JP2002109094A - 施設稼働状況モニタリング方法 - Google Patents

施設稼働状況モニタリング方法

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JP2002109094A
JP2002109094A JP2000295620A JP2000295620A JP2002109094A JP 2002109094 A JP2002109094 A JP 2002109094A JP 2000295620 A JP2000295620 A JP 2000295620A JP 2000295620 A JP2000295620 A JP 2000295620A JP 2002109094 A JP2002109094 A JP 2002109094A
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virtual monitoring
internet
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Makoto Nishida
眞 西田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 特別な設備を必要とすることなく、インター
ネットにアクセスする環境にあれば、極めて簡単且つ迅
速に施設稼働状況をモニターでき、設備の稼働状況、故
障や異常事態の状況を正確に伝達できる設備の監視シス
テムと方法を提供する。 【解決手段】 インターネット上に監視センターを仮想
的に設ける。仮想監視センター11は、クライアント1
2のモニター監視対象のシステムからインターネットを
経由して、システムの情報を実績データベースに記録
し、上記実績データベースに記録されたデータを予め決
められた処理法により統計処理する。次いで、クライア
ント会社12は、モニター監視の対象となるシステムの
稼働状況を仮想監視センター11に問い合わせ、その稼
働状況と運用状況とを確認する。更に、保守メーカ13
は、保守の対象となるシステムの稼働状況を仮想監視セ
ンター11に問い合わせ、内容を確認する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットの
ごとき通信回線網を利用して、物流部門(或いは別個に
設けた物流センター)などに於ける機械設備の稼働状況
および異常時の状況を把握し、また入出荷品目数、入出
荷数量、格納ロケーションへの入出庫頻度など、物流部
門の運用状況を把握する、設備稼働状況のモニタリング
(監視)方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、設備稼働状況を把握するため
のモニタリングが行われているが、従来において収集さ
れる情報は、電話回線や専用線を通して機械設備に付属
するコンピュータと情報収集を行う方法がなされてお
り、情報はコンピュータ間にて1対1にて受け渡しが行
われる。また、収集される情報は、各機械設備の稼働、
停止、正常/異常、異常内容などの稼働情報であり、そ
こで処理されている物量などの運用情報は収集されてい
なかった。また、収集された情報は、契約しているクラ
イアントに対して稼働情報レポートとして文書にて報告
されるものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これまで公知
の方法では常に1対1の情報交換であるため、決まった
場所で、決まった時間でしか対処できないという大きな
制約があり、機械設備などの施設稼働状況の把握ができ
にくいものとなっていた。更に、従来の場合には収集さ
れる情報は設備の稼働、停止などの所謂稼働情報であ
り、そこで現実に展開されている(処理進行中の)物量
などの運用情報は収集されておらず、従って将来に亘っ
てどのように対処するか、といった判断と決断を即座に
できない状況にあった。このような欠点は、機械設備の
稼働、停止、正常/異常、異常内容などの稼働情報をリ
アルタイムで、しかも正確に把握する必要のある現代の
設備管理状況においては、致命的な欠陥となる心配があ
る。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、インターネット上に監視センターを仮想的に
設け、クライアント(及びその物流部門)と保守メーカ
は監視センターへの問い合わせを行い、必要な情報の受
け渡しが何処にいても、及び何時でもなし得る、新規な
施設稼働状況モニタリング方法を提供することを主たる
目的とするものである。
【0005】本発明の別の目的は、特別な設備を必要と
することなく、インターネットにアクセスする環境にあ
れば、極めて簡単且つ迅速に施設稼働状況をモニターで
きる新規な方法を提供することである。
【0006】本発明の更に別の目的は、情報として、文
字情報だけでなく、画像、動画、音声も選択的に記録す
ることで、設備の稼働状況、故障や異常事態の状況を正
確に伝達できる新規な施設稼働状況モニタリング方法を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の施設稼働状況モ
ニタリング方法は次の構成を有するものである。即ち、
請求項1に記載の方法では、インターネット上に仮想監
視センターを設ける設置ステップと、モニタ対象のシス
テムに対してシステム稼働情報を収集し、仮想監視セン
ターに通知する仕組みを追加する追加ステップと、保守
契約を締結するクライアントおよび保守メーカの各々に
対して会員登録番号を付与し、仮想監視センターに登録
する登録ステップと、仮想監視センターによって、クラ
イアント会社のモニター監視(保守)対象システムから
インターネットを経由して、システム情報を実績データ
ベースに記録する記録ステップと、仮想監視センターに
よって、上記記録された実績データを統計処理する統計
処理ステップと、クライアント会社によって、モニター
監視対象のシステムの稼働状況を仮想監視センターに問
い合わせ、その稼働状況、運用状況を確認する確認ステ
ップと、保守メーカによって、保守対象システムの稼働
状況を仮想監視センターに問い合わせて確認する保守メ
ーカ確認ステップ、とを有してなる施設稼働状況モニタ
リング方法である。
【0008】更に、本発明の上記モニタリング方法にお
いて、上記確認ステップにおいて、更に、仮想監視セン
ターからの情報に基づき、物流部門の生産性の算定及び
/又は保守のスケジューリングを行う、施設稼働状況モ
ニタリング方法である。
【0009】更に、本発明の上記保守メーカ確認ステッ
プにおいて、上記仮想監視センターからの情報に基づ
き、保守のスケジューリング及び/又は故障の分析を行
う施設稼働状況モニタリング方法である。更に、本発明
の施設稼働状況モニタリング方法は、請求項4に記載の
ように、インターネット上に仮想監視センターを構築
し、物流部門を備えた複数のクライアント会社と、複数
の保守メーカーとの間において情報の交換を行って施設
稼働状況のモニタリングを実行する方法であって、クラ
イアントのモニター監視(保守)対象システムからイン
ターネットを経由して、システム情報を実績データベー
スに記録するステップと、上記記録された実績データを
統計処理するステップと、クライアント会社によって、
モニター監視対象のシステムの稼働状況を仮想監視セン
ターに問い合わせ、その稼働状況、運用状況を確認する
確認ステップと、保守メーカによって、保守対象システ
ムの稼働状況を仮想監視センターに問い合わせて確認す
る保守メーカ確認ステップ、とを有してなる、施設稼働
状況モニタリング方法である。
【0010】
【作用】本発明においては、インターネット上に監視セ
ンターを仮想的に設け、クライアント(及びその物流部
門)と保守メーカは監視センターへの問い合わせを行
い、必要な情報の受け渡しが何処にいても、及び何時で
もなし得るものとなり、更に、特別な設備を必要としな
いで、インターネットにアクセスする環境にあるだけで
極めて簡単且つ迅速に施設稼働状況をモニターできるも
のである。本発明は更に、情報として、文字情報だけで
なく、画像、動画、音声も選択的に記録することで、設
備の稼働状況、故障や異常事態の状況を正確に伝達でき
る。
【0011】
【実施例】先ず、図1は本発明に使用するシステム全体
を示す構成例を示している。このシステム10は、全体
として、仮想監視センター11となるウエブサーバー
と、物流部門12aを直接或いは間接に包含してなる複
数のクライアント会社12と、更に、複数の保守メーカ
13とを備え、これらがインターネットなどのオープン
な通信ネットワーク14を介して互いに情報の伝達が可
能となっている。ここで、クライアント会社12は、そ
れぞれ物流部門12aをその内部に包含するか、外部に
あって直接(企業内LANにて)あるいは間接的(イン
ターネットを介して)に通信網で接続された部門であ
る。いずれの場合も、クライアント会社が独自の物流部
門を所有していることから、クライアント会社と物流部
門の端末同士は、企業内LANで接続されていることが
望ましい。
【0012】上記監視センター11には、ウエブサーバ
ーとしての機能を有するための機器が装備されており、
端末機の他に、稼働・運用実績DB(データベース)、
ファイヤウオールFWや端末機器などが含まれている。
ここで、ファイアウオール(Fire Wall)は企業内LAN
等を不正侵入から保護するシステムで、インターネット
と企業内LANの間に設置されるものである。これに
は、IPアドレスの識別によって特定のパケットだけを
通過させる単純な方法から、Proxyサーバーを用い
る方法、更には非常に複雑な認証機構を利用した方法な
ど多種の防御手法が存在するが、これは公知の手段を適
宜採用できるし、特に本発明の主題とは直接関連が無い
ので、詳細な説明は省略する。
【0013】さて、上記仮想監視センター11と、複数
のクライアント会社12および複数の保守メーカー13
との業務上の関係は、例えば図2と図3に示すような構
造となっている。図2の系統では、監視センター11
は、複数のクライアントと、複数の保守メーカー13と
の間で保守契約を結んでおり、保守メーカー13はクラ
イアント会社に対して保守を実行する関係にある。この
系統は、仮監視センターを介してクライアント会社と保
守メーカーとが情報の受け渡しがなされる構造である。
【0014】これとは別の系統として、図3に示すよう
に、クライアント会社12と監視センター11とは保守
契約で結ばれているが、監視センター11と保守メーカ
ー13との間には契約関係は存在せず、保守メーカー1
3が直接クライアント会社12と保守契約を結ぶ関係に
あり、保守メーカー13はクライアント会社12に対し
て直接保守の実行を行う。
【0015】以上のような関係が存在する監視センター
11とクライアント各社12と保守メーカー各社13と
では、次のステップにより施設稼働状況のモニタリング
を実行する。
【0016】図4において、先ず、クライアント会社1
2は、インターネット上に仮想監視センター(e-Monito
rRoom)11を設置する(ステップS−1)。次に、ク
ライアント会社12は、モニタリングの開始に先立っ
て、モニタリングを行う対象となるシステムに対して、
システム稼働情報を収集し、これを上記仮想監視センタ
ー11に通知するインターネット上の仕組みを形成する
(ステップS−2)。次に、保守契約を締結するクライ
アント会社12と保守メーカー13各社に対して、会員
登録番号を与え仮想監視センター11に登録する(ステ
ップS−3)。
【0017】ここまでのステップは、インターネット上
に仮想監視センター11を設置して、クライアント会社
12と保守メーカー13とにそれぞれの登録番号(認証
ID、認証パスワード)を付与する段階を形成するもの
であり、既に仮想監視センター11がインターネット上
に構築・設定されて、クライアントなどのIDやパスワ
ードが決定しているのであれば、次の行程(即ちステッ
プS−4)からスタートすることになる。
【0018】即ち、仮想監視センター11は、クライア
ント12のモニター監視(保守)対象のシステムからイ
ンターネットを経由して、システムの情報を実績データ
ベース(DB)に記録する(ステップS−4)。次に、
上記実績データベースに記録されたデータを予め決めら
れた処理法により、統計処理する(ステップS−5)。
【0019】次に、クライアント会社12は、モニター
監視(保守)の対象となるシステムの稼働状況を仮想監
視センター11に問い合わせ、その稼働状況と運用状況
とを確認する(ステップS−6)。このステップS−6
において、必要であれば、仮想監視センター11からの
情報に基づいて、前記クライアント会社12個々に直接
或いは間接接続された物流部門12aの生産性の算定や
保守のスケジューリングを行い、このデータを仮想監視
センター11に配信する(ステップS−6A)。
【0020】次に、保守メーカ13は、保守の対象とな
るシステムの稼働状況を仮想監視センター11に問い合
わせ、内容を確認する(ステップS−7)。このステッ
プS−7において、保守メーカー13は、保守対象の稼
働状況を仮想監視センター11に問い合わせて確認した
後で、必要に応じて仮想監視センター11からの情報に
基づいて保守のスケジューリングや故障の分析を行い、
その情報を仮想監視センター11に送り、仮想監視セン
ター11内のデータの更新を行う(ステップS−7
A)。
【0021】次に、上記三者(11,12,13)間で
の情報の受け渡しが行われる情報内容としては、次のよ
うなものである。 (1)クライアント会社から仮想監視センターへの情
報:クライアント各社12から仮想監視センター11へ
送られる情報としては、次のものがある。
【0022】1.機械設備の立ち上げ・立ち下げ時刻、
稼働開始・終了時刻、稼働回数。 2.機械設備の異常発生時刻、異常の内容、復旧時刻。 3.機械設備の使用電力などのユーティリティ消費量。 4.入出荷ケース数など物流部門の処理数。
【0023】(2)仮想監視センターから保守メーカへ
の情報:仮想監視センター11は、保守メーカー13か
らの検索/照会の要求に対して、保守契約を締結してい
るクライアント会社(及び物流部門)12の機械設備に
関する以下の情報を提供する。 1.機械設備の立ち上げ・立ち下げ時刻、稼働開始・終
了時刻、稼働回数。 2.機械設備の異常発生時刻、異常の内容、復旧時刻。 3.機械設備の使用電力などのユーティリティ消費量。 4.上記の各情報に関する統計情報(所定期間に於ける
最大、最小、平均、分散の各値、異常種別毎の発生頻度
など)。 ここで、入出荷ケース数など、クライアント会社12独
自の能力に関する情報は、保守メーカーのモニタ情報か
らは除外する。
【0024】(3)仮想監視センターからクライアント
会社への情報:仮想監視センター11は、クライアント
会社12からの検索/照会の要求に対して、クライアン
ト会社12の物流部門を構成する機械設備情報システム
に関する以下の情報を提供する。 1.機械設備の立ち上げ・立ち下げ時刻、稼働開始・終
了時刻、稼働回数。 2.機械設備の異常発生時刻、異常の内容、復旧時刻。 3.機械設備の使用電力などのユーティリティ消費量。 4.入出荷ケース数など物流部門の処理数 5.上記の各情報に関する統計情報(所定期間に於ける
最大、最小、平均、分散の各値、異常種別毎の発生頻度
など)。
【0025】次に、仮想監視センター11、物流部門1
2aを含んだクライアント会社12,および保守メーカ
ー13がそれぞれ管理する情報と処理内容は次の通りで
ある。 (1)仮想監視センターの管理情報:仮想監視センター
11は、機械設備の保守契約を結んでいるクライアント
12の物流部門12aから、この物流部門を構成する機
械設備に関する以下の情報を収集し、管理する。 1.機械設備の立ち上げ・立ち下げ時刻、稼働開始・終
了時刻、稼働回数。 2.機械設備の異常発生時刻、異常の内容、復旧時刻。 3.機械設備の使用電力などのユーティリティ消費量。 4.入出荷ケース数など物流部門の処理数 5.上記の各情報に関する統計情報(所定期間に於ける
最大、最小、平均、分散の各値、異常種別毎の発生頻度
など)。 (2)クライアント会社の処理内容:クライアント会社
12は、上記の情報を仮想監視センター11から受領
し、これに基づき、以下の情報を求めることができる。 1.各機械設備の稼働率、生産性。 2.各機械設備の保守メンテナンスの時期のスケジュー
リング。 3.各機械設備の部品交換時期。 (3)保守メーカーの処理内容:保守メーカー13は、
上記情報を仮想監視センター11から受領した情報によ
り、以下の情報を求めることが可能となる。 1.機械設備の稼働率、生産性。 2.機械設備の保守メンテナンス時期のスケジューリン
グ。 3.機械設備の部品交換時期。 4.機械設備の異常内容分析。
【0026】以上のような環境下における施設稼働状況
のモニタリングを行う方法としては、先ず、インターネ
ット上に仮想監視センター11を設置し、モニタ対象の
システムに対してシステム稼働情報を収集し、仮想監視
センター11に通知する仕組みを追加する。その後、保
守契約を締結するクライアント12および保守メーカー
13の各々に対して会員登録番号を付与し、仮想監視セ
ンターに登録する。しかる後、仮想監視センター11
は、クライアント会社12のモニター監視(保守)対象
システムからインターネットを経由して、システム情報
を実績データベースに記録し、次いで、仮想監視センタ
ー11は上記記録された実績データを統計処理する。そ
の後、クライアント会社12によって、モニター監視対
象のシステムの稼働状況を仮想監視センター11に問い
合わせ、その稼働状況、運用状況を確認し、保守メーカ
13によって、保守対象システムの稼働状況を仮想監視
センター11に問い合わせて確認する。かくして施設稼
働状況のモニタリングが可能となる。
【0027】前記の通り、以上の方法は最初にインター
ネット上に仮想監視センター11を設置して、クライア
ント会社12と保守メーカー13とにそれぞれの登録番
号(認証ID、認証パスワード)を付与する段階を形成
することから開始するものであるが、既に仮想監視セン
ター11が構築されていて、クライアント会社12や保
守会社13の各々のIDやパスワードが決定し既に登録
済みであれば、図5に示す行程から開始する。
【0028】即ち、図5に示すように、物流部門を含む
クライアント会社12および保守会社はそれぞれのI.
D.やパスワードを入力してそれの正否を問い、正しけ
れば、前記図3にて説明したステップS−4の行程を実
行し、その後は前記図3の行程と同じようにそれぞれの
処理を施し、モニタリングを終了することになる。図5
において、仮想監視センター11は、クライアント12
のモニター監視(保守)対象のシステムからインターネ
ットを経由して、システムの情報を実績データベース
(DB)に記録し(ステップS−4)、次に、上記実績
データベースに記録されたデータを予め決められた処理
法により、統計処理する(ステップS−5)。次いで、
クライアント会社12は、モニター監視(保守)の対象
となるシステムの稼働状況を仮想監視センター11に問
い合わせ、その稼働状況と運用状況とを確認する(ステ
ップS−6)。このステップS−6において、前記した
ように、必要であれば仮想監視センター11からの情報
に基づいて、前記クライアント会社12個々に直接或い
は間接接続された物流部門12aの生産性の算定や保守
のスケジューリングを行い、このデータを仮想監視セン
ター11に配信する(ステップS−6A)。更に、保守
メーカ13は、保守の対象となるシステムの稼働状況を
仮想監視センター11に問い合わせ、内容を確認する
(ステップS−7)。このステップS−7において、保
守メーカー13は、保守対象の稼働状況を仮想監視セン
ター11に問い合わせて確認した後で、必要に応じて仮
想監視センター11からの情報に基づいて保守のスケジ
ューリングや故障の分析を行い、その情報を仮想監視セ
ンター11に送り、仮想監視センター11内のデータの
更新を行う(ステップS−7A)。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、インタ
ーネット上に監視センターを仮想的に設け、クライアン
ト会社(及びその物流部門)と保守メーカは監視センタ
ーへの問い合わせを行い、必要な情報の受け渡しが何処
にいても、及び何時でも実行可能となる。また、特別な
設備を必要とすることなく、インターネットにアクセス
する環境にあれば、極めて簡単且つ迅速に施設稼働状況
をモニターできる。更に、情報として、文字情報だけで
なく、画像、動画、音声も選択的に記録することで、設
備の稼働状況、故障や異常事態の状況を正確に伝達する
ことが可能である。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、インターネットによる施設稼働
状況モニタリング方法を示す概略図である。
【図2】本発明の施設稼働状況モニタリングの方法が対
象とする仮想監視センター、とクライアント会社および
保守メーカの間の、クライアント会社(及びその物流部
門)の所有する機器設備を制作した保守メーカーの保守
メンテナンスを実施する部門契約の体系の一例を示す説
明図である。
【図3】図2同様であるが、保守メーカーの保守メンテ
ナンスを実施する部門契約の体系の別の例を示す説明図
である。
【図4】本発明の施設稼働状況モニタリングの方法を示
すフロー図である。
【図5】本発明の施設稼働状況モニタリングの他の実施
例による方法を示すフロー図である。
【符号の説明】
11 ウエブ・サーバーを含む仮想監視センター 12 物流部門を含むクライアント会社 13 クライアント会社の設備を製造した保守メーカー 14 インターネット等オープンな通信ネットワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット上に仮想監視センターを
    構築し、物流部門を備えた複数のクライアント会社と、
    複数の保守メーカーとの間において情報の交換を行って
    施設稼働状況のモニタリングを実行する方法であって、 インターネット上に仮想監視センターを設ける設置ステ
    ップと、 モニタ対象のシステムに対してシステム稼働情報を収集
    し、仮想監視センターに通知する仕組みを追加するステ
    ップと、 保守契約を締結するクライアントおよび保守メーカの各
    々に対して会員登録番号を付与し、上記仮監視センター
    に登録するステップと、 クライアント会社のモニター監視(保守)対象システム
    からインターネットを経由して、システム情報を実績デ
    ータベースに記録するステップと、 上記記録された実績データを統計処理するステップと、 クライアント会社によって、モニター監視対象のシステ
    ムの稼働状況を仮想監視センターに問い合わせ、その稼
    働状況、運用状況を確認する確認ステップと、 保守メーカによって、保守対象システムの稼働状況を仮
    想監視センターに問い合わせて確認する保守メーカ確認
    ステップ、とを有してなる、施設稼働状況モニタリング
    方法。
  2. 【請求項2】 上記クライアント会社による上記確認ス
    テップにおいて、更に、仮想監視センターからの情報に
    基づき、物流部門の生産性の算定及び/又は保守のスケ
    ジューリングを行う、請求項1の施設稼働状況モニタリ
    ング方法。
  3. 【請求項3】 上記保守メーカによる確認ステップにお
    いて、仮想監視センターからの情報に基づき、保守のス
    ケジューリング及び/又は故障の分析を行う、請求項1
    の施設稼働状況モニタリング方法。
  4. 【請求項4】 インターネット上に仮想監視センターを
    構築し、物流部門を備えた複数のクライアント会社と、
    複数の保守メーカーとの間において情報の交換を行って
    施設稼働状況のモニタリングを実行する方法であって、 クライアントのモニター監視(保守)対象システムから
    インターネットを経由して、システム情報を実績データ
    ベースに記録するステップと、 上記記録された実績データを統計処理するステップと、 クライアント会社によって、モニター監視対象のシステ
    ムの稼働状況を仮想監視センターに問い合わせ、その稼
    働状況、運用状況を確認する確認ステップと、 保守メーカによって、保守対象システムの稼働状況を仮
    想監視センターに問い合わせて確認する保守メーカ確認
    ステップ、とを有してなる、施設稼働状況モニタリング
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005182568A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Amada Co Ltd サービス提供システム及びその方法

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JP2005182568A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Amada Co Ltd サービス提供システム及びその方法

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