JP2002111122A - ファイバグレーティングを用いた波長制御装置及び安定波長レーザ光発生装置 - Google Patents

ファイバグレーティングを用いた波長制御装置及び安定波長レーザ光発生装置

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JP2002111122A
JP2002111122A JP2000295928A JP2000295928A JP2002111122A JP 2002111122 A JP2002111122 A JP 2002111122A JP 2000295928 A JP2000295928 A JP 2000295928A JP 2000295928 A JP2000295928 A JP 2000295928A JP 2002111122 A JP2002111122 A JP 2002111122A
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fiber
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control device
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JP2000295928A
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English (en)
Inventor
Junichiro Ichikawa
潤一郎 市川
Masayuki Ichioka
雅之 市岡
Taizo Nakajima
泰蔵 中島
Takeshi Sakai
猛 坂井
Hitoshi Oguri
均 小栗
Kenichi Kubodera
憲一 久保寺
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Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FBGからレーザ光源に戻る反射光を極力抑
えた波長制御装置及び安定波長レーザ光発生装置を提供
する。 【解決手段】 レーザ光源110からファイバ143で
導かれたレーザ光を第一と第二の光とに分岐する光分岐
手段122と;分岐された第一の光の中の所定の波長の
光を透過し、他の波長の光を反射するFBG210と;
第二の光を参照光として前記FBGを透過した光の光量
の変化を検出する光量変化検出手段126とを備え;F
BG210で反射された光をファイバの外部に逃がすよ
うに構成され;前記検出された光量変化をレーザ光源1
10にフィードバックするように構成された波長制御装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイバグレーテ
ィングを用いた波長制御装置及び安定波長レーザ光発生
装置に関し、特に反射光が光源に与える影響を抑えた、
ファイバグレーティングを用いた波長制御装置及び安定
波長レーザ光発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図14に示すような波長制御
装置が用いられていた。この装置では、光デバイス1か
らの光をファイバ2を通して出力し、これを光カプラ3
でファイバ4とファイバ5に分岐している。主信号8a
はファイバ4を通して伝達され、主信号8aから一部の
信号を導き出し、モニタ信号8bとして、ファイバ5を
通して取り出す。ファイバ5には、ファイバブラッググ
レーティング(FBG)6が設けられており、特定の波
長の光だけがここを透過し、残りの光8cは反射され
る。透過した光は、光デバイス1に接続された波長調整
部7に取り込まれ、光デバイス1の発信する光の波長を
一定に維持するように調整していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うな従来の波長制御装置では、FBG6は透過しなかっ
た光8cを反射する。その反射光8cはファイバ5、光
カプラ3、ファイバ2を経由して光デバイス1に戻され
る。ところがこの反射光8cは、光源、特にレーザ光源
に悪影響を与えてしまうことがあった。
【0004】そこで本発明は、ファイバグレーティング
からレーザ光源に戻る反射光を極力抑えた、ファイバグ
レーティングを用いた波長制御装置及びそのような波長
制御装置を用いた安定波長レーザ光発生装置を提供する
ことを目的にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明による波長制御装置は、例えば
図1に示すように、レーザ光源110からファイバ14
3で導かれたレーザ光を第一の光と第二の光とに分岐す
る光分岐手段122と;前記分岐された第一の光の中の
所定の波長の光を透過し、他の波長の光を反射するファ
イバグレーティング210と;前記第二の光を参照光と
して前記ファイバグレーティングを透過した光の光量の
変化を検出する光量変化検出手段126とを備え;ファ
イバグレーティング210で反射された光をファイバの
外部に逃がすように構成され;前記検出された光量変化
をレーザ光源110にフィードバックするように構成さ
れる。
【0006】このように構成すると、ファイバグレーテ
ィング210で反射された光をファイバの外部に逃がす
ように構成されるので、レーザ光源110に戻される反
射光を抑えることができる。
【0007】また請求項2に記載のように、請求項1に
記載の波長制御装置では、前記反射された光をファイバ
の外部に逃がす構成は、ファイバグレーティング210
を構成するファイバ144の光軸に対して屈折率変化部
が傾斜して設けられているようにしてもよい。
【0008】また請求項3に記載のように、請求項1ま
たは請求項2に記載の波長制御装置では、ファイバグレ
ーティング210からレーザ光源110に向けた反射光
を除去する反射光除去手段を備えるようにしてもよい。
【0009】ここで請求項4に記載のように、請求項3
に記載の波長制御装置では、前記反射光除去手段は、フ
ァイバグレーティング210とレーザ光源110との間
の前記ファイバを構成するクラッド層表面に設けられた
高屈折率材料層122a、122a’としてもよい。
【0010】典型的には、高屈折率材料の屈折率は少な
くともクラッド層の屈折率よりも高くする。好ましくは
コアの屈折率と同等とする。高屈折率材料層は膜状に設
けてもよいし、塊状に設けてもよい。高屈折率材料は典
型的には接着材である。
【0011】また請求項5に記載のように、請求項4に
記載の波長制御装置では、高屈折率材料層122a’
は、前記ファイバの屈曲部外周側に設けられるようにす
るとよい。このように構成すると、屈曲部外周に高屈折
率材料層があるので、反射光はそこに深い角度で入射し
て、高屈折率材料の方に逃げる。
【0012】さらに請求項6に記載のように、請求項5
に記載の波長制御装置では、光分岐手段122は、2本
のファイバのコアを融着して構成した光カプラであり、
高屈折率材料層122a、122bは、前記ファイバの
融着部近傍にある前記ファイバグレーティング側テーパ
ー部分に設けられているようにしてもよい。高屈折率材
料層122a、122bを設けるのは、特にファイバの
屈曲部の外周側が好ましい。
【0013】このように構成すると、高屈折率材料層
は、前記ファイバの融着部近傍にある前記ファイバグレ
ーティング側テーパー部分に設けられているので、光カ
プラから射出するときは光は外部に逃げないが、戻って
きたときに逃げる。
【0014】また請求項7に記載のように、請求項3に
記載の波長制御装置では、例えば図6(c)に示すよう
に、前記反射光除去手段は、ファイバグレーティング2
10とレーザ光源110との間の例えばファイバ143
を構成するクラッド層143bに設けられたクラッド層
を除去した部分143dであるようにしてもよい。
【0015】ここで請求項8に記載のように、請求項7
に記載の波長制御装置では、クラッド層を除去した部分
143dは、コア部143aを被覆するように残された
クラッド層143eを有するようにしてもよい。このよ
うに構成すると、残されたクラッド層が有るので、コア
部からの光が外部に逃げにくい。
【0016】また請求項9に記載のように、請求項8に
記載の波長制御装置では、クラッド層を除去した部分1
43dは、除去されたクラッド層に代えて高屈折率材料
143fが充填されているようにしてもよい。このよう
に構成すると、クラッド層を伝わってくる光が、高屈折
率材料に逃げ易くなる。
【0017】上記目的を達成するために、請求項10に
係る発明による安定波長レーザ光発生装置は、例えば図
1に示されるように、請求項1乃至請求項9のいずれか
1項に記載の波長制御装置と;前記波長制御装置に供給
するレーザ光を発生するレーザ光源110と;前記フィ
ードバックされた光量変化に応じて、レーザ光源110
の発生するレーザ光の波長を調節するコントローラ13
1とを備える。
【0018】このように構成すると、フィードバックさ
れた光量変化に応じて、レーザ光源の発生するレーザ光
の波長を調節するコントローラを備えるので、発生する
レーザ光の波長を一定の値に維持することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、各図において互い
に同一あるいは相当する部材には同一符号または類似符
号を付し、重複した説明は省略する。
【0020】図1を参照して本発明の実施の形態を説明
する。図中光源110はレーザダイオード111とこれ
にエネルギーを供給して駆動するレーザ駆動装置112
を備えている。
【0021】レーザダイオード111のレーザ光出力部
には光ファイバ141が、そしてファイバ141には光
カプラ121が接続されている。光カプラ121からは
ファイバ142とファイバ143が分岐している。ファ
イバ142は主信号を伝達するものであり、ファイバ1
43は、主信号の一部をモニタ信号として取り出すもの
である。
【0022】ファイバ143にはさらに光カプラ122
が接続され、光カプラ122からはファイバ144とフ
ァイバ145が分岐している。光カプラ122は、後で
図3、図4を参照して説明するが、2本のファイバを融
着して融着部が光カプラとして機能するようにして製造
する。また2本のファイバが融着された結果、光カプラ
からは4本のファイバが延び出た形となるが、それらが
それぞれファイバ143、144、145、146とな
る。ファイバ144、145の分岐部、即ちファイバの
融着部の近傍にはテーパが形成されるが、そのテーパ部
分には、ファイバのコアの材料とほぼ同等の屈折率を有
する接着材が、クラッド層表面に設けられた高屈折率材
料層として、接着されている。
【0023】ファイバ143には、アイソレータ230
が挿入配置されている。またファイバ143の屈曲部の
外周側には、屈折率がファイバ143のクラッドよりも
高い接着材122a’が、本発明の、クラッド層表面に
設けられた高屈折率材料層に相当するものとして、接着
されている。
【0024】また、光カプラ122の、ファイバ14
4、145と反対の側では、入射ファイバ143と逆の
ポートであるファイバ146が、反射光をモニタする光
ダイオード(PD)125と接続されている。
【0025】ファイバ144には、光ダイオード(P
D)モジュール123が接続されている。また光カプラ
122とPDモジュール123との間のファイバ144
には、ファイバブラッググレーティング(FBG)21
0が作りこまれている。FBG210は、回折格子とし
て長さ方向に屈折率が周期的に変化するように構成され
ている。この屈折率変化部がファイバの光軸に垂直では
なく、傾斜して設けられている。FBG210について
は、図2を参照して、後で詳しく説明する。
【0026】一方ファイバ145には、参照光用のPD
モジュール124が接続されている。
【0027】PDモジュール123、124は光信号を
電気信号に変換するモジュールであり、それぞれ電線1
51、152が接続されている。これらの電線は演算器
126に接続されている。演算器126は減算器を含
み、PDモジュール124からの信号が伝達する変量を
参照量として、PDモジュール123からの信号が伝達
する変量の増減を検出する。このようにして検出され
た、参照量に対する調節すべき変量の増減を、演算器1
26の出力側に接続された電線153を通して制御装置
131に送信する。制御装置131は、エネルギー供給
装置112に電気的に接続されている。
【0028】以上の装置において、光カプラ122、P
Dモジュール123、124、FBG210、演算器1
26を含んで、一実施の形態である波長制御装置が構成
され、さらに光源110、制御装置131を含んで一実
施の形態である安定波長レーザ光発生装置が構成されて
いる。
【0029】図1を参照して、以上の構成を備える波長
制御装置、及び安定波長レーザ光発生装置の作用を説明
する。レーザダイオード111から出射したレーザ光
は、ファイバ141のコアを通して光カプラ121に到
る。ここで主信号はファイバ142を通して、波長分割
多重伝送方式(WDM)等の光通信システムに供給され
る。主信号の一部は、モニタ信号として光カプラ121
でファイバ143に取り出され、光カプラ122に送ら
れる。ここでモニタ信号は2分割され、それぞれファイ
バ144、145を通してPDモジュール123、12
4に送られる。ファイバ144に送られた信号はFBG
210に到り、ここでは特定の波長の光だけが透過して
PDモジュール123に送られ、その他の波長の光は反
射され再びファイバ144を通って光カプラ122に向
けて戻される。
【0030】このときFBG210の屈折率変化部が傾
斜して設けられているので、反射した光のかなりの部分
が、ファイバ144から外部に逃げる。さらに光カプラ
のファイバの融着部近傍のテーパ部に接着された接着材
からも、かなりの量の光がファイバの外部に逃がされ
る。さらにアイソレータ230、接着材層122a’か
らも光は逃げる。したがってそのまま光源110まで戻
る反射光は極く僅かなものとなる。このようにして、本
実施の形態によれば、FBG210から反射された光が
光源110に与える影響はほとんど無視できる程度にな
る。光源に戻される反射光は−35dB以下とするのが
好ましいが、このレベルを達成することもできる。
【0031】なお光をファイバの外部に逃がす構成とし
て、傾斜FBG210、接着材層122a、アイソレー
タ230、接着材層122a’を備えるものとして説明
したが、これらの少なくとも1つを備えればよく、2
種、3種と組み合わせてもよい。傾斜FBG210を用
いない場合は、非傾斜FBG220(図2(d)参照)
とその他の逃がす構成を組み合わせる。
【0032】PD125は、光カプラ122を通して戻
される反射光をモニタするために設けられている。これ
は実験用として設けて、装置の性能を確認するためのも
のとして用いてもよいし、実機でも必要に応じてモニタ
できるように設けてもよい。アイソレータ230、接着
材層122a’はファイバ143に限らず、FBG21
0とレーザダイオード111との間のファイバのいずれ
かの部分に配置すればよい。
【0033】図2(a)は、FBG210を長さ方向側
面から見て断面して模式的に示した図である。FBG2
10は、中心に比較的高い屈折率を有するコア部分14
4aを有し、コア部分144aをそれより低い屈折率を
有するクラッド部分144bが包んで延伸して製造され
た光ファイバ144の一部に加工されて構成されてい
る。
【0034】FBG210には、第1の回折格子部とし
ての、長さ方向に屈折率が周期的に変化する屈折率変化
部211が備えられている。この部分211の長さはL
である。また、第1の回折格子211から距離Gだけ隔
てて、第2の回折格子部としての、長さ方向に屈折率が
周期的に変化する屈折率変化部212が備えられてい
る。この部分212の長さもLである。前記距離Gの部
分213は、屈折率が長さ方向に一様である。この部分
を、屈折率が変化せず一様であるところから、平坦部2
13とも呼ぶ。
【0035】またこのFBG210では、第1の屈折率
変化部211、平坦部213及び第2の屈折率変化部2
12とを含む長さL’の部分は、(c)に示すように、
その前後のファイバ部分より、ステップ状に屈折率が高
く加工されている。
【0036】ここでFBG210は、第1の屈折率変化
部211(長さL)、平坦部213(長さG)及び第2
の屈折率変化部212(長さL)とを含む、長さ2L+
Gの部分をいうものとするが、少なくとも前記3つの部
分を含めばよく、その前後の光ファイバ部分を含めてF
BGと呼んでもよい。例えば図2に示す長さL’の部
分、あるいはその前後の所定の長さの光ファイバ144
を含んだ所定の長さ部分であってもよい。
【0037】FBG210は、光カプラで光ファイバ1
44に結合してもよいが、光ファイバ144の一部に加
工して作り込むのが好ましい。
【0038】図2(b)は、屈折率変化の周期Λが長さ
方向に徐々に変化する様子を示す図である。図示のよう
に、第1の屈折率変化部211及び第2の屈折率変化部
212の屈折率の変化の各周期は、図中各周波数変化部
の左端から右端にかけて徐々に変化している。いわゆる
チャープトグレーティング(Chirped Grating)を構成
している。このFBG210では、徐々に増加するよう
に加工してある。
【0039】このようなFBGでは、屈折率の変化の周
期が等間隔、すなわちチャープの傾斜が緩いほど反射波
長(あるいは透過波長)の帯域が狭まり、チャープの傾
斜が急であるほど、反射波長の帯域が広がる。
【0040】(c)は、ファイバの長さ方向に沿った屈
折率nの変化δnを示す図である。FBG210では、
第1の屈折率変化部211の屈折率はアポダイズされて
いる。即ち、周期的に変化する屈折率変化の振幅のピー
クの包絡線を、光導波方向に振幅ゼロから単調に増加さ
せ、振幅極大値とし、そこから再び単調に減少させゼロ
に戻すようなカーブに乗せている。さらに言い換えれ
ば、図中左端から右端にかけて屈折率変化の振幅をゼロ
から徐々に増加させ左端と右端のほぼ中央で最大とな
り、再び右端に向けて減少させるように構成している。
このように始端(図中左端)と終端(図中右端)で屈折
率変化の振幅をゼロとし中央で最大とし、また左右対称
に構成する。
【0041】全く同様に第2の屈折率変化部212もア
ポダイズされている。このFBG210では、その屈折
率変化の周期(即ち屈折率変化のピーク間の距離、ある
いは間隔)、屈折率変化の周期(ピーク間の距離)の増
大程度、及び屈折率変化の振幅変化は、第1の屈折率変
化部211と略等価である。
【0042】以上説明したようにアポダイズしたチャー
プトグレーティング部を2個直列に設けると、各回折格
子領域の始点および終点は不明瞭になり、これらの点を
端点とする共振器は実効的に存在しえず、共振器長=L
+Gの単一の共振器長を持つエタロンとして機能する。
したがって、等間隔の透過ピークを有し、且つ振幅分布
が例えばガウス曲線のような単純な透過特性を得る事が
可能となる。
【0043】したがって、本実施の形態のFBG210
では、透過ピーク周期を回折格子の長さLおよび回折格
子間隔Gの和(L+G)によって調整する事ができる。
【0044】このようなFBG210を製造するには、
光ファイバのコア144aの材料として、例えば紫外線
を照射すると屈折率が変化する材料、例えばGeを含有
するものを用いる。特にGeOを含む材料は、紫外
線を照射すると露光した部分の屈折率が露光しなかった
部分に比較して高くなる。
【0045】その光ファイバに、位相マスク法により回
折パターンを転写する。位相マスク法とは、屈折率変化
の周期に合わせたスロットを有するマスクを通して光フ
ァイバに、側面から光を照射する方法である。
【0046】このとき、スロットの周期を短から長にし
た位相マスクを用いることにより、屈折率変化の周期を
徐々に変化、例えば増大させることができる。
【0047】さらに位相マスクのスロットを長手方向に
対して直角ではなく、直角から傾斜させておけば、屈折
率変化部がファイバ144の光軸(コア144aの中心
線)に対して直角ではなく、直角から傾斜して設けられ
たものを得ることができる。傾斜角度を大きくすると偏
波分散損失PDL(Polarization Dispersion Loss)が
大きくなるので、反射と偏波分散損失を考えて、FBG
の角度は決定する。
【0048】また、加工用の光の照射量を、図中左端及
び右端において中央部よりも少なくすることにより、ア
ポダイズすることができる。以上のように、このFBG
210では、ファブリペロエタロンの様な等間隔の透過
ピーク特性をつなぎ目のない一本の光ファイバによって
実現する事ができ、温度変化や衝撃などの環境外乱に対
しても安定な特性が得られる。そのため、波長多重通信
用の周波数基準や波長安定化などに用いる事が出来る。
【0049】また、ファイバ上に等間隔の透過ピーク特
性を有するFBGを実現する事が出来る。等間隔の透過
ピーク特性は、波長多重通信用光源の波長安定化や測定
器の波長基準などに用いる事が出来る。
【0050】本発明の実施の形態で用いるFBG210
では、波形が規則的に形成されているので、特に各波長
の傾斜が計算可能であり、補正係数が明確であるので、
僅かな波長のずれも容易に検出し且つ補正することがで
きる。このようにFBG210を用いれば、各発振光源
のレーザ光の波長間隔を一定値に固定、即ちロックする
ことができ、安定した光通信システムを実現することが
できる。
【0051】また波形が規則的に形成されているので、
フィルタとして使用するとき、S/Nが優れている。
【0052】図2(d)に、屈折率変化部がファイバ1
44の光軸に対して直角なFBG220を示す。FBG
220には、第1の回折格子部221、第2の回折格子
部222、第1の回折格子221と第2の第2の回折格
子部222との間には平坦部223が設けられている。
第1、第2の回折格子部の屈折率変化部が傾斜しておら
ず、ファイバ144の光軸に直角であることを除けば、
FBG210と同じ構造を有している。FBG220
は、FBG210と違って、FBGとしては反射光を外
部に逃がすことはできないが、一つの実施の形態とし
て、他の光を外部に逃がす手段と共に用いることができ
る。
【0053】図3を参照して、光カプラ122の製造方
法の一例を説明する。まずファイバ143、144を形
成する1本のファイバと、ファイバ146、145を形
成するほかの1本のファイバを交差させてセットし、ク
ランプ411、412に挟持する。2本のファイバの交
差部分をバーナ413で加熱しながら、クランプ41
1、412を互いに遠ざけるように移動させると、2本
のファイバは加熱された部分で融着しコアが一体とな
る。ファイバ144のコアの直径は例えば8〜10μm
であるとき、光カプラの融着部分のコアの直径は6〜8
μmと幾分か細くなる。
【0054】図4に、出来上がった光カプラ122を、
分岐した4本のファイバが全て見える方向から見た図を
示す。図示のように、ファイバ144、145は、融着
部に向かってテーパ部を有する。この部分に接着材12
2a、122bを接着させて固めてある。Y字型融着部
の特に外側に接着させるのが好ましい。接着材122
a、122bは、ある程度薄く塗るだけでもよいが、塊
上に固めてもよい。また接着材122a、122bの外
面は、光が散乱するように散乱加工、すりガラス加工し
てもよい。接着材122a、122bの屈折率は、コア
144aとほぼ同等の屈折率である。少なくともクラッ
ド144bの屈折率よりは高いものとする。したがって
ファイバ144、145を通って、この部分に戻って来
た反射光は、接着材122a、122bの部分から外部
に逃げる。
【0055】接着材122a、122bはテーパ部分に
接着されているので、ファイバ143側から伝送され、
光カプラ122からファイバ144、145に出るとき
は、ファイバの外部に逃げることはほとんどないが、戻
ってきたときは、接着材122a、122b部分に深い
角度で入射するので、ファイバの外部に逃げる。接着材
122a、122bは2箇所に分けて接着してある場合
で図示されているが、テーパ部分に一体で接着されてい
てもよい。
【0056】図5に光ファイバを伝送する光の様子を、
ファイバ144を例にして模式的に示す。コア144a
は屈折率がクラッド144bよりも高いので、ここを伝
送する光8bは、クラッド144bに逃げようとしても
その境界面で全反射されてコア144aに戻される結
果、伝送光はコア144aの中心に集まる。
【0057】しかしながら、FBG210で反射された
光の一部8cは、クラッド144bの部分を伝わって戻
される。屈折率が高い接着材122a、122bがクラ
ッド144bの外側、特にテーパ部分や、ファイバの屈
曲部の外側に接着されていると、このような光8cは、
その接着材とクラッドの境界に入射して屈折率の高い接
着材のほうに逃がされる。図1に示す接着材層122
a’も同様である。なお、クラッド144bの内面は、
屈折率の高いコア144aにも接触しており、光8cは
コア144aにも一部逃げて戻ってしまう。これを防止
するため、屈折率が高い接着材122a、122bは、
FBG210の近くに設けるのが好ましい。
【0058】図6の模式的な説明図を参照して、光をフ
ァイバの外部に逃がすその他の構成の例を説明する。
(a)はファイバ143に挿入配置されたアイソレータ
230を示す。ここでは単に模式的に矩形の枠で図示し
てあるが、この中にはYIGの結晶とその前(光源側)
に配置された偏光フィルタを含んで構成されている。ア
イソレータ230の一方から入射する光は偏光フィルタ
で偏光され、YIGの結晶で45度だけ偏光方向が回転
される。FBG210で反射されてアイソレータに戻っ
て来た反射光はこれを通過することにより、YIGの結
晶でさらに45度回転するので、偏光フィルタの偏光方
向に対して都合90度回転したことになる。したがって
反射光は偏光フィルタで遮光される。
【0059】図1に示すアイソレータ230の代わり
に、あるいは併用して、以下説明する構成を用いてもよ
い。
【0060】(b)はファイバ143に挿入配置された
サーキュレータ240を示す。サーキュレータ240に
は3本のファイバ143−1、143−2、143−3
が接続されており、ファイバ143−1から入射した光
はファイバ143−2に射出する。ファイバ143−2
の先に設けられたFBG210で反射されて戻って来た
反射光は、サーキュレータ240でファイバ143−1
には戻らず、ファイバ143−3に射出する。ファイバ
143−3の端部にはPD127が設けられており、反
射光の量をモニタすることができる。PD127の代わ
りに光吸収部を設けてもよい。
【0061】(c)はクラッド層143bの一部143
dを除去した反射光除去手段を示す。コア143aを残
して、コア143aの外側のクラッド143bを全周に
わたって除去してある。コア143a中を伝送される光
はこの部分を通過するが、クラッド143bを通って戻
ってきた光は、クラッド除去部分143dにおいて、除
去部分の断面で遮られてクラッドの外部に出てしまう。
クラッド除去部分143dの断面である壁面は光を散乱
させる加工、すりガラス加工を施すとよい。
【0062】(d)にクラッド除去部分143dに高屈
折率材料143fを充填した構造を示す。高屈折率材料
143fは、クラッド層143bの屈折率よりも高くす
る。コア143aの屈折率と同等にするのが好ましい。
接着材122a、122b、122a’と同じく、接着
材を用いてもよい。但し、この場合は、コア143aの
周囲のクラッド層を完全に除去するのではなく、コア1
43aの周囲に薄くクラッド層143eを残す。このよ
うにすれば、コア143aを伝送させたい光を高屈折率
材料143fに逃がすことなく、クラッド層143bを
通して戻って来た反射光だけを除去することができる。
【0063】図7の線図を参照して、FBG210を透
過する光の波長と光量の関係の一例を説明する。このF
BGでは、波長1546.20nm前後の光の反射がは
っきりと測定されている。その前後の波長の光はほぼ1
00%透過している。
【0064】図7、8の非傾斜(光軸に垂直)FBG2
20の特性を示す線図、及び図9、10、11の傾斜
(光軸に非垂直)FBG210の特性を示す線図を参照
して、FBGからの反射光の状態を説明する。この実験
では図12にフローを示すような装置を用いた。図中サ
ーキュレータ221には、光をサーキュレータ221に
導くファイバ144−1と、サーキュレータ221から
の光をFBGを介してPD123に導くファイバ144
−2と、ファイバ144−2を通して戻って来た光をP
D128に導くファイバ144−3とが接続されてい
る。
【0065】ファイバ144−1からの光はサーキュレ
ータ221を介してファイバ144−2に導かれ、FB
Gを透過しPD123に到り、透過光の光量が測定さ
れ、また一部の光はFBGで反射されサーキュレータ2
21を介してファイバ144−3に導かれ、PD128
で反射光の光量が測定された。同時にPDLを測定した
結果、角度は2度〜6度が好ましいと考え、この実験で
は、光を外部に逃がす構成としては傾斜FBG210だ
けを用いた。傾斜FBGの傾斜角度は、コアの光軸に直
角な線から5度とした。
【0066】図7の波長と透過光の光量の関係を示す線
図、及び図8の波長と反射光の光量の関係を示す線図に
よれば、FBG220では、波長1546.20nm前
後を除く波長の光がほとんど全て透過し、波長154
6.20前後の波長の光がほとんど全て反射されている
ことがはっきりと測定されている。
【0067】図9の波長と透過光の光量の関係を示す線
図によれば、FBG210では、波長1546.20n
mよりも長い波長側の光がほとんど全て透過しているこ
とがわかる。また、図10の波長と反射光の光量の関係
を示す線図によれば、反射光のレベルが低下しているこ
とがはっきりと測定されている。
【0068】図11は、図9と図10のデータを加算し
たものを百分率で示したものである。透過光と反射光の
エネルギーが保存されていれば、合計光量は全ての波長
領域でほぼ100%になるはずであるが、波長154
6.0nm以下の領域でエネルギーが明らかに減少して
いることが分かる。光ファイバでは光エネルギーの吸収
は考えられないので、このことは光がファイバの導光部
分から反射光が放射されたことを意味する。
【0069】図13のフロー図を参照して、また適宜図
1を参照して、波長制御装置の一例を説明する。PDモ
ジュール123から電線151を通して伝送される電気
信号は減算器312に導かれる。またPDモジュール1
24から電線152を通して伝送される電気信号はゲイ
ン調整器311でゲイン調整された上で、参照信号とし
て減算器312に導かれる。減算された結果は、電線1
53を通して制御装置131にフィードバックされる。
【0070】制御装置131では、導かれた信号がゼロ
になるように光源110が発信するレーザ光の波長を調
節する。調節する波長は、ゲイン調整器311で与える
ゲインKを定めることにより、所定の波長に設定するこ
とができる。即ち、図1の波長/PD出力線図(x−y
線図)に示すように、FBG210を透過する光の光量
は、その特性に応じた傾斜を有している。
【0071】仮に主信号としてロックしたい波長がx
であり、特性曲線上でxに対応するPD出力がy
あるとする。ある時点でのFBG210の透過光のPD
出力がyでありこれに対応する出力がxであるとする。
PD124からの信号にはゲインKを与えることによ
り、出力をyに設定する。yとyに差があると、減
算器312の出力y−yがゼロにならない。制御装置
131はこの差がゼロになるように、光源110から発
信される光の波長を調節する。このようにして、波長制
御装置としては光の波長を制御でき、またレーザ光発生
装置としては、所望の波長を安定的に発生することがで
きる。またPD124からの参照光を用いるので、レー
ザダイオード(LD)111の発生するレーザ光の強さ
が多少変動したとしても、それを補償することができ
る。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ファイ
バグレーティングで反射された光をファイバの外部に逃
がすように構成されるので、レーザ光源に戻される反射
光を抑えることができる波長制御装置を提供することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である安定波長レーザ光発
生装置を説明するフロー図である。
【図2】本発明の実施の形態に用いるファイバグレーテ
ィングの例を示す模式的断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に用いる光カプラの製造方
法を説明する正面図である。
【図4】図3で製造した光カプラの平面図である。
【図5】光ファイバのコアを伝送される光と反射光がク
ラッド中を伝送される様子を説明する断面図である。
【図6】光をファイバから逃がす構成を示したファイバ
の正面図と断面図である。
【図7】直角FBGの透過光と波長の関係の測定値を示
す線図である。
【図8】直角FBGの反射光と波長の関係の測定値を示
す線図である。
【図9】傾斜FBGの透過光と波長の関係の測定値を示
す線図である。
【図10】傾斜FBGの反射光と波長の関係の測定値を
示す線図である。
【図11】図9と図10のデータを加算した合計光量と
波長の関係の測定値を示す線図である。
【図12】図7〜11のデータを得るための測定装置の
フロー図である。
【図13】演算器の構成例を示すフロー図である。
【図14】従来のレーザ光発生装置を示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
110 光源 111 レーザーダイオード 112 エネルギー供給装置 121、122 光カプラ 122a、122b、122a’ 接着材 123、124、125 PDモジュール 126 演算器 131 制御装置 141、142、143、144、145、146 光
ファイバ 210 傾斜ファイバグレーティング 220 非傾斜ファイバグレーティング 311 ゲイン調整器 312 減算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 泰蔵 千葉県船橋市豊富町585 住友大阪セメン ト株式会社新規技術研究所内 (72)発明者 坂井 猛 千葉県船橋市豊富町585 住友大阪セメン ト株式会社新規技術研究所内 (72)発明者 小栗 均 千葉県船橋市豊富町585 住友大阪セメン ト株式会社新規技術研究所内 (72)発明者 久保寺 憲一 千葉県船橋市豊富町585 住友大阪セメン ト株式会社新規技術研究所内 Fターム(参考) 5F073 AB28 GA13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源からファイバで導かれたレー
    ザ光を第一の光と第二の光とに分岐する光分岐手段と;
    前記分岐された第一の光の中の所定の波長の光を透過
    し、他の波長の光を反射するファイバグレーティング
    と;前記第二の光を参照光として前記ファイバグレーテ
    ィングを透過した光の光量の変化を検出する光量変化検
    出手段とを備え;前記ファイバグレーティングで反射さ
    れた光を前記ファイバの外部に逃がすように構成され;
    前記検出された光量変化を前記レーザ光源にフィードバ
    ックするように構成された;波長制御装置。
  2. 【請求項2】 前記反射された光をファイバの外部に逃
    がす構成は、前記ファイバグレーティングを構成するフ
    ァイバの光軸に対して屈折率変化部が傾斜して設けられ
    ていることである、請求項1に記載の波長制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ファイバグレーティングから前記レ
    ーザ光源に向けた反射光を除去する反射光除去手段を備
    える、請求項1または請求項2に記載の波長制御装置。
  4. 【請求項4】 前記反射光除去手段は、前記ファイバグ
    レーティングと前記レーザ光源との間の前記ファイバを
    構成するクラッド層表面に設けられた高屈折率材料層で
    ある、請求項3に記載の波長制御装置。
  5. 【請求項5】 前記高屈折率材料層は、前記ファイバの
    屈曲部外周側に設けられた、請求項4に記載の波長制御
    装置。
  6. 【請求項6】 前記光分岐手段は、2本のファイバのコ
    アを融着して構成した光カプラであり、前記高屈折率材
    料層は、前記ファイバの融着部近傍にある前記ファイバ
    グレーティング側テーパー部分に設けられている、請求
    項5に記載の波長制御装置。
  7. 【請求項7】 前記反射光除去手段は、前記ファイバグ
    レーティングと前記レーザ光源との間の前記ファイバを
    構成するクラッド層に設けられたクラッド層を除去した
    部分である、請求項3に記載の波長制御装置。
  8. 【請求項8】 前記クラッド層を除去した部分は、コア
    部を被覆するように残されたクラッド層を有する、請求
    項7に記載の波長制御装置。
  9. 【請求項9】 前記クラッド層を除去した部分は、除去
    されたクラッド層に代えて高屈折率材料が充填されてい
    る、請求項8に記載の波長制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9のいずれか1項
    に記載の波長制御装置と;前記波長制御装置に供給する
    レーザ光を発生するレーザ光源と;前記フィードバック
    された光量変化に応じて、前記レーザ光源の発生するレ
    ーザ光の波長を調節するコントローラとを備える;安定
    波長レーザ光発生装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009512199A (ja) * 2005-10-13 2009-03-19 センシレーザー・テクノロジーズ・インコーポレーテッド レーザの位相ノイズを抑制するための方法および装置
JP2009243886A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Horiba Ltd 光分析装置
JP2014522105A (ja) * 2011-07-22 2014-08-28 インサイト フォトニック ソリューションズ,インコーポレイテッド 波長連続及び規定された時間に対する波長掃引をレーザーから動的及び適応的に生成するシステム及び方法
US9116116B2 (en) 2008-03-28 2015-08-25 Horiba, Ltd. Optical analyzer and wavelength stabilized laser device for analyzer

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