JP2002014966A - 情報提供システムおよび情報提供方法 - Google Patents

情報提供システムおよび情報提供方法

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JP2002014966A
JP2002014966A JP2000198191A JP2000198191A JP2002014966A JP 2002014966 A JP2002014966 A JP 2002014966A JP 2000198191 A JP2000198191 A JP 2000198191A JP 2000198191 A JP2000198191 A JP 2000198191A JP 2002014966 A JP2002014966 A JP 2002014966A
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JP2000198191A
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English (en)
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Takafumi Ashi
尚文 芦
Tomonori Sugiyama
智則 杉山
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Walkerplus com Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の嗜好データを更新することができ
て、しかも限られた数の情報データを提供する場合に、
利用者のアクセス頻度を高めることができる情報提供シ
ステムを提供することにある。 【解決手段】 嗜好データ収集記憶手段29は、キャラ
クタと利用者との会話から利用者の初期の嗜好データを
収集し、以後キャラクタと利用者との会話及び利用者の
情報の選択状況から利用者の嗜好の変化を収集して嗜好
データを更新する。表示変更手段31は、嗜好データか
ら利用者の嗜好傾向を求め、嗜好傾向の強弱に応じて複
数種類のジャンルを複数のグループに分け,複数のグル
ープから1つずつジャンルを選択して、選択したジャン
ルに関する情報を利用者に選択させるように表示部に情
報の選択肢を表示させる。表示変更手段31は、利用者
によって選択された情報の選択肢を後のアクセスの際に
再表示させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の通信
端末装置と通信ネットワークを介して接続されるサーバ
とを備えた情報提供システム及びこの情報提供システム
を用いた情報提供方法に関するものであり、特に通信端
末装置の利用者の嗜好を考慮して利用者のサーバへのア
クセス頻度を高めるように通信端末装置の表示を変更す
る情報提供システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、携帯電話等の携帯通信端末装置を
情報サービス提供者のサイトにインターネット等の通信
ネットワークを利用して接続し、携帯通信端末装置の利
用者に種々の情報を提供するサービスが行われている。
これらのサービスの中には、利用者が予め自分の興味の
ある事柄を登録しておくと、情報サービス提供者のサイ
トにアクセスする度に自分の趣味嗜好にあった情報が提
供されるものがある。この種の情報提供サービスに用い
られている情報提供システムは、所定の情報を提供する
データサーバと、データサーバに通信ネットワークを介
して接続されデータサーバから情報を取得する携帯通信
端末装置とから構成されている。そして、携帯通信端末
装置の利用者の嗜好に沿った情報が、データサーバから
提供される。従来のこの種のシステムでは、携帯通信端
末装置の利用者の趣味嗜好傾向は、情報提供会社が利用
者に質問等のアンケートを実施して取得する。そしてこ
の趣味嗜好傾向を基にして、予め用意された情報群ジャ
ンルの中から利用者の趣味嗜好傾向に合致した情報をピ
ックアップして、利用者に提供している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシステムでは予め用意しておく情報群の数に限りが
ある。携帯通信端末の利用者のアクセスの頻度が多くな
ると、情報サービス提供者が提供する情報がいつも同じ
になり、利用者のアクセス頻度が減少してしまう問題が
生じる。また、情報サービス提供者が利用者に対して実
施するアンケートは文字を入力させる形式が多いため操
作が面倒であり、精神的苦痛を与えかねない。更に従来
の情報提供システムでは、利用者の嗜好が更新されない
ため、利用者の嗜好の変化に対応することができず、こ
れも利用者のアクセス頻度を減少させる原因になってい
た。また従来の情報提供システムでは、提供する情報を
嗜好の順位を優先して提供するため、ある程度興味のあ
る情報が得られた後は、利用者が更にアクセスすること
がなく、これも利用者のアクセス頻度を減少させる原因
になっていた。
【0004】本発明の目的は、利用者の嗜好データを更
新することができて、しかも限られた数の情報データを
提供する場合に、利用者のアクセス頻度を高めることが
できる情報提供システム、情報提供方法及び情報提供シ
ステム用プログラムを提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、利用者の嗜好データ
を更新して、利用者のアクセス頻度を高めることができ
る情報提供システムを提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、限られた数の情報デ
ータを提供する場合に、利用者のアクセス頻度を高める
ことができる情報提供システムを提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、利用者が会話の相手
となるキャラクタを任意に選択できる情報提供システム
を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、嗜好の変化を情報の
選択肢の表示にダイナミックに反映させることができる
情報提供システムを提供することにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、頻繁なアクセス
により提供の対象となる情報データが枯渇するのを防止
することができる情報提供システムを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】まず本発明は、操作部及
び表示部とを備えて通信ネットワークに接続される通信
端末装置と、通信ネットワークに接続されて通信端末装
置の表示部に表示する情報を通信端末装置に提供するサ
ーバとを具備し、サーバが、複数種類のジャンルの情報
を記憶する情報データ記憶手段、通信端末装置の利用者
の嗜好データを収集して記憶する嗜好データ収集記憶手
段及び利用者のサーバへのアクセス頻度を高めるように
嗜好データに基づいて表示部への表示を変更する表示変
更手段を備えた情報提供システムを改良の対象とする。
【0011】本発明では、嗜好データ収集記憶手段は、
表示部にキャラクタを表示させ、キャラクタと利用者と
の会話から利用者の初期の嗜好データを収集し、以後キ
ャラクタと利用者との会話及び利用者の複数種類のジャ
ンルの情報からの情報の選択状況の少なくとも一方から
利用者の嗜好の変化を収集して嗜好データを更新するよ
うに構成する。本発明のようにキャラクタとの会話から
嗜好データを集めるようにすると、利用者はアンケート
を取られている意識になりにくいため、集められた嗜好
データの精度が高くなる利点がある。また本発明によれ
ば、常に嗜好データが更新されるため、利用者の嗜好の
変化に応じて、利用者が好む情報を提供できるので、利
用者のアクセス頻度を高めることできる。
【0012】そして表示変更手段は、嗜好データから利
用者の複数種類のジャンルに対する嗜好傾向を求め、嗜
好傾向の強弱に応じて複数種類のジャンルを複数のグル
ープに分け,複数のグループから少なくとも1つずつジ
ャンルを選択して、選択したジャンルに関する情報を利
用者に選択させるように表示部に情報の選択肢を表示さ
せ、利用者によって選択された情報の選択肢を再表示し
ないように構成する。
【0013】提供できる情報の選択肢が多ければ、利用
者の嗜好にあった情報を嗜好傾向の高い順に表示すれば
よいであろう。しかしながらニュース性の高い、または
タイムリーな情報を各ジャンル毎に提供しようとする
と、どうしても情報の数が減ることになる。そのためこ
のような場合にも利用者の嗜好にあった情報を嗜好傾向
の高い順に表示すると、早期に利用者の嗜好に合った情
報が入手でき、後からは興味のない情報しか入手できな
い状態になる。そのため利用者の興味を長く引きつける
ことができず、アクセス頻度が低下する。これに対して
本発明のようにすると、表示される情報の選択肢には、
利用者の嗜好に合ったもの、合わないもの、そのいずれ
でもないものが混在することになる。したがって利用者
は、アクセスする度に入手したい情報に遭遇する可能性
が高くなるため、アクセス頻度を高めることができる。
また一度表示して選択された情報の選択肢については、
後のアクセスの際に再表示しないようにすることによ
り、情報の数が少ない場合であっても、過去に選択した
情報の選択肢と遭遇することがないようにして、利用者
に情報の数が多いと感じさせることにより、アクセス頻
度を高めることができる。
【0014】本発明で用いる通信端末装置としては、携
帯式通信端末装置を用いることができる。携帯式通信端
末装置は携帯に便利であり、屋内のみならず屋外でも使
用することができるので、アクセスする機会が増えると
ともにアクセス頻度を高めることができる。特に携帯式
通信端末装置としては音声、文字及び画像の送受信が可
能な電話機能を有し、接続料金の課金が時間単位ではな
く、送受信するデータ量で決定されるパケット通信機能
を備えたデジタル式の携帯電話を用いるのが好ましい。
【0015】利用者から嗜好データを収集するために、
本発明では、嗜好データ収集記憶手段には予め複数のキ
ャラクタを準備し、嗜好データ収集記憶手段は、利用者
が複数のキャラクタの中から会話するキャラクタを選択
することができるように構成する。このようにすると、
通信端末装置の利用者は、会話の相手となるキャラクタ
を自由に選択することができるので、利用者の興味を誘
いアクセス頻度を高くすることができる。
【0016】また情報データ記憶手段はN種類(Nは正
の整数)のジャンルの情報データを記憶させておく。こ
の場合、嗜好データ収集記憶手段は、N種類のジャンル
に対応してN種類のパラメータを用意し、利用者の嗜好
を判定するために予めM種類(Mは正の整数)の嗜好判
定用ジャンルを用意する。そしてM種類の嗜好判定用ジ
ャンルとN種類のジャンルとの対応関係を定めておき、
M種類の嗜好判定用ジャンルについての利用者の嗜好の
有無によりN種類のパラメータを基準値から増減させ
て、N種類のパラメータを嗜好データとする。
【0017】この場合、情報データ記憶手段は、1つの
嗜好判定用ジャンルについての利用者の嗜好の有無(肯
定または否定)の判定結果を、N種類のパラメータの中
の予め対応関係を定めた複数種類のパラメータの増減に
反映させるように構成すればよい。このようにすると、
利用者の嗜好傾向(好き嫌いの差)が顕著になるので、
早期に利用者の嗜好の変化を選択肢に反映させることが
できる。
【0018】嗜好データ収集記憶手段は、質問に対して
複数の回答を用意し、複数の回答の中から利用者に回答
を選択させることにより、嗜好データの基礎となるデー
タを得るテキスト形式によりキャラクタと利用者とを会
話させる構成を有している。このようにすると利用者は
質問の回答を選択肢の中から選択するので、文字入力等
の煩雑な作業が必要なくなる。
【0019】表示変更手段は、予め定めた時間が経過す
るまでは、選択肢の表示を変更しないように構成されて
いる。利用者に選択させる情報の数には限りがあるの
で、利用者がアクセスすることができる間隔を定めるこ
とにより、利用者に提供する情報データを所定期間に渡
って提供することができ、アクセス頻度を高めることが
できる。
【0020】本発明は、操作部及び表示部とを備えて通
信ネットワークに接続される通信端末装置と、通信ネッ
トワークに接続されて通信端末装置の表示部に表示する
情報を通信端末装置に提供するサーバとを具備し、サー
バが、複数種類のジャンルの情報を記憶し、通信端末装
置の利用者の嗜好データを収集して記憶し、利用者のサ
ーバへのアクセス頻度を高めるように嗜好データに基づ
いて表示部への表示を変更するように動作する情報提供
システムを用いて情報を提供する方法にも適用すること
ができる。すなわち本発明の方法では、表示部にキャラ
クタを表示させ、キャラクタと利用者との会話から利用
者の初期の嗜好データを収集し、以後キャラクタと利用
者との会話及び利用者の複数種類のジャンルの情報から
の情報の選択状況の少なくとも一方から利用者の嗜好の
変化を収集して嗜好データを更新し、嗜好データから利
用者の複数種類のジャンルに対する嗜好傾向を求め、嗜
好傾向の強弱に応じて複数種類のジャンルを複数のグル
ープに分け、複数のグループから少なくとも1つずつジ
ャンルを選択して、選択したジャンルに関する情報を利
用者に選択させるように表示部に情報の選択肢を表示さ
せ、予め定めた期間が経過するまでは利用者によって選
択された情報の選択肢を表示しないようにする。この方
法により、利用者の嗜好データを更新することが可能で
あり、限られた数の情報データをサーバから提供する場
合に、所定の期間に渡って情報データを利用者に提供し
続けることが可能となる。また利用者がアクセスする度
に異なる情報データが提供されるようになるので、利用
者のアクセス頻度を高めることが可能となる。
【0021】また本発明を、操作部及び表示部とを備え
て通信ネットワークに接続される通信端末装置と、通信
ネットワークに接続されて通信端末装置の表示部に表示
する情報を通信端末装置に提供するサーバとを具備し、
サーバが、複数種類のジャンルの情報を記憶し、通信端
末装置の利用者の嗜好データを収集して記憶し、利用者
のサーバへのアクセス頻度を高めるように嗜好データに
基づいて表示部への表示を変更するように動作する情報
提供システムを動作させるためにサーバで実行される情
報提供システム用プログラムに適用することができる。
この場合には、表示部にキャラクタを表示させ、キャラ
クタと利用者との会話から利用者の初期の嗜好データを
収集し、以後キャラクタと利用者との会話及び利用者の
複数種類のジャンルの情報からの情報の選択状況の少な
くとも一方から利用者の嗜好の変化を収集して嗜好デー
タを更新し、嗜好データから利用者の複数種類のジャン
ルに対する嗜好傾向を求め、嗜好傾向の強弱に応じて複
数種類のジャンルを複数のグループに分け、複数のグル
ープから少なくとも1つずつジャンルを選択して、選択
したジャンルに関する情報を利用者に選択させるように
表示部に情報の選択肢を表示させ、予め定めた期間が経
過するまでは利用者によって選択された情報の選択肢を
表示しないような構成にすればよい。このようなプログ
ラムを用いると、利用者の嗜好データを更新し、限られ
た数の情報データを提供する場合に、所定の期間に渡っ
て情報データを提供し続ける作業を自動的行うことが可
能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施例を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態の情
報提供システム1の構成を概念的に示した図である。図
1において情報提供システム1は、情報を提供しようと
する情報サービス提供者3と、情報サービス提供者3か
ら情報が提供される通信端末装置の一例としての携帯電
話5と、両者を接続する通信ネットワークとから構成さ
れている。情報サービス提供者3側に後述するデータサ
ーバが設置されており、このデータサーバと携帯電話5
とが通信ネットワークを介して接続されている。ここで
通信ネットワーク9は、携帯電話5から中継基地11ま
での接続はパケット通信網13であり、中継基地11か
ら情報サービス提供者3までの接続はインターネット網
15または専用線17で行われる。
【0023】携帯電話5は、操作部と表示部とを備えて
おり、無線により音声、文字及び画像の送受信が可能な
電話機能を有している。この例の携帯電話5は、接続料
金の課金が時間単位ではなく、送受信するデータ量で決
定されるパケット通信機能を備えたものである。なお本
発明において、通信方式及び課金方式は、いかなるもの
であってもよく、この例に限定されるものではない。
【0024】図2は、情報サービス提供者3が設置する
サーバ21内の概略構成を示すブロック図である。そし
て図3は、このサーバ21を動作させるためのプログラ
ムのアルゴリズムを示すフローチャートである。図4及
び図5並びに図7乃至図9は、携帯電話5の表示部に表
示される具体的な表示画面を示している。以下図3のフ
ローチャートと図4乃至図9の表示画面を参照しなが
ら、図2のサーバ21の構成を説明する。
【0025】このサーバ21は、通信ネットワーク9に
接続されて通信端末装置として携帯電話5の表示部に表
示する情報を携帯電話5に送信する。サーバ21内に
は、通信ネットワークへの送受信のための送信手段23
と受信手段25とが配置されている。またサーバ21
は、情報データ記憶手段27と、嗜好データ収集記憶手
段29と、表示変更手段31とを備えている。なおこれ
らの手段は、いずれもメモリーまたは記憶部を除いて
は、コンピュータ内にロードしたプログラムによって実
現されている手段である。
【0026】情報データ記憶手段27は、ゲーム、ビデ
オ、本、映画、イベント、コンサート、スポーツ、演
芸、飲食店等の複数種類のジャンルの情報を記憶してい
る。例えば、この例では、21種類(N種類)のジャン
ルの情報が情報データ記憶手段27に記憶されている。
これらの情報は定期的に更新され、バックナンバーとし
ても保存される。なおデータの更新は、1週間(7日)
に1回の割合で行うものとする。
【0027】嗜好データ収集記憶手段29は、携帯電話
5の利用者の嗜好データを収集して記憶するものであ
る。この例では、嗜好データ収集記憶手段29を初回判
定手段33、個人データ登録手段35、アンケートデー
タ記憶手段37、キャラクタ会話データ記憶手段39
と、アクセス間隔判定手段41と、選択判定手段43
と、M種類の嗜好ジャンル判定手段45と、N種類の嗜
好パラメータデータ即ち嗜好データを記憶する嗜好パラ
メータ記憶手段47とから構成されている。また表示変
更手段31は、情報表示選択手段49と表示データ記憶
手段51とから構成されている。
【0028】初回判定手段33は、携帯電話5の利用者
が、初めてこのサイトまたはサーバ21にアクセスして
きたか否かを判定する(図3のステップST1)。利用
者が登録されていない初回の利用者の場合、個人データ
登録手段35への利用者の登録を行うとともに、初回判
定手段33はアンケートデータ記憶手段37から所定の
アンケートデータを利用者に順次送信して利用者の嗜好
に関するデータを採取する。アンケートの実施に先だっ
て、個人データ登録手段35からの指令に応じてキャラ
クタ会話データ記憶手段39から図4(A)に示す画面
表示をするデータが利用者の携帯電話5に送信されて携
帯電話5の表示部にこの画面が表示される。図4(A)
の画面表示には、2つのキャラクタが表示されていて、
2つのキャラクタから会話の対象となるキャラクタを選
択するようになっている。2つのキャラクタのうちの一
方を選択すると、画面表示は図4(B)の表示に切り換
わり、ユーザ(利用者)の登録が行われる。このユーザ
登録の画面に対応したアンケートの結果は、図2の個人
データ登録手段35に登録される。その後選択したキャ
ラクタとの擬似的な会話形式で、アンケートデータ記憶
手段37からのアンケートに従ったキャラクタとの会話
が行われる。図5(A)〜(E)は、このときの会話を
するときの画面表示の一例である。図5(A)〜(E)
の画面表示を見ると分かるように、データ収集記憶手段
29のアンケートデータ記憶手段37に記憶されている
アンケートは、テキスト形式の質問になっている。例え
ば図5(A)〜(C)に示されるように1つの質問に対
して複数の回答を用意し、複数の回答の中から利用者に
回答を選択させる形式を採用している。キャラクタとの
会話であるため、利用者(回答者)はアンケートに答え
ている意識を持つことがなく、利用者の正直な回答が得
られる。その結果、この方法によれば、利用者の嗜好を
従来よりも正確に収集することができる。
【0029】このような携帯端末5での利用者の選択操
作による送信データが、アンケートに対する回答である
の否かは、図2のアクセス間隔判定手段31を経由して
(システム上は図3に示すように必ずしも経由する必要
はない)、選択判定手段43で判定される。アンケート
に対する回答であれば、その回答からM種類(Mは正の
整数)の嗜好ジャンル判定手段45で、その回答がM種
類の嗜好判定用ジャンルのどのジャンルの嗜好を肯定、
否定またはそのいずれでもないことを意味するものであ
るかを判定する。この判定結果は、N種類の嗜好パラメ
ータデータ記憶手段47に記憶されているN種類の嗜好
パラメータの増減に用いられる。
【0030】N種類の嗜好パラメータデータ記憶手段4
7は、N種類のジャンルに対応してN種類のパラメータ
を備えている。なおこのN種類の嗜好パラメータデータ
記憶手段47には、利用者(登録者)個人個人について
その嗜好パラメータデータがデータ更新可能に記憶され
ている。図6は、N種類の嗜好パラメータデータ記憶手
段47におけるパラメータの増減の状況を概念的に説明
するための図である。図6においては縦軸はパラメータ
であり、横軸は11種類のジャンルを一群としたサーバ
への通算のアクセス回数を示している。ここで用いられ
ている11種類のジャンルは、N種類の情報データ記憶
手段27に記憶されているN種類の情報のジャンルに対
応するものであり、例えば音楽、スポーツ、ゲーム、映
画などといった趣味嗜好のジャンルである。
【0031】ここでM種類の嗜好ジャンル判定手段45
で判定するM種類の嗜好判定用ジャンルとN種類の嗜好
パラメータデータ記憶手段47におけるN種類のジャン
ルとの間には所定の対応関係を定めてある。すなわちM
種類の嗜好ジャンルとN種類のジャンルとが1対1の関
係にある場合には、嗜好ジャンル判定手段45で1種類
の嗜好判定用ジャンルについての利用者の嗜好が肯定的
である(または嗜好が強い)との判定がされると、N種
類のジャンルの中の対応する1種のジャンルに対応する
パラメータを増加させればよい。これに対してM種類の
嗜好ジャンルとN種類のジャンルとが1対2の関係にあ
る場合には、嗜好ジャンル判定手段45で1種類の嗜好
判定用ジャンルについての利用者の嗜好が否定的である
(または弱い)との判定がされると、N種類のジャンル
の中の対応する2種のジャンルに対応するパラメータを
減少させることになる。具体的には、これは例えば映画
に関する嗜好判定用ジャンルで肯定的な判定がなされた
ときに、N種類のジャンルの中の映画のジャンルとテレ
ビ映画のジャンルの両方のパラメータを増加させること
を意味する。
【0032】図6において、横軸のアクセス0回の部分
では、各ジャンルに対応するパラメータはそれぞれ10
0の値を有している。初回のアンケートの際に、M種類
の嗜好ジャンルとN種類のジャンルとの対応関係を1対
4のように多くすると、初回のアンケートでも利用者の
嗜好については一応の強弱傾向が現れる。後に説明する
ように、これらのパラメータは後のキャラクタと利用者
との会話及び利用者の複数種類のジャンルの情報からの
情報の選択状況の少なくとも一方から利用者の嗜好の変
化を収集し、前述と同様の処理を行えば嗜好データを更
新することができる。
【0033】ここまでの動作は、図3のフローチャート
のステップST1〜ST5によって実行される。そして
初回判定手段33は、ステップST1〜ST3によって
実現され、選択判定手段43の一部及びM種類の嗜好ジ
ャンル判定手段45の一部は、ステップST4及びST
5によって実現される。
【0034】2回目のアクセス以降は、初回判定手段3
3を経由してアクセス間隔判定手段41へと進む。アク
セス間隔判定手段41では、前回のアクセスから所定の
時間(具体的に60分)以上経過していない場合には、
例えば「今映画を見にいっているの、また後で連絡して
ね」とか、「今お風呂に入っているので、また連絡して
ね」等のメッセージ(再度のアクセス依頼)を携帯電話
5の表示部に表示して通信を終了する(図3のステップ
ST7)。なお通信を終了せずに、他のコンテンツを選
択できるようにしてもよいのは勿論である。その際には
画面に表示部の画面に表示するキャラクタの絵も表示内
容に関連した絵にするのが好ましい。なおこの例では、
アクセス間隔判定手段41は、図3のフローチャートの
ステップST6及びST7によって実現される。
【0035】初回のアンケートが終了した後または2回
目以降のアクセスに対しては、選択判定手段43からの
指令で、携帯電話5の表示部の画面には、図7に示すよ
うに、キャラクタ(図7ではポチ)と会話をするか、情
報を入手するか(図7の例では“MyWalkerを読
む”または“バックナンバーを読む”)の選択をさせる
(図3のステップST8及びST9)。会話の選択も情
報の入手もしない場合には、携帯電話5のスイッチがオ
フにされるまで、その画面の表示を継続する。会話の選
択がなされたことを選択判定手段43が判定すると、キ
ャラクタとの会話をするために、キャラクタ会話データ
記憶手段39から予め用意した多数のストーリに沿うテ
キスト形式の会話表示が携帯電話5の表示部に画面に表
示される(ステップST10)。キャラクタとの会話
は、図8に示すようなテキスト表示と質問に対する回答
とによって構成されている。なお図8において各図の間
に跨って表示した矢印のルートで会話が進む。このよう
なキャラクタとの会話の中でも、初回のアンケートと同
様に質問形式で会話が進むため、この例では利用者の回
答から利用者の嗜好の変化を収集して嗜好データを更新
する(ステップST11及びST12)。この嗜好デー
タの更新は、前述のステップST4及びST5と同様に
M種類の嗜好ジャンル判定手段45による嗜好ジャンル
の判定を経た後に、この判定結果に基づいてN種類の嗜
好パラメータデータ記憶手段47のパラメータを変更す
ることにより行われる。会話を継続する場合には、再度
ステップST10に戻り会話を終了する場合にはステッ
プST25へ進んでスイッチがオフにされたときに終了
する。
【0036】ステップST14で情報の入手が選択され
た場合(例えば図7の“MyWalkerを読む”が選
択された場合)には、携帯電話5の表示部の表示画面は
図9(A)の表示に切り換わる。この例では「恵比寿ラ
ーメン」、「宇多田ヒカル新譜」、「シーパラダイス」
の3つが情報の選択肢として表示される(ステップST
15)。例えば、「恵比寿ラーメン」を選択すると(ス
テップST16及びST17)、恵比寿地域の各ラーメ
ン店の地図や、各ラーメン店の紹介記事が表示部に表示
される(ステップST18)。表示部に表示される情報
の内容及び表示態様は任意である。また情報の表示は、
音声による情報提供を伴ってもよく、更には音声のみに
よる情報の提供でもよい。
【0037】この例では、3つの選択肢のうちどの選択
肢を選択したかにより、利用者の嗜好の変化を収集し
て、利用者の嗜好データを更新する(ステップST19
及び20)。このときの嗜好データの更新も、前述と同
様にM種類の嗜好ジャンル判定手段45による嗜好ジャ
ンルの判定を経た後に、この判定結果に基づいてN種類
の嗜好パラメータデータ記憶手段47のパラメータを変
更することにより行われる。
【0038】本実施の形態では、携帯電話5の表示部の
表示面積が小さいために多くの選択肢を表示できないこ
とと、サーバへのアクセス頻度を高める目的のために、
表示部に表示する選択肢の数を1日3つ(n個)に制限
している(ステップ17)。提供する情報を1週間に一
度更新し、しかも1日3つの選択肢を選択できるように
するためには、21の情報または選択肢を予め用意する
必要がある。情報は、情報データ記憶手段27に記憶
し、選択肢は表示データ記憶手段51に記憶させてあ
る。この例では、情報表示選択手段49が、ステップS
T15及びST23において、嗜好パラメータデータ記
憶手段47に記憶されて随時更新されている嗜好データ
から利用者のN種類のジャンルに対する嗜好傾向を求め
る。そして嗜好傾向の強弱に応じてN種類のジャンルを
複数のグループ(この例では3つのグループ)に分け、
この複数のグループ(この例では3つのグループ)から
少なくとも1つずつジャンルを選択して、選択したジャ
ンルに関する情報を利用者に選択させるように携帯電話
5の表示部に情報の選択肢を表示させる。すなわち、表
示部には利用者の嗜好の高いジャンルのグループから1
つの選択肢が選択されて表示され、利用者の嗜好の低い
ジャンルのグループから1つの選択肢が選択されて表示
され、利用者の嗜好が高くも低くもないジャンルのグル
ープから1つの選択肢が選択されて表示される。このよ
うにすると利用者の嗜好が高い選択肢を順番に表示する
場合に比べて、1週間あたりのサーバへのアクセス回数
が増えることになる。また1日に表示する選択肢の数を
制限すると(ステップST17及びST22)、表示部
に表示されている3つの選択肢を全て選択した利用者
は、後日その他の情報を入手するために再度サーバにア
クセスすることになるので、アクセス頻度を高めること
ができる。嗜好データは、キャラクタとの会話や選択肢
の選択によって毎日更新されるため、ジャンルのグルー
プ化は基本的に毎回行う。この毎回のグループ化では、
既に選択された選択肢を除いてグループ化を行う。本発
明では、利用者によって選択された情報の選択肢につい
ては、1週間後に情報の更新または入れ替えが行われる
までは、利用者の後からのアクセスによって表示部に再
表示しない。またこの例では、図9(B)に示すよう
に、既に選択された選択肢「シーパラダイス」について
の選択肢の表示を削除するようにしている。したがって
1日に3つの選択肢が選択された後は、表示部への情報
の選択肢の表示はなくなる。以後は、キャラクタとの会
話を含む他のコンテンツの実行になる。この時点で、会
話を選択する場合には(ステップST24)、ステップ
ST10へと進み、キャラクタとの会話をする。またこ
の時点で会話の選択をしない場合には、ステップST2
5へと進む。なお1回のアクセス中においては、一度選
択された情報の選択肢であっても,再度見ることができ
るようにしてもよいのは勿論である。
【0039】上記実施の形態では、利用者の嗜好データ
を逐次に更新した上で、一度選択された情報の選択肢の
再表示をしないようにしたが、この二つの考え方は、別
々に実行してもよいのは勿論である。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、嗜好データ収集記憶手
段は、表示部にキャラクタを表示させ、キャラクタと利
用者との会話から利用者の初期の嗜好データを収集し、
以後キャラクタと利用者との会話及び利用者の複数種類
のジャンルの情報からの情報の選択状況の少なくとも一
方から利用者の嗜好の変化を収集して嗜好データを更新
するように構成する。本発明のようにキャラクタとの会
話から嗜好データを集めるようにすると、利用者はアン
ケートを取られている意識になりにくいため、集められ
た嗜好データの精度が高くなる利点がある。また本発明
によれば、常に嗜好データが更新されるため、利用者の
嗜好の変化に応じて、利用者が好む情報を提供できるの
で、利用者のアクセス頻度を高めることできる利点があ
る。
【0041】また本発明によれば、表示される情報の選
択肢には、利用者の嗜好に合ったもの、合わないもの、
そのいずれでもないものが混在することになり、アクセ
スする度に入手したい情報に遭遇する可能性が高くなる
ため、アクセス頻度を高めることができる。また一度表
示して選択された情報の選択肢については、後のアクセ
スの際に再表示しないようにすることにより、情報の数
が少ない場合であっても、過去に選択した情報の選択肢
と遭遇することがないようにして、利用者に情報の数が
多いと感じさせることにより、アクセス頻度を高めるこ
とができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の情報提供システム1の構
成を概念的に示した図である。
【図2】情報サービス提供者が設置するサーバ内に構成
されるシステムの概略を示すブロック図である。
【図3】図2の構成のサーバを動作させるためのプログ
ラムのアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図4】(A)及び(B)は、それぞれ利用者登録の際
に携帯電話の表示部に表示される画面表示の一例を示し
ているを。
【図5】(A)〜(E)は、それぞれ最初のアンケート
をとる際に携帯電話の表示部に表示される表示画面の例
である。
【図6】N種類の嗜好パラメータデータ記憶手段におけ
るパラメータの増減の状況を概念的に説明するための図
である。
【図7】2度目以降のアクセスの最初に携帯電話の表示
部に表示されるメインメニュー表示の一例の画面表示で
ある。
【図8】(A)〜(F)は、それぞれキャラクタとの会
話時に携帯電話の表示部に表示される表示画面の例を示
す図である。
【図9】(A)は情報の選択肢を携帯電話の表示部に表
示した表示画面の一例を示す図であり、(B)は一つの
選択した選択された後の携帯電話の表示部に表示される
表示画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 情報提供システム 3 情報サービス提供者 5 携帯電話(通信端末装置) 9 通信ネットワーク 21 サーバ 27 情報データ記憶手段 29 嗜好データ収集記憶手段 31 表示変更手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部及び表示部とを備えて通信ネット
    ワークに接続される通信端末装置(5)と、 前記通信ネットワーク(9)に接続されて前記通信端末
    装置(5)の前記表示部に表示する情報を前記通信端末
    装置に提供するサーバ(21)とを具備し、 前記サーバ(29)が、複数種類のジャンルの情報を記
    憶する情報データ記憶手段(27)、前記通信端末装置
    の利用者の嗜好データを収集して記憶する嗜好データ収
    集記憶手段(29)及び前記利用者の前記サーバへのア
    クセス頻度を高めるように前記嗜好データに基づいて前
    記表示部への表示を変更する表示変更手段(31)を備
    えている情報提供システムであって、 前記嗜好データ収集記憶手段(29)は、前記表示部に
    キャラクタを表示させ、前記キャラクタと前記利用者と
    の会話から前記利用者の初期の嗜好データを収集し、以
    後前記キャラクタと前記利用者との会話及び前記利用者
    の前記複数種類のジャンルの情報からの情報の選択状況
    の少なくとも一方から前記利用者の嗜好の変化を収集し
    て前記嗜好データを更新するように構成されており、 前記表示変更手段(31)は、前記嗜好データから前記
    利用者の前記複数種類のジャンルに対する嗜好傾向を求
    め、前記嗜好傾向の強弱に応じて前記複数種類のジャン
    ルを複数のグループに分け,前記複数のグループから少
    なくとも1つずつ前記ジャンルを選択して、選択した前
    記ジャンルに関する前記情報を利用者に選択させるよう
    に前記表示部に情報の選択肢を表示させ、前記利用者に
    よって選択された前記情報の選択肢を後のアクセスの際
    に再表示しないようにしたことを特徴とする情報提供シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 操作部及び表示部とを備えて通信ネット
    ワークに接続される通信端末装置と、 前記通信ネットワークに接続されて前記通信端末装置の
    前記表示部に表示する情報を前記通信端末装置に提供す
    るサーバとを具備し、 前記サーバが、複数種類のジャンルの情報を記憶する情
    報データ記憶手段、前記通信端末装置の利用者の嗜好デ
    ータを収集して記憶する嗜好データ収集記憶手段及び前
    記利用者の前記サーバへのアクセス頻度を高めるように
    前記嗜好データに基づいて前記表示部への表示を変更す
    る表示変更手段を備えている情報提供システムであっ
    て、 前記嗜好データ収集記憶手段は、前記表示部にキャラク
    タを表示させ、前記キャラクタと前記利用者との会話か
    ら前記利用者の初期の嗜好データを収集し、以後前記キ
    ャラクタと前記利用者との会話及び前記利用者の前記複
    数種類のジャンルの情報からの情報の選択状況の少なく
    とも一方から前記利用者の嗜好の変化を収集して前記嗜
    好データを更新するように構成されていることを特徴と
    する情報提供システム。
  3. 【請求項3】 操作部及び表示部とを備えて通信ネット
    ワークに接続される通信端末装置と、 前記通信ネットワークに接続されて前記通信端末装置の
    前記表示部に表示する情報を前記通信端末装置に提供す
    るサーバとを具備し、 前記サーバが、複数種類のジャンルの情報を記憶する情
    報データ記憶手段、前記通信端末装置の利用者の嗜好デ
    ータを収集して記憶する嗜好データ収集記憶手段及び前
    記利用者の前記サーバへのアクセス頻度を高めるように
    前記嗜好データに基づいて前記表示部への表示を変更す
    る表示変更手段を備えている情報提供システムであっ
    て、 前記表示変更手段は、前記嗜好データから前記利用者の
    前記複数種類のジャンルに対する嗜好傾向を求め、前記
    嗜好傾向の強弱に応じて前記複数種類のジャンルを複数
    のグループに分け、前記複数のグループから少なくとも
    1つずつ前記ジャンルを選択して、選択した前記ジャン
    ルに関する前記情報を利用者に選択させるように前記表
    示部に情報の選択肢を表示させ、前記利用者によって選
    択された前記情報の選択肢を後のアクセスの際に再表示
    しないようにしたことを特徴とする情報提供システム。
  4. 【請求項4】 前記通信端末装置が携帯式通信端末装置
    (5)である請求項1,2または3に記載の情報提供シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記嗜好データ収集記憶手段(29)に
    は予め複数のキャラクタが準備されており、 前記嗜好データ収集記憶手段(29)は、前記利用者が
    前記複数のキャラクタの中から会話するキャラクタを選
    択することができるように構成されている請求項1また
    は2に記載の情報提供システム。
  6. 【請求項6】 前記情報データ記憶手段(27)はN種
    類(Nは正の整数)のジャンルの情報データを記憶して
    おり、 前記嗜好データ収集記憶手段(29)は、前記N種類の
    ジャンルに対応してN種類のパラメータを用意し、前記
    利用者の嗜好を判定するために予めM種類(Mは正の整
    数)の嗜好判定用ジャンルを用意し、前記M種類の嗜好
    判定用ジャンルと前記N種類のジャンルとの対応関係を
    定めておき、前記M種類の嗜好判定用ジャンルについて
    の前記利用者の嗜好の有無または強弱により前記N種類
    のパラメータを基準値から増減させ、前記N種類のパラ
    メータを前記嗜好データとして記憶するように構成され
    ている請求項1または2に記載の情報提供システム。
  7. 【請求項7】 前記嗜好データ収集記憶手段(29)
    は、1つの前記嗜好判定用ジャンルについての前記利用
    者の嗜好の有無の判定結果を、前記N種類のパラメータ
    の中の予め対応関係を定めた複数種類のパラメータの増
    減に反映させるように構成されている請求項6に記載の
    情報提供システム。
  8. 【請求項8】 前記嗜好データ収集記憶手段(29)
    は、質問に対して複数の回答を用意し、前記複数の回答
    の中から前記利用者に回答を選択させることにより、前
    記嗜好データの基礎となるデータを得るテキスト形式に
    より前記キャラクタと前記利用者とを会話させる構成を
    有している請求項1または2に記載の情報提供システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記表示変更手段(31)は、予め定め
    た時間が経過するまでは、前記選択肢の表示を変更しな
    いように構成されている請求項1または3に記載の情報
    提供システム。
  10. 【請求項10】 操作部及び表示部とを備えて通信ネッ
    トワークに接続される通信端末装置(5)と、 前記通信ネットワーク(9)に接続されて前記通信端末
    装置(5)の前記表示部に表示する情報を前記通信端末
    装置に提供するサーバ(21)とを具備し、 前記サーバ(21)が、複数種類のジャンルの情報を記
    憶し、前記通信端末装置の利用者の嗜好データを収集し
    て記憶し、前記利用者の前記サーバへのアクセス頻度を
    高めるように前記嗜好データに基づいて前記表示部への
    表示を変更するように動作する情報提供システムを用い
    て情報を提供する方法であって、 前記表示部にキャラクタを表示させ、前記キャラクタと
    前記利用者との会話から前記利用者の初期の嗜好データ
    を収集し、以後前記キャラクタと前記利用者との会話及
    び前記利用者の前記複数種類のジャンルの情報からの情
    報の選択状況の少なくとも一方から前記利用者の嗜好の
    変化を収集して前記嗜好データを更新し、 前記嗜好データから前記利用者の前記複数種類のジャン
    ルに対する嗜好傾向を求め、前記嗜好傾向の強弱に応じ
    て前記複数種類のジャンルを複数のグループに分け、前
    記複数のグループから少なくとも1つずつ前記ジャンル
    を選択して、選択した前記ジャンルに関する前記情報を
    利用者に選択させるように前記表示部に情報の選択肢を
    表示させ、前記利用者によって選択された前記情報の選
    択肢を後のアクセスの際に再表示しないようにすること
    を特徴とする情報提供方法。
  11. 【請求項11】 操作部及び表示部とを備えて通信ネッ
    トワークに接続される通信端末装置と、 前記通信ネットワークに接続されて前記通信端末装置の
    前記表示部に表示する情報を前記通信端末装置に提供す
    るサーバとを具備し、 前記サーバが、複数種類のジャンルの情報を記憶し、前
    記通信端末装置の利用者の嗜好データを収集して記憶
    し、前記利用者の前記サーバへのアクセス頻度を高める
    ように前記嗜好データに基づいて前記表示部への表示を
    変更するように動作する情報提供システムを動作させる
    ために前記サーバで実行される情報提供システム用プロ
    グラムであって、 前記表示部にキャラクタを表示させ、前記キャラクタと
    前記利用者との会話から前記利用者の初期の嗜好データ
    を収集し、以後前記キャラクタと前記利用者との会話及
    び前記利用者の前記複数種類のジャンルの情報からの情
    報の選択状況の少なくとも一方から前記利用者の嗜好の
    変化を収集して前記嗜好データを更新し、前記嗜好デー
    タから前記利用者の前記複数種類のジャンルに対する嗜
    好傾向を求め、前記嗜好傾向の強弱に応じて前記複数種
    類のジャンルを複数のグループに分け、前記複数のグル
    ープから少なくとも1つずつ前記ジャンルを選択して、
    選択した前記ジャンルに関する前記情報を利用者に選択
    させるように前記表示部に情報の選択肢を表示させ、予
    め定めた期間が経過するまでは前記利用者によって選択
    された前記情報の選択肢を表示しないように構成されて
    いることを特徴とする情報提供システム用プログラム。
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