JP2001075850A - データキャッシュ処理方法及びキャッシュ装置 - Google Patents

データキャッシュ処理方法及びキャッシュ装置

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JP2001075850A
JP2001075850A JP24754799A JP24754799A JP2001075850A JP 2001075850 A JP2001075850 A JP 2001075850A JP 24754799 A JP24754799 A JP 24754799A JP 24754799 A JP24754799 A JP 24754799A JP 2001075850 A JP2001075850 A JP 2001075850A
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Makoto Miyata
真 宮田
Toshiyuki Ono
俊之 小野
Shigetoshi Hayashi
重年 林
Tetsuya Masuishi
哲也 増石
Atsushi Tanaka
厚 田中
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバが保有するデータが変更される場合等
でも、クライアントがキャッシュから最新のデータを入
手できるようにする。 【解決手段】 データを保有するサーバ230と、サー
バ230の保有するデータの送信を要求するクライアン
ト210と、サーバ230の保有するデータを一時的に
蓄積するキャッシュ220とが通信ネットワーク240
で接続されたデータ送信システムにおいて、キャッシュ
処理情報設定手段2301は、キャッシュ処理対象デー
タのデータ識別子とキャッシュ処理時刻を記憶装置22
2に記憶する。時刻比較手段2302は、キャッシュ処
理時刻と現在時刻を比較する。そして、キャッシュ処理
時刻になると、キャッシュ処理手段2303は、サーバ
230が保有するキャッシュ処理対象データをサーバ2
30から取り寄せて、記憶装置222に蓄積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
上に構築されたデータ送信システムに関し、特に、サー
バの保有するデータをクライアントに迅速に送信するた
めのキャッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】通信ネットワーク上に、データを保有す
るサーバと、そのデータの送信を要求するクライアント
が存在するデータ送信システムの多くでは、なんらかの
方法で、サーバが保有するデータをキャッシュ処理する
ことで、迅速なデータ送信を実現している。
【0003】しかし、このようなキャッシュを設けた場
合、サーバの保有するデータをキャッシュに読み込んだ
後に、サーバの保有するデータが変更されると、そのま
までは、キャッシュ上に存在するデータとサーバの保有
するデータの整合性がとれなくなってしまう。
【0004】これに対して、特開平10−78904号
公報には、次のようなデータキャッシュ管理方式が記載
されている。すなわち、キャッシュとサーバがテーマと
時刻別新鮮度でデータを管理し、クライアントが要求テ
ーマと要求新鮮度を指定してデータ送信を要求し、要求
データのテーマがキャッシュ上にある場合は、現在時刻
とキャッシュ上の時刻別新鮮度から得られる新鮮度とク
ライアントの要求新鮮度を比較し、新鮮度が要求新鮮度
以上であるならば、クライアントにデータを送信し、要
求新鮮度以下の場合または要求データのテーマがキャッ
シュ上に無い場合は、サーバにデータ送信を依頼する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報記載の技術でも、クライアントが要求する新鮮度を満
たせば、キャッシュが保有するデータが最新でない場合
でも、キャッシュ上にあるデータがクライアントに送信
される。すなわち、サーバの保有するデータが変更され
る場合、キャッシュ上に存在するデータが最新であるこ
とを保証できず、クライアントが最新のデータを入手す
ることができない場合が生じる。従って、最新のデータ
を確実に手に入れるには、要求新鮮度を十分大きくして
データ送信を依頼する必要があるが、この場合、結局、
常にサーバにデータ送信を要求することになり、キャッ
シュが有効に動作しない。
【0006】また、従来のキャッシュ方式においては、
クライアントがキャッシュ上にないデータを要求するこ
とをトリガーとして、そのデータがキャッシュ上に蓄積
される。つまり、クライアントがそれぞれのデータを1
回目に要求する場合には、通常、キャッシュ上にはその
データが存在せず、常にキャッシュミスすることにな
る。また、キャッシュの容量には通常、制限があるの
で、要求するデータの種類が多様である場合、キャッシ
ュに読み込まれたデータが再度利用される前に、キャッ
シュから追い出されてしまう場合も生じうる。このよう
な場合も、キャッシュが有効に動作しないことになる。
【0007】本発明の目的は、サーバが保有するデータ
が変更される場合でも、クライアントがキャッシュから
最新のデータを入手することができるキャッシュ処理方
法および装置を提供することにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、クライアント
があるデータを初めて要求する場合でも、キャッシュミ
スすることなく、迅速なデータ送信を実現できるキャッ
シュ処理方法および装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータキャ
ッシュ処理方法は、キャッシュ処理対象データのデータ
識別子とキャッシュ処理時刻とを設定し、前記キャッシ
ュ処理時刻と現在時刻とを比較し、前記キャッシュ処理
時刻と現在時刻とが予め定めた関係にあるとき、前記デ
ータ識別子に対応するデータをサーバから取り寄せてキ
ャッシュに格納することを特徴とする。
【0010】そして、クライアントからデータの送信要
求があった場合、当該データをキャッシュが有していれ
ば、キャッシュからクライアントにデータを送信し、当
該データをキャッシュが有していなければ、サーバに当
該データの送信を依頼する。
【0011】なお、前記キャッシュ処理時刻と現在時刻
とが予め定めた関係にあるときとは、例えば、キャッシ
ュ処理時刻と現在時刻とが一致したときや、キャッシュ
処理時刻が現在時刻より過去に時刻になったときをい
う。
【0012】前記データキャッシュ処理方法によれば、
例えば、クライアントがデータを要求する時刻が予めわ
かっている場合や予測できる場合には、キャッシュ処理
時刻をデータ要求時刻にあわせて指定することで、クラ
イアントがデータを要求する時には、最新のデータがキ
ャッシュ上に存在することになり、クライアントは最新
のデータをキャッシュから入手することができる。ま
た、クライアントがそのデータの送信を初めて要求する
場合でも、そのデータを予めキャッシュ上に読み出して
おくことができ、迅速な送信処理が可能になる。また、
サーバが保有するデータが変更される時刻が予めわかっ
ている場合や予測できる場合には、キャッシュ処理時刻
を、データの変更が完了する時刻にあわせて設定するこ
とで、クライアントは最新のデータをキャッシュから入
手することができる。
【0013】本発明に係るキャッシュ装置は、データを
保有するサーバと、データの送信を要求するクライアン
トとに接続され、前記サーバから読み出したデータを記
憶するデータ記憶手段と、キャッシュ処理対象データの
データ識別子とキャッシュ処理時刻とを記憶するキャッ
シュ処理情報記憶手段と、前記キャッシュ処理時刻と現
在時刻とを比較する手段と、前記キャッシュ処理時刻と
現在時刻とが予め定めた関係にあるとき、前記データ識
別子に対応するデータを前記サーバから取り寄せて前記
データ記憶手段に格納する手段とを備えることを特徴と
する。
【0014】本発明に係るデータ送信システムは、デー
タを保有するサーバと、前記サーバの保有するデータの
送信を要求するクライアントと、前記サーバの保有する
データを一時的に蓄積するキャッシュとを備える。そし
て、前記キャッシュは、キャッシュ処理対象データのデ
ータ識別子とキャッシュ処理時刻を記憶し、前記キャッ
シュ処理時刻と現在時刻を比較し、前記キャッシュ処理
時刻と現在時刻とが予め定めた関係にあるとき、前記デ
ータ識別子に対応するデータを前記サーバから取り寄せ
て記憶することを特徴とする。
【0015】また、本発明に係る第2のデータ送信シス
テムは、データを保有する複数のサーバと、前記サーバ
の保有するデータを一時的に蓄積するキャッシュと、前
記キャッシュにデータの送信を要求するクライアントと
を備える。そして、前記キャッシュは、複数のサーバの
保有するデータを組み合わせて1つに加工するための加
工情報と、キャッシュ処理時刻とを記憶し、前記キャッ
シュ処理時刻と現在時刻を比較し、前記キャッシュ処理
時刻と現在時刻とが予め定めた関係にあるとき、前記複
数のサーバが保有するデータを前記加工情報に従って加
工し、加工後のデータを記憶することを特徴とする。
【0016】以上の場合において、前記キャッシュ処理
対象データのデータ識別子とキャッシュ処理時間は、例
えば、クライアントにおいて入力され、キャッシュに送
信される。
【0017】また、前記キャッシュ処理時刻は、定期形
式で指定できるようにしてもよい。この場合、前記キャ
ッシュ処理時刻と現在時刻との比較は、前記定期形式の
キャッシュ処理時刻のうち、最後にキャッシュ処理を行
った時刻の次のキャッシュ処理時刻と現在時刻との比較
を行う。
【0018】更に、キャッシュ処理対象データのキャッ
シュ処理を行う期限時刻であるキャッシュ処理期限時刻
を指定できるようにしてもよい。この場合、例えば、キ
ャッシュ処理期限時刻が現在時刻より過去になったと
き、該当するキャッシュ処理情報を無効にする。
【0019】また、前記キャッシュ処理にもかかわらず
送信要求がない回数の最大許容数であるキャッシュ処理
最大許容回数を指定できるようにしてもよい。この場
合、最後にデータ送信要求があった時刻から現在時刻ま
での間に前記キャッシュ処理した回数が、前記キャッシ
ュ処理最大許容回数より多くなったとき、該当するキャ
ッシュ処理情報を無効にする。
【0020】また、前記キャッシュ処理を行ってデータ
を蓄積するときに、前記キャッシュにデータを蓄積する
ための空き容量がない場合、前記キャッシュのキャッシ
ュ処理時刻から現在時刻までの時間が長いデータを優先
的に削除して空き容量を確保するようにしてもよい。
【0021】また、サーバ保有のデータをキャッシュに
蓄積するとき、当該データと同じデータ識別子に対応付
けられるデータがキャッシュ内に存在する場合、当該デ
ータを削除し、前記サーバ保有データを前記キャッシュ
に蓄積するようにしてもよい。
【0022】また、前記キャッシュは、クライアントか
らのデータ送信要求を受信したときに、送信要求時刻を
記憶するようにしてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0024】まず、本発明の第1の実施形態について説
明する。
【0025】図1は、本実施形態の全体構成を示す図で
ある。
【0026】同図に示すように、本実施形態は、クライ
アント210と、キャッシュ220と、サーバ230と
を備え、それぞれが通信ネットワーク240で接続され
ている。
【0027】このような構成において、クライアント2
10は、必要に応じて、キャッシュ220に対して、デ
ータの要求を送信する。キャッシュ220は、クライア
ント210からデータ要求を受信すると、要求対象のデ
ータを自分が保持しているか否かを判断して、保持して
いれば、そのデータをクライアント210に返し、保持
していなければ、サーバ230にデータの送信を依頼す
る。
【0028】図1に示すように、クライアント210
は、計算機211と、計算機211に接続された入力装
置212及び表示装置213とを備える。クライアント
210は、パーソナルコンピュータなどの通常の計算機
システムで構成される。入力装置212は、例えば、キ
ーボードやマウスなどで構成され、表示装置213は、
例えば、CRTディスプレイや液晶ディスプレイなどで
構成される。
【0029】キャッシュ220は、サーバ230の保有
するデータを一時的に蓄積してクライアント210に送
信する。キャッシュ220は、計算機221と、計算機
221に接続された記憶装置222を備え、通常の計算
機システムで構成される。なお、キャッシュ220は、
サーバ230より高速にクライアント210にデータを
送信できるものとする。
【0030】サーバ230は、計算機231と計算機2
31に接続された記憶装置232を備え、通常の計算機
システムで構成される。なお、サーバ230は、一般
に、大量のデータを保有できる。
【0031】通信ネットワーク240は、LAN、イン
ターネット、パソコン通信、その他の有線または無線の
ネットワークで構成される。
【0032】図1に示すように、キャッシュ220を構
成する計算機221は、キャッシュ処理情報設定手段2
301と、時刻比較手段2302と、キャッシュ処理手
段2303とを備える。各手段は、例えば、計算機22
1上で動作するソフトウェア(プログラム)によって実
現される。当該ソフトウェアは、フロッピーディスクや
CD−ROM等の可搬記録媒体や、ネットワークを介し
て、頒布することができる。
【0033】キャッシュ処理情報設定手段2301は、
クライアント210からキャッシュ220に送信される
キャッシュ処理対象データのデータ識別子とキャッシュ
処理時刻とを対応付けて、キャッシュ処理情報として、
記憶装置222に格納する。時刻比較手段2302は、
記憶したキャッシュ処理時刻と現在時刻とを比較する。
キャッシュ処理手段2303は、例えば、現在時刻がキ
ャッシュ処理時刻に一致又は経過したと判定されたと
き、該当するデータをサーバ230から読み出し、記憶
装置222に蓄積する。
【0034】以下、本実施形態の動作の詳細について説
明する。
【0035】まず、クライアント210において、キャ
ッシュ処理情報の設定が行われる。
【0036】図2は、キャッシュ処理情報を設定する際
に、クライアント210の表示装置213に表示される
キャッシュ処理設定画面300の例を示す図である。同
図に示すように、キャッシュ処理設定画面300は、キ
ャッシュ処理対象データの識別子(例えば、ファイル名
やテーブル名等)を入力するデータ識別子入力エリア3
01と、キャッシュ処理対象データのキャッシュ処理時
刻を入力するキャッシュ処理時刻入力エリア302と、
指定された設定情報の送信要求を入力する実行ボタン3
03とからなる。同図において、実行ボタン303が押
されると、データ識別子入力エリア301とキャッシュ
処理時刻入力エリア302とで指定されたデータ識別子
とキャッシュ処理時刻がキャッシュ220に送信され
る。
【0037】なお、データの送信を要求するクライアン
トと、キャッシュ処理情報の設定を行うクライアントと
は、必ずしも同じである必要はない。例えば、クライア
ント210とは別に管理用クライアントを設け、キャッ
シュ処理情報の設定は、管理用クライアントで行うよう
にしてもよい。
【0038】次に、キャッシュ220における処理につ
いて説明する。
【0039】図3は、キャッシュ220における処理の
流れを示すフローチャートである。同図に示すように、
キャッシュ220における処理は、キャッシュ設定管理
処理110とデータ送信処理120とから構成される。
【0040】なお、キャッシュ設定管理処理110とデ
ータ送信処理120は、マルチプロセスやマルチスレッ
ド等の計算機におけるプログラムの同時実行方式を使っ
て並列に実行される。これにより、キャッシュ設定管理
処理110を実行している間でもデータ送信処理120
を実行することができ、逆に、データ送信処理120を
実行している間でもキャッシュ設定管理処理110を実
行することができる。
【0041】以下、キャッシュ設定管理処理110及び
データ送信処理120の詳細について説明する。
【0042】(1)キャッシュ設定管理処理110 まず、キャッシュ設定管理処理110について説明す
る。図3に示すように、キャッシュ設定管理処理110
は、ステップ111〜113を備える。
【0043】<ステップ111>キャッシュ220は、
クライアント210から送信された、キャッシュ処理対
象データのデータ識別子とキャッシュ処理時刻を記憶装
置222内のキャッシュ処理情報400に記憶する。
【0044】図4は、キャッシュ処理情報400の構成
例を示す図である。キャッシュ処理情報400は、キャ
ッシュ220がキャッシュ処理を行うために必要な情報
を記憶するためのテーブルで、同図に示すように、デー
タ識別子フィールド401とキャッシュ処理時刻フィー
ルド402とから構成される。データ識別子フィールド
401は、キャッシュ処理対象データのデータ識別子を
記憶し、キャッシュ処理時刻フィールド402は、各キ
ャッシュ処理対象データのキャッシュ処理時刻を記憶す
る。
【0045】<ステップ112>キャッシュ処理情報4
00のフィールド402から、キャッシュ処理時刻を取
り出し、そのキャッシュ処理時刻と現在の時刻を比較
し、キャッシュ処理時刻が現在の時刻よりも過去の時刻
であるか否かを判定する。
【0046】判定の結果、キャッシュ処理時刻が現在の
時刻よりも過去の時刻である場合は、キャッシュ処理を
行うため、ステップ113に移動する。一方、キャッシ
ュ処理時刻が現在の時刻よりも過去の時刻でない場合
は、キャッシュ処理時刻になるまで、ステップ112の
処理を繰り返す。なお、この場合、ある時間だけ待っ
て、ステップ112の処理を繰り返すようにしてもよ
い。
【0047】<ステップ113>現在時刻よりも過去の
時刻であると判定されたキャッシュ処理時刻に対応する
データ識別子をキャッシュ処理情報400のフィールド
401から取り出し、当該データ識別子の示すデータの
送信をサーバ230に要求し、サーバ230から送られ
てきたデータを、記憶装置222内のキャッシュデータ
500に記憶する。
【0048】図5は、キャッシュデータ500の構成例
を示す図である。キャッシュデータ500は、キャッシ
ュ処理を行ったデータを蓄積するためのテーブルであ
る。
【0049】同図に示すように、キャッシュデータ50
0は、データ識別子フィールド501と、データ内容フ
ィールド502とから構成される。データ識別子フィー
ルド501は、サーバ230から取り寄せたデータのデ
ータ識別子を記憶する。データ内容フィールド502
は、サーバ230から取り寄せたデータが存在する記憶
装置222内の場所を示すポインタ(アドレス)を記憶
する。同図の場合、サーバ230から取り寄せられるデ
ータは、テーブル全体やテーブルの一部である。
【0050】以上のようにして、指定されたキャッシュ
処理時刻になると、該当するデータがサーバ230から
読み出されて、キャッシュ220に記憶される。
【0051】(2)データ送信処理120 次に、データ送信処理120について説明する。
【0052】クライアント210は、必要に応じて、キ
ャッシュ220にデータの送信を要求する。この際、ク
ライアント210は、送信を要求するデータのデータ識
別子をキャッシュ220に送信する。
【0053】図6は、クライアント210がデータ送信
要求を発行する際に、クライアント210の表示装置2
13に表示されるデータ送信要求画面600の例を示す
図である。
【0054】同図に示すように、データ送信要求画面6
00は、送信を要求するデータのデータ識別子を入力す
るデータ識別子入力エリア601と、データ送信要求を
入力する実行ボタン602と、データ送信要求の結果を
表示するデータ内容表示エリア603とからなる。同図
において、実行ボタン602が押されると、データ識別
子入力エリア601で指定されたデータ識別子がキャッ
シュ220に送信される。そして、送信要求に対してク
ライアント210に送られてきたデータがデータ内容エ
リア603に表示される。
【0055】キャッシュ220がクライアント210か
らのデータ送信要求を受信すると、データ送信処理12
0の実行が開始される。
【0056】図3に示すように、データ送信処理120
は、ステップ121〜124を備える。
【0057】<ステップ121>キャッシュ220は、
クライアント210から送信要求対象データのデータ識
別子を受信する。
【0058】<ステップ122>受信したデータ識別子
が、キャッシュデータ500に記憶されているか否かを
判定する。その結果、受信したデータ識別子がキャッシ
ュデータ500に記憶されている場合は、ステップ12
3に移動し、受信したデータ識別子がキャッシュデータ
500に記憶されていない場合は、ステップ124に移
動する。
【0059】<ステップ123>受信したデータ識別子
に対応する記憶装置222内のデータをクライアント2
10に送信する。
【0060】<ステップ124>受信したデータ識別子
に対応するデータの送信をサーバ230に依頼する。
【0061】サーバ230は、キャッシュ220からの
データ送信依頼を受信すると、要求されたデータをクラ
イアント210に直接送信する。なお、このとき、ま
ず、サーバ230がキャッシュ220にデータを送信
し、キャッシュ220がデータを中継して、クライアン
ト210にデータを送信するようにしてもよい。更に、
キャッシュ220が中継したデータを記憶装置222に
記憶し、次回のデータ送信要求の際に利用するようにし
てもよい。
【0062】前述したように、指定されたキャッシュ処
理時刻は、キャッシュ220がサーバ230にデータ送
信要求を行うトリガーに使われる。従って、例えば、ク
ライアント210からキャッシュ220にデータ送信要
求が送信される時刻が予めわかっている場合や予測でき
る場合は、その時刻に基づいてキャッシュ処理時刻を設
定すればよい。なお、この場合、キャッシュ220がサ
ーバ230にデータの送信を要求してからデータが実際
にキャッシュ220に蓄積されるまでに要する時間を考
慮して、データ読み出し完了までにかかる予測時間の分
だけさかのぼって、キャッシュ処理時刻を設定するよう
にしてもよい。
【0063】また、サーバ230が保有するデータが変
更される時刻が予めわかっている場合や予測できる場合
は、その時刻に基づいてキャッシュ処理時刻を設定すれ
ばよい。なお、この場合、データの変更が開始されてか
ら完了するまでの時間を考慮して、データ更新に要する
時間の分だけ未来の時間をキャッシュ処理時刻に設定す
るようにしてもよい。
【0064】また、キャッシュ処理時刻に設定する時刻
等を決めるための判断材料を提供するため、キャッシュ
220がクライアント210からのデータ送信要求を受
信したときに、送信要求対象データのデータ識別子と要
求時刻を記憶しておき、それらをデータ利用情報として
クライアント210の表示装置213に表示できるよう
にしてもよい。この場合、キャッシュ220は、クライ
アント210からのデータ送信要求を受信すると、送信
要求を受信した時刻と送信要求対象データのデータ識別
子を記憶装置222内のデータ送信要求情報700に記
憶しておく。
【0065】図7は、データ送信要求情報700の構成
例を示す図である。データ送信要求情報700は、キャ
ッシュ220がクライアント210から受信した送信要
求対象データの識別子と要求時刻を記憶するためのテー
ブルである。
【0066】同図に示すように、データ送信要求情報7
00は、データ送信要求時刻フィールド701とデータ
識別子フィールド702とから構成される。データ送信
要求時刻フィールド701は、データ送信要求時刻を記
憶し、データ識別子フィールド702は、送信要求され
たデータのデータ識別子を記憶する。
【0067】クライアント210において、データ利用
情報を知りたいデータ識別子等が指定されると、それに
基づき、キャッシュ220は、クライアント210にデ
ータ利用情報を送信する。
【0068】図8は、クライアント210の表示装置2
13に表示されるデータ利用情報確認画面800の例を
示す図である。同図に示すように、データ利用情報確認
画面800は、利用情報を知りたいデータを指定する対
象データ入力エリア801と、利用情報を知りたい期間
を入力する対象期間入力エリア802と、データ利用情
報の要求を入力する実行ボタン803と、要求結果のデ
ータ利用情報を表示する利用情報表示エリア804とか
らなる。同図の場合、利用されたすべてのデータを対象
に、1998年6月20日から現在時刻までの期間に、
各データが利用された利用回数と、それぞれのデータを
キャッシュ220が保有しているか否かを表示してい
る。
【0069】ユーザやシステム管理者は、データ利用情
報確認画面800を使って、データの利用状況を分析す
ることで、キャッシュ処理を行うデータや時刻を決めた
り、キャッシュ処理を行っているにも関わらず利用され
ていないデータを見つけることができる。また、クライ
アント210がデータ送信要求を送信する時刻を利用情
報から予想して、それに基づいてキャッシュ処理時刻を
設定することができる。
【0070】なお、以上説明した図1の構成では、クラ
イアント210とキャッシュ220とサーバ230とを
別々の計算機システムによって構成したが、クライアン
ト210とキャッシュ220とを同じ計算機システムで
構成してもよいし、キャッシュ220とサーバ230と
を同じ計算機システムで構成してもよいし、クライアン
ト210とキャッシュ220とサーバ230とを同じ計
算機システムで構成してもよい。
【0071】以上説明したように、第1の実施形態によ
れば、キャッシュ処理時刻を適切に設定することで、サ
ーバが保有するデータが変更される場合でも、クライア
ントは、最新のデータをキャッシュから入手することが
可能になる。また、予めキャッシュ上にデータを蓄積し
ておけば、クライアントがそのデータを初めて要求する
場合でも、キャッシュミスすることなく、キャッシュか
らクライアントにデータを迅速に送信することが可能に
なる。
【0072】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0073】第2の実施形態は、キャッシュ処理の設定
処理と管理処理を並列に実行する。すなわち、第1の実
施形態のキャッシュ設定管理処理110の代わりに、キ
ャッシュ設定処理とキャッシュ管理処理の2つの処理を
用いる。キャッシュ設定処理は、キャッシュ処理対象デ
ータの設定のための処理であり、キャッシュ管理処理
は、キャッシュ処理対象データの管理のための処理であ
る。
【0074】キャッシュ設定処理とキャッシュ管理処理
とは、マルチプロセスやマルチスレッド等の計算機にお
けるプログラムの同時実行方式で並列に実行される。
【0075】なお、データ送信処理120については、
第1の実施形態と同様であるため、その説明は省略す
る。
【0076】まず、キャッシュ設定処理について説明す
る。
【0077】図9は、キャッシュ設定処理900の処理
手順のフローチャートを示す図である。同図に示すよう
に、キャッシュ設定処理900は、ステップ111、9
01〜903を備える。
【0078】<ステップ111>キャッシュ220は、
クライアント210から送信されたキャッシュ処理対象
データのデータ識別子とキャッシュ処理時刻を記憶装置
222内のキャッシュ処理情報400に記憶する。
【0079】<ステップ901>キャッシュ管理処理が
既に実行されているか否かを判定する。ここでは、キャ
ッシュ管理処理が実行されていることを示すフラグ(以
下、キャッシュ管理処理実行中フラグという)が立って
いるか否かを調べることで、判定する。その結果、未だ
実行されていないならば、ステップ902に移動し、既
に実行されているならば、ステップ903に移動する。
【0080】<ステップ902>キャッシュ管理処理を
起動し、キャッシュ管理処理実行中フラグを立て、ステ
ップ903に移動する。
【0081】<ステップ903>キャッシュ設定管理処
理900を終了するか否かをクライアント210に問い
合わせる。終了しない場合は、ステップ111に戻る。
【0082】以上のような手順で、キャッシュ設定処理
900が行われる。
【0083】次に、キャッシュ管理処理について説明す
る。
【0084】図10は、キャッシュ管理処理1000の
処理手順を示すフローチャートである。同図に示すよう
に、キャッシュ管理処理1000は、ステップ112、
113、1001、1002を備える。
【0085】<ステップ112>キャッシュ処理情報4
00のフィールド402に設定されたキャッシュ処理時
刻を取り出し、現在の時刻と比較し、キャッシュ処理時
刻が現在時刻よりも過去の時刻であるか否かを判定す
る。このとき、キャッシュ処理情報400に、複数のキ
ャッシュ処理時刻が設定されている場合には、その中か
ら1つを選んで取り出す。
【0086】判定の結果、キャッシュ処理時刻が現在時
刻よりも過去の時刻である場合は、ステップ113に移
動し、そうでない場合は、ステップ112の処理を繰り
返す。
【0087】<ステップ113>現在時刻よりも過去の
時刻であると判定されたキャッシュ処理時刻に対応する
データ識別子をキャッシュ処理情報400のフィールド
401から取り出し、そのデータ識別子に対応するデー
タをサーバ230から取り寄せて、キャッシュデータ5
00に記憶する。
【0088】<ステップ1001>データ取り寄せが終
了すると、データ取り寄せに用いたデータ識別子と、そ
のデータ識別子に対応するキャッシュ処理時刻をキャッ
シュ処理情報400から削除する。
【0089】<ステップ1002>キャッシュ処理情報
400に、他のキャッシュ処理対象データの情報が残っ
ているか否かを判定する。その結果、残っている場合に
は、ステップ112に戻り、残っていない場合には、キ
ャッシュ管理処理実行中フラグを元に戻し、キャッシュ
管理処理1000を終了する。
【0090】以上説明したように、第2の実施形態によ
れば、キャッシュ設定処理とキャッシュ管理処理を並列
に実行でき、互いの処理を独立に行うことが可能であ
る。例えば、キャッシュ管理処理がキャッシュ処理時刻
待ちの間であっても、キャッシュ設定処理で新たにキャ
ッシュ処理対象データを設定することが可能である。つ
まり、複数のキャッシュ処理対象データを待ち時間なし
で設定することができる。
【0091】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。
【0092】第3の実施形態では、キャッシュ処理時刻
を定期形式で設定し、定期的にキャッシュ処理を行う。
ここで定期形式のキャッシュ処理時刻とは、毎日、毎
週、毎月などのように、ある時間間隔で複数回キャッシ
ュ処理を行う場合の設定を意味する。
【0093】更に、キャッシュ処理時刻を定期形式で設
定できるようにしたのに対応して、キャッシュ処理終了
条件を設定できるようにし、キャッシュ処理終了条件が
満たされたら、キャッシュ処理の定期的な実行を終了す
る。
【0094】図11は、キャッシュ処理対象データのデ
ータ識別子とキャッシュ処理時刻とキャッシュ処理終了
条件を設定する際に、クライアント210の表示装置2
13に表示されるキャッシュ処理設定画面1400の例
を示す図である。
【0095】同図に示すように、キャッシュ処理設定画
面1400は、キャッシュ処理対象データの識別子を入
力するデータ識別子入力エリア1401と、キャッシュ
処理対象データのキャッシュ処理時刻を入力するキャッ
シュ処理時刻入力エリア1402と、キャッシュ処理終
了条件を入力するキャッシュ処理終了条件入力エリア1
403と、指定された設定情報の送信要求を入力する実
行ボタン1404とからなる。
【0096】また、キャッシュ処理終了条件入力エリア
1403は、キャッシュ処理期限時刻を入力するキャッ
シュ処理期限時刻入力エリア1405と、キャッシュ処
理最大許容回数を入力するキャッシュ処理最大許容回数
入力エリア1406とからなる。ここで、キャッシュ処
理期限時刻とは、その時刻を経過すると、キャッシュ処
理を終了する時刻をいう。また、キャッシュ処理最大許
容回数とは、クライアントから最後にデータ送信要求を
受信した時刻から現在時刻までの間の行うことを許容す
るキャッシュ処理の最大回数をいう。つまり、最後にデ
ータ送信要求を受信した時刻から現在時刻までの間に行
ったキャッシュ処理の回数が、キャッシュ処理最大許容
回数を超えるとキャッシュ処理を終了する。キャッシュ
処理終了条件としては、キャッシュ処理期限時刻または
キャッシュ処理最大許容回数のどちらか片方を指定すれ
ばよい。なお、キャッシュ処理時刻入力エリア1402
で1回限りの形式でキャッシュ処理時刻を指定した場合
は、指定したキャッシュ処理時刻が自動的にキャッシュ
処理期限時刻として指定される。
【0097】同図において、実行ボタン1404が押さ
れると、データ識別子入力エリア1401とキャッシュ
処理時刻入力エリア1402とキャッシュ処理終了条件
入力エリア1403とで指定されたデータ識別子とキャ
ッシュ処理時刻とキャッシュ処理終了条件とがキャッシ
ュ220に送信され、キャッシュ設定処理の実行が開始
される。
【0098】図11は、データ識別子Aのデータを、毎
週月曜日午前8時40分という定期形式のキャッシュ処
理時刻で、1998年9月1日午前0時0分まで実行す
るという条件を入力したときの画面表示を示している。
【0099】次に、第3の実施形態におけるキャッシュ
設定処理及びキャッシュ管理処理について説明する。
【0100】図12は、キャッシュ処理対象データのキ
ャッシュ処理情報設定のためのキャッシュ設定処理11
00の処理手順を示すフローチャートである。同図に示
すように、キャッシュ設定処理1100は、ステップ1
101〜1104を備える。
【0101】<ステップ1101>キャッシュ220
は、クライアント210から送信されたキャッシュ処理
対象データのデータ識別子とキャッシュ処理時刻とキャ
ッシュ処理終了条件を記憶装置222内のキャッシュ処
理情報1300に記憶する。
【0102】図13は、キャッシュ処理情報1300の
構成例を示す図である。
【0103】同図に示すように、キャッシュ処理情報1
300は、データ識別子フィールド1301と、キャッ
シュ処理時刻フィールド1302と、キャッシュ処理終
了条件フィールド1303と、最終キャッシュ処理時刻
フィールド1304と、キャッシュ処理回数フィールド
1305とから構成される。
【0104】データ識別子フィールド1301は、デー
タ識別子を記憶する。キャッシュ処理時刻フィールド1
302は、キャッシュ処理時刻を記憶する。キャッシュ
処理終了条件フィールド1303は、キャッシュ処理終
了条件を記憶する。最終キャッシュ処理時刻フィールド
1304は、キャッシュ220がサーバ230から該当
するデータを最後に取り寄せた時刻を記憶する。キャッ
シュ処理回数フィールド1305は、キャッシュ220
がクライアント210からのデータ送信要求を最後に受
信した時刻から現在時刻までの間にキャッシュ処理を行
った回数を記憶する。
【0105】なお、ステップ1101で、最終キャッシ
ュ処理時刻フィールド1304には、現在時刻を記憶し
ておき、キャッシュ処理回数フィールド1305には0
をセットしておく。
【0106】<ステップ1102>キャッシュ管理処理
実行中フラグを調べ、キャッシュ管理処理が実行されて
いるか否かを判定する。その結果、実行されていないな
らば、ステップ1103に移動し、実行されているなら
ば、ステップ1104に移動する。
【0107】<ステップ1103>キャッシュ管理処理
を起動し、キャッシュ管理処理実行中フラグを立て、ス
テップ1104に移動する。
【0108】<ステップ1104>キャッシュ設定処理
1100を終了するか否かをクライアント210に問い
合わせ、終了しない場合は、ステップ1101に戻る。
【0109】図14は、キャッシュ管理処理1200の
処理手順を示すフローチャートである。同図に示すよう
に、キャッシュ管理処理1200は、ステップ1201
〜1206、112、113を備える。
【0110】<ステップ1201>キャッシュ処理情報
1300のフィールド1302に記憶されたキャッシュ
処理時刻を取り出し、定期形式で設定されているか否か
を判定する。その結果、定期形式で設定されている場合
には、ステップ1202に移動し、定期形式でない1度
きりの形式で設定されている場合には、ステップ112
に移動する。
【0111】<ステップ1202>該当する最終キャッ
シュ処理時刻をキャッシュ処理情報1300のフィール
ド1304から取り出し、その最終キャッシュ処理時刻
と定期形式のキャッシュ処理時刻とに基づいて、最終キ
ャッシュ処理時刻に一番近い未来のキャッシュ処理時刻
を算出する。そして、算出したキャッシュ処理時刻と現
在時刻とを比較し、そのキャッシュ処理時刻が現在時刻
よりも過去の時刻であるか否かを判定する。
【0112】例えば、図13に示したデータ識別子Aの
データの場合は、キャッシュ処理時刻フィールド130
2の「毎週月曜日午前8時40分」に該当する複数の時
刻のうち、最終キャッシュ処理時刻フィールド1304
の「1998年6月29日午前8時40分」に一番近い
未来の時刻は、1998年7月6日午前8時40分であ
り、この時刻と現在時刻を比較する。なお、このデータ
をまだ1度もキャッシュ処理していない場合は、前述し
たように、最終キャッシュ処理時刻フィールド1304
には、初期値として、キャッシュ処理情報を設定したと
きの時刻が設定されているので、キャッシュ処理情報を
設定したときの時刻に一番近い未来のキャッシュ処理時
刻と現在時刻が比較される。
【0113】判定の結果、キャッシュ処理時刻が現在時
刻よりも過去の時刻でない場合は、ステップ1201に
戻り、過去の時刻である場合には、ステップ113に移
動する。
【0114】<ステップ112>一度きりの形式で指定
されているキャッシュ処理時刻と現在の時刻を比較し、
キャッシュ処理時刻が現在の時刻よりも過去の時刻であ
るか否かを判定する。その結果、キャッシュ処理時刻が
現在時刻よりも過去の時刻でない場合は、ステップ12
01に戻り、過去の時刻である場合には、ステップ11
3に進む。
【0115】<ステップ113>該当するデータ識別子
をキャッシュ処理情報1300のフィールド1301か
ら取り出し、そのデータ識別子に対応するデータをサー
バ230から取り寄せて、キャッシュデータ500に記
憶する。
【0116】<ステップ1203>サーバ230からデ
ータを取り寄せた時刻をキャッシュ処理情報1300の
最終キャッシュ処理時刻フィールド1304に記憶す
る。また、キャッシュ処理情報1300のキャッシュ処
理回数フィールド1305の値を1つ増やす。
【0117】<ステップ1204>サーバ230から取
り寄せたデータのデータ識別子に対応するキャッシュ処
理終了条件をキャッシュ処理情報1300のフィールド
1303から取り出し、キャッシュ処理終了条件が満た
されているか否かを判定する。その結果、キャッシュ処
理終了条件が満たされていれば、ステップ1205に移
動し、そうでないならば、ステップ1206に移動す
る。なお、キャッシュ処理終了条件が満たされているか
否かの判定処理の詳細については、後述する。
【0118】<ステップ1205>キャッシュ処理終了
条件が満たされたキャッシュ処理情報1300のキャッ
シュ処理時刻フィールド1302に、キャッシュ処理を
終了することを示す値を記憶する。
【0119】<ステップ1206>キャッシュ処理情報
1300のキャッシュ処理時刻フィールド1302にキ
ャッシュ処理終了を示す値が記憶されていないデータが
残っているか否かを判定する。その結果、残っていない
場合には、キャッシュ管理処理実行中フラグを元にもど
し、キャッシュ管理処理1200を終了する。一方、残
っている場合には、ステップ1201に戻る。
【0120】次に、前述したステップ1204の処理の
詳細について説明する。
【0121】図15は、ステップ1204におけるキャ
ッシュ処理終了条件の判定処理の処理手順を示すフロー
チャートである。同図に示すように、本判定処理は、ス
テップ1501〜1503を備える。
【0122】<ステップ1501>キャッシュ処理終了
条件が、キャッシュ処理期限時刻の形式であるか否かを
判定する。その結果、キャッシュ処理期限時刻の形式で
あるならば、ステップ1502に移動し、そうでないな
らば、すなわち、キャッシュ処理最大許容回数の形式で
あるならば、ステップ1503に移動する。
【0123】<ステップ1502>キャッシュ処理終了
期限時刻が、現在時刻よりも過去であるか否かを判定す
る。その結果、現在時刻よりも過去であるならば、終了
条件を満たすと判定し、そうでないならば、終了条件を
満たさないと判定する。
【0124】<ステップ1503>該当するキャッシュ
処理回数をキャッシュ処理情報1300のフィールド1
305から取り出し、そのキャッシュ処理回数がキャッ
シュ処理終了条件が示す回数より大きいか否かを判定す
る。その結果、キャッシュ処理回数が大きい場合は、終
了条件を満たすと判定し、そうでない場合は、終了条件
を満たさないと判定する。
【0125】以上のようにして、キャッシュ処理終了条
件が満たされているか否かが判定される。
【0126】また、本実施形態のデータ送信処理120
においては、クライアント210からデータ送信要求を
受信したとき、キャッシュ処理情報1300のキャッシ
ュ処理回数フィールド1305を0にリセットする。こ
れ以外の動作は、第1の実装形態と同様である。
【0127】以上説明したように、第3の実施形態によ
れば、キャッシュ処理時刻を定期形式で設定できるの
で、毎週、毎日のように周期的に更新されるサーバのデ
ータ等についてキャッシュ処理を行う場合に、何度も設
定を繰り返す必要がない。また、キャッシュ処理期限時
刻やキャッシュ処理最大許容回数を設定することで、キ
ャッシュ処理を適切なときに終了させることができる。
【0128】次に、本発明の第4の実施形態について説
明する。
【0129】第4の実施形態は、複数のサーバにデータ
が分散しており、各サーバのデータを組み合わせて1つ
に加工してキャッシュ220に蓄積する。
【0130】図16は、第4の実施形態の全体構成を示
す図である。同図に示すように、本実施形態は、図1に
示した構成に、サーバ1600が追加された構成になっ
ている。
【0131】2つ目のサーバであるサーバ1600は、
サーバ230と同様の構成で、計算機1601に、記憶
装置1602を接続した、通常の計算機システムで構成
される。
【0132】図17は、クライアント210において、
キャッシュ処理対象データのデータ識別子とキャッシュ
処理時刻と加工方法を設定する際に、クライアント21
0の表示装置213に表示されるキャッシュ処理設定画
面1700の例を示す図である。
【0133】同図に示すように、キャッシュ処理設定画
面1700は、キャッシュ処理対象データの識別子を入
力するデータ識別子入力エリア1701と、キャッシュ
処理対象データのキャッシュ処理時刻を入力するキャッ
シュ処理時刻フィールド1702と、データを組み合わ
せる加工方法を入力する加工方法入力エリア1703
と、指定された設定情報の送信要求を入力する実行ボタ
ン1704とからなる。
【0134】同図において、実行ボタン1704が押さ
れると、データ識別子入力エリア1701とキャッシュ
処理時刻フィールド1702と加工方法入力エリア17
03とで指定されたデータ識別子とキャッシュ処理時刻
と加工方法がキャッシュ220に送信される。
【0135】キャッシュ220は、キャッシュ処理対象
データのデータ識別子とキャッシュ処理時刻と加工方法
をクライアント210から受信すると、記憶装置222
内のキャッシュ処理情報1800に記憶する。
【0136】図18は、キャッシュ処理情報1800の
構成例を示す図である。同図に示すように、キャッシュ
処理情報1800は、データ識別子フィールド1801
と、キャッシュ処理時刻フィールド1802と、加工方
法フィールド1803とから構成される。
【0137】データ識別子フィールド1801は、キャ
ッシュ処理対象データのデータ識別子を記憶する。キャ
ッシュ処理時刻フィールド1802は、キャッシュ処理
対象データのキャッシュ処理時刻を記憶する。加工方法
フィールド1803は、データの加工方法を記憶する。
加工方法フィールド1803に記憶される加工方法は、
例えば、SQLと呼ばれるデータベースシステムにおけ
るデータ操作言語などによって記述される。SQLにつ
いては、例えば、D.M.クロエンケによる「データベ
ース処理 基礎・設計・実装」(株式会社トッパン発
行)の第305〜329頁に記載されている。
【0138】なお、本実施形態では、複数のサーバを備
えるため、データ識別子は、データが存在するサーバと
データ自体の両方を指定できる識別子であり、例えば、
「サーバ名.データ名」等で表される。
【0139】指定されたキャッシュ処理時刻になってキ
ャッシュ処理を行う際、キャッシュ処理情報1800の
フィールド1803に加工方法が設定されてない場合
(例えば、図18のデータ識別子X.Eの場合)には、
キャッシュ処理情報1800のフィールド1801のデ
ータ識別子に指定されたサーバ(例えば、X)に、デー
タ識別子に対応するデータ(例えば、E)の送信を要求
し、データ内容を取り寄せ、キャッシュデータ500に
記憶する。
【0140】一方、加工方法が設定されている場合に
は、加工方法の中で指定されたデータ識別子について、
データ識別子の示すサーバに、データ識別子の示すデー
タの送信を要求し、データ内容を取り寄せる。そして、
それらの取り寄せたデータを加工方法に従って組み合わ
せて1つに加工し、キャッシュデータ500に記憶す
る。
【0141】図19は、図17に示したデータ識別子M
に対応する加工方法1703に基づく加工例を示す図で
ある。
【0142】同図において、テーブル1910は、デー
タ識別子Aのデータ内容であり、例えば、サーバ230
に記憶される。また、テーブル1920は、データ識別
子Bのデータ内容であり、例えば、サーバ1600に記
憶される。そして、テーブル1930は、加工方法17
03に指定された「JOIN」と呼ばれるテーブル加工
方法の加工結果であり、データ識別子Mのデータ内容と
して、キャッシュ220に記憶される。
【0143】以上説明したように、第4の実施形態によ
れば、通信ネットワークに接続された複数のサーバにデ
ータが分散している場合であっても、1つのキャッシュ
にまとめてデータを蓄積できる。また、複数のサーバが
保有するデータを組み合わせて1つに加工したものをキ
ャッシュに蓄積できるので、キャッシュは、クライアン
トに加工されたデータをそのまま送信でき、そのデータ
を何度も送信する場合であっても加工をやり直す必要が
ない。
【0144】次に、本発明の第5の実施形態について説
明する。
【0145】キャッシュ220の記憶装置222の容量
には制限があるので、サーバ230からキャッシュ処理
対象データを取り寄せて、記憶装置222に記憶する
際、空き容量が記憶装置222に無い場合には、すでに
蓄積しているデータのいずれかを削除する必要がある。
【0146】そこで、第3の実施形態において、サーバ
230からキャッシュ処理対象データを取り寄せて、記
憶装置222に記憶する際、データを蓄積するための空
き容量が記憶装置222に無い場合に、すでに蓄積して
いるデータのいずれかを削除する方法について、第5の
実施形態として説明する。
【0147】図20は、本実施形態における、キャッシ
ュ管理処理1200(図14)の該当データのキャッシ
ュ処理(ステップ113)の処理手順を示すフローチャ
ートである。同図に示すように、本キャッシュ処理は、
ステップ2001〜2006を備える。
【0148】<ステップ2001>キャッシュ処理を行
うデータのデータ識別子をキャッシュ処理情報1300
のフィールド1301から取り出し、そのデータ識別子
に対応するデータのデータサイズをサーバ230に問い
合わせる。
【0149】<ステップ2002>サーバ230から該
当データのデータサイズを受信すると、該当データを蓄
積するための空き容量が記憶装置222にあるか否かを
判定する。その結果、空き容量が十分ある場合は、ステ
ップ2006に移動し、空き容量が十分ない場合は、ス
テップ2003に移動する。
【0150】<ステップ2003>データサイズを問い
合わせたデータの識別子と同じデータ識別子がキャッシ
ュデータ500にあるか否かを判定する。その結果、キ
ャッシュデータ500に同じデータ識別子がある場合に
は、当該データ識別子に対応するデータを削除対象デー
タとして、ステップ2005に移動し、ない場合には、
ステップ2004に移動する。
【0151】<ステップ2004>キャッシュ処理情報
1300内のデータのうち、最終キャッシュ処理時刻か
ら現在時刻までの時間が一番長いデータのデータ識別子
を取り出す。つまり、キャッシュ処理によってサーバ2
30から最後に取り寄せられてからの時間が長いデータ
を検出して、削除対象データとする。
【0152】<ステップ2005>ステップ2003ま
たはステップ2004で得られた削除対象データをキャ
ッシュデータ500から削除する。この削除処理の詳細
については、後述する。
【0153】<ステップ2006>キャッシュ処理対象
データの送信をサーバ230に要求し、データ内容を取
り寄せてキャッシュデータ500に蓄積し、該当データ
のキャッシュ処理を終了する。
【0154】次に、前述したデータの削除処理(ステッ
プ2005)の詳細について説明する。
【0155】図21は、ステップ2005のデータの削
除処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に
示すように、本処理は、ステップ2101〜2103を
備える。
【0156】<ステップ2101>削除対象データにつ
いて、キャッシュデータ500からデータ識別子とデー
タ内容を削除する。
【0157】<ステップ2102>削除対象データのキ
ャッシュ処理時刻フィールド1302に、キャッシュ処
理終了を示す値が記憶されているか否かを判定する。そ
の結果、キャッシュ処理終了を示す値が記憶されている
場合は、ステップ2103に移動し、そうでない場合
は、データの削除処理を終了する。
【0158】<ステップ2103>キャッシュ処理終了
を示す値が記憶されているデータについて、キャッシュ
処理情報1300のフィールド1301〜1305の値
を削除し、データの削除処理を終了する。
【0159】なお、キャッシュデータ500上のデータ
を削除するとき、クライアント210から最後に送信要
求があった時刻から現在時刻までの時間が長いデータを
優先して削除するようにしてもよい。そのようなデータ
は、クライアント210から今後送信要求がある可能性
が小さいと考えられるからである。
【0160】また、定期形式でキャッシュ処理時刻が設
定されているデータと、一度きりの形式でキャッシュ処
理時刻が設定されているデータが両方キャッシュデータ
500に蓄積されている場合には、一度きりの形式でキ
ャッシュ処理時刻が設定されたデータを優先して削除す
るようにしてもよい。定期形式でキャッシュ処理時刻が
設定されたデータをキャッシュデータ500から一時的
に削除しても、また次のキャッシュ処理時刻になるとこ
のデータがキャッシュ処理されるので、削除の効率が悪
いからである。
【0161】また、キャッシュ処理時刻が定期形式で設
定されている複数のデータの中からいずれかのデータを
削除する場合、次にサーバ230から取り寄せられるま
での時間が短いデータから優先して削除する方法が考え
られる。次に取り寄せられるまでの時間が短いデータを
削除すれば、そのデータがキャッシュ上に存在しない時
間が短くて済むからである。
【0162】以上説明したように、第5の実施形態によ
れば、キャッシュの記憶装置がすでに大量のデータを蓄
積しており、新しくサーバから取り寄せるデータを蓄積
するための空き容量が無い場合であっても、クライアン
トから送信要求される可能性の小さいデータをキャッシ
ュの記憶装置から削除することにより、取り寄せるデー
タのための空き容量を確保することができる。
【0163】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、適当なキャッシュ処理時刻を指定することで、サ
ーバのデータが変更された場合であっても、クライアン
トはサーバが保有する最新のデータをキャッシュから入
手することができる。
【0164】また、所定のデータを予めキャッシュ上に
蓄積させることができ、クライアントがそのデータの送
信を初めて要求する場合でも、迅速な送信処理が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態の全体構成図である。
【図2】 キャッシュ処理設定画面の例を示す図であ
る。
【図3】 第1の実施形態の全体の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図4】 キャッシュ処理情報テーブルの構成例を示す
図である。
【図5】 キャッシュデータテーブルの構成例を示す図
である。
【図6】 データ送信要求画面の例を示す図である。
【図7】 データ送信要求情報テーブルの構成例を示す
図である。
【図8】 データ利用情報確認画面の例を示す図であ
る。
【図9】 第2の実施形態のキャッシュ設定処理の処理
手順を示すフローチャートである。
【図10】 第2の実施形態のキャッシュ管理処理の処
理手順を示すフローチャートである。
【図11】 キャッシュ処理設定画面の例を示す図であ
る。
【図12】 第3の実施形態のキャッシュ設定処理の処
理手順を示すフローチャートである。
【図13】 キャッシュ処理情報テーブルの構成例を示
す図である。
【図14】 第3の実施形態のキャッシュ管理処理の処
理手順を示すフローチャートである。
【図15】 第3の実施形態のキャッシュ処理終了条件
の判定処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図16】 第4の実施形態の全体構成図である。
【図17】 キャッシュ処理設定画面の例を示す図であ
る。
【図18】 キャッシュ処理情報テーブルの構成例を示
す図である。
【図19】 データ加工処理の例を示す図である。
【図20】 第5の実施形態のデータのキャッシュ処理
の処理手順を示すフローチャートである。
【図21】 第5の実施形態のデータの削除処理の処理
手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
210 クライアント 220 キャッシュ 230 サーバ 240 通信ネットワーク 211,221,231 計算機 222,232 記憶装置 2301 キャッシュ処理情報設定手段 2302 時刻比較手段 2303 キャッシュ処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 重年 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 増石 哲也 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所システム開発本部内 (72)発明者 田中 厚 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 5B082 FA12 HA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャッシュ処理対象データのデータ識別
    子とキャッシュ処理時刻とを設定し、 前記キャッシュ処理時刻と現在時刻とを比較し、 前記キャッシュ処理時刻と現在時刻とが予め定めた関係
    にあるとき、前記データ識別子に対応するデータをサー
    バから取り寄せてキャッシュに格納することを特徴とす
    るデータキャッシュ処理方法。
  2. 【請求項2】 データを保有するサーバと、データの送
    信を要求するクライアントとに接続されるキャッシュ装
    置であって、 前記サーバから読み出したデータを記憶するデータ記憶
    手段と、 キャッシュ処理対象データのデータ識別子とキャッシュ
    処理時刻とを記憶するキャッシュ処理情報記憶手段と、 前記キャッシュ処理時刻と現在時刻とを比較する手段
    と、 前記キャッシュ処理時刻と現在時刻とが予め定めた関係
    にあるとき、前記データ識別子に対応するデータを前記
    サーバから取り寄せて前記データ記憶手段に格納する手
    段とを備えることを特徴とするキャッシュ装置。
  3. 【請求項3】 前記キャッシュ処理時刻は、定期形式で
    指定できることを特徴とする請求項2に記載のキャッシ
    ュ装置。
  4. 【請求項4】 データを保有するサーバと、 前記サーバの保有するデータの送信を要求するクライア
    ントと、 前記サーバの保有するデータを一時的に蓄積するキャッ
    シュとを備え、 前記キャッシュは、 キャッシュ処理対象データのデータ識別子とキャッシュ
    処理時刻を記憶し、 前記キャッシュ処理時刻と現在時刻を比較し、 前記キャッシュ処理時刻と現在時刻とが予め定めた関係
    にあるとき、前記データ識別子に対応するデータを前記
    サーバから取り寄せて記憶することを特徴とするデータ
    送信システム。
  5. 【請求項5】 データを保有する複数のサーバと、 前記サーバの保有するデータを一時的に蓄積するキャッ
    シュと、 前記キャッシュにデータの送信を要求するクライアント
    とを備え、 前記キャッシュは、 複数のサーバの保有するデータを組み合わせて1つに加
    工するための加工情報と、キャッシュ処理時刻とを記憶
    し、 前記キャッシュ処理時刻と現在時刻を比較し、 前記キャッシュ処理時刻と現在時刻とが予め定めた関係
    にあるとき、前記複数のサーバが保有するデータを前記
    加工情報に従って加工し、加工後のデータを記憶するこ
    とを特徴とするデータ送信システム。
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