取が可
能な質問器を適用できる。
【0086】次に、第3の実施形態の入退場管理システ
ム1Bの動作を説明する。
【0087】識別装置本体4Bの識別部43Bは、例え
ば、所定周期(例えば3秒)毎に、固定通信機45Bを
介して、第1及び第2の携帯通信機21及び22に対
し、記憶している識別コードの送出を求める。
【0088】識別装置本体4Bの近傍に第1及び第2の
携帯通信機21及び22が共にあれば、第1及び第2の
携帯通信機21及び22はそれぞれ、この要求に応じ、
自己が記憶している識別コードを送出することになる。
識別部43Bは、第1及び第2の携帯通信機21及び2
2からの2種類の識別コードを受信したか否かを判別
し、受信しない場合には一連の処理を終了し、一方、2
種類の識別コードを受信した場合には、その2種類の識
別コードが内蔵するデータベースに対応付けられて登録
されているか否かを判別する。そして、2種類の識別コ
ードが対応付けられてデータベースに登録されている場
合には、識別部43Bは、入退場の許可処理を行う。
【0089】第3の実施形態によっても、セキュリティ
を考慮し、入退場の許可条件を2重にしていても、各許
可条件が共に、通信を利用した識別コードの転送である
ので、入退場の許可を求める識別対象者は第1及び第2
の携帯通信機21及び22を所持していれば何らの操作
を行う必要がないという効果を奏すると共に、操作が不
要な分だけ、許可判定に要する処理時間を短いものにで
きるという効果をも奏する。
【0090】また、第3の実施形態によっても、入退場
の許可を求める識別対象者は第1及び第2の携帯通信機
21及び22を所持していなければならないので、一方
の携帯通信機が盗難、紛失にあっても、それを入手した
第3者が入退場を許可されることはなく、この点から
も、セキュリティが高いということができる。
【0091】さらに、第3の実施形態によれば、入退場
の許可を求める識別対象者は第1及び第2の携帯通信機
21及び22を所持していなければならず、これら第1
及び第2の携帯通信機21及び22の一方を、他の通信
機と変更することが容易であり(当然にデータベースの
書換を要する)、入退場管理者が、所持させる携帯通信
機の組合せを周期的などに変更させることも容易にで
き、この点からも、セキュリティが高いということがで
きる。
【0092】さらにまた、第3の実施形態によれば、識
別装置本体4Bは、第1及び第2の携帯通信機21及び
22の識別コードを同時に入手できるので、この面から
の処理時間を短いものとすることができる。
【0093】(D)他の実施形態 上記各実施形態においては、識別装置本体からの送信要
求に応じて、携帯通信機が識別コードを送信するものを
示したが、携帯通信機が所定周期毎など自律的に識別コ
ードを送信するものであっても良い。
【0094】また、上記各実施形態の説明では言及しな
かったが、識別装置本体の回りを電磁シールドフィルム
などで囲繞して、入退場の許可判断対象者が1人だけ入
れる、面積が1〜2平方メートル程度の電磁シールド空
間を形成し、許可判断対象者を1人ずつ判定できること
を保証するようにしても良い。また、携帯通信機及び固
定通信機の交信距離を1〜2メートル程度として、許可
判断対象者を1人ずつ判定できることを保証するように
しても良い。
【0095】さらに、上記各実施形態では、識別装置本
体が、近傍にいる携帯通信機に識別コードの送信を単に
求めるものを示したが、所定条件を満たす携帯通信機に
識別コードの送信を求めるようにしても良い。例えば、
建物の玄関や建物内の電算室の入り口など、入退場の判
断を必要とする箇所が複数ある場合において、2種類の
携帯通信機を所持していても、一部の者しか入退場を認
めない箇所を設け、それを許可レベルとして、識別装置
本体のデータベース及び携帯通信機に記憶しておき、識
別装置本体が、所定の許可レベルを有する携帯通信機に
識別コードの送信を求めるようにしても良い。
【0096】さらにまた、上記各実施形態においては、
2個の携帯通信機に記憶されている識別コードの照合に
より個人を識別して入退場の許可を与えるか否かを判定
するものを示したが、これに加えて、他の許可条件を設
けるようにしても良い。例えば、キー入力されたパスワ
ードの一致や、読み取った個体の身体的特徴の一致をも
追加条件とするようにしても良い。また、追加条件も、
識別コードを記憶した携帯通信機(第3の携帯通信機)
の所持を条件とするようにしても良い。
【0097】また、上記各実施形態においては、本発明
の個人識別システムを、入退場管理システムに適用した
場合を説明したが、本発明の個人識別システムの用途は
これに限定されず、個人識別を必要とする各種のシステ
ムに適用することができる。また、発明の名称を個人識
別システムとしているが、人間以外の物体(例えば動物
や車輌など)の識別に本発明を適用することができる。
例えば、馬を厩舎から出す際の識別システムに本発明を
適用することができる。特許請求の範囲における識別対
象者の用語はこの場合を含むものとする。
【0098】
【発明の効果】以上のように、本発明の個人識別システ
ムによれば、識別対象者が所持する、それぞれが識別コ
ードを記憶している第1及び第2の携帯通信機と、第1
及び第2の携帯通信機の少なくとも一方から与えられた
識別コードの照合により、第1及び第2の携帯通信機が
所持されていること、所持されている第1及び第2の携
帯通信機の組合せが適切であることを確認し、この確認
を識別対象者の識別条件の全て又は一部としている識別
装置本体とを有するので、個人識別の条件数に比較し
て、識別に要する処理時間を短くすることができると共
に、所持物体の盗難、紛失に対するセキュリティが高い
システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の入退場管理システム(個人識
別システム)の全体構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態の識別装置本体での処理を示す
フローチャートである。
【図3】第2の実施形態の入退場管理システム(個人識
別システム)の全体構成を示すブロック図である。
【図4】第2の実施形態の第2の携帯通信機の内部構成
を示すブロック図である。
【図5】第2の実施形態の識別装置本体での処理を示す
フローチャートである。
【図6】第2の実施形態の第2の携帯通信機での処理を
示すフローチャートである。
【図7】第3の実施形態の入退場管理システム(個人識
別システム)の全体構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、1A、1B…入退場管理システム、2…識別対象
者、4、4A、4B…識別装置本体、21…第1の携帯
通信機、22、22A…第2の携帯通信機、41…第1
の固定通信機、42…第2の固定通信機、43、43
A、43B…識別部、45A…固定通信機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B035 AA14 BB09 BC01 CA23 5B058 CA15 KA02 KA06 KA13 KA33 YA20 5B085 AA08 AE04 AE23 BE07 BG03 CE08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別対象者が所持する、それぞれが識別
    コードを記憶している第1及び第2の携帯通信機と、 上記第1及び第2の携帯通信機の少なくとも一方から与
    えられた識別コードの照合により、上記第1及び第2の
    携帯通信機が所持されていること、所持されている上記
    第1及び第2の携帯通信機の組合せが適切であることを
    確認し、この確認を識別対象者の識別条件の全て又は一
    部としている識別装置本体とを有することを特徴とする
    個人識別システム。
  2. 【請求項2】 上記識別装置本体は、上記第1及び第2
    の携帯通信機からの識別コードを受信する固定通信手段
    を備え、両識別コードに基づいて、上記識別条件の充足
    を判定することを特徴とする請求項1に記載の個人識別
    システム。
  3. 【請求項3】 上記固定通信手段は、上記第1の携帯通
    信機に対応した第1の固定通信部と上記第2の携帯通信
    機に対応した第2の固定通信部とでなることを特徴とす
    る請求項2に記載の個人識別システム。
  4. 【請求項4】 上記固定通信手段は、上記第1及び第2
    の携帯通信機の双方に共通なものであることを特徴とす
    る請求項2に記載の個人識別システム。
  5. 【請求項5】 上記第1の携帯通信機は上記第2の携帯
    通信機に識別コードを送信するものであることを特徴と
    する請求項1に記載の個人識別システム。
  6. 【請求項6】 上記第2の携帯通信機は、上記第1の携
    帯通信機から与えられた識別コードと、自己が記憶して
    いる識別コードとを統合し、統合識別コードを上記識別
    装置本体に送信し、 上記識別装置本体は、統合識別コードに基づいて、上記
    識別条件の充足を判定することを特徴とする請求項5に
    記載の個人識別システム。
  7. 【請求項7】 上記第2の携帯通信機は、上記第1の携
    帯通信機に係る識別コードも記憶しており、上記第1の
    携帯通信機から与えられた識別コードが記憶している識
    別コードと一致しているときに、当該第2の携帯通信機
    に係る識別コードを上記識別装置本体に送信し、 上記識別装置本体は、上記第2の携帯通信機に係る識別
    コードに基づいて、上記識別条件の充足を判定すること
    を特徴とする請求項5に記載の個人識別システム。
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