JP2001216546A - 電子式タイムレコーダ - Google Patents

電子式タイムレコーダ

Info

Publication number
JP2001216546A
JP2001216546A JP2000022236A JP2000022236A JP2001216546A JP 2001216546 A JP2001216546 A JP 2001216546A JP 2000022236 A JP2000022236 A JP 2000022236A JP 2000022236 A JP2000022236 A JP 2000022236A JP 2001216546 A JP2001216546 A JP 2001216546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
card
data
display
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000022236A
Other languages
English (en)
Inventor
Bungo Nogawa
文吾 野川
Kenji Maejima
健二 前嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amano Corp
Original Assignee
Amano Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amano Corp filed Critical Amano Corp
Priority to JP2000022236A priority Critical patent/JP2001216546A/ja
Publication of JP2001216546A publication Critical patent/JP2001216546A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出退時刻や集計時間数と言った日々の時間情
報を、表示部にタイムカードに打刻印字するのと同様の
形態で一覧表示することによって、紙製のタイムカード
を使用している感覚で日々の時間情報を目視確認しなが
ら記録できるように工夫したカード式タイムレコーダを
提供する。 【解決手段】 ID番号の入力に従って演算された時間
情報を、ターミナル部3の表示部7に対してタイムカー
ドに打刻印字するのと同様の形態で一覧表示し、且つ、
この表示の該当欄の部分に日々の時間情報を日毎書込み
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイムレコーダが
演算した出退時刻や集計時間と言った各種の就業データ
を、タイムカードの様式で表示部の画面上に表示するこ
とにより、視認性を重視できるように工夫した電子式タ
イムレコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】出勤及び退勤の都度記録する各人の出退
時刻や集計時間と言った各種の就業データ(時間情報)
をメモリに記憶し、この記憶した時間情報を必要に応じ
て読出して集計等に役立てることができるように構成し
た電子式タイムレコーダには、例えば特開昭56−15
9782号公報等に見られるように記録媒体として紙製
のタイムカードを使用し、カードに設けた各印字欄に上
記の時間情報を日々打刻印字する形式のタイムカード式
タイムレコーダと、例えば実開昭57−38266号公
報等に見られるように、紙製のタイムカードに代えて磁
気カード(IDカード)を用いたり、或は、ICカード
を用いて各種就業データを記録するカード式タイムレコ
ーダとが存在する。
【0003】これ等の電子式タイムレコーダのうち、前
者のタイムカード式タイムレコーダの場合は、タイムカ
ードに設けた各印字欄に各人の日々の時間情報がプリン
トアウトされるため、各人の就業状況を直接一覧で目視
確認できる利点を備えているが、反面、月毎に社員の氏
名や所属、社員コード等を記録したタイムカードを社員
全員に作成する必要があり、加えて、このタイムカード
は消耗品なのでタイムカードに関連したコストが嵩んで
しまう問題があり、また、タイムレコーダには印字装置
やカード搬送装置、並びに、印字を決められた印字欄に
行うための印字制御装置と言った複雑な機構を必要とす
るため、タイムレコーダの構成が複雑に成って高価格化
する問題もあった。
【0004】これに対し、上記後者のカード式タイムレ
コーダの場合は、個人情報や時間データを磁気カードに
書込んだり、メモリに記憶したりするため、上述した面
倒なカード作成作業や印字装置等の複雑な機構が一切不
要なため、比較的安いコストで大勢の社員の時間情報を
簡単、且つ、確実に管理できる利点を備えている。
【0005】ところが、上記カード式タイムレコーダの
場合は、カード面に各人の日々の時間情報を直接印字で
きないため、カードを見ても自分自身の出退データ等を
目視確認することができず、結局、カードリーダの他に
印字確認用の記録シートを発行するための印字装置等が
必要に成ってしまって、システム全体の複雑化と高価格
化を招く結果に成っていた。
【0006】そこで、例えば特開昭61−80386号
公報等に見られるように、カード面に設けた表示部に、
月・日、出社時刻、退社時刻、遅刻や早退の時間数、残
業時間数、並びに、当日の実働時間数と言った各時間情
報を表示することができる表示機能を備えたICカード
を用いて、各人の時間情報を表示しながら記録するよう
に構成したタイムレコーダシステムが開発された。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のタイムレコーダ
システムによると、各人の時間情報が記録される度にそ
の時間データをICカードの表示部に表示して目視、確
認できるため、時間情報の記録を安心して行うことがで
き、また、入力の間違い等も簡単に見つけ出すことがで
きる利点を備えているが、しかし、ICカードの表示部
は小さくて、各表示欄にはその当日の月・日と出退時刻
や遅刻や早退、残業の時間数や、実働時間数のみが表示
されるだけで、紙製のタイムカードのように日々の時間
情報を日付順に日毎印字する一覧性に欠けるため、自分
の就業状況を正確に把握できないとか、過日の入力デー
タの間違いや入力漏れ等のミスを容易に発見できないと
言った問題があった。
【0008】そこで本発明の技術的課題は、出退時刻や
集計時間数と言った日々の時間情報を、表示部にタイム
カードに打刻印字するのと同様の形態で一覧表示するこ
とによって、紙製のタイムカードを使用しているのと同
じ感覚で日々の時間情報を目視確認しながら記録できる
ように工夫したカード式タイムレコーダを提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0010】入出退時にキー又はカードを用いてID番
号を入力すると、そのID番号の内容と現在時刻とを記
憶し、且つ、必要に応じてその日の集計時間数や残業時
間数と言った各種の就業データを演算記憶して、これ等
の各時間情報を表示部に表示するように構成した電子式
タイムレコーダであって、
【0011】(1) 上記表示部に対する各時間情報の
表示を、タイムカードに打刻印字するのと同様の形式で
一覧表示する時間情報表示手段と、上記日々の時間情報
を上記表示部にタイムカード形式で表示されている表示
画面の該当表示欄の部分に日毎書込み表示する書込み表
示手段とを具備せしめること。(請求項1)
【0012】(2) 電子式タイムレコーダの全体を、
少くともAC電源部を備えたベース本体と、このベース
本体に対して着脱自在で、且つ、少くとも入力キー、表
示部、時計回路、電子記憶部と制御部、並びに、上記A
C電源部によって充電可能な電源用バッテリーを備えた
ターミナル部とによって構成すること。(請求項2)
【0013】(3) ターミナル部の入力キーに、ター
ミナル部の動作モードを少くとも個人ID等のデータ登
録を行う登録モードと、出退時間等の入力を行う出退操
作モードと、データの修正を行う修正承認モードと、就
業データの集計を行う集計モードのいずれかに切替えて
設定することができるモード切替キーを設けること。
(請求項3)
【0014】(4) ターミナル部の動作モードが出退
操作モード、修正承認モード、或は、集計モードのいず
れかに設定された場合に、ID番号の入力に従って当該
個人の出退時刻やその他の就業データから成る時間情報
を、表示部に対してタイムカードに打刻印字するのと同
様の形式で一覧表示することができる時間情報表示手段
を具備せしめること。(請求項4)
【0015】(5) ターミナル部の動作モードが修正
承認モードに設定された場合に、管理者が表示部にタイ
ムカードと同様の形式で表示されている出退時刻や集計
時間と言った各種就業データの中から、修正すべきデー
タを直接ポイント指示して修正することができるデータ
修正手段を具備せしめること。(請求項1)
【0016】(6) ターミナル部の表示部を紙製のタ
イムカードと同様の大きさに形成する一方、ターミナル
部には修正後の打刻データや集計データを外部のプリン
ターやパソコンに出力する外部通信手段を具備せしめる
こと。(請求項6)
【0017】 上記(1)で述べた請求項1に係る手
段によれば、ID番号の入力に基づく各種時間情報の表
示を、表示部に対してタイムカードに打刻印字するのと
同様の形態で表示し、且つ、日々の時間情報をこの表示
画面の該当表示欄の部分に日毎書込み表示するため、出
退時刻や集計時間と言った日々の就業データを紙製のタ
イムカードを見ているのと同じ感覚で一覧で目視確認す
ることができるものであって、各人の就業状況を一目で
確認及び把握することができると共に、入力の間違いや
入力漏れ等のミスもこれを容易に発見することを可能に
する。
【0018】 上記(2)で述べた請求項2に係る手
段によれば、就業時間の集計や残業時間の修正と言った
各種作業を行う場合に、管理者及び従業員は手元にター
ミナル部を持って来て作業を行うことができるため、タ
ーミナル部を例えば机上等に置いて各種作業を簡便に進
めることができると共に、通常の使用時にはターミナル
部のバツテリーはベース本体側に設けられているAC電
源部に接続充電されているので、ターミナル部をベース
本体から取外しても各種の計算及び表示作業を支障無く
行うことを可能にする。
【0019】 上記(3)で述べた請求項3に係る手
段によれば、ターミナル部にはその動作モードを登録モ
ード、出退操作モード、修正承認モード、並びに、集計
モードの各モードに切替えることができるモード切替キ
ー(スイッチ)が設けられているため、ターミナル部を
ベース本体に取付けた状態、及び、取外した状態の如何
なる使用状態に於いても、動作モードを必要とするモー
ドに自由に切替設定して、各作業を支障無く行うことを
可能にする。
【0020】 上記(4)で述べた請求項4に係る手
段によれば、動作モードが上記の如何なるモードに設定
されている場合でも、表示部には日々の就業データがタ
イムカードに打刻印字しているのと同じ形態で日毎表示
(一覧表示)されるため、各種入力操作及び修正操作を
この一覧表示を見ながらタイムカードを取扱っているの
と同じ感覚で行うことができるものであって、日毎のデ
ータを直接目視確認しながら各種作業を間違いなく円滑
に進めることを可能にする。
【0021】 上記(5)で述べた請求項5に係る手
段によれば、各種就業データの修正に際しては、修正す
べきデータをタイムカードと同様の形式で表示した画面
を見ながら、画面上で直接ポイント指示して修正するこ
とができるため、タイムカード上での修正と同じ感覚で
修正作業を間違いなく円滑に行うことを可能にする。
【0022】 上記(6)で述べた請求項6に係る手
段によれば、ターミナル部の表示部が実際のタイムカー
ドと同じ大きさに形成されているため、この表示部に表
示される日々の就業データがタイムカードに実際打刻印
字されているのと同じ実感性を持つことができるもので
あって、入力された各種就業データの確認や修正等の作
業をタイムカードと同じ感覚で行うことができると共
に、各種就業データや集計データの明細、及び、修正内
容等を、外部通信手段を通してプリンターやパソコンに
外部出力することを可能にする。
【0023】以上の如くであるから、上記(1)〜
(6)の手段によって上述した技術的課題を解決して、
前記従来の技術の問題点を解消することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る電子式タイ
ムレコーダの実施の形態を図面と共に説明すると、図1
は本発明の構成を説明した斜視図であって、図中符号1
で全体的に示した本発明に係る電子式タイムレコーダ
は、後述するAC電源部と外部通信回路を備えたベース
本体2と、日付表示部6と就業データ表示部7と入力キ
ー装置8を備え、更に、時計回路や電子記憶部と制御
部、並びに、上記AC電源部によって充電可能な電源用
バッテリー等を備えたターミナル部3とによって構成さ
れており、且つ、このターミナル部3はベース本体2に
対して着脱自在に構成されている。
【0025】上記の就業データ表示部7は、紙製のタイ
ムカードと同じサイズに形成され、且つ、上面の差込口
5にICカードCP又は磁気カードを差込んでID番号
を入力すると、当該社員の出退時刻やその日の集計時間
数、或は、残業や早退等のイレギュラー勤務の累計時間
数や就業時間の累計時間数と言った各種の就業データ
を、タイムカードに打刻印字するのと同じ日毎表示形式
で一覧表示FXする一方、これ等日々の各データを表示
FXの該当表示欄に日毎書込み表示するように構成され
ている。
【0026】また、入力キー装置8(キー操作部)に
は、ID番号やその他の数値データを入力する場合に用
いるテンキー8Aと、出退や外出、残業、早退と言った
勤務の種別を選択する選択キー8Bと、ターミナル部3
の動作モードを個人ID等のデータ登録を行う登録モー
ドと、出退時間等の入力を行う出退操作モードと、デー
タの修正を行う修正承認モードと、就業データの集計を
行う集計モードのいずれかに切替えて設定することがで
きるモード切替キー8C(スイッチ)が設けられてい
て、通常時には動作モードが自動的に出退操作モードに
設定される仕組に成っている。
【0027】ICカードCPは、非接触ICチップを搭
載した全体が例えば胸バッヂ程度の大きさに形成され、
且つ、図2に示すように当該社員の写真とID番号が表
示されていて、例えば、図1に示したように普段はベー
ス本体2に設けたカードラック4に収納保管するが、勿
論各人が携帯してもよく、その選択は任意とする。
【0028】また、ターミナル部3をベース本体2に対
して着脱する着脱機構には、例えば嵌め合せ式、懸掛
式、磁石式等各種構造のものが考えられ、その選択も任
意とする。
【0029】図3は、ターミナル部3に設けたメモリ
(後述する)に格納されている各社員の就業データや集
計データ、後述する修正手段によって修正した就業デー
タ、或は、賃金情報をキー入力することによって演算さ
れた各社員の給料の明細等を出力する場合に用いる外部
出力装置の構成を説明したものであって、10Aと10
Bはターミナル部3の外部通信回路(後述する)に外部
装置であるパソコン11とプリンター12を接続するた
めの接続ラインで、上記各データの明細はプリンター1
2によってプリントアウトされ、また、各データはパソ
コン11に入力されて演算処理される仕組に成っている
が、上記各社員の給料計算をこのパソコン11を用いて
処理してもよい。
【0030】図4は、上記本発明に係る電子式タイムレ
コーダ1の電気的構成を説明したブロック図であって、
符号2で示したベース本体には外部通信回路10とAC
電源回路13が設けられており、また、符号3で示した
ターミナル部には、CPU20とメモリ21から成る制
御部と、この制御部に対してバス22を解して接続した
インターフエイス回路24と、このインターフエイス回
路24に接続した上記の各表示部6、7、テンキー8A
と選択キー8Bとモード切替キー8Cから成る入力キー
装置8、時計回路25、ICカードリーダ27、並び
に、上述したベース本体2側の外部通信回路10とAC
電源回路13とに夫々接続自在な外部通信手段26とバ
ッテリー及び充電回路28が搭載されている。
【0031】更に上述したメモリ21には、ICカード
CPの挿入によって入力されたID番号に従って、当該
社員の就業データを表示部7に対して例えば図5に示し
た6欄のタイムカード形式FX1、又は、図6に示した
3欄のタイムカード形式FX2に示すように、タイムカ
ードに打刻印字するのと同じ形態で表示する一方、出勤
時には出勤時刻を、退勤時には退勤時刻を一覧表示F
X,FX1,FX2の出勤欄及び退勤欄の位置に日毎書
込み表示し、更に、退勤時にはその日の集計時間(実働
時間数)を集計欄に書込み表示すると共に、残業や早出
と言ったイレギュラー勤務の時間数の累計や、就業時間
数の累計も、各表示FX,FX1,FX2の集計欄に書
込み表示するための各プログラム(時間情報表示手段と
書込み表示手段)と、演算した各社員の就業データを各
々のフアイルに記憶するためのプログラムが格納されて
いる。
【0032】加えて上記のメモリ21には、ターミナル
部3の動作モードをモード切替キー8Cによって選ばれ
たモード(登録モード、出退操作モード、修正承認モー
ド、集計モード)に設定するためのモード設定用のプロ
グラムと、ターミナル部3の動作モードが出退操作モー
ドと修正承認モード及び集計モードに設定された場合
に、当該社員の就業データを表示部7にタイムカードに
打刻印字している状態と同じ形式で表示FX,FX1又
はFX2するためのプログラム(時間情報表示手段)も
格納されている。
【0033】図3に於いて9は表示部7に表示FX,F
X1,FX2されている当該社員の就業データを、修正
承認モード下で管理者やオーナー等が修正する場合に用
いる手書き入力式の修正ペンで、上記のメモリ21はこ
のデータ修正用のプログラム(データ修正手段)も格納
されており、また、この修正ペン9によるデータ修正
は、表示部7の画面上でタイムカード上での修正感覚と
同じ感覚で修正データを直接ポイント指示しながら行う
ことができ、且つ、修正内容はそのままメモリ21に反
映されて記憶データの書き替えが行われる仕組に成って
いるが、就業データの修正はキー操作によっても可能で
あることは勿論である。
【0034】更に上記のメモリ21には、賃金情報の入
力に従って各社員毎の集計内容と併せて月々の賃金明細
を作成するプログラム(賃金作成手段)や、作成した賃
金の明細や各社員の就業データの明細、或は、修正した
データの明細等を外部のプリンター12にプリントアウ
トさせたり、パソコン11に送ったりするプログラム
(外部通信手段)も格納されている。
【0035】次に、本発明に係る電子式タイムレコーダ
の動作を図7に示したフローチヤートに従って説明する
と、始めの操作でモード切替キー8Cの選択によって登
録モードが設定されると、ステップS1以下の動作が行
われ、また、出退操作モードが選択されるとステップS
2以下の動作が行われ、更に、修正承認モードの場合は
ステップS3以下、集計モードの場合はステップS4以
下の各動作が行われる仕組に成っている。
【0036】即ち、ステップS1以下の登録モードで
は、管理者等が登録専用のICカード又は磁気カード
(図示省略)を差込口5に差込み、併せて登録用の暗証
番号をキー入力して、次のステップS6で各条件がOK
の場合、即ち、登録許可の場合は、ステップS7に進ん
で各社員のIDや名前、並びに賃金データ等、必要なデ
ータ類をキー入力して設定し、次いで、ステップS8に
進んでこれ等入力データや賃金台帳等を表示部7に表示
してスタートに戻る仕組に成っている。
【0037】次に、ステップS2以下の出退操作モード
(通常モード)の場合は、先ずステップS10で選択キ
ー8Bを用いて勤務の内容を選択し、次のステップS1
1でその選択が許可されると、ステップS12に進んで
各社員がICカードCP又は磁気カードを挿入し、次い
で、ステップS13でICカードCP又は磁気カードか
ら読取ったIDと出退時間(現在時刻)を表示部7に表
示すると共に、次にステップS14で差込んだICカー
ドCP又は磁気カードを差込口5から抜き取ると、ステ
ップS15に進んで表示FX,FX1,FX2に示した
ようにタイムカードに打刻印字したのと同様の形態で当
該社員の就業データが表示部7に一定時間一覧表示さ
れ、且つ、出退時刻等がタイムカードに打刻印字するよ
うに該当欄に書込み表示された後、次の通常待機表示の
ステップS16を経て通常の待機状態、即ち、出退操作
モードのステップS2に戻る。
【0038】また、ステップS3以下の修正承認モード
の場合は、修正専用のICカード又は磁気カード(図示
省略)の挿入と暗証番号をキー入力するステップS2
0、修正許可のステップS21、修正画面を表示するス
テップS22、修正者を選択するステップS23、画面
上での時刻修正や残業承認の修正と言った各種修正処理
のステップS24を経て、ステップS25で修正の完了
が確認されると、ステップS26の通常待機の表示を経
て出退モードのステップS2に戻って処理を終える。
【0039】次に、ステップS4以下の集計モードの場
合は、集計専用のICカード又は磁気カード(図示省
略)の挿入と暗証番号をキー入力するステップS30、
集計許可のステップS31、集計画面を表示するステッ
プS32、集計処理を行って確定するステップS33を
経て、ステップS34で外部出力する場合は集計データ
をプリンター12等でプリントアウトし、外部出力しな
い場合はステップS35に進んで通常待機表示を行った
後、ステップS2に戻って処理を終える。
【0040】尚、図8は本発明に係る電子式タイムレコ
ーダの全体の構成を明示した構成図である。
【0041】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係る電子式
タイムレコーダによれば、タイムカードを使わずにIC
カードや磁気カードを用いて各人の就業データを記録で
きるため、カード作成の手間が省け、また、印字装置や
印字段制御装置と言ったタイムカード用の複雑な装置類
が一切不要に成るから、タイムレコーダの簡略化とコス
トダウンを可能にする利点を発揮できるのであるが、本
発明では特に、各社員の日々の時間情報をタイムカード
に打刻印字しているのと同様の形態で表示部に一覧表示
するため、各人の就業状況を直接目視、確認できて大変
便利であると共に、時間情報の入力ミスも一覧表示によ
って容易に発見することができ、また、その修正作業や
就業データの集計作業を、画面を見ながらタイムカード
上での修正及び集計作業と同じ感覚で行えるため、これ
等各作業を簡単に、且つ、間違いなく行える利点を発揮
できるものであって、ターミナル部をベース本体から取
外すことによって上記の各作業を机上等で容易に行える
点と相俟って、タイムレコーダとしてきわめて画期的
で、且つ、有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子式タイムレコーダの外観を示
した斜視図である。
【図2】本発明で用いるICカードの一例を示した斜視
図である。
【図3】パソコンとプリンターを接続した本発明の斜視
図である。
【図4】本発明の電気的構成を説明したブロック図であ
る。
【図5】表示部の表示例を説明した説明図である。
【図6】表示部の他の表示例を説明した説明図である。
【図7】本発明の動作を説明したフローチヤートであ
る。
【図8】本発明の全体の構成を明示した構成図である。
【符号の説明】
1 電子式タイムレコーダ 2 ベース本体 3 ターミナル部 7 表示部 8 入力キー装置 FX,FX1,FX2 タイムカードと同様の
形式で表示した表示 CP ICカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E038 AA01 BA03 BA04 BA20 BB05 CA02 CA03 CA06 CA07 CB02 CB04 CB07 CB08 CB10 DA02 DA03 DB06 EA02 EA03 EA06 FA02 FA03 GA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出退時にキー又はカードを用いてID
    番号を入力すると、そのID番号の内容と現在時刻とを
    記憶し、且つ、必要に応じてその日の集計時間数や残業
    時間数と言った各種の就業データを演算記憶して、これ
    等の各時間情報を表示部に表示するように構成した電子
    式タイムレコーダであって、 上記表示部に対する各時間情報の表示を、タイムカード
    に打刻印字するのと同様の形式で一覧表示する時間情報
    表示手段と、上記日々の時間情報を上記表示部にタイム
    カード形式で表示されている表示画面の該当表示欄の部
    分に日毎書込み表示する書込み表示手段とを具備せしめ
    たことを特徴とする電子式タイムレコーダ。
  2. 【請求項2】 電子式タイムレコーダの全体を、少くと
    もAC電源部を備えたベース本体と、このベース本体に
    対して着脱自在で、且つ、少くとも入力キー、表示部、
    時計回路、電子記憶部と制御部、並びに、上記AC電源
    部によって充電可能な電源用バッテリーを備えたターミ
    ナル部とによって構成したことを特徴とする請求項1記
    載の電子式タイムレコーダ。
  3. 【請求項3】 ターミナル部の入力キーに、ターミナル
    部の動作モードを少くとも個人ID等のデータ登録を行
    う登録モードと、出退時間等の入力を行う出退操作モー
    ドと、データの修正を行う修正承認モードと、就業デー
    タの集計を行う集計モードのいずれかに切替えて設定す
    ることができるモード切替キーを設けたことを特徴とす
    る請求項2記載の電子式タイムレコーダ。
  4. 【請求項4】 ターミナル部の動作モードが出退操作モ
    ード、修正承認モード、或は、集計モードのいずれかに
    設定された場合に、ID番号の入力に従って当該個人の
    出退時刻やその他の就業データから成る時間情報を、表
    示部に対してタイムカードに打刻印字するのと同様の形
    式で一覧表示することができる時間情報表示手段を具備
    せしめたことを特徴とする請求項2又は3記載の電子式
    タイムレコーダ。
  5. 【請求項5】 ターミナル部の動作モードが修正承認モ
    ードに設定された場合に、管理者が表示部にタイムカー
    ドと同様の形式で表示されている出退時刻や集計時間と
    言った各種就業データの中から、修正すべきデータを直
    接ポイント指示して修正することができるデータ修正手
    段を具備せしめたことを特徴とする請求項3又は4記載
    の電子式タイムレコーダ。
  6. 【請求項6】 ターミナル部の表示部を紙製のタイムカ
    ードと同様の大きさに形成する一方、ターミナル部には
    修正後の打刻データや集計データを外部のプリンターや
    パソコンに出力する外部通信手段を具備せしめたことを
    特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の電子式タ
    イムレコーダ。
JP2000022236A 2000-01-31 2000-01-31 電子式タイムレコーダ Pending JP2001216546A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000022236A JP2001216546A (ja) 2000-01-31 2000-01-31 電子式タイムレコーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000022236A JP2001216546A (ja) 2000-01-31 2000-01-31 電子式タイムレコーダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001216546A true JP2001216546A (ja) 2001-08-10

Family

ID=18548560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000022236A Pending JP2001216546A (ja) 2000-01-31 2000-01-31 電子式タイムレコーダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001216546A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007099716A1 (ja) * 2006-03-01 2007-09-07 Bellwood International, Inc. データ通信システムおよび可搬型メモリ
JP2012230126A (ja) * 2002-12-20 2012-11-22 Canon Inc 電子機器、電子機器の制御方法、プログラム及び記憶媒体
ITRE20120041A1 (it) * 2012-05-23 2013-11-24 Zucchetti Axess S P A Metodo di funzionamento di un terminale elettronico per la rilevazione di entrate e di uscite
WO2020110894A1 (ja) 2018-11-29 2020-06-04 リオモ インク ペースメーカーシステム、ペースメーカープログラム及び運動支援方法
CN113706757A (zh) * 2021-08-20 2021-11-26 上海云建网络科技有限公司 一种车间数字化智能报工方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012230126A (ja) * 2002-12-20 2012-11-22 Canon Inc 電子機器、電子機器の制御方法、プログラム及び記憶媒体
WO2007099716A1 (ja) * 2006-03-01 2007-09-07 Bellwood International, Inc. データ通信システムおよび可搬型メモリ
ITRE20120041A1 (it) * 2012-05-23 2013-11-24 Zucchetti Axess S P A Metodo di funzionamento di un terminale elettronico per la rilevazione di entrate e di uscite
WO2020110894A1 (ja) 2018-11-29 2020-06-04 リオモ インク ペースメーカーシステム、ペースメーカープログラム及び運動支援方法
CN113706757A (zh) * 2021-08-20 2021-11-26 上海云建网络科技有限公司 一种车间数字化智能报工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20010016854A1 (en) Method and apparatus for generating data for an application from displayed data
JP2001216546A (ja) 電子式タイムレコーダ
JP2864040B2 (ja) スケジューリングタイムレコーダ
JP3515068B2 (ja) タイムレコーダーシステムとタイムレコーダー用コンピュータ読取可能な記録媒体
JP2757007B2 (ja) 携帯式時間記録装置
JP3258176B2 (ja) 出退表示機能を備えたタイムレコーダ
JPS583087A (ja) パ−トタイマ−等用賃金積算レコ−ダ−装置
JP2002197498A (ja) タイムレコーダ装置、勤務情報の管理装置及び勤務情報の修正方法
Shoewu et al. Enhanced Biometric Based Attendance Module Interfaced with POS for an Academic Institution
JP2578721B2 (ja) 返品伝票発行装置
JPH0944713A (ja) 勤怠管理装置および勤怠管理システム
JP2843556B2 (ja) 携帯型検針データ収集処理装置
JP2529833B2 (ja) 給与計算機能付きタイムレコ−ダ
JP2873717B2 (ja) 応援勤務用就業管理装置
JP2757008B2 (ja) 携帯式時間記録装置
JPH0459370A (ja) ラベルプリンタ
JPH0266692A (ja) パソコンに接続できるタイムレコーダ
JPH0516634B2 (ja)
JPS6180386A (ja) タイムレコ−ダシステム
JPH11296582A (ja) 工数原価集計装置
JP2001101463A (ja) タイムレコーダ
JPH04111161A (ja) 携帯式ビジネス記録装置
JPH0640353B2 (ja) タイムレコーダシステム
JP2002230605A (ja) タイムレコーダ、端末装置、記憶媒体およびタイムカード印字システム
JP2004334351A (ja) タイムレコーダ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041012

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050308