JP2001092764A - 情報処理装置、デバイス、ネットワークシステム、デバイスモニタ方法、デバイスの制御方法、及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、デバイス、ネットワークシステム、デバイスモニタ方法、デバイスの制御方法、及び記憶媒体

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JP2001092764A
JP2001092764A JP2000211658A JP2000211658A JP2001092764A JP 2001092764 A JP2001092764 A JP 2001092764A JP 2000211658 A JP2000211658 A JP 2000211658A JP 2000211658 A JP2000211658 A JP 2000211658A JP 2001092764 A JP2001092764 A JP 2001092764A
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Nobuhiko Maki
伸彦 牧
Masahito Ochiai
将人 落合
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上の所望するデバイスの位置、
属性、及び状態を視覚的に分かりやすく把握できるよう
にしたネットワークシステム提供する。 【解決手段】 サーバ112は、デバイス101〜10
5からのデバイスの位置に関する情報を階層的に表した
階層型位置情報及び属性情報を管理する。デバイス10
1〜105は、自己の各種状態に対応する複数の状態情
報(アイコンデータ)を保持する。クライアント11
1,113は、上記階層型位置情報の各階層に対応する
マップ情報を保持し、サーバ112での検索により得ら
れたデバイスのアイコンデータと、当該デバイスの階層
型位置情報に対応するマップ情報とを重ねて表示出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ネットワ
ーク上のデバイスを検索するための装置或いはシステム
に用いられ、特に、検索されたデバイス及びその位置情
報をわかりやすく提示するための装置或いはシステムに
用いられる、情報処理装置、デバイス、ネットワークシ
ステム、デバイスモニタ方法、デバイスの制御方法、及
びそれを実施するための処理ステップをコンピュータが
読出可能に格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば、ネットワーク上の各種
の資源(プリンタ、サーバ、スキャナ等、以下、「デバ
イス」とも言う)を効率的に発見し、それを利用するた
めに、LDAP(Lightweight Direc
tory Access Protocol)等のディ
レクトリサービスと呼ばれるものが提供されている。こ
のディレクトリサービスとは、所謂ネットワークに関す
る電話帳の機能を果たすものであり、そのための様々な
情報を管理して提供するサービスである。
【0003】したがって、上述のようなディレクトリサ
ービスを利用して、ネットワークに接続されているデバ
イスを検索することで、ネットワーク上で利用可能なデ
バイスのネットワークアドレスの一覧を得ることができ
る。
【0004】尚、上記LDAPでの規定については、I
ETFから発行されている「RFC1777」等に記載
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなLDAP等のディレクトリサービスを利用した
従来のデバイス検索方法にて得られる、ネットワーク上
で利用可能なデバイスのネットワークアドレスの一覧の
リストでは、所望するデバイスの位置を、わかりやすい
かたちで得ることができなかった。
【0006】例えば、所望するデバイスがネットワーク
プリンタである場合、「自分のフロアにおいて、自分の
場所に一番近いプリンタはどこにあるのか」、或いは
「カラー画像を出力できるプリンタは、その建物の中の
どの場所にあるのか」等のように、ネットワーク上のデ
バイスの階層的なロケーション情報を、ユーザに分かり
やすく提示する構成が望まれていたが、従来ではこれを
実現できなかった。また、印刷等の実行(ジョブ)をネ
ットワークプリンタへ依頼した場合に、「どの場所にあ
るプリンタで印刷が行なわれたか」、或いは「自分が依
頼した印刷が正常に終了したか否か」、或いは「ジャム
や用紙切れ等のエラーが発生していないか」等といった
情報を、ユーザに分かりやすく提示する構成が望まれて
いたが、従来ではこれを実現できなかった。さらに、
「デバイスが現在どのような状態(稼働状態、エラー発
生状態等)にあるか」等といった情報についても、ユー
ザに分かりやすく提示する構成が望まれていたが、従来
ではこれを実現できなかった。
【0007】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、ネットワーク上の所望するデバ
イスの位置、属性、及び状態を視覚的に分かりやすく把
握できるようにすることで、ネットワーク上の各種のデ
バイスを用いた作業効率を向上させることができる、情
報処理装置、デバイス、ネットワークシステム、デバイ
スモニタ方法、デバイスの制御方法、及びそれを実施す
るための処理ステップをコンピュータが読出可能に格納
した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、少なくとも情報処理装置及びデバイスを
含むネットワークシステムであって、上記デバイスは、
上記デバイスの位置を階層的に表した階層型位置情報を
記憶する第1の記憶手段と、上記デバイスを示すアイコ
ンデータを記憶する第2の記憶手段と、上記第1の記憶
手段へ記憶した階層型位置情報、及び上記第2の記憶手
段へ記憶したアイコンデータを上記情報処理装置に送信
するための制御を行う制御手段とを備え、上記情報処理
装置は、上記デバイスから送信されてきたアイコンデー
タを、上記デバイスから送信されてきた階層型位置情報
に基づいたデバイスの位置と共に表示する表示手段を備
えることを特徴とする。
【0009】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記情報処理装置は、上記階層型位置情報に対応するマ
ップデータを記憶する第3の記憶手段を備え、上記表示
手段は、上記第3の記憶手段から上記階層型位置情報に
基づいて該当するマップデータを選択し、当該選択マッ
プデータへ上記アイコンデータを重ねて表示することを
特徴とする。
【0010】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記情報処理装置は、ネットワーク上の他の情報処理装
置から、上記階層型位置情報に対応するマップデータを
取得するための通信手段を備え、上記表示手段は、上記
階層型位置情報に対応するマップデータを上記通信手段
により上記他の情報処理装置から取得し、当該取得マッ
プデータへ上記アイコンデータを重ねて表示することを
特徴とする。
【0011】第4の発明は、上記第1の発明において、
上記デバイスは、デバイス状態を判定する判定手段を備
え、上記第2の記憶手段は、上記デバイス状態に応じた
複数のアイコンデータを記憶し、上記制御手段は、上記
第2の記憶手段へ記憶された複数のアイコンデータの中
から、上記判定手段により判定されたデバイス状態に応
じたアイコンデータを選択して、当該選択アイコンデー
タ及び上記階層型位置情報を上記情報処理装置へ送信す
ることを特徴とする。
【0012】第5の発明は、上記第4の発明において、
上記制御手段は、上記情報処理装置からの要求に応じ
て、上記アイコンデータ及び上記階層型位置情報を送信
することを特徴とする。
【0013】第6の発明は、上記第4の発明において、
上記制御手段は、上記判定手段がデバイス状態の変化を
判定したことに応じて、当該判定されたデバイス状態に
対応するアイコンデータ及び上記階層型位置情報を送信
することを特徴とする。
【0014】第7の発明は、ネットワーク上のデバイス
をモニタするための情報処理装置であって、上記デバイ
スを示すアイコンデータ、及び上記デバイスの位置を階
層的に表した階層型位置情報を、上記デバイスから受信
する受信手段と、上記アイコンデータを、上記階層型位
置情報に基づいたデバイスの位置とともに表示するため
の制御を行う制御手段とを備えることを特徴とする。
【0015】第8の発明は、上記第7の発明において、
上記階層型位置情報に対応するマップデータを記憶する
記憶手段を備え、上記制御手段は、上記階層型情報に基
づいて上記記憶手段から該当するマップデータを選択
し、当該選択マップデータへ上記アイコンデータを重ね
て表示することを特徴とする。
【0016】第9の発明は、上記第7の発明において、
上記ネットワーク上の他の情報処理装置から、上記階層
型位置情報に対応するマップデータを取得するための通
信手段を備え、上記制御手段は、上記階層型位置情報に
対応するマップデータを上記通信手段により上記他の情
報処理装置から取得し、当該取得マップデータへ上記ア
イコンデータを重ねて表示することを特徴とする。
【0017】第10の発明は、ネットワーク上のデバイ
スをモニタするための情報処理装置であって、任意のジ
ョブが出力されるデバイスを示すアイコンデータ、及び
当該デバイスの位置を階層的に表した階層型位置情報
を、上記デバイスから受信する受信手段と、上記アイコ
ンデータを、上記階層型位置情報に基づいたデバイスの
位置とともに表示する制御を行う制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0018】第11の発明は、ネットワークを介して依
頼されたジョブを処理するデバイスであって、自デバイ
スの位置を階層的に表した階層型位置情報を記憶する第
1の記憶手段と、自デバイスを示すアイコンデータを記
憶する第2の記憶手段と、上記第1の記憶手段へ記憶し
た階層型位置情報、及び上記第2の記憶手段へ記憶した
アイコンデータを上記ネットワークに送出する制御を行
う制御手段とを備えることを特徴とする。
【0019】第12の発明は、上記第11の発明におい
て、自デバイスの状態を判定する判定手段を備え、上記
第2の記憶手段は、上記判定手段により判定されるデバ
イス状態に応じた複数のアイコンデータを記憶し、上記
制御手段は、上記第2の記憶手段に記憶された複数のア
イコンデータの中から、上記判定手段により判定された
デバイス状態に対応したアイコンデータ選択して、当該
アイコンデータ及び上記階層型位置情報を送信すること
を特徴とする。
【0020】第13の発明は、上記第12の発明におい
て、上記制御手段は、上記ネットワーク上の他の装置か
らの要求に応じて、上記アイコンデータ及び上記階層型
位置情報を送信することを特徴とする。
【0021】第14の発明は、上記第12の発明におい
て、上記制御手段は、上記判定手段がデバイスの状態変
化を判定したことに応じて、当該判定されたデバイスの
状態に対応したアイコンデータ及び上記階層型位置情報
を送信することを特徴とする。
【0022】第15の発明は、少なくとも情報処理装置
及びデバイスを含むネットワークシステムにおけるデバ
イスモニタ方法であって、上記デバイスが実行する処理
ステップは、上記デバイスの位置を階層的に表した階層
型位置情報を記憶する第1の記憶ステップと、上記デバ
イスを示すアイコンデータを記憶する第2の記憶ステッ
プと、上記第1の記憶ステップにより記憶した階層型位
置情報、及び第2の記憶ステップにより記憶したアイコ
ンデータを上記情報処理装置に送信するための制御ステ
ップとを含み、上記情報処理装置が実行する処理ステッ
プは、上記デバイスから送信されてきた上記アイコンデ
ータを、上記デバイスから送信されてきた上記階層型位
置情報に基づいたデバイスの位置とともに表示する表示
ステップを含むことを特徴とする。
【0023】第16の発明は、上記第15の発明におい
て、上記情報処理装置が実行する処理ステップは、上記
階層型位置情報に対応するマップデータを記憶する第3
の記憶ステップを含み、上記表示ステップは、上記階層
型位置情報に基づいて上記第3の記憶ステップによる記
憶データから該当するマップデータを選択し、当該選択
マップデータへ上記アイコンデータを重ねて表示するス
テップを含むことを特徴とする。
【0024】第17の発明は、上記第15の発明におい
て、上記情報処理装置が実行する処理ステップは、上記
ネットワーク上の他の情報処理装置から、上記階層型位
置情報に対応するマップデータを取得する通信ステップ
を含み、上記表示ステップは、上記階層型位置情報に対
応するマップデータを上記通信ステップにより上記他の
情報処理装置から取得し、当該取得マップデータへ上記
アイコンデータを重ねて表示するステップを含むことを
特徴とする。
【0025】第18の発明は、上記第15の発明におい
て、上記デバイスが実行する処理ステップは、デバイス
状態を判定する判定ステップを含み、上記第2の記憶ス
テップは、上記判定ステップにより判定されるデバイス
状態に応じた複数のアイコンデータを記憶するステップ
を含み、上記制御ステップは、上記第2の記憶ステップ
により記憶された複数のアイコンデータの中から、上記
判定ステップにより判定されたデバイス状態に対応した
アイコンデータ選択して、当該選択アイコンデータ及び
上記階層型位置情報を上記情報処理装置へ送信するステ
ップを含むことを特徴とする。
【0026】第19の発明は、上記第18の発明におい
て、上記制御ステップは、上記情報処理装置からの要求
に応じて、上記アイコンデータ及び上記階層型位置情報
を送信するステップを含むことを特徴とする。
【0027】第20の発明は、上記第18の発明におい
て、上記制御ステップは、上記判定ステップにてデバイ
ス状態変化を判定したことに応じて、当該判定されたデ
バイス状態に応じたアイコンデータ及び上記階層型位置
情報を上記情報処理装置へ送信するステップを含むこと
を特徴とする。
【0028】第21の発明は、ネットワーク上のデバイ
スをモニタするデバイスモニタ方法であって、上記デバ
イスを示すアイコンデータ、及び上記デバイスの位置を
階層的に表した階層型位置情報を、上記デバイスから受
信する受信ステップと、上記アイコンデータを、上記階
層型位置情報に基づいたデバイスの位置とともに表示す
る制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0029】第22の発明は、上記第21の発明におい
て、上記階層型位置情報に対応するマップデータを記憶
する記憶ステップを含み、上記制御ステップは、上記階
層型情報に基づいて上記記憶ステップによる記憶データ
から該当するマップデータを選択し、当該選択マップデ
ータへ上記アイコンデータを重ねて表示するステップを
含むことを特徴とする。
【0030】第23の発明は、上記第21の発明におい
て、上記ネットワーク上の他の情報処理装置から、上記
階層型位置情報に対応するマップデータを取得する通信
ステップを含み、上記制御ステップは、上記階層型位置
情報に対応するマップデータを上記通信ステップにより
上記他の情報処理装置から取得し、当該取得マップデー
タへ上記アイコンデータを重ねて表示するステップを含
むことを特徴とする。
【0031】第24の発明は、ネットワーク上のデバイ
スをモニタするデバイスモニタ方法であって、任意のジ
ョブが出力されるデバイスを示すアイコンデータ、及び
当該デバイスの位置を階層的に表した階層型位置情報
を、前記デバイスから受信する受信ステップと、上記ア
イコンデータを、上記階層型位置情報に基づいたデバイ
スの位置とともに表示する制御ステップとを含むことを
特徴とする。
【0032】第25の発明は、ネットワークを介して依
頼されたジョブを処理するデバイスの制御方法であっ
て、上記デバイスの位置を階層的に表した階層型位置情
報を記憶する第1の記憶ステップと、上記デバイスを示
すアイコンデータを記憶する第2の記憶ステップと、上
記第1の記憶ステップにより記憶した階層型位置情報、
及び上記第2の記憶ステップにより記憶したアイコンデ
ータを上記ネットワークへ送出する制御ステップとを含
むことを特徴とする。
【0033】第26の発明は、上記第25の発明におい
て、上記デバイスの状態を判定する判定ステップを含
み、上記第2の記憶ステップは、上記判定ステップによ
り判定されるデバイスの状態に応じた複数のアイコンデ
ータを記憶するステップを含み、上記制御ステップは、
上記第2の記憶ステップにより記憶された複数のアイコ
ンデータの中から、上記判定ステップにより判定された
デバイスの状態に応じたアイコンデータ選択して送信す
るステップを含むことを特徴とする。
【0034】第27の発明は、上記第25の発明におい
て、上記制御ステップは、上記ネットワーク上の他の装
置からの要求に応じて、上記アイコンデータ及び上記階
層型位置情報を送信するステップを含むことを特徴とす
る。
【0035】第28の発明は、上記第26の発明におい
て、上記制御ステップは、上記判定ステップによりデバ
イスの状態変化が判定されたことに応じて、当該判定さ
れたデバイスの状態に応じたアイコンデータ及び上記階
層型位置情報を送信するステップを含むことを特徴とす
る。
【0036】第29の発明は、ネットワーク上のデバイ
スをモニタする情報処理装置のコンピュータで実行され
るコンビュータプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、上記プログラムは、上記デバイスを示すアイコンデ
ータ、及び上記デバイスの位置を階層的に表した階層型
位置情報を、上記デバイスから受信する受信ステップ
と、 上記アイコンデータを、上記階層型位置情報に基
づいたデバイスの位置とともに表示するための制御ステ
ップとを含むことを特徴とする。
【0037】第30の発明は、ネットワークを介して依
頼されたジョブを処理するデバイスのコンピュータで実
行されるコンピュータプログラムを格納した記憶媒体で
あって、上記プログラムは、上記デバイスの位置を階層
的に表した階層型位置情報を記憶する第1の記憶ステッ
プと、上記デバイスを示すアイコンデータを記憶する第
2の記憶ステップと、上記第2の記憶ステップにより記
憶した階層型位置情報、及び上記第2の記憶ステップに
より記憶したアイコンデータを上記ネットワークへ送出
する制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0039】<第1の実施の形態>本発明は、例えば、
図1に示すようなネットワークシステム100に適用さ
れる。このネットワークシステム100は、1階フロア
と2階フロアを含むオフィスフロア等で用いられるもの
であり、上記図1に示すように、クライアント側の情報
処理装置としてのパーソナルコンピュータ(PC)11
1,113と、サーバ側の情報処理装置としてのパーソ
ナルコンピュータ(PC)112と、各種デバイス10
1〜105とが、LAN150によって互いに通信可能
に接続された構成としている。
【0040】クライアント側の情報処理装置としてのP
C(クライアント装置、以下、単に「クライアント」と
言う)111,113はそれぞれ、本実施の形態におけ
るネットワークデバイス検索クライアントのプログラム
が実行可能なPCであり、サーバ側の情報処理装置とし
てのPC(以下、サーバ装置、単に「サーバ」と言う)
112に対して、所望の条件を満たすデバイスに関する
問い合わせ情報を発行すると共に、それにより得られた
検索結果を表示するようになされている。また、ここで
は一例として、クライアント111をデスクトップ型の
PCで構成し、クライアント113をノート型のPCで
構成している。
【0041】サーバ112は、本実施の形態におけるネ
ットワークデバイス検索サーバのプログラムが実行可能
なPCであり、本システム100のデバイス101〜1
05や、他のネットワークシステム140の各種デバイ
ス(ネットワークデバイス)に関する情報が格納されて
おり、クライアント111,113からのデバイス検索
の問い合わせを受け付け、その検索結果を返送するよう
になされている。
【0042】上述のようなクライアント111,113
及びサーバ112として用いるPCはそれぞれ同様の構
成としており、例えば、図2に示すような構成により、
ネットワークデバイス検索クライアントソフトウェア、
或いはネットワークデバイス検索サーバソフトウェア
(以下、これらをまとめて「ネットワークデバイス検索
ソフトウェア」とも言う)を稼動するようになされてい
る。
【0043】すなわち、ここでのPC200は、上記図
2に示すように、PC全体の動作制御を司るCPU20
2と、CPU202での動作制御のための各種プログラ
ムやデータ等が格納されるROM203と、CPU20
2の主メモリや作業用エリア等を含むRAM204と、
マウス(MS)214と、マウス(MS)214からの
指示入力を制御するマウスコントローラ(MC)213
と、キーボード(KB)209と、キーボード(KB)
209やポインティングデバイス(図示せず)からの指
示入力を制御するキーボードコントローラ(KBC)2
05と、CRTディスプレイ210と、CRTディスプ
レイ210の表示を制御するCRTコントローラ(CR
TC)206と、各種プログラムやデータ(ブートプロ
グラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユー
一ザファイル、ネットワーク管理プログラム等)を記憶
するためのハードディスクドライブ(HDD)211及
びフロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FDD)
212と、ハードディスクドライブ(HDD)211及
びフロッピーディスクドライブ(FDD)212とのア
クセスを制御するディスクコントローラ(DKC)20
7と、LAN150を介してデバイス101〜105や
他のPC或いは他のネットワークシステム140(上記
図1参照)と双方向にデータをやりとりするためのネッ
トワークインターフェースカード(NIC)208とを
備えており、これらの各構成部は、システムバス201
を介して互いに通信可能なように接続されている。
【0044】したがって、上述のネットワークデバイス
検索ソフトウェアは、ROM203又はハードディスク
ドライブ(HDD)211、或いはフロッピーディスク
ドライブ212のFDに予め格納されており、CPU2
02によって読み出され実行されることで、後述するよ
うな本システム100における動作が実現される。
【0045】一方、デバイス101〜105はそれぞ
れ、カラープリンタやコピー機等から構成される。ここ
では、例えば、デバイス101は、カラープリンタ(カ
ラーLBP)であり、デバイス102は、コピー機能と
プリンタ機能を共に兼ね備えたMFP(Multi F
unction Peripheral)である。ま
た、デバイス103及び104はそれぞれ、モノクロプ
リンタであり、デバイス105は、スキャナである。
【0046】これらのデバイス101〜105の主なる
構成はそれぞれ同様であり、例えば、図3に示すよう
に、デバイス全体の動作制御を司るCPU2302と、
CPU2302での動作制御のための各種プログラムや
データ等が格納されるROM2303と、CPU230
2の主メモリや作業用エリア等を含むRAM2304
と、デバイス機能(プリンタ機能やコピー機能等)のエ
ンジン2309と、エンジン2309の駆動を制御する
エンジンコントローラ(EC)2305と、ユーザから
各種操作指示を受け付けたり種々の情報を表示するパネ
ル(PANEL)2310と、パネル(PANEL)2
310での入出力をコントロールしたりパネル(PAN
EL)2310を管理するパネルコントローラ(PC)
2306と、ハードディスクドライブ(HDD)221
1と、ハー一ドデイスクドライブ(HDD)2211と
のアクセスを制御するディスクコントローラ(DKC)
2307と、不揮発性RAM(NVRAM)2312
と、リN150を介してサーバ112やクライアント1
11,113(上記図1参照)と双方向にデータをやり
とりするためのネットワークインターフェースカート
(NIC)2308とを備えており、これらの各構成部
は、システムバス2301を介して互いに通信可能なよ
うに接続されている。
【0047】尚、上記図3に示したデバイスが、例え
ば、カラーLBP101である場合、エンジン2309
は、プりンタ出力動作等のためのLBPエンジン(LB
P Engine)となり、ハードディスク(HDD)
2211には、必要に応じて印刷データ等が一時的にス
プールされたりすることになる。
【0048】上述のようなネットワークシステム100
において、クライアント111、サーバ112、カラー
プリンタ101、MFP102、及びモノクロプリンタ
103はそれぞれ、2階フロアに設置されており、モノ
クロプリンタ104、スキャナ105、及びクライアン
ト113はそれぞれ、1階フロアに設置されている。
【0049】また、ネットワークシステム100は、フ
ァイアウォール120を介してインターネット130に
接続可能であり、そのインターネット130を介して他
のネットワークシステム140とも接続可能に構成され
ている。
【0050】尚、クライアント113は、ノート型のP
Cとしているため、上記図1では、1階フロアからLA
N150に接続している状態を示しているが、LAN1
50から取リ外されることもあり、また、2階フロアか
らLAN150に接続される場合もある。
【0051】ここで、本実施の形態では、クライアント
111,113が、サーバ112から返送されてくるデ
バイス検索の結果に基づいて、対象デバイスがどの場所
に、どういった属性を持って、現在とのような状態で存
在するかを、ユーザが視覚的に把握できるように、1階
フロアや2階フロア等の対象デバイスの存在位置に対応
したレイアウトビットマップ上に、対象デバイスのビッ
トマップアイコン(以下、単に「アイコン」とも言う)
を表示する。特に、レイアウトビットマップ上に表示し
た対象デバイスのアイコンを、対象デバイスの状態に応
じて変更する。このような構成が本実施の形態での最も
特徴とする構成としている。
【0052】このため、ネットワークシステム100
は、例えば、図4に示すような機能的な構成を有してい
る。上記図4に示す機能的な構成は、上記図2及び図3
にそれぞれ示したCPU202,2302において、ネ
ットワークデバイス検索ソフトウェア等の所定の処理プ
ログラムが実行されることで実現される。
【0053】上記図4に示すように、本実施の形態で
は、クライアント111,113に対応するクライアン
ト装置20と、デバイス101〜105に対応するデバ
イス30と、サーバ112に対応するサーバ装置10と
が、LAN150に対応するネットワーク40上に配置
される。
【0054】クライアント装置20は、例えば、汎用の
コンピュータ等からなり、検索要求モジュール21及び
表示モジュール22を含んでいる。検索要求モジュール
21は、サーバ装置10へ所望のデバイス検索条件を送
信し、その結果を受信する。検索要求モジュール21に
て受信された検索結果を可視表示する。
【0055】サーバ装置10は、ネットワーク40上の
デバイス30の属性情報を管理するデータベース11を
有するディレクトリサーバとしての機能を有する。デー
タベース11には、ネットワーク40上のデバイス30
の識別情報、及びデバイス30が有する各種属性の情報
が登録される。
【0056】また、サーバ装置10は、検索モジュール
12及び属性登録モジュール13を含んでいる。検索モ
ジュール12は、クライアント装置20から受信したデ
バイス検索条件に基づいて、データベース11から条件
に合致するデバイスを検索し、その検索結果をクライア
ント装置20へ送信する。属性登録モジュール13は、
デバイス30等からデバイス属性を受信してデータベー
ス111に登録する。
【0057】デバイス30は、クライアント装置20等
に各種サービスを提供するため機能を有し、例えば、ス
キャナやプリンタ、或いはファクシミリ等である。デバ
イス30は、デバイス属性送信モジュール31を含み、
このデバイス属性送信モジュール31は、デバイス30
自身の属性情報をサーバ装置10へ送信し、データベー
ス11への登録要求を行う。
【0058】尚、上記図4では、説明の簡単のため、本
デバイス検索システムの最小単位の構成を示している。
すなわち、上記図1では、それぞれが1つのクライアン
ト装置20及びデバイス30がネットワーク40へ接続
された構成を図示しているが、これらの接続数に限られ
ることはなく、それぞれが複数のクライアント装置20
及びデバイス30がネットワーク40へ接続された構成
とするようにしてもよい。また、サーバ装置10につい
ても同様に、複数のサーバ装置10をネットワーク40
上へ接続する構成とするようにしてもよい。
【0059】以下、本実施の形態におけるネットワーク
システム100の特徴とする構成及び全体動作につい
て、具体的に説明する。
【0060】[サーバ112で管理する各デバイスのロ
ケーション情報]それぞれのデバイスのロケーション
(Location)情報は、図5に示すような階層的
構造によって、サーバ112にて管理される。
【0061】上記図5では、例えば、デバイス名(N
M)「LBP1110」で示されるカラーLBP101
のロケーション情報は、“301”〜”308”に示す
ように、(C=JP(301)、O=ABC商事(30
2)、BR=東京支店(303)、OP=extend
(304)、BU=AAビル(305)、FL=2F
(306)、BL=2―1(307)、DV=prin
ter(308))として指定される。
【0062】それぞれのエントリC,O,BR,OP,
BU、FL,BL,DV,NM,MAPは、 C :国名を示す(“JP”は日本、“US”はアメリ
カ等) O :組織名を示す(”ABC商事’’、”XYZ物
産”等) BR:支店や支部等を示す(“東京支店”、“大阪支
店”等) OP:オプション情報があることを示す(“exten
d”拡張) BU:建物の名前を示す(“AAビル”、“BBビル”
等) FL:フロアの階数を示す(“1F”、“2F”等) BL:フロアのブロックを示す(“1−1”、“2−
1”等) DV:デバイスを示す(“Printer”、“MF
P”等) UM:デバイス名を示す(“LBP1110”、“LB
P3310”等) MAP:デバイスの後述するMAP上での座標を示す
(“10X+10Y”等) であり、それぞれのエントリの属性は、それぞれ決まっ
た範囲(値)の属性値を有するようになされている。
【0063】尚、オプション情報の他の階層に設定して
もよいし、オプション情報の階層を設定しないデータ構
造であってもよい。
【0064】本実施の形態では、上述のようなロケーシ
ョン情報の階層的構造によって、ネットワーク上のデバ
イス(検索対象となる本システム100のデバイス10
1〜105や他のネットワークシステム140のデバイ
ス)のロケーション情報を管理することで、デバイスの
位置を特定し、ユーザが所望するデバイスを当該ユーザ
に分かりやすくアイコン表示し、さらに、そのアイコン
表示をデバイスの状態に応じて変化させる。
【0065】サーバ112が、上記図5に示したロケー
ション情報の階層的構造(以下、「階層型ロケーション
情報」とも言う)に従って各デバイスのロケーション情
報を管理するために、上述したように、それぞれのデバ
イスが電源ONされると、サーバ112に対して各デバ
イスのデバイス情報が与えられる。このときのデバイス
情報は、例えば、図6に示すようなデータフォーマット
としている。
【0066】すなわち、それぞれのデバイスは、上記図
6に示すデータフォーマットに従った自デバイスのデバ
イス情報をサーバ112へ登録する。上記図6に示すよ
うに、ここでのデバイス情報は、上記図5に示した階層
型ロケーション情報に従った自デバイスの位置を示すた
めのロケーション情報902〜911と、自デバイスの
属性を示すための属性情報913,914とを含んでい
る。また、ロケーション情報902〜911の先頭には
ロケーション情報TAG901が付加されており、属性
情報913,914の先頭にはデバイス層性情報TAG
912が付加されている。これにより、このデバイス情
報の受信側(サーバ112)で、当該デバイス情報に含
まれる各種情報を識別できるようになされている。
【0067】上記図6のデバイス情報は、その一例とし
ての、本システム100のカラーLBP101が保持し
ているデバイス情報であり、このデバイス情報では、カ
ラーLBP101は、 デバイス名NM=LBP1110 レイアウトビットマップ上での座標MAP=10X+1
0Y デバイスDV=printer(プリンタ) であり、上記図5に示した階層型ロケーション情報に従
って、 設置されているフロアのブロックBL=2―1 上記フロアの階数FL=2F 上記フロアの建物の名前BU=AAビル オプション情報の有無OP=extend有り 支店名BR=東京支店組織名O=ABC商事 国名C:JP(日本) で示される場所に存在することを示すロケーション情報
902〜911が設定されている。
【0068】また、属性情報913,914としては、
カラー入出力が可能であるか否かを示すためのcolo
r属性913と、ネットワークアドレスを示すIPアド
レス914とが設定されており、ここでは、color
属性913が“TR∪E”(“デバイス(カラーLB
P)101はカラー入出力が可能”)が設定されてい
る。
【0069】したがって、上記図6のデバイス情報が、
それぞれのデバイスからサーバ112へと与えられる
と、サーバ112は、図7に示すようなデータベースに
よって、各デバイスのデバイス情報を管理する。上記図
7では、各列が、登録されている各デバイスに関する1
件のデータ、すなわち、タプル(tuple)に相当
し、各行が、各タプル毎の属性(attribute)
に相当する。
【0070】上記図7に示すデータベースでは、その一
例として、デバイス101〜105に属性情報902〜
914が対応付けられて記憶されている。尚、上記図7
で示す以外の属性情報、例えば、ステープル機能の有無
を示す属性や、両面印刷機能の有無を示す属性等、デバ
イスが一般に備えている属性を備えるようにしてもよ
い。
【0071】したがって、サーバ112は、クライアン
ト111,113からのデバイス検索要求に基づいたデ
バイス(ユーザから入力された検索条件に合致したデバ
イス)を、上記図7に示したデータベースから検索す
る。この検索により得られたデバイス情報(検索結果)
が、上記デバイス検索要求元のクライアントヘと返送さ
れる。
【0072】[デバイスが保持するアイコン情報]それ
ぞれのデバイス101〜105は、自デバイスで発生し
うる様々なイベントに対応するアイコン情報を、記憶部
に保持している。
【0073】例えば、カラーLBP101は、図8に示
すような、稼働中状態(ready)であることを示す
ためのアイコン情報、紙切れ状態(nopaper)で
あることを示すためのアイコン情報、及びジャム発生状
態(paperjammed)であることを示すための
アイコン情報を保持している。また、MFP102は、
図9に示すような、稼働中状態(ready)であるこ
とを示すためのアイコン情報、紙切れ状態(nopap
er)であることを示すためのアイコン情報、及びジャ
ム発生状態(paperjammed)であることを示
すためのアイコン情報を保持している。その他の各デバ
イスにおいても、自デバイスの状態を示すための各種ア
イコン情報を保持している。
【0074】そして、それぞれのデバイス101〜10
5は、クライアント111,113からの要求に応じ
て、現在のデバイス状態を表すアイコン情報を記憶部か
ら読み出して、当該要求元のクライアントに送信する。
【0075】尚、デバイス101〜105が保持するア
イコン情報としては、上記図8や図9に示したようなア
イコン情報1こ限られることはなく、例えば、デバイス
が使用中であることを示すアイコンや、デバイスに設け
られたハードディスク等における読込/書込エラー発生
を示すアイコン、また、デバイスがFAXである場合に
は、送信中/受信中であることを示すアイコンを設けた
リするようにしてもよい。さらに、認証エラー発生を示
すアイコンを設けるようにすれば、これがクライアント
側でMAP上に表示出力されることで、当該クライアン
ト側でデバイスでの認証エラー発生を印に認識すること
ができるようになるため、不正侵入等を遠隔地から監視
すること等が可能となる。
【0076】[クライアント111,113での検索条
件入力燥作]図10は、クライアント111,113に
てユーザが所望するデバイスを検索するための条件を入
力するための画面(検索条件入力画面)を示したもので
ある。この画面は、例えば、CRT210に表示され、
マウス214やキーボード209によって(上記図2参
照)、様々な検索条件が入力できるようになされてい
る。
【0077】上記図101こおいて、“1001a”、
“1001b”、“1001c”によって示す入力部分
は、検索対象デバイスのエントリを入力する部分であ
る。ここでは、直接エントリを入力も可能であるが、入
力部分の右端部(黒三角印部分)を操作することで、プ
ルダウンメニューが表示され、そのメニューの中から所
望するエントリを選択することも可能である。
【0078】“1002a”、“1002b”、“10
02c”によって示す入力部分は、それぞれの入力部分
1001a,1001b,1001cに入力したエント
リに対応する属性情報を入力する部分である。これらの
入力部分1002a,1002b,1002cについて
も、入力部分1001a,1001b,1001cと同
様に、直接入力、及びプルダウンメニューからの入力の
何れも可能である。例えば、入力部分1001aにて入
力したエントリが“デバイス”である場合、入力部分1
002aの右端部を操作すれば、デバイス属性情報とし
てのプリンタ(printer)、MFP(MFP)、
及びスキャナ(SCamer)のプルダウンメニューが
表示される。したがって、このプルダウンメニューの中
から所望する属性情報を選択すれば、その選択属性情報
が入力部分1002aに設定されることになる。
【0079】“1003a”及び“1003b”によっ
て示す部分は、入力部分1001a〜1001c,10
02a〜1002cへ入力した各情報を、“AND(か
つ)”で関係させることを指定する部分であり、“10
04a”及び“1004b”で示す部分は、それぞれの
入力部分1001a〜1001c,1002a〜100
2cへ入力した各情報を、”OR(または)”で関係さ
せることを指定する部分である。
【0080】“1005”で示す部分は、検索開始ボタ
ンである。この検索開始ボタン1005を操作すること
で、入力部分1001a〜100c,1002a〜10
02cへの入力、及び指定部分1003a,1003
b,1004a,1004bによる指定に基づいた、サ
ーバ112でのデバイス検索が開始されることになる。
【0081】図11は、上記図10に示した検索条件入
力画面での入力例を示したものである。上記図11で
は、“検索対象デバイスがプリンタ”、かつ、“カラー
出力が可能なプリンタ”が、検索条件として入力されて
いる。
【0082】尚、検索条件としては、例えば、“設置フ
ロアが2階であるプリンタ”(上記図11の入力部分1
001c及び1002c参照)等というような、設置場
所の条件や、その他の様々な条件をさらに加えることも
可能である。ここでは、説明の簡単のため、“検索対象
デバイスがプリンタ”かつ“カラー出力が可能なプリン
タ”を入力された検索条件として説明する。
【0083】そこで、例えば、クライアント111にお
いて、上記図11に示したように、“検索対象デバイス
がプリンタ”且つ“カラー出力が可能なプリンタ”の検
索条件が入力され、この入力状態で検索開始ボタン10
05が押下された場合、上記検索条件を、図12に示す
ような検索条件式として取得する。上記図12に示すよ
うに、ここでの検索条件式としては、上記図11に示し
た検索条件に対応して、検索対象デバイス(DV)がプ
リンタ(phnter)でカラー出力(color)が
可能(TRUE)である条件を示している。
【0084】検索開始ボタンl005が押下されるたこ
とに応答して上記入力画面で入力された検索条件が検索
要求としてサーバ112へ送信される。上記図11に示
した検索条件の入力例によれば、上記図12に示す検索
条件がサーバ112に発行される。
【0085】上記図12に示す検索条件を受信したサー
バ112では、当該検索条件式に合致するデバイスを、
上記図7に示したデータベース900から検索する。例
えば、サーバ112は、データベース900にて示され
るデバイス101〜105の中から、カラー出力可能な
プリンタであるデバイスを検索する。ここでは、デバイ
ス101(カラーLBP)のみがこれに該当することに
なる。したがって、サーバ112は、検索結果としての
図13に示すようなカラーL8P101のデバイス情報
(ロケーション情報、属性情報、及ぴアイコン情報)
を、上記検索条件の送信元のクライアントへと返送す
る。
【0086】尚、クライアントからの検索条件式に合致
するデバイスが複数検索された場合には、上記図13に
示す検索結果は複数のデバイス情報で構成される。
【0087】[クライアント111,113での検索結
果表示]
【0088】まず、クライアント111,113はそれ
ぞれ、記憶部に上記図5に示したロケーション情報の階
層的構造により示されるデバイスが設置されるであろう
様々な場所のMAP情報(レイアウトビットマップ情
報)を保持している。
【0089】図14〜図18は、クライアントが保持し
ているMAP情報の一例として、(C=JP(日本)、
O=ABC商事、BR=東京支店、BU=AAビル)に
おける1階フロア及び2階フロアのMAP情報を示した
ものである。ここでのMAP情報は、各フロア内の実際
の机の並びやパーティションの様子が予めビットマップ
として設定されている。
【0090】上記図14は、1階フロアの1ブロックの
MAP情報MP1―1であり、上記図15は、1階フロ
アの2ブロックのMAP情報MP1―2であり、上記図
16は、2階フロアの1ブロックのMAP情報MP2―
1であり、上記図17は、2階フロアの2ブロックのM
AP情報MP2―2である。
【0091】上記図18については、例えば、サーバ1
12からの検索結果に含まれるロケーション情報に対応
するMAP情報を記憶部に保持していない場合(属性値
を持たない場合)や、サーバ112で検索されたデバイ
スのデバイス情報中にロケーション情報が無い場合(デ
バイスがロケーション情報を保持していない場合)、或
いはサーバ112にて該当するデバイスが検索されなか
った場合等に用いるMAP(unknownMAP)情
報UMPである。
【0092】上記図18に示すMAP情報UMPでは、
“1901”の部分には、MAP情報がないことを示す
メッセージが表示され、“1902”の部分には、サー
バ112にて検索できたがロケーション情報を持たない
デバイス、或いは検索できなかった検索対象デバイスの
アイコンが表示される。
【0093】上記図14〜上記図18に示したようなM
AP情報は、図19に示すように各ブロック(BL)と
の対応がMAP対応テーブルとして管理されている。上
記図19に示す例では、1階フロア及び2階フロアの各
ブロック1―1〜2−2、及びその他に対応してMAP
情報が管理されている。
【0094】したがって、上記図19の“1401”に
示すようなロケーション情報が指定されると、そのフロ
ア(FL)階層及びブロック(BL)階層の情報と、上
記図19のMAP対応テーブルに基づいてMAP情報を
選択し、それをCRT210にて表示する。
【0095】このとき、CRT210に表示するMAP
上において、サーバ112からの検索結果のロケーショ
ン情報(MAP上の座標情報(“10X+10Y”))
により示される位置に、受信されたアイコン情報を重ね
て表示する。これにより、所望するデバイスが、どのフ
ロアのどのブロックのどの位置にあるかを視覚的に示す
ことができる。
【0096】図20〜図23は、上述したようなCRT
210での画面表示の一例を示したものである。これら
の図20〜図23に示すように、所望するデバイス、或
いはサーバや他のクライアントが、どのフロアのどのブ
ロックのどの位置に設置されているかが、CRT210
の表示画面上で一目で確実に把握することができる。
【0097】[クライアント111,113での検索結
果表示]クライアント111は、デバイスに対して定期
的にデバイス状態取得要求を発行することで、デバイス
から状態情報を取得し、それをMAP上のアイコン表示
に反映させる。デバイスは、クライアント111からの
上記デバイス状態取得要求の応答として、通知すべき状
態に対応したアイコン情報をクライアント111に送信
する。クライアント111は、デバイスから受信したア
イコン情報をMAP上に重ねて表示することにより、デ
バイスの状態がユーザにわかりやすく通知される。
【0098】具体的には例えば、クライアント111に
おいて、サーバ112から検索結果が送られてくると、
その検索結果により示されるデバイス、例えば、カラー
LBP101に対して、デバイス状態取得要求を定期的
に送信する。カラーLBP101は、クライアント11
1からのデバイス状態取得要求の受信に応答して、自身
の現在状態を認識し、当該現在状態に対応するアイコン
情報を取得し、当該取得アイコン情報をクライアント1
11へ送信する。
【0099】ここでは、カラーLBP101がクライア
ント111へ送信するデバイス状態取得要求の応答(応
答パケット)を、例えば、図24に示すようなフォーマ
ットに従ったものとしている。上記図24に示すよう
に、デバイス状態取得要求の応答パケットは、本パケッ
トの内容がデバイス状態取得要求の応答であることを示
すフィールド3201と、以降に続く情報が現在のデバ
イス状態を表すアイコン情報であることを示すタグフィ
ールド3201と、現在のデバイス状態を表すアイコン
情報が格納されているフィールド3203とを含んでい
る。
【0100】クライアント111において、上記図24
に示したような応答パケットを受信すると、当該応答パ
ケットに含まれるアイコン情報を、上述したようにして
MAP上の所定位置へ重ねて表示する。上記アイコン情
報の表示は、応答パケットの受信の度に実行されるた
め、この結果、MAP上には、現在のカラーLBP10
1の状態に応じて対応するアイコン情報が表示されるこ
とになる。尚、アイコン情報の表示は、定期的に受信さ
れるアイコン情報に変化があった場合にのみ実行される
ものであってもよい。
【0101】これにより、例えば、カラーLBP101
が稼働状態からジャム発生状態となると、これに対応し
て、クライアント111でのMAP上のアイコン情報
も、稼働状態を示すアイコン情報からジャム発生状態を
示すアイコン情報に変更されて表示されることになる
る。したがって、デバイスが、どのフロアのどのブロッ
クのどの位置にあるかだけでなく、現在状態をも常に明
示的に示すことができる。
【0102】図25は、上述のようにしてMAP上にデ
バイスの状態に応じたアイコンを重ねて表示する際、そ
のアイコンのMAP上での配置を示したものである。上
記図25では、サーバ112での検索の結果、2階フロ
アのブロック2―1に設置されているカラーLBP10
1が検索され、そのロケーション情報に含まれるMAP
上での座標MAPが、“10X+10Y”であり、さら
に、カラーLBP101で紙切れが発生した場合を示し
ている。したがって、上記図25に示すように、紙切れ
状態を表すアイコンが、上記図16に示したようなMA
P情報MP2−1(2階フロアのブロック2―1のMA
P情報)上に、その座標10X+10Yに配置されて重
ねて表示されることになる。この結果、CRT210の
表示画面は、図26に示すような画面状態となる。
【0103】上述のことにより、例えば、上記図22の
画面が表示された場合には、カラーLBP101が2F
フロアのブロック2―1の入り口に近いテーブル付近に
設置されていることが分かり、上記図26の画面が表示
された場合には、カラーLBP101が2Fフロアのブ
ロック2―1の入り口に近いテーブル付近に設置されて
いるが、このカラーLBP101は紙切れのため使用不
可であることが分かる。また、上記図22の画面上のカ
ラーLBP101のアイコンが、上記図26の画面上の
アイコンに変化した場合には、カラーLBP101で紙
切れが発生したことを即に知ることができる。
【0104】[サーバ112、クライアント111,1
13、及びそれぞれのデバイスでの処理の流れ]図27
〜図34は、サーバ112、クライアント111,11
3、及びそれぞれのデバイス101〜105での上述し
たような各動作をフローチャートによって示したもので
ある。
【0105】尚、上記図27〜図34のフローチャート
は、サーバ112、クライアント111,113、及び
それぞれのデバイス101〜105において実行される
処理プログラムに対応している。すなわち、上記図27
〜図34のフローチャートに従った処理プログラムが、
サーバ112、クライアント111,113、及びそれ
ぞれのデバイス101〜105のCPU(201,23
02)によって実行されることで、上記図4に示した機
能による以下に説明するような動作が実現される。
【0106】(1)デバイスのロケーション情報の登録
動作:図27参照 ここでは説明の簡単のために、各種デバイスのうちのカ
ラーLBP101に着目して、そのロケーション情報の
登録動作について説明する。
【0107】カラーLBP101は、ロケーション情報
及び属性情報を含むデバイス情報を、不揮発性RAM2
312に保持している。CPU2302は、電源が投入
されると、サーバ112との接続を行う(ステップS3
001)。
【0108】CPU2302は、サーバ112との接続
が確立すると、不揮発性RAM2312に保持されてい
るデバイス情報を読み出して、それを、上記図6に示し
たようなフォーマットに従って、サーバ112へ登録す
る(ステップS3002)。
【0109】サーバ112への上記登録終了後、CPU
2302は、サーバ112との接続を解放する(ステッ
プS3003)。
【0110】上述のようにして、カラーLBP101を
含むそれぞれのデバイスは、電源投入後、自デバイスの
デバイス情報の登録をサーバ112に対して行う。
【0111】(2)サーバ112の全体動作:図28参
照 サーバ112において実行される処理プログラムは、イ
ベント駆動型のプログラムで構成されており、あるイベ
ントが発生すると、そのイベントを解析して、対応する
処理を実行するようになされている。尚、ここでは説明
の簡単のため、サーバ1112で実行される種々の処理
のうち、主に、デバイス検索処理及びデバイス情報登録
処理に着目して説明する。
【0112】サーバ112において、CPU202は、
電源が投入されると、受信ポートをオープンし(ステッ
プS2401)、イベントを取得する(ステップS24
02)。そして、CPU202は、ステップS2402
にて取得したイベントが終了コマンドであるか否かを判
別する(ステップS2403)。
【0113】ステップS2403での判別の結果、取得
イベントが終了コマンドの場合、CPU202は、ステ
ップS2401でオープンした。受信ポートをクローズ
して(S2404)、本処理を終了する。
【0114】ステップS2403での判別の結果、取得
イベントが終了コマンドでない場合、CPU202は、
取得イベントが、クライアントからのデバイス検索要求
(問合要求)であるか否かを判別する(ステップS24
05)。
【0115】ステップS2403の判別の結果、取得イ
ベントがデバイス検索要求である場合、CPU202
は、デバイス検索処理を実行する(ステップS240
6)。その後、ステップS2402へと戻り、以降の処
理ステップを繰り返し実行する。尚、ステップS240
6の処理についての詳細は後述する。
【0116】ステップS2403の判別の結果、取得イ
ベントがデバイス検索要求でない場合、CPU202
は、デバイスからのデバイス情報の登録要求であると見
なし、そのためのデバイス情報登録処理を実行する(ス
テップS2407)。すなわち、それぞれのデバイスか
らのデバイス情報を、上記図7に示したようなデータベ
ースヘの登録する。このデータベースのテーブル情報
は、ハードディスク(HDD)211に格納される。
【0117】(2―1)デバイス検索処理(ステップS
2406):図29参照 本処理は、上記図7に登録されているデバイス情報に対
して、クライアント(ここでは、クライアント111と
する)からのデバイス検索要求に含まれる全ての検索条
件に対する処理が終了するまで繰り返し実行される。
【0118】サーバ112において、先ず、CPU20
2は、クライアント111からのデバイス検索要求(受
信パケット)内の全ての倹素条件に対して、デバイス検
索部413によるステップS2503からの処理を実行
し終えたか否かを判別する(ステップS2501)。
【0119】スナッブS2501の判別の結果、全ての
検索条件に対する処理を終了した場合、CPU202
は、検索されたデバイスに対応するデバイス情報(ロケ
ーション情報、属性情報)を検察結果として、デバイス
検索要求の発行元であるクライアント111へ返送する
(ステップS2502)。本ステップS2502の処理
終了後、本処理終了となる。
【0120】一方、ステップS2501の判別の結果、
全ての検索条件に対する処理を未だ終了していない場
合、CPU202は、デバイス検索要求に含まれる検索
条件を順に取リ出す(ステップS2503)。
【0121】そして、CPU202は、ステップS25
03で取り出した検索条件に合致するデバイス情報を取
得するために、上記図7に登録されている全てのデバイ
ス情報に対して検索を行ったか否かを判別する(ステッ
プS2504)。
【0122】ステップS2504の判別の結果、全ての
テバイス情報に対する検索が終えた場合、これを認識し
たCPU202は、次の検索条件に対する処理を実行す
るために、ステップS2501へと戻り、以降の処理ス
テップを繰り返し実行する。
【0123】ステップS2504の判別の結果、全ての
デバイス情報に対する検索が未だ終えていない場合、C
PU202は、全てのデバイス情報を順に検索するため
のカウンタnによリ示されるデバイス情報を、上記図7
に登録されているデバイス情報から取得する(ステップ
S2505)。
【0124】CPU202は、ステップS2505にて
取得したデバイス情報が、対象検索条件と合致するか否
かを判別する(ステップS2506)。
【0125】ステップS2506の判別の結果、対象デ
バイス情報と対象検索条件が合致しない場合、CPU2
02は、カウンタnをカウントアップした後、次のデバ
イス情報に対する処理を実行するために、ステップS2
504へと戻り、以降の処理ステップを繰リ返し実行す
る。
【0126】ステップS2506の判別の結果、対象デ
バイス情報と対象検索条件が合致した場合、CPU20
2は、そのデバイス情報をデータベースから取得して
(ステップS2507)、ステップS2502にてクラ
イアント111へ送信する検索結果に追加する(ステッ
プS2508)。その後、CPU202は、カウンタn
をカウントアップした後、次のデバイス情報に対する処
理を実行するために、ステップS2504へと戻り、以
降の処理ステップを繰り返し実行する。
【0127】尚、ステップS2508では、個々の検索
条件を満たすデバイス情報が検索結果として得られるこ
とになるが、例えば、個々の検索条件が“AND”で結
ばれていた場合、ステップS2502において、ステッ
プS2508にて得られたデバイス情報のうち、全ての
検索条件を溝足するデバイス情報のみを、最終的にクラ
イアント111へ送信するようにする。
【0128】(3)クライアント111,113の全体
動作:図30参照 クライアント111,113において実行される処理プ
ログラムは、イベント駆動型のプログラムで構成されて
おり、あるイベントが発生すると、そのイベントを解析
して、対応する処理を実行するようになされている。ま
た、クライアント111,113はそれぞれ、必要に応
じて状態取得プロセス(プログラム)を起動する。この
状態取得プロセスは、サーバ112から返送されてくる
デバイス検索結果、発見されたデバイスに対して現在の
デバイス状態を定期的に問い合わせ(デバイス状態取得
要求)、その応答として送信されてくるデバイス状態情
報に従って(ポーリング通知方式)、レイアウトビット
マップ上の適切な位置にデバイス状態を表すアイコンを
表示するためのプロセスである。尚、ここでは説明の簡
単のため、クライアント111に着目して、その動作に
ついて説明する。
【0129】クライアント111において、CPU20
2は、イベントの取得を行う(ステップS2601)。
そして、CPU202は、ステップS2601で取得し
たイベントが終了コマンドであるか否かを判別する(ス
テップS2602)。
【0130】ステップS2602の判別の結果、取得イ
ベントが終了コマンドである場合、CPU202は、本
処理を終了する。
【0131】ステップS2602の判別の結果、取得イ
ベントが終了コマンドでない場合、CPU202は、取
得コマンドがユーザからのデバイス検索コマンドである
か否かを判別する(ステップS2603)。このときの
デバイス検索コマンドは、上記図10に図示したような
検索条件入力画面より、ユーザから検索条件が入力さ
れ、検索開始ボタン1005が操作(クリック)される
ことによって発生する。
【0132】ステップS2603の判別の結果、取得イ
ベントがデバイス検索コマンドである場合、CPU20
2は、サーバ112に対してデバイス検索要求を発行す
るための処理等を含むデバイス検索要求発行処理を実行
する(ステップS2604)。その後、CPU202
は、ステップS2061へと戻り、以降の処理ステップ
を繰り返し実行する。尚、ステップS2604の処理に
ついての詳細は後述する。
【0133】ステップS2603の判別の結果、取得イ
ベントがデバイス検索コマンドでない場合、CPU20
2は、取得イベントがサーバ112からの検索結果(ス
テップS2604での上記デバイス検索要求に対する結
果:上記図13参照)であるか否かを判別する(ステッ
プS2605)。
【0134】ステップS2605の判別の結果、取得イ
ベントが検索結果である場合、CPU202は、検索結
果をCRT210へ表示するための処理や、デバイス状
態を取得するための処理、CRT210に表示されてい
るMAP上のアイコンを変更するための処理等を含む検
索結果処理を実行する(ステップS2606)。その
後、CPU202は、ステップS2061へと戻り、以
降の処理ステップを繰り返し実行する。尚、ステップS
2606の処理についての詳細は後述する。
【0135】ステップS2605の判別の結果、取得イ
ベントが検索結果でない場合、すなわち取得イベントが
終了コマンド、デバイス検索コマンド、及びデバイス検
索結果の何れでもない場合、CPU202は、このとき
の取得イベントに対応した処理を実行する(ステップS
2607)。その後、CPU202は、ステップS20
61へと戻り、以降の処理ステップを繰り返し実行す
る。
【0136】(3―1)デバイス検索要求発行処理(ス
テップS2604):図31参照
【0137】先ず、上記図10に図示したような検索条
件入力画面よりユーザから入力された検索条件を取得す
る(ステップS2701)。そして、ステップS270
1で取得された検索条件を、上記図12に示したような
検索条件式の形式へ変換し、さらに、当該検索条件式を
含む検索要求パケットを生成し、それをデバイス検索要
求としてサーバ112に対して発行する(ステップS2
702)。
【0138】尚、スナッブS2702において取得され
た検索条件式をハードディスク211に保存し、この検
索条件式を次回の検索時に用いるようにすれば、ユーザ
からの検索条件の再入力を省くことが可能となる。
【0139】(3−2)検索結果処理(ステップS26
06):図32参照
【0140】先ず、サーバ112からの検索結果によ
り、1つ以上のデバイスが発見されたか否かを判別する
(ステップS2801)。
【0141】ステップS2801の判別の結果、デバイ
スが発見されなかった場合、そのことを示すためのメッ
セージ等をCRT210上に表示する(ステップS28
04)。その後、本処理終了となる。
【0142】ステップS2801の判別の結果、デバイ
スが発見された場合、上記検索結果をハードディスク
(HDD)211へ保時する(ステップS2802)。
これにより、例えば、上記図13に示したような検索結
果がハードディスク(HDD)211へ保存されるこ1
となる。その後、ハードディスク(HDD)211へ保
存された検索結果のそれぞれに対して、次に説明するよ
うな状態取得プロセスを実行する(ステップS280
3)。その後、本処理終了となる。
【0143】(3―2―1)状態取得プロセス(ステッ
プS2803):図33参照 本プロセスは、ある一定間隔でデバイスの状態を取得
し、MAP上にデバイス状態に応じたアイコンを表示す
るためのプログラムである。
【0144】本プロセスが実行されると、先ず、CPU
202は、ステップS2802(上記図32参照)によ
りハードディスク(HDD)211に保持された全ての
検索結果に対して、ステップS2902からの処理が実
行されたか否かを判別する(ステップS2901)。
【0145】ステップS2901での判別の結果、全て
の検索結果に対する処理が実行し終えている場合、CP
U202は、ある一定間隔でデバイス状態を取得するた
めに、ポーリングタイマ(内部タイマ等)を起動する
(ステップS2913)。その後、上記ポーリングタイ
マのタイムアウトイベント待ち状態となる(ステップS
2914)。この状態において、上記ポーリングタイマ
のタイムアウトイベントが発生すると、ステップS29
01へと戻り、以降の処理スナッブが再び実行されるこ
とになる。
【0146】ステップS2901での判別の結果、全て
の検索結果に対する処理が実行し終えていない場合、次
の2902からの処理が実行される。
【0147】すなわち、先ず、ハードディスク(HD
D)211内の未処理の検索結果から1つのデバイスに
対応するデバイス情報を取得する(ステップS290
2)。
【0148】次に、ステップS2901にて取得したデ
バイス情報の1Pアドレスを宛先として、デバイス状態
取得要求を送信する(ステップS2903)。例えば、
上記図13に示したようなデバイス情報に対する処理で
ある場合、そのIPアドレスは「192.1.2.1」
であるため、このアドレス宛に上記デバイス状態取得要
求パケットが送信されることになる。その後、上記デバ
イス状態取得要求パケットの送信先に対応したデバイス
からの、上記図24に示したような上記デバイス状態取
得要求パケットの応答待ち状態となる。
【0149】上記デバイス状態取得要求の送信先のデバ
イス(ステップS2902にて取得されたデバイス情報
に対応するデバイス)からの応答パケットを受信すると
(ステップS21904)、その応答パケットに含まれ
るアイコン情報(上記図24参照)を取得する(ステッ
プS2905)。
【0150】そして、ステップS2902にて取得され
た、デバイス情報の”BL”によって示される情報(上
記図13参照)に対応したMAP情報が、上記図19に
示したMAP対応テーブルによって保持されているか否
かを判別する(ステップS2906)。具体的には例え
ば、上記図19の“1402”及び“1403”に示し
たようなMAP対応テーブルを参照し、同図の“140
1”に示したようなC,O,BR,OP,BU、BL情
報に対応したMAP情報が存在するか否かを判別するこ
とで、MAP表示可能であるか否かを判別する。尚、こ
こでは、上記デバイス情報中のロケーション情報が、上
記図19の“1401”に示した各情報を含む場合に、
MAP表示可能と判別される。
【0151】ステップS2906の判別の結果、MAP
表示可能である場合、そのMAPを現在CRT210に
表示している状態であるか否かを判別する(ステップS
2907)。
【0152】ステップS2907の判別の結果、CRT
210にMAPを表示中である場合、そのMAP上にス
テップS2905にて取得したアイコンを、上記デバイ
ス情報の座標情報MAPにより示される位置に重ねて表
示する(ステップS2909)。これにより、例えば、
上記図13に示したようなデバイス情報に対する処理で
ある場合、BL情報は「2―1」であるため、MAPと
しては上記図16に示したようなMAP情報MP2―1
が表示され、そのMAP上に、座標情報MAP(=10
X+10Y)により示される位置に、対象デバイス情報
のデバイスの現在状態を表すアイコンが表示されること
になる。すなわち、対象デバイス情報のデバイスがカラ
ーLBP101であり、現在カラー一LBP101が紙
切れ発生状態であれば、CRT210では、上記図26
に示したような、カラーLBP101が紙切れ発生状態
であることを表すアイコンの画面が表示された状態とな
る。その後、次の検索結果に対する処理を実行するため
に、ステップS2901へと戻り、以降の処理ステップ
を繰り返し実行する。
【0153】ステップS2907の判別の結果、CRT
210に該当するMAPを表示中でない場合、そのMA
PをCRT210に表示する(ステップS2908)。
その後、上述のステップS2909へと進み、アイコン
を上記MAP上へ重ねて表示するための処理を実行す
る。
【0154】ステップS2906の判別の結果、MAP
表示可能でない場合、上記図18に示したようなunk
nownMAP情報を、現在CRT210に表示してい
る状態であるか否かを判別する(ステップS291
0)。
【0155】ステップS2910の判別の結果、CRT
210にunknownMAPを表示中である場合、そ
のunknownMAP上0)デバイス欄(上記図16
の“2902”で示す部分)に、ステップS2905に
て取得したアイコンを表示する(ステップS291
2)。この結果、unknownMAP上のデバイス欄
には、ロケーション情報が未だ登録されていないデバイ
スのアイコン等が表示されることになる。その後、次の
検索結果に対する処理を実行するために、ステップS2
901へと戻り、以降の処理ステップを繰り返し実行す
る。
【0156】ステップS2910の判別の結果、CRT
210にunknownMAPを表示中でない場合、そ
のunknownMAPをCRT210に表示する(ス
テップS2911)。その後、上述のステップS291
2へと進み、アイコンを上記MAPのアイコン欄へ表示
するための処理を実行する。
【0157】(4)デバイスのデバイス状態取得要求に
対する応答動作:図34参照 ここでは説明の簡単のために、各種デバイスのうちのカ
ラーLBP101に着目して、そのデバイス状態取得要
求に対する応答動作(デバイス状態応答動作)について
説明する。
【0158】カラーLBP101において、先ず、CP
U2302は、自デバイスに電源が投入されると、クラ
イアント111,113からのデバイス状態取得要求を
受信するために、受信ポートをオープンし、受信可能状
態とする(ステップS3101)。
【0159】ステップS3101での処理により、ある
クライアント(ここでは、クライアント111とする)
からのデバイス状態取得要求を受信すると(ステップS
3102)、自デバイス(カラーLBP101)の状態
を調査し、クライアント111へ通知すべきアイコン情
報を決定する(ステップS3103)。例えば、カラー
LBP101にて紙切れが発生している場合には、記憶
部に保持されている各種アイコン情報のうち、「紙切
れ」を表すアイコン情報を、クライアント111へ通知
すべきアイコン情報として決定する。
【0160】そして、ステップS3103にて決定した
アイコン情報により、上記図24に示したようなフォー
マットに従って、クライアント111からのデバイス状
態取得要求に対する応答パケットを生成し(ステップS
3104)、それをクライアント111に対して送信す
る(ステップS3105)。その後、ステップS310
2へと戻り、クライアントからのデバイス状態取得要求
の受信待ち状態となる。
【0161】上述のように、本実施の形態では、クライ
アント111,113において、ユーザから指定された
検索条件に一致したデバイスの位置情報を取得し、その
デバイスのアイコンをMAP上に表示することによっ
て、どのデバイスが、どの位置にあるかをユーザに容易
に理解させることができる。特に、本実施の形態では、
MAP上のアイコンに対応するデバイスとのポーリング
方式による通信によって取得した該デバイスの状態(稼
働中、紙切れ、紙詰まり、トナーなし、ドアオープン等
の状態)に応じて、MAP上のアイコンを変更するよう
にしたので、ユーザーは視覚的に且つ容易にデバイスの
状態を知ることができるようになる。これにより、ユー
ザーは、使用可能なデバイスを効率的に選択し使用する
ことができる。
【0162】また、本実施の形態では、クライアント1
11,113において、デバイスの状態を表すアイコン
情報(デバイスビットマップアイコン情報)を、デバイ
ス状態取得要求時(その応答受信時)にデバイスから直
接取得するように構成したので、デバイスの様々な状態
を表すアイコン燗報をサーバ112やクライアント11
1,113で予め保持しておく必要はない。.これによ
り、サーバ112やクライアント111,113のメモ
リ資源の消費を防ぐことができる。また、数多くのクラ
イアントが存在する場合に、それぞれのクライアントに
アイコン情報をインストールする必要がないため、クラ
イアント側のユーザの負担を軽減することができると共
に、不明の状態のデバイスを表示することもなくなると
いう効果がある。
【0163】<第2の実施の形態>ここでは、上記図5
に示したような階層的構造のロケーション情報(位置情
報)の各階層ごとにレイアウトビットマップを備えた形
態を説明する。
【0164】まず、第1の実施の形態では、上記図19
に示したように、レイアウトビットマップとして、各ブ
ロック(BL)のビットマップ(MP1―1,MP1―
2,MP2―1,MP2―2)、及びUnknownビ
ットマップUMPの計5枚のレイアウトビットマップを
有する場合とした。これに対して、本実施の形態では、
さらに各階層毎にレイアウトビットマップを有する場合
とする。以下、本実施の形態でのクライアント側での表
示方法について説明する。
【0165】尚、本実施の形態での表示方法には、先に
説明したクライアントの表示方法が含まれるものであ
る。
【0166】図35は、検索する各階層に対応するビッ
トマッフリスト(以下、「ビットマップ対応リスト」と
言う)を示す図である。このビットマップ対応リストの
下部に示すリストは、上記図19に示したMAP情報の
管理情報に相当するリストである、、
【0167】本実施の形態では、アイコン情報(デバイ
スビットマップアイコン)を表示する場合、検索する階
層の属性のすぐ下の風性情報に基づくようにする。階層
の上下関係は、上記図5に示した通りである。例えば、
「BU=AAビル」の検索条件で全てのデバイスを検索
する場合には、そのすぐ下の属性FL(上記図5参照)
を、そのデバイスのアイコンを表示するための位置情報
として、レイアウトビットマップ上に表示する。
【0168】そこで、まず、クライアント側での検索結
果の表示処理について説明する。
【0169】例えば、ABC商事にある全てのデバイス
の検索を行う場合、あるクライアント側(クライアント
111とする)のユーザは、上記図10に示したような
の検索条件入力画面上で、検索頃日の入力欄1001a
に「会社名(O)」をプルダウンメニューから選択して
入力し、その属性値の入力欄1002aに「ABC商
事」を入力して、検索開始ボタン1005を押してデバ
イス検索を実行する。
【0170】これにより、上記のデバイス検索を実行し
たクライアント111は、第1の実施の形態で説明した
手順で、サーバ112から検索結果を得る。そして、ク
ライアント111は、サーバ112から獲得した検索結
果に基づいて、デバイスビットマップアイコンをレイア
ウトビットマップ上に重ねて表示する。このとき、クラ
イアント111の表示処理は、図36のフローチャート
に示したものとなる。
【0171】すなわち、検索結果表示処理が開始される
と、得られた検索結果の全ての表示が終了したか否かを
判断し(ステップS6001)、全ての処理が終わるま
で、表示処理を全て繰り返すことになる。
【0172】ステップS6001での判断の結果、検索
結果の処理を全て終了していない場合には、検索結果の
ロケーション情報中からデバイス名(NM)情報を取得
する。これは、後述するステップS6008やステップ
S6010、ステップS6013でデバイスビットマッ
プアイコンを表示するために行う処理である。
【0173】次に、検索した条件の属性に対応したレイ
アウトビットマップが既に表示済みかどうかを判断する
(ステップS6003)。ここでは、「属性=O、属性
値=ABC商事」の条件で検索を実行したことから、上
記図35に示したビットマップ対応リストを参照して、
図37に示すようなレイアウトビットマップMP101
上に検索結果のデバイスビットマップアイコンを表示す
ることになる。したがって、ステップS6003では、
上記図37のレイアウトビットマップMP101が表示
済みかどうかを判断する。
【0174】ステップS6003の判断の結果、まだレ
イアウトビットマップを表示していない場合には、対応
するレイアウトビットマップを画面上に表示し(ステッ
プS6004)、次のステップS6005の処理に移行
する。
【0175】一方、ステップS6003での判断の結
果、レイアウトビットマップを既に表示済みであった場
合には、上述のステップS6004の処理はスキップし
て、検索した属性の下層属性とその属性値とを検索結果
から取得する(ステップS6005)。
【0176】そして、上記取得した下層の属性値を表示
可能かどうかを判断する(ステップS6006)。この
判断の結果、属性値の範囲外だったものや、属性値が入
力されていないデバイスは表示不可能と見なし、ステツ
ブS6011に進む。
【0177】ステップS6011では、Unknown
マップUMPが既に表示済みかどうかを判別し、未表示
であった場合にはUnknownマップUMPを表示す
る(ステップS6012)。そして、ステップS600
2で獲得したデバイス名(NM値)に対応するデバイス
ビットマップアイコンを、UnknownマップUMP
のデバイス欄1902に表示する(ステップS601
3)。
【0178】一方、ステップS6006での判断の結
果、上記取得した下層の属性値を表示可能であった場合
には、その下層属性がMAP属性(アイコンの表示座標
情報)であるかどうかを判断する(ステップS600
7)。この判断の結果、MAP属性でなかった場合に
は、表示しているレイアウトビットマップ上の層性位置
に、ステップS6002で取得したデバイス名(NM
値)1こ対応するデバイスビットマップアイコンを重ね
て表示する(ステップS6008)。ここでは、階層型
ロケーション情報で階層Oの下の階層BRの属性値が
「東京支店」であることから(上記図5参照)、取得さ
れた各デバイス名に対応するアイコンは、東京支店50
01の位置上に表示されることになる。その結果、図3
8のような表示を得ることになる。
【0179】また、より詳細こデバイスの位置を検索す
る場合、ユーザは、上記図10の検索条件入力画面上
で、検索項目の入力欄1001aに「ブロック名(B
L)」をプルダウンメニューから選択して入力し、そ’
の属性値の入力欄1002aに「2―1」を入力して、
検索開始ボタン1005を岬してデバイス検索を実行す
る。
【0180】これにより、クライアント111は、第1
の実施の形態で説明した手順で、サーバ112から検索
結果を得る。そして、クライアント111は、サーバ1
12から獲得した検索結果に基づいて、デバイスビット
マップアイコンをレイアウトビットマップ上に重ねて表
示する。このときも、上記図36に示した処理フローを
実行する。
【0181】この場合、ステップS6007での判断の
結果、ステップS6005で取得した下層の層性がMA
P属性であることから、ステップS6009に進む。ス
テップS6009では、上記MAP情報で示される座標
範囲がレイアウトビットマップの範囲内かどうかを判断
する。そして、範囲内であった場合には、そのとき表示
しているレイアウトビットマップの座標位置に、ステッ
プS6002で獲得したデバイス名(NM値)に対応す
るデバイスビットマップアイコンを重ねて表示する(ス
テップS6010)。
【0182】ここでは、「属性=BL、属性値=2却
1」の条件で検索を実行したことから、上記図35に示
したビットマップ対応リストを参照して、上記図16に
示すようなレイアウトビットマップMP2―1上に検索
結果のデバイスアイコンを表示することになる。また、
階層ロケーション情報の属性BLの階層下の層性がMA
P属性であることから(上記図5参照)、検索結果の各
デバイスを表すアイコンは、そのレイアウト上の座標上
に表示されることになる。この結果、上記図22のよう
な表示を得ることになる。
【0183】尚、ステップS6009での判断の結果、
MAP情報で示される座標範囲がレイアウトビットマッ
プの範囲内かなかった場合は、ステップS6013へ進
み、ステップS6002で獲得したデバイス名(NM
値)に対応するデバイスビットマップアイコンを、Un
knownマップUMPのデバイス欄1902に表示す
ることになる。
【0184】つぎに、上述した検索結果の表示の他の表
示例を幾つか挙げて説明する。
【0185】先に説明したように、上記図37は、「属
性=O、属性値=ABC商事」で検索した場合に使用さ
れるレイアウトビットマップMP101を示したもので
ある。この場合、属性Oの下層属性BRの属性値が「東
京支店」であるデバイスのデバイスビットマップアイコ
ンは、レイアウトビットマップ5001に表示され、属
性値が「大阪支店」であるデバイスのデバイスビットマ
ップアイコンは、レイアウトビットマップ5002に表
示される。したがって、「属性=O、属性値=ABC商
事」の条件ですべてのデバイスを検索したときの結果表
示は、上記図38に示すようになる。
【0186】図39は、「属性=BR、属性値=東京支
店」の条件で検索した場合に使用されるレイアウトビッ
トマップMP102である。この場合、属性BRの下層
属性はOPであるが、これはオプション(OPTI0
N)があることを示し、さらにもう一層下に詳細情報が
あることを示している。その属性BUの属性値がAAビ
ルであるデバイスのデバイスビットマップアイコンは、
レイアウトビットマップ5201に表示される。したが
って、「属性=BR、属性値=東京支店」の条件ですべ
てのデバイスを検索したときの結果表示は図40に示す
ようになり、この図40に示すように、AAビル内に存
在するデバイスのデバイスビットマップアイコンが、レ
イアウトビットマップ5201に表示される。
【0187】図41は、「属性=BU、属性値=AAビ
ル」の条件で検索した場合に使用されるレイアウトビッ
トマップMP103である。この場合、属性BUの下層
属性FLの属性値が2Fであるデバイスのデバイスビッ
トマップアイコンは、レイアウトビットマップ5402
上に表示され、属性値が1Fであるデバイスのデバイス
ビットマップアイコンは、レイアウトビットマップ54
01上に表示されることになる。したがって、「属性=
BU、属性値=AAビル」の条件ですべてのデバイスを
検索したときの結果表示は図42に示すようになり、こ
の図42に示すように、2Fのフロア内に存在する全て
のデバイスのデバイスビットマツプアイコンは、レイア
ウトビットマップ5402に表示され、1Fのフロア内
に存在する全てのデバイスのデバイスビットマップアイ
コンは、レイアウトビットマップ5401に表示され
る。
【0188】図43は、「属性=FL、層性値=2F」
の条件で検索した場合に使用されるレイアウトビットマ
ップMP104である。この場合、属性FLの下層属性
BLの属性値が“2−1”であるデバイスのデバイスビ
ットマップアイコンは、レイアウトビットマップ560
1上に表示され、属性値が“2―2”であるデバイスの
デバイスビットマップアイコンは、レイアウトビットマ
ップ5602上に表示される。したがって、「属性=F
L、属性値=2F」の条件ですべてのデバイスを検索し
たときの結果表示は図44に示すようになり、この図4
4に示すように、2F−1に存在する全てのデバイスの
デバイスビットマップアイコンは、レイアウトビットマ
ップ5601上に表示され、2F―2に存在する全ての
デバイスのデバイスビットマップアイコンは、2F―2
のレイアウトビットマップ5602上に表示される。
【0189】図45は、「属性=FL、属性値=1F」
の条件で検索した場合に使用されるレイアウトビットマ
ップMP105である。この場合の検索の結果表示は、
図46に示すように、属性FLの下層属性BLの属性値
が“1―2”であるデバイスのデバイスのデバイスビッ
トマップアイコンは、レイアウトビットマップ5801
上に表示され、属性値が“1―1”であるデバイスのデ
バイスビットマップアイコンは、レイアウトビットマッ
プ5802上に表示される。
【0190】上述したように、本実施の形態によれば。
ユーザの検索要求レベルに応じて、詳細な表示からおお
ざっぱな表示まで、ロケーション情報の各階層に応じた
検索とその表示を行うことが可能になる。
【0191】<第3の実施の形態>第1及び第2の実施
の形態では、検索されたデバイスの位置を表現するため
のレイアウトビットマップ(MAP)をクライアント1
11が保持するように構成したが、本実施の形態では、
レイアウトビットマップをサーバ112が保持するよう
に構成する。
【0192】尚、本実施の形態は、第1及び第2の実施
の形態をべースとしているため、本実施の形態の説明に
あたっては、第1及び第2の実施の形態と異なる部分を
中心に説明する。また、本実施の形態では、各種レイア
ウトビットマップ、及び上記図19に示した階層型位置
情報とレイアウトビットマップとの対応テーブルが、サ
ーバ112のハードディスクに格納されているものとす
る。
【0193】図47は、サーバ112の全体の動作を示
すフローチャートである。第1の実施の形態でのサーバ
112の全体動作に対して(上記図28参照)に対し
て、本実施の形態でのサーバ112の全体動作は、上記
図47に示すように、ステップS4808の処理が追加
されている。
【0194】ステップS4805において、取得イベン
トがクライアントからのMAP情報取得要求である場合
に、ステップS4808に進む。ステップS4808で
は、MAP情報要求元のクライアントヘ該当するMAP
情報を返送するための処理を実行する。
【0195】図48は、上記図47のステップS480
8の処理、すなわちMAP情報送信処理を示すフローチ
ャートである。
【0196】先ず、クライアント111からのMAP情
報取得要求(MAP情報のダウンロード要求)を受信す
ると(ステップS4901)、そのMAP情報取得要求
に含まれるロケーション情報に対応するMAP情報を保
持されているか否かを判別する(S4902)。具体的
には例えば、上記図19に示したような対応テーブルを
参照し、クライアント111から通知されたロケーショ
ン情報に対応したMAP情報が存在するか否かを判別す
ることで、クライアント111でのMAP表示が可能で
あるか否かを判別する。尚、ここでは、上記デバイス情
報中のロケーション情報が、上記図19の“1401”
に示した各情報を含む場合に、MAP表示可能と判別さ
れる。
【0197】ステップS4902の判別の結果、クライ
アント111でのMAP表示が可能である場合、クライ
アント111から通知されたロケーション情報に対応す
るMAP情報を記憶部から取得し、それをクライアント
111に対して送信する(ステップS4903)。
【0198】ステップS4902の判別の結果、クライ
アント111でのMAP表示が可能でない場合、上記図
18に示したようなunknownMAP情報UMPを
記憶部から取得し、それをクライアント111に対して
送信する(ステップS4904)。
【0199】上記図47及び図48で示した処理によ
り、サーバ112は、クライアントから要求されたMA
P情報を、要求元のクライアントヘ送信することが可能
となる。
【0200】図49は、クライアント(ここでは、クラ
イアント111とする)がサーバ112からMAP情報
を受信する処理を示したものである。また、図50は、
クライアント111における検索結果表示処理(上記図
32参照)のステップS2803で起動される、状態取
得プロセスの動作を示したフローチャートである。第1
の実施の形態では、上記状態取得プロセスは、上記図3
3に示したフローチャートの処理に基づいて実行された
が、本実施の形態では、上記図49のフローチャートに
基づいて実行される。
【0201】そこで、本実施の形態では、状態取得プロ
セスが実行されると、先ず、CPU202は、ステップ
S2802(上記図32参照)によりハードディスク
(HDD)211に保持された全ての検索結果に対し
て、ステップS5002からの処理が実行されたか否か
を判別する(ステップS5001)。
【0202】ステップS5001での判別の結果、全て
の検索結果に対する処理が実行し終えている場合、CP
U202は、ある一定間隔でデバイス状態を取得するた
めに、ポーリングタイマ(内部タイマ等)を起動する
(ステップS5013)。その後、上記ポーリングタイ
マのタイムアウトイベント待ち状態となる(ステップS
5014)。この状態において、上記ポーリングタイマ
のタイムアウトイベントが発生すると、ステップS50
01へと戻り、以降の処理ステップが再び実行されるこ
とになる。
【0203】ステップS5001での判別の結果、全て
の検索結果に対する処理が実行し終えていない場合、次
のステップS5002からの処理が実行される。
【0204】すなわち、先ず、CPU202は、ハード
ディスク(HDD)211内の未処理の検索結果から1
つのデバイスに対応するデバイス情報を取得する(ステ
ップS5002)。
【0205】次に、CPU202は、ステップS500
1にて取得したデバイス情報のIPアドレスを宛先とし
て、デバイス状態取得要求を送信する(ステップS50
03)。例えば、上記図13に示したようなデバイス情
報に対する処理である場合、そのIPアドレスは「19
2.1.2.1」であるため、このアドレス宛に上記デ
バイス状態取得要求パケットが送信されることになる。
その後、上記デバイス状態取得要求パケットの送信先に
対応したデバイスからの、上記図24に示したような上
記デバイス状態取得要求パケットの応答待ち状態とな
る。
【0206】上記デバイス状態取得要求の送信先のデバ
イス(ステップS5002にて取得されたデバイス情報
に対応するデバイス)からの応答パケットを受信すると
(ステップS5004)、CPU202は、その応答パ
ッケトに含まれるアイコン情報(上記図24参照)を取
得する(ステップS5005)。
【0207】そして、CPU202は、ステップS50
02にて取得されたデバイス情報のロケーション情報
(BL情報等:上記図13参照)によって示される情報
に対応したMAP情報をCRT210に表示済みである
か否かを判別する(ステップS2906)。
【0208】ステップS5006の判別の結果、CRT
210にMAP情報を表示済みである場合、CPU20
2は、そのMAP情報に対して、ステップS5005に
て取得したアイコン情報を、上記デバイス情報の座標情
報MAPにより示される位置に重ねて表示する(ステッ
プS5009)。その後、次の検索結果に対する処理を
実行するために、ステップS5001へと戻り、以降の
処理ステップを繰り返し実行する。
【0209】ステップS5006の判別の結果、CRT
210にMAP情報を表示済みでない場合、CPU20
2は、上記デバイス情報のロケーション情報に対応した
MAP情報を取得する(ステップS5007)。すなわ
ち、上記デバイス情報のロケーション情報を含むMAP
情報取得要求を、サーバ112に対して送信する。した
がって、このMAP情報取得要求の送信して、サーバ1
12から、上記デバイス情報のロケーション情報に対応
したMAP情報(或いはunknownMAP情報)受
信する。
【0210】そして、CPU202は、ステップS50
07で得られたMAP情報を、CRT210に表示する
(ステップS5008)。その後、上述のステップS5
009へと進み、アイコンを上記MAP上へ重ねて表示
するための処理を実行する。
【0211】これにより、例えば、上記図13に示した
ようなデバイス情報に対する処理である場合、BL情報
は「2―1」であるため、MAPとしては上記図16に
示したようなMAP情報MP2―1がサーバ112から
送信され、そのMAP上に、座標情報MAP(=10X
+10Y)により示される位置に、対象デバイス情報の
デバイスの現在状態を表すアイコンが表示されることに
なる。
【0212】尚、第1の実施の形態では、レイアウトビ
ットマップをクライアント111に保持させるようにし
たので、検索結果をクライアント111で表示するとき
に、サーバ112からクライアント111へレイアウト
ビットマップを転送しなくても済み、表示を行う際の処
理及び時間を軽減することができるとともに、ネットワ
ークシステムのトラフィックを軽減することができると
いう効果がある。一方、本実施の形態では、レイアウト
ビットマップをサーバ112に保持させるようにしたの
で、サーバ112においてマップ情報を一元で管理する
ことができ、クライアント111が不要なマップ情報を
保持する必要を無くして、更新等のメンテナンスを容易
にできるとともに、クライアント111のメモリリソー
スの負荷を減らすことができるという効果がある。した
がって、ネットワークの負荷やクライアントの能力を考
慮することで、適宜、第1の実施の形態もしくは第3の
実施の形態を採用すればよい。
【0213】<第4の実施の形態>第1の実施の形態で
は、クライアント(ここでは、クライアント111とす
る)は、デバイスから定期的に状態をポーリングして、
取得した状態をMAP表示に反映させる形態である。こ
れに対して、本実施の形態では、クライアント111
は、デバイスからイベント通知される状態を取得して、
取得した状態をMAP表示に反映させる形態とする。
【0214】尚、本実施の形態は、第1の実施の形態を
べースとしているため、第1の実施の形態と異なる部分
を中心に説明する。
【0215】まず、クライアント111は、デバイスか
らイベントの通知を受けるために、図51に示すような
イベント通知先登録要求をデバイスへ送信する。ここで
のイベント通知先登録要求は、どのようなイベントが発
生した場合にイベント通知を行うかを示すための通知条
件情報と、その通知先を示すためのイベント通知先情報
とを含んでいる。
【0216】上記図51では、その一例として、上記イ
ベント通知先登録要求の発行先(サーバ112からの検
索結果により示されるデバイス)をカラーLBP101
とし、通知条件情報には“紙切れ”及び“紙詰まり”を
設定し、イベント通知先情報には自クライアント(クラ
イアント111)を示すIPアドレスを設定している。
【0217】一方、デバイス(ここでは、カラーLBP
101とする)は、受信したイベント通知先登録要求
(上記図51参照)を、図52に示すようなイベント通
知先管理テーブルへ保持する。ここでのイベント通知先
管理テーブルには、イベント通知先アドレスと、イベン
トを通知するためのネットワークプロトコルと、通知す
べきイベント条件とが対応付けて記憶されている。
【0218】また、カラーLBP101は、受信したイ
ベント通知先登録要求(上記図51参照)に記載されて
いるイベント通知先アドレスに対して、図53に示すよ
うなイベント通知先登録の応答(登録終了)を返送す
る。これにより、登録終了したクライアント111で
は、アイコン表示の初期状態(デバイスからの最初のイ
ベント通知がなされるまでの間)として、その時点での
状態を示すアイコンが表示されることになる。
【0219】そこで、カラーL8P101において、例
えば、紙切れが発生すると、イベント通知先管理テーブ
ル(上記図52参照)で保持しているイベント通知先の
中からイベント通知を行うべきクライアントの情報(イ
ベント通知先情報等)を取得し、そのクライアント(ク
ライアント111)に対して、例えば、図54に示すよ
うなイベント通知を発行する。ここでのイベント通知に
は、上記図54に示すように、自デバイスで発生したイ
ベントに対応するアイコン情報(紙切れ発生を示すアイ
コン情報)と、自デバイスのロケーション情報とを含ん
でいる。
【0220】上記図50、図55、及び図56は、クラ
イアント111の動作を示したものである。上記図50
は、クライアント111の全体動作を示すフローチャー
トであり、第1の実施の形態でのクライアント111の
動作に対して(上記図30参照)、本実施の形態でのク
ライアント111の動作は、上記図50に示すように、
ステップS5507及びステップS5508の処理が追
加されている。
【0221】上記図50に示すステップS5507で
は、取得イベントがデバイスからのイベント通知である
か否かを判別する。ステップS5507の判別の結果、
取得イベントがイベント通知である場合に、ステップS
5508に進み、上記図56に示す、CRT210に表
示されているMAP上のアイコンを変更するための処理
等を含むイベント通知受信処理を実行する。すなわち、
上記図50に示すステップS5508のイベント通知受
信処理は、上記図56に示すフローチャートに基づいて
実行される。また、上記図50に示すステップS550
6の検索結果処理、すなわちサーバ112から受信した
検索結果の処理は、上記図55に示すフローチャートに
基づいて実行される。
【0222】そこで、まず、上記図50に示すステップ
S5506のクライアント111における検索結果処理
を、上記図55を参照して説明する。
【0223】先ず、CPU202は、サーバ112から
の検索結果により、1つ以上のデバイスが発見されたか
否かを判別する(ステップS5601)。
【0224】ステップS5601の判別の結果、デバイ
スが発見されなかった場合、CPU202は、そのこと
を示すためのメッセージ等をCRT210上に表示する
(ステップS5615)。その後、本処理終了となる。
【0225】ステップS5601の判別の結果、デバイ
スが発見された場合、CPU202は、上記検索結果を
ハードディスク(HDD)211へ保持する(ステップ
S5602)。これにより、例えば、上記図13に示し
たような検索結果がハードディスク(HDD)211へ
保存されることなる。その後、CPU202は、ハード
ディスク(HDD)211へ保存された検察結果のそれ
ぞれに対して、以降の処理ステップS5603からの処
理を実行する。
【0226】すなわち、先ず、CPU202は、ステッ
プS5602においてハードディスク(HDD)211
に保持された全ての検索結果に対して、ステップS56
04からの処理が実行されたか否かを判別する(ステッ
プS5603)。この判別の結果、全ての検索結果に対
する処理が実行し終えている場合には本処理終了とな
り、そうでない場合には次のステップS5604からの
処理が引き続き実行される。
【0227】CPU202は、ハードディスク(HD
D)211内の未処理の検索結果から1つのデバイスに
対応するデバイス情報を取得する(ステップS560
4)。
【0228】CPU202は、ステップS5604にて
取得したデバイス情報のIPアドレスを宛先として、上
記図24に示したようなイベント通知先登録要求(イベ
ント通知先登録パケット)を送信する(ステップS56
05)。例えば、上記図14に示したようなデバイス情
報に対する処理である場合、そのIPアドレスは「19
2.1.2.1」であるため、このアドレス宛に上記イ
ベント通知先登録パケットが送信されることになる。そ
の後、上記イベント通知先登録パケットの送信先に対応
したデバイスからの、上記図26に示したようなイベン
ト通知先登録の応答(登録終了)パケット待ち状態とな
る。
【0229】CPU202は、上記イベント通知先登録
の応答パケットを受信すると(ステップS5606)、
そのパケットに含まれるアイコン情報を取得する(ステ
ップS5607)。
【0230】そして、CPU202は、上記デバイス情
報の”BL”によって示される情報(上記図13参照)
に対応したMAP情報が、記憶部に保時されているか否
かを判別する(ステップS5608)。具体的には例え
ば、上記図19の“1402”及び“1403”に示し
たようなMAP対応テーブルを参照し、同図の“140
1”に示したようなC,O,BR,OP.BU,BL情
報に対応したMAP情報が存在するか否かを判別するこ
とで、MAP表示可能であるか否かを判別する。尚、こ
こでは、上記デバイス情報中のロケーション情報が、上
記図19の“1401”に示した各情報を含む場合に、
MAP表示可能と判別される。
【0231】ステップS5608の判別の結果、MAP
表示可能である場合、CPU202は、そのMAPを現
在CRT210に表示している状態であるか否かを判別
する(ステップS5609)。
【0232】ステップS5609の判別の結果、CRT
210にMAPを表示中である場合、CPU202は、
表示部427により、そのMAP上にステップS560
7にて取得したアイコンを、上記デバイス情報の座標情
報MAPにより示される位置に重ねて表示する(ステッ
プS5611)。これにより、例えば、上記図13に示
したようなデバイス情報に対する処理である場合、BL
情報は「2―1」であるため、CRT210上には、M
APとし上記図16に示したようなMAP情報MP2―
1が表示され、そのMAP上に、座標情報MAP(=1
0X+10Y)によリ示される位置に稼働中状態を表す
アイゴンが表示されることになる。その後、次の検索結
果に対する処理を実行するために、ステップS5603
へと戻り、以降の処理ステップを繰り返し実行する。
【0233】ステップS5609の判別の結果、CRT
210にMAPを表示中でない場合、CPU202は、
表示部427により、そのMAPをCRT210に表示
する(ステップS5610)。その後、上述のステップ
S5611へと進み、アイコンを上記MAP上へ重ねて
表示するための処理を実行する。
【0234】ステップS5608の判別の結果、MAP
表示可能でない場合、CPU202は、上記図18に示
したようなunknownMAP情報を、現在CRT2
10に表示している状態であるか否かを判別する(ステ
ップS5612)。
【0235】ステップS5612の判別の結果、CRT
210へunknownMAPを表示中である場合、C
PU202は、そのunknownMAP上のデバイス
欄(上記図18の“2902”で示す部分)へ、ステッ
プS5607にて取得したアイコンを表示する(ステッ
プS5614)。この結果、unknownMAP上の
デバイス欄には、ロケーション情報が未だ登録されてい
ないデバイスのアイコン等が表示されることになる。そ
の後、次の検索結果に対する処理を実行するため1こ、
ステップS5603へと戻り、以降の処理ステップを繰
り返し実行する。
【0236】ステップS5612の判別の結果、CRT
210にunknownMAPを表示中でない場合、C
PU202は、そのunknownMAPをCRT21
0に表示する(ステップS5613)。その後、上述の
ステップS5614へと進み、アイコンを上記MAPの
アイコン欄へ表示するための処理を実行する。
【0237】次に、上記図50に示すステップS550
8のクライアント111におけるイベント通知処理を、
上記図56を参照して説明する。
【0238】先ず、上記図50のステップS5605及
びS5506の処理によって、イベント通知先登録が行
われたデバイスからのイベント通知(上記図54参照)
を受信すると、そのイベント通知に含まれるアイコン情
報を取得する(ステップS5701)。また、上記イベ
ント通知に含まれる上記デバイスのロケーション情報を
取得する(ステップS5702)。そして、上記図55
のステップS5602の処理によってハードディスク
(HDD)211へ保持された検索結果(サーバ112
からの検索結果)の中に、ステップS5702にて取得
したロケーション情報と一致する情報を有するデバイス
情報が存在するか否かを判別する(ステップS290
3)。
【0239】ステップS2903の判別の結果、一致す
るデバイス情報が存在しない場合には、そのまま本処理
終了となり、一致するデバイス情報が存在した場合に、
次のステップS5703の処理が実行される。
【0240】ステップS5703の判別の結果、一致す
るデバイス情報が存在した場合、表示部427により、
ステップS5702にて取得したロケーション情報に基
づいて、ステップS5701にて取得したアイコン情報
で、対応するMAP上のアイコンを変更する(ステップ
S5704)。これにより、例えば、上記図22に示し
たような画面が表示されている状態中に、カラーLBP
101にて紙切れが発生した場合、上記図22の画面中
のカラーLBP101のアイコンは、上記図26に示し
たようなアイコン1こ変更されて表示されることにな
る。その後、本処理終了となる。
【0241】図57は、デバイスのイベント通知先登録
動作を示すフローチャートであり、図58は、デバイス
のイベント通知動作を示すフローチャートである。ここ
では説明の簡単のために、各種デバイスのうちのカラー
LBP101に着目して、そのイベント通知先登録動作
及びイベント通知動作について説明する。
【0242】まず、イベント通知先登録動作について説
明すると、上記図57に示すように、カラーLBP10
11こおいて、先ず、CPU2302は、自デバイスに
電源が投入されると、クライアント111,113から
のイベント通知先登録要求(状態取得要求、上記図51
参照)を受信するために、受信ポートをオープンし、受
信可能状態とする(ステップS5801)。
【0243】CPU2302は、ステップS5801で
の処理により、あるクライアントからのイベント通知先
登録要求を受信すると(ステップS5802)、そのイ
ベント通知先登録要求に含まれる通知条件や通知先の情
報を、上記図52に示したようなテーブル(イベント通
知先テーブル)で管理する(ステップS5803)。
【0244】CPU2302は、自デバイスの状態を調
査して、現在の状態を示すアイコンを選択し(ステップ
S5804)、その現在状態をクライアントヘ通知する
ために応答パケット(上記図53参照)を作成する(ス
テップS5805)。そして、CPU2302は、その
応答パケットをクライアントヘ送信する(ステップS5
806)。その後、ステップS5802へと戻り、以降
の処理ステップを繰り返し実行する。
【0245】つぎに、イベント通知動作について説明す
ると、上記図58に示すように、カラーLBP1011
こおいて、先ず、CPU2302は、自デバイスの状態
変化のイベント発生を認識する(ステップS590
1)。尚、状態変化のイベント発生が検知されるまで、
本ステップに処理がとどまる。
【0246】次に、CPU2302は、上記図57のス
テップS5803により保持されている通知条件やイベ
ント通知先を参照し、イベント通知を送信すべきクライ
アント、すなわち現在発生しているイベントを通知すべ
きクライアントを把握する(ステップS5902)。
【0247】そして、CPU2302は、ステップS5
902の処理の結果、通知すべきクライアントが存在す
るか否かを判別する(ステップS5903)。この判別
の結果、通知すべきクライアントが存在しない場合に
は、本処理終了となり、通知すべきクライアントが存在
する場合に、次のステップS5904を実行する。
【0248】ステップS5903の判別の結果、通知す
べきクライアントが存在する場合、CPU2302は、
イベント情報を含めたイベント通知パケット(上記図5
4参照)を作成する(ステップS5904)。そして、
CPU2302は、その通知すべきクライアントの全て
に対して、ステップS5904にて作成したイベント通
知を送信する(ステップS5905)。その後、本処理
終了となる。
【0249】上述のように、本実施の形態では、クライ
アント111,113において、ユーザから指定された
検索条件に一致したデバイスの位置情報を取得し、その
デバイスのアイコンをMAP上に表示することによっ
て、どのデバイスが、どの位置にあるかをユーザに容易
1こ理解させることができる。特に、本実施の形態で
は、MAP上のアイコンを、それに対応するデバイスの
状態(稼働中、紙切れ、紙詰まり、トナーなし、ドアオ
ープン等の状態)に応じて変更するようにしたので、ユ
ーザーは視覚的に容易にデバイスの状態を知ることがで
きるようになる。これにより、ユーザーは、使用可能な
デバイスを効率的に選択し使用することができる。
【0250】また、本実施の形態では、クライアント1
11,113において、デバイスの状態を表すアイコン
情報(デバイスビットマップアイコン情報)を、デバイ
スヘのイベント通知先登録時(その応答受信時)や、デ
バイスからのイベント通知受信時に当該デバイスから直
接取得するように構成したので、デバイスの様々な状態
を表すアイコン情報をサーバ112やクライアント11
1,113で予め保持しておく必要はない。これによ
り、サーバ112やクライアント111,113のメモ
リ資源の消費を防ぐことができる。また、数多くのクラ
イアントが存在する場合に、それぞれのクライアントに
アイコン情報をインストールする必要がないため、クラ
イアント側のユーザの負担を軽減することができると共
に、不明の状態のデバイスを表示することもなくなると
いう効果がある。
【0251】尚、本実施の形態では、レイアウトビット
マップをクライアント111が保持するように構成した
が、第3の実施の形態のように、サーバ112がレイア
ウトビットマップを保持し、クライアント111からの
要求に応じて適宜レイアウトビットマップをクライアン
ト111に送信する構成としてもよい。この場合、クラ
イアント111は、上記図55に示した検索結果処理の
ステップS5610において、BL情報に対応したレイ
アウトマップを、サーバ112にそのBL情報を通知す
ることによりサーバ112から取得する。
【0252】また、第1の実施の形態のように、デバイ
スの状態を定期的なポーリングにより取得する形態で
は、ネットワーク上で一時的にパケットが衰失したとし
ても、デバイスの状態を確実に取得できるという効果が
ある。一方、本実施の形態のように、デバイスからのイ
ベント通知により状態を取得する形態では、ポーリング
により取得する場合に比べてネットワークのトラフィッ
クを軽減することができるという効果がある。したがっ
て、状態取得の確実性やネットワークへの負荷等を考慮
して、第1の実施の形態又は本実施形の態を選択すれば
よい。
【0253】尚、上述したデバイスの階層型位置情報を
ネットワーク上に送信する形態は、様々な形態への適用
が考えられる。例えば、ディレクトリサーバを持たない
ようなネットワークシステムにおいて、ネットワーク上
のコンピュータからSLP等のデバイス検索プロトコル
によるブロードキャスト(Broadcast)或はマ
ルチキャスト(Multicast)に対してデバイス
が応答する際に、その応答パケットに階層型位置情報を
セットするようにしてもよい。そして、この応答パケッ
トを受信したコンピュータ側において、当該応答パケッ
トに含まれる階層型位置情報に基づいてレイアウトマッ
プ上にアイコンデータを表示する。
【0254】以上、本発明の第1〜第4の実施の形態に
ついて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限
られず、例えば、次のような形態(1)〜(6)も含ま
れる。
【0255】(1)第1〜第4の実施の形態では、MA
P上にデバイスを示すアイコンを表示するように構成し
たが、これに限られることはなく、例えば、デバイスを
示す情報として文字情報が更に表示するようにしてもよ
い。
【0256】(2)第1〜第4の実施の形態では、MA
P上にデバイスを示すアイコンを画面上に表示出力する
ようにしたが、これに限られることはなく、例えば、プ
リント出力等、ユーザが視覚的にデバイスの位置や状態
等を把握できるような出力であればよい。
【0257】(3)第1〜第4の実施の形態におけるシ
ステムは、例えば、WWW技術で利用されているような
技術を用いて実現できる。この場合、サーバ112は、
WWWサーバ、データベース機能(DBMS)、及びW
WWサーバとDBMSとを仲介するゲートウェイ機能等
を備える。WWWサーバは、HTML或はXML等で構
成される検索画面をクライアントへ提供する。クライア
ントは、ブラウサソフトウェアにより、WWWサーバか
ら提供された検索画面を表示し、クライアント側のユー
ザは、表示された検索画面を用いてデバイスの検索を実
行する。また、サーバ、クライアント、及びデバイスの
間でやりとりされる各種データ(MAP、アイコン等)
は、HTMLやXML等で構成され、データをやりとり
するためのプロトコルにはHTTP等が用いられる。ま
た、クライアント側で、汎用のブラウザソフトウェアが
持っていない機能を実現するには、例えば、JAVA
(登録商標)技術の1つであるアプレット(Apple
t)等を利用する形態がある。
【0258】(4)第1〜第4の実施の形態での動作を
実施するためのネットワークデバイス制御プログラム
が、外部からインストールされるプログラムによってP
C200(上記図2参照)にて遂行されるようにしてよ
い。この場合、上記プログラムを含む情報群を、CD―
ROMやフラッシュメモリ、フロッピーディスク等の外
部の記憶媒体、或いは電子メールやパソコン通信等のネ
ットワークを介してPC200に供給し、PC200内
にてその情報群をロードする場合でも、本発明は適用さ
れるものである。
【0259】図59は、上記記憶媒体の一例としてのC
D―ROMのメモリマップを示したものである。上記図
59において、“9999”に示す領域には、それ以降
のインストールプログラムを記憶してある領域999
8、及びネットワークデバイス装置制御プログラムを記
憶してある領域9997のアドレス情報が、ディレクト
リ情報として格納される。したがって、上記ネットワー
ク制御プログラムがPC200にインストールされる際
には、先ず、領域9998のインストールプログラムが
PC200内にロードされてCPU202によって実行
される。このインストールプログラムの実行により、領
域9997からネットワークデバイス装置制御プログラ
ムが読み出され、ハードディスク(HDD)211に格
納されることになる。その後、CPU202がハードデ
ィスク(HDD)211内のプログラムを読み出して実
行することで、第1〜第4の実施の形態での機能が実現
されることになる。
【0260】(5)第1〜第4の実施の形態では、クラ
イアント111,113、及びサーバ112の一例とし
て、コンピュータ装置を用いるようにしたが、例えば、
スキャナ、ファクシミリ、プリンタ等のデバイスにクラ
イアント装置の機能、又は、サーバの機能を時たせても
良い。具体的には例えば、スキャナにクライアント11
1の機能を持たせることにより、そのスキャナで読み取
った原稿データを印刷するためのプリンタの状態や、そ
のスキャナで読み取った原稿データを送信するためのフ
ァクシミリ装置の状態をユーザが容易にに知ることが可
能となる。
【0261】(6)本発明は、第1〜第4の実施の形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(上
記図4に示した機能を実現するプログラムコード等)を
記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そ
のシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやM
PU等)が、記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読み出して実行することによっても、本発明の目的が達
成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体か
ら読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は、本発明を構成することになる。プロ
グラムコードを供給するための記憶媒体としては、例え
ば、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、CD劫ROM,CD―R、磁気テ
ープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いるこ
とができる。また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することによって、第1〜第4の実施の
形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動している0S等が実
際の処理の一部又は全てを実行することによっても、第
1〜第4の実施の形態の機能が実現され得る。さらに、
記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピ
ュータに挿入された機能拡張ボードや、コンピュータに
接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ま
れた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機
能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCP∪等が実
際の処理の一部又は全てを実行することによっても、第
1〜第4の実施の形態の機能が実現され得る。
【0262】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
バイスを示すアイコンデータが、当該デバイスの位置を
階層的に表した階層型位置情報に基づいたデバイスの位
置と共に表示されるため、ネットワーク上の所望するデ
バイスの位置、属性、及び状態等を視覚的に容易に且つ
的確に把握できる。これにより、ネットワーク上の各種
のデバイスを用いた作業効率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用した
ネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記ネットワークシステムのクライアント及び
サーバとして用いるパーソナルコンピュータの内部構成
を示すブロック図である。
【図3】上記ネットワークシステムのデバイスの内部構
成を示すブロック図である。
【図4】上記ネットワークシステムの最も特徴とする構
成を機能的に示すブロック図である。
【図5】上記サーバが管理するデバイスのロケーション
情報の階層的構造を説明するための図である。
【図6】上記デバイスが上記サーバに対して登録するデ
バイス情報を説明するための図である。
【図7】上記サーバが管理する上記デバイス情報を説明
するための図である。
【図8】上記デバイス(カラーLBP)が保時するアイ
コン情報の一例を説明するための図である。
【図9】上記デバイス(MFP)が保持するアイコン情
報の一例を説明するための図である。
【図10】上記クライアントでの検索条件入力画面を説
明するための図である。
【図11】上記検索条件入力画面での入力状態の一例を
説明するための図である。
【図12】上記検索条件入力画面にて入力された検索情
報に対応した検索条件式を説明するための図である。
【図13】上記サーバから上記クライアントに対して送
信される検索結果の一例を説明するための図である。
【図14】上記クライアントが保持しているレイアウト
ビットマップ情報の例1を説明するための図である。
【図15】上記クライアントが保持しているレイアウト
ビットマップ情報の例2を説明するための図である。
【図16】上記クライアントが保持しているレイアウト
ビットマップ情報の例3を説明するための図である。
【図17】上記クライアントが保持しているレイアウト
ビットマップ情報の側4を説明するための図である。
【図18】上記クライアントが保持しているレイアウト
ビットマップ情報(UMP)の一例を説明するための図
である。
【図19】上記レイアウトビットマップ情報と上記ロケ
ーション情報を対応付けて管理するためのテーブル情報
を説明するための図である。
【図20】上記クライアントにおいて、上記レイアウト
ビットマップ上に上記デバイスを示すアイコンが表示さ
れた状態の例1を説明するための図である。
【図21】上記クライアントにおいて、上記レイアウト
ビットマップ上に上記デバイスを示すアイコンが表示さ
れた状態の例2を説明するための図である。
【図22】上記クライアントにおいて、上記レイアウト
ビットマップ上に上記デバイスを示すアイコンが表示さ
れた状態の例3を説明するための図である。
【図23】上記クライアンHこおいて、上記レイアウト
ビットマップ上に上記デバイスを示すアイコンが表示さ
れた状態の例4を説明するための図である。
【図24】上記クライアントから上記デバイスに対して
発行されるデバイス状態取得要求に対する応答を説明す
るための図である。
【図25】上記レイアウトビットマップ上1こ上記デバ
イスを示すアイコンを所定位置に重ねて表示するための
処理を説明するための図である。
【図26】上記レイアウトビットマップ上のアイコン
が、上記デバイス状態1こ応じて変更された状態を説明
するための図である。
【図27】上記デバイスの上記サーバに対するデバイス
情報の登録処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図28】上記サーバの全体動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図29】上記サーバの全体動作のデバイス検索処理を
説明するためのフローチャートである。
【図30】上記クライアントの全体動作を説明するため
のフローチャートである。
【図31】上記クライアントの全体動作のデバイス検索
要求発行処理を説明するためのフローチャートである。
【図32】上記クライアントの全体動作のデバイス検索
結果処理を説明するためのフローチャートである。
【図33】上記デバイス検索結果処理の状態取得プロセ
スを説明するためのフローチャートである。
【図34】上記デバイスの上記デバイス状態取得要求に
対する応答動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図35】第2の実施の形態において、検索する各階層
に対応するビットマッフリストを示す図である。
【図36】第2の実施形態において、検索クライアント
が行う検索結果表示処理を示すフローチャートである。
【図37】「属性=O、属性値=ABC商事」で検索し
た場合に表示されるレイアウトビットマップを示す図で
ある。
【図38】「属性=O、属性値=ABC商事」の条件で
すべてのデバイスを検索したときの結果表示を示す図で
ある。
【図39】「属性=BR、属性値:東京支店」で検索し
た場合に表示されるレイアウトビットマップを示す図で
ある。
【図40】「属性=BR、属性値=東京支店」の条件で
すべてのデバイスを検索したときの結果表示を示す図で
ある。
【図41】「属性=BU、属性値=Mビル」で検索した
場合に表示されるレイアウトビットマップを示す図であ
る。
【図42】「属性=BU、属性値=AAビル」の条件で
すべてのデバイスを検索したときの結果表示を示す図で
ある。
【図43】「属性=FL、属性値=2F」で検索した場
合に表示されるレイアウトビットマップを示す図であ
る。
【図44】「属性=F、層性値=2F」の条件ですべて
のデバイスを検索したときの結果表示を示す図である。
【図45】「属性=FL、属性値=1F」で検索した場
合に表示されるレイアウトビットマップを示す図であ
る。
【図46】「属性=FL、属性値=1F」の条件ですべ
てのデバイスを検索したときの結果表示を示す図であ
る。
【図47】第3の実施の形態において、上記サーバの全
体動作を説明するためのフローチャートである。
【図48】上記サーバのレイアウトビットマップの送信
動作を説明するためのフローチャートである。
【図49】上記クライアントでの状態取得プロセスを説
明するためのフローチャートである。
【図50】第4の実施の形態において、上記クライアン
トの全体動作を説明するためのフローチャートである。
【図51】上記クライアントからデバイスに対して発行
されるイベント通知先登録要求を説明するための図であ
る。
【図52】上記デバイスが保持するイベント通知先管理
テーブルを説明するための図である。
【図53】上記デバイスから上記クライアントに対して
送信されるイベント通知先登録の応答を説明するための
図である。
【図54】上記デバイスから上記クライアントに対して
返送されるイベント通知を説明するための図である。
【図55】上記クライアントでの検索結果処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図56】上記クライアントでのイベント通知処理を説
明するためのフローチャートである。
【図57】上記デバイスでのイベント通知先登録動作を
説明するためのフローチャートである。
【図58】上記デバイスでのイベント通知動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図59】他の実施の形態において、本発明の機能を実
施するためのネットワークデバイス制御プログラムが格
納される記憶媒体の一例を説明するための図である。
【符号の説明】
10 サーバ装置 11 データベース 12 検索モジュール 13 属性登録モジュール 20 クライアント装置 21 検索要求モジュール 22 表示モジュール 30 デバイス 31 属性送信モジュール 40 ネットワーク 100 ネットワークシステム 101〜105 デバイス 111,113 クライアント側の情報処理装置(P
C) 112 サーバ側の情報処理装置(PC) 120 ファイアウォール 130 インターネット 140 他のネットワークシステム 150 LAN
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G06F 17/30 170 G06F 17/30 170Z (31)優先権主張番号 特願平11−202735 (32)優先日 平成11年7月16日(1999.7.16) (33)優先権主張国 日本(JP)

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも情報処理装置及びデバイスを
    含むネットワークシステムであって、 上記デバイスは、 上記デバイスの位置を階層的に表した階層型位置情報を
    記憶する第1の記憶手段と、 上記デバイスを示すアイコンデータを記憶する第2の記
    憶手段と、 上記第1の記憶手段へ記憶した階層型位置情報、及び上
    記第2の記憶手段へ記憶したアイコンデータを上記情報
    処理装置に送信するための制御を行う制御手段とを備
    え、 上記情報処理装置は、 上記デバイスから送信されてきたアイコンデータを、上
    記デバイスから送信されてきた階層型位置情報に基づい
    たデバイスの位置と共に表示する表示手段を備えること
    を特徴とするネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 上記情報処理装置は、上記階層型位置情
    報に対応するマップデータを記憶する第3の記憶手段を
    備え、 上記表示手段は、上記第3の記憶手段から上記階層型位
    置情報に基づいて該当するマップデータを選択し、当該
    選択マップデータへ上記アイコンデータを重ねて表示す
    ることを特徴とする請求項1記載のネットワークシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記情報処理装置は、ネットワーク上の
    他の情報処理装置から、上記階層型位置情報に対応する
    マップデータを取得するための通信手段を備え、 上記表示手段は、上記階層型位置情報に対応するマップ
    データを上記通信手段により上記他の情報処理装置から
    取得し、当該取得マップデータへ上記アイコンデータを
    重ねて表示することを特徴とする請求項1記載のネット
    ワークシステム。
  4. 【請求項4】 上記デバイスは、デバイス状態を判定す
    る判定手段を備え、上記第2の記憶手段は、上記デバイ
    ス状態に応じた複数のアイコンデータを記憶し、 上記制御手段は、上記第2の記憶手段へ記憶された複数
    のアイコンデータの中から、上記判定手段により判定さ
    れたデバイス状態に応じたアイコンデータを選択して、
    当該選択アイコンデータ及び上記階層型位置情報を上記
    情報処理装置へ送信することを特徴とする請求項1記載
    のネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、上記情報処理装置から
    の要求に応じて、上記アイコンデータ及び上記階層型位
    置情報を送信することを特徴とする請求項4記載のネッ
    トワークシステム。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、上記判定手段がデバイ
    ス状態の変化を判定したことに応じて、当該判定された
    デバイス状態に対応するアイコンデータ及び上記階層型
    位置情報を送信することを特徴とする請求項4記載のネ
    ットワークシステム。
  7. 【請求項7】 ネットワーク上のデバイスをモニタする
    ための情報処理装置であって、 上記デバイスを示すアイコンデータ、及び上記デバイス
    の位置を階層的に表した階層型位置情報を、上記デバイ
    スから受信する受信手段と、 上記アイコンデータを、上記階層型位置情報に基づいた
    デバイスの位置とともに表示するための制御を行う制御
    手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 上記階層型位置情報に対応するマップデ
    ータを記憶する記憶手段を備え、 上記制御手段は、上記階層型情報に基づいて上記記憶手
    段から該当するマップデータを選択し、当該選択マップ
    データへ上記アイコンデータを重ねて表示することを特
    徴とする請求項7記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 上記ネットワーク上の他の情報処理装置
    から、上記階層型位置情報に対応するマップデータを取
    得するための通信手段を備え、 上記制御手段は、上記階層型位置情報に対応するマップ
    データを上記通信手段により上記他の情報処理装置から
    取得し、当該取得マップデータへ上記アイコンデータを
    重ねて表示することを特徴とする請求項7記載の情報処
    理装置。
  10. 【請求項10】 ネットワーク上のデバイスをモニタす
    るための情報処理装置であって、 任意のジョブが出力されるデバイスを示すアイコンデー
    タ、及び当該デバイスの位置を階層的に表した階層型位
    置情報を、上記デバイスから受信する受信手段と、 上記アイコンデータを、上記階層型位置情報に基づいた
    デバイスの位置とともに表示する制御を行う制御手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介して依頼されたジョ
    ブを処理するデバイスであって、 自デバイスの位置を階層的に表した階層型位置情報を記
    憶する第1の記憶手段と、 自デバイスを示すアイコンデータを記憶する第2の記憶
    手段と、 上記第1の記憶手段へ記憶した階層型位置情報、及び上
    記第2の記憶手段へ記憶したアイコンデータを上記ネッ
    トワークに送出する制御を行う制御手段とを備えること
    を特徴とするデバイス。
  12. 【請求項12】 自デバイスの状態を判定する判定手段
    を備え、 上記第2の記憶手段は、上記判定手段により判定される
    デバイス状態に応じた複数のアイコンデータを記憶し、 上記制御手段は、上記第2の記憶手段に記憶された複数
    のアイコンデータの中から、上記判定手段により判定さ
    れたデバイス状態に対応したアイコンデータ選択して、
    当該アイコンデータ及び上記階層型位置情報を送信する
    ことを特徴とする請求項11記載のデバイス。
  13. 【請求項13】 上記制御手段は、上記ネットワーク上
    の他の装置からの要求に応じて、上記アイコンデータ及
    び上記階層型位置情報を送信することを特徴とする請求
    項12記載のデバイス。
  14. 【請求項14】 上記制御手段は、上記判定手段がデバ
    イスの状態変化を判定したことに応じて、当該判定され
    たデバイスの状態に対応したアイコンデータ及び上記階
    層型位置情報を送信することを特徴とする請求項12記
    載のデバイス。
  15. 【請求項15】 少なくとも情報処理装置及びデバイス
    を含むネットワークシステムにおけるデバイスモニタ方
    法であって、 上記デバイスが実行する処理ステップは、 上記デバイスの位置を階層的に表した階層型位置情報を
    記憶する第1の記憶ステップと、 上記デバイスを示すアイコンデータを記憶する第2の記
    憶ステップと、 上記第1の記憶ステップにより記憶した階層型位置情
    報、及び第2の記憶ステップにより記憶したアイコンデ
    ータを上記情報処理装置に送信するための制御ステップ
    とを含み、 上記情報処理装置が実行する処理ステップは、 上記デバイスから送信されてきた上記アイコンデータ
    を、上記デバイスから送信されてきた上記階層型位置情
    報に基づいたデバイスの位置とともに表示する表示ステ
    ップを含むことを特徴とするデバイスモニタ方法。
  16. 【請求項16】 上記情報処理装置が実行する処理ステ
    ップは、上記階層型位置情報に対応するマップデータを
    記憶する第3の記憶ステップを含み、 上記表示ステップは、上記階層型位置情報に基づいて上
    記第3の記憶ステップによる記憶データから該当するマ
    ップデータを選択し、当該選択マップデータへ上記アイ
    コンデータを重ねて表示するステップを含むことを特徴
    とする請求項15記載のデバイスモニタ方法。
  17. 【請求項17】 上記情報処理装置が実行する処理ステ
    ップは、上記ネットワーク上の他の情報処理装置から、
    上記階層型位置情報に対応するマップデータを取得する
    通信ステップを含み、 上記表示ステップは、上記階層型位置情報に対応するマ
    ップデータを上記通信ステップにより上記他の情報処理
    装置から取得し、当該取得マップデータへ上記アイコン
    データを重ねて表示するステップを含むことを特徴とす
    る請求項15記載のデバイスモニタ方法。
  18. 【請求項18】 上記デバイスが実行する処理ステップ
    は、デバイス状態を判定する判定ステップを含み、 上記第2の記憶ステップは、上記判定ステップにより判
    定されるデバイス状態に応じた複数のアイコンデータを
    記憶するステップを含み、 上記制御ステップは、上記第2の記憶ステップにより記
    憶された複数のアイコンデータの中から、上記判定ステ
    ップにより判定されたデバイス状態に対応したアイコン
    データ選択して、当該選択アイコンデータ及び上記階層
    型位置情報を上記情報処理装置へ送信するステップを含
    むことを特徴とする請求項15記載のデバイスモニタ方
    法。
  19. 【請求項19】 上記制御ステップは、上記情報処理装
    置からの要求に応じて、上記アイコンデータ及び上記階
    層型位置情報を送信するステップを含むことを特徴とす
    る請求項18記載のデバイスモニタ方法。
  20. 【請求項20】 上記制御ステップは、上記判定ステッ
    プにてデバイス状態変化を判定したことに応じて、当該
    判定されたデバイス状態に応じたアイコンデータ及び上
    記階層型位置情報を上記情報処理装置へ送信するステッ
    プを含むことを特徴とする請求項18記載のデバイスモ
    ニタ方法。
  21. 【請求項21】 ネットワーク上のデバイスをモニタす
    るデバイスモニタ方法であって、 上記デバイスを示すアイコンデータ、及び上記デバイス
    の位置を階層的に表した階層型位置情報を、上記デバイ
    スから受信する受信ステップと、 上記アイコンデータを、上記階層型位置情報に基づいた
    デバイスの位置とともに表示する制御ステップとを含む
    ことを特徴とするデバイスモニタ方法。
  22. 【請求項22】 上記階層型位置情報に対応するマップ
    データを記憶する記憶ステップを含み、 上記制御ステップは、上記階層型情報に基づいて上記記
    憶ステップによる記憶データから該当するマップデータ
    を選択し、当該選択マップデータへ上記アイコンデータ
    を重ねて表示するステップを含むことを特徴とする請求
    項21記載のデバイスモニタ方法。
  23. 【請求項23】 上記ネットワーク上の他の情報処理装
    置から、上記階層型位置情報に対応するマップデータを
    取得する通信ステップを含み、 上記制御ステップは、上記階層型位置情報に対応するマ
    ップデータを上記通信ステップにより上記他の情報処理
    装置から取得し、当該取得マップデータへ上記アイコン
    データを重ねて表示するステップを含むことを特徴とす
    る請求項21記載のデバイスモニタ方法。
  24. 【請求項24】 ネットワーク上のデバイスをモニタす
    るデバイスモニタ方法であって、 任意のジョブが出力されるデバイスを示すアイコンデー
    タ、及び当該デバイスの位置を階層的に表した階層型位
    置情報を、前記デバイスから受信する受信ステップと、 上記アイコンデータを、上記階層型位置情報に基づいた
    デバイスの位置とともに表示する制御ステップとを含む
    ことを特徴とするデバイスモニタ方法。
  25. 【請求項25】 ネットワークを介して依頼されたジョ
    ブを処理するデバイスの制御方法であって、 上記デバイスの位置を階層的に表した階層型位置情報を
    記憶する第1の記憶ステップと、 上記デバイスを示すアイコンデータを記憶する第2の記
    憶ステップと、 上記第1の記憶ステップにより記憶した階層型位置情
    報、及び上記第2の記憶ステップにより記憶したアイコ
    ンデータを上記ネットワークへ送出する制御ステップと
    を含むことを特徴とするデバイスの制御方法。
  26. 【請求項26】 上記デバイスの状態を判定する判定ス
    テップを含み、 上記第2の記憶ステップは、上記判定ステップにより判
    定されるデバイスの状態に応じた複数のアイコンデータ
    を記憶するステップを含み、 上記制御ステップは、上記第2の記憶ステップにより記
    憶された複数のアイコンデータの中から、上記判定ステ
    ップにより判定されたデバイスの状態に応じたアイコン
    データ選択して送信するステップを含むことを特徴とす
    る請求項25記載のデバイスの制御方法。
  27. 【請求項27】 上記制御ステップは、上記ネットワー
    ク上の他の装置からの要求に応じて、上記アイコンデー
    タ及び上記階層型位置情報を送信するステップを含むこ
    とを特徴とする請求項25記載のデバイスの制御方法。
  28. 【請求項28】 上記制御ステップは、上記判定ステッ
    プによりデバイスの状態変化が判定されたことに応じ
    て、当該判定されたデバイスの状態に応じたアイコンデ
    ータ及び上記階層型位置情報を送信するステップを含む
    ことを特徴とする請求項26記載のデバイスの制御方
    法。
  29. 【請求項29】 ネットワーク上のデバイスをモニタす
    る情報処理装置のコンピュータで実行されるコンビュー
    タプログラムを格納した記憶媒体であって、上記プログ
    ラムは、 上記デバイスを示すアイコンデータ、及び上記デバイス
    の位置を階層的に表した階層型位置情報を、上記デバイ
    スから受信する受信ステップと、 上記アイコンデータを、上記階層型位置情報に基づいた
    デバイスの位置とともに表示するための制御ステップと
    を含むことを特徴とする記憶媒体。
  30. 【請求項30】 ネットワークを介して依頼されたジョ
    ブを処理するデバイスのコンピュータで実行されるコン
    ピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、 上記プログラムは、 上記デバイスの位置を階層的に表した階層型位置情報を
    記憶する第1の記憶ステップと、 上記デバイスを示すアイコンデータを記憶する第2の記
    憶ステップと、 上記第2の記憶ステップにより記憶した階層型位置情
    報、及び上記第2の記憶ステップにより記憶したアイコ
    ンデータを上記ネットワークへ送出する制御ステップと
    を含むことを特徴とする記憶媒体。
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