JP2001177866A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2001177866A
JP2001177866A JP35664699A JP35664699A JP2001177866A JP 2001177866 A JP2001177866 A JP 2001177866A JP 35664699 A JP35664699 A JP 35664699A JP 35664699 A JP35664699 A JP 35664699A JP 2001177866 A JP2001177866 A JP 2001177866A
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switching
communication system
base station
wireless communication
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JP35664699A
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Yuji Yukawa
雄司 油川
Hiroto Suda
博人 須田
Yasushi Yamao
泰 山尾
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Original Assignee
NTT Docomo Inc
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトハンドオーバーやサイトダイバーシチ
等の無線基地局間での情報のやり取りが頻繁に生じて
も、過剰な情報を回線制御局に送信することなく、全体
として高効率なパフォーマンスを持つ無線通信システム
を提供する。 【解決手段】 移動端末1からの無線信号は無線基地局
3より、スイッチング装置9により当該無線基地局3の
伝送するタイミングで光ファイバに伝送される。回線制
御局5では、スイッチング装置10によって各無線基地
局3からの信号を抜き出し、移動通信ネットワークヘ送
る。また、移動通信ネットワークからの信号は、回線制
御装置7、多重分離装置6を介して、スイッチング装置
10によって、光ファイバに伝送される。各無線基地局
3では、無線基地局3のセル2内の移動端末1宛の信号
については、スイッチング装置9によって、光ファイバ
11によって伝送された光信号から信号を抜き出して受
信し、移動端末1へ送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の無線基地局
が移動端末と通信をする移動通信方式における無線基地
局とその回線制御局の構成に関するものであり、基地局
ネットワークを構成する伝送路の利用効率と、回線制御
局の処理機能を分散させることで、全体的なパフォーマ
ンスを向上するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の移動通信用基地局装置
の構成例を示すブロック図である。携帯端末11
2 、・・1N からの無線信号は無線基地局31
2 、・・3Nのアンテナ81 、82 、・・8N を介し
て受信され、回線制御局5に伝送される。回線制御局5
で受信された信号は、多重分離装置6、回線制御装置7
を介して移動通信ネットワークに送られる。また、移動
通信ネットワークからの信号は、回線制御局5で回線制
御装置7、多重分離装置6を介して、任意の無線基地局
1 、32 、・・3N へ伝送される。無線基地局31
2 、・・3N で、受信した信号を、アンテナ81 、8
2 、・・8N を介して送信し、携帯端末11 、12、・
・1N との間で通信を行う。
【0003】上記従来例の構成では、無線基地局3間で
通信を行う場合は、任意の無線基地局3から、回線制御
局5に送信し、任意の無線基地局3と回線制御局5間の
回線を接続し、その後、回線制御局5から、あらため
て、通信相手の無線基地局3に送信を行って回線を接続
して、初めて、無線基地局3間で通信を行われる。ま
た、回線制御局5が、複数の無線基地局3を同時に制御
したり、回線制御局5が、複数の無線基地局3と同時に
通信したりする場合には、回線制御局5は、同時に複数
の無線基地局3とそれぞれ回線を接続して通信を行う。
【0004】また、移動端末1がセル21 からセル22
へ移動した場合は、回線制御局5と多重分離装置6によ
って接続先の無線基地局を無線基地局31 から無線基地
局3 2 へ切り換えて、逐次、移動端末1が存在する無線
基地局3によって移動端末1と通信する。つまり、移動
端末1が移動して複数のセルを往来しながら通信する場
合は、無線基地局3の切り換え(ハンドオーバー)が頻
繁に発生するそのため、切り換え時やセル境界での通信
品質を向上させるために、セル境界に位置する移動端末
1は、複数無線基地局3と同時に通信し、回線制御局5
では、多重分離装置6、回線制御装置7によって複数の
無線基地局3からの信号を合成又は選択する。これによ
り通信品質の向上とともに、シームレスな無線基地局3
の切り換え(ソフトハンドオーバー、サイトダイバーシ
チ)が実現できる。
【0005】また、通品品質を向上させるために、各無
線基地局では、受信した通信情報に、その無線基地局3
と携帯端末1との通信品質に応じ、その通信情報の信頼
度(尤度)情報を付加して、回線制御局5へ伝送し、回
線制御局ではその尤度情報を基に、それぞれの無線基地
局からの通信情報を合成又は選択する。これによりセル
境界において、もさらに高品質な通信を提供することが
可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ソフト
ハンドオーバーやサイトダイバーシチが頻繁に発生する
と、通信情報に加えて前記の尤度情報が無線基地局から
回線制御局まで伝送されるため、伝送路には通信情報と
比較して過剰の情報を伝送しなければならず、大容量伝
送路を確保しなければならない問題があった。
【0007】また、回線制御局では、複数の無線基地局
から伝送された通信情報を、尤度情報を基にして判断し
て、合成や選択を行うため、大量の情報を高速処理しな
ければならない問題があった。本発明は、これらの問題
点を解決するためのもので、複数の無線基地局間を直接
接続し通信することで、ソフトハンドオーバーやサイト
ダイバーシチ等の無線基地局間での情報のやり取りが頻
繁に生じても、過剰な情報を回線制御局に送信すること
なく、全体として高効率なパフォーマンスを持つ無線通
信システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、複数のセルに配置された複数の無線基地
局装置と回線制御局とからなるクラスタ化された無線通
信システムにおいて、各クラスタは、光伝送路(光ファ
イバ)によりループ状ネットワークを構成し、前記光伝
送路と前記無線基地局との間及び前記光伝送路と回線制
御局との間に、その接続先を切り換えるスイッチング装
置を有し、無線基地局又は、回線制御局は、前記スイッ
チング装置を切り換えることで、前記光伝送路へ情報を
送出し、又は、前記光伝送路へから情報を取り込むこと
を特徴とする。
【0009】請求項2に記載された発明では、複数のセ
ルに配置された複数の無線基地局装置と回線制御局とか
らなるクラスタ化された無線通信システムにおいて、各
クラスタは、光伝送路によりメッシュ状ネットワークを
構成し、前記メッシュ状ネットワークの各ノード位置
に、その接続先を切り換えるスイッチング装置を有し、
無線基地局又は、回線制御局は、前記スイッチング装置
を切り換えることで、前記光伝送路へ情報を送出し、又
は、前記光伝送路へから情報を取り込むことを特徴とす
る。
【0010】請求項3に記載された発明では、請求項1
又請求項2に記載の無線通信システムにおいて、前記ス
イッチング装置には、前記スイッチング装置の切換タイ
ミングや速度を可変とする可変スイッチング制御装置を
有することを特徴とする。請求項4に記載された発明で
は、請求項3に記載の無線通信システムにおいて、前記
光伝送路とは別に、制御情報用の伝送路を有し、前記可
変スイッチング制御装置は、前記制御情報用の伝送路か
らの制御信号により制御されることを特徴とする。
【0011】請求項5に記載された発明では、請求項3
に記載の無線通信システムにおいて、通信情報用の光信
号(例えば、移動端末同士で通信するときの、移動端末
間で通信される通信情報を伝送する光信号)の波長とは
別に、制御情報用の光信号の波長を有し、前記可変スイ
ッチング制御装置は、前記制御情報用の光信号の波長に
よって伝送される制御信号により制御されることを特徴
とする。
【0012】請求項6に記載された発明では、請求項3
に記載の無線通信システムにおいて、前記スイッチング
装置の前段に前記光伝送路に伝送されている光信号の情
報をモニタするモニタ手段を有し、前記モニタ手段がモ
ニタした情報内容に基づいて、前記可変スイッチング制
御装置を制御することを特徴とする。請求項7に記載さ
れた発明では、複数のセルに配置された複数の無線基地
局装置と、回線制御局と、複数の前記無線基地局と前記
回線制御局との伝送路のスイッチングを行うスイッチン
グ装置を有する無線通信システムにおいて、前記スイッ
チング装置と、前記複数の無線基地局装置及び前記回線
制御局とが、直接光伝送路により接続されたネットワー
クを構成し、前記スイッチング装置には、前記スイッチ
ング装置の切換タイミングや速度を可変とする可変スイ
ッチング制御装置を有することを特徴とする。
【0013】請求項8に記載された発明では、請求項7
に記載の無線通信システムにおいて、前記光伝送路とは
別に、制御情報用の伝送路を有し、前記可変スイッチン
グ制御装置は、前記制御情報用の伝送路からの制御信号
により制御されることを特徴とする。請求項9に記載さ
れた発明では、請求項7に記載の無線通信システムにお
いて、通信情報用の光信号の波長とは別に、制御情報用
の光信号の波長を有し、前記可変スイッチング制御装置
は、前記制御情報用の光信号の波長によって伝送される
制御信号により制御されることを特徴とする。
【0014】請求項10に記載された発明では、請求項
7に記載の無線通信システムにおいて、前記スイッチン
グ装置の前段に前記光伝送路に伝送されている光信号の
情報をモニタするモニタ手段を有し、前記モニタ手段が
モニタした情報内容に基づいて、前記可変スイッチング
制御装置を制御することを特徴とする。なお、請求項1
の記載において、「前記光伝送路と前記無線基地局との
間及び前記光伝送路と回線制御局との間に、その接続先
を切り換えるスイッチング装置を設け、」と記載されて
おり、あたかも、スイッチング装置は、無線基地局又は
回線制御局の外部のみに設ける如き記載であるが、後述
するように本件発明は、その点に技術的意義はなく、無
線基地局又は回線制御局に内部に存在するものも含むも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。図1から図8は、本発明の実施例を示
すブロック図である。図1は、複数の無線基地局が光フ
ァイバによってループ接続されている例である。移動端
末1から送信された無線信号は無線基地局3でアンテナ
8を介して受信され、光ファイバ(光伝送路)11で伝
送される。光信号は、スイッチング装置9により当該無
線基地局の伝送するタイミングでループ接続された光フ
ァイバに伝送される。回線制御局5では、光ファイバ1
1によって伝送された光信号が、スイッチング装置10
によって各無線基地局3からの信号を抜き出し、それぞ
れ多重分離装置6、回線制御装置7を介して移動通信ネ
ットワークヘ送られる。
【0016】また、移動通信ネットワークからの信号
は、回線制御装置7、多重分離装置6を介して、スイッ
チング装置10によって、ループ接続された光ファイバ
に伝送される。各無線基地局3では、無線基地局3のセ
ル2内の移動端末1宛の信号は、それぞれのスイッチン
グ装置9によって、光ファイバ11によって伝送された
光信号から信号を抜き出す。また、移動端末1から送信
された無線信号は、無線基地局3でアンテナ8を介して
受信され、該受信は光信号として、当該無線基地局3の
伝送するタイミングでループ接続している光ファイバ1
1に伝送される。
【0017】回線制御局5では、光ファイバ11によっ
て伝送された光信号を、スイッチング装置10によっ
て、各無線基地局3からの信号を抜き出し、それぞれ多
重分離装置6、回線制御装置7を介して移動通信ネット
ワークヘ送る。また、移動端末間で情報のやり取りを行
う場合も、同様に、送信側の移動端末1からの信号をア
ンテナ8を介して受信した無線基地局3からの光信号
は、スイッチング装置9により、当該無線基地局3の伝
送するタイミングでループ接続している光ファイバ11
に伝送され、受信側の無線基地局3では、ループ接続し
ている光ファイバ11によって伝送された光信号から、
スイッチング装置9によって送信側からの信号を抜き出
して信号受信する。受信側の無線基地局3は、この受信
した信号を、アンテナ8を介して、移動端末1の送信す
る。
【0018】図2は、複数の無線基地局3がメッシュ状
に接続されている例を示す。送信側の無線基地局3で
は、送信する情報の宛て先に応じて光スイッチング装置
を切り換え、受信側の無線基地局3へ伝送する。受信側
の無線基地局3では、送られてきた信号がくる伝送路に
応じて光スイッチを切り換え、信号を受け取る。図3の
実施例においては、回線制御局5や複数の無線基地局3
の間には、光スイッチのスイッチングタイミングや速度
を制御するための制御情報用の伝送路21が具備されて
いる、伝送路21は、具体的にはメタリックや光ファイ
バなどで構成され、光ファイバ11とは別に設けられて
いる。
【0019】また、スイッチング装置9は、光スイッチ
22とスイッチング制御装置23から構成されている。
回線制御局5の回線制御装置からの制御情報は、この伝
送路21によって各無線基地局3や回線制御局5の可変
スイッチング制御装置23に送られ、光スイッチ22の
スイッチングタイミングや速度を制御する。
【0020】また、接続先への伝送路が何らかの理由
で、輻輳や不通になっている場合にも、光スイッチ22
を制御することで、送信側から受信側へ、迂回等の別ル
ートで伝送することができる。図3の実施例が各無線基
地局と回線制御局とがループ状ネットワークを構成して
いるのに対し、図4の実施例は、各無線基地局と回線制
御局とがメッシュ状ネットワークを構成しているもので
ある。
【0021】図4において、制御情報用伝送路を設けた
点、及び、スイッチング装置12が、光スイッチ32と
スイッチング制御装置33から構成されている点は、図
3と基本的に同じである。従って、ネットワーク構成の
違い以外の動作は、基本的に、図3と同様である。図5
は、制御情報用の伝送路として、通常の通信情報の伝送
に用いる光信号とは異なる波長を使用し、波長多重伝送
によって通常の通信情報用の光信号と同じ光ファイバに
よって伝送し、各無線基地局3や回線制御局5に送信す
る例である。スイッチング装置12は、制御情報と通常
の情報とを分波又は合波するために波長選択型合分波器
24を設けている。
【0022】送信側の無線基地局3では、送信すべき光
信号は、波長選択型合分波器24によって、通常の通信
情報用の光信号と合波され、光ファイバ11上を波長多
重伝送される。また、受信側の無線基地局3では、光ス
イッチ22の前段に位置する波長選択型合分波器24に
よって制御情報用の光信号のみを分波し、その信号は可
変スイッチング制御装置23に送られ、光スイッチを制
御し、当該無線基地局3に対応する信号を受信する。
【0023】図5の実施例が各無線基地局と回線制御局
とがループ状ネットワークを構成しているのに対し、図
6の実施例は、各無線基地局と回線制御局とがメッシュ
状ネットワークを構成しているものである。図6におい
て、制御情報用の伝送路として、通常の通信情報の伝送
に用いる光信号とは異なる波長を使用した点、及び、ス
イッチング装置12が、波長選択型合分波器を設け得た
点は図5と基本的に同じである。従って、ネットワーク
構成の違い以外の動作は、基本的に、図5と同様であ
る。
【0024】図7は、スイッチング装置9には、光スイ
ッチの前段に伝送されている光信号をモニタする手段、
可変スイッチング制御装置23及び信号モニタ手段25
を有する例である。図7において、受信側の無線基地局
3では、光スイッチ22の前段でその伝送されている光
信号をモニタする。これにより、その光信号が自分宛て
の信号かどうか判断し、自分宛てならば光スイッチを制
御して情報を取り込み、そうでなければ、他へ伝送する
ことができる。その結果、送信側では、送る情報のヘッ
ダとして、その情報の宛て先や、スイッチングタイミン
グ、速度の情報を付加して送ることによって、受信側で
はそのヘッダ情報をモニタすることにより光スイッチを
制御することか可能となる。
【0025】図7の実施例が各無線基地局と回線制御局
とがループ状ネットワークを構成しているのに対し、図
8の実施例は、各無線基地局と回線制御局とがメッシュ
状ネットワークを構成しているものである。図8におい
て、スイッチング装置9が、光スイッチの前段に伝送さ
れている光信号をモニタする手段、可変スイッチング制
御装置及び信号モニタ手段を有する点は図7と基本的に
同じである。従って、ネットワーク構成の違い以外の動
作は、基本的に、図7と同様である。
【0026】なお、図1〜図8において、無線基地局に
係るスイッチング装置は、無線基地局の外部に設け、回
線制御局に係るスイッチング装置は、回線制御局の内部
に設けている。しかしながら、本件発明では、無線基地
局に係るスイッチング装置を、図1〜図8の回線制御局
と同じように、無線基地局の内部に設けてもよい。ま
た、回線制御局に係るスイッチング装置を、図1〜図8
の無線基地局のように外部に設けてもよい。
【0027】上記図1〜図8では、各無線基地局内又は
その近傍に信号のスイッチを行うスイッチング装置を設
けたものである。しかしながら、スイッチング装置は、
各無線基地局内又はその近傍に必ずしも設ける必要はな
い。例えば、図9に示すように、回線制御局及び各無線
基地局とは別に、スイッチング装置50を設けても良
い。
【0028】移動端末1から送信された無線信号は、無
線基地局3でアンテナ8を介して受信され、光ファイバ
40で伝送される。光信号は、スイッチング装置50に
おいて、その行き先へスイッチングされる。そのスイッ
チングのための行き先等の情報は、送信側の無線基地局
3の制御装置51から制御用伝送路を介してスイッチン
グ装置内の可変スイッチング制御装置に送信され、スイ
ッチングされる。
【0029】なお、図9に記載された発明は、光伝送路
とは別に、制御情報用の伝送路を有し、前記可変スイッ
チング制御装置は、前記制御情報用の伝送路からの制御
信号により制御されるものである。しかし、図5及び図
6のように、波長選択型合分波器を設け、通信情報用の
光信号の波長と通信情報用の光信号の波長とは別の制御
情報用の光信号の波長とを分離又は合波し、図9の可変
スイッチング制御装置は、制御情報用の光信号の波長に
よって伝送される制御信号により制御されるように構成
してもよい。
【0030】また、図9に記載された発明であっても、
図7及び図8のように、スイッチング装置の前段に光伝
送路に伝送されている光信号の情報をモニタするモニタ
手段を設け、このモニタ手段がモニタした情報内容に基
づいて、図9の可変スイッチング制御装置を制御するよ
うに構成してもよい。これにより、各無線基地局に個別
に有していたスイッチング装置を一箇所に統合すること
で、スイッチング装置の効率化を図り、パフォーマンス
を向上させることができる。
【0031】また、図3、図4、図9において、制御用
伝送路は、通信情報用伝送路に平行して、設けられてい
るように記載されているが、制御用伝送路は、通信情報
用伝送路に平行に設ける必要はない。さらに、制御用伝
送路は、他の通信用ネットワークでも使用する制御用ネ
ットワークを用いても良い。また、回線制御局5と無線
基地局31 、32 、・・3N とで、一つのクラスタ(グ
ループ)を構成する。回線制御局5は、一又は複数のク
ラスタの一部を構成する。従って、図1、図3、図5、
図7のクラスタは、ループ状ネットワーク構成を有し、
図2、図4、図6、図8のクラスタは、メッシュ状ネッ
トワーク構成を有し、図10のクラスタは、スター状ネ
ットワーク構成を有すると言うことができる。また、回
線制御局が、複数のクラスタの一部を構成する場合は、
複数クラスタで、回線制御局を共有する形となる。
【0032】これらの実施例において、光ファイバを流
れる信号の形態は、無線信号をそのままアナログ光伝送
する場合や、各無線基地局においてディジタル信号に変
換し光ディジタル伝送する場合と双方適用される。ま
た、ソフトハンドオーバーやサイトダイバーシチ等の無
線基地局間で情報のやり取りをすることが生じた場合に
は、光スイッチを制御して、該当の無線基地局から他の
無線基地局ヘデータを送ることが可能となり、回線制御
局を介さずに直接に無線基地局間での通信ができる。こ
れにより、無線基地局から回線制御局へは、通信情報の
みが送信されるため、回線制御局での処理速度も低減で
きる。
【0033】また、可変スイッチング制御装置によって
光スイッチを制御することで、各無線基地局への情報量
に偏りが生じても効率よく信号を分配することができ、
また接続先への伝送路が何らかの理由で、輻輳や不通に
なっている場合は、スイッチを制御することで、送信側
から受信側へ別ルートで送信することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の無線基地局が移動端末と通信をする移動通信方式
において、ハンドオーバーやサイトダイバーシチのよう
に、無線基地局の切り換えが頻繁に生じる場合に、各無
線基地局で直接通信することで、全体的な伝送路の利用
効率と、回線制御局の処理機能を各無線局に分散させる
ことができ、全体的なパフォーマンスを向上させること
ができる。
【0035】また、光スイッチを適用し可変速度伝送す
ることで、各無線基地局によってトラフィックの偏り
や、回線不通等が生じても回線を有効に活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数の無線基地局が光ファイバによってループ
接続されている第1の実施例を説明するための図であ
る。
【図2】複数の無線基地局3がメッシュ状に接続されて
いる第2の実施例を説明するための図である。
【図3】第3の実施例を説明するための図である。
【図4】第4の実施例を説明するための図である。
【図5】第5の実施例を説明するための図である。
【図6】第6の実施例を説明するための図である。
【図7】第7の実施例を説明するための図である。
【図8】第8の実施例を説明するための図である。
【図9】第9の実施例を説明するための図である。
【図10】従来の移動通信用基地局装置の構成例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 移動端末 2 セル 3 無線基地局 5 回線制御局 6 多重/分離装置 7 回線制御装置 8 アンテナ 9、10、12,13 スイッチング装置 11、20 光ファイバ(光伝送路) 21、29 制御情報用伝送路 22、32 光スイッチ 23、33 可変スイッチング制御装置 25、35 信号モニタ手段 34 波長選択型合分波器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/02 H04B 9/00 T H04Q 3/52 (72)発明者 山尾 泰 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA05 BA06 DA01 DA11 FA01 5K067 AA11 CC01 DD57 EE00 EE02 EE10 EE16 EE37 HH21 JJ41 KK00 5K069 BA09 CA06 DB31 EA30 FA26

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセルに配置された複数の無線基地
    局装置と回線制御局とからなるクラスタ化された無線通
    信システムにおいて、 各クラスタは、光伝送路によりループ状ネットワークを
    構成し、 前記光伝送路と前記無線基地局との間及び前記光伝送路
    と回線制御局との間に、その接続先を切り換えるスイッ
    チング装置を有し、 無線基地局又は、回線制御局は、前記スイッチング装置
    を切り換えることで、前記光伝送路へ情報を送出し、又
    は、前記光伝送路へから情報を取り込むことを特徴とす
    る無線通信システム。
  2. 【請求項2】 複数のセルに配置された複数の無線基地
    局装置と回線制御局とからなるクラスタ化された無線通
    信システムにおいて、 各クラスタは、光伝送路によりメッシュ状ネットワーク
    を構成し、 前記メッシュ状ネットワークの各ノード位置に、その接
    続先を切り換えるスイッチング装置を有し、 無線基地局又は、回線制御局は、前記スイッチング装置
    を切り換えることで、前記光伝送路へ情報を送出し、又
    は、前記光伝送路へから情報を取り込むことを特徴とす
    る無線通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又請求項2に記載の無線通信シ
    ステムにおいて、 前記スイッチング装置には、前記スイッチング装置の切
    換タイミングや速度を可変とする可変スイッチング制御
    装置を有することを特徴とする無線通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の無線通信システムにお
    いて、 前記光伝送路とは別に、制御情報用の伝送路を有し、 前記可変スイッチング制御装置は、前記制御情報用の伝
    送路からの制御信号により制御されることを特徴とする
    無線通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の無線通信システムにお
    いて、 通信情報用の光信号の波長とは別に、制御情報用の光信
    号の波長を有し、 前記可変スイッチング制御装置は、前記制御情報用の光
    信号の波長によって伝送される制御信号により制御され
    ることを特徴とする無線通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の無線通信システムにお
    いて、 前記スイッチング装置の前段に前記光伝送路に伝送され
    ている光信号の情報をモニタするモニタ手段を有し、 前記モニタ手段がモニタした情報内容に基づいて、前記
    可変スイッチング制御装置を制御することを特徴とする
    無線通信システム。
  7. 【請求項7】 複数のセルに配置された複数の無線基地
    局装置と、回線制御局と、複数の前記無線基地局と前記
    回線制御局との伝送路のスイッチングを行うスイッチン
    グ装置を有する無線通信システムにおいて、 前記スイッチング装置と、前記複数の無線基地局装置及
    び前記回線制御局とが、直接光伝送路により接続された
    ネットワークを構成し、 前記スイッチング装置には、前記スイッチング装置の切
    換タイミングや速度を可変とする可変スイッチング制御
    装置を有することを特徴とする無線通信システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の無線通信システムにお
    いて、 前記光伝送路とは別に、制御情報用の伝送路を有し、 前記可変スイッチング制御装置は、前記制御情報用の伝
    送路からの制御信号により制御されることを特徴とする
    無線通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の無線通信システムにお
    いて、 通信情報用の光信号の波長とは別に、制御情報用の光信
    号の波長を有し、 前記可変スイッチング制御装置は、前記制御情報用の光
    信号の波長によって伝送される制御信号により制御され
    ることを特徴とする無線通信システム。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の無線通信システムに
    おいて、 前記スイッチング装置の前段に前記光伝送路に伝送され
    ている光信号の情報をモニタするモニタ手段を有し、 前記モニタ手段がモニタした情報内容に基づいて、前記
    可変スイッチング制御装置を制御することを特徴とする
    無線通信システム。
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