JP2002045457A - スコアサーバ、スコア通知システム、スコア通知プログラムが格納されたプログラム製品、及びスコア通知方法 - Google Patents

スコアサーバ、スコア通知システム、スコア通知プログラムが格納されたプログラム製品、及びスコア通知方法

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JP2002045457A
JP2002045457A JP2000236935A JP2000236935A JP2002045457A JP 2002045457 A JP2002045457 A JP 2002045457A JP 2000236935 A JP2000236935 A JP 2000236935A JP 2000236935 A JP2000236935 A JP 2000236935A JP 2002045457 A JP2002045457 A JP 2002045457A
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Masayuki Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 離れた箇所において競技を行っている複数の
競技者が、他の競技者のスコア状況を容易に把握可能な
スコア通知システムを提供すること。 【解決手段】 サーバ10,90、及びサーバ10にイ
ンターネット20を介してデータを送受信する携帯電話
30a,30b,30c,・・・を含み、サーバ10,
90は、携帯電話30a,30b,30c,・・・が配
置されるそれぞれの競技場のスコアを受信し、スコアに
基づいて、全ての競技場でのスコア状況を表示するため
の表示データを作成し、作成した表示データを携帯電話
30a,30b,30c,・・・に送信する表示データ
送信手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数に分散して行
う競技のスコアの通知に関し、詳細には、互いに離れた
箇所において同時にまたは並列的に競技を行っている複
数の競技者どうしが、他の競技者のスコア状況を容易に
把握できるスコアサーバ、スコア通知システム、スコア
通知プログラムが格納されたプログラム製品、及びスコ
ア通知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴルフコンペ等の競技では、競技
者は分散し互いに離れて競技を行う。そして、競技中に
は競技者各自がスコアを記録しておき、途中の決められ
た時刻や競技終了後に、全部のスコアが集計され、結果
が発表される。しかし、競技途中でも、他の競技者や他
の組のスコア状況が判れば、競技が盛り上がり、また終
了後の集計の負担が軽減される。そのため、複数に分散
して行われる競技について、互いにスコア状況を知るこ
とのできるシステムが求められている。
【0003】他の競技者のスコア状況を知るための技術
として、特開平5−253327号公報には、ゴルフ場
の各ホール間の移動経路に端末装置を配置し、ホール間
の移動途中に、端末装置にスコアを入力しセンタ装置へ
送信するとともに、集計結果を受信するシステムが提案
されている。特開平10−303976号公報には、各
競技者が電子メール端末からスコアを入力してセンタ装
置にメール送信し、センタ装置から各電子メール端末に
スコア状況をメール受信するシステムが提案されてい
る。特開平11−197285号公報には、移動可能な
子局から無線により各ホールのスコアを取得し集計結果
を子局へ送信するシステムが提案されている。また、ス
コアの記録や集計の手間を軽減する技術として、特開平
8−10373号公報には、競技者各個人が携帯する携
帯端末として、各ホールのゴルフスコアを入力するとス
コアを集計するものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平5−2
53327号公報記載の技術では、端末装置が固定され
ているために、スコアの入力や閲覧をできる場所が限定
されてしまう。特開平10−303976号公報記載の
技術では、電子メール機能によって各端末とセンタとが
無線回線を介してデータを送受信するため、センタにお
いて各端末のアドレスや携帯電話番号等を設定する必要
があり、多くの参加者や場所で行われる大規模な競技に
おいては過大な手間を要する。特開平11−19728
5号公報記載の技術では、子局とセンタとの間でのスコ
アデータの送受信が無線により行われるため、距離の極
端に離れた場所では通信が困難となるので、複数のゴル
フ場で行われるコンペ等においてお互いのスコア状況を
知ることは困難である。特開平8−10373号公報記
載の技術では、携帯している個人のスコアのみが集計さ
れ、競技者全部についてのスコアの集計は別途競技終了
後とに行う必要があり、他の競技者のスコア状況は参照
できない。
【0005】更に、上述のようなスコア集計システムに
おいて、入力されるスコアが途中で抜けている場合に、
集計が不正確になってしまうおそれがある。また、スコ
アの修正においても、競技への集中度を低下させずに確
実・迅速に修正が行われる必要がある。加えて、複数の
組に分散して行う競技については、競技の組分けの手間
がかかる。そのため、簡単且つ確実に所定人数に組分け
を行える技術が求められている。また、ハンディキャッ
プに基づいてスコアを決定する競技において、従来は自
己申告によってハンディキャップを決定しているが、よ
り公平且つ簡潔にハンディキャップを決定しこのハンデ
ィキャップに基づいてスコアを集計できる技術も要請さ
れている。更に、これまでは、競技途中で競技者の経過
ホールが異なり且つ各競技者のハンディキャップも異な
る等の状態では、経過ホールのイーブンパー打数の差異
を考慮した順位表示をするシステムは存在せず、ゴルフ
のような、複数の段階を移行して競われる競技につい
て、各競技者によって経過した段階(各競技者の競技の
進行状況)の差異を考慮した暫定的な順位を自動算出・
表示するシステムも望まれている。
【0006】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、複数に分散して行われる競技のスコア
状況を互いに容易に知ることのできるスコアサーバ、ス
コア通知システム、スコア通知プログラムが格納された
プログラム製品、及びスコア通知方法を提供することを
第1の目的とする。また、本発明は、複数組に分散して
行う競技において、容易且つ確実に所定人数に組分けを
行い、競技中のスコア状況を知ることのできるスコアサ
ーバ、スコア通知システム、スコア通知プログラムが格
納されたプログラム製品、及びスコア通知方法を提供す
ることを第2の目的とする。本発明は、スコアの抜けな
く正確なスコア状況を知ることのできるスコアサーバ、
スコア通知システム、スコア通知プログラムが格納され
たプログラム製品、及びスコア通知方法を提供すること
を第3の目的とする。本発明は、競技途中にスコアを確
認し修正の必要があった場合に迅速・確実且つ容易に修
正を行うことのできるスコアサーバ、スコア通知システ
ム、スコア通知プログラムが格納されたプログラム製
品、及びスコア通知方法を提供することを第4の目的と
する。本発明は、公平且つ簡潔にハンディキャップを決
定し決定されたハンディキャップに基づいたスコア状況
を知ることのできるスコアサーバ、スコア通知システ
ム、スコア通知プログラムが格納されたプログラム製
品、及びスコア通知方法を提供することを第5の目的と
する。本発明は、複数の段階を移行して競われる競技に
おいて競技の途中経過が各競技者や組毎に異なる場合
に、各競技者や組に対して、途中経過の差異を考慮した
スコア状況を知ることのできるスコアサーバ、スコア通
知システム、スコア通知プログラムが格納されたプログ
ラム製品、及びスコア通知方法を提供することを第6の
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、インターネ
ットに接続される複数の携帯端末それぞれから発信され
る競技中の競技のスコアを、インターネットを介して受
信するスコア受信手段と、前記スコア受信手段で受信し
た複数の前記スコアに基づいて、前記競技についてのス
コア状況データを作成するスコア状況データ作成手段
と、前記スコア状況データ作成手段で作成した前記スコ
ア状況のデータを格納するスコア状況データ格納手段
と、前記携帯端末からの要求に応じて、前記スコア状況
データ作成手段で作成した前記スコア状況データに基づ
いて、前記競技のスコア状況を前記携帯端末で表示する
表示用データを、前記携帯端末へ向けて送信する表示デ
ータ送信手段とを備えるスコアサーバ(第1の構成)を
提供することにより、前記第1の目的を達成する。この
第1のスコアサーバにおいて、スコア状況データ作成手
段により作成されるスコア状況データが前記携帯端末に
インターネットを介して送信し且つ前記携帯端末上に表
示可能である場合には、スコア状況データ作成手段によ
り作成されるスコア状況データをそのまま表示用データ
とすることができる。スコア状況データ作成手段により
作成されたスコア状況データをそのまま表示用データと
して採用しない場合、前記第1のスコアサーバにおい
て、表示用データは、スコア状況データの作成・更新に
合わせて表示用データ作成手段により作成されたり更新
され、所定の格納部(表示用データ格納部)に格納して
おき、携帯端末からの要求に応じて送信するようにする
ことができる。また、携帯端末からの要求を受けた際
に、スコア状況データに基づいてその都度作成するよう
にしてもよい。更に、最初に携帯端末からの要求があっ
たときに作成した表示用データは所定の格納部に格納し
ておき、スコア状況データに応じて更新し、携帯端末か
らの要求が無い場合には作成しないようにすることもで
きる。前記スコア状況データ格納手段がスコア状況デー
タを格納する格納先は、スコアサーバに具備されるハー
ドディスク等の記憶部とすることができる。また、前記
スコア状況データ格納手段は、スコアサーバと所定の通
信手段により接続される外部のコンピュータ等の端末装
置にスコア状況データを出力し、外部の端末装置の記憶
部に記憶させるものとすることも可能である。
【0008】また、本発明は、前記第1の構成のスコア
サーバにおいて、競技者により組が構成され、該組単位
で行われる競技について、前記組と該組で競技を行う競
技者との対応を取得する競技組取得手段を備え、前記ス
コア受信手段は、前記競技の競技者それぞれのスコアま
たは前記組毎のスコアを受信し、前記表示用データは、
前記競技組取得手段で取得された前記組毎に、前記競技
者または前記組とそれらの前記スコア状況とを対応させ
て表示させるデータであるスコアサーバ(第2の構成)
を提供する。前記競技組取得手段は、前記対応を、前記
携帯端末を含むその他の端末装置やコンピュータから有
線または無線の通信を介して取得するものとできる。ま
た、スコアサーバが有する入力装置に操作者が入力した
ものを直接取得するものとしてもよい。更に、本発明
は、前記第2の構成のスコアサーバにおいて、前記競技
組取得手段で取得された前記対応に基づいて、各組を構
成する前記競技者の人数が所定人数(例えば、競技がゴ
ルフである場合には、通常各組が3人乃至4人で構成さ
れる)となっていない警告組を検出する警告組検出手段
と、前記警告組検出手段で前記警告組が検出された場合
に、前記競技組取得手段で前記対応を取得した取得元へ
警告を出力する警告出力手段とを備え、前記競技組取得
手段は、前記警告出力手段で警告が出力された場合に、
前記組と競技者との対応を再取得し、前記競技組取得手
段により前記組と競技者との対応が再取得された場合の
表示用データは、再取得された前記組毎に前記スコア状
況を表示するデータであるスコアサーバ(第3の構成)
を提供することにより、前記第2の目的を達成する。こ
の第3の構成のスコアサーバにおいて、前記所定人数
は、予め設定されている人数とすることができる。ま
た、操作者の入力や選択により各組を構成する所定人数
を取得する組人数取得手段を備え、この組人数取得手段
で取得された人数とすることもできる。前記競技組取得
手段は、組を変更しない旨のユーザからの入力を取得
し、警告出力前に取得し警告組を含む対応を、警告組を
含んでいるにもかかわらずそのまま再取得し、この対応
に基づいてスコア状況データや表示用データを作成する
ようにしてもよい。この場合には、操作者による新たな
対応の入力無しで、警告出力前に取得され所定の格納部
(競技組格納部)に格納される対応を、そのまま再取得
することができる。前記競技組取得手段で前記対応を取
得した取得元とは、対応が入力された携帯端末やコンピ
ュータ等のことである。前記警告出力手段は、この取得
元へ、取得元で対応を入力した操作者等に認識可能に前
記警告を出力する。この警告としては、例えば、警告組
がある旨を表すことばや画像、音声等が挙げられる。本
発明は、前記第1の構成から前記第3の構成のうちのい
ずれか1の構成のスコアサーバにおいて、前記競技組取
得手段は、前記警告組検出手段により警告組が検出され
た場合に、既に取得し警告組を含む競技者と組との対応
に基づいて、前記組それぞれの人数が所定人数に近くな
るように、前記組と該組で競技を行う競技者との新たな
対応を算出し、該対応を、再取得される前記対応の候補
として前記取得元へ出力するスコアサーバ(第4の構
成)を提供する。第4の構成のスコアサーバでは、前記
競技組取得手段が算出し出力した対応について、操作者
からこの対応でよい旨の入力・選択を得た場合に、出力
した前記対応をそのまま再取得した対応とするようにし
てもよい。本発明は、前記第1の構成から前記第4の構
成のうちのいずれか1の構成のスコアサーバにおいて、
前記スコア受信手段は、複数の段階を移行して競われる
競技について、各段階毎のスコアを受信し、前記スコア
受信手段で受信した前記スコアから、既に終了している
前記段階であってスコアを受信していない段階を検出す
るスコア抜け検出手段を備え、前記表示データ送信手段
は、前記スコア抜け検出手段でスコアを受信していない
段階があると検出された場合に、スコアを取得していな
い段階以前のスコア状況データに基づいた表示用データ
を送信するスコアサーバ(第5の構成)を提供すること
により、前記第3の目的を達成する。この第5の構成の
スコアサーバは、スコア抜け検出手段によりスコア抜け
が検出された場合に前記スコア状況データ作成手段によ
るスコア状況のデータの作成(更新)を禁止するスコア
状況データ作成禁止手段を設け、スコア抜け以降のスコ
アのデータによってスコア状況のデータが更新されない
ようにしてもよい。また、スコア抜け検出手段によりス
コア抜けが検出された場合には、前記表示用データ作成
手段が、スコア抜け以降のスコア状況データを参照せず
に表示用データを作成するようにしてもよい。更に、ス
コア抜け検出手段によりスコア抜けが検出された場合
に、携帯端末に応じて送信する表示用データとして、前
記表示用データ作成手段が作成した表示用データのう
ち、スコア抜け以前のスコア状況データで作成された表
示用データを選択して表示データ送信手段により送信す
るようにしてもよい。本発明は、前記第1の構成から前
記第5の構成のうちのいずれか1の構成のスコアサーバ
において、前記表示データ送信手段から送信される前記
表示用データは、該データに含まれるスコアの値と該ス
コアの値の前記スコア状況データ格納手段における位置
との関連付けを含み、前記携帯端末上に表示される表示
データ上でのスコアの値の修正に基づいて、修正された
スコアの値とその位置とを受信する修正受信手段と、前
記修正受信手段で受信したスコアの値及びその位置に基
づいて、前記スコア状況データ格納手段に格納されるス
コア状況データを修正し更新する格納データ修正手段と
を備えるスコアサーバ(第6の構成)を提供することに
より、前記第4の目的を達成する。また、本発明は、前
記第1の構成から第6の構成のうちのいずれか1の構成
のスコアサーバにおいて、前記競技者それぞれまたは前
記組毎のハンディキャップを取得するハンディキャップ
取得手段と、前記スコア受信手段で受信した前記スコ
ア、及び、前記ハンディキャップ取得手段で取得された
前記ハンディキャップに基づいて、該ハンディキャップ
が考慮された前記競技者または前記組の較正スコアを算
出する較正スコア算出手段とを備え、前記表示データ作
成手段は、前記較正スコア算出手段で算出された前記較
正スコアに基づいて、前記スコア状況表示データを作成
するスコアサーバ(第7の構成)を提供する。第7の構
成のスコアサーバにおいて、ハンディキャップ取得手段
は、キーボード等の入力手段から入力される競技者の自
己申告のハンディキャップを取得してもよい。また、例
えばゴルフにおいてシングルリペア、ダブルリペア等の
隠しホールを予め設定しておき、この隠しホールでのス
コアに基づいてハンディキャップを算出する等、伏せら
れた所定の段階におけるスコアを受信しこのスコアに基
づいてハンディキャップを算出するようにしてもよい。
更に、各競技者が前半6ホール等の所定のホールを終了
した段階で、各ホールのイーブンパーを参照してハンデ
ィキャップを算出する等、1または複数の所定の段階の
スコアから各段階の規定スコアを考慮してハンディキャ
ップを算出してもよい。また上述の自己申告、隠しホー
ル、所定ホールの3つの手法のうち2または3を組み合
わせて取得するようにしてもよい。例えば、自己申告と
所定ホールの2つを組み合わせると、全競技者が所定ホ
ールを終了するまでは自己申告のハンディキャップを採
用して較正スコアを算出し、全競技者が所定ホールを終
了した後は、自己申告のハンディキャップを所定ホール
のスコアで較正した較正ハンディキャップを採用する等
である。また、較正スコア算出手段により算出される較
正スコアとは、スコア受信手段で受信したスコアとハン
ディキャップ取得手段で取得したハンディキャップとに
基づいて算出される、ハンディキャップが考慮されたス
コアである。この場合、較正スコアは、スコア受信手段
で取得したスコアとハンディキャップ取得手段で取得し
たハンディキャップから直接算出されるものでも、取得
したハンディキャップを更に所定の手法により是正した
較正ハンディキャップを求め、受信したスコアとこの較
正ハンディキャップとから算出しても、また、受信した
スコアとハンディキャップ取得手段で取得したハンディ
キャップと、その他で取得した他の値とから、算出され
るものであってもよい。本発明は、前記第7の構成のス
コアサーバにおいて、前記スコア受信手段が、複数の段
階を移行して競われる競技について、各段階毎のスコア
を取得し、前記ハンディキャップ取得手段は、前記スコ
ア受信手段で受信した所定の前記段階でのスコアから、
競技者のハンディキャップを算出するスコアサーバ(第
8の構成)を提供することにより、前記第5の目的を達
成する。本発明は、前記第1の構成から前記第8の構成
のうちのいずれか1の請求項に記載のスコアサーバにお
いて、前記スコア受信手段で受信した前記スコアに基づ
いて、前記競技者それぞれまたは前記組毎の暫定順位を
決定する暫定順位決定手段を備え、前記表示データ作成
手段で作成される前記表示用データは前記暫定順位決定
手段で決定された暫定順位を含むスコアサーバ(第9の
構成)を提供する。本発明は、前記第7の構成または前
記第8の構成のスコアサーバにおいて、前記スコア受信
手段が、複数の段階を移行して競われる競技について、
各段階毎のスコアを取得し、前記各段階においてハンデ
ィキャップ0となる規定スコアを取得する規定スコア取
得手段を備え、前記較正スコア算出手段は、前記スコア
受信手段で受信した前記スコアと、前記ハンディキャッ
プ取得手段で取得したハンディキャップと、前記規定ス
コア取得手段で取得した前記規定スコアとに基づいて、
前記較正スコアを算出するスコアサーバ(第10の構
成)を提供することにより、第6の目的を達成する。前
記較正スコア算出手段は、スコア受信手段で受信したス
コアから、規定スコアと較正ハンディキャップの合計を
差し引くことにより、較正スコアを算出するものとする
ことができる。また、この場合、前記スコア状況データ
作成手段は、この較正スコアや、較正スコアによる各競
技者の順位を含むスコア状況データを作成するものとす
ることができる。本発明は、前記第10の構成のスコア
サーバにおいて、前記較正スコア算出手段は、次の式に
従って前記較正スコアを算出することを特徴とする請求
項10に記載のスコアサーバ(第11の構成)を提供す
る。較正スコア=受信したスコアの合計−{受信したス
コアの各段階の規定スコアの合計+(ハンディキャップ
÷段階数×スコアを受信した段階)}
【0009】本発明は、第1の構成から第11の構成の
うちのいずれか1の構成のスコアサーバと、前記インタ
ーネットに接続され、前記スコアサーバに競技中の競技
のスコアを送信するスコア送信手段、前記スコアサーバ
に対して前記表示データ格納手段に格納される前記スコ
ア状況表示データの送信を要求する表示データ送信要求
手段、前記スコアサーバから前記要求に応じて送信され
てきた前記スコア状況表示データを受信する表示データ
受信手段、及び、該表示データ受信手段で受信した前記
スコア状況表示データに基づいてスコア状況を表示する
表示手段を具備する携帯端末とを含むスコア通知システ
ム(第12の構成)を提供することにより、第1から第
6の目的のうちのいずれかを達成する。
【0010】本発明は、インターネットに接続される複
数の携帯端末それぞれから発信される競技中の競技のス
コアを、インターネットを介して受信するスコア受信機
能と、前記スコア受信機能で受信した複数の前記スコア
に基づいて、前記競技についてのスコア状況データを作
成するスコア状況データ作成機能と、前記スコア状況デ
ータ作成機能で作成した前記スコア状況のデータをスコ
ア状況データ格納手段に格納するスコア状況データ格納
機能と、前記携帯端末からの要求に応じて、前記スコア
状況データ格納手段に格納される前記スコア状況データ
に基づいて、前記競技のスコア状況を前記携帯端末で表
示する表示用データを、前記携帯端末へ向けて送信する
表示データ送信機能とを実現するためのコンピュータ読
み取り可能なスコア通知プログラムが格納されたプログ
ラム製品(第13の構成)を提供することにより、前記
第1の目的を達成する。また、前記スコア受信機能と、
前記表示データ作成機能と、前記表示データ格納機能
と、前記表示データ送信機能とを実現するためのプログ
ラムが記憶された記憶媒体、プログラム伝送媒体、プロ
グラム搬送波、プログラム信号としてもよい。前記プロ
グラム製品とは、プログラムを備えたまたはプログラム
が物理的に存在する各種製品をいい、該当する製品とし
ては、プログラムによる前記各機能を実現する記憶媒
体、サーバシステムコンピュータ、インターネットコン
ピュータ、コンピュータシステム、コンピュータ、その
他の製品が挙げられる。
【0011】前記第13の構成のプログラム製品は、前
記スコアサーバプログラムが、前記所定人数の競技者に
より組が構成され、該組単位で行われる競技について、
前記組と該組で競技を行う競技者との対応を取得する競
技組取得機能をコンピュータに実現し、前記スコア受信
機能は、前記競技の競技者それぞれのスコアまたは前記
組毎のスコアを受信し、前記表示用データは、前記競技
組取得機能で取得された前記組毎に、前記競技者または
前記組とそれらの前記スコア状況とを対応させ表示させ
るデータであるプログラム製品(第14の構成)とする
ことができる。前記第14の構成のプログラム製品は、
前記競技組取得機能で取得された前記対応に基づいて、
各組を構成する前記競技者の人数が前記所定人数(例え
ば、競技がゴルフである場合には、通常各組が3人乃至
4人で構成される)となっていない警告組を検出する警
告組検出機能と、前記警告組検出機能で前記警告組が検
出された場合に、前記競技組取得手段で前記対応を取得
した取得元へ警告を出力する警告出力機能とをコンピュ
ータに実現し、前記競技組取得機能は、前記警告出力機
能で警告が出力された場合に、前記組と競技者との対応
を再取得し、前記競技組取得機能により前記組と競技者
との対応が再取得された場合の表示用データは、再取得
された前記組毎に前記スコア状況を表示するデータであ
るプログラム製品(第15の構成)とすることにより、
前記第2の目的を達成する。尚、前記競技組再取得機能
は、組と競技者との対応を再取得する場合に、警告出力
前に取得し警告組を含む対応を、組を変更しない旨のユ
ーザからの入力に応じて、そのまま再取得した組とする
ことができる。この場合には、新たに対応を入力するこ
となく、記憶される対応をそのまま再取得した組とする
ことができる。前記第13の構成から前記第15の構成
のうちのいずれか1の構成のスコアサーバにおいて、前
記競技組警告出力手段は、前記組それぞれの人数が所定
人数に近くなるように、前記組と該組で競技を行う競技
者との新たな対応を求め、該対応を、前記競技組再取得
手段により再取得される前記対応の候補として前記取得
元へ出力するプログラム製品(第16の構成)とするこ
とができる。前記第13の構成から前記第16の構成の
うちのいずれか1の構成のプログラム製品は、前記スコ
ア受信機能は、複数の段階を移行して競われる競技につ
いて、各段階毎のスコアを受信し、前記スコア受信機能
で受信した前記スコアから、既に終了している前記段階
であってスコアを受信していない段階を検出するスコア
抜け検出機能をコンピュータに備え、前記表示データ送
信機能は、前記スコア抜け検出機能でスコアを受信して
いない段階があると検出された場合に、スコアを取得し
ていない段階以前のスコア状況データに基づいた表示用
データを送信するプログラム製品(第17の構成)とす
ることにより、前記第3の目的を達成する。前記第13
の構成から前記第17の構成のうちのいずれか1の構成
のプログラム製品において、前記表示データ送信機能か
ら送信される前記表示用データは、該データに含まれる
スコアの値と該スコアの値の前記スコア状況データ格納
手段における位置との関連付けを含み、前記携帯端末上
に表示される表示データ上でのスコアの値の修正に基づ
いて、修正されたスコアの値とその位置とを受信する修
正受信機能と、前記修正受信機能で受信したスコアの値
及びその位置に基づいて、前記スコア状況データ格納手
段に格納されるスコア状況データを修正し更新する格納
データ修正機能をコンピュータに備えるプログラム製品
(第18の構成)とすることにより、前記第4の目的を
達成する。前記第13の構成から第18の構成のうちの
いずれか1の構成のプログラム製品は、前記競技者それ
ぞれまたは前記組毎のハンディキャップを取得するハン
ディキャップ取得機能と、前記スコア受信手段で受信し
た前記スコア、及び、前記ハンディキャップ取得機能で
取得された前記ハンディキャップに基づいて、該ハンデ
ィキャップが考慮された前記競技者または前記組の較正
スコアを算出する較正スコア算出機能とを備え、前記ス
コア状況データ作成機能は、前記較正スコア算出機能で
算出された前記較正スコアに基づいて、前記スコア状況
データを作成するプログラム製品(第19の構成)とす
ることができる。第19構成のプログラム製品におい
て、ハンディキャップ取得機能は、キーボード等の入力
手段から入力される競技者の自己申告のハンディキャッ
プを取得してもよい。また、例えばゴルフにおいてシン
グルリペア、ダブルリペア等の隠しホールを予め設定し
ておき、この隠しホールでのスコアに基づいてハンディ
キャップを算出する等、伏せられた所定の段階における
スコアに基づいてハンディキャップを算出するようにし
てもよい。更に、各競技者が前半6ホール等の所定数の
ホールを終了した段階で、各ホールのイーブンパーを参
照してハンディキャップを算出する等、所定の数の段階
のスコアから各段階の規定スコアを考慮してハンディキ
ャップを算出してもよい。また上述の自己申告、隠しホ
ール、所定数ホールの3つの手法のうち2または3を組
み合わせて取得するようにしてもよい。前記第19の構
成のプログラム製品は、前記スコア受信機能が、複数の
段階を移行して競われる競技について、各段階毎のスコ
アを取得し、前記ハンディキャップ取得機能は、前記ス
コア受信機能で受信した所定の前記段階でのスコアか
ら、競技者のハンディキャップを算出するプログラム製
品(第20の構成)とすることにより、前記第5の目的
を達成する。前記第13の構成から前記第20の構成の
うちのいずれか1の構成のプログラム製品は、前記スコ
ア受信機能で受信した前記スコアに基づいて、前記競技
者それぞれまたは前記組毎の暫定順位を決定する暫定順
位決定機能を備え、前記表示データは前記暫定順位決定
機能で決定された暫定順位を含むプログラム製品(第2
1の構成)とすることができる。前記第19の構成また
は前記第20の構成のプログラム製品は、前記スコア受
信機能が、複数の段階を移行して競われる競技につい
て、各段階毎のスコアを取得し、前記各段階においてハ
ンディキャップ0となる規定スコアを取得する規定スコ
ア取得機能を備え、前記較正スコア算出機能は、前記ス
コア受信機能で受信した前記スコアと、前記ハンディキ
ャップ取得機能で取得したハンディキャップと、前記規
定スコア取得機能で取得した前記規定スコアに基づい
て、前記較正スコアを算出するプログラム製品(第22
の構成)とすることにより、第6の目的を達成する。前
記較正スコア算出機能は、スコア受信機能で受信したス
コアから、規定スコアと較正ハンディキャップの合計を
差し引いて、較正スコアを算出するものとすることがで
きる。本発明は、前記第22の構成のスコアサーバにお
いて、前記較正スコア算出機能は、次の式に従って前記
較正スコアを算出するプログラム製品(第23の構成)
とすることができる。較正スコア=受信したスコアの合
計−{受信したスコアの各段階の規定スコアの合計+
(ハンディキャップ÷段階数×スコアを受信した段
階)}
【0012】本発明は、インターネットに接続される複
数の携帯端末それぞれから発信される競技中の競技のス
コアを、インターネットを介して受信するスコア受信工
程と、前記スコア受信手段で受信した複数の前記スコア
に基づいて、前記競技についてのスコア状況のデータを
作成するスコア状況データ作成工程と、前記スコア状況
データ作成工程で作成した前記スコア状況のデータをス
コア状況データ格納手段に格納するスコア状況データ格
納工程と、前記携帯端末からの要求に応じて、前記スコ
ア状況データ格納手段に格納した前記スコア状況データ
に基づいて、前記競技のスコア状況を前記携帯端末で表
示する表示用データを、前記携帯端末へ向けて送信する
表示データ送信工程とを備えるスコア通知方法(第24
の構成)を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図1から図11を参照して詳細に説明する。
尚、本実施形態のスコア通知システムは、ゴルフについ
てのスコア通知システムである。
【0014】図1は、本実施形態のスコア通知システム
の概略構成を表した図面である。この図1に示されるよ
うに、本実施形態のスコア通知システムは、本発明のス
コアサーバの一実施形態としてのWWWサーバ10及び
データベースサーバ90と、サーバ10にインターネッ
ト20を介して接続され、データを送受信するととも
に、送信するデータや受信したデータを表示する携帯端
末としての携帯電話30a,30b,30c,・・・と
を含んでいる。WWWサーバ10は、WWWサーバプロ
グラム及びスコアサーバプログラムを実行し、インター
ネット20を介して携帯電話30a,30b,30c,
・・・その他のコンピュータへ、競技のスコア状況を表
示する表示用データその他のHTMLデータの出力を行
う。データベースサーバ90は、WWWサーバから出力
されるHTMLデータのもとになる各種データを保存し
ている。そして、WWWサーバ10に含まれるCGIプ
ログラムやASPプログラムとデータベースサーバ90
に含まれるデータベースサーバプログラムに従って、デ
ータの格納、更新、検索、WWWサーバ10への出力が
行われるようになっている。
【0015】本実施形態においては、WWWサーバ10
は、インターネット20に接続される携帯電話30a,
30b,30c,・・・それぞれから発信される競技中
の競技のスコアを、インターネット20を介して受信
し、受信した複数の前記スコアに基づいて、前記競技に
ついてのスコア状況データを作成し、スコア状況のデー
タをデータベースサーバ90に格納し、携帯電話30
a,30b,30c,・・・からの要求に応じて、デー
タベースサーバに格納されるスコア状況データに基づい
て、前記競技のスコア状況を前記携帯端末で表示する表
示用データを、前記携帯電話30a,30b,30c,
・・・へ向けて送信するスコアサーバとして機能する。
本実施形態において、WWWサーバ10が携帯電話30
a,30b,30c,・・・から受信する競技のスコア
はゴルフのスコアである。また、WWWサーバ10は、
受信したスコアに基づいてデータベースサーバ90に格
納されるスコア状況データを作成し新たに格納してデー
タベースサーバ90のスコア状況データを更新する。そ
して、携帯電話30a,30b,30c,・・・からの
要求があると、データベースサーバ90に格納されるス
コア状況データを呼び出し、このスコア状況データに基
づいて表示用データを作成し、携帯電話30a,30
b,30c,・・・へ向けて送信する。本実施形態にお
いては、表示用データは、HTML形式のデータであ
る。また、WWWサーバ10は、通常3〜4人により組
が構成されこの組単位で行われる競技であるゴルフにつ
いて、前記組とこの組で競技を行う競技者との対応を取
得し、取得した対応に基づいて、前記組それぞれの人数
が所定人数(通常構成される人数である3〜4人)とな
っていない警告組を検出し、警告組が検出された場合
に、警告を出力するスコアサーバとしても機能する。ま
た、WWWサーバ10及びデータベースサーバ90は、
携帯電話30a,30b,30c,・・・から受信した
スコアから、既に終了している段階であってスコアを受
信していない段階を検出し、スコアを受信していない段
階があると検出された場合に、スコアを取得していない
段階以前のスコア状況データに基づいた表示用データを
送信するスコアサーバとしても機能する。本実施形態に
おいては、競技の「段階」とはホールのことである。W
WWサーバ10が取得し携帯電話30a,30b,30
c,・・・に送信する表示用データは、各競技者の各ホ
ールのスコアと、該スコアのデータベースサーバの記憶
部96における位置との関連付けとを含んでおり、WW
Wサーバ10は、携帯電話30a,30b,30c,・
・・上に表示される表示データ上でのスコアの修正に基
づいて、修正されたスコアの値とその位置とを受信し、
受信したスコアの値及びその位置に基づいて、記憶部9
6に格納されるスコア状況データを修正し更新する。更
に、WWWサーバ10及びデータベースサーバ90は、
競技者それぞれのハンディキャップを取得し(本実施形
態においてはユーザ入力から自己申告ハンディキャップ
を取得し、この自己申告ハンディキャップを受信したス
コアにより較正した較正ハンディキャップを算出して取
得)、受信したスコア及び取得したハンディキャップに
基づいて、競技者それぞれのハンディキャップが考慮さ
れた較正スコアを算出し、算出された較正スコアに基づ
いて各競技者の暫定順位を決定し、各競技者とその較正
スコア及び暫定順位とが対応したスコア状況データを作
成し、スコア状況データに基づいて表示用データを作成
し、携帯電話30a,30b,30c,・・・に送信す
るスコアサーバとして機能する。本実施形態において
は、スコアサーバ10は、予め設定されたホールでのス
コアに基づいて、自己申告ハンディキャップを較正した
較正ハンディキャップを算出して取得する。また、各競
技者のハンディキャップから、経過ホールのホール数に
応じて可変する較正ハンディキャップを算出し、各ホー
ルにおける実打数と、較正ハンディキャップと各ホール
の規定スコアの合計との差異から、オリジナルトーナメ
ントスコア(以下、O.T.S.)を取得する。従っ
て、O.T.S.は、経過ホールの異なる競技者につい
て、経過ホールのホール数の差異を考慮したスコアとな
る。
【0016】図2は、WWWサーバ10及びデータベー
スサーバ90を示す概略構成図であり、(a)はWWW
サーバ10の概略構成を表し、(b)はデータべースサ
ーバ90の概略構成を表す図である。この図2に示すよ
うに、WWWサーバ10は、制御部11を備えており、
データバス等のバスライン12を介して表示部13、入
出力部14、通信制御部15、記憶部16、図示しない
その他の機器が接続されている。
【0017】制御部11は、プログラムに従って各種装
置を制御し演算を行うCPU、コンピュータの起動時に
実行されるプログラム等を記録しているROM(リード
オンリーメモリ)、CPUが各種制御や演算を行うため
のプログラムやデータを格納するRAM(ランダムアク
セスメモリ)等を備えている。この制御部11は、マル
チタスク機能をサポートしたオペレーションシステムと
組み合わせられ、WWWサーバーとしてマルチスレッド
機能を備え、複数の携帯電話30a,30b,30c,
・・・からのアクセスに同時に個別に対応できるように
なっている。そして、インターネット20に接続される
複数の携帯電話30a,30b,30c,・・・それぞ
れから発信される競技中の競技のスコアを、インターネ
ットを介して受信するスコア受信処理を行うスコア受信
手段、受信した複数の前記スコアに基づいて、前記競技
についてのスコア状況データを作成するスコア状況デー
タ作成処理を行うスコア状況データ作成手段、作成した
前記スコア状況データをスコア状況データ格納手段とし
てのデータベース90に格納するスコア状況データ格納
処理を行うスコア状況データ格納処理手段、携帯電話3
0a,30b,30c,・・・からの要求に応じて、デ
ータベースサーバ90の記憶部(データベース)96に
格納されるスコア状況データに基づいて、競技のスコア
状況を携帯電話30a,30b,30c,・・・で表示
する表示用データを、前記携帯端末へ向けて送信する表
示データ送信処理を行う表示データ送信手段として機能
する。また、ゴルフの各コンペの各組と該組で競技を行
う競技者との対応を取得する競技組取得処理や競技組再
取得処理を行う競技組取得手段、競技組取得処理で取得
された対応に基づいて、各組を構成する前記競技者の人
数が前記所定人数となっていない警告組を検出する警告
組検出処理を行う警告組検出手段、警告組検出処理で警
告組が検出された場合に、警告を出力する競技組警告出
力処理を行う競技組警告出力手段として機能する。更に
WWWサーバ10は、受信した前記スコアから、既に終
了している前記段階であってスコアを受信していない段
階を検出するスコア抜け検出処理を行うスコア抜け検出
手段として機能する。また、携帯電話30a,30b,
30c,・・・に表示される表示データ上でのスコアの
値の修正に基づいて、修正されたスコアの値とその位置
とを受信する修正受信処理を行う修正受信手段、受信し
たスコアの値及びその位置に基づいて、データベースサ
ーバの記憶部96に格納されるスコア状況データを修正
し更新する格納データ修正処理を行う格納データ修正手
段として機能する。更に、競技者それぞれのハンディキ
ャップを取得するハンディキャップ取得処理を行うハン
ディキャップ取得手段、受信したスコア及び取得したハ
ンディキャップに基づいて、ハンディキャップが考慮さ
れた競技者の較正スコアを算出する較正スコア算出処理
を行う較正スコア算出手段、及び算出された較正スコア
に基づいて、競技者それぞれの暫定順位を決定する暫定
順位決定処理を行う暫定順位決定手段として機能する。
【0018】表示部13には、CRTや液晶表示装置が
使用される。この表示装置13には、データベースサー
バ90の記憶部96に格納されるデータの管理状況や、
WWWサーバ10の制御状態等が表示される。入出力部
14は、データの入力等の各種処理を行うキーボードや
マウス等の入力装置と、プリンタ等の出力装置とから構
成されている。通信制御部15は、一般電話回線やIS
DN回線、専用回線によりインターネット20へ接続
し、通信制御部15を制御する制御部11とともに、携
帯電話30a,30b,30c,・・・それぞれから、
インターネット20を介して、携帯電話30a,30
b,30c,・・・が配置されるそれぞれの競技場(ゴ
ルフ場)での競技中のスコアを受信するスコア受信処理
を行うスコア受信手段、スコア状況データ格納処理手段
の1つとして、受信したスコアに基づき作成されたスコ
ア状況データをデータベースサーバ90へ送信するスコ
ア状況データ送信処理を行うスコア状況データ送信手段
として機能する。また、表示データ送信処理を行う表示
データ送信手段の1つとして、表示用データを要求のあ
った携帯電話30a,30b,30c,・・・へ向けて
送信する。更に通信制御部15は、コンペの各組と競技
者との対応をインターネット20を介して接続される他
のコンピュータ40や携帯電話30a,30b,30
c,・・・から取得する競技組取得処理を行う競技組取
得手段、警告組検出手段で前記警告組が検出された場合
に、競技組取得元のコンピュータ40等に警告を出力す
る警告出力処理を行う警告出力手段、携帯電話30a,
30b,30c,・・・上に表示される表示データ上で
のスコアの値の修正に基づいて、修正されたスコアの値
とその位置とを受信する修正受信処理を行う修正受信手
段として機能する。また、通信制御部15は、LAN等
によりデータベースサーバ90へ接続し、通信制御部1
5を制御する制御部11とともに、スコア状況データ格
納処理を行うスコア状況データ格納処理手段の1つとし
て、受信したスコアに基づき作成されたスコア状況デー
タをデータベースサーバ90へ送信し、表示データ送信
処理を行う表示データ送信手段の1つとして、携帯電話
30a,30b,30c,・・・からの要求に応じて表
示用データをデータベースサーバ90から受信する。
【0019】記憶部16は、制御部11のCPUが各種
制御や演算を行うためのプログラムやデータを格納し本
発明のプログラム製品として機能するプログラム格納部
161を備えている。
【0020】プログラム格納部161には、前記スコア
受信処理を行うためのスコア受信処理プログラム、前記
スコア状況データ作成処理を行うためのスコア状況デー
タ作成処理プログラム、前記スコア状況データ格納処理
を行うためのスコア状況データ格納処理プログラム、表
示データ送信処理を行うための表示データ送信処理プロ
グラム、競技組取得処理や競技組再取得処理を行う競技
組取得処理プログラム、前記警告組検出処理を行うため
の警告組検出処理プログラム、前記競技組警告出力処理
を行うための競技組警告出力処理プログラム、前記スコ
ア抜け検出処理を行うためのスコア抜け検出処理プログ
ラム、前記修正受信処理を行うための修正受信処理プロ
グラム、格納データ修正処理を行うための格納データ修
正処理プログラム、前記ハンディキャップ取得処理を行
うためのハンディキャップ取得処理プログラム、前記較
正スコア算出処理を行うための較正スコア算出処理プロ
グラム、前記暫定順位決定処理を行うための暫定順位決
定処理プログラム、その他の各種プログラムが格納され
ている。
【0021】データベースサーバ90は、WWWサーバ
10で受信したスコアに基づいて作成されたスコア状況
データ、及びこれらのスコア状況データに基づいて作成
される表示用データを格納する。格納されたスコア状況
データは、携帯電話30a,30b,30c,・・・か
らのスコアデータの受信に応じてWWWサーバ10によ
り作成され、更新される。また、格納されたスコア状況
データに基づいて、携帯電話30a,30b,30c,
・・・からの表示用データの送信要求に応じて、WWW
サーバ10により表示用データが作成される。データベ
ースサーバ90は、WWWサーバ10と同様の制御部9
1、データバス等のバスライン92、表示部93、入出
力部94、通信制御部95を備えている。通信制御部9
5は、LAN等を介してWWWサーバ10との間で表示
用データの送受信を行う。また、データベースサーバ9
0は、記憶部96を備えている。
【0022】記憶部96は、大容量の記憶装置であるハ
ードディスクが主として使用される。この記憶部96
は、WWWサーバ10からのCGIやASPによる出力
に応じデータの格納や、更新、検索、WWWサーバ10
への出力を行うデータサーバプログラム等の各種プログ
ラムを格納するプログラム格納部961、全国のゴルフ
場の場所や各ゴルフ場内のコースの状態等を表すゴルフ
場データが格納されるゴルフ場データ格納部962、利
用者データ格納部963、スコア状況データ作成処理に
よって作成されたスコア状況データを格納するスコアデ
ータ格納部964、及び表示用データ格納部965を含
んでいる。
【0023】ゴルフ場データ格納部962には、本スコ
ア通知システムを利用可能な全国のゴルフ場についての
データが、各ゴルフ場毎に格納されている。各ゴルフ場
のデータとしては、ゴルフ場名、所在地、電話番号、交
通アクセス方法、利用料金、コースイメージ、各ホール
の距離、各ホールのイーブンパー打数等が挙げられる。
利用者データ格納部963には、ゴルフ場データ格納部
962のゴルフ場データや、WWWサーバ10の表示用
データにアクセス可能な利用者かどうかの認証を行うた
めのパスワードが格納される。
【0024】スコアデータ格納部964には、各ゴルフ
場で行われるコンペを、ゴルフ場毎に日付順に表示する
コンペ表示リスト、及び携帯電話30a,30b,30
c,・・・から受信した各コンペのスコア状況に基づい
て作成されたスコア状況データが格納される。図3は、
スコアデータ格納部964に格納されるスコア状況デー
タの一例を概念的に表す図である。このスコアデータ格
納部964には、図3(a)に示すように、スコア状況
データとして、各ゴルフ場毎に、コンペに対応して、当
該コンペに参加する競技者個人の成績を競技者全員につ
いて成績順に格納する総合順位スコアデータ、各組毎の
競技者の成績を格納する組別スコアデータ、及び競技者
一人ずつの成績と順位を格納する指定者順位スコアデー
タ3種類のスコア状況データが格納される。
【0025】総合順位スコアデータは、図3(b)に示
すように、各コンペの参加者に対応して、オリジナルト
ーナメントスコア(O.T.S.)、グロススコア、ハ
ンディキャップ、ネットスコア、経過ホール等を、オリ
ジナルトーナメントスコアの少ない参加者の順に、全員
について格納するデータである。組別スコアデータは、
図3(c)に示すように、各組毎に、その組の参加者に
対応して、グロススコア、ハンディキャップ、ネットス
コア、経過ホール等を、格納するデータである。総合順
位スコアデータ、組別スコアデータ、指定者順位スコア
データの各スコア状況データは、それぞれ、WWWサー
バ10の表示用データに格納される総合順位スコア表示
データ、組別順位スコア表示データ、及び指定者順位ス
コア表示データ中にリンクされて、携帯電話30a,3
0b,30c,・・・からの要求に応じて表示用データ
中に組み込まれて送信される。総合順位スコアデータ、
組別スコアデータ、指定者順位スコアデータの各スコア
状況データは、後述するコンペ登録処理においてコンペ
名、組、及び各組の競技者が決定されると、自動的に生
成される。尚、生成された時点においては、スコアは0
となっている。スコア状況データは、コンペの行われて
いる最中に、携帯電話30a,30b,30c,・・・
から送信されてきたスコアのデータに基づいて逐次更新
される。
【0026】表示用データ格納部965には、携帯電話
30a,30b,30c,・・・からの要求に応じて送
信される、表示用データが格納される。この表示用デー
タは、各ゴルフ場毎に、コンペに対応して、当該コンペ
に参加する競技者個人の成績を競技者全員について成績
順に表示する総合順位スコア表示データ、各組毎の競技
者の成績を表示する組別スコア表示データ、及び競技者
一人ずつの成績と順位を表示する指定者順位スコア表示
データの、3種類の表示用データが格納される。これら
の表示用データは、後述するコンペ登録処理においてコ
ンペ名、組、及び各組の競技者が決定されると、自動的
に生成される。また、これらのスコア状況データは、少
なくとも各コンペ毎に異なるURLとなっており、WW
Wブラウザ上でURLを指定することによって、所望の
コンペの表示用データの送信要求を行い、携帯電話30
a,30b,30c,・・・等の画像表示部に表示させ
ることができるようになっている。
【0027】WWWサーバ10は、図1に示すように、
インターネット20を介して、デスクトップ型パソコン
等の所定の位置に設置されたまま使用される設置型のコ
ンピュータ40とも通信可能である。そして、後述する
コンペ登録処理を、プレー開始前にコンピュータ40と
の通信により予め行っておくことができるようになって
いる。また、コンピュータ40は、インターネット20
を介して、ゴルフのコンペの各組とこの各組それぞれで
競技を行う競技者との対応をWWWサーバ10へ出力す
る競技組出力手段、各組を構成する競技者の人数が所定
人数(3〜4人)となっていない警告組が検出された場
合にWWWサーバ10から出力される警告を受信する警
告受信手段、WWWサーバ10から警告が出力された後
に、新たな組と競技者との対応をWWWサーバ10が再
取得するための競技組を再出力する競技組再出力手段と
して機能する。
【0028】図1に示す携帯電話30a,30b,30
c,・・・は、いずれも、従来技術同様のものであり、
電話番号を入力して発呼指令を行ったりWWWサーバ1
0へ送信するデータの入力等を行うためのキー操作部、
画像表示部、マイク、スピーカ、各種動作に必要なプロ
グラムを記憶するROM、短縮ダイヤル用のデータやイ
ンターネットのURL等を記憶するRAM、端末識別番
号記録のためのフラッシュROM、基地局を介してイン
ターネット20に接続しWWWサーバ10とのデータの
送受信を無線で行うデータ通信部、キー操作部やマイク
から入力されたデータあるいはROMやRAM、フラッ
シュROMに格納されたデータを送信用データに変換し
たり、基地局から送信されて来たデータをRAMやフラ
ッシュROMに記録したり画像表示部に表示したりスピ
ーカから音声出力するためのデータに変換するデータ変
換部、携帯電話30a,30b,30c,・・・全体を
制御する制御部、等を備えている。
【0029】携帯電話30a,30b,30c,・・・
は、本実施形態においては、各競技者それぞれが携帯す
る。尚、図1においては、各組に1基のみ表示している
が、例えば○○ゴルフ場のAコンペ1組目が3人の場合
には3基の携帯電話30a,30a,30aが含まれる
等、各競技者が1基ずつ携帯する場合もあり得る。携帯
電話30a,30b,30c,・・・は、インターネッ
ト20に接続され、WWWサーバ10にスコアを送信す
るスコア送信手段、WWWサーバ10から表示用データ
を受信する表示データ受信手段、受信した表示用データ
を表示する表示手段とを具備する携帯端末として機能す
る。携帯電話30a,30b,30c,・・・は、イン
ターネット20に接続するための接続ソフトと、ブラウ
ザソフトを備えている。そして、無線により基地局を介
してインターネット20へ接続され、キー操作部からの
入力に従って、閲覧したいホームページのURL等をW
WWサーバ10及びデータベースサーバ90へ送信して
表示用データ等の各種データを要求し、要求に応じてW
WWサーバ10から送信されてくるデータを受信し、受
信したデータに従ってスコア状況等を画像表示部に表示
するようになっている。
【0030】次に、上述のように構成された本実施形態
のスコア通知システムによる動作であり、本発明のスコ
ア通知方法の一実施形態について説明する。尚、ここで
は、携帯電話30aについて動作を説明するが、他の携
帯電話30b,30c,・・・についてもその動作は同
様である。
【0031】図4は、本実施形態のスコア通知システム
によるスコア通知処理のメインの流れを表すフローチャ
ートであり、図5は、WWWサーバ10及びデータベー
スサーバ90とのデータの送受信により携帯電話30a
の表示画面に表示される画像を表す図である。尚、図5
及び後述する図5と同様の携帯電話30aの表示画面に
表示される画像(図7、図9、図10、図11)につい
ては、説明の都合上、画像全体を表していても、実際に
は、1画面に表示しきれない画像については、スクロー
ルにより全画面を確認するようになっている。本実施形
態のスコア通知システムの利用に際しては、まず、本シ
ステムを利用する操作者(ゴルフ場の係員やコンペの代
表者等)が、インターネット20を介してWWWサーバ
10内の本システムのホームページにアクセスする。本
システムのホームページへのアクセスは、携帯電話30
aその他の携帯電話、または他の通信端末装置(モバイ
ルコンピュータ、ノート型パソコン、インストール型パ
ソコン等)においてURLを指定することで可能であ
る。携帯電話30a,30b,30c,・・・等からア
クセスがあると、WWWサーバ10及びデータベースサ
ーバ90の制御部11は、図4に示すスコア通知処理を
開始する。
【0032】スコア通知処理においては、WWWサーバ
10は、まず、競技の行われるゴルフ場を取得する(ス
テップ10)。競技の行われるゴルフ場の取得の取得に
際しては、WWWサーバ10は、利用するゴルフ場の地
域(エリア)を選択するための画像(地域選択用画像)
を表示する地域選択用表示データを、アクセスのあった
携帯電話30a等に送信する。これにより、携帯電話3
0aの画像表示部には、図5(a)に示すような地域選
択用画像が表示される。そして、この地域選択用画像に
基づいて、操作者によってゴルフ場の地域が選択される
と、その選択に基づいたデータ(選択された地域内の都
道府県を選択するための画像を表示する都道府県選択用
表示データのURL)がWWWサーバ10に送信され
る。WWWサーバ10の制御部11は、選択に基づいた
データを取得すると、このデータに基づいて、携帯電話
30a等に、選択された地域についての都道府県選択用
表示データを送信する。このデータを受信すると、携帯
電話30a等の画像表示部には、受信したデータに基づ
いて、図5(b)に示すような、選択した地域の都道府
県区分図の画像が表示される。そして、この表示画像に
基づいて操作者により都道府県が選択され、選択結果に
基づくデータ(選択された都道府県内のゴルフ場の名称
の頭文字を選択するための頭文字選択用表示データのU
RL)がWWWサーバ10に送信される。都道府県の選
択結果に基づくデータを受信すると、WWWサーバ10
の制御部11は、続いて、選択された都道府県について
の頭文字選択用表示データを送信する。この頭文字選択
用表示データを受信した携帯電話30a等の画像表示部
には、図5(c)に示すような、頭文字選択用画像が表
示される。そして、操作者によって、この画像に基づい
てゴルフ場の名称の頭文字が選択される。頭文字の選択
により、携帯電話30a等からは、WWWサーバ10及
びデータベースサーバ90に、選択結果に基づくデータ
(選択された都道府県内の選択された頭文字のゴルフ場
のリストからゴルフ場を選択するためのゴルフ場選択用
表示データのURL)が送信される。
【0033】そして、WWWサーバ10の制御部11
は、送信されてきたデータに基づいて、ゴルフ場選択用
表示データを携帯電話30a等に送信する。ゴルフ場選
択用表示データを受信した携帯電話30a等では、画像
表示部に、図5(d)に示すようなゴルフ場のリストが
表示される。そして、操作者によりゴルフ場が選択され
ると、選択結果がWWWサーバ10に送信され、WWW
サーバ10は、競技を行うゴルフ場を取得し、RAMの
所定エリアに格納する。
【0034】競技を行うゴルフ場を取得しRAMの所定
エリアに格納すると、WWWサーバ10の制御部11
は、続いて、本スコア通知処理のサービスを受けるため
の登録をしている者からのアクセスかどうかを知るため
に、パスワード取得処理を行う(ステップ20)。パス
ワード取得処理においては、制御部11は、アクセスし
てきた携帯電話30a等の操作者にパスワードを入力さ
せるためのパスワード認証用の表示データを操作者側に
送信する。この認証用の表示データによって、操作者側
には、図5(e)に示すような認証用画面が表示され
る。この画面には、パスワードを入力するテキストボッ
クスと、パスワード入力を促す指示が表示されている。
そして、指示に従って操作者側からパスワードが入力さ
れ、パスワードが送信されてくると、サーバの制御部1
1は、入力されたパスワードがデータベースサーバ90
の利用者データ格納部963に格納されるパスワードと
同一かどうかを調べ(ステップ30)、同一でない場合
には入力されたパスワードは無効であるとして(ステッ
プ30;N)、ステップ20に戻って、再びパスワード
認証用の表示データを送信する。
【0035】操作者側から送信されてきたパスワードが
利用者データ格納部963に格納されるパスワードと同
一、即ち有効なパスワードであった場合(ステップ3
0;Y)には、ステップ10で取得されRAMに格納さ
れているゴルフ場についての、メニュー画面の表示デー
タを操作者側に送信する。このメニュー画面の表示デー
タは、予めWWWスサーバ10のプログラム格納部16
1に格納されているメニュー画像データを読み込んで作
成される。尚、このメニュー画面の表示データは、デー
タベース90の表示用データ格納部965に格納し、送
信時に読み出してもよいが、ゴルフ場名以外はいずれの
ゴルフ場についても共通ものもとすることができるの
で、データベースサーバ90にメニュー画像データを格
納しておくことなく、予め記憶部16の表示用データ格
納部165にゴルフ場メニュー画面の表示データを格納
し、この表示データに、選択されたゴルフ場名を埋め込
んで自動生成するようにしたり、一旦生成したメニュー
画面の表示データについては記憶部16の表示用データ
格納部165に記憶させておき、新しいゴルフ場のもの
についてのみその都度生成するようにしてもよい。そし
て、メニュー画面用の表示データに基づいて、操作者側
には、図5(f)に示すようなメニュー画面が表示され
る。図5(f)に示すメニュー画面には、コンペを行う
組と各組の競技者を登録する「コンペプレーヤー登録」
メニュー、既に登録されたコンペのスコアを入力する
「スコア入力」メニュー、コンペの途中または終了後に
スコアを閲覧する「成績閲覧」メニュー、及びゴルフ場
のコースについてのデータを閲覧する「コース情報」メ
ニューが選択可能に表示される。そして、制御部11
は、この画面で選択された選択結果についてのデータを
受信して、選択されたメニューを把握し(ステップ4
0)、選択されたメニューに応じた処理を行い(ステッ
プ50)、処理の後、新たなメニューの選択があった場
合(ステップ60;Y)にはステップ50に戻り、新た
なメニューの選択が無かった場合(ステップ60;N)
には、スコア通知処理を終了する。
【0036】次に、ステップ50において、選択された
メニューに応じて行われる各処理について説明する。図
6は、図4のステップ50において、「コンペプレーヤ
ー登録」メニューが選択された場合に行われるコンペ登
録処理の処理の流れを表したフローチャートであり、図
7は、コンペ登録処理において、WWWサーバ10との
データの送受信により携帯電話30aの表示画面に表示
される画像を表す図である。尚、本実施形態において
は、コンペ登録処理において、競技組取得処理、警告組
検出処理、競技組警告出力処理、競技組再取得処理、及
び競技組確定処理が行われる。
【0037】図4に示すステップ40において、携帯電
話30a等において「コンペプレーヤー登録」メニュー
の選択結果のデータがWWWサーバ10に送信される
と、WWWサーバ10の制御部11は、コンペ登録処理
を開始し、コンペ名称取得用の表示データをゴルフ場側
に送信する(ステップ511)。これにより、携帯電話
30a等の画像表示部では、図7(a)に示すようなコ
ンペ名称取得用の画像が表示される。そして、この表示
データに基づいて携帯電話30a等から、入力されたコ
ンペ名称を受信し取得する(ステップ513)。続い
て、制御部11は、このコンペの組数を取得し(ステッ
プ515)、各組のスタートホールとメンバーを、第1
組から順に、図7(b)に示すような競技組取得用表示
データをゴルフ場側に送信し、入力結果を受信し、ま
た、図7(c)に示すような各組の競技者(プレーヤ
ー)取得用表示データをゴルフ場側に送信して入力結果
を得る(競技組取得処理)(ステップ517)。本実施
形態においては、この競技組取得処理で表示される表示
画面から、各組の競技者とともにその競技者の自己申告
ハンディキャップも取得可能になっている。
【0038】ステップ515で取得した組数全てについ
て競技者を取得してステップ517を終了すると、制御
部11は、各組について、競技者が2人以下の組がある
かどうかを調べる(警告組検出処理)(ステップ51
9)。そして、競技者が2人以下の組がある場合(ステ
ップ519;Y)には、「2人以下の組が◎組ありま
す」との警告と、「組分けをし直しますか?」と組分け
を変更するかどうかの問い合わせを表示する警告用表示
データをゴルフ場側へ送信する(競技組警告出力処理)
(ステップ521)。警告用表示データにより、携帯電
話30a等の画像表示部には、2人以下の組がある旨の
警告コメントと組分けをし直す(競技組再取得処理を行
う)かどうかの問い合わせコメント、及び問い合わせに
対する「YES」ボタン、「NO」ボタンが表示され
る。「YES」ボタンが選択され、変更するとの入力を
受信した場合(ステップ523;Y)には、ステップ5
15に戻って、各組のメンバーを再び取得する処理から
繰り返す。尚、ステップ515及びステップ517で取
得した各組とその競技者名から、WWWサーバ側で自動
的に新たな組分けを取得し、この組分けを携帯電話30
a等に送信し、ステップ523に移行することもでき
る。競技者が2人以下の組が無かった場合(ステップ5
19;N)、及び「NO」ボタンが選択され競技組を変
更しないとの入力を受信した場合(ステップ523;
N)には、ステップ517で取得した各組と競技者との
対応を確定しRAMの所定領域に格納する(競技組確定
処理)。従って、2人以下の組がある場合でも、ユーザ
がこの組分けをあえて希望する場合には、2人以下の組
を含めた組分けを維持することができる。続いて、制御
部11は、携帯電話30a等に対してハンディキャップ
の自動算出を行うかどうかの問い合わせを行う(ステッ
プ525)。そしてハンディキャップの自動算出を行う
との回答を得た場合(ステップ525;Y)には、ハン
ディ算出用ホールをどのホールにするかの問い合わせを
行い、ハンディ算出用ホールを取得する(ステップ52
7)。ハンディキャップの自動算出を行わないとの回答
を得た場合(ステップ525;N)には、ステップ51
7で入力されたハンディキャップをハンディキャップと
する。ハンディキャップの自動算出を行わないとの回答
を得、且つステップ517でハンディキャップを取得し
ていない場合には「ハンディを入力してください(ハン
ディキャップを付けない場合には全員に0を入力)」と
のコメントともに競技者全員の名前を表示するハンディ
取得用画面のデータを携帯電話30a等に送信し、携帯
電話30aからハンディキャップの入力を得て(ステッ
プ526)、各競技者とハンディキャップとの対応をR
AMの所定領域に格納する。尚、ハンディキャップの自
動算出を行いなおかつ、自己申告ハンディキャップを取
得する施策も可能である。
【0039】携帯電話30a等から各競技者の自己申告
ハンディキャップを取得した場合(ステップ526
後)、及び、ハンディ算出用ホールを取得した場合(ス
テップ527後)には、コンペの名称、各組とその組で
競技をする競技者との対応、及び、ハンディ算出用ホー
ルがある場合にはハンディ算出用ホール、ハンディキャ
ップを得ている場合にはハンディキャップに基づいて、
スコア状況データを作成し、データサーバ90に送信す
る。そしてデータサーバ90においては、制御部91
が、送信されてきたスコア状況データを、スコアデータ
格納部964の対応するゴルフ場の領域に格納する。こ
のとき、ハンディ算出用ホールが決定されている場合に
は、ハンディ算出用ホールについての表示がされないよ
うにしておいてもよい。スコア状況データがスコアデー
タ格納部964に格納されると制御部91からWWWサ
ーバ10へデータ格納終了の信号が送信され、これによ
り、制御部11はコンペ登録処理を終了する。
【0040】図4のステップ50において、「スコア入
力」メニューが選択された場合には、WWWサーバ10
とデータベースサーバ90によりスコア取得処理が行わ
れる。尚、このスコア取得処理においては、各組毎に携
帯電話30a,30b,30c,・・・が所持され、携
帯電話30a,30b,30c,・・・とWWWサーバ
10とのデータの送受信によって、競技中にスコア入力
が行われる。
【0041】図8は、図4のステップ50において、
「スコア入力」メニューが選択された場合に行われるス
コア取得処理の処理の流れを表したフローチャートであ
り、図9は、スコア入力処理において、WWWサーバ1
0及びデータベースサーバ90とのデータの送受信によ
り携帯電話30aの表示画面に表示される画像を表す図
である。尚、本実施形態においては、スコア取得処理に
おいて、スコア抜け検出処理、スコア抜け警告発信処
理、修正受信処理、格納データ修正処理、ハンディキャ
ップ取得処理、較正スコア算出処理、暫定順位決定処理
が行われるようになっている。
【0042】図4のステップ50において「スコア入
力」メニューが選択されると、WWWサーバ10の制御
部11は、スコア取得処理を開始する。スコア取得処理
においては、制御部11は、データベースサーバ90か
ら、スコアデータ格納部964に格納されるデータのう
ちステップ10で選択されたゴルフ場のコンペ表示リス
トを読み出し、このコンペ表示リストからコンペ選択用
表示データを作成し、携帯電話30aに送信する(ステ
ップ551)。携帯電話30aにおいては、送信されて
来たコンペ選択用表示データに基づいて、画像表示部
に、図9(a)に示すようなコンペ特定用画面が表示さ
れる。コンペ選択用画面には、コンペの選択を促すコメ
ントが前記リストとともに表示されるようになってお
り、操作者による選択によって、表示されたコンペのう
ちの1つが選択され、選択結果がWWWサーバ10に送
信される(ステップ553)。
【0043】コンペの選択結果が送信されてくると、制
御部11は、データベースサーバ90にスコアデータ格
納部964を検索させ、選択されたコンペの各組とその
組の競技者を取得する。そして、これらの組と競技者と
をリスト化した組選択用表示データを作成し、携帯電話
30aに送信する(ステップ555)。携帯電話30a
では、送信されてきた組選択用表示データに基づいて、
画像表示部に、図9(b)に示すような、組選択用画面
が表示される。そして、操作者による選択によって、表
示された組のうちの1つが選択され、選択結果がWWW
サーバ10に送信される(ステップ557)。
【0044】組の選択結果が送信されてくると、制御部
11は、データベースサーバ90にスコアデータ格納部
964を検索させ、選択された組の表示データを取得
し、この表示データをスコア入力用表示データとして携
帯電話30aに送信する(ステップ559)。これによ
り、携帯電話30aにおいては、送信されてきたスコア
入力用表示データに基づいて、画像表示部に、図9
(c)に示すような、スコア入力用画面が表示される。
このスコア入力用画面では、各競技者の各ホールのスコ
アが表示される位置と、この各位置に表示されるスコア
の値がスコアデータ格納部964において格納される位
置との関連付けが含まれている。そして、操作者による
選択によって、表示された競技者とホールとが選択さ
れ、スコアが入力される。このとき、競技者が途中で棄
権した等によりスコア入力ができなくなった場合には、
操作者は*等の所定の記号を入力する。スコア入力画面
には、入力されたスコアについて確定する決定ボタンが
表示されており、スコアや所定の記号が入力された後こ
のボタンが選択されると、入力されたスコアがスコア入
力画面に直ちに反映されるとともに、このスコアとその
スコアデータ格納部964における位置とが携帯電話3
0aからWWWサーバ10に送信される(ステップ56
1)。
【0045】入力されたスコア等が送信されてくると、
制御部11は、スコアデータ格納部964に格納されて
いる同じ組の表示データを参照し、スコアの抜けが無い
かを調べる(ステップ563)。スコアの抜けがあるか
どうかは、次のように判断される。即ち、新たに送信さ
れてきたスコア等のホールの1つ前のホールのスコア
が、既に取得されていればスコア抜けは無いと判断し、
1つ前のホールのスコアが取得されていない場合には、
1つ前のホールのスコア等が抜けてスコア抜けがあると
判断する。
【0046】そして、スコア抜けがある場合(ステップ
563;Y)には、スコア表示用データに「第●ホール
のスコアが記録されていません。」との警告用のコメン
トを表示するデータを加え、取得されたスコアをデータ
ベースサーバ90に送信することなくスコア取得処理を
終了しメインのルーチンにリターンする。従って、次に
スコアを入力しようとしてスコア表示用データが携帯電
話30aが送信されると、携帯電話30aの画像表示部
に上述のコメントが表示され、操作者がスコア抜けを知
ることができる。そしてこの状態で抜けていたスコアが
入力されWWWサーバ10に受信されるとる、WWWサ
ーバ10の制御部11はスコア表示用データから上述の
コメントを削除する。
【0047】スコア抜けが無い場合(ステップ563;
N)には、制御部11は、データサーバ90に、スコア
データ格納部964に格納されるスコア状況データを調
べさせ、ステップ561で取得したスコアの格納位置に
既に0以外のスコアが格納されているかどうかを調べる
(ステップ564)。そして、0以外のスコアが格納さ
れていない場合(ステップ564;N)には、このスコ
アは該当する競技者の該当するホールのスコアとして初
めて送信されてきたものであり、修正用のスコアではな
いと判断し、続いて、制御部11は、スコアが送信され
てきたホールがハンディ算出用ホールであるかどうかを
把握する(ステップ567)ハンディ算出用ホールかど
うかは、データサーバ90にスコアデータ格納部964
を調べさせ、スコアデータ格納部964に格納されるハ
ンディ算出用ホールの中にスコアが送信されてきたホー
ルがあるかどうかで判断する。ハンディ算出用ホールで
ある場合(ステップ567;Y)には、更に、同じコン
ペの競技者全てがハンディ算出用ホールを通過している
かどうかを調べ(ステップ569)、また、既に各競技
者のハンディキャップが算出されているかどうかを調べ
る(ステップ570)。全ての競技者がハンディ算出用
ホールを通過しているかどうかは、データベースサーバ
90にスコアデータ格納部964を調べさせ、各競技者
のハンディ算出用ホールのスコアがスコアデータ格納部
964の対応箇所に格納されているかどうかで判断す
る。また、各競技者のハンディキャップが算出されてい
るかどうかは、データベースサーバ90にスコアデータ
格納部964を調べさせ、各競技者のハンディキャップ
がスコアデータ格納部964の対応箇所に格納されてい
るかどうかで判断する。そして、全ての競技者がハンデ
ィ算出用ホールを通過しており(ステップ569;
Y)、且つ各競技者のハンディキャップが算出されてい
ない場合(ステップ570;N)には、ハンディ算出用
ホールのスコアに基づいて、各競技者のハンディキャッ
プを算出し、データベースサーバ90のスコア状況デー
タの該当位置にハンディキャップのデータを格納する
(ステップステップ571)。尚、本実施形態において
は、ハンディキャップの自動算出は、次の式に基づいて
行われる。 自動算出によるハンディキャップ={(各ホールでのイ
ーブンパー打数の合計)−(各ハンディ算出用ホールで
のグロススコアの合計)}÷ハンディ算出用ホール数×
18×乗数K 但し、乗数Kは、適宜設定可能(例:0.8、1.2
等) 尚、この他に、ハンディキャップは、自己申告によるも
の、ダブルリペア・シングルリペア等の隠しホールによ
るもの、及びこれらと上述の自動算出ハンディキャップ
とを組み合わせたもの、等とすることも可能である。
【0048】各競技者のハンディキャップを算出した後
は、算出したハンディキャップに基づいてサーバ90の
スコア状況データを更新する(ステップ573)。この
スコア状況表示データの更新としては、ステップ561
で取得したスコアを該当する競技者の該当ホールのグロ
ススコアとして格納する、ハンディキャップに基づいて
ネットスコアを算出しネットスコアのデータを格納す
る、算出したハンディキャップと実打数の合計と、各ホ
ールのイーブンパー打数との差異よりオリジナルトーナ
メントスコアを算出し、算出したオリジナルトーナメン
トスコアを格納する、算出したオリジナルトーナメント
スコアから各競技者の暫定順位を求め、スコア状況デー
タの総合順位スコアデータ、組別順位スコアデータを暫
定順位の順に並べ替える、指定者順位スコアデータの暫
定順位を各競技者の該当位置に格納する等が挙げられ
る。
【0049】尚、本実施形態において、較正スコアとし
てのオリジナルトーナメントスコア(O.T.S.)
は、次のように算出される。 O.T.S.=経過ホールの実打数の合計−{経過ホー
ルのイーブンパー打数の合計+(ハンディキャップ÷1
8×経過ホール)} この式において、(ハンディキャップ÷18×経過ホー
ル)は、ハンディキャップを各ホールに均等に割り当て
た場合の経過ホール分であり、{経過ホールのイーブン
パー打数の合計+(ハンディキャップ÷18×経過ホー
ル)}は、経過ホールをハンディキャップ通りのスコア
で終了した場合の打数である。従って、O.T.Sは、
その値が少ないほど、経過ホールを、ハンディキャップ
通りでの予定の打数よりも少なく回ったかことになり、
このO.T.S.が少ないほど、良好なスコア状況であ
ることが示される。各経過ホールの実打数は、スコア受
信手段により受信して得るスコアである。このように、
オリジナルトーナメントスコアにおいてはじめて、経過
ホール数やハンディキャップが異なる競技者間におい
て、各競技者の経過ホールの規定打数との相関を瞬時に
算出することによって、暫定順位を提示することができ
る。
【0050】ハンディ算出用ホールでなかった場合(ス
テップ567;N)、及びハンディ算出用ホールである
が未だハンディ算出用ホールを通過していない競技者が
いた場合(ステップ567;Y、ステップ569;
N)、ハンディ算出用ホールであり競技者全員がハンデ
ィ算出用ホールを経過しているが、既にハンディキャッ
プが算出されスコア状況データの所定領域に格納されて
いる場合(ステップ567;Y、ステップ569;N、
ステップ570;Y)には、ステップ561で取得した
新たなスコアのデータに基づいて、スコアデータ格納部
964のスコア状況データを更新する(ステップ57
3)。このスコア状況データの更新としては、新たに受
信したスコアを該当するホールのグロススコアに格納す
る、ハンディキャップのデータによって、ネットスコア
やオリジナルトーナメントスコアを算出し該当する領域
に格納する、算出したオリジナルトーナメントスコアに
基づいて暫定順位を求め、総合順位スコアデータ、組別
順位スコアデータを暫定順位の順に並べ替える、指定者
順位スコアデータに暫定順位を格納する等の処理が挙げ
られる。尚、自己申告ハンディキャップと自動算出ハン
ディキャップとを併用した場合には、ハンディ算出用ホ
ールを通過するまでは、自己申告ハンディキャップを、
ハンディ算出用ホールを通過してからは、自動算出によ
り較正されたハンディキャップ(較正ハンディキャッ
プ)を利用する。
【0051】ステップ564において、既に0以外のス
コアが格納されている場合(ステップ564;Y)は、
スコアの修正が必要とされている場合であり、スコア修
正処理が行われる。このスコア修正処理では、新たに送
信されてきたスコアとその位置(データベースサーバ9
0の記憶部におけるアドレス)に基づいて、スコアを格
納し直す。また、スコアが修正された競技者のスコアに
ついて既にハンディキャップが決定している場合は、更
に、該ハンディキャップによって、ネットスコア、オリ
ジナルトーナメントスコア、暫定順位を求め直し、新た
な値を格納し直す。加えて、送信されてきたスコアがハ
ンディ算出用ホールのスコアである場合には、送信され
てきたスコアを含めてハンディキャップを算出し直し、
算出し直したハンディキャップに基づいて、ネットスコ
ア、オリジナルトーナメントスコア、暫定順位を算出
し、スコアデータ格納部964のスコア状況データを格
納し直す。表示データに警告用のコメントを付加した後
(ステップ565後)、スコア状況データを更新した後
(ステップ573後)、及び格納データ修正処理(ステ
ップ564)後には、スコア取得処理を終了しメインの
ルーチンにリターンする。
【0052】図4のステップ50において「成績閲覧」
メニューが選択されると、WWWサーバ10制御部11
は、選択されたメニューに応じた処理として、スコア状
況表示データ送信処理を開始する。図10は、スコア状
況表示データ送信処理において、WWWサーバ10との
データの送受信により携帯電話30aの表示画面に表示
される画像を表す図である。表示データ送信処理におい
ては、制御部11は、データベースサーバ90に、スコ
アデータ格納部964に格納されるデータのうちステッ
プ10で選択されたゴルフ場のものを検出させ、データ
ベースサーバ90から、当該ゴルフ場において開催され
るコンペの名称とそれらの各コンペの組数とを取得す
る。そしてこれらのコンペ名と組数とをリスト化したコ
ンペ選択用表示データを作成し、携帯電話30aに送信
する。携帯電話30aにおいては、送信されて来たコン
ペ選択用表示データに基づいて、画像表示部に、図10
(a)に示すようなコンペ特定用画面が表示される。コ
ンペ特定用画面には、コンペの選択を促すコメントが前
記リストとともに表示されるようになっており、操作者
による選択によって、表示されたコンペのうちの1つが
選択され、選択結果がWWWサーバ10に送信される。
尚、本実施形態においては、携帯電話30aにより、ス
コア入力処理等で、既にコンペ内のデータまで進行して
いる場合には、スコア入力処理等において画像表示部に
表示される画像中の「閲覧」ボタンを選択することによ
って、直接図10(b)画面に移行することも可能とな
っている。
【0053】コンペの選択結果が送信されてくると、制
御部11は、次に、表示用データ格納部165に格納さ
れるデータから、閲覧方式選択用表示データを選択し、
携帯電話30aに送信する。携帯電話30aでは、送信
されてきた閲覧方式選択用表示データに基づいて、画像
表示部に、図10(b)に示すような、閲覧方式選択用
画面が表示される。本実施形態においては、閲覧方式
は、当該コンペ参加競技者競技者全員について閲覧する
総合順位閲覧、所定の組での競技者の成績を閲覧する組
別順位閲覧、所定の競技者の成績を閲覧する指定者順位
閲覧の3つの方式があり、それぞれ、画像表示部には
「総合順位」、「組別順位」、「指定者順位」と表示さ
れる。そして、操作者による選択よって、閲覧方法のう
ちの1つが選択され、選択結果がWWWサーバ10及び
データベースサーバ90に送信される。選択結果を受信
すると、WWWサーバ10の制御部11は、データベー
スサーバ90に選択結果に応じたスコア状況データをス
コアデータ格納部964から選択させる。そして、デー
タベースサーバ90で選択されたスコア状況データに基
づいた表示データを作成し、携帯電話30aに送信す
る。
【0054】即ち、本実施形態においては、「総合順
位」が選択された場合には、WWWサーバ10の制御部
11は、データベースサーバ90にスコアデータ格納部
964から、選択されたコンペの総合順位スコアデータ
を検索させ取得させ、取得された総合順位スコアデータ
に基づいて、総合順位表示用の表示データを作成する。
そしてこの表示データを携帯電話30aに送信する。携
帯電話30aでは、送信されてきた組選択用表示データ
に基づいて、画像表示部に、図10(c)に示すよう
に、総合順位スコア状況の画像が表示される。この画像
には、コンペに参加する各競技者のオリジナルトーナメ
ントスコア、グロススコア、ハンディキャップ、ネット
スコア、経過ホール、O.T.S.による暫定順位が、
暫定順位の高い競技者の順に表示される。また、「組別
順位」が選択された場合には、制御部11は、データベ
ースサーバ90にスコアデータ格納部964から、選択
されたコンペの各組とその組の競技者を取得させ、これ
らの組と競技者とをリスト化した組選択用表示データを
作成し、携帯電話30aに送信する。携帯電話30aで
は、送信されてきた組選択用表示データに基づいて、画
像表示部に、図10(d)に示すように、組選択用画面
が表示される。そして、操作者による選択によって、表
示された組のうちの1つが選択され、選択結果がWWW
サーバ10に送信される。組の選択結果が送信されてく
ると、制御部11は、データベースサーバ90にスコア
データ格納部964から、選択された組の組別順位スコ
アデータを取得させ、このデータに基づいて組別順位表
示用の表示用データを作成し、携帯電話30aに送信す
る。これにより、携帯電話30aにおいては、送信され
てきた組別順位表示用の表示データに基づいて、画像表
示部に、図10(e)に示すような、組別順位スコア状
況の画像が表示される。この画像には、選択された組の
各競技者のグロススコア、ハンディキャップ、オリジナ
ルトーナメントスコア、ネットスコア、O.T.S.に
よる暫定順位が、暫定順位の高い競技者の順に表示され
る。更に、「指定者順位」が選択された場合には、閲覧
したい競技者を取得するための競技者取得用画面表示用
のデータを携帯電話30aに送信する。これによって、
携帯電話30aの画像表示部には図10(f)に示すよ
うな、競技者取得用画面が表示される。そして、閲覧し
たい競技者の氏名の入力が促される。競技者の名前が入
力され、WWWサーバ10に送信されると、WWWサー
バ10の制御部11は、データベースサーバ90に、総
合順位スコアデータのうち、氏名を受信した競技者のデ
ータを取得させ、このデータに基づいた指定者順位表示
用の表示データを作成し、携帯電話30aに送信する。
これにより、携帯電話30aの画像表示部には、選択さ
れた競技者のスコア状況の画像が表示される。この画像
には、選択された競技者のオリジナルトーナメントスコ
ア、ネットスコア、グロススコア、O.T.S.による
暫定順位が表示される。
【0055】図4のステップ50において「コース情
報」メニューが選択されると、WWWサーバ10の制御
部11は、選択されたメニューに応じた処理として、コ
ース情報データ送信処理を開始する。図11は、コース
情報データ送信処理において、WWWサーバ10とのデ
ータの送受信により携帯電話30aの表示画面に表示さ
れる画像を表す図である。図4のステップ50において
「コース情報」メニューが選択されると、制御部11
は、ゴルフ場データ格納部962に格納されるデータか
ら、表示する情報を選択するための情報選択用表示デー
タを選択し、携帯電話30aに送信する。携帯電話30
aでは、送信されてきた情報選択用表示データに基づい
て、画像表示部に、図11(a)に示すような、情報選
択用画面が表示される。この情報選択用画面において
は、ゴルフ場までの交通アクセス情報、ゴルフ場の料金
設定、各ホールのイメージが、それぞれ「交通アクセ
ス」「料金設定」「各ホールイメージ」として、選択可
能に表示される。
【0056】そして、「交通アクセス」や「料金設定」
が選択されると、選択結果がWWWサーバ10に送信さ
れ、制御部11は、受信した選択結果が「交通アクセ
ス」の場合には交通アクセス情報を表示するための交通
アクセス情報データを、「料金設定」の場合には料金設
定情報を表示するための料金設定情報データを、データ
ベースサーバ90にゴルフ場データ格納部962を検索
させ、データベースサーバ90から取得する。そして交
通アクセス情報データに基づく交通アクセス情報表示デ
ータや、料金設定情報データに基づく料金設定情報表示
データを携帯電話30aに送信する。その結果、携帯電
話30aの画像表示部には、交通アクセス情報や料金設
定情報が表示される。また、「各ホールイメージ」が選
択され、選択結果がWWWサーバ10に送信された場合
には、制御部11は、表示するホールの選択を取得する
ためのホール選択用画像を表示させるためのホール選択
用表示データを携帯電話30aに送信する。その結果、
携帯電話30aの画像表示部には、図11(b)に示す
ような、ホール選択用画像が表示され、ホールの選択が
促される。ホール選択用画像が表示された状態におい
て、ホールが選択されると、選択結果がWWWサーバ1
0に送信され、制御部11は、データベースサーバ90
に、選択されたホールについてのホールイメージデータ
をゴルフ場データ格納部962から検索させ、取得した
ホールイメージデータに基づくホールイメージ表示用の
表示データを携帯電話30aに送信する。これによっ
て、携帯電話30aの画像表示部に、選択したホールの
ホールイメージが表示される。
【0057】尚、スコア取得処理、表示データ送信処
理、コース情報データ送信処理においては、WWWサー
バ10から携帯電話30aに送信される表示データによ
り携帯電話30aの画像表示部に表示される表示画像に
は、適宜、スコア取得処理、表示データ送信処理、コー
ス情報データ送信処理に処理を移行するためのボタンが
表示され、これらのボタンが選択されると、実行されて
いる処理は終了され選択された処理が開始されるように
なっている。そして、選択された処理が終了すると、選
択された処理がある場合(ステップ60;Y)にはステ
ップ50にリターンし、選択された処理が無い場合(ス
テップ60;N)にはスコア通知処理を終了する。
【0058】このように、本実施形態では、携帯電話3
0a,30b,30c,・・・から、インターネット2
0を介してデータベースサーバ90に格納されるスコア
状況データにデータを入力したり、データベースサーバ
90に格納されるスコア状況データに基づく表示用のデ
ータを携帯電話30a,30b,30c,・・・で受信
して表示させることができる。従って、異なったゴルフ
場において行われているコンペのスコア経過を互いに容
易に知ることができ、競技者の競技への集中度、興奮
度、団体意識等を飛躍的に向上させることができる。本
実施形態では、スコアが埋められていないホールがある
ままこのホール以降のホールのスコアを受信すると、ス
コア抜けとして検出され、新たなスコアを受信したにも
拘わらずスコア状況表示用データが更新されないので、
スコア抜けのまま不正確なスコア集計が行われたりスコ
ア状況が表示されることがない。また、スコア入力用表
示データに警告が加えられ、携帯電話30a,30b,
30c,・・・に警告が表示されるので、スコアの抜け
が競技者に知らされるので、スコア抜けを是正すること
ができる。
【0059】本実施形態では、携帯電話30a,30
b,30c,・・・に送信される総合順位表示用の表示
データ、組別順位表示用の表示データ、指定者順位表示
用のデータにおいて、各データに含まれるスコアが、該
スコアのスコアデータ格納部964でのアドレスとリン
クされているので、このリンクを利用して、携帯電話3
0aの画像表示部に表示される画像上でスコアが修正さ
れると、リンクされているアドレスに基づいて迅速且つ
確実にスコアデータ格納部964のスコアが修正され更
新される。本実施形態では、表示画面中でスコアを修正
入力できるので、容易且つ迅速、確実なスコア修正が容
易であり、修正操作による競技への集中度の低下を回避
することができる。本実施形態では、各競技者の自己申
告ハンディキャップまたは自動算出ハンディキャップか
ら、較正スコアとして、各競技者の経過ホールを考慮し
たO.T.S.を算出し、O.T.S.による暫定順位
を取得し各競技者の携帯電話30a,30b,30c,
・・・に表示させている。このO.T.S.は、各競技
者の経過ホールの数が異なっている場合にも、経過ホー
ル数に合わせて各競技者のハンディキャップを較正した
経過ホール数による不公平のないものであり、スコアの
値が実質的に公平に比較可能となり、暫定順位を正確に
特定できる。そして、離れてプレーをしている競技者ど
うしにおいても、この暫定順位が参照できることによっ
て、競技者の競技への集中度や興奮度、団体意識等が一
層高められる。
【0060】本実施形態では、組分けを登録する際に、
人数が2人以下の組があると、その組を指摘するので、
間違って偏った人数での組分けをすることがなくなり、
容易且つ確実に所定人数に組分けを行うことができる。
本実施形態では、予めハンディキャップ算出用として指
定されたホールを競技者全員が終了すると、WWWサー
バ10及びデータベースサーバ90においてこれが検知
され、ハンディキャップ算出用ホールでのスコアに基づ
いて自動的に各競技者のハンディキャップが算出され、
このハンディキャップに基づいてネットスコアが算出さ
れるので、公平且つ簡潔にハンディキャップを決定し決
定されたハンディキャップに基づいてスコアが集計され
る。本実施形態では、インターネット20を介してWW
Wサーバ10と携帯電話30a,30b,30c,・・
・とがパケット通信によりデータの送受信をしているの
で、接続を長時間維持したままでも低価格である。
【0061】尚、本発明のスコアサーバ、スコア通知シ
ステム、スコア通知プログラムが格納されたプログラム
製品、及びスコア通知方法は、上述の実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにお
いて適宜種々変更が可能である。例えば、スコア状況表
示データは携帯電話30a,30b,30c,・・・の
みでなく、WWWサーバ10及びデータベースサーバ9
0や、コンピュータ40の出力装置からも出力可能とし
て、例えば表示部に表示させたり、プリントアウトでき
るようにしてもよい。上述の実施形態においては、スコ
アを入力したり表示させるための携帯端末として携帯電
話30a,30b,30c,・・・が使用されている
が、携帯端末は携帯電話に限られるものでなく、モバイ
ルコンピュータ、通信専用携帯端末等を使用することも
できる。
【0062】上述の実施形態においては、ゴルフ場の選
択後(ステップ20)にパスワードを確認した後、「コ
ンペプレーヤー登録」、「スコア入力」、「成績閲
覧」、「コース情報」のメニューを選択するようになっ
ているが、各メニューの選択後にパスワードを確認する
ようにしてもよい。この場合、例えば「コンペプレーヤ
ー登録」と「スコア入力」のみパスワード入力を要求
し、成績閲覧やコースメニューはインターネットからア
クセスしてきた者全てが閲覧可能としてもよい。また、
パスワードは、ゴルフ場毎やコンペ毎、組毎に異なるよ
うに設定し、パスワードとゴルフ場やコンペ、組との対
応を利用者データ格納部163に格納しておいてもよ
い。これにより、「スコア入力」や「成績閲覧」、「コ
ース情報」が選択された場合に、ゴルフ場の選択やコン
ペの選択、組の選択を携帯電話30a,30b,30
c,・・・側に要求することなく、入力されたパスワー
ドによって、利用者データ格納部163から自動的に取
得することが可能となる。また、パスワードを組毎に異
なるように設定することによって、競技者本人または同
じ組で競技している者、その組に付いているキャディー
のみがスコアを入力できるようにすることが可能であ
る。また、パスワードをコンペ毎や組毎に設定すること
によって、同一コンペの競技者のみがそのコンペのスコ
アを閲覧できるようにしてもよい。
【0063】「コンペプレーヤー登録」、「スコア入
力」、「成績閲覧」、「コース情報」のうちのいくつか
のメニューについては、メニューの選択と同時または選
択の後にステップ20とは別のパスワードを入力するよ
うにして、例えば、スコア入力については競技者本人の
みができるようにしてもよい。
【0064】上述の実施形態では、スコア通知処理の中
で、コンペ登録処理、スコア取得処理、スコア状況表示
データ送信処理、及びコース情報データ送信処理が行わ
れるが、それぞれ独立した処理として行われるようにし
てもよい。この場合、コンペ登録処理の完了時に、他の
処理(スコア取得処理、スコア状況表示データ送信処
理、コース情報データ送信処理)の最初のページにアク
セスするためのURLを携帯電話30a,30b,30
c,・・・側に登録しておき、直接各処理の最初のペー
ジにアクセスできるようにしてもよい。各処理の最初の
ページのURLは、コンペ登録処理の完了時に、メール
によって各携帯電話30a,30b,30c,・・・に
送信する(URL送信処理を行う)ようにしてもよい。
これにより、各携帯電話30a,30b,30c,・・
・からの各処理のページへのアクセスを容易化すること
ができる。
【0065】上述の実施形態では、スコア取得処理やス
コア状況表示データ送信処理において、コンペ名や競技
組を携帯電話30a,30b,30c,・・・側からの
入力によって取得している(スコア取得処理におけるス
テップ551〜ステップ557)(スコア状況表示デー
タ送信処理における図(a))が、WWWサーバ10及
びデータベースサーバ90に、予め携帯電話30a,3
0b,30c,・・・の電話番号やアドレス等の、各携
帯端末からのアクセスに伴い取得できる各携帯端末固有
の符号と競技者や競技組またはコンペ(以下、競技者
等)との対応を取得する端末対応取得手段と、この対応
を格納しておく端末対応格納手段と、この端末対応格納
手段に格納される対応から、各携帯端末からのアクセス
に際してアクセスしてきた競技者等を特定する特定手段
とを備え、サーバ側において、各携帯端末からのアクセ
スによってその携帯端末固有の符号から競技者等を取得
し、)との対応を取得するようにしてもよい。図12
は、このような変形例におけるスコア取得処理の流れを
示すフローチャートである。この図12に示すように、
WWWサーバ10の制御部11は、スコア取得処理に入
ると、まず、アクセスしてきた携帯電話30aの電話番
号を携帯端末固有の符号として取得し(ステップ54
1)、端末対応格納手段に、この携帯電話30aの電話
番号と競技者等との対応が格納されているかどうかを調
べる(ステップ543)。そして、この携帯電話30a
からのアクセスが2回目以降であり端末対応手段に対応
が格納されている場合(ステップ543;Y)には、こ
の対応に基づいて競技者等を取得し(ステップ54
5)、この競技者の組のスコア入力用表示データを送信
する(ステップ559)。この携帯電話30aからのア
クセスが初めてであり、この携帯電話30aの電話番号
と競技者等との対応が端末対応手段に格納されていない
場合(ステップ543;N)には、競技者取得用の表示
データを送信し(ステップ546)、競技者等を取得す
る(ステップ547)。尚、この競技者取得用の表示デ
ータの送信及び競技者の取得は、上述した実施形態のス
テップ551からステップ557の処理と同様の処理に
よりコンペ及び組を取得した後、取得した組の競技者を
選択可能に表示するための競技者選択用データを携帯電
話30aに送信し、選択された競技者を得ることにより
行うことができる。また、競技者取得用の表示データの
送信及び競技者の取得は、競技者の氏名入力用の表示デ
ータを送信し、入力された氏名を受信し、スコアデータ
格納部に格納されている同じ氏名を検索してこの競技者
の組やコンペを知るようにしてもよい。そして、競技者
等を取得した後は、携帯電話30aの電話番号と取得し
た競技者の氏名とを対応させて端末対応テーブルに格納
し(ステップ548)、この競技者の組のスコア入力用表
示データを送信する(ステップ559)。また、上述の
ように携帯端末の電話番号やアドレスから競技者を特定
し特定結果に従って、スコア入力の際に、特定された競
技者等の欄のみしか入力できないスコア取得用表示デー
タを作成し携帯端末に送信するようにしてもよい。尚、
端末対応取得手段は、各携帯端末固有の符号と競技者や
競技組またはコンペ(以下、競技者等)との対応を、最
初の携帯電話30a,30b,30c,・・・からのア
クセス時ではなく、コンペ登録処理時等において、予め
携帯電話30a等からの入力によって取得しておくよう
にしてもよい。
【0066】上述の実施形態においては、コンペ登録処
理において競技者が2人以下の組があり(ステップ51
9;Y)新たに組を作り直す場合には、ステップ515
に戻って携帯電話30a等の側から各組と競技者との対
応を取得するようになっているが、WWWサーバ10及
びデータベースサーバ90側に、入力された競技者に基
づいて、各組の競技者の人数が所定人数に近くなるよう
に、組と競技者との新たな対応を求める組候補取得手段
を備え、この対応を組と競技者の対応の候補である組候
補として携帯電話30a等に出力し、この組でよいかど
うかの選択を得、よいとの選択を得た場合には、組候補
での組と競技者との対応に基づいてスコア状況表示デー
タを作成するようにしてもよい。
【0067】上述の実施形態においては、入力されてい
ないスコアがあるまま次のホールのスコアが送信された
場合にスコア抜けが検出され、当該スコアが入力されな
いようになっているが、スコア抜けの検出手法は、これ
に限られるものではない。例えば、同一コンペに後続の
組があり、後続の組がスコアを入力したホールについて
その前の組のスコアが入力されていない場合や、前のホ
ールのスコアの入力後所定時間(例えば30分)経過し
ても、続くホールのスコアが入力されない場合にスコア
抜けがあると判断するようにしてもよい。
【0068】上述の実施形態においては、スコア抜けが
あると検出された場合に、スコアを取得していない段階
以降のスコアに基づいた前記表示データの作成を禁止
し、またスコア抜けがある旨のコメントを入力用表示デ
ータに加えることにより、スコア抜けを認識可能として
いるが、例えば、スコア抜けを検出した場合には、スコ
ア抜けが発生した組の携帯電話30aに向けてスコア抜
けがある旨のメールを発信したり、警告音を発生させる
等の、スコア抜けのある競技者や組の携帯端末に警告用
のデータを送信させる警告データ手段をWWWサーバ1
0及びデータベースサーバ90に備えてもよい。
【0069】上述の実施形態においては、WWWサーバ
10及びデータベースサーバ90は複数のゴルフ場に共
通して使用されるようになっているが、各ゴルフ場に備
えられ、自ゴルフ場で開催されるコンペについてのみの
サービスを行う者とすることもできる。この場合には、
ゴルフ場を選択する処理が必要ないのは言う迄もない。
上述の実施形態においては、各ゴルフ場内においてコン
ペが開催される場合について記載しているが、例えば関
西支社と東京本社を含めての社内コンペ等複数のゴルフ
場で開催されるコンペや、複数のゴルフ場を数日かけて
巡って行うコンペ等とすることもできる。
【0070】上述の実施形態においては競技がゴルフと
なっているが、ゴルフ以外の競技についてのスコア通知
システムとすることもできる。スコア状況としては、競
技者個人のスコアでなくグループやチームの総合成績を
求める者とすることもできる。スコア状況は点数でな
く、例えばオリエンテーリングの通過ポイントの登録閲
覧や、サバイバルゲームで残っているかどうか等とする
こともできる。
【0071】上述の実施形態においては、スコア入力画
面表示される決定ボタンが選択されることによって、入
力されたスコアのデータが携帯電話30aからWWWサ
ーバ10に送信されるようになっているが、Java
Script等によって、スコア入力画面へのスコア入
力イベントを監視し、スコア入力後カーソルが移動する
等の入力完了条件イベントによって、自動的にスコア送
信が行われるようにしてもよい。上述の実施形態におい
ては、スコア入力画面の各スコアと該スコアのスコアデ
ータ格納部964でのアドレスとがリンクされており、
各スコア毎にスコアデータ格納部のデータが書き換えら
れるようになっているが、決定ボタンによって、スコア
入力画面中のスコア全体がWWWサーバ10に送信され
スコアデータ格納部964の当該コンペのスコア全体が
書き換えられるようにしてもよい。このようにすること
で、複数のスコアを一度に修正することが可能となる。
上述の実施形態においては、スコア入力画面においてス
コアを修正可能になっているが、スコア入力メニューと
別にスコア修正メニューを設定し、スコア修正用の画面
によってスコアを修正するようにしてもよい。この場
合、スコア入力画面同様に、「決定」ボタンの選択によ
り修正が確定し修正結果が送信されるようにしても、入
力イベントの検出によって修正が自動送信されるように
してもよい。
【0072】上述の実施形態においては、ハンディキャ
ップは、自動算出と自己申告とが選択できるようになっ
ているが、自動算出のみとしたり、自己申告のみとした
り、自己申告のハンディキャップと自動算出したハンデ
ィキャップとを連動して新たなハンディキャップを算出
し、この連動ハンディキャップからスコア等を算出する
ようにしてもよい。尚、連動ハンディキャップの算出
は、次のように算出することが可能である。 連動ハンディキャップ=自己申告ハンディキャップ+
{(所定ホールのイーブンパー打数−自己申告ハンディ
キャップ÷18×所定ホール数)−所定ホールの実打
数}×18÷(所定ホール数)×乗数K 但し乗数Kは、適宜設定可能(例えば、0.8、1.2
等)
【0073】WWWサーバ10とデータベースサーバ9
0は一体化していてもよい。即ち、WWWサーバ10の
記憶部16にゴルフ場データ格納部、利用者データ格納
部、スコアデータ格納部を設けてもよい。また、WWW
サーバ10とデータベースサーバ90とはLANではな
くインターネット20を介して通信するようにしてもよ
い。
【0074】上述の実施形態では、スコアサーバとして
のWWWサーバ10及びデータベースサーバ90が、携
帯電話30a,30b,30c,・・・やコンピュータ
40とのデータの送受信により、所定人数の競技者によ
り組が構成されこの組単位で行われる競技について前記
組と該組で競技を行う競技者との対応を取得し、取得さ
れた前記対応に基づいて、前記組それぞれの人数が前記
所定人数となっていない警告組が検出された場合に警告
を出力し、また、競技の競技中のスコアを取得し、取得
したスコアに基づいて作成した表示データを出力してい
るが、操作者との直接の入出力によりデータの取得及び
出力をするスコア装置や、固定配置されたコンピュータ
等のデータ端末装置との通信によりデータの取得及び出
力をするスコアサーバとしても、複数組に分散して行う
競技において、容易且つ確実に所定人数に組分けを行
い、競技中のスコア状況を知る効果を得ることができ
る。上述の実施形態では、スコアサーバとしてのWWW
サーバ10及びデータベースサーバ90が、携帯電話3
0a,30b,30c,・・・とのデータの送受信によ
り、複数の段階を移行して競われる競技について各段階
毎に競技者のスコアを取得し、取得したスコアに基づい
て作成した表示データを出力し、取得していないスコア
があると検出された場合に、受信していないスコア以降
のスコアに基づいた前記表示データの作成を禁止する表
示データ作成禁止しているが、操作者との直接の入出力
によりデータの取得及び出力をするスコア装置や、固定
配置されたコンピュータ等のデータ端末装置との通信に
よりデータの取得及び出力をするスコアサーバ、として
も、スコアの抜けなくスコア経過を知る効果を得ること
ができる。上述の実施形態では、スコアサーバとしての
WWWサーバ10及びデータベースサーバ90が、携帯
電話30a,30b,30c,・・・とのデータの送受
信により、複数の所定人数の競技者により組が構成され
この組単位で複数の段階を移行して競われる競技につい
て、組と該組で競技を行う競技者との対応を取得し、途
中経過のスコアを取得し、取得したスコアから算出した
前記競技者それぞれのハンディキャップに基づいて算出
したグロススコアに基づいて作成した表示データを出力
するが、操作者との直接の入出力によりデータの取得及
び出力をするスコア装置や、固定配置されたコンピュー
タ等のデータ端末装置との通信によりデータの取得及び
出力をするスコアサーバ、としても、公平且つ簡潔にハ
ンディキャップを決定し決定されたハンディキャップに
基づいたスコアを知る効果を得ることができる。操作者
との直接の入出力によりデータの取得及び出力をするス
コア装置においては、本発明におけるスコア受信装置
が、競技中の競技のスコアを取得するスコア取得手段と
なり、スコア受信手段で受信した複数のスコアが、スコ
ア取得手段で取得した複数のスコアとなり、表示データ
送信手段は、要求に応じて、スコア状況データ作成手段
で作成したスコア状況データに基づいて、競技のスコア
状況を表示する表示用データを、出力手段へ出力する表
示データ出力手段となる。
【0075】上述の実施形態においては、ハンディキャ
ップは、自己申告ハンディキャップや自動算出ハンディ
キャップが表示されるようになっているが、較正スコア
を、自己申告ハンディキャップを所定ホールの実打数に
基づいて較正した較正ハンディキャップ(上述の連動ハ
ンディキャップを含む)によって取得する場合には、上
述のハンディキャップに代えてまたはこれらのハンディ
キャップと共に、較正ハンディキャップを表示するよう
にしてもよい。また、較正ハンディキャップとして、各
競技者の経過ホール数の違いを考慮したハンディキャッ
プを採用することもできる。この経過ホール数の違いを
考慮した較正ハンディキャップは、例えば、次のような
式に基づいて求めることができる。 較正ハンディキャップ=(各経過ホールの規定スコア)
+{較正前ハンディキャップ÷18×(経過ホール)} 但し、較正前ハンディキャップは、経過ホール数の違い
を考慮する前のハンディキャップであり、自己申告ハン
ディキャップや自動算出ハンディキャップ、連動ハンデ
ィキャップ、及び、これらのハンディキャップを所定ホ
ールの実打数により較正した較正ハンディキャップを含
む。
【0076】上述の実施形態においては、較正スコアと
して、オリジナルトーナメントスコア(O.T.S.)
を採用している。このO.T.S.では、受信したスコ
ア分の経過ホールのトータルスコアを較正した値(トー
タル較正スコア)が算出される。しかし、較正スコアと
して、受信した各経過ホールのスコアについて同様の較
正を行った較正スコア(ホール毎較正スコア)を算出し
てもよい。この場合には、ホール毎較正スコアを合計す
ることで、トータル較正スコアを求めることが可能であ
る。ホール毎較正スコアは、以下の式によって算出する
ことが可能である。 ホール毎較正スコア=経過ホールの実打数−{経過ホー
ルのイーブンパー打数+(ハンディキャップ÷18)} この場合には、ホール毎較正スコアを合計し、この合計
値により暫定順位を提示することができる。
【0077】尚、以上の実施形態において説明した、各
装置、各部、各動作、各処理等に対しては、それらを含
む上位概念としての各手段(〜手段)により、実施形態
を構成することが可能である。例えば、「WWWサーバ
10及びデータベースサーバ90の制御部11は、図4
に示すスコア通知処理を開始し、競技の行われるゴルフ
場を取得する(ステップ10)。」との記載に対して、
競技の行われるゴルフ場を取得するゴルフ場取得手段
を、制御部11とは別に構成するようにしてもよい。同
様に、その他各種動作に対して「〜(動作)手段」等の
上位概念で実施形態を構成するようにしてもよい。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1から請求
項14に記載のスコアサーバ、スコア通知システム、ス
コア通知プログラムが格納されたプログラム製品、スコ
ア通知方法によれば、異なった競技場において行われる
競技のスコア経過を互いに容易に知ることができ、競技
者の競技への集中度、興奮度、団体意識等を飛躍的に向
上させることが可能である。請求項2から請求項4に記
載のスコアサーバ、及び請求項2または請求項3または
請求項4に記載のスコアサーバを備える請求項12に記
載のスコア通知システムによれば、複数組に分散して行
う競技において、容易且つ確実に所定人数に組分けを行
い、競技中のスコア状況を知ることが可能である。請求
項5に記載のスコアサーバ、及び請求項5に記載のスコ
アサーバを備える請求項12に記載のスコア通知システ
ムによれば、スコアの抜けなくスコア経過を知ることが
可能である。請求項6に記載のスコアサーバ、及び請求
項6に記載のスコアサーバを備える請求項12に記載の
スコア通知システムによれば、迅速、容易且つ確実にス
コアを修正することができ、修正されたスコアに基づく
スコア状況を知ることが可能である。請求項7から請求
項9に記載のスコアサーバ、及び請求項7から請求項9
のうちのいずれか1の請求項に記載のスコアサーバを備
える請求項12に記載のスコア通知システムによれば、
公平且つ簡潔にハンディキャップを決定し、決定された
ハンディキャップに基づいたスコアを知ることが可能で
ある。請求項10及び請求項11に記載のスコアサー
バ、及び請求項10または請求項11に記載のスコアサ
ーバを備える請求項12に記載のスコア通知システムに
よれば、競技の途中において、競技の進行の度合いやハ
ンディキャップ等が異なる競技者間のスコア状況を比較
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスコア通知システムの一実施形態の概
略構成図である。
【図2】本発明のスコアサーバ、及びスコアサーバの一
実施形態であって、図1のスコア通知システムのサーバ
を示す概略構成図である。
【図3】スコアデータ格納部に格納される表示データの
一例を概念的に表す図である。
【図4】図1のスコア通知システムのスコア通知処理の
メインの流れをサーバ側から表すフローチャートであ
る。
【図5】サーバとのデータの送受信により携帯電話の表
示画面に表示される画像を表す図である。
【図6】コンペ登録処理の処理の流れを表したフローチ
ャートである。
【図7】コンペ登録処理において、サーバとのデータの
送受信により携帯電話の表示画面に表示される画像を表
す図である。
【図8】スコア取得処理の処理の流れを表したフローチ
ャートである。
【図9】スコア入力処理において、サーバとのデータの
送受信により携帯電話の表示画面に表示される画像を表
す図である。
【図10】スコア状況表示データ送信処理において、サ
ーバとのデータの送受信により携帯電話の表示画面に表
示される画像を表す図である。
【図11】コース情報データ送信処理において、サーバ
とのデータの送受信により携帯電話の表示画面に表示さ
れる画像を表す図である。
【図12】本発明の他の実施形態のスコア取得処理の流
れを表したフローチャートである。
【符号の説明】
10 WWWサーバ 11 制御部 13 表示部 14 入出力部 15 通信制御部 16 記憶部 20 インターネット 30a,30b,30c,・・・ 携帯電話 90 データベースサーバ 91 制御部 93 表示部 94 入出力部 95 通信制御部 96 記憶部 161 プログラム格納部 961 プログラム格納部 962 ゴルフ場データ格納部 963 利用者データ格納部 964 スコアデータ格納部 965 表示用データ格納部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットに接続される複数の携帯
    端末それぞれから発信される競技中の競技のスコアを、
    インターネットを介して受信するスコア受信手段と、 前記スコア受信手段で受信した複数の前記スコアに基づ
    いて、前記競技についてのスコア状況データを作成する
    スコア状況データ作成手段と、 前記スコア状況データ作成手段で作成した前記スコア状
    況のデータを格納するスコア状況データ格納手段と、 前記携帯端末からの要求に応じて、前記スコア状況デー
    タ作成手段で作成した前記スコア状況データに基づい
    て、前記競技のスコア状況を前記携帯端末で表示する表
    示用データを、前記携帯端末へ向けて送信する表示デー
    タ送信手段とを備えることを特徴とするスコアサーバ。
  2. 【請求項2】 競技者により組が構成され、該組単位で
    行われる競技について、前記組と該組で競技を行う競技
    者との対応を取得する競技組取得手段を備え、 前記スコア受信手段は、前記競技の競技者それぞれのス
    コアまたは前記組毎のスコアを受信し、 前記表示用データは、前記競技組取得手段で取得された
    前記組毎に、前記競技者または前記組とそれらの前記ス
    コア状況とを対応させて表示させるデータであることを
    特徴とする請求項1に記載のスコアサーバ。
  3. 【請求項3】 前記競技組取得手段で取得された前記対
    応に基づいて、各組を構成する前記競技者の人数が所定
    人数となっていない警告組を検出する警告組検出手段
    と、 前記警告組検出手段で前記警告組が検出された場合に、
    前記競技組取得手段で前記対応を取得した取得元へ警告
    を出力する警告出力手段とを備え、 前記競技組取得手段は、前記警告出力手段で警告が出力
    された場合に、前記組と競技者との対応を再取得し、 前記競技組取得手段により前記組と競技者との対応が再
    取得された場合の表示用データは、再取得された前記組
    毎に前記スコア状況を表示するデータであることを特徴
    とする請求項2に記載のスコアサーバ。
  4. 【請求項4】 前記競技組取得手段は、前記警告組検出
    手段により警告組が検出された場合に、既に取得し警告
    組を含む競技者と組との対応に基づいて、前記組それぞ
    れの人数が所定人数に近くなるように、前記組と該組で
    競技を行う競技者との新たな対応を算出し、該対応を、
    再取得される前記対応の候補として前記取得元へ出力す
    ることを特徴とする請求項3に記載のスコアサーバ。
  5. 【請求項5】 前記スコア受信手段は、複数の段階を移
    行して競われる競技について、各段階毎のスコアを受信
    し、 前記スコア受信手段で受信した前記スコアから、既に終
    了している前記段階であってスコアを受信していない段
    階を検出するスコア抜け検出手段を備え、 前記表示データ送信手段は、前記スコア抜け検出手段で
    スコアを受信していない段階があると検出された場合
    に、スコアを取得していない段階以前のスコア状況デー
    タに基づいた表示用データを送信することを特徴とする
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1の請求項に記
    載のスコアサーバ。
  6. 【請求項6】 前記表示データ送信手段から送信される
    前記表示用データは、該データに含まれるスコアの値と
    該スコアの値の前記スコア状況データ格納手段における
    位置との関連付けを含み、 前記携帯端末上に表示される表示データ上でのスコアの
    値の修正に基づいて、修正されたスコアの値とその位置
    とを受信する修正受信手段と、 前記修正受信手段で受信したスコアの値及びその位置に
    基づいて、前記スコア状況データ格納手段に格納される
    スコア状況データを修正し更新する格納データ修正手段
    とを備えることを特徴とする請求項1から請求項5に記
    載のスコアサーバ。
  7. 【請求項7】 前記競技者それぞれまたは前記組毎のハ
    ンディキャップを取得するハンディキャップ取得手段
    と、 前記スコア受信手段で受信した前記スコア、及び、前記
    ハンディキャップ取得手段で取得された前記ハンディキ
    ャップに基づいて、該ハンディキャップが考慮された前
    記競技者または前記組の較正スコアを算出する較正スコ
    ア算出手段とを備え、 前記スコア状況データ作成手段は、前記較正スコア算出
    手段で算出された前記較正スコアに基づいて、前記スコ
    ア状況データを作成することを特徴とする請求項1から
    請求項6のうちのいずれか1の請求項に記載のスコアサ
    ーバ。
  8. 【請求項8】 前記スコア受信手段が、複数の段階を移
    行して競われる競技について、各段階毎のスコアを取得
    し、 前記ハンディキャップ取得手段は、前記スコア受信手段
    で受信した所定の前記段階でのスコアから、競技者のハ
    ンディキャップを算出することを特徴とする請求項7に
    記載のスコアサーバ。
  9. 【請求項9】 前記スコア受信手段で受信した前記スコ
    アに基づいて、前記競技者それぞれまたは前記組毎の暫
    定順位を決定する暫定順位決定手段を備え、 前記表示用データは前記暫定順位決定手段で決定された
    暫定順位を含むことを特徴とする請求項1から請求項8
    に記載のスコアサーバ。
  10. 【請求項10】 前記スコア受信手段が、複数の段階を
    移行して競われる競技について、各段階毎のスコアを取
    得し、 前記各段階においてハンディキャップ0となる規定スコ
    アを取得する規定スコア取得手段を備え、 前記較正スコア算出手段は、前記スコア受信手段で受信
    した前記スコアと、前記ハンディキャップ取得手段で取
    得したハンディキャップと、前記規定スコア取得手段で
    取得した前記規定スコアとに基づいて、前記較正スコア
    を算出することを特徴とする請求項7または請求項8に
    記載のスコアサーバ。
  11. 【請求項11】 前記較正スコア算出手段は、次の式に
    従って前記較正スコアを算出することを特徴とする請求
    項10に記載のスコアサーバ。較正スコア=受信したス
    コアの合計−{受信したスコアの各段階の規定スコアの
    合計+(ハンディキャップ÷段階数×スコアを受信した
    段階)}
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11のうちのいず
    れか1の請求項に記載のスコアサーバと、 前記インターネットに接続され、前記スコアサーバに競
    技中の競技のスコアを送信するスコア送信手段、前記ス
    コアサーバに対して前記表示用データの送信を要求する
    送信要求手段、前記スコアサーバから前記要求に応じて
    送信される前記表示用データを受信する表示用データ受
    信手段、及び、該表示データ受信手段で受信した前記表
    示用データに基づいてスコア状況を表示する表示手段を
    具備する携帯端末とを含むことを特徴とするスコア通知
    システム。
  13. 【請求項13】 インターネットに接続される複数の携
    帯端末それぞれから発信される競技中の競技のスコア
    を、インターネットを介して受信するスコア受信機能
    と、 前記スコア受信機能で受信した複数の前記スコアに基づ
    いて、前記競技についてのスコア状況のデータを作成す
    るスコア状況データ作成機能と、 前記スコア状況データ作成機能で作成した前記スコア状
    況のデータをスコア状況データ格納手段に格納するスコ
    ア状況データ格納機能と、 前記携帯端末からの要求に応じて、前記スコア状況デー
    タ格納手段に格納した前記スコア状況データに基づい
    て、前記競技のスコア状況を前記携帯端末で表示する表
    示用データを、前記携帯端末へ向けて送信する表示デー
    タ送信機能とを実現するためのコンピュータ読み取り可
    能なスコア通知プログラムが格納されたプログラム製
    品。
  14. 【請求項14】 インターネットに接続される複数の携
    帯端末それぞれから発信される競技中の競技のスコア
    を、インターネットを介して受信するスコア受信工程
    と、 前記スコア受信手段で受信した複数の前記スコアに基づ
    いて、前記競技についてのスコア状況のデータを作成す
    るスコア状況データ作成工程と、 前記スコア状況データ作成工程で作成した前記スコア状
    況のデータをスコア状況データ格納手段に格納するスコ
    ア状況データ格納工程と、 前記携帯端末からの要求に応じて、前記スコア状況デー
    タ格納手段に格納した前記スコア状況データに基づい
    て、前記競技のスコア状況を前記携帯端末で表示する表
    示用データを、前記携帯端末へ向けて送信する表示デー
    タ送信工程とを備えることを特徴とするスコア通知方
    法。
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