JP2001337160A - 連続波レーダ及び距離速度測定装置並びに周波数変調方法 - Google Patents

連続波レーダ及び距離速度測定装置並びに周波数変調方法

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JP2001337160A
JP2001337160A JP2000154626A JP2000154626A JP2001337160A JP 2001337160 A JP2001337160 A JP 2001337160A JP 2000154626 A JP2000154626 A JP 2000154626A JP 2000154626 A JP2000154626 A JP 2000154626A JP 2001337160 A JP2001337160 A JP 2001337160A
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Hisayoshi Horiuchi
久喜 堀内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の測定対象が存在する場合、個々の距
離、相対速度を決定することのできる連続波レーダ、距
離速度測定装置、周波数変調方法を提供する。 【解決手段】 周波数変調を施して受信波27と送信波
26のビート周波数から距離、速度を求める連続波レー
ダにおいて、時間的に送信波の周波数が変化する区間2
1,23と時間的に送信波の周波数が変化しない区間2
2からなり、時間的に送信波の周波数が変化する区間2
1,23が、区間の開始点での送信波の周波数よりも区
間の終了点での送信波の周波数が大なる区間21と、区
間の開始点での送信波の周波数よりも区間の終了点での
送信波の周波数が小なる区間23とから構成される周波
数変調を送信波に施す機構を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続波レーダの送
信波に周波数変調を施して送信し、測定対象からの反射
波を受信して測定対象の距離、速度を測定する連続波レ
ーダ、距離速度測定装置、周波数変調方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図5に示すように、後続の車両
に搭載された連続波レーダ50の送信波に周波数変調を
施して送信し、測定対象5からの反射波を上記連続波レ
ーダ50で受信し、この反射波と受信波のビート信号の
周波数に基づいて、測定対象5との距離R、相対速度V
を測定する距離速度測定装置が知られている。
【0003】この場合、図6に示すように、送信波(実
線で示す。)56に繰返し周波数fm、変調幅△Fの3
角波の周波数変調が施される。57は受信波(点線で示
す。)を示す。送信波56および受信波57の周波数は
それぞれ時間的に変化し、各周波数が時間的に線形に増
加する上昇区間61で得られるビート信号の周波数をf
u、各周波数が時間的に線形に減少する下降区間63で
得られるビート信号の周波数をfdとすると、これらは
次式により求まる。
【0004】 fu=fr−fp …(1) fd=fr+fp …(2) ここでfrは測定対象5までの距離Rに比例する量、f
pは測定対象5の相対速度Vに比例する量で、それぞれ
次式により求まる。
【0005】 fr=4・R・fm・△F/c …(3) fp=2・fO・V/c …(4) ここで、Cは光速をfOは送信波の中心周波数を示す。
【0006】図7は、測定対象5が1つの場合の送信波
56と受信波57のビート信号のパワースペクトル例で
ある。式(1)、(2)の関係を周波数領域で表すと、
図7に示すようになる。式(1)、(2)、(3)、
(4)から、測定対象5の距離R、相対速度Vは、f
u,fdを用いて次式のように表される。
【0007】 R=Cl・fr=Cl・(fu+fd)/2 …(5) V=C2・fp=C2・(fu−fd)/2 …(6) ただし、 Cl=C/(4・fm・△F) …(7) C2=C/(2・fO) …(8) 式(5)、(6)、(7)、(8)から、上昇区間61
のビート信号の周波数fuと下降区間63のビート信号
の周波数fdが分かれば測定対象5の距離R、相対速度
Vを求めることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この変調方式では、測
定対象5が単一の場合、その距離R、相対速度Vを正確
に求めることができるが、路上の車両を測定する場合な
ど、測定対象5が複数存在する場合、それぞれの測定対
象5の距離R、相対速度Vを決定することができないと
いう問題がある。
【0009】例えば、図8に示すように、連続波レーダ
50に対して2つの測定対象5a,5bが存在する場
合、図6に示した3角波の周波数変調の上昇区間61、
下降区間63のビート信号は、測定対象5a,5bの数
に応じて、それぞれ2つの周波数成分から構成される。
【0010】上昇区間61における送信波と2つの測定
対象5a,5bからの反射波の、それぞれのビート信号
の周波数をfua、fubとし、下降区間63における
それぞれのビート信号の周波数をfda,fdbとした
場合、測定対象5a,5bの距離Ra,Rb、速度V
a,Vbを求めるためには、その測定対象5a,5bの
上昇区間61、下降区間63におけるビート信号の周波
数の対を見つけ、式(5)、(6)に代入すればよい。
【0011】しかし、測定対象5a,5bが2つの場
合、上昇区間61、下降区間63のビート信号周波数の
組み合わせは{fua,fda}{fua,fdb}
{fub,fda}{fub,fdb}の4対が存在す
る。
【0012】測定対象5a,5bの距離Ra,Rb、速
度Va,Vbは{fua,fub}{fub,fdb}
の対から求められるが、{fua・fdb}{fub,
fda}の対からは、実際の測定対象5a,5bの距離
Ra,Rb、速度Va,Vbとは異なる値が計算され
る。このように、従来の方式では、複数存在するビート
信号周波数の対の中から、1つの測定対象から得られる
ビート信号周波数の対を見つけ出すための情報がないた
め、個々の測定対象の距離、速度を決定するのが困難に
なるという問題があった。
【0013】そこで、本発明の目的は、複数の測定対象
が存在する場合であっても、個々の距離、相対速度を決
定することのできる連続波レーダ、距離速度測定装置、
周波数変調方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
時間的に送信波の周波数が変化する区間と時間的に送信
波の周波数が変化しない区間からなる周波数変調を送信
波に施す機構を備えたことを特徴とするものである。
【0015】請求項2記載の発明は、送信波に周波数変
調を施して受信波と送信波のビート周波数から距離、速
度を求める連続波レーダにおいて、時間的に送信波の周
波数が変化する区間と時間的に送信波の周波数が変化し
ない区間からなり、時間的に送信波の周波数が変化する
区間が、区間の開始点での送信波の周波数よりも区間の
終了点での送信波の周波数が大なる区間と、区間の開始
点での送信波の周波数よりも区間の終了点での送信波の
周波数が小なる区間とから構成される周波数変調を送信
波に施す機構を備えた、ことを特徴とする。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載のも
のにおいて、各区間のビート信号に複数の周波数成分が
含まれる場合、区間の開始点での送信波の周波数よりも
区間の終了点での送信波の周波数が大なる区間で得られ
るビート周波数fuと、区間の開始点での送信波の周波
数よりも区間の終了点での送信波の周波数が小なる区間
で得られるビート周波数fdと、時間的に送信波の周波
数が変化しない区間で得られるビート周波数fcとの間
に、|fu−fd|=2fcなる関係が成り立つ3つの
ビート周波数を単一の測定対象からの信号であると認
め、周波数fu,fdを用いて測定対象の距離を算出
し、周波数fcを用いて速度を算出する機構を備えた、
ことを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明は、送信波に周波数変
調を施して受信波と送信波のビート周波数から距離、速
度を求める距離速度測定装置において、時間的に送信波
の周波数が変化する区間と時間的に送信波の周波数が変
化しない区間からなり、時間的に送信波の周波数が変化
する区間が、区間の開始点での送信波の周波数よりも区
間の終了点での送信波の周波数が大なる区間と、区間の
開始点での送信波の周波数よりも区間の終了点での送信
波の周波数が小なる区間とから構成される周波数変調を
送信波に施す機構を備えた、ことを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項4記載のも
のにおいて、各区間のビート信号に複数の周波数成分が
含まれる場合、区間の開始点での送信波の周波数よりも
区間の終了点での送信波の周波数が大なる区間で得られ
るビート周波数fuと、区間の開始点での送信波の周波
数よりも区間の終了点での送信波の周波数が小なる区間
で得られるビート周波数fdと、時間的に送信波の周波
数が変化しない区間で得られるビート周波数fcとの間
に、|fu−fd|=2fcなる関係が成り立つ3つの
ビート周波数を単一の測定対象からの信号であると認
め、周波数fu,fdを用いて測定対象の距離を算出
し、周波数fcを用いて速度を算出する機構を備えた、
ことを特徴とする。
【0019】請求項6記載の発明は、受信波と送信波の
ビート信号から距離、速度を求める連続波レーダまたは
距離速度測定装置における前記送信波に周波数変調を施
こす周波数変調方法において、時間的に送信波の周波数
が変化する区間と時間的に送信波の周波数が変化しない
区間からなり、時間的に送信波の周波数が変化する区間
が、区間の開始点での送信波の周波数よりも区間の終了
点での送信波の周波数が大なる区間と、区間の開始点で
の送信波の周波数よりも区間の終了点での送信波の周波
数が小なる区間とから構成される周波数変調を送信波に
施す、ことを特徴とするものである。
【0020】以上の発明によれば、上記の周波数変調を
送信波に施すことによって、距離を求めるために使用す
るビート信号と、速度を求めるために使用するビート信
号を異なる時間帯に取得することができる。
【0021】このため、複数の測定対象が存在する場合
も、各測定対象ごとのビート信号の組を決定することが
できる。そのため、各測定対象の距離、速度を正確に求
めることが可能となるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。
【0023】図1は、本実施形態の前提となる連続波レ
ーダを用いた距離速度測定装置の構成例を示す。この図
において16は連続波レーダを示し、この連続波レーダ
16は、例えば後続の車両に搭載されている。この連続
波レーダ16は発振器1を有している。この発振器1か
らは送信波26が発せられ、この送信波26は変調器2
に入射される。この変調器2では送信波26に周波数変
調がかけられる。この周波数変調がかけられた送信波2
6はカプラ3によって分波され、一方は送信アンテナ4
から放射される。
【0024】この送信波26は測定対象5によって反射
され、この反射波27は連続波レーダ16の受信アンテ
ナ6によって受信される。
【0025】この反射波27と上記カプラ3によって分
波された送信波26とがカプラ7に入射され、このカプ
ラ7で合波された受信波が、周波数混合器8に入射され
る。この周波数混合器8からの出力のうち送信波26と
反射波27のビート信号のみがフィルタ9を介して取得
され、信号処理部10に送られ、そこで測定対象5の距
離相対速度が計算される。
【0026】図2は、本実施形態における周波数変調の
プロファイルである。
【0027】本実施形態では、変調器2による周波数変
調に特徴を有している。送信波(実線で示す。)26お
よび受信波(点線で示す。)27の周波数はそれぞれ時
間的に変化し、ここでは送信波26に、各周波数が時間
的に線形に増加する上昇区間21と、時間的に変化しな
い平行区間22と、時間的に線形に減少する下降区間2
3とを持つ、変調幅△Fの周波数変調が施される。上昇
区間21は、区間の開始点での送信波の周波数よりも区
間の終了点での送信波の周波数が大なる区間に相当し、
下降区間23は、区間の開始点での送信波の周波数より
も区間の終了点での送信波の周波数が小なる区間に相当
する。
【0028】つぎに、測定対象5が1つの場合(例え
ば、図5参照。)における、本実施形態による距離速度
測定の手順を説明する。
【0029】図2の上昇区間21における送信波と受信
波のビート信号の周波数をfu,平行区間22における
ビート信号の周波数をfc、下降区間23におけるビー
ト信号の周波数をfdとすると、これらは次式により求
まる。
【0030】 fu=fr−fp …(9) fd=fr+fp …(10) fc=fp …(11) ここでfrは測定対象5までの距離Rに比例する量、f
pは測定対象5の相対速度Vに比例する量で、それぞれ
次式により求まる。
【0031】 fr=4・R・fm・△F/c …(12) fp=2・fO・V/c …(13) ここで、Cは光速をfOは送信波の中心周波数を示す。
【0032】式(9)、(10)、(11)、(1
2)、(13)から測定対象5の距離、速度は、 R=Cl・fr=Cl・(fu+fd)/2 …(14) V=C2・fp=C2・fc …(15) ただし、 Cl=C/(4・fm・△F) …(16) C2=C/(2・fO) …(17) と表される。
【0033】上記距離、速度算出式において、従来の算
出式と本実施形態のそれとを比較してみると、従来の算
出式では、式(5)と式(6)から明らかなように、距
離R、速度Vの算出のために、いずれの場合も、上昇区
間、下降区間のビート信号の周波数fu,fdが必要に
なる。これに対して、本実施形態では、式(14)と式
(15)から明らかなように、距離Rは、上昇区間、下
降区間のビート信号fu,fdに基づいて求められ、速
度Vは、平行区間のビート信号の周波数fcに基づいて
求められる。
【0034】従来の算出方式と本実施形態のそれとの大
きな違いは、異なる時間帯に得られるビート信号の周波
数fu,fd,fcに基づいて、距離R、速度Vをそれ
ぞれ独立して計算できるとした点にある。
【0035】このことを利用して本実施形態では、複数
の測定対象5が存在する場合であっても、上昇区間、平
行区間、下降区間におけるビート信号の周波数の組をそ
れぞれの測定対象5に対して作ることができ、それぞれ
の測定対象5の距離R、相対速度Vを決定することがで
きる。
【0036】つぎに、測定対象5が2つの場合(例え
ば、図8参照。)における、本実施形態による距離速度
測定の手順を説明する。
【0037】図8に示すように、2つの測定対象5a,
5bが存在する場合、測定対象5a,5bの連続波レー
ダからの距離Ra、Rb、相対速度Va、Vbは、以下
の手順で求められる。
【0038】まず、最初に図2に示す平行区間22のビ
ート信号の周波数成分を調べる。2つの測定対象5a,
5bが存在する場合、平行区間22のビート信号は2つ
の周波数成分fca,fcb(fca<fcb)から成
る。2つの測定対象5a,5bのうち、速度の遅い方の
測定対象を5a、速度の速い方の測定対象を5bとする
と、それぞれの速度Va,Vbは、(15)式にfc
a,fcbを代入して、次式により求められる。
【0039】Va=C2・fca …(18) Vb=C2・fcb …(19) つぎに、2つの測定対象5a,5bの距離Ra,Rbを
上昇区間21、下降区間23のビート信号の周波数から
求める。
【0040】図3は、測定対象5a,5bが2つの場合
の送信波26と受信波27のビート信号のパワースペク
トル例である。
【0041】上昇区間21、下降区間23におけるビー
ト信号は、それぞれ2つの周波数成分fua,fub,
fda,fdbから成る。これらの周波数の関係を周波
数領域で表すと、図3に示すようになり、式(9)(1
0)(11)より各周波数成分fua,fub,fd
a,fdb,fca,fcbの間には、 fda−fua=2・fca …(20) fdb−fub=2・fcb …(21) の関係が成り立つ。
【0042】本実施形態では、各区間のビート信号に一
定のしきい値パワーを超える複数の周波数成分が含まれ
る場合、上昇区間21で得られるビート周波数fuと、
下降区間23で得られるビート周波数fdと、平行区間
22で得られるビート周波数fcとの間に、|fu−f
d|=2fcなる関係が成り立つ3つのビート周波数が
単一の測定対象からの信号であると認められる。
【0043】よって式(20)を満たす上昇区間21、
下降区間23におけるビート信号の周波数の対を、測定
対象5aに関するビート信号の周波数成分fua,fd
aとし、式(21)を満たす上昇区間21、下降区間2
3におけるビート信号の周波数の対を、測定対象5bに
関するビート信号の周波数成分fub,fdbと決定す
ることができる。式(14)から測定対象5a,5bの
距離Ra,Rbは、以下のように求められる。
【0044】 Ra=C1・(fua+fda)/2 …(22) Rb=C1・(fub+fdb)/2 …(23) 以上のようにして測定対象5a,5bが2つの場合に、
それぞれの距離、速度を決定することができる。なお、
測定対象5が2つ以上の場合でも、同様な手順によって
それぞれの距離、速度を求めることができる。
【0045】図4は、別の実施形態を示している。
【0046】上記実施形態では、上昇区間21、下降区
間23において周波数が時間的に線形に変化するとした
が、周波数変化が可逆であり、その変化の様子がある関
数によって一意に定められる非線形な周波数変化を、上
昇区間21、下降区間23にもつ周波数変調を施しても
よい。
【0047】図4は、周波数変化部分が線形でない周波
数変調のプロファイル例である。この場合、上昇区間2
1、下降区間23の周波数変化が非線形である。上昇区
間21、下降区間23のビート信号の周波数スペクトル
は非線形性の度合いに応じて広がりを持つため、測定精
度は悪くなるが、これによっても測定対象5の距離、速
度を測定することができる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、送信波の周波数が時間
的に変化する区間と送信波の周波数が時間的に変化しな
い区間を有する周波数変調を送信波に施すことによっ
て、距離を求めるために使用するビート信号と、速度を
求めるために使用するビート信号を異なる時間帯に取得
することができる。
【0049】このため、複数の測定対象が存在する場合
も、各測定対象ごとのビート信号の組を決定することが
できる。そのため、各測定対象の距離、速度を正確に求
めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による連続波レーダの一実施形態を示す
構成図である。
【図2】本実施形態における周波数変調のプロファイル
を示す図である。
【図3】測定対象が2つの場合の送信波と受信波のビー
ト信号のパワースペクトル例を示す図である。
【図4】別の実施形態を示す図である。
【図5】測定対象が1つの場合の距離速度測定配置例を
示す図である。
【図6】従来の周波数変調のプロファイルを示す図であ
る。
【図7】測定対象が1つの場合の送信波と受信波のビー
ト信号のパワースペクトル例を示す図である
【図8】測定対象が2つの場合の距離速度測定配置例を
示す図である。
【符号の説明】
2 変調器 5,5a,5b 測定対象 9 フィルタ 10 信号処理部 16 連続波レーダ 21 上昇区間 22 平行区間 23 下降区間 26 送信波 27 受信波

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間的に送信波の周波数が変化する区間
    と時間的に送信波の周波数が変化しない区間からなる周
    波数変調を送信波に施す機構を備えたことを特徴とする
    連続波レーダ。
  2. 【請求項2】 送信波に周波数変調を施して受信波と送
    信波のビート周波数から距離、速度を求める連続波レー
    ダにおいて、 時間的に送信波の周波数が変化する区間と時間的に送信
    波の周波数が変化しない区間からなり、時間的に送信波
    の周波数が変化する区間が、区間の開始点での送信波の
    周波数よりも区間の終了点での送信波の周波数が大なる
    区間と、区間の開始点での送信波の周波数よりも区間の
    終了点での送信波の周波数が小なる区間とから構成され
    る周波数変調を送信波に施す機構を備えた、 ことを特徴とする連続波レーダ。
  3. 【請求項3】 各区間のビート信号に複数の周波数成分
    が含まれる場合、区間の開始点での送信波の周波数より
    も区間の終了点での送信波の周波数が大なる区間で得ら
    れるビート周波数fuと、区間の開始点での送信波の周
    波数よりも区間の終了点での送信波の周波数が小なる区
    間で得られるビート周波数fdと、時間的に送信波の周
    波数が変化しない区間で得られるビート周波数fcとの
    間に、|fu−fd|=2fcなる関係が成り立つ3つ
    のビート周波数を単一の測定対象からの信号であると認
    め、周波数fu,fdを用いて測定対象の距離を算出
    し、周波数fcを用いて速度を算出する機構を備えた、 ことを特徴とする請求項2記載の連続波レーダ。
  4. 【請求項4】 送信波に周波数変調を施して受信波と送
    信波のビート周波数から距離、速度を求める距離速度測
    定装置において、 時間的に送信波の周波数が変化する区間と時間的に送信
    波の周波数が変化しない区間からなり、時間的に送信波
    の周波数が変化する区間が、区間の開始点での送信波の
    周波数よりも区間の終了点での送信波の周波数が大なる
    区間と、区間の開始点での送信波の周波数よりも区間の
    終了点での送信波の周波数が小なる区間とから構成され
    る周波数変調を送信波に施す機構を備えた、 ことを特徴とする距離速度測定装置。
  5. 【請求項5】 各区間のビート信号に複数の周波数成分
    が含まれる場合、区間の開始点での送信波の周波数より
    も区間の終了点での送信波の周波数が大なる区間で得ら
    れるビート周波数fuと、区間の開始点での送信波の周
    波数よりも区間の終了点での送信波の周波数が小なる区
    間で得られるビート周波数fdと、時間的に送信波の周
    波数が変化しない区間で得られるビート周波数fcとの
    間に、|fu−fd|=2fcなる関係が成り立つ3つ
    のビート周波数を単一の測定対象からの信号であると認
    め、周波数fu,fdを用いて測定対象の距離を算出
    し、周波数fcを用いて速度を算出する機構を備えた、 ことを特徴とする請求項4記載の距離速度測定装置。
  6. 【請求項6】 受信波と送信波のビート信号から距離、
    速度を求める連続波レーダまたは距離速度測定装置にお
    ける前記送信波に周波数変調を施こす周波数変調方法に
    おいて、 時間的に送信波の周波数が変化する区間と時間的に送信
    波の周波数が変化しない区間からなり、時間的に送信波
    の周波数が変化する区間が、区間の開始点での送信波の
    周波数よりも区間の終了点での送信波の周波数が大なる
    区間と、区間の開始点での送信波の周波数よりも区間の
    終了点での送信波の周波数が小なる区間とから構成され
    る周波数変調を送信波に施す、 ことを特徴とする周波数変調方法。
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JP2000154626A Pending JP2001337160A (ja) 2000-05-25 2000-05-25 連続波レーダ及び距離速度測定装置並びに周波数変調方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003161775A (ja) * 2001-11-26 2003-06-06 Mitsubishi Electric Corp 目標検知方法およびレーダ装置
JP2010008104A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Fujitsu Ten Ltd 信号処理装置、レーダ装置、及び信号処理方法
WO2023176371A1 (ja) * 2022-03-15 2023-09-21 株式会社小糸製作所 測定装置および測定方法

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