JP2002118809A - 複数機器の制御システム - Google Patents

複数機器の制御システム

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JP2002118809A
JP2002118809A JP2000310950A JP2000310950A JP2002118809A JP 2002118809 A JP2002118809 A JP 2002118809A JP 2000310950 A JP2000310950 A JP 2000310950A JP 2000310950 A JP2000310950 A JP 2000310950A JP 2002118809 A JP2002118809 A JP 2002118809A
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JP2000310950A
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Hideo Noguchi
英男 野口
Narikazu Morikawa
成和 森川
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の番組について予約録画情報の設定が可
能なVCR5を具えたAVコントロールシステムにおい
て、予約録画時における番組の始まり部分の欠落を防止
する。 【解決手段】 本発明に係るAVコントロールシステム
1においては、TV受像機2及びVCR5を含む複数台
のAV機器が互いに直列に接続され、TV受像機2は、
VCR5から受信した選局指示コマンドに応じて、選局
動作可能状態にある場合はVCR5に選局可能コマンド
を送信すると共に前記選局指示コマンドに応じた選局動
作を実行して放送信号の出力を開始する一方、選局動作
不可能状態にある場合はVCR5に選局不可コマンドを
送信する。VCR5は、1つの番組についての選局指示
コマンドの送信後に選局可能コマンドを受信した場合
は、該番組について録画動作を開始すべきか否かの判断
を行なう一方、選局不可コマンドを受信した場合は、次
の番組について選局指示コマンドを作成して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台の機器が互
いに直列に接続され、これら複数台の機器間でコマンド
の送受信を行なうことによって複数台の機器の動作が互
いに制御される複数機器の制御システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、ヨーロッパにおいては、Proj
ect50と称される規格に準じた音響・映像コントロ
ールシステム(以下、AVコントロールシステムという)
の開発が進められている。この種のAVコントロールシ
ステムにおいては、図3に示す様に、TV受像機(2)及
びVCR(50)が両端に配置され、それらの間にDVDプ
レーヤ(3)、STB(セットトップボックス)(4)等の他
のAV機器が配置されて、これら複数台のAV機器が
“21PIN”コネクターを介して互いに直列に接続され
る。そして、これら複数台のAV機器間でコマンドの送
受信が行なわれることによって、複数台のAV機器の動
作が互いに制御される。
【0003】上記AVコントロールシステムを構成する
各AV機器は、自ら選局できないチャンネルについては
他のAV機器に選局動作を指令し、該AV機器からその
チャンネルの放送信号の供給を受けることが可能であっ
て、前記複数台のAV機器には夫々、図4に示す如き選
局情報テーブルが格納されている。該テーブルには、複
数台のAV機器の内、少なくとも1台のAV機器で選局
可能な複数のチャンネルについて、ポジション番号、周
波数又は選局が可能なAV機器のアドレス、及び放送シ
ステム名が格納されている。ここで、ポジション番号
は、各チャンネルを識別するために各チャンネルに付与
される連続番号である。又、各AV機器のアドレスは、
機器の接続時に自動的に付与されるものである。図3に
示すAVコントロールシステム(10)においては、TV受
像機(2)は、地上波チューナ及び衛星波チューナを内蔵
する一方、VCR(50)は、地上波チューナのみを内蔵し
ており、図4は、VCR(50)に格納されている選局情報
テーブルを表わしている。ポジション番号1及び2のチ
ャンネルは、VCR(50)で選局可能なチャンネル、即ち
地上放送のチャンネルであって、周波数又は選局が可能
なAV機器のアドレスの書込み欄に、そのチャンネルの
周波数が格納されている。一方、ポジション番号3及び
4のチャンネルは、VCR(50)で選局不可能なチャンネ
ル、即ち衛星放送のチャンネルであって、前記書込み欄
には、そのチャンネルの選局が可能なAV機器のアドレ
ス、即ちTV受像機(2)のアドレス“0”が格納されて
いる。
【0004】例えば、VCR(50)に対して衛星放送のチ
ャンネルの番組を録画するための操作が行なわれると、
VCR(50)は、上記選局情報テーブルを参照して、TV
受像機(2)に対する外部選局指示コマンドを作成して送
信する。ここで、外部選局指示コマンドには、送信先ア
ドレスとしてTV受像機(2)のアドレス、送信元アドレ
スとしてVCR(50)のアドレスが含められる。TV受像
機(2)は、VCR(50)から送信された外部選局指示コマ
ンドを受信し、該コマンドの受信に応じて、選局可能状
態にある場合、即ちユーザが衛星放送のチャンネルの番
組を視聴していない場合に、選局可能状態にある旨を表
わす選局可能コマンドを送信すると共にそのチャンネル
を選局して放送信号の出力を開始する一方、選局不可能
状態にある場合、即ちユーザが衛星放送の何れかのチャ
ンネルの番組を視聴している場合は、選局不可能状態に
ある旨を表わす選局不可コマンドを送信する。ここで、
選局可能コマンド及び選局不可コマンドには夫々、送信
先アドレスとしてVCR(50)のアドレス、送信元アドレ
スとしてTV受像機(2)のアドレスが含められる。VC
R(50)は、TV受像機(2)から選局可能コマンドを受信
した場合は録画動作を開始する一方、選局不可コマンド
を受信した場合は録画動作待機状態を継続する。この様
にして、TV受像機(2)からVCR(50)に衛星放送のチ
ャンネルの放送信号が供給され、VCR(50)によって該
チャンネルの番組が録画されることになる。
【0005】ところで、ヨーロッパにおいては、従来よ
り、番組の放送時間帯のずれに対処するべく、テレビジ
ョン放送信号にVPS(Video Program System)コードと
称される制御信号やPDC(Program Delivery Control)
コードと称される制御信号を重畳して送信することが行
なわれている。上記VCR(50)は、これらのVPSコー
ドやPDCコードを利用して予約録画動作を制御するこ
とが可能であると共に、複数の番組について予約録画情
報を設定することが可能であって、ユーザは、VPSコ
ードやPDCコードを利用した予約録画の際、予め、予
約録画情報、即ち録画せんとする番組の放送日、ポジシ
ョン番号、放送開始時刻、放送終了時刻、及びVPS/
PDC動作オン情報を入力する操作を行なう。
【0006】ユーザにより入力された予約録画情報は、
図5に示す如き予約録画情報テーブルに追加される。予
約録画情報テーブルには、図示の如く、プログラム番
号、放送日、ポジション番号、放送開始時刻、放送終了
時刻及びVPS/PDC情報の書込み欄が設けられてお
り、上述の如くユーザにより入力された放送日、ポジシ
ョン番号、放送開始時刻、放送終了時刻及びVPS/P
DC動作オン情報は、夫々の書込み欄に格納される。こ
の際、新たに追加される予約録画情報には、プログラム
番号として、該テーブルの最下段に格納されている予約
録画情報のプログラム番号より1だけ大きい番号が自動
的に付与され、該番号がプログラム番号の書込み欄に格
納される。
【0007】予約録画情報テーブルに予約録画情報が追
加されると、VCR(50)は、該テーブルに格納されてい
る複数の番組について順次、各番組のチャンネルの放送
信号に含まれるVPSコード或いはPDCコード(以
下、VPS/PDCコードという)と予約録画情報から
得られる予約コードが一致するか否かを判断するための
後述の一連動作を実行し、両コードが一致した時点で録
画動作を開始する。
【0008】図6は、上記VCR(50)における予約録画
開始手続きを表わしている。図5に示す予約録画情報テ
ーブルに新たな予約録画情報が追加されると、先ず、図
6のステップS11にて、プログラム番号“1”のポジ
ション番号に基づいて、プログラム番号“1”の番組の
チャンネルが選局可能であるか否かを判断し、イエスの
場合は、ステップS12にて、そのチャンネルを選局し
た後、ステップS18に移行する。
【0009】一方、ステップS11にてノーと判断され
た場合は、ステップS13にて、前記ポジション番号に
基づき外部選局指示コマンドを作成して送信した後、ス
テップS14では、時間計測を開始する。続いてステッ
プS15では、送信先アドレスとしてVCR(50)のアド
レスが含まれる何らかのコマンドが受信されたか否かを
判断し、ノーの場合は、ステップS16に移行して、所
定時間、例えば20秒間が経過したか否かを判断し、ノ
ーの場合は、ステップS15に戻る。何らかのコマンド
が受信された場合は、ステップS17にて、受信された
コマンドが選局可能コマンドであるか否かを判断し、ノ
ーの場合はステップS16に移行して、所定時間が経過
したか否かを判断する。ここで、ノーと判断された場合
は、ステップS15に戻る。所定時間内に選局可能コマ
ンドが受信された場合は、ステップS17にてイエスと
判断されて、ステップS18に移行する。
【0010】ステップS18では、受信された放送信
号、或いは他のAV機器から供給された放送信号に含ま
れるVPS/PDCコードと前記プログラム番号の予約
記録情報から得られる予約コードが一致するか否かを判
断し、ノーの場合は、ステップS11に戻って、プログ
ラム番号“2”について上記一連の手続きを実行する。
又、所定時間内に選局可能コマンドが受信されない場合
は、ステップS16にてイエスと判断され、ステップS
11に戻って、プログラム番号“2”について上記一連
の手続きを実行する。
【0011】この様にして、予約録画情報テーブルに格
納されている複数の番組について順次、コードの一致を
判断するための上記一連の手続きが実行され、コードが
一致した時点でステップS18にてイエスと判断され
て、ステップS19にて録画動作が開始される。
【0012】図5に示す例では、VCR(50)は、プログ
ラム番号“1”のチャンネル、即ち衛星放送のチャンネ
ルの選局が可能なTV受像機(2)に対する外部選局指示
コマンドを作成して送信する。その後、所定時間内にT
V受像機(2)から選局可能コマンドを受信した場合は、
TV受像機(2)からの放送信号に含まれるVPS/PD
Cコードとプログラム番号“1”の予約コードが一致す
るか否かを判断する。
【0013】両コードが一致しない場合、及び所定時間
内にTV受像機(2)から選局可能コマンドを受信しない
場合、即ちTV受像機(2)から選局不可コマンドを受信
した場合やTV受像機(2)に電源が投入されていない場
合には、プログラム番号“2”のチャンネル、即ち地上
放送のチャンネルの選局を行なった後、受信された放送
信号に含まれるVPS/PDCコードとプログラム番号
“2”の予約コードが一致するか否かを判断し、両コー
ドが一致しない場合は、プログラム番号“3”の番組に
ついてコードの一致を判断するための上記一連動作を開
始する。プログラム番号“n”の番組について上記一連
動作が終了すると、プログラム番号“1”の番組に戻っ
て、再び、該番組から順次、上記一連動作が実行され
る。上述の如くプログラム番号“1”から“n”までの
番組について上記一連動作が繰り返される過程で、VP
S/PDCコードと予約コードが一致したとき、その時
点で録画動作が開始される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
AVコントロールシステム(10)においては、予約録画時
に番組の始まり部分が欠落することがあった。特に、予
約設定されている番組の数が増加した場合に、番組の始
まり部分の欠落の発生頻度が高かった。本発明の目的
は、複数の番組について予約記録情報の設定が可能な記
録装置を具えた複数機器の制御システムにおいて、予約
記録時における番組の始まり部分の欠落を防止する。
【0015】
【課題を解決する為の手段】そこで、本発明者らは、従
来のAVコントロールシステム(10)において予約録画時
に番組の始まり部分が欠落する原因を究明すべく、鋭意
研究を行なった結果、従来のVCR(50)は、選局不可コ
マンドを受信した場合であっても、外部選局指示コマン
ドを送信してから所定時間が経過した後に次の番組につ
いてコードの一致を判断するための一連動作を開始する
ことが原因となっていることを明らかにし、本発明の完
成に至った。
【0016】即ち、従来のAVコントロールシステム(1
0)を構成するVCR(50)においては、図6に示す如く、
選局不可コマンドが受信された場合、ステップS17に
てノーと判断されてステップS16に移行し、所定時間
が経過したか否かが判断され、その後、所定時間が経過
した時点でステップS16にてイエスと判断され、ステ
ップS11に戻って、次の番組についてコードの一致を
判断するための一連の手続きが開始される。この様に、
選局不可コマンドが受信された場合においても、所定時
間が経過した後でなければ、次の番組についてコードの
一致を判断するための一連動作が開始されないため、そ
の間に他の番組の放送が開始されて、該番組の始まり部
分が欠落するのである。
【0017】本発明に係る複数機器の制御システムは、
複数台の機器が互いに直列に接続され、これら複数台の
機器間でコマンドの送受信を行なうことによって複数台
の機器の動作が互いに制御されるシステムであって、前
記複数台の機器には、放送信号を受信することが可能な
放送受信装置と、放送信号を記録媒体に記録することが
可能な記録装置とが含まれ、該システムは、放送受信装
置から得られる放送信号を記録装置に供給することが可
能なものである。放送受信装置は、記録装置から受信し
た選局指示コマンドに応じて、選局動作可能状態にある
場合は記録装置に選局可能コマンドを送信すると共に前
記選局指示コマンドに応じた選局動作を実行して放送信
号の出力を開始する一方、選局動作不可能状態にある場
合は記録装置に選局不可コマンドを送信する。そして、
記録装置は、複数の番組についての予約記録情報の設定
が可能であって、設定されている複数の番組についての
予約記録情報の内、1つの番組についての予約記録情報
に基づいて、記録動作を開始すべきか否かを判断する記
録開始判断手段と、設定されている複数の番組について
の予約記録情報の内、1つの番組についての予約記録情
報に基づき選局指示コマンドを作成して放送受信装置に
送信する選局指示コマンド送信手段と、放送受信装置か
らのコマンドを受信するコマンド受信手段と、選局指示
コマンドの送信後、受信されたコマンドが選局可能コマ
ンド、或いは選局不可コマンドの何れのコマンドである
かを判断するコマンド判断手段と、受信されたコマンド
が選局可能コマンドである場合に、前記記録開始判断手
段に対し、選局指示コマンドが送信された番組について
記録動作開始の判断動作を指令する一方、受信されたコ
マンドが選局不可コマンドである場合には、前記選局指
示コマンド送信手段に対し、次の番組について選局指示
コマンドを作成して送信すべきことを指令する第1制御
手段と、記録動作を開始すべきと判断された場合に、記
録動作を開始させる一方、記録動作を開始すべきでない
と判断された場合に、前記選局指示コマンド送信手段に
対し、次の番組について選局指示コマンドを作成して送
信すべきことを指令する第2制御手段とを具えている。
【0018】上記複数機器の制御システムにおいて、記
録装置は、予約設定されている複数の番組の何れか1つ
の番組について、選局指示コマンドを作成して放送受信
装置に送信する。放送受信装置は、記録装置からの選局
指示コマンドを受信し、該コマンドの受信に応じて、選
局可能状態にある場合は、選局可能コマンドを記録装置
に送信すると共に受信した選局指示コマンドに応じた選
局動作を実行して放送信号の出力を開始する一方、選局
不可能状態にある場合は、選局不可コマンドを記録装置
に送信する。記録装置は、選局可能コマンドを受信した
場合、上述の如く選局指示コマンドを送信した番組につ
いて記録動作を開始すべきか否かを判断し、記録動作を
開始すべきと判断した場合に記録動作を開始させる一
方、記録動作を開始すべきでないと判断した場合には、
選局指示コマンドを送信した番組の次の番組について、
選局指示コマンドを作成して放送受信装置に送信する。
又、記録装置は、選局不可コマンドを受信した場合は、
選局指示コマンドを送信した番組の次の番組について、
選局指示コマンドを作成して放送受信装置に送信する。
【0019】この様にして、予約設定されている複数の
番組について順次、記録動作を開始すべきか否かの判断
を行なうための一連動作が実行され、記録動作を開始す
べきと判断されたときに記録動作が開始される。ここ
で、本発明に係る制御システムにおいては、記録装置
は、放送受信装置から選局不可コマンドを受信した場
合、その時点で、次の番組について選局指示コマンドを
作成して送信する。従って、従来のAVコントロールシ
ステムの様に、選局不可コマンドを受信してから所定時
間が経過するまでの間に他の番組の放送が開始されるこ
とはなく、予約記録時における番組の始まり部分の欠落
を防止することが出来る。
【0020】具体的には、前記複数台の機器には、複数
台の放送受信装置が含まれ、記録装置は、更に、選局指
示コマンドの送信後、所定時間内に放送受信装置からの
コマンドが受信されない場合に、前記選局指示コマンド
送信手段に対し、次の番組について選局指示コマンドを
作成して送信すべきことを指令する第3制御手段を具え
ている。
【0021】放送受信装置に電源が投入されていない場
合、放送受信装置からは、選局可能コマンド及び選局不
可コマンドの何れのコマンドも送信されない。そこで、
上記具体的構成においては、記録装置は、選局指示コマ
ンドの送信後、所定時間内に放送受信装置からのコマン
ドを受信しない場合、次の番組について選局指示コマン
ドを作成して送信する。ここで、所定時間は、放送受信
装置から選局可能コマンド或いは選局不可コマンドの何
れかのコマンドが送信された場合に記録装置がこれらの
コマンドを受信することが可能な必要最小限の時間、例
えば5秒間に設定される。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る複数機器の制御システムに
よれば、予約記録時における番組の始まり部分の欠落を
防止することが出来る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図1に示すAV
コントロールシステム(1)に実施した形態につき、図面
に沿って具体的に説明する。本発明に係るAVコントロ
ールシステム(1)においては、図1に示す如く、従来の
AVコントロールシステムと同様に、TV受像機(2)、
DVDプレーヤ(3)、STB(セットトップボックス)
(4)、VCR(5)等の複数台のAV機器が互いに直列に
接続され、これら複数台のAV機器間でコマンドの送受
信が行なわれることによって複数台のAV機器の動作が
互いに制御される。TV受像機(2)は、地上波チューナ
及び衛星波チューナを内蔵しており、VCR(5)は、地
上波チューナのみを内蔵している。
【0024】上記AVコントロールシステム(1)を構成
する複数台のAV機器には夫々、図4に示す如き選局情
報テーブルが格納されており、VCR(5)以外の各AV
機器は、図3に示す従来のAV機器と同一構成を有して
いる。TV受像機(2)は、VCR(5)から受信した外部
選局指示コマンドに応じて、選局可能状態にある場合は
選局可能コマンドをVCR(5)に送信すると共に受信し
た外部選局指示コマンドに応じた選局動作を実行して放
送信号の出力を開始する一方、選局不可能状態にある場
合は選局不可コマンドをVCR(5)に送信する。
【0025】上記VCR(5)は、テレビジョン放送信号
に含まれるVPSコードやPDCコードを利用して予約
録画動作を制御することが可能であると共に、複数の番
組について予約録画情報を設定することが可能である。
又、上記VCR(5)には、図5に示す如き予約録画情報
テーブルが格納されており、ユーザにより入力された予
約録画情報が該テーブルに追加されると、VCR(5)
は、該テーブルに格納されている複数の番組について順
次、VPS/PDCコードと予約録画情報から得られる
予約コードが一致するか否かを判断するための一連動作
を実行し、両コードが一致した時点で録画動作が開始さ
れる。
【0026】図2は、上記VCR(5)における予約録画
開始手続きを表わしている。予約録画情報テーブルに予
約録画情報が追加されると、先ずステップS1にて、プ
ログラム番号“1”のポジション番号に基づいて、プロ
グラム番号“1”の番組のチャンネルが選局可能である
か否かを判断し、イエスの場合は、ステップS2にて、
そのチャンネルを選局した後、ステップS8に移行す
る。
【0027】一方、ステップS1にてノーと判断された
場合は、ステップS3にて、前記ポジション番号に基づ
いて外部選局指示コマンドを作成して送信した後、ステ
ップS4では、時間計測を開始する。続いてステップS
5では、送信先アドレスとしてVCR(5)のアドレスが
含まれる何らかのコマンドが受信されたか否かを判断
し、ノーの場合は、ステップS6に移行して、所定時間
が経過したか否かを判断する。ここで、所定時間は、他
のAV機器から選局可能コマンド或いは選局不可コマン
ドの何れかのコマンドが送信された場合にVCR(5)が
これらのコマンドを受信することが可能な必要最小限の
時間、例えば5秒間に設定される。ステップS6にてノ
ーと判断された場合は、ステップS5に戻る。何らかの
コマンドが受信された場合は、ステップS7にて、受信
されたコマンドが選局可能コマンドであるか否かを判断
し、イエスの場合は、ステップS8に移行する。
【0028】ステップS8では、受信された放送信号、
或いは他のAV機器から供給された放送信号に含まれる
VPS/PDCコードと前記プログラム番号の予約記録
情報から得られる予約コードが一致するか否かを判断
し、ノーの場合は、ステップS1に戻って、プログラム
番号“2”について上記一連の手続きを実行する。又、
所定時間内に選局不可コマンドが受信された場合は、ス
テップS7にてノーと判断され、ステップS1に戻っ
て、プログラム番号“2”について上記一連の手続きを
実行する。又、所定時間内に選局可能コマンド及び選局
不可コマンドの何れのコマンドも受信されない場合は、
ステップS6にてイエスと判断され、ステップS1に戻
って、プログラム番号“2”について上記一連の手続き
を実行する。
【0029】この様にして、予約録画情報テーブルに格
納されている複数の番組について順次、コードの一致を
判断するための上記一連の手続きが実行され、コードが
一致した時点でステップS8にてイエスと判断されて、
ステップS9にて録画動作が開始される。
【0030】上記VCR(5)においては、予約設定され
ている複数の番組の内、1つの番組について外部選局指
示コマンドの送信後、所定時間内に選局可能コマンドが
受信された場合は、その時点で、前記1つの番組につい
てコードの一致が判断され、コードが一致していない場
合に、次の番組についてコードの一致を判断するための
一連動作が開始される。又、所定時間内に選局不可コマ
ンドが受信された場合は、その時点で、次の番組につい
てコードの一致を判断するための一連動作が開始され
る。又、所定時間内に選局可能コマンド及び選局不可能
コマンドの何れもコマンドも受信されない場合は、所定
時間が経過した時点で、次の番組についてコードの一致
を判断するための一連動作が開始される。
【0031】本発明に係るAVコントロールシステム
(1)においては、VCR(5)は、上述の如く所定時間内
に選局不可コマンドを受信した場合、その時点で、次の
番組についてコードの一致を判断するための一連動作を
開始するので、従来のAVコントロールシステムの様
に、選局不可コマンドを受信してから所定時間が経過す
るまでの間に他の番組の放送が開始されることはなく、
予約録画時における番組の始まり部分の欠落が防止され
る。
【0032】又、従来のAVコントロールシステム(10)
を構成するVCR(50)においては、コマンドの受信を待
機する所定時間が20秒間に設定されていたのに対し、
本発明に係るAVコントロールシステム(1)を構成する
VCR(5)においては、他のAV機器から選局可能コマ
ンド或いは選局不可コマンドの何れかのコマンドが送信
された場合にVCR(5)がこれらのコマンドを受信する
ことが可能な必要最小限の時間、例えば5秒間に設定さ
れる。従って、選局可能コマンド及び選局不可コマンド
の何れのコマンドも受信されない場合において、前記所
定時間内に他の番組の放送が開始されて該番組の始まり
部分が欠落することを防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したAVコントロールシステムの
構成を表わすブロック図である。
【図2】上記AVコントロールシステムを構成するVC
Rの予約録画開始手続きを表わすフローチャートであ
る。
【図3】従来のAVコントロールシステムの構成を表わ
すブロック図である。
【図4】AVコントロールシステムを構成する各AV機
器に格納されている選局情報テーブルを表わす図であ
る。
【図5】AVコントロールシステムを構成するVCRに
格納されている予約録画情報テーブルを表わす図であ
る。
【図6】従来のAVコントロールシステムを構成するV
CRの予約録画開始手続きを表わすフローチャートであ
る。
【符号の説明】
(1) AVコントロールシステム (2) TV受像機 (3) DVDプレーヤ (4) STB (5) VCR
フロントページの続き Fターム(参考) 5C052 AB02 CC01 DD10 EE10 5C056 AA07 BA01 BA08 BA10 CA01 CA13 DA01 DA11 EA12 5D102 AA01 AC22 AC24 GA02 GA39 GA96 5K048 AA09 BA04 DA09 DB01 DC01 DC04 EA23 EB01 FC01 FC03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の機器が互いに直列に接続され、
    これら複数台の機器間でコマンドの送受信を行なうこと
    によって複数台の機器の動作が互いに制御される複数機
    器の制御システムであって、前記複数台の機器には、放
    送信号を受信することが可能な放送受信装置と、放送信
    号を記録媒体に記録することが可能な記録装置とが含ま
    れ、放送受信装置から得られる放送信号を記録装置に供
    給することが可能であって、放送受信装置は、記録装置
    から受信した選局指示コマンドに応じて、選局動作可能
    状態にある場合は記録装置に選局可能コマンドを送信す
    ると共に前記選局指示コマンドに応じた選局動作を実行
    して放送信号の出力を開始する一方、選局動作不可能状
    態にある場合は記録装置に選局不可コマンドを送信する
    複数機器の制御システムにおいて、記録装置は、複数の
    番組についての予約記録情報の設定が可能であって、 設定されている複数の番組についての予約記録情報の
    内、1つの番組についての予約記録情報に基づいて、記
    録動作を開始すべきか否かを判断する記録開始判断手段
    と、 設定されている複数の番組についての予約記録情報の
    内、1つの番組についての予約記録情報に基づき選局指
    示コマンドを作成して放送受信装置に送信する選局指示
    コマンド送信手段と、 放送受信装置からのコマンドを受信するコマンド受信手
    段と、 選局指示コマンドの送信後、受信されたコマンドが選局
    可能コマンド、或いは選局不可コマンドの何れのコマン
    ドであるかを判断するコマンド判断手段と、 受信されたコマンドが選局可能コマンドである場合に、
    前記記録開始判断手段に対し、選局指示コマンドが送信
    された番組について記録動作開始の判断動作を指令する
    一方、受信されたコマンドが選局不可コマンドである場
    合には、前記選局指示コマンド送信手段に対し、次の番
    組について選局指示コマンドを作成して送信すべきこと
    を指令する第1制御手段と、 記録動作を開始すべきと判断された場合に、記録動作を
    開始させる一方、記録動作を開始すべきでないと判断さ
    れた場合に、前記選局指示コマンド送信手段に対し、次
    の番組について選局指示コマンドを作成して送信すべき
    ことを指令する第2制御手段とを具えていることを特徴
    とする複数機器の制御システム。
  2. 【請求項2】 前記複数台の機器には、複数台の放送受
    信装置が含まれ、記録装置は、更に、選局指示コマンド
    の送信後、所定時間内に放送受信装置からのコマンドが
    受信されない場合に、前記選局指示コマンド送信手段に
    対し、次の番組について選局指示コマンドを作成して送
    信すべきことを指令する第3制御手段を具えている請求
    項1に記載の複数機器の制御システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100369474C (zh) * 2005-12-28 2008-02-13 海信集团有限公司 视频显示设备的信号源信道自动切换方法
WO2017101308A1 (zh) * 2015-12-15 2017-06-22 乐视控股(北京)有限公司 电视信号源自动切换装置

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