JP2002092649A - 画像処理装置および画像処理方法並びに記録媒体 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法並びに記録媒体

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JP2002092649A
JP2002092649A JP2001191445A JP2001191445A JP2002092649A JP 2002092649 A JP2002092649 A JP 2002092649A JP 2001191445 A JP2001191445 A JP 2001191445A JP 2001191445 A JP2001191445 A JP 2001191445A JP 2002092649 A JP2002092649 A JP 2002092649A
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Itaru Hatanaka
格 畠中
Meiki Okujima
明希 奥嶋
Tatsuya Kita
竜也 北
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2次元図形データを基に3次元図形を作成す
る画像処理装置および画像処理方法並びに記録媒体に関
し、上から見た2次元の形状と該形状の縁からの距離と
高さの入力により3次元図形を作成する画像処理装置お
よび画像処理方法並びに記録媒体を提供することを目的
とする。 【解決手段】 本発明は、3次元図形を真上から見たと
きの形状を入力し、入力された形状の最も近い縁からの
水平距離と高さの関係を示す図形入力し、入力された縁
からの水平距離と高さの関係を示す図形をグラフ関数に
変換する。該形状と該グラフとにより一意に決定される
3次元の図形を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次元図形データ
を基に3次元図形を作成する画像処理装置および画像処
理方法並びに記録媒体に係り、上から見た2次元の形状
と該形状の縁からの距離と高さの入力により3次元図形
を作成する画像処理装置および画像処理方法並びに記録
媒体に関するものである。
【0002】近年、コンピュータにおける3次元の図形
作成ツールにおいては、パーソナルコンピュータの一般
への普及、及び、パーソナルコンピュータの小型化に伴
い、ユーザに特別な知識やスキルまたは特殊な装置を必
要とせずに、直感的に3次元の図形が作成できるツール
が望まれている。
【0003】
【従来の技術】従来の3次元の図形を作成する方法とし
て、3次元の図形を構成するそれぞれの面や線、点を3
次元の座標で指定する方法(ポリゴン・ワイヤフレーム
の手法)や、空間を3次元に区切られたマスの集合とし
て表し、各マスについて図形が存在するかどうかを指定
する方法(ビットマップの手法を3次元空間に適用した
もの)がある。
【0004】また、X−Y−Zの変数を持つ連立方程式
によって空間を指定する方法もある。すなわち、変形前
の一部の領域を指定して変形できるようなベクトル場関
数を指定し、このベクトル場関数に対して変形ベクトル
を乗算することにより変形曲面を形成するようにする方
法で、特開昭62−26584号に記載されている。
【0005】さらに、特定の3次元図形への変形操作に
よって指定する方法もある。すなわち、上記特開昭62
−26584号に加えて、変形曲面のパラメータとし
て、作用点の位置、変形領域、変形ベクトルの方向、大
きさを画面を見ながら設定できるようにした方法で、特
開平7−49962号、特開平7−49963号に記載
されている。
【0006】上記の方法で3次元の図形作成を実現して
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来における方法においては、以下に述べる問題点があ
る。
【0008】上記ポリゴン・ワイヤフレームの手法や、
ビットマップの手法を3次元空間に適用した方法は、3
次元の座標を直接指定する必要があるため、利用者にと
って3次元の図形を作成するのは非常に困難であり、結
果的に図形の作成のためには特殊な装置が必要となる。
例えば、モーションキャプチャーや、特殊なゲージを使
って表面の凹凸を調べる装置、或いは、2箇所から撮影
した映像を特殊処理する装置等である。
【0009】X−Y−Zの変数を持つ連立方程式によっ
て空間を指定する方法は、実現しようとする図形の形状
毎に連立方程式を組み直す必要がある。また、膨大な量
の連立方程式のライブラリや、連立方程式を作成するた
めの高度なスキルと手間が、利用者に要求される。
【0010】特定の3次元図形への変形操作によって指
定する方法は、予め元となる3次元図形のデータ、及び
変形操作のために使用する関数を持っている必要があ
る。また、膨大な量の連立方程式のライブラリや、連立
方程式を作成するための高度なスキルと手間が、利用者
に要求される。
【0011】特開昭62−26584号、特開平7−4
9962号、特開平7−49963号にはいくつかのサ
ンプルの関数が提示されているが、図形の形状を自動的
に関数に反映する機構が含まれておらず、これらのサン
プルの関数と異なる形状の関数の作成方法については、
利用者に任されている。
【0012】上記いずれの方法においても、フリーハン
ドで描画された2次元の図形を3次元の図形に変換する
ことはできないため、3次元の図形を直感的に描画した
りすることは不可能である。
【0013】また、ユーザが特別のスキルや特殊な装
置、または、膨大なデータを持つことが前提となってい
るため、それらを持たないユーザは、作成できる3次元
の図形の範囲が大幅に制限される等により利用しにくい
場合がある。
【0014】本発明の課題は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、簡単な操作により3次元図形を作成する画
像処理装置および画像処理方法並びに記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題に鑑
みてなされたものであり、以下に述べる各手段を講じた
ことを特徴とする。
【0016】本発明における第1の発明では、第1の二
次元図形を入力する第1の入力手段と、第2の二次元図
形を入力する第2の入力手段と、前記第1の入力手段で
入力された第1の二次元図形を平面形状とし、前記第2
の入力手段で入力された第2の二次元図形を断面形状と
して、三次元図形を生成する三次元図形生成手段とを有
する画像処理装置により、立体の形状の入力を二次元の
入力で行うことができる。
【0017】本発明における第2の発明では、前記第2
の入力手段は、前記第1の入力手段で入力された平面形
状の縁からの距離と高さの関係情報を入力することによ
り、利用者は、二次元図形をグラフ化するための高度な
関数を作成する知識とスキルを必要とせず、三次元図形
の元になる形状を入力することができる。
【0018】また、前記第2の入力手段で入力された前
記第2の二次元図形を予め設定された距離と高さの座標
で示される断面形状とし、前記三次元図形生成手段は、
前記第1の入力手段で入力された前記第1の二次元図形
の所定の位置から縁までが最小となる距離を前記第2の
二次元図形の距離座標に対応させ、前記第2の二次元図
形の距離座標から求められる高さの値を前記第1の二次
元図形の該所定の位置の高さとすることにより、利用者
は、元となる三次元図形のデータや変形操作のために使
用する関数を持たなくても三次元図形を作成することが
できる。
【0019】さらに、前記第2の入力手段は、前記平面
形状の縁からの距離と高さの関係を示すグラフを作成す
るグラフ作成プログラムであることにより、利用者は、
二次元図形をデータ化するスキルを必要とせず、フリー
ハンドで図形を描画するだけで、断面形状を入力するこ
とができる。
【0020】または、前記第1および第2の入力手段
は、二次元図形作成プログラムであることにより、利用
者は、二次元図形をデータ化するスキルを必要とせず、
フリーハンドで図形を描画するだけで、三次元図形の元
になる形状を入力することができる。
【0021】本発明における第3の発明では、第1の二
次元図形を入力する第1の入力手順と、第2の二次元図
形を入力する第2の入力手順と、前記第1の入力手順で
入力された第1の二次元図形を平面形状とし、前記第2
の入力手順で入力された第2の二次元図形を断面形状と
して、三次元図形を生成する三次元図形生成手順とによ
り、立体の形状の入力を二次元の入力で行うことを可能
とする画像処理方法を提供できる。
【0022】また、前記第2の入力手順は、前記第1の
入力手順で入力された図形の形状の縁からの距離と高さ
の関係情報を入力することにより、利用者は、二次元図
形をグラフ化するための高度な関数を作成する知識とス
キルを必要とせず、三次元図形の元になる形状を入力可
能とする画像処理方法を提供できる。
【0023】さらに、前記第2の入力手順で入力された
前記第2の二次元図形を予め設定された距離と高さの座
標で示される断面形状とし、前記三次元図形生成手順
は、前記第1の入力手順で入力された前記第1の二次元
図形の所定の位置から縁までが最小となる距離を前記第
2の二次元図形の距離座標に対応させ、前記第2の二次
元図形の距離座標から求められる高さの値を前記第1の
二次元図形の該所定の位置の高さとすることにより、利
用者は、元となる三次元図形のデータや変形操作のため
に使用する関数を持たなくても三次元図形を作成可能と
する画像処理方法を提供できる。
【0024】また、前記第2の入力手順は、グラフ作成
プログラムで作成された前記平面形状の縁からの距離と
高さの関係を示すグラフを前記第2の二次元図形として
入力することにより、利用者は、二次元図形をデータ化
するスキルを必要とせず断面形状を入力可能とする画像
処理方法を提供できる。
【0025】また、前記第1および第2の入力手順は、
それぞれの二次元図形作成プログラムで作成された二次
元図形を入力することにより、利用者は、二次元図形を
データ化するスキルを必要とせず、フリーハンドで図形
を描画するだけで、三次元図形の元になる形状を入力可
能とする画像処理方法を提供できる。
【0026】本発明における第4の発明では、コンピュ
ータに、第1の二次元図形を入力する第1の入力手順
と、第2の二次元図形を入力する第2の入力手順と、前
記第1の入力手順で入力された第1の二次元図形を平面
形状とし、前記第2の入力手順で入力された第2の二次
元図形を断面形状として、三次元図形を生成する三次元
図形生成手順とにより、立体の形状の入力を二次元の入
力で行うことを可能とするプログラムが記憶されたコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体を提供できる。
【0027】本発明における第5の発明では、前記第2
の入力手順は、前記第1の入力手順で入力された図形の
形状の縁からの距離と高さの関係情報を入力することに
より、利用者は、二次元図形をグラフ化するための高度
な関数を作成する知識とスキルを必要とせず、三次元図
形の元になる形状を入力することにより、利用者は、二
次元図形をグラフ化するための高度な関数を作成する知
識とスキルを必要とせず、三次元図形の元になる形状を
入力可能とするプログラムが記憶されたコンピュータ読
み取り可能な記録媒体を提供できる。
【0028】また、前記第2の入力手順で入力された前
記第2の二次元図形を予め設定された距離と高さの座標
で示される断面形状とし、前記三次元図形生成手順は、
前記第1の入力手順で入力された前記第1の二次元図形
の所定の位置から縁までが最小となる距離を前記第2の
二次元図形の距離座標に対応させ、前記第2の二次元図
形の距離座標から求められる高さの値を前記第1の二次
元図形の該所定の位置の高さとすることにより、利用者
は、元となる三次元図形のデータや変形操作のために使
用する関数を持たなくても三次元図形を作成可能とする
プログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記
録媒体を提供できる。
【0029】さらに、前記第2の入力手順は、グラフ作
成プログラムで作成された前記平面形状の縁からの距離
と高さの関係を示すグラフを前記第2の二次元図形とし
て入力することにより、利用者は、二次元図形をデータ
化するスキルを必要とせず断面形状を入力可能とするプ
ログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記録
媒体を提供できる。
【0030】また、前記第1および第2の入力手順は、
それぞれの二次元図形作成プログラムで作成された二次
元図形を入力することにより、利用者は、二次元図形を
データ化するスキルを必要とせず、フリーハンドで図形
を描画するだけで、三次元図形の元になる形状を入力可
能とするプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り
可能な記録媒体を提供できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0032】本発明は、パーソナルコンピュータ上で動
作する、3次元図形を表示するレンダリングソフトであ
る。
【0033】図1は、本発明の一実施例のハード構成図
である。
【0034】図1に示すように、画像処理装置は、後述
する3次元図形作成プログラムを実行するCPU11、
該プログラムやデータを一時的に格納するメモリユニッ
ト12、情報の表示を制御する表示ユニット13、該プ
ログラムを実行するのにロードしたり必要なデータを格
納する記憶装置14、図形作成に必要なデータや画像を
入力するキーボード15、マウス16、タブレット1
7、及び、スキャナー18、また、該プログラム及び図
形作成に必要なデータや画像が記憶されているCD−R
OM19を備えている。尚、当該プログラムを格納する
媒体としてCD−ROM19に制限するものではなく、
コンピュータが読み取り可能な媒体であればよい。ま
た、図形作成に必要なデータや画像を入力する媒体は上
記に制限するものではなく、コンピュータが読み取り可
能な媒体であればよい。
【0035】次に、3次元図形の作成を実現する機能構
成を説明する。
【0036】本発明の3次元図形の作成方法は、ペイン
トツールとグラフ作成ツールを用い、本発明の機能を利
用してペイントルールで入力された図形を真上(または
真下)から見たときの形状とグラフ作成ツールで入力さ
れた図形の縁の形状を基にして3次元図形を作成し、レ
ンダリングに使用する素材の形状データとして取り込み
3次元図形を表示する方法である。
【0037】図2は、本発明の一実施例の機能構成図で
ある。
【0038】図2に示すように、画像処理装置100
は、入力された2次元図形を3次元図形に変換する3次
元図形制御部101、真上(または真下)から見たとき
の形状を2次元図形として入力する第一の2次元図形入
力部102、上記2次元図形の縁からの距離と高さを示
す形状を入力する第二の2次元図形入力部103、3次
元図形の出力処理をする3次元図形出力部104、3次
元図形の作成に必要な関数及び図形データを格納する記
憶装置105、3次元図形を表示させる表示処理部10
6とを有する。
【0039】3次元図形制御部101は、第一の2次元
図形入力部102で入力された真上(または真下)から
見たときの形状を、第二の2次元図形入力部103で入
力された縁からの距離と高さを示す形状とに基づき3次
元の図形を生成し、3次元図形出力部104に生成され
た3次元図形を出力させる。
【0040】また、3次元図形制御部101は、第一の
2次元図形入力部102または第二の2次元図形入力部
103により入力された形状が変更された場合、変更し
た3次元図形をリアルタイムで表示するように制御す
る。
【0041】第一の2次元図形入力部102は、ペイン
トツールを利用し、真上から見たときの形状をマウス1
6、タブレット17、スキャナー18、又は、CD−R
OM等により入力された図形を、2次元図形データに変
換する。例えば、変数x、yで示されるビットマップ関
数b=B(x,y)等に変換する。なお、既に存在して
いる2次元図形データのファイルを処理対象として選択
するだけでもよい。
【0042】すなわち、利用者が、メニューよりペイン
トツールを選択し、図形を真上から見たときの形状を入
力すると、該形状は、第一の2次元図形入力部102で
2次元図形データに変換された後、空間内に表示され
る。
【0043】第二の2次元図形入力部103は、第一の
2次元図形入力部102で入力された真上から見たとき
の形状の縁からの距離と高さをキーボード15、マウス
16、タブレット17等により入力し、2次元図形デー
タに変換する。例えば、縁からの距離を変数r、高さの
値をzで示されるグラフ関数z=Z(r)等に変換す
る。なお、既に存在している2次元図形データのファイ
ルを処理対象として選択するだけでもよい。
【0044】すなわち、利用者が、ペイントツールを利
用して入力した前記形状を選択し、さらに、メニューよ
りグラフ作成ツールを選択し、図形の縁からの距離と高
さの関係を示すグラフを入力すると、該グラフは、第二
の2次元図形入力部103で2次元図形データに変換さ
れる。その後、3次元図形制御部101によって2次元
図形データに変換された該形状と該グラフのデータは3
次元図形制御部101で立体化され、立体化された図形
が画面に表示される。
【0045】3次元図形出力部104は、3次元図形制
御部101で制御された2次元データを空間内に表示さ
せたり、変換された3次元図形データに基づき立体化さ
れた図形を出力する制御を行う。
【0046】記憶装置105は、3次元図形を処理する
のに必要な基本関数や図形のデータを格納する他、3次
元図形を処理中に生成される関数や配列のデータを格納
する。
【0047】縁からの距離と高さの関係を指定するため
に使用できる多種多様なグラフデータは、あらかじめサ
ンプルとして記憶装置105に格納しておき、例えば、
4分の1円の形状のグラフを使用することでキャラクタ
のイラストから縁が丸く盛り上がったふわふわした3次
元の人形を作成したり、テキストデータから縁が丸く盛
り上がったフォントを作成したり、2次元の模様のデー
タから3次元の模様を作成したりすることが簡単に行え
る。
【0048】表示処理部106は、3次元図形出力部1
04で制御された3次元図形データを画面に表示する。
【0049】上記により得られた立体化された図形の形
状を修正する場合には、図形を真上から見たときの形状
のみ、もしくは図形の縁からの距離と高さの関係のみを
変更することにより、図形の形状を修正することが可能
である。
【0050】図形を真上から見たときの形状を変更した
場合、図形の縁からの距離と高さの関係を指定し直す必
要はない。また、図形の縁からの距離と高さの関係を変
更した場合、図形を真上から見たときの形状を指定し直
す必要はない。
【0051】本発明によれば、図形を真上から見たとき
の形状、もしくは図形の縁からの距離と高さの関係のい
ずれかを変更すると、直ちに新しいデータに従って図形
が修正され立体化されるため、立体化された図形の形状
を目で確認しながらリアルタイムに図形の形状を修正で
きる。
【0052】また、本発明の3次元図形の作成方法で
は、ポリゴンデータとして与えられた3次元の図形を取
り込んで表示することも可能である。
【0053】次に、2次元図形データ及び3次元図形デ
ータの例を説明する。
【0054】図3は、本発明の一実施例の図形を真上か
ら見たときの形状のデータフォーマットを示す図であ
る。
【0055】図3(A)は、真上から見たときの形状を
x軸とy軸の2次元の座標上に表示した図である。
【0056】第一の2次元図形入力部102は、入力さ
れた真上から見たときの形状を2次元のビットマップデ
ータに変換するため、該形状をx軸とy軸の2次元の座
標上に展開する。
【0057】図3(B)は、枡目状に区切られた座標上
に該形状を表示した図である。
【0058】第一の2次元図形入力部102は、空間を
枡目状に区切り、それぞれの枡目の中に図形が含まれて
いるかどうかをデータに変換する。例えば、枡目に図形
が無い場合は0、有る場合は1とする。
【0059】図形の判断は、カラーや濃度を含むビット
マップデータが一般に使用されているので、特定の色又
は濃度の部分を図形と見なすことにより可能となる。例
えば、カラービットマップが与えられた場合は、黒以外
の部分全てを図形と見なし、或いは、濃度を含むビット
マップが与えられた場合は、濃度0以外の部分を図形と
見なす等の方法で、図形の判断は可能となる。
【0060】図3(C)は、枡目毎に図形の存在をビッ
トマップデータとして表現した図である。
【0061】第一の2次元図形入力部102は、図形の
存在を2次元のビットマップデータに変換する。例え
ば、変換されたデータは、b=B(x,y)などで表現
される。
【0062】図4は、本発明の一実施例の図形の縁から
の距離と高さを示すデータフォーマットを説明する図で
ある。
【0063】図4(A)は、図形の縁からの距離と高さ
をz軸とr軸の2次元の座標上に表示した図である。
【0064】第二の2次元図形入力部103は、入力さ
れた図形の縁からの距離と高さを1次元の配列データに
変換するため、該形状をz軸とr軸の2次元の座標上に
展開する。
【0065】図4(B)は、枡目状に区切られた座標上
に該形状を表示した図である。
【0066】第二の2次元図形入力部103は、空間を
枡目状に区切り、それぞれの枡目に対応する高さ、つま
り、z軸方向の値をデータとする。
【0067】図4(C)は、枡目毎に図形の縁からの距
離と高さをデータとして表現した図である。
【0068】第二の2次元図形入力部103は、該形状
を1次元の配列データに変換する。例えば、変換された
データは、z=Z(r)などで表現される。
【0069】配列データは、関数やビットマップデータ
から抽出することも可能である。例えば、関数が与えら
れた場合は、枡目のそれぞれについて関数値を求めるこ
とにより配列データを作成でき、ビットマップデータが
与えられた場合には、それぞれのx座標について、最も
y座標が大きい位置にある図形のy座標を拾うことによ
り配列データを作成できる。
【0070】図5は、本発明の一実施例の3次元図形の
形状を示すデータフォーマットを説明する図である。
【0071】図5(A)は、真上から見たときの3次元
図形の形状をx軸とy軸の2次元の座標上に表示した図
である。
【0072】3次元図形制御部101は、真上から見た
ときの3次元図形の形状をx軸とy軸の2次元の座標上
に展開する。
【0073】図5(B)は、枡目状に区切られた座標上
に該形状を表示した図である。
【0074】3次元図形制御部101は、空間を枡目状
に区切り、それぞれの枡目に相当する位置の図形の高さ
の情報を入力する。枡目に図形が存在しない場合は、図
形が存在しないことを示す情報を入力する。
【0075】図5(C)は、枡目毎に図形の高さ情報を
ビットマップデータとして表現した図である。
【0076】3次元図形制御部101は、図形の高さ情
報を2次元のビットマップデータに変換する。例えば、
変換されたデータは、b=B(x,y)などで表現され
る。
【0077】図5に示される3次元図形のデータフォー
マットは、回転などによりx−y座標と高さが一意に対
応しなくなった場合に使用できないので、より一般的な
ポリゴンに変換する方法を次に説明する。
【0078】図6は、本発明の一実施例の3次元図形の
形状を示す他のデータフォーマットを説明する図であ
る。
【0079】先ず、図6(A)に示すように、x−y座
標を枡目状に区切る。
【0080】次に、図6(B)に示すように、区切った
枡目を斜めに2分割して3角形の集まりを作成する。そ
れぞれの3角形の頂点に対応する図形の高さを結んだ3
角形はねじれのない平面になるので、そのままポリゴン
データとして利用できる。3次元図形制御部101は、
3角形の頂点に対応する図形の高さをデータとして取り
込んでいく。
【0081】そして、図6(C)に示すように、例え
ば、左下から順に3角形の頂点の座標を列挙し、データ
を作成する。
【0082】3次元図形制御部101は、x=0,y=
0を起点として、x−y平面座標と高さZを(i、j、
ij)で表現し、また、3角形の頂点座標の3つを一組
にしてデータフォーマットを作成する。
【0083】次に、本発明の3次元図形を作成するため
の制御を説明する。
【0084】本発明の3次元の図形作成は、図形を真上
から見たときの形状の内点と外点を求め、内点と外点の
最短距離と内部の点における高さを求めることにより実
現される。
【0085】図7は、本発明の一実施例の3次元図形作
成のフローチャート図である。
【0086】図7に示すように、本発明の3次元図形作
成は、3次元図形M1 の内容をクリアするステップS1
01、yにY0 を代入するステップS102、Y1 <y
をチェックするステップS103、xにX0 を代入する
ステップS104、X1 <xをチェックするステップS
105、点P1 (x,y)がM0 の内部かをチェックす
るステップS106、rmin に無限大を代入するステッ
プS107、y’にY 0 を代入するステップS108、
<y’をチェックするステップS109、x’にX
0 を代入するステップS110、X<x’をチェック
するステップS111、点P2 (x’,y’)がM0
内部かをチェックするステップS112、P1 とP2
距離rを求めるステップS113、rがrmin より小さ
い場合、rmin にrを代入するステップS114、x’
の値を1増やすステップS115、y’の値を1増やす
ステップS117、高さzを求めるステップS119、
zをP1 に対応する高さとするステップS120、xの
値を1増やすステップS121とで構成される。
【0087】ここで、図形を真上から見たときの形状を
0 、図形の縁からの距離と高さの関係をZとする。M
0 はビットマップB(x,y)によって、zは配列Z
(r)によって与えられる。また、得られる3次元の図
形をM1 とし、M1 は2次元の配列F(x,y)で示さ
れる。
【0088】先ず、図形を真上から見たときの形状M0
の範囲を取得し、x,yの最小値(x0 ,y0 )と最大
値(x1 ,y1 )を決定する。
【0089】3次元図形M1 の内容をクリアするステッ
プS101は、データを初期化するために3次元図形M
1 の内容をクリアし、F(x,y)の全体を無値に設定
する。
【0090】yにY0 を代入するステップS102は、
yに初期値Y0 を代入する。
【0091】Y1 <yをチェックするステップS103
は、yが最大値Y1 を超えていないかを判断する。超え
ている場合は、処理を終了する。超えていない場合は、
ステップS104を行う。
【0092】xにX0 を代入するステップS104は、
xに初期値Xを代入する。
【0093】X1 <xをチェックするステップS105
は、xが最大値X1を超えていないかを判断する。超え
ている場合は、yの値を1増やし(ステップS12
3)、ステップS103に戻る。超えていない場合は、
ステップS106を行う。
【0094】点P1 (x,y)がM0 の内部かをチェッ
クするステップS106は、(x,y)で指定される点
をP1 とし、P1 がM0 の内部であるかどうかを判断す
る。すなわち、上記図3よりビットマップデータ関数B
(x,y)の値が0でなければM0 の内部を示し、B
(x,y)の値が0ならばM0 の外部を示す。P1 がM
0 の内部の場合は、ステップS107を行う。外部の場
合は、xの値を1増やし(ステップS121)、ステッ
プS105に戻る。
【0095】rmin に無限大を代入するステップS10
7は、rmin とzを初期化する。r min に無限大を代入
し、zに無値を代入する。
【0096】y’にY0 を代入するステップS108
は、y’に初期値Y0 を代入する。
【0097】Y1 <y’をチェックするステップS10
9は、y’が最大値Y1 を超えていないかを判断する。
超えている場合は、ステップS119を行う。超えてい
ない場合は、ステップS110を行う。
【0098】x’にX0 を代入するステップS110
は、x’に初期値X0 を代入する。
【0099】X1 <x’をチェックするステップS11
1は、x’が最大値X1 を超えていないかを判断する。
超えている場合は、y’の値を1増やし(ステップS1
17)、ステップS109へ戻る。超えていない場合
は、ステップS112を行う。
【0100】点P2 (x’,y’)がM0 の内部かをチ
ェックするステップS112は、(x’,y’)で指定
される点をP2 とし、P2 がM0 の内部であるかどうか
を判断する。すなわち、上記図3よりビットマップデー
タ関数B(x’,y’)の値が0でなければM0 の内部
を示し、B(x’,y’)の値が0ならばM0 の外部を
示す。P2 がM0 の内部の場合は、x’の値を1増やし
(ステップS115)、ステップS111へ戻る。外部
の場合は、ステップS113を行う。
【0101】P1 とP2 の距離rを求めるステップS1
13は、M0 の内部の点P1 と外部の点P2 との距離r
を求める。
【0102】
【数1】 rがrmin より小さい場合、rmin にrを代入するステ
ップS114は、rがrmin より小さい場合のみrmin
にrを代入し、大きい場合はそのままの値とする。x’
の値を1増やし(ステップS115)、ステップS11
1へ戻る。
【0103】高さzを求めるステップS119は、r
min を縁からの距離とし、対応する高さzを求める。
【0104】z←Z(rmin ) zをP1 に対応する高さとするステップS120は、z
をP1 に対応する高さとして格納する。
【0105】F(x,y)←z 上記フローによる処理結果は、F(x,y)として出力
される。
【0106】次に、本発明の一実施例の3次元曲面の例
を図8、図9、図10で示す。なお、各図における
(A)の形状およびサイズと(C)の底面部分の縁形状
およびサイズは等しいものである。
【0107】図8は、本発明の一実施例の3次元曲面
(その1)を示す図である。
【0108】図8(A)は、真上から見たときの形状を
示す図であり、図2に示す第一の2次元図形入力部10
2で、円形が入力された状態を示す。
【0109】図8(B)は、縁からの距離と高さの関係
を示すグラフであり、図2に示す第二の2次元図形入力
部103で、縁からの距離と高さの関係を山型で示すグ
ラフが入力された状態を示す。
【0110】図8(C)は、3次元曲面を示す図であ
り、図8(A)と図8(B)とから生成される3次元曲
面である。円形の形状からドーナツ状の3次元曲面が生
成される一例である。
【0111】図9は、本発明の一実施例の3次元曲面
(その2)を示す図である。
【0112】図9(A)は、真上から見たときの形状を
示す図であり、図2に示す第一の2次元図形入力部10
2で、図8(A)と同様の円形が入力された状態を示
す。
【0113】図9(B)は、縁からの距離と高さの関係
を示すグラフであり、図2に示す第二の2次元図形入力
部103で、縁からの距離と高さの関係を曲線と水平線
で示すグラフが入力された状態を示す。
【0114】図9(C)は、3次元曲面を示す図であ
り、図9(A)と図9(B)とから生成される3次元曲
面である。円形の形状から上側面の平らな台形状の3次
元曲面が生成される一例である。
【0115】図10は、本発明の一実施例の3次元曲面
(その3)を示す図である。
【0116】図10(A)は、真上から見たときの形状
を示す図であり、図2に示す第一の2次元図形入力部1
02で、図8(A)の円形と四角形を組み合わせた形状
が入力された状態を示す。
【0117】図10(B)は、縁からの距離と高さの関
係を示すグラフであり、図2に示す第二の2次元図形入
力部103で、縁からの距離と高さの関係を山型で示す
グラフが入力された状態を示す。
【0118】図10(C)は、3次元曲面を示す図であ
り、図10(A)と図10(B)とから生成される3次
元曲面である。円形と四角形を組み合わせた形状から一
側面が斜めに平らなドーナツ状の3次元曲面が生成され
る一例である。
【0119】さらに、本発明の3次元図形の作成方法を
文字に適応させた例を以下に示す。
【0120】図11は、本発明の一実施例の文字に適応
した立体の形状を示す図である。
【0121】図11(A)は、x=0、y=0を通る直
線と四角形から円錐又は四角錐を生成し、さらに、英大
文字Aに適応した例を示す。
【0122】図11(B)は、x=0、y=0を通る直
線と水平線を組み合わせたグラフと四角形から縁が斜め
に切り取られた台形もしくは頂上の切り取られた円錐形
を生成し、さらに、英大文字Aに適応した例を示す。
【0123】図11(C)は、4分の1円を示す曲線と
水平線を組み合わせたグラフと四角形から縁が丸く削ら
れた板をお盆を伏せたような形状を生成し、さらに、プ
ラス(+)記号に適応した例を示す。
【0124】なお、図11で使われたグラフを表す式
は、それぞれ、
【0125】
【数2】 である。
【0126】上述の如く、入力はいずれも2次元の図形
であるため、一般的な2次元用の画像入力手段や画像作
成手段、例えば、従来のペイントツールやグラフ作成ツ
ール等が使用でき、既存の2次元図形あるいはフリーハ
ンドの入力がそのまま利用可能である。このため、従来
技術のような特殊な装置、3次元図形のデータ、変形操
作手段のためのライブラリ、或いは、高度なスキルを必
要とせず簡単に3次元の図形を作成することができる。
また、出力結果をリアルタイムで確認しながら図形の形
状を変更することが可能である。
【0127】尚、本発明により生成された3次元データ
は、他のプログラムで使用できるデータフォーマットに
することで、本発明によるレンダリングソフトだけでな
く、CAD等の他のプログラムでも使用可能となる。
【0128】以下に付記を記す。
【0129】(付記1) 第1の二次元図形を入力する
第1の入力手段と、第2の二次元図形を入力する第2の
入力手段と、前記第1の入力手段で入力された第1の二
次元図形を平面形状とし、前記第2の入力手段で入力さ
れた第2の二次元図形を断面形状として、三次元図形を
生成する三次元図形生成手段とを有する画像処理装置。
【0130】(付記2) 前記第2の入力手段は、前記
第1の入力手段で入力された平面形状の縁からの距離と
高さの関係情報を入力することを特徴とする付記1記載
の画像処理装置。
【0131】(付記3) 前記第2の入力手段で入力さ
れた前記第2の二次元図形を予め設定された距離と高さ
の座標で示される断面形状とし、前記三次元図形生成手
段は、前記第1の入力手段で入力された前記第1の二次
元図形の所定の位置から縁までが最小となる距離を前記
第2の二次元図形の距離座標に対応させ、前記第2の二
次元図形の距離座標から求められる高さの値を前記第1
の二次元図形の該所定の位置の高さとすることを特徴と
する付記2記載の画像処理装置。
【0132】(付記4) 前記第2の入力手段は、前記
平面形状の縁からの距離と高さの関係を示すグラフを作
成するグラフ作成プログラムであることを特徴とする付
記1又は2記載の画像処理装置。
【0133】(付記5) 前記第1および第2の入力手
段は、二次元図形作成プログラムであることを特徴とす
る付記1記載の画像処理装置。
【0134】(付記6) 第1の二次元図形を入力する
第1の入力手順と、第2の二次元図形を入力する第2の
入力手順と、前記第1の入力手順で入力された第1の二
次元図形を平面形状とし、前記第2の入力手順で入力さ
れた第2の二次元図形を断面形状として、三次元図形を
生成する三次元図形生成手順とを有する画像処理方法。 (付記7) 前記第2の入力手順は、前記第1の入力手
順で入力された図形の形状の縁からの距離と高さの関係
情報を入力することを特徴とする付記6記載の画像処理
方法。
【0135】(付記8) 前記第2の入力手順で入力さ
れた前記第2の二次元図形を予め設定された距離と高さ
の座標で示される断面形状とし、前記三次元図形生成手
順は、前記第1の入力手順で入力された前記第1の二次
元図形の所定の位置から縁までが最小となる距離を前記
第2の二次元図形の距離座標に対応させ、前記第2の二
次元図形の距離座標から求められる高さの値を前記第1
の二次元図形の該所定の位置の高さとすることを特徴と
する付記7記載の画像処理方法。
【0136】(付記9) 前記第2の入力手順は、グラ
フ作成プログラムで作成された前記平面形状の縁からの
距離と高さの関係を示すグラフを前記第2の二次元図形
として入力することを特徴とする付記7又は8記載の画
像処理方法。
【0137】(付記10) 前記第1および第2の入力
手順は、それぞれの二次元図形作成プログラムで作成さ
れた二次元図形を入力することを特徴とする付記6記載
の画像処理方法。
【0138】(付記11) コンピュータに、第1の二
次元図形を入力する第1の入力手順と、第2の二次元図
形を入力する第2の入力手順と、前記第1の入力手順で
入力された第1の二次元図形を平面形状とし、前記第2
の入力手順で入力された第2の二次元図形を断面形状と
して、三次元図形を生成する三次元図形生成手順とを実
行させるプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り
可能な記録媒体。 (付記12) 前記第2の入力手順は、前記第1の入力
手順で入力された図形の形状の縁からの距離と高さの関
係情報を入力することを特徴とする付記11記載のコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体。 (付記13) 前記第2の入力手順で入力された前記第
2の二次元図形を予め設定された距離と高さの座標で示
される断面形状とし、前記三次元図形生成手順は、前記
第1の入力手順で入力された前記第1の二次元図形の所
定の位置から縁までが最小となる距離を前記第2の二次
元図形の距離座標に対応させ、前記第2の二次元図形の
距離座標から求められる高さの値を前記第1の二次元図
形の該所定の位置の高さとすることを特徴とする付記1
2記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0139】(付記14) 前記第2の入力手順は、グ
ラフ作成プログラムで作成された前記平面形状の縁から
の距離と高さの関係を示すグラフを前記第2の二次元図
形として入力することを特徴とする付記11又は12記
載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0140】(付記15) 前記第1および第2の入力
手順は、それぞれの二次元図形作成プログラムで作成さ
れた二次元図形を入力することを特徴とする付記11記
載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0141】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
効果を実現することができる。
【0142】本発明によれば、立体を真上から見たとき
の形状を入力し、入力された該形状の縁からの距離と高
さを示す形状を入力し、入力された2種類の形状に基づ
き3次元の図形を生成することにより、利用者は、2次
元の形状を入力するのみで、特殊な装置や高度なスキル
を要求する関数の作成等を必要とせず3次元の図形を簡
単に作成することができる等の特長を有する。
【0143】また、本発明によれば、立体を真上から見
たときの形状を2次元図形のデータに変換し、入力され
た該形状の縁からの距離と高さを示す形状をグラフ関数
に変換し、変換された2次元図形のデータと変換された
グラフ関数に基づき3次元の図形を生成することによ
り、利用者は、2次元の形状をデータに変換する従来の
ペイントツールで立体を真上から見たときの形状を入力
でき、2次元の形状をグラフ関数に変換する従来のグラ
フ作成ツールで縁からの距離と高さを示す形状を入力す
ることができるため、本発明を利用するための特別な知
識を必要とすることなく3次元の図形を効率よく作成す
ることができる等の特長を有する。
【0144】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のハード構成図である。
【図2】本発明の一実施例の機能構成図である。
【図3】本発明の一実施例の図形を真上から見たときの
形状のデータフォーマットを説明する図である。
【図4】本発明の一実施例の図形の縁からの距離と高さ
を示すデータフォーマットを説明する図である。
【図5】本発明の一実施例の3次元図形の形状を示すデ
ータフォーマットを説明する図である。
【図6】本発明の一実施例の3次元図形の形状を示す他
のデータフォーマットを説明する図である。
【図7】本発明の一実施例の3次元図形作成のフローチ
ャート図である。
【図8】本発明の一実施例の3次元曲面(その1)を示
す図である。
【図9】本発明の一実施例の3次元曲面(その2)を示
す図である。
【図10】本発明の一実施例の3次元曲面(その3)を
示す図である。
【図11】本発明の一実施例の文字に適応した立体の形
状を示す図である。
【符号の説明】
11 CPU 12 メモリユニット 13 表示ユニット 14 記憶装置 15 キーボード 16 マウス 17 タブレット 18 スキャナー 19 CD−ROM 100 画像処理装置 101 3次元図形制御部 102 第一の2次元図形入力部 103 第二の2次元図形入力部 104 3次元図形出力部 105 記憶装置 106 表示処理部
フロントページの続き (72)発明者 北 竜也 東京都稲城市大字大丸1405番地 株式会社 富士通パソコンシステムズ内 Fターム(参考) 5B050 BA07 BA09 BA18 CA07 DA10 EA13 EA28

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の二次元図形を入力する第1の入力
    手段と、 第2の二次元図形を入力する第2の入力手段と、 前記第1の入力手段で入力された第1の二次元図形を平
    面形状とし、前記第2の入力手段で入力された第2の二
    次元図形を断面形状として、三次元図形を生成する三次
    元図形生成手段とを有する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の入力手段は、前記第1の入力
    手段で入力された平面形状の縁からの距離と高さの関係
    情報を入力することを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 第1の二次元図形を入力する第1の入力
    手順と、 第2の二次元図形を入力する第2の入力手順と、 前記第1の入力手順で入力された第1の二次元図形を平
    面形状とし、前記第2の入力手順で入力された第2の二
    次元図形を断面形状として、三次元図形を生成する三次
    元図形生成手順とを有する画像処理方法。
  4. 【請求項4】 コンピュータに、 第1の二次元図形を入力する第1の入力手順と、 第2の二次元図形を入力する第2の入力手順と、 前記第1の入力手順で入力された第1の二次元図形を平
    面形状とし、前記第2の入力手順で入力された第2の二
    次元図形を断面形状として、三次元図形を生成する三次
    元図形生成手順とを実行させるプログラムが記憶された
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記第2の入力手順は、前記第1の入力
    手順で入力された図形の形状の縁からの距離と高さの関
    係情報を入力することを特徴とする請求項4記載のコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 コンピュータに、 第1の二次元図形を入力する第1の入力手順と、 第2の二次元図形を入力する第2の入力手順と、 前記第1の入力手順で入力された第1の二次元図形を平
    面形状とし、前記第2の入力手順で入力された第2の二
    次元図形を断面形状として、三次元図形を生成する三次
    元図形生成手順とを実行させるプログラム。
  7. 【請求項7】 前記第2の入力手順は、前記第1の入力
    手順で入力された図形の形状の縁からの距離と高さの関
    係情報を入力することを特徴とする請求項6記載のプロ
    グラム。
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