JP2001291323A - 記録装置及び方法、再生装置及び方法並びに情報処理装置及び方法 - Google Patents

記録装置及び方法、再生装置及び方法並びに情報処理装置及び方法

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JP2001291323A
JP2001291323A JP2000101346A JP2000101346A JP2001291323A JP 2001291323 A JP2001291323 A JP 2001291323A JP 2000101346 A JP2000101346 A JP 2000101346A JP 2000101346 A JP2000101346 A JP 2000101346A JP 2001291323 A JP2001291323 A JP 2001291323A
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JP2000101346A
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Hiromichi Morimoto
浩通 森本
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Sony Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを映像や音声と同時に実時間で記録/
再生する。 【解決手段】 アンテナ1及び測位処理部2にて得られ
たGPS衛星による測位情報を、送信部10の通信制御
部11及びインターフェース部12を介して記録再生部
20のインターフェース部23及び通信制御部24に送
り、記録再生部20において、信号処理部25を介し
て、カメラブロック21からの映像信号及びオーディオ
ブロック22からの音声信号に実時間で付加して記録す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報信号を記録媒
体に記録する記録装置及び方法、記録媒体から情報信号
を再生する再生装置及び方法並びに情報信号を処理する
情報処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像信号/音声信号をデジタルで
記録/再生する記録再生装置として、例えば民生用デジ
タルビデオカメラレコーダ(digital video camara rec
order;DVCR)規格であるいわゆるDV(digital vide
o)方式による記録再生装置が提供されている。
【0003】かかる記録再生装置においては、映像信号
と音声信号とは、いわゆるDVカセットやいわゆるDV
ミニカセットに格納された記録媒体の磁気テープに記録
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば計測
器等のデータのように、映像信号や音声信号にリンクし
たデータが与えられることがある。従来は、このような
データを記録媒体に記録するために、映像信号や音声信
号を記録する記録装置とは別個の記録手段を用いる必要
があった。映像信号や音声信号にリンクしていないデー
タも同様である。
【0005】また、映像信号や音声信号とリンクしたデ
ータを映像信号や音声信号に同期して実時間で記録媒体
から再生したいことがある。このような場合にも、上記
データは、映像信号を音声信号を再生する再生装置と同
期した別個の再生装置により再生する必要があった。
【0006】本発明は、上述の実情に鑑みてなされるも
のであって、映像信号や音声信号にリンクしたデータを
記録するような記録装置及び方法、並びに映像信号や音
声信号にリンクしたデータを再生するような再生装置及
び方法、並びに映像信号や音声信号にリンクしたデータ
を分離及び/又は処理するような情報処理装置及び方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、映像信号及び/又は音声信号を記録媒
体に記録する記録手段と、付加情報が入力される入力手
段とを有し、上記記録手段は、上記入力手段に入力され
た付加情報を映像信号及び/又は音声信号に実時間で付
加して記録するものである。
【0008】本発明に係る記録方法は、映像信号及び/
又は音声信号を記録媒体に記録する記録工程と、付加情
報が入力される入力工程とを有し、上記記録工程は、上
記入力工程に入力された付加情報を映像信号及び/又は
音声信号に実時間で付加して記録するものである。
【0009】本発明に係る再生装置は、記録媒体に記録
された情報信号を再生する再生手段と、上記再生手段に
て再生された情報信号を分離する分離手段とを有し、上
記記録媒体には映像信号及び/又は音声信号にこの映像
信号及び/又は音声信号に付加する付加情報が実時間で
付加して記録され、上記再生手段は上記記録媒体から映
像信号及び/又は音声信号と共に付加情報を実時間で再
生し、上記分離手段は映像信号及び/又は音声信号と付
加情報とを実時間で分離するものである。
【0010】本発明に係る再生方法は、記録媒体に記録
された情報信号を再生する再生工程と、上記再生工程に
て再生された情報信号を分離する分離工程とを有し、上
記記録媒体には映像信号及び/又は音声信号に付加情報
が実時間で付加して記録され、上記再生工程は上記記録
媒体から映像信号及び/又は音声信号と共に付加情報を
実時間で再生し、上記分離工程は映像信号及び/又は音
声信号と付加情報とを実時間で分離するものである。
【0011】本発明に係る情報処理装置は、情報信号を
処理する情報処理装置において、映像信号及び/又は音
声信号に付加情報が実時間で付加された情報信号が入力
され、この情報信号から映像信号及び/又は音声信号と
上記付加情報とを実時間で分離し、これらを表示するた
めの信号処理手段を有するものである。
【0012】本発明に係る情報処理方法は、情報信号を
処理する情報処理方法において、映像信号及び/又は音
声信号にこの映像信号及び/又は音声信号に付加情報が
実時間で付加された情報信号が入力され、この情報信号
から映像信号及び/又は音声信号と上記付加情報とを実
時間で分離し、これらを表示する信号処理工程を有する
ものである。
【0013】すなわち、本発明は、例えば民生用デジタ
ルビデオカメラレコーダ等の記録再生装置において、記
録時においては、例えば測定器などデータを付加情報と
して映像信号や音声信号に実時間で付加して記録媒体に
記録し、再生時においては、映像信号や音声信号に付加
して記録媒体に記録された付加情報のデータを映像信号
や音声信号と同時に実時間で再生する。
【0014】本発明においては、いわゆるIEEE13
94規格による同期(isochronous)パケットや非同期
(asyncronous)パケットを用いて付加データを記録側
の機器に送出する。
【0015】本発明は、記録側の機器での記録媒体の記
録には、民生用デジタルビデオカセットレコーダの規格
であるいわゆるDV方式を採用し、いわゆるDVフォー
マットのシステムデータ領域内に付加情報を記録する。
付加情報は、システムデータ領域内において、映像信号
や音声信号を記録する領域に付随する補助領域であるオ
プショナルエリアに記録される。
【0016】本発明は、映像信号と音声信号に付加情報
を実時間で付加して記録された記録媒体を再生する際
に、映像信号や音声信号と同時に付加情報を実時間で表
示する。なお、付加情報は、映像信号や音声信号とは別
個に単独で表示することもできる。また、映像信号や音
声信号の表示装置とは別に、付加情報の専用の表示手段
を備えることもできる。また、付加情報のみを分離し
て、いわゆるIEEE1394の非同期パケットにより
他の機器に送出することもできる。
【0017】本発明は、いわゆるDV方式に従い、いわ
ゆるIEEE1394規格により外部のパーソナルコン
ピュータと接続し、パーソナルコンピュータに対して映
像信号や音声信号と同時に付加情報を同期パケットや非
同期パケットにより送出する。そして、パーソナルコン
ピュータ上のソフトウェアにより付加情報を処理する。
パーソナルコンピュータは、映像信号や音声信号と同
時に付加情報を実時間で表示したり、ソフトウェアで処
理した付加情報を表示する。なお、パーソナルコンピュ
ータに対して付加情報のみを単独で送出することもでき
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0019】まず、記録媒体に対して映像信号や音声信
号の記録及び/又は再生を行う記録再生装置について説
明する。
【0020】本実施の形態の記録再生装置は、記録媒体
としてDVカセットやDVミニカセットに収められた磁
気テープを用い、映像信号や音声信号の記録及び/又は
再生をデジタル方式で行う民生用デジタルビデオカセッ
トレコーダの規格であるいわゆるDV方式を採用するも
のと想定している。
【0021】この記録再生装置は、内蔵したビデオカメ
ラやマイクロフォンにより取得した映像信号や音声信号
を磁気テープに記録すると共に、磁気テープに記録され
た映像信号や音声信号を再生して出力する機能を有する
いわゆるビデオカムコーダを構成している。
【0022】この記録再生装置には、全世界方位計測シ
ステム(global positioning system; GPS)と接続さ
れ、GPSにより測定された記録再生装置の現在位置を
示す測位情報が入力される。
【0023】記録再生装置は、映像信号や音声信号と共
にGPSから与えられた測位情報を付加情報として磁気
テープに実時間で記録する。また、記録再生装置は、映
像信号や音声信号と共に付加情報の測位情報を磁気テー
プから実時間で再生する。
【0024】図1に示すように、記録再生装置20は、
ビデオカメラにより映像信号を取得するカメラ部21
と、マイクロフォンにより音声信号を取得するオーディ
オ部22と、外部と通信を接続するインターフェース部
23と、外部との通信を制御する通信制御部24と、デ
ータに対する所定の処理を行う信号処理部25とを有し
ている。
【0025】カメラ部21には、例えばCCDを撮像素
子としてカメラが用いられ、例えばNTSC(national
television system comittee )方式による映像信号を
出力する。オーディオ部22には、例えば指向性を有す
るマイクロフォンが用いられ、カメラ部21からの映像
信号に対応した音声信号を出力する。
【0026】インターフェース部23は、外部の機器と
のデータの通信を行う。本実施の形態においては、イン
ターフェース部23における通信はいわゆるIEEE1
394規格を想定している。
【0027】いわゆるIEEE1394規格は、シリア
ルバスによる通信の規格であり、同期(isochronous)
パケットによる同期通信と、非同期(asynchronous)パ
ケットによる非同期通信を含んでいる。同期通信は周期
的な間隔でパケットを送出し、非同期通信は必要な時点
で随時にパケットを送出する。
【0028】通信制御部24は、インターフェース部2
3を介して行われる外部の機器との通信の制御を行う。
【0029】信号処理部25は、入力される信号を変換
して磁気テープに記録したり、磁気テープから再生した
信号を変換するなど所定の処理を実行する。信号処理部
25には、カメラ部21から映像信号が、オーディオ部
22から音声信号が、また、ライン入力やインターフェ
ース部23を介して外部の機器から信号が入力される。
【0030】信号処理部25は、ハードウェアのIC
と、これを制御するマイクロコンピュータから構成され
ている。信号処理部25における処理手順は、マイクロ
コンピュータのプログラムによって設定される。
【0031】記録再生装置20には、アンテナ1で受信
したGPS衛星からの信号を処理して測位情報を算出す
る測位処理部2が接続され、測位情報が所定間隔で送ら
れる。測位処理部2は、アンテナ1から送られた4個の
GPS衛星からの情報に基づいて、現在位置に関する緯
度、経度、高度等の測位情報を算出する。
【0032】従って、信号処理部25には、カメラ部2
1からの映像信号やオーディオ部22からの音声信号と
共に、測位処理部2からの測位情報が送られることにな
る。測位情報は、信号処理部25にて処理され、映像信
号や音声信号と共に付加情報として実時間で磁気テープ
に記録される。
【0033】測位処理部2にて算出された測位情報は、
記録再生装置20に直接接続する経路5による第1の方
法と、送信部10によりフォーマットが変換されたデー
タが送られるシリアルバスによる第2の方法とのいずれ
かにより送られる。
【0034】第1の方法は、経路5に示すように、測位
処理部2で算出した測位情報を記録再生装置20に直接
入力するものである。この場合には、測位処理部2にて
算出された測位情報は記録再生装置20の信号処理部2
5に直ちに入力される。
【0035】第2の方法は、経路6に示すように、測位
処理部2で算出した測位情報を送信部10で一旦変換し
てから記録再生装置20に送出するものである。測位情
報は測位処理部2から所定間隔おきに出力され、通信制
御部11はこの測位情報を実時間で非同期パケットに変
換してインターフェース部12を介して記録再生装置2
0に送出する。
【0036】記録再生装置20において、送信部10か
ら送られたいわゆるIEEE1394の非同期パケット
は、インターフェース部23及び通信制御部24を介し
て信号処理部24に入力される。
【0037】この非同期パケットによる測位情報の通信
には、いわゆるIEEE1394のFCP(function c
ontrol protocol )のAV/Cコマンドが用いられる。
AV/Cコマンドには、測位情報のような汎用のデータ
を送るようなコマンドはないため、AV/Cコマンド内
のベンダー定義のコマンドが用いられる。
【0038】なお、送信部10と記録再生装置20との
間の通信はいわゆるIEEE1394以外にも、例えば
いわゆるRS−232CやいわゆるA/Dポートによる
こともできる。この場合には、記録再生装置20の通信
制御部24及びインターフェース部23、送信部10の
通信制御部11及びインターフェース部12は、これら
の通信に対応することが必要である。
【0039】記録再生装置20の信号処理部25は、測
位処理部2から送られた測位情報に対して、カメラ部2
1やオーディオ部22にて取得された映像信号や音声信
号と共に磁気テープに実時間で記録するように処理を施
す。
【0040】上述したように、信号処理部25の処理手
順はマイクロコンピュータのプログラムによって設定さ
れる。従って、映像信号や音声信号と共に測位情報を磁
気テープに実時間で記録する本実施の形態の機能は、い
わゆるカムコーダのような既存の記録再生装置20にお
いて、信号処理部25にプログラムを追加して設定する
ことにより実現することができる。
【0041】既存の記録再生装置20の機能は、このよ
うなプログラムを追加することによっては損なわれな
い。すなわち、カメラ部21やオーディオ部22にて取
得した映像信号や音声信号の磁気テープへの記録と並行
して、磁気テープに測位情報を記録することができる。
【0042】ところで、現状の市販のカムコーダは、記
録時において、いわゆるIEEE1394のケーブルで
他の機器に接続されると、現在記録している映像や音声
などを接続されたいわゆるIEEE1394のケーブル
を介して他の機器に送るような仕様になっている。
【0043】すなわち、市販のカムコーダでは、記録時
にいわゆるIEEE1394ケーブルを接続することに
より、記録再生装置20の信号処理部25から磁気テー
プに出力される映像信号や音声信号を外部の機器でモニ
タすることができる。
【0044】本実施の形態の記録再生装置においても、
市販のカムコーダと同様に、記録時にいわゆるIEEE
1394のケーブルで他の機器に接続されると、信号処
理部25から出力されて磁気テープに記録される情報を
同期通信で他の機器に送信することができる。
【0045】本実施の形態では、付加情報は、システム
データ領域のビデオAUXに含められる。このため、付
加情報は、同期通信のフォーマットに含まれるビデオA
UXによって、映像信号や音声信号の同期通信に自動的
に含めて送信される。
【0046】記録再生装置は、経路5又は経路6から入
力された測位情報のような付加情報を、他の機器に非同
期通信で送信することもできる。このためには、信号処
理部25で測位情報を分離し、通信制御部24で非同期
通信を付加情報を非同期送信する。このためには、信号
処理部25のマイクロコンピュータにプログラムを追加
することが必要である。
【0047】なお、他の機器が複数ある場合には、特定
の機器を指定して測位情報を非同期通信で送ることもで
きる。
【0048】また、記録再生装置20は、内蔵するカメ
ラ部21やオーディオ部22からの映像信号や音声信号
を記録するカメラモード以外に、外部から入力された映
像信号や音声信号を記録するビデオモードに切り換える
こともできる。
【0049】この場合には、カメラ部21やオーディオ
部22は使用されず、同期通信やライン入力端子から入
力された映像情報や音声情報と、経路6により入力され
た非同期通信や経路5により直接入力された付加情報と
を信号処理部25で処理し、映像信号及び音声信号に付
加情報を付加して記録することも可能である。
【0050】このようにして、接続相手機からの映像信
号や音声信号をいわゆるIEEE1394の同期通信と
して、測位情報等の付加情報をいわゆるIEEE139
4の非同期通信として信号処理部25に入力することが
できる。
【0051】同様に、再生時においても、現状の市販の
カムコーダは、いわゆるIEEE1394のケーブルで
他の機器に接続されると、磁気テープから再生したり表
示したりしている映像や音声などが他の機器に自動的に
同期通信により送られる仕様になっている。
【0052】本実施の形態の記録再生装置においても、
再生時にいわゆるIEEE1394ケーブルで外部の機
器に接続されると、磁気テープから再生されている情報
を画面に表示しながら、他の機器に同期通信で送ること
ができる。
【0053】上述のように、本実施の形態では付加情報
はシステムデータ領域のビデオAUXに含まれるので、
磁気テープから再生された映像信号や音声信号に付加情
報が自動的に含まれて送信される。
【0054】なお、付加情報はビデオAUXに含まれる
ので、同期通信で付加情報を送信するために信号処理部
25にプログラムを追加する必要はない。ただし、記録
再生装置に付加情報を表示するためには、プログラムを
追加することが必要である。
【0055】記録再生装置に接続された他の機器は、記
録再生装置から同期通信により送られた情報において、
映像信号や音声信号に付加された付加情報を分離するこ
とができる場合がある。このような機器においては、分
離した付加情報を表示したりすることができる。
【0056】例えば、現状の市販のカムコーダのよう
に、接続された記録再生装置から同期通信によって送信
された情報に対して、映像信号や音声信号から付加情報
を分離できない機器においても、映像や音声は今まで通
り表示することができる。
【0057】これに加えて、磁気テープから再生された
付加情報を、いわゆるIEEE1394で接続された他
の機器に対して非同期通信で送ることもできる。また、
他の機器が複数存在する場合には、特定の機器を指定し
て非同期通信で送ることもできる。
【0058】このためには、信号処理部25において、
磁気テープから再生された映像信号や音声信号に付加さ
れた付加情報を分離し、付加情報を非同期通信で送信す
るようにマイクロコンピュータにプログラムを追加する
ことが必要である。
【0059】続いて、信号処理部25による磁気テープ
に対する信号の記録について説明する。信号処理部25
は、カメラ部21やオーディオ部22から入力された映
像信号や音声信号に測位処理部2にて算出された測位情
報を実時間で付加して記録する。
【0060】本実施の形態では、いわゆるDV方式によ
る磁気テープを想定している。測位情報等の付加情報
は、いわゆるDVフォーマットの磁気テープにおいて、
システムデータ領域内のオプショナルエリアに記録され
る。
【0061】いわゆるDVフォーマットによると、記録
媒体の磁気テープには、圧縮されたビデオ(映像)デー
タとオーディオ(音声)データの他に、システムデータ
と呼ばれるデータ群が記録される。システムデータに
は、オーディオデータに付随するオーディオAUX、ビ
デオデータに付随するビデオAUX、サブコードの各デ
ータがある。
【0062】図2に示すように、DV方式による磁気テ
ープ50上に形成されるトラックは、トラックID等の
情報が記録されるITI(insert and track informati
on)記録領域51と、オーディオデータ及びそれに付随
するオーディオAUXが記録されるオーディオ記録領域
52と、ビデオデータとそれに付随するビデオAUXが
記録されるビデオ記録領域53と、撮影(記録)日時情
報、文字コード情報、頭出し情報等の任意の情報が記録
されるサーブコード記録領域54とから構成されてい
る。
【0063】また、各記録領域の間には、ギャップG
1,G2,G3が設けられている。また、トラックの終
端には、マージン55が設けられている。
【0064】磁気テープに記録されたシステムデータ
は、ITI記録領域51に記録されたスタートシンクや
トラックに関する基本システムデータと、この基本シス
テムデータに含まれるAPT(application ID of a tr
ack )によって規定されるシステムデータから構成され
ている。ITI記録領域51に含まれているAPTは、
そのトラックのデータ構造を規定する。
【0065】いわゆるDVフォーマットにおいては、A
PTの値は0であり、図2に示したように、ITI記録
領域51の後ろにオーディオ記録領域52、ビデオ記録
領域53及びサブコード記録領域54が規定される。
【0066】オーディオ記録領域52にはデジタルオー
ディオデータとそれに付随するオーディオAUXデータ
が、ビデオ記録領域53には画像情報圧縮されたビデオ
データとそれに付随するビデオAUXが記録される。
【0067】オーディオAUXのメインエリアには、サ
ンプリング周波数、量子化ビット数、著作権ビット、記
録モード等が記録される。ビデオAUXのメインエリア
には、テレビジョン放送方式、テレビチャンネル、著作
権ビット、記録モード等が記録される。
【0068】サブコード記録領域54のメインアリアに
は、絶対トラック番号、インデックスID等を記録する
ID部と、ユーザテープ用及びソフトテープ用のサブコ
ードデータ部とが記録される。
【0069】オプショナルエリアは、それぞれのトラッ
クのメインエリアを除いた部分をヘッドのスキャン順に
集めたものである。本実施の形態においては、付加情報
はこのオプショナルエリアに記録される。例えば、シス
テムデータ領域のビデオAUX領域のオプショナルエリ
アを利用することができる。
【0070】このように、システムデータ領域内のオプ
ショナルエリアを利用することにより、ビデオデータや
オーディオデータと同時に付加情報を実時間で記録する
ことができるようになる。
【0071】続いて、記録再生装置20における測位情
報の再生について説明する。図3を参照して説明する。
【0072】記録再生装置20においては、カメラ部2
1やオーディオ部22からの映像信号や音声信号と同時
に、測位処理部2にて算出された測位情報が磁気テープ
に実時間で記録された。このように、映像信号や音声信
号と共に測位情報が記録された磁気テープから測位情報
の再生を行うものである。
【0073】記録再生装置20における測位情報の再生
には、信号処理部25で処理する第1の方法と、外部の
パーソナルコンピュータで処理する第2の方法とがあ
る。
【0074】第1の方法は、磁気テープから映像信号や
音声信号と同時に測位情報を実時間で再生するように、
信号処理部25を設定する。
【0075】上述したように、信号処理部25の処理手
順は、マイクロコンピュータのプログラムによって設定
される。従って、マイクロコンピュータにプログラムを
追加することにより、映像信号や音声信号を再生する既
存の機能を損なうことなく、測位情報を実時間で再生す
る機能を追加することができる。
【0076】このプログラムによって、信号処理部25
においては、磁気テープから映像信号や音声信号と測位
情報とが実時間で分離して再生される。
【0077】そして、信号処理部25のマイクロコンピ
ュータの制御の下、映像信号の映像とこの映像信号や音
声信号に同期した測位情報が液晶表示部26に同時に表
示され、同時に音声信号がスピーカ27から出力され
る。
【0078】また、いわゆるIEEE1394の非同期
通信により外部のパーソナルコンピュータ30等に対し
て測位情報のみを送出することもできる。この機能は、
信号処理部25のマイクロコンピュータに対するプログ
ラムの追加により実現される。
【0079】非同期通信にて送られた測位情報に対し
て、パーソナルコンピュータ30は、表示装置への表示
やグラフィカルに表示するための所定の処理を行う。こ
のような処理は、パーソナルコンピュータ30における
所定のソフトウェアにより実行される。
【0080】第2の方法は、経路7に示すように、磁気
テープから再生した映像信号や音声信号と共に測位情報
をいわゆるIEEE1394の同期通信により外部のコ
ンピュータ30に送出する。この方法では、信号処理部
25に測位情報を分離するためのプログラムを追加する
必要はない。
【0081】記録再生装置20は、いわゆるIEEE1
394の同期通信により記録再生装置20から送られた
映像信号や音声信号と情報信号とを実時間で分離する。
このような分離の処理は、パーソナルコンピュータ30
における所定のソフトウェアにより実行される。
【0082】パーソナルコンピュータ30は、映像信号
と測位情報を図示しない表示装置に表示し、音声信号を
図示しないスピーカから出力する。測位情報は、映像信
号や音声信号と同時に実時間で図示しない表示装置に表
示される。測位情報のみを別の表示装置に表示すること
も可能である。
【0083】パーソナルコンピュータ30においては、
映像信号から映像を表示しながら測位情報をグラフィカ
ルに表示するような処理をソフトウェアにより実行する
こともできる。例えば、自動車からの撮影した車窓の風
景と、その場所の実時間の測位情報を磁気テープに記録
した場合について考える。
【0084】ソフトウェアでの処理により、例えば車窓
風景のような再生画像を表示しつつ、それが記録された
場所の測位情報に基づいて、地図上のどこで撮影された
かを計算し、パーソナルコンピュータ30の図示しない
表示装置の画面ウィンドウ内の地図上にリアルタイムで
マークを付けることもできる。
【0085】上述のような記録再生の例においては、映
像信号や音声信号と共に入力される付加情報の一例とし
て測位情報を挙げた。しかし、付加情報は測位情報に限
られず、この付加情報はどんなデータでもよい。また、
再生時のパーソナルコンピュータ30上のソフトウェア
も、測位情報に対応するソフトウェアに限定されず、付
加情報に対応する処理を行うように作成することができ
る。
【0086】続いて、記録信号や再生信号と同時に測位
情報を実時間で記録又は再生する方法について、図4を
参照して説明する。
【0087】なお、図4の1つの枠は映像信号の1フレ
ームに対応している。また、説明の便宜のためにここで
は、1フレーム期間が1/30秒のNTSC方式の映像
信号を用いるが、他の規格の映像信号を用いることがで
きるのはもちろんである。
【0088】まず、単一のセンサAにて取得されたデー
タを付加情報として磁気テープに記録する方法について
説明する。
【0089】いわゆるDV方式によると、記録時の最小
圧縮単位はフレームであるので、データの記録もフレー
ム単位で行われる。1フレームの領域は、ビデオ(映
像)データ領域、オーディオ(音声)データ領域、シス
テムデータ領域から構成される。本実施の形態において
は、付加情報は、この内のシステムデータ領域のオプシ
ョナルエリアに記録される。
【0090】センサAのデータは、最大約1/30秒ご
との1フレーム期間の精度で、実時間で更新される。こ
の場合の磁気テープ上でのデータ記録のイメージを図4
の(a)に示す。すなわち、データA1,A2,A
3,...のデータが1フレームごとに記録されてい
る。
【0091】センサAから1/5秒のタイミングでデー
タが出力される場合には、上記1フレーム期間を基準に
して、データA1〜A5は、同一とすることができる。
また、データA1〜A5において、A1やA6の更新時
のフレームにのみデータを記録し、残りは空白とするこ
ともできる。
【0092】続いて、複数のセンサA,B,C,Dにて
取得された複数データを付加情報として磁気テープに記
録する方法について説明する。
【0093】図4の(b)に示すように、複数のセンサ
A,B,C,Dから出力された複数データが1フレーム
分のシステムデータ領域のオプショナルエリアに収まる
場合には、1フレーム分の領域に複数データを記録す
る。
【0094】例えば、第1フレームにデータA1,B
1,C1,D1、第2フレームにデータA2,B2,C
2,D2、第3フレームにデータA3,B3,C3,D
3、...が記録される。
【0095】複数センサA,B,C,Dから出力された
複数データは、最大約1/30秒の1フレーム期間の精
度で、実時間で更新される。
【0096】図4の(c)に示すように、複数のセンサ
A,B,C,Dから出力された複数データが1フレーム
分のシステムデータ領域のオプショナルエリアに収まら
ない場合には、1フレーム分の領域に1つのセンサ情報
を記録し、4フレームでセンサA,B,C,Dのデータ
を記録する。
【0097】例えば、第1フレームにデータA1、第2
フレームにデータB1、第3フレームにデータC1、第
4フレームにデータD1、第5フレームにデータA
2、...が記録される。
【0098】この場合は、各センサからのデータは4フ
レーム期間ごとに更新されることになるので、図4の
(b)に示した複数のセンサA,B,C,Dから出力さ
れた複数のデータが1フレーム分のシステムデータ領域
のオプショナルエリアに収まる場合と比較すると、各セ
ンサのデータの記録精度は1/4に低下する。
【0099】センサには、次に挙げるような様々な種類
のものが考えられる。例えば、温度計、湿度計、気圧
計、高度計、風速計、振動計、ガイガーカウンター、照
度計、紫外線量計、距離計などの各種センサである。
【0100】これらのセンサにて取得したデータは、上
述した記録再生装置20に対して直接に入力したり、又
はいわゆるIEEE1394の非同期通信などにより入
力することができる。
【0101】これらのセンサからのデータと共に、セン
サによる測定を行った場所における映像信号と音声信号
を同時に記録することができる。これによって、センサ
にて測定を行った状況をリアルタイムで記録し、データ
をもとに測定状況を再現することができる。
【0102】また、医療や各種実験分野での応用も考え
られる。例えば、患者や実験装置の映像と音声を撮影し
ながら、それらに取り付けられた各種測定器からのデー
タも同時に記録するなどにより、後に、映像や音声と記
録されたデータを見ながら、様々な検討などを行うこと
が可能となる。
【0103】例えば、映像信号や音声信号と同時に、脈
拍などの振幅情報を付加情報として記録することができ
る。この場合には、パーソナルコンピュータ30におい
て脈拍情報を映像信号や音声信号と同時に実時間で表示
したり、脈拍情報だけを別の表示手段などに表示するこ
ともできる。
【0104】なお、上述の実施の形態においては、いわ
ゆるDV方式を例にとって述べたが、本発明はこれに限
定されない。本発明は、DV方式以外の機器に対しても
適用することができるのはいうまでもない。
【0105】また、上述の実施の形態においては、いわ
ゆるIEEE1394規格のケーブルによる通信を取り
上げたが、本発明はこれに限定されない。例えば、再生
部と外部の機器は、無線通信により接続することもでき
る。
【0106】さらに、上述の実施の形態においては、映
像信号や音声信号にリンクした情報を付加情報として記
録する例を説明したが、本発明はこれに限定されない。
映像信号や音声信号にリンクしない情報も、同様に記録
及び/又は再生することができるのはいうまでもない。
【0107】また、上述の実施の形態においては、記録
再生装置20からいわゆるIEEE1394の同期通信
にて送られたデータを処理する機器としてパーソナルコ
ンピュータを示したが、本発明はこれに限定されない。
映像信号や音声信号を処理することができる他の種類の
機器であってもよい。
【0108】
【発明の効果】上述したように、本発明によると、民生
用デジタルビデオ記録規格である例えばいわゆるDV方
式のフォーマットを採用する記録再生装置においては、
カメラからの画像入力、マイクロフォンからの音声入力
に加え、いわゆるIEEE1394規格による回線やシ
リアル通信などから入力される任意のデータも実時間で
に同時に記録することが可能になった。
【0109】また、再生時には、記録された時と同じタ
イミングで、映像と音声とデータを再生することが可能
になった。さらに、再生時にいわゆるIEEE1394
規格の回線を経由してパーソナルコンピュータ等の他の
機器にデータを送出することにより、記録されたデータ
をリアルタイムでグラフィカルに表示することも可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録再生装置における記録時のデータの流れを
示す図である。
【図2】DVテープのトラックのデータ構造を示す図で
ある。
【図3】記録再生装置における再生時のデータの流れを
示す図である。
【図4】磁気テープ上へのデータ記録の具体例を示す図
である。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 測位処理部、10 送信部、11
通信制御部、12 インターフェース部、20 記録再
生装置、21 カメラ部、22 オーディオ部、23
インターフェース部、24 通信制御部、25 信号処
理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/92 H04N 5/782 K 5/928 D // G01S 5/14 5/91 L 5/92 H E Fターム(参考) 5C018 CA05 FA01 FB04 FB05 FB07 5C053 FA22 GA16 GB01 GB11 JA03 JA12 JA22 JA30 KA24 LA01 LA06 LA11 LA15 LA20 5D044 AB05 AB07 AB10 BC01 CC03 DE02 DE03 DE17 HL11 5J062 AA01 BB05 CC07

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号及び/又は音声信号を記録媒体
    に記録する記録手段と、 付加情報が入力される入力手段とを有し、 上記記録手段は、上記入力手段に入力された付加情報を
    映像信号及び/又は音声信号に実時間で付加して記録す
    ることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 上記記録手段にて記録する映像信号及び
    /又は音声信号を出力する出力手段を有し、上記出力手
    段は上記映像信号及び/又は音声信号と同時に上記付加
    情報を実時間で出力することを特徴とする請求項1記載
    の記録装置。
  3. 【請求項3】 上記付加情報を実時間で出力する出力手
    段を有することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 上記記録手段は、上記記録媒体において
    映像信号及び/又は音声情報を記録する領域に付随する
    補助領域に上記付加情報を記録することを特徴とする請
    求項1記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 上記入力手段は、上記記録手段に情報を
    伝送する通信手段と、入力された付加情報を所定のフォ
    ーマットに変換して上記通信手段に送出する変換手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 上記通信手段はシリアルバスであり、上
    記変換手段は上記付加情報をパケットに変換して上記通
    信手段に送出することを特徴とする請求項5記載の記録
    装置。
  7. 【請求項7】 上記変換手段は、上記付加情報を必要な
    時点で随時に非同期(asynchronous)パケットに変換し
    て送出することを特徴とする請求項6記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 上記記録手段は、上記映像信号及び/又
    は音声信号を周期的な同期(isochronous)パケットと
    してシリアルバスを介して外部に送出することを特徴と
    する請求項1記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 上記記録手段は、上記映像信号及び/又
    は音声信号wp周期的な同期パケットとして、上記付加
    情報を必要な時点で随時に非同期(asynchronous)パケ
    ットとして、それぞれシリアルバスを介して外部に送出
    することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 上記付加情報を検出するセンサから上
    記入力手段に上記付加情報を伝送する他の通信手段を有
    することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 上記センサは衛星から送られた情報に
    基づいて当該センサの位置情報を検出する位置検出セン
    サであり、上記他の通信手段は上記位置情報を上記付加
    情報として伝送するものであって、上記記録手段にて記
    録する映像信号及び/又は音声信号を出力する第1の出
    力手段と、上記位置情報を出力する第2の出力手段とを
    有することを特徴とする請求項10記載の記録装置。
  12. 【請求項12】 上記センサは、振幅情報を検出する振
    幅センサであり、上記他の通信手段は上記振幅情報を上
    記付加情報として伝送するものであって、上記記録手段
    にて記録する映像信号及び/又は音声信号を出力する第
    1の出力手段と、上記振幅情報を出力する第2の出力手
    段とを有することを特徴とする請求項10記載の記録装
    置。
  13. 【請求項13】 映像信号及び/又は音声信号を記録媒
    体に記録する記録工程と、 付加情報が入力される入力工程とを有し、 上記記録工程は、上記入力工程に入力された付加情報を
    映像信号及び/又は音声信号に実時間で付加して記録す
    ることを特徴とする記録方法。
  14. 【請求項14】 上記入力工程は、上記記録工程に情報
    を伝送する通信工程と、入力された付加情報を所定のフ
    ォーマットに変換して上記通信工程に送出する変換工程
    とを有することを特徴とする請求項13記載の記録方
    法。
  15. 【請求項15】 記録媒体に記録された情報信号を再生
    する再生手段と、 上記再生手段にて再生された情報信号を分離する分離手
    段とを有し、 上記記録媒体には映像信号及び/又は音声信号にこの映
    像信号及び/又は音声信号に付加する付加情報が実時間
    で付加して記録され、上記再生手段は上記記録媒体から
    映像信号及び/又は音声信号と共に付加情報を実時間で
    再生し、上記分離手段は映像信号及び/又は音声信号と
    付加情報とを実時間で分離することを特徴とする再生装
    置。
  16. 【請求項16】 上記分離手段にて分離された映像信号
    及び/又は音声信号を出力する出力手段を有し、上記出
    力手段は映像信号及び/又は音声信号と同時に上記分離
    手段で分離された付加情報も実時間で出力することを特
    徴とする請求項15記載の再生装置。
  17. 【請求項17】 上記分離手段で分離された付加情報を
    実時間で出力する出力手段を有することを特徴とする請
    求項15記載の再生装置。
  18. 【請求項18】 上記分離手段は、上記再生手段で再生
    された情報信号を所定のフォーマットにより伝送する通
    信手段と、上記再生手段により伝送された所定のフォー
    マットの情報信号を映像信号及び/又は再生信号と付加
    情報とに実時間で変換する変換手段とを有することを特
    徴とする請求項15記載の再生装置。
  19. 【請求項19】 上記通信手段はシリアルバスであり、
    上記再生手段は上記情報信号をパケットとして上記通信
    手段に送出することを特徴とする請求項18記載の再生
    装置。
  20. 【請求項20】 上記再生手段は、上記情報信号を周期
    的な同期(isochronous)パケットとして送出すること
    を特徴とする請求項19記載の再生装置。
  21. 【請求項21】 上記再生手段は、上記情報信号につい
    て周期的な同期パケットとして送出し、上記情報信号の
    内の上記付加情報を必要な時点で随時に非同期(asynch
    ronous)パケットとして送出することを特徴とする請求
    項19記載の再生装置。
  22. 【請求項22】 上記付加情報は上記映像信号及び/又
    は音声信号が取得された位置を示す位置情報であり、上
    記分離手段で分離された映像信号及び/又は音声信号を
    出力する第1の出力手段と、上記位置情報を出力する第
    2の出力手段とを有することを特徴とする請求項15記
    載の再生装置。
  23. 【請求項23】 上記付加情報は上記映像信号及び/又
    は音声信号が取得された際の振幅を示す振幅情報であ
    り、上記分離手段で分離された映像信号及び/又は音声
    信号を出力する第1の出力手段と、上記位置情報を出力
    する第2の出力手段とを有することを特徴とする請求項
    15記載の再生装置。
  24. 【請求項24】 記録媒体に記録された情報信号を再生
    する再生工程と、 上記再生工程にて再生された情報信号を分離する分離工
    程とを有し、 上記記録媒体には映像信号及び/又は音声信号に付加情
    報が実時間で付加して記録され、上記再生工程は上記記
    録媒体から映像信号及び/又は音声信号と共に付加情報
    を実時間で再生し、上記分離工程は映像信号及び/又は
    音声信号と付加情報とを実時間で分離することを特徴と
    する再生方法。
  25. 【請求項25】 上記分離工程は、上記再生手段で再生
    された情報信号を所定のフォーマットにより伝送する通
    信工程と、上記再生手段により伝送された所定のフォー
    マットの情報信号を映像信号及び/又は再生信号と付加
    情報とに実時間で変換する変換工程とを有することを特
    徴とする請求項24記載の再生方法。
  26. 【請求項26】 情報信号を処理する情報処理装置にお
    いて、 映像信号及び/又は音声信号に付加情報が実時間で付加
    された情報信号が入力され、この情報信号から映像信号
    及び/又は音声信号と上記付加情報とを実時間で分離す
    る信号処理手段を有することを特徴とする情報処理装
    置。
  27. 【請求項27】 上記信号処理手段にて分離された映像
    信号及び/又は音声信号を出力する出力手段を有し、上
    記出力手段は上記映像信号及び/又は音声信号と同時に
    上記信号処理手段で分離された付加情報を実時間で出力
    することを特徴とする請求項26記載の情報処理装置。
  28. 【請求項28】 上記信号処理手段は分離した付加情報
    に対して実時間で演算処理を施し、この演算処理の結果
    を出力する出力手段を有することを特徴とする請求項2
    6記載の情報処理装置。
  29. 【請求項29】 上記信号処理手段で分離された付加情
    報を実時間で出力する出力手段を有することを特徴とす
    る請求項26記載の情報処理装置。
  30. 【請求項30】 上記信号処理手段に上記情報信号を所
    定のフォーマットにより伝送する通信手段を有すること
    を特徴とする請求項26記載の情報処理装置。
  31. 【請求項31】 上記通信手段はシリアルバスであり、
    上記情報信号はパケットとして伝送されることを特徴と
    する請求項30記載の情報処理装置。
  32. 【請求項32】 上記通信手段は、上記情報信号を周期
    的な同期(isochronous)パケットとして伝送すること
    を特徴とする請求項31記載の情報処理装置。
  33. 【請求項33】 上記通信手段は、上記情報信号につい
    て周期的な同期パケットとして伝送し、上記情報信号の
    内の上記付加情報を必要な時点で随時に非同期(asynch
    ronous)パケットとして伝送することを特徴とする請求
    項31記載の情報処理装置。
  34. 【請求項34】 情報信号を処理する情報処理方法にお
    いて、 映像信号及び/又は音声信号にこの映像信号及び/又は
    音声信号に付加情報が実時間で付加された情報信号が入
    力され、この情報信号から映像信号及び/又は音声信号
    と上記付加情報とを実時間で分離する信号処理工程を有
    することを特徴とする情報処理方法。
  35. 【請求項35】 上記信号処理工程に上記情報信号を所
    定のフォーマットにより伝送する通信工程を有すること
    を特徴とする請求項34記載の情報処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007521695A (ja) * 2003-10-01 2007-08-02 マイクロソフト コーポレーション Dvメタデータの抽出

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