JP2002043073A - 通電制御回路 - Google Patents

通電制御回路

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JP2002043073A
JP2002043073A JP2000220744A JP2000220744A JP2002043073A JP 2002043073 A JP2002043073 A JP 2002043073A JP 2000220744 A JP2000220744 A JP 2000220744A JP 2000220744 A JP2000220744 A JP 2000220744A JP 2002043073 A JP2002043073 A JP 2002043073A
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emitting diode
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Yoshimasa Fujiwara
喜將 藤原
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MARUWA KOGYO KK
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MARUWA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源の消耗度に関わらず光源での発光量が常
に一定に保持され、無駄に電力が消費されることのない
簡易な構成の通電制御回路を提供する。 【解決手段】 電源PSと光源LSとを接続し閉ループ
を形成する電流供給回路中に、この電流供給回路を導
通,遮断する電源スイッチ10と、光源に一定電流を供
給する定電流ダイオード12とを接続する。定電流ダイ
オード12が、電源PSの消耗度に関わらず、光源LS
を構成する各発光ダイオードLED1〜5に対して、常
に一定電流を供給するため、光源LSでの発光量が常に
一定に保持され、しかも、光源LSに必要以上の電流が
供給されることがないため無駄な電力消費が抑えられ
る。しかも、電源スイッチ10および定電流ダイオード
12だけからなる極めて簡易な構成を有しているため故
障しにくく、メンテナンスの手間を大幅に削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光ダイオードを
光源とし且つバッテリを電源とする表示灯の通電制御回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、照明や各種表示灯の光源として、
少ない電力で高い照度が得られる高輝度発光ダイオード
(以下、単に「発光ダイオード」と言う)が注目されて
いる。周知のように、発光ダイオードは比較的低電圧
(数百mV〜数V程度)にて動作し、バッテリによる駆
動が可能であることから、商用電源の得られない場所に
設置されたり、道路工事等の際に一時的に設置される表
示灯等の光源として好適に用いることができる。
【0003】ここで、図5は、発光ダイオードLED1
〜5を光源LSとしバッテリを電源PSとする表示灯等
の通電制御回路100であり、電源PSから光源LSへ
の電流供給回路中には、電流供給回路を導通,遮断する
電源スイッチ10と、光源LSに流れる電流を制限する
ための抵抗器32とが設けられている。なお、抵抗器3
2の抵抗値は、光源LSを構成する発光ダイオードの数
や、電源PSからの供給電圧(直列接続されたバッテリ
の数)に従って、適当な大きさのものが適宜選択され
る。
【0004】また、発光ダイオードの発光色は、赤色,
緑色,青色等があり、これらの発光ダイオードのいずれ
かを単独で,或いは複数を同時に発光させることによ
り、様々な色を発生させることが可能となる。このよう
に、発光色を変化させるためには、例えば、図6(a)
に示すように、光源LSとなる3種の発光ダイオードL
EDa,LEDb,LEDcを並列に接続し、各発光ダ
イオード毎に設けられた個別の電流供給回路上に、それ
ぞれ電流制限用の抵抗器32a〜32c,及び各電流供
給回路を開閉する電源スイッチ34a〜34cを接続し
た通電制御回路100aや、図6(b)に示すように、
光源LSとなる3種の発光ダイオードLEDa,LED
b,LEDcを直列接続し、これら発光ダイオードLE
Da〜LEDcのそれぞれに、その両端を短絡,開放す
るバイパススイッチ36a〜36cを接続すると共に、
電源PSから光源LSに到る電流供給回路中に電流制限
用の抵抗器32を接続した通電制御回路100bを用い
ることができる。
【0005】即ち、前者(通電制御回路100a)で
は、電源スイッチ34a〜34cをオンした場合に、ま
た後者(通電制御回路100b)では、バイパススイッ
チ36a〜36cをオフした場合に、対応する発光ダイ
オードLEDa〜LEDcが点灯するため、これらのス
イッチを適宜操作して、発光ダイオードLEDa〜LE
Dcのうち、いずれか一つ又は二つ、或いは全部を点灯
させることにより、最大で7色の表現が可能となるので
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように構
成された通電制御回路100,100a,100bで
は、いずれの場合も、電源PSの消耗に応じて電源PS
からの供給電圧、ひいては光源LSに供給される電流が
徐々に低下し、これに伴って、光源LSでの発光量が次
第に低下してしまうという問題があった。
【0007】また、電源PSの消耗度に応じて光源LS
への供給電流が常に変化するため、抵抗器32の抵抗値
は、例えば、光源LSとして使用可能な電圧範囲のほぼ
中間電圧にて、供給電流が最適な大きさとなるように設
定される。従って、電源PSからの供給電圧が前記中間
の電圧より高い間は、光源LSに必要以上の電流が流
れ、無駄に電力が消費されてしまうことになり、電源P
Sの消耗を早めてしまうという問題もあった。
【0008】これに対して、固定された抵抗値を持つ抵
抗器32の代わりに可変抵抗器を用いて、電源PSの消
耗度(電源電圧の低下)に応じて可変抵抗器の抵抗値を
調整することが考えられる。しかし、この方法では、光
源LSでの発光量を常に一定に保つためには、調整作業
を頻繁に行わなければならないため、その作業が煩わし
く、特に、メンテナンスを行うことが困難な場所(例え
ば山奥や海上)に設置される表示灯等には適用すること
ができなかった。
【0009】また特に、通電制御回路100aでは、光
源LSを構成する各発光ダイオードLEDa〜LEDc
毎に、電流制限用の部品が必要となるため、部品が増加
してしまうという問題や、通電制御回路100bでは、
バイパススイッチ36a〜36cの操作状態に応じて、
発光ダイオードLEDa〜LEDcに供給される電流の
大きさが変化し、発光ダイオード単体での発光量が変化
してしまうため、安定した表示を行うことができないと
いう問題があった。
【0010】本発明は、上記問題点を解決するために、
電源の消耗度に関わらず光源での発光量が常に一定に保
持され、無駄に電力が消費されることのない簡易な構成
の通電制御回路を提供すること、更には、多様な表現を
簡易な構成にて安定して行うことが可能な通電制御回路
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1記載の発明は、1ないし直列接続さ
れた複数の発光ダイオードを光源とし、且つバッテリを
電源とする表示灯の通電制御回路であって、前記電源か
ら前記光源に到る電流供給回路中に、定電流ダイオード
を接続したことを特徴とする。
【0012】このように構成された本発明の通電制御回
路では、電源の消耗度によらず、光源には常に一定電流
が供給され、必要以上の電流が流れることがないため、
光源での発光量が一定に保持することができ、且つ無駄
な電力消費を抑えることができる。
【0013】その結果、本発明の通電制御回路によれ
ば、電源を長持ちさせることができ、しかも、定電流ダ
イオードを設けただけの極めて簡単な構成からなり、故
障しにくいため、バッテリ交換等のメンテナンス作業の
必要回数を減らすことができ、メンテナンスの困難な箇
所に設置される表示灯等に好適に用いることができる。
【0014】次に、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の通電制御回路において、前記定電流ダイオードと直
列に、自己点滅発光ダイオードを接続したことを特徴と
する。なお、自己点滅発光ダイオードとは、逆電圧を印
加すると所定周期(例えば0.5〜3秒周期)で点滅を
繰り返す発光ダイオードであり、例えば、EVERLIGHT社,
Blinking LED Lampsが知られている。
【0015】このように構成された本発明の通電制御回
路では、自己点滅発光ダイオードの点滅周期に従って、
断続的に電流が流れるため、光源を常時点灯させる場合
と比較して消費電力を抑えることができ、電源をより長
持ちさせることができる。また、本発明の通電制御回路
では、光源が点滅するため、常時点灯の場合より周囲の
注意をより引きつける表示を行うことができ、しかも、
自己点滅発光ダイオードを用いることにより、タイマー
等の複雑な回路を用いることなく構成されているため、
当該回路を極めて小型かつ安価に構成することができ
る。
【0016】なお、請求項3記載のように、請求項2記
載の通電制御回路において、自己点滅発光ダイオードの
両端を短絡,開放する動作切替スイッチを備えてもよ
い。この場合、動作切替スイッチのオフ時には、自己点
滅発光ダイオードが作動するため、光源は点滅し、一
方、動作切替スイッチのオン時には、自己点滅発光ダイ
オードの両端が短絡され、自己点滅発光ダイオードが作
動しないため、光源は常時点灯となる。
【0017】従って、本発明の通電制御回路によれば、
動作切替スイッチを操作することにより、光源に2種類
(常時点灯/点滅)の表示を行わせることができるた
め、広い用途に用いることができる。また、請求項3記
載のように、請求項2記載の通電制御装置において、光
源を構成する各発光ダイオードのそれぞれに、該発光ダ
イオードの両端を短絡,開放するバイパススイッチを設
けてもよい。
【0018】この場合、バイパススイッチにより両端が
短絡された発光ダイオードは消灯するため、発光色の異
なった複数の発光ダイオードを用いて光源を構成すれ
ば、各発光ダイオードに対応して設けられた各バイスス
イッチを適宜操作することにより、光源からの発光色を
様々に変化させることができる。
【0019】しかも、定電流ダイオードの作用により、
バイパススイッチの状態、即ち点灯している発光ダイオ
ードの数によらず、点灯している発光ダイオード単体で
の発光量は、常に一定に保持される。従って、本発明の
通電制御装置によれば、発光色が同じ複数の発光ダイオ
ードにて光源を構成した場合には、発光強度を段階的に
変化させることができ、また、発光色が異なった複数の
発光ダイオードにて光源を構成した場合には、各色が常
に同じ比率にて混合されるため、安定した色表示を行う
ことができる。
【0020】次に、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の通電制御回路において、前記自己点滅発光ダイオー
ドと並列に設けたバイパス回路と、該バイパス回路を導
通,遮断する動作切替スイッチと、前記バイパススイッ
チにより前記光源を構成する全ての発光ダイオードの両
端が短絡している場合に、前記バイパス回路を遮断する
保護手段とを備えることを特徴とする。
【0021】このように構成された本発明の通電制御回
路では、動作切替スイッチを操作することにより、請求
項3についての説明と同様に、光源に2種類(常時点灯
/点滅)の表示を行わせることができる。但し、請求項
3の場合とは異なり、バイパススイッチを備えた本発明
の通電制御回路では、動作切替スイッチがオンの時に、
バイパススイッチの全てがオンされると、電源からの供
給電圧が定電流ダイオードにのみ印加され、定電流ダイ
オードを劣化させたり破壊してしまうおそれがある。
【0022】しかし、本発明の通電制御回路では、全て
のバイパススイッチがオンされている場合、即ち、バイ
パススイッチにより光源を構成する全ての発光ダイオー
ドの両端が短絡している場合に、保護手段が、バイパス
回路を遮断するため、定電流ダイオードのみに全電源電
圧が印加されてしまうことを防止でき、回路の信頼性を
向上させることができる。
【0023】次に、請求項6記載の発明は、請求項1記
載の通電制御回路において、前記光源を構成する各発光
ダイオードのそれぞれに設けられ、該発光ダイオードの
両端を短絡,開放するバイパススイッチと、該バイパス
スイッチにより前記光源を構成する全ての発光ダイオー
ドの両端が短絡している場合に、前記電流供給回路を遮
断する保護手段とを備えることを特徴とする。
【0024】即ち、請求項5記載の通電制御回路から、
自己点滅発光ダイオードおよび動作切替スイッチを省略
した構成を有している。このように構成された本発明の
通電制御装置では、請求項5記載の通電制御回路におい
て動作切替スイッチをオンした時と同様に動作し、光源
を点滅させることができないこと以外は、これと同様の
効果を得ることができる。
【0025】そして、請求項7記載のように、請求項6
記載の通電制御回路において、前記電流供給回路中に前
記定電流ダイオード及び前記保護手段と直列に、自己点
滅発光ダイオードを接続してもよい。この場合、光源が
点滅する以外は、請求項6記載の通電制御回路同様に動
作する。
【0026】そして、請求項8記載のように、請求項7
記載の通電制御回路において、更に、前記自己点滅発光
ダイオードの両端を短絡,開放する動作切替スイッチを
設ければ、この動作切替スイッチを操作することによ
り、請求項6及び請求項7にて説明した両方の機能を実
現できる。
【0027】但し、請求項5記載の発明では、動作切替
スイッチがオフしている(光源が点滅する)場合には、
保護手段の動作は無効となるが、本発明では、動作切替
スイッチがオフしている場合でも、保護手段の動作が有
効となり、電流供給回路が開放される点が異なってい
る。
【0028】なお、請求項5ないし請求項8いずれか記
載の通電制御装置において、保護回路は、例えば請求項
9記載のように、それぞれが前記バイパススイッチのい
ずれかと連動し且つ該バイパススイッチとは相互的な状
態をとる前記バイパススイッチと同数の保護スイッチを
並列接続することにより構成することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面と
共に説明する。 [第1実施形態]図1は、直列接続された発光ダイオー
ドLED1〜5を光源LSとし、直列接続された複数の
バッテリを電源PSとして構成された第1実施形態の表
示灯の通電制御回路の構成を表す回路図である。
【0030】図1に示すように、本実施形態の通電制御
回路2は、電源PSと光源LSとを接続し閉ループを形
成する電流供給回路中に、この電流供給回路を導通,遮
断する電源スイッチ10と、光源に一定電流を供給する
定電流ダイオード12とを接続することにより構成され
ている。
【0031】このように構成された本実施形態の通電制
御回路2では、電源PSの消耗度に関わらず、定電流ダ
イオード12が、光源LSを構成する各発光ダイオード
LED1〜5に対して、常に一定電流を供給する。従っ
て、本実施形態の通電制御回路2によれば、光源LSで
の発光量が常に一定に保持され、しかも、光源LSに必
要以上の電流が供給されることがないため無駄な電力消
費を抑えることができる。
【0032】また、本実施形態の通電制御回路2は、電
源スイッチ10および定電流ダイオード12だけからな
る極めて簡易な構成を有しているため故障しにくく、先
に説明したように低消費電力であるため、メンテナンス
の手間を大幅に削減できる。従って、メンテナンスを行
うことが困難な場所に設置される表示灯等に好適に用い
ることができる。 [第2実施形態]次に第2実施形態について説明する。
【0033】なお、本実施形態の通電制御回路2aは、
第1実施形態の通電制御回路2と一部構成が異なるだけ
であるため、構成の相違する部分を中心に説明する。即
ち、本実施形態の通電制御回路2aでは、定電流ダイオ
ード12から光源LSに到る電流供給回路中に、自己点
滅発光ダイオード14が直列接続され、更に、この自己
点滅発光ダイオード14と並列に、該自己点滅発光ダイ
オード14の両端を短絡,開放する動作切替スイッチ1
6が接続されている。
【0034】このように構成された本実施形態の通電制
御回路2aでは、動作切替スイッチ16をオフにする
と、自己点滅発光ダイオード14が作動し、その点滅周
期に従って断続的に電流が流れるため、これに従って光
源LSを構成する各発光ダイオードLED1〜5も点滅
する。
【0035】一方、動作切替スイッチ16をオンにする
と、自己点滅発光ダイオード14は作動せず、第1実施
形態の通電制御回路2と同様に、定電流ダイオード12
よって、一定電流が流れるため、光源LSを構成する各
発光ダイオードLED1〜5は点灯する。
【0036】このように、本実施形態の通電制御回路2
aによれば、動作切替スイッチ16を操作することによ
り、常時点灯または点滅からなる2種類の表示を光源L
Sに行わせることができ、広い用途に用いることができ
る。また、動作切替スイッチ16をオンにして、点滅を
行わせた場合、定電流ダイオード12により制限される
電流を上限とし、自己点滅発光ダイオードの点滅周期に
従って、断続的に電流が流れるため、常時点灯させる場
合と比較して、消費電力を抑えることができ、電源PS
をより長持ちさせることができる。
【0037】なお、本実施形態では、動作切替スイッチ
16を操作することにより、常時点灯と点滅とで動作が
切り替わるように構成されているが、この動作切替スイ
ッチ16を省略して、点滅のみを行うように構成しても
よい。 [第3実施形態]次に、第3実施形態について説明す
る。
【0038】本実施形態の通電制御回路2bは、第1実
施形態の通電制御回路2と一部構成が異なるだけである
ため、この構成の異なる部分を中心に説明する。即ち、
本実施形態の通電制御回路2bは、図3に示すように、
直列接続された発光色の異なる3個(赤色,緑色,青
色)の発光ダイオードLEDa,LEDb,LEDcを
光源LSとするものであり、光源LSを構成する各発光
ダイオードLEDa〜LEDcのそれぞれには、その両
端を短絡,開放するバイパススイッチ18a〜18cが
接続されている。
【0039】つまり、光源LSを構成する発光ダイオー
ドLEDx(x=a,b,c)は、対応するバイパスス
イッチ18xをオフにすると電流が供給されて点灯し、
対応するバイパススイッチ18xをオンにすると電流が
供給されないため消灯する。つまり、バイパススイッチ
18a〜18cを適宜操作して、発光ダイオードLED
a〜LEDcのいずれか一つ又は二つ,或いは全部を点
灯することにより、光源LSの発光色を最大で7色に変
化させることができるようにされている。
【0040】また、本実施形態の通電制御回路2bは、
定電流ダイオード12から光源LS及びバイパススイッ
チ部18に到る電流供給回路中に、3つの保護スイッチ
20a〜20cを並列接続してなる保護手段としての保
護スイッチ部20が接続されている。なお、各保護スイ
ッチ20xは、それぞれパイパススイッチ18xと連動
し、且つバイパススイッチ18xとは相互的な状態をと
るように構成されている。
【0041】即ち、バイパススイッチ18xをオンする
と、保護スイッチ20xはオフし、逆にバイパススイッ
チ18xをオフすると、保護スイッチ20xはオンす
る。従って、バイパススイッチ18a〜18cのいずれ
か一つでもオフにされていれば、即ち発光ダイオードL
EDa〜LEDcのいずれか一つでも点灯する設定であ
れば、保護スイッチ部20は電流供給回路を導通状態に
保ち、また、バイパススイッチ18a〜18cの全てが
オンにされていれば、即ち発光ダイオードLEDa〜L
EDcの全てが消灯する設定であれば、保護スイッチ部
20は、電流供給回路を開放する。
【0042】このように構成された本実施形態の通電制
御回路2bによれば、光源LSの発光色を最大で7色に
変化させることができ、より様々な用途の表示灯に適用
することができる。また、本実施形態の通電制御回路2
bによれば、バイパススイッチ18a〜18cの全てが
オンにされた場合には、保護スイッチ部20が電流供給
回路を開放して、電源PSからの供給電圧が定電流ダイ
オード12のみに印加されてしまうことを防止するよう
にされているので、高い信頼性を得ることができる。
【0043】なお、本実施形態では、光源LSを構成す
る3つの発光ダイオードLEDa〜LEDcとして、発
光色が互いに異なるものを用いたが、全て同じ発光色の
ものを用いてもよい。この場合、バイパススイッチ18
a〜18cを操作することで、光源LSでの発光量を段
階的に変化させることができる。
【0044】また、光源LSを構成する発光ダイオード
の数は、3個に限らず、2個以下、又は4個以上でもよ
い。この場合、発光ダイオードに対応して、バイパスス
イッチや保護スイッチも同数だけ設ければよい。但し、
発光ダイオードの数に応じて、電源PS(供給電圧な
ど)も適宜選択する必要がある。 [第4実施形態]次に、第4実施形態について説明す
る。
【0045】本実施形態の通電制御回路2cは、第3実
施形態の通電制御回路2bと構成の一部が異なるだけで
あるため、この構成の異なる部分を中心に説明する。即
ち、本実施形態の通電制御回路2cは、図4(a)に示
すように、定電流ダイオード12から保護スイッチ部2
0に到る電流供給回路中に、自己点滅発光ダイオード1
4が直列接続され、更に、この自己点滅発光ダイオード
14と並列に、その両端を短絡,開放する動作切替スイ
ッチ16が接続されている。
【0046】このように構成された本実施形態の通電制
御回路2cでは、動作切替スイッチ16をオフにする
と、自己点滅発光ダイオード14が作動し、その点滅周
期に従って断続的に電流が流れるため、これに従って光
源LSを構成する各発光ダイオードLEDa〜LEDc
も点滅する。
【0047】一方、動作切替スイッチ16をオンにする
と、自己点滅発光ダイオード14は作動せず、定電流ダ
イオード12によって一定電流が流れるため、光源LS
を構成する各発光ダイオードLEDa〜LEDcは点灯
する。これ以外の動作は、第3実施形態の通電制御回路
2bと全く同様である。
【0048】即ち、本実施形態の通電制御回路2cは、
第2実施形態の通電制御回路2aと第3実施形態の通電
制御回路2bとを組み合わせたものであり、これらと同
様の効果を得ることができる。なお、本実施形態では、
動作切替スイッチ16を操作することにより、常時点灯
と点滅とで動作が切り替わるように構成されているが、
この動作切替スイッチ16を省略して、点滅のみを行う
ように構成してもよい。
【0049】また、本実施形態では、動作切替スイッチ
16がオンにされ、しかもバイパススイッチ18a〜1
8cの全てがオンである場合に、発光ダイオードLED
a〜LEDc及び自己点滅発光ダイオード14のいずれ
も消灯したままとなってしまい、電源スイッチ10をオ
フした場合と区別がつかない。
【0050】そこで、図4(b)に示す通電制御回路2
dのように、自己点滅発光ダイオード14を、保護スイ
ッチ部20と動作切替スイッチ16とに対して並列接続
するように構成してもよい。この場合、バイパススイッ
チ18a〜18cの全てがオンである場合には、自己点
滅発光ダイオード14側に電流が流れ、この自己点滅発
光ダイオード14が点滅することになるため、電源スイ
ッチ10がオフである場合と見分けることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の通電制御回路の構成を表す回
路図である。
【図2】 第2実施形態の通電制御回路の構成を表す回
路図である。
【図3】 第3実施形態の通電制御回路の構成を表す回
路図である。
【図4】 第4実施形態の通電制御回路の構成を表す回
路図である。
【図5】 従来の通電制御回路の構成を表す回路図であ
る。
【図6】 従来の通電制御回路の他の構成を表す回路図
である。
【符号の説明】
2,2a〜2d…通電制御回路、10,34a〜34c
…電源スイッチ、12…定電流ダイオード、14…自己
点滅発光ダイオード、16…動作切替スイッチ、18…
バイパススイッチ部、18a〜18c,36a〜36c
…バイパススイッチ、20…保護スイッチ部、20a〜
20c…保護スイッチ、32,32a〜32c…抵抗
器、LED1〜LED5,LEDa〜LEDc…発光ダ
イオード、LS…光源、PS…電源

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ないし直列接続された複数の発光ダイ
    オードを光源とし、且つバッテリを電源とする表示灯の
    通電制御回路であって、 前記電源から前記光源に到る電流供給回路中に、定電流
    ダイオードを接続したことを特徴とする通電制御回路。
  2. 【請求項2】 前記電流供給回路中に前記定電流ダイオ
    ードと直列に、自己点滅発光ダイオードを接続したこと
    を特徴とする請求項1記載の通電制御回路。
  3. 【請求項3】 前記自己点滅発光ダイオードの両端を短
    絡,開放する動作切替スイッチを備えることを特徴とす
    る請求項2記載の通電制御回路。
  4. 【請求項4】 前記光源を構成する各発光ダイオードの
    それぞれに、該発光ダイオードの両端を短絡,開放する
    バイパススイッチを設けたことを特徴とする請求項2記
    載の通電制御回路。
  5. 【請求項5】 前記自己点滅発光ダイオードと並列に設
    けたバイパス回路と、該バイパス回路を導通,遮断する
    動作切替スイッチと、 前記バイパススイッチにより前記光源を構成する全ての
    発光ダイオードの両端が短絡している場合に、前記バイ
    パス回路を遮断する保護手段と、 を備えることを特徴とする請求項4記載の通電制御回
    路。
  6. 【請求項6】 前記光源を構成する各発光ダイオードの
    それぞれに設けられ、該発光ダイオードの両端を短絡,
    開放するバイパススイッチと、 該バイパススイッチにより前記光源を構成する全ての発
    光ダイオードの両端が短絡している場合に、前記電流供
    給回路を遮断する保護手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の通電制御回
    路。
  7. 【請求項7】 前記電流供給回路中に前記定電流ダイオ
    ード及び前記保護手段と直列に、自己点滅発光ダイオー
    ドを接続したことを特徴とする請求項6記載の通電制御
    回路。
  8. 【請求項8】 前記自己点滅発光ダイオードの両端を短
    絡,開放する動作切替スイッチを設けたことを特徴とす
    る請求項7記載の通電制御回路。
  9. 【請求項9】 前記保護手段は、それぞれが前記バイパ
    ススイッチのいずれかと連動し且つ該バイパススイッチ
    とは相互的な状態をとる前記バイパススイッチと同数の
    保護スイッチを並列接続することにより構成されている
    ことを特徴とする請求項5ないし請求項8いずれか記載
    の通電制御回路。
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