JP2001216616A - 磁気記録装置、および磁気記録用ヘッドの異常検出方法 - Google Patents

磁気記録装置、および磁気記録用ヘッドの異常検出方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ書込みの周波数が高くなっても、磁気
記録用ヘッドのオープン、ショートなどの異常を正しく
検出する。 【解決手段】 実際にデータを記録していない時点で低
周波のテストデータ書込み用、または直流の電流をヘッ
ドに流し、ヘッドの端子電圧があらかじめ定められた範
囲内にあるか/否かによって、磁気記録用ヘッドの正常
/異常を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気記録装置に係
り、更に詳しくは例えばハードディスクなどの磁気記録
用ヘッドのオープンやショートなどの故障を検出するた
めの、磁気記録用ヘッドの異常検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
の磁気記録装置では、磁気記録用ヘッドのオープンやシ
ョートなどの異常検出を行うために、磁気記録用ヘッド
において実際にデータ書込みが行われる時にその端子電
圧をモニタすることによって異常検出が行われていた。
図9はその異常検出方法の説明図である。 同図(a) に
おいて矩形波は実際の書込みデータを表わす電圧であ
り、曲線で示される波形はヘッドの端子電圧である。一
般的にヘッドの端子電圧は、データの変化時点でオーバ
シュートなどの過渡的な電圧(フライバック電圧)を生
じ、その後に矩形波の値に落ち着く傾向がある。
【0003】図9において、レベル1とレベル2とはヘ
ッド故障検出のための2つのレベルであり、データに対
応する矩形波の電圧がレベル1以下である時にはヘッド
がショートしていることが検出され、またレベル2以上
である場合にはヘッドがオープンであることが検出され
る。図9(a) において、故障検出時点(1)での電圧は
この2つのレベルの間にあり、ヘッドが故障していない
ことが正しく検出されている。
【0004】図9(b) においては、書込みデータの周波
数が大きくなり、このためヘッドの端子電圧がオーバシ
ュートを生じた後に矩形波の電圧に留まる時間が非常に
短くなり、すぐにデータの反転が起こっている。このた
め、例えば時点(2)においてヘッドの端子電圧がモニ
タされると、実際にはヘッドが正常であるにもかかわら
ず、モニタされた電圧値はレベル2より大きいものと判
定され、ヘッドの故障、すなわちヘッドのオープンと判
定されてしまうことになる。これは(a) に比べて書込み
データの周波数が高くなっているためである。
【0005】ヘッドの端子電圧にオーバシュートなどの
過渡電圧が発生するフライバック期間はヘッドの書込み
用コイルのインダクタンスなどによって決定されるもの
で、書込みデータの周波数にはあまり関係なくほぼ一定
となるため、(b) では(a) に比べてフライバック期間の
後で電圧が矩形波の値で一定に留まる期間が非常に短く
なり、ヘッドの故障検出を正確に行うことができなくな
ってしまうという問題点があった。
【0006】図10はヘッドのショート検出が正確にで
きなくなる問題点の説明図である。同図(a) において、
フライバック期間の終了後ヘッドの端子電圧はショート
を示すほぼ0となっており、(3)の時点でこの電圧を
モニタすることによって、ヘッドのショートを正しく検
出することができる。
【0007】これに対して図10(b) では、書込みデー
タの周波数が高くなっているため、ヘッドの端子電圧が
レベル1より小さくなる期間が非常に短くなり、例えば
(4)の時点で電圧をモニタするとヘッドのショートが
検出されず、正しい異常検出を行うことができないこと
になる。
【0008】このように磁気記録装置の高速化が進み、
書込みデータの周波数が高くなってフライバック期間と
データの反転周期との間の余裕が少なくなると、書込み
データに対応するヘッドの端子電圧をモニタして故障検
出を行う場合には磁気記録用ヘッドの故障、すなわちオ
ープンまたはショートの状態を正しく検出できず、デー
タの書込み動作が正常であると誤って判定して書込みを
行い、データの紛失が起こってしまうという問題点があ
った。
【0009】本発明の課題は、磁気記録装置の高速化が
進み、書込みデータの周波数が高くなっても、磁気記録
用ヘッドの故障検出を正しく行うことができる磁気記録
用ヘッドの異常検出方法を提供することでる。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の機能ブロ
ック図である。同図は磁気記録装置の磁気記録用ヘッド
の異常検出方法の機能ブロック図である。
【0011】本発明の磁気記録用ヘッドの異常検出方法
においては、1で実際にデータを記録していない時点で
磁気記録用ヘッドに低周波のテストデータの書込みを行
うための電流を流し、2で磁気記録用ヘッドの端子電圧
があらかじめ定められた範囲内、例えば図9で説明した
レベル1とレベル2の間にあるか否かによって、磁気記
録ヘッドの正常/異常を検出する。
【0012】本発明の実施の形態においては、磁気記録
用ヘッドにテストデータ書込み用電流を流す時点は、磁
気記録用ヘッドが磁気記録媒体、例えば磁気ディスクの
セクタ内のギャップ部に存在する時点とすることもでき
る。
【0013】またこのテストデータ書込み用電流を流す
時点は、磁気記録用ヘッドが磁気記録媒体上でテストデ
ータ書込み用のダミー位置、例えば1つのセクタをダミ
ー位置とする場合には、そのセクタ上に存在する時点と
することもできる。
【0014】あるいはこのテストデータ書込み用電流を
流す時点は、磁気記録装置の起動時において磁気記録用
ヘッドが磁気記録媒体上に移動する前の時点とすること
もできる。
【0015】更にこのテストデータ書込み用電流を流す
時点は、磁気記録装置に対して一定時間以上アクセスが
なく、磁気記録用ヘッドが待避位置に移動した以後の時
点とすることもできる。
【0016】本発明の磁気記録用ヘッドの異常検出方法
においては、実際にデータを記録していない時点で磁気
記録用ヘッドに直流電流を流し、磁気記録用ヘッドの端
子電圧があらかじめ定められた範囲内にあるか/否かに
よって、磁気記録用ヘッドの正常/異常を検出すること
もできる。
【0017】この場合、磁気記録用ヘッドに直流電流を
流す時点は、磁気記録用ヘッドが磁気記録媒体のセクタ
内のギャップ部に存在する時点、磁気記録用ヘッドが磁
気記録媒体上でテストデータ書込み用のダミー位置に存
在する時点、磁気記録装置の起動時において磁気記録用
ヘッドが磁気記録媒体上に移動する前の時点、または磁
気記録装置に対して一定時間以上アクセスがなく、磁気
記録用ヘッドが待避位置に移動した以後の時点のいずれ
の時点とすることもできる。
【0018】次に本発明の磁気記録装置においては、実
際にデータを記録していない時点で磁気記録用ヘッドに
低周波のテストデータの書込みを行うための電流を流す
テストデータ書込み用電流供給手段と、テストデータ書
込み用電流に対する磁気記録用ヘッドの端子電圧があら
かじめ定められた範囲内にあるか/否かによって、磁気
記録ヘッドの正常/異常を検出する磁気記録用ヘッド異
常検出手段とが備えられる。
【0019】あるいは本発明の磁気記録装置において
は、実際にデータを記録していない時点で磁気記録用ヘ
ッドに直流電流を流す直流電流供給手段と、その直流電
流に対する磁気記録用ヘッドの端子電圧があらかじめ定
められた範囲内にあるか/否かによって、磁気記録用ヘ
ッドの正常/異常を検出する磁気記録用ヘッド異常検出
手段とが備えられる。
【0020】以上のように本発明においては、実際にデ
ータを記録していない時点で磁気記録用ヘッドに電流が
流され、磁気記録用ヘッドの端子電圧の大きさによって
磁気記録用ヘッドの正常/異常が検出される。
【0021】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の磁気記録用ヘッ
ドの異常検出方法が用いられる磁気記録装置、例えばハ
ードディスクドライブ(HDD)の概略構成図である。
同図において、磁気記録用ヘッド10は磁気ディスク1
1上を移動するが、磁気ディスク11はスピンドルモー
タ(SPM)12によって回転する。また磁気記録用ヘ
ッド10は、ボイスコイルモータ(VCM)13の回転
によってその位置が制御される。
【0022】磁気記録用ヘッド10のリード/ライト信
号は、リード/ライトアンプ14を介してリード/ライ
ト信号変換部15との間でやり取りされ、またリード/
ライト信号交換部15に対するリード/ライト信号はハ
ードディスクコントローラ(HDC)16を介して、例
えばパソコン(PC)ホスト側との間でやり取りされ
る。
【0023】HDC16による信号制御はメモリ17を
用いて行われ、またHDC16、リード/ライト信号変
換部15の動作はマイクロコントローラ(コンピュー
タ)ユニットMCU19によって制御される。スピンド
ルモータ12およびボイスコイルモータ13の回転は、
SPM/VCMドライバ18を介してMCU19によっ
て制御される。
【0024】図3は本発明における磁気記録用ヘッドの
異常検出方法の全体処理フローチャートである。同図に
おいて、例えばパソコンホスト側からのデータ入力がス
テップS0で図2のHDC16に与えられるが、この入
力が一定時間以上ないかどうかがステップS1で判定さ
れる。この判定がNoの場合、すなわちデータが入力さ
れている場合には、ステップS2で書き込まれるべき通
常データの後に低周波のテストデータがつけられ、後述
するようにセクタ内のギャップ部に対して、ステップS
3で書き込みが実行された後に、ステップS6で故障検
出が実行される。
【0025】ステップS1で一定時間データの入力がな
い(Yes)と判定されると、ステップS4で後述する
待避位置、またはテストデータ書込み領域、すなわちダ
ミー領域(テスト領域)へのヘッドの移動が行われ、ス
テップS5で待避位置、またはダミー領域へのテストデ
ータの書込みが行われ、ステップS6で故障の検出が実
行される。
【0026】ステップS6では、後述する図7の検出回
路を用いて、図8のフローに従って磁気記録用ヘッドの
故障、すなわちオープンまたはショートの検出が行われ
るが、故障が検出されない場合にはステップS1以降の
処理が繰り返され、故障が検出された場合には故障検出
信号としてのFault信号がステップS7で出力され
て、処理を終了する。
【0027】なおステップS1においてPCホスト側か
らデータ入力が一定時間以上ないか否かが判定される
が、この判定では図2においてPCホスト側からHDC
16に入力されるデータが一定時間以上ないか否かがM
CU19によって判定される。
【0028】図4は磁気ディスク上のデータ格納領域の
最小単位としてのセクタの構成の説明図である。同図に
おいて1つのセクタは、磁気記録用ヘッドがデータを書
き込むべき正しいセクタの位置に乗っているか否かを検
出するためのサーボエリア、実際にデータが書き込まれ
るデータエリア、およびセクタの境界にあたり、一般に
は意味のないデータなどが書き込まれるギャップの3つ
の部分から構成されている。
【0029】本発明の実施の形態においては、セクタと
セクタの間の境界であり、従来は意味のないデータしか
書き込まれなかったギャップ部上にヘッドが存在する時
に、テストデータを書き込むための電流、または直流電
流を磁気記録用ヘッドに流し、ヘッドの端子電圧があら
かじめ定められた範囲内、例ば図9で説明したレベル1
とレベル2の間にあるか/否かによって、磁気記録用ヘ
ッドの正常/異常を検出する。この場合、低周波のテス
トデータであっても、例えば図9(a) に説明したような
波形のデータを数百、あるいは数千周期以上に渡ってギ
ャップ部に書き込むことは十分可能であり、フライバッ
ク期間の終了した時点、例えば(1)のような時点でヘ
ッドの異常検出を行うことによって、異常検出を正しく
実行することが可能となる。
【0030】本発明の実施の形態においては、テストデ
ータ書込み用電流、または直流電流を磁気記録用ヘッド
に流す時点は、図4で説明したようにヘッドがギャップ
部に存在する時点以外に、例ばテストデータ書込み用の
ダミーの位置に存在する時点とすることもできる。図5
はそのようなダミーの位置としての一部のセクタ(また
は更にその一部)の説明図である。同図において領域2
1は、例えば1つまたは複数のセクタ、または1つのセ
クタの更にその一部であり、この中のデータエリアに対
してテストデータを書き込むための電流、または直流電
流を磁気記録用ヘッドが領域21に存在する時点で流す
こともできる。
【0031】図6は更に異なる実施形態としてのテスト
データ書込み用電流、または直流電流を流す時点におけ
るヘッドの位置の説明図である。同図において、一般に
正常なデータを書き込むべきセクタはラック22上に存
在するが、例えば磁気ディスクの最も内側の部分に、正
常なデータの書込みには使用されず、ヘッド23が移動
することができる待避位置24が設けられている。前述
のように磁気記録装置に対して一定時間以上データ入力
などのアクセスがない場合に、磁気記録用ヘッド23を
待避位置24に移動させて、低周波のテストデータ書込
み用電流、または直流電流をヘッドに流し、ヘッドの端
子電圧を検出することによってヘッドの異常検出が行わ
れる。
【0032】図6においてヘッドロック機構25は、例
えば磁気ディスクの最も外側に設けられ、この位置でヘ
ッドをロックさせることができるものである。磁気記録
装置の起動時には磁気記録用ヘッドは例えばこの位置、
または前述の待避位置でロックされており、磁気ディス
ク上に移動する前にヘッドにテストデータ書込み用電
流、または直流電流を流し、ヘッドの端子電圧を検出す
ることによってヘッドの異常検出を行うこともできる。
【0033】図7は磁気記録用ヘッドの故障検出回路の
構成例である。同図においてウィンドコンパレータ30
とフリップフロップ(FF)31は磁気記録用ヘッドの
ショート検出用の回路であり、またウィンドコンパレー
タ32とFF33とはヘッドのオープン検出用の回路で
ある。2つのウィンドコンパレータ30および32は、
それぞれ入力電圧が図9で説明したレベル1とレベル2
との間にある時出力としてLを、また間にない時にHを
それぞれFF31,33に与えるものである。
【0034】書込みヘッドのコイル34の周辺の回路は
実際には図7より複雑であるが、ここでは故障検出時の
動作だけを直流電流を流す場合に限って説明する。故障
検出時にはスイッチ35および36がオンとされ、電源
側に挿入されている電流源37、グランド側に挿入され
ている電流源38によって、書込みヘッドのコイル34
に電流が流される。
【0035】書込みヘッド34がショートしている場合
には、実際の説明は複雑となるが、簡単のため電流源3
8の内部インピーダンスが37の内部インピーダンスよ
りかなり小さいとすると、コイル34の右側の接続点X
の電位は0に近くなり、レベル1より低くなることによ
って、FF31から異常検出を示す信号が出力される。
【0036】これに対してコイル34がオープンとなっ
ている場合には、コイル34の左側の接続点Yの電位は
電源電圧に近くなり、レベル2より大きくなることによ
ってFF33から異常検出信号が出力される。FF3
1、またはFF33から異常検出信号が出力されること
によって、図3のステップS6の故障検出が行われるこ
とになる。
【0037】図8はこの故障検出処理のフローチャート
である。同図においてステップS10で書込みヘッドの
端子電圧、すなわち図7で説明した書込み用コイルの端
子電圧が入力され、ステップS11でその電圧が規定範
囲内にあるか否かが判定され、No、すなわち外にある
場合には図3のステップS7でFault信号が出力さ
れ、また規定範囲内にある時には図3のステップS1以
降の処理が繰り返される。
【0038】なお、図3ではS3またはS5で低周波の
テストデータ書込みが行われるが、その代わりに図7で
説明したように直流電流を流すことも当然可能である。
以上の説明では磁気記録装置としてハードディスクドラ
イブを例として実施の形態を説明したが、本発明はハー
ドディスクに限らず、光磁気ディスク、MDなど磁気を
利用した記録装置にはすべて適用することができること
は当然である。
【0039】以上の説明に対応して本発明は更に次の特
徴を有する。磁気記録用ヘッドにテストデータ書き込み
用の電流を流す時点は、該磁気記録用ヘッドが磁気記録
媒体のセクタ内のギャップ部に存在する時点であること
もできる。
【0040】磁気記録用ヘッドにテストデータ書き込み
用の電流を流す時点は、該磁気記録用ヘッドが磁気記録
媒体上でテストデータ書き込み用のダミー位置に存在す
る時点であることもできる。
【0041】磁気記録用ヘッドにテストデータ書き込み
用の電流を流す時点は、磁気記録装置の起動時において
前記磁気記録用ヘッドが磁気記録媒体上に移動する前の
時点であることもできる。
【0042】磁気記録用ヘッドにテストデータ書き込み
用の電流を流す時点は、磁気記録装置に対して一定時間
以上アクセスがなく、該磁気記録用ヘッドが待避位置に
移動した以後の時点であることもできる。
【0043】また磁気記録用ヘッドに直流電流を流す時
点は、該磁気記録用ヘッドが磁気記録媒体のセクタ内の
ギャップ部に存在する時点であることもできる。磁気記
録用ヘッドに直流電流を流す時点は、該磁気記録用ヘッ
ドが磁気記録媒体上でテストデータ書き込み用のダミー
位置に存在する時点であることもできる。
【0044】磁気記録用ヘッドに直流電流を流す時点
は、磁気記録装置の起動時において該磁気記録用ヘッド
が磁気記録媒体上に移動する前の時点であることもでき
る。磁気記録用ヘッドに直流電流を流す時点は、磁気記
録装置に対して一定時間以上アクセスがなく、該磁気記
録用ヘッドが待避位置に移動した以後の時点であること
もできる。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば実際にデータを記録していない時点で磁気記録用ヘ
ッドの異常検出を行うことによって、磁気記録装置のデ
ータ転送速度に無関係に正しく異常検出を行うことが可
能になる。これによって、磁気記録装置におけるデータ
書込み速度が高速となって、磁気記録用ヘッドの端子電
圧におけるフライバック期間がデータの反転周期と同じ
くらい、あるいはそれより長くなっても、磁気記録用ヘ
ッドの故障、すなわちオープンまたはショートの検出を
正しく実行することができ、磁気記録装置の信頼性向上
に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図である。
【図2】本発明の異常検出方法が用いられるハードディ
スクドライブの概略構成を示す図である。
【図3】本発明の異常検出方法の全体処理フローチャー
トである。
【図4】磁気ディスクの1つのセクタの構成を説明する
図である。
【図5】磁気ディスク上でテストデータを書き込むダミ
ー位置を説明する図である。
【図6】磁気ディスク上でテストデータを書き込むため
の磁気記録用ヘッドの待避位置を説明する図である。
【図7】磁気記録用ヘッドの異常検出回路の構成例を示
す図である。
【図8】磁気記録用ヘッドの異常検出処理のフローチャ
ートである。
【図9】磁気記録用ヘッドの異常検出の従来方法を説明
する図である。
【図10】磁気記録用ヘッドの異常としてのショート状
態の検出方法の従来例を説明する図である。
【符号の説明】
10 磁気記録用ヘッド 11 磁気ディスク 14 リード/ライトアンプ 15 リード/ライト信号変換部 16 ハードディスクコントローラ(HDC) 30,32 ウィンドコンパレータ 34 書込みヘッドコイル 37,38 電流源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録装置の磁気記録用ヘッドの異常
    検出方法において、 実際にデータを記録していない時点で前記磁気記録用ヘ
    ッドに低周波のテストデータの書込みを行うための電流
    を流し、 該磁気記録用ヘッドの端子電圧があらかじめ定められた
    範囲内にあるか/否かによって該磁気記録用ヘッドの正
    常/異常を検出することを特徴とする磁気記録用ヘッド
    の異常検出方法。
  2. 【請求項2】 磁気記録装置の磁気記録用ヘッドの異常
    検出方法において、 実際にデータを記録していない時点で該磁気記録用ヘッ
    ドに直流電流を流し、 該磁気記録用ヘッドの端子電圧があらかじめ定められた
    範囲内にあるか/否かによって該磁気記録用ヘッドの正
    常/異常を検出することを特徴とする磁気記録用ヘッド
    の異常検出方法。
  3. 【請求項3】 磁気記録用ヘッドを備える磁気記録装置
    において、 実際にデータを記録していない時点で該磁気記録用ヘッ
    ドに低周波のテストデータの書込みを行うための電流を
    流すテストデータ書込み用電流供給手段と、 該テストデータ書込み用電流に対する該磁気記録用ヘッ
    ドの端子電圧があらかじめ定められた範囲内にあるか/
    否かによって該磁気記録用ヘッドの正常/異常を検出す
    る磁気記録用ヘッド異常検出手段とを備えることを特徴
    とする磁気記録装置。
  4. 【請求項4】 磁気記録用ヘッドを備える磁気記録装置
    において、 実際にデータを記録していない時点で該磁気記録用ヘッ
    ドに直流電流を流す直流電流供給手段と、 該直流電流に対する該磁気記録用ヘッドの端子電圧があ
    らかじめ定められた範囲内にあるか否かによって該磁気
    記録用ヘッドの正常/異常を検出する磁気記録用ヘッド
    異常検出手段とを備えることを特徴とする磁気記録装
    置。
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