JP2001285228A - 放送コンテンツ決定装置、放送コンテンツ決定方法および記録媒体、並びに放送システム - Google Patents

放送コンテンツ決定装置、放送コンテンツ決定方法および記録媒体、並びに放送システム

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JP2001285228A
JP2001285228A JP2000091855A JP2000091855A JP2001285228A JP 2001285228 A JP2001285228 A JP 2001285228A JP 2000091855 A JP2000091855 A JP 2000091855A JP 2000091855 A JP2000091855 A JP 2000091855A JP 2001285228 A JP2001285228 A JP 2001285228A
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JP2000091855A
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English (en)
Inventor
Masaki Kiyono
正樹 清野
Yoshihiro Noguchi
喜洋 野口
Sachiko Uranaka
祥子 浦中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送中または放送直後に得られた視聴者によ
る最新の評価と放送コンテンツ提供者のポリシーとに従
って、実際に放送する放送コンテンツや放送時間を動的
に決定または変更することのできる放送コンテンツ決定
装置、放送コンテンツ決定方法および記録媒体、並びに
放送システムを提供すること。 【解決手段】 放送中または放送直後の放送コンテンツ
に対する視聴者の評価を入力する視聴者評価入力部11
5を有するDTV端末110、および通信ネットワーク
を介してDTV端末110から送信された視聴者評価を
統計的に分析する視聴者評価分析部155と、視聴者評
価分析部155で分析された分析結果と、広告等の放送
コンテンツに対する放送コンテンツ提供者(広告主等)
のポリシーとに基づいて実際に放送する放送コンテンツ
を決定する放送広告決定部161とを有する放送サーバ
150を備えて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送コンテンツ決
定装置、放送コンテンツ決定方法および該方法を実行さ
せるためのプログラムを記録した記録媒体、並びに放送
システムに係り、特に、テレビ放送やラジオ放送などで
放送される広告等の放送コンテンツを動的に決定する放
送コンテンツ決定装置、放送コンテンツ決定方法および
記録媒体、並びに放送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ放送やラジオ放送等を行う
放送システムにおいては、放送局(放送サーバ)が決定
した放送枠に対してどの広告(コマーシャル:CM)を
放送するかが事前に決定され、所定の時間に広告を放送
している。一般的に、所望の商品やサービスを宣伝する
広告を放送することによってこの商品またはサービスの
売れ行きは伸びるが、広告が視聴者に与えるインパクト
や放送時間帯、放送回数などによって商品またはサービ
スの売れ行きの伸びは大きく左右される。特に、視聴者
による広告に対する評価が売れ行きに大きく関与するた
め、広告を提供する広告主(スポンサー)は、視聴者の
評価を参考にしながら実際に放送する広告を事前に決定
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、広告に対
する視聴者の評価は、商品やサービスの売れ行きを左右
する大きな要因となっているため非常に重要であるが、
実際に放送する広告を決定する際に参考とされる視聴者
の評価は、最新のものであっても例えば一ヶ月前に調査
して得られたものが用いられている。また、上記従来の
放送システムにおいては、広告の放送中または放送直後
に視聴者の評価を得られるような仕組みとはなっていな
い。したがって、広告主は、そのとき放送を視聴してい
る視聴者から得られた新鮮な評価に基づいて、放送する
広告や放送時間を決定することができなかった。また、
放送局も放送時間直前の広告の変更や放送時間の変更を
原則として行っていなかった。
【0004】しかしながら、広告主にとって視聴者の評
価は新しいものほど利用価値が高いため、放送中または
放送直後に得られた最新の評価に従って、実際に放送す
る広告および放送時間を動的に決定することができれ
ば、広告主は視聴者に対して商品またはサービスをより
効果的に宣伝することができる。また、放送局が用意し
た放送枠にどの広告を放送するかが事前に決定されてい
る場合においても、視聴者から得られた最新の評価に従
って、より良い宣伝効果が得られる広告および放送時間
に変更することができれば、広告主はより効果的に商品
またはサービスを視聴者に宣伝することができる。
【0005】したがって、放送中または放送直後に得ら
れた広告等の放送コンテンツに対する視聴者の新鮮な評
価を得ることができ、かつ、得られた評価に基づいて放
送する放送コンテンツや放送時間を動的に決定または変
更することのできる放送システム、放送コンテンツ決定
方法または放送コンテンツ決定装置が求められている。
但し、視聴者の評価だけを単純に反映してしまうと、例
えば放送コンテンツが広告である場合、広告主の方針、
意志(以下、ポリシーと称す)に沿わないタイミングで
広告が放送されたり、全く放送されない広告が存在して
しまう可能性が生じるため、広告主等の放送コンテンツ
提供者のポリシーと視聴者の評価との両方に基づいて、
実際に放送する放送コンテンツや放送時間を決定または
変更する必要がある。
【0006】本発明は、上記従来からの要望に鑑みてな
されたものであって、放送中または放送直後に得られた
視聴者による最新の評価と放送コンテンツ提供者のポリ
シーとに従って、実際に放送する放送コンテンツや放送
時間を動的に決定または変更することのできる放送コン
テンツ決定装置、放送コンテンツ決定方法および記録媒
体、並びに放送システムを提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る放送コンテンツ決定装置
は、放送中または放送直後に得られた放送コンテンツに
対する視聴者の評価を用いて、各放送コンテンツに対す
る視聴者全体または一部の評価を統計的に分析する視聴
者評価分析手段、および前記視聴者評価分析手段で得ら
れた分析結果と、放送コンテンツを提供する放送コンテ
ンツ提供者のポリシーとに基づいて、放送する放送コン
テンツを決定する放送コンテンツ決定手段を備えたもの
である。
【0008】また、請求項2に係る放送コンテンツ決定
装置は、請求項1に記載の放送コンテンツ決定装置にお
いて、前記放送コンテンツ決定手段は、前記放送コンテ
ンツ提供者のポリシーに基づいて放送コンテンツを選択
し、該選択された放送コンテンツの中から前記分析結果
に基づいて放送する放送コンテンツを決定するものであ
る。
【0009】また、請求項3に係る放送コンテンツ決定
装置は、請求項1または2に記載の放送コンテンツ決定
装置において、前記放送コンテンツ決定手段は、放送す
る放送コンテンツと共に、決定された放送コンテンツの
放送順序または放送時間を決定するものである。
【0010】また、請求項4に係る放送コンテンツ決定
装置は、請求項1、2または3に記載の放送コンテンツ
決定装置において、前記放送コンテンツに対する視聴者
の評価は、通信ネットワークを介して受信したものであ
り、前記放送コンテンツ決定手段は、前記受信した評価
を分析した結果に応じて、実際に放送する放送コンテン
ツを動的に決定するものである。
【0011】また、請求項5に係る放送コンテンツ決定
装置は、請求項1、2、3または4に記載の放送コンテ
ンツ決定装置において、前記視聴者評価分析手段は、放
送コンテンツに対する視聴者の評価と共に、前記放送コ
ンテンツが放送された日時を示す日時情報も利用して統
計的に分析するものである。
【0012】また、請求項6に係る放送コンテンツ決定
装置は、請求項1、2、3または4に記載の放送コンテ
ンツ決定装置において、前記視聴者評価分析手段は、放
送コンテンツに対する視聴者の評価と共に、前記放送コ
ンテンツが放送された放送チャネルを示すチャネル情報
も利用して統計的に分析するものである。
【0013】また、請求項7に係る放送コンテンツ決定
装置は、請求項1、2、3または4に記載の放送コンテ
ンツ決定装置において、前記視聴者評価分析手段は、放
送コンテンツに対する視聴者の評価と共に、前記評価を
行った視聴者のプロフィールを含む視聴者情報も利用し
て統計的に分析するものである。
【0014】また、請求項8に係る放送コンテンツ決定
装置は、請求項1、2、3、4、5、6または7に記載
の放送コンテンツ決定装置において、前記放送コンテン
ツは広告コンテンツである。
【0015】また、請求項9に係る放送コンテンツ決定
方法は、放送中または放送直後に得られた放送コンテン
ツに対する視聴者の評価を用いて、各放送コンテンツに
対する視聴者全体または一部の評価を統計的に分析する
視聴者評価分析ステップ、および前記視聴者評価分析ス
テップで得られた分析結果と、放送コンテンツを提供す
る放送コンテンツ提供者のポリシーとに基づいて、放送
する放送コンテンツを決定する放送コンテンツ決定ステ
ップを有するものである。
【0016】また、請求項10に係る放送コンテンツ決
定方法は、請求項9に記載の放送コンテンツ決定方法に
おいて、前記放送コンテンツ決定ステップは、前記放送
コンテンツ提供者のポリシーに基づいて放送コンテンツ
を選択し、該選択された放送コンテンツの中から前記分
析結果に基づいて放送する放送コンテンツを決定するも
のである。
【0017】また、請求項11に係る放送コンテンツ決
定方法は、請求項9または10に記載の放送コンテンツ
決定方法において、前記放送コンテンツ決定ステップ
は、放送する放送コンテンツと共に、決定された放送コ
ンテンツの放送順序または放送時間を決定するものであ
る。
【0018】また、請求項12に係る放送コンテンツ決
定方法は、請求項9、10または11に記載の放送コン
テンツ決定方法において、前記放送コンテンツに対する
視聴者の評価は、通信ネットワークを介して受信したも
のであり、前記放送コンテンツ決定ステップは、前記受
信した評価を分析した結果に応じて、実際に放送する放
送コンテンツを動的に決定するものである。
【0019】また、請求項13に係る放送コンテンツ決
定方法は、請求項9、10、11または12に記載の放
送コンテンツ決定方法において、前記視聴者評価分析ス
テップは、放送コンテンツに対する視聴者の評価と共
に、前記放送コンテンツが放送された日時を示す日時情
報も利用して統計的に分析するものである。
【0020】また、請求項14に係る放送コンテンツ決
定方法は、請求項9、10、11または12に記載の放
送コンテンツ決定方法において、前記視聴者評価分析ス
テップは、放送コンテンツに対する視聴者の評価と共
に、前記放送コンテンツが放送された放送チャネルを示
すチャネル情報も利用して統計的に分析するものであ
る。
【0021】また、請求項15に係る放送コンテンツ決
定方法は、請求項9、10、11または12に記載の放
送コンテンツ決定方法において、前記視聴者評価分析ス
テップは、放送コンテンツに対する視聴者の評価と共
に、前記評価を行った視聴者のプロフィールを含む視聴
者情報も利用して統計的に分析するものである。
【0022】また、請求項16に係る放送コンテンツ決
定方法は、請求項9、10、11、12、13、14ま
たは15に記載の放送コンテンツ決定方法において、前
記放送コンテンツは広告コンテンツである。
【0023】また、請求項17に係るコンピュータによ
り読み取り可能な記録媒体は、請求項9、10、11、
12、13、14、15または16に記載の放送コンテ
ンツ決定方法をコンピュータに実行させるためのプログ
ラムとして記録したものである。
【0024】また、請求項18に係る放送システムは、
放送中または放送直後に得られた放送コンテンツに対す
る視聴者の評価を分析した結果と、放送コンテンツを提
供する放送コンテンツ提供者のポリシーとに基づいて、
放送する放送コンテンツを決定する放送システムであっ
て、前記分析結果は、各放送コンテンツに対する視聴者
全体または一部の評価を統計的に分析して得られるもの
である。
【0025】さらに、請求項19に係る放送システム
は、請求項18に記載の放送システムにおいて、前記放
送コンテンツに対する視聴者の評価は、通信ネットワー
クを介して受信したものであり、当該放送システムは、
前記受信した評価を分析した結果に応じて、実際に放送
する放送コンテンツを動的に決定するものである。
【0026】本発明の請求項1に係る放送コンテンツ決
定装置、請求項9に係る放送コンテンツ決定方法、請求
項17に係る記録媒体および請求項18に係る放送シス
テムでは、視聴者評価分析手段(視聴者評価分析ステッ
プ)において、放送中または放送直後に得られた放送コ
ンテンツに対する視聴者の評価を用いて、各放送コンテ
ンツに対する視聴者全体または一部の評価を統計的に分
析し、放送コンテンツ決定手段(放送コンテンツ決定ス
テップ)において、視聴者評価分析手段(視聴者評価分
析ステップ)で得られた分析結果と、放送コンテンツを
提供する放送コンテンツ提供者のポリシーとに基づい
て、放送する放送コンテンツを決定している。
【0027】したがって、放送コンテンツ提供者にとっ
ては、特に放送コンテンツ提供者が広告コンテンツを提
供する広告主(スポンサー)である場合、所望の商品や
サービスを視聴者に対してより効果的に宣伝することが
でき、視聴者にとっては、所望の放送コンテンツ(広告
コンテンツ)を目にする機会が増すために放送をより楽
しく視聴することができる。また、所定の時間(放送
枠)に放送する放送コンテンツが予め決定されている場
合であっても、得られた分析結果と放送コンテンツ提供
者のポリシーとに基づいて、より良い評価を得られる放
送コンテンツに変更することができるため、上記と同様
な効果を得ることができる。
【0028】また、請求項2に係る放送コンテンツ決定
装置、請求項10に係る放送コンテンツ決定方法および
請求項17に係る記録媒体では、放送コンテンツ決定手
段(放送コンテンツ決定ステップ)において、放送コン
テンツ提供者のポリシーに基づいて放送コンテンツを選
択し、該選択された放送コンテンツの中から分析結果に
基づいて放送する放送コンテンツを決定している。
【0029】したがって、放送コンテンツ提供者のポリ
シーに沿わないタイミングで放送コンテンツが放送され
たり、全く放送されない放送コンテンツが存在してしま
うといった事態が生じる可能性が極めて低くなる。ま
た、放送する放送コンテンツを決定する際に、視聴者に
よる評価だけの受け身の決定ではなく、提供者自身の方
針を基礎として視聴者による評価を加味するといった決
定を行うことができる。
【0030】また、請求項3に係る放送コンテンツ決定
装置、請求項11に係る放送コンテンツ決定方法および
請求項17に係る記録媒体では、放送コンテンツ決定手
段(放送コンテンツ決定ステップ)において、放送する
放送コンテンツと共に、決定された放送コンテンツの放
送順序または放送時間をも決定している。
【0031】したがって、放送コンテンツ提供者のポリ
シーに他の放送コンテンツとの時間的な前後関係や放送
時間に関する設定がある場合、放送コンテンツの変更が
あり、放送コンテンツ提供者のポリシーにそぐわない事
態が生じたときであっても、放送順序または放送時間を
ずらすことによって再び放送コンテンツ提供者のポリシ
ーを満たすことができる。
【0032】また、請求項4に係る放送コンテンツ決定
装置、請求項12に係る放送コンテンツ決定方法、請求
項17に係る記録媒体および請求項19に係る放送シス
テムでは、放送コンテンツに対する視聴者の評価は、通
信ネットワークを介して受信したものであり、放送コン
テンツ決定手段(放送コンテンツ決定ステップ)で、受
信した評価を分析した結果に応じて、実際に放送する放
送コンテンツを動的に決定している。
【0033】放送コンテンツに対する視聴者の評価は通
信ネットワークを介して受信されるため、通常は遠隔地
で放送コンテンツを視聴する視聴者は、通信ネットワー
クを介して評価を送信することができる。したがって、
放送コンテンツ提供者にとっては、視聴者の評価を集計
するために必要だった地道な活動が不必要となり、視聴
者の評価を素早くかつ効率的に得ることができる。この
ため、放送コンテンツ決定手段は、このようにして得ら
れた評価が分析された結果に応じて実際に放送する放送
コンテンツを決定するため、例えば、略ミリ秒単位で決
定または変更が可能であれば、放送コンテンツをリアル
タイムに決定または変更することができる。
【0034】また、請求項5に係る放送コンテンツ決定
装置、請求項13に係る放送コンテンツ決定方法および
請求項17に係る記録媒体では、視聴者評価分析手段
(視聴者評価分析ステップ)は、放送コンテンツに対す
る視聴者の評価と共に、放送コンテンツが放送された日
時を示す日時情報も利用して統計的に分析している。
【0035】また、請求項6に係る放送コンテンツ決定
装置、請求項14に係る放送コンテンツ決定方法および
請求項17に係る記録媒体では、視聴者評価分析手段
(視聴者評価分析ステップ)は、放送コンテンツに対す
る視聴者の評価と共に、前記放送コンテンツが放送され
た放送チャネルを示すチャネル情報も利用して統計的に
分析している。
【0036】また、請求項7に係る放送コンテンツ決定
装置、請求項15に係る放送コンテンツ決定方法および
請求項17に係る記録媒体では、視聴者評価分析手段
(視聴者評価分析ステップ)は、放送コンテンツに対す
る視聴者の評価と共に、前記評価を行った視聴者のプロ
フィールを含む視聴者情報も利用して統計的に分析して
いる。
【0037】このように、視聴者評価分析手段(視聴者
評価分析ステップ)によれば、放送日時(放送時間、放
送日、曜日、週、月)、放送チャネル、視聴者の世代、
性別、趣味、職種等から多面的に広告または視聴者評価
を分析することができるため、日時別、チャネル別、世
代別、性別といった分類別に最も人気のある放送コンテ
ンツを知ることができる。
【0038】さらに、請求項8に係る放送コンテンツ決
定装置、請求項16に係る放送コンテンツ決定方法請求
項17に係る記録媒体では、放送コンテンツは広告コン
テンツであることが望ましい。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の放送コンテンツ決
定装置、放送コンテンツ決定方法および記録媒体、並び
に放送システムの実施の形態について、図面を参照して
詳細に説明する。なお、以下説明する実施形態では、本
発明に係る放送システムおよび放送コンテンツ決定方法
について詳述するが、本発明に係る放送コンテンツ決定
装置は以下に説明する放送システムに含まれるものであ
る。また、本発明に係る記録媒体については、放送コン
テンツ決定方法を実行させるためのプログラムを記録し
た記録媒体であることから、その説明は以下の放送コン
テンツ決定方法の説明に含まれるものである。
【0040】図1は、本発明の一実施形態に係る放送シ
ステムを示すブロック構成図である。同図において、本
実施形態の放送システム100は、受信部111、表示
部113、視聴者評価入力部115および視聴者評価送
信部117を有し、デジタルテレビ放送を受信および表
示するデジタルテレビ(以下、DTV端末と称す)11
0と、視聴者評価受信部151、視聴者評価データベー
ス153、特許請求の範囲の視聴者評価分析手段に該当
する視聴者評価分析部155、分析結果データベース1
57、広告主ポリシーデータベース159、放送コンテ
ンツ決定手段に該当する放送広告決定部161、放送広
告送出部163および放送広告データベース165を有
し、テレビ放送として放送コンテンツを送出する放送サ
ーバ150とを備えて構成されている。なお、DTV端
末110が有する視聴者評価送信部117は、有線およ
び/または無線によって構築された通信ネットワーク
(図示せず)を介して放送サーバ150が有する視聴者
評価受信部151に接続されている。
【0041】以下、DTV端末110の各構成要素につ
いて説明する。まず、受信部111は、放送サーバ15
0からテレビ放送として送出された放送コンテンツを受
信するものであり、特に、テレビコマーシャル(CM)
である広告コンテンツ(以下、単に広告と称す)を受信
したときは、広告毎に付加された広告IDを視聴者評価
入力部115に送る。
【0042】また、表示部113は、受信部111で受
信した放送コンテンツを表示するものであり、特に広告
を表示するときは、DTV端末110に予めインストー
ルされた視聴者評価入力用のメニューも合わせて表示す
る。なお、視聴者評価入力用のメニューは、放送コンテ
ンツの一部として放送サーバ150から送られるもので
あっても良い。
【0043】また、視聴者評価入力部115は、表示部
113に表示された視聴者評価入力用のメニューを利用
して、このメニューが示す広告に対する視聴者の興味の
有無など、視聴者による広告の評価(プリファレンスと
もいう)を入力するものであり、DTV端末110を操
作するリモコン等の入力手段によって実現される。
【0044】さらに、視聴者評価送信部117は、視聴
者評価入力部115によって入力された評価(以下、視
聴者評価と称す)、評価された広告の広告ID、評価さ
れた広告が放送された日時情報および広告が放送された
チャネル情報を、通信ネットワークを介して放送サーバ
150に送信するものである。なお、視聴者評価送信部
117は、視聴者評価、広告ID、日時情報およびチャ
ネル情報を送信するとき、視聴者の選択により視聴者の
世代や性別、趣味、職種等のプロフィールを含む視聴者
情報も送信しても良い。また、予め放送サーバ150に
視聴者情報を記録しておき、視聴者毎に視聴者IDを割
り当てることによって、視聴者情報の代わりに視聴者I
Dだけを送信するようにしても良い。
【0045】次に、放送サーバ150の各構成要素につ
いて説明する。まず、視聴者評価受信部151は、通信
ネットワークを介してDTV端末110の視聴者評価送
信部117から送信された視聴者評価や広告ID、日時
情報、チャネル情報等の情報を受信するものであり、受
信した情報を視聴者評価データベースに格納する。
【0046】また、視聴者評価データベース153は、
視聴者評価受信部151によって受信された情報を記憶
するデータベースであり、受信情報に含まれている視聴
者評価や広告ID、日時情報、チャネル情報等のデータ
を組として記憶する。なお、視聴者評価受信部151が
視聴者情報や視聴者IDを受信した場合、視聴者評価デ
ータベース153は、視聴者評価や広告ID、日時情
報、チャネル情報等の情報に加えて視聴者情報や視聴者
IDをも組として記憶する。
【0047】また、視聴者評価分析部155は、視聴者
評価データベース153に記憶されている情報を利用し
て広告または視聴者評価を統計的に分析するものであ
り、この分析結果として広告に対する視聴者の評価値が
得られる。視聴者評価分析部155は、さらに放送日時
(放送時間、放送日、曜日、週、月)、放送チャネル、
視聴者の世代、性別、趣味、職種等から多面的に広告ま
たは視聴者評価を分析することによって、日時別、チャ
ネル別、世代別、性別といった分類別に最も人気のある
広告を知ることができる。例えば、夜7時から夜9時ま
でのゴールデンタイムにおいて最も人気の高い広告は何
か、また、ある商品またはサービスを宣伝するための広
告が複数用意されている場合、30代男性に対して最も
インパクトのある広告はどれかを知ることができる。
【0048】また、分析結果データベース157は、視
聴者評価分析部155によって求められた分析結果を記
憶するデータベースである。この分析結果データベース
157が記憶するデータベースは、コンピュータで処理
可能な言語で記述されたものであり、例えば、ネットワ
ーク上で交換する文書やデータを記述するためのXML
(eXtensive Markup Language)で記述されている。図
2に、2000年4月15日の19時58分に放送した
広告IDが“012345"広告に対して、2000人
の視聴者が「良い(good)」と評価し、1500人の視
聴者が「悪い(bad)」と評価した例を示す。
【0049】また、広告主ポリシーデータベース159
は、広告を提供する広告主(スポンサー)の広告に対す
る方針や意志(以下、広告主ポリシーと称す)が記憶さ
れたデータベースである。広告主ポリシーとは、広告主
によって予め決定された、ある広告を放送するために十
分な条件などであり、分析結果と同様に、コンピュータ
で処理可能な言語で記述されている。図3に、×××会
社(××× Co.)のテレビ(Television)に関する広告
IDが“012345"の広告を2000年4月1日か
ら2000年5月31日の期間に19時から21時の時
間帯で20回放送するという広告主ポリシーをXMLで
記述した例を示す。なお、広告主ポリシーには、広告主
名、広告商品、広告ID、放送期間、放送時間帯、放送
回数他に、競合他社の広告との時間的な前後関係、放送
費用の上限や下限などを加味した判断基準が記述されて
いても良い。
【0050】また、放送広告決定部161は、分析結果
データベース157に記憶されている分析結果と、広告
主ポリシーデータベース159に記憶されている広告主
ポリシーとに基づいて、実際に放送する広告および広告
を放送する順番または放送時間を決定し、決定された広
告の広告IDを放送広告送出部163に送るものであ
る。この放送広告決定部161によれば、放送直前まで
に実際に放送する広告を決定すればよいため、ある放送
枠で放送する広告が仮に決定されている場合であって
も、視聴者評価の分析結果が変化したときは、この変化
に応じて動的に広告を変更する。すなわち、放送広告決
定部161は、動的に変化する視聴者評価の分析結果と
広告主ポリシーとに基づいて、最適な広告を決定するこ
とができる。
【0051】但し、視聴者評価の分析結果を優先して広
告を決定すると、広告主のポリシーに沿わないタイミン
グで広告が放送されたり、放送される広告が限られてし
まうといった可能性があるため、放送広告決定部161
は、まず、広告主ポリシーに基づいて広告主が放送した
い広告を選び出し、続いて、視聴者評価の分析結果に基
づいて実際に放送する広告および放送する順番または放
送時間を決定する。
【0052】なお、放送広告決定部161は、視聴者評
価分析部155によって求められた評価値を分析結果と
して用いる場合、評価値の高い順または評価値の低い順
に広告を決定したり、評価値が規定値以上のものからラ
ンダムに選別した広告を放送するようにしても良い。ま
た、分析結果データベース157および広告主ポリシー
データベース159がXMLのようなコンピュータで処
理可能な言語で記述されている場合、放送広告決定部1
61はパターン・マッチング・プログラム(フィルタリ
ング・プログラム)として実現できる。
【0053】また、放送広告データベース165は、放
送される可能性のある広告そのもののデータ(以下、広
告データと称す)を記憶したデータベースである。さら
に、放送広告送出部163は、放送広告決定部161で
決定された広告を放送広告データベース165から読み
出して、読み出した広告を所定の時間にテレビ放送とし
て送出するものである。
【0054】なお、本実施形態の放送サーバ150で
は、視聴者評価データベース153、広告主ポリシーデ
ータベース159および放送広告データベース165を
それぞれ独立した構成要素として説明したが、これらを
まとめて1つの構成要素としたデータベースによって実
現しても良い。
【0055】次に、放送コンテンツ決定方法として、本
実施形態に係る放送システム100の動作について簡単
に説明する。まず、DTV端末110が、テレビ放送と
して放送サーバ150から送出された放送コンテンツを
受信する。この放送コンテンツが広告である場合、DT
V端末110は視聴者評価を入力するためのメニューを
表示部113に表示する。視聴者は、表示部113に表
示されたメニューに基づいて、視聴者評価入力部115
を用いて視聴者評価を入力する。入力された視聴者評価
は、広告の広告IDと共に視聴者評価送信部117から
放送サーバ150に送信される。
【0056】次に、放送サーバ150は、視聴者評価受
信部151で視聴者評価および広告IDを受信して、こ
れら視聴者評価および広告IDを組として視聴者評価デ
ータベース153に格納する。視聴者評価分析部155
は、視聴者評価データベース153に記憶されている情
報を利用して広告または視聴者評価を分析し、得られた
分析結果を分析結果データベース157に格納する。
【0057】次に、放送広告決定部161は、分析結果
データベースに記憶されている分析結果と、広告主ポリ
シーデータベース159に記憶されている広告主ポリシ
ーとに基づいて、実際に放送する広告を決定し、決定さ
れた広告の広告IDを放送広告送出部163に送る。放
送広告送出部163は、送られた広告IDの広告データ
を放送広告データベースから読み出し、所定の時間にな
るとテレビ放送として送出する。
【0058】以上説明したように、本実施形態に係る放
送システム100および放送コンテンツ決定方法によれ
ば、放送中または放送直後に得られた放送コンテンツに
対する多数の視聴者の新鮮な評価を得ることができ、か
つ得られた評価から分析した分析結果と放送コンテンツ
提供者のポリシーとに基づいて放送する放送コンテンツ
を動的に決定することができるため、特に、放送コンテ
ンツが広告である場合、広告主にとっては、所望の商品
またはサービスを視聴者に対してより効果的に宣伝でき
るという利点があり、視聴者にとっては、所望の広告を
目にする機会が増すために広告をより楽しく視聴するこ
とができるという利点がある。
【0059】また、所定の時間(放送枠)に放送する広
告が予め決定されている場合であっても、視聴者評価の
分析結果と広告主ポリシーとに基づいて、より良い評価
を得られる広告に変更することができるため、上記と同
様な効果を得ることができる。また、放送広告決定部1
61は、放送する放送コンテンツと共に、この放送コン
テンツを放送する順番または放送時間も決定するため、
特に、放送コンテンツが広告である場合において、ある
放送枠の広告が変更されたことによって、この広告また
は前後の広告を提供する広告主のポリシーにそぐわない
点が生じても、放送時間(放送枠)を変更することによ
って再び広告主ポリシーを満たすことができる。
【0060】また、視聴者評価分析部155は、視聴者
評価の他に日時情報やチャネル情報、視聴者情報等を利
用して分析を行うことができるため、多面的に放送コン
テンツを分析することができるため、きめの細かい詳細
な分析結果を得ることができる。したがって、放送コン
テンツが広告である場合、どの広告をどのタイミングで
放送すれば良いのか、また、どの広告の後に放送すれば
良いのかを知ることができる。
【0061】なお、本実施形態の放送広告決定部161
は、略ミリ秒単位で放送コンテンツを決定することがで
きるため、上記した「動的に」という言葉は「リアルタ
イムに」と言い換えることができる。また、得られた視
聴者評価は、広告に限らずマーケッティングにも利用す
ることができるため、商品またはサービスを売り込むた
めの戦略を素早く立てることができる。
【0062】また、本実施形態では、放送コンテンツと
して広告を放送する場合について説明したが、広告の他
に、例えばトピックごとにIDが分けられたニュースや
通常の放送番組等でも良い。
【0063】また、視聴者評価の入力回数をポイント制
にし、ポイントが貯まれば商品との交換や有料放送の視
聴料ディスカウントを受けられるようにすることによっ
て、放送コンテンツを評価して放送サーバ150に送信
するという視聴者のインセンティブを高めることができ
る。
【0064】さらに、本実施形態では、放送広告決定部
161が、まず広告主ポリシーに基づいて広告を選び出
し、続いて、視聴者評価の分析結果に基づいて実際に放
送する広告を決定しているが、このような順序に限ら
ず、逆の視聴者評価の分析結果に基づいて評価の高い広
告を選び出した後、広告主ポリシーに基づいて実際に放
送する広告を決定しても良い。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の放送コン
テンツ決定装置、放送コンテンツ決定方法および記録媒
体、並びに放送システムによれば、視聴者評価分析手段
(視聴者評価分析ステップ)において、放送中または放
送直後に得られた放送コンテンツに対する視聴者の評価
を用いて、各放送コンテンツに対する視聴者全体または
一部の評価を統計的に分析し、放送コンテンツ決定手段
(放送コンテンツ決定ステップ)において、視聴者評価
分析手段(視聴者評価分析ステップ)で得られた分析結
果と、放送コンテンツを提供する放送コンテンツ提供者
のポリシーとに基づいて、放送する放送コンテンツを決
定している。
【0066】したがって、放送コンテンツ提供者にとっ
ては、特に放送コンテンツ提供者が広告コンテンツを提
供する広告主(スポンサー)である場合、所望の商品や
サービスを視聴者に対してより効果的に宣伝することが
でき、視聴者にとっては、所望の放送コンテンツ(広告
コンテンツ)を目にする機会が増すために放送をより楽
しく視聴することができる。また、所定の時間(放送
枠)に放送する放送コンテンツが予め決定されている場
合であっても、得られた分析結果と放送コンテンツ提供
者のポリシーとに基づいて、より良い評価を得られる放
送コンテンツに変更することができるため、上記と同様
な効果を得ることができる。
【0067】また、放送コンテンツに対する視聴者の評
価は、通信ネットワークを介して受信したものであり、
放送コンテンツ決定手段(放送コンテンツ決定ステッ
プ)で、受信した評価を分析した結果に応じて、実際に
放送する放送コンテンツを動的に決定している。
【0068】放送コンテンツに対する視聴者の評価は通
信ネットワークを介して受信されるため、通常は遠隔地
で放送コンテンツを視聴する視聴者は、通信ネットワー
クを介して評価を送信することができる。したがって、
放送コンテンツ提供者にとっては、視聴者の評価を集計
するために必要だった地道な活動が不必要となり、視聴
者の評価を素早くかつ効率的に得ることができる。この
ため、放送コンテンツ決定手段は、このようにして得ら
れた評価が分析された結果に応じて実際に放送する放送
コンテンツを決定するため、例えば、略ミリ秒単位で決
定または変更が可能であれば、放送コンテンツをリアル
タイムに決定または変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る放送システムを示す
ブロック構成図である。
【図2】分析結果をXMLで示したプログラム説明図で
ある。
【図3】広告主ポリシーをXMLで示したプログラム説
明図である。
【符号の説明】
110 DTV端末 111 受信部 113 表示部 115 視聴者評価入力部 117 視聴者評価送信部 150 放送サーバ 151 視聴者評価受信部 153 視聴者評価データベース 155 視聴者評価分析部 157 分析結果データベース 159 広告主ポリシーデータベース 161 放送広告決定部 163 放送広告送出部 165 放送広告データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦中 祥子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C064 BA07 BB10 BC20 BD03

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送中または放送直後に得られた放送コ
    ンテンツに対する視聴者の評価を用いて、各放送コンテ
    ンツに対する視聴者全体または一部の評価を統計的に分
    析する視聴者評価分析手段、および前記視聴者評価分析
    手段で得られた分析結果と、放送コンテンツを提供する
    放送コンテンツ提供者のポリシーとに基づいて、放送す
    る放送コンテンツを決定する放送コンテンツ決定手段を
    備えたことを特徴とする放送コンテンツ決定装置。
  2. 【請求項2】 前記放送コンテンツ決定手段は、前記放
    送コンテンツ提供者のポリシーに基づいて放送コンテン
    ツを選択し、該選択された放送コンテンツの中から前記
    分析結果に基づいて放送する放送コンテンツを決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の放送コンテンツ決定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記放送コンテンツ決定手段は、放送す
    る放送コンテンツと共に、決定された放送コンテンツの
    放送順序または放送時間を決定することを特徴とする請
    求項1または2記載の放送コンテンツ決定装置。
  4. 【請求項4】 前記放送コンテンツに対する視聴者の評
    価は、通信ネットワークを介して受信したものであり、 前記放送コンテンツ決定手段は、前記受信した評価を分
    析した結果に応じて、実際に放送する放送コンテンツを
    動的に決定することを特徴とする請求項1、2または3
    記載の放送コンテンツ決定装置。
  5. 【請求項5】 前記視聴者評価分析手段は、放送コンテ
    ンツに対する視聴者の評価と共に、前記放送コンテンツ
    が放送された日時を示す日時情報も利用して統計的に分
    析することを特徴とする請求項1、2、3または4記載
    の放送コンテンツ決定装置。
  6. 【請求項6】 前記視聴者評価分析手段は、放送コンテ
    ンツに対する視聴者の評価と共に、前記放送コンテンツ
    が放送された放送チャネルを示すチャネル情報も利用し
    て統計的に分析することを特徴とする請求項1、2、3
    または4記載の放送コンテンツ決定装置。
  7. 【請求項7】 前記視聴者評価分析手段は、放送コンテ
    ンツに対する視聴者の評価と共に、前記評価を行った視
    聴者のプロフィールを含む視聴者情報も利用して統計的
    に分析することを特徴とする請求項1、2、3または4
    記載の放送コンテンツ決定装置。
  8. 【請求項8】 前記放送コンテンツは、広告コンテンツ
    であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6
    または7記載の放送コンテンツ決定装置。
  9. 【請求項9】 放送中または放送直後に得られた放送コ
    ンテンツに対する視聴者の評価を用いて、各放送コンテ
    ンツに対する視聴者全体または一部の評価を統計的に分
    析する視聴者評価分析ステップ、および前記視聴者評価
    分析ステップで得られた分析結果と、放送コンテンツを
    提供する放送コンテンツ提供者のポリシーとに基づい
    て、放送する放送コンテンツを決定する放送コンテンツ
    決定ステップを有することを特徴とする放送コンテンツ
    決定方法。
  10. 【請求項10】 前記放送コンテンツ決定ステップは、
    前記放送コンテンツ提供者のポリシーに基づいて放送コ
    ンテンツを選択し、該選択された放送コンテンツの中か
    ら前記分析結果に基づいて放送する放送コンテンツを決
    定することを特徴とする請求項9記載の放送コンテンツ
    決定方法。
  11. 【請求項11】 前記放送コンテンツ決定ステップは、
    放送する放送コンテンツと共に、決定された放送コンテ
    ンツの放送順序または放送時間を決定することを特徴と
    する請求項9または10記載の放送コンテンツ決定方
    法。
  12. 【請求項12】 前記放送コンテンツに対する視聴者の
    評価は、通信ネットワークを介して受信したものであ
    り、 前記放送コンテンツ決定ステップは、前記受信した評価
    を分析した結果に応じて、実際に放送する放送コンテン
    ツを動的に決定することを特徴とする請求項9、10ま
    たは11記載の放送コンテンツ決定方法。
  13. 【請求項13】 前記視聴者評価分析ステップは、放送
    コンテンツに対する視聴者の評価と共に、前記放送コン
    テンツが放送された日時を示す日時情報も利用して統計
    的に分析することを特徴とする請求項9、10、11ま
    たは12記載の放送コンテンツ決定方法。
  14. 【請求項14】 前記視聴者評価分析ステップは、放送
    コンテンツに対する視聴者の評価と共に、前記放送コン
    テンツが放送された放送チャネルを示すチャネル情報も
    利用して統計的に分析することを特徴とする請求項9、
    10、11または12記載の放送コンテンツ決定方法。
  15. 【請求項15】 前記視聴者評価分析ステップは、放送
    コンテンツに対する視聴者の評価と共に、前記評価を行
    った視聴者のプロフィールを含む視聴者情報も利用して
    統計的に分析することを特徴とする請求項9、10、1
    1または12記載の放送コンテンツ決定方法。
  16. 【請求項16】 前記放送コンテンツは、広告コンテン
    ツであることを特徴とする請求項9、10、11、1
    2、13、14または15記載の放送コンテンツ決定方
    法。
  17. 【請求項17】 請求項9、10、11、12、13、
    14、15または16に記載の放送コンテンツ決定方法
    をコンピュータに実行させるためのプログラムとして記
    録したコンピュータにより読み取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 放送中または放送直後に得られた放送
    コンテンツに対する視聴者の評価を分析した結果と、放
    送コンテンツを提供する放送コンテンツ提供者のポリシ
    ーとに基づいて、放送する放送コンテンツを決定する放
    送システムであって、 前記分析結果は、各放送コンテンツに対する視聴者全体
    または一部の評価を統計的に分析して得られることを特
    徴とする放送システム。
  19. 【請求項19】 前記放送コンテンツに対する視聴者の
    評価は、通信ネットワークを介して受信したものであ
    り、 当該放送システムは、前記受信した評価を分析した結果
    に応じて、実際に放送する放送コンテンツを動的に決定
    することを特徴とする請求項18記載の放送システム。
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