JP2001358745A - 適合コンテンツ提供方法及びそのシステム - Google Patents

適合コンテンツ提供方法及びそのシステム

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JP2001358745A
JP2001358745A JP2000174040A JP2000174040A JP2001358745A JP 2001358745 A JP2001358745 A JP 2001358745A JP 2000174040 A JP2000174040 A JP 2000174040A JP 2000174040 A JP2000174040 A JP 2000174040A JP 2001358745 A JP2001358745 A JP 2001358745A
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俊之 中西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続会社、ハードウエア構成、ソフトウェア
構成などの端末稼働環境が異なる携帯電話やパソコンな
ど、いずれのユーザー端末を用いてWebサイトにアク
セスした場合でも、そのユーザー端末に適合したコンテ
ンツを自動的に表示できる方法とシステムを提供せんと
する。 【解決手段】 ユーザー端末3と最終接続先となるコン
テンツサーバーとの間に、ユーザー端末3の端末稼働環
境を調べて、端末稼働環境に適合したWebページ3a
を特定し、このWebページ3aのURLに前記ユーザ
端末3の接続先を振り分ける機能を有する接続案内サー
バー5を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットに
接続された各種ユーザー端末に対して、そのユーザー端
末に適したコンテンツを提供することができる方法とシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの社会への浸透には著し
いものがあり、インターネットに接続可能な装置も飛躍
的に増えており、現在ではパソコンや携帯端末に加えて
携帯電話がインターネットに接続できるユーザー端末と
して脚光を浴びている。ところで、これら装置は、ハー
ドウェア構成や搭載ソフトウェアなどが互いに異なって
いるため、これら異種装置に対してコンテンツを提供す
る場合には、それぞれの装置に適合するコンテンツを提
供しなければならない。このため各サイトでは、これら
各装置向けのコンテンツ供給用のサーバーを設置して、
ユーザー側からこのサーバーにアクセスしてもらうこと
で、各ユーザー端末に適合したコンテンツを提供するこ
とが行われている。
【0003】コンテンツ提供側から見たユーザー端末の
差異には様々なものがあるが、表示に関するものや、使
用言語の差異に関するものなどが代表的なものである。
例えばパソコンと携帯電話とではディスプレイの表示面
積や解像度が全く異なるため、これら両者におけるWe
bページの表示は全く異なったものになる。
【0004】また同じ携帯電話用のWebページであっ
てもCHTML(compactHTML)で記述され
たものもあればWAP(Wireless Appli
cation Protocol)と称されるWML
(Wireless Markup Languag
e)やHDML(Handheld Device M
arkup Language)で記述されたものもあ
り一様ではない。このためコンテンツ提供側では、ハー
ドウェア環境やソフトウェア環境などの稼働環境の異な
るものを対象として、それぞれに適合した複数種類のコ
ンテンツを設けることで対応している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらユーザー
端末がこれらコンテンツを表示させるには、コンテンツ
のあるWebページのURL(アドレス)をフルパスで
指定しなければならず極めて面倒である。また各稼働環
境に対応したWebページのURLは常に公表されてい
るとは限らず、この場合は自分でそのページを探さなく
てはならずユーザーに大きな負担を強いている。またユ
ーザーは自己のユーザー端末に未対応のWebページに
アクセスすることも多く、Webページが表示されなか
ったり、不完全な表示となるなど不愉快な体験を強いら
れている。
【0006】本発明はかかる現況に鑑みてなされたもの
であり、端末環境の異なる複数種類のユーザー端末のそ
れぞれに対して、ユーザーがそのURLをフルパスで指
定しなくても、端末環境に対応するWebページが自動
的に選択され、適合するコンテンツが表示される適合コ
ンテンツ提供方法とそのシステムを提供せんとするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決すべく
検討した結果、本発明者はユーザー端末がプロバイダー
やコンテンツ提供サーバーに接続する際、または通信開
始初期に、ユーザーの端末環境に関する情報を接続相手
側に提供したり、あるいは相手側からの問い合わせに対
して端末環境情報を教える機能があることに着目した。
そして、この機能を利用すれば、端末環境を自動判別し
て、ユーザー端末を適合するWebページに接続するこ
とができるとの着想を得て本発明を完成させた。かかる
着想に基づき完成された本発明は次の構成を有する。
【0008】本発明の適合コンテンツ提供システムは、
稼働環境の異なる複数種のユーザー端末と、これら稼働
環境の異なる複数種のユーザー端末それぞれに正常動作
するコンテンツを提供すべくインターネット上に開設し
たURLの異なる複数種のWebページを管理する単ま
たは複数のコンテンツサーバーと、前記ユーザー端末と
コンテンツサーバーとの通信経路の途中に介在し、前記
各URLに開設されたWebページから提供されるコン
テンツを正常動作させるのに必要な端末稼働条件に関す
る情報を保有し、通信接続時或いは通信開始初期にユー
ザー端末からその稼働環境情報を取得して、ユーザー端
末の接続先をその稼働環境に適合したWebページが開
設されたURLに振り分ける接続案内サーバーとを備え
たことを特徴としている。ここで「適合したコンテンツ
を表示する」という意味は、実質的内容の異なるコンテ
ンツ、例えば表示母体であるデータベースそのものが異
なる場合もあれば、実質的に同じ内容、例えば表示母体
であるデータベースとして同じものを用いながら表示形
態のみが異なる場合も含んでいる。後者の場合、ユーザ
ー端末の接続先として振り分けられるWebページは共
通のデータベースを用いながら、このデータベースを異
なった表示形式で表示する窓口としての機能を果たすこ
とになる。
【0009】適合させる稼働環境はユーザー端末のハー
ドウェア環境である場合もあるし、ソフトウェア環境で
ある場合もある。ソフトウェア環境の代表的なものは使
用言語やブラウザの種類などである。
【0010】ユーザー端末から取得する稼働環境情報と
しては、例えばユーザー端末が送信するUser−Ag
entヘッダを解析して得られる情報や、サーバーから
の問い合わせに対してユーザー端末が返送するブラウザ
情報、更には接続ルートの履歴情報に含まれるプロバイ
ダー情報などが挙げられる。
【0011】ユーザー端末としては、将来登場する新し
い端末も対象となるが、現時点では携帯電話、パソコ
ン、携帯情報端末などが対象となる。
【0012】コンテンツサーバーが提供するサービス
は、特に限定されないが、例えば、興味のあるカテゴリ
ーを指定して会員登録しておくと、そのカテゴリーにつ
いて情報が更新されると更新された情報がメールで通知
されるメールマガジンなどが例示できる。接続案内サー
バーを介在させる位置は、ユーザー端末とコンテンツサ
ーバーとの通信経路の途中であればよく、インターネッ
ト通信網の中にあるか外にあるかは問わない。例えば、
ユーザー端末と接続案内サーバーとをインターネットを
介することなくダイレクト接続することも考えられる。
この場合、所定の電話番号をコールすることで接続案内
サーバーに接続することになる。また接続案内サーバー
はユーザー端末にローカル接続されるものであってもよ
い。この場合の接続案内サーバーはアダプタ的な取扱で
あり、このアダプタ的な構成の接続案内サーバーを介し
て公衆通信回線を通じて、或いはLAN経由、更にはそ
の他の手段を経由してコンテンツサーバーに接続される
ことになる。インターネットを全く介することなくコン
テンツサーバーに接続する形態も本発明の応用範囲であ
る。この応用例は将来登場するかも知れないインターネ
ットに代わる新たな通信網への適用が期待される。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の詳細を図示した実施
例に基づき説明する。図1は本発明の代表的実施例を示
し、パソコンと接続電話会社の異なる複数の携帯電話に
対して適合コンテンツを提供する場合を示している。こ
こでは携帯電話としてNTTDoCoMo(NTTドコ
モ株式会社登録商標)のi−mode(NTTドコモ株式会
社登録商標)対応電話とセルラー(第二電電株式会社登
録商標)のEZweb(第二電電株式会社登録商標)対
応電話とを例示しているが、本発明の適用対象がこれら
に限定されないことは言うまでもない。
【0014】この実施例の場合、パソコン1はパソコン
用のWebページ(以下、PC用ページと称す)1aに
接続し、i−mode対応の携帯電話2はi−mode
用ページ2aに接続し、EZweb対応の携帯電話3は
WAP用ページ3aに接続しなければならない。このよ
うな接続をユーザー端末側での特別な操作を必要とする
ことなく自動的に行うために、インターネット4に接続
された前記各ユーザー端末1、2、3と、各Webペー
ジ1a、2a、3aを提供するコンテンツサーバーとの
通信経路の途中に、ユーザー端末からWebページに向
かう行き先を振り分けるための接続案内サーバー5を設
ける。各Webページ1a、2a、3aはそれぞれ独立
したコンテンツサーバーによって提供される場合もある
し、共通のコンテンツサーバーによって提供される場合
もある。接続案内サーバー5を設けた結果、ユーザーは
各Webページ1a、2a、3aへのアクセスルートと
して接続案内サーバーを経由することになり、全てのユ
ーザー端末1、2、3がその接続先として接続案内サー
バーのURL(例えば090.co.jp)を指定する
だけで各ユーザー端末に適合したWebページ(例え
ば、PC用ページであれば090.co.jp/……/
pc、i−mode用ページであれば090.co.j
p/……/i−mode、WAP用ページであれば09
0.co.jp/……/WAP)に振り分けられること
になる。振り分けられたこれら各ページの背後には共通
のコンテンツ供給元であるデータベースがあり、このデ
ータベースの内容が、前記各Webページを通じて各ユ
ーザー端末に適合した表示形式で表示される。ここでは
共通のデータベースの内容を前記各Webページを通じ
て表示することで、各ユーザー端末に適合したコンテン
ツの提供を可能にしているが、共通のデータベースを用
いるのではなく、各ユーザー端末毎に専用のデータベー
スを設けてもよい。共通のデータベースを用いる場合に
は、表示を受け持つ窓口としてのWebページを各ユー
ザー端末の種類に応じて設けることで、コンテンツ供給
元であるデータベースに手を加えることなく、多種多様
なユーザー端末に対応できるようになる。
【0015】このような各Webページへの振り分けを
可能にするために、接続案内サーバー5には、ユーザー
端末1、2、3との接続時にユーザー端末1、2、3か
ら受け取る端末環境情報を解析する機能と、それぞれの
端末環境条件とそれに適合するWebページのURLと
の対応関係を規定したデータベースを持たせている。接
続案内サーバー5はこのデータベースに基づいてユーザ
ー端末1、2、3の接続先のURLを振り分けるわけで
あるが、接続案内サーバー5がユーザー端末1、2、3
から端末環境情報を取得する手法には次のようなものが
ある。 [1]クライアントが送信するUser−Agentヘ
ッダ情報を解析する手法。この方法によれば、端末の機
種情報等のハードウェア環境やブラウザの種類等のソフ
トウェア環境に関する情報を得ることができる。 [2]接続確立後に接続案内サーバー5側からユーザー
端末1、2、3側に端末環境を問い合わせ、その回答を
得る手法。この手法によれば、端末のハードウェア環境
やブラウザの種類に関する情報を得ることができる。 [3]通信接続時に、ユーザー端末1、2、3から接続
案内サーバー5に至るまでに通過したサーバーのルート
履歴を取得する手法。この手法によれば、最初に経由し
たサーバーが特定できるので接続電話会社に関する情報
を得ることができる。 [4]通信接続時に得られるユーザー端末1、2、3の
自己IPアドレスから、ドメインネームサーバーを用い
てユーザー端末が帰属するドメイン名を取得する手法。
この手法によれば、ドメイン名によって接続電話会社や
プロバイダーが特定できる。
【0016】これら各手法は必要に応じて単独で用いた
り組み合わせて用いたりする。これら各手法によって、
ユーザー端末がパソコン、携帯電話、携帯情報端末のい
ずれかであるかの区別、携帯電話の接続電話会社の区
別、携帯電話の機種名、パソコンのOSや搭載ブラウザ
の種類、プロバイダーの区別などの稼働環境に関する情
報を得ることができるので、この情報に基づいてユーザ
ー端末の接続先を振り分けることができる。振り分け
は、ユーザー端末の稼働環境情報を取得した接続案内サ
ーバーが、適合するWebページを特定したうえ、この
Webページを表示するためのLocationヘッダ
をユーザー端末に送り、ユーザー端末の接続先を適合す
るWebページのURLに飛ばすことによって行う。以
下、図面に基づき具体例を説明する。
【0017】図1では接続案内サーバー5にアクセスし
た携帯電話3の接続電話会社がセルラー各社(第二電
電)であることが接続案内サーバーによって識別され、
接続先がWAP用ページに振り分けられている様子が示
されている。
【0018】図2では接続案内サーバー5にアクセスし
た携帯電話2の接続電話会社がNTTドコモであること
が接続案内サーバーによって識別され、接続先がi−m
ode用ページに振り分けられている様子が示されてい
る。図3では接続案内サーバー5にアクセスしたユーザ
ー端末のOSが、Windows(マイクロソフト社商
標)あるいはMac(アップル社商標)であることが接
続案内サーバー5によって検知され、接続先がPC用ペ
ージに振り分けられている様子が示されている。
【0019】図4及び図5は、パソコン、i−mode
対応携帯電話とEZweb対応の電話のうちのいずれで
あっても振り分けることができる実施例である。この実
施例では振り分けは次のようにして行われる。尚、ここ
での説明ではユーザー端末をクライアントと呼び、接続
案内サーバーのことを単にサーバーと呼ぶことにする。
【0020】先ずクライアントからサーバーのアドレス
がURLでリクエストされる(図では、090.CO.
JPをリクエストしている)。このときクライアントか
らは、自己IPアドレス以外に、User−Agent
ヘッダも送信され、これを解析することでクライアント
名やブラウザ名が取得される。次いでクライアントの自
己IPアドレスをドメインネームサーバーに送りドメイ
ン名を逆引きする。そして逆引きした結果得られたドメ
イン名を得る。自己IPアドレスからドメイン名の逆引
き処理とUser−Agentヘッダの解析処理はいず
れが先であってもよい。このような処理を行ってドメイ
ン名やクライアントに関する情報を得たうえ次の処理を
行う。 クライアント情報にMacかWinなどのパソコン用
のOS名が含まれるか否かを判別し、含まれる場合に
は、クライアントはパソコンであると判断してHTML
コンテンツを送る。具体的にはHTMLコンテンツのW
ebページのURLに飛ばすためのLocationヘ
ッダ(例えばhttp://090.CO.JP/……
/pc)をクライアントに送信し、これによりクライア
ントをHTMLコンテンツのWebページに接続してH
TMLコンテンツを送る。 クライアント情報にMacあるいはWinが含まれな
い場合には、次にドメイン名にdocomo.ne.jpが含まれる
か否かを判断し、含まれる場合には、クライアントはi
−mode対応の携帯電話であると判断してCHTML
コンテンツを送る。 ドメイン名にdocomo.ne.jpを含まない場合には、クラ
イアントはEZweb対応の携帯電話と判断してWAP
コンテンツを送る。
【0021】ここで述べたのは振り分け方法の一例であ
り、他の振り分け方法を採用することももちろん可能で
ある。またここではNTTDoCoMoと第二電電とを
振り分けることを具体的に例示したが、振り分ける電話
接続会社はこれに限定されない。
【0022】最後に、前記実施例とほぼ同等であるが、
その処理内容をより具体的に説明した実施例を図6を参
照して説明する。ここではPC用コンテンツ、DoCo
Mo用コンテンツであるi−mode用コンテンツ、h
dml用コンテンツの3種類のコンテンツ供給Webペ
ージにクライアント(ユーザー端末)の接続先を振り分
ける場合について述べる。 パソコンや携帯電話などのクライアントからサーバー
にアクセスする。クライアントはUser−Agent
ヘッダを送信する。例えばUser−Agentヘッダ
の内容は携帯電話の場合であれば、「User−Age
nt:DoCoMo/1.0/p502i」のような内
容となる。ここで「DoCoMo」は接続電話会社を表
し、「p502i」は携帯電話の機種を表している。ま
たパソコンの場合であれば、「User−Agent:
Netscape4.75/Win/……」というよう
な内容となる。ここで「Netscape4.75」は
ブラウザ名とそのバージョンを表し、「Win」はOS
名を表している。 サーバーはクライアントからの接続を受け付け、各種
ヘッダを受け付ける。 User−Agentヘッダに「Win」又は「Ma
c」が含まれる場合は、クライアントはパソコンである
と判断して、PC用コンテンツを表示させるためにクラ
イアントにLocationヘッダを送信し、PC用コ
ンテンツのURLへ飛ばす。Locationヘッダの
内容は例えば、http://090.co.jp/p
c/などとなる。 User−Agentヘッダに「DoCoMo」が含
まれる場合には、DoCoMo用コンテンツを表示させ
るためにクライアントにLocationヘッダを送信
し、DoCoMo用コンテンツ(i−mode用コンテ
ンツ)のURLへ飛ばす。Locationヘッダの内
容は例えば、http://090.co.jp/i/
などとなる。 次にIPアドレスからの逆引きによるドメイン名の検
出を行い、前記ですでに検出している接続電話会社種
別に誤りがないか否かをダブルチェックする。これは前
記の手法で接続電話会社を特定できない場合に対処す
るためである。この逆引きの結果得られたドメイン名に
docomo.ne.jpが含まれている場合は、i−mode用コ
ンテンツを表示させるためにLocationヘッダを
送信し、i−mode用コンテンツのURLへ飛ばす。 以上の〜に該当しない場合は、hdml用コンテ
ンツを表示させるためにLocationヘッダを送信
し、hdml用コンテンツのURLへ飛ばす。ここでは
3種類のコンテンツ供給Webページにユーザー端末を
振り分ける例について説明しているが、コンテンツ供給
Webページの数は、識別すべきユーザー端末の種類数
に応じて増やすことができ、その場合は条件判断の段数
や内容を変えることで対処することとなる。
【0023】このように本発明によれば、ユーザー端末
から接続案内サーバーにアクセスするだけで、その端末
の稼働環境に適合したコンテンツを提供することができ
る。接続案内サーバーが管理するホームページにさまざ
まなサイトへのリストを掲載しておき、各サイトそれぞ
れについて、複数の稼働環境への対応ページを用意して
おき、このホームページから各サイトに入れるようにし
ておけば、ユーザーは自己の端末装置のいかんにかかわ
らず常に最適なコンテンツに接することができるように
なる。このようなサービスの提供は独立した有償サービ
スとして、事業展開できることはもちろんのこと、メー
ル配信の事業などと組み合わして、顧客の便宜を図る付
属サービスとして提供することもできる。本発明によれ
ば、コンテンツ供給元を共有しながら、ユーザー端末の
アクセスする窓口としてのWebページを変えるだけ
で、稼働環境の異なる複数種のユーザー端末に適合コン
テンツを送ることができるため、多種類のユーザー端末
に適合コンテンツを送ることができるサイトを容易に構
築することができるようになり、また今後登場すること
が予想される新種のユーザー端末に対しても、すでに構
築したコンテンツ供給元を踏襲しながら対応することが
できるようになる。以上述べたものでは、接続案内サー
バーはインターネット上に介在させているが、接続案内
サーバーは、ユーザー端末とコンテンツサーバーとの通
信経路の途中であれば他の位置に介在させてもよい。例
えば、接続案内サーバーへの接続をインターネットを経
由して行うのではなく、ユーザ端末から電話番号をコー
ルしてダイレクト接続するようにしてもよい。また別の
例として、接続案内サーバーを小さなアダプタ装置(一
種の変換装置)として構成し、このアダプタ装置として
構成した接続案内サーバーをユーザー端末にケーブルを
用いてローカル接続するようにしてもよい。また更なる
応用としてワンチップ化した接続案内サーバーをユーザ
ー端末内に組み込むことも考えられる。
【0024】
【発明の効果】本発明のコンテンツ提供方法及びそのシ
ステムによれば、ユーザー側で端末環境に応じたWeb
ページのURLをその都度指定しなくても、その端末に
適合したコンテンツを提供できるようになる。したがっ
てコンテンツが表示されなかったり、表示形式が不適切
であるなどの不愉快な事態に接することがなくなり快適
にコンテンツを楽しむことができる。また本発明を応用
することにより、例えば特定の電話接続会社を経由した
人のみを特別のWebページに案内して選択的に特典を
与えるなどの新規なサービスを行うこともできるように
なる。そしてコンテンツ供給元を共有しながら、異なる
ユーザー端末に対して表示形態等を適合させた状態でコ
ンテンツを供給できるようになるから、異なるユーザー
端末からのアクセスを受け入れる窓口としてのWebペ
ージを増設するだけで、今後新たに登場するユーザー端
末に対しても対応することができる。
【0025】適合させる稼働環境が請求項3記載のよう
に端末のハードウェア環境とすること、請求項4記載の
ようにソフトウェア環境とすること、請求項5記載のよ
うに使用言語の種類とすること、請求項6記載のように
ブラウザの種類とすることなどとした場合のいずれにお
いても、本発明を適用することができる。
【0026】請求項10記載のように、本発明によって
実現できる接続案内サービスをメール配信事業の付属事
業とすれば、ユーザーの便宜がはかれるとともに、当該
サイトへの定着率が増すため、メール配信事業の拡大に
もつながる。
【0027】請求項11記載のように、接続案内サーバ
ーへの接続を電話番号のコールによるダイレクト接続と
した場合や請求項12記載のように、接続案内サーバー
をケーブルを用いてユーザー端末にローカル接続した場
合には、インターネット上で接続案内サーバーのURL
を指定する必要がなくなる。
【0028】請求項13記載の発明によれば、将来、登
場するかも知れない新たな通信網への適用が期待され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示し、接続先側がWAP
用ページに振り分けられる例を示す説明図
【図2】 本発明の一実施例を示し、接続先側がi−m
ode用ページに振り分けられる例を示す説明図
【図3】 本発明の一実施例を示し、接続先側がPC用
ページに振り分けられる例を示す説明図
【図4】 本発明の他の実施例を示す説明図。
【図5】 同実施例のフローチャート
【図6】 本発明の他の実施例を示す簡略フローチャー
【符号の説明】
1 パソコン 1a PC用ページ 1b プロバイダー 2 携帯電話(NTT DoCoMo) 2a i−mode用ページ 2b NTTDoCoMo 3 携帯電話 3a WAP用ページ 3b セルラー 4 インターネット 5 接続案内サーバー

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットに接続された稼働環境の
    異なる複数種のユーザー端末とこれら複数種のユーザー
    端末それぞれに正常動作するコンテンツを提供すべくイ
    ンターネット上に開設したURLの異なる複数種のWe
    bページを管理する単又は複数のコンテンツサーバーと
    の通信経路の途中に、前記各URLに開設されたWeb
    ページから提供されるコンテンツを正常動作させるのに
    必要な端末稼働条件に関する情報を保有させた接続案内
    サーバーを設け、通信接続時あるいは通信開始初期にユ
    ーザー端末からその稼働環境情報を取得して、ユーザー
    端末の接続先をその稼働環境に適合したWebページが
    開設されたURLに振り分けるようにした適合コンテン
    ツ提供方法。
  2. 【請求項2】 稼働環境の異なる複数種のユーザー端末
    と、 これら稼働環境の異なる複数種のユーザー端末それぞれ
    に正常動作するコンテンツを提供すべくインターネット
    上に開設したURLの異なる複数種のWebページを管
    理する単または複数のコンテンツサーバーと、 前記ユーザー端末とコンテンツサーバーとの通信経路の
    途中に介在し、前記各URLに開設されたWebページ
    から提供されるコンテンツを正常動作させるに必要な端
    末稼働条件に関する情報を保有し、通信接続時或いは通
    信開始初期にユーザー端末からその稼働環境情報を取得
    して、ユーザー端末の接続先をその稼働環境に適合した
    Webページが開設されたURLに振り分ける接続案内
    サーバーと、 を備えた適合コンテンツ提供システム。
  3. 【請求項3】 適合させる稼働環境がユーザー端末のハ
    ードウェア環境である請求項2記載の適合コンテンツ提
    供システム。
  4. 【請求項4】 適合させる稼働環境がユーザー端末の
    ソフトウェア環境である請求項2記載の適合コンテンツ
    提供システム。
  5. 【請求項5】 適合させる稼働環境が使用言語環境であ
    る請求項2記載の適合コンテンツ提供システム。
  6. 【請求項6】 適合させる稼働環境がユーザー端末に搭
    載されたブラウザの種類である請求項2記載の適合コン
    テンツ提供システム。
  7. 【請求項7】 ユーザー端末から取得する稼働環境情報
    がUser−Agentヘッダに含まれる情報である請
    求項2記載の適合コンテンツ提供システム。
  8. 【請求項8】 ユーザー端末から取得する稼働環境情報
    が、通過ルートの履歴情報に含まれるプロバイダー情報
    である請求項2記載の適合コンテンツ提供システム。
  9. 【請求項9】 ユーザー端末が携帯電話、パソコン、携
    帯情報端末のいずれかである請求項1〜8のいずれか1
    項記載の適合コンテンツ提供システム。
  10. 【請求項10】 コンテンツサーバーが提供するサービ
    スがメールマガジンの配信である請求項1〜9のいずれ
    か1項記載の適合コンテンツ提供システム。
  11. 【請求項11】 ユーザー端末と接続案内サーバーとが
    インターネットを介することなくダイレクト接続される
    請求項1〜10のいずれか1項記載の適合コンテンツ提
    供システム。
  12. 【請求項12】 接続案内サーバーがケーブルを用いて
    ユーザー端末にローカル接続される請求項1〜10のい
    ずれか1項記載の適合コンテンツ提供システム。
  13. 【請求項13】 ユーザー端末とコンテンツサーバーと
    の間にインターネットを介在させない請求項11又は1
    2記載の適合コンテンツ提供システム。
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Cited By (9)

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