JP2001195448A - 使用履歴記憶装置、使用履歴に基づく残価算出装置および方法、それらの装置を含む電気機器、残価算出方法を実現するプログラムを記録した記録媒体、および電気機器のリサイクル方法 - Google Patents

使用履歴記憶装置、使用履歴に基づく残価算出装置および方法、それらの装置を含む電気機器、残価算出方法を実現するプログラムを記録した記録媒体、および電気機器のリサイクル方法

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JP2001195448A
JP2001195448A JP2000003465A JP2000003465A JP2001195448A JP 2001195448 A JP2001195448 A JP 2001195448A JP 2000003465 A JP2000003465 A JP 2000003465A JP 2000003465 A JP2000003465 A JP 2000003465A JP 2001195448 A JP2001195448 A JP 2001195448A
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residual value
electric device
calculating
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JP2000003465A
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Hideo Okada
英生 岡田
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Sharp Corp
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Publication date
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    • G05B19/02Programme-control systems electric
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気機器のリサイクルを行なうにあたり、回
収業者などが簡易かつ適正に残存価格を算出することが
できる、残価算出装置を提供する。 【解決手段】 残価算出装置は、電気機器の使用履歴を
検出する使用履歴情報部20と、使用履歴情報部20に
接続され、残存価格を算出する残存価格算出部22と、
電気機器におけるユニットまたは部材などの有価部材の
標準残価を記憶したデータ記憶部24と、データ記憶部
24に記憶され外部通信機器とデータ通信を行なうデー
タ通信部26と、残存価格算出部22に接続され残存価
格算出部で算出された残存価格を液晶モニタ30やスピ
ーカ32に出力させるための残存価格出力部28とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用に伴い消耗す
る機器の残存価値の算出技術に関し、特に、電気機器の
使用履歴に応じて残存価値を算出する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題が注目を集める中、商品
のリユース、リサイクルの取り組みが重要となってきて
いる。ここで、リユースとは、商品自体または商品を構
成するユニットもしくは部品が、修理または清掃を経
て、その商品自体または商品のユニットもしくは部品と
して再度使用されることを示す。リサイクルとは、商品
を構成するユニットまたは部品が、マテリアルリサイク
ルに代表されるように、元の原材料に戻され再資源化さ
れることを示す(以降、リユースを含めてリサイクルと
記載する)。
【0003】従来、商品のリサイクルを促進するため
に、リサイクル時の商品価値を的確に算出するものとし
て、特開平9−251486号公報に開示される中古車
の評価査定価格の処理方法がある。この発明に係る中古
車の評価査定価格の処理方法は、下取りまたは買取り中
古車の評価査定を行うにあたり、査定対象車の製造メー
カを特定するステップと、査定対象車の車種タイプを選
択するステップと、査定対象車の初年度登録年月日とミ
ッションとを特定するステップと、査定対象車のグレー
ドを選定するステップと、査定対象車の年式を決定する
ステップと、査定対象車のボディカラーを特定するステ
ップと、これらから基本査定価格を求めるステップと、
査定対象車の総走行距離が、当該車種タイプの標準走行
距離に比較して少ない場合には予め設定されている少走
行時の単位距離あたりの金額を基本査定価格に加算する
ステップと、多い場合には予め設定されている過走行時
の単位距離あたりの金額を基本査定価格から減算するス
テップとを含む。
【0004】この発明によると、査定対象車の現況を示
す総走行距離に基づいて、簡易かつ適正に、下取りまた
は買取り中古車の評価査定を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の公報に
開示された発明では、商品である自動車の現況を示す総
走行距離に基づいて残存価値である査定価格を算出でき
るが、電気機器においては現況を示す指標がなく、残存
価値を適正に評価することができない。この残存価値の
算出の困難さなどより、自動車のリサイクル(中古車市
場)に比較して電気機器のリサイクル(中古市場)は、
現状では一部でしか実施されていない。
【0006】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであって、その目的は、電気機器のリサイク
ルを行うにあたり回収業者などが簡易かつ適正に残存価
値を算出することができる、使用履歴記憶装置、使用履
歴に基づく残価算出装置および方法、それらの装置を含
む電気機器、残価算出方法を実現するプログラムを記録
した記録媒体、および電気機器のリサイクル方法を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る使用履歴記憶装置は、電気機器の使用履歴を記憶す
る使用履歴記憶装置であって、電気機器の使用履歴を電
気信号により検出するための使用履歴検出手段と、使用
履歴検出手段に接続され、検出された使用履歴を記憶す
るための使用履歴記憶手段とを含む。
【0008】請求項1に記載の発明によると、使用履歴
検出手段は、使用が開始されてからの電気機器の使用履
歴を検出する。使用履歴記憶手段は、検出された使用履
歴を記憶する。これにより、電気機器の使用履歴を的確
に把握し記憶することができる使用履歴記憶装置を提供
できる。その結果、たとえば電気機器の残存価値を算出
するにあたり、使用履歴記憶装置に記憶された使用履歴
に基づいて、適正な残存価値を算出できる。
【0009】請求項2に記載の発明に係る使用履歴記憶
装置は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、使用履
歴検出手段は、電気機器の製造時および使用開始時の少
なくとも一方からの経過時間を示すデータ、電気機器が
使用された環境を示すデータ、電気機器が使用された頻
度を示すデータ、および電気機器に対する取扱の程度を
示すデータ、の少なくとも1のデータに基づいて、使用
履歴を検出するための手段を含む。
【0010】請求項2に記載の発明によると、使用履歴
検出手段は、電気機器の使用が開始された時などからの
経過時間を示すデータ、電気機器の使用環境を示すデー
タ、電気機器の使用頻度を示すデータ、および電気機器
に対する取扱の程度を示すデータから使用履歴を検出す
ることができる。これにより、電気機器の使用履歴を的
確に把握し記憶することができる使用履歴記憶装置を提
供できる。その結果、たとえば電気機器の残存価値を算
出するにあたり、使用履歴記憶装置に記憶された使用履
歴に基づいて、適正な残存価値を算出できる。
【0011】請求項3に記載の発明に係る使用履歴記憶
装置は、請求項2に記載の発明の構成に加えて、取扱の
程度を示すデータは、電気機器の使用者が与えた衝撃値
に基づいて求めるデータである。
【0012】請求項3に記載の発明によると、使用履歴
検出手段は、電気機器の使用者が、電気機器に与えた衝
撃値に基づいて、電気機器に対する取扱の程度を示すデ
ータを検出することができる。これにより、電気機器の
使用履歴を的確に把握し記憶することができる使用履歴
記憶装置を提供できる。その結果、たとえば電気機器の
残存価値を算出するにあたり、使用履歴記憶装置に記憶
された使用履歴に基づいて、適正な残存価値を算出でき
る。
【0013】請求項4に記載の発明に係る電気機器は、
請求項1〜3のいずれかに記載の使用履歴記憶装置を含
む。
【0014】請求項4に記載の発明によると、使用履歴
を的確に検出して記憶することができる電気機器を提供
できる。その結果、たとえば電気機器の残存価値を算出
するにあたり、使用履歴記憶装置に記憶された使用履歴
に基づいて、適正な残存価値を算出できる。
【0015】請求項5に記載の発明に係る残価算出装置
は、電気機器の残存価値を算出する残価算出装置であっ
て、電気機器の使用履歴を検出するための使用履歴検出
手段と、使用履歴検出手段に接続され、検出された使用
履歴に基づき残存価値を算出するための残価算出手段
と、残価算出手段に接続され、算出された残存価値を出
力するための残価出力手段とを含む。
【0016】請求項5に記載の発明によると、使用履歴
検出手段は、使用が開始されてからの電気機器の使用履
歴を検出する。残価算出手段は、検出された使用履歴に
基づき残存価値を算出する。残価出力手段は、リサイク
ル業者により回収されるときなどに、算出された残存価
値を出力する。これにより、電気機器の残存価値を簡易
かつ適正に算出することができる残価算出装置を提供で
きる。その結果、電気機器のリサイクルを行うにあた
り、電気機器の残存価値を適正に算出できる。
【0017】請求項6に記載の発明に係る残価算出装置
は、請求項5に記載の発明の構成に加えて、残価算出装
置は、残価算出手段に接続され、電気機器を構成する部
品を時間経過に対する残価の変動パターンにより区分し
て、パターンとパターンに含まれる部品とを記憶するた
めの残価パターン記憶手段をさらに含み、残価算出手段
は、使用履歴検出手段と残価パターン記憶手段とに接続
され、残価パターン記憶手段に記憶された残価の変動パ
ターンに基づいて、電気機器を構成する部品ごとの残価
を積算して残存価値を算出するための手段を含む。
【0018】請求項6に記載の発明によると、残価パタ
ーン記憶手段は、電気機器を構成する部品を時間経過に
対する残価の変動パターンにより区分して、パターンと
パターンに含まれる部品とを記憶する。残価算出手段
は、残価の変動パターンに基づいて、電気機器を構成す
る部品ごとの残価を積算して残存価値を算出する。これ
により、電気機器の残存価値を構成部品ごとの性質に応
じて算出することができる。その結果、電気機器のリサ
イクルを行うにあたり、電気機器の残存価値を適正に算
出できる。
【0019】請求項7に記載の発明に係る残価算出装置
は、請求項6に記載の発明の構成に加えて、残価算出装
置は、残価パターン記憶手段に接続され、残価の変動パ
ターンを受信するための残価変動パターン受信手段をさ
らに含む。
【0020】請求項7に記載の発明によると、残価変動
パターン受信手段は、残価の変動パターンを受信する。
受信した残価パターンは残価パターン記憶手段に記憶さ
れる。これにより、リサイクル市場における電気機器を
構成する各部品の残価変動パターンをリアルタイムで把
握することができる。その結果、電気機器のリサイクル
を行うにあたり、現状のリサイクル市場における残価変
動パターンに基づいた電気機器の残存価格を適正に算出
できる。
【0021】請求項8に記載の発明に係る残価算出装置
は、請求項5に記載の発明の構成に加えて、残価算出装
置は、残価算出手段に接続され、初期価格を記憶するた
めの記憶手段をさらに含み、残価算出手段は、使用履歴
検出手段と記憶手段とに接続され、検出された使用履歴
に基づき残存価格を算出するための手段を含む。
【0022】請求項8に記載の発明によると、記憶手段
は、電気機器の初期価格(新品販売時の標準価格、中古
回収時の市場平均価格、中古販売時の市場平均価格な
ど)を記憶する。残価算出手段は、記憶手段に記憶され
た初期価格と検出された使用履歴とに基づき残存価格を
算出する。これにより、電気機器の残存価値を価格で算
出することができる。その結果、電気機器のリサイクル
を行うにあたり、電気機器の残存価格を適正に算出でき
る。
【0023】請求項9に記載の発明に係る残価算出装置
は、請求項8に記載の発明の構成に加えて、残価算出装
置は、記憶手段に接続され、初期価格を受信するための
受信手段をさらに含む。
【0024】請求項9に記載の発明によると、受信手段
は、電気機器の初期価格(新品販売時の標準価格、中古
回収時の市場平均価格、中古販売時の市場平均価格な
ど)を受信する。これにより、リサイクル市場における
中古回収時の市場平均価格などをリアルタイムで把握す
ることができる。その結果、電気機器のリサイクルを行
うにあたり、現状のリサイクル市場における取引価格に
基づいた電気機器の残存価格を適正に算出できる。
【0025】請求項10に記載の発明に係る残価算出装
置は、請求項8または9に記載の発明の構成に加えて、
使用履歴検出手段は、電気機器の製造時および使用開始
時の少なくとも一方からの経過時間を示すデータ、電気
機器が使用された環境を示すデータ、電気機器が使用さ
れた頻度を示すデータ、および電気機器に対する取扱の
程度を示すデータ、の少なくとも1のデータに基づい
て、使用履歴を検出するための手段を含む。
【0026】請求項10に記載の発明によると、使用履
歴検出手段は、電気機器の使用が開始された時などから
の経過時間を示すデータ、電気機器の使用環境を示すデ
ータ、電気機器の使用頻度を示すデータ、および電気機
器に対する取扱の程度を示すデータから使用履歴を検出
することができる。これにより、電気機器の使用履歴を
的確に把握することができる。その結果、電気機器のリ
サイクルを行うにあたり、電気機器の現況に基づいた電
気機器の残存価格を適正に算出できる。
【0027】請求項11に記載の発明に係る残価算出装
置は、請求項10に記載の発明の構成に加えて、取扱の
程度を示すデータは、電気機器の使用者が与えた衝撃値
に基づいて求めるデータである。
【0028】請求項11に記載の発明によると、使用履
歴検出手段は、電気機器の使用者が、電気機器に与えた
衝撃値に基づいて、電気機器に対する取扱の程度を示す
データを検出することができる。これにより、電気機器
の使用履歴を的確に把握することができる。その結果、
電気機器のリサイクルを行うにあたり、電気機器の現況
をに基づいた電気機器の残存価格を適正に算出できる。
【0029】請求項12に記載の発明に係る電気機器
は、請求項5〜11のいずれかに記載の残価算出装置を
含む。
【0030】請求項12に記載の発明によると、残存価
値を簡易かつ適正に算出することができる電気機器を提
供できる。その結果、電気機器のリサイクルを行うにあ
たり、その残存価値を適正に算出できる。
【0031】請求項13に記載の発明に係る残価算出方
法は、電気信号により使用履歴を検出して電気機器の残
存価値を算出する残価算出方法であって、電気機器の使
用履歴を電気信号により検出する使用履歴検出ステップ
と、使用履歴検出ステップで検出された使用履歴に基づ
き残存価値を算出するための残価算出ステップと、残価
算出ステップで算出された残存価値を出力する残価出力
ステップとを含む。
【0032】請求項13に記載の発明によると、使用履
歴検出ステップは、電気機器の使用履歴を電気信号によ
り検出する。残価算出ステップは、使用履歴検出ステッ
プで検出された使用履歴に基づき残存価値を算出する。
残価出力ステップは、残価算出ステップで算出された残
存価値を出力する。これにより、電気機器の残存価値を
簡易かつ適正に算出することができる残価算出方法を提
供できる。その結果、電気機器のリサイクルを行うにあ
たり、電気機器の残存価値を適正に算出できる。
【0033】請求項14に記載の発明に係る記録媒体
は、電気信号により使用履歴を検出して電気機器の残存
価値を算出する残価算出方法を実現するプログラムを記
録した機械読取可能な記録媒体であって、プログラム
は、電気機器の使用履歴を電気信号により検出する使用
履歴検出ステップと、使用履歴検出ステップで検出され
た使用履歴に基づき残存価値を算出するための残価算出
ステップと、残価算出ステップで算出された残存価値を
出力する残価出力ステップとを含む。
【0034】請求項14に記載の発明によると、電気機
器の残存価値を簡易かつ適正に算出することができる残
価算出方法を実現する記録媒体を提供できる。その結
果、電気機器のリサイクルを行うにあたり、電気機器の
残存価値を適正に算出できる。
【0035】請求項15に記載の発明に係るリサイクル
方法は、電気機器を回収し再利用するためのリサイクル
方法であって、電気機器の使用履歴を電気信号により検
出する使用履歴検出ステップと、使用履歴検出ステップ
で検出された使用履歴に基づき残存価値を算出するため
の残価算出ステップと、回収者により電気機器が回収さ
れる場合に、残価算出ステップで算出された残存価値を
出力する残価出力ステップと、残価出力ステップで出力
された残存価値に基づいて電気機器を再利用するリサイ
クルステップとを含む。
【0036】請求項15に記載の発明によると、残価出
力ステップは、回収者により電気機器が回収される場合
に、残価算出ステップで算出された残存価値を出力す
る。リサイクルステップは、残価出力ステップで出力さ
れた残存価値に基づいて電気機器を再利用する。これに
より、電気機器の残存価値を簡易かつ適正に算出し、そ
の残存価値に基づくリサイクル方法が実現できる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一
の部品には同一の符号を付してある。それらの名称およ
び機能も同一である。したがって、それらについての詳
細な説明の繰返しは適宜省略する。
【0038】なお、本実施の形態においては、残価算出
装置を含む洗濯機について説明する。
【0039】図1を参照して、残価算出装置は、電気機
器の使用履歴を検出するための使用履歴情報部20と、
使用履歴情報部20に接続され、検出された使用履歴に
基づき残存価格を算出するための残存価格算出部22
と、残存価格算出部22に接続され、算出された残存価
格を出力するための残存価格出力部28と、残存価格出
力部28に接続された液晶モニタ30およびスピーカ3
2と、残存価格算出部22に接続され、新品標準価格、
中古品市場平均価格、後述する残価パターン、評価点テ
ーブルおよび評価点合計に対する残価低減率などを記憶
するデータ記憶部24と、データ記憶部24に接続さ
れ、外部通信機器とデータ通信を行なうためのデータ通
信部26とを含む。
【0040】図2を参照して、使用履歴情報部20は、
頻度履歴部40と、取扱履歴部50と、時間履歴部60
と、環境履歴部70と、使用履歴記憶部34とを含む。
【0041】頻度履歴部40は、洗濯機の攪拌翼のモー
タ、洗濯槽のモータを制御するためのモータ制御回路部
46に接続された、積算時間計測部42と累積使用電力
計測部44とを含む。積算時間計測部42は、モータ制
御回路部46に通電された時間を積算して計測する。累
積使用電力計測部44は、モータ制御回路部46におけ
る使用電力の累積値を計測する。
【0042】取扱履歴部50は、洗濯機の上蓋などの開
閉部の開閉回路部56に接続された、開閉回数計測部5
2と開閉衝撃計測部54とを含む。開閉回数計測部52
は、洗濯機の上蓋などが開閉された回数を計測する。開
閉衝撃計測部54は、上蓋または本体などに設けられた
加速度センサなどにより開閉時の衝撃値を計測する。
【0043】時間履歴部60は、この洗濯機が製造され
た年月を記憶するための製造年月記憶部62と、この洗
濯機の使用が開始された年月を記憶する使用開始年月記
憶部64と、製造年月記憶部62と使用開始年月記憶部
64とに接続された使用時間計測部66とを含む。使用
時間計測部66は、内蔵する時計機能とカレンダー機能
とを用いて、製造年月記憶部に記憶された製造年月から
の経過年月と、使用開始年月記憶部64に記憶された使
用開始年月からの経過年月とを算出する。
【0044】環境履歴部70は、電気機器の使用環境を
計測するための温度センサ72と湿度センサ74と紫外
線量を測定する紫外線センサ76と、温度センサ72と
湿度センサ74と紫外線センサ76とに接続された動作
環境計測部78とを含む。温度センサ72は電気機器の
周囲の温度が測定できるものであればよく、湿度センサ
74は電気機器の周囲の湿度が測定できるものであれば
よく、紫外線センサ76は電気機器が受けた紫外線量を
測定できるものであればよく、これらはいずれも特定の
ものには限定されない。
【0045】使用履歴記憶部34は、頻度履歴部40の
積算時間計測部42により計測されたモータ制御回路部
46が通電された積算時間、累積使用電力計測部44に
より計測されたモータの累積使用電力、取扱履歴部50
の開閉回数計測部52により計測された上蓋などの開閉
回数、開閉衝撃計測部54により計測された上蓋などの
開閉時の衝撃値、時間履歴部60の使用時間計測部66
により計測された製造年月からの経過時間および使用開
始時からの経過年月、環境履歴部70の動作環境計測部
78により計測された電気機器の周囲の温度、湿度、紫
外線照射量をそれぞれ記憶する。
【0046】使用履歴記憶部34は、取扱履歴部50の
開閉衝撃計測部54が計測した一定値以上の加速度が生
じた開閉回数を記憶する。そして、一定値以上の加速度
が生じた開閉回数と、開閉回数計測部52により計測さ
れた総開閉回数とにより、総開閉回数のうち一定値以上
の加速度が生じた開閉回数の割合を算出して、これを記
憶する。
【0047】使用履歴記憶部34は、使用時間計測部6
6により計測された使用開始年月からの経過年月と、頻
度履歴部40の積算時間計測部42により計測された積
算時間とにより、使用開始時からの経過時間に対するモ
ータ制御回路部46が通電された積算時間の割合を算出
して、これを記憶する。
【0048】データ通信部26は、有線または無線など
の通信手段により、外部の通信機器から、電気機器の新
品標準価格または中古品の市場における平均価格を受信
する。受信した新品の標準価格または中古品の市場平均
価格が、残存価格を算出するにあたっての初期価格とな
る。また、データ通信部26は、前述の価格を受信する
ほかに、後述するユニットまたは部品の残価パターンを
受信することもできる。
【0049】残存価格出力部28は、残存価格算出部2
2において算出された残存価格を液晶モニタ30に表示
するための表示情報を生成したり、スピーカ32に音声
出力したりするための合成音声を生成したりする。
【0050】データ記憶部24は、ユニットまたは部品
の残価パターンを記憶する。以下に、この残価パターン
について説明する。一般的に、電気機器は、多くのユニ
ットまたは部品により構成されている。それらのユニッ
トまたは部品は、修理または清掃によりそのまま商品の
部品として再使用することができるか、原材料に戻して
再資源化して再利用することができるかにより分別する
ことができる。さらに、これらの分類はユニットや部品
の種類だけではなく、ユニットや部品の使用期間ごとに
より分類することができる。個々のユニットまたは部品
の有価価値は、その種類と経過時間とに応じて決定され
るからである。経過時間に対する有価価値である残存価
格のパターンは、大きく4つに分類することができる。
【0051】図3Aを参照して、パターンAは、再利用
を前提とする材料から製造されたユニットまたは部品で
あって、時間経過に従って劣化が進み、残存価格が比例
して低くなっていくものである。このパターンAには、
樹脂材料などが含まれる。
【0052】図3Bを参照して、パターンBは、再使用
または再利用を経過時間によって区分することができる
ものである。経過時間に従って、有価価値が指数関数的
に低くなる特徴を有する。このパターンBには、モータ
などの電気部品が含まれる。
【0053】図3Cを参照して、パターンCは、経過時
間がわずかの場合には再使用が可能であるが、一定期間
が経過すると技術革新や設計変更により再使用が困難な
状態になり、有価価値が段階的に低くなるものを示す。
このパターンCには、回路基板などが含まれる。
【0054】図3Dを参照して、パターンDは、時間経
過の影響を受けず、安定した有価価値を有するものであ
る。このパターンDには、キャビネットを構成する鋼板
などが含まれる。
【0055】図4を参照して、本実施の形態における洗
濯機の各ユニットまたは部品ごとの残価パターンの分類
を示す。
【0056】残存価格算出部22は、使用履歴情報部2
0の使用履歴記憶部34に記憶された各種使用履歴を表
わすデータ、データ記憶部24に記憶された新品標準価
格または中古品市場平均価格、残価パターンなどに基づ
いて、洗濯機の残存価格を算出する。
【0057】残存価格算出部22は、頻度履歴部40、
取扱履歴部50、時間履歴部60、環境履歴部70から
の使用履歴データに基づいて、頻度評価点、取扱評価
点、時間評価点、環境評価点を算出する。評価点は、そ
れぞれの評価項目に対して、最高点を10、最低点を1
として、離散的に設定されている。
【0058】図5を参照して、頻度評価点の評価項目
は、使用開始時からの経過時間に対する制御回路の通電
積算時間の割合と累積使用電力量とである。
【0059】図6を参照して、取扱評価点の評価項目
は、上蓋などの総開閉回数に対する加速度が一定値を超
えた開閉回数の割合である。この評価項目は、取扱の丁
寧さを反映することとなる。すなわち、開閉回数のうち
のほとんどが加速度の一定値を超えた場合には、取扱評
価点は1となり、非常に取扱が乱雑であったことを示
す。
【0060】図7を参照して、時間評価点の評価項目
は、製造年月からの経過期間と、使用開始年月からの経
過期間とである。
【0061】図8を参照して、環境評価点の評価項目
は、平均使用温度と、平均使用湿度と、紫外線量とであ
る。平均使用温度および平均使用湿度については、温度
が25℃から15℃の普通の状態および湿度が70%か
ら40%の普通の状態を最高の評価点10とし、その前
後を評価点5とし、それらの範囲を超えるものを評価点
1としている。また、紫外線量については、高い、低い
の評価により評価点を算出する。
【0062】図9を参照して、残価算出装置における残
存価格算出部22は、以下のように残価算出処理を行
う。
【0063】ステップ2(以下ステップSと略す)に
て、洗濯機の回収時または任意の時間において、残価を
算出する処理の指示がなされる。
【0064】S4にて、データ記憶部24に記憶された
残価パターンにより、ユニットまたは部品の残価パター
ンを算定する(図4参照)。
【0065】S6にて、算出されたユニットまたは部品
ごとの残価パターンと、データ通信部26を介してデー
タ記憶部24に記憶された各ユニットまたは部品の中古
品市場平均価格に基づいて、各ユニットまたは部品の残
存価格が算出される。
【0066】S8にて、S6にて算出された各ユニット
または部品の残存価格を合計することにより、洗濯機の
残存価格を算出する。
【0067】S10にて、使用履歴記憶部34に記憶さ
れた使用履歴情報を読み出し、頻度評価点、取扱評価
点、時間評価点、環境評価点を算出する。
【0068】S12にて、S10にて算出した頻度評価
点、環境評価点、時間評価点、環境評価点を加算し、評
価点合計を算出する。
【0069】S14にて、S12にて算出した評価点合
計に基づき、残価低減率を算出する。図10を参照し
て、評価点合計に対する残価低減率は、評価点合計が低
くなるにしたがって、低下するように設定されている。
【0070】S16にて、S8で算出した洗濯機残価合
計と、S14にて算出した残価低減率とを乗算する。
【0071】S18にて、S16にて乗算した数値を商
品残価として算出する。これによりユニットまたは部品
の残価を単に合計した洗濯機の残存価格ではなく、使用
履歴に基づいて算出された残価低減率を考慮した洗濯機
の残存価格を算出することができる。
【0072】なお、使用履歴情報部20と使用履歴情報
部20以外の残存価格算出部22などとを一体として説
明したが、これに限定されるものではなく、使用履歴情
報部20と使用履歴情報部20以外の残存価格算出部2
2などとを別体の構成とすることも可能である。つま
り、使用履歴情報部20を洗濯機などの電気機器に設
け、使用履歴情報部20以外の残存価格算出部22など
で行なう処理を電気機器とは別体のパーソナルコンピュ
ータなどの電子機器で行行わせることも可能である。こ
の場合、たとえば、使用履歴情報部20の使用履歴記憶
部34に表示部を設け、残存価格算出部22に入力部を
設け、表示部に使用履歴記憶部34に記憶された使用履
歴を表示し、表示された使用履歴を入力部から入力させ
ることもできる。また、使用履歴記憶部34を着脱自在
なメモリ部品とし、残存価格算出部22にそのメモリ部
品の挿入部および読出し部を設け、メモリに記憶された
使用履歴を読出し部から読出すこともできる。また、使
用履歴情報部20の使用履歴記憶部34にデータ送信部
を設け、残存価格算出部22にデータ受信部を設け、使
用履歴記憶部34に記憶された使用履歴をデータ通信に
より送信させることもできる。
【0073】以上のような構造およびフローチャートに
基づく、残価算出装置の動作について説明する。
【0074】ここで、本実施の形態における洗濯機の製
造年月は1999年7月、使用開始年月は1999年8
月、現在は2002年8月、平均使用温度20℃、平均
使用湿度50%、紫外線量が少ない状態で使用されたも
のとして説明する。
【0075】洗濯機のユニットまたは部品である、キャ
ビネット、洗濯槽、水槽、モータ、回路基板の各部材ご
とに、予め設定した残価パターン(図3参照)を参照し
て、各ユニットまたは部品の残価パターンを算定する
(S4)。
【0076】データ記憶部24に記憶された各ユニット
または部品の中古品市場平均価格と、使用履歴記憶部3
4に記憶された製造年月からの経過年月または使用開始
年月からの経過年月に基づいて、各ユニットまたは部品
の残価を算出する。ここで、経過時間に基づき算出した
各ユニットまたは部品の残価は、キャビネット500
円、洗濯槽2000円、水槽300円、モータ3000
円、回路基板500円であったとする(S6)。
【0077】S6にて算出した各ユニットまたは部品の
残価を合計する。前述の残価によるとユニットまたは部
品の残価の合計は6300円となる(S8)。
【0078】図5〜図8の各テーブルに従い、頻度評価
点、取扱評価点、時間評価点、環境評価点を算出する
(S10)。ここで、頻度評価点の、使用開始時からの
経過時間に対する制御回路積算時間は中、累積使用電力
量は普通であるとする。また、取扱評価点の、開閉回数
に対する加速度が一定値を超えた開閉回数は大であると
する。図5を参照して、頻度評価点は14点となる。図
6を参照して、取扱評価点は3点となる。図7を参照し
て、時間評価点は、製造年月と使用開始年月からの経過
年月がどちらも3年であるため、ともに3点となる。図
8を参照して、環境評価点は、平均使用温度20℃より
10点、平均使用湿度50%より10点、紫外線量より
10点となる。頻度評価点14点、取扱評価点3点、時
間評価点6点、環境評価点30点を加算し、評価点合計
は53点となる(S12)。
【0079】図10を参照して、評価点合計が53点で
あるため、残価低減率は80%と算出される(S1
4)。
【0080】図16を参照して、S8で求めた洗濯機の
残価合計である6300円に、S14で求めた残価率8
0%を乗じて、洗濯機の残価合計5040円を得る。
【0081】なお、本実施の形態においては、残存価格
合計に残価率を乗じたが、残存価格のみを用いてもよ
い。上蓋などの開閉回数から洗濯回数を算出するなどの
使用履歴を用いて、残価の算出を行なうこともできる。
【0082】図11を参照して、本発明に係る残価算出
装置を用いたリサイクルシステムについて説明する。使
用者100は、製造者・リサイクル業者110から、電
気機器を購入し、その対価として代金を支払う。使用者
100は、電気機器の使用を開始する。その後、使用者
100が不要であると判断した電気機器は、製造者・リ
サイクル業者110に回収させる前に、残価表示装置に
より電気機器の残価を出力させることができる。使用者
100は、出力された残価を参考にして、製造者・リサ
イクル業者110に電気機器を売却するか、または廃棄
処理業者120に電気機器を売却するなどの判断を行
う。
【0083】製造者・再使用御者110は、使用者10
0からの電気機器の回収時に、残価算出装置に表示され
た残価を参考にして、残価金額を支払う。製造者・再使
用御者110は、回収された電気機器のユニットまたは
部品をリサイクル(再使用、再利用)し、正規の検査を
実施した後、新規商品の部品またはユニットとして再度
販売する。
【0084】使用者100は、製造者・リサイクル業者
110に電気商品の回収をさせるときには、図12を参
照して、洗濯機130の上面パネルに設けられた液晶モ
ニタ132に残価を表示させる(図13B)。なお、液
晶モニタ132には、通常使用している状態では、図1
3Aに示すような情報が表示される。
【0085】以上のようにして、本発明の実施の形態に
係る残価算出装置は、電気機器の制御回路や、電気機器
に設けられた各種センサに基づいて使用履歴を蓄積し、
その使用履歴に基づいて電気機器の残存価格を算出する
ことができる。これにより、電気機器の残存価格を簡易
かつ的確に算出することができる残価算出装置を提供す
ることができる。
【0086】<変形例1>本変形例は、残価算出装置を
含むエアコンディショナである。本変形例における全体
制御ブロック図(図1)、経過時間に対する残存価格パ
ターン図(図3)、頻度評価点テーブル(図5)、取扱
評価点テーブル(図6)、時間評価点テーブル(図
7)、環境評価点テーブル(図8)、残価算出処理フロ
ー(図9)、評価点合計に対する残価低減率テーブル
(図10)については、実施の形態と同じであるため、
ここでの詳細な説明は繰返さない。
【0087】図14を参照して、本変形例における使用
履歴情報部20は、頻度履歴部140と、頻度履歴部1
44と、時間履歴部60と、環境履歴部70と、使用履
歴記憶部34とを含む。
【0088】頻度履歴部140は、エアーコンディショ
ナの室内機ファンモータのモータ制御回路部142に接
続された、積算時間計測部42と累積使用電力計測部4
4とを含む。
【0089】頻度履歴部144は、エアーコンディショ
ナの室外機コンプレッサのコンプレッサ制御回路部14
6に接続された、積算時間計測部142と累積使用電力
計測部44とを含む。
【0090】時間履歴記憶部60、環境履歴部70、使
用履歴記憶部34については実施の形態と同じ構造およ
び機能であるため、ここでの詳細な説明は繰返さない。
【0091】図15を参照して、本変形例におけるエア
ーコンディショナ150は、残価算出処理により算出さ
れた残価を、室内機前面に設けられた液晶モニタ152
に表示する(図16B)。なお、液晶モニタ152に
は、通常使用している状態では、図16Aに示すような
情報が表示される。
【0092】<変形例2>本変形例は、残価算出装置を
含む冷蔵庫である。本変形例においても、変形例1と同
じく、実施の形態と構造および処理フローが同じものに
ついては、ここでの詳細な説明は繰返さない。
【0093】図17を参照して、本変形例に係る使用履
歴情報部20は、頻度履歴部160と、取扱履歴部16
4と、時間履歴部60と、環境履歴部70と、使用履歴
記憶部34とを含む。
【0094】使用履歴部160は、冷蔵庫のコンプレッ
サモータを駆動するコンプレッサ制御回路部162に接
続された、積算時間計測部42と累積使用電力計測部4
4とを含む。
【0095】取扱履歴部164は、冷蔵庫の各ドアの開
閉回路部166に接続された、開閉回数計測部52と開
閉衝撃計測部54とを含む。
【0096】時間履歴部60、環境履歴部70、使用履
歴記憶部34については、実施の形態と同じ構造および
機能であるため、ここでの詳細な説明は繰返さない。
【0097】<変形例3>変形例3は、残価算出装置を
含む、テレビまたはコンピュータディスプレイである。
【0098】図18を参照して、本変形例に使用履歴情
報部20は、頻度履歴部168と、時間履歴部60と、
環境履歴部70とを含む。
【0099】頻度履歴部168は、テレビジョン、コン
ピュータディスプレイの映像制御回路部170に接続さ
れ、テレビやディスプレイに映像が表示されている時間
を積算する積算時間計測部42を含む。時間履歴部6
0、環境履歴部70、使用履歴記憶部34については実
施の形態と同じ構造および機能であるため、ここでの詳
細な説明は繰返さない。
【0100】なお、この変形例においては、図10にお
ける評価点合計の最高点が60点となるため、それに応
じて残価低減率の区分けを変更している。
【0101】以上のようにして変形例1〜変形例3に係
る残価算出装置においても、実施の形態1と同様の作用
効果を発現することができる。
【0102】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る残価算出装置の制
御ブロック図である。
【図2】 図1における使用履歴情報部20のブロック
図である。
【図3】 経過時間に対する残存価格のパターンを示す
図である。
【図4】 ユニットまたは部品の残価パターンを示すテ
ーブルである。
【図5】 頻度評価点テーブルを示す図である。
【図6】 取扱評価点テーブルを示す図である。
【図7】 時間評価点テーブルを示す図である。
【図8】 環境評価点テーブルを示す図である。
【図9】 残価算出処理のフローを示すフローチャート
である。
【図10】 評価点合計に対する残価低減率を示すテー
ブルである。
【図11】 本発明に係るリサイクル方法を示す全体構
成図である。
【図12】 本発明の実施の形態に係る残価算出装置を
備えた電気機器の外形図を示す図である。
【図13】 図12における液晶モニタ132の表示例
を示す図である。
【図14】 変形例1における使用履歴情報部20のブ
ロック図である。
【図15】 変形例1における電気機器の外形図を示す
図である。
【図16】 図15の液晶モニタ152の表示例を示し
た例である。
【図17】 変形例2における使用履歴情報部20のブ
ロック図である。
【図18】 変形例3における使用履歴情報部20のブ
ロック図である。
【符号の説明】
20 使用履歴情報部、22 残存価格算出部、24
データ記憶部、26データ通信部、28 残存価格出力
部、30 液晶モニタ、32 スピーカ、40 頻度履
歴部、50 取扱履歴部、60 時間履歴部、70 環
境履歴部、100 使用者、110 製造者・リサイク
ル業者、120 廃棄処理業者。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器の使用履歴を記憶する使用履歴
    記憶装置であって、 前記電気機器の使用履歴を電気信号により検出するため
    の使用履歴検出手段と、 前記使用履歴検出手段に接続され、前記検出された使用
    履歴を記憶するための使用履歴記憶手段とを含む、使用
    履歴記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記使用履歴検出手段は、前記電気機器
    の製造時および使用開始時の少なくとも一方からの経過
    時間を示すデータ、前記電気機器が使用された環境を示
    すデータ、前記電気機器が使用された頻度を示すデー
    タ、および前記電気機器に対する取扱の程度を示すデー
    タ、の少なくとも1のデータに基づいて、使用履歴を検
    出するための手段を含む、請求項1に記載の使用履歴記
    憶装置。
  3. 【請求項3】 前記取扱の程度を示すデータは、前記電
    気機器の使用者が与えた衝撃値に基づいて求めるデータ
    である、請求項2に記載の使用履歴記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の使用履
    歴記憶装置を含む、電気機器。
  5. 【請求項5】 電気機器の残存価値を算出する残価算出
    装置であって、 前記電気機器の使用履歴を検出するための使用履歴検出
    手段と、 前記使用履歴検出手段に接続され、前記検出された使用
    履歴に基づき残存価値を算出するための残価算出手段
    と、 前記残価算出手段に接続され、前記算出された残存価値
    を出力するための残価出力手段とを含む、残価算出装
    置。
  6. 【請求項6】 前記残価算出装置は、前記残価算出手段
    に接続され、電気機器を構成する部品を時間経過に対す
    る残価の変動パターンにより区分して、前記パターンと
    前記パターンに含まれる部品とを記憶するための残価パ
    ターン記憶手段をさらに含み、 前記残価算出手段は、前記使用履歴検出手段と前記残価
    パターン記憶手段とに接続され、前記残価パターン記憶
    手段に記憶された残価の変動パターンに基づいて、電気
    機器を構成する部品ごとの残価を積算して残存価値を算
    出するための手段を含む、請求項5に記載の残価算出装
    置。
  7. 【請求項7】 前記残価算出装置は、前記残価パターン
    記憶手段に接続され、残価の変動パターンを受信するた
    めの残価変動パターン受信手段をさらに含む、請求項6
    に記載の残価算出装置。
  8. 【請求項8】 前記残価算出装置は、前記残価算出手段
    に接続され、初期価格を記憶するための記憶手段をさら
    に含み、 前記残価算出手段は、前記使用履歴検出手段と前記記憶
    手段とに接続され、前記検出された使用履歴に基づき残
    存価格を算出するための手段を含む、請求項5に記載の
    残価算出装置。
  9. 【請求項9】 前記残価算出装置は、前記記憶手段に接
    続され、初期価格を受信するための受信手段をさらに含
    む、請求項8に記載の残価算出装置。
  10. 【請求項10】 前記使用履歴検出手段は、前記電気機
    器の製造時および使用開始時の少なくとも一方からの経
    過時間を示すデータ、前記電気機器が使用された環境を
    示すデータ、前記電気機器が使用された頻度を示すデー
    タ、および前記電気機器に対する取扱の程度を示すデー
    タ、の少なくとも1のデータに基づいて、使用履歴を検
    出するための手段を含む、請求項8または9に記載の残
    価算出装置。
  11. 【請求項11】 前記取扱の程度を示すデータは、前記
    電気機器の使用者が与えた衝撃値に基づいて求めるデー
    タである、請求項10に記載の残価算出装置。
  12. 【請求項12】 請求項5〜11のいずれかに記載の残
    価算出装置を含む、電気機器。
  13. 【請求項13】 電気信号により使用履歴を検出して電
    気機器の残存価値を算出する残価算出方法であって、 前記電気機器の使用履歴を電気信号により検出する使用
    履歴検出ステップと、 前記使用履歴検出ステップで検出された使用履歴に基づ
    き残存価値を算出するための残価算出ステップと、 前記残価算出ステップで算出された残存価値を出力する
    残価出力ステップとを含む、残価算出方法。
  14. 【請求項14】 電気信号により使用履歴を検出して電
    気機器の残存価値を算出する残価算出方法を実現するプ
    ログラムを記録した機械読取可能な記録媒体であって、
    前記プログラムは、 前記電気機器の使用履歴を電気信号により検出する使用
    履歴検出ステップと、 前記使用履歴検出ステップで検出された使用履歴に基づ
    き残存価値を算出するための残価算出ステップと、 前記残価算出ステップで算出された残存価値を出力する
    残価出力ステップとを含む、電気機器の残存価値を算出
    する残価算出方法を実現するプログラムを記録した機械
    読取可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 電気機器を回収し再利用するためのリ
    サイクル方法であって、 前記電気機器の使用履歴を電気信号により検出する使用
    履歴検出ステップと、 前記使用履歴検出ステップで検出された使用履歴に基づ
    き残存価値を算出するための残価算出ステップと、 回収者により前記電気機器が回収される場合に、前記残
    価算出ステップで算出された残存価値を出力する残価出
    力ステップと、 残価出力ステップで出力された残存価値に基づいて前記
    電気機器を再利用するリサイクルステップとを含む、電
    気機器のリサイクル方法。
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