JP2001218252A - 無線網の調整を行なうためのシステムおよび方法 - Google Patents

無線網の調整を行なうためのシステムおよび方法

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JP2001218252A
JP2001218252A JP2000389664A JP2000389664A JP2001218252A JP 2001218252 A JP2001218252 A JP 2001218252A JP 2000389664 A JP2000389664 A JP 2000389664A JP 2000389664 A JP2000389664 A JP 2000389664A JP 2001218252 A JP2001218252 A JP 2001218252A
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network
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wireless
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JP2000389664A
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Saeed Seyed Ghassemzadeh
セイド ガセムザデー セイード
Matthew James Sherman
ジェームス シャーマン マシュー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線網の調整を行なうためのシステムおよび
方法。 【解決手段】 RF網資源の使用を、利用密度の高いエ
リア内における利用可能なRF資源の効果的かつ公平な
使用を達成するために調整する資源管理デバイスが開示
される。この資源管理デバイスは、RF環境内の多数の
無線網と通信し、これら無線網を、RF環境の無線網資
源の使用が調整されるように制御する。こうして、ある
RF環境内のRF資源を同一のRF環境内に位置する多
数の無線網間に動的かつ効率的に分配することで干渉が
最小化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信の分野、より詳
細には、無線網による無線網資源の使用を調整すること
に関する。
【0002】
【従来の技術】通信デバイス、例えば、電話機、ファク
シミリ、コンピュータ等を統合することに対する需要の
増加のために、建物、例えば、事務所、家庭、あるいは
アパート内の網能力に対する要件が増加している。現
在、通信サービスプロバイダは、多くの建物に、加入者
が各自の建物内で自身の網要件を満たすことができるよ
うに、網への接続のための広帯域サービスを提供してい
る。建物に広帯域サービスを提供する技法はサービスプ
ロバイダによって制御されるが、加入者がいかにして広
帯域サービスを建物内のデバイスに分配するかは各加入
者に任せられている。
【0003】一つの代替として、最近、無線周波数(R
F)を介して無線網を形成する方式が一般化している。
今日、広帯域データをRF技術を用いてデバイスからデ
バイスに送信することを可能にする多くの製品が市販さ
れている。これら製品の殆どは、許認可の対象外の“ジ
ャンク(junk)”帯域、例えば、915MHz±3MH
z、2450GHz±50MHzおよび5.8GHz±
75MHzを使用する。これら周波数帯域は、規制の対
象外に放置される傾向があり、このため、ユーザが互い
に干渉し合わないようにするためには、主として、RF
“エチケット(etiquette)”、例えばIEEE 802.11、Bl
uetooth、HomeRF、HyperLan等に依存する。
【0004】これらエチケットの一つの問題は、これら
が高密度のRFを利用するようには開発されてないことで
ある。これらは、(恐らくは単一の調整基地局を備え)
ピア・ツウ・ピア動作に対して最適化されている。これ
らエチケットは、“セルラ”様の知能を利用するように
は、すなわち、利用可能なRF資源の効率的かつ公平な利
用が達成できるように複数のユーザを効果的に調整する
ようには設計されてない。RF資源の多数のユーザ間の
調整が不十分であるために、ユーザ間の干渉が発生する
可能性があり、終局的には、ユーザ間の干渉が、全ての
ユーザに対する通信の品質が劣化する所まで増加する恐
れがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、あるRF環境を
共有する無線網間のRF資源の使用を調整するための新た
な技法が必要とされている。
【0006】干渉問題は、複合住宅ユニット(MD
U)、例えば、アパートの建物内では特に重大であり、
同一のRF環境を共有する複数の無線網が原因でRF環
境が混雑し、幾つかのユーザに対して性能が許容できな
くなることがある。例えば、アパート1内のある人がそ
の人のコンピュータから、モデムとの無線リンクを介し
て、通信網に向けて電話呼を掛けることを試みており;
同時に、アパート1の真下の階のアパート2内の第二の
人が、無線リンクを介して、ストリーミングビデオをダ
ウンロードしているものとする。さらに、両者とも、最
終的に網と通信するために、各自のコンピュータと無線
モデムとの間の通信のために、無線LAN技術(例え
ば、IEEE 802.11)を使用しているものとする。この例
では、場合によっては、ストリーミングビデオはアパー
ト2内の無線モデムと通信するために利用可能なRF帯域
幅の多くを要求するために、アパート1内のユーザは干
渉のために信頼できる電話接続を維持できなくなる。代
わりに、次の時間においては、状況が逆となり、アパー
ト2内のユーザがアパート1内の無線網の使用からの干
渉のために帯域幅需要を満すことができなくなることも
考えられる。
【0007】上の例は比較的単純であるが、ユーザが貧
弱な網性能を経験する多くのより複雑な状況も考えられ
る。例えば、ウエブの探索のように一見ロバストに思え
る活動でも、RF資源の供給の貧弱さのために大きな劣化
を受けることがある。加えて、インターネットプロトコ
ル(IP)は、退廃したパケットの数およびそれが受信
するアクノレッジメントには非常に敏感である。情報の
パケットあるいはアクノレッジメントの稀な損失は性能
に大きな影響を及ぼすことはないが、多くのユーザが同
一のRF資源を共有することを試みると、干渉が過多と
なり、性能が劣化することがある。さらに、性能の劣化
の結果として、加入者は、貧弱な性能の原因が、実際に
は問題は貧弱なRFの調整にあるのに、インターネット
サービスプロバイダ(ISP)側にあるものと思い込む
ことがある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線網を調整
するためのシステムおよび方法、より詳細には、利用密
度の高いエリアにおける利用可能なRF資源の効果的か
つ公平な利用を達成するために、RF無線網の使用を調整
する資源管理デバイスに関する。この資源管理デバイス
は、RF環境内の多数の無線網と通信し、これら無線網を
RF環境内の無線網資源の使用が調整されるように制御
する。こうして、あるRF環境内のRF資源を、同一の
RF環境内に位置する多数の無線網間に動的かつ効率的
に分配することで干渉が最小化される。以下に、本発明
を付属の図面を参照しながら説明するが、図面中、類似
の要素は類似の番号によって示される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、無線資源管理システムを
示す。このシステムは、RF環境100、例えば、複合住
宅ユニットを含む。複合住宅ユニット100は、個々の
住宅ユニット101、102、103を含み、各住宅ユ
ニットは、モデム108〜112と少なくとも一つの無
線端末116〜132との間の独立な無線網を使用す
る。各モデムは、インプリシットな無線伝送容量を持
つ。便宜的に、ここでの説明においては、モデムのID
(108〜112)が、その無線伝送のIDとしても用い
られるが、ただし、これら両方のIDは必ずしも同一であ
る必要はない。第一の無線網が住宅ユニット101内に
モデム108と無線端末116、118、120との間
に存在し、第二の無線網が住宅ユニット102内にモデ
ム110と無線端末122、124との間に存在し、第
三の無線網が住宅ユニット103内にモデム112と無
線端末126、128、130、132との間に存在す
る。
【0010】住宅ユニット101〜103のモデム10
8〜112の各々は、それぞれ、通信リンク114を介
して網140に接続される。別の方法として、各モデム
は、別個の通信リンク114を介して網140に接続す
ることもできる。加えて、資源管理デバイス106が通
信リンク115を介して網140に接続される。従っ
て、資源管理デバイス106とモデム108〜112
は、それぞれ、通信リンク115、114を通じて網1
40と通信する。これら通信リンク114、115は、
情報の伝送を可能にする任意のタイプの接続とされる。
通信リンクの幾つかの例を挙げると、従来の電話回線、
光ファイバライン、直接のシリアル/パラレル接続、セ
ルラ電話接続、衛星通信リンク、ローカルエリア網(L
AN)、イントラネット等が含まれる。
【0011】無線端末116〜132は、通信信号の送
信および/あるいは受信を可能とする任意のタイプのデ
バイスでありうる。例えば、無線端末116〜132
は、電話機、コンピュータ、パーソナルおよびデジタル
アシスタント、ビデオ電話機、ビデオ会議装置、スマー
トあるいはコンピュータ支援テレビ、セットトップボッ
クス等でありうる。本発明の以下の説明の目的に対して
は、無線端末116〜132はコンピュータであるもの
と想定される。
【0012】網140は、単一の網であっても、同一若
しくは異なるタイプの複数の網であっても構わない。例
えば、網140は、長距離網(例えば、AT&T長距離
電話網)に接続されたローカル電話網(例えば、Bell A
tlantic's Network)とすることもできる。さらに、網
140は、データ網とすることも、データ網に接続され
た電気通信網とすることもできる。本発明の精神および
範囲から逸脱することなく、電気通信網とデータ網の任
意の組合せを用いることができる。以下の説明の目的に
対しては、網140は、単一のデータ網であるものと想
定される。
【0013】モデム108〜112は、無線端末116
〜132との単一方向もしくは双方向無線通信を行なう
任意のタイプのデバイスでありうる。動作において、モ
デム108〜112は、データを網140から通信リン
ク114を介して受信し、このデータを選択された無線
端末116〜132に送信する。モデム108〜112
は、さらに、無線端末から送信されるデータを受信し、
このデータを通信リンク114を介して網140に送信
する。モデム108〜112は、無線端末116〜13
2と無線リンクを介して、本発明の精神および範囲から
逸脱することなく任意の周知の通信プロトコル、例え
ば、FDMA、TDMA、CDMA等を用いて通信す
る。
【0014】モデム108〜112は、さらに、現在の
RF環境に関して報告するため、あるいは動作インスト
ラクションを受信するために、網140と独立的に通信
するように適合化される。これら動作インストラクショ
ンには、モデム108〜112に対して、おのおののR
F環境を監視し、RF環境報告を網140に送信するこ
とを指令するインストラクションや、モデム108〜1
12に対して、RF資源の現在の使用を変更することを
指令するインストラクションが含まれる。これら能力を
備えることで、モデム108〜112、およびそれらの
対応する無線網を、それらがRF環境100内の網資
源、例えば周波数やタイムスロットを、RF環境内の様々
な無線網間の干渉が低減されるようなやり方で使用する
ように調整することが可能となる。
【0015】資源管理デバイス106は、RF環境100
の独立な無線網によるRF資源の使用を監視し、RF資源
の現在の使用を決定する。RF資源の現在の使用に基づ
いて、資源管理デバイス106は、次に、RF環境100
の無線網間の無線資源の効率的な割り当てを決定するた
めのRF調整戦略を生成する。このRF調整戦略は、次に、
独立な無線網に送信され、独立な無線網は、この戦略を
実施することで、RF環境100の住宅ユニット101〜
103の無線網間の干渉を低減させる。
【0016】資源管理デバイス106は、(図面に示す
ように)網140に接続された独立なユニットとするこ
とも、網140の様々な箇所に分散させることもでき
る。例えば、網資源管理デバイスは、網140によって
採用される様々な中央局あるいはサーバの一部とし、こ
れらを網140全体に分散させることもできる。さら
に、網資源管理デバイス106は、モデムデバイス10
8〜112あるいは端末116〜132内に組み込むこ
ともできる。RF環境100の無線網の使用の調整が可
能であれば、本発明の精神および範囲から逸脱すること
なく、あらゆる構成を用いることができる。
【0017】図2は、資源管理デバイス106の一例と
してのブロック図である。資源管理デバイス106は、
資源コントローラ200、網インタフェース202、お
よびメモリ206を備える。
【0018】資源コントローラ200は、網インタフェ
ース202を通じて、住宅ユニット101〜103のモ
デム108〜112を通信リンク115および網140
を介して、監視し、モデム108〜112および/ある
いは無線端末116〜132の各々のRF環境に関する
情報を収集する。モデム108〜112および無線端末
116〜132の各々のRF環境に関する情報は、次
に、メモリ206内に格納される。いったん資源コント
ローラ200が、モデム108〜112および無線端末
116〜132の各々のRF環境に関する情報を収集す
ると、資源コントローラ200は、次に、他の干渉源が
存在する場合、どのモデム108〜112および/ある
いは無線端末が他のどの干渉源と干渉しているかを決定
し、網資源を共有するためのRF調整戦略を展開する。
資源コントローラ200は、次に、このRF調整戦略に
基づいて、各モデム108〜112にセットのインスト
ラクションを送信する。モデム108〜112および無
線端末116〜132は、資源コントローラ200から
受信されるセットのインストラクションに基づいて、そ
れらの網資源の使用を周囲のモデム108〜112との
関係で調整する。
【0019】図3は、本発明によるモデム108〜11
2の一例としてのブロック図である。モデム108〜1
12は、モデムコントローラ302、モデム網インタフ
ェース304、モデムメモリ306、および入/出力イ
ンタフェース308を備え、これら要素は、制御/信号
バス312を介して互いに結ばれる。
【0020】モデムコントローラ302は、網140か
らデータを通信リンク114およびモデム網インタフェ
ース304を介して受信し、受信されたデータを入/出
力インタフェース308を介して無線端末に選択的に送
信する。同様に、モデムコントローラ302は、無線端
末からデータを入/出力インタフェース308を介して
受信し、このデータをモデム網インタフェース304お
よび通信リンク114を介して網140に送信する。加
えて、モデムコントローラ302は、独立的に、もしく
は資源管理デバイス106のリクエストに応答して、入
/出力インタフェース308を介してRF環境100を監
視し、RF環境100内の網資源の他のデバイスによる使
用を記録する。これを達成するために、モデムコントロ
ーラ302は、ある時間期間、各無線端末116〜13
2への送信を差し控え、代わりに、単にRF環境100内
の全ての他の伝送を“聞く(listen)”。モデムコント
ローラ302の指令の下で、RF環境100の現在の使
用が、モデムメモリ306内に一時的に格納され、定期
的に、もしくは資源管理デバイス106のリクエストに
応答して、資源管理デバイス106に送信される。モデ
ムコントローラ302は、網内の無線端末116〜13
2に対してRF環境に関する類似の報告を要求し、これを
モデムメモリ306内に一時的に格納することもでき
る。
【0021】図4は、RF環境100の現在の使用をモ
デム108〜112およびモデム108〜112を使用
する無線端末116〜132を識別するために必要な他
の動作データとともに格納するための一例としてのデー
タ構造400を示す。
【0022】フィールド402は、特定のモデム108
〜112に対する複合住宅ユニット識別子および住宅ユ
ニット環境識別子を含む。複合住宅ユニット識別子は、
複合住宅ユニットをその複合住宅ユニット内の特定の住
宅ユニットとともに一意に識別する数字、英数文字その
他の識別子を含む。例えば、フィールド402内の第一
の項目は“100/101”を含むが、これは、モデムが複合
住宅ユニット100内に位置すること、および、より具
体的に、そのモデムが複合住宅ユニット100の住宅ユ
ニット101内に位置することを示す。
【0023】フィールド404は、網140によって、
データを特定の住宅ユニット101〜103内の特定の
モデム108〜112に宛てるために用いられるモデム
IDを含む。例えば、網140は、モデムID108を
持つモデムに向けられた全てのデータ伝送を、複合住宅
ユニット100内の住宅ユニット101の居住者に宛て
て送る。
【0024】フィールド406は、モデム108〜11
2との関連で、特定の住宅ユニット101〜103内の
無線網を使用する無線端末116〜132に対応する無
線端末のIDを含む。例えば、フィールド406内に示
されるように、無線端末116、118および120の
IDは、モデムID108に対応する。こうして、フィ
ールド406内の情報は、モデムID108との関連で
住宅ユニット101内の無線網を形成する無線端末11
6、118、120を識別するために用いられる。
【0025】フィールド408は、フィールド406内
の無線端末IDに対応する無線端末116〜132が現
在中であるか否かを示すブール(BOOLEAN)変数を含
む。例えば、無線端末ID116に対応する無線端末
は、フィールド408内の“N”から、現在使用中でな
いことがわかり、他方、端末ID120に対応する無線
端末は、フィールド408内の“Y”から現在使用中で
あることがわかる。
【0026】フィールド409は、(存在する場合は)
端末のアプリケーションとサービス品質(QoS)要件
を示す。フィールド409のアプリケーション部分は、
無線リンク上に現在送信されているアプリケーションの
タイプを示す。QoS要件は、サービスのレベルを識別
する任意の測定量あるいは統計量を含む。例えば、フィ
ールド409は、現在のアプリケーションはストリーミ
ングビデオであり、そのQoSパラメータは、10-6
るビットエラー率(BER)と、パケットの再送なし、
であることを示す。
【0027】フィールド410は、フィールド404内
に識別されたモデムによって現在用いられているRFプ
ロトコルおよび周波数を含む。さらに、フィールド41
0は、モデムによって使用することが可能なRFプロト
コルおよび周波数のリストも含む。RFプロトコルに
は、TDMA、FDMA、CDMA、その他の通信プロ
トコルが含まれる。例えば、モデムID108に対応す
るモデムは、現在、TDMA通信プロトコルを用いて、
2.4GHzなる周波数にて送信していることが示され
る。他のパラメータ、例えば、変調方式、誤り訂正符
号、送信電力レベルなどを含めることもできる。さら
に、モデムID108に対応するモデムは、TDMA、
FDMAもしくはCDMAプロトコルを用いて、915
MHz、2.4GHzもしくは5.8GHzにて送信す
ることもできる。他の能力、例えば、拡散モード(例え
ば、直接シーケンス(DS)もしくは周波数ホッピング
(FH)、変調方式(例えば、FSKもしくはQA
M)、フォーワード誤り訂正(FEC)(例えば、ビタ
ビもしくはリードソロモン)、利用可能な送信電力レベ
ル(例えば、0、5、10、15、20dBm)その
他)を含めることもできる。別の方法として、各無線端
末は、単に、タイプ識別子を報告し、資源コントローラ
200がこれを用いて端末の全ての能力を推断すること
もできる。
【0028】フィールド410は、さらに、フィールド
406内にリストされるモデムおよび無線端末によって
現在使用中のRFプロトコルおよび周波数を含むように
分割することもできる。加えて、対応する無線端末によ
って用いることが可能なRFプロトコルおよび周波数
を、モデムID108を持つモデムに対して現在示され
ているのと同様なやり方にてリストすることもできる。
【0029】フィールド412は、フィールド406内
の無線端末に対応する現在のRF環境を含む。現在のR
F環境は、無線端末のRF環境内の、他のデバイスによ
るRF資源の他の全ての使用のリストから成る。上述の
ように、現在のRF環境は、モデム108〜112およ
び/あるいは無線端末116〜132によって、定期的
に送信を差し控え、もっぱらRF環境100内の他のデ
バイスの送信を受信することによって測定される。例え
ば、フィールド412は、モデムID108に対応する
モデムは、現在、(2つの)別のソースからの送信を受
信しており、これら送信は、2.4GHzなる周波数に
てTDMAプロトコルを用いて行なわれており、それぞ
れ、−65dBmおよび−60dBmなる受信電力にて
受信されたことを示す。他の推測可能な情報、例えば、
変調タイプなどを含めることもできる。一方、端末12
0は、−75dBmなるピーク値の未知の波形あるいは
ノイズを検出したことが示される。さらに、端末108
および120は両方もと、無線網に参加する端末に関し
て検出された信号レベルを報告することもできる。例え
ば、モデム108は、無線端末120からの信号は−6
0dBmにて受信されたことを報告し、端末120は、
モデム108からの信号は−60dBmにて受信された
ことを報告する。
【0030】動作の例として、住宅ユニット101の居
住者は、モデム108を用いて無線端末120と通信
し;無線端末120は、現在、網140から送信されて
いるストリーミングビデオを視聴するために用いられて
いおり;さらに、同時に、住宅ユニット102内の居住
者が、無線端末124を用いて、網140に接続された
遠隔ユーザ(図示せず)とのビデオ電話会議に参加して
おり;これら両方の居住者は、各無線端末120、12
4と各モデム108、110との間の無線通信に2.4GHz
なる周波数を用いるものと想定する。
【0031】同一の周波数が使用されており、しかも、
RF環境100内の住宅ユニット101と102が近接し
ているために、両方の居住者の無線通信は、干渉を経験
し、このため、無線端末120上のストリーミングビデ
オと、無線端末124上のビデオ電話会話の品質が劣化
する。
【0032】干渉が発生すると、資源管理デバイス10
6は、干渉を経験しているモデム108、110の一方
あるいは両方からその通告を受ける。これは、これら居
住者のいずれかが、自身の無線端末120、124を用
いて、資源管理デバイス106に他のデバイスとの干渉
が発生していることを示すメッセージを送信すること、
あるいは、無線デバイスを、資源管理デバイス106に
自動的に報告するように予め構成しておくことで達成さ
れる。別の方法として、資源管理デバイス106が定期
的に各モデム108〜112に照会し、情報、例えば、
各モデム108〜112の現在のRF環境をリクエスト
することで、干渉の発生の可能性について決定すること
もできる。資源管理デバイス106がどのようにして干
渉に気付くかは別として、いずれにしても、無線資源管
理デバイス106は、各モデム108〜110に、おの
おののRF環境に関する情報を照会する。
【0033】この照会に応答して、モデム108、11
0は、現在のRF環境報告を資源管理デバイス106に
送り返す。図4との関連で上で説明したように、RF環
境報告は、モデム108〜112に関する情報を、モデ
ムのRF環境の現在の使用に関するデータとともに含
む。例えば、図4内のデータは、複合住宅ユニット10
0内の住宅ユニット101(フィールド402)内のモ
デム108(フィールド404)内に格納されたRF環
境データに対応する。フィールド406内に示されるよ
うに、モデム108は、無線端末116、118、12
0を含む無線網に属する。説明の例においては、現在使
用されているのは無線端末120のみであり、これが、
フィールド408内の“Y”にて反映されている。前述
のように、無線端末120は、網140から送信されて
いるストリーミングビデオを視聴するために用いられて
いる。
【0034】フィールド410は、モデム108はスト
リーミングビデオを無線端末120に送信するためにT
DMAプロトコルを用い、この送信は2.4GHzなる
無線周波数を用いることを示す。上述のように、フィー
ルド410は、さらに、モデム108によって、無線端
末116、118、120と通信するために使用するこ
とができる全ての利用可能なプロトコルおよび周波数の
リストを含む。
【0035】フィールド412は、現在のRF環境に関す
るデータを含む。このRF環境報告には、モデム10
8、110および/あるいは無線端末116〜132に
よって、RF環境を“聞く(listening)”ことによっ
て得られた情報が含まれる。例えば、モデムは、興味あ
るRFスペクトルを、ある時間期間に渡って送信を差し控
え、もっぱら、まだ存在する信号を受信することでサン
プリングする。説明の例では、モデム108は、自身の
RF環境を、対応する無線端末116〜120への送信
を所定の期間だけ差し控え、住宅ユニット101内の無
線端末116〜120に対して、それらも一時的に送信
を差し控えるように指令することで、サンプリングす
る。住宅ユニット101内の無線がサイレンスな期間に
おいて、モデム108は、もっぱら、興味ある無線周波
数のレンジ内の全ての信号を受信する。説明の例では、
モデム108がサンプリングしたとき、モデム110か
ら送信される信号が受信される。
【0036】フィールド412に示されるように、モデ
ム108の現在のRF環境は、別のデバイスが2.4G
Hzなる周波数にてTDMAプロトコルを用いて送信し
ていることと、受信電力を示す。フィールド412は、
さらに、RF環境100の網資源を使用している任意の
デバイスの端末IDを含む。他のデバイスの端末ID
は、“リスニング(聞いている)”モデム108によっ
て受信されるデータから決定される。例えば、モデム1
08〜112からの各送信はモデムIDを含むために、
受信無線端末116〜132は、無線網を通じて受信さ
れるデータ伝送のソースを識別することができる。説明
の例では、受信されたデータからモデムID110が決
定される。
【0037】モデム110も、類似のサンプリング機能
を遂行し、データ構造400に示されるのと類似するR
F環境報告を作成する。ただし、説明の例では、モデム
110のRF環境報告は、少なくともモデム108がR
F資源を用いていることを反映する。
【0038】上述のように、モデム108、110は、
次に、資源管理デバイス106の照会に応答して、RF環
境報告を生成する。別の方法として、モデム108〜1
12、定期的に、互いに独立して、RF環境をサンプリ
ングし、結果を、モデム108〜112内に含まれるモ
デムメモリ306内に格納することもできる。サンプリ
ング結果は、次に、資源管理デバイス106に送信する
ことも、網管理デバイス106によって結果をリクエス
トされるまでメモリ内に保持することもできる。モデム
108、110は、さらに別の方法として、無線端末1
16〜120を各RF環境を求めてポーリングし、この
情報を資源管理デバイスに送ることもできる。
【0039】モデム108〜112からRF環境報告が
どのように収集されるかの方法は別として、ともかく、
いったんRF環境報告が資源管理デバイス106によっ
て受信されると、資源コントローラ200は個々の報告
をメモリ206内に格納する。
【0040】図5は、網140に接続されたモデム10
8〜112の個々の現在のRF環境報告を収集および格
納するための一例としてのデータ構造を示す。データ構
造500は、データ構造400内のフィールド402〜
412と類似するフィールド502〜512を含む。フ
ィールド502は、複合住宅ユニット識別子および住宅
ユニット識別子を含む。上述のように、複合住宅ユニッ
ト識別子は、住宅ユニットおよび対応する複合住宅ユニ
ットを一意に識別する数字、英数文字その他の識別子を
含む。例えば、フィールド502内の第一の項目は、そ
の項目が複合住宅ユニット100内の住宅ユニット10
1に対するものであることを示す。
【0041】フィールド504は、網140に接続され
たモデム108〜112のモデム識別子を含む。フィー
ルド504内のモデムIDは、フィールド502内の複
合住宅ユニットおよび住宅ユニット識別子と対応する。
例えば、フィールド504内のモデムID108は、複
合住宅ユニット100内の住宅ユニット101と対応
し、そのモデムが、複合住宅ユニット100の住宅ユニ
ット101内に位置することを示す。
【0042】フィールド506は、無線端末識別子を含
み、これには、フィールド504内に識別されたモデム
108〜112およびモデム108〜112と接続され
た無線端末116〜132に対応するIDが含まれる。
例えば、ID122、124を持つ無線端末は、モデム
ID110を持つモデムと無線通信を行なう。
【0043】フィールド508は、フィールド506内
の無線端末IDと対応する無線端末116〜132が、
現在使用中であるか否かを示すブール変数を含む。例え
ば、無線端末ID116に対応する無線端末は、現在使
用中ではないが、無線端末ID120と対応する無線端
末は、現在使用中であることがフィールド508内の
“Y”によって示される。
【0044】フィールド509は、フィールド506内
の無線端末に対応するアプリケーションおよびQoSデ
ータを含む。
【0045】フィールド510は、フィールド504内
に識別されるモデムによって現在使用されているRFプ
ロトコルおよび周波数を含む。フィールド510は、さ
らに、モデムによって使用することができる利用可能な
RFプロトコルおよび周波数のリストも含む。上述のよ
うに、RFプロトコルには、TDMA、FDMA、CD
MA等の通信プロトコルが含まれる。
【0046】例えば、モデムID110に対応するモデ
ムは、現在、2.4GHzなる周波数にて、TDMA通
信プロトコルを用いて無線端末124と通信している。
さらに、モデムID110に対応するモデムは、2.4
GHzあるいは5.8GHzにて、TDMA、FDMA
あるいはCDMAプロトコルを用いて送信することがで
きることが示される。データ構造400のフィールド4
10との関連で上で説明したように、フィールド510
は、さらに、フィールド506内の各無線端末に対応す
る現在のおよび利用可能な通信プロトコルおよび周波数
を含むこともできる。
【0047】フィールド512は、全てのモデム108
〜112に対する全ての現在のRF環境報告の集まりを
表し、これは、モデム108〜112の各モデムメモリ
306のフィールド412内に格納された現在のRF環
境報告に対応する。各モデム108〜112から収集さ
れた現在のRF環境報告は、各モデム108〜112か
らのRF環境100内でのRF資源の使用に関するデー
タを含む。図4の場合と同様に、フィールド510と5
12は、追加のパラメータ、例えば、拡散モード、変調
方式、誤り訂正方式、送信電力レベルなどを含むことも
できる。
【0048】メモリ206内に格納された情報に基づい
て、資源コントローラ200は、複合住宅ユニット10
0内の住宅ユニット101〜103内のモデム108〜
112間のRF干渉を除去あるいは最小化するRF調整
戦略を決定する。このRF調整戦略は、資源コントロー
ラ200によって、モデム108〜112のどのRF資
源の使用も、他のモデム108〜112あるいは他のデ
バイスのRF資源の使用を妨害しないように展開され
る。
【0049】説明の例に戻ると、資源コントローラ20
0が図5のフィールド512内のRF環境データを、モデ
ム108およびモデム110に関して調べたとき、資源
コントローラ200は、モデムの伝送が互いに干渉して
いることを決定する。フィールド512に示されるよう
に、モデムDI108を持つモデムは、2.4GHzな
る周波数にてTDMA通信プロトコルを用いて送信され
た信号が受信されたことを報告する。加えて、フィール
ド512は、その信号がモデム110から受信されたこ
とを示す。同様に、モデムID110を持つモデムは、
2.4GHzにてTDMA通信プロトコルを用いて送信
された第一の信号、915MHzにて未知の通信プロト
コルを用いて送信された第二の信号、および2.4GH
zにてTAMAプロトコルを用いて送信された第三の信
号が受信されたことを報告する。加えて、フィールド5
12は、第三の信号はモデム108から受信されたもの
で、第二の信号は未知のソースもしくはデバイスからの
ものであることを示す。
【0050】フィールド512内のデータに基づいて、
資源コントローラ200は、どのモデムも同時に同一の
タイムスロットを2.4GHzなる周波数にて用いない
ように、TDMA通信プロトコルのタイムスロットをモ
デム108、110間で分割するRF調整戦略を展開す
る。加えて、資源コントローラ200は、システムにと
って未知のソースもしくはデバイスからの915MHz
の第二の信号を考慮に入れる。別の方法として、資源コ
ントローラ200は、モデム108は、周波数を5.8
GHzに変更し、TDMAプロトコルは維持し、モデム
110は、TDMAプロトコルを用いて、2.4GHz
にて送信を続けるRF調整戦略を展開することもでき
る。
【0051】より複雑な例として、両方のモデム10
8、110および端末120、124が2つの変調タイ
プ(QPSKおよび16−QAM)および複数の誤り訂
正符号タイプ(I/2レート、k=7ビタビと、GF
(256),t=0〜16リードソロモンの任意の組合
せ)を利用でき;さらに、これら能力およびそれらの現
在の設定は、資源コントローラ200に報告されている
ものと想定する。資源コントローラ200は、それらが
経験している干渉を克服するためには、両方のモデムお
よび端末がそれらがサポートする最も頑丈なセットのパ
ラメータ(ビタビおよびt−16リードソロモン誤り訂
正符号と連接されたQPSK変調)を採用すべきである
ことを見つける。ただし、資源コントローラ200は、
これら設定では、両方のモデムに、タイムスロットの排
他的セットを割り当てるためには、これら資源の設定は
頑丈ではあるが、これらは帯域幅効率があまり良くない
ために、十分なタイムスロットが存在しないことを見つ
ける。このような場合、資源コントローラ200は、干
渉の他のソースが明らかでないときは、全てのモデムお
よび端末に対して、例えば、16QAMとリードソロモ
ンt=8を使用し、ビタビは用いないように指令するこ
ともできる。こうすることで、各送信機によって要求さ
れるスロットの数を低減することができ、排他的スロッ
トを割り当てることが可能となり、これらモデムはもは
や互いに干渉しなくなる。
【0052】幾つかのモデムおよび端末の所の最大送信
電力がより帯域幅効率の良い波形をサポートするには不
十分な場合もある。このような場合は、資源コントロー
ラ200は、モデムおよび端末がランされているアプリ
ケーションのQoS要件を満たすのに十分な電力を送信
することを確保することを必要される。このような状況
を知るためには、資源コントローラ200は、アプリケ
ーションのQoS要件、全てのモデムおよび端末の所の
現在および最大送信電力、端末120の所でモデム10
8から受信される現在の電力、モデム108の所で端末
124から受信される現在の電力、端末124の所でモ
デム110から受信される現在の電力、および全てのモ
デムおよび端末の受信特性(dBm単位でのBER対受
信電力の関係)を知る必要がある。
【0053】さらに複雑な例として、モデム108と端
末120は、DSあるいはFH拡散モードを使用でき;
モデム110と端末124はHF拡散モードのみを使用で
き;さらに、DSを使用するデバイスとFHを使用する
デバイスの間でタイムスロットを同期する方法は存在し
ない状況を想定する。モデム108がDSを使用し、モ
デム110がFHを使用する場合、モデム108と11
0に、互いに干渉しないことを保障するタイムスロット
を割り当てる方法は存在しない。ただし、モデム108
と端末120が、DSの代わりに、FHを用いるように
指令された場合は、これらシステムを同期させ、排他的
タイムスロットを割り当てることが可能となる。さら
に、ホッピングパターンを同期させ、モデム110と1
08が両方とも同一のタイムスロットにて送信するよう
にさせた場合、これらは常に異なる周波数上に存在する
ため、これらの信号は互いに干渉しないことが保障され
る。これらは、資源コントローラ200によって、許認
可の対象外のスペクトル内で動作する無線網の性能を向
上させるために適用することができる幾つかの資源管理
技法のほんの一例にすぎない。
【0054】RF調整戦略は、さらに、各モデム108
〜112が使用しているアプリケーションの特定のタイ
プに基づいて展開することもできる。例えば、モデム1
08は2.4GHzにて動作しており、多量の帯域幅を
要求するアプリケーション、例えば、非常に高分解能ス
トリーミングビデオのために用いられており、端末11
0は2.4GHzにて送信しており、非常に低量の帯域
幅を要求するアプリケーション、例えば、e−メールの
ために用いられている場合、RF調整戦略として、モデ
ム108、110の異なる需要を反映させることもでき
る。一つのRF調整戦略として、モデム108には、大
きな帯域幅需要のために多量のタイムスロットを割り当
て、モデム110には、小量の帯域幅需要のために相対
的に少ないタイムスロットを割り当てることも考えられ
る。別のRF調整戦略として、FDMA通信プロトコル
を用い、モデム108には、RFスペクトルの相対的に
大きな部分を割り当て、モデム110には、相対的に小
さな部分を割り当てることもできる。こうして、資源コ
ントローラ200にて網資源を任意に分割することで、
RF環境100を共有するモデム108〜112の間で網
資源を動的かつ効率的に分配することができる。同様
に、頑丈なチャネルを要求する通信(つまり、音声およ
びストリーミングビデオ)には、干渉のない周波数を割
り当て、頑丈なチャネルは要求しないアプリケーション
(つまり、あるタイプの非リアルタイムデータトラヒッ
ク、例えば、公益会社へのガス/電気の使用量の報告)
には、より多くの干渉を持つチャネルを割り当てること
もできる。
【0055】いったんRF調整戦略が展開されると、資
源コントローラ200は、RF調整戦略に基づいてイン
ストラクションを各モデム108、110に送信する。
モデム108、110がこのインストラクションを受信
すると、モデム108、110は、各無線端末116〜
124との通信を、干渉が低減され、通信品質が向上す
るように変更する。説明の例では、モデム108は、
2.4GHzによる送信を継続するが、タイムスロット
の第一の割り当てられたセットに限定されたTDMA通
信プロトコルを使用する。モデム110も2.4GHz
による送信を継続するが、タイムスロットの第二の割り
当てられたセットに限定されたTDMAプロトコルを使
用する。
【0056】図6は、無線網内の通信を調整するための
一例としてのプロセスの概要の流れ図を示す。ステップ
602において、プロセスが開始され、制御はステップ
604に進み、ここで、資源管理デバイスは、網に接続
されている多数のモデムを、干渉の指標がないか監視す
る。
【0057】次に、プロセスはステップ606に進み、
ここで、干渉が発生したか否か決定される。ステップ6
06において干渉が発生したことが見つかった場合は、
プロセスはステップ608に進み;干渉が発生がなかっ
た場合は、プロセスはステップ604に戻り、資源管理
デバイスはモデムの監視を続ける。ステップ608にお
いて、無線資源管理デバイスは、モデムに照会し、RF
環境報告を求める。このRF環境報告は、現在のRFス
ペクトルの使用状況と、モデムが使用することが可能な
あるいは現在使用中の任意のRFプロトコルを含む。次
に、プロセスはステップ610に進む。
【0058】ステップ610において、RF環境報告が
資源管理デバイスによって受信される。ステップ612
において、資源管理デバイスが、無線網内の干渉を除去
あるいは最小化するためのRF調整戦略をRF環境報告
に基づいて決定する。プロセスは次にステップ614に
進む。
【0059】ステップ614において、資源管理デバイ
スは、RF調整戦略に基づいて、各無線網内の干渉の量
を最小化するためのインストラクションをモデムに送信
する。プロセスは、次に、ステップ616に進み、ここ
でプロセスは終端する。
【0060】図2および3に示すように、本発明の方法
は、好ましくは、プログラム内蔵プロセッサ上に実装さ
れる。ただし、資源管理デバイス106は、スイッチの
一部として実装することも、汎用もしくは専用コンピュ
ータ、プログラム内蔵マイクロプロセッサもしくはマイ
クロコントローラ、および周辺集積回路要素、特定用途
向け集積回路(ASIC)、あるいは他の一体化された
ハードウエアエレクトロニックもしくは論理回路、例え
ば離散要素回路、プログラマブル論理デバイス、例えば
PLD、PLA、FPGA、あるいはPAL等にスタン
ドアローンとして実装することもできる。一般的に、本
発明の資源管理デバイス106の機能を実現するために
は、図6に示す流れ図を実現することができる有限状態
マシーンを実装するあらゆるデバイスを用いることがで
きる。
【0061】上では本発明が特定の実施例との関連で説
明されたが、明らかなように、当業者においては、多く
の代替、修正、および変形を容易に考案できるものであ
る。より具体的には、無線網の調整サービスを契約し、
これを配布するための方法は多様である。幾つかのケー
スにおいては、ユーザは、ユーザの家庭無線網を外部網
を介して管理するサービスに有料にて加入する。別の方
法として、これらサービスを外部網への加入の特典とし
て無料にて提供することもできる。別の方法として、こ
のサービスをリクエストベース(per use request basi
s)にて有料にて提供することもできる。さらに、ホー
ム網要素(モデムおよび端末)による資源コントローラ
200への情報の供給は自発的に行なうことも、ポーリ
ングに応答して行なうこともできる。ポーリングに応答
して行なう場合でも、情報の供給を強制とすることも、
オプションとすることもできる。同様に、資源コントロ
ーラ200が推薦資源割り当てを提供する場合、これら
推薦割当ては、強制とすることも、オプションとするこ
ともできる。
【0062】従って、ここで説明された本発明の好まし
い実施例は、単に解説のためであり、制限を意図するも
のではなく、本発明の精神および範囲から逸脱すること
なく様々な変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による網資源管理システムの一例として
のブロック図である。
【図2】図1の資源管理デバイスの一例としてのブロッ
ク図である。
【図3】図1のモデムデバイスの一例としてのブロック
図である。
【図4】図3のモデムメモリ内にRF環境情報を格納する
ための一例としてのデータ構造である。
【図5】RF環境網資源情報を格納するための一例として
のデータ構造である。
【図6】資源管理デバイスの一例としてのプロセスの概
略を示す流れ図である。
【符号の説明】
100 複合住宅ユニット(RF環境) 101、102、103 住宅ユニット 106 資源管理デバイス 108〜112 モデム 116〜132 無線端末 140 網 200 資源コントローラ 202 網インタフェース 206 メモリ 302 モデムコントローラ 304 モデム網インタフェース 306 モデムメモリ 308 入/出力インタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マシュー ジェームス シャーマン アメリカ合衆国 07876 ニュージャーシ ィ,サッカスンナ,アトランティス ドラ イヴ 4

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線網の間の網資源の使用を調整
    するための方法であって、各無線網が少なくとも一つの
    モデムと少なくとも一つの無線端末を含み、この方法
    が:前記モデムの少なくとも一つのRF環境を監視し、RF
    環境報告を生成するステップ;前記RF環境報告に基づ
    いてRF調整戦略を決定するステップ;および前記RF
    調整戦略に基づいて前記少なくとも一つのモデムに対し
    て網資源をどのように使用するか指令するステップ、か
    ら構成されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記指令ステップが:前記RF調整戦略
    に基づいて網資源の使用に関するインストラクションを
    前記少なくとも一つのモデムに送信することで、複数の
    モデムによる同一網資源の同時的な使用を排除するステ
    ップを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記指令ステップが:前記RF調整戦略
    に基づいて前記複数のモデムの少なくとも一つに対して
    網資源の現在の使用を変更するように指令するステップ
    を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記RF環境監視ステップが:各無線網
    の干渉レベルを測定するステップを含み、この干渉レベ
    ルが前記各無線網のモデムおよび無線端末によって受信
    される干渉の量として測定されることを特徴とする請求
    項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記測定ステップが:各無線網の干渉レ
    ベルを収集するステップを含むことを特徴とする請求項
    4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記RF環境報告が、前記少なくとも一
    つのモデム以外のデバイスによる無線周波数スペクトル
    の少なくとも現在の使用を含むことを特徴とする請求項
    1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記RF調整戦略が、無線網がどの無線
    周波数および通信プロトコルを使用すべきかに関するイ
    ンストラクションを含むことを特徴とする請求項1記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 前記複数の無線網が、同一のRF環境を
    共有し、このRF環境が有限量の網資源を持つことを特
    徴とする請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記網資源が、少なくとも周波数と帯域
    幅を含むことを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 さらに:複数の加入者から少なくとも
    無線網識別子を含む加入者情報を収集するステップ;お
    よび前記加入者のリクエストに答えて、網資源の使用を
    調整するサービスを提供するステップを含むことを特徴
    とする請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記少なくとも一つのモデムが、前記
    網資源をどのように使用するかに関するインストラクシ
    ョンを受け入れ、これに従うことも、あるいは、前記網
    資源をどのように使用するかに関するインストラクショ
    ンを受け入れず、これに従わないことも許されることを
    特徴とする請求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】 複数の無線網による網資源の使用を調
    整するためのデバイスであって、各無線網が少なくとも
    一つのモデムを含み、このデバイスが:メモリ;前記メ
    モリに接続された、各無線網のモデムのRF環境を監視
    し、各モデムのRF環境に基づいて無線網による網資源
    の使用に対するRF調整戦略を決定し、このRF調整戦
    略に基づいて網資源の使用に関するインストラクション
    を前記無線網の少なくとも一つのモデムに送信する資源
    コントローラを備えることを特徴とするデバイス。
  13. 【請求項13】 前記各無線網のモデムが網に接続され
    ることを特徴とする請求項12記載のデバイス。
  14. 【請求項14】 さらに:前記複数のモデムの少なくと
    も一つのRF環境報告を前記網を通じて資源管理デバイ
    スに送信する過程を含むことを特徴とする請求項12記
    載のデバイス。
  15. 【請求項15】 前記RF環境報告が、前記少なくとも
    一つのモデム以外のデバイスによる無線周波数スペクト
    ルの少なくとも現在の使用を含むことを特徴とする請求
    項12記載のデバイス。
  16. 【請求項16】 前記RF調整戦略が、どの無線周波数
    および通信プロトコルを使用すべきかに関するインスト
    ラクションを含むことを特徴とする請求項12記載のデ
    バイス。
  17. 【請求項17】 前記複数の無線網が、同一のRF環境
    を共有し、このRF環境が有限量の網資源を持つことを
    特徴とする請求項12記載のデバイス。
  18. 【請求項18】 前記網資源が、少なくとも周波数と帯
    域幅を含むことを特徴とする請求項17記載のデバイ
    ス。
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