JP2002082748A - ユーザ支援装置 - Google Patents

ユーザ支援装置

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JP2002082748A
JP2002082748A JP2000270845A JP2000270845A JP2002082748A JP 2002082748 A JP2002082748 A JP 2002082748A JP 2000270845 A JP2000270845 A JP 2000270845A JP 2000270845 A JP2000270845 A JP 2000270845A JP 2002082748 A JP2002082748 A JP 2002082748A
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JP2000270845A
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Akihiro Yamada
晃弘 山田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが膨大なWebサイトから所望の情報
をユーザフレンドリーな方法で見つけだし、有効に活用
することは困難になりつつある。 【解決手段】 エージェント記憶部104には、ユーザ
個別エージェント502と専門エージェントである献立
エージェント506が展開される。前者はユーザの個人
情報を把握し、後者は個別の専門分野の情報検索と提供
を担当する。ユーザが要求を出したとき、ユーザ個別エ
ージェント502はユーザの気持ちを代弁して専門エー
ジェントへ指針を伝える。専門エージェントは指針に従
ってサービスを行う。一連の処理の間、ユーザ個別エー
ジェント502と専門エージェントは必要に応じて漫才
のような掛け合いを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子的な方法に
よってユーザを支援する技術に関する。この発明は特
に、ユーザが必要とする情報を提供、検索等するエージ
ェントを用いたユーザ支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの利用が進むにつれ、そ
の主要なアプリケーションであるWWW(World Wide W
eb)の利用者が激増し、WWWのふたつの利用形態、す
なわち情報の発信と検索がユーザに広く浸透した。情報
の発信が増えるにつれ、たいがいの情報はいずれかのW
ebサイトのいずれかのページにあるという状況が現実
になった。しかし、検索対象であるWebサイトやその
ページがあまりにも多くなった結果、求める情報はどこ
かにあると確信しつつ、現実にはなかなかその情報へた
どり着けない状況が日常的になっている。
【0003】こうした状況に敏感な検索系ポータルサイ
トでは、以前より、情報の階層化や検索方法の洗練に努
めている。すなわち、ユーザは予め絞り込まれたトピッ
クの範囲において、論理和、論理積などの検索条件を駆
使することにより、情報の洪水から欲しい情報を効率的
に発見できるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、インターネッ
ト利用が専門家に限られていた時代ならともかく、検索
の実務に不慣れなユーザによるWWWの利用が増えた今
日、高度な検索式の利用を一般ユーザに求めることは困
難である。また、情報の激増に従って情報の階層が深く
なり、求める情報がどこに分類されているか把握できな
い場合も多い。情報を発信するサイトは増加の一途を辿
り、かつ相当数のユーザのコンピュータ利用経験が浅い
今日の状況から、情報の氾濫が情報の利用を妨げる事態
が喚起されつつある。
【0005】本発明は、そうした課題に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、ユーザがより親しみやすい環
境の中で所望の情報へ到達し、または所望の処理を円滑
にコンピュータその他の装置に実行させることの可能な
ユーザ支援技術の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は、ユ
ーザ支援装置(以下単に「装置」または「本装置」とも
いう)に関する。本装置は、エージェント記憶部とエー
ジェント出力部を含む。エージェント記憶部は、ユーザ
の情報をもとにユーザ個別の対応をなす擬人化された第
1のエージェント、および専門分野に特化したサービス
を提供する擬人化された第2のエージェントを記述する
データを格納する。エージェント出力部は、前記データ
によって実現される前記第1および第2のエージェント
を前記ユーザに、例えば可視的または音声などによって
出力する。
【0007】この構成において、前記第1のエージェン
トは、前記第2のエージェントが前記サービスを提供す
るために必要な情報を選択する際、その選択の指針を前
記ユーザの情報に基づき、前記第2のエージェントに与
える。その指針を与える過程が、前記ユーザから認識可
能な形で行われる。
【0008】このため、ユーザから見れば、第1のエー
ジェントがユーザの代わりに第2のエージェントに対し
て働きかけてくれるので、手間が省けると同時に、第2
のエージェントによる作業がどのような方針に基づいて
なされているか知ることができる。「擬人化された」と
は、人間の形に限らず、人間的なコミュニケーションを
模するものであればよい。
【0009】指針を与える過程はユーザに示すことが目
的であって、本装置の内部で実際に第1のエージェント
から第2のエージェントに対して指針が与えられる必要
はない。システム設計上も、これらのエージェントを全
く独立に作るよりも、なんらかの形でこれらを管理する
エージェント統括部をおくことにメリットがある。その
場合、本装置内部ではエージェント統括部の下で第1の
エージェントと第2のエージェントが、いわば演技をさ
せられているのであって、前者から後者に対する指針も
本質的には統括部がそのような画像または音声をユーザ
に示しているにすぎない。ただし簡単のため、以下そう
した場合も含めて「第1のエージェントが第2のエージ
ェントに指針を与える」と主体的に表現する。
【0010】この装置はさらに、前記ユーザからの指令
を入力するインタフェイスを含み、前記第2のエージェ
ントは前記指針よりも前記入力された指令を優先して前
記必要な情報を選択または問い合わせしてもよい。すな
わち、第1のエージェントがユーザのために指針を出し
ても、ユーザがそれを修正できる構成として、ユーザの
意思を尊重する趣旨である。前記インタフェイスは、ユ
ーザが入力全般を行うユーザインタフェイスと、前述の
エージェント統括部に設けられたユーザの要求入力部な
どによって実現できる。
【0011】本発明の別の態様もユーザ支援装置に関す
る。この装置は、ユーザとのインタフェイスレベルにお
いて機能するフロント処理部と、前記フロント処理部を
介して前記ユーザに提供すべき情報を加工して蓄積する
ミドル処理部とを含む。前記フロント処理部は、前記ユ
ーザの情報をもとにユーザ個別の対応をなす擬人化され
た第1のエージェント、および専門分野に特化したサー
ビスを提供する擬人化された第2のエージェントを記述
するデータを格納するエージェント記憶部を含む。ま
た、前記データによる前記第1および第2のエージェン
トは、前記第2のエージェントが前記サービスを提供す
るために必要な情報を前記ミドル処理部へ問い合わせる
際、前記第1のエージェントがその問合せのための指針
を前記ユーザの情報に基づき、かつ前記ユーザから認識
可能な形で前記第2のエージェントに与えるよう構成さ
れる。
【0012】フロント処理部はユーザが本装置とコミュ
ニケーションをとるための任意のハードウエア、ソフト
ウエアまたはそれらの協働による機能部である。この構
成では、ユーザにより近い部分を担当するフロント処理
部と、ユーザが必要とする情報を蓄積管理するミドル処
理部を分けたため、一般に、情報提供のための効率が改
善される。なお、「ミドル処理部」といっても、バック
処理部など、他の処理部の存在を前提とする必要はな
い。
【0013】本発明の別の態様もユーザ支援装置に関す
る。この装置は、前記フロント処理部と、前記フロント
処理部を介して前記ユーザに提供すべき情報を外部より
取得するバック処理部とを含む。前記バック処理部は、
前記データを前記エージェント記憶部へ送信するエージ
ェント提供部を含む。ここでも第1のエージェントと第
2のエージェントの協働は前述のとおり行われる。この
構成によれば、バック処理部を通して最新のエージェン
トデータを受信して利用することができ、またユーザに
必要な種々の情報を適宜外部、例えばインターネットに
接続された任意のサイトなどから取得することができ
る。そのため、システムとしての汎用性が高まる。な
お、「バック処理部」といっても、ミドル処理部など、
他の処理部の存在を前提とする必要はない。
【0014】前記バック処理部は、インターネットその
他のネットワークを介して前記フロント処理部に対して
前記エージェントのデータのサーバとして機能してもよ
い。このサーバは、例えばWebサーバその他インター
ネット上のサービス主体でもよく、その場合、エージェ
ント提供部はCGI(Common Gateway Interface)のよ
うにサーバ側に処理の主たる機能が残るもの、Java
(商標)アプレットやActiveX(商標)のように
クライアント側に処理の主たる機能が移動するもの、A
PI(Application Program Interface)型でサーバと
クライアントの両方に処理の主たる機能であるJava
アプリケーションなどを配するものなど、いろいろな態
様で実現できる。
【0015】この場合、前記エージェント記憶部には、
前記バック処理部から提供を受けずに前記フロント処理
部内で当初より存在したローカルエージェントと、前記
バック処理部から提供された結果存在することになった
リモートエージェントが格納されてもよい。ローカルエ
ージェントは装置ごとに特化することが容易であり、ま
たローカルに存在するため本装置がオフラインであって
も利用できる。一方、リモートエージェントは複数の装
置に共通して利用可能なエージェントをサーバから提供
でき、またサーバ側の設定によってエージェントの更新
や新規登録が容易である。ローカルエージェントとリモ
ートエージェントは、ユーザからは区別がつかない状態
で提供してもよく、その場合、いわゆるシームレスな支
援環境が提供される。
【0016】本発明のさらに別の態様もユーザ支援装置
に関する。この装置はメモリと、前記メモリにロードさ
れプログラムモジュール群と、前記プログラムモジュー
ル群を実行するCPUとを少なくとも含み、前記モジュ
ール群は、本装置とユーザとの相互作用を支援するよう
擬人化され、前記ユーザの情報をもとにそのユーザ個別
の対応をする第1のエージェントの実行機能と、本装置
とユーザとの相互作用を支援するよう擬人化され、なん
らかの専門分野においてサービスを提供する第2のエー
ジェントの実行機能とを含む。また、前記第1のエージ
ェントの実行機能は、前記第2のエージェントが前記サ
ービスを提供する際、その提供ための行動指針を前記ユ
ーザの情報に基づき、かつ前記ユーザから認識可能な形
で前記第2のエージェントに与える機能を含む。
【0017】本発明のさらに別の態様もユーザ支援装置
に関する。この装置は、ユーザとの相互作用を支援する
擬人化された第1および第2のエージェントのデータを
格納するエージェント記憶部と、前記データによって実
現される前記第1および第2のエージェントを前記ユー
ザに向けて出力するエージェント出力部とを含み、前記
ユーザからサービスの提供が要求されたとき、そのサー
ビスの実行過程において前記第1および第2のエージェ
ントが前記ユーザから見て対話をもちながら協働するよ
う構成されている。この対話には、サービスをユーザの
ために最適化するための過程が盛り込まれていてもよ
く、サービスの提供過程がこの対話によって示唆される
ため、ユーザからすれば、機械を相手にする無機質感が
和らぐ。
【0018】以上、いずれの態様によっても、よりユー
ザフレンドリーなエージェントによって、装置内部で行
われている処理をユーザに知らせることができ、ユーザ
に安心感を与えることができる。
【0019】以下、本発明のその他の態様について触れ
る。
【0020】前記ミドル処理部は、前記バック処理部か
ら提供された前記必要な情報をひとまとまりのデータの
集合体であるページとして解析し、そのページに関する
メタ情報を生成するメタ情報生成部と、前記ページと前
記メタ情報とを関連づけてローカルなメモリ装置へ格納
する書込制御部とを含んでもよい。「メタ情報」は、も
ともとメタデータが「データに関するデータ」の意味で
あることに沿い、ページの内容に関する情報をさす。
【0021】この構成では、ページと生成されたメタ情
報は組み合わされ、または一方が他方へ埋め込まれ、ま
たはそれらの間にリンク情報が設けられるなどの方法に
より、関連づけられる。その状態で、ローカルなメモリ
装置へ格納される。このため、メタ情報を利用してその
ページの内容または主題を大まかに知り、または検索で
き、そのページがローカルなメモリ装置、例えばキャッ
シュメモリに存在する限り、前記グローバルな検索に比
べて一般に速く当該ページを読み出すことができる。
【0022】前記メタ情報生成部は、前記ページに含ま
れるキーワードを検出するキーワード検出部と、前記検
出されたキーワードをもとに、そのページの主題、すな
わち意図、目的、またはテーマなどを解析する主題解析
部と、前記解析の結果判明した前記主題に沿ってそのペ
ージからメタ情報を抽出するメタ情報抽出部とをさらに
含んでもよい。その場合、前記抽出されたメタ情報は前
記ページと関連づけられて前記メモリ装置へ格納され
る。
【0023】前記メタ情報生成部は、前記検出されたキ
ーワードをもとに、そのページが所望のページであるか
否か判定するプリチェック部をさらに含み、そのページ
が所望のページでないと判定されたとき、そのページの
前記メモリ装置への格納が中止されてもよい。逆にいえ
ば、そのページが所望のページであると判定されたと
き、そのページを前記メモリ装置へ格納してもよい。
【0024】ミドル処理部は、キャッシュ検索部を有し
てもよい。キャッシュ検索部は、前記キーワードを前記
メモリ装置に格納されたメタ情報へ照合することによ
り、前記情報を記載したページがすでに前記ローカルな
メモリ装置の中に存在するか否かを判定する。キャッシ
ュ検索部は、そのページが存在する場合、当該ページの
前記メモリ装置からの読み出しを指示し、そのページが
存在しない場合、検索の再実行を指示してもよい。再実
行がなされた場合、そうして得られたページに対して、
前記メタ情報生成部による処理がなされ、その結果生成
されたメタ情報がそのページと関連づけられて新たに前
記メモリ装置へ格納されてもよい。
【0025】ミドル処理部はさらに、前記ユーザの意図
を反映したキーワードに所定の加工を施してバック処理
部による検索を支援する検索前処理部を含んでもよい。
この検索前処理部は例えば、前記ユーザの意図を反映し
たキーワードから推定されるユーザの検索意図に応じて
客観化されたキーワードを付与する条件付加部と、前記
キーワードおよび前記付与されたキーワードをもとに、
例えばそれらの論理和を含む形で検索のための条件式を
設定する検索式設定部とを含む。このとき、前記第1の
エージェントからの指針を条件式へ反映してもよい。
【0026】ミドル処理部はさらに、ユーザの個人情報
をもとに当該ユーザが問い合わせる情報を予め想定する
事前検索制御部を含んでもよい。その場合、想定された
情報について、バックグラウンドで、すなわちユーザか
ら指示されず、またはユーザが本装置を使用していない
合間にバック処理部へ指示を出して検索をかけてもよ
い。そうして取得されたページもメタ情報とともにメモ
リ装置へ格納しておけば、ユーザの問い合わせに対して
迅速に対応することができる。
【0027】本発明のある態様では、前記ミドル処理部
はホームサーバに実装され、前記フロント処理部は前記
ホームサーバによって統括される機器に実装され、前記
フロント処理部は、前記機器のオペレーション情報、例
えば機器の制御情報やステイタス情報を前記ユーザへ提
示する一方、前記ミドル処理部は、前記オペレーション
情報を充実化して前記フロント処理部へ送信する。
【0028】別の態様として、前記バック処理部はネッ
トワーク上のサーバ、例えばWebサーバに実装され、
前記フロント処理部は前記サーバへアクセス可能な機
器、例えばパーソナルコンピュータや、携帯電話などの
モバイル端末に実装される。前記フロント処理部は、前
記ユーザから情報の提示に対する要求を受け付ける一
方、前記バック処理部は、前記要求された情報を前記ネ
ットワーク上の情報ソースから取得して前記フロント処
理部へ送信する。
【0029】
【発明の実施の形態】実施の形態に係るユーザ支援装置
は、2種類のエージェントを登場させてユーザを支援す
る。第1のエージェントは、後に「ユーザ個別エージェ
ント」とも呼ぶもので、ユーザとなるべく親近感を保つ
よう一対一でサービスをする。第2のエージェントは、
後に「専門エージェント」とも呼ぶもので、ユーザから
の要求、とくに情報の検索や本装置の操作方法など、そ
れぞれ専門分野を有するエージェントである。
【0030】第1のエージェントはユーザと接触の機会
が多く、ユーザの個人情報、例えば消費動向、食生活、
趣味、健康状態などを把握しており、専門エージェント
によるサービスに際して、ユーザの代わりに指針を与え
る。例えば、ユーザが映画の紹介を担当する専門エージ
ェントに、「新着映画を知りたい」と要求する。このユ
ーザの好む映画が「ホラー」や「ラブコメディー」であ
ることが個人情報からわかっているとき、第1のエージ
ェントは画面上で、「背筋の凍るようなの、教えてね」
とか、「ほんわかして、オモシロイの、教えてね」など
と第2のエージェントに向けて発言する。一方、第2の
エージェントは、「わかりました。いま探すから待って
ね」などと応答する。この対話により、ユーザは自分の
求める情報が的確に検索されていることがわかる。こう
したエージェントどうしの対話は、サービスの実行過程
を示すという意味でユーザに安心感を与えることがで
き、とくに第1のエージェントが的確にユーザの気持ち
を代弁できればできるほど、ユーザはこのエージェント
を便利に思い、場合によっては愛着を覚える。その結
果、第1のエージェントからそのユーザの個人情報を取
得することが比較的容易になる。なお、このエージェン
トは、ユーザがある程度好みで選択できたり、またはユ
ーザ自身がデザインできる構成としてもよい。
【0031】エージェント同士の対話は、実行過程の明
示のほかに、単にその対話が面白いというだけでも意味
がある。すなわち、検索等で時間がかかるとき、従来一
般的な構成では、「ただいま検索中です。しばらくお待
ち下さい」またはそれに類する表示がなされるが、それ
で待ち時間の苦痛が軽減されるわけではない。実施の形
態によれば、そうした間にエージェント同士が例えば漫
才のような掛け合いをすることにより、ユーザの気晴ら
しとなる。以下、実施の形態に係るユーザ支援装置全体
を詳述する。その中で、とくにエージェントに関する説
明は図6から8、および図17以降を中心に行う。
【0032】図1から図4は、実施の形態に係るユーザ
支援装置のいろいろな態様を示す。いずれの場合も、ユ
ーザ支援装置は、フロント処理部12、ミドル処理部1
4、バック処理部20の主な3つの処理部の任意の組合
せからなる。フロント処理部12は、ユーザと装置の間
で情報のやりとりをする。ミドル処理部14は、フロン
ト処理部12におけるやりとりを後方で支援するもの
で、ユーザが望む情報をユーザ別にそのユーザに適した
形式で取得し、保持する。バック処理部20は、ユーザ
が望む情報をネットワーク、ここではインターネットか
ら広く収集し、ミドル処理部14へ提供する。バック処
理部20はさらに、フロント処理部12によるユーザの
支援をより充実化するために、サーバとして後述の専門
エージェントを提供する。
【0033】図1の例では、ユーザ支援装置はPC10
に実装されたフロント処理部12およびミドル処理部1
4からなる。ただし、これらにバック処理部20を加え
た構成をユーザ支援装置と考えてもよく、以下、そうし
た組合せの自由度に関する配慮は本明細書を通じて有効
である。ミドル処理部14はインターネット16を介し
てバック処理部20が実装されたWebサーバ18と通
信する。
【0034】図2の例では、フロント処理部12は電化
機器30に、ミドル処理部14はホームサーバ32にそ
れぞれ実装され、ミドル処理部14はインターネット1
6を介してWebサーバ18に実装されたバック処理部
20と通信する。電化機器30はデジタルテレビジョン
受像機、ビデオ録画装置、デジタルカメラなどのいわゆ
るAV機器、冷蔵庫、洗濯機などのいわゆる白物家電、
センサ類を有するホームセキュリティ機器、その他任意
の機器で、ホームサーバ32によって管理されている。
例えば、フロント処理部12は冷蔵庫に取り付けられた
液晶パネルに表示される情報を管理し、フロント処理部
12を通して冷凍または冷蔵に関するユーザの指示を取
得したり、現在の冷凍庫や製氷室の状況を通知する。一
方、ミドル処理部14は例えば「本日のおすすめレシ
ピ」など、一般に冷蔵庫のオペレーション情報を超えた
情報を表示することができる。
【0035】図3の例では、フロント処理部12は携帯
電話その他のモバイル端末40に実装され、ミドル処理
部14とバック処理部20はWebサーバ18に実装さ
れ、モバイル端末40とWebサーバ18がインターネ
ット16を介して通信する。この例の場合、ミドル処理
部14もWebサーバ18に設けることでモバイル端末
40の負荷軽減が図られる。図4の例では、図3とほぼ
同様の構成であるが、Webサーバ18にはバック処理
部20のみが実装され、ミドル処理部14を経由しない
簡素化されたサービスが展開される。
【0036】図5は、これらいろいろな態様のうちの一
例として、図1に準じたユーザ支援装置の構成を示す。
PC10は通常のコンピュータとしての機能をもち、し
たがってその構成は、CPU、メモリ、メモリのロード
されたユーザ支援機能のあるプログラムなどによって実
現されるが、ここではそれらの連携によって実現され
る、本実施の形態に特徴的な機能ブロックのみを描いて
いる。これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフ
トウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろ
な形で実現できることは、当業者には理解されるところ
である。
【0037】フロント処理部12とミドル処理部14は
PC10に実装され、バック処理部20はWebサーバ
18に実装され、PC10とWebサーバ18が通信す
る。同図では、ミドル処理部14とバック処理部20の
情報の授受を明確化するために両者を並べて描いている
が、実際には両者の間にもインターネット16が存在
し、それぞれの通信機能を介して接続される。
【0038】フロント処理部12は、ユーザに情報を提
示し、ユーザから指示を受け付けるなど、ユーザに関連
する機能全体の総称としてのユーザインタフェイス10
0を有する。したがって、ユーザインタフェイス100
は図示しないキーボードやマウスなどの入力装置、ユー
ザに情報を表示する表示装置、GUIその他のプログラ
ムが含まれる。
【0039】エージェント記憶部104は、ユーザを支
援するエージェントを記述するオブジェクトデータ(以
下単に「データ」または「エージェントデータ」とも表
記する)を保持している。エージェントはエージェント
出力部102を介してユーザへ表示される。以下、とく
に断らない限り単に「エージェント」というときは、第
1および第2のエージェントを含む。
【0040】第1のエージェントは、ユーザ個別エージ
ェントである。これはユーザ毎にエージェント提供部1
34から提供され、ユーザの個人情報を取得し、第2の
エージェントによるカスタマイズ度の高いサービスの実
現を助ける。ユーザ個別エージェントには、自分の担当
するユーザから個人情報を取得する対話の機能が与えら
れ、そのユーザによる使用頻度、例えば呼出の回数が所
定値を越えると、「友人」としてその機能がアクティブ
にされる。
【0041】一方、第2のエージェントは専門エージェ
ントであり、例えば料理エージェント、映画エージェン
ト、旅行エージェント、PCエージェント、新製品エー
ジェント、買い物エージェントなどを含み、それぞれそ
の専門分野のサービス、とくに情報の検索と提供を行
う。
【0042】エージェントの別の分類に、「ローカルエ
ージェント」と「リモートエージェント」がある。ロー
カルエージェントはフロント処理部12がローカルに有
していたもので、主にPC10固有の機能についてユー
ザにガイダンス情報を与える。ローカルエージェントは
PC10のOSの機能、PC10に実装された各種アプ
リケーションプログラムの機能などによって実現でき
る。ただし、ユーザからはローカルエージェントとリモ
ートエージェントの差違が特に意識されない構成として
もよい。
【0043】一方、リモートエージェントはエージェン
ト提供部134から提供されるもので、エージェント記
憶部104へダウンロードされた後、エージェント記憶
部104に恒久的にとどまってもよいし、PC10とW
ebサーバ18の通信が終了した後、エージェント記憶
部104から消去されてもよいし、それらのいずれかを
ユーザが選択できる構成としてもよい。以下、ユーザ個
別エージェント、専門エージェントとも、ローカル、リ
モートを問わないが、リモートの場合を中心に説明す
る。
【0044】エージェント処理実行部106は、ユーザ
インタフェイス100を介してユーザがいずれかのエー
ジェントに指示を出したとき、その実現のために必要な
処理を実行する。エージェント記憶部104とエージェ
ント出力部102がエージェントをユーザに見せるため
の出力側機構であったのに対し、エージェント処理実行
部は106は、ユーザがエージェントに働きかけたとき
これを取得してミドル処理部14へ伝えるための入力側
機構を形成する。
【0045】一例として、ユーザが専門エージェントに
情報を求めた場合、専門エージェントはユーザ個別エー
ジェントから与えられる指針を考慮しつつ、必要な情報
をミドル処理部14へ問い合わせる。ミドル処理部14
は、必要な情報がキャッシュメモリ120に蓄積されて
いるときはそれを読み出して専門エージェントへ提供す
る。キャッシュメモリ120に蓄積されていないとき、
その情報をインターネット16上の任意のサイトから取
得してミドル処理部14へ送り返すようバック処理部2
0へ指示を送信する。以下、そうしてインターネット1
6経由で取得された情報をHTMLのファイルフォーマ
ットの概念にならってページとよぶ。ミドル処理部14
は、バック処理部20から送られたページをユーザへ提
供するとともに、ユーザからの将来のアクセスに備えて
ページを加工し、キャッシュメモリ120へ蓄積する。
ミドル処理部14の詳細は後述する。
【0046】バック処理部20の検索部130は、ミド
ル処理部14から問い合わされたページを通信部132
経由で検索する。検索部130は、外部に存在する複数
の検索エンジンを同時に検索するメタ検索エンジンであ
ってもよく、その場合、ユーザの手間が省かれるととも
に、検索の偏りを吸収しやすくなる。
【0047】エージェント提供部134のエージェント
制御部140は、リモートエージェントの生成と管理を
行い、これをオブジェクトデータとしてフロント処理部
12へ提供する。リモートエージェントのオブジェクト
データとして、その画像データ、対話データ、性格付け
などのための各種属性データが生成される。フロント処
理部12にてユーザからエージェントが任務を預かった
とき、その情報はエージェント制御部140で取得さ
れ、ページの検索その他必要な処理がなされる。
【0048】ユーザ情報データベース150には、ユー
ザの嗜好に沿った情報を提供したり、ユーザ個別エージ
ェントの機能をよりカスタマイズするために、アンケー
トや各エージェントとの対話その他のルートを通じて得
られたユーザの個人情報が格納されている。
【0049】図6は、エージェント記憶部104の内部
に展開されるオブジェクトデータを示す。ここにはユー
ザ個別エージェント502と献立エージェント506を
含む専門エージェント群504が形成され、これらがエ
ージェント統括部500によって統括されている。ユー
ザ個別エージェント502は「おしゃべりエージェン
ト」と呼ぶべき存在で、ユーザとのおしゃべりを主に担
当する。以下、専門エージェントとして献立エージェン
ト506を採り上げる。エージェント統括部500はユ
ーザ個別エージェント502、献立エージェント506
の行動や対話を制御するもので、対話データ保持部50
8から必要な対話データを状況に応じて適宜選択し、こ
れをエージェントに引き渡す。
【0050】図7はエージェント統括部500の詳細を
示す。要求入力部510は、ユーザインタフェイス10
0を介してユーザから要求を取得する。取得された要求
518はキーワード抽出部108へ送られ、後述の要領
でキーワードが抽出される。抽出されたキーワード52
2はエージェント統括部500の指針提供部512へ戻
される。指針提供部512は、個人情報データベース1
18からユーザ情報を取得し、ユーザ個別エージェント
502から献立エージェント506へ与えるべき指針を
生成する。生成された指針524は検索前処理部110
と対話処理部514へ送出される。検索前処理部110
は後述のごとく、この指針524も加味して検索のため
の条件式を設定する。対話処理部514は、指針524
をもとにユーザ個別エージェント502が発言すべき対
話データとそれに応える献立エージェント506の対話
データを対話データ保持部508から抽出し、これらを
ユーザ個別エージェント502、献立エージェント50
6へ渡す。各エージェントは、受け取った対話データに
したがって発言する。
【0051】ユーザ個別エージェント502が指針52
4をユーザに認識可能な方法、たとえば画面表示または
音声によって示したとき、ユーザはその指針524を補
強し、またはうち消す形で別の指令を入力することがあ
る。この指令も要求入力部510で取得され、指針52
4よりも優先すべきもの(以下、優先指令520とい
う)として指針提供部512へ伝える。指針提供部51
2は、優先指令520に応じて別の指針524を生成
し、検索前処理部110、対話処理部514へ伝える。
このことにより、サービスが軌道修正されるとともに、
その事実がユーザ個別エージェント502または献立エ
ージェント506を介してユーザへ伝えられる。
【0052】専門エージェント紹介部516は、ユーザ
個別エージェント502が献立エージェント506など
の専門エージェントをユーザに紹介するための機能をも
つ。この機能は、ユーザがユーザ個別エージェント50
2にサービスを要求したとき、それにふさわしい専門エ
ージェントを呼び出す際に起動され、紹介に必要な対話
データが対話処理部514によって対話データ保持部5
08から読み出され、ユーザ個別エージェント502へ
渡される。ユーザ個別エージェント502は、各専門エ
ージェントの機能や役割をユーザへ紹介する。
【0053】図8は、ユーザ個別エージェント502と
献立エージェント506の協働によってユーザに献立を
提案するために必要な情報を後述の個人情報データベー
ス118から選び、サブセット118aとして示すもの
である。サブセット118aは、ユーザの好きな料理欄
530、最近の食事履歴欄532、ユーザの健康状態欄
534、嫌いな食材欄536、通常の食事に対して許容
できる材料費の上限を示す予算A欄538、来客時その
他特別な食事に対して許容できる材料費の上限を示す予
算B欄540などを含む。図8によれば、このユーザは
中華料理が好きで、最近の食事は時間的に近い順に、中
華、中華、和食、中華、イタリアン、和食、和食・・で
あり、健康状態は良好だが高血圧気味で、嫌いな食材は
貝類とねぎ、予算Aの上限は800円、予算Bの上限は
2000円である。
【0054】この状況において、ユーザが要求として
「献立を提案してほしい」と入力すれば、この要求文
は、外見上はユーザ個別エージェント502で、ただし
現実には要求入力部510で取得され、キーワード抽出
部108でキーワード「献立」「提案」などが抽出さ
れ、これらが指針提供部512へ返される。指針提供部
512は、サブセット118aを参照し、例えば健康状
態に注目することにより、高血圧対策として「塩分控え
め」または「低塩分」などの指針524を得る。この指
針524は検索前処理部110へ送られ、後述のごとく
キーワードへアンドされ、献立の候補に絞り込みがかけ
られる。
【0055】一方、指針524は対話処理部514にも
送られ、献立を検索する献立エージェント506に対
し、ユーザ個別エージェント502が、例えば「塩分、
控えめにしてね」などと発言する。実際の検索はすでに
その指針524を知っている検索前処理部110に考慮
され、検索部130で実行に移されているが、ユーザ個
別エージェント502はその過程を献立エージェント5
06への語りかけという形でユーザに知らしめている。
献立エージェント506による応答は比較的簡単で、例
えば「すこし、待ってね」など、ユーザ個別エージェン
ト502からの指針にさして依存しない形で準備するこ
ともできる。
【0056】指針提供部512は、食事履歴欄532を
参照し、比較的中華料理がつづいていることを検出して
もよい。その場合、ユーザ個別エージェント502に
「今回は中華はやめてね」「今日は和食かイタリアンに
してね」などと発言させてもよい。同様に、嫌いな食材
536を参照して「貝は外してね」と発言させたり、予
算A欄538を参照して「800円までね」と発言させ
てもよい。
【0057】指針提供部512による指針524は、検
索前処理部110による検索式の生成の際、当初より加
味されてもよいし、いちど検索部130に検索された結
果、ヒット数が多すぎる場合やユーザの希望を満たさな
いものが含まれていそうな場合に考慮されてもよい。こ
のため、指針提供部512は検索の状況を参照し、指針
524をいくつかの異なるタイミングで発してもよい。
【0058】一例として、まずは指令524を出さず検
索を実行させ、その結果が出た瞬間に「きみ、昨日も同
じレシピだったな」「予算、越えてない?」「ネギはカ
ンベンしてよ」などと発言させ、バックグラウンドで
「予算800円以下」や、検索の際に「ねぎ」が含まれ
る献立を外すべく、「NOT ねぎ」という否定形のキ
ーワードを指令524として検索前処理部110へ送信
してもよい。その結果、検索前処理部110は新たな検
索式を検索部130へ送り、再度検索が実行され、より
ユーザの希望に近い献立が提示される。検索のヒット数
が多すぎる場合、指針提供部512はサブセット118
aを参照して次々に指針524を発し、検索を大幅に絞
り込んでもよい。それでも多すぎる場合、例えば「結果
が多すぎます。なにか、好みはありますか。」などとユ
ーザへ質問させることにより、ユーザから絞り込みのキ
ーワードを引き出してもよい。
【0059】一方、ユーザもただ検索を黙ってみている
とは限らず、例えばユーザ個別エージェント502によ
る「今回は中華はやめてね」という発言を受け、「今日
は中華でいい」などと入力してもよい。これは優先指令
520として指針提供部512へ提供され、中華料理が
検索される。
【0060】ユーザが入力した要求の意味が判明しない
場合、ユーザ個別エージェント502は発言の意図を特
定するための質問を順次発してもよい。その際、まず
「料理の種類を選んでください。 1.中華、2.和
食、3.イタリアン…」とし、ユーザが1.を選べば、
「主な食材はなにがいいですか。 1.豚肉、2.牛
肉、3.鶏肉、4.魚、5.野菜…」とするなど、いろ
いろな方法が考えられる。
【0061】献立エージェント506による検索、すな
わち現実には好きな料理欄530による検索に時間がか
かっている場合、ユーザ個別エージェント502と献立
エージェント506が任意の会話をもつことでユーザの
気晴らしを狙ってもよい。そのために、たとえばユーザ
個別エージェント502その他の部分に、検索の継続時
間を図るタイマーを設け、その時間が所定のしきい値を
越えたとき、ユーザ個別エージェント502と献立エー
ジェント506が会話を開始する構成としてもよい。こ
こでは、ユーザ個別エージェント502がユーザの気持
ちを代弁し、かつ漫才のような面白さを狙って、例え
ば、「こら、まだわからんのか! きみ、それでもプロ
か。」と発言し、以下献立エージェント506とユーザ
個別エージェント502が、「きみこそ、ちょっとぐら
い、手つどーたらどないや。」「ふだん、『素人にはま
かせられん』ゆうとったやないか。あら、うそか。」
「うそは、かみさんにしか、つかん。そやから、うちは
夫婦円満や。」「なんやしらんけど、えらい理屈やな
ぁ。」などと、掛け合いを持ってもよい。掛け合いをも
つ状況は、検索時間がかかる場合、検索結果が思わしく
なく、ユーザが再三指令を発する場合、検索結果のヒッ
ト数が多すぎる場合など、いくつかの状況に限られるの
で、予め多数の会話をテンプレート化することは比較的
容易である。
【0062】図5の構成によれば、フロント処理部12
はバック処理部20との連携によってエージェントによ
るサービスを提供できる。したがって、フロント処理部
12とバック処理部20の連携にミドル処理部14は必
須ではないが、フロント処理部12からページの検索が
要求され、そのページを効率的に管理することによって
さらにユーザの利便性を高める場合、ミドル処理部14
は重要な役割を果たす。以下、ミドル処理部14の機能
を詳述する。
【0063】エージェント処理実行部106は、前述の
献立エージェント506を介してユーザから入力された
検索要求文を取得する。検索要求文は、例えば「牛肉を
使った料理のレシピが知りたい」というように自然文の
形式をとるが、もちろん、最初からキーワード単位で入
力してもよい。以下、自然文を例にとる。
【0064】検索要求文はキーワード抽出部108へ送
られ、形態素へ分解され、主に名詞、ここでは「牛肉」
「料理」「レシピ」などがユーザの意図を反映するキー
ワードとして抽出される。以下、こうして取得されたキ
ーワードを「初期キーワード」といい、後述の検索前処
理部110で新たに付与されるキーワードと区別する。
【0065】初期キーワードは検索前処理部110へ送
られる。検索前処理部110の機能は後述するが、ここ
では初期キーワードが検索に最適な形で選ばれていると
は限らないため、一部キーワードを削除し、かつより客
観化された適切なキーワード(以下「客観キーワード」
ともいう)を生成する。つづいて、初期キーワードのう
ち削除されずに残ったキーワード(以下「選定された初
期キーワード」ともいう)と客観キーワードの論理積、
つまりアンドをとる。さらに、その結果とエージェント
統括部500の指針提供部512から与えられた指針5
24、すなわち絞り込みのためのキーワードのアンドを
とり、こうして得られる検索式をバック処理部20の検
索部130へ送付する。
【0066】検索部130は通信部132を介し、先の
検索式を用いてWebサイトやそのページへの検索が実
行され、その結果ヒットした情報(以下単に「目的ペー
ジ」という)が通信部132を介して取得され、これが
エージェント制御部140、またはエージェント処理実
行部106へ直接送付される。
【0067】目的ページはメタ情報生成部116へも送
られる。メタ情報生成部116は、後述のごとく必要な
メタ情報を生成し、これを目的ページに関連づけてキャ
ッシュメモリ120へ格納する。以降、キャッシュメモ
リ120内のデータが将来のユーザによる検索に対して
待機状態となる。なお、キャッシュメモリ120は、デ
ィスク、半導体メモリなど、その形態を問わない。
【0068】キーワード抽出部108で抽出された初期
キーワードは、キャッシュ検索部112へも送られる。
キャッシュ検索部112は、先の「牛肉」等のキーワー
ドをもとにキャッシュメモリ120内を検索し、もしユ
ーザが求めるページがすでにキャッシングされていれ
ば、検索前処理部110または検索部130へ指示を出
すことにより、インターネットへのアクセスが必要なグ
ローバルな検索は中止し、ローカルなキャッシュメモリ
120から所望のページを読み出す。読み出されたペー
ジは献立エージェント506を通じてユーザへ表示され
る。一方、所望のページがキャッシュメモリ120に存
在しない場合は、検索前処理部110、検索部130を
経てページが取得される。
【0069】個人情報データベース118は、ユーザに
関するいろいろな情報(以下「個人情報」ともいう)、
たとえば前述のごとく食事の好みやその他趣味などある
程度恒久的な情報や、最近食べたものといった一過性の
ある情報などを保持している。個人情報は、ユーザとユ
ーザ個別エージェント502をのやりとりをもとに、エ
ージェント処理実行部106を通して取得される。また
本装置は、図示しないPIM(個人情報管理装置)とし
てスケジュール管理機能、食べたものからカロリーを計
算する健康管理機能、買った物やその価格を記録する会
計機能などを備えていてもよく、そうした機能の利用記
録から取得できる情報を格納してもよい。
【0070】事前検索制御部114は、個人情報データ
ベース118に保持された個人情報をもとに、ユーザが
興味を示しそうな情報を特定し、その情報に関するキー
ワードを検索前処理部110へ送る。検索前処理部11
0は、事前検索制御部114からキーワードが送られて
きたことを契機として客観キーワードの生成と検索式の
生成を行い、検索部130が検索を実行する。事前検索
制御部114が検索を起動するこのプロセスはバッグラ
ウンド的に処理されることが望ましく、例えばユーザが
本装置を利用していない夜間、または昼間であってもユ
ーザから指示がない時間がある程度続いたとき、または
図示しないメールプログラムがメールのダウンロードの
ためにインターネットへダイヤルアップ接続しにいった
ときなどに合わせて実行してもよい。いずれの場合も、
バックグランド的な処理であれば、メタ情報生成部11
6による処理にも時間がとれるため、好都合である。
【0071】図9はメタ情報生成部116の内部構成を
示す。検索部130から送付された目的ページは、キー
ワード検出部350へ入力される。キーワード検出部3
50は目的ページから形態素解析その他既知の解析方法
によりキーワードを検出する。検出されたキーワード
(以下「チェック用キーワード」ともいう)はプリチェ
ック部352へ送られる。
【0072】プリチェック部352は、チェックデータ
保持部362に予め格納されたデータをもとに、目的ペ
ージが本当にユーザの希望するページであるかどうか判
定する。チェックデータ保持部362には、細分化され
たテーマごとに出現頻度の高いキーワードが格納されて
いる。テーマ分類の例として、ポータルサイトが提供す
るごとく、まず大分類に「ニュース」「コンピュータ」
「トラベル」「グルメ」「オークション」「マネー」
「スポーツ」「娯楽」「音楽」「仕事」などがあり、例
えば「グルメ」の下の中分類として「全国のレストラ
ン」「イベント」「プロの献立」「エスニック料理」
「料理番組」「栄養」「耳より情報」などがある。チェ
ックデータ保持部362は例えば、こうした中分類ごと
にポータルサイトに登録されているサイトのページを、
過去のいずれかのタイミングでサンプルして得られたキ
ーワードを保持している。
【0073】プリチェック部352は、チェック用キー
ワードのそれぞれとチェックデータ保持部362に保持
されているキーワードとのマッチングをとり、各キーワ
ードが上記のいずれの大分類または中分類に属するかを
判定する。その結果、例えばチェック用キーワードの過
半数が大分類の「グルメ」に属していたとする。一方、
当初のユーザの意図を示す初期キーワード「牛肉」「料
理」「レシピ」も同一の「グルメ」に存在すれば、目的
ページはチェックに合格したと判断する。もちろん、大
分類「グルメ」以外に中分類の「プロの献立」などを利
用してもよく、その場合、チェック用キーワードの例え
ば20%が「プロの献立」に含まれていれば合格として
もよい。ただし、プリチェック部352は厳密なチェッ
クが目的ではなく、あきらかにユーザの意図からはずれ
るページのみを弾けばよく、合格の判定を非常に緩く設
定してもよい。チェックの結果はメタ情報書込制御部3
60に伝えられる。
【0074】主題解析部354もプリチェック部352
とほぼ同様の構成であり、キーワード検出部350から
チェック用キーワードを取得するが、主題解析部354
は初期キーワードについては関知せず、チェック用キー
ワードの多数が含まれる大分類または中分類を特定す
る。これが例えば「プロの献立」であれば、目的ページ
の主題は「料理」またはその中の特に「献立」であると
判断し、ここでは「献立」をメタ情報抽出部356およ
びメタ情報推測部358へ伝える。
【0075】メタ情報抽出部356は、「献立」が目的
ページの主題であるとの判断のもとに、「献立」に関す
る情報を目的ページ内から検索し、メタ情報の集合体で
あるファイル(以下「メタ情報ファイル」という)を生
成する。図10はそうして生成されたメタ情報ファイル
370の例を示す。ここでは、予め「料理分類」「料理
名」その他の項目を定めた料理用テンプレートが準備さ
れ、それらの項目に目的ページから該当する情報を埋め
込んでいる。
【0076】メタ情報推測部358は、メタ情報ファイ
ル370の項目のうち、目的ページ中に該当する情報が
発見されなかった項目について、そのメタ情報を推測す
る。例えば、いま図10の項目のうち「カロリー」が不
明であれば、「成分表」や「材料リスト」、および必要
に応じて「作り方」を参照し、カロリーの概算を計算し
てもよい。そのための計算式は料理用テンプレートを作
成する際にメタ情報推測部358に記録しておいてもよ
い。料理以外にも、例えば旅行用テンプレートを作る場
合、「電車による所要時間」「交通費」「付近の名所」
などを項目として設ける傍ら、それらの情報が目的ペー
ジに発見できない場合、地図情報、列車時刻表、各県観
光案内情報などを予め調べておいてメタ情報を推測して
もよい。ユーザの趣味が旅行であることがわかっていれ
ば、事前検索制御部114は予めWWW上で利用可能な
地図情報等を利用し、メタ情報推測のための情報を入手
してもよいし、その情報源であるページを、ユーザが興
味をもちそうなページとして予めキャッシュメモリ12
0へ格納してもよい。
【0077】メタ情報抽出部356で生成され、メタ情
報推測部358によって情報が追加されたメタ情報ファ
イル370はメタ情報書込制御部360へ送られる。メ
タ情報書込制御部360は、プリチェック部352によ
る合否チェックが合格であった場合、メタ情報ファイル
370と目的ページを関連づけてキャッシュメモリ12
0へ格納する。
【0078】図11は、メタ情報ファイル370と目的
ページのページデータ372の関連づけの方法を示す。
ここではページデータ372の先頭その他任意の箇所に
メタ情報ファイル370の内容が埋め込まれる。そのた
め、例えばXML(eXtensible Markup Language)で両
者を一体のテキストファイルとして生成してもよく、図
10の記述は、 <献立メタ情報> <URL>www.kondate.com</URL> <料理分類>中華</料理分類> : </献立メタ情報> などの記述に変換して埋め込まれる。
【0079】図12は、メタ情報ファイル370と目的
ページのページデータ372の別の関連づけを示す。こ
こでは、メタ情報ファイル370をページデータ372
と別ファイルとして生成し、それらのリンク情報374
が別途記録されている。この方法の場合、キャッシュ検
索部112による検索はメタ情報ファイル370に対し
て行われ、リンク情報374を介して所望のページがキ
ャッシュメモリ120から読み出される。
【0080】図13は、検索前処理部110の内部構成
を示す。キーワード抽出部108で抽出された初期キー
ワードは条件緩和部400へ送られる。条件緩和部40
0は、参照テーブル404を検索することにより、削除
すべきキーワードを決定する。参照テーブル404に
は、過去の検索における経験則をもとに、検索の際、大
幅にヒット数を減らすようなキーワード、いいかえれ
ば、条件として厳しすぎるキーワードが削除すべきもの
として記録されている。以下、そうして削除されたキー
ワードを「無効キーワード」ともいう。条件緩和部40
0は、キーワードを削除して残ったキーワード、すなわ
ち、選定された初期キーワードを条件付加部402およ
び検索式設定部406へ送付する。条件付加部402に
はさらに無効キーワードも通知される。
【0081】条件付加部402は、選定された初期キー
ワードおよび無効キーワード、または例えば後者のみを
もとに、参照テーブル404を参照して客観キーワード
を特定し、これを検索式設定部406へ通知する。検索
式設定部406は、選定された初期キーワードと客観キ
ーワードの論理積、つまりアンドをとり、さらに指針提
供部512から送られた指針524に対応するキーワー
ドのアンドをとり、こうして得られる検索式を検索部1
30へ送付する。
【0082】図14は参照テーブル404の内部データ
の一例を示す。参照テーブル404は、キーワード欄4
40、削除欄442、および客観キーワード欄444が
設けられている。キーワード欄440には初期キーワー
ドが記録され、削除欄442はそれらのうち無効キーワ
ードに「1」のフラグが立っている。このフラグが
「0」の場合、それは選定されたキーワードとして検索
式の中に残される。客観キーワード欄444は、各初期
キーワードに対応して過去の検索から経験則的に、また
はオペレータが自主的に設定した客観キーワードが優先
順に記述されている。
【0083】図15は、ミドル処理部14による処理の
手順を示す。牛肉に関するレシピを知りたいユーザは、
まず献立エージェント506に検索要求文「牛肉を使っ
た料理のレシピを知りたい」を入力する。検索要求文は
エージェント処理実行部106で取得され(S10)、
初期キーワード「牛肉」「料理」「レシピ」が抽出され
る(S12)。これらの初期キーワードはキャッシュ検
索部112へ送られ、キャッシュメモリ120に対する
検索が掛けられ(S14)、所望のページがすでにキャ
ッシングされていれば(S14のY)、そのページが読
み出されて表示される(S16)。
【0084】一方、所望のページがキャッシングされて
いなければ(S14のN)、検索前処理部110によ
り、無効キーワードの特定と客観キーワードの付与およ
び指針設定部512から送付された指針524を加味し
た検索式の設定という検索の前処理がなされ(S1
8)、これをもとに検索部130がWWWを用いたペー
ジ検索を実施する(S20)。
【0085】検索によって発見されたページ、すなわち
目的ページは、ユーザ個別エージェント502の指針5
24のもと、あたかも献立エージェント506が発見し
たかのように表示される(S22)。また、目的ページ
はメタ情報生成部116へも送られ、ここでプリチェッ
ク、主題の解析、メタ情報の抽出と推測を経てメタ情報
が図10に示すファイルとして生成される(S24)。
つづいて、このメタ情報は目的ページと図11または図
12のような方法で関連づけられ、キャッシュメモリ1
20へ格納される(S26)。
【0086】したがって、ユーザがある程度主観的に入
力した検索要求文をもとに、エージェントによる検索実
行過程がユーザに示されつつ、必要な情報が迅速に提供
される。とくに、この実施の形態に特徴的なメタ情報の
追加とキャッシングによれば、ユーザが求めるページが
キャッシュメモリ120に存在するときには非常に高い
精度で検索にかかるし、そうしたキャッシュメモリ12
0から読み出されたページがユーザの満足にかなう確率
も高まる。とくに、メタ情報生成部116ではキャッシ
ングすべきページをプリチェックするため、無駄のない
キャッシングを行うことができる。
【0087】図16は、事前検索制御部114によって
バックグラウンド的に実施される事前検索の手順を示
す。ユーザは前述のごとく毎日食事の内容を食事履歴欄
532へ記録している。また、このユーザは中華料理が
好きであることがわかっている(S30)。事前検索制
御部114は、例えば一週間にわたってユーザがまった
く中華料理を食べていない時期を検知すれば、そろそろ
中華料理の献立に対する問い合わせがあると予測し、事
前検索制御部114はキーワードとして「中華」「料
理」「献立」などを生成する(S32)。
【0088】つづいて事前検索制御部114は、ユーザ
が本装置を利用しない例えば夜中になったとき、バック
グラウンド的な検索のためのタイミングが到来したと認
識し(S34のY)、生成したキーワードを検索前処理
部110へ送る。以下の処理は図15の「A」から入る
パスと同様であり、ユーザが問い合わせる可能性のある
ページが予めキャッシングされる。その結果、ユーザか
らの要求に迅速に対応でき、カスタマイズ度の高いエー
ジェントマシンが実現する。
【0089】以上がフロント処理部12、ミドル処理部
14およびバック処理部20の構成および代表的な処理
のフローである。以下、ユーザが実際にユーザ個別エー
ジェント502と献立エージェント506を利用してサ
ービスを受ける手順を示す。
【0090】図17は、エージェントによるサービスを
受ける際、PC10に最初に現れる画面600を模式的
に示す。画面600には、そのユーザに割り当てられた
ユーザ個別エージェント502が現れ、ユーザに向かっ
て「では、おしゃべりしましょう」と発言している。ユ
ーザの発言は音声入力でも当然よいが、ここでは画面6
00に入力領域602が現れる例を示している。ユーザ
は入力領域602に「おすすめのレシピは?」と入力
し、レシピの提案を要求している。この要求は要求入力
部510で取得され、以降、前述のごとくキーワード抽
出部108以下の処理が開始される。
【0091】一方、専門エージェント紹介部516によ
り、ユーザ個別エージェント502が献立エージェント
506を紹介する場面が生成される。図18はその場面
を示す。ここではユーザ個別エージェント502が「で
は、献立エージェントを紹介しましょう」といい、献立
エージェント506が現れ、「おいしい献立をお教えし
ます」と発言する。つづいて、ユーザ個別エージェント
502が個人情報データベース518を参照し、このユ
ーザのための特別な指針524を出す。この例では、ユ
ーザは貧血症であり、ユーザ個別エージェント502は
「貧血ぎみの人によい料理を教えてね」と発言してい
る。
【0092】図19はその指針524を受けた献立エー
ジェント506が検索結果を得たときの様子を示す。こ
こでは、献立エージェント506が「見つかりました」
と発言して検索結果領域604に「本日のレシピ」とし
ていくつかのお勧めレシピがタイトル表示される。一
方、ユーザ個別エージェント502は、例えばそのユー
ザが最近中華料理を食べ続けていることを検知し、「今
日は中華はやめてよ」と指針524を出している。この
とき、ミドル処理部14またはバック処理部20ではす
でにバックグラウンドで「中華」を外す検索を開始して
いてもよい。ただし、この例ではユーザが入力領域60
2に「いや、中華がいい」と指令を発している。
【0093】図20はその指令を受けてなされる二次的
な検索の状況を示す。ユーザ個別エージェント502か
らの指針524よりもユーザから与えられた指令が重視
され、中華料理に絞った検索を行われる。ただし、さき
ほどの貧血気味の人によいこと、例えば鉄分の多いこと
や、最近食べたものではないことなどの条件はこの場合
も加味されてもよい。二次的な検索を終えた献立エージ
ェント506は「中華のおすすめレシピです」と発言
し、その趣旨に沿うレシピが検索結果領域604に示さ
れている。また、ユーザ個別エージェント502が「詳
細はクリックしてね」と発言する。ユーザは知りたいレ
シピのタイトルをクリックすることにより、そのページ
へ直接アクセスすることができる。
【0094】なお、図19において、中華料理が続いた
にも拘わらず、このユーザは再度中華料理のレシピを求
めている。一連の検索終了後、ユーザ個別エージェント
502は「中華が3日つづいたけど、いいの?」などと
ユーザに尋ねてもよい。ユーザが「いい」と返答すれ
ば、今後このユーザについて同種のレシピや料理がしば
らく連続しても紹介できる旨を記録してもよい。
【0095】図21は、エージェントによってサービス
がされる手順の一例を示す。ユーザはまず、図17に相
当するエージェントの初期画面を起動する(S50)。
つづいて、音声または入力領域602にサービスの要求
を入力すると(S52のY)、ユーザ個別エージェント
502がそのサービスにふさわしい専門エージェントを
呼び出して紹介する(S54)。その専門エージェント
は前記要求にしたがって、まず一次的な検索を行って
(S56)、その結果を表示する。そのタイミングで指
針524が検索に投入され(S58)、より絞り込みの
効いた二次的な検索が行われ(S60)、結果が表示さ
れる。なお、これら一連の処理の間、任意のタイミング
でユーザの指令が入力でき、検索の軌道修正が可能とな
る。また、一次検索(S56)の開始と同時に指針52
4を投入し、最初から二次検索(S60)同等の検索を
行ってもよい。二次検索でも絞り込みが十分でない場
合、新た指針524が投入されるか、ユーザ個別エージ
ェント502がユーザの要求詳細を確認し、必要な情報
への到達を図る。
【0096】ユーザがエージェント画面を起動した回数
をバック処理部20のユーザ情報データベース150に
記録してもよい。その回数が所定値を越えるまで、ユー
ザ個別エージェント502はユーザの要求を忠実に取り
次ぐ受動的な性格付けがなされており、一方、所定値を
越えた後は、ユーザがユーザ個別エージェント502に
親しみをもつという仮定のもと、ユーザ個別エージェン
ト502が能動的にユーザに個人情報を尋ねてもよい。
例えば「どこで遊ぶのが好き?」「いくつなの?」とい
った質問が出され、これらに対する回答がミドル処理部
14の個人情報データベース118やバック処理部20
のユーザ情報データベース150へ格納されてもよい。
【0097】以上、本発明をいくつかの実施の形態をも
とに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それ
らの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな
変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範
囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0098】そうしたひとつの例として、本装置に娯楽
性の高い機能を付加することができる。例えば、ユーザ
がユーザ個別エージェント502や専門エージェントに
アクセスするたびにポイントが貯まり、あるポイントに
達するとWebサーバ18の運用者からプレゼントが提
供される仕組みを導入してもよい。その場合、ユーザの
アクセス数が増え、広告料収入の増大が期待できる。ま
た、「プレミアムエージェント」という特別な専門エー
ジェントを隠しておき、これをうまく呼び出して利用で
きたユーザに特別なプレゼントを出してもよい。
【0099】別の例として、エージェントはローカルエ
ージェントとして構成してもよい。例えば、端末Q&A
専門のエージェントやメール専門のエージェントをおく
ことにより、ユーザによる装置操作の支援が実現する。
ローカルエージェントは装置がネットワークに接続され
ていない状態でも動作できる点で有利である。
【0100】別の例として、各専門エージェントはユー
ザごとに対話のあらすじをユーザ情報データベース15
0に記録する機能と、そのあらすじをもとに、いま対話
中のユーザを過去に接したユーザのいずれかの類型に分
類する機能とを備えてもよい。その場合、ユーザに対し
てより迅速に正確な対応をすることができる。
【0101】別の例として、ユーザ個別エージェント5
02はユーザの要求内容をユーザ情報データベース15
0に記録する機能を備え、バック処理部20はその記録
をもとに、嗜好、行動パターン、生活習慣等に共通性の
あるユーザを検索する機能を備えてもよい。その場合、
異なるユーザでも同様の情報へ興味をもつと判断し、同
一のページをそれらのユーザのメタ情報生成部116へ
検索部130からプッシュしてもよい。
【0102】なお、エージェント自体をいかに生成し、
表示するかについては、既知の技術がいろいろと存在す
る。実施の形態では、そうした既知のエージェント関連
技術のうち任意のものを用いてもよい。
【0103】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザはより親しみや
すい環境の中で必要なサービスを受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係るユーザ支援装置のひとつの
態様を示す構成図である。
【図2】 実施の形態に係るユーザ支援装置の別の態様
を示す構成図である。
【図3】 実施の形態に係るユーザ支援装置のさらに別
の態様を示す構成図である。
【図4】 実施の形態に係るユーザ支援装置のさらに別
の態様を示す構成図である。
【図5】 図1の例について実施の形態のユーザ支援装
置を示す構成図である。
【図6】 フロント処理部のエージェント記憶部の内部
データを示す図である。
【図7】 エージェント記憶部中、エージェント統括部
の内部構成図である。
【図8】 個人情報データベースのサブセットであり、
献立に関する情報をユーザに提供する際に利用される情
報を示す図である。
【図9】 ミドル処理部のメタ情報生成部の構成図であ
る。
【図10】 ミドル処理部で生成されたメタ情報ファイ
ルを示す図である。
【図11】 メタ情報ファイルとページデータが一体化
された状態を示す図である。
【図12】 メタ情報ファイルとページデータがリンク
情報をもとに関連づけられた状態を示す図である。
【図13】 ミドル処理部の検索前処理部の構成図であ
る。
【図14】 ミドル処理部の検索前処理部の参照テーブ
ルを示す図である。
【図15】 ミドル処理部において、目的ページをキャ
ッシュメモリから読み出し、またはキャッシュメモリへ
格納する手順を示すフローチャートである。
【図16】 ミドル処理部において、ユーザが求めると
思われるページを事前に取得するための手順を示すフロ
ーチャートである。
【図17】 ユーザがエージェントを利用する際、最初
に現れる画面を示す図である。
【図18】 ユーザ個別エージェントによって献立エー
ジェントが呼び出された場面を示す図である。
【図19】 献立エージェントによる一次検索の結果を
示す図である。
【図20】 献立エージェントによる二次検索の結果を
示す図である。
【図21】 ユーザがエージェントに要求を出し、それ
がサービスされる手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 PC、 12 フロント処理部、 14 ミドル
処理部、 18 Webサーバ、 20 バック処理
部、 40 モバイル端末、 102 エージェント出
力部、 104 エージェント記憶部、 106 エー
ジェント処理実行部、 116 メタ情報生成部、 1
30 検索部、 132 通信部、 134 エージェ
ント提供部、 140 エージェント制御部、 500
エージェント統括部、 502 ユーザ個別エージェ
ント、 504 専門エージェント群、 506 献立
エージェント、 508 対話データ保持部、 520
指針提供部、 514 対話処理部、 516 専門
エージェント紹介部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの情報をもとにユーザ個別の対応
    をなす擬人化された第1のエージェント、および専門分
    野に特化したサービスを提供する擬人化された第2のエ
    ージェントを記述するデータを格納するエージェント記
    憶部と、 前記データをもとに前記第1および第2のエージェント
    を前記ユーザに出力するエージェント出力部とを含み、 前記第1のエージェントは、前記第2のエージェントが
    前記サービスを提供するために必要な情報を選択する
    際、その選択の指針を前記ユーザの情報に基づき、かつ
    前記ユーザから認識可能な形で前記第2のエージェント
    に与えることを特徴とするユーザ支援装置。
  2. 【請求項2】 前記ユーザからの指令を入力するインタ
    フェイスをさらに含み、 前記第2のエージェントは前記指針よりも前記入力され
    た指令を優先して前記必要な情報を選択することを特徴
    とする請求項1に記載のユーザ支援装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のエージェントは、前記指針が
    与えられたとき、前記第1のエージェントに応答するよ
    う構成され、前記第1のエージェントと前記第2のエー
    ジェントが前記ユーザから見て対話をもちながら協働す
    ることを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載のユ
    ーザ支援装置。
  4. 【請求項4】 前記必要な情報の選択の所要時間が所定
    値を超えたとき、前記第1のエージェントおよび前記第
    2のエージェントが前記ユーザから見て対話を開始する
    よう構成されたことを特徴とする請求項1から3のいず
    れかに記載のユーザ支援装置。
  5. 【請求項5】 ユーザとのインタフェイスレベルにおい
    て機能するフロント処理部と、 前記フロント処理部を介して前記ユーザに提供すべき情
    報を加工して蓄積するミドル処理部とを含み、 前記フロント処理部は、前記ユーザの情報をもとにユー
    ザ個別の対応をなす擬人化された第1のエージェント、
    および専門分野に特化したサービスを提供する擬人化さ
    れた第2のエージェントを記述するデータを格納するエ
    ージェント記憶部を含み、 前記データにより実現される前記第1および第2のエー
    ジェントは、前記第2のエージェントが前記サービスを
    提供するために必要な情報を前記ミドル処理部へ問い合
    わせる際、前記第1のエージェントがその問合せのため
    の指針を前記ユーザの情報に基づき、かつ前記ユーザか
    ら認識可能な形で前記第2のエージェントに与えるよう
    構成されることを特徴とするユーザ支援装置。
  6. 【請求項6】 ユーザとのインタフェイスレベルにおい
    て機能するフロント処理部と、 前記フロント処理部を介して前記ユーザに提供すべき情
    報を外部より取得するバック処理部とを含み、 前記フロント処理部は、前記ユーザの情報をもとにユー
    ザ個別の対応をなす擬人化された第1のエージェント、
    および専門分野に特化したサービスを提供する擬人化さ
    れた第2のエージェントを記述するデータを格納するエ
    ージェント記憶部を含み、 前記バック処理部は、前記データを前記エージェント記
    憶部へ送信するエージェント提供部を含み、 前記データにより実現される前記第1および第2のエー
    ジェントは、前記第2のエージェントが前記サービスを
    提供するために必要な情報を前記ミドル処理部へ問い合
    わせる際、前記第1のエージェントがその問合せのため
    の指針を前記ユーザの情報に基づき、かつ前記ユーザか
    ら認識可能な形で前記第2のエージェントに与えるよう
    構成されることを特徴とするユーザ支援装置。
  7. 【請求項7】 メモリと、前記メモリにロードされプロ
    グラムモジュール群と、前記プログラムモジュール群を
    実行するCPUとを少なくとも含み、前記モジュール群
    は、 本装置とユーザとの相互作用を支援するよう擬人化さ
    れ、前記ユーザの情報をもとにそのユーザ個別の対応を
    なす第1のエージェントの実行機能と、 本装置とユーザとの相互作用を支援するよう擬人化さ
    れ、いずれかの専門分野においてサービスを提供する第
    2のエージェントの実行機能とを含み、 前記第1のエージェントの実行機能は、前記第2のエー
    ジェントが前記サービスを提供する際、その提供のため
    の指針を前記ユーザの情報に基づき、かつ前記ユーザか
    ら認識可能な形で前記第2のエージェントに与える機能
    を含むことを特徴とするユーザ支援装置。
  8. 【請求項8】 本装置とユーザとの相互作用を支援す
    る、擬人化された第1および第2のエージェントのデー
    タを格納するエージェント記憶部と、 前記データをもとに前記第1および第2のエージェント
    を前記ユーザに出力するエージェント出力部とを含み、 前記データにより実現される前記第1および第2のエー
    ジェントは、前記ユーザからサービスの提供が要求され
    たとき、そのサービスの実行過程において前記ユーザか
    ら見て対話をもちながら協働するよう構成されたことを
    特徴とするユーザ支援装置。
  9. 【請求項9】 前記サービスを前記ユーザのために最適
    化するための過程を前記対話に盛り込んで前記ユーザへ
    明示することを特徴とする請求項8に記載のユーザ支援
    装置。
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