JP2002037417A - 配達業務用端末装置及び該装置を用いた配送物品取扱システム - Google Patents

配達業務用端末装置及び該装置を用いた配送物品取扱システム

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JP2002037417A
JP2002037417A JP2000224172A JP2000224172A JP2002037417A JP 2002037417 A JP2002037417 A JP 2002037417A JP 2000224172 A JP2000224172 A JP 2000224172A JP 2000224172 A JP2000224172 A JP 2000224172A JP 2002037417 A JP2002037417 A JP 2002037417A
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JP2000224172A
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English (en)
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Hiroyuki Nishitani
裕之 西谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受取人が不在の場合に従来必要とした配達業
務の無駄を省くようにした配達業務用端末装置及び該装
置を用いた配送物品取扱システムを提供する。 【解決手段】 RFIDタグ210の内容を読取るRFI
D通信手段(1、2、5)と、このRFID通信手段によ
ってRFIDタグ210から配達先電話番号を読取り、こ
れを蓄積するとともに表示するよう制御する制御手段5
と、この制御手段5により表示された配達先電話番号に
電話して受取人の所在を確認するための第1の無線手段
8と、受取人の在宅に応じて配達先に赴き配達物を渡
し、また受取人の不在に応じて次の配達先に向かうこと
ができるように配達状況を記録する配達状況記録手段
(5、6、7、9)と、配達終了後、前記配達状況記録を
配達管理装置300に通信するための第2の無線手段14を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小包郵便物、宅配
物品、書留郵便物等の受取確認を必要とする配達物を受
取人に届ける際に用いられる配達業務用端末装置及び該
装置を用いた配送物品取扱システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の小包郵便物、宅配物品、書留郵便
物等の受取確認を必要とする配達物の配達業務方法とし
ては、配達道順通りに配達先を訪問して受取人が不在の
場合は、不在通知書を作成しそれを郵便物受け等に投函
し、この不在通知書を見た受取人が所在を連絡してくる
のを待って小包郵便物、宅配物品、書留郵便物等の受取
確認を必要とする配達物を届けるという方法が取られて
いる。つまりは、受取人が不在の場合は、配達先を再度
訪問するか、それが嫌なら不在通知書を作成してそれを
郵便物受け等に投函する以外に無駄を省く方法がなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし最近は、受取確
認を必要とする配達物を届けようとしても受取人が不在
の場合が多いために、配達先を再度訪問するか、それが
嫌なら不在通知書を作成してそれを郵便物受け等に投函
するという本来の配達業務以外の業務が発生してしまう
という問題点があった。
【0004】そこで本発明は、受取人が不在の場合に従
来必要とした配達業務の無駄を省くようにした配達業務
用端末装置及び該装置を用いた配送物品取扱システムを
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、RFIDタグの内容を読取るRFID通信手
段と、前記RFID通信手段によって前記RFIDタグ
から配達先電話番号を読取り、これを蓄積するとともに
表示するよう制御する制御手段と、前記制御手段により
表示された配達先電話番号に電話して受取人の所在を確
認するための第1の無線手段と、受取人の在宅に応じて
配達先に赴き配達物を渡し、また受取人の不在に応じて
次の配達先に向かうことができるように配達状況を記録
する配達状況記録手段と、配達終了後、前記配達状況記
録を配達管理装置に通信するための第2の無線手段を備
えることを特徴とする配達業務用端末装置としたもので
あり、受取人が不在の場合の配達業務の無駄を省くこと
ができる。
【0006】また請求項2に記載の発明は、前記RFI
D通信手段、前記制御手段、前記第1の無線手段、配達
状況記録手段、及び前記第2の無線手段を筐体に収納し
て携行所持できるようにした請求項1記載の配達業務用
端末装置としたものであり、配達員が配達業務用端末装
置を携行する場合にポケット等に入れて保持することが
できる。
【0007】また請求項3に記載の発明は、請求項1乃
至請求項2に記載の配達業務用端末装置を用い、配達先
に受取人が在宅し受取り可能であることを音声通信によ
って確認できた場合には配達先に立ち寄って配達し受取
確認を貰うようにし、もしも不在であった場合には相手
先電話の不在録音装置に自動的に配達物ID番号と日
時、及び連絡要請等の配達物受取りに関する情報を音声
合成により収録させ、配達先には立ち寄らずに次の配達
先に向かうことができるようにした配送物品取扱システ
ムとしたものであり、受取人不在であった場合には配達
先には立ち寄らずに、次の配達先に向かうことができる
ので移動時間の節減となり配達業務の効率化ができる。
【0008】また請求項4に記載の発明は、配達先との
事前の合意によって玄関内に受取人用RFIDタグを貼
付しておき、配達物を受取人に渡した際に玄関内の前記
受取人用RFIDタグの読取りを請求項1乃至請求項2
に記載の配達業務用端末装置を用いて読取らせてから配
達物RFIDタグを読取らせることによって受領証の発
行に代替できるようにしたことを特徴とする配送物品取
扱システムとしたものであり、配達に出発する以前に従
来行われていた受領証作成作業を省くことができるよう
になり省力になる。
【0009】また請求項5に記載の発明は、配達先との
事前の合意によって玄関内に受取人用マーキングコード
ラベルを貼付しておき、配達物を受取人に渡した際に玄
関内の前記受取人用マーキングコードラベルの読取りを
請求項1乃至請求項2に記載の配達業務用端末装置に付
加した受取人用マーキングコードラベルの読取りが出来
るマーキングコード読取り機能を用いて読取らせてから
配達物RFIDタグを読取らせることによって受領証の
発行に代替できるようにしたことを特徴とする配送物品
取扱システムとしたものであり、配達に出発する以前に
従来行われていた受領証作成作業を省くことができ、さ
らにセキュリティを向上させることができる。
【0010】また請求項6に記載の発明は、電子スチル
カメラを備え、受取人の顔貌や配達物を撮像し映像デー
タとして記録可能にしたことを特徴とする請求項1乃至
請求項2に記載の配達業務用端末装置としたものであ
り、受取人に逢って配達物の配達をしたことの証拠とし
て印鑑による受領証拠に代替えすることができる。
【0011】また請求項7に記載の発明は、請求項1乃
至請求項2若しくは請求項6に記載の配達業務用端末装
置を用い、受取人の在宅に応じて配達先に赴き配達物を
渡し、また受取人の不在に応じて次の配達先に向かうこ
とができるように配達状況をデータとして記録するよう
にし、前記データを配達物の配達状況を管理する管理部
署に無線通信手段により送信し、利用者からの配送の問
合わせに対して追跡結果を報告できるようにした配送物
品取扱システムとしたものであり、書留郵便物および小
包郵便物等の追跡システムにおいて配達途中における状
況も利用者に回答することが可能となりサービスの画期
的な向上になる。
【0012】また請求項8に記載の発明は、印字装置を
備え、配達証などの印刷物を発行できるようにしたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項2、若しくは請求項6
に記載の配達業務用端末装置としたものであり、受領証
等が配達の途上もしくは配達先において発行できるよう
になり、配達に出発する以前に配達証発行作業が不要と
なり作業が大幅に合理化される。
【0013】また請求項9に記載の発明は、地図表示が
可能な表示手段を備え、配達物のRFIDタグを読取っ
た際に配達先を地図上に案内表示できるようにしたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項2、若しくは請求項6
又は請求項8に記載の配達業務用端末装置としたもので
あり、未熟練の配達員でも効率的な配達業務を行なうこ
とが可能になる。
【0014】また請求項10に記載の発明は、配達者の
現在位置を検出できる現在位置検出手段を備え、自己位
置情報を地図上に表示可能にしたことを特徴とする請求
項9に記載の配達業務用端末装置としたものであり、配
達地域の道をよく知らない臨時配達員でも不安なく効率
的な配達業務を行なうことが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0016】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る配達業務用端末装置の概略構成を
示すブロック図である。図1において配達業務用端末装
置100は、小包ラベル200に貼付されたRFIDタグ210
の内容を読取るために無線通信を行うRFアンテナ1
と、RFアンテナ1を制御するRFアンテナ制御部2
と、液晶表示器3と、液晶表示器3を制御する液晶表示
制御部4と、CPU等からなり機能ブロックを制御する
制御部5と、「電話」や「配達完了」や「持ち戻り」や
「送信」等のボタンを備えるキーボタン6と、キーボタ
ン6を制御するキー制御部7と、PHS又は携帯電話15
0並びに受取人宅160に備えられる固定電話170などとの
通信を可能にする第1の無線手段8と、プログラム及び
データを蓄積することができるメモリ9と、DA変換器
10と、スピーカ11と、AD変換器12と、マイク13と、配
達管理装置300とブルートゥース・プロトコルやIrD
Aなどで通信する第2の無線手段14とが設けられてい
る。
【0017】なお、第1の無線手段8や第2の無線手段
14に接続されるアンテナ及び電源としてのバッテリー
(電池)については図示していない。
【0018】また、小包ラベル200には、RFIDタグ2
10が貼付されるようになっており、例えば郵便窓口で配
達物を引き受ける時に、発送人が小包ラベル200に書い
た受取人の郵便番号や電話番号をOCRで読取り、これ
に連動したRFIDリーダ・ライタ付き携帯端末でRF
IDタグ210に受取人の電話番号及び配達物ID番号を
書き込むようにする。
【0019】図2は、図1に示した配達業務用端末装置
を用いた配送物品取扱システムの構成を示す概略図であ
り、図2において小包郵便物、宅配物品、書留郵便物等
の受取確認を必要とする配達物0113には、配達物ID番
号や配達先電話番号等を受付時に書き込んだRFIDタ
グ0112を貼付しておく。配達先に立ち寄る前に配達員
は、配達業務用端末装置0111のRFID無線通信手段
(これは図1に示したRFアンテナ1、RFアンテナ制
御部2及び制御部5によって構成される)を用いること
によってRFIDタグ0112の情報を読み取る。
【0020】RFIDタグ0112から読み取った配達先電
話番号を、配達業務用端末装置0111の制御5は、メモリ
9に書き込む。メモリ9に書き込まれた受取人の電話番
号は、制御部5によって液晶表示器3に表示され、さら
にキーボタン6にある「電話」ボタンを押下すると、制
御部5は第1の無線手段8を制御して自動的に配達先の
電話番号に電話を掛けるようにする。
【0021】第1の無線手段8は、公衆電話網を介して
PHSや携帯電話若しくは固定電話装置に接続できるよ
うにするものである。そして、図2では例えば受取人宅
0115の電話機0110に第1の無線手段8を使用して電話着
信を行わせるにあたり、図2では中継局0108、中継局01
09のみを介しているように図示したが、実際には無線基
地局や無線交換局などを経由して電話着信をさせる。
【0022】ここで首尾よく受取人が電話に出てくれれ
ば受取人の在宅が確認できることになり、これにより配
達物0113を確実に配達先に届けることができるが、受取
人が不在の場合は、通常、自動応答によって不在である
旨のメッセージの後に電話の不在録音装置にメッセージ
を残すように案内があるので、配達物ID番号と日時、
及び連絡要請等の情報を音声合成により自動的に電話の
不在録音装置に収録させるようにする。
【0023】なお、音声合成の方法としては公知の方
法、たとえば音素片をメモリに蓄積しておいて制御装置
がその音素片を繋いで音声合成する方法、或いはテキス
ト・データから直接変換して音声合成器により音声合成
する方法など、を利用することによって実現可能であ
る。
【0024】このように本発明の第1の実施の形態によ
れば、従来必要とされた受取人が不在の場合の業務、す
なわち配達先に立ち寄って不在通知書を作成しそれを郵
便物受け等に投函する業務、が必要でなくなるので、そ
の分の業務の無駄を省き、業務を効率化することができ
る。
【0025】図3は、図2に示した配達業務用端末装置
を用いた配送物品取扱システムの動作を説明するための
フローチャートである。図3に示すようにステップ31で
配達に出発する。ステップ32では、配達途中で次の配達
先の在宅状況を確認するために、小包郵便物、宅配物
品、書留郵便物等の受取確認を必要とする配達物の小包
ラベルに貼付されたRFIDタグに書き込まれている受
取人電話番号情報を配達業務用端末装置のRFアンテナ
を介して読み込む。
【0026】ステップ33において読み込んだ情報は、制
御部によってメモリに書き込まれる。そしてステップ34
では、メモリに書き込まれた受取人電話番号情報をLC
D表示部に表示する。
【0027】ステップ35において「電話」ボタンが押下
されたら、メモリから受取人電話番号情報を読み込み、
第1の無線手段を使用して自動的にダイヤルアップして
公衆回線網へ接続し、受取人宅の電話または携帯電話や
PHSへ接続する。
【0028】ステップ36では、電話した相手先が応対に
出るかどうかによって受取人が在宅か否かを判定する。
在宅であればステップ37に進み、配達員であること告げ
て電話を切り、配達先に向かう。
【0029】ステップ38において配達物を渡して配達を
完了した後に、受領印を貰い、配達業務用端末装置の
「配達完了」ボタンを押下する。
【0030】ステップ39においてボタンを押下した時刻
情報とセットでメモリに配達関連情報を書き込む。
【0031】ステップ40において、配達終了後に「送
信」を押下したら郵便局内に設置された配達管理装置へ
配達業務用端末装置から配達関連情報を第2の無線手段
を使用して送信して配達業務を終了する。
【0032】もしもステップ36において受取人が在宅で
ない場合には、ステップ41に進み、ステップ41において
当日の配達が可能かどうかを判定する。当日の配達が可
能であれば、ステップ32に戻り、ステップ32以降のステ
ップを再度実行する。
【0033】ステップ41において当日の配達が可能でな
ければ、ステップ42に進み、ステップ42において配達業
務用端末装置の「持ち戻り」ボタンを押下する。「持ち
戻り」ボタンを押下することは、配達物を持ち返ること
を意味している。そしてステップ39に進み、ステップ39
以降のステップを実行して配達業務を終了する。
【0034】このように、配達員が配達先に受取人が在
宅し受取りが可能かどうかを第1の無線手段による音声
通信によって確認できた場合には、配達先に立ち寄って
配達するが、もしも不在であった場合には、相手先電話
の不在録音装置に配達物ID番号と日時、及び連絡要請
等の情報を音声合成等で自動的に留守録させるので、受
取人不在であった場合には、配達先には立ち寄らずに次
の配達先に向かい移動に要する時間の節減となり配達業
務の効率化を行うことができる。
【0035】図4は、図1に示した配達業務用端末装置
をペン型構造にした概略図であり、図1に示した配達業
務用端末装置の各構成を、いわゆる携帯電話型筐体に収
納するではなく、ペン型筐体0202に収納したものであ
る。そして、ペン型筐体0202を保持するためにホルダー
0201を設けており、これにより洋服の胸のポケットなど
に収納して携行することができる。
【0036】このようにすれば、配達員が配達業務用端
末装置を携行する場合に洋服の胸ポケット等に配達業務
用端末装置を保持することができるようになり途中で落
としてしまうといったトラブルを減少させることができ
る。
【0037】(第2の実施の形態)図5は、本発明の第
2の実施の形態に係る配達業務用端末装置を用いた配送
物品取扱システムの構成を示す概略図である。図5にお
いては、RFIDタグを貼付した配達物4003を受取人に
渡した後における受取確認を効率化したものである。
【0038】すなわち、小包郵便物、宅配物品、書留郵
便物等の受取確認を行う場合には、通常は受取印を貰う
ことになっているが、本発明の第2の実施の形態の場合
には、予め配達先との合意によって玄関内側では読み取
れるが玄関の外側からでは読み取れないようにした受取
人用RFIDタグ4001を玄関内の所定位置に貼付してお
き、RFIDタグ付き配達物4003を受取人に渡した際に
玄関内の受取人用RFIDタグ4001を配達員の携行する
配達業務用端末装置4002によって読み取らせた後にRF
IDタグを読み取らせることによって受領印を貰う代わ
りに配達物を受取人に渡した証拠を電子的に得ることが
できるようにしたものである。
【0039】このように本発明の第2の実施の形態によ
れば、従来、配達員が配達に出発する以前に作業してい
た受領証作成作業を省くことができるとともに、受領証
に受領印を貰う代わりに配達物を受取人に渡した証拠を
電子的に得ることにより省力化することができる。
【0040】(第3の実施の形態)図6は、本発明の第
3の実施の形態に係る配達業務用端末装置を用いた配送
物品取扱システムの構成を示す概略図である。図6にお
いては、上記した第2の実施の形態と同様に、RFID
タグを貼付した配達物4003を受取人に渡した後における
受取確認を効率化したものである。すなわち、小包郵便
物、宅配物品、書留郵便物等の受取確認を行う場合に
は、通常は受取印を貰うことになっているが、本発明の
第3の実施の形態の場合には、受取人用マーキングコー
ドラベル5001を玄関内の所定位置に貼付しておき、RF
IDタグ付き配達物4003を受取人に渡した際に玄関内の
受取人用マーキングコードラベル5001を配達員の携行す
るマーキングコード読取機能付きの配達業務用端末装置
5002によって読み取らせた後にRFIDタグを読み取ら
せることによって受領印を貰う代わりに配達物を受取人
に渡した証拠を電子的に得るようにしたものである。
【0041】このように本発明の第3の実施の形態によ
れば、従来、配達員が配達に出発する以前に作業してい
た受領証作成作業を省くことができるとともに、受領証
に受領印を貰う代わりに配達物を受取人に渡した証拠を
電子的に得ることにより省力化することができ、さらに
第2の実施の形態で示した受取人用RFIDタグのよう
に屋外からRFID読み取りができてしまうという可能
性がないのでセキュリティを増すことができる。
【0042】(第4の実施の形態)図7は、本発明の第
4の実施の形態に係る配達業務用端末装置の概略構成を
示す図である。図7において配達業務用端末装置0610
は、図1に示した各構成を備えるとともに、電子スチル
カメラ0601を備えるものである。すなわち、RFIDタ
グの内容を読取るために無線通信を行うRFアンテナ01
01と、RFアンテナ0101を制御するRFアンテナ制御部
0102と、マイク0103と、スピーカ0104と、キーボタン01
05と、液晶表示器0106と、第1の無線手段と接続される
アンテナ0107とが設けられている。
【0043】なお、図1に含まれる液晶表示器0106を制
御する液晶表示制御部と、CPU等からなり機能ブロッ
ク全体を制御する制御部と、キーボタン0105を制御する
キー制御部と、プログラム及びデータを蓄積することが
できるメモリと、第1の無線手段と、DA変換器と、A
D変換器と、第2の無線手段は図示されておらず、また
電源も図示されていない。
【0044】図8は、本発明の第4の実施の形態に係る
他の配達業務用端末装置の概略構成を示す図である。図
8において配達業務用端末装置0610は、図7に示した各
構成を図4に示したペン型筐体に収納できるようにした
ものである。このような形状にすれば、洋服の胸ポケッ
ト等に配達業務用端末装置を保持することができるよう
になり途中で落としてしまうといったトラブルを減少さ
せることができる。
【0045】図9は、電子スチルカメラ付き配達業務用
端末装置を用いた配送物品取扱システムの構成を示す概
略図である。図9に示したように、小包郵便物、宅配物
品、書留郵便物等の受取確認を行う場合には、通常は受
取印を貰うことになっているが、本発明の第4の実施の
形態の場合には、RFIDタグ付き配達物0113を受取人
0114に渡した際に玄関内において配達員の携行する図7
および図8に示したような電子スチルカメラ付き配達業
務用端末装置0610によって配達物と一緒に受取人の顔貌
を撮影し、そのデータを受領印を貰う代わりにしたもの
である。なお、電子スチルカメラによる撮影範囲0602内
の撮影対象が映像データとして残せるので、撮影に当た
り配達員は注意が必要である。
【0046】このように本発明の第4の実施の形態によ
れば、電子スチルカメラを備えるようにしたので、受取
人の顔貌や配達物を撮像して映像データとして記憶する
ことが可能である。したがって、配達物を配達したこと
の証拠として印鑑による受領証拠に代えて受取人の顔貌
や配達物を撮像した映像データを証拠とすることができ
るので、配達証拠の証拠力を向上させることができ、さ
らに迅速な業務処理が可能となる。
【0047】(第5の実施の形態)図10は、本発明の
第5の実施の形態に係る配達業務用端末装置を用いた配
送物品取扱システムの構成を示す概略図である。図10
においては、配達業務用端末装置に業務内容データを一
時的に記憶させ、一時的に記憶させたデータを第1の無
線通信手段を用いて郵便局、宅配営業所等に送信して、
配送依頼者からの問合わせにすぐに対応できる追跡処理
を可能とするようにし、合せて配達途上における配達状
況の把握も可能としたものである。
【0048】図10においてRFIDタグ7002が貼付さ
れた配達物7003を配達員7005が配達途上で受取人7004に
出会ったような場合には、配達途上であっても上記した
実施形態で説明したように配達物7003を渡した後に、配
達業務用端末装置7001を用いて配達物を受取人に渡した
証拠を電子的に得るようにする。
【0049】そして配達業務用端末装置7001の「配達完
了」ボタンを押下すると、この配達完了についての押下
時間情報及び配達ID等が配達業務用端末装置7001のメ
モリに一時記憶される。また、図10における受取人70
04に出会うまでに既に配達が済んで同じく「配達完了」
ボタンが押下された配達完了についての上記情報につい
ても同じくメモリに一時記憶されている。
【0050】そこで配達員7005は、配達業務用端末装置
7001の「送信」ボタンを押下することによって用いて配
達業務用端末装置7001の制御部はメモリに一時的に記憶
させているデータを郵便局、宅配営業所等に送信する。
送信したデータは電波7006となって、中継局7007を経由
して配達担当営業所7008のデータベース7009に蓄積され
る。
【0051】したがって、配達物の調査問合せを行って
いる発送人7012がいれば、配達担当営業所7008の調査担
当者7011の調査用端末装置7010を使用することにより、
その問合せに対する追跡調査をすぐに行うことができ
る。また、配達途上における配達状況の把握も情報がデ
ータベース7009に蓄積されるので把握することが可能と
なるものである。
【0052】(第6の実施の形態)図11は、本発明の
第6の実施の形態に係る配達業務用端末装置の概略構成
を示す断面図である。図11において配達業務用端末装
置は、図1に示した各構成を備えるとともに、ディジタ
ルカメラ0801と、印字ヘッド0810と、紙送りローラ0811
と、印字用紙0812とを備えるものである。図1に示した
各構成に対応するものとして、配達物に貼付されたRF
IDタグ0821の内容を読取るために無線通信を行うRF
IDアンテナ0802と、RFIDアンテナ0802を制御する
RFアンテナ制御部(コントローラ)0803と、液晶表示
器0804と、キーボタン0805と、第1の無線通信部(図示
せず)に接続されているアンテナ0806と、スピーカ0807
と、マイク0808と、バッテリー0809とが設けられてい
る。なお、図11には図示されていないが、図1に示し
た構成である液晶表示器0804を制御する液晶表示制御部
と、CPU等からなり機能ブロック全体を制御する制御
部と、キーボタン0805を制御するキー制御部と、プログ
ラム及びデータを蓄積することができるメモリと、第1
の無線手段と、DA変換器と、AD変換器と、第2の無
線手段は図示されていない。
【0053】図12は、図11に示した配達業務用端末
装置の使用形態を示す斜視図である。図12において配
達業務用端末装置は、RFIDアンテナ0802によって配
達物0820に貼付されたRFIDタグ0821の内容を読取
る。また、ディジタルカメラ0801によって配達物0820に
貼付されたラベルを撮影範囲内0822において撮影する。
このようにした後に、配達証を作成する。配達証は短冊
状の細長い印字用紙0812を配達業務用端末装置の上部か
ら紙送りローラ0811を介して送り込み、印字ヘッド0810
により印刷する。
【0054】図13は、上記した配達証の一例を示すも
のであり、ディジタルカメラ0801によって撮影された配
達物0820に貼付されたラベルと、RFIDアンテナ0802
によって読取られた配達物0820に貼付されたRFIDタ
グ0821の内容である配達物ID(登録)番号と、さらに配
達日時、所轄郵便局名、配達員名、受領印欄が印刷・出
力される。
【0055】図14は、配達証の控えの例を示すもので
あり、図13に示した配達証と同じように、ディジタル
カメラ0801によって撮影された配達物0820に貼付された
ラベルと、RFIDアンテナ0802によって読取られた配
達物0820に貼付されたRFIDタグ0821の内容である配
達物ID(登録)番号と、さらに配達日時、所轄郵便局
名、配達員名、受領印の代わりに受取人の写真又はサイ
ンが印刷・出力される。
【0056】このように本発明の第6の実施の形態によ
れば、印字装置及びディジタルカメラを備えるようにし
てカメラで撮影した内容を含む配達証を発行することが
可能であり、配達物を配達したことの証拠として印鑑に
よる受領証拠に代えて受取人の顔貌や配達物を撮像した
データを証拠とすることができるので、配達証拠の証拠
力を向上させることができるとともに、従来行なわれて
いた出発前時点での配達証発行作業が不要となり作業が
大幅に合理化される。
【0057】(第7の実施の形態)図15は、本発明の
第7の実施の形態に係る配達業務用端末装置の概略構成
を示す図である。図15において配達業務用端末装置
は、配達物のRFIDタグを読取った際に配達物の配達
先の地図上で案内表示する表示手段を備えるようにした
ものである。
【0058】すなわちRFIDアンテナ9002によってR
FIDタグ9004が読取られ、読取った配達先電話番号を
基に自動的に配達先の電話番号である受取人宅の電話機
9011に電話を掛けるようにするとともに、配達業務用端
末装置の表示部に地図表示9001がなされ、これから配達
する配達先が位置表示マーク9012によって表示される。
【0059】このように画面表示された地図に配達先を
案内表示させるためには、配達前に配達業務用端末装置
に配達先を含む地図データを蓄積するようにしておき、
RFIDアンテナ9002によってRFIDタグ9004を読取
った際に、配達先の位置(緯度、経度)を上記地図デー
タに重ねて液晶表示器に表示することにより実現可能で
ある。
【0060】なお、第1の無線手段によって受取人宅の
電話機9011に電話着信を行わせるにあたり、図16では
2つの中継局9010だけを介するように図示したが、実際
には無線基地局や無線交換局などを経由して電話着信を
させるようにしている。
【0061】このように第7の実施の形態によれば、未
熟練の配達員でも効率的な配達業務を行なうことが可能
になる。
【0062】(第8の実施の形態)図16は、本発明の
第8の実施の形態に係る配達業務用端末装置の概略構成
を示す図である。図16において配達業務用端末装置
は、配達物のRFIDタグを読取った際に配達物の配達
先の地図案内をすると共にGPS装置等の現在位置検出
手段を備え、自己位置情報も併せて表示する表示手段を
備えるようにしたものである。
【0063】すなわちRFIDアンテナ1011によって配
達物1014に貼付されたRFIDタグ1013が読取られ、読
取った配達先電話番号を基に自動的に配達先の電話番号
である受取人宅の電話機に電話を掛けるようにし、さら
に、配達業務用端末装置の表示部に地図表示1004がなさ
れ、これから配達する配達先が位置表示マーク1006によ
って表示されるとともにGPSによる現在位置検出手段
を構成する、GPS衛星1002、GPSアンテナ1001から
得られる自己の現在位置を示す表示マーク1005によって
地図表示1004上に表示する。
【0064】このように第8の実施の形態によれば、配
達地域の道をよく知らない臨時配達員でも不安なく効率
的な配達業務を行なうことが可能になる。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
請求項1に記載の発明は、RFIDタグの内容を読取る
RFID通信手段と、前記RFID通信手段によって前
記RFIDタグから配達先電話番号を読取り、これを蓄
積するとともに表示するよう制御する制御手段と、前記
制御手段により表示された配達先電話番号に電話して受
取人の所在を確認するための第1の無線手段と、受取人
の在宅に応じて配達先に赴き配達物を渡し、また受取人
の不在に応じて次の配達先に向かうことができるように
配達状況を記録する配達状況記録手段と、配達終了後、
前記配達状況記録を配達管理装置に通信するための第2
の無線手段を備えることを特徴とする配達業務用端末装
置としたものであり、受取人が不在の場合の配達業務の
無駄を省くことができるという効果を有する。
【0066】また請求項2に記載の発明は、前記RFI
D通信手段、前記制御手段、前記第1の無線手段、配達
状況記録手段、及び前記第2の無線手段を筐体に収納し
て携行所持できるようにした請求項1記載の配達業務用
端末装置としたものであり、配達員が配達業務用端末装
置を携行する場合にポケット等に入れて保持することが
できるという効果を有する。
【0067】また請求項3に記載の発明は、請求項1乃
至請求項2に記載の配達業務用端末装置を用い、配達先
に受取人が在宅し受取り可能であることを音声通信によ
って確認できた場合には配達先に立ち寄って配達し受取
確認を貰うようにし、もしも不在であった場合には相手
先電話の不在録音装置に自動的に配達物ID番号と日
時、及び連絡要請等の配達物受取りに関する情報を音声
合成により収録させ、配達先には立ち寄らずに次の配達
先に向かうことができるようにした配送物品取扱システ
ムとしたものであり、受取人不在であった場合には配達
先には立ち寄らずに、次の配達先に向かうことができる
ので移動時間の節減となり配達業務の効率化ができると
いう効果を有する。
【0068】また請求項4に記載の発明は、配達先との
事前の合意によって玄関内に受取人用RFIDタグを貼
付しておき、配達物を受取人に渡した際に玄関内の前記
受取人用RFIDタグの読取りを請求項1乃至請求項2
に記載の配達業務用端末装置を用いて読取らせてから配
達物RFIDタグを読取らせることによって受領証の発
行に代替できるようにしたことを特徴とする配送物品取
扱システムとしたものであり、配達に出発する以前に従
来行われていた受領証作成作業を省くことができるよう
になり省力になるという効果を有する。
【0069】また請求項5に記載の発明は、配達先との
事前の合意によって玄関内に受取人用マーキングコード
ラベルを貼付しておき、配達物を受取人に渡した際に玄
関内の前記受取人用マーキングコードラベルの読取りを
請求項1乃至請求項2に記載の配達業務用端末装置に付
加した受取人用マーキングコードラベルの読取りが出来
るマーキングコード読取り機能を用いて読取らせてから
配達物RFIDタグを読取らせることによって受領証の
発行に代替できるようにしたことを特徴とする配送物品
取扱システムとしたものであり、配達に出発する以前に
従来行われていた受領証作成作業を省くことができ、さ
らにセキュリティを向上させることができるという効果
を有する。
【0070】また請求項6に記載の発明は、電子スチル
カメラを備え、受取人の顔貌や配達物を撮像し映像デー
タとして記録可能にしたことを特徴とする請求項1乃至
請求項2に記載の配達業務用端末装置としたものであ
り、受取人に逢って配達物の配達をしたことの証拠とし
て印鑑による受領証拠に代替えすることができるという
効果を有する。
【0071】また請求項7に記載の発明は、請求項1乃
至請求項2若しくは請求項6に記載の配達業務用端末装
置を用い、受取人の在宅に応じて配達先に赴き配達物を
渡し、また受取人の不在に応じて次の配達先に向かうこ
とができるように配達状況をデータとして記録するよう
にし、前記データを配達物の配達状況を管理する管理部
署に無線通信手段により送信し、利用者からの配送の問
合わせに対して追跡結果を報告できるようにした配送物
品取扱システムとしたものであり、書留郵便物および小
包郵便物等の追跡システムにおいて配達途中における状
況も利用者に回答することが可能となりサービスの画期
的な向上になるという効果を有する。
【0072】また請求項8に記載の発明は、印字装置を
備え、配達証などの印刷物を発行できるようにしたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項2、若しくは請求項6
に記載の配達業務用端末装置としたものであり、受領証
等が配達の途上もしくは配達先において発行できるよう
になり、配達に出発する以前に配達証発行作業が不要と
なり作業が大幅に合理化されるという効果を有する。
【0073】また請求項9に記載の発明は、地図表示が
可能な表示手段を備え、配達物のRFIDタグを読取っ
た際に配達先を地図上に案内表示できるようにしたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項2、若しくは請求項6
又は請求項8に記載の配達業務用端末装置としたもので
あり、未熟練の配達員でも効率的な配達業務を行なうこ
とが可能になるという効果を有する。
【0074】また請求項10に記載の発明は、配達者の
現在位置を検出できる現在位置検出手段を備え、自己位
置情報を地図上に表示可能にしたことを特徴とする請求
項9に記載の配達業務用端末装置としたものであり、配
達地域の道をよく知らない臨時配達員でも不安なく効率
的な配達業務を行なうことが可能になるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る配達業務用端
末装置の概略構成を示すブロック図、
【図2】図1に示した配達業務用端末装置を用いた配送
物品取扱システムの構成を示す概略図、
【図3】図2に示した配達業務用端末装置を用いた配送
物品取扱システムの動作を説明するためのフローチャー
ト、
【図4】図1に示した配達業務用端末装置をペン型構造
にした概略図、
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る配達業務用端
末装置を用いた配送物品取扱システムの構成を示す概略
図、
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る配達業務用端
末装置を用いた配送物品取扱システムの構成を示す概略
図、
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る配達業務用端
末装置の概略構成を示す図、
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る他の配達業務
用端末装置の概略構成を示す図、
【図9】電子スチルカメラ付き配達業務用端末装置を用
いた配送物品取扱システムの構成を示す概略図、
【図10】本発明の第5の実施の形態に係る配達業務用
端末装置を用いた配送物品取扱システムの構成を示す概
略図、
【図11】本発明の第6の実施の形態に係る配達業務用
端末装置の概略構成を示す断面図、
【図12】図11に示した配達業務用端末装置の使用形
態を示す斜視図、
【図13】配達証の一例を示す図、
【図14】配達証の控えの例を示す図、
【図15】本発明の第7の実施の形態に係る配達業務用
端末装置の概略構成を示す図、
【図16】本発明の第8の実施の形態に係る配達業務用
端末装置の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1 RFアンテナ 2 RF制御部 3 液晶表示器(LCD) 4 液晶表示器制御部 5 制御部 6 キーボタン 7 キー制御部 8 第2の無線手段 9 メモリ 10 DA変換器 11 スピーカ 12 AD変換器 13 マイク 14 第2の無線手段 100 配達業務用端末装置(RFID配達業務ターミナル装
置) 150 携帯電話/PHS 160 受取人宅 170 固定電話機 200 小包ラベル 210 RFIDタグ 300 配達管理装置 0101 RFIDアンテナ 0102 RFコントローラ 0103 マイク 0104 スピーカ 0105 キーボタン 0106 液晶表示器 0107 アンテナ 0108 中継局 0109 中継局 0110 配達先の電話機 0111 配達業務用端末装置 0112 RFIDタグ 0113 RFIDタグ付き配達物 0114 受取人 0115 受取人宅 0201 ホルダー 0202 ペン型筐体 4001 受取人用RFIDタグ 5002 マーキングコード読取機能付き配達業務用端末装
置 5001 受取人用マーキングコードラベル 0601 電子スチルカメラ 0810 印字ヘッド 0811 紙送りローラ 0812 印字用紙

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RFIDタグの内容を読取るRFID通
    信手段と、前記RFID通信手段によって前記RFID
    タグから配達先電話番号を読取り、これを蓄積するとと
    もに表示するよう制御する制御手段と、前記制御手段に
    より表示された配達先電話番号に電話して受取人の所在
    を確認するための第1の無線手段と、受取人の在宅に応
    じて配達先に赴き配達物を渡し、また受取人の不在に応
    じて次の配達先に向かうことができるように配達状況を
    記録する配達状況記録手段と、配達終了後、前記配達状
    況記録を配達管理装置に通信するための第2の無線手段
    を備えることを特徴とする配達業務用端末装置。
  2. 【請求項2】 前記RFID通信手段、前記制御手段、
    前記第1の無線手段、配達状況記録手段、及び前記第2
    の無線手段を筐体に収納して携行所持できるようにした
    請求項1記載の配達業務用端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至請求項2に記載の配達業務
    用端末装置を用い、配達先に受取人が在宅し受取り可能
    であることを音声通信によって確認できた場合には配達
    先に立ち寄って配達し受取確認を貰うようにし、もしも
    不在であった場合には相手先電話の不在録音装置に自動
    的に配達物ID番号と日時、及び連絡要請等の配達物受
    取りに関する情報を音声合成により収録させ、配達先に
    は立ち寄らずに次の配達先に向かうことができるように
    した配送物品取扱システム。
  4. 【請求項4】 配達先との事前の合意によって玄関内に
    受取人用RFIDタグを貼付しておき、配達物を受取人
    に渡した際に玄関内の前記受取人用RFIDタグの読取
    りを請求項1乃至請求項2に記載の配達業務用端末装置
    を用いて読取らせてから配達物RFIDタグを読取らせ
    ることによって受領証の発行に代替できるようにしたこ
    とを特徴とする配送物品取扱システム。
  5. 【請求項5】 配達先との事前の合意によって玄関内に
    受取人用マーキングコードラベルを貼付しておき、配達
    物を受取人に渡した際に玄関内の前記受取人用マーキン
    グコードラベルの読取りを請求項1乃至請求項2に記載
    の配達業務用端末装置に付加した受取人用マーキングコ
    ードラベルの読取りが出来るマーキングコード読取り機
    能を用いて読取らせてから配達物RFIDタグを読取ら
    せることによって受領証の発行に代替できるようにした
    ことを特徴とする配送物品取扱システム。
  6. 【請求項6】 電子スチルカメラを備え、受取人の顔貌
    や配達物を撮像し映像データとして記録可能にしたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項2に記載の配達業務用
    端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項2若しくは請求項6
    に記載の配達業務用端末装置を用い、受取人の在宅に応
    じて配達先に赴き配達物を渡し、また受取人の不在に応
    じて次の配達先に向かうことができるように配達状況を
    データとして記録するようにし、前記データを配達物の
    配達状況を管理する管理部署に無線通信手段により送信
    し、利用者からの配送の問合わせに対して追跡結果を報
    告できるようにした配送物品取扱システム。
  8. 【請求項8】 印字装置を備え、配達証などの印刷物を
    発行できるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項2、若しくは請求項6に記載の配達業務用端末装
    置。
  9. 【請求項9】 地図表示が可能な表示手段を備え、配達
    物のRFIDタグを読取った際に配達先を地図上に案内
    表示できるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項2、若しくは請求項6又は請求項8に記載の配達業
    務用端末装置。
  10. 【請求項10】 配達者の現在位置を検出できる現在位
    置検出手段を備え、自己位置情報を地図上に表示可能に
    したことを特徴とする請求項9に記載の配達業務用端末
    装置。
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