JP2001307151A - ゲート装置、車載器、車載器のセットアップ方法、料金収受方法、入退場判定方法 - Google Patents

ゲート装置、車載器、車載器のセットアップ方法、料金収受方法、入退場判定方法

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JP2001307151A
JP2001307151A JP2000122214A JP2000122214A JP2001307151A JP 2001307151 A JP2001307151 A JP 2001307151A JP 2000122214 A JP2000122214 A JP 2000122214A JP 2000122214 A JP2000122214 A JP 2000122214A JP 2001307151 A JP2001307151 A JP 2001307151A
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wireless communication
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card
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浩三 網田
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Toshiba Corp
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    • G07BTICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
    • G07B15/00Arrangements or apparatus for collecting fares, tolls or entrance fees at one or more control points
    • G07B15/06Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems
    • G07B15/063Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems using wireless information transmission between the vehicle and a fixed station
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/10Payment architectures specially adapted for electronic funds transfer [EFT] systems; specially adapted for home banking systems
    • G06Q20/105Payment architectures specially adapted for electronic funds transfer [EFT] systems; specially adapted for home banking systems involving programming of a portable memory device, e.g. IC cards, "electronic purses"

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ETCシステムに用いる車載器のセットアッ
プを簡単に行えるようにする。 【解決手段】このETCシステムの登録ゲート装置10
は、車両番号等を記憶した無線タグ1を埋め込んだIC
ナンバー2を取り付けたETC車Aに搭載される車載器
6をセットアップするものであって、ICナンバー2か
ら車両番号などの車両固有の情報を読取るアンテナ装置
12と、車載器6からICカード16のICカード情報
と車載器情報とを取得するアンテナ装置13と、車載器
情報を確認した結果、車載器6にETCサービスを利用
するために必要な情報が未登録の場合、ICナンバー2
から得られた車両固有の情報をアンテナ装置12を通じ
て車載器6に登録する制御装置14とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば有料駐車
場、有料道路、有料橋などの有料施設に導入されるゲー
ト装置、車両に搭載される車載器および車載器のセット
アップ方法、料金収受方法、入退場判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば高速道路等の有料施設では、入口
においては通行券の発券を無くし、出口において料金の
収受を自動的に行うノンストップ料金自動収受システム
(ETCシステム)が実用段階に入っている。
【0003】通常、高速道路の入口には車種判別装置お
よび通行券自動発行機が設置されており、入口に入る車
両を車種判別装置が各種検知器によって検知し、その車
種を自動的に判別し、車種、料金所番号、進入した入
口、月日、時分を記録した通行券を通行券自動発行機が
自動的に交付することで、入口が無人化されている。
【0004】一方、近年では、このような有料道路に、
無線通信を利用して通行料金の決済を行う自動料金収受
システム(Electronic Toll Collection System :ET
Cシステム) を導入することが検討されている。
【0005】このETCシステムは、ユーザ個人のI
D、車両の管理番号、出入口の情報等を記憶するICカ
ードを装着し無線機能を有する車載器を車両に搭載する
一方、有料道路の出入口に、車載器と無線通信して情報
を交換し通行料金を収受する入口ゲート装置および出口
ゲート装置を配置して構成されている。
【0006】入口ゲート装置は、入口において車載器と
無線通信して車載器に入口情報を書き込み、出口ゲート
装置は、出口において車載器と無線通信して入口情報、
車両情報等を取得して通行料金の算出、上位装置である
ホストコンピュータ等への口座引き去り要求等を行う。
そして、車両に対して処理結果等の書込データを送信
し、車載器に処理結果の情報を書き込む。このようにし
てETCシステムは、各車両に対する通行料金の収受を
無人で行うことを可能にしている。
【0007】しかし、このように理想的とも思えるET
Cシステムでも料金収受を自動化できるのは、99.数
%程度で、あとの車両については有人処理が必要とな
る。
【0008】すなわち、車両としては、さまざまな大き
さ、外形状、用途を持った車種が道路上を走行してい
る。例えば救急車、消防車などの緊急車両、身体に障害
を持つ人が運転する車両、路線バスと観光バスのように
外観が同じで異なる料金区分になる車両、2台の車両が
連結されている状態で走行する車両(牽引車両)の他、
外観などを改造し公道走行用に許可を得た車両などもあ
る。
【0009】これらの車両が有料道路を利用する可能性
があるものの、従来の車種判別装置は、赤外線センサ、
タイヤセンサ(踏み板)、ナンバー認識用のカメラな
ど、車両の外観で車種を判別する機器に頼っているた
め、このような車種判別装置で、すべての車両の車種を
正確に識別することはほぼ不可能であり、車両の判別精
度という面では完全とはいえない。
【0010】一方、ETCシステムの導入にあたって
は、有料施設の運用事業者が上記各機器を各施設の出入
口に設置するばかりでなく、利用者およびカーディーラ
ーなども、ETC利用の申込みからETCが実際に利用
可能になるまでには、以下のような手続を踏まなくては
ならない。
【0011】ETCシステムに用いる車載器は、カーデ
ィーラー、カーショップ等の販売店で市販される。この
車載器を用いたETCのサービスを希望するユーザは、
いずれかの店舗で車載器を購入した後、高速道路の運用
事業者に申請書で申請し、その運用事業者が提供する自
動料金収受のための必要な情報を車載器にセットアップ
する必要がある。
【0012】この場合、ユーザは、カーディーラー、カ
ーショップなどで購入した車載器を車両に取り付けるこ
とになる。この取り付け作業は、ユーザ自身が行っても
よいが、車両の内部の電気系統を熟知していないと、車
両故障の原因にもなるため、通常、車載器を購入した販
売店に取り付けを依頼することになる。
【0013】例えばカーディーラーなどが、車載器を購
入したユーザの車両に取り付ける場合、カーディーラー
は、車載器に添付されている申請書に必要事項および
「車載器の管理番号」を記載しユーザが所持する車両の
車検証の写しを添えて運用事業者へ郵送する。
【0014】運用事業者は、届けられた申請書の記載事
項を基に、下記の情報を記録したセットアップ専用のI
Cカード(以下セットアップカードと称す)を作成し、
カーディーラーあるいはユーザへ返送する。セットアッ
プカードに記録されるのは、車載器管理番号、車載器固
有情報、セキュリティに必要な鍵情報である。
【0015】運用事業者からカーディーラーにセットア
ップカードが届けられた場合、カーディーラーは、セッ
トアップカードが届いた旨をユーザに連絡し、車載器の
取り付け日をユーザと決め、ユーザから車両を預かった
日に車両に短時間で車載器を取り付けた後、セットアッ
プカードを車載器にセットして、車載器を操作してセッ
トアップ作業を行うことになる。
【0016】車載器では、セットアップカードがカード
スロットにセットされると、セットアップカードの情報
を読込み、セットされたカードが正しいセットアップカ
ードか、車載器とセットアップカードの情報は一致して
いるかなどのチェックを行い、すべてのチェックがOK
の場合にセットアップカードの情報が車載器のメモリに
登録されて、以降、車載器が使用可能となる。
【0017】そして、車載器のセットアップが完了した
車両がカーディーラーからユーザに戻され、ユーザが車
両を運転して有料道路に進入する際にETCのサービス
が受けられるようになる。
【0018】また、車載器の登録を済ませたとしてもユ
ーザが何年後かに車両を買い替えることがある。このよ
うな場合、つまり車両の登録変更を行う場合や車載器を
他の車両に取付ける場合は、車載器に登録された固有情
報の書換えを行うことになり、この場合も上記手続を踏
む必要がある。
【0019】さらに、車両を2台以上連結して運行する
場合、先頭車両のナンバープレートをカメラで撮影して
得た情報だけでは連結状態を判断することはできず、上
記同様にICカードを介して車載器に車両固有情報の追
加登録あるいは書換えを行う必要があり、この場合も上
記手続を踏む必要があり、ユーザの作業が増えるばかり
かシステムの運用管理も複雑になる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のゲー
ト装置では、車両の車種判別を車両の外観を検知して行
っており、車種識別の精度という面で不完全であり、有
料施設を利用する車両の出入のチェックおよび管理を完
全に自動化できないという問題があった。
【0021】また、ユーザが有料施設を利用可能になる
までには、複雑な手続でセットアップカードを入手しセ
ットアップ作業を行わなければならず、これではいくら
良いサービスを提供するシステムであってもユーザおよ
び販売店が面倒に思い、これがサービス利用者の増加を
阻み、サービス普及の疎外要因になるという問題があ
る。
【0022】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、有料施設を利用する車両の入退場のチ
ェックおよび管理を完全に自動化することのできるゲー
ト装置、車載器および車載器のセットアップ方法、料金
収受方法、入退場判定方法を提供することを目的として
いる。
【0023】また、本発明は、車両に取り付けた車載器
に、有料施設あるいはそのサービスを利用するための情
報を容易にセットアップできるようにすることでサービ
ス普及に寄与することのできるゲート装置、車載器およ
び車載器のセットアップ方法、料金収受方法、入退場判
定方法を提供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明のゲート装置は、車両固有
の情報が記憶された無線タグを取り付けたナンバープレ
ートを有する車両が有料施設に入退場する際に、前記車
両に搭載された無線通信機能を有する車載器と無線通信
することで前記車両の入退場可否を判定するゲート装置
において、前記無線タグと無線通信することで前記車両
固有の情報を取得する第1の無線通信手段と、前記車載
器と無線通信することで前記車載器に記憶されている車
載器の情報と前記車載器にセットされているICカード
の情報を取得する第2の無線通信手段と、前記第2の無
線通信手段により取得された車載器の情報に、入退場可
否を判定するために必要な情報が未登録の場合、前記第
1の無線通信手段により取得された車両固有の情報と前
記ICカードの情報とを照合し未登録情報の登録が可能
か否かを判定する照合手段と、前記照合手段による判定
の結果、前記未登録情報が登録可能な場合、前記第1の
無線通信手段により取得された車両固有の情報に含まれ
る前記必要な情報を、前記第2の無線通信手段を通じて
前記車載器に登録する登録手段とを具備したことを特徴
としている。
【0025】請求項2記載の発明のゲート装置は、車両
固有の情報が記憶された無線タグを取り付けたナンバー
プレートを有する車両が有料施設に入退場する際に、前
記車両に搭載された無線通信機能を有する車載器と無線
通信することで前記車両の入退場可否を判定するゲート
装置において、前記無線タグと無線通信することで前記
車両固有の情報を取得する第1の無線通信手段と、前記
車載器と無線通信することで前記車載器に記憶されてい
る車載器の情報と前記車載器にセットされているICカ
ードの情報を取得する第2の無線通信手段と、前記第1
および第2の無線通信手段により取得された車載器の情
報、ICカードの情報および車両固有の情報を基に、前
記車両の車種判別と施設利用の可否判定とを行い、施設
の利用が可能な車両に対しては判別した車種に応じた料
金収受処理を行う料金収受手段とを具備したことを特徴
としている。
【0026】請求項3記載の発明のゲート装置は、車両
固有の情報が記憶された無線タグを取り付けたナンバー
プレートを有する車両が有料施設に入退場する際に、前
記車両に搭載された無線通信機能を有する車載器と無線
通信することで前記車両の入退場可否を判定するゲート
装置において、前記無線タグと無線通信することで前記
車両固有の情報を取得する第1の無線通信手段と、前記
車載器と無線通信することで前記車載器から前記車載器
にセットされているICカードの情報を取得する第2の
無線通信手段と、前記第1および第2の無線通信手段に
より取得されたICカードの情報および車両固有の情報
を基に、前記車両の車種判別と施設利用の可否判定とを
行う判定手段と、前記判定手段による判定結果を案内表
示する案内表示手段と、前記判定手段による判定結果、
前記有料施設の利用が可能な車両に対して前記有料施設
の入退場口を開放する開閉手段とを具備したことを特徴
としている。
【0027】請求項4記載の発明の車載器は、車両固有
の情報が記憶された無線タグを取り付けたナンバープレ
ートを有する車両に搭載され、前記車両の利用者が契約
したサービスを利用するための情報がメモリに登録され
た後で前記サービスが利用可能になる車載器において、
前記情報が登録前に前記サービスを提供する側の無線機
器から無線通信にて情報取得要求があった場合、前記メ
モリに記憶されている情報を送信する無線通信手段と、
前記無線通信手段から送信した情報に対して、前記無線
機器より前記メモリに未登録の情報が無線通信で返信さ
れてきた場合、前記未登録の情報を前記メモリに登録す
る登録手段とを具備したことを特徴としている。
【0028】請求項5記載の発明の車載器へのセットア
ップ方法は、車両固有の情報が記憶された無線タグを取
り付けたナンバープレートを有する車両に搭載され、前
記車両の利用者が契約したサービスを利用するための情
報がメモリに登録された後で前記サービスが利用可能に
なる車載器のセットアップ方法において、前記無線タグ
と無線通信することで前記車両固有の情報を取得する工
程と、前記車載器と無線通信することで前記車載器に記
憶されている車載器の情報と前記車載器にセットされて
いるICカードの情報を取得する工程と、取得した車載
器の情報に、前記サービスの使用可否を判定するために
必要な情報が未登録の場合、取得した車両固有の情報と
前記ICカードの情報とを照合し未登録情報の登録が可
能か否かを判定する工程と、この判定結果、前記未登録
情報が登録可能な場合、前記車両固有の情報に含まれる
前記必要な情報を、無線通信により前記車載器に登録す
る工程とを有することを特徴としている。
【0029】請求項6記載の発明の料金収受方法は、車
両固有の情報が記憶された無線タグを取り付けたナンバ
ープレートを有する車両に搭載され、前記車両の利用者
が契約した有料道路の自動料金収受サービスを利用する
ための情報が登録された車載器を用いた料金収受方法に
おいて、前記無線タグと無線通信することで前記車両固
有の情報を取得する工程と、前記車載器と無線通信する
ことで前記車載器に記憶されている車載器の情報と前記
車載器にセットされているICカードの情報を取得する
工程と、取得した車載器の情報、ICカードの情報およ
び車両固有の情報を基に、前記車両の車種判別と前記自
動料金収受サービスの利用可否判定とを行い、前記自動
料金収受サービスの利用が可能な車両に対しては判別し
た車種に応じた料金収受処理を行う工程とを有すること
を特徴としている。
【0030】請求項7記載の発明の入退場判定方法は、
車両固有の情報が記憶された無線タグを取り付けたナン
バープレートを有する車両が有料施設に入退場する際
に、前記車両に搭載された無線通信機能を有する車載器
と無線通信することで前記車両の入退場可否を判定する
入退場判定方法において、前記無線タグと無線通信する
ことで前記車両固有の情報を取得する工程と、前記車載
器と無線通信することで前記車載器から前記車載器にセ
ットされているICカードの情報を取得する工程と、取
得したICカードの情報および車両固有の情報を基に、
前記車両の車種判別と前記有料施設の利用可否判定とを
行う工程と、この判定結果、前記有料施設の利用が可能
と判定された車両に対して前記有料施設への入退場を許
可する工程とを有することを特徴としている。
【0031】昨今、車両のナンバープレートに、車検証
の情報を記憶させた無線タグを内蔵することが決定し
た。本発明はこの無線タグの情報を利用するものであ
る。
【0032】請求項1,4,5記載の発明では、ナンバ
ープレートの無線タグと無線通信する第1の無線通信手
段と、車両の車載器と無線通信する第2の無線通信手段
とを設け、車両が来たときに、第2の無線通信手段が車
載器の情報を取得して必要な情報が未登録だったとき
に、第2の無線通信手段を通じて車載器に未登録情報を
登録するので、ユーザあるいは取付代理店の作業者が一
々車載器を操作してセットアップ作業を行わずに済み、
セットアップが簡単にできる。
【0033】請求項2,6記載の発明では、ナンバープ
レートの無線タグと無線通信する第1の無線通信手段
と、車両の車載器と無線通信する第2の無線通信手段と
を有料施設、例えば自動料金収受システムの料金所など
に設け、車両が料金所に進入して来たときに、第1およ
び第2の無線通信手段によって取得された車載器の情
報、ICカードの情報および車両固有の情報を取得し、
これら取得した情報を基に、車両の車種判別と施設利用
の可否判定とを行い、施設の利用が可能な車両に対して
は判別した車種に応じた料金収受処理を行うので、従来
のようにカメラや赤外線センサなどで車両の外観から車
種を判別せずに済むようになり、機器構成を簡素化でき
るとともに、車両の車種を確実に判別することができる
ようになり、料金収受処理を完全に自動することができ
る。
【0034】請求項3,7記載の発明では、ナンバープ
レートの無線タグと無線通信する第1の無線通信手段
と、車両の車載器と無線通信する第2の無線通信手段と
を有料施設、例えば駐車場の入退場口などに設け、車両
が駐車場に進入する際に、第1および第2の無線通信手
段により取得されたICカードの情報および車両固有の
情報を基に、車両の車種判別と施設利用の可否判定とを
行い、この判定結果を案内表示するとともに、有料施設
の利用が可能な車両に対しては駐車場の入退場口を開放
するので、駐車場に契約している利用者の車両を確実に
判別するとともに、駐車場の入退場管理を完全に自動化
することができる。
【0035】すなわち、本発明では、有料施設あるいは
そのサービスを利用するための情報を容易にセットアッ
プできるようになり、サービス普及に寄与することがで
きる。また、有料施設を利用する車両の入退場のチェッ
クおよび管理を完全に自動化することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の料金収受シ
ステムに係る一つの実施形態のETCシステムの概要構
成を示す図、図2はこのETCシステムの登録ゲート装
置を示す図、図3はこのETCシステムの出口料金所に
設置された出口ゲート装置の構成を示す図、図4はこの
ETCシステムに使用される車載器の構成を示す図、図
5は図4の車載器に装着されるICカードの内部構成を
示すブロック図である。
【0037】図1に示すように、ETCシステムは、例
えば高速道路等の有料道路を通行する車両に搭載され、
有料道路の出入口の料金所において無線通信にて料金収
受を行う車載器6と、入口の料金所に設置され、料金所
に進入する車両Aの車載器6と無線通信し車載器6にセ
ット(装着)されたICカード16に入口情報を書込む
入口ゲート装置3と、出口の料金所に設置され、料金所
から退出する車両Aの車載器6と無線通信し、出口での
処理結果をICカード16に書込む出口ゲート装置4
と、例えばカーディーラー、カーショップなどの販売店
あるいは車載器取付代理店などに設置され、車載器6に
対してセットアップを行う登録ゲート装置10とから構
成されている。このように車載器6が搭載された車両A
をETC車Aと称す。
【0038】車両Aのフロントバンパー部には、車両A
を個体毎に区別するための車両固有の情報が記憶された
無線タグ1を内蔵したナンバープレート2が、車両Aか
ら取り外しできないように取り付けられている。
【0039】無線タグ1は、メモリ等の記憶素子、つま
りICチップと、所定周波数の電波信号に共振し応答と
してICチップのデータを発信するアンテナコイルとを
有する装置である。ICチップには、車検証に標記され
ているような車両固有の情報(所有者、車両番号、外形
寸法、重さ、形式、車種などのデータ)が情報書換不可
能に記憶されている。つまり、この無線タグ1には、車
両Aがどのような車種であるかを示す情報が記録される
ので、緊急車両、観光バス、路線バス、特殊車両、身体
に障害を持つ人が運転する車両などの違いを判別でき
る。
【0040】このような無線タグ1を備えたナンバープ
レート2を「ICナンバー2」という。なお、この例で
は、ICナンバー2は、車両Aのフロント側のバンパー
部に取り付けられている場合の例をあげて説明している
が、ICナンバー2は、車両Aのリアバンパー部に取り
付けられている場合もある。
【0041】登録ゲート装置10は、図2に示すよう
に、車両Aの進入および高さなどを検知する車両センサ
11と、車載器6と無線通信し情報を送受信するアンテ
ナ装置12と、無線タグ1と無線通信し車両固有の情報
を取得するアンテナ装置13と、これら車両センサ11
およびアンテナ装置12,13を制御して無線タグ1か
ら得られた情報を車載器6に登録する制御装置14とを
有している。アンテナ装置13は、路面に埋設されてい
たり、路面とほぼ同じ位置に固定されており、無線タグ
1が所定範囲(数メートル程度)に近づいたときに無線
タグ1から情報を読み出す。
【0042】入口ゲート装置3および出口ゲート装置4
は、図3に示すように、有料道路の入口あるいは出口の
車線に設置され、車線へ車両Aが進入したことを検知す
る車両センサ31と、検知された車両Aに搭載された車
載器6と無線通信し情報を送受信する第1の無線通信手
段としてのアンテナ装置32と、この車線の路面に埋設
され、車両Aに取り付けられたICナンバー2(無線タ
グ1)と無線通信し車両固有の情報を取得する第2の無
線通信手段としてのアンテナ装置33と、これらアンテ
ナ装置32、33が無線通信により得た情報からETC
処理可能か否かを判定しETC処理を実行する制御装置
30と、この制御装置30による判定結果や操作案内等
を表示する案内表示器34と、この車線への進入可否あ
るいは車線からの発進の可否を青/赤などのランプで点
灯表示する信号灯35と、車両を停止させたり発進を許
可する発進制御器36と、料金所を示すトールゲート表
示板37とから構成されている。なお、制御装置30
は、上位機器(ホストコンピュータ)に接続されてお
り、ETC処理時に制御装置30から発行した問い合わ
せ(利用者の確認依頼)に対して上位機器(ホストコン
ピュータ)が応答を返す。上記2つのアンテナ装置3
2,33および制御装置30などを路側機器と称す。E
TC処理とは、対距離料金方式のETCシステムの場
合、入口ゲート装置3において車載器6側へ入口情報を
書込む処理であり、出口ゲート装置4において車載器6
との無線通信にて入口からの走行距離に応じた通行料金
の決済を行う処理である。
【0043】車載器6は、図4に示すように、入口ゲー
ト装置3、出口ゲート装置4および登録ゲート装置10
とアンテナ部21を介して無線通信を行うアンテナ制御
部22と、ICカード16が装着されるICカードスロ
ット23と、このICカードスロット23に装着された
ICカード16と情報交換を行うICカードI/F制御
部24と、このICカードI/F制御部24を通じて読
出した情報を処理するCPU25と、このCPU25が
情報を処理する上での作業領域、およびさまざまな情報
の記憶領域とされるメモリ26と、ユーザによって操作
される操作部27と、CPU25が処理した情報、操作
案内および操作部27の操作情報等を表示する表示部
(ディスプレイ)28と、上記各部に電力を供給する電
源部29とから構成されている。
【0044】CPU25は、カウンタを有しており、I
Cカード16から読取った管理番号の不一致回数をカウ
ントする。メモリ26には、予めこの車載器6を他の車
載器と識別するためのID番号(車載器番号、認証子)
が書換不可能に記録されている。CPU25は、このメ
モリ26にこの車載器6が搭載される車両Aの車両固有
の情報に含まれるデータ(車長・車高・軸数・重量・用
途・特長等)の少なくとも一部が未登録の場合に、登録
ゲート装置10から無線通信で得られた未登録情報をセ
ットアップ(登録)する。
【0045】図5に示すように、ICカード16は、情
報を記憶・読み出し可能なフラッシュメモリ97、車載
器6のICカードI/F制御部24との間でデータのや
り取りを行うインタフェース部98と、このインタフェ
ース部98およびフラッシュメモリ97を制御するCP
U99とから構成されている。フラッシュメモリ97に
は、少なくともICカード16を特定するためのID番
号(カード番号、認証子など)が予め記憶されている。
【0046】このICカード16は、読み出しおよび書
き込み可能なカードであり、車両Aが有料道路の入口ゲ
ートを通過する際に、通過日時、入口ゲートを特定する
ためのゲート番号(地点情報)、車両Aの車種、および
カード残額等の通行履歴情報がID番号に関連付けられ
て記憶される。また、このICカード16のフラッシュ
メモリ97には、ユーザの銀行の口座番号、障害者割引
適用の可否等を示す特殊契約情報、および契約の有効期
限等の課金情報等が記憶されている。
【0047】ICカード16は、車載器6に装着される
と、車載器6のICカード処理部82を介した制御部8
6との信号のやり取りで車載器6の正当性を確認して初
めて車載器6側のメモリ26に自身のフラッシュメモリ
97の課金情報を送る。
【0048】以下、この実施形態のETCシステムにつ
いて説明する。
【0049】図6は車載器購入時のセットアップ動作を
示すフローチャートである。
【0050】車載器6をユーザが購入し車両Aに取り付
けただけでは、車載器6は利用できない。
【0051】そこで、ユーザは、まず、購入した車載器
6に添付されている申請書に必要事項および「車載器の
管理番号」を記載し自身が所持する車両Aの車検証の写
しを添えてETCの運用事業者へ郵送する。
【0052】運用事業者は、届けられた申請書の記載事
項を基に、データベースにユーザ登録し、ETCサービ
スを提供するための料金収受用のICカード16を作成
し、ユーザへ返送する。ICカード16に記録される情
報(以下ICカード情報と称す)は、カード番号、支払
許可番号、有効期限、認証子等である。認証子とはMA
C(物理アドレス)である。
【0053】返送されてきたICカード16をユーザが
受け取り、車両Aに車載器6を取り付けた後、ICカー
ド16を車載器6に装着すると、車載器6では、ICカ
ードI/F制御部24によって、図6に示すように、I
Cカード16のICカード情報が車載器6へ転送されて
(S101)、メモリ26に読込まれる。
【0054】次に、ユーザは、車載器6を取り付けた車
両Aを運転して登録ゲート装置10が設置されている場
所、この実施形態の場合、販売店へ行き、販売店の登録
ゲート装置10に車両Aを進入させる。
【0055】登録ゲート装置10では、車両センサ11
により車両Aの進入が検知されると、制御装置14が各
アンテナ装置12,13を制御して情報の取得を行う。
【0056】この場合、制御装置14は、まず、アンテ
ナ装置12を制御して車載器6との無線通信を開始し、
車載器6からは、メモリ26に記憶されている情報(I
Cカード情報+車載器情報)が制御装置14へ送信され
る(S102)。
【0057】続いて、制御装置14は、アンテナ装置1
3を制御してICナンバー2(無線タグ1)との無線通
信を行い、無線タグ1から車両固有の情報を読出す(S
103)。なお、車両Aが一台のみの場合は、一台分の
車両固有情報が取得され、車両Aが他の車両を牽引して
いるような場合(連結車両)は、各車両から2台分の車
両固有情報が取得される。
【0058】そして、制御装置14は、アンテナ装置1
2より取得されたICカード情報+車載器情報とアンテ
ナ装置13より取得された車両固有の情報とを基に、車
載器6にサービス利用に必要な情報が未登録か否かを判
定し、有効・無効の判定を行う(S104)。この有効
・無効の判定とは、車載器情報に、ETCのサービスを
利用するために必要な情報が含まれているか否か、IC
カード情報のカード番号と車載器情報の車載器番号が対
応しているか否か、ICカード情報と車両固有の情報と
の所有者の情報が一致するか否かなどを判定することで
ある。ETCのサービスを利用するために必要な情報が
含まれていない場合、車載器6はまだセットアップがさ
れておらず、必要な情報が未登録ということになる。
【0059】この有効・無効の判定結果、車載器情報
に、ETCのサービスを利用するために必要な情報が含
まれていず、ICカード情報と車両固有の情報との所有
者の情報が一致し、ICカード情報のカード番号と車載
器情報の車載器番号が対応している場合、車載器6への
未登録情報(カード番号、車載器番号、車両固有情報、
地点情報、時刻などのデータ)のセットアップ処理が開
始される。
【0060】この場合、制御装置14からアンテナ装置
12を通じて未登録情報が車載器へ送信されてメモリ2
6に登録される(S105)。
【0061】車載器6では、メモリ26に未登録情報が
登録されると、ICカード16へ登録結果としてカード
番号、車載器番号、車両固有情報、地点情報、時刻など
のデータを転送し(S106)、ICカード16に登録
結果が書込まれると、以降、ETCのサービスが利用可
能になる。
【0062】次に、図7を参照してこのETCシステム
において、車載器のセットアップが済んだ車両Aに対す
るETC処理について説明する。図7は出口料金所での
各機器の動作を示すシーケンス図である。
【0063】車載器6に各種情報のセットアップを済ま
せた後、ICカード16が車載器6に装着されると、I
Cカード16のデータが車載器6へ転送される。
【0064】そして、この車載器6を搭載したETC車
Aが、有料道路の入口に入るとき、入口ゲート装置3の
制御装置30は、車両Aが入口の車線に進入する際にセ
ンサ31によって検知されると、車載器6と出口ゲート
装置4の制御装置30との間でアンテナ装置32を通じ
て無線通信が行われ、車載器6から車載器情報(車両固
有の情報を含む)を取得する。この際、互いの間の通信
が正常に行うことができれば、車両AがETC車である
と判定できる。
【0065】続いて、制御装置30は、アンテナ装置3
3を制御してETC車Aに取り付けられているICナン
バー2の無線タグ1と無線通信し無線タグ1から車両固
有の情報を読み出す。
【0066】そして、制御装置30では、各アンテナ装
置32,33によって取得された車両固有の情報を照合
し、互が一致すれば、制御装置30の入口情報をアンテ
ナ装置32を通じて車載器6へ転送する。車載器6は、
受信された入口情報をICカード16に転送し記憶す
る。なお、入口情報とは、料金所の地点情報(料金所
名)および認証子(MAC)などである。また、有料道
路の区間内では、車載器6からICカード16を外して
おくことも可能である。
【0067】そして、このETC車Aが有料道路の出口
から退出する際に、ICカード16が車載器6に装着さ
れると、ICカード16のデータが車載器6へ転送され
る(図7のS201)。なお、入口からICカード16
が車載器6に装着されたままであれば、この処理はな
い。
【0068】そして、出口の車線に進入する車両Aが車
両センサ31によって検知されると、車載器6と出口ゲ
ート装置4の制御装置30との間でアンテナ装置32を
通じて無線通信が行われる。
【0069】そして、互いの間の通信が正常に行うこと
ができれば、ICカード16の入口情報、車両情報、ユ
ーザID等のICカード情報と車載器情報が制御装置3
0に送信される(S202)。この際の車載器情報と
は、車載器6に既にセットアップされた車両固有の情報
を含む情報である。
【0070】続いて、制御装置30は、アンテナ装置3
3を制御して車両Aに取り付けられているICナンバー
2の無線タグ1と無線通信し無線タグ1から車両固有の
情報が読み出される(S203)。
【0071】そして、制御装置30では、各アンテナ装
置32,33によって取得された入口情報、車両情報、
ユーザID、車両固有の情報を基に判定処理を行う(S
204)。
【0072】ここでの判定処理とは、車種判定、走行区
間判定、支払方法に関する判定などである。支払方法に
関する判定とは、上位装置(ホストコンピュータ)に問
い合わせて行う処理であり、例えばポジテイブリストの
検索、ネガティブリストのチェックし、有効期限のチェ
ックなどである。
【0073】そして、この判定結果に応じて案内表示器
34へ通行可否の案内が行われる(S205)。
【0074】また、判定結果の処理データは、制御装置
30自身にログとして記録あるいは上位装置(ホストコ
ンピュータ)に転送されて記録されるとともに(S20
6)、車載器6に返信される(S207)。判定結果の
処理データとしては、例えばカード番号、車載器番号、
車両ID、車種、料金、走行区間などである。
【0075】車載器6では、受信された処理データがI
Cカード16に転送されて記憶される(S208)。
【0076】このようにこの第1実施形態のETCシス
テムによれば、購入した車載器6を車両Aに取り付けた
後、車両Aを登録ゲート装置10の設置してある場所へ
持ち込み、登録ゲート装置10を通過させることで、車
両Aに取り付けられたICナンバー2の無線タグ1から
無線通信でデータが制御装置14によって取得されて、
制御装置14から車載器6へ自動的に初期設定、つま
り、車載器6のセットアップが行われるので、ユーザも
取付代理店もセットアップ作業が容易になり、ETCサ
ービスの普及に寄与することができる。
【0077】また、車載器6のセットアップを済ませた
ETC車Aについては、有料道路の出入口において、車
両の外観からではなく、ICナンバー2の無線タグ1か
ら車両固有の情報を取得して車種判別を行うことで、利
用対象車の車種区分の判別を正確にできるようになり、
ナンバー認識用のカメラや車高センサなどの各種センサ
類が不要になるとともに、有料道路の出入口での処理を
完全に自動化することができる。
【0078】続いて、図8,図9を参照し本発明の第2
実施形態について説明する。
【0079】この第2実施形態は、有料施設として、例
えば駐車場を想定した例であり、駐車場ゲート装置とし
て説明する。
【0080】図8に示すように、この駐車場ゲート装置
は、駐車場46の出入口の上方に設置され、車両Bに搭
載された車載器6aと無線通信し情報を送受信する第1
の無線通信手段としてのアンテナ装置42と、駐車場の
出入口への路面に埋設され、車両A1,A2に取り付け
られた各ICナンバー2(無線タグ1)と無線通信し車
両固有の情報を取得する第2の無線通信手段としてのア
ンテナ装置43と、これらアンテナ装置42、43が無
線通信により得た情報から駐車可能か車両か否か、駐車
可能な車両の場合にどの位置に駐車させればよいかなど
の判定処理を行う制御装置40と、この制御装置40に
よる判定結果に応じて「駐車可」や「駐車位置」等を案
内表示する案内表示器44と、制御装置40に制御され
て出入口を開閉する開閉機45とから構成されている。
車両Bは、この例の場合、車両B1が車両B2を牽引す
るような連結車両であるものとする。制御装置40に
は、予め駐車場46内の駐車状況情報および契約車両の
ナンバー情報などが登録されている。駐車状況情報と
は、車両ごとに駐車可能なスペースの情報、各スペース
に車両が駐車中か否かを示すフラグ情報などからなる情
報である。車載器6aには、ICカード16aが装着さ
れる。車載器6aは、ETCシステムと同じものでもよ
いが、ETCシステム程のセキュリティ管理が必要ない
ため、駐車時用専用にアンテナ装置42との無線通機能
とICカード16aの読出しおよび書込みの機能程度が
あるものであればよい。ICカード16aには、カード
番号、駐車許可番号、有効期限、認証子などのICカー
ド情報が記憶されている。このICカード情報は、上述
した登録ゲート装置10などで登録してもよく、駐車場
契約時に予めICカード16aに登録しておいてもよ
い。
【0081】このように構成された駐車場ゲート装置に
おいて、車両Bの車載器6aにICカード16aを装着
すると、図9に示すように、ICカード16aのICカ
ード情報が車載器6aに転送される(S301)。
【0082】そして、この車載器6aを搭載した車両B
が駐車場46に駐車する際に、車両Bが、駐車場46に
駐車するためにその出入口付近に到達すると、駐車場4
6の出入口に設置されたアンテナ装置42と車両Bの車
載器6a間で無線通信が行われて、車載器6aからIC
カード情報と車載器情報がアンテナ装置42を通じて制
御装置40に得られる(S302)。
【0083】また、これとほぼ同時にアンテナ装置43
と車両B1,B2の各ICナンバー2間でも無線通信が
行われて、各ICナンバー2に記憶されていた車両番号
を含む車両固有の情報がアンテナ装置43を通じて制御
装置40に得られる(S303)。
【0084】制御装置40では、車載器6aから得られ
たICカード情報および車載器情報と、各ICナンバー
2から得られた車両固有の情報の内容とを基に駐車可否
を判定する(S304)。この際、制御装置40は、互
いの情報を比較して契約車両のナンバー情報と車両固有
の情報に含まれるナンバープレートの番号とが一致する
か否かで契約車か否かを判定し、契約車の場合、複数の
ICナンバー2から得られた車両固有の情報2から車両
Bの駐車位置を決定する。
【0085】この判定結果、車両Bが駐車可能な場合
は、「駐車可」あるいは「駐車位置」を案内表示器44
に案内表示するとともに(S305)、開閉機45を制
御して、駐車場46の出入口を開放し(S306)、車
両Bの進入を許可する。また、車両Bが駐車不可の場合
は、案内表示器44に「駐車不可」あるいは何も表示せ
ず、開閉機45は閉じたままにされる。
【0086】このようにこの第2実施形態の駐車場ゲー
ト装置によれば、アンテナ装置42により車載器6aか
らICカード情報を取得し、アンテナ装置43によりI
Cナンバー2から車両固有の情報を取得して駐車の可否
を判定するので、カメラ、各車両センサなどの車両の外
観を検知する装置が不要になり、装置構成を簡素化する
ことができるとともに、駐車対象の車両Bが契約車か否
かの判別や駐車位置の指定などを正確に行うことができ
る。
【0087】この結果、駐車場を利用する車両Bの入退
場チェックおよび管理を完全に自動化することができ
る。
【0088】なお、本発明は、上記実施形態のみに限定
されるものではない。
【0089】上記実施形態では、車載器6へのセットア
ップ専用に、登録ゲート装置10を設けたが、入口ゲー
ト装置3あるいは出口ゲート装置4に、登録ゲート装置
10のセットアップ機能を付加してもよい。
【0090】また、上記実施形態は、有料道路と駐車場
の例で説明したが、この他、有料橋などにも本発明を適
用できることは言うまでもない。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように請求項1,4,5記
載の発明によれば、ナンバープレートの無線タグと無線
通信する第1の無線通信手段と、車両の車載器と無線通
信する第2の無線通信手段とを設け、車両が来たとき
に、第2の無線通信手段が車載器の情報を取得して必要
な情報が未登録だったときに、第2の無線通信手段を通
じて車載器に未登録情報を登録するので、ユーザあるい
は取付代理店の作業者が一々車載器を操作してセットア
ップ作業を行わずに済み、セットアップが簡単にでき
る。
【0092】請求項2,6記載の発明によれば、ナンバ
ープレートの無線タグと無線通信する第1の無線通信手
段と、車両の車載器と無線通信する第2の無線通信手段
とを有料施設、例えば自動料金収受システムの料金所な
どに設け、車両が料金所に進入して来たときに、第1お
よび第2の無線通信手段によって取得された車載器の情
報、ICカードの情報および車両固有の情報を取得し、
これら取得した情報を基に、車両の車種判別と施設利用
の可否判定とを行い、施設の利用が可能な車両に対して
は判別した車種に応じた料金収受処理を行うので、従来
のようにカメラや赤外線センサなどで車両の外観から車
種を判別せずに済むようになり、機器構成を簡素化でき
るとともに、車両の車種を確実に判別することができる
ようになり、料金収受処理を完全に自動することができ
る。
【0093】請求項3,7記載の発明によれば、ナンバ
ープレートの無線タグと無線通信する第1の無線通信手
段と、車両の車載器と無線通信する第2の無線通信手段
とを有料施設、例えば駐車場の入退場口などに設け、車
両が駐車場に進入する際に、第1および第2の無線通信
手段により取得されたICカードの情報および車両固有
の情報を基に、車両の車種判別と施設利用の可否判定と
を行い、この判定結果を案内表示するとともに、有料施
設の利用が可能な車両に対しては駐車場の入退場口を開
放するので、駐車場に契約している利用者の車両を確実
に判別するとともに、駐車場の入退場チェックおよび管
理を完全に自動化することができる。
【0094】すなわち、本発明では、有料施設あるいは
そのサービスを利用するための情報を容易にセットアッ
プできるようになり、サービス普及に寄与することがで
きる。また、有料施設を利用する車両の入退場のチェッ
クおよび管理を完全に自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のETCシステムの構成
を示す図。
【図2】このETCシステムの登録ゲート装置を示す
図。
【図3】このETCシステムの入口ゲート装置および出
口ゲート装置を示す図。
【図4】このETCシステムに使用される車載器の構成
を示す図。
【図5】車載器に装着されるICカードの内部構成を示
すブロック図。
【図6】車載器のセットアップ動作を示すシーケンス
図。
【図7】このETCシステムの出口処理を示すシーケン
ス図。
【図8】本発明の第2実施形態の駐車場ゲート装置の構
成を示す図。
【図9】本発明の第2実施形態の駐車場ゲート装置の動
作を示すシーケンス図。
【符号の説明】
A,B,B1,B2…車両、1…無線タグ、2…ナンバ
ープレート(ICナンバー)、3…入口ゲート装置、4
…出口ゲート装置、6,6a…車載器、14,30,4
0…制御装置、16,16a…ICカード、12,1
3,33,32,42,43…アンテナ装置、11,3
1…車両センサ、34、44…案内表示器。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両固有の情報が記憶された無線タグを
    取り付けたナンバープレートを有する車両が有料施設に
    入退場する際に、前記車両に搭載された無線通信機能を
    有する車載器と無線通信することで前記車両の入退場可
    否を判定するゲート装置において、 前記無線タグと無線通信することで前記車両固有の情報
    を取得する第1の無線通信手段と、 前記車載器と無線通信することで前記車載器に記憶され
    ている車載器の情報と前記車載器にセットされているI
    Cカードの情報を取得する第2の無線通信手段と、 前記第2の無線通信手段により取得された車載器の情報
    に、入退場可否を判定するために必要な情報が未登録の
    場合、前記第1の無線通信手段により取得された車両固
    有の情報と前記ICカードの情報とを照合し未登録情報
    の登録が可能か否かを判定する照合手段と、 前記照合手段による判定の結果、前記未登録情報が登録
    可能な場合、前記第1の無線通信手段により取得された
    車両固有の情報に含まれる前記必要な情報を、前記第2
    の無線通信手段を通じて前記車載器に登録する登録手段
    とを具備したことを特徴とするゲート装置。
  2. 【請求項2】 車両固有の情報が記憶された無線タグを
    取り付けたナンバープレートを有する車両が有料施設に
    入退場する際に、前記車両に搭載された無線通信機能を
    有する車載器と無線通信することで前記車両の入退場可
    否を判定するゲート装置において、 前記無線タグと無線通信することで前記車両固有の情報
    を取得する第1の無線通信手段と、 前記車載器と無線通信することで前記車載器に記憶され
    ている車載器の情報と前記車載器にセットされているI
    Cカードの情報を取得する第2の無線通信手段と、 前記第1および第2の無線通信手段により取得された車
    載器の情報、ICカードの情報および車両固有の情報を
    基に、前記車両の車種判別と施設利用の可否判定とを行
    い、施設の利用が可能な車両に対しては判別した車種に
    応じた料金収受処理を行う料金収受手段とを具備したこ
    とを特徴とするゲート装置。
  3. 【請求項3】 車両固有の情報が記憶された無線タグを
    取り付けたナンバープレートを有する車両が有料施設に
    入退場する際に、前記車両に搭載された無線通信機能を
    有する車載器と無線通信することで前記車両の入退場可
    否を判定するゲート装置において、 前記無線タグと無線通信することで前記車両固有の情報
    を取得する第1の無線通信手段と、 前記車載器と無線通信することで前記車載器から前記車
    載器にセットされているICカードの情報を取得する第
    2の無線通信手段と、 前記第1および第2の無線通信手段により取得されたI
    Cカードの情報および車両固有の情報を基に、前記車両
    の車種判別と施設利用の可否判定とを行う判定手段と、 前記判定手段による判定結果を案内表示する案内表示手
    段と、 前記判定手段による判定結果、前記有料施設の利用が可
    能な車両に対して前記有料施設の入退場口を開放する開
    閉手段とを具備したことを特徴とするゲート装置。
  4. 【請求項4】 車両固有の情報が記憶された無線タグを
    取り付けたナンバープレートを有する車両に搭載され、
    前記車両の利用者が契約したサービスを利用するための
    情報がメモリに登録された後で前記サービスが利用可能
    になる車載器において、 前記情報が登録前に前記サービスを提供する側の無線機
    器から無線通信にて情報取得要求があった場合、前記メ
    モリに記憶されている情報を送信する無線通信手段と、 前記無線通信手段から送信した情報に対して、前記無線
    機器より前記メモリに未登録の情報が無線通信で返信さ
    れてきた場合、前記未登録の情報を前記メモリに登録す
    る登録手段とを具備したことを特徴とする車載器。
  5. 【請求項5】 車両固有の情報が記憶された無線タグを
    取り付けたナンバープレートを有する車両に搭載され、
    前記車両の利用者が契約したサービスを利用するための
    情報がメモリに登録された後で前記サービスが利用可能
    になる車載器のセットアップ方法において、 前記無線タグと無線通信することで前記車両固有の情報
    を取得する工程と、 前記車載器と無線通信することで前記車載器に記憶され
    ている車載器の情報と前記車載器にセットされているI
    Cカードの情報を取得する工程と、 取得した車載器の情報に、前記サービスの使用可否を判
    定するために必要な情報が未登録の場合、取得した車両
    固有の情報と前記ICカードの情報とを照合し未登録情
    報の登録が可能か否かを判定する工程と、 この判定結果、前記未登録情報が登録可能な場合、前記
    車両固有の情報に含まれる前記必要な情報を、無線通信
    により前記車載器に登録する工程とを有することを特徴
    とする車載器のセットアップ方法。
  6. 【請求項6】 車両固有の情報が記憶された無線タグを
    取り付けたナンバープレートを有する車両に搭載され、
    前記車両の利用者が契約した有料道路の自動料金収受サ
    ービスを利用するための情報が登録された車載器を用い
    た料金収受方法において、 前記無線タグと無線通信することで前記車両固有の情報
    を取得する工程と、 前記車載器と無線通信することで前記車載器に記憶され
    ている車載器の情報と前記車載器にセットされているI
    Cカードの情報を取得する工程と、 取得した車載器の情報、ICカードの情報および車両固
    有の情報を基に、前記車両の車種判別と前記自動料金収
    受サービスの利用可否判定とを行い、前記自動料金収受
    サービスの利用が可能な車両に対しては判別した車種に
    応じた料金収受処理を行う工程とを有することを特徴と
    する料金収受方法。
  7. 【請求項7】 車両固有の情報が記憶された無線タグを
    取り付けたナンバープレートを有する車両が有料施設に
    入退場する際に、前記車両に搭載された無線通信機能を
    有する車載器と無線通信することで前記車両の入退場可
    否を判定する入退場判定方法において、 前記無線タグと無線通信することで前記車両固有の情報
    を取得する工程と、 前記車載器と無線通信することで前記車載器から前記車
    載器にセットされているICカードの情報を取得する工
    程と、 取得したICカードの情報および車両固有の情報を基
    に、前記車両の車種判別と前記有料施設の利用可否判定
    とを行う工程と、 この判定結果、前記有料施設の利用が可能と判定された
    車両に対して前記有料施設への入退場を許可する工程と
    を有することを特徴とする入退場判定方法。
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