JP2001123477A - 自動運転システム - Google Patents

自動運転システム

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JP2001123477A
JP2001123477A JP30721599A JP30721599A JP2001123477A JP 2001123477 A JP2001123477 A JP 2001123477A JP 30721599 A JP30721599 A JP 30721599A JP 30721599 A JP30721599 A JP 30721599A JP 2001123477 A JP2001123477 A JP 2001123477A
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automatic driving
shovel
driving system
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JP30721599A
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Hideto Ishibashi
英人 石橋
Toru Kurenuma
榑沼  透
Yoshiyuki Nagano
好幸 永野
Akira Hashimoto
昭 橋本
Hajime Yasuda
元 安田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動運転システムに異常が発生した場合に
は、簡便な方法で速やかに現場管理者等に異常を知らせ
る。 【解決手段】 ショベルと、該ショベルに設けられ、教
示操作により当該ショベルの複数の作業位置を記憶する
と共に、再生操作により記憶した前記複数の作業位置に
基づいて一連の再生動作を繰り返し行う自動運転コント
ローラ6から構成される自動運転システムにおいて、前
記自動運転システムは、当該自動運転システムの異常状
態を検出する異常検出手段606,607,608,
8,9,610と、携帯者へ報知するための報知手段を
有する携帯型受信装置7とを備え、前記異常検出手段に
より異常状態が検出された場合には、前記携帯型受信装
置に信号を送信し、前記携帯者に異常を報知することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動運転ショベル
等の自動運転システムに係わり、特に、自動運転システ
ムの異常を検出した場合に、現場管理者等に異常を知ら
せる機能を備えた自動運転システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、掘削・積み込み作業を自動化する
システムとしては、例えば、特開平9−195321号
公報に示すものが知られている。これは、ブルドーザに
よって集めた土石の掘削・積み込みを自動的に行うショ
ベルと、このショベルによって積み込まれた土石を破砕
して砕石を生成するクラッシヤとを具備しており、ブル
ドーザに乗車したオペレータが1人で砕石を生成できる
システムとなっている。
【0003】また、特開平10−212740号公報に
は、ショベルに、プログラムによりショベルを自動的に
動作させる指令を出力するコントローラを設けると共
に、掘削開始位置および放土位置を教示して記憶してお
くことにより、コントローラからの指令により自動的に
掘削および放土の作業を行わせるシステムが記載されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
に示すような掘削・積み込み作業を自動化するシステム
では、システムに何らかの異常が発生した場合には、速
やか現場管理者等に知らせ、対処を促す必要があるが、
上記に示すような従来技術の自動化システムでは、現場
管理者等への異常通知については特に考慮されていない
ため、現場管理者等が気付かないまま、自動化システム
に異常が発生した状態を継続してしまうという問題があ
り、このような状態を放置しておくと、より一層のシス
テムの悪化を招き、さらには作業効率の低下招くという
問題がある。
【0005】本発明の目的は、上記の問題点に鑑みて、
自動運転システムにおいて異常を検出した場合には、携
帯型受信装置により現場管理者等に速やかにシステムの
異常状態を知らせることのできる自動運転システムを提
供し、システムの安全性および作業効率を向上させるこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
達成するために、次のような手段を採用した。
【0007】第1の手段は、ショベルと、該ショベルに
設けられ、教示操作により当該ショベルの複数の作業位
置を記憶すると共に、再生操作により記憶した前記複数
の作業位置に基づいて一連の再生動作を繰り返し行う自
動運転コントローラから構成される自動運転システムに
おいて、前記自動運転システムは、当該自動運転システ
ムの異常状態を検出する異常検出手段と、携帯者へ報知
するための報知手段を有する携帯型受信装置とを備え、
前記異常検出手段により異常状態が検出された場合に
は、前記携帯型受信装置に信号を送信し、前記携帯者に
異常を報知することを特徴とする。
【0008】第2の手段は、ショベルと、該ショベルに
設けられ、教示操作により当該ショベルの複数の作業位
置を記憶すると共に、再生操作により記憶した前記複数
の作業位置に基づいて一連の再生動作を繰り返し行う自
動運転コントローラから構成される自動運転システムに
おいて、前記自動運転システムは、当該自動運転システ
ムの異常状態を検出する異常検出手段と、ショベルのエ
ンジン操作および再生操作を行うために任意の場所に設
置された操作ボックスと、携帯者へ報知するための報知
手段を有する携帯型受信装置とを備え、前記異常検出手
段により異常状態が検出された場合には、前記操作ボッ
クスに備えられる通信手段を介して、前記携帯型受信装
置に信号を送信し、前記携帯者に異常を報知することを
特徴とする。
【0009】第3の手段は、第1の手段ないし第2の手
段のいずれか1つの手段において、前記異常検出手段
は、前記自動運転コントローラ内異常検出部、駆動系異
常検出部、および本体パネル系異常検出部において検出
された異常信号の種類や大きさを判定して前記信号を出
力することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
1乃至図4を用いて説明する。
【0011】図1は、本実施形態に係わる自動運転ショ
ベルおよびその作業形態を示す図である。
【0012】同図において、1はストックヤード2に貯
留された土石を掘削して、後述するクラッシヤ3に積み
込むショベル、3はショベル1によって積み込まれた土
石を破砕して、砕石4を生成するクラッシヤ、5はショ
ベル1の自動運転を行うための各種の操作を行うのに適
した任意の場所に設置された操作ボックスである。
【0013】ショベル1は、自動運転を行うための自動
運転コントローラ6と、走行体10と、走行体10上に
旋回可能に設けられた旋回体11と、旋回体11に回動
可能に設けられたブーム12と、ブーム12の先端に回
動可能に設けられたアーム13と、アーム13の先端に
回動可能に設けられたバケット14と、旋回体11,ブ
ーム12,アーム13およびバケツト14とをそれぞれ
回動動作するための旋回モータ110(図示せず),シ
リンダ120,130,140と、旋回体11に設けら
れた運転室15と、操作ボックス5との間で信号の送受
信を行うアンテナ150と、ショベル1の教示操作等を
行う操作パネル16とから構成されている。
【0014】また、ショベル1には、旋回体11の旋回
角を検出する角度センサ111と、旋回体11とブーム
12との回動角を検出する角度センサ112と、ブーム
12とアーム13の回動角を検出する角度センサ113
と、アーム13とバケット14との回動角を検出する角
度センサ114と、図示されていない、旋回モータ11
0の圧力を検出する圧力センサ160と、ブームシリン
ダ120の圧力を検出する圧力センサ161と、アーム
シリンダ130の圧力を検出する圧力センサ162と、
バケットシリンダ140の圧力を検出する圧力センサ1
63とが設けられており、コントローラスイッチ17が
0Nされると自動運転モードに移行し、自動運転コント
ローラ6によってショベル1の自動運転が行われる。
【0015】また、クラッシヤ3には、走行体30と、
ホッパ31と、砕石部32と、コンベア33とから構成
されている。
【0016】また、操作ボックス5には、ショベル1の
自動運転の運転停止ボタン500と、運転開始ボタン5
01と、待機位置ボタン502と、非常停止ボタン50
3と、ショベル1のエンジンを始動させるSTARTボ
タン504と、エンジンを停止させるSTOPボタン5
05と、エンジン回転数を上げるUPボタン506と、
エンジン回転数を下げるDOWNボタン507とが設け
られ、ショベル1のアンテナ150との間で信号の送受
信を行うアンテナ51と、後述する携帯型受信装置7に
信号を送信するためのアンテナ52とを備えている。
【0017】次に、本実施形態に係る自動運転ショベル
の制御機構を、図2に示すブロック図を用いて説明す
る。なお、図2において、図1に示す符号と同一符号は
同一箇所を示す。
【0018】同図において、7は作業管理者等によって
携帯される携帯型受信装置、508は操作ボックス5の
再生操作部およびエンジン操作部に設けられる各操作ボ
タン500〜507からの入力により所定のコマンドを
発生する遠隔操作コントローラ、18および509は自
動運転コントローラ6と遠隔操作コントローラ508間
のコマンドの送受信を行うための無線装置、510は携
帯型受信装置7を作動させるための信号を送信する送信
装置である。ここで、携帯型受信装置7は、少なくと
も、送信装置510からの信号を受信すると、鳴動もし
くは振動またはその他の報知手段により携帯型受信装置
7の携帯者に信号の着信を知らせるものである。
【0019】なお、本実施形態では、ショベル1からの
信号をより確実に送信すために、携帯型受信装置7への
信号の送信は操作ボックス5を介して行うようにしてい
るが、場合によっては操作ボックス5を介さずに直接シ
ョベル1から携帯型受信装置7に送信するように構成し
てもよい。さらにまた、作業現場に管理部所がある場合
には、管理部所の受信装置に同時に送信するようにして
もよい。
【0020】また、19は自動運転コントローラ6から
出力される駆動電流によって駆動される比例電磁弁、2
0は比例電磁弁19から出力される油圧信号により制御
され、各アクチュエータ110,120,130,14
0に流入する油量または油圧を制御するコントロールバ
ルブである。
【0021】また、8はショベル1が備える図示してい
ない油圧ポンプの圧力低下等の駆動系の異常状態を知ら
せ、後述する異常判定処理部610に異常信号を送出す
る駆動系異常検出部、9は運転室15内の図示されてい
ないモニタパネル等に表示されるエンジンオイルレベ
ル、冷却水レベル、作動油レベル、オーバーヒート、燃
料残量等の異常状態を知らせ、後述する異常判定処理部
610に異常信号を送出する本体パネル系異常検出部で
ある。
【0022】自動運転コントローラ6は、操作パネル1
6からの操作によりショベル1の現在位置を教示位置と
して後述する教示位置格納部601に格納する教示処理
部600と、教示処理部600によって自動運転時の教
示位置データを格納する教示位置格納部601と、遠隔
操作コントローラ508からのコマンド受信および送信
装置510を動作させるためのコマンド送信を行うコマ
ンド送受信部602と、受信したコマンドに応じた再生
処理を行うための再生処理部603と、再生動作を順次
実行するための再生コマンドが格納されている再生コマ
ンド格納部604と、再生処理部603からの指令によ
り再生コマンド格納部604に格納されている再生コマ
ンドを解釈して、教示位置格納部601から所定の教示
位置データの出力を指令するコマンドインタプリタ部6
05と、コマンドインタプリタ部605からの指令によ
り、教示位置格納部601に格納されている教示値デー
タを出力する教示位置出力部606と、ショベル1が円
滑に動作するように、教示位置出力部606から出力さ
れる教示位置データから演算によって補間された位置デ
ータを作成して出力するサーボ前処理部607と、サー
ボ前処理部607から出力された位置データと位置圧力
演算部609からの現在位置および現在圧力データとを
対比してショベル1を所定の位置に制御するための駆動
電流を比例電磁弁19に出力するサーボ制御部608
と、角度センサ111〜114および圧力センサ160
〜163の計測データに基づいてショベル1の現在位置
および現在圧力を演算する位置圧力演算部609と、教
示位置出力部606,サーボ前処理部607,サーボ制
御部608,駆動系異常検出部8,およびショベル本体
パネル系異常検出部9から出力される異常信号を入力し
て異常信号の種類や大きさ等に応じて異常判定処理を行
う異常判定処理部610から構成されている。
【0023】図3は、図2に示す教示位置格納部601
に格納される教示位置データの一例を示す図である。
【0024】同図において、P1〜Pnは、後述する図
4に示すMOVEコマンドのラベルP1〜Pnに対応し
ており、各ラベルP1〜Pnに対応するショベル1の各
関節がとるべき旋回角度、ブーム角度、アーム角度およ
びバケット角度が設定されている。
【0025】図4は、図2に示す再生コマンド格納部6
04に格納されている再生コマンドの一例を示す図であ
る。
【0026】同図において、L1は行ラベルを示す。
【0027】Vは各教示位置への移動速度を指定するコ
マンドであり、数値が大きいほど移動速度が高速である
ことを示し、最高速度を100とした時の割合(%)で
表される。
【0028】PACはショベル1の再生動作時における
各教示位置への到達度を決める位置決め精度を指定する
コマンドであり、これは、教示された全ての教示位置へ
の移動を完全に再現させることは容易でないことから、
この数値に示すような位置決め精度内に到達したなら
ば、ショベル1は当該教示位置に到達したものと判定す
るために使用される。この数値が大きいほど高精度に再
生動作することが要求され、結果として、ショベル1は
各教示位置で減速または停止するように動作する。ま
た、数値が小さい場合は位置決めが緩くなり、ショベル
1は各教示位置を滑らかに移動するように動作する。
【0029】MOVEは指定された教示位置への移動を
指令するコマンドであり、P1〜PnはMOVEコマン
ドの各関節の角度情報を示すラベルである。例えば、M
OVE P1は、教示位置格納部601に格納されてい
る教示位置データにおいて、図3に示す位置No.P1
に移動すべきことを示す。
【0030】また、GOTO L1は行ラベルL1から
再び実行を開始することを指示するコマンドである。
【0031】次に、本実施形態に係る自動運転ショベル
の自動運転動作および異常状態検出処理を図2を用いて
説明する。
【0032】自動運転は、最初にショベル1のエンジン
が始動されている状態でコントローラスイッチ17をO
Nすることにより自動運転モードとなる。因みに、コン
トローラスイッチ17がOFFの場合は通常の手動操作
が可能となる手動操作モードとなる。
【0033】教示は、操作パネル16上に表示される指
示に従って、自動運転に必要な教示操作によって行われ
る。ここでは教示操作によって掘削位置、放土位置およ
び待機位置の各位置を教示する。掘削位置およひ放土位
置は、それぞれショベル1がストックヤード2に貯留さ
れた土石を掘削するための位置およびクラッシヤ3のホ
ッパ31へ掘削した土石を放土するための位置である。
また、待機位置は、自動運転終了時等に、オペレータが
ショベル1への乗降を行うための位置であり、待機位置
ボタン502を押すことによりショベル1は繰り返し動
作を中断し、待機位置へと移動する。上記の教示操作の
際、その操作に従って各角度センサ111〜114から
の検出値を入力して演算し、教示位置格納部601に教
示位置データとして記憶する。以上の教示操作が終了す
ると、再生操作を行うことにより自動運転が実行され
る。
【0034】再生動作は、操作ボックス5の再生操作部
から運転開始ボタン501を押すことによって、遠隔操
作コントローラ508において生成された所定のコマン
ド信号が、無線装置509、18、コマンド送受信部6
02、および再生処理部603を介してコマンドインタ
プリタ部605に出力される。コマンドインタプリタ部
605は指令を受けると再生コマンド格納部604に格
納されている再生コマンドをシーケンシャルに読み出し
て解釈し、図4に示すように、コマンドがMOVEコマ
ンドの場合は、各ラベルP1〜Pnに対応する教示位置
データを、教示位置格納部601から教示位置出力部6
06によって出力させる。出力された教示位置データは
サーボ前処理部607に入力され、ショベル1が円滑に
動作するように補間された位置データが演算により作成
される。この補間された位置データはサーボ制御部60
8に入力される。一方、位置圧力演算部609は角度セ
ンサ111〜114および圧力センサ160〜163に
より検出されたセンサ信号を演算して、ショベル1の現
在位置および現在圧力を得、サーボ制御部608に入力
する。これによりサーボ制御部608は、目標となる補
間された位置データと検出した現在位置データおよび現
在圧力データに基づいて所定のサーボ制御を行い、比例
電磁弁19に駆動信号出力し、ショベル1の再生動作を
行う。
【0035】再生動作時において、異常判定処理部61
0は、教示位置出力部606、サーボ前処理部607、
サーボ制御部608等の自動運転コントローラ内異常検
出部から出力される異常信号や、駆動系異常検出部8お
よびショベル本体パネル系異常検出部9から出力される
異常信号を監視しており、異常信号が入力され異常状態
であると判定された場合には、サーボ制御部608およ
びコマンドインタプリタ部605に異常停止指令を出カ
する。また、サーボ制御部608は異常停止指令を受信
すると、比例電磁弁19への駆動信号の出力を停止する
ことにより、ショベル1の再生動作を停止させ、また、
コマンドインタプリタ部605は、異常判定処理部61
0からの異常停止指令を受けると、教示位置出力部60
6に教示位置データの出力を停止するよう指令を出すと
共に、再生処理部603、コマンド送受信部602、無
線装置18,509を介して遠隔操作コントローラ50
8へ異常停止信号を出力する。遠隔操作コントローラ5
08は異常停止信号を受信すると、送信装置510へ信
号送信指令を出力し、アンテナ52を介して携型受信装
置7に信号を送信する。現場管理者等が携帯する携帯型
受信装置7は信号を受信すると、鳴動しくは振動等の報
知手段により自動運転システムに異常があることを知ら
せる。
【0036】なお、本実施形態では、異常停止に係わる
ような異常状態の発生時に現場管理者等が携帯する携帯
型受信装置7に送信する場合について説明したが、異常
停止に至らないような異常状態の発生時も送信するよう
にしてもよい。また、異常状態の種類や異常状態のレベ
ルに応じて携帯型受信装置の報知手段への報知形態を異
ならせるようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】本願請求項1に記載の発明によれば、自
動運転システムに異常状態が検出された場合には、携帯
型受信装置に信号を送信し携帯者に報知させることがで
きるので、携帯型受信装置を携帯する現場管理者等は、
速やかに異常を知ることができ、異常発生時の対応が迅
速に行え、自動運転システムの異常状態の継続が防止さ
れ、自動運転システムの安全性および作業効率を向上さ
せることができる。
【0038】また、オペレータ等がこの携帯型受信装置
を携帯することにより、自動運転システムの異常を速や
かに知って即座に対応することができるので、自動運転
中も他の作業に安心して専念することができる。
【0039】本願請求項2に記載の発明によれば、本願
請求項1に記載の発明の効果に加えて、携帯型受信装置
は操作ボックスを介して異常時発生時の信号を受信する
ので、自動運転システム本体から直接受信する場合に比
べてより確実に信号を受信することができる。
【0040】本願請求項3に記載の発明によれば、当該
自動運転システムに係わる全ての異常状態を監視するこ
とができ、また、検出された異常状態の種類や大きさに
応じて異常信号を送信するようにしたので、携帯型受信
装置の携帯者は異常状態のレベルを容易に把握すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動運転ショベルお
よびその作業形態を示す図である。
【図2】本実施形態に係る自動運転ショベルの制御機構
を示すブロック図である。
【図3】図2に示す教示位置格納部601に格納される
教示位置データの一例を示す図である。
【図4】図2に示す再生コマンド格納部604に格納さ
れる再生コマンドの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 油圧ショベル 3 クラッシヤ 5 操作ボックス 6 自動運転コントローラ 7 携帯型受信装置 16 操作パネル 17 コントローラスイッチ 18 無線装置 111〜114 角度センサ 500 運転停止ボタン 501 運転開始ボタン 502 待機位置ボタン 503 非常停止ボタン 508 遠隔操作コントローラ 509 無線装置 510 送信装置 600 教示処理部 601 教示位置格納部 602 コマンド送受信部 603 再生処理部 604 再生コマンド格納部 605 コマンドインタプリタ部 606 教示位置出力部 607 サーボ前処理部 608 サーボ制御部 609 位置圧力演算部 610 異常判定処理部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G05B 23/02 301 G05B 23/02 301X (72)発明者 永野 好幸 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 橋本 昭 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 安田 元 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D003 AA01 BA03 BA04 BA06 BA07 BB07 CA02 DA04 DB04 FA02 2D015 HA03 3D037 FA19 FB09 5H209 AA17 BB08 CC01 CC11 DD20 GG04 HH02 HH04 5H223 AA17 BB05 CC01 DD01 EE30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショベルと、該ショベルに設けられ、教
    示操作により当該ショベルの複数の作業位置を記憶する
    と共に、再生操作により記憶した前記複数の作業位置に
    基づいて一連の再生動作を繰り返し行う自動運転コント
    ローラから構成される自動運転システムにおいて、 前記自動運転システムは、当該自動運転システムの異常
    状態を検出する異常検出手段と、携帯者へ報知するため
    の報知手段を有する携帯型受信装置とを備え、前記異常
    検出手段により異常状態が検出された場合には、前記携
    帯型受信装置に信号を送信し、前記携帯者に異常を報知
    することを特徴とする自動運転システム。
  2. 【請求項2】 ショベルと、該ショベルに設けられ、教
    示操作により当該ショベルの複数の作業位置を記憶する
    と共に、再生操作により記憶した前記複数の作業位置に
    基づいて一連の再生動作を繰り返し行う自動運転コント
    ローラから構成される自動運転システムにおいて、 前記自動運転システムは、当該自動運転システムの異常
    状態を検出する異常検出手段と、ショベルのエンジン操
    作および再生操作を行うために任意の場所に設置された
    操作ボックスと、携帯者へ報知するための報知手段を有
    する携帯型受信装置とを備え、前記異常検出手段により
    異常状態が検出された場合には、前記操作ボックスに備
    えられる通信手段を介して、前記携帯型受信装置に信号
    を送信し、前記携帯者に異常を報知することを特徴とす
    る自動運転システム。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし請求項2のいずれか1つ
    の請求項において、 前記異常検出手段は、前記自動運転コントローラ内異常
    検出部、駆動系異常検出部、および本体パネル系異常検
    出部において検出された異常信号の種類や大きさを判定
    して前記信号を出力することを特徴とする自動運転シス
    テム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013150233A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Hitachi Ltd 重機車両の遠隔操作システム
JP2017218015A (ja) * 2016-06-07 2017-12-14 株式会社Ihi 建設機械の制御システム、及び制御プログラム
JP2019214833A (ja) * 2018-06-11 2019-12-19 株式会社フジタ 作業機械の遠隔制御システム
JP2021059945A (ja) * 2019-10-09 2021-04-15 住友重機械工業株式会社 ショベル

Cited By (4)

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