JP2001060157A - アプリケーション間メッセージ交換方式 - Google Patents

アプリケーション間メッセージ交換方式

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JP2001060157A
JP2001060157A JP23580999A JP23580999A JP2001060157A JP 2001060157 A JP2001060157 A JP 2001060157A JP 23580999 A JP23580999 A JP 23580999A JP 23580999 A JP23580999 A JP 23580999A JP 2001060157 A JP2001060157 A JP 2001060157A
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application
format
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processing unit
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Katsumi Ozawa
克美 小澤
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メッセージ交換のための機能がクライアント
とサーバで対になっているためメッセージの送信元と受
信先ごとにメッセージ変換のための機能を用意しなけれ
ばならない。 【解決手段】 本発明は、2つ以上の計算機間におい
て、メッセージ形式の変換・メッセージの振り分けによ
り、計算機上のアプリケーションが、送信相手のメッセ
ージ形式を意識せずにメッセージによるアプリケーショ
ンの連携を実現するものである。また、送信するメッセ
ージを待避することにより、受信側アプリケーションか
らのメッセージ再送信要求に対して、送信側に影響する
ことなく、メッセージの再送信を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のアプリケーシ
ョンの協調動作により業務を実行するに関し、業務の依
頼を行う側のアプリケーションが依頼を受ける側のアプ
リケーションに直接業務の依頼を行うのではなく、一旦
サーバ機能に依頼を行うと、依頼を受けたサーバ機能は
依頼された業務データの形式から業務の実行を行う先の
アプリケーションを選択して実行を依頼するアプリケー
ション間メッセージ交換方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メッセージ交換システムは、複数
の計算機間でメッセージの交換を実現するために用いら
れている。
【0003】従来のメッセージ交換システムが、特開平
10−143456号公報に記載されている。
【0004】この公報に記載されたメッセージ交換シス
テムは、ネットワーク接続された複数のパーソナルコン
ピュータ上でマルチメディアデータからなるメッセージ
の表示出力を行うに際し、表示出力を依頼された受信ク
ライアントは、依頼されたメッセージについての表示出
力機能を自身が持たないとき、受け取ったメッセージに
対し自身が表示出力のできるメッセージ形式にサーバ機
能を利用することで変換を行うものである。
【0005】この時、受信クライアントは、各サーバが
どの様な変換機能を有するかを意識せず全体のサーバを
代表するサーバに変換の依頼を行う構成となっている。
【0006】例えば、D形式の表示出力機能をもつ受信
クライアントがA形式のメッセージを受信したとする
と、サーバに対してメッセージ変換を依頼するに際し、
依頼する要求内容(A形式からD形式へ変換する)を作
成する。
【0007】メッセージの変換の依頼を受けたサーバは
他のサーバと連携処理を行う実行手順データ(手順1:
A形式からB形式変換、手順2:B形式からC形式変
換、手順3:C形式からD形式変換等)の作成手段およ
びメッセージ変換機能実行手段を持ち、サーバは他のサ
ーバと連携し各サーバが固有に持つ変換機能を使用して
メッセージ変換を実行していき、結果として受信クライ
アントにD形式となったメッセージを返却するようにし
たものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
には、次のような問題点があった。
【0009】第1の問題点は、メッセージ形式の変換が
1対1でしか行えないことである。その理由は、業務ル
ールによるメッセージの変換を考慮せず、単にフォーマ
ット変換を行うことのみに主眼を置いているためであ
る。
【0010】第2の問題点は、メッセージの受信クライ
アントにメッセージ変換のための機能を用意しなければ
ならないことである。その理由は、メッセージ変換のた
めの機能がクライアントとサーバとに分散しているため
である。
【0011】第3の問題点は、受信先が障害などにより
メッセージの再送が必要になった場合に、メッセージの
送信元に対し、再度メッセージの送信要求を行う必要が
あることである。その理由は、メッセージの蓄積を行う
機能を実装していないためである。
【0012】第4の問題点は、仕様変更が起こった際の
影響がメッセージ交換システムだけでなく、接続された
全ての計算機に及ぶことである。その理由は、第2の問
題点と同じである。
【0013】本発明は、以上の問題点を解決するメッセ
ージ交換システム、メッセージ交換方法を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願の第一の発明のアプ
リケーション間メッセージ交換方式は、ネットワークで
接続された複数の計算機で動作するアプリケーション群
にあってアプリケーション間でメッセージの交換を行う
に際し、メッセージを送信するアプリケーションは、受
け取ったメッセージから送信宛先アプリケーションを決
定して該メッセージを送信する機能を有するメッセージ
交換処理部に該メッセージの送信を行うことを備える。
【0015】本願の第二の発明のアプリケーション間メ
ッセージ交換方式は、第一の発明において、前記メッセ
ージ交換処理部は、前記受け取ったメッセージについて
そのメッセージの形式を決定しその決定した形式のメッ
セージを処理するアプリケーションに送信することを備
える。
【0016】本願の第三の発明のアプリケーション間メ
ッセージ交換方式は、第二の発明において、前記メッセ
ージ交換処理部は、前記受け取ったメッセージ中に含ま
れる文字列から該メッセージの形式を決定することを備
える。
【0017】本願の第四の発明のアプリケーション間メ
ッセージ交換方式は、第二の発明において、前記メッセ
ージ交換処理部は、前記受け取ったメッセージの形式を
決定後、該メッセージを共通の表現形式を持つメッセー
ジに変換することを備える。
【0018】本願の第五の発明のアプリケーション間メ
ッセージ交換方式は、第二又は第四の発明において、前
記メッセージ交換処理部は、前記受け取ったメッセージ
の形式から送信先のアプリケーションを決定すると前記
共通表現形式メッセージを送信先のアプリケーションの
持つ固有のメッセージ形式に変換して送信することを備
える。
【0019】本願の第六の発明のアプリケーション間メ
ッセージ交換方式は、第二の発明において、前記メッセ
ージ交換処理部は、前記受け取ったメッセージから送信
先のアプリケーションを決定するにおいて、複数の送信
先のアプリケーションが定義されている場合、該複数の
アプリケーションにメッセージの送信を行うことを備え
る。
【0020】本願の第七の発明のアプリケーション間メ
ッセージ交換方式は、第二の発明において、前記メッセ
ージ交換処理部は、前記受け取ったメッセージから送信
先のアプリケーションへの該メッセージの送信に先立ち
該メッセージに一意な番号を付与してファイルに保存
し、以降送信先のアプリケーションから該一意な番号を
指定してメッセージの再送の要求があれば、該一意な番
号をもつメッセージを保存したファイルから取り出して
再送を行うことを備える。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1を参照すると、本実施例は1台以上の
メッセージ送信側計算機1と、計算機上に実装されるメ
ッセージ交換処理部2と、メッセージ交換処理部2の実
装された計算機に接続された磁気ディスク装置等からな
る記憶部3と、1台以上のメッセージ受信側計算機4
と、から構成される。
【0023】メッセージ送信側計算機1には1つ以上の
メッセージ送信側アプリケーション11が、メッセージ
受信側計算機4には1つ以上のメッセージ受信側アプリ
ケーション41があらかじめ実装されている。
【0024】記憶部3は、業務フロー定義ファイル31
と、メッセージ辞書ファイル32と、送信済みメッセー
ジファイル33と、を備えている。
【0025】業務フロー定義ファイル31は、メッセー
ジ送信側アプリケーション11とメッセージ受信側アプ
リケーション41のすべての業務の関連性とその流れを
定義した情報をあらかじめ記憶しており、その中にはメ
ッセージ送信側アプリケーション11の送信したメッセ
ージの形式を表すフォーマット名とそのメッセージの処
理を受け持つメッセージ受信側アプリケーション41の
アプリケーション名がペアーとなって定義されている。
【0026】尚、一つのフォーマット名に対して、それ
を複数の受信側アプリケーション41で処理することも
可能としている。
【0027】メッセージ辞書ファイル32は、メッセー
ジの宛先情報やメッセージフォーマット、検索時のキー
ワードとなる文字列を定義した情報をあらかじめ記憶し
ている。
【0028】送信済みメッセージファイル33は、メッ
セージ受信側アプリケーション41へのメッセージ送信
時に送信済みメッセージの内容を登録しておき、後に受
信側アプリケーション41からのメッセージの再送要求
があった時利用される。
【0029】メッセージ交換処理部2は、共通形式メッ
セージ変換部21と、送付先アプリケーション名取得部
22と、宛先メッセージフォーマット変換部23と、メ
ッセージ蓄積部24と、メッセージ送信部25と、メッ
セージ検索部26と、を含む。
【0030】共通形式メッセージ変換部21は、メッセ
ージ送信側アプリケーション11から送信されたメッセ
ージ内の先頭に定義されたヘッダ情報等に含まれる該メ
ッセージのフォーマット形式を示す文字列(以降、フォ
ーマット名と称する。)をキーとしてメッセージ辞書フ
ァイル32を検索する。検索した情報をもとに、送信さ
れた該メッセージを構成するフォーマットを認識するこ
とによってメッセージ交換処理部2内で取り扱うための
共通のメッセージ表現形式として定義された共通形式メ
ッセージにそれを変換し、該フォーマット名をその中の
しかるべき位置に設定する。
【0031】送付先アプリケーション名取得部22は、
変換された共通形式メッセージの中の該フォーマット名
をキーとして業務フロー定義ファイル31からこのメッ
セージの処理を行う宛先のメッセージ受信側アプリケー
ション41のアプリケーション名を検索して、メッセー
ジ内に該アプリケーション名を書き込む。
【0032】宛先メッセージフォーマット変換部23
は、送付先アプリケーション名取得部22で検索された
宛先のメッセージ受信側アプリケーション41のアプリ
ケーション名をキーとして同じくメッセージ辞書ファイ
ル32を検索し、宛先のメッセージフォーマット情報お
よび例えばIPアドレス等からなる宛先アドレスを取得
する。その後、宛先のメッセージフォーマット情報をも
とに共通形式メッセージ変換部21にて共通形式メッセ
ージに変換済みのメッセージを、宛先のアプリケーショ
ンの扱うメッセージ形式に変換する。また、宛先の計算
機のアドレスをメッセージに設定する。送信先となる計
算機が複数ある場合には、共通形式メッセージに変換済
みのメッセージから、それぞれの宛先ごとにメッセージ
を送信する。
【0033】メッセージ蓄積部24は、宛先メッセージ
フォーマット変換部23で変換されたメッセージに一意
の番号を付与し、その番号をメッセージ内に書き込んだ
あと、送信済みメッセージファイル33に蓄積する。
【0034】メッセージ送信部25は、メッセージ受信
側アプリケーション41にフォーマット変換後のメッセ
ージを送信する。
【0035】メッセージ検索部26は、メッセージ受信
側アプリケーション41からの要求により、メッセージ
蓄積部24にて付与された一意の番号をキーとして送信
済みメッセージファイル33から該当するメッセージを
検索し、メッセージ送信部25にメッセージ送信を依頼
する。
【0036】次に、本発明の実施の形態の動作について
図面(図1及び図2のフローチャート)を参照して本実
施例の動作について詳細に説明する。
【0037】メッセージ送信側アプリケーション11よ
り送られたメッセージは、メッセージ交換処理部2に送
信される。メッセージ送信側アプリーケーション11で
はどのメッセージ受信側アプリケーション41が該メッ
セージの処理をするかを意識せず、メッセージ交換処理
部2を送信宛先として送信することになる。
【0038】該メッセージは、メッセージ交換処理部2
の共通形式メッセージ変換部21に入力される。ここ
で、送信されたメッセージ内の先頭に定義されたヘッダ
情報の中の当該メッセージのメッセージ形式を示す文字
列をキーとしてメッセージ辞書ファイル32に設定され
た該メッセージの構成を定義した情報を検索して、共通
形式メッセージ変換部21は、入力されたメッセージを
共通形式メッセージに変換する。
【0039】共通形式メッセージに変換されたメッセー
ジは、送付先アプリケーション名取得部22に入力され
る。ここでは、共通形式メッセージ変換部21で変換さ
れたメッセージ内のフォーマット名をキーとして業務フ
ロー定義ファイル31を検索し、宛先のアプリケーショ
ン名を決定し、メッセージ内に検索された情報を書き込
む。
【0040】次に、宛先メッセージフォーマット変換部
23にて宛先のアプリケーション名をキーにメッセージ
辞書ファイル32を検索し、宛先のメッセージフォーマ
ットに変換する。変換されたメッセージは、メッセージ
蓄積部24にて宛先メッセージフォーマット変換部23
で変換されたメッセージに一意の番号を付与し、その番
号をメッセージ内に書き込んだあと、送信済みメッセー
ジファイル33に蓄積する。
【0041】その後で、メッセージ送信部25にて、メ
ッセージ受信側アプリケーション41に送信される。ま
た、メッセージ受信側アプリケーション41からメッセ
ージ再送信の要求があった場合には、メッセージ蓄積部
24にて付与された一意の番号をキーとして、送信済み
メッセージファイル33から該当するメッセージを検索
し、メッセージ送信部25により、検索されたメッセー
ジをメッセージ受信側アプリケーション41に送信す
る。
【0042】次に、図2のフローチャートを使用して具
体的な説明を行う。
【0043】最初に入力されたメッセージの解析を行
い、先頭部にあるヘッダ情報等からフォーマット名を取
り出す(ステップA1)。
【0044】取り出したフォーマット名をキーとしてメ
ッセージ辞書ファイル32から入力されたメッセージの
持つフォーマット情報の検索を行う(ステップA2)。
【0045】フォーマット名によるメッセージ辞書ファ
イル32の検索が正常に終了したかをチェックし(ステ
ップA3)、検索が異常終了した場合には、メッセージ
送信側アプリケーション11にエラーメッセージを送信
する(ステップA12)。
【0046】検索が正常に終了したら、検索したフォー
マット情報をもとに、共通形式メッセージに変換する
(ステップA4)。
【0047】続いて次に該フォーマット名をキーとし
て、業務フロー定義ファイル31を検索し、該フォーマ
ット名に関連付けて定義されているメッセージ受信側ア
プリケーション41からなる宛先のアプリケーション名
を検索する(ステップA5)。
【0048】宛先のアプリケーション名の検索が正しく
できたかをチェックし(ステップA6)、検索できなか
った場合には、このメッセージを送信したメッセージ送
信側アプリケーション11にエラーメッセージを送信す
る(ステップA12)。
【0049】宛先のアプリケーション名の検索に成功し
たら、検索された宛先のアプリケーション名をキーとし
て、メッセージ辞書ファイル32から宛先のアプリケー
ションの持つIPアドレス等からなるアドレスの検索を
行う(ステップA7)。
【0050】宛先のアプリケーションのアドレスの検索
が正常に終了したかをチェックし(ステップA8)、異
常終了の場合には、メッセージ送信側アプリケーション
11にエラーメッセージを送信する(ステップA1
2)。
【0051】宛先のアプリケーションのアドレスの検索
が正常に終了した時は、宛先のメッセージフォーマット
に変換し、さらに宛先のアドレスをメッセージ内に設定
する(ステップA9)。そして、メッセージに一意の番
号を付与し、その番号をメッセージ内に設定したあと、
送信済みメッセージファイル33に変換後のメッセージ
を書き込んで蓄積し(ステップA10)、メッセージを
メッセージ受信側アプリケーション41に送信する(ス
テップA11)。
【0052】メッセージ受信側アプリケーション41か
らの再送要求の場合を図3に示す。まず、メッセージ受
信側アプリケーション41はメッセージ交換処理部2に
よって割り振られた受信した各メッセージが一意に有す
る一連番号を意識していて、もし番号抜けを見つけると
抜けの番号をメッセージ交換処理部2に通知しその番号
を持ったメッセージの再送を要求する。
【0053】メッセージ交換処理部2は、要求のあった
メッセージを、図2のステップA10にて付与された一
意の番号をキーとして送信済みメッセージファイル33
から検索する(ステップB1)。
【0054】該当するメッセージの検索が正しく実行さ
れたかをチェックし(ステップB2)、検索に失敗した
場合には、メッセージ受信側アプリケーション41にエ
ラーメッセージを送信する(ステップB4)。
【0055】要求のあったメッセージの検索に成功した
ら、メッセージをメッセージ受信側アプリケーション4
1に送信する(ステップB3)。
【0056】次に、本発明の他の実施例について図面を
参照して詳細に説明する。
【0057】図4を参照すると、本実施例は、メッセー
ジ処理部6が、図1に示された実施例におけるメッセー
ジ交換処理部2の構成に加え、メッセージ振り分け部2
7を有する点およびメッセージを受信する側の計算機と
してメッセージ受信側アプリケーションA41とメッセ
ージ受信側アプリケーションB51を有する点で異な
る。メッセージ振り分け部27は、メッセージ送信側ア
プリケーション11から送信されたメッセージの宛先が
業務フロー定義ファイル31の検索の結果、複数となる
場合に、メッセージ受信側アプリケーションA41およ
びメッセージ受信側アプリケーションB51にメッセー
ジが送信されるようにメッセージの振り分け処理を行
う。
【0058】次に、本実施例の動作を図面(図4と図5
のフローチャート)を参照して詳細に説明する。
【0059】図5のステップC1−C9およびC14に
おける動作は、図2に示されたA1−A9およびA12
の動作と同一のため、説明は省略する。
【0060】ステップC9において、宛先のメッセージ
フォーマットに変換し、さらに宛先のアドレスをメッセ
ージ内に設定したあと、ステップC10でのチェックに
て、メッセージ送信側アプリケーション11の送信した
メッセージの持つフォーマット名によって業務フロー定
義ファイル31を検索した結果、メッセージ受信側アプ
リケーション41の宛先が複数ある場合には、メッセー
ジ振り分け部27にて宛先毎にメッセージを振り分ける
(ステップC11)。
【0061】宛先が単一の場合には、この処理をスキッ
プする。そのあと、振り分けられたメッセージ毎に一意
の番号の付与、メッセージ蓄積およびメッセージ送信を
行う(ステップC12およびC13)。
【0062】メッセージ受信側アプリケーションA41
およびメッセージ受信側アプリケーションB51からの
再送要求の場合は、図3で説明した内容と同様である。
【0063】
【発明の効果】第1の効果は、アプリケーションで使用
されるメッセージフォーマットおよび宛先を定義してお
くだけで、アプリケーション間でのメッセージ交換を実
現できるため、メッセージ交換するアプリケーションを
追加する場合にも、新たにメッセージフォーマットおよ
び宛先を定義するだけで、アプリケーションには一切影
響を及ぼさずにメッセージ交換ができるようになる。そ
の理由は、送信元および受信先のアプリケーションに変
更が必要ないように、全てのメッセージ変換処理の機能
をメッセージ辞書ファイル32を元に処理するようにし
たためである。
【0064】第2の効果は、受信側アプリケーションか
らのメッセージの再送要求に対し、メッセージ処理部の
みで処理が完結し、送信側アプリケーションに一切影響
を及ぼさないことにある。この結果、メッセージ再送の
ための処理が簡易化、高速化される。その理由は、送信
済みメッセージを蓄積し、再送要求があった場合には、
この蓄積されたメッセージを検索するのみで処理が完了
するようにしたためである。
【0065】第3の効果は、送信側アプリケーションと
受信側アプリケーションが1:nの場合でのメッセージ
交換をできるようにしたことである。この結果、1つの
メッセージを起点として複数のアプリケーションが連携
できるようになる。その理由は、メッセージ辞書内の宛
先情報をあらかじめ1:nでのメッセージ交換を行える
ようにできる仕組みとしたためである。業務フロー定義
ファイル31およびメッセージ辞書ファイル32への情
報の定義により、t台の計算機およびn個のアプリケー
ションへの振り分けが可能となる。業務フロー定義ファ
イル31およびメッセージ辞書ファイル32への情報の
定義により、これも同様にs台の計算機およびm個のア
プリケーションからの入力が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示すアプリケーシ
ョン間メッセージ交換方式の構成図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態を説明するフローチ
ャートである。
【図3】本発明の第一の実施の形態を説明するフローチ
ャートである。
【図4】本発明の第二の実施の形態を示すアプリケーシ
ョン間メッセージ交換方式の構成図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態を説明するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 メッセージ送信側計算機 11 メッセージ送信側アプリケーション 2 メッセージ交換処理部 21 共通形式メッセージ変換部 22 送付先アプリケーション名取得部 23 宛先メッセージフォーマット変換部 24 メッセージ蓄積部 25 メッセージ送信部 26 メッセージ検索部 27 メッセージ振り分け部 3 記憶部 31 業務フロー定義ファイル 32 メッセージ辞書ファイル 33 送信済みメッセージファイル 4 メッセージ受信側計算機 41 メッセージ受信側アプリケーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B085 AA08 BG07 CA04 5B089 GA11 GA21 GB03 JA16 JA40 KA01 KB04 KB06 KH03 KH04 LB14 5B098 AA10 GC16 5K030 HA05 JT06 KA01 KA02 KX28 LA01 LD01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークで接続された複数の計算機
    で動作するアプリケーション群にあってアプリケーショ
    ン間でメッセージの交換を行うに際し、メッセージを送
    信するアプリケーションは、受け取ったメッセージから
    送信宛先アプリケーションを決定して該メッセージを送
    信する機能を有するメッセージ交換処理部に該メッセー
    ジの送信を行うことを特徴とするアプリケーション間メ
    ッセージ交換方式。
  2. 【請求項2】 前記メッセージ交換処理部は、前記受け
    取ったメッセージについてそのメッセージの形式を決定
    しその決定した形式のメッセージを処理するアプリケー
    ションに送信することを特徴とする請求項1記載のアプ
    リケーション間メッセージ交換方式。
  3. 【請求項3】 前記メッセージ交換処理部は、前記受け
    取ったメッセージ中に含まれる文字列から該メッセージ
    の形式を決定することを特徴とする請求項2記載のアプ
    リケーション間メッセージ交換方式。
  4. 【請求項4】 前記メッセージ交換処理部は、前記受け
    取ったメッセージの形式を決定後、該メッセージを共通
    の表現形式を持つメッセージに変換することを特徴とす
    る請求項2記載のアプリケーション間メッセージ交換方
    式。
  5. 【請求項5】 前記メッセージ交換処理部は、前記受け
    取ったメッセージの形式から送信先のアプリケーション
    を決定すると前記共通表現形式メッセージを送信先のア
    プリケーションの持つ固有のメッセージ形式に変換して
    送信することを特徴とする請求項2又は4記載のアプリ
    ケーション間メッセージ交換方式。
  6. 【請求項6】 前記メッセージ交換処理部は、前記受け
    取ったメッセージから送信先のアプリケーションを決定
    するにおいて、複数の送信先のアプリケーションが定義
    されている場合、該複数のアプリケーションにメッセー
    ジの送信を行うことを特徴とする請求項2記載のアプリ
    ケーション間メッセージ交換方式。
  7. 【請求項7】 前記メッセージ交換処理部は、前記受け
    取ったメッセージから送信先のアプリケーションへの該
    メッセージの送信に先立ち該メッセージに一意な番号を
    付与してファイルに保存し、以降送信先のアプリケーシ
    ョンから該一意な番号を指定してメッセージの再送の要
    求があれば、該一意な番号をもつメッセージを保存した
    ファイルから取り出して再送を行うことを特徴とする請
    求項2記載のアプリケーション間メッセージ交換方式。
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