JP2001051656A - データ・ドライバ及びそれを備えた液晶表示装置 - Google Patents

データ・ドライバ及びそれを備えた液晶表示装置

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JP2001051656A
JP2001051656A JP11224666A JP22466699A JP2001051656A JP 2001051656 A JP2001051656 A JP 2001051656A JP 11224666 A JP11224666 A JP 11224666A JP 22466699 A JP22466699 A JP 22466699A JP 2001051656 A JP2001051656 A JP 2001051656A
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Yuichi Miwa
裕一 三輪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】液晶表示パネルのブロック順次駆動方式を実施
する際にデータ・ドライバと液晶表示パネルのデータ信
号線の接続を簡単化するデータ・ドライバを提供するこ
と。 【解決手段】データ・ドライバ52は、外部システムか
ら表示データ入力線2a〜2cに入力された表示データ
をシフトレジスタ1からのサンプリング・パルスにより
格納するデータレジスタ3を有している。データレジス
タ3に格納された表示データはラッチ5でラッチされて
から振分部9により振り分けられて出力回路7の所定の
出力端子(1)〜(300)に入力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、液晶表示装置用デ
ータ・ドライバに関し、より詳しくは、周辺回路一体型
液晶表示パネルにおけるブロック順次駆動方式に適した
データ・ドライバに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ・ドライバが搭載された液
晶表示パネルの構成例について図12を用いて説明す
る。図12は、アモルファス・シリコン(a−Si)で
チャネル層を形成した薄膜トランジスタ(TFT)をス
イッチング素子として有する従来の液晶表示パネル10
1の概略構成を示している。パネル101の表示領域9
0内には図中上下方向に延びるデータ信号線Ldが図中
左右方向に平行に複数形成され、また、データ信号線L
dとほぼ直交する方向に延びるゲート信号線(図示せ
ず)が図中上下方向に平行に複数形成されている。各デ
ータ信号線Ldはデータ・ドライバ103〜117のい
ずれかに接続されて駆動されるようになっている。ま
た、複数のゲート信号線のそれぞれは、図示を省略した
ゲート・ドライバにより駆動されるようになっている。
【0003】例えば、SVGA(Super Vide
o Graphics Array)である横800ピ
クセル、縦600ピクセルのマトリクス表示のパネルで
あって、1ピクセルが赤(R)、緑(G)、青(B)の
3つのサブピクセルからなるカラー表示の場合、1本の
ゲート信号線(走査線)上の表示サブピクセル数は24
00(=800×3)となる。この液晶表示装置101
を線順次駆動方式で駆動するには、例えば1個当たり3
00本のデータ信号線Ldを駆動できる8個のデータ・
ドライバ103〜117がデータ信号線Ldの上下端部
側に4個ずつ実装される。データ信号線Ldは、例えば
図中左から右に向かって順に、パネル上下に設けられた
データ・ドライバ103〜117に交互に1本ずつ接続
されている。
【0004】各データ信号線Ldに図中左から順に番号
を付すと、データ・ドライバ103は番号1〜599の
奇数番のデータ信号線Ldを駆動し、データ・ドライバ
111は番号2〜600の偶数番のデータ信号線Ldを
駆動する。以下同様にして、データ・ドライバ105、
107、109は番号601〜1199、1201〜1
799、1801〜2399の奇数番のデータ信号線L
dをそれぞれ駆動し、データ・ドライバ113、11
5、117は番号602〜1200、1202〜180
0、1802〜2400の偶数番のデータ信号線Ldを
それぞれ駆動する。
【0005】液晶表示装置101に接続されたコンピュ
ータ等のシステム側からは、通常1走査線分の表示デー
タがデータ信号線Ldの番号順(昇順あるいは降順)で
出力される。従って、各表示データが所定のデータ信号
線Ldから出力されるように、各表示データをデータ・
ドライバ103〜117のいずれかに割り振る割り振り
回路119が別途設けられている。なお、システム側か
ら送出される各画素のR、G、Bの三原色の表示データ
がアナログデータ、デジタルデータのいずれであって
も、データ・ドライバ103〜117に入力する際に
は、表示階調数に対応するビット数のディジタル・デー
タとして入力される。
【0006】図12に示すデータ・ドライバ103〜1
17はそれぞれ同一の構成を有しており、データ・ドラ
イバ103を例にとってその概略構造を図13を用いて
説明する。データ・ドライバ103は、データ・レジス
タ123と、データ・レジスタ123にサンプリング・
パルスを供給するシフトレジスタ121とを有してい
る。シフトレジスタ121は本例では100段に構成さ
れ、01段から100段まで順にサンプリング・パルス
をデータ・レジスタ123に出力するようになってい
る。データ・レジスタ123は300個の表示データ格
納部を有し、シフトレジスタ121の各段に対応して順
次3つの表示データ格納部が割り当てられている。各段
のサンプリング・パルスが順次送出されることにより、
3つの表示データ出力線122a〜122cに出力され
ている各表示データが、データ・レジスタ123内の順
次対応する3つの表示データ格納部に記憶されるように
なっている。従って、サンプリング・パルスが順次10
0個出力されると、300サブピクセル分の表示データ
がデータ・レジスタ123に格納される。
【0007】データ・レジスタ123の次段にはラッチ
125が接続されている。データ・レジスタ123の表
示データ格納部全てに表示データが格納されると、ラッ
チ・パルスに応答して表示データがラッチ125に一斉
にラッチされる。出力回路127は、ラッチ125及び
階調電圧作成回路(図示せず)に接続されており、ラッ
チ125から出力された各表示データに対応する階調電
圧を対応するデータ信号線Ldに出力するようになって
いる。階調電圧作成回路からは、抵抗分割等により例え
ば64階調分の電圧が出力されており、出力回路127
は表示データに応じて所望の電圧値を選択してデータ信
号線Ldに出力するようになっている。64階調の表示
を行うには6ビットの表示データが必要であり、256
階調の表示を行うには8ビットの表示データが必要であ
る。このため表示データ入力線122a〜122cは6
4階調の場合には18本、256階調の場合には24本
の信号線が用いられる。
【0008】図12に示した従来の線順次駆動方式の液
晶表示装置では、以上説明したデータ・ドライバ103
を8個使用して、データ・ドライバ103〜117のラ
ッチ125に全て表示データがラッチされた後、一斉に
出力回路127を介して全データ信号線Ldに表示デー
タを出力するようになっている。
【0009】ここで、a−Siより電子移動度に優れる
p−Si(ポリシリコン)をチャネル層に用いたTFT
をスイッチング素子として備えた液晶表示パネルに、上
述の従来のデータ・ドライバ103を実装して、ブロッ
ク順次駆動方式で駆動させることを考えてみる。低温ポ
リシリコン製造プロセスを用いてp−SiTFTのスイ
ッチング素子が形成できれば、アレイ基板上にデータ・
ドライバやゲート・ドライバあるいはそれらの一部の回
路をp−Siを用いて形成することができ、高速に動作
する周辺回路を形成することができるようになる。
【0010】ブロック順次駆動方式は、データ・ドライ
バを液晶表示パネルに例えば1つだけ設け、1つのデー
タ・ドライバで液晶表示パネル上の全データ信号線Ld
を複数のブロックに分割し、ブロック内で線順次駆動す
る方式である。
【0011】300本の出力端子を有する1個のデータ
・ドライバ103で走査線方向のサブピクセル数が24
00のSVGAの液晶表示パネル102をブロック順次
駆動させる場合について図14を用いて説明する。ブロ
ック順次駆動方式では、表示領域91内の全データ信号
線LdはブロックA〜Pまでの16個のブロックのいず
れかに含まれるように分割される。図14では、パネル
上方のブロックAは番号1〜299の奇数番のデータ信
号線を含み、パネル下方のブロックBは番号2〜300
の偶数番のデータ信号線Ldを含んでいる。同様にし
て、パネル上方のブロックCは番号301〜599、ブ
ロックEは番号601〜899、ブロックGは番号90
1〜1199、ブロックIは番号1201〜1499、
ブロックKは番号1501〜1799、ブロックMは番
号1801〜2099、ブロックOは番号2101〜2
399、の奇数番のデータ信号線Ldを含んでいる。
【0012】また同様に、パネル下方のブロックDは番
号302〜600、ブロックFは番号602〜900、
ブロックHは番号902〜1200、ブロックJは番号
1202〜1500、ブロックLは番号1502〜18
00、ブロックNは番号1802〜2100、ブロック
Pは番号2102〜2400、の偶数番のデータ信号線
Ldを含んでいる。
【0013】データ・ドライバ103は、一水平走査期
間内に、ブロックA及びBを同時に駆動し、次にブロッ
クC及びDを同時に駆動し、以下同様に、ブロックE及
びF、ブロックG及びH、ブロックI及びJ、ブロック
K及びL、ブロックM及びNをそれぞれ同時に駆動し
て、最後にブロックO及びPを同時に駆動する。
【0014】なお、上記のブロック順次駆動をするデー
タ・ドライバ103は、動作及び構成は図13に示した
のと同一であるが、図13に示したデータ信号線Ldの
番号はブロック毎に変化する。例えばブロックA及びB
の駆動においては、図14に示すように上から順にデー
タ信号線Ldの番号1〜番号300までの表示データが
出力され、次のブロックC及びDの駆動においては、上
から順にデータ信号線Ldの番号301〜番号600ま
での表示データが出力される。
【0015】このようにブロック順次駆動方式では、1
走査線のゲートが開いている時間内に、2ブロック1組
として8組のブロックのデータ信号線Ldに表示データ
を出力させる必要がある。そのため、1走査線のゲート
が開いている時間を従来と同一とすれば、データ・ドラ
イバ103の動作速度は図12及び図13に示したa−
Siを用いたアレイ基板の場合に比して約8倍速くさせ
る必要がある。従って、ブロック順次駆動方式では、a
−Siより電子移動度に優れたp−Siを用いたアレイ
基板を使用する必要性が生じている。
【0016】全データ信号線Ldのブロック化は、図示
を省略したがブロック分割回路により実現されている。
ブロック分割回路は、データ・ドライバ103から出力
される2ブロック分300個の表示データを所定の上下
1ブロック(例えば、ブロックA及びB)のデータ信号
線Ldにのみ出力させ、他の14ブロックのデータ信号
線Ldに当該表示データが入力しないように300個の
表示データの入力先ブロックを切り替えるスイッチ機能
を有している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上説明し
たデータ・ドライバ103でブロック順次駆動方式を適
用すると次のような不具合が生じる。システム側からデ
ィスプレイ・バッファ等を介してデータ・ドライバ10
3に送出される表示データは、水平同期信号や垂直同期
信号と共に1走査線毎に表示領域の左から右に向かう方
向に表示データがシーケンシャルに出力される。従っ
て、ブロックA及びBの駆動の場合を例に取ると、図1
4に示すようにデータ・ドライバ103上方から順にデ
ータ信号線Ldの番号1〜番号300に対応した表示デ
ータが出力される。データ・ドライバ103の出力回路
127から各データ信号線Ldへ延びる信号出力線の配
線関係をより詳細に示している図15を用いて説明する
と、データ・ドライバ103の信号出力線は奇数番がブ
ロックA(パネル上方)側に偶数番がブロックB(パネ
ル下方)側に配線される。従って、各信号出力線は少な
くとも2層構造で交差する配線構成を取らざるを得な
い。ところがこのように多数の配線が相互に交差した配
線引き回しの構成は、層間での短絡を発生させる可能性
が高くなり液晶表示パネルの製造歩留まりを低下させる
という問題を有している。
【0018】本発明の目的は、ブロック順次駆動方式に
適したデータ・ドライバを提供することにある。また、
本発明の目的は、ブロック順次駆動方式に適したデータ
・ドライバを備え、複数のデータ信号線との接続が容易
で簡素な配線引き回しを実現し、配線間の短絡による製
造歩留まりの低下を抑えることができる液晶表示装置を
提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的は、液晶表示パ
ネル面内の上下方向に延び、左右方向に平行に複数形成
されたデータ信号線をブロック順次駆動方式で駆動する
データ・ドライバであって、前記パネル面内上方から複
数の前記データ信号線の一部に接続される複数の第1の
出力信号線と、前記パネル面内下方から複数の前記デー
タ信号線の残りに接続される複数の第2の出力信号線と
に表示データを出力する出力回路と、前記第1の出力信
号線と前記第2の出力信号線とが前記パネル上で交差せ
ずに配線されるように、前記出力回路から出力される前
記表示データを振り分ける振分部とを有することを特徴
とするデータ・ドライバによって達成される。
【0020】本発明は上記振分部を有しているので、デ
ータ・ドライバからの信号出力線のうち、例えば奇数番
がパネル面上方側に配線され、偶数番がパネル面下方側
に配線される場合であっても、各信号出力線の配線層を
2層構造にして交差させる必要は生じない。従って、多
数の配線が相互に交差した配線引き回しによる層間短絡
を発生させることもなく液晶表示パネルの製造歩留まり
を向上させることができるようになる。
【0021】上記本発明のデータ・ドライバにおいて、
前記振分部は、さらに、前記データ信号線の一部と残り
とが、前記パネル面内で左右方向に交互に配置されるよ
うに前記出力回路からの前記表示データを振り分けるよ
うにしてもよい。さらに、前記振分部は、前記データ信
号線の一部と残りとが、前記パネル面内で左右方向に1
本ずつ交互に配置されるように前記出力回路からの前記
表示データを振り分けるようにしてもよい。またさら
に、前記振分部は、前記データ信号線の一部と残りと
が、前記パネル面内で左右方向に3n(nは自然数)本
ずつ交互に配置されるように前記出力回路からの前記表
示データを振り分けるようにしてもよい。さらに、前記
データ信号線の一部と残りが、前記パネル面内でほぼ上
下対称に形成されるように前記出力回路からの前記表示
データを振り分けるようにしてもよい。
【0022】このような振分部を有することにより、ブ
ロック順次駆動方式においてデータ信号線をほぼ上下対
称に形成することができるため、隣り合うデータ信号線
での配線長の長短による抵抗値のばらつきを低減して、
表示面の左右方向においてなめらかな階調表示を実現す
ることができるようになる。
【0023】また、上記目的は、パネル面上下方向に延
び、左右方向に平行に複数形成されたデータ信号線をブ
ロック順次駆動方式で駆動するデータ・ドライバを備え
た液晶表示装置であって、前記パネル上方から複数の前
記データ信号線の一部を駆動する第1の複数の出力信号
線と、前記第1の複数の出力信号線と前記パネル上で交
差せずに前記パネル下方から複数の前記データ信号線の
残りを駆動する第2の複数の出力信号線とを有すること
を特徴とする液晶表示装置によって達成される。上記本
発明の液晶表示装置は、上記本発明のデータ・ドライバ
を備えていることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
データ・ドライバ及びそれを備えた液晶表示装置を図1
及び図2を用いて説明する。図1は本実施の形態による
データ・ドライバ及びそれを備えた液晶表示装置の概略
の構成を示している。図1に示す本実施の形態によるデ
ータ・ドライバは、ブロック順次駆動方式で用いられ、
p−SiTFTをスイッチング素子として用いた液晶表
示パネルに実装されている。また、アレイ基板上に本実
施の形態のデータ・ドライバやゲート・ドライバあるい
はそれらの一部の回路をp−Siを用いて画素領域内の
スイッチング素子と同様に形成して周辺回路一体型液晶
表示パネルとすることも可能である。
【0025】一対の基板の間に液晶を狭持した液晶表示
パネル50の表示領域51内には図中上下方向に延びる
データ信号線Ldが図中左右方向に平行に複数形成さ
れ、また、データ信号線Ldとほぼ直交する方向に延び
るゲート信号線(図示せず)が図中上下方向に平行に複
数形成されている。なお、複数のゲート信号線のそれぞ
れは、図示を省略したゲート・ドライバにより駆動され
るようになっている。
【0026】全てのデータ信号線Ldは1つのデータ・
ドライバ52からパネル50を構成する一方の基板上に
引き回された複数の出力信号線のいずれかと接続されて
いる。データ・ドライバ52から引き出された複数の出
力信号線はパネル上方に向かう信号線束54aと、信号
線束54aに交差することなくパネル下方に向かう信号
線束54bとに振り分けられている。
【0027】例えば、SVGAである横800ピクセ
ル、縦600ピクセルのマトリクス表示のパネルであっ
て、1ピクセルが赤(R)、緑(G)、青(B)の3つ
のサブピクセルからなるカラー表示の場合、1本のゲー
ト信号線(走査線)上の表示サブピクセル数は2400
(=800×3)となる。
【0028】以下、300本の出力端子(1)〜(30
0)を有する本実施の形態のデータ・ドライバ52で走
査線方向のサブピクセル数が2400のSVGAの液晶
表示パネル50をブロック順次駆動させる場合について
説明する。ブロック順次駆動方式では、全データ信号線
LdはブロックA〜Pまでの16個のブロックのいずれ
かに含まれるように分割される。図1に示すように、パ
ネル上方のブロックAは番号1〜299の奇数番のデー
タ信号線Ldを含み、パネル下方のブロックBは番号2
〜300の偶数番のデータ信号線Ldを含んでいる。同
様にして、パネル上方のブロックCは番号301〜59
9、ブロックEは番号601〜899、ブロックGは番
号901〜1199、ブロックIは番号1201〜14
99、ブロックKは番号1501〜1799、ブロック
Mは番号1801〜2099、ブロックOは番号210
1〜2399、の奇数番のデータ信号線Ldを含んでい
る。
【0029】また同様に、パネル下方のブロックDは番
号302〜600、ブロックFは番号602〜900、
ブロックHは番号902〜1200、ブロックJは番号
1202〜1500、ブロックLは番号1502〜18
00、ブロックNは番号1802〜2100、ブロック
Pは番号2102〜2400、の偶数番のデータ信号線
Ldを含んでいる。
【0030】データ・ドライバ52は、一水平走査期間
中に、ブロックA及びBを同時に駆動し、次にブロック
C及びDを同時に駆動し、以下同様に、ブロックE及び
F、ブロックG及びH、ブロックI及びJ、ブロックK
及びL、ブロックM及びNをそれぞれ同時に駆動して、
最後にブロックO及びPを同時に駆動する。
【0031】後程図2を用いて詳述するが、データ・ド
ライバ52の300個の出力端子に図1の上から順に
(1)〜(300)の括弧書きの番号を便宜的に付す
と、例えばブロックA及びBの駆動においては、出力端
子(1)〜(150)が信号線束54aを介してデータ
信号線Ldの番号1〜番号299までの奇数番に所定の
表示データを出力し、同時に、出力端子(151)〜
(300)が信号線束54bを介してデータ信号線Ld
の番号2〜番号300までの偶数番に所定の表示データ
を出力する。従って、上述のように相互に交差しない信
号線束54a、54bを実現することができる。
【0032】全データ信号線Ldのブロック化は、図示
を省略したがブロック分割回路により実現されている。
ブロック分割回路は、データ・ドライバ52から出力さ
れる2ブロック分300個の表示データを所定の上下1
ブロック(例えば、ブロックA及びB)のデータ信号線
Ldにのみ出力させ、他の14ブロックのデータ信号線
Ldに当該表示データが入力しないように300個の表
示データの入力先ブロックを切り替えるスイッチ機能を
有している。なお、ブロック分割数は、目標の階調電圧
までデータ信号線を充電する時間により制限される。
【0033】次に、図2を用いて本実施の形態のデータ
・ドライバ52の概略構造について説明する。データ・
ドライバ52は、データ・レジスタ3と、データ・レジ
スタ3にサンプリング・パルスを供給するシフトレジス
タ1とを有している。シフトレジスタ1は本例では10
0段に構成され、01段から100段まで順にサンプリ
ング・パルスをデータ・レジスタ3に出力するようにな
っている。データ・レジスタ3は300個の表示データ
格納部を有し、シフトレジスタ1の各段に対応して順次
3つの表示データ格納部が割り当てられている。各段の
サンプリング・パルスが3つずつ順次表示データ格納部
に送出されることにより、3つの表示データ出力線2a
〜2cに出力されている各表示データが、データ・レジ
スタ3内の順次対応する3つの表示データ格納部に記憶
されるようになっている。本例では、ピクセル単位で表
示データ出力線2aにはRのサブピクセル表示データ、
表示データ出力線2bにはGのサブピクセル表示デー
タ、表示データ出力線2cにはBのサブピクセル表示デ
ータが出力されるので、データ・レジスタ3には左から
順にピクセル毎に3つのR、G、Bの表示データが3つ
の表示データ格納部に順に格納される。このようにし
て、サンプリング・パルスが順次100個出力される
と、300画素(サブピクセル)分の表示データがデー
タ・レジスタ3に格納される。
【0034】データ・レジスタ3の次段には300個の
データ格納部を有するラッチ5が接続されている。デー
タ・レジスタ3の表示データ格納部全てに表示データが
格納されると、ラッチ・パルスに応答して格納された表
示データがラッチ5の各データ格納部に一斉にラッチさ
れる。出力回路7は、振分部9を介してラッチ5と接続
され、また階調電圧作成回路(図示せず)に接続されて
おり、ラッチ5から出力された各表示データに対応する
階調電圧をそれぞれのデータ信号線Ldに出力するよう
になっている。出力回路7は300個の出力端子(1)
〜(300)を有している。
【0035】階調電圧作成回路からは、抵抗分割等によ
り例えば64階調分の電圧が出力されており、出力回路
7の各出力端子(1)〜(300)からは表示データに
応じて所望の電圧値が選択されて各データ信号線Ldに
出力されるようになっている。64階調の表示を行うに
は6ビットの表示データが必要であり、256階調の表
示を行うには8ビットの表示データが必要である。この
ため表示データ入力線2a〜2cは64階調の場合には
全18本、256階調の場合には全24本の信号線が用
いられる。
【0036】さて、振分部9は、データ・ドライバ52
の出力端子(1)〜(300)に接続された信号出力線
の信号線束54aと54bとが交差しないように、ラッ
チ5の各データ格納部の出力を出力回路7の出力端子
(1)〜(300)側に振り分ける配線構造を有してい
る。ここでは、ラッチされた第1ピクセルのR、G、B
データは、R1データ(赤(R)の第1サブピクセルの
データを示す。以下、G、Bも同様に略記する)が出力
回路7の出力端子(1)に出力され、G1データが出力
端子(151)に出力され、B1データが出力端子
(2)に出力される配線構造になっている。さらに、第
2ピクセルは、R2データが出力端子(152)に出力
され、G2データが出力端子(3)に出力され、B2デ
ータが出力端子(153)に出力される配線構造を有し
ている。以下、同様にして、振分部9では、出力端子
(1)〜(150)には信号線束54a側である奇数番
のデータ信号線Ldに入力されるべき表示データが昇順
で出力されるように、また、出力端子(151)〜(3
00)には信号線束54b側である偶数番のデータ信号
線Ldに順に入力されるべき表示データが昇順で出力さ
れるように、ラッチ5及び出力回路7間の複数の信号線
を配線している。
【0037】次に図2に示したデータ・ドライバ52の
動作について簡単に説明する。シフトレジスタ1は、0
1段目から100段目まで表示データの入力周期に合わ
せてサンプリング・パルスを出力する。表示データは3
つの表示データ出力線2a〜2cからR、G、Bそれぞ
れ同時に入力され、3サブピクセル分の表示データがサ
ンプリング・パルスごとにデータ・レジスタ3の表示デ
ータ格納部に順次格納されていく。300サブピクセル
分の表示データをデータ・レジスタ3が格納すると、ラ
ッチ・パルスが外部から発生され、ラッチ5に300サ
ブピクセル分の表示データが並列にラッチされる。ラッ
チされた表示データは出力回路7に出力される際、振分
部9の配線構造により振り分けられて出力回路7の所定
の出力端子(1)〜(300)に入力される。各出力端
子(1)〜(300)からは表示データに対応する階調
電圧が、相互に交差しない信号線束54a、54bを介
して所定のデータ信号線Ldに出力される。
【0038】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、データ・ドライバからの信号出力線の奇数番がブロ
ックA(パネル上方)側に、偶数番がブロックB(パネ
ル下方)側に配線される場合であっても、各信号出力線
の配線層を2層構造にして交差させる必要は生じない。
従って、多数の配線が相互に交差した配線引き回しによ
る層間短絡を発生することもなく液晶表示パネルの製造
歩留まりを向上させることができるようになる。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態によるデ
ータ・ドライバ及びそれを備えた液晶表示装置を図3及
び図4を用いて説明する。第1の実施の形態と同一の機
能、作用を有する同一の構成要素には同一の符号を付し
てその説明は省略する。図3は本実施の形態によるデー
タ・ドライバ56及びそれを備えた液晶表示装置の概略
の構成を示している。本実施の形態によるデータ・ドラ
イバ56も第1の実施の形態と同様に、ブロック順次駆
動方式で用いられ、p−SiTFTをスイッチング素子
として用いた周辺回路一体型液晶表示パネルに実装され
ている。また、300本の出力端子(1)〜(300)
を有する1個のデータ・ドライバ56で走査線方向のサ
ブピクセル数が2400のSVGAの液晶表示パネル5
0をブロック順次駆動させる場合について説明する。
【0040】また、本実施の形態におけるブロック分割
も第1の実施の形態と同一である。従って、データ・ド
ライバ56は、一水平走査期間中に、ブロックA及びB
を同時に駆動し、次にブロックC及びDを同時に駆動
し、以下同様に、ブロックE及びF、ブロックG及び
H、ブロックI及びJ、ブロックK及びL、ブロックM
及びNをそれぞれ同時に駆動して、最後にブロックO及
びPを同時に駆動する。
【0041】例えばブロックA及びBの駆動において
は、図3に示すように上から順に出力端子(1)〜(1
50)が信号線束54aを介してデータ信号線Ldの番
号1〜番号299までの奇数番に所定の表示データを出
力し、同時に、出力端子(151)〜(300)が信号
線束54bを介してデータ信号線Ldの番号2〜番号3
00までの偶数番に所定の表示データを出力するように
なっている。従って、第1の実施の形態と同様に相互に
交差しない信号線束54a、54bを実現することがで
きる。
【0042】さらに、本実施の形態では、データ・ドラ
イバ56の出力端子(1)〜(150)はデータ信号線
Ldの番号1〜番号299の奇数番に昇順に接続してい
るが、出力端子(151)〜(300)はデータ信号線
Ldに対して番号300から番号2まで降りる降順で接
続している。従って、例えばブロックA及びBについて
みると、図3に示すようにブロックAでは番号1のデー
タ信号線Ldが信号線長において最も長く、右に移動し
て順次番号が増える毎に信号線長が短くなって、番号2
99のデータ信号線Ldで最短になる。同様に、ブロッ
クBでは番号2のデータ信号線Ldが信号線長において
番号1のデータ信号線Ldとほぼ同じ長さで最も長く、
右に移動して順次番号が増える毎に信号線長がブロック
Aとほぼ同じ長さで短くなって、番号300のデータ信
号線Ldで最短になる。つまり、ブロックA及びBの上
下ブロックの組内でデータ信号線がほぼ上下対称に形成
される。他のブロックの組であるブロックC及びDから
ブロックO及びPまでも同様に、データ信号線Ldが上
下対称に形成される。このため、隣り合うデータ信号線
での配線長の長短による抵抗値のばらつきが低減され、
表示面の左右方向においてなめらかな階調表示を実現す
ることができるようになる。
【0043】次に、図4を用いて本実施の形態のデータ
・ドライバ56の概略構造について説明する。データ・
ドライバ56は、シフトレジスタ1、データ・レジスタ
3、ラッチ5、及び出力回路7の構成、及び振分部11
がラッチ5と出力回路7の間に設けられているのは図2
に示したデータ・ドライバ52と同様であり、振分部1
1の配線構成がデータ・ドライバ52の振分部9と異な
っている点に特徴を有している。
【0044】振分部11は、データ・ドライバ56の出
力端子(1)〜(300)に接続された信号出力線の信
号線束54aと54bとが交差しないように、且つ、上
下ブロックの組内でデータ信号線Ldがほぼ上下対称に
形成されるように、ラッチ5の各データ格納部の出力を
出力回路7の出力端子(1)〜(300)側に振り分け
る配線構造を有している。ここでは、ラッチされた第1
ピクセルのR1データが出力回路7の出力端子(1)に
出力され、G1データが出力端子(300)に出力さ
れ、B1データが出力端子(2)に出力される配線構造
になっている。さらに、第2ピクセルは、R2データが
出力端子(299)に出力され、G2データが出力端子
(3)に出力され、B2データが出力端子(298)に
出力される配線構造を有している。
【0045】以下、同様にして、振分部11では、出力
端子(1)〜(150)には信号線束54a側の奇数番
のデータ信号線Ldに入力されるべき表示データが昇順
で出力されるように、また、出力端子(151)〜(3
00)には信号線束54b側の偶数番のデータ信号線L
dに順に入力されるべき表示データが降順で出力される
ように、ラッチ5と出力回路7間の複数の信号線を配線
している。なお、本実施の形態によるデータ・ドライバ
56も第1の実施の形態によるデータ・ドライバ52と
同様の動作で所定の効果を奏することができるので動作
説明は省略する。
【0046】以上説明したように本実施の形態によって
も、データ・ドライバからの信号出力線の奇数番がブロ
ックA(パネル上方)側に、偶数番がブロックB(パネ
ル下方)側に配線される場合であっても、各信号出力線
の配線層を2層構造にして交差させる必要は生じない。
従って、多数の配線が相互に交差した配線引き回しによ
る層間短絡を発生することもなく液晶表示パネルの製造
歩留まりを向上させることができるようになる。さら
に、上下ブロックの組内でデータ信号線をほぼ上下対称
に形成することができるため、隣り合うデータ信号線で
の配線長の長短による抵抗値のばらつきが低減され、表
示面の左右方向においてなめらかな階調表示を実現する
ことができるようになる。
【0047】次に、本発明の第3の実施の形態によるデ
ータ・ドライバを図5を用いて説明する。本実施の形態
のデータ・ドライバ58は、図1に示したデータ・ドラ
イバ52に代えて液晶表示パネル50に搭載される。本
例においても、第1の実施の形態と同一の機能、作用を
有する同一の構成要素には同一の符号を付してその説明
は省略する。データ・ドライバ58におけるシフトレジ
スタ1、データ・レジスタ3、ラッチ5、及び出力回路
7の構成は図2に示したデータ・ドライバ52と同様で
あるが、データ・ドライバ52がラッチ5と出力回路7
の間に振分部9を設けているのに対し、本実施の形態の
データ・ドライバ58は、シフトレジスタ1とデータ・
レジスタ3との間に振分部13を設けている点に特徴が
ある。
【0048】振分部13は、データ・ドライバ58の出
力端子(1)〜(300)に接続された信号出力線の信
号線束54aと54bとが交差しないように、シフトレ
ジスタ1から出力されるサンプリング・パルスの出力先
をデータ・レジスタ3の300個の表示データ格納部
(1)〜(300)側に振り分ける配線構造を有してい
る。データ・レジスタの300個の表示データ格納部
(1)〜(300)と出力回路7の出力端子(1)〜
(300)とは一対一に対応しており、例えばデータ・
レジスタ3の表示データ格納部(1)の表示データは出
力回路7の出力端子(1)に出力される。
【0049】振分部13は、シフトレジスタ1の各段毎
のサンプリング・パルスがデータ・レジスタ3の所定の
3つの表示データ格納部に割り当てられるようにサンプ
リング・パルスの出力線を振り分けている。また、振分
部13は、データ・レジスタ3の表示データ格納部
(1)〜(300)のそれぞれに接続されるべき表示デ
ータ入力線2a〜2cのいずれかを振り分けて配線して
いる。
【0050】例えば振分部13は、表示データ出力線2
aに出力された第1ピクセルのR1データをデータ・レ
ジスタ3の表示データ格納部(1)に入力し、表示デー
タ出力線2bに出力されたG1データを表示データ格納
部(151)に入力し、表示データ出力線2cに出力さ
れたB1データを表示データ格納部(2)に入力する配
線構造を有している。より具体的には、表示データ出力
線2aと表示データ格納部(1)とを接続し、表示デー
タ出力線2bと表示データ格納部(151)とを接続
し、表示データ出力線2cと表示データ格納部(2)と
を接続し、シフトレジスタ1の01段のサンプリング・
パルスが同時に表示データ格納部(1)、(2)、(1
51)に入力されるように配線している。
【0051】同様に、表示データ出力線2aと表示デー
タ格納部(152)とを接続し、表示データ出力線2b
と表示データ格納部(3)とを接続し、表示データ出力
線2cと表示データ格納部(153)とを接続し、シフ
トレジスタ1の02段のサンプリング・パルスが同時に
表示データ格納部(3)、(152)、(153)に入
力されるように配線している。このため、表示データ出
力線2aに出力された第2ピクセルのR2データは表示
データ格納部(152)に入力され、表示データ出力線
2bに出力されたG2データは表示データ格納部(3)
に入力され、表示データ出力線2cに出力されたB2デ
ータは表示データ格納部(153)に入力される。
【0052】以下、同様にして、振分部13は、データ
・レジスタ3の表示データ格納部(1)〜(150)に
信号線束54a側の奇数番のデータ信号線Ldに順に入
力されるべき表示データが昇順で出力されるように、ま
た、表示データ格納部(151)〜(300)には信号
線束54b側の偶数番のデータ信号線Ldに順に入力さ
れるべき表示データが昇順で出力されるように、シフト
レジスタ1及び表示データ入力線2a〜2cとデータ・
レジスタ3との間の信号線を配線している。
【0053】既に説明したように、データ・レジスタの
300個の表示データ格納部(1)〜(300)と出力
回路7の出力端子(1)〜(300)とは一対一に対応
しているので、出力回路7の出力端子(1)〜(30
0)のうち出力端子(1)〜(150)からは信号線束
54a側の奇数番のデータ信号線Ldに順に入力される
べき表示データが昇順で出力され、出力端子(151)
〜(300)からは信号線束54b側の偶数番のデータ
信号線Ldに順に入力されるべき表示データが昇順で出
力される。このように、本実施の形態によるデータ・ド
ライバ58によっても、第1の実施の形態と同様に、デ
ータ・ドライバからの信号出力線の奇数番がブロックA
(パネル上方)側に、偶数番がブロックB(パネル下
方)側に配線される場合であっても、各信号出力線の配
線層を2層構造にして交差させる必要は生じない。従っ
て、多数の配線が相互に交差した配線引き回しによる層
間短絡を発生することもなく液晶表示パネルの製造歩留
まりを向上させることができるようになる。
【0054】次に、本発明の第4の実施の形態によるデ
ータ・ドライバを図6を用いて説明する。本実施の形態
のデータ・ドライバ60は、図3に示したデータ・ドラ
イバ56に代えて液晶表示パネル50に搭載される。本
例においては、第2の実施の形態と同一の機能、作用を
有する同一の構成要素には同一の符号を付してその説明
は省略する。データ・ドライバ60におけるシフトレジ
スタ1、データ・レジスタ3、ラッチ5、及び出力回路
7の構成は図4に示したデータ・ドライバ56と同様で
あるが、データ・ドライバ56がラッチ5と出力回路7
の間に振分部11を設けているのに対し、本実施の形態
のデータ・ドライバ60は、シフトレジスタ1とデータ
・レジスタ3との間に振分部15を設けている点に特徴
がある。
【0055】振分部15は、データ・ドライバ60の出
力端子(1)〜(300)に接続された信号出力線の信
号線束54aと54bとが交差しないように、シフトレ
ジスタ1から出力されるサンプリング・パルスの出力先
をデータ・レジスタ3の300個の表示データ格納部
(1)〜(300)側に振り分ける配線構造を有してい
る。データ・レジスタの300個の表示データ格納部
(1)〜(300)と出力回路7の出力端子(1)〜
(300)とは一対一に対応しており、例えばデータ・
レジスタ3の表示データ格納部(1)の表示データは出
力回路7の出力端子(1)に出力される。
【0056】振分部15は、シフトレジスタ1の各段毎
のサンプリング・パルスがデータ・レジスタ3の所定の
3つの表示データ格納部に割り当てられるようにサンプ
リング・パルスの出力線を振り分けている。また、振分
部15は、データ・レジスタ3の表示データ格納部
(1)〜(300)のそれぞれに接続されるべき表示デ
ータ入力線2a〜2cのいずれかを振り分けて配線して
いる。
【0057】例えば振分部15は、表示データ出力線2
aに出力された第1ピクセルのR1データをデータ・レ
ジスタ3の表示データ格納部(1)に入力し、表示デー
タ出力線2bに出力されたG1データを表示データ格納
部(300)に入力し、表示データ出力線2cに出力さ
れたB1データを表示データ格納部(2)に入力する配
線構造を有している。より具体的には、表示データ出力
線2aと表示データ格納部(1)とを接続し、表示デー
タ出力線2bと表示データ格納部(300)とを接続
し、表示データ出力線2cと表示データ格納部(2)と
を接続し、シフトレジスタ1の01段のサンプリング・
パルスが同時に表示データ格納部(1)、(2)、(3
00)に入力されるように配線している。
【0058】同様に、表示データ出力線2aと表示デー
タ格納部(299)とを接続し、表示データ出力線2b
と表示データ格納部(3)とを接続し、表示データ出力
線2cと表示データ格納部(298)とを接続し、シフ
トレジスタ1の02段のサンプリング・パルスが同時に
表示データ格納部(3)、(298)、(299)に入
力されるように配線している。このため、表示データ出
力線2aに出力された第2ピクセルのR2データは表示
データ格納部(299)に入力され、表示データ出力線
2bに出力されたG2データは表示データ格納部(3)
に入力され、表示データ出力線2cに出力されたB2デ
ータは表示データ格納部(298)に入力される。
【0059】以下、同様にして、振分部15は、データ
・レジスタ3の表示データ格納部(1)〜(150)に
信号線束54a側の奇数番のデータ信号線Ldに順に入
力されるべき表示データが昇順で出力されるように、ま
た、表示データ格納部(151)〜(300)には信号
線束54b側の偶数番のデータ信号線Ldに順に入力さ
れるべき表示データが降順で出力されるように、シフト
レジスタ1及び表示データ入力線2a〜2cとデータ・
レジスタ3との間の信号線を配線している。
【0060】既に説明したように、データ・レジスタの
300個の表示データ格納部(1)〜(300)と出力
回路7の出力端子(1)〜(300)とは一対一に対応
しているので、出力回路7の出力端子(1)〜(30
0)のうち出力端子(1)〜(150)からは信号線束
54a側の奇数番のデータ信号線Ldに入力されるべき
表示データが昇順で出力され、出力端子(151)〜
(300)からは信号線束54b側の偶数番のデータ信
号線Ldに入力されるべき表示データが降順で出力され
る。
【0061】このように、本実施の形態によるデータ・
ドライバ60によっても、第2の実施の形態と同様に、
データ・ドライバからの信号出力線の奇数番がパネル上
方側に、偶数番がパネル下方側に配線される場合であっ
ても、各信号出力線の配線層を2層構造にして交差させ
る必要は生じない。従って、多数の配線が相互に交差し
た配線引き回しによる層間短絡を発生することもなく液
晶表示パネルの製造歩留まりを向上させることができる
ようになる。さらに、出力端子(151)〜(300)
からは信号線束54b側の偶数番のデータ信号線Ldに
入力されるべき表示データが降順で出力される構成にな
っているので、上下ブロックの組内でデータ信号線をほ
ぼ上下対称に形成することができる。このため、隣り合
うデータ信号線での配線長の長短による抵抗値のばらつ
きが低減され、表示面の左右方向においてなめらかな階
調表示を実現することができるようになる。
【0062】次に、本発明の第5の実施の形態によるデ
ータ・ドライバ及びそれを備えた液晶表示装置を図7及
び図8を用いて説明する。上記第1乃至第4の実施の形
態では、信号線束54aに接続される複数のデータ信号
線Ldと信号線束54bに接続される複数のデータ信号
線Ldとは、パネル面内で左右方向に1本ずつ交互に配
置されている。一方、図7に示すように本実施の形態で
は、信号線束54aに接続される複数のデータ信号線L
dと信号線束54bに接続される複数のデータ信号線L
dとは、パネル面内で左右方向に3本ずつ交互に配置さ
れるように出力回路からの表示データが振り分けられて
いる点に特徴を有している。つまり、本実施の形態で
は、R、G、Bのサブピクセルを一組としたピクセル単
位で配線を振り分けるようにしている点に特徴を有して
いる。
【0063】図7において、パネル左側から右へ順にピ
クセルの番号を付すと、パネル上方のブロックAは番号
1〜99の奇数番のピクセルを含み、パネル下方のブロ
ックBは番号2〜100の偶数番のピクセルを含んでい
る。同様にして、パネル上方のブロックCは番号101
〜199、ブロックEは番号201〜299、ブロック
Gは番号301〜399、ブロックIは番号401〜4
99、ブロックKは番号501〜599、ブロックMは
番号601〜699、ブロックOは番号701〜79
9、の奇数番のピクセルを含んでいる。
【0064】また同様に、パネル下方のブロックDは番
号102〜200、ブロックFは番号202〜300、
ブロックHは番号302〜400、ブロックJは番号4
02〜500、ブロックLは番号502〜600、ブロ
ックNは番号602〜700、ブロックPは番号702
〜800、の偶数番のピクセルを含んでいる。
【0065】例えばブロックA及びBの駆動において
は、図7に示すように上から順に出力端子(1)〜(1
50)が信号線束54aを介してデータ信号線Ldの番
号1〜番号297を順に3つずつ組にした番号1から9
9の奇数番のピクセルに所定の表示データを出力し、同
時に、出力端子(151)〜(300)が信号線束54
bを介してデータ信号線Ldの番号4〜番号300を順
に3つずつ組にした番号2〜100の偶数番のピクセル
に所定の表示データを出力するようになっている。この
ような構成によっても、第1乃至第4の実施の形態と同
様に相互に交差しない信号線束54a、54bを実現す
ることができる。
【0066】さらに、本実施の形態では、データ・ドラ
イバ62の出力端子(1)〜(150)はデータ信号線
Ldの番号1〜番号297を順に3つずつ組にして、奇
数番のピクセルに昇順に接続しているが、出力端子(1
51)〜(300)はデータ信号線Ldに対して番号3
00から番号4まで降りる降順で接続している。従って
第2の実施形態と同様に、例えばブロックAでは番号1
のデータ信号線Ldが信号線長において最も長く、右に
移動して順次番号が増える毎に信号線長が短くなって、
番号297のデータ信号線Ldで最短になる。
【0067】同様に、ブロックBでは番号4のデータ信
号線Ldが信号線長において番号1のデータ信号線Ld
とほぼ同じ長さで最も長く、右に移動して順次番号が増
える毎に信号線長がブロックAとほぼ同じ長さで短くな
って、番号300のデータ信号線Ldで最短になる。つ
まり、ブロックA及びBの上下ブロックの組内でデータ
信号線がほぼ上下対称に形成される。他のブロックの組
であるブロックC及びDからブロックO及びPまでも同
様に、データ信号線Ldが上下対称に形成される。この
ため、隣り合うデータ信号線での配線長の長短による抵
抗値のばらつきが低減され、表示面の左右方向において
なめらかな階調表示を実現することができるようにな
る。
【0068】次に、図8を用いて本実施の形態のデータ
・ドライバ62の概略構造について説明する。データ・
ドライバ62は、シフトレジスタ1、データ・レジスタ
3、ラッチ5、及び出力回路7の構成、及び振分部17
がラッチ5と出力回路7の間に設けられている。
【0069】振分部17は、データ・ドライバ62の出
力端子(1)〜(300)に接続された信号出力線の信
号線束54aと54bとが交差しないように、且つ、上
下ブロックの組内でデータ信号線Ldがほぼ上下対称に
形成されるように、ラッチ5の各データ格納部の出力を
出力回路7の出力端子(1)〜(300)側に振り分け
る配線構造を有している。ここでは、ラッチされた第1
ピクセルのR1データが出力回路7の出力端子(1)に
出力され、G1データが出力端子(2)に出力され、B
1データが出力端子(3)に出力される配線構造になっ
ている。
【0070】さらに、第2ピクセルは、R2データが出
力端子(300)に出力され、G2データが出力端子
(299)に出力され、B2データが出力端子(29
8)に出力される配線構造を有している。以下、同様に
して、振分部17では、出力端子(1)〜(150)に
は奇数番のピクセル毎の表示データが信号線束54a側
のデータ信号線Ldに昇順で出力されるように、また、
出力端子(151)〜(300)には偶数番のピクセル
毎の表示データが信号線束54b側のデータ信号線Ld
に降順で出力されるように、ラッチ5と出力回路7間の
複数の信号線を配線している。このような構成の本実施
の形態のデータ・ドライバ62によっても、第2の実施
の形態と同様の効果を得ることができる。
【0071】次に、本発明の第6の実施の形態によるデ
ータ・ドライバを図9を用いて説明する。本実施の形態
のデータ・ドライバ64は、図8に示したデータ・ドラ
イバ62に代えて図7に示した液晶表示パネル50に搭
載される。本例においては、第5の実施の形態と同一の
機能、作用を有する同一の構成要素には同一の符号を付
してその説明は省略する。データ・ドライバ64におけ
るシフトレジスタ1、データ・レジスタ3、ラッチ5、
及び出力回路7の構成は図8に示したデータ・ドライバ
62と同様であるが、データ・ドライバ62がラッチ5
と出力回路7の間に振分部17を設けているのに対し、
本実施の形態のデータ・ドライバ64は、シフトレジス
タ1とデータ・レジスタ3との間に振分部19を設けて
いる点に特徴を有している。
【0072】振分部19は、データ・ドライバ64の出
力端子(1)〜(300)に接続された信号出力線の信
号線束54aと54bとが交差しないように、シフトレ
ジスタ1から出力されるサンプリング・パルスの出力先
をデータ・レジスタ3の300個の表示データ格納部
(1)〜(300)側に振り分ける配線構造を有してい
る。データ・レジスタの300個の表示データ格納部
(1)〜(300)と出力回路7の出力端子(1)〜
(300)とは一対一に対応しており、例えばデータ・
レジスタ3の表示データ格納部(1)の表示データは出
力回路7の出力端子(1)に出力される。
【0073】振分部19は、シフトレジスタ1の各段毎
のサンプリング・パルスがデータ・レジスタ3の所定の
3つの表示データ格納部に割り当てられるようにサンプ
リング・パルスの出力線を振り分けている。また、振分
部19は、データ・レジスタ3の表示データ格納部
(1)〜(300)のそれぞれに接続されるべき表示デ
ータ入力線2a〜2cのいずれかを振り分けて配線して
いる。
【0074】例えば振分部19は、表示データ出力線2
aに出力された第1ピクセルのR1データをデータ・レ
ジスタ3の表示データ格納部(1)に入力し、表示デー
タ出力線2bに出力されたG1データを表示データ格納
部(2)に入力し、表示データ出力線2cに出力された
B1データを表示データ格納部(3)に入力する配線構
造を有している。より具体的には、表示データ出力線2
aと表示データ格納部(1)とを接続し、表示データ出
力線2bと表示データ格納部(2)とを接続し、表示デ
ータ出力線2cと表示データ格納部(3)とを接続し、
シフトレジスタ1の01段のサンプリング・パルスが同
時に表示データ格納部(1)、(2)、(3)に入力さ
れるように配線している。
【0075】同様に、表示データ出力線2aと表示デー
タ格納部(300)とを接続し、表示データ出力線2b
と表示データ格納部(299)とを接続し、表示データ
出力線2cと表示データ格納部(298)とを接続し、
シフトレジスタ1の02段のサンプリング・パルスが同
時に表示データ格納部(298)、(299)、(30
0)に入力するように配線している。このため、表示デ
ータ出力線2aに出力された第2ピクセルのR2データ
は表示データ格納部(300)に入力され、表示データ
出力線2bに出力されたG2データは表示データ格納部
(299)に入力され、表示データ出力線2cに出力さ
れたB2データは表示データ格納部(298)に入力さ
れる。
【0076】以下、同様にして、振分部19では、表示
データ格納部(1)〜(150)には奇数番のピクセル
毎の表示データが信号線束54a側のデータ信号線Ld
に昇順で出力されるように、また、表示データ格納部
(151)〜(300)には偶数番のピクセル毎の表示
データが信号線束54b側のデータ信号線Ldに降順で
出力されるように、シフトレジスタ1及び表示データ入
力線2a〜2cとデータ・レジスタ3との間の信号線を
配線している。
【0077】既に説明したように、データ・レジスタの
300個の表示データ格納部(1)〜(300)と出力
回路7の出力端子(1)〜(300)とは一対一に対応
しているので、出力回路7の出力端子(1)〜(30
0)のうち出力端子(1)〜(150)からは信号線束
54a側の奇数番のデータ信号線Ldに入力されるべき
表示データが昇順で出力され、出力端子(151)〜
(300)からは信号線束54b側の偶数番のデータ信
号線Ldに入力されるべき表示データが降順で出力され
る。このような構成の本実施の形態のデータ・ドライバ
62によっても、第2の実施の形態と同様の効果を得る
ことができる。
【0078】次に、本発明の第7の実施の形態によるデ
ータ・ドライバを図10を用いて説明する。第1乃至第
6の実施の形態では、出力端子(1)〜(150)側
は、表示データが端子番号に対して昇順に振り分けるよ
う固定されていたが、降順に振り分けるようにしてもも
ちろんよい。出力端子(1)〜(150)と出力端子
(151)〜(300)に表示データを昇順、降順に振
り分けるには4つの態様があり、本実施の形態によるデ
ータ・ドライバ66は、接続する液晶表示パネルの配線
構造あるいはデータ・ドライバの使用者の希望に従っ
て、これら4つの態様を切り替えられるようにした点に
特徴を有している。
【0079】図10に示す本実施の形態によるデータ・
ドライバ66の振分部21は、例えば第1の実施の形態
で示したような、出力端子(151)〜(300)から
出力される表示データが昇順に並ぶ場合と、第2の実施
の形態で示したような、出力端子(151)〜(30
0)から出力される表示データが降順に並ぶ場合とを切
り替えられるスイッチ部23を有している。スイッチ部
23は外部の制御信号に応答して出力端子(151)〜
(300)から出力される表示データの並びを変更する
ことができるようになっている。本実施の形態によるデ
ータ・ドライバ66によっても第1及び第2の実施の形
態と同様な効果を得ることができ、さらに本データ・ド
ライバ66は種々の液晶表示パネルにそのまま適用でき
る汎用性を備えている点で優れている。
【0080】本発明は、上記実施の形態に限らず種々の
変形が可能である。例えば、液晶表示パネルの画素数
や、データ・ドライバの出力数は上記実施の形態の例示
に限られず、他の画素数やドライバ出力数であっても本
発明をもちろん適用することができる。
【0081】また、上記実施の形態ではディジタルのデ
ータ・ドライバで説明したが、本発明はアナログのデー
タ・ドライバにももちろん適用可能である。さらに、デ
ータ・ドライバの出力端子(1)〜(300)から出力
される表示データの順番(並び)は上記実施の形態で示
したものだけに限られず、種々の態様を取ることがで
き、本発明をそれらの態様に適用することはもちろん可
能である。
【0082】また例えば、上記実施の形態では外部のシ
ステム側から入力する表示データは、データ信号線Ld
の番号に昇順に表示データ入力線2a〜2cに入力され
ているが、本発明はこれに限られず、表示データが降順
に表示データ入力線2a〜2cに入力するようにしても
もちろんよい。この場合には、シフトレジスタ1のサン
プリング・パルスの発生順番を反転させる。すなわち1
00段から01段へ降順にサンプリング・パルスを発生
するようにすればよい。
【0083】また、シフトレジスタを用いないでサンプ
リング・パルスを生成することも可能である。例えば、
図11に示すように、クロック信号CKをカウントする
4ビットカウンタの出力Q1乃至Q4をデコードするデ
コーダによりサンプリング・パルスを出力するようにし
てもよい。図11に示すデコーダは、出力Q1乃至Q4
が値「0000」、「0001」、「0010」、「0
011」になる毎にサンプリング・パルスを発生する。
【0084】以上説明した実施形態に基づき、本発明は
以下のようにまとめられる。第1の発明として、液晶表
示パネル面内の上下方向に延び、左右方向に平行に複数
形成されたデータ信号線をブロック順次駆動方式で駆動
するデータ・ドライバであって、前記パネル面内上方か
ら複数の前記データ信号線の一部に接続される複数の第
1の出力信号線と、前記パネル面内下方から複数の前記
データ信号線の残りに接続される複数の第2の出力信号
線とに表示データを出力する出力回路と、前記第1の出
力信号線と前記第2の出力信号線とが前記パネル上で交
差せずに配線されるように、前記出力回路から出力され
る前記表示データを振り分ける振分部とを有することを
特徴とするデータ・ドライバ。
【0085】第2の発明として、上記第1の発明のデー
タ・ドライバにおいて、前記振分部は、さらに、前記デ
ータ信号線の一部と残りとが、前記パネル面内で左右方
向に交互に配置されるように前記出力回路からの前記表
示データを振り分けることを特徴とするデータ・ドライ
バ。
【0086】第3の発明として、上記第2の発明のデー
タ・ドライバにおいて、前記振分部は、前記データ信号
線の一部と残りとが、前記パネル面内で左右方向に1本
ずつ交互に配置されるように前記出力回路からの前記表
示データを振り分けることを特徴とするデータ・ドライ
バ。
【0087】第4の発明として、上記第2の発明のデー
タ・ドライバにおいて、前記振分部は、前記データ信号
線の一部と残りとが、前記パネル面内で左右方向に3n
(nは自然数)本ずつ交互に配置されるように前記出力
回路からの前記表示データを振り分けることを特徴とす
るデータ・ドライバ。
【0088】第5の発明として、上記第2乃至第4のい
ずれかの発明のデータ・ドライバにおいて、前記振分部
は、さらに、前記データ信号線の一部と残りが、前記パ
ネル面内でほぼ上下対称に形成されるように前記出力回
路からの前記表示データを振り分けることを特徴とする
データ・ドライバ。
【0089】第6の発明として、上記第1乃至第5のい
ずれかの発明のデータ・ドライバにおいて、外部から入
力された前記表示データを順次格納してから前記出力回
路に出力する複数のデータ保持部を有し、前記振分部
は、前記データ保持部及び前記出力回路間に設けられて
いることを特徴とするデータ・ドライバ。
【0090】第7の発明として、上記第1乃至第5のい
ずれかの発明のデータ・ドライバにおいて、外部から入
力された前記表示データをサンプリングするサンプリン
グ・パルスを順次出力するシフトレジスタと、前記サン
プリング・パルスに基づいて前記表示データを順次格納
してから前記出力回路に出力する複数のデータ保持部を
有し、前記振分部は、前記シフトレジスタ及び前記デー
タ保持部間に設けられていることを特徴とするデータ・
ドライバ。
【0091】第8の発明として、パネル面上下方向に延
び、左右方向に平行に複数形成されたデータ信号線をブ
ロック順次駆動方式で駆動するデータ・ドライバを備え
た液晶表示装置であって、前記パネル上方から複数の前
記データ信号線の一部を駆動する第1の複数の出力信号
線と、前記第1の複数の出力信号線と前記パネル上で交
差せずに前記パネル下方から複数の前記データ信号線の
残りを駆動する第2の複数の出力信号線とを有すること
を特徴とする液晶表示装置。
【0092】第9の発明として、上記第8の発明の液晶
表示装置において、上記第1乃至第7のいずれかの発明
のデータ・ドライバを備えていることを特徴とする液晶
表示装置。
【0093】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、ブロック
順次駆動方式に適したデータ・ドライバを実現できる。
また、本発明によれば、ブロック順次駆動方式に適した
データ・ドライバを備え、複数のデータ信号線との接続
が容易で簡素な配線引き回しを実現し、配線間の短絡に
よる製造歩留まりの低下を抑えることができる液晶表示
装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるデータ・ドラ
イバ及びそれを備えた液晶表示装置の概略構成を示す図
である。
【図2】本発明の第1の実施の形態によるデータ・ドラ
イバの概略構成を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態によるデータ・ドラ
イバ及びそれを備えた液晶表示装置の概略構成を示す図
である。
【図4】本発明の第2の実施の形態によるデータ・ドラ
イバの概略構成を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態によるデータ・ドラ
イバの概略構成を示す図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態によるデータ・ドラ
イバの概略構成を示す図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態によるデータ・ドラ
イバ及びそれを備えた液晶表示装置の概略構成を示す図
である。
【図8】本発明の第5の実施の形態によるデータ・ドラ
イバの概略構成を示す図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態によるデータ・ドラ
イバの概略構成を示す図である。
【図10】本発明の第7の実施の形態によるデータ・ド
ライバの概略構成を示す図である。
【図11】シフトレジスタの代替手段としてのカウンタ
及びデコーダの組合せの構成例を示す図である。
【図12】従来のデータ・ドライバを搭載した液晶表示
パネルの構成例を示す図である。
【図13】従来のデータ・ドライバの概略構成を示すブ
ロック図である。
【図14】従来のブロック順次駆動を説明する図であ
る。
【図15】従来のデータ・ドライバでブロック順次駆動
を行う場合に生じる問題を説明する図である。
【符号の説明】
1 シフトレジスタ 3 データ・レジスタ 5 ラッチ 7 出力回路 9、11、13、15、17、19、21 振分部 23 スイッチ部 50、101、102 液晶表示パネル 51、90、91 表示領域 52、56、58、60、62、64、103、10
5、107、109、111、113、115、117
データ・ドライバ 121 シフトレジスタ 123 データ・レジスタ 125 ラッチ 127 出力回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C006 AA16 AA22 AF41 BB13 BB14 BB16 BC12 BC20 BC23 BF03 BF04 BF11 BF22 BF24 BF26 EB04 FA37 FA42 5C080 AA10 BB05 BB06 DD23 DD28 FF11 FF13 JJ02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示パネル面内の上下方向に延び、左
    右方向に平行に複数形成されたデータ信号線をブロック
    順次駆動方式で駆動するデータ・ドライバであって、 前記パネル面内上方から複数の前記データ信号線の一部
    に接続される複数の第1の出力信号線と、前記パネル面
    内下方から複数の前記データ信号線の残りに接続される
    複数の第2の出力信号線とに表示データを出力する出力
    回路と、 前記第1の出力信号線と前記第2の出力信号線とが前記
    パネル上で交差せずに配線されるように、前記出力回路
    から出力される前記表示データを振り分ける振分部とを
    有することを特徴とするデータ・ドライバ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ・ドライバにおい
    て、 前記振分部は、 さらに、前記データ信号線の一部と残りとが、前記パネ
    ル面内で左右方向に交互に配置されるように前記出力回
    路からの前記表示データを振り分けることを特徴とする
    データ・ドライバ。
  3. 【請求項3】請求項2記載のデータ・ドライバにおい
    て、 前記振分部は、 前記データ信号線の一部と残りとが、前記パネル面内で
    左右方向に1本ずつ交互に配置されるように前記出力回
    路からの前記表示データを振り分けることを特徴とする
    データ・ドライバ。
  4. 【請求項4】請求項2記載のデータ・ドライバにおい
    て、 前記振分部は、 前記データ信号線の一部と残りとが、前記パネル面内で
    左右方向に3n(nは自然数)本ずつ交互に配置される
    ように前記出力回路からの前記表示データを振り分ける
    ことを特徴とするデータ・ドライバ。
  5. 【請求項5】請求項2乃至4のいずれか1項に記載のデ
    ータ・ドライバにおいて、 前記振分部は、 さらに、前記データ信号線の一部と残りが、前記パネル
    面内でほぼ上下対称に形成されるように前記出力回路か
    らの前記表示データを振り分けることを特徴とするデー
    タ・ドライバ。
  6. 【請求項6】パネル面上下方向に延び、左右方向に平行
    に複数形成されたデータ信号線をブロック順次駆動方式
    で駆動するデータ・ドライバを備えた液晶表示装置であ
    って、 前記パネル上方から複数の前記データ信号線の一部を駆
    動する第1の複数の出力信号線と、 前記第1の複数の出力信号線と前記パネル上で交差せず
    に前記パネル下方から複数の前記データ信号線の残りを
    駆動する第2の複数の出力信号線とを有することを特徴
    とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の液晶表示装置において、 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のデータ・ドライ
    バを備えていることを特徴とする液晶表示装置。
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