JP2001092749A - データ配信システム - Google Patents

データ配信システム

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JP2001092749A
JP2001092749A JP26921599A JP26921599A JP2001092749A JP 2001092749 A JP2001092749 A JP 2001092749A JP 26921599 A JP26921599 A JP 26921599A JP 26921599 A JP26921599 A JP 26921599A JP 2001092749 A JP2001092749 A JP 2001092749A
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Akihide Miyamura
明秀 宮村
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気通信回線を通じてデータを配信するシス
テムにおいて、特定のサーバの負荷を低減させるととも
に、クライアントコンピュータ側で簡易に必要なデータ
を複数のサーバから収集することができるシステムを提
供するを提供する。 【解決手段】 データサーバに1以上のデータを記憶す
るコンテンツ記憶手段と、前記データの識別情報をデー
タ識別情報として記憶するデータ識別情報記憶手段とを
設け、管理サーバは、リスト情報生成手段によりデータ
サーバのアドレス情報と前記データサーバから受信した
データ識別情報とを対応付けたリスト情報を生成し、ク
ライアントコンピュータは、コンテンツ受信手段によ
り、受信したリスト情報に記憶されているアドレス情報
とデータ識別情報とを元に前記データサーバのコンテン
ツ記憶手段からデータを受信するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気通信回線を通じ
てデータを配信するシステムに関し、詳しくは、複数の
データサーバからのデータ配信を管理サーバで調整する
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの普及で多くの一
般のコンピュータユーザがインターネット上の様々なサ
ーバからデータを受信して利用することが頻繁に行われ
るようになっている。一般のコンピュータユーザがイン
ターネット上の複数のサーバからデータを受信するに
は、図12(a)に示すように、コンピュータユーザが
クライアントコンピュータXを用いて個々のサーバZに
アクセスして直接必要なデータを受信することが一般的
である。この場合にサーバZ側のデータが更新されたと
きに更新されたデータを複数のサーバZから容易に受信
できるように、クライアントコンピュータX側で予めサ
ーバZのデータが記憶されているアドレスを登録してお
いて、定期的に登録されたアドレスをもつサーバZに順
次接続していき、更新されているデータのみを受信する
ような巡回プログラムを記録したアプリケーションソフ
トウエアも一般的に使用されている。
【0003】また、図12(b)に示すように、特定の
サーバYに他の複数のサーバZから予め複数のデータを
収集しておき、これを「ニュース」「スポーツ」「芸
能」等のカテゴリーに分類して記録しておいて、クライ
アントコンピュータXではこの特定のサーバYからデー
タを受信する方法もある。この場合、クライアントコン
ピュータXの使用者はこの特定のサーバYにアクセスし
てカテゴリーを選択できるようになっており、サーバY
側では定期的に、もしくは接続する度ごとに当該カテゴ
リーに属するデータを自動的にクライアントコンピュー
タXに送信するようになっている。これによりクライア
ントコンピュータXの使用者は予めデータの検索を行う
ことなく複数のサーバZに記録されている好みのカテゴ
リーに属するデータを受信することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
特定のサーバYにデータを集中させると、この特定サー
バYに膨大な記憶容量が必要となり、また、多数のクラ
イアントコンピュータXからのアクセスが集中すること
になり通信回線の負荷も大きくなってしまう。また、各
サーバZに記憶されているデータを一つの特定サーバY
に送信した後にクライアントコンピュータXに送信する
ので同じデータを二度送信することになり効率が悪い。
【0005】上述したような巡回プログラム等を用いて
クライアントコンピュータXが直接複数のサーバZにア
クセスしてデータを受信する場合はこのような問題は生
じないが、この場合には、クライアントコンピュータX
の使用者は必ず予め受信するデータを記録しているサー
バZを自ら探し出す必要がありクライアントコンピュー
タXの使用者の労力が大きくなってしまう。本発明は以
上のような問題を解決すべく、特定のサーバの負荷を低
減させるとともに、クライアントコンピュータ側で簡易
に必要なデータを複数のサーバから収集することができ
るシステムを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は電気通信回線で接続された
複数のデータサーバと管理サーバとクライアントコンピ
ュータとからなるデータ配信システムにおいて、データ
サーバには1以上のデータを記憶するコンテンツ記憶手
段と、前記データの識別情報をデータ識別情報として記
憶するデータ識別情報記憶手段とを設けてある。なお、
ここでいう「データ」とは複数のデータを一つのグルー
プとして関連づけられたデータ群を含む。
【0007】そして、前記管理サーバには、前記データ
サーバのアドレスを示すアドレス情報を記憶するアドレ
ス情報記憶手段と、前記データサーバから前記データ識
別情報記憶手段に記憶されたデータ識別情報を受信する
データ識別情報受信手段と、受信したデータ識別情報と
このデータ識別情報を記憶しているデータサーバのアド
レス情報を対応付けたリスト情報を生成するリスト情報
生成手段と、生成されたリスト情報を記憶するリスト情
報記憶手段とが設けてある。ここで、「アドレス情報」
とは、データサーバのアドレスそのもののみでなく、デ
ータサーバのアドレス情報を導き出すことができる情報
であれば足り、例えば、クライアントコンピュータにデ
ータサーバの識別情報とアドレス情報を対応づけたテー
ブルが存在するならば、データサーバの識別情報であっ
てもよい。
【0008】さらに、前記クライアントコンピュータに
は、前記管理サーバから前記リスト情報記憶手段に記憶
されたリスト情報を受信するリスト情報受信手段と、受
信したリスト情報に記憶されているアドレス情報とデー
タ識別情報とを元に前記データサーバのコンテンツ記憶
手段からデータを受信するコンテンツ受信手段とが設け
てある。
【0009】このような構成により、クライアントコン
ピュータは、まず管理サーバから受信対象となるデータ
に関するアドレス情報とデータ識別情報が関連づけられ
ているリスト情報を受信する。ここで、管理サーバは予
めクライアントコンピュータの使用者に必要なデータの
みを集めておくようにしたり、データ識別情報にデータ
の概要を示す情報を付加しておいたり、データ識別情報
の構成を特定のカテゴリーに応じた設定をしておくよう
にしたりすることで、クライアントコンピュータでは使
用者が必要なデータの記憶されたデータサーバのアドレ
ス及びデータ識別情報を直接又は選択により取得するこ
とができる。そして、クライアントコンピュータは取得
したデータサーバのアドレス及びデータ識別情報を元
に、データサーバにアクセスして必要なデータを受信す
る。
【0010】また、請求項2に記載の発明では、前記デ
ータサーバに、データ識別情報と、このデータ識別情報
に対応するデータの種別を示すカテゴリ情報とを関連づ
けて記憶するカテゴリ情報記憶手段が設けてある。そし
て、前記管理サーバには、さらに、カテゴリ情報を受信
するカテゴリ情報受信手段を設けてあり、前記リスト情
報生成手段にデータ識別情報とこのデータ識別情報を記
憶しているデータサーバのアドレス情報とに加えてデー
タ識別情報に関連づけられていたカテゴリ情報を対応づ
けてリスト情報として生成させる。なお、ここでいう
「データの種別」とは予め定められる複数のデータに共
通する属性を示すものであればどのようなものであって
もよく、任意のものを設定することができる。このよう
にすると、クライアントコンピュータではリスト情報か
らどのデータがどのような種別に属するのかを容易に認
識できることになる。
【0011】さらに、請求項3に記載の発明では、前記
クライアントコンピュータに、使用者の指示を受け付け
てデータの種別を選択するカテゴリ選択手段を設け、前
記コンテンツ受信手段は、選択されたデータの種別に対
応するカテゴリ情報に対応づけられているデータ識別情
報が示すデータを受信する。このようにすると、クライ
アントコンピュータの使用者が、好みのデータの種別を
選択することで、クライアントコンピュータは自動的に
受信したリスト情報の中からデータ種別を選別して対応
するデータ識別情報とアドレス情報を取得し、必要なデ
ータをデータサーバから受信することとになる。
【0012】請求項4に記載の発明でも、前記データサ
ーバに、データ識別情報と、このデータ識別情報に対応
するデータの種別を示すカテゴリ情報とを関連づけて記
憶するカテゴリ情報記憶手段が設けてある。そして、前
記クライアントコンピュータに使用者の指示を受け付け
てデータの種別を選択するカテゴリ選択手段を設けると
ともに、カテゴリ情報を前記クライアントコンピュータ
が直接データサーバから受信するカテゴリ情報受信手段
を設けてある。そして、前記コンテンツ記憶手段はやは
り、選択されたカテゴリ情報に対応づけられたデータ識
別情報が示すデータを受信する。このようにしても、ク
ライアントコンピュータの使用者が、好みのデータの種
別を選択することで、クライアントコンピュータは自動
的に受信したリスト情報に記載されたアドレス情報およ
び識別情報と、カテゴリ情報をもとに、必要なデータの
アドレス情報と識別情報を抽出して、そのデータをデー
タサーバから受信することとになる。
【0013】請求項5に記載の発明では、前記管理サー
バのリスト情報生成手段は、リスト情報記憶手段に記憶
されている過去のリスト情報に記憶されたデータ識別情
報と受信したデータ識別情報とを比較し相違するデータ
識別情報についてスト情報を更新する。このような構成
によって、管理サーバではデータサーバのデータ識別情
報記憶手段から受信した識別情報の以前と相違する部分
に対応するところだけリスト情報を更新すれば足りリス
ト情報生成の効率が向上する。
【0014】また、請求項6に記載の発明では、前記ク
ライアントコンピュータのコンテンツ受信手段は前記デ
ータサーバのそれぞれから必要な各データの一部分ずつ
を時間間隔をおいて受信する。このような構成により、
クライアントコンピュータが受信すべきデータが多大に
なっても受信されるデータが時間により分割されるので
受信したデータを記録媒体に記録したり、過去のデータ
に上書きすることで、受信するデータのクライアントコ
ンピュータの記憶容量に対する負荷が分散されることに
なる。
【0015】また、請求項7に記載の発明では、さら
に、前記コンテンツ記憶手段に記憶されているデータは
複数枚の画像データであって、前記クライアントコンピ
ュータのコンテンツ受信手段が受信した画像データをス
クリーンセイバーとしてモニターに表示するスクリーン
セイバー表示手段を設けてある。なお、スクリーンセイ
バーとはディスプレイの焼き付け等を防止するために、
一定時間コンピュータに入力がない場合にグラフィック
スを画面に表示することをいう。このような構成によ
り、データサーバ上のデータを常に更新し、この更新さ
れたデータをクライアントコンピュータが受信すること
により、新たな画像データをもとに変化に富む画像を表
示でき、しかも、クライアントコンピュータの使用者の
好みに応じたデータが表示され使用者にとって有用性が
高い。
【0016】請求項8に記載の発明では、このスクリー
ンセイバー表示手段が、受信した複数枚の画像データを
ランダムに一点時間間隔ごとに切り替える。このような
動作により、クライアントコンピュータには使用者の予
期しない画像が次々と移り変わることとなり、使用者の
退屈感をより低減させることとなる。
【0017】請求項9に記載の発明は上記の管理サーバ
であり、データサーバから得た情報を元にリスト情報を
生成してクライアントコンピュータ提供するものであ
る。また、請求項10に記載の発明は、この管理サーバ
をコンピュータにより実現するソフトウエアを記録した
記録媒体であり、一般のコンピュータにこの記録媒体を
通じてソフトウエアを読み込ませることで管理サーバを
容易に実現することが可能となる。
【0018】請求項11に記載の発明は上記のクライア
ントコンピュータであり、管理サーバから受信したリス
ト情報を元にデータサーバからデータを受信するもので
ある。また、請求項12に記載の発明は、このクライア
ントコンピュータをコンピュータにより実現するソフト
ウエアを記録した記録媒体であり、一般のコンピュータ
にこの記録媒体を通じてソフトウエアを読み込ませるこ
とでクライアントコンピュータを容易に実現することが
可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。図1に本実施の形態に
係るデータ配信システムの構成を表す概念図を示す。こ
のデータ配信システムは電気通信回線としてのインター
ネットに上に接続された機器同士で情報の授受を行うも
のであり、データが配信されるクライアントコンピュー
タA、データを配信する複数のデータサーバC、データ
サーバCから識別情報等を収集しデータ配信を調整する
ためのリスト情報を生成してクライアントコンピュータ
Bへ送信する管理コンピュータAにより構成される。な
お、実際は複数のクライアントコンピュータAがインタ
ーネット上に接続されているが、ここでは説明の便宜上
一つのクライアントコンピュータAのみを用いて説明す
る。また、データサーバCは図では3台のみを示してい
るが、実際は十数台から数百台以上接続されるものであ
る。
【0020】クライアントコンピュータA、管理サーバ
B、データサーバCはそれぞれ演算処理を行うCPU、
作業領域となるRAM、プログラム等を記録するRA
M、外付けのハードディスク等の外部記録装置、キーボ
ードやマウス等の入力デバイス、モニター等により構成
される一般的なコンピュータに以下に示すような動作を
行うプログラムを組み込むことにより実現している。な
お、当該プログラムはCD−ROM等のコンピュータに
読み出し可能な記録媒体に記録することが可能である。
また、かかるプログラムはインターネット等の電気通信
回線に接続される任意の記録媒体に記録しておき、この
電気通信回線を通じてコンピュータに読み出すことも可
能である。
【0021】次に、各構成部分について詳細に説明す
る。まず、データサーバCについて説明する。ここで
は、データサーバCとして企業が自社用として持ってい
るサーバが想定されており、クライアントコンピュータ
Aに送信するデータは各企業の取り扱い商品・サービス
に関連する複数の画像データである。これらの画像デー
タはデータサーバCの有する大容量のハードディスク内
の記憶領域内に格納される。図2にこの記憶領域を模式
的に表す図を示す。図に示すように、記憶領域は階層的
になっており、最上位のデータサーバを示すフォルダ2
1にはカテゴリフォルダ22が付加しており、さらに、
カテゴリフォルダ22の下層には複数の画像フォルダ2
3が付加しており、その下層には複数の画像データファ
イル24が付加している。
【0022】画像データファイル24は画像データを識
別するためのファイル名である識別情報24a、ファイ
ルの日本語表記やデータの大きさ等のファイルの属性情
報を示す属性情報24b、画像データ24cよりなる。
画像フォルダ23は複数の画像データファイル24を一
つのグループとしてまとめるものであり、一つの画像フ
ォルダ23に入る複数の画像データファイル24はデー
タサーバCを持つ企業の個々の商品・サービスより関連
付けられるものである。画像フォルダ23はフォルダ名
である識別情報23aとフォルダに関する属性を示す属
性情報23bを有する。
【0023】カテゴリフォルダ22は各画像フォルダ2
3に入る画像データファイル24に関連付けられる商品
・サービスの種類が同じものをまとめるものである。こ
こではカテゴリとして、具体的には「出版・書籍」「映
画・ビデオ」「自動車・バイク」等が想定されている。
なお、図2ではカテゴリフォルダ22は一つしか描かれ
ていないが、例えば、企業が提供する商品・サービスの
種類が複数あればカテゴリフォルダ22が複数設けられ
る場合もある。また、カテゴリフォルダ22を階層的に
設定することも可能である。このような変更は、後述す
るリスト情報や選択画面との対応関係をどのようにする
かを予め定めることで柔軟に対応することができる。
【0024】カテゴリフォルダ22もカテゴリフォルダ
22を識別するためのフォルダ名である識別情報22a
とカテゴリフォルダの22bのカテゴリの名称や、予め
定められるカテゴリのコード等の属性を示す属性情報2
2bを有している。このカテゴリの属性情報22bがカ
テゴリ情報を構成する。なお、複数のデータサーバCで
同一のカテゴリについては同一の識別情報を用いること
にするならばカテゴリの識別情報をカテゴリ情報として
用いてもよい。さらに、データサーバフォルダ21は最
上位のフォルダであり、データサーバCを示す識別情報
21a、データサーバCを有する企業名等のデータサー
バCの属性を示す属性情報21bを有する。
【0025】次に、管理サーバAについて説明する。図
3に管理サーバAの機能を概念的に表す機能ブロック図
を示す。管理サーバAは機能的にデータ送受信部31、
アドレス情報記憶部32、データ識別情報記憶部33、
リスト情報生成部34、リスト情報記憶部35により構
成される。データ送受信部31はルーター等の通信用ハ
ードウエアと通信用の制御プログラムより構成される。
データ送受信部31は定期的に複数のデータサーバCを
巡回して、前述した記憶領域内の各フォルダ及びファイ
ルの識別情報21a、22a、23a、24a、と属性
情報21b、22b、23b、24bを受信する。即
ち、データ送受信部31はデータ識別情報受信手段及び
カテゴリ情報受信手段を構成する。
【0026】アドレス情報記憶部32はハードディスク
内に設けられ、巡回するデータサーバCのインターネッ
ト上のアドレスを記憶する。アドレス情報は具体的には
「http://www.xxxx.co.jp/」(「xxxx.co.jp」はデータ
サーバCのドメイン)のような形で記録される。これを
元に下層のカテゴリフォルダや画像フォルダや画像ファ
イルのアドレスも、下位に識別情報を付加することで容
易に導くことができる。データ識別情報記憶部33はR
AM等の一時記憶領域に設けられデータ送受信部31が
受信した各識別情報と属性情報を記憶する。リスト情報
記憶部35は後述するリスト情報を記憶するものでハー
ドディスク内に設けられる。
【0027】リスト情報生成部34は、リスト情報記憶
部35に記憶されるリスト情報を生成する部分であっ
て、リスト比較部34aとリスト更新部34bにより構
成される。リスト比較部34aはリスト情報記憶部35
の内容とデータ識別情報記憶部33に記憶された識別情
報、属性情報と比較する。リスト更新部34bはリスト
比較部34aによる比較の結果、相違がある場合にはリ
スト情報を更新する。なお、一番はじめはリスト情報記
憶部35内にはなにも記憶されていないので、リスト更
新部34bは必ずリスト情報の更新を行う。
【0028】図4にリスト情報の内容を模式的に表す図
を示す。リスト情報では、まず、複数のデータサーバか
ら集めてきた画像ファイルの識別情報が、カテゴリを示
す属性情報に基づいて、同一のカテゴリ情報を持つもの
をカテゴリ情報1,2,3・・・等としてグループ化さ
れる。さらに、各カテゴリー領域内で同一のデータサー
バCに記録されているものが属性情報1,2,3・・・
によりグループ化される。図に示す属性情報1,2,3
・・・はここでは具体的にはデータサーバCを持つ企業
名である。アドレス情報a,b,c等は属性情報1,
2,3・・・と一対一に対応するもので、属性情報1,
2,3・・・が示すデータサーバCのアドレス情報を示
す。識別情報a,b,c等はデータサーバC内の画像フ
ォルダ23を示す識別情報23aである。各識別情報
a,b,c等の下位にはさらに画像フォルダ内の画像フ
ァイルに関する識別情報24aや属性情報24b等がデ
ータ画像識別情報郡として画像ファイルごとに記録され
ている。
【0029】最後に、クライアントコンピュータAにつ
いて説明する。図5にクライアントコンピュータAの機
能を模式的に表す機能ブロック図を示す。クライアント
コンピュータAは機能的に、データ送受信部51、リス
ト情報記憶部52、選択画面生成部53、カテゴリ選択
部54、選択カテゴリ記憶部55、受信データ量記憶部
56、受信データ抽出部57、コンテンツ記憶部58、
スクリーンセイバー表示部59、モニタ50を有してい
る。
【0030】データ送受信部51はターミナルアダプタ
やデータサービスユニットあるいはモデム等の通信用ハ
ードウエアと通信用の制御プログラムにより構成され
る。データ送受信部51は定期的に管理サーバBに接続
してリスト情報を受信し、その後、データサーバCから
データを受信する。即ち、データ送受信部51はリスト
情報受信手段及びコンテンツ受信手段を構成する。リス
ト情報記憶部52はハードディスク内に設けられ管理サ
ーバBから受信したリスト情報を記憶する。
【0031】選択画面生成部53はリスト情報記憶部5
2に記憶されたリスト情報に基づいてモニタ50に表示
する選択画面を生成する。カテゴリ選択部54は生成さ
れた選択画面に対して使用者がマウス等のポインティン
グデバイスを用いて行う選択を受け付ける部分である。
図6に選択画面の一例を示す。図に示すように選択画面
6には、「出版・書籍」「映画・ビデオ」「自動車・バ
イク」等の画像データの種別を示すカテゴリ名61と、
各カテゴリの下位に付加するデータサーバCを有する企
業名を示すサブカテゴリ名62が表示される。このカテ
ゴリ名61はリスト情報のカテゴリ情報41に基づいて
生成されるものであり、サブカテゴリ名62はカテゴリ
情報41の下位に存在する属性情報42に基づいて生成
される。なお、カテゴリ情報は予め定められたコード情
報として定められているので、カテゴリ情報からカテゴ
リ名は一義的に定めることができる。もちろん、管理サ
ーバBにおいてリスト情報のカテゴリ情報にカテゴリ名
を付加するようにしておいてもよい。
【0032】各カテゴリ名61及びサブカテゴリ名62
の前には、選択用のチェックボックス63が表示されて
おり、使用者はポインティングデバイスを用いてこのチ
ェックボックス63を選択することで、カテゴリ及びサ
ブカテゴリの選択を行うことができる。なお、使用者が
チェックボックス63を選択すると略v字形の印が表示
されるようになっている。図では「出版・書籍」や「講
英社」等の前のチェックボックスにこの印が表示されて
おり、使用者に選択されたものであることがわかる。ま
た、各カテゴリ名61の前にはサブカテゴリ名62のツ
リーを表示するかどうかを選択するための、ツリー表示
切替ボックス64が設けられており、ツリー表示切替ボ
ックス64の中が「+」のときは、サブカテゴリ名62
は表示されず、「−」のときは、サブカテゴリ名62が
表示される。この「+」「−」の表示の切り替えは使用
者がポインティングデバイスでツリー表示切替ボックス
64内を選択することで交互に行われる。図では「出版
・書籍」のカテゴリ名についてはサブカテゴリ名のツリ
ーが表示されているが、他のカテゴリ名についてはサブ
カテゴリ名のツリーは非表示となっている。
【0033】また、選択画面6には使用者が画面の変更
を了承して閉じることを指示するOKボタン65、使用
者が画面の変更を了承せずに閉じることを指示するキャ
ンセルボタン66、使用者が新たな選択内容に更新する
ことを指示する更新ボタン67が表示され、これらはい
ずれも使用者がポインティングデバイスで選択すること
で指示がコンピュータへ入力されるようになっている。
更新ボタン67を使用者が選択した後にOKボタン65
が選択されると選択された結果がカテゴリ選択部54を
通じてコンピュータに受け付けられる。選択カテゴリ記
憶部55はこの受け付けられたカテゴリおよびサブカテ
ゴリを記憶する。
【0034】受信データ量記憶部56は予め設定される
受信する画像データの枚数を記憶しておく部分である。
ここでは受信する画像データ枚数として例えば「34」
が設定されている。受信データ抽出部57は選択カテゴ
リ記憶部55に記憶されているサブカテゴリに基づきリ
スト情報記憶部52に記憶されているリスト情報から対
応する属性情報1,2,3等内の画像フォルダを表す各
識別情報a,b,c等を抽出し、さらに、これらの各識
別情報a,b,c等の下位にある画像識別情報から画像
データを受信データ量記憶部56に記憶される画像デー
タ枚数だけ選び出す。画像データの選び方としてはラン
ダムに選択したり、リスト情報の上から順番に選択して
いく等の方法がとられる。また、カテゴリ、サブカテゴ
リの選択が更新されない限り、以前に受信されていない
画像データが優先的に選択されるようになっている。そ
して、受信データ抽出部57では、選び出した各画像デ
ータに対するアドレス情報、識別情報、ファイル名から
インターネット上で選択された各画像データが格納され
ているアドレスを生成する。データ送受信部51はこの
生成されたアドレス情報を元に各データサーバにアクセ
スして抽出された画像データを要求し、これを受信す
る。受信した画像データはハードディスク内に設けられ
るコンテンツ記憶部58に記憶される。
【0035】スクリーンセイバー表示部59は、クライ
アントコンピュータAに対して使用者から一定時間入力
がなされない場合に、コンテンツ記憶部58に記憶され
た画像データを1枚ずつランダムに抽出して一定時間モ
ニタ50にスクリーンセイバーとして表示させる。
【0036】次に、以上の構成を有するデータ配信シス
テムの動作を説明する。図7にデータサーバC、管理サ
ーバB、クライアントコンピュータA間のデータの流れ
を示すシーケンス図を示す。なお、データサーバCおよ
びクライアントコンピュータAは複数であるが図7のシ
ーケンス図では説明の便宜上それぞれ1つだけ示してい
る。今、各データサーバC内には図2に示すような記憶
領域内の画像フォルダに画像データがすでに記録されて
いるものとする。
【0037】まず、管理サーバBは巡回時刻になるとデ
ータサーバCにアクセスして、識別情報と属性情報を集
めてくる。ここまでの管理サーバBの動作を図8の管理
サーバBの動作を示すフローチャートを用いて説明す
る。まず、管理サーバBでは、データ送受信部31が所
定の巡回時刻になったかどうかを判断し(s101)、
巡回時刻になると各データサーバへ順番にアクセスして
識別情報、属性情報を要求し集めてくる(s102)。
集めた識別情報および属性情報はデータ識別情報記憶部
33に記憶されたあとで、リスト情報生成部34のリス
ト比較部34aがリスト情報記憶部35に記憶されてい
るリスト情報と比較する(s102)。ここで相違があ
ればリスト更新部34bがリスト情報を更新し、相違が
なければなにもしない(s104、s105)。以上の
処理を処理終了指示がなされるまで繰り返す(s10
6)。但し、クライアントサーバAからのアクセスがあ
った場合は割り込み処理として一旦上記の処理ループを
終了して、クライアントコンピュータAへのデータ送受
信を優先的に処理する。以上のような動作により、管理
サーバBには常に最新のリスト情報が記憶されているこ
ととなる。
【0038】次に、図7のシーケンス図において、クラ
イアントコンピュータAは管理サーバBに対してリスト
情報を要求し、管理サーバBはこの要求に答えてリスト
情報をクライアントコンピュータAに送信する。クライ
アントコンピュータAはこの最新のリスト情報に基づ
き、データサーバCへ画像データの送信を要求し、デー
タサーバCはこれに答えて画像データをクライアントコ
ンピュータAへと送信する。この情報の授受におけるク
ライアントコンピュータAの動作を図9のクライアント
コンピュータAの動作を示すフローチャートを用いて説
明する。
【0039】まず、クライアントコンピュータAでは、
データ送受信部51が巡回時刻になったかどうかを判断
し(s201)、巡回時刻になると管理サーバBへアク
セスしてリスト情報を要求し、これを受信する。受信さ
れたリスト情報はリスト情報記憶部52へと記憶される
(s202)。次に、選択画面生成部53がリスト情報
に相違があるかどうか判断し、相違がある場合は図6に
示すような選択画面を更新し、相違がない場合はなにも
しない(s204、205)。なお、この選択画面の変
更に対して使用者が新たなカテゴリおよびサブカテゴリ
の選択を行った場合は、割り込み処理としてカテゴリ選
択部54がその選択を受け付けて、選択カテゴリ記憶部
55へと記憶させる。使用者がなにもしない場合は、カ
テゴリ選択部54はなくなったカテゴリやサブカテゴリ
がある場合だけ、その消しこみ処理を行う。
【0040】それから、受信データ抽出部57が、選択
カテゴリ記憶部55、リスト情報記憶部52、受信デー
タ量記憶部56の記憶内容に基づいて、受信する画像デ
ータを選択しそのアドレス情報を生成する(s20
6)。その後、データ送受信部51は受信データ抽出部
57が生成したアドレス情報に基づいて、各データサー
バCへとアクセスし画像データを要求してこれを受信す
る(s207)。受信された画像データはコンテンツ記
憶部58へと記憶される(s208)。以上の動作を処
理終了の指示があるまで繰り返す(s209)。但し、
他の動作を行うための割り込み処理があれば、以上の動
作ループを一時中断する。このような動作を行うことに
より、クライアントコンピュータのコンテンツ記憶部5
8には、使用者が選択したカテゴリ、サブカテゴリに属
する画像データが常に格納され、それらは巡回時間間隔
ごとに新たな画像データに更新されていくことになる。
【0041】スクリーンセイバー表示部59は、この巡
回時間間隔ごとに更新される、使用者の嗜好に応じた画
像データを用いてスクリーンセイバーの画面を作成する
ので、使用者にとっても利用価値の高い情報を得ること
ができる。一方、データサーバCを通じて画像データを
提供する企業にとっても、自社の商品・サービスに対す
る興味のある対象者に対して、自社の商品・サービスに
関連する画像情報を提供することができるので的確な広
告が行える広告媒体として活用することができる。さら
には、管理サーバBで各クライアントコンピュータAが
どのようなデータの種類を選択したかを収集するように
することもでき、顧客ごとの嗜好に関するマーケットリ
サーチを行うことも可能である。また、データ配信シス
テム全体の構成を考ると、容量の多い画像データはデー
タサーバCから直接クライアントコンピュータAへと送
信されるので、特定のサーバにデータが集中することが
ない。また、データサーバCとクライアントコンピュー
タAはともに複数あり、また、画像データの送受信時間
も区々であるので、通信回線が混雑することもない。
【0042】なお、本実施の形態では、管理サーバBが
データサーバCを定期的に巡回しているが、これはデー
タサーバCがデータ内容を更新するごとに識別情報や属
性情報を送る等のようにデータサーバCから管理サーバ
Bへ自発的に情報を送るようにしてもよい。また、この
場合、管理サーバBはデータサーバCのアドレス情報を
予めもっておくのではなく、データサーバCから受信す
るようにしてもよい。さらに、アドレス情報はデータサ
ーバCに固有であるので、これをデータサーバCの識別
情報として用いることもできる。アドレス情報を識別情
報として使えるのはカテゴリフォルダ、画像フォルダ、
画像ファイルについても同様である。
【0043】また、本実施の形態では、管理サーバBは
クライアントコンピュータAに対して、要求があったと
きにリスト情報を送るようにしているが、これは、定期
的に送るようにしたり、リスト情報が更新されたときに
送るようにしてもよい。さらに、クライアントコンピュ
ータAからの管理サーバBに対するリスト情報の要求も
定期的に行われているが、これも、使用者の指示で要求
したり、他の条件で要求するようにすることができる。
これは、クライアントコンピュータAからデータサーバ
Cに対するデータの要求についても同様である。
【0044】それから、本実施の形態ではデータサーバ
Cが提供するデータとして画像データが用いられている
が、画像データに限定されるものではなく、動画デー
タ、音声データ、テキストデータ、これらを組合わせた
マルチメディアデータ等、どのようなデータでも対応す
ることができる。また、提供されるデータの種類に応じ
てクライアントコンピュータAでの活用の仕方も様々な
形態が考えられる。動画データ、画像データ、テキスト
データはスクリーンセイバーとして用いることができる
のはもちろん、いわゆるコンピュータの背景として表示
されるいわゆる「壁紙」として用いることもできる。ま
た、受信したデータを表示したり再生したりする特定の
アプリケーションで使用者が能動的に利用することもで
きる。さらに、受信したデータを後に使用するために蓄
積しておくという利用方法もあり得る。
【0045】また、本実施の形態ではデータサーバCに
カテゴリフォルダの属性情報としてのカテゴリ情報が記
録されているが、データサーバCに必ずしもカテゴリ情
報がある必要はない。例えば、各データサーバCはサー
バ内の特定フォルダに必ず同一の種類に属するデータを
記憶されるというルールを作っておけば、管理サーバB
側で当該フォルダに対するカテゴリ情報を一度設定すれ
ば、そのフォルダに対する識別情報を設定したカテゴリ
情報に対応づけることができる。また、データサーバC
のデータが更新されるごとに、管理サーバBの管理者が
目視等によって更新されたデータの種別を判断してリス
ト情報に設定するようにもできる。
【0046】さらに、本実施の形態では管理サーバBが
作成するリスト情報の中にカテゴリ情報も含まれている
が、これを省略することもできる。この場合には、管理
サーバBはクライアントコンピュータAにとって必要で
ある可能性があるデータを記憶したデータサーバCのア
ドレス情報と、そのデータの識別情報とをリスト情報と
して関連付けて記憶する。ここでは、クライアントコン
ピュータAはデータサーバCのデータをスクリーンセイ
バーとして使用するので、リスト情報にはスクリーンセ
イバーとして使用できるデータをもつデータサーバCの
アドレス情報と、データの識別情報とが記録されること
になる。そして、クライアントコンピュータAがリスト
情報に記載されているサーバにアクセスして、データの
属性情報を受信し、これから画像データのカテゴリ情報
を得て選択された種類に属する画像データを受信データ
抽出部が抽出して使用者の欲する種類の画像データを得
るようにすることができる。
【0047】それから、本実施の形態では一つのデータ
サーバCは自己の記憶しているデータの識別情報のみを
もっている。しかし、図10に示すように複数のデータ
サーバCを階層構造にして、一番上層のデータサーバC
が下層にあるデータサーバC* が記憶しているデータの
識別情報等を収集しこれを管理サーバBに対して送信す
るようにもできる。また、前述のようにクライアントコ
ンピュータAが属性情報を直接受信する場合も上層のデ
ータサーバCが下層のデータサーバC* に記憶されてい
るデータの属性情報を収集してクライアントコンピュー
タAに送信するようにすればよい。なお、この場合にお
いて下層のデータサーバC* からクライアントコンピュ
ータAへのデータの送信は上層のデータサーバCを経由
してもよいし、直接送るようにしてもよい。
【0048】また、本実施の形態では管理サーバBを一
台だけとしており、また、管理サーバBは送信用のデー
タを持たないようにしているが、必ずしもその必要はな
い。図11にデータサーバを階層構造として、上層の3
つのデータサーバCに管理サーバBの役割を共用させた
システムの例を示す。このようなシステムであっても上
層のデータサーバC(管理サーバB)は、管理サーバと
して自己の記憶しているデータを含めて下層のデータサ
ーバC* の記憶しているデータの識別情報や属性情報を
集めてリスト情報を生成し、これをクライアントコンピ
ュータAへと送ることができる。そして、クライアント
コンピュータAからデータの要求があれば、こんどはデ
ータサーバC(管理サーバB)は、データサーバとして
データをクライアントコンピュータへ送ることができ
る。それから、本実施の形態では電気通信回線としてイ
ンターネットを用いているが、特にインターネットであ
る必要はなく、LANやWANなどのより閉鎖した電気
通信回線であってもよい。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から本発明は次のような効果
を奏する。まず、請求項1に記載の発明では、管理サー
バが提供するリスト情報にクライアントコンピュータの
使用者に必要なデータのみを集めておくようにしたり、
データ識別情報にデータの概要を示す情報を付加してお
いたり、データ識別情報の構成を特定のカテゴリに応じ
た設定にするようにする等により、クライアントコンピ
ュータでは受信したリスト情報から受信すべきデータを
選んでデータサーバから必要なデータを受信することが
できる。また、データそのものはデータサーバから直接
クライアントコンピュータに送られるので、管理サーバ
のデータ記憶容量を少なくでき、また、通信回線の混雑
も低減させることができる。
【0050】請求項2に記載の発明では、リスト情報に
データ種別を示すカテゴリ情報が付加されているので、
カテゴリ情報をもとにデータを選択して必要なデータを
取得することができる。請求項3および4に記載の発明
では、クライアントコンピュータの使用者がデータの種
別を予め選択しておくだけで、自動的にその種別に属す
るデータを受信するので使用者の労力をより低減するこ
とができる。
【0051】請求項5に記載の発明では、管理サーバが
リスト情報において受信した識別情報の変更部分だけを
更新するので処理速度が上がり負荷が低減できる。請求
項6に記載の発明では、クライアントコンピュータがデ
ータを一部分づつ時間間隔を置いて受信するので、既に
受信したデータに対し上書きをしたり、他の記録媒体へ
の複写することよりクライアントコンピュータの記憶容
量に対する負荷を分散でき、必要とする記憶容量を少な
くすることができる。請求項7に記載の発明では、更新
された新たな画像を常に受信し、これをスクリーンセイ
バーとして表示するので、従来のスクリーンセイバーの
ように常に同じグラフィックスが表示されるのではな
く、新しい画像が表示され使用者の退屈感をなくすこと
ができ、また、クライアントコンピュータの使用者が要
求する画像データが送られるので使用者にとって情報と
しての使用価値を大きくすることができる。
【0052】請求項8に記載の発明では、さらに、ラン
ダムに使用者の予期しない画面が現れるのでより使用者
に対して面白みを与えることができる。請求項9及び1
0に記載の発明は、上記の管理サーバとして上記のデー
タ配信システムにおいてリスト情報を提供することがで
き、クライアントコンピュータの情報検索の負荷を軽減
させることができる。請求項11及び12に記載の発明
は、上記のクライアントコンピュータとしてリスト情報
をもとに情報検索の手間を少なくして、データサーバか
ら必要なデータを受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るデータ配信システムの構成を
示す図である。
【図2】データサーバの記憶領域を模式的に示す図であ
る。
【図3】管理サーバの機能を示す機能ブロック図であ
る。
【図4】リスト情報の内容を模式的に示す図である。
【図5】クライアントコンピュータの機能を示す機能ブ
ロック図である。
【図6】クライアントコンピュータに表示される選択画
面の例を示す図である。
【図7】データ配信システムの情報の流れを示すシーケ
ンス図である。
【図8】管理サーバの動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】クライアントコンピュータの動作を示すフロー
チャートである。
【図10】実施の形態に係るデータ配信システムの構成
の変形例を示す図である。
【図11】実施の形態に係るデータ配信システムの構成
の他の変形例を示す図である。
【図12】(a)は従来のデータ配信システムの構成の
一例を示す図であり、(b)は従来のデータ配信システ
ムの構成の他の例を示す図である。
【符号の説明】
A クライアントコンピュータ B 管理サーバ C データサーバ 21 データサーバフォルダ 22 カテゴリフォルダ 23 画像フォルダ 24 画像ファイル 21a、22a、23a、24a 識別情報記憶領域 21b、22b、23b、24b 属性情報記憶領域 24c 画像データ記憶領域 31 データ送受信部 32 アドレス情報記憶部 33 データ識別情報記憶部 34 リスト情報生成部 35 リスト情報記憶部 50 モニタ 51 データ送受信部 52 リスト情報記憶部 53 選択画面生成部 54 カテゴリ選択部 55 選択カテゴリ記憶部 56 受信データ量記憶部 57 受信データ抽出部 58 コンテンツ記憶部 59 スクリーンセイバー表示部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気通信回線で接続された複数のデータ
    サーバと管理サーバとクライアントコンピュータとから
    なるデータ配信システムであって、 前記データサーバは、 1以上のデータを記憶するコンテンツ記憶手段と、 前記データの識別情報をデータ識別情報として記憶する
    データ識別情報記憶手段とを有し、 前記管理サーバは、 前記データサーバのアドレスを示すアドレス情報を記憶
    するアドレス情報記憶手段と、 前記データサーバから前記データ識別情報記憶手段に記
    憶されたデータ識別情報を受信するデータ識別情報受信
    手段と、 受信したデータ識別情報とこのデータ識別情報を記憶し
    ているデータサーバのアドレス情報を対応付けたリスト
    情報を生成するリスト情報生成手段と、 生成されたリスト情報を記憶するリスト情報記憶手段と
    を有し、 前記クライアントコンピュータは、 前記管理サーバから前記リスト情報記憶手段に記憶され
    たリスト情報を受信するリスト情報受信手段と、 受信したリスト情報に記憶されているアドレス情報とデ
    ータ識別情報とを元に前記データサーバのコンテンツ記
    憶手段からデータを受信するコンテンツ受信手段とを有
    するデータ配信システム。
  2. 【請求項2】 前記データサーバは、さらに、 データ識別情報と、このデータ識別情報に対応するデー
    タの種別を示すカテゴリ情報とを関連づけて記憶するカ
    テゴリ情報記憶手段を有し、 前記管理サーバは、さらに、 前記カテゴリ情報記憶手段からカテゴリ情報を受信する
    カテゴリ情報受信手段を有し、 前記リスト情報生成手段はデータ識別情報とこのデータ
    識別情報を記憶しているデータサーバのアドレス情報と
    に加えてデータ識別情報に関連づけられていたカテゴリ
    情報を対応づけてリスト情報として生成する請求項1に
    記載のデータ配信システム。
  3. 【請求項3】 前記クライアントコンピュータは、さら
    に、 使用者の指示を受け付けてデータの種別を選択するカテ
    ゴリ選択手段を有し、前記コンテンツ受信手段は、選択
    されたデータの種別に対応するカテゴリ情報に対応づけ
    られているデータ識別情報が示すデータを受信する請求
    項2に記載のデータ配信システム。
  4. 【請求項4】 前記データサーバは、さらに、 データ識別情報と、このデータ識別情報に対応するデー
    タの種別を示すカテゴリ情報とを関連づけて記憶するカ
    テゴリ情報記憶手段を有し、 前記クライアントコンピュータは、さらに、 前記カテゴリ情報記憶手段からカテゴリ情報を受信する
    カテゴリ情報受信手段と、 使用者の指示を受け付けてデータの種別を選択するカテ
    ゴリ選択手段とを有し、 前記コンテンツ受信手段は、選択されたデータの種別に
    対応するカテゴリ情報に対応づけられているデータ識別
    情報が示すデータを受信する請求項1に記載のデータ配
    信システム。
  5. 【請求項5】 前記管理サーバにおいて、 リスト情報生成手段は、リスト情報記憶手段に記憶され
    ている過去のリスト情報に記憶されたデータ識別情報と
    受信したデータ識別情報とを比較し相違するデータ識別
    情報についてリスト情報を更新する請求項1から4のい
    ずれか1項に記載のデータ配信システム。
  6. 【請求項6】 前記データサーバにおいて、 前記コンテンツ記憶手段に記憶されているデータは複数
    部分に分割されており、 前記クライアントコンピュータにおいて、 前記コンテンツ受信手段は、前記データサーバのそれぞ
    れから各データの一部分ずつ時間間隔をおいて受信する
    請求項1から5のいずれか1項に記載のデータ配信シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記データサーバにおいて、 前記コンテンツ記憶手段に記憶されているデータは複数
    枚の画像データであり、 前記クライアントコンピュータは、さらに、 コンテンツ受信手段が受信した画像データをスクリーン
    セイバーとしてモニターに表示するスクリーンセイバー
    表示手段を有する請求項1から6のいずれか1項に記載
    のデータ配信システム。
  8. 【請求項8】 前記スクリーンセイバー表示手段は、受
    信した複数枚の画像データをランダムに一定時間間隔ご
    とに切り替える請求項7に記載のデータ配信システム。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、4のいずれか1項に記載
    の管理サーバ。
  10. 【請求項10】 コンピュータに請求項9に記載の管理
    サーバとしての機能を実現させるためのプログラムを記
    録した、このコンピュータに読み出し可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 請求項1及び3から8のいずれか1項
    に記載のクライアントコンピュータ。
  12. 【請求項12】 コンピュータに請求項11に記載のク
    ライアントコンピュータとしての機能を実現させるため
    のプログラムを記録した、このコンピュータに読み出し
    可能な記録媒体。
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