JP2001154689A - 音声認識装置 - Google Patents

音声認識装置

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JP2001154689A
JP2001154689A JP33440199A JP33440199A JP2001154689A JP 2001154689 A JP2001154689 A JP 2001154689A JP 33440199 A JP33440199 A JP 33440199A JP 33440199 A JP33440199 A JP 33440199A JP 2001154689 A JP2001154689 A JP 2001154689A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者等の使用者の精神的負担を軽減するこ
とができる音声認識装置の提供を目的とする。 【解決手段】 車両の室内で使用者の音声を捕捉する音
声入力部1と、音声と予め登録された音声データとを比
較する音声認識部2と、この音声認識部2で認識された
音声コマンドに基づいて車載機器をコントロールするコ
ントローラ6a〜6dへ所定の指示を与える制御部3
と、この制御部3からの指示に基づき音声出力部5から
各種情報に関する音声を出力するように駆動する音声合
成部4とを備える。特別コマンドが認識された場合には
音声出力部5が機器の操作方法を説明するガイダンス処
理を行うように制御部3が制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両に搭載
される音声認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両には、オーディオ、エアコ
ン、ナビゲーション、電話等の種々の機器(負荷)が搭
載され、これらの操作スイッチ類が著しく増加してお
り、全てのスイッチ類を運転者の使いやすい位置に配置
することは不可能になっている。
【0003】斯かる問題を解決するため、従来より運転
者の音声を認識して機器を制御する構成を内容とする先
行文献が提案されており、それらの一例を図示すると、
図4は特開昭59−109096号公報の第1図、図5
は特開平6−83387号公報の図1に記載されている
従来の技術である。
【0004】すなわち、両図を共通の符号で説明する
と、1は運転者からの音声による指示を入力するマイク
ロフォンからなる音声入力部、2は音声入力部1からの
指示を認識する音声認識部、3は音声認識部2で認識さ
れた指示に従い機器を制御するコントローラ6へ指示を
伝えるマイクロコンピュータ等からなる制御部、4は機
器を介して認識された単語を音声に合成する音声合成
部、5は音声合成部4からの音声を再生するスピーカか
らなる音声出力部である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
によれば、スイッチ類を少なくすることができ、運転者
の周囲の構成の簡素化を実現することができ、これは運
転者の操作性向上と製造コスト削減に寄与する。
【0006】ところで、使用者が意図する機器の制御を
音声コマンドで行うことは、使用者側で音声認識装置に
記憶された所定の単語なり文節を全て記憶しているか、
又は、音声認識装置側で記憶している単語なり文節以外
のあらゆる音声コマンドを音声認識装置が理解する能力
を有しているならば可能であろうが、現時点では実際に
はどちらも極めて難しい。
【0007】本発明は、このような音声認識装置におい
て、ガイダンス処理のようなある種の補助的な操作を音
声コマンドによらずにスイッチ操作にて行う構成とする
ことで、運転者等の使用者における一層の利便性向上を
目的とし、特に運転者の精神的負担を軽減することがで
きる音声認識装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明の音声認識装置は、請求項1に記載のように、車
両の室内で使用者の音声を捕捉する音声入力部と、前記
音声と予め登録された音声データとを比較する音声認識
部と、この音声認識部で認識された音声コマンドに基づ
いて車載機器をコントロールするコントローラへ所定の
指示を与える制御部と、この制御部からの指示に基づき
音声出力部から各種情報に関する音声を出力するように
駆動する音声合成部とを備え、特別コマンドが認識され
た場合には前記音声出力部が前記機器の操作方法を説明
するガイダンス処理を行うように前記制御部が制御する
ことを特徴とする。
【0009】また、請求項2に記載のように、車両の室
内で使用者の音声を捕捉する音声入力部と、前記音声と
予め登録された音声データとを比較する音声認識部と、
この音声認識部で認識された音声コマンドに基づいて車
載機器をコントロールするコントローラへ所定の指示を
与える制御部と、この制御部からの指示に基づき音声出
力部から各種情報に関する音声を出力するように駆動す
る音声合成部と、スイッチ部とを備え、特別コマンドが
認識された場合には前記音声出力部が前記機器の操作方
法を説明するガイダンス処理を行うように前記制御部が
制御すると共に、前記スイッチ部の操作により前記制御
部が前記ガイダンス処理の出力の順番を変更制御するこ
とを特徴とする。
【0010】また、請求項3に記載のように、車両の室
内で使用者の音声を捕捉する音声入力部と、前記音声と
予め登録された音声データとを比較する音声認識部と、
この音声認識部で認識された音声コマンドに基づいて車
載機器をコントロールするコントローラへ所定の指示を
与える制御部と、この制御部からの指示に基づき音声出
力部から各種情報に関する音声を出力するように駆動す
る音声合成部と、少なくとも1個以上のスイッチからな
るスイッチ部とを備え、特別コマンドが認識された場合
には前記音声出力部が前記機器の操作方法を説明するガ
イダンス処理を行うように前記制御部が制御すると共
に、前記スイッチ部の操作により前記制御部が前記ガイ
ダンス処理の出力の順番を変更制御し、かつ、切換コマ
ンドが認識された場合には前記スイッチの機能を変更す
るように前記制御部が制御することを特徴とする。
【0011】また、請求項1から請求項3の何れかにお
いて、請求項4に記載のように、前記ガイダンス処理
は、予め定められている前記機器の優先順位に従い連続
して前記音声出力部から音声として出力されることを特
徴とする。
【0012】また、請求項1から請求項3の何れかにお
いて、請求項5に記載のように、前記ガイダンス処理
は、予め定められている前記機器の優先順位に従い、か
つ、使用中の前記機器に関係する項目についてのみ前記
音声出力部から音声として出力されることを特徴とす
る。
【0013】また、請求項2又は請求項3において、請
求項6に記載のように、前記スイッチ部の前記スイッチ
としては、前記音声出力部からの出力を消音するミュー
トスイッチを有することを特徴とする。
【0014】また、請求項7に記載のように、車両の室
内で使用者の音声を捕捉する音声入力部と、前記音声と
予め登録された音声データとを比較する音声認識部と、
この音声認識部で認識された音声コマンドに基づいて車
載機器をコントロールするコントローラへ所定の指示を
与える制御部と、この制御部からの指示に基づき音声出
力部から各種情報に関する音声を出力するように駆動す
る音声合成部と、少なくとも1個以上のスイッチからな
るスイッチ部とを備え、特別コマンドが認識された場合
には前記音声出力部が前記機器の操作方法を説明するガ
イダンス処理を行うように前記制御部が制御すると共
に、前記スイッチ部の操作により前記制御部が前記ガイ
ダンス処理の出力の順番を変更制御し、前記切換コマン
ドが認識された場合には前記スイッチ部の前記スイッチ
が前記音声出力部からの出力を消音するミュートスイッ
チとなることを特徴とする。
【0015】また、請求項2又は請求項3又は請求項7
の何れかにおいて、請求項8に記載のように、前記スイ
ッチ部の操作により前記制御部が前記ガイダンス処理の
出力の順番を変更制御するとは、早送り及び/又は巻戻
しであることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】車両の室内で使用者の音声を捕捉
する音声入力部1と、前記音声と予め登録された音声デ
ータとを比較する音声認識部2と、この音声認識部2で
認識された音声コマンドに基づいて車載機器をコントロ
ールするコントローラ6a〜6dへ所定の指示を与える
制御部3と、この制御部3からの指示に基づき音声出力
部5から各種情報に関する音声を出力するように駆動す
る音声合成部4とを備え、特別コマンドが認識された場
合には音声出力部5が前記機器の操作方法を説明するガ
イダンス処理を行うように制御部3が制御することによ
り、ガイダンス処理のようなある種の補助的な操作を音
声コマンドによらずにスイッチ操作にて行う構成とする
ことで、運転者等の使用者における一層の利便性向上を
目的とし、特に運転者の精神的負担を軽減することがで
きる。
【0017】特に、前記ガイダンス処理は、予め定めら
れている前記機器の優先順位に従い連続して音声出力部
5から音声として出力されたり、あるいは、予め定めら
れている前記機器の優先順位に従い、かつ、使用中の前
記機器に関係する項目についてのみ音声出力部5から音
声として出力されることで、運転者等の使用者における
一層の利便性向上を目的とし、特に運転者の精神的負担
を軽減することができる。
【0018】車両の室内で使用者の音声を捕捉する音声
入力部1と、前記音声と予め登録された音声データとを
比較する音声認識部2と、この音声認識部2で認識され
た音声コマンドに基づいて車載機器をコントロールする
コントローラ6a〜6dへ所定の指示を与える制御部3
と、この制御部3からの指示に基づき音声出力部5から
各種情報に関する音声を出力するように駆動する音声合
成部4と、スイッチ部7とを備え、特別コマンドが認識
された場合には音声出力部5が前記機器の操作方法を説
明するガイダンス処理を行うように制御部3が制御する
と共に、スイッチ部7の操作により制御部3が前記ガイ
ダンス処理の出力の順番を変更制御することで、運転者
等の使用者における一層の利便性向上を目的とし、特に
運転者の精神的負担を軽減することができる。
【0019】特に、前記ガイダンス処理は、予め定めら
れている前記機器の優先順位に従い連続して音声出力部
5から音声として出力されたり、あるいは、予め定めら
れている前記機器の優先順位に従い、かつ、使用中の前
記機器に関係する項目についてのみ音声出力部5から音
声として出力されることで、運転者等の使用者における
一層の利便性向上を目的とし、特に運転者の精神的負担
を軽減することができる。
【0020】特に、前記スイッチ部の前記スイッチとし
ては、音声出力部5からの出力を消音するミュートスイ
ッチを有したり、あるいは、スイッチ部7の操作により
制御部3が前記ガイダンス処理の出力の順番を変更制御
するとは、早送り及び/又は巻戻しであることで、運転
者等の使用者における一層の利便性向上を目的とし、特
に運転者の精神的負担を軽減することができる。
【0021】車両の室内で使用者の音声を捕捉する音声
入力部1と、前記音声と予め登録された音声データとを
比較する音声認識部2と、この音声認識部2で認識され
た音声コマンドに基づいて車載機器をコントロールする
コントローラ6a〜6dへ所定の指示を与える制御部3
と、この制御部3からの指示に基づき音声出力部5から
各種情報に関する音声を出力するように駆動する音声合
成部4と、少なくとも1個以上のスイッチからなるスイ
ッチ部7とを備え、特別コマンドが認識された場合には
音声出力部5が前記機器の操作方法を説明するガイダン
ス処理を行うように制御部3が制御すると共に、スイッ
チ部7の操作により制御部3が前記ガイダンス処理の出
力の順番を変更制御し、かつ、切換コマンドが認識され
た場合には前記スイッチの機能を変更するように制御部
3が制御することで、運転者等の使用者における一層の
利便性向上を目的とし、特に運転者の精神的負担を軽減
することができる。
【0022】特に、前記ガイダンス処理は、予め定めら
れている前記機器の優先順位に従い連続して音声出力部
5から音声として出力されたり、あるいは、予め定めら
れている前記機器の優先順位に従い、かつ、使用中の前
記機器に関係する項目についてのみ音声出力部5から音
声として出力されることで、運転者等の使用者における
一層の利便性向上を目的とし、特に運転者の精神的負担
を軽減することができる。
【0023】特に、スイッチ部7の前記スイッチとして
は、音声出力部5からの出力を消音するミュートスイッ
チを有したり、あるいは、スイッチ部7の操作により制
御部3が前記ガイダンス処理の出力の順番を変更制御す
るとは、早送り及び/又は巻戻しであることで、運転者
等の使用者における一層の利便性向上を目的とし、特に
運転者の精神的負担を軽減することができる。
【0024】車両の室内で使用者の音声を捕捉する音声
入力部1と、前記音声と予め登録された音声データとを
比較する音声認識部2と、この音声認識部2で認識され
た音声コマンドに基づいて車載機器をコントロールする
コントローラ6a〜6dへ所定の指示を与える制御部3
と、この制御部3からの指示に基づき音声出力部5から
各種情報に関する音声を出力するように駆動する音声合
成部4と、少なくとも1個以上のスイッチからなるスイ
ッチ部7とを備え、特別コマンドが認識された場合には
音声出力部5が前記機器の操作方法を説明するガイダン
ス処理を行うように制御部3が制御すると共に、スイッ
チ部7の操作により制御部3が前記ガイダンス処理の出
力の順番を変更制御し、前記切換コマンドが認識された
場合にはスイッチ部7の前記スイッチが音声出力部5か
らの出力を消音するミュートスイッチとなることで、運
転者等の使用者における一層の利便性向上を目的とし、
特に運転者の精神的負担を軽減することができる。
【0025】特に、スイッチ部7の操作により制御部3
が前記ガイダンス処理の出力の順番を変更制御すると
は、早送り及び/又は巻戻しであることで、運転者等の
使用者における一層の利便性向上を目的とし、特に運転
者の精神的負担を軽減することができる。
【0026】
【実施例】本発明を、添付図面に示した実施例に基づき
説明するが、前記従来の技術と同一もしくは相当個所に
は同一符号を付して詳細な説明を省く。
【0027】図1,図2は、第1実施例に関する。6a
〜6dは、制御部3からの指示によりオーディオ,エア
コン,ナビゲーション,電話等の車載機器をコントロー
ルするコントローラであり、従来の技術で説明したコン
トローラ6(図4,図5参照)に相当する。
【0028】7a〜7cは、制御部3に各種指示を行う
スイッチであり、運転席の使用者の操作しやすい位置に
スイッチ部7として設置される。
【0029】音声入力部1で捕捉された運転者等の使用
者の音声は、音声認識部2で予め登録された音声データ
と比較されて音声コマンドであると認識されると制御部
3へ伝えられ、制御部3は図2で示すフローに従い所定
の処理を行うもので、以下に説明する。
【0030】ステップS1で音声コマンドを入力する
と、ステップS2でその種類を確認する。音声コマンド
には、コントローラを制御するための通常コマンドの他
に、使用者へ案内を伝えるメニューへ移行するための特
別コマンドを有し、例えば「ガイド」や「ヘルプ」の任
意に設定されたある単語からなる音声コマンドは特別コ
マンドとして定義付けられており、これを確認すると、
ステップS3で予め記憶されているプログラムに従い、
音声合成部4を介して音声出力部5が音声による操作方
法を出力する。そして、ステップS4では、以後の音声
コマンドの入力に対するこの音声認識装置の音声出力部
5からの出力を通常モードよりも詳しい詳細モードで行
うように自身をセットするが、これらの各モードについ
ては後述する。この後、制御部3は、新たな音声コマン
ドの入力を待つことになる。
【0031】音声コマンドが入力され、特別コマンドで
ない場合、ステップS5で音声コマンドによる指示とコ
ントローラ6a〜6dの現状とを比較して同じ場合に
は、ステップS6でその旨を出力する。すなわち、「室
温25度」との音声コマンドが入力され現在の設定値が
25度である場合、「現在25度に設定されていま
す。」(通常モード)または「現在25度に設定されて
います。続けて指示できます。」(詳細モード)と設定
済報告を音声にて音声出力部5から出力する。そして、
ステップS7で確認を出力する。すなわち、「現在の設
定値を変更しますか?」(通常モード)または「現在の
設定値を変更しますか?指示を言うと変更します。なけ
れば現在の設定のままです。」(詳細モード)と出力す
る。この後、制御部3は、新たな音声コマンドの入力を
待つことになる。
【0032】ステップS5で音声コマンドによる指示と
コントローラ6a〜6dの現状とを比較して違う場合に
は、ステップS8でその旨を出力する。すなわち、「室
温25度」との音声コマンドが入力され現在の設定値が
28度である場合、「現在28度に設定されていま
す。」(通常モード)または「現在28度に設定されて
います。続けて指示できます。」(詳細モード)と現状
報告を音声にて音声出力部5から出力する。
【0033】その後、ステップS9で一定時間内に指示
を意味する音声コマンドが入力されると、ステップ10
で制御部3は、その指示に基づきコントローラ6a〜6
dを制御し、ステップS11で今回の音声コマンドに対
する出力が詳細モードで行われて場合には、ステップS
12で以後の音声コマンドに対する出力を通常モードで
行うことに変更し、通常モードであった場合にはそのま
まで、この後、制御部3は、新たな音声コマンドの入力
を待つことになる。
【0034】ステップS9で一定時間内に指示を意味す
る音声コマンドが入力されないと、ステップS13で催
促を出力する。すなわち、「指示をお願いします。」
(通常モード)または「指示をお願いします。もう一度
催促しても返事がないとキャンセルされます。」(詳細
モード)と出力する。
【0035】その後、音声コマンドでの指示がある場合
には、ステップS14でステップS10へ移行して前記
操作を行い、指示がない場合には、ステップS15で催
促が何回目であるか確認して、一定回数n(例えばn=
2)でなければステップS9へ戻って待機状態となり、
一定回数nに達していれば待機状態を解除して、この
後、制御部3は、新たな音声コマンドの入力を待つこと
になる。
【0036】なお、図3は、本発明の第2実施例におけ
る制御部3(図1参照)の機器の操作方法を説明するガ
イダンス処理を説明するフロー図であり、ステップS7
とステップS15の後は、制御部3が、新たな音声コマ
ンドの入力を待つ前に、ステップS11でモードを判断
し、詳細モードである場合にはステップS12で解除す
ることに違いがある。
【0037】ところで、「ガイド」や「ヘルプ」等の任
意に設定されたある単語からなる特別コマンドを認識す
ると、ステップS3で予め記憶されているプログラムに
従い、音声合成部4を介して音声出力部5が音声による
操作方法を出力するガイダンス処理を行うが、制御部3
には特別コマンドを認識した場合の出力について予め順
番が決められており、例えば図4にはエアコンの順番の
みを具体的に示しその他は省略した特別コマンドにより
起動されるガイドステップを示している。
【0038】ガイドステップは、機器の選択方法の説明
から始まり、操作1(選択された機器に関係して初めに
操作すべき説明のグループ)、操作2(操作1に関係す
る操作可能事項の説明のグループ)、操作3(操作2に
関係する操作可能事項の説明のグループ)・・・と階層
構造になっており、この階層の数は機器によって異な
る。
【0039】つまり、特別コマンドが認識されると、制
御部3は、エアコンの操作について図4のガイドステッ
プG1〜G10の順番で音声による操作方法を出力し、
これにより、使用者は使える音声コマンドを知ることが
でき、エアコンの所望する操作を行うことができる。
【0040】しかし、使用者の知りたい音声コマンドの
説明が発せられるまで聞き流しながら待っているのは時
間の無駄であり、精神的苦痛を生じかねない。そこで、
スイッチ部7のスイッチ7aを短時間(例えば1秒以
内)に1回操作することにより前記ガイドステップの項
目を次の順番に位置する項目へスキップすることができ
る(例えば、ガイドステップG5でスイッチ7aが短時
間押されるとガイドステップG6へ早送りする)。ま
た、スイッチ7aを長時間(例えば1秒以上)に1回操
作することにより前記ガイドステップの項目を次の階層
の先頭の項目へスキップする(例えば、ガイドステップ
G5でスイッチ7aが長時間押されるとガイドステップ
G9へ早送りする)。
【0041】スイッチ部7のスイッチ7bは、前記ガイ
ドステップの項目をスイッチ7aとは反対方向へシフト
するもので、スイッチ部7のスイッチ7bを短時間(例
えば1秒以内)に1回操作することにより前記ガイドス
テップの項目を前の順番に位置する項目へスキップする
ことができる(例えば、ガイドステップG5でスイッチ
7aが短時間押されるとガイドステップG4へ巻戻しす
る)。また、スイッチ7bを長時間(例えば1秒以上)
に1回操作することにより前記ガイドステップの項目を
前の階層の先頭の項目へスキップする(例えば、ガイド
ステップG5でスイッチ7aが長時間押されるとガイド
ステップG2へ巻戻しする)。
【0042】このように、スイッチ7a,7bを用意
し、その操作に応じて特別コマンドが認識された時に音
声による操作方法を出力するガイダンス処理の出力の順
番を変更制御することにより、ガイドステップを使用者
の希望により変更することができ、これにより、使用者
における一層の利便性が向上し、特に運転者の精神的負
担を軽減することができる。
【0043】なお、このガイドステップは、現在の使用
具合に係わらず車両に設置されている全ての機器につい
てその操作方法を音声により出力する構成でも良いし、
又は、現在使用されている機器についてのみ行う構成で
あっても良い。すなわち、機器には予め優先順位が定め
られており、例えばオーディオ→エアコン→ナビゲーシ
ョン→電話の順で優先度が低くなるように定められてい
る場合には、機器の選択方法の説明で先ずオーディオが
選択され、オーディオに関する一連の操作1、操作2、
操作3・・・が音声出力部5から出力される。次にエア
コンの操作に関する説明、ナビゲーションの操作に関す
る説明、電話の操作に関する説明と続くが、オーディオ
が使用されていない場合にはオーディオの操作に関する
説明は行わないものとするのである。使用者はその時に
使用している機器についての説明を知りたいと思う確率
が一般的には高いことが予想され、このような場合に的
確に答えることが可能となる。
【0044】さらに、スイッチ7a,7bによるスキッ
プについても、前述方法とは異なり、例えばガイドステ
ップG1〜10を例とすれば、スイッチ7aを短時間に
1回操作することにより前記ガイドステップの項目を1
つ将来へスキップし(例えば、ガイドステップG5でス
イッチ7aが短時間押されるとガイドステップG6へ早
送りする)、長時間に1回操作することにより前記ガイ
ドステップの項目を2つ将来へスキップする(例えば、
ガイドステップG5でスイッチ7aが長時間押されると
ガイドステップG7へ早送りする)。同様に、スイッチ
7bを短時間に1回操作することにより前記ガイドステ
ップの項目を1つ過去へスキップし(例えば、ガイドス
テップG5でスイッチ7bが短時間押されるとガイドス
テップG4へ巻戻しする)、長時間に1回操作すること
により前記ガイドステップの項目を2つ過去へスキップ
する(例えば、ガイドステップG5でスイッチ7bが長
時間押されるとガイドステップG3へ巻戻しする)構成
としても良い。
【0045】また、スイッチ7cを有する場合には、こ
のスイッチ7cを機器選択の専用機能を持たせて、スイ
ッチ7cを1回操作する毎にオーディオ→エアコン→ナ
ビゲーション→電話→オーディオ・・・のように切り換
え可能とすることもできる。
【0046】このように、ガイダンス処理のような補助
的な操作を行わせるスイッチ部7を設けることは、音声
による指示で機器を操作する音声認識装置の利点である
「スイッチ類を少なくする」に反するとも思えるが、機
器毎にスイッチを設ける構成に比べればはるかにスイッ
チの数は少なくなり、しかも、ある種の補助的な操作を
音声コマンドによらずにスイッチ操作にて行う構成とす
ることで、誰も簡単に操作することができ運転者等の使
用者における一層の利便性向上を目的とし、特に運転者
の精神的負担を軽減することができる。
【0047】なお、前記実施例の応用としては、スイッ
チ部7のスイッチ7a〜7cに各種役割を付加すること
が考えられる。例えば、利用頻度の低いスイッチ7cに
は、一定時間(例えば2秒)以上押し続けることで、音
声出力部5の出力をミュート(消音)する働きを持たせ
ることができる。これにより、切換コマンドが認識され
た場合にはスイッチ7cが音声出力部5からの出力を消
音するミュートスイッチとなり、音声出力部5からのメ
ッセージの途中でスイッチ7cを一定時間以上押し続け
ることにより、使用者は新規の音声コマンドを与えるこ
とができ、時間短縮に効果がある。
【0048】また、スイッチ部7のスイッチ数を減らし
たい場合には、例えばスイッチ7a,7bを1個のスイ
ッチで構成し、使用者の音声コマンドによってそのスイ
ッチの機能を切り換える構成とすることにより実現する
ことができる。すなわち、通常はスイッチ7aの機能と
して働くものの、「反対」や「リバース」等の任意に設
定されたある単語からなる切換コマンドを認識した場合
には、スイッチ7bの機能として働くように制御部3が
制御することで、スイッチ数を減らすことができる。ま
た、スイッチ7a,7bの組み合わせだけでなく、他の
組み合わせでも可能であることは勿論であって、スイッ
チ数の最小は1個である。
【0049】
【発明の効果】この発明によれば、運転者等の使用者の
精神的負担を軽減することができる音声認識装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の構成を説明するブロッ
ク図。
【図2】 同上実施例における制御部の処理の全体を説
明するフロー図。
【図3】 本発明の第2実施例における制御部の処理の
全体を説明するフロー図。
【図4】 本発明の各実施例における制御部の処理の一
部を説明するフロー図。
【図5】 従来の技術の構成を説明するブロック図。
【図6】 従来の技術の他の構成を説明するブロック
図。
【符号の説明】
1 音声入力部 2 音声認識部 3 制御部 4 音声合成部 5 音声出力部 6(6a〜6d) コントローラ 7 スイッチ部 7a〜7c スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D015 KK02 KK04 LL06 LL10 5D045 AB17 AB21 9A001 DZ11 HH17 HH18 KK54

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の室内で使用者の音声を捕捉する音
    声入力部と、前記音声と予め登録された音声データとを
    比較する音声認識部と、この音声認識部で認識された音
    声コマンドに基づいて車載機器をコントロールするコン
    トローラへ所定の指示を与える制御部と、この制御部か
    らの指示に基づき音声出力部から各種情報に関する音声
    を出力するように駆動する音声合成部とを備え、特別コ
    マンドが認識された場合には前記音声出力部が前記機器
    の操作方法を説明するガイダンス処理を行うように前記
    制御部が制御することを特徴とする音声認識装置。
  2. 【請求項2】 車両の室内で使用者の音声を捕捉する音
    声入力部と、前記音声と予め登録された音声データとを
    比較する音声認識部と、この音声認識部で認識された音
    声コマンドに基づいて車載機器をコントロールするコン
    トローラへ所定の指示を与える制御部と、この制御部か
    らの指示に基づき音声出力部から各種情報に関する音声
    を出力するように駆動する音声合成部と、スイッチ部と
    を備え、特別コマンドが認識された場合には前記音声出
    力部が前記機器の操作方法を説明するガイダンス処理を
    行うように前記制御部が制御すると共に、前記スイッチ
    部の操作により前記制御部が前記ガイダンス処理の出力
    の順番を変更制御することを特徴とする音声認識装置。
  3. 【請求項3】 車両の室内で使用者の音声を捕捉する音
    声入力部と、前記音声と予め登録された音声データとを
    比較する音声認識部と、この音声認識部で認識された音
    声コマンドに基づいて車載機器をコントロールするコン
    トローラへ所定の指示を与える制御部と、この制御部か
    らの指示に基づき音声出力部から各種情報に関する音声
    を出力するように駆動する音声合成部と、少なくとも1
    個以上のスイッチからなるスイッチ部とを備え、特別コ
    マンドが認識された場合には前記音声出力部が前記機器
    の操作方法を説明するガイダンス処理を行うように前記
    制御部が制御すると共に、前記スイッチ部の操作により
    前記制御部が前記ガイダンス処理の出力の順番を変更制
    御し、かつ、切換コマンドが認識された場合には前記ス
    イッチの機能を変更するように前記制御部が制御するこ
    とを特徴とする音声認識装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイダンス処理は、予め定められて
    いる前記機器の優先順位に従い連続して前記音声出力部
    から音声として出力されることを特徴とする請求項1か
    ら請求項3の何れかに記載の音声認識装置。
  5. 【請求項5】 前記ガイダンス処理は、予め定められて
    いる前記機器の優先順位に従い、かつ、使用中の前記機
    器に関係する項目についてのみ前記音声出力部から音声
    として出力されることを特徴とする請求項1から請求項
    3の何れかに記載の音声認識装置。
  6. 【請求項6】 前記スイッチ部の前記スイッチとして
    は、前記音声出力部からの出力を消音するミュートスイ
    ッチを有することを特徴とする請求項2又は請求項3に
    記載の音声認識装置。
  7. 【請求項7】 車両の室内で使用者の音声を捕捉する音
    声入力部と、前記音声と予め登録された音声データとを
    比較する音声認識部と、この音声認識部で認識された音
    声コマンドに基づいて車載機器をコントロールするコン
    トローラへ所定の指示を与える制御部と、この制御部か
    らの指示に基づき音声出力部から各種情報に関する音声
    を出力するように駆動する音声合成部と、少なくとも1
    個以上のスイッチからなるスイッチ部とを備え、特別コ
    マンドが認識された場合には前記音声出力部が前記機器
    の操作方法を説明するガイダンス処理を行うように前記
    制御部が制御すると共に、前記スイッチ部の操作により
    前記制御部が前記ガイダンス処理の出力の順番を変更制
    御し、前記切換コマンドが認識された場合には前記スイ
    ッチ部の前記スイッチが前記音声出力部からの出力を消
    音するミュートスイッチとなることを特徴とする音声認
    識装置。
  8. 【請求項8】 前記スイッチ部の操作により前記制御部
    が前記ガイダンス処理の出力の順番を変更制御すると
    は、早送り及び/又は巻戻しであることを特徴とする請
    求項2又は請求項3又は請求項7の何れかに記載の音声
    認識装置。
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