JP2001352363A - プロトコルアナライザ、そのプロトコル翻訳方法および記憶媒体 - Google Patents

プロトコルアナライザ、そのプロトコル翻訳方法および記憶媒体

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JP2001352363A
JP2001352363A JP2000173666A JP2000173666A JP2001352363A JP 2001352363 A JP2001352363 A JP 2001352363A JP 2000173666 A JP2000173666 A JP 2000173666A JP 2000173666 A JP2000173666 A JP 2000173666A JP 2001352363 A JP2001352363 A JP 2001352363A
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Daisuke Yasunami
大輔 安波
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Ando Electric Co Ltd
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Ando Electric Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/18Protocol analysers

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一フレーム翻訳を用いて、OBEXプロト
コルを正確に、かつ高速に翻訳表示するプロトコルアナ
ライザ、そのプロトコル翻訳方法および記憶媒体を提供
することである。 【解決手段】 CPU2は、通信回線40から受信した
順に取得したフレームの方向および種類を判断し、その
フレームがR方向拡張フレームである場合、内部フラグ
をONに設定する。また、取得したフレームがT方向フ
レームであり、かつ内部フラグがONに設定されている
場合、そのフレームに、T方向拡張フレームであること
を示す拡張アトリビュートを付加する。そして翻訳する
際、CPU2は、T方向フレームに関しては拡張アトリ
ビュートの付加の有無により拡張フレーム/通常フレー
ムを識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線において
通信端末間を双方向に送信されるデータをフレーム単位
で受信し、その受信したデータ毎にフレームフォーマッ
トにしたがって翻訳するプロトコルアナライザ、そのプ
ロトコル翻訳方法および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信回線において障害発生時に障
害発生箇所を判断する方法の一つとして、通信プロトコ
ルが正しいかを判断する方法がある。この方法では、プ
ロトコルアナライザを使用して、通信回線上のデータを
フレーム毎に受信し、その通信プロトコルにしたがって
フレームを翻訳する。そして、翻訳結果を画面に表示
し、この画面表示により、各フレーム毎のビットフィー
ルド値の正常/異常を判断し、回線の障害発生箇所の切
り分けに利用する。
【0003】通信プロトコルで規定されるフレーム(プ
ロトコルフレーム)は、図4に示すように、フレームの
種類により、各フィールド毎にフォーマットが定められ
ている。例えば、同図(a)に示すIPフレームの場
合、各フィールドは固定であり、そのフィールド毎に通
信に必要なステータスが決められる固定フレームであ
る。また、同図(b)に示すX.25パケットの場合、
パケット種別により以降のフォーマットが決まる可変フ
レームである。
【0004】また、プロトコルの翻訳方法として、図5
に示すように、受信した単一フレームに対し順次プロト
コル翻訳する単一フレーム翻訳(同図(a))、受信し
たフレームの前後の相関関係を判断してプロトコル翻訳
するシーケンス翻訳(同図(b))とがある。単一フレ
ーム翻訳は、受信もしくは蓄積したキャプチャデータ
を、順番に1フレームずつ取得して翻訳処理するため、
処理自体が軽く高速処理を行うことができる。
【0005】また、シーケンス翻訳は、取得したフレー
ムとその前後のフレームとの相関関係を判断して翻訳処
理するため、IrOBEX(以降OBEXという)のよ
うな、通信シーケンスによってフレームフォーマットが
変化する特殊なプロトコルにも対応することができる。
しかし、通信シーケンスの判断は翻訳処理に大きな負担
をかけるため、画面への表示処理が遅くなるという欠点
がある。そのため、大半のプロトコルフレームはフレー
ムフォーマットが固定されているので、処理が単純な単
一フレーム翻訳が一般的に使われている。
【0006】上記のOBEXフレームには、図6に示す
ように、各フレームの先頭に付加されるオペコード(図
7参照)により3種類のOBEXフレームに分類され、
また、その送信方向により、フレームフォーマットが異
なる。
【0007】クライアントからサーバ方向へ送信される
方向(T方向、図8参照)においては、同図(a)に示
すように、それぞれのオペコードが「Connect」の拡張
フレーム(または Connect フレームと呼ぶ)、「SetPa
th」のSetPathフレーム、およびそれ以外の通常フレー
ムの、3種類のT方向フレームがある。
【0008】また、サーバからクライアントへ送信され
る方向(R方向)においては、同図(b)に示すよう
に、上記のT方向フレームにおける通常フレームおよび
拡張フレームと同一のフレームフォーマットをもつ2種
類のR方向フレームがある。
【0009】このR方向フレームにおいては、図8
(b)に示すように、T方向の拡張フレーム(Connect
フレーム)に対するレスポンスとなっているR方向フレ
ームのみが、拡張フレームとなる。さらに、同図(c)
に示すように、T方向からの Connectフレームが連続し
ていても、最後のConnectフレームのレスポンスとなっ
ているR方向フレームは、拡張フレームになる。また、
同図(a)に示すように、T方向フレームがConnectフ
レーム以外の場合、直後のR方向フレームはオペコード
に関わらず、通常フレームとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、T方向
フレームは、先頭1バイト目のオペコードを認識するこ
とで、拡張フレーム(connect フレーム)、SetPathフ
レーム、または通常フレームのいずれかであるかを判別
できる。しかし、R方向フレームは、図8に説明したよ
うに通信シーケンスによって通常フレームまたは拡張フ
レームに変化する。そのため、従来の単一フレーム翻訳
ではフレーム毎に判断・翻訳を行うため、図9に示すよ
うに、受信したR方向フレームが通常フレームか拡張フ
レームかを判断できない。
【0011】本発明の課題は、単一フレーム翻訳を用い
て、OBEXプロトコルを正確に、かつ高速に翻訳表示
するプロトコルアナライザ、そのプロトコル翻訳方法お
よび記憶媒体を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、通信回線(例えば、図1の
通信回線40)において通信端末間を双方向に送信され
るデータをフレーム単位で受信し、その受信したデータ
毎にフレームフォーマットにしたがって翻訳し出力する
プロトコルアナライザ(例えば、図1のプロトコルアナ
ライザ10)であって、前記通信回線からフレーム単位
で受信したデータを受信した順に格納する格納手段(例
えば、図1のRAM1)と、前記格納手段に格納された
フレーム単位のデータを格納された順に取得し、当該取
得データの送信方向が所定の送信方向(例えば、図1の
クライアント30からサーバ20へのT方向)で、かつ
所定のフレーム種類(例えば、図6(a)の拡張フレー
ム)であれば識別フラグをセットし、また、前記取得デ
ータの送信方向が前記所定の送信方向と反対の送信方向
(例えば、図1のサーバ20からクライアント30への
R方向)で、かつ前記識別フラグがセットされていれ
ば、当該取得データに識別子(例えば、図3のフレーム
d4およびd9に付加された拡張アトリビュート)を付
加する識別子付加手段(例えば、図1のCPU2)と、
前記格納手段に受信順に格納されたフレーム単位のデー
タに対し、そのデータの送信方向が前記所定の送信方向
である場合、そのフレームフォーマットにしたがって翻
訳・出力し、また、そのデータの送信方向が前記所定の
送信方向と反対の送信方向である場合、前記識別子の付
加の有無によりそのフレームの種類を識別し、そのフレ
ームフォーマットにしたがって翻訳・出力する翻訳手段
(例えば、図1のCPU2)と、を備えることを特徴と
する。
【0013】請求項1記載の発明のプロトコルアナライ
ザによれば、前記格納手段と、前記識別子付加手段と、
前記翻訳手段とを備えることにより、以前のフレーム種
類により設定される識別フラグの状態により取得フレー
ムに識別子を付加し、翻訳する際には、識別子の付加の
有無によりそのフレーム種類を容易に識別できる。その
ため、フレーム毎に翻訳処理を行う単一フレーム処理に
おいて、そのフレームと前後のフレームとの相関関係を
判断して翻訳処理を行うことができる。
【0014】請求項2記載の発明は、通信回線(例え
ば、図1の通信回線40)において通信端末間を双方向
に送信されるデータをフレーム単位で受信し、その受信
したデータ毎にフレームフォーマットにしたがって翻訳
し出力するプロトコルアナライザ(例えば、図1のプロ
トコルアナライザ10)のプロトコル翻訳方法であっ
て、前記通信回線からフレーム単位で受信したデータを
受信した順に格納する格納工程と、前記格納されたフレ
ーム単位のデータを格納された順に取得し、当該取得デ
ータの送信方向が所定の送信方向(例えば、図1のクラ
イアント30からサーバ20へのT方向)で、かつ所定
のフレーム種類(例えば、図6(a)の拡張フレーム)
であれば識別フラグをセットし、また、前記取得データ
の送信方向が前記所定の送信方向と反対の送信方向(例
えば、図1のサーバ20からクライアント30へのR方
向)で、かつ前記識別フラグがセットされていれば、当
該取得データに識別子(例えば、図3のフレームd4お
よびd9に付加された拡張アトリビュート)を付加する
識別子付加工程と、前記受信順に格納されたフレーム単
位のデータに対し、そのデータの送信方向が前記所定の
送信方向である場合、そのフレームフォーマットにした
がって翻訳・出力し、また、そのデータの送信方向が前
記所定の送信方向と反対の送信方向である場合、前記識
別子の付加の有無によりそのフレームの種類を識別し、
そのフレームフォーマットにしたがって翻訳・出力する
翻訳工程と、を含むことを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明のプロトコルアナライ
ザのプロトコル翻訳方法によれば、前記格納工程と、前
記識別子付加工程と、前記翻訳工程とを含むことによ
り、以前のフレーム種類により設定される識別フラグの
状態により取得フレームに識別子を付加し、翻訳する際
には、識別子の付加の有無によりそのフレーム種類を容
易に識別できる。そのため、フレーム毎に翻訳処理を行
う単一フレーム処理において、そのフレームと前後のフ
レームとの相関関係を判断して翻訳処理を行うプロトコ
ル翻訳方法を提供できる。
【0016】請求項3記載の発明は、通信回線(例え
ば、図1の通信回線40)において通信端末間を双方向
に送信されるデータをフレーム単位で受信し、その受信
したデータ毎にフレームフォーマットにしたがって翻訳
し出力するためのコンピュータが実行可能なプログラム
を記憶した記憶媒体であって、前記通信回線からフレー
ム単位で受信したデータを受信した順に格納するための
コンピュータが実行可能なプログラムコードと、前記格
納されたフレーム単位のデータを格納された順に取得
し、当該取得データの送信方向が所定の送信方向(例え
ば、図1のクライアント30からサーバ20へのT方
向)で、かつ所定のフレーム種類(例えば、図6(a)
の拡張フレーム)であれば識別フラグをセットし、ま
た、前記取得データの送信方向が前記所定の送信方向と
反対の送信方向(例えば、図1のサーバ20からクライ
アント30へのR方向)で、かつ前記識別フラグがセッ
トされていれば、当該取得データに識別子を付加するた
めのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、前
記受信順に格納されたフレーム単位のデータに対し、そ
のデータの送信方向が前記所定の送信方向である場合、
そのフレームフォーマットにしたがって翻訳・出力し、
また、そのデータの送信方向が前記所定の送信方向と反
対の送信方向である場合、前記識別子の付加の有無によ
りそのフレームの種類を識別し、そのフレームフォーマ
ットにしたがって翻訳・出力するためのコンピュータが
実行可能なプログラムコードと、を含むプログラムを記
憶したことを特徴とする。
【0017】請求項3記載の発明の記憶媒体によれば、
受信データを受信順に格納するためのコンピュータが実
行可能なプログラムコードと、識別子を付加するための
コンピュータが実行可能なプログラムコードと、前記受
信データをフレームフォーマットにしたがって翻訳し出
力するためのコンピュータが実行可能なプログラムコー
ドとを含むプログラムを記憶することにより、以前のフ
レーム種類により設定される識別フラグの状態により取
得フレームに識別子を付加し、翻訳する際には、識別子
の付加の有無によりそのフレーム種類を容易に識別でき
る。そのため、フレーム毎に翻訳処理を行う単一フレー
ム処理において、そのフレームと前後のフレームとの相
関関係を判断して翻訳処理を行うことができる機能を容
易に付加できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して実施の形態を
詳細に説明する。
【0019】まず構成を説明する。図1は、本発明を適
用した一実施の形態のプロトコルアナライザ10の内部
構成を示すブロック図である。本プロトコルアナライザ
10は、RAM1、CPU2、および記憶媒体3から構
成され、サーバ20およびクライアント30間を結ぶ通
信回線40からフレーム毎に受信したデータに対し、R
方向拡張フレームを表す拡張アトリビュートを付加す
る。また、その受信データをフレーム毎に順次翻訳処理
し、外部接続された表示部5に表示させる。
【0020】プロトコルアナライザ10内のRAM1
は、サーバ20およびクライアント30間を結ぶ通信回
線40上から受信したデータをフレーム単位毎に、拡張
アトリビュートを付加するための拡張アトリビュート領
域を追加したキャプチャデータとして格納する。
【0021】また、CPU2は、HDやROM等の記憶
媒体3に格納されるアトリビュート付加処理プログラ
ム、および翻訳処理プログラムにしたがい、RAM1に
格納されているキャプチャデータに対し、R方向拡張フ
レームに拡張アトリビュートを付加するアトリビュート
付加処理、および単一フレーム翻訳処理を行う。そし
て、その翻訳結果を表示部5に出力・表示させる。
【0022】次に動作を説明する。プロトコルアナライ
ザ10における本発明のアトリビュート付加処理動作
を、図2に示すフローチャートに基づいて説明する。な
お、この動作は、OBEXレイヤのみに適用される動作
であり、OBEXレイヤをもたないフレームに対して
は、アトリビュート付加処理動作を行わないで、次のフ
レームを判断する。
【0023】まず、CPU2は、内部フラグを初期値と
してOFFに設定する。この内部フラグは、T方向フレ
ームが拡張フレームであった場合、その直後のR方向フ
レームを拡張フレームであると判断するためのフラグで
あり、T方向拡張フレームを確認した場合、ONに設定
される。そして、RAM1内に格納されたキャプチャデ
ータから、受信した順にフレームを取得し、以下の処理
を実行する。
【0024】まず、CPU2は、取得したフレームが、
OBEXレイヤをもつフレームであるか否かを判断する
(ステップS1)。そのフレームがOBEXレイヤをも
つフレームでなければ(ステップS1:NO)、続いて
次のフレームを判断対象し(ステップS13)、また、
OBEXレイヤをもつフレームであれば(ステップ1:
YES)、その取得したフレームの送信方向から、その
フレームがT方向フレームであるかR方向フレームであ
るかを判断する(ステップS2)。取得したフレームが
T方向フレームである場合(ステップS2:T方向)、
そのフレームが正常フレームであり(ステップS3:Y
ES)、かつオペコードがConnect であることを確認す
ると(ステップS4:YES)、CPU2は、内部フラ
グをONに設定する(ステップS5)。そして、次のフ
レームを判断対象とし(ステップS7)、同様の処理を
行う。
【0025】なお、取得したT方向フレームが正常フレ
ームでない場合(ステップS3:NO)、もしくはオペ
コードがConnect でない場合(ステップS4:NO)、
CPU2は、内部フラグをOFFに設定し(ステップS
5)、次のフレームを判断対象とし(ステップS7)、
同様の処理を行う。
【0026】また、取得したフレームがR方向フレーム
である場合(ステップS2:R方向)、CPU2は、そ
のフレームが正常フレームであるか、および内部フラグ
がONであるかを判断する(ステップS8およびS
9)。取得したフレームが正常フレームであり(ステッ
プS8:YES)、かつ内部フラグがONであることを
確認すると(ステップS9:YES)、CPU2は、そ
の取得したフレームをR方向拡張フレームであると判断
し、拡張アトリビュートを付加する(ステップS1
0)。そして、ONに設定されていた内部フラグをOF
Fに設定し(ステップS11)、次のフレームを判断対
象とし(ステップS7)し、同様の処理を行う。
【0027】なお、取得したR方向フレームが正常フレ
ームでない場合(ステップS8:NO)、もしくは内部
フラグがONに設定されていない場合(ステップS9:
NO)、CPU2は、内部フラグをOFFに設定し(ス
テップS12)、次のフレームを判断対象とし(ステッ
プS13)、同様の処理を行う。
【0028】以上のように、RAM1内に格納されたす
べてのキャプチャデータに対する処理を終了すると(ス
テップS14:YES)、CPU2は、本アトリビュー
ト付加処理を終了する。
【0029】以上の処理を行うと、図3に示すように、
RAM1内に格納されたキャプチャデータは、フレーム
毎に順番に判断され、そして、T方向拡張フレームd3
およびd8の直後のR方向フレームd4およびd9が拡
張フレームと判断され、それぞれに拡張アトリビュート
が付加される。そのため、翻訳処理部は、R方向フレー
ムについて拡張アトリビュートの付加の有無を確認する
ことにより、拡張フレーム/通常フレームを容易に判断
でき、正確な翻訳処理を行うことができる。
【0030】なお、本アトリビュート付加処理は、RA
M1内に受信・格納されたキャプチャデータに対して実
行するとしたが、通信回線40からフレームを受信する
度にそのフレームに対してアトリビュートを付加するか
否かを判断し、RAM1にキャプチャデータとして格納
するようにしてもよい。
【0031】このようにアトリビュート付加処理を行っ
たキャプチャデータは、翻訳処理において、T方向フレ
ームは、従来のようにオペコードの種類によりフレーム
の種類を識別/翻訳される。そして、R方向フレーム
は、拡張アトリビュートの有無により拡張フレーム/通
常フレームが識別され、識別されたフレームフォーマッ
トにしたがい、翻訳される。そのため、単一フレーム処
理で、シーケンス処理が必要なOBEXフレームを正確
にかつ高速に翻訳・表示することが可能となる。
【0032】
【発明の効果】請求項1、2または3記載の発明によれ
ば、以前のフレーム種類により設定される識別フラグの
状態により取得フレームに識別子を付加し、翻訳する際
には、識別子の付加の有無によりそのフレーム種類を容
易に識別できる。そのため、フレーム毎に翻訳処理を行
う単一フレーム処理において、そのフレームと前後のフ
レームとの相関関係を判断して、翻訳処理を行なえる。
【0033】例えば、OBEXプロトコルにおいて、内
部フラグのON/OFFによりR方向フレームの直前が
T方向拡張フレームか否かを判断でき、T方向拡張フレ
ームの直後のR方向フレームに、拡張フレームを示す拡
張アトリビュートを付加できる。そして、プロトコル翻
訳する際、R方向フレームについて拡張アトリビュート
の付加の有無により拡張フレーム/通常フレームを容易
に識別でき、そのため、単一フレーム翻訳においてOB
EXプロトコルを正確に、かつ高速に翻訳表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロトコルアナライザ10の内部構成
を示す図である。
【図2】拡張アトリビュートを付加する単一フレーム翻
訳処理の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の単一フレーム翻訳処理を説明する図で
ある。
【図4】プロトコルフォーマットの例であり、同図
(a)はIPフレームのフォーマットを、同図(b)は
X.25パケットのフォーマットを示す。
【図5】単一フレーム翻訳(同図(a))、およびシー
ケンス翻訳(同図(b))を説明する図である。
【図6】OBEXプロトコルにおけるT方向フレーム
(同図(a))、およびR方向フレーム(同図(b))
のフォーマットである。
【図7】T方向フレーム(同図(a))、およびR方向
フレーム(同図(b))におけるオペコードの一覧であ
る。
【図8】R方向フレームが普通フレームの場合(同図
(a))、拡張フレームの場合(同図(b)および
(c))の、OBEXフレームの送信例である。
【図9】従来の単一フレーム翻訳処理を説明する図であ
る。
【符号の説明】
10 プロトコルアナライザ 1 RAM 2 CPU 3 記憶媒体 5 表示部 20 サーバ 30 クライアント 40 通信回線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線において通信端末間を双方向に送
    信されるデータをフレーム単位で受信し、その受信した
    データ毎にフレームフォーマットにしたがって翻訳し出
    力するプロトコルアナライザであって、 前記通信回線からフレーム単位で受信したデータを受信
    した順に格納する格納手段と、 前記格納手段に格納されたフレーム単位のデータを格納
    された順に取得し、当該取得データの送信方向が所定の
    送信方向で、かつ所定のフレーム種類であれば識別フラ
    グをセットし、また、前記取得データの送信方向が前記
    所定の送信方向と反対の送信方向で、かつ前記識別フラ
    グがセットされていれば、当該取得データに拡張アトリ
    ビュートを付加する拡張アトリビュート付加手段と、 前記格納手段に受信順に格納されたフレーム単位のデー
    タに対し、そのデータの送信方向が前記所定の送信方向
    である場合、そのフレームフォーマットにしたがって翻
    訳・出力し、また、そのデータの送信方向が前記所定の
    送信方向と反対の送信方向である場合、前記拡張アトリ
    ビュートの付加の有無によりそのフレームの種類を識別
    し、そのフレームフォーマットにしたがって翻訳・出力
    する翻訳手段と、 を備えることを特徴とするプロトコルアナライザ。
  2. 【請求項2】通信回線において通信端末間を双方向に送
    信されるデータをフレーム単位で受信し、その受信した
    データ毎にフレームフォーマットにしたがって翻訳し出
    力するプロトコルアナライザのプロトコル翻訳方法であ
    って、 前記通信回線からフレーム単位で受信したデータを受信
    した順に格納する格納工程と、 前記格納されたフレーム単位のデータを格納された順に
    取得し、当該取得データの送信方向が所定の送信方向
    で、かつ所定のフレーム種類であれば識別フラグをセッ
    トし、また、前記取得データの送信方向が前記所定の送
    信方向と反対の送信方向で、かつ前記識別フラグがセッ
    トされていれば、当該取得データに拡張アトリビュート
    を付加する拡張アトリビュート付加工程と、 前記格納手段に受信順に格納されたフレーム単位のデー
    タに対し、そのデータの送信方向が前記所定の送信方向
    である場合、そのフレームフォーマットにしたがって翻
    訳・出力し、また、そのデータの送信方向が前記所定の
    送信方向と反対の送信方向である場合、前記拡張アトリ
    ビュートの付加の有無によりそのフレームの種類を識別
    し、そのフレームフォーマットにしたがって翻訳・出力
    する翻訳工程と、 を含むことを特徴とするプロトコルアナライザのプロト
    コル翻訳方法。
  3. 【請求項3】通信回線において通信端末間を双方向に送
    信されるデータをフレーム単位で受信し、その受信した
    データ毎にフレームフォーマットにしたがって翻訳し出
    力するためのコンピュータが実行可能なプログラムを記
    憶した記憶媒体であって、 前記通信回線からフレーム単位で受信したデータを受信
    した順に格納するためのコンピュータが実行可能なプロ
    グラムコードと、 前記格納されたフレーム単位のデータを格納された順に
    取得し、当該取得データの送信方向が所定の送信方向
    で、かつ所定のフレーム種類であれば識別フラグをセッ
    トし、また、前記取得データの送信方向が前記所定の送
    信方向と反対の送信方向で、かつ前記識別フラグがセッ
    トされていれば、当該取得データに拡張アトリビュート
    を付加するためのコンピュータが実行可能なプログラム
    コードと、 前記受信順に格納されたフレーム単位のデータに対し、
    そのデータの送信方向が前記所定の送信方向である場
    合、そのフレームフォーマットにしたがって翻訳・出力
    し、また、そのデータの送信方向が前記所定の送信方向
    と反対の送信方向である場合、前記拡張アトリビュート
    の付加の有無によりそのフレームの種類を識別し、その
    フレームフォーマットにしたがって翻訳・出力するため
    のコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒
    体。
JP2000173666A 2000-06-09 2000-06-09 プロトコルアナライザ、そのプロトコル翻訳方法および記憶媒体 Pending JP2001352363A (ja)

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