JP2001043158A - 管理データ処理装置及び管理データ処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

管理データ処理装置及び管理データ処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体

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JP2001043158A
JP2001043158A JP11213896A JP21389699A JP2001043158A JP 2001043158 A JP2001043158 A JP 2001043158A JP 11213896 A JP11213896 A JP 11213896A JP 21389699 A JP21389699 A JP 21389699A JP 2001043158 A JP2001043158 A JP 2001043158A
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management
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Hiroteru Tsuchiya
博照 土屋
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/02Standardisation; Integration
    • H04L41/0233Object-oriented techniques, for representation of network management data, e.g. common object request broker architecture [CORBA]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/02Standardisation; Integration
    • H04L41/024Standardisation; Integration using relational databases for representation of network management data, e.g. managing via structured query language [SQL]

Abstract

(57)【要約】 【課題】管理データを記憶する記憶装置が容量不足にな
るのを解消し、また、迅速な応答を行うとともに管理デ
ータの取得要求の繰返し発生を極力防止する。 【解決手段】取得要求のあった管理データが分類タイプ
Aのときには、ステップS19にて管理データの値が管理
情報テーブルに格納されているか否かを調べる。そし
て、格納されていなければ、ステップS16にて管理デー
タ応答処理部は受信した識別子の管理データの取得要求
をMIB処理部に送り被管理装置から管理データを取得
し、ステップS17にて取得した管理データの値を管理情
報テーブルに記憶してから、ステップS18にて取得した
管理データを含む応答コマンドを返す。また、格納され
ていれば、ステップS20にて受信した識別子の管理デー
タを管理情報テーブルから直ちに読出し、ステップS18
にて取得した管理データを含む応答コマンドを返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管理装置から管理
データ取得要求を受信し、この受信した要求の管理デー
タを被管理装置から取得して前記管理装置に応答処理を
行う管理データ処理装置及び管理データ処理プログラム
を記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ネットワーク管理方式は、ネッ
トワーク管理装置が被管理装置に組込まれたエージェン
トに対してアクセスし、エージェントが被管理装置から
管理データを取得してネットワーク管理装置に送信する
ようになっている。このネットワーク管理方式では、ア
クセスの際には統一されたプロトコルを使用している。
このようエージェントは、被管理装置が管理装置からの
要求を受けたとき、この要求に応じた応答処理を行うよ
うになっている。このようなネットワーク管理方式で
は、プロトコルとして、例えば、TCP/IPプロトコ
ルが使用されるが、このTCP/IPプロトコル上で広
く使用されている管理方式として、SNMP(Simple Ne
twork Management Protocol)を利用した管理方式が知ら
れている。
【0003】これは、図20に示すように、管理装置1
上で動作するSNMPマネージャ2、被管理装置3上で
動作するSNMPエージェント4からなり、SNMPエ
ージェント4は、SNMPマネージャ2からのSNMP
コマンドを解析して要求された処理を実行するSNMP
コマンド実行部5と、管理データ取得要求コマンドで要
求される管理データを被管理装置3から取得しMIB(M
anagement Information Base)として定義された管理情
報として処理するMIB処理部6とで構成している。S
NMPコマンドは、図21に示すような構造で、代表的
なフィールドとして、データの取得要求をする“ge
t”や“trap”などのコマンドタイプ6a、要求コ
マンドに対する応答コマンドの組合わせを識別するため
の要求識別番号6b、コマンドの対象となる管理データ
識別子6cなどがある。
【0004】このSNMPを利用した管理方式は、管理
装置1上でSNMPマネージャ2が動作して被管理装置
3上のSNMPエージェント4に対してSNMPコマン
ド“get”や“getnext”あるいは“set”
を送る。なお、コマンド“set”は管理情報の値を設
定するためのコマンドである。SNMPエージェント4
ではSNMPコマンド実行部5がコマンドを解析し、S
NMPコマンド“get”あるいは“getnext”
のときにはMIB処理部6に管理データ取得要求を出力
する。MIB処理部6は管理データ取得要求を受けて被
管理装置3から管理データを取得する。そして、SNM
Pコマンド実行部5はSNMPコマンド“get”ある
いは“getnext”に対する応答処理として取得し
た管理データを含む応答コマンドを管理装置1に送る。
【0005】一般に、被管理装置3上の値を読出すため
には、SNMPマネージャ2は“get”あるいは“g
etnext”コマンドを定期的に発行する。“ge
t”あるいは“getnext”コマンドを受信したS
NMPエージェント4は、要求された管理データを取得
してSNMPマネージャ2に対する応答コマンドを送り
返す。しかしながら、SNMPエージェント4や被管理
装置3が他の処理を実行中の場合には応答コマンドを返
すまでに時間がかかったり、必ず応答を返す必要がある
接続型のプロトコルでないため応答を返さないケースも
生じる。SNMPマネージャ2は、期待する時間内に応
答が返されない場合には値を取得するために再度コマン
ドを発行する。このようなケースになると、SNMPマ
ネージャ2から頻繁にコマンドが発行されてネットワー
クのトラフィックが増大するという問題が生じる。
【0006】このような問題に対処するものとして、特
開平9−259062号公報のものが知られている。こ
れは、ネットワーク管理エージェントがメモリやディス
ク等の一時記憶装置を用意し、また、管理エージェント
本体プロセスとは異なる被管理対象のデータの取得を行
う別プロセスを用意し、この別プロセスが管理対象のデ
ータを取得して一時記憶装置に記憶しておき、ネットワ
ーク管理エージェントの被管理対象の情報の取得の際に
は記憶しておいた管理データを読出すことで待ち時間を
削減して迅速な応答ができるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た公報のものは、管理対象のデータを無条件に一時記憶
装置に記憶するので、管理データが多くなると記憶装置
の容量不足といった新たな問題が生じた。また、予め管
理データを取得するための別プロセスを動作させるため
処理が複雑化するという問題があった。
【0008】そこで、請求項1乃至4記載の発明は、一
時的に管理データを記憶する記憶装置が容量不足になる
虞れが無く、また、管理装置への迅速な応答ができると
ともに管理装置からの管理データの取得要求が繰返し発
生するのを極力防止できる管理データ処理装置を提供す
る。
【0009】また、請求項5乃至8記載の発明は、一時
的に管理データを記憶する記憶装置が容量不足になる虞
れが無く、また、管理装置への迅速な応答ができるとと
もに管理装置からの管理データの取得要求が繰返し発生
するのを極力防止できる管理データ処理プログラムを記
録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
管理装置から管理データ取得要求を受信し、この受信し
た要求の管理データを被管理装置から取得して前記管理
装置に応答処理を行う管理データ処理装置において、管
理データ毎に管理情報を設定し、この管理情報に基づい
て予め取得すべき管理データと管理装置からの管理デー
タ取得要求の受信時に取得すべき管理データとに分類
し、予め取得すべき管理データについては被管理装置か
ら予め取得して記憶手段に記憶し、管理装置から管理デ
ータ取得要求の受信があったとき要求された管理データ
を識別し、管理データが取得要求の受信時に取得すべき
管理データに属するときには被管理装置から該当する管
理データを取得して管理装置に応答処理を行い、管理デ
ータが予め取得すべき管理データに属するときには予め
記憶した管理データから該当する管理データを取得して
管理装置に応答処理を行う管理データ処理装置にある。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の管
理データ処理装置において、管理データを取得するため
の時間、又は管理装置から取得要求されるアクセス頻
度、又は管理データ値の変化する頻度を管理情報として
設定し、管理データを取得するための時間を設定した場
合にはこの設定時間を基に取得時間が長いと判定した管
理データを予め取得する管理データとして分類し、又は
管理装置から取得要求されるアクセス頻度を設定した場
合にはこの設定アクセス頻度を基に取得要求されるアク
セス頻度が高いと判定した管理データを予め取得する管
理データとして分類し、又は管理データ値の変化する頻
度を設定した場合にはこの設定した値の変化頻度を基に
管理データ値の変化する頻度が高いと判定した管理デー
タを予め取得する管理データとして分類することにあ
る。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載の管
理データ処理装置において、管理データを取得するため
の時間を管理情報として設定し、この設定時間を基に取
得時間が短いと判定した管理データを予め取得する管理
データとして分類し、この分類した予め取得する管理デ
ータを被管理装置上で長い時間を要する処理を行う前に
その被管理装置から取得して記憶装置に記憶することに
ある。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1記載の管
理データ処理装置において、管理データを取得するため
の時間及び管理装置から取得要求されるアクセス頻度、
又は管理データを取得するための時間及び管理データ値
の変化する頻度を管理情報として設定し、管理データを
取得するための時間及び管理装置から取得要求されるア
クセス頻度を設定した場合にはこの設定情報を基に取得
時間が短く、かつ取得要求されるアクセス頻度が高いと
判定した管理データを予め取得する管理データとして分
類し、又は管理データを取得するための時間及び管理デ
ータ値の変化する頻度を設定した場合にはこの設定情報
を基に取得時間が短く、かつ管理データ値の変化する頻
度が高いと判定した管理データを予め取得する管理デー
タとして分類し、この分類した予め取得する管理データ
を被管理装置上で長い時間を要する処理を行う前にその
被管理装置から取得して記憶装置に記憶することにあ
る。
【0014】請求項5記載の発明は、コンピュータを、
管理装置から管理データ取得要求を受信する機能と、管
理データ毎に管理情報を設定し、この管理情報に基づい
て予め取得すべき管理データと管理装置からの管理デー
タ取得要求の受信時に取得すべき管理データとに分類す
る機能と、予め取得すべき管理データについては被管理
装置から予め取得して記憶装置に記憶する機能と、管理
装置から管理データ取得要求の受信があったとき要求さ
れた管理データを識別し、管理データが取得要求の受信
時に取得すべき管理データに属するときには被管理装置
から該当する管理データを取得して管理装置に応答処理
を行い、管理データが予め取得すべき管理データに属す
るときには予め記憶した管理データから該当する管理デ
ータを取得して管理装置に応答処理を行う機能を実現さ
せるための管理データ処理プログラムを記録したコンピ
ュータ読取可能な記録媒体にある。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項5記載の管
理データ処理プログラムを記録したコンピュータ読取可
能な記録媒体において、コンピュータに、管理データを
取得するための時間、又は管理装置から取得要求される
アクセス頻度、又は管理データ値の変化する頻度を管理
情報として設定し、管理データを取得するための時間を
設定した場合にはこの設定時間を基に取得時間が長いと
判定した管理データを予め取得する管理データとして分
類し、又は管理装置から取得要求されるアクセス頻度を
設定した場合にはこの設定アクセス頻度を基に取得要求
されるアクセス頻度が高いと判定した管理データを予め
取得する管理データとして分類し、又は管理データ値の
変化する頻度を設定した場合にはこの設定した値の変化
頻度を基に管理データ値の変化する頻度が高いと判定し
た管理データを予め取得する管理データとして分類する
機能を実現させることにある。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項5記載の管
理データ処理プログラムを記録したコンピュータ読取可
能な記録媒体において、コンピュータに、管理データを
取得するための時間を管理情報として設定し、この設定
時間を基に取得時間が短いと判定した管理データを予め
取得する管理データとして分類し、この分類した予め取
得する管理データを被管理装置上で長い時間を要する処
理を行う前にその被管理装置から取得して記憶装置に記
憶する機能を実現させることにある。
【0017】請求項8記載の発明は、請求項5記載の管
理データ処理プログラムを記録したコンピュータ読取可
能な記録媒体において、コンピュータに、管理データを
取得するための時間及び管理装置から取得要求されるア
クセス頻度、又は管理データを取得するための時間及び
管理データ値の変化する頻度を管理情報として設定し、
管理データを取得するための時間及び管理装置から取得
要求されるアクセス頻度を設定した場合にはこの設定情
報を基に取得時間が短く、かつ取得要求されるアクセス
頻度が高いと判定した管理データを予め取得する管理デ
ータとして分類し、又は管理データを取得するための時
間及び管理データ値の変化する頻度を設定した場合には
この設定情報を基に取得時間が短く、かつ管理データ値
の変化する頻度が高いと判定した管理データを予め取得
する管理データとして分類し、この分類した予め取得す
る管理データを被管理装置上で長い時間を要する処理を
行う前にその被管理装置から取得して記憶装置に記憶す
る機能を実現させることにある。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。 (第1の実施の形態)なお、この実施の形態はTCP/
IPプロトコル上で広く使用されているネットワーク管
理プロトコルであるSNMP(Simple Network Manageme
nt Protocol)を用いた管理データ処理装置を組込んだネ
ットワーク管理システムに適用したものについて述べ
る。
【0019】図1に示すように、管理装置11上で動作
するSNMPマネージャ12、被管理装置13上で動作
するSNMPエージェント14からなり、前記SNMP
エージェント14は、SNMPコマンドを解析して要求
された処理を実行するSNMPコマンド実行部15と、
管理データ取得要求コマンドで要求される管理データを
前記被管理装置13から取得しMIB(Management Info
rmation Base)として定義された管理情報として処理す
るMIB処理部16と、管理データ処理装置を形成する
管理データ処理実行部17とで構成している。
【0020】前記管理データ処理実行部17は要部を構
成し、図2に示すように、コマンド解析部18とデータ
管理部19とからなり、前記コマンド解析部18は、S
NMPマネージャ12からのSNMPコマンドを受信し
てこれを解析し、メッセージが“get”あるいは“g
etnext”の場合には、要求して来たデータの識別
子をデータ管理部に伝える。また、メッセージが“ge
t”あるいは“getnext”以外の場合には、コマ
ンドをSNMPコマンド実行部に送る。
【0021】前記データ管理部19は、図3に示すよう
に、記憶装置としての管理情報テーブル20、管理デー
タ応答処理規則記憶部21、管理情報テーブル管理部2
2及び管理データ応答処理部23により構成している。
前記管理情報テーブル20は、管理データ識別子毎に管
理データ値、分類タイプとともに、管理データの特徴と
して、例えば、管理データ取得時間、アクセス頻度、管
理データ値の変化頻度を記憶するテーブルである。
【0022】前記管理情報テーブル管理部22は、前記
管理情報テーブル20の情報を管理するもので、管理デ
ータの特徴から管理データのタイプの分類をして分類タ
イプを設定したり、前記コマンド解析部18で解析した
“get”あるいは“getnext”コマンドの管理
データ識別子を受取り、設定した分類タイプから管理デ
ータ識別子に相当する分類タイプを取出してこれを前記
管理データ応答処理部23に伝えるようになっている。
【0023】前記管理データ応答処理規則記憶部21
は、前記管理情報テーブル管理部22で分類した分類タ
イプ毎に、“get”あるいは“getnext”コマ
ンドで取得を要求された識別子の管理データに対する処
理規則を設定した管理データ応答処理規則を記憶してい
る。前記管理データ応答処理部23は、前記管理データ
応答処理規則記憶部21に記述されている分類タイプの
処理方法に従って処理を行い、取得した管理データを含
む応答コマンドを前記SNMPマネージャ12に返すよ
うになっている。
【0024】図4は処理手順の概要を示す流れ図で、先
ず、ステップS1にて、コマンド解析部18によりSN
MPコマンドの解析を行い、コマンドタイプと管理デー
タ識別子を取出す。そして、コマンドタイプが“ge
t”あるいは“getnext”コマンドの場合は、続
くステップS2にて、管理情報テーブル20を参照して
要求された管理データの識別子に対応する分類タイプを
識別し、管理データ応答処理部23が管理データ応答処
理規則記憶部21の管理データ応答処理規則を参照して
識別した分類タイプに応じた応答処理規則に従い管理デ
ータへの要求の応答処理を行う。そして、最後に、ステ
ップS3にて、管理情報テーブル管理部22が管理情報
テーブル20内の管理データの更新処理を行う。
【0025】前記管理情報テーブル20として、ここで
は図5に示す構造の管理情報テーブル201を使用して
いる。すなわち、この管理情報テーブル201は、管理
データ毎に、管理データを識別する管理データ識別子の
格納エリア20a、管理データ取得時間の格納エリア2
0b、管理データの値の格納エリア20c、管理データ
の分類タイプの格納エリア20dを設けている。管理デ
ータ毎の管理データ識別子は、SNMPコマンドの管理
データ毎の識別子と同じものである。また、管理データ
の値は、前記SNMPマネージャ12から管理データの
取得要求を受ける前に予めエージェントが管理データを
取得しておく場合に管理する値である。また、管理デー
タの取得時間は、エージェントが識別子で指定された管
理データを取得するのに必要な時間で、その時間は管理
データによって異なる。エージェントの管理データの取
得は、前記被管理装置13が持つ管理データをそのまま
取出して取得するものや、被管理装置13側が計算を要
したり、複数の処理を組合わせて取得するものがある。
このような取得に要する時間を管理データ毎に実測した
り、計算して見積もったりして予め設定する。
【0026】前記管理情報テーブル管理部22は、図6
に示すように、管理データ毎の取得時間と、時間の長さ
を決定するために設定した適当な長さの時間値とを比較
し、管理データの取得時間が設定時間値よりも大きい場
合は時間が長いと判定し、そして、取得時間が長い管理
データはタイプA、取得時間が設定時間値以下の管理デ
ータはタイプBとして分類し、これを管理するようにな
っている。
【0027】前記管理データ応答処理規則記憶部21
は、図7に示すように、タイプA及びタイプBのそれぞ
れについて“get”あるいは“getnext”コマ
ンドで取得を要求された識別子の管理データに対する処
理規則を設定している。ここでは、タイプAの処理規則
は「受信した識別子の管理データの取得要求をMIB処
理部16に送る」となり、タイプBの処理規則は「予め
管理データの取得要求をMIB処理部16に行い、取得
した値を管理情報テーブル201に記憶する。受信した
識別子の管理データを管理情報テーブル201から取出
してその値を応答する。」となっている。
【0028】図8は前記管理データ処理実行部17によ
る管理データ処理を示す流れ図で、先ず、ステップS11
にて、コマンド受信処理か否かをチェックし、コマンド
受信処理であれば、ステップS12にて、SNMPマネー
ジャ12からのコマンドをコマンド解析部18で解析
し、コマンドのタイプを取出し、ステップS13にて、
“get”あるいは“getnext”コマンドである
かを判定する。そして、コマンドタイプが“get”あ
るいは“getnext”コマンドで無ければ、ステッ
プS14にて、コマンド解析部18は受信したコマンドを
SNMPコマンド実行部15に渡して処理を終了する。
【0029】また、コマンドタイプが“get”あるい
は“getnext”コマンドであれば、ステップS15
にて、管理情報テーブル管理部22は管理データの識別
子に対応する管理情報テーブル201内の分類タイプを
取出し管理データ応答処理部23に渡す。
【0030】管理データ応答処理部23は管理データ応
答処理規則記憶部21に記憶されている管理データ応答
処理規則に従って分類タイプに応じた処理を行う。すな
わち、取出した分類タイプがBのときには、ステップS
16にて、管理データ応答処理部23は受信した識別子の
管理データの取得要求をMIB処理部16に送り、被管
理装置13から管理データを取得する。そして、ステッ
プS17にて、取得した管理データの値を管理情報テーブ
ル201の管理データ値格納エリア20cに記憶する。
続いて、ステップS18にて、管理データ応答処理部23
はMIB処理部16で取得した管理データを含む応答コ
マンドをSNMPマネージャ12に返して処理を終了す
る。
【0031】また、取出した分類タイプがAのときに
は、ステップS19にて、管理情報テーブル管理部22は
管理情報テーブル201に既に値が取得されて格納され
ているか否かを調べる。そして、管理情報テーブル20
1に値が無ければ分類タイプBのときと同様に、ステッ
プS16、S17、S18の処理を順次行って処理を終了す
る。一方、管理情報テーブル201に値があれば、ステ
ップS20にて、受信した識別子の管理データを管理情報
テーブル201から直ちに読出し、ステップS18にて、
管理データ応答処理部23は応答コマンドをSNMPマ
ネージャ12に返して処理を終了する。
【0032】また、ステップS11にて、コマンド受信処
理で無い場合、例えば、被管理装置13の処理が空いて
いる時間においては、ステップS21にて、分類タイプA
の管理データの取得要求をMIB処理部16に送り、被
管理装置13から管理データを取得する。そして、ステ
ップS22にて、取得した管理データの値を管理情報テー
ブル201の管理データ値格納エリア20cに記憶す
る。
【0033】このように、エージェントが記憶する効果
のある管理データとして、データの取得処理に時間のか
かるタイプAの管理データに絞り、このタイプAの管理
データの取得要求をMIB処理部16に送り被管理装置
13から管理データを取得し、この管理データの値を管
理情報テーブル201の管理データ値格納エリア20c
に記憶する構成としているので、一時的に管理データを
記憶する記憶装置が容量不足になる虞れは無い。
【0034】また、取得要求のあった管理データが取得
時間のかかる分類タイプAの管理データのときには、先
ず、管理情報テーブル201に値が記憶されているかを
チェックし、値が記憶されていればこの管理データは記
憶装置に記憶されていると判断し、該当する管理データ
を管理情報テーブル201から読出して直ちに応答コマ
ンドをSNMPマネージャ12に返すことができるの
で、管理装置11への迅速な応答ができるとともに管理
装置11からの取得要求の繰返し発生によるトラフィッ
クの増大を防止できる。
【0035】上記においては、タイプを管理データの取
得時間の長さに基づいて分類する場合について述べたが
必ずしもこれに限定するものでは無く、タイプを管理デ
ータの値の変化の頻度で分類しても、あるいは管理デー
タへのアクセスの頻度で分類してもよい。
【0036】例えば、タイプを管理データの値の変化の
頻度で分類する場合には、管理情報テーブル20として
図9に示す構造の管理情報テーブル202を使用するこ
とになる。すなわち、この管理情報テーブル202は、
図5に示す管理情報テーブル201における管理データ
取得時間の格納エリア20bに代えて管理データの値の
変化の頻度を示すデータ値(1)〜(n)を格納するエリア2
0eを設けたものである。前記エリア20eは管理デー
タが予め決められた過去の時間の範囲内でどれほど値が
変化したかを記憶するもので、ここでは過去に取得した
管理データの値の履歴をデータ値(1)〜(n)としてn個記
憶するようになっている。このエリア20eは過去に取
得した管理データ値の履歴が新しく取得した値のために
順次廃棄されて行くリングバッファの構造をしており、
取得しエリア20cに格納した最も新しい管理データ値
を最も古い時刻に取得した管理データ値を格納したエリ
アに上書きするようになっている。
【0037】タイプを管理データの値の変化の頻度で分
類する理由は、管理装置11の目的からすれば値が変化
する頻度がより高い管理データは監視する必要がより大
きく予め記憶して迅速な応答を行う必要がある。この場
合の管理情報テーブ管理部22は、管理データの値の履
歴を通じて変化した回数を求め、この回数と、変化する
頻度が高い、低いを決めるために設定した回数値を比較
し、履歴を通じて変化した回数が設定回数値よりも大き
い場合には、値がよく変化し変化する頻度が高いと判定
する。そして、管理データの変化の頻度が高い管理デー
タをタイプAに分類し、管理データの変化の頻度が低い
管理データをタイプBに分類する。
【0038】このように管理データを分類して前述した
図8の流れ図に基づく処理を行う。なお、この場合は、
ステップS17及びS22の処理において、管理情報テーブ
ル202に管理データ値を記憶する際、管理データ値の
変化の頻度の更新を行う。そして、変化の頻度が高いか
否かを判定して分類タイプを決定し、管理情報テーブル
202の分類タイプの格納エリア20dに分類タイプを
設定する。
【0039】このように、エージェントが記憶する効果
のある管理データとして、管理データ値の変化の頻度が
高いタイプAの管理データに絞り、このタイプAの管理
データの取得要求をMIB処理部16に送り被管理装置
13から管理データを取得し、この管理データの値を管
理情報テーブル202の管理データ値格納エリア20c
に記憶する構成としているので、この場合も一時的に管
理データを記憶する記憶装置が容量不足になる虞れは無
い。また、取得要求のあった管理データが値の変化の頻
度が高い分類タイプAの管理データについては管理情報
テーブル202に値が記憶されていれば該当する管理デ
ータを管理情報テーブル20から読出して直ちに応答コ
マンドをSNMPマネージャ12に返すことができるの
で、この場合も管理装置11への迅速な応答ができると
ともに管理装置11からの取得要求の繰返し発生による
トラフィックの増大を防止できる。
【0040】また、例えば、タイプを管理データへのア
クセス頻度で分類する場合には、管理情報テーブル20
として図10に示す構造の管理情報テーブル203を使
用することになる。すなわち、この管理情報テーブル2
03は、図5に示す管理情報テーブル201における管
理データ取得時間の格納エリア20bに代えて管理デー
タへのアクセス頻度を示す所定時間内のアクセス回数を
時間範囲(1)〜(n)にわたって格納するエリア20fを設
けたものである。すなわち、前記エリア20fは識別子
で指定された管理データが設定したn個の時間範囲毎に
SNMPマネージャ12からどの位の回数要求されたか
をアクセス回数として記憶するようになっている。この
エリア20fはある一定時間が経過すると新しい時間範
囲を設定するために最も古い時間範囲のデータが廃棄さ
れて行くリングバッファの構造をしている。そして、管
理データの取得要求があったときには、そのアクセスさ
れた管理データ識別子に対応する時間範囲内のうちの現
在の時刻が該当する時間範囲内のエリアにアクセス回数
が1つカウントされることになる。
【0041】この場合の管理情報テーブル管理部22
は、アクセス頻度を示す回数値と、アクセス頻度の高
い、低いを決めるために設定した回数値を比較し、アク
セス頻度を示す回数値が設定回数値よりも大きい場合に
は、アクセス頻度が高いと判定する。そして、アクセス
頻度が高い管理データをタイプAに分類し、アクセス頻
度が低い管理データをタイプBに分類する。
【0042】このように管理データを分類して前述した
図8の流れ図に基づく処理を行う。なお、この場合は、
ステップS17の処理において、管理情報テーブル203
にコマンドで要求された管理データ値を記憶する際、管
理データ値のアクセス回数の更新を行う。そして、アク
セス頻度が高いか否かを判定して分類タイプを決定し、
管理情報テーブル203の分類タイプの格納エリア20
dに分類タイプを設定する。
【0043】このように、エージェントが記憶する効果
のある管理データとして、アクセス頻度が高いタイプA
の管理データに絞り、このタイプAの管理データの取得
要求をMIB処理部16に送り被管理装置13から管理
データを取得し、この管理データの値を管理情報テーブ
ル203の管理データ値格納エリア20cに記憶する構
成としているので、この場合も一時的に管理データを記
憶する記憶装置が容量不足になる虞れは無い。また、取
得要求のあった管理データがアクセス頻度の高い分類タ
イプAの管理データのときには管理情報テーブル203
に値が記憶されていれば該当する管理データを管理情報
テーブル203から読出して直ちに応答コマンドをSN
MPマネージャ12に返すことができるので、この場合
も管理装置11への迅速な応答ができるとともに管理装
置11からの取得要求の繰返し発生によるトラフィック
の増大を防止できる。
【0044】(第2の実施の形態)なお、この実施の形
態の構成は、基本的には前述した第1の実施の形態と同
一である。すなわち、被管理装置13上で動作するSN
MPエージェント14は、SNMPコマンドを解析して
要求された処理を実行するSNMPコマンド実行部15
と、管理データ取得要求コマンドで要求される管理デー
タを前記被管理装置13から取得しMIBとして定義さ
れた管理情報として処理するMIB処理部16と、管理
データ処理装置を形成する管理データ処理実行部17と
で構成されている。前記管理データ処理実行部17はコ
マンド解析部18及びデータ管理部19で構成され、前
記データ管理部19は管理情報テーブル20、管理デー
タ応答処理規則記憶部21、管理情報テーブル管理部2
2及び管理データ応答処理部23で構成されている。前
記管理情報テーブル20としては図5に示す管理情報テ
ーブル201を使用している。
【0045】異なる点は管理データ応答処理規則記憶部
21に記憶されている管理データ応答処理規則の内容
で、図11に示すように、タイプA及びタイプBのそれ
ぞれについて“get”あるいは“getnext”コ
マンドで取得を要求された識別子の管理データに対する
処理規則を設定し、ここでは、タイプAの処理規則は
「先ず、分類タイプBの管理データの取得要求をMIB
処理部16に行い、取得した管理データの値を管理情報
テーブル20に記憶する。その後、受信した識別子の管
理データの取得要求をMIB処理部16に送る」とな
り、タイプBの処理規則は「管理情報テーブル20に記
憶しておいた値を応答する。無ければ受信した識別子の
管理データの取得要求をMIB処理部16に送る。」と
なっている。
【0046】また、管理データ処理実行部17による管
理データ処理の内容も異なる。この管理データ処理は図
12に流れ図を示すように、先ず、ステップS31にて、
SNMPマネージャ12からのコマンドをコマンド解析
部18で解析し、コマンドのタイプを取出し、ステップ
S32にて、“get”あるいは“getnext”コマ
ンドであるかを判定する。そして、コマンドタイプが
“get”あるいは“getnext”コマンドで無け
れば、ステップS33にて、コマンド解析部18は受信し
たコマンドをSNMPコマンド実行部15に渡して処理
を終了する。
【0047】また、コマンドタイプが“get”あるい
は“getnext”コマンドであれば、ステップS34
にて、管理情報テーブル管理部22は管理データの識別
子に対応する管理情報テーブル204内の分類タイプを
取出し管理データ応答処理部23に渡す。
【0048】管理データ応答処理部23は管理データ応
答処理規則記憶部21に記憶されている管理データ応答
処理規則に従って分類タイプに応じた処理を行う。すな
わち、取出した分類タイプがAのときには、ステップS
35にて、管理データ応答処理部23は管理情報テーブル
204から分類タイプBの管理データの識別子を検索し
て取出す。続いて、ステップS36にて、MIB処理部1
6に対して分類タイプBの管理データの値の取得要求を
行う。これにより、MIB処理部16は被管理装置13
から管理データを取得する。そして、管理情報テーブル
管理部22はMIB処理部16で取得した管理データ値
を管理情報テーブル204の管理データ値の格納エリア
20cに記憶する。
【0049】続いて、ステップS37にて、管理データ応
答処理部23は、受信した識別子の管理データの取得要
求をMIB処理部16に送る。これにより、MIB処理
部16では被管理装置13から管理データを取得する。
続いて、ステップS38にて、管理データ応答処理部23
はMIB処理部16で取得した管理データを含む応答コ
マンドをSNMPマネージャ12に返し、続いて、ステ
ップS39にて、管理情報テーブル管理部22はMIB処
理部16で取得した管理データ値を管理情報テーブル2
04の管理データ値の格納エリア20cに記憶して処理
を終了する。
【0050】また、取出した分類タイプがAでなけれ
ば、ステップS40にて、管理情報テーブル管理部22は
管理情報テーブル204に既に値が取得されて格納され
ているか否かを調べる。そして、管理情報テーブル20
4に値が無ければ、ステップS37にて、管理データ応答
処理部23は、受信した識別子の管理データの取得要求
をMIB処理部16に送る。これにより、MIB処理部
16では被管理装置13から管理データを取得する。そ
して、ステップS38、S39を経由して処理を終了する。
また、管理情報テーブル204に値があれば、ステップ
S38、S39を経由して処理を終了する。
【0051】このように、エージェントが記憶する効果
のある管理データとして、データの取得時間が短いタイ
プBの管理データに絞っているので、一時的に管理デー
タを記憶する記憶装置が容量不足になる虞れは無い。ま
た、分類タイプBの管理データについては取得要求があ
ったときには該当する管理データを管理情報テーブル2
01から読出して直ちに応答コマンドをSNMPマネー
ジャ12に返すことができるので、管理装置11への迅
速な応答ができるとともに管理装置11からの取得要求
の繰返し発生によるトラフィックの増大を防止できる。
【0052】しかも、取得時間が短い分類タイプBの管
理データの取得を実際に取得要求のあった取得時間の長
い分類タイプAの管理データの直前に行うようにしてい
るので、従来のような別プロセスを用意することなく管
理データを記憶できる。また、分類タイプBの管理デー
タの取得時間は短いので、実際に要求されている管理デ
ータの取得処理時間にあまり影響を与えない。
【0053】(第3の実施の形態)なお、この実施の形
態の構成は、基本的には前述した第1の実施の形態と同
一である。すなわち、被管理装置13上で動作するSN
MPエージェント14は、SNMPコマンドを解析して
要求された処理を実行するSNMPコマンド実行部15
と、管理データ取得要求コマンドで要求される管理デー
タを前記被管理装置13から取得しMIBとして定義さ
れた管理情報として処理するMIB処理部16と、管理
データ処理装置を形成する管理データ処理実行部17と
で構成されている。前記管理データ処理実行部17はコ
マンド解析部18及びデータ管理部19で構成され、前
記データ管理部19は管理情報テーブル20、管理デー
タ応答処理規則記憶部21、管理情報テーブル管理部2
2及び管理データ応答処理部23で構成されている。
【0054】ここでは管理情報テーブル20として図1
3に示す構造の管理情報テーブル204を使用してい
る。すなわち、この管理情報テーブル204は、管理デ
ータ識別子の格納エリア20a、管理データ取得時間の
格納エリア20b、管理データ値の格納エリア20c、
分類タイプの格納エリア20d及び管理データへのアク
セス頻度を示す所定時間内のアクセス回数を時間範囲
(1)〜(n)にわたって格納するエリア20fを設けてい
る。前記エリア20fは図10に示したエリア20fと
同一の構成である。
【0055】前記管理情報テーブル管理部22は、管理
データ毎の取得時間と、時間の長さを決定するために設
定した適当な長さの時間値とを比較し、管理データの取
得時間が設定時間値よりも大きい場合は時間が長いと判
定する。また、アクセス頻度を示す回数値と、アクセス
頻度の高い、低いを決めるために設定した回数値を比較
し、アクセス頻度を示す回数値が設定回数値よりも大き
い場合はアクセス頻度が高いと判定する。
【0056】そして、この判定結果に基づいて分類タイ
プを図14に示すようにA、B、Cの3つのタイプに分
類し、これを管理するようになっている。すなわち、取
得時間が長い管理データをタイプA、取得時間が設定時
間値以下でアクセス頻度が高い管理データをタイプB、
取得時間が設定時間値以下でアクセス頻度が低い管理デ
ータをタイプCとして分類している。
【0057】図15は管理データ応答処理規則記憶部2
1に記憶されている管理データ応答処理規則の内容で、
タイプA、タイプB及びタイプCのそれぞれについて
“get”あるいは“getnext”コマンドで取得
を要求された識別子の管理データに対する処理規則を設
定し、タイプAの処理規則は「先ず、分類タイプBの管
理データを探してその値を求め管理情報テーブル204
に記憶する。その後、受信した識別子の管理データの取
得要求をMIB処理部16に送る」となり、タイプBの
処理規則は「管理情報テーブル204に記憶しておいた
値を応答する。無ければ受信した識別子の管理データの
取得要求をMIB処理部16に送る。」となり、タイプ
Cの処理規則は「受信した識別子の管理データの取得要
求をMIB処理部16に送る。」となっている。
【0058】図16は管理データ処理実行部17による
管理データ処理を示す流れ図で、先ず、ステップS41に
て、SNMPマネージャ12からのコマンドをコマンド
解析部18で解析し、コマンドのタイプを取出し、ステ
ップS42にて、“get”あるいは“getnext”
コマンドであるかを判定する。そして、コマンドタイプ
が“get”あるいは“getnext”コマンドで無
ければ、ステップS43にて、コマンド解析部18は受信
したコマンドをSNMPコマンド実行部15に渡して処
理を終了する。
【0059】また、コマンドタイプが“get”あるい
は“getnext”コマンドであれば、ステップS44
にて、管理情報テーブル管理部22は管理データの識別
子に対応する管理情報テーブル204内の分類タイプを
取出し管理データ応答処理部23に渡す。
【0060】管理データ応答処理部23は管理データ応
答処理規則記憶部21に記憶されている管理データ応答
処理規則に従って分類タイプに応じた処理を行う。すな
わち、取出した分類タイプがAのときには、ステップS
45にて、管理データ応答処理部23は管理情報テーブル
204から分類タイプBの管理データの識別子を検索し
て取出す。続いて、ステップS46にて、MIB処理部1
6に対して分類タイプBの管理データの値の取得要求を
行う。これにより、MIB処理部16は被管理装置13
から管理データを取得する。そして、管理情報テーブル
管理部22はMIB処理部16で取得した管理データ値
を管理情報テーブル204の管理データ値の格納エリア
20cに記憶する。
【0061】次に、ステップS47にて、管理データ応答
処理部23は、受信した識別子の管理データの取得要求
をMIB処理部16に送る。これにより、MIB処理部
16では被管理装置13から管理データを取得する。続
いて、ステップS48にて、管理データ応答処理部23は
MIB処理部16で取得した管理データを含む応答コマ
ンドをSNMPマネージャ12に返し、続いて、ステッ
プS49にて、管理情報テーブル管理部22はMIB処理
部16で取得した管理データ値を管理情報テーブル20
4の管理データ値の格納エリア20cに記憶する。
【0062】続いて、ステップS50にて、管理情報テー
ブル204でアクセス回数を管理しているか否かをチェ
ックし、管理していれば、ステップS51にて、受信した
識別子の管理データに対するアクセス回数をインクリメ
ントする。そして、ステップS52にて、アクセス頻度が
一定値よりも高いかを判定する。また、アクセス回数を
管理していない場合はこの処理をパスする。
【0063】続いて、ステップS53にて、管理データ値
の変化の頻度を管理するか否かを判定し、管理する場合
は、ステップS54にて、変化の頻度が一定値よりも高い
かを判定し、ステップS55にて、管理データの分類タイ
プを決定し、管理情報テーブル204の分類タイプ格納
エリア20dに格納して処理を終了する。また、管理デ
ータ値の変化の頻度を管理しない場合は、ステップS55
にて、管理データの分類タイプを決定し、管理情報テー
ブル204の分類タイプ格納エリア20dに格納して処
理を終了する。
【0064】また、取出した分類タイプがAでなけれ
ば、ステップS56にて分類タイプがBか否かを判定す
る。分類タイプがBのときには、ステップS57にて、管
理情報テーブル管理部22は、管理情報テーブル204
に既に値が取得されて格納されているか否かを調べる。
そして、管理情報テーブル204に値が無ければ、ステ
ップS58にて、管理データ応答処理部23は、受信した
識別子の管理データの取得要求をMIB処理部16に送
る。これにより、MIB処理部16では被管理装置13
から管理データを取得する。そして、処理をステップS
48へ移行させ、以後は分類タイプAのときと同様の処理
を行って終了する。また、管理情報テーブル204に値
があれば、ステップS59にて、管理情報テーブル204
から受信した識別子の管理データの値を取出す。そし
て、処理をステップS48へ移行させ、以後は分類タイプ
Aのときと同様の処理を行って終了する。
【0065】また、ステップS56にて、取出した分類タ
イプがBでもなければ、ステップS60にて、管理データ
応答処理部23はMIB処理部16に受信した識別子の
管理データを取得させる。これにより、MIB処理部1
6は被管理装置13から管理データを取得する。そし
て、処理をステップS48へ移行させ、以後は分類タイプ
Aのときと同様の処理を行って終了する。
【0066】なお、ここでは管理情報データ管理部22
は管理装置11からの管理データのアクセス回数を管理
しているので、ステップS50の判定では常に「Yes」
となり、ステップS53の判定では常に「No」となる。
従って、ここでは常にステップS51にて、受信した識別
子の管理データに対するアクセス回数をインクリメント
し、ステップS52にて、アクセス頻度が一定値よりも高
いかを判定する処理を行うことになる。
【0067】このように、エージェントが記憶する効果
のある管理データとして、データの取得時間が短く、か
つ、管理装置11からの取得要求のアクセス頻度が高い
タイプBの管理データに絞っているので、一時的に管理
データを記憶する記憶装置が容量不足になる虞れは無
い。また、アクセス頻度が高い分類タイプBの管理デー
タに対しては取得要求があったときには該当する管理デ
ータを管理情報テーブル204から読出して直ちに応答
コマンドをSNMPマネージャ12に返すことができる
ので、管理装置11への迅速な応答ができるとともに管
理装置11からの取得要求の繰返し発生によるトラフィ
ックの増大を防止できる。
【0068】また、取得時間が短い分類タイプBの管理
データの取得を実際に取得要求のあった取得時間の長い
分類タイプAの管理データの直前に行うようにしている
ので、従来のような別プロセスを用意することなく管理
データを記憶できる。また、分類タイプBの管理データ
の取得時間は短いので、実際に要求されている管理デー
タの取得処理時間にあまり影響を与えない。
【0069】上記においては、タイプを管理データの取
得時間とアクセス頻度に基づいて分類する場合について
述べたが必ずしもこれに限定するものでは無く、タイプ
を管理データの取得時間と管理データの値の変化の頻度
で分類してもよい。
【0070】タイプを管理データの取得時間と管理デー
タの値の変化の頻度で分類する場合には、管理情報テー
ブル20として図17に示す構造の管理情報テーブル2
05を使用することになる。すなわち、この管理情報テ
ーブル205は、管理データ識別子の格納エリア20
a、管理データ取得時間の格納エリア20b、管理デー
タ値の格納エリア20c、分類タイプの格納エリア20
d及び管理データの値の変化の頻度を示すデータ値(1)
〜(n)を格納するエリア20eを設けている。前記エリ
ア20eは図9に示したエリア20eと同一の構成であ
る。
【0071】前記管理情報テーブル管理部22は、管理
データ毎の取得時間と、時間の長さを決定するために設
定した適当な長さの時間値とを比較し、管理データの取
得時間が設定時間値よりも大きい場合は時間が長いと判
定する。また、管理データの値の履歴を通じて変化した
回数を求め、この回数と、変化する頻度が高い、低いを
決めるために設定した回数値を比較し、履歴を通じて変
化した回数が設定回数値よりも大きい場合は変化する頻
度が高いと判定する。
【0072】そして、この判定結果に基づいて分類タイ
プを図18に示すようにA、B、Cの3つのタイプに分
類し、これを管理するようになっている。すなわち、取
得時間が長い管理データをタイプA、取得時間が設定時
間値以下でデータ値の変化の頻度が高い管理データをタ
イプB、取得時間が設定時間値以下でデータ値の変化の
頻度が低い管理データをタイプCとして分類している。
【0073】管理データ応答処理規則記憶部21に記憶
されている管理データ応答処理規則の内容は前述した図
15と同様である。また、管理データ処理実行部17に
よる管理データ処理は前述した図16の流れ図と同様の
処理を行う。ここでは管理データのデータ値の変化の頻
度を管理しているので、ステップS50の判定では常に
「No」となり、ステップS53の判定では常に「Ye
s」となる。従って、ここでは常にステップS54にて、
変化の頻度が一定値よりも高いかを判定し、ステップS
55にて、管理データの分類タイプを決定し、管理情報テ
ーブル204の分類タイプ格納エリア20dに格納する
処理を行うことになる。
【0074】このようにしても、エージェントが記憶す
る効果のある管理データとして、データの取得時間が短
く、かつ、管理データのデータ値の変化の頻度が高いタ
イプBの管理データに絞っているので、一時的に管理デ
ータを記憶する記憶装置が容量不足になる虞れは無い。
また、データ値の変化の頻度が高い分類タイプBの管理
データに対しては取得要求があったときには該当する管
理データを管理情報テーブル205から読出して直ちに
応答コマンドをSNMPマネージャ12に返すことがで
きるので、管理装置11への迅速な応答ができるととも
に管理装置11からの取得要求の繰返し発生によるトラ
フィックの増大を防止できる。
【0075】また、この場合も取得時間が短い分類タイ
プBの管理データの取得を実際に取得要求のあった取得
時間の長い分類タイプAの管理データの直前に行うよう
にしているので、従来のような別プロセスを用意するこ
となく管理データを記憶できる。また、分類タイプBの
管理データの取得時間は短いので、実際に要求されてい
る管理データの取得処理時間にあまり影響を与えない。
【0076】なお、前述した各実施の形態では管理情報
テーブルに管理データの取得時間を予め設定するように
したが必ずしもこれに限定するものではなく、管理デー
タ処理実行部に管理データを取得する時間を計測、監視
する機能を追加することで管理データの取得時間をその
都度設定してもよい。このようにすることで、SNMP
エージェントを搭載する被管理装置が変わったり、ある
いは管理すべき管理データが追加、変更されても、それ
に対して充分対処することができる。
【0077】なお、前述した各実施の形態は被管理装置
上にSNMPエージェントを予め実装した場合を例とし
て述べたが必ずしもこれに限定するものではなく、図1
9に示すように、SNMPコマンド実行部15、MIB
処理部16、管理データ処理実行部17の各機能を果た
すための管理データ処理プログラムを記録したネットワ
ークカード141を記録媒体として使用し、例えば、プ
リンタやファクシミリやこれらを総合的に備えた多機能
装置などの被管理装置131にこのネットワークカード
141を装填することでこのネットワークカード141
がSNMPエージェントとして機能し、管理装置11の
SNMPマネージャ12からの管理データの取得要求に
対してネットワークカード141が被管理装置131か
ら管理データを取得して応答するという処理ができる。
このようにすることで、プリンタ、ファクシミリ、多機
能装置なとが管理する情報に依存することなく、また、
SNMPマネージャ12にも依存することなく、ネット
ワークカードを使用することでネットワーク上のトラフ
ィック量を抑えることができる。なお、ここでは記録媒
体としてネットワークカードを使用する場合を例として
述べたが必ずしもこれに限定するものではなく、ディス
クなど他の記録媒体を使用するものであってもよい。
【0078】
【発明の効果】請求項1乃至4記載の発明によれば、一
時的に管理データを記憶する記憶装置が容量不足になる
虞れが無く、また、管理装置への迅速な応答ができると
ともに管理装置からの管理データの取得要求が繰返し発
生するのを極力防止できる管理データ処理装置を提供で
きる。
【0079】また、請求項3記載の発明によれば、さら
に、取得時間の短い管理データの取得を実際に要求され
た取得時間の長い管理データの直前に行うようにしてい
るので、従来のような別プロセスを用意することなくこ
の取得時間の短い管理データを取得して記憶する制御が
でき、しかも、実際に要求された取得時間の長い管理デ
ータの取得処理時間に影響を与えることがない管理デー
タ処理装置を提供できる。
【0080】また、請求項5乃至8記載の発明によれ
ば、一時的に管理データを記憶する記憶装置が容量不足
になる虞れが無く、また、管理装置への迅速な応答がで
きるとともに管理装置からの管理データの取得要求が繰
返し発生するのを極力防止できる管理データ処理プログ
ラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供
できる。
【0081】また、請求項3記載の発明によれば、さら
に、取得時間の短い管理データの取得を実際に要求され
た取得時間の長い管理データの直前に行うようにしてい
るので、従来のような別プロセスを用意することなくこ
の取得時間の短い管理データを取得して記憶する制御が
でき、しかも、実際に要求された取得時間の長い管理デ
ータの取得処理時間に影響を与えることがない管理デー
タ処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記
録媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図。
【図2】同実施の形態における管理データ処理実行部の
構成を示すブロック図。
【図3】同実施の形態におけるデータ管理部の構成を示
すブロック図。
【図4】同実施の形態における処理手順の概要を示す流
れ図。
【図5】同実施の形態における管理情報テーブルの構造
を示す図。
【図6】同実施の形態における管理データの分類を説明
するための図。
【図7】同実施の形態における管理データ応答処理規則
記憶部に設定した管理データ応答処理規則を説明するた
めの図。
【図8】同実施の形態における管理データ処理実行部に
よる管理データ処理を示す流れ図。
【図9】同実施の形態における管理情報テーブルの他の
構造を示す図。
【図10】同実施の形態における管理情報テーブルの他
の構造を示す図。
【図11】本発明の第2の実施の形態における管理デー
タ応答処理規則記憶部に設定した管理データ応答処理規
則を説明するための図。
【図12】同実施の形態における管理データ処理実行部
による管理データ処理を示す流れ図。
【図13】本発明の第3の実施の形態における管理情報
テーブルの構造を示す図。
【図14】同実施の形態における管理データの分類を説
明するための図。
【図15】同実施の形態における管理データ応答処理規
則記憶部に設定した管理データ応答処理規則を説明する
ための図。
【図16】同実施の形態における管理データ処理実行部
による管理データ処理を示す流れ図。
【図17】同実施の形態における管理情報テーブルの他
の構造を示す図。
【図18】図17の管理情報テーブルを使用した場合の
管理データの分類を説明するための図。
【図19】SNMPエージェントとして管理データ処理
プログラムを記録したネットワークカードを使用した場
合の例を示すブロック図。
【図20】従来例を示すブロック図。
【図21】SNMPコマンドの構造を示す図。
【符号の説明】
11…管理装置 12…SNMPマネージャ 13…被管理装置 14…SNMPエージェント 15…SNMPコマンド実行部 16…MIB処理部 17…管理データ処理実行部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理装置から管理データ取得要求を受信
    し、この受信した要求の管理データを被管理装置から取
    得して前記管理装置に応答処理を行う管理データ処理装
    置において、 管理データ毎に管理情報を設定し、この管理情報に基づ
    いて予め取得すべき管理データと前記管理装置からの管
    理データ取得要求の受信時に取得すべき管理データとに
    分類し、予め取得すべき管理データについては前記被管
    理装置から予め取得して記憶装置に記憶し、前記管理装
    置から管理データ取得要求の受信があったとき要求され
    た管理データを識別し、管理データが取得要求の受信時
    に取得すべき管理データに属するときには前記被管理装
    置から該当する管理データを取得して前記管理装置に応
    答処理を行い、管理データが予め取得すべき管理データ
    に属するときには前記記憶装置に予め記憶した管理デー
    タから該当する管理データを取得して前記管理装置に応
    答処理を行うことを特徴とする管理データ処理装置。
  2. 【請求項2】 管理データを取得するための時間、又は
    管理装置から取得要求されるアクセス頻度、又は管理デ
    ータ値の変化する頻度を管理情報として設定し、管理デ
    ータを取得するための時間を設定した場合にはこの設定
    時間を基に取得時間が長いと判定した管理データを予め
    取得する管理データとして分類し、又は管理装置から取
    得要求されるアクセス頻度を設定した場合にはこの設定
    アクセス頻度を基に取得要求されるアクセス頻度が高い
    と判定した管理データを予め取得する管理データとして
    分類し、又は管理データ値の変化する頻度を設定した場
    合にはこの設定した値の変化頻度を基に管理データ値の
    変化する頻度が高いと判定した管理データを予め取得す
    る管理データとして分類することを特徴とする請求項1
    記載の管理データ処理装置。
  3. 【請求項3】 管理データを取得するための時間を管理
    情報として設定し、この設定時間を基に取得時間が短い
    と判定した管理データを予め取得する管理データとして
    分類し、この分類した予め取得する管理データを被管理
    装置上で長い時間を要する処理を行う前にその被管理装
    置から取得して記憶装置に記憶することを特徴とする請
    求項1記載の管理データ処理装置。
  4. 【請求項4】 管理データを取得するための時間及び管
    理装置から取得要求されるアクセス頻度、又は管理デー
    タを取得するための時間及び管理データ値の変化する頻
    度を管理情報として設定し、管理データを取得するため
    の時間及び管理装置から取得要求されるアクセス頻度を
    設定した場合にはこの設定情報を基に取得時間が短く、
    かつ取得要求されるアクセス頻度が高いと判定した管理
    データを予め取得する管理データとして分類し、又は管
    理データを取得するための時間及び管理データ値の変化
    する頻度を設定した場合にはこの設定情報を基に取得時
    間が短く、かつ管理データ値の変化する頻度が高いと判
    定した管理データを予め取得する管理データとして分類
    し、この分類した予め取得する管理データを被管理装置
    上で長い時間を要する処理を行う前にその被管理装置か
    ら取得して記憶装置に記憶することを特徴とする請求項
    1記載の管理データ処理装置。
  5. 【請求項5】 コンピュータに、管理装置から管理デー
    タ取得要求を受信する機能と、管理データ毎に管理情報
    を設定し、この管理情報に基づいて予め取得すべき管理
    データと前記管理装置からの管理データ取得要求の受信
    時に取得すべき管理データとに分類する機能と、予め取
    得すべき管理データについては被管理装置から予め取得
    して記憶装置に記憶する機能と、前記管理装置から管理
    データ取得要求の受信があったとき要求された管理デー
    タを識別し、管理データが取得要求の受信時に取得すべ
    き管理データに属するときには前記被管理装置から該当
    する管理データを取得して前記管理装置に応答処理を行
    い、管理データが予め取得すべき管理データに属すると
    きには予め記憶した管理データから該当する管理データ
    を取得して前記管理装置に応答処理を行う機能を実現さ
    せるための管理データ処理プログラムを記録したコンピ
    ュータ読取可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 コンピュータに、管理データを取得する
    ための時間、又は管理装置から取得要求されるアクセス
    頻度、又は管理データ値の変化する頻度を管理情報とし
    て設定し、管理データを取得するための時間を設定した
    場合にはこの設定時間を基に取得時間が長いと判定した
    管理データを予め取得する管理データとして分類し、又
    は管理装置から取得要求されるアクセス頻度を設定した
    場合にはこの設定アクセス頻度を基に取得要求されるア
    クセス頻度が高いと判定した管理データを予め取得する
    管理データとして分類し、又は管理データ値の変化する
    頻度を設定した場合にはこの設定した値の変化頻度を基
    に管理データ値の変化する頻度が高いと判定した管理デ
    ータを予め取得する管理データとして分類する機能を実
    現させる請求項5記載の管理データ処理プログラムを記
    録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 コンピュータに、管理データを取得する
    ための時間を管理情報として設定し、この設定時間を基
    に取得時間が短いと判定した管理データを予め取得する
    管理データとして分類し、この分類した予め取得する管
    理データを被管理装置上で長い時間を要する処理を行う
    前にその被管理装置から取得して記憶装置に記憶する機
    能を実現させる請求項5記載の管理データ処理プログラ
    ムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 コンピュータに、管理データを取得する
    ための時間及び管理装置から取得要求されるアクセス頻
    度、又は管理データを取得するための時間及び管理デー
    タ値の変化する頻度を管理情報として設定し、管理デー
    タを取得するための時間及び管理装置から取得要求され
    るアクセス頻度を設定した場合にはこの設定情報を基に
    取得時間が短く、かつ取得要求されるアクセス頻度が高
    いと判定した管理データを予め取得する管理データとし
    て分類し、又は管理データを取得するための時間及び管
    理データ値の変化する頻度を設定した場合にはこの設定
    情報を基に取得時間が短く、かつ管理データ値の変化す
    る頻度が高いと判定した管理データを予め取得する管理
    データとして分類し、この分類した予め取得する管理デ
    ータを被管理装置上で長い時間を要する処理を行う前に
    その被管理装置から取得して記憶装置に記憶する機能を
    実現させる請求項5記載の管理データ処理プログラムを
    記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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