JP2002073576A - バッチジョブ制御システム - Google Patents

バッチジョブ制御システム

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JP2002073576A
JP2002073576A JP2000262916A JP2000262916A JP2002073576A JP 2002073576 A JP2002073576 A JP 2002073576A JP 2000262916 A JP2000262916 A JP 2000262916A JP 2000262916 A JP2000262916 A JP 2000262916A JP 2002073576 A JP2002073576 A JP 2002073576A
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job
execution
processing program
computer
unit
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JP2000262916A
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Akira Matsuo
尾 朗 松
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介して互いに接続された複数
の計算機上で複数の処理プログラムからなるジョブの一
連の処理を容易かつ確実に実行することができるバッチ
ジョブ制御システムを提供する。 【解決手段】 バッチジョブ制御システムは、ジョブ中
の各処理プログラムの実行順序および実行先となる計算
機を管理する管理サーバ1と、ジョブ中の各処理プログ
ラムを実行する複数の実行サーバ2と、管理サーバ1に
接続された管理端末3とを備えている。管理サーバ1と
各実行サーバ2とはネットワーク20を介して接続され
ている。管理サーバ1および各実行サーバ2はそれぞれ
非同期のメッセージ通信を行うためのメッセージキュー
イング機構4を有し、管理サーバ1と各実行サーバ2と
の間でメッセージキューイング機構4を介してジョブ中
の各処理プログラムの実行要求をメッセージとしてやり
とりすることにより各処理プログラムを連携させるよう
になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の処理プログ
ラムからなるジョブの実行を制御するバッチジョブ制御
システムに係り、とりわけ、ネットワークを介して互い
に接続された複数の計算機の間でジョブ中の各処理プロ
グラムを連携させて一連の処理を実行するバッチジョブ
制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数の処理プログラムからな
るジョブの実行を制御するシステムとして、ジョブ中の
複数の処理プログラムを単一の計算機上で順次実行する
バッチジョブ制御システムが知られている。
【0003】ところで、近年、ネットワークの普及に伴
って複数の計算機が互いに接続された分散システムが広
く用いられるようになってきており、このような分散シ
ステム上でジョブ中の各処理プログラムを連携させて一
連の処理を実行することが望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような分散システムでは、複数の計算機がネットワー
クを介して互いに接続されていることから、これらの計
算機の間で処理時間や処理タイミング等が異なる複数の
処理プログラムを連携させることが困難であるという問
題がある。
【0005】また、上述したような分散システムでは、
オープン環境下でプラットフォーム(OS等)が異なる
複数の計算機が混在して用いられることが多く、これら
の計算機の間で適切にデータをやりとりすることが困難
であるという問題がある。
【0006】さらに、上述したような分散システムで
は、複数の計算機の間で大量のデータの処理および制御
を行う必要があり、ネットワークや計算機等の障害に対
して、計算機の間でやりとりされるデータの処理および
制御の流れを保証して信頼性を保つことが困難であると
いう問題がある。
【0007】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、ネットワークを介して互いに接続された複
数の計算機上で複数の処理プログラムからなるジョブの
一連の処理を容易かつ確実に実行することができるバッ
チジョブ制御システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、その第1の解
決手段として、複数の処理プログラムからなるジョブの
実行を制御し、当該各処理プログラムを連携させて一連
の処理を実行するバッチジョブ制御システムにおいて、
ジョブ中の各処理プログラムの実行順序および実行先と
なる計算機を管理する管理計算機と、前記管理計算機に
接続され、ジョブ中の各処理プログラムを実行する複数
の実行計算機とを備え、前記管理計算機および前記各実
行計算機はそれぞれ非同期のメッセージ通信を行うため
のメッセージキューイング手段を有し、前記管理計算機
と前記各実行計算機との間で前記メッセージキューイン
グ手段を介してジョブ中の各処理プログラムの実行要求
をメッセージとしてやりとりすることにより前記各処理
プログラムを連携させることを特徴とするバッチジョブ
制御システムを提供する。
【0009】なお、上述した第1の解決手段において、
前記管理計算機は、ジョブの実行要求を受け付けるジョ
ブ投入受付手段と、ジョブ中の各処理プログラムの実行
順序および実行先となる計算機に関するジョブ定義情報
を格納するジョブ定義情報格納手段と、前記ジョブ定義
情報格納手段に格納されたジョブ定義情報を解析し、前
記ジョブ投入受付手段により受け付けられたジョブにつ
いて、当該ジョブ中の各処理プログラムの実行順序およ
び実行先となる計算機を決定するジョブ定義解析手段
と、前記ジョブ投入受付手段により受け付けられたジョ
ブの実行を制御し、前記ジョブ定義解析手段により決定
された実行順序に基づいて、該当する実行計算機に対し
て該当する処理プログラムの実行要求をメッセージとし
て送信する実行中ジョブ制御手段とを有し、前記各実行
計算機は、ジョブ中の各処理プログラムの実行要求のメ
ッセージを受け付けるプログラム実行要求受付手段と、
前記プログラム実行要求受付手段により受け付けられた
実行要求に対応する処理プログラムを実行し、その実行
終了通知を前記管理計算機に対してメッセージとして送
信する実行中プログラム制御手段とを有することが好ま
しい。
【0010】また、上述した第1の解決手段において、
前記管理計算機は、実行中のジョブの進行状態を管理す
るジョブ状態管理手段をさらに有し、前記各実行計算機
は、実行中の処理プログラムの進行状態を管理するプロ
グラム実行状態管理手段をさらに有することが好まし
い。また、前記管理計算機の前記ジョブ定義情報格納手
段は、前記ジョブ定義情報の一部として、ジョブまたは
ジョブ中の各処理プログラムのリカバリ方法に関する情
報をさらに格納し、前記管理計算機は、ジョブの実行中
に障害が発生したときに前記ジョブ定義情報格納手段に
格納された前記リカバリ方法に関する情報に基づいてジ
ョブまたはジョブ中の各処理プログラムの復旧処理を行
う障害リカバリ処理手段をさらに有することが好まし
い。さらに、前記管理計算機の前記ジョブ定義情報格納
手段は、前記ジョブ定義情報の一部として、ジョブを実
行する上で必要とされる計算機リソースに関する情報を
さらに格納し、前記管理計算機は、前記ジョブ定義情報
格納手段に格納された前記計算機リソースに関する情報
に基づいてジョブを実行する上で必要とされる計算機リ
ソースをジョブ単位で管理するジョブ用リソース管理手
段をさらに有することが好ましい。さらにまた、前記管
理計算機の前記ジョブ定義情報格納手段は、前記ジョブ
定義情報の一部として、ジョブ中の各処理プログラムを
実行する上で必要とされる計算機リソースに関する情報
をさらに格納し、前記管理計算機は、前記各実行計算機
に対してジョブ中の各処理プログラムの実行要求ととも
に前記計算機リソースに関する情報を送信し、前記各実
行計算機は、前記管理計算機から送信された前記計算機
リソースに関する情報に基づいてジョブ中の各処理プロ
グラムを実行する上で必要とされる計算機リソースを処
理プログラム単位で管理するプログラム用リソース管理
手段をさらに有することが好ましい。
【0011】本発明は、その第2の解決手段として、複
数の処理プログラムからなるジョブの実行を制御し、当
該各処理プログラムを連携させて一連の処理を実行する
バッチジョブ制御システムにおいて、ジョブ中の各処理
プログラムを実行する複数の実行計算機を備え、前記各
実行計算機はそれぞれ非同期のメッセージ通信を行うた
めのメッセージキューイング手段を有し、前記各実行計
算機の間で前記メッセージキューイング手段を介してジ
ョブの実行要求をメッセージとしてやりとりすることに
より前記各処理プログラムを連携させることを特徴とす
るバッチジョブ制御システムを提供する。
【0012】なお、上述した第2の解決手段において、
前記各実行計算機は、ジョブの実行要求として、ジョブ
中の各処理プログラムの実行順序および実行先となる計
算機に関するジョブ定義情報と実行中のジョブの進行状
態に関する情報とを受け付けるジョブ実行要求受付手段
と、前記ジョブ実行要求受付手段により受け付けられた
ジョブについて、前記ジョブ定義情報と前記実行中のジ
ョブの進行状態に関する情報とを解析し、ジョブ中の未
実行の処理プログラムの実行順序および実行先となる計
算機を決定するジョブ定義解析手段と、前記ジョブ投入
受付手段により受け付けられたジョブの実行を制御し、
前記ジョブ定義解析手段により決定されたジョブ中の未
実行の処理プログラムの実行順序に基づいて、該当する
実行計算機に対して未実行の処理プログラムを含むジョ
ブの実行要求として前記ジョブ定義情報と前記実行中の
ジョブの進行状態に関する情報とをメッセージとして送
信する実行中ジョブ制御手段と、前記ジョブ実行要求受
付手段により受け付けられたジョブ中の処理プログラム
のうち、当該実行計算機で実行すべき処理プログラムを
実行する実行中プログラム制御手段とを有することが好
ましい。
【0013】また、上述した第2の解決手段において、
前記各実行計算機は、実行中のジョブの進行状態を管理
するジョブ状態管理手段と、実行中の処理プログラムの
進行状態を管理するプログラム実行状態管理手段とをさ
らに有することが好ましい。また、前記ジョブ定義情報
は、ジョブまたはジョブ中の各処理プログラムのリカバ
リ方法に関する情報をさらに含み、前記各実行計算機
は、ジョブの実行中に障害が発生したときに前記ジョブ
定義情報に含まれる前記リカバリ方法に関する情報に基
づいてジョブまたはジョブ中の各処理プログラムの復旧
処理を行う障害リカバリ処理手段をさらに有することが
好ましい。さらに、前記ジョブ定義情報は、ジョブを実
行する上で必要とされる計算機リソースに関する情報を
さらに含み、前記各実行計算機は、前記ジョブ定義情報
に含まれる前記計算機リソースに関する情報に基づいて
ジョブを実行する上で必要とされる計算機リソースをジ
ョブ単位で管理するジョブ用リソース管理手段をさらに
有することが好ましい。さらにまた、前記ジョブ定義情
報は、ジョブ中の各処理プログラムを実行する上で必要
とされる計算機リソースに関する情報をさらに含み、前
記各実行計算機は、前記ジョブ定義情報に含まれる前記
計算機リソースに関する情報に基づいてジョブ中の各処
理プログラムを実行する上で必要とされる計算機リソー
スを処理プログラム単位で管理するプログラム用リソー
ス管理手段をさらに有することが好ましい。
【0014】本発明の第1および第2の解決手段によれ
ば、複数の計算機のそれぞれに非同期のメッセージ通信
を行うためのメッセージキューイング機構4を設け、メ
ッセージキューイング機構4を介してジョブ中の各処理
プログラムの実行要求またはジョブの実行要求をメッセ
ージとしてやりとりすることにより各処理プログラムを
連携させているので、ネットワークを介して互いに接続
された複数の計算機上で複数の処理プログラムからなる
ジョブの一連の処理を容易かつ確実に実行することがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0016】第1の実施の形態 図1乃至図5は本発明によるバッチジョブ制御システム
の第1の実施の形態を説明するための図である。
【0017】まず、図1により、本発明の第1の実施の
形態に係るバッチジョブ制御システムの全体構成につい
て説明する。図1に示すように、バッチジョブ制御シス
テムは、複数のバッチ処理プログラム(以下単に「処理
プログラム」ともいう)からなるジョブの実行を制御
し、当該各処理プログラムを連携させて一連の処理を実
行するものである。バッチジョブ制御システムは、ジョ
ブ中の各処理プログラムの実行順序および実行先となる
計算機を管理する管理サーバ(管理計算機)1と、管理
サーバ1に接続され、ジョブ中の各処理プログラムを実
行する複数の実行サーバ(実行計算機)2と、管理サー
バ1に接続された管理端末3とを備えている。
【0018】図1において、管理サーバ1と各実行サー
バ2とはLAN等のネットワーク20を介して接続され
ている。また、管理サーバ1および各実行サーバ2はそ
れぞれ非同期のメッセージ通信を行うためのメッセージ
キューイング機構4を有し、管理サーバ1と各実行サー
バ2との間でメッセージキューイング機構4を介してジ
ョブ中の各処理プログラムの実行要求をメッセージとし
てやりとりすることにより各処理プログラムを連携させ
るようになっている。
【0019】ここで、管理サーバ1は、ジョブの実行要
求を受け付けるジョブ投入受付部5と、ジョブ中の各処
理プログラムの実行順序および実行先となる計算機に関
するジョブ定義情報を格納するジョブ定義情報格納部1
2とを有している。なお、ジョブ定義情報には、ジョブ
中の各処理プログラムの実行順序および実行先となる計
算機に関する情報に加えて、ジョブまたはジョブ中の各
処理プログラムのリカバリ方法に関する情報と、ジョブ
またはジョブ中の各処理プログラムを実行する上で必要
とされる計算機リソースに関する情報とが格納されてい
る。なお、ジョブ定義情報の詳細については後述する。
【0020】また、管理サーバ1は、ジョブ定義情報格
納部12に格納されたジョブ定義情報を解析し、ジョブ
投入受付部5により受け付けられたジョブについて、当
該ジョブ中の各処理プログラムの実行順序および実行先
となる計算機を決定するジョブ定義解析部8と、ジョブ
投入受付部5により受け付けられたジョブの実行を制御
し、ジョブ定義解析部8により決定された実行順序に基
づいて、該当する実行サーバ2に対して該当する処理プ
ログラムの実行要求をメッセージとして送信する実行中
ジョブ制御部6とを有している。ここで、管理サーバ1
の実行中ジョブ制御部6は、実行サーバ2に対して処理
プログラムの実行要求をメッセージとして送信した後、
実行サーバ2から処理プログラムの実行終了通知を待
ち、当該実行終了通知を受信した時点で、次の処理プロ
グラムの実行要求をメッセージとして送信し、最後の処
理プログラムの実行が終了するまで同様の処理を繰り返
すようになっている。なお、管理サーバ1の実行中ジョ
ブ制御部6から送信されたメッセージは管理サーバ1の
メッセージキューイング機構4を介して各実行サーバ2
に対して送信される。
【0021】さらに、管理サーバ1は、実行中のジョブ
の進行状態を表すジョブ状態管理テーブルを格納するジ
ョブ状態管理テーブル格納部11と、ジョブ状態管理テ
ーブル格納部11に格納されたジョブ状態管理テーブル
を用いて実行中のジョブの進行状態を管理するジョブ状
態管理部7とを有している。なお、ジョブ状態管理テー
ブルには、ジョブ中のどの処理プログラムが現在どの計
算機上で実行されているかという情報の他、既に終了し
たジョブまたはジョブ中の処理プログラムのステータス
情報が格納されており、実行中ジョブ制御部6からの要
求に基づいてジョブ状態管理部7により更新されるよう
になっている。なお、ジョブ状態管理テーブルの詳細に
ついては後述する。
【0022】さらにまた、管理サーバ1は、ジョブの実
行中に障害が発生したときにジョブ定義情報格納部12
に格納されたリカバリ方法に関する情報に基づいてジョ
ブまたはジョブ中の各処理プログラムの復旧処理を行う
障害リカバリ処理部9と、ジョブ定義情報格納部12に
格納された計算機リソースに関する情報に基づいてジョ
ブを実行する上で必要とされる計算機リソースをジョブ
単位で管理するジョブ用リソース管理部10とを有して
いる。なお、ジョブ用リソース管理部10は、メモリや
CPU、ディスク容量といった種々の計算機リソースの
管理(確保および開放)を行うものであり、実行要求が
受け付けられたジョブの実行を開始する際に、ジョブ定
義情報格納部12に格納された計算機リソースに関する
情報に基づいて必要な計算機リソースの確保を行うよう
になっている。
【0023】各実行サーバ2は、管理サーバ1の実行中
ジョブ制御部6から送信されたジョブ中の各処理プログ
ラムの実行要求のメッセージを受け付けるプログラム実
行要求受付部13と、プログラム実行要求受付部13に
より受け付けられた実行要求に対応する処理プログラム
を実行し、その実行終了通知を管理サーバ1に対してメ
ッセージとして送信する実行中プログラム制御部14と
を有している。なお、実行中プログラム制御部14は、
プログラム実行要求受付部13で受け付けられた実行要
求に対応する処理プログラムの起動から終了までの監視
を行い、その終了ステータスを管理サーバ1の実行中ジ
ョブ制御部6に対して送信するようになっている。な
お、各実行サーバ2の実行中プログラム制御部14から
送信されたメッセージは各実行サーバ2のメッセージキ
ューイング機構4を介して管理サーバ1に対して送信さ
れる。
【0024】また、各実行サーバ2は、実行中の処理プ
ログラムの進行状態(実行サーバ2上でどの処理プログ
ラムがいくつ同時に実行されているか等)を管理するプ
ログラム実行状態管理部15と、ジョブ中の各処理プロ
グラムを実行する上で必要とされる計算機リソースを処
理プログラム単位で管理するプログラム用リソース管理
部16とを有している。なお、プログラム用リソース管
理部16は、管理サーバ1のジョブ用リソース管理部1
0と同様に、メモリやCPU、ディスク容量といった種
々の計算機リソースの管理(確保および開放)を行うも
のであり、各実行サーバ2上で処理プログラムの実行を
開始する際に、管理サーバ1から引き渡された計算機リ
ソースに関する情報に基づいて必要な計算機リソースの
確保を行うようになっている。なお、実行サーバ2に
は、実際に起動される複数の処理プログラム17がイン
ストールされている。
【0025】なお、管理サーバ1および各実行サーバ2
のメッセージキューイング機構4は、管理サーバ1と各
実行サーバ2との間でやりとりされるメッセージをキュ
ーイングするものであり、管理サーバ1と各実行サーバ
2との間でメッセージを非同期にやりとりし、送信先と
なる実行サーバ2に対してメッセージが確実に届くこと
を保証するようになっている。すなわち、メッセージキ
ューイング機構4は、ネットワーク20や計算機(管理
サーバ1および実行サーバ2)等の障害によりメッセー
ジが送信できないときには、そのメッセージをキューイ
ングし、通信可能な状態になった時点で自動的にメッセ
ージを送信する自動リトライ機能を有している。このた
め、管理サーバ1または各実行サーバ2は、実行中ジョ
ブ制御部6または実行中プログラム制御部14からメッ
セージキューイング機構4に対してメッセージを引き渡
した後は、相手先となる計算機に対するメッセージの到
着の確認を待つことなく、管理サーバ1または各実行サ
ーバ2の処理を継続することができる。
【0026】管理端末3は、管理サーバ1に接続された
利用者(管理者)用の計算機であり、利用者の指示に従
って、またはあらかじめ設定された日時に自動的に管理
サーバ1に対してジョブの投入(実行要求)を行うジョ
ブ投入部18と、管理サーバ1で管理されている実行中
のジョブの進行状態をジョブ状態管理テーブル格納部1
1に格納されたジョブ状態管理テーブルを参照して監視
するジョブ状態監視部19とを有している。
【0027】次に、図1および図2により、このような
構成からなる本発明の第1の実施の形態の作用について
説明する。図2は図1に示すバッチジョブ制御システム
の全体の処理の流れを説明するためのフローチャートで
ある。
【0028】まず、利用者は、実行対象となるジョブご
とにジョブ定義情報を作成し、ジョブ定義情報格納部1
2に格納する。ここで、ジョブ定義情報を作成する作業
は、管理端末3上等でGUI等を備えた専用の定義ツー
ルを用いて行うことができる。なお、ジョブ定義情報と
しては、ジョブ中の各処理プログラムについて、そのプ
ログラム名、実行順序および実行先となる計算機に関す
る情報の他、ジョブまたはジョブ中の各処理プログラム
のリカバリ方法に関する情報や、ジョブまたはジョブ中
の各処理プログラムを実行する上で必要とされる計算機
リソースに関する情報等が格納されている。
【0029】図3はジョブ定義情報格納部12に格納さ
れたジョブ定義情報の一例を示す図である。
【0030】図3に示すように、ジョブ定義情報12′
は、フロー定義マスタファイル12a、実行順序定義フ
ァイル12bおよび処理プログラム属性定義ファイル1
2cの3つのファイルからなっている。
【0031】このうち、フロー定義マスタファイル12
aは、ジョブ定義情報のマスタファイルであり、識別番
号(“ID=00000001”)およびジョブ名(“NAME=業務
A”)の他、実行順序定義ファイル12bのファイル名
(“FILE=F01.net”)が記述されている。
【0032】実行順序定義ファイル12bは、ジョブ中
の各処理プログラムの実行順序を定義したものであり、
各処理プログラムの識別番号と、それに先行する処理プ
ログラムの識別番号とが複数組記述されている。
【0033】なお、図3に示す実行順序定義ファイル1
2bでは、識別番号0010の処理プログラムを先頭と
して、識別番号0010,0011の処理プログラムを
逐次実行した後、識別番号0012,0013の処理プ
ログラムを平行して実行し、最後に、識別番号001
2,0013の処理プログラムの終了を待ち合わせて識
別番号0014の処理プログラムを実行する場合の記述
例が示されている。
【0034】図4は図3に示す実行順序定義ファイル1
2bに従ったジョブの流れを示す模式図である。図4に
示すように、ジョブの流れは、(1)識別番号0010,
0011の処理プログラムのように、先行する処理プロ
グラムの終了を待って次の処理プログラムの実行を開始
するタイプ(逐次型)、(2)識別番号0012,001
3の処理プログラムのように、同時に複数の処理プログ
ラムを平行して実行するタイプ(分岐型)、(3)識別番
号0014の処理プログラムのように、先行する複数の
処理プログラムの終了を待ち合わせて次の処理プログラ
ムの実行を開始するタイプ(合流型)の組合せとして表
現することができる。
【0035】処理プログラム属性定義ファイル12c
は、ジョブ中の各処理プログラムの属性情報を定義した
ものであり、識別番号(“ID=0010”等)、プログラム
名(“NAME=処理A”等)、プログラムのパス(“PATH=
C:/.../p10.bat”等)および実行先となる計算機名
(“HOST=SERVER-A”等)の他、ジョブまたはジョブ中
の各処理プログラムのリカバリ方法の名称(“RECOVERY
=リカバリA”等)、およびジョブまたはジョブ中の各
処理プログラムを実行する上で必要とされる計算機リソ
ースに関する情報(図示せず)が記述されている。
【0036】以上のようにしてジョブ定義情報を作成し
た後、利用者は、管理端末3のジョブ投入部18を用い
てジョブの投入(実行要求)を行う。ここで、実行要求
を行うことができるジョブは、あらかじめジョブ定義情
報格納部12にジョブ定義情報が格納されているジョブ
のみである。なお、ジョブの実行要求は、利用者の指示
によって行う他、あらかじめ起動スケジュール(開始日
時および開始対象となるジョブ)を設定しておき、その
設定された日時に自動的に行うようにすることもでき
る。
【0037】図2に示すように、利用者の指示に従っ
て、またはあらかじめ設定された日時に自動的にジョブ
投入部18から出されたジョブの実行要求は、管理サー
バ1のジョブ投入受付部5で受け付けられ(ステップ1
01)、実行中ジョブ制御部6へ引き渡される。実行中
ジョブ制御部6は、ジョブ定義解析部8に対して問い合
わせを行い、ジョブ定義情報格納部12に格納されたジ
ョブ定義情報(図3のフロー属性定義マスタファイル1
2aおよび実行順序定義ファイル12b)を読み込み
(ステップ102)、実行要求が出されたジョブの先頭
の処理プログラムを抽出するとともにその処理プログラ
ムの実行先となる計算機を決定する(ステップ10
3)。
【0038】その後、実行中ジョブ制御部6は、該当す
る処理プログラムの実行要求をメッセージとしてメッセ
ージキューイング機構4へ引き渡し、該当する実行サー
バ2に対してメッセージを送信する(ステップ10
4)。メッセージキューイング機構4は、実行中ジョブ
制御部6から引き渡されたメッセージをキューイング
し、該当する実行サーバ2のメッセージキューイング機
構4との間でメッセージを非同期にやりとりする。ここ
で、メッセージキューイング機構4は自動リトライ機能
を有しており、ネットワーク20に障害が発生してメッ
セージが送信できない場合や、送信先となる実行サーバ
2がダウンしてメッセージが送信できない場合等におい
て、障害が発生してから障害から復旧するまでの間に一
定間隔で自動的にリトライを試み、通信可能な状態にな
った時点で自動的にメッセージを送信する。なお、ジョ
ブ中の一つの処理プログラムから複数の処理プログラム
へ流れが分岐する場合には、管理サーバ1から複数の実
行サーバ2に対してメッセージが同報される。また、管
理サーバ1と実行サーバ2との間でやりとりされるメッ
セージは、図3に示す処理プログラム属性ファイル12
cに相当するものであり、プログラム名、プログラムの
パス、実行先となる計算機名、オプションの情報(リカ
バリ方法の名称および計算機リソースに関する情報等)
等が含まれている。
【0039】ここで、管理サーバ1の実行中ジョブ制御
部6から送信された処理プログラムの実行要求のメッセ
ージは該当する実行サーバ2のプログラム実行要求受付
部13で受け付けられる(ステップ201)。その後、
このようにして受け付けられた処理プログラムの実行要
求のメッセージは、実行中プログラム制御部14へ引き
渡され、当該メッセージ内に含まれる情報に従って、該
当する処理プログラム17が起動される(ステップ20
2)。なお、実行中プログラム制御部14においては、
同時に複数の異なる処理プログラム17を起動すること
も可能であり、その場合には、それぞれの処理プログラ
ムに対応して複数のスレッドが起動される。
【0040】このようにして処理プログラムが起動され
ると、実行中プログラム制御部14は、プログラム実行
状態管理部15に対して実行中の処理プログラムの登録
を行う(ステップ203)。ここで、プログラム実行状
態管理部15は、処理プログラムがいくつ同時に実行さ
れているかを管理し、処理負荷の大きなプログラムを同
時に多く実行させないよう制御する。
【0041】なお、実行中プログラム制御部14は、起
動された処理プログラムの実行が終了すると、同様にし
てプログラム実行状態管理部15に対して処理プログラ
ムの登録削除要求を行う(ステップ204)。また、実
行中プログラム制御部14は、終了した処理プログラム
の終了ステータスを取得し、管理サーバ1の実行中ジョ
ブ制御部6に対して処理プログラムの実行終了通知をそ
の終了ステータスとともにメッセージとして送信する
(ステップ205)。なお、このメッセージは、実行サ
ーバ2のメッセージキューイング機構4を介して管理サ
ーバ1に対して送信される。
【0042】このようにして実行サーバ2から送信され
た実行終了通知は、管理サーバ1の実行中ジョブ制御部
6が受信する(ステップ105)。実行中ジョブ制御部
6は、受信した実行終了通知を終了ステータスとともに
ジョブ状態管理部7へ引き渡し、ジョブ状態管理テーブ
ル格納部11に格納されたジョブ状態管理テーブルを更
新する(ステップ106)。
【0043】図5はジョブ状態管理テーブル格納部11
に格納されたジョブ状態管理テーブルの一例を示す図で
ある。
【0044】図5に示すように、ジョブ状態管理テーブ
ル11′は、ジョブの進行状態に関する情報(ジョブI
D、業務名、投入日時、投入ユーザ、終了日時、現在の
ステータス、実行中ジョブステップ)の他、ジョブ中の
各処理プログラムの進行状態に関する情報(プログラム
ID、処理名、投入日時、実行開始日時、実行終了日
時、実行計算機、終了ステータス)が含まれている。
【0045】なお、実行中ジョブ制御部6は、1つの処
理プログラムの実行が終了すると、再びジョブ定義解析
部8に対して問い合わせを行い、当該ジョブのジョブ定
義情報中に次の処理プログラムが存在するか否かを判断
する(ステップ107)。
【0046】ここで、次の処理プログラムが存在する場
合には、当該次の処理プログラムを抽出するとともにそ
の処理プログラムの実行先となる計算機を決定し(ステ
ップ108)、上述したステップ104乃至107の処
理を繰り返す。なお、複数の処理プログラムから一つの
処理プログラムへ流れが合流する場合には、先行する複
数の処理プログラムの必要な実行終了通知が全て揃うま
で待ち、全ての実行終了通知が揃った時点で、次の処理
プログラムの実行要求をメッセージとして送信する。
【0047】なお、当該ジョブ中の最後の処理プログラ
ムが終了した時点で、一つのジョブが完了する(ステッ
プ109)。
【0048】ここで、このような一連の処理を伴うジョ
ブの実行中に障害が発生したときには、障害リカバリ処
理部9により、ジョブ定義情報格納部12に格納された
リカバリ方法に関する情報に基づいてジョブまたはジョ
ブ中の各処理プログラムの復旧処理(処理プログラムの
再実行や停止、およびジョブの再投入等)を行う。な
お、障害リカバリ処理部9は利用者が起動することがで
きる。
【0049】なお、ジョブの実行中に発生する障害とし
ては例えば、実行中の処理プログラムが何らかの原因に
よりエラーを起こして終了した場合や、ネットワーク2
0や計算機(管理サーバ1および実行サーバ2)等の障
害によって途中で中断したジョブが自動リトライを繰り
返したのにもかかわらず長時間にわたって停滞してしま
う場合等がある。なお、このような場合におけるリカバ
リ方法はジョブの種類によって異なり、ジョブを再開す
る方法として、エラーを起こした処理プログラムから再
度実行し直す方法や、エラーを起こした処理プログラム
をスキップして再開する方法をとることができる。ま
た、ジョブを再投入して最初の処理プログラムから実行
し直す方法や、エラーが発生した時点で強制的にジョブ
または処理プログラムを終了させる方法等をとることが
できる。なお、それぞれのジョブまたはジョブ中の処理
プログラムに対してとられるリカバリ方法は、ジョブ定
義情報格納部12に格納されたジョブ定義情報(処理プ
ログラム属性定義ファイル12c等)に記述される。
【0050】ここで、ジョブを再開する場合には、障害
リカバリ処理部9は、ジョブ状態管理テーブル格納部1
1に格納されたジョブ状態管理テーブルからジョブ中の
各処理プログラムの進行状態に関する情報を取得し、ジ
ョブ定義情報に記述されたリカバリ方法に従って、再開
する処理プログラムを決定した後、実行中ジョブ制御部
6に対して処理プログラムの再開要求等を出す。なおこ
のとき、障害リカバリ処理部9は、メッセージキューイ
ング機構4に残されている関係するメッセージを全て削
除する。また、ジョブを再投入する場合には、障害リカ
バリ処理部9は、メッセージキューイング機構4に残さ
れている関係するメッセージを全て削除し、ジョブ投入
受付部5に対して再投入の指示を行う。さらに、ジョブ
を強制的に終了させる場合には、障害リカバリ処理部9
は、メッセージキューイング機構4に残されている関係
するメッセージを全て削除した後、ジョブ状態管理部7
によりジョブ状態管理テーブル格納部11に格納された
ジョブ状態管理テーブル中のジョブのステータスを強制
終了の状態に更新する。
【0051】また、このような一連の処理を伴うジョブ
を実行する際には、管理サーバ1のジョブ用リソース管
理部10により、ジョブを実行する上で必要とされる計
算機リソースをジョブ単位で管理する。このとき、ジョ
ブ用リソース管理部10は、ジョブの実行を開始および
終了する際にあらかじめ必要な計算機リソースの確保お
よび開放を行う。具体的には、ジョブの実行を開始する
際には、計算機リソースの確保を行い、確保できない場
合にはジョブの実行を待ち合わせ、確保できた時点でジ
ョブを開始する。これに対し、このようなジョブ中の各
処理プログラムを実行する際には、各実行サーバ2のプ
ログラム用リソース管理部16により、ジョブ中の各処
理プログラムを実行する上で必要とされる計算機リソー
スを処理プログラム単位で管理する。このとき、プログ
ラム用リソース管理部16は、処理プログラムの実行を
開始および終了する際にあらかじめ必要な計算機リソー
スの確保および開放を行う。具体的には、処理プログラ
ムの実行を開始する際には、計算機リソースの確保を行
い、確保できない場合には処理プログラムの実行を待ち
合わせ、確保できた時点で処理プログラムの実行を開始
する。なお、ジョブまたはジョブ中の各処理プログラム
を実行する上で必要とされる計算機リソースに関する情
報はジョブ単位および処理プログラム単位でジョブ定義
情報格納部12に格納されている。
【0052】ここで、ジョブ用リソース管理部10およ
びプログラム用リソース管理部16において、計算機リ
ソースを確保できない理由としては、当該計算機リソー
スが他のジョブや処理プログラムにより既に確保されて
いるという場合が一般的である。この場合には、ジョブ
用リソース管理部10およびプログラム用リソース管理
部16は、当該他のジョブまたは処理プログラムの実行
が終了して計算機リソースが開放されるまで当該計算機
リソースを確保することができないので、当該ジョブま
たは処理プログラムは実行待ちの状態となる。その後、
ジョブ用リソース管理部10およびプログラム用リソー
ス管理部16は、当該他のジョブまたは処理プログラム
の実行が終了して計算機リソースが開放された時点で、
実行待ちの状態にあるジョブまたはジョブ中の処理プロ
グラムに対して計算機リソースを割り当て、ジョブまた
はジョブ中の処理プログラムの実行を順次開始する。な
お、このようにして計算機リソースの排他制御を行うこ
とにより、ジョブまたはジョブ中の各処理プログラムの
実行時に必要な計算機リソースが不足してエラーが発生
することを抑制することができる。
【0053】このように本発明の第1の実施の形態によ
れば、複数の計算機(管理サーバ1および実行サーバ
2)のそれぞれに非同期のメッセージ通信を行うための
メッセージキューイング機構4を設け、メッセージキュ
ーイング機構4を介してジョブ中の各処理プログラムの
実行要求をメッセージとしてやりとりすることにより各
処理プログラムを連携させているので、ネットワーク2
0を介して互いに接続された複数の計算機上で複数の処
理プログラムからなるジョブの一連の処理を容易かつ確
実に実行することができる。
【0054】すなわち、本発明の第1の実施の形態によ
れば、ジョブ中の各処理プログラムの実行要求をメッセ
ージキューイング機構4を介してやりとりしているの
で、相手先の計算機の状態にかかわらず、管理サーバ1
から各実行サーバ2へのメッセージの送信、各実行サー
バ2でのメッセージの受け付けおよび実行、および管理
サーバ1での各実行サーバ2からのメッセージの待ち合
わせ等を容易に行うことができ、このため、処理時間や
処理タイミング等が異なる複数の処理プログラムを容易
に連携させることができる。また、管理サーバ1および
複数の実行サーバ2としてプラットフォーム(OS等)
が異なる複数の計算機が用いられる場合でも、これらの
計算機(管理サーバ1および実行サーバ2)の間で適切
にデータをやりとりすることができる。さらに、メッセ
ージキューイング機構4により、ネットワーク20や実
行サーバ2等の障害によりメッセージが送信できないと
きに、そのメッセージをキューイングし、通信可能な状
態になった時点で自動的にリトライを試み、通信可能に
なった時点でメッセージを送信するので、ネットワーク
20や計算機(管理サーバ1および実行サーバ2)等の
障害に対して、計算機の間でやりとりされるデータの処
理および制御の流れを保証して信頼性を保つことができ
る。
【0055】第2の実施の形態 次に、図6により、本発明によるバッチジョブ制御シス
テムの第2の実施の形態について説明する。本発明の第
2の実施の形態は、ネットワークを介して接続された計
算機が全て実行サーバであり、各実行サーバが図1に示
す管理サーバの機能を備えている点を除いて、他は図1
に示す第1の実施の形態と略同一である。本発明の第2
の実施の形態において、図1に示す第1の実施の形態と
同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0056】図6に示すように、バッチジョブ制御シス
テムは、ジョブ中の各処理プログラムを実行する複数の
実行サーバ(実行計算機)21を備えている。各実行サ
ーバ21はそれぞれ非同期のメッセージ通信を行うため
のメッセージキューイング機構4を有し、各実行サーバ
21の間でメッセージキューイング機構4を介してジョ
ブの実行要求をメッセージとしてやりとりすることによ
り各処理プログラムを連携させるようになっている。
【0057】ここで、各実行サーバ21は、ジョブの実
行要求として、ジョブ中の各処理プログラムの実行順序
および実行先となる計算機に関するジョブ定義情報1
2′と、実行中のジョブの進行状態を表すジョブ状態管
理テーブル11′とをやりとりしており、これらの情報
に基づいてジョブの実行要求を受け付けた各実行サーバ
21が図1に示す管理サーバ1および実行サーバ2の両
方の機能を果たすようになっている。
【0058】すなわち、各実行サーバ21は、ジョブ定
義情報12′とジョブ状態管理テーブル11′とを受け
付けるジョブ実行要求受付部22を有しており、このジ
ョブ実行要求受付部22で受け付けられたジョブの実行
要求が実行中ジョブ制御部6および実行中プログラム1
4の両方に送られるようになっている。
【0059】具体的には、ジョブ実行要求受付部22に
よりジョブの実行要求が受け付けられると、ジョブ定義
情報12′とジョブ状態管理テーブル11′とが実行中
ジョブ制御部6に送られ、実行中ジョブ制御部6の制御
の下で、ジョブ定義情報12′とジョブ状態管理テーブ
ル11′とを解析し、ジョブ中の未実行の処理プログラ
ムの実行順序および実行先となる計算機を決定する。な
お、実行中ジョブ制御部6は、ジョブ実行要求受付部2
2で受け付けられたジョブの実行を制御し、ジョブ定義
解析部8により決定されたジョブ中の未実行の処理プロ
グラムの実行順序に基づいて、該当する実行サーバ2に
対して未実行の処理プログラムを含むジョブの実行要求
としてジョブ定義情報12′とジョブ状態管理テーブル
11′とをメッセージとして送信する。
【0060】一方、ジョブ実行要求受付部22により受
け付けられたジョブ中の処理プログラムのうち、当該実
行計算機で実行すべき処理プログラムが実行中プログラ
ム制御部14により実行される。
【0061】なお、複数の実行サーバ21のうちの少な
くとも一つは外部からのジョブの投入を受け付けるジョ
ブ投入受付部5を有しており、起点となる実行サーバ2
1に対して外部からジョブの実行要求(ジョブ定義情報
12′およびジョブ状態管理テーブル11′を含む)を
行うことができるようになっている。
【0062】このように本発明の第2の実施の形態によ
れば、複数の計算機(実行サーバ2)のそれぞれに非同
期のメッセージ通信を行うためのメッセージキューイン
グ機構4を設け、メッセージキューイング機構4を介し
てジョブの実行要求をメッセージとしてやりとりするこ
とにより各処理プログラムを連携させているので、上述
した第1の実施の形態と同様に、ネットワーク20を介
して互いに接続された複数の計算機(実行サーバ2)上
で複数の処理プログラムからなるジョブの一連の処理を
容易かつ確実に実行することができる。
【0063】なお、上述した第1および第2の実施の形
態におけるメッセージキューイング機構4、ジョブ投入
受付部5、実行中ジョブ制御部6、ジョブ状態管理部
7、ジョブ定義解析部8、障害リカバリ処理部9、ジョ
ブ用リソース管理部10、プログラム実行要求受付部1
3、実行中プログラム制御部14、プログラム実行状態
管理部15、プログラム用リソース管理部16、ジョブ
投入部18、ジョブ状態監視部19およびジョブ実行要
求受付部22はいずれも、コンピュータ上で動作するプ
ログラムとして実現することができる。このようなプロ
グラムは、各種の記録媒体に記録され、コンピュータか
ら読み出されて上述したような処理が行われる。
【0064】なお、上述した第1および第2の実施の形
態で用いられる記録媒体としては、磁気ディスク、フロ
ッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディ
スク(CD−ROM、CD−RおよびDVD等)、光磁
気ディスク(MO等)および半導体メモリ等を含み、プ
ログラムを記録することができ、かつコンピュータ読み
取り可能なものであれば、その記録形式はどのようなも
のでもよい。また、記録媒体としては、ネットワーク上
で伝送される際の搬送波等の情報伝達媒体を含む。さら
に、記録媒体は、コンピュータと独立したものに限ら
ず、LANやインターネット等により伝送されたプログ
ラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記録媒
体も含まれる。さらにまた、記録媒体は1つであるとは
限らず、複数の記録媒体から上述した第1および第2の
実施の形態で行われる処理が実現される場合も本発明に
おける記録媒体の概念に含まれる。
【0065】また、上述した第1および第2の実施の形
態で用いられる記録媒体としては、記録媒体からコンピ
ュータにインストールされたプログラムの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシ
ステム(OS)、データベース管理ソフトおよびネット
ワークソフト等の他のプログラム(ミドルウェア等)に
より、上述した第1および第2の実施の形態で行われる
処理の一部を実現するようにしてもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ネ
ットワークを介して互いに接続された複数の計算機上で
複数の処理プログラムからなるジョブの一連の処理を容
易かつ確実に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバッチジョブ制御システムの第1
の実施の形態を示す全体構成図。
【図2】図1に示すバッチジョブ制御システムの全体の
処理の流れを説明するためのフローチャート。
【図3】図1に示すバッチジョブ制御システムで用いら
れるジョブ定義情報の一例を示す図。
【図4】図3に示すジョブ定義情報に従ったジョブの流
れを示す模式図。
【図5】図1に示すバッチジョブ制御システムで用いら
れるジョブ状態管理テーブルの一例を示す図。
【図6】本発明によるバッチジョブ制御システムの第2
の実施の形態を示す全体構成図。
【符号の説明】
1 管理サーバ(管理計算機) 2,21 実行サーバ(実行計算機) 3 管理端末 4 メッセージキューイング機構 5 ジョブ投入受付部 6 実行中ジョブ制御部 7 ジョブ状態管理部 8 ジョブ定義解析部 9 障害リカバリ処理部 10 ジョブ用リソース管理部 11 ジョブ状態管理テーブル格納部 11′ ジョブ状態管理テーブル 12 ジョブ定義情報格納部 12′ ジョブ定義情報 12a フロー定義マスタファイル 12b 実行順序定義ファイル 12c 処理プログラム属性定義ファイル 13 プログラム実行要求受付部 14 実行中プログラム制御部 15 プログラム実行状態管理部 16 プログラム用リソース管理部 17 処理プログラム 18 ジョブ投入部 19 ジョブ状態監視部 20 ネットワーク 22 ジョブ実行要求受付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/177 678 G06F 15/177 678C

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の処理プログラムからなるジョブの実
    行を制御し、当該各処理プログラムを連携させて一連の
    処理を実行するバッチジョブ制御システムにおいて、 ジョブ中の各処理プログラムの実行順序および実行先と
    なる計算機を管理する管理計算機と、 前記管理計算機に接続され、ジョブ中の各処理プログラ
    ムを実行する複数の実行計算機とを備え、 前記管理計算機および前記各実行計算機はそれぞれ非同
    期のメッセージ通信を行うためのメッセージキューイン
    グ手段を有し、前記管理計算機と前記各実行計算機との
    間で前記メッセージキューイング手段を介してジョブ中
    の各処理プログラムの実行要求をメッセージとしてやり
    とりすることにより前記各処理プログラムを連携させる
    ことを特徴とするバッチジョブ制御システム。
  2. 【請求項2】前記管理計算機は、ジョブの実行要求を受
    け付けるジョブ投入受付手段と、 ジョブ中の各処理プログラムの実行順序および実行先と
    なる計算機に関するジョブ定義情報を格納するジョブ定
    義情報格納手段と、 前記ジョブ定義情報格納手段に格納されたジョブ定義情
    報を解析し、前記ジョブ投入受付手段により受け付けら
    れたジョブについて、当該ジョブ中の各処理プログラム
    の実行順序および実行先となる計算機を決定するジョブ
    定義解析手段と、 前記ジョブ投入受付手段により受け付けられたジョブの
    実行を制御し、前記ジョブ定義解析手段により決定され
    た実行順序に基づいて、該当する実行計算機に対して該
    当する処理プログラムの実行要求をメッセージとして送
    信する実行中ジョブ制御手段とを有し、 前記各実行計算機は、ジョブ中の各処理プログラムの実
    行要求のメッセージを受け付けるプログラム実行要求受
    付手段と、 前記プログラム実行要求受付手段により受け付けられた
    実行要求に対応する処理プログラムを実行し、その実行
    終了通知を前記管理計算機に対してメッセージとして送
    信する実行中プログラム制御手段とを有することを特徴
    とする請求項1記載のバッチジョブ制御システム。
  3. 【請求項3】前記管理計算機は、実行中のジョブの進行
    状態を管理するジョブ状態管理手段をさらに有し、 前記各実行計算機は、実行中の処理プログラムの進行状
    態を管理するプログラム実行状態管理手段をさらに有す
    ることを特徴とする請求項2記載のバッチジョブ制御シ
    ステム。
  4. 【請求項4】前記管理計算機の前記ジョブ定義情報格納
    手段は、前記ジョブ定義情報の一部として、ジョブまた
    はジョブ中の各処理プログラムのリカバリ方法に関する
    情報をさらに格納し、 前記管理計算機は、ジョブの実行中に障害が発生したと
    きに前記ジョブ定義情報格納手段に格納された前記リカ
    バリ方法に関する情報に基づいてジョブまたはジョブ中
    の各処理プログラムの復旧処理を行う障害リカバリ処理
    手段をさらに有することを特徴とする請求項2記載のバ
    ッチジョブ制御システム。
  5. 【請求項5】前記管理計算機の前記ジョブ定義情報格納
    手段は、前記ジョブ定義情報の一部として、ジョブを実
    行する上で必要とされる計算機リソースに関する情報を
    さらに格納し、 前記管理計算機は、前記ジョブ定義情報格納手段に格納
    された前記計算機リソースに関する情報に基づいてジョ
    ブを実行する上で必要とされる計算機リソースをジョブ
    単位で管理するジョブ用リソース管理手段をさらに有す
    ることを特徴とする請求項2記載のバッチジョブ制御シ
    ステム。
  6. 【請求項6】前記管理計算機の前記ジョブ定義情報格納
    手段は、前記ジョブ定義情報の一部として、ジョブ中の
    各処理プログラムを実行する上で必要とされる計算機リ
    ソースに関する情報をさらに格納し、 前記管理計算機は、前記各実行計算機に対してジョブ中
    の各処理プログラムの実行要求とともに前記計算機リソ
    ースに関する情報を送信し、 前記各実行計算機は、前記管理計算機から送信された前
    記計算機リソースに関する情報に基づいてジョブ中の各
    処理プログラムを実行する上で必要とされる計算機リソ
    ースを処理プログラム単位で管理するプログラム用リソ
    ース管理手段をさらに有することを特徴とする請求項2
    記載のバッチジョブ制御システム。
  7. 【請求項7】複数の処理プログラムからなるジョブの実
    行を制御し、当該各処理プログラムを連携させて一連の
    処理を実行するバッチジョブ制御システムにおいて、 ジョブ中の各処理プログラムを実行する複数の実行計算
    機を備え、 前記各実行計算機はそれぞれ非同期のメッセージ通信を
    行うためのメッセージキューイング手段を有し、前記各
    実行計算機の間で前記メッセージキューイング手段を介
    してジョブの実行要求をメッセージとしてやりとりする
    ことにより前記各処理プログラムを連携させることを特
    徴とするバッチジョブ制御システム。
  8. 【請求項8】前記各実行計算機は、ジョブの実行要求と
    して、ジョブ中の各処理プログラムの実行順序および実
    行先となる計算機に関するジョブ定義情報と実行中のジ
    ョブの進行状態に関する情報とを受け付けるジョブ実行
    要求受付手段と、 前記ジョブ実行要求受付手段により受け付けられたジョ
    ブについて、前記ジョブ定義情報と前記実行中のジョブ
    の進行状態に関する情報とを解析し、ジョブ中の未実行
    の処理プログラムの実行順序および実行先となる計算機
    を決定するジョブ定義解析手段と、 前記ジョブ投入受付手段により受け付けられたジョブの
    実行を制御し、前記ジョブ定義解析手段により決定され
    たジョブ中の未実行の処理プログラムの実行順序に基づ
    いて、該当する実行計算機に対して未実行の処理プログ
    ラムを含むジョブの実行要求として前記ジョブ定義情報
    と前記実行中のジョブの進行状態に関する情報とをメッ
    セージとして送信する実行中ジョブ制御手段と、 前記ジョブ実行要求受付手段により受け付けられたジョ
    ブ中の処理プログラムのうち、当該実行計算機で実行す
    べき処理プログラムを実行する実行中プログラム制御手
    段とを有することを特徴とする請求項7記載のバッチジ
    ョブ制御システム。
  9. 【請求項9】前記各実行計算機は、実行中のジョブの進
    行状態を管理するジョブ状態管理手段と、 実行中の処理プログラムの進行状態を管理するプログラ
    ム実行状態管理手段とをさらに有することを特徴とする
    請求項8記載のバッチジョブ制御システム。
  10. 【請求項10】前記ジョブ定義情報は、ジョブまたはジ
    ョブ中の各処理プログラムのリカバリ方法に関する情報
    をさらに含み、 前記各実行計算機は、ジョブの実行中に障害が発生した
    ときに前記ジョブ定義情報に含まれる前記リカバリ方法
    に関する情報に基づいてジョブまたはジョブ中の各処理
    プログラムの復旧処理を行う障害リカバリ処理手段をさ
    らに有することを特徴とする請求項8記載のバッチジョ
    ブ制御システム。
  11. 【請求項11】前記ジョブ定義情報は、ジョブを実行す
    る上で必要とされる計算機リソースに関する情報をさら
    に含み、 前記各実行計算機は、前記ジョブ定義情報に含まれる前
    記計算機リソースに関する情報に基づいてジョブを実行
    する上で必要とされる計算機リソースをジョブ単位で管
    理するジョブ用リソース管理手段をさらに有することを
    特徴とする請求項8記載のバッチジョブ制御システム。
  12. 【請求項12】前記ジョブ定義情報は、ジョブ中の各処
    理プログラムを実行する上で必要とされる計算機リソー
    スに関する情報をさらに含み、 前記各実行計算機は、前記ジョブ定義情報に含まれる前
    記計算機リソースに関する情報に基づいてジョブ中の各
    処理プログラムを実行する上で必要とされる計算機リソ
    ースを処理プログラム単位で管理するプログラム用リソ
    ース管理手段をさらに有することを特徴とする請求項8
    記載のバッチジョブ制御システム。
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