JP2000507012A - データ通信方法およびこの方法を実施するデータ通信システム - Google Patents

データ通信方法およびこの方法を実施するデータ通信システム

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Abstract

(57)【要約】 検出装置が送信器利用者を経由して情報データを集めるために使用され、これ等のデータに適当なアドレスデータを付け、それを出力するためホストコンピュータで権限のある受信器利用者に利用できるデータ通信方法、および、持ち運び可能なデータ担体、データを集めこのデータ担体に記憶するデータ検出装置、データ担体を読み取るデータ読取装置およびデータ出力装置を有するデータ通信システムを開示している。データ通信に先立つ配置操作により、持ち運び可能なデータ担体にデータ担体固有なおよび/または利用者固有な識別データを与える。これ等の識別データをデータ担体から読み出して権限を決定するように、少なくとも受信器利用者により持ち運び可能なデータ担体が利用される。一致がある場合、少なくとも一つの受信信号を受信器利用者に出力して利用できる情報データを特徴付ける。空間的に分離した多数の通信装置が設けてあり、これ等の装置は少なくともデータ読取装置とデータ出力装置を保有する。これ等の通信装置には、賃貸導線、選択可能な電話線あるいは無線データ経路を介するホストコンピュータへの接続部がある。変更不可能なデータ担体固有な識別データを前記データ担体に記憶する。利用者固有な識別データおよび入力可能な受信器固有なアドレスデータと情報データはデータ検出装置を介して記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】 データ通信方法およびこの方法を実施するデータ通信システム この発明は、検出装置を用いて送信器利用者により情報データを検出し、付属 するアドレスデータを備え、前記データを出力するためホストコンピュータ内で 権限のある受信器利用者に準備されるデータ通信方法に関する。その場合、権限 を確認するため、識別データとアドレスデータの間の比較を行う。 更に、この発明は持ち運び可能なデータ担体と、データ担体のデータを検出し て記憶するデータ検出装置と、データ担体を読み取るデータ読取装置と、データ 出力装置を備えたデータ通信システムにも関する。 二つまたはそれ以上のコンピュータ間でデータを、例えばディスケットのよう な持ち運び可能なデータ担体を用いて交換することが知られている。この場合、 データ担体を必ず物理的に送らなければならない必要性がある。データ担体に記 憶された情報は、データ担体を受け取り、次いで記憶されたデータを読み取るだ けで受信者に達する。この種のデータ交換は非常に時間がかかり、比較的信頼性 がない。権限のない受信者が直ぐ中継された全てのデータを所有することも生じ る。これ等のデータが符号化されていても、権限のない受信者はそのデータを解 読する十分な時間を持っている。 最近、データ担体の物理的な発送を避ける通信システムも開発されている。こ れには、特に周知のデータネットを挙げることができる。 この種のデータネットを利用する場合には、検出装置、これには一般的にコン ピュータが組み入れてある、を用いて、送信器利用者によりデータネットの受信 器利用者に送られる情報データを検出する。こうして、この情報データが受信者 に達するように、このデータには付属するアドレスデータが設けてある。これ等 の情報データは、次に二人の利用者がアクセスするホストコンピュータに送られ る。 このホストコンピュータあるいは付属する記憶媒体には、情報データが権限の ある受信器利用者にこのデータを出力するため準備されている。その場合、権限 を確認するため、識別データとアドレスデータの間の比較が行われる。 両方の利用者が同時にホストコンピュータにアクセスすることは予測されない ので、情報は所謂メールボックス内に受信者固有に保管される。 しかし、一般にはこの種のネットに対するアクセスは比較的経費のかかるハー ドウェヤを用いてのみ可能である。いずれにしても適当なハードウェヤ構造のコ ンピュータを扱わなければならい利用者の接続可能性は良く利用されるが、適当 なハードウェヤの入手は特に多数の利用者に対する最近のデータ通信へ加入する ため障害である。適当なデータ通信ソフトやハードの使用は若干の知識を代償と して要求し、これ等の知識を広い利用者のサークルでは簡単に必要としない。 従って、情報を希望する時点で呼び出し、必ずしも受信準備しておく必要がな い有利な可能性があり、小さな利用者のサークルにのみ開かれている。 広い利用者のサークルに開かれている情報の時間に無関係な受信の可能性は、 留守番電話あるいは電子電話メールボックスである。もっとも、これ等はしばし ば確認すべき物理的な障害の難点を示す。何故なら、利用者は短くて的確な形で 情報を記録し、修正の可能性のない事実に直面するからである。更に、情報のこ の種の保管は言葉の通信にのみ限られている。 上記の理由から情報を保管しこの情報を受信者の望む時点に呼び出せる既存の 可能性は非常に遅れてのみ利用されるので、無線電話は益々普及している。もっ とも、大抵何時も受信準備状態にされているこの種の電話の強い増加と共に、電 磁ビーム出力の増加が平行して生じる。これは、将来、生態系の障害の証拠を必 要とするが、無視できない問題である。 この発明の課題は、技術的な操作経費を少なくして最近のデータ交換を低コス トで可能にし、全ての情報をデータの高い安全性でもって受信者により望む時端 で呼び出せる情報システムおよび情報交換方法を提示することにある。 方法に関して、上記の課題は、データ通信に先立つ構成の間に持ち運び可能な データ担体にデータ担体固有なおよび/または利用者固有な識別データを設ける ことによって解決されている。この持ち運び可能なデータ担体は権限を確認する 識別データをデータ担体から読み取るように少なくとも受信器利用者によって使 用される。一致がある場合には、その時の情報デーータをマークする少なくとも 一つの受信信号を受信器利用者に出力する。 この方法を用いると、任意の時点で識別符号により受信器に対する情報がある か否かに関する少なくとも一つの信号を得ることができる。このような信号化は 簡単な技術手段で行えるので、利用者はその人に対する情報があるか否を知るた め、かなり広範なハードウェヤを装備する必要はない。 この発明による方法の実施例では、受信信号は独立した伝送通路を介して受信 器利用者へ伝達される。 これにより、利用者が例えばRDS信号、DAS信号、ビデオテキスト信号あ るいは、受信器固有に符号化された他の信号の経路を介して短い信号を受け取り 、利用者の情報があることを可能にする。これは、例えばシティー電話信号のよ うな他の信号経路を介しても行われる。利用者は最も近い時点に情報を呼び出す ことができる。 この発明の他の実施例では、一致がある場合、情報データを送信器利用者の送 信情報と共に受信器利用者に出力している。 上記実施例では、送信器利用者は入力された識別符号が記憶されている個人の 識別符号に一致した場合にのみ、発送者の発言を送ることができる。この場合、 受信器利用者にとって、適当な発送者の発言と共に見出せる情報が実際に送信者 から来ていることを確認できる。例えば利用者による紛失後、第三者によりデー タ担体を悪用される場合、誤った情報の少なくとも発信を防止できる。 この発明の特に有利な構成では、送信すべき情報データおよび/またはアドレ スデータを或る時点で持ち運び可能なデータ担体に記憶し、後にこのデータ担体 からホストコンピュータにデータを入力するため読み取る。 従って、送信器の利用者は、現在地に無関係に、時間に無関係に情報を把握で きる位置にある。彼は第三者による情報を望む時点に送るためこの情報も作成で きる。これ等の情報をデータ担体に記憶して利用者に利用でき、彼はコンパクト な装置を一緒に携帯する必要はない。 他の構成によれば、送信器利用者により、情報データとアドレスデータをホス トコンピュータにデータ入力する前に、識別データを持ち運び可能なデータ担体 から読み取り、権限のデータと比較し、一致した時にデータ入力を行うように、 持ち運び可能なデータ担体を使用している。 このような実施態様により、利用者は個人的にそれに対して権限のある場合に のみ情報を転送できることになる。これは、その転送が利用者の負担すべき料金 に結び付く全ての場合に対して重要である。 この発明による方法の他の実施態様では、権限のデータを入力する前に利用者 により識別符号を入力し、この識別符号と持ち運び可能なデータ担体に記憶され ている個人的な識別符号を比較するように、権限データは入力可能な識別符号で 構成されている。 最初の構成によれば、権限はデータ担体により決まる。従って、このデータ担 体上には異なった権限領域が予め設定されている。 この発明による他の実施態様では、権限データはホストコンピュータに記憶さ れる。 この場合、権限はホストコンピュータ内で決定される。これは中央でも変更さ れる。実際には、場合により、前記の二つの実施例を組み合わせても有効である ことが分かる。 情報データを送信する場合、送信前に入力すべき送信器利用者の識別符号が記 憶器内に記憶されている個人的な識別符号と一致した後、記憶されている識別符 号を記憶器から送信器利用者の送信情報として読み取り可能であれば、特に効果 的である。 この種の実施態様により、送信の表示は自動的に行われる。こうして、一方で 操作の容易さが向上する。何故なら、送信器利用者には送信表面を入力する必要 がないからである。他方、受信器利用者には安全性が向上する。何故なら、送信 表示を自動的に送るので、これ等の送信表示が偽造されないと言うことを前提と しているからである。 この発明による方法の望ましい構成は、送信前に入力すべき送信器利用者の識 別符号が記憶器に記憶されている個人的な識別符号と一致した後に記憶されてい る個人的な識別符号を可変できる点に特徴がある。 これにより、時間間隔内での利用者はデータの安全性を高めるため、記憶され ている個人的な識別符号を可変できる。 更に望ましいことは、アドレスデータあるいは付加的なサービス・インジケー タにより情報データを他のネットに一時接続して受信器に送れる点にある。 特別なアドレス化により、あるいは好ましくは特別なサービス・インジケータ により、例えばFAXサービスあるいはEメール・サービスのような他のネット も他のネット提供者に到達し、これによりこの発明による方法の応用範囲が拡大 する。 この発明による方法の他の好ましい形態では、ホストコンピュータにより伝達 する情報データに対応する料金情報を発生し、持ち運び可能なデータ担体に記憶 する。 料金の値をそれに応じて予め設定して、この方法をそのように実施する場合、 周知のテレフォンカードの場合と似て、予備設定した料金の値を受け渡すように 、その間、情報の伝達あるいは情報の読取が行われる。 この発明による方法の他の好ましい形態では、持ち運び可能なデータ担体に記 帳サインが記憶され、ホストコンピュータにより伝送された情報データに対応す る料金情報を発生する。この料金データは更に処理するため記帳サインに対応す るコンピュータに送られる。 この形では、通信時に生じる料金を利用者の銀行接続から直接引き落とすこと ができる。この形態を利用するため、この発明による方法が上に述べた表現に応 じて識別符号を正しく入力してのみ利用できるなら特に望ましい。 装置側では、この発明の課題は、空間的に互いに分離した多数の通信装置を設 け、これ等の通信装置が少なくともデータ読取装置を有することによって解決さ れている。これ等の通信装置は常設導線、選択可能な電話導線あるいはデータ無 線経路を介してホストコンピュータに接続している。データ担体には、不変なデ ータ担体固有な識別データが記憶されている。データ検出装置を介して、利用者 に固有な識別データ、入力可能な受信器に固有なアドレスデータおよび情報デー タを記憶できる。 このデータ通信システムにより、ホストコンピュータに必要な接続をするネッ ト状の多数の通信装置が設けてある。従って、特に利用者は個人的な通信装置が データ無線接続でホストコンピュータに接続している場合、利用者は個人的な通 信装置を利用できるとしても、この種の通信装置の実際の輸送から解放される。 もっとも、通例は中央通信装置を利用する。 通信装置の最も簡単な配置は、この通信装置がデータ読取装置のみを有する点 にある。従って、データはデータ担体から読み取られ、次いでホストコンピュー タに送られる。もっとも、この場合、データ読取過程を終えた時、利用者が光学 的あるいは音響的な信号を受け取るような表示を設けると効果的である。利用者 にこの種の表示を介して利用者の情報がホストコンピュータ内にあることが信号 化されると効果的である。 通信装置をデータ出力装置だけ補足して、利用者に準備されているデータが直 ちに表示されるか、データ担体に記憶される。 通信装置に読取装置のみを備えているおよび/または受信信号をデータ担体に 記憶する場合には、データを通信装置に無関係に捕捉し、読み取れることが必要 である。このためには、データ担体に対する適当な読取装置を備えた固定コンピ ュータあるいは携帯可能なコンピュータ、特にポケットコンピュータが適してい る。 通信装置の種々の拡張段に対してデータ担体の読取あるいはデータ担体へ書込 用のソフトウェヤを機能的に重要な部分と共にデータ担体自体に記憶すると効果 的である。 データ通信システムを構築することにより、利用者は持ち運び可能なデータ担 体のみを案内する必要があることが可能になる。つまり、利用者は高価なハード ウェヤの購入や経費のかかるその設置を免除されるので、大きな利用回数が得ら れる。 個々に合わせるために、この発明によるデータ通信システムの構成では、利用 者固有なおよび/または受信器固有なデータを可変できる。 従って、予め調整されたデータ担体を多数の製造メーカーから提供できる。こ れ等のメーカーは識別データをその個人の要請に合わせて、利用者自身により個 別かできる。 データ検出装置、データ読取装置およびデータ出力装置を一つの装置に組み込 んであるように通信装置をデータ検出・出力装置として形成すると特に効果的で ある。 この種の装置配置により、情報データを検出でき、送信でき、同様に受信でき る。従って、この種の組み合わせは中央通信装置で有利である。 この発明の他の効果的な構成では、ホストコンピュータに他のネットヘアドレ ス可能な接続部が設けてある。 この発明のこの種の形態では、利用者は彼のデータ担体を用いて他のネット利 用者のネットを利用でき、他のハードウェヤを使う必要はない。 この発明によるデータ通信システムの特に有利な構成では、データ担体がチッ プードで形成され、このカードには書込・読取可能な不揮発性の記憶器が設けて ある。 この場合、例えば、チップカードを周知の小切手、クレジットカードあるいは それに類似のカードと組み合わせることも可能である。 チップカードを用いると、説明した全ての機能を実現でき、チップに特別な要 請を課さなくてもよい。従って、標準チップを使用できるので、利用者への利用 は非常に価格的に望ましい。更に、チップカードには、非常に扱い易いという利 点がある。 チップカードを持ち運び可能なデータ担体としで使用する場合、データ検出装 置および/またはデータ出力装置に接続するか、その中に組み込まれているチッ プカード読取装置を設けると有効である。 以下、実施例に基づきこの発明をより詳しく説明する。付属する図面には、 図1,この発明によるデータ通信システムの模式的な概要、および、 図2,持ち運び可能なデータ検出装置と表示装置を伴う実施例の模式図、 が示してある。 一つの区域内に多数の交信点(Point of Communication−POC)が設けてあ る。この交信点内には、図示していない通信装置が配置されている。これ等の装 置は組み合わせたデータ検出・出力装置として形成されている。この装置の中に は、それぞれ一つのデータ検出装置、データ読取装置およびデータ出力装置が組 み込まれている。 個々の交信点は回路網2を経由してホストコンピュータ3に接続している。こ のホストコンピュータ3は、シティ電話5,接続しているEメールサービスを持 つインターネット6,音声サービス7あるいはFAXサービス8のような他の通 信サービス4へ接続している。 送信器利用者も受信器利用者もデータ担体としで図示していないチップカード を使用し、このチップカードの上には書込・読取可能な一つの不揮発性の記憶器 が配置されている。 この記憶器には、データ担体固有な識別符号が書き込まれている。利用者の各 々は最初に利用する前にそのチップカードを実際に個人に固有な識別符号で個人 化する。 二つのネットの間で交信するため、チップカードは直接互いに交信しない。む しろ、例えば固定コンピュータによりデータファイルを検出し、チップカードに 記憶する。このデータファイルは利用者が旅している間にも未だ特定できるデー タを含む。最終的なデータが存在した後、利用者はこの実際のデータを提供者に 与えようともくろむ。従って、この利用者は送信器利用者となる。彼は自分のチ ップカードを持って隣の交信点に往き、そこで自分のチップカードを(最初未だ 実行されていない)データと共に通信装置のカード読取装置に挿入する。この通 信装置にはデータ検出・出力装置を備えているので、今までのデータ内容を表示 できる。次いで、データ検出装置を用いてこれ等のデータを編集し、供給者の住 所を備えている。 データファイルを送るため、通信装置により交信点1でホストコンピュータ3 に電話回線を経由してデータ接続を行う。従って、情報は今度は供給者のアドレ スの下でホストコンピュータ3内にある。 供給者、つまり受信器の利用者は昼間にこの種のデータの非常に多くの到来を 書き留めなくてならないので、パーソナル・コンピュータ9でモデムを介して回 路網2に接続し、これによりホストコンピュータ3に接続する。PC9ではデー タファイルの到来後、ホストコンピュータで受信信号を発するので、受信器利用 者は今度は到来により認識し、データを読み取ることができる。 受信器利用者がPC9で回路網2に接続するのと同じように、他の加入者は、 例えば移動コンピュータ10と、その場合、無線モデムを介して回路網2に接続 する。 情報を回路網2にオンラインで接続していない他の利用者に送りたいなら、そ の情報も再びアドレスに関連してホストコンピュータ3に格納される。その場合 、対応するアドルスに対して、ホストコンピュータ3に情報が存在することに関 する通報が受信器利用者のシテイ電話受信器に送られる。従って、この利用者は ホストコンピュータ3の情報の到来後直ぐに、その人に対する新しい情報が呼び 出し準備されていると言う情報を受け取る。 受信器利用者は次の交信点1へ赴く。そこでは、彼はチップカードをチップカ ード読取器に入れる。その後、チップカード固有な識別符号を読み取り、ホスト コンピュータ3内にある情報のアドレスと比較する。その場合、受信器利用者の 情報を突き止める。しかし、この情報は利用者が入力すべき識別符号がチップカ ードの個人識別符号と一致するなら、最初表示される。次いで、受信器は情報を 読み取るか、あるいは後の処理のためにチップカードに記憶する。 ホストコンピュータはデータ転送の間に料金情報を提供する。チップカードに 記憶されている記帳情報により溜まっている料金を直ちに利用者の口座からも払 い出す。 各利用者はこのデータ通信システムにより任意の時点で情報を提供して受信器 に送ることができる。受信器は情報を受信しようとする時点自体を決める。 このデータ通信システムの可能な実施形態を図2に示す。この図では、交信点 1の通信装置11にキーボード12のみを備えている。このキーボードは実質上 識別符号を入力するために使用されるが、情報データを入力するためには使用さ れない。情報データとアドレスデータを検出するため、ポケットコンピュータ1 3が使用される。データ担体として形成されたチップカード14はデータをの間 に送ることを引き受ける。データの読取と書込のために、ポケットコンピュータ 13にも通信装置にもチップカード読取・書込装置15が設けてある。 チップカード14には、書込可能で読取可能な不揮発性の記憶器の外に、RO M記憶器も配置されている。このROM上には、チップカード14を用いて実行 する書込と読取の過程を調整するソフトウェヤが記憶されている。このソフトウ ェヤにより、利用者の入力した識別符号が記憶されている個人の識別符号に一致 した時のみ、読取と書込の過程をこのカードを用いて実施できることが実現され る。 情報データの捕捉とこの情報データを送るアドレスの設定は、個々の通信装置 11に無関係にポエケットコンピュータ13により行われる。利用者は望む時点 でチップカード14を通信装置11のチップカード読取・書込装置に挿入して通 信装置14を利用できる。この過程によりチップカード14に記憶されているソ フトウェヤもしくは通信装置11に記憶されているソフトウェヤがスタートし、 このソフトウェヤは識別データの比較を行い、読取・書込過程を制御する。 こうして、ポケットコンピュータ13から供給された情報を読み出し、アドレ スデータと共にホストコンピュータ3に送る。そこで、それ等はアドレスデータ に対して処理される。 利用者自身のために情報を準備するなら、この情報は次にチップカード14に 記憶される。 この実施例ではデータの目視入力がポケットコンピュータ13を介して行われ るので、情報データを画面16に表示する必要性はない。従って、画面16は利 用者のメニュー案内と、情報データがあるかないかと書込過程あるいは読取過程 が何時終わり、チップカード13を何時取り出すかの表示のみに使用される。そ のため、画面16は個々の機能状態を簡単な光学あるいは音響表示に置き換える こともできる。 当然、キーボード12をデータ入力のためにも設け、画面16上の表示を情報 常時の可能性だけ拡張する可能性も生じる。その時には、移動コンピュータ10 あるいはポケットコンピュータ13を利用できない個人によってこれ等の通信装 置を利用できる。 通信装置11の最も簡単な構造、つまり自動読取、情報データをホストコンピ ュータに送ること、および受信した情報データをチップカード14に自動的に書 き込むことを実現することは、この種の通信装置を周知の現金自動支払機に接続 する時に現れる。 このような組み合わせにより、一方で銀行の作業能力を拡張する。クレジット カードにはこの発明によるデータ通信の付加的な可能性も一緒に提供できる。 他方、既存の現金自動支払機は通貨の流通だけでなく、データ通信にも利用で きる。現金自動支払機の主要部、即ちチップカード読取器15,キーボード12 または画面16のようなハードウェヤ部分と、書込過程と読取過程、PIN(個 人識別番号)の問合等のようなソフトウェヤ部分が同じ形あるいは似た形で既に 存在するので、この種の現金自動支払機はそれほどの経費なしにデータ通信の付 加機能を補強できる。 利用者が別なデータ検出装置や表示装置にアクセスするなら、異なった構造で 効果的である。何故なら、彼はその時、乱されることなく、情報を準備して読取 できるからである。 符号のリスト 1 交信点 2 回路網 3 ホストコンピュータ 4 通信サービス 5 シテイサービス 6 インターネット 7 音声サービス 8 FAXサービス 9 パーソナルコンピュータ 10 移動コンピュータ 11 通信装置 12 キーボード 13 ポケットコンピュータ 14 チップカード 15 チップカード読取・書込装置 16 画面
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年4月4日(1998.4.4) 【補正内容】 明細書 データ通信方法およびこの方法を実施するデータ通信システム この発明は、検出装置を用いて送信器利用者により情報データを検出し、付属 するアドレスデータを備え、前記データを出力するためホストコンピュータ内で 権限のある受信器利用者に準備されるデータ通信方法に関する。その場合、権限 を確認するため、識別データとアドレスデータの間の比較を行う。この場合、デ ータ通信に先立つ配置にあって、持ち運び可能なデータ担体にデータ担体固有な および/または利用者に固有な識別データが設けてあり、権限を確認するためこ のデータをデータ担体から読み取るように、少なくとも受信器利用者によりこの データが使用される。 更に、この発明は持ち運び可能なデータ担体と、データ担体のデータを検出し て記憶するデータ検出装置と、データ担体を読み取るデータ読取装置と、データ 出力装置と、少なくとも一つのデータ読取装置を含み、賃貸導線、選択可能な電 話回線あるいはデータ無線経路を介してホストコンピュータへの接続部を有する 空間的に分離した多数の通信装置とを備えたデータ通信システムにも関する。 二つまたはそれ以上のコンピュータ間でデータを、例えばディスケットのよう な持ち運び可能なデータ担体を用いて交換することが知られている。この場合、 データ担体を必ず物理的に送らなければならない必要性がある。データ担体に記 憶された情報は、データ担体を受け取り、次いで記憶されたデータを読み取るだ けで受信者に達する。この種のデータ交換は非常に時間がかかり、比較的信頼性 がない。権限のない受信者が直ぐ中継された全てのデータを所有することも生じ る。これ等のデータが符号化されていても、権限のない受信者はそのデータを解 読する十分な時間を持っている。 最近、データ担体の物理的な発送を避ける通信システムも開発されている。こ れには、特に周知のデータネットを挙げることができる。 この種のデータネットを利用する場合には、検出装置、これには一般的にコン ピュータが組み入れてある、を用いて、送信器利用者によりデータネットの受信 器利用者に送られる情報データを検出する。こうして、この情報データが受信者 に達するように、このデータには付属するアドレスデータが設けてある。これ等 の情報データは、次に二人の利用者がアクセスするホストコンピュータに送られ る。 このホストコンピュータあるいは付属する記憶媒体には、情報データが権限の ある受信器利用者にこのデータを出力するため準備されている。その場合、権限 を確認するため、識別データとアドレスデータの間の比較が行われる。 両方の利用者が同時にホストコンピュータにアクセスすることは予測されない ので、情報は所謂メールボックス内に受信者固有に保管される。 しかし、一般にはこの種のネットに対するアクセスは比較的経費のかかるハー ドウェヤを用いてのみ可能である。いずれにしても適当なハードウェヤ構造のコ ンピュータを扱わなければならい利用者の接続可能性は良く利用されるが、適当 なハードウェヤの入手は特に多数の利用者に対する最近のデータ通信へ加入する ため障害である。適当なデータ通信ソフトやハードの使用は若干の知識を代償と して要求し、これ等の知識を広い利用者のサークルでは簡単に必要としない。 従って、情報を希望する時点で呼び出し、必ずしも受信準備しておく必要がな い有利な可能性があり、小さな利用者のサークルにのみ開かれている。 広い利用者のサークルに開かれている情報の時間に無関係な受信の可能性は、 留守番電話あるいは電子電話メールボックスである。もっとも、これ等はしばし ば確認すべき物理的な障害の難点を示す。何故なら、利用者は短くて的確な形で 情報を記録し、修正の可能性のない事実に直面するからである。更に、情報のこ の種の保管は言葉の通信にのみ限られている。 上記の理由から情報を保管しこの情報を受信者の望む時点に呼び出せる既存の 可能性は非常に遅れてのみ利用されるので、無線電話は益々普及している。もっ とも、大抵何時も受信準備状態にされているこの種の電話の強い増加と共に、電 磁ビーム出力の増加が平行して生じる。これは、将来、生態系の障害の証拠を必 要とするが、無視できない問題である。 国際出願 94 / 12954 号明細書には、電話ページング・システムが開示されて いる。この中では、中央データベースが個々のページャー(Pager)を介してデー タベースに接続するアンテナを含む。このページャーはこのページャーを担持す る加入者に信号を与える。通信チャンネルを介して他の側に個々の電話がデータ ベースに接続している。 利用者が加入者に接続をしようとすると、電話を利用して利用者は中央データ ベースに情報を送る。それに基づき、伝送アンテナを介して送信信号が多数のペ ージャーの一人にアドレス指定され、この人が前記の送信信号を受信する。ペー ジャーはこれにより加入者に直接表示あるいは適当な信号で情報の授受を信号化 する。 この種のページャーは加入者に信号あるいは短い情報を送るのに非常に良好に 適している。もっとも、ページャーの到達範囲はアンテナの到達範囲に制限され 、中継されるデータの範囲は非常に狭い。何故なら、このページャーは受信後に 他の通信手段を介して詳しい情報交換を行うためにのみ実質上使用されるからで ある。情報の送信は通常不可能であるか、あるいは主に非常に制限された状態の み可能である。 この発明の課題は、技術的な操作経費を少なくして最近のデータ交換を低コス トで可能にし、全ての情報をデータの高い安全性でもって受信者により望む時端 で呼び出せる情報システムおよび情報交換方法を提示することにある。 方法に関して、上記の課題は独立した請求項1の特徴部分により解決されてい る。 この方法を用いると、任意の時点で識別符号により受信器に対する情報がある か否かに関する少なくとも一つの信号を得ることができる。このような信号化は 簡単な技術手段で行えるので、利用者はその人に対する情報があるか否を知るた め、かなり広範なハードウェヤを装備する必要はない。利用者は、個人的に情報 に対して権限を付与された時にのみこの情報を与えることができる。これは送信 が利用者に負担となる料金に結び付く全ての場合に対して重要である。 更に、送信器利用者は入力した識別符号が記憶された個人的な識別符号と一致 した時のみ送信表示を送信できる。その場合、受信器利用者にとって、対応する 送信表示と共に見出す情報が実際にも送信者に由来することを確認できる。例え ば利用者の紛失により第三者によりデータ担体が乱用された場合、少なくとも誤 った情報の送信を防止できる。 このデータ通信システムにより、例えばチップカードを周知の小切手、クレジ ットカードあるいは似たようなカードと組み合わせることも可能である。 この発明による方法の実施例では、受信信号は独立した伝送通路を介して受信 器利用者へ伝達される。 これにより、利用者が例えばRDS信号、DAS信号、ビデオテキスト信号あ るいは、受信器固有に符号化された他の信号の経路を介して短い信号を受け取り 、利用者の情報があることを可能にする。これは、例えばシティー電話信号のよ うな他の信号経路を介しても行われる。利用者は最も近い時点に情報を呼び出す ことができる。 この発明の特に有利な構成では、送信すべき情報データおよび/またはアドレ スデータを或る時点で持ち運び可能なデータ担体に記憶し、後にこのデータ担体 からホストコンピュータにデータを入力するため読み取る。 従って、送信器の利用者は、現在地に無関係に、時間に無関係に情報を把握で きる位置にある。彼は第三者による情報を望む時点に送るためこの情報も作成で きる。これ等の情報をデータ担体に記憶して利用者に利用でき、彼はコンパクト な装置を一緒に携帯する必要はない。 この発明による方法の他の実施態様では、権限のデータを入力する前に利用者 により識別符号を入力し、この識別符号と持ち運び可能なデータ担体に記憶され ている個人的な識別符号を比較するように、権限データは入力可能な識別符号で 構成されている。 最初の構成によれば、権限はデータ担体により決まる。従って、このデータ担 体上には異なった権限領域が予め設定されている。 この発明による他の実施態様では、権限データはホストコンピュータに記憶さ れる。 この場合、権限はホストコンピュータ内で決定される。これは中央でも変更さ れる。実際には、場合により、前記の二つの実施例を組み合わせても有効である ことが分かる。 情報データを送信する場合、送信前に入力すべき送信器利用者の識別符号が記 憶器内に記憶されている個人的な識別符号と一致した後、記憶されている識別符 号を記憶器から送信器利用者の送信情報として読み取り可能であれば、特に効果 的である。 この種の実施態様により、送信の表示は自動的に行われる。こうして、一方で 操作の容易さが向上する。何故なら、送信器利用者には送信表面を入力する必要 がないからである。他方、受信器利用者には安全性が向上する。何故なら、送信 表示を自動的に送るので、これ等の送信表示が偽造されないと言うことを前提と しているからである。 この発明による方法の望ましい構成は、送信前に入力すべき送信器利用者の識 別符号が記憶器に記憶されている個人的な識別符号と一致した後に記憶されてい る個人的な識別符号を可変できる点に特徴がある。 これにより、時間間隔内での利用者はデータの安全性を高めるため、記憶され ている個人的な識別符号を可変できる。 更に望ましいことは、アドレスデータあるいは付加的なサービス・インジケー タにより情報データを他のネットに一時接続して受信器に送れる点にある。 特別なアドレス化により、あるいは好ましくは特別なサービス・インジケータ により、例えばFAXサービスあるいはEメール・サービスのような他のネット も他のネット提供者に到達し、これによりこの発明による方法の応用範囲が拡大 する。 この発明による方法の他の好ましい形態では、ホストコンピュータにより伝達 する情報データに対応する料金情報を発生し、持ち運び可能なデータ担体に記憶 する。 料金の値をそれに応じて予め設定して、この方法をそのように実施する場合、 周知のテレフォンカードの場合と似て、予備設定した料金の値を受け渡すように 、その間、情報の伝達あるいは情報の読取が行われる。 この発明による方法の他の好ましい形態では、持ち運び可能なデータ担体に記 帳サインが記憶され、ホストコンピュータにより伝送された情報データに対応す る料金情報を発生する。この料金データは更に処理するため記帳サインに対応す るコンピュータに送られる。 この形では、通信時に生じる料金を利用者の銀行接続から直接引き落とすこと ができる。この形態を利用するため、この発明による方法が上に述べた表現に応 じて識別符号を正しく入力してのみ利用できるなら特に望ましい。 装置側では、この発明の課題は独立請求項11の特徴構成により解決されてい る。 このデータ通信システムにより、ホストコンピュータに必要な接続をするネッ ト状の多数の通信装置が設けてある。従って、特に利用者は個人的な通信装置が データ無線接続でホストコンピュータに接続している場合、利用者は個人的な通 信装置を利用できるとしても、この種の通信装置の実際の輸送から解放される。 もっとも、通例は中央通信装置を利用する。 通信装置の最も簡単な配置は、この通信装置がデータ読取装置のみを有する点 にある。従って、データはデータ担体から読み取られ、次いでホストコンピュー タに送られる。もっとも、この場合、データ読取過程を終えた時、利用者が光学 的あるいは音響的な信号を受け取るような表示を設けると効果的である。利用者 にこの種の表示を介して利用者の情報がホストコンピュータ内にあることが信号 化されると効果的である。 通信装置をデータ出力装置だけ補足して、利用者に準備されているデータが直 ちに表示されるか、データ担体に記憶される。 通信装置に読取装置のみを備えているおよび/または受信信号をデータ担体に 記憶する場合には、データを通信装置に無関係に捕捉し、読み取れることが必要 である。このためには、データ担体に対する適当な読取装置を備えた固定コンピ ュータあるいは携帯可能なコンピュータ、特にポケットコンピュータが適してい る。 通信装置の種々の拡張段に対してデータ担体の読取あるいはデータ担体へ書込 用のソフトウェヤを機能的に重要な部分と共にデータ担体自体に記憶すると効果 的である。 データ通信システムを構築することにより、利用者は持ち運び可能なデータ担 体のみを案内する必要があることが可能になる。つまり、利用者は高価なハード ウェヤの購入や経費のかかるその設置を免除されるので、大きな利用回数が得ら れる。 受信器固有なアドレスデータと情報データを可変できる能力により、多数の製 造メーカーから予備調整されたデータ担体を提供できる。これは、識別データを 個人の要請に合わせて利用者自体により個別化できる。 データ検出装置、データ読取装置およびデータ出力装置を一つの装置に組み込 んであるように通信装置をデータ検出・出力装置として形成すると特に効果的で ある。 この種の装置配置により、情報データを検出でき、送信でき、同様に受信でき る。従って、この種の組み合わせは中央通信装置で有利である。 この発明の他の効果的な構成では、ホストコンピュータに他のネットへアドレ ス可能な接続部が設けてある。 この発明のこの種の形態では、利用者は彼のデータ担体を用いて他のネット利 用者のネットを利用でき、他のハードウェヤを使う必要はない。 以下、実施例に基づきこの発明をより詳しく説明する。付属する図面には、 図1,この発明によるデータ通信システムの模式的な概要、および、 図2,持ち運び可能なデータ検出装置と表示装置を伴う実施例の模式図、 が示してある。 一つの区域内に多数の交信点(Point of Communication−POC)が設けてあ る。この交信点内には、図示していない通信装置が配置されている。これ等の装 置は組み合わせたデータ検出・出力装置として形成されている。この装置の中に は、それぞれ一つのデータ検出装置、データ読取装置およびデータ出力装置が組 み込まれている。 個々の交信点は回路網2を経由してホストコンピュータ3に接続している。こ のホストコンピュータ3は、シティー電話5,接続しているEメールサービスを 持つインターネット6,音声サービス7あるいはFAXサービス8のような他の 通信サービス4へ接続している。 送信器利用者も受信器利用者もデータ担体としで図示していないチップカード を使用し、このチップカードの上には書込・読取可能な一つの不揮発性の記憶器 が配置されている。 この記憶器には、データ担体固有な識別符号が書き込まれている。利用者の各 々は最初に利用する前にそのチップカードを実際に個人に固有な識別符号で個人 化する。 二つのネットの間で交信するため、チップカードは直接互いに交信しない。む しろ、例えば固定コンピュータによりデータファイルを検出し、チップカードに 記憶する。このデータファイルは利用者が旅している間にも未だ特定できるデー タを含む。最終的なデータが存在した後、利用者はこの実際のデータを提供者に 与えようともくろむ。従って、この利用者は送信器利用者となる。彼は自分のチ ップカードを持って隣の交信点に往き、そこで自分のチップカードを(最初未だ 実行されていない)データと共に通信装置のカード読取装置に挿入する。この通 信装置にはデータ検出・出力装置を備えているので、今までのデータ内容を表示 できる。次いで、データ検出装置を用いてこれ等のデータを編集し、供給者の住 所を備えている。 データファイルを送るため、通信装置により交信点1でホストコンピュータ3 に電話回線を経由してデータ接続を行う。従って、情報は今度は供給者のアドレ スの下でホストコンピュータ3内にある。 供給者、つまり受信器の利用者は昼間にこの種のデータの非常に多くの到来を 書き留めなくてならないので、パーソナル・コンピュータ9でモデムを介して回 路網2に接続し、これによりホストコンピュータ3に接続する。PC9ではデー タファイルの到来後、ホストコンピュータで受信信号を発するので、受信器利用 者は今度は到来により認識し、データを読み取ることができる。 受信器利用者がPC9で回路網2に接続するのと同じように、他の加入者は、 例えば移動コンピュータ10と、その場合、無線モデムを介して回路網2に接続 する。 情報を回路網2にオンラインで接続していない他の利用者に送りたいなら、そ の情報も再びアドレスに関連してホストコンピュータ3に格納される。その場合 、対応するアドレスに対して、ホストコンピュータ3に情報が存在することに関 する通報が受信器利用者のシティー電話受信器に送られる。従って、この利用者 はホストコンピュータ3の情報の到来後直ぐに、その人に対する新しい情報が呼 び出し準備されていると言う情報を受け取る。 受信器利用者は次の交信点1へ赴く。そこでは、彼はチップカードをチップカ ード読取器に入れる。その後、チップカード固有な識別符号を読み取り、ホスト コンピュータ3内にある情報のアドレスと比較する。その場合、受信器利用者の 情報を突き止める。しかし、この情報は利用者が入力すべき識別符号がチップカ ードの個人識別符号と一致するなら、最初表示される。次いで、受信器は情報を 読み取るか、あるいは後の処理のためにチップカードに記憶する。 ホストコンピュータはデータ転送の間に料金情報を提供する。チップカードに 記憶されている記帳情報により溜まっている料金を直ちに利用者の口座からも払 い出す。 各利用者はこのデータ通信システムにより任意の時点で情報を提供して受信器 に送ることができる。受信器は情報を受信しようとする時点自体を決める。 このデータ通信システムの可能な実施形態を図2に示す。この図では、交信点 1の通信装置11にキーボード12のみを備えている。このキーボードは実質上 識別符号を入力するために使用されるが、情報データを入力するためには使用さ れない。情報データとアドレスデータを検出するため、ポケットコンピュータ1 3が使用される。データ担体として形成されたチップカード14はデータをポケ ットコンピュータ13と通信装置11の間に送ることを引き受ける。データの読 取と書込のために、ポケットコンピュータ13にも通信装置にもチップカード読 取・書込装置15が設けてある。 チップカード14には、書込可能で読取可能な不揮発性の記憶器の外に、RO M記憶器も配置されている。このROM上には、チップカード14を用いて実行 する書込と読取の過程を調整するソフトウェヤが記憶されている。このソフトウ ェヤにより、利用者の入力した識別符号が記憶されている個人の識別符号に一致 した時のみ、読取と書込の過程をこのカードを用いて実施できることが実現され る。 情報データの捕捉とこの情報データを送るアドレスの設定は、個々の通信装置 11に無関係にポエケットコンピュータ13により行われる。利用者は望む時点 でチップカード14を通信装置11のチップカード読取・書込装置に挿入して通 信装置14を利用できる。この過程によりチップカード14に記憶されているソ フトウェヤもしくは通信装置11に記憶されているソフトウェヤがスタートし、 このソフトウェヤは識別データの比較を行い、読取・書込過程を制御する。 こうして、ポケットコンピュータ13から供給された情報を読み出し、アドレ スデータと共にホストコンピュータ3に送る。そこで、それ等はアドレスデータ に対して処理される。 利用者自身のために情報を準備するなら、この情報は次にチップカード14に 記憶される。 この実施例ではデータの目視入力がポケットコンピュータ13を介して行われ るので、情報データを画面16に表示する必要性はない。従って、画面16は利 用者のメニュー案内と、情報データがあるかないかと書込過程あるいは読取過程 が何時終わり、チップカード13を何時取り出すかの表示のみに使用される。そ のため、画面16は個々の機能状態を簡単な光学あるいは音響表示に置き換える こともできる。 当然、キーボード12をデータ入力のためにも設け、画面16上の表示を情報 常時の可能性だけ拡張する可能性も生じる。その時には、移動コンピュータ10 あるいはポケットコンピュータ13を利用できない個人によってこれ等の通信装 置を利用できる。 通信装置11の最も簡単な構造、つまり自動読取、情報データをホストコンピ ュータに送ること、および受信した情報データをチップカード14に自動的に書 き込むことを実現することは、この種の通信装置を周知の現金自動支払機に接続 する時に現れる。 このような組み合わせにより、一方で銀行の作業能力を拡張する。クレジット カードにはこの発明によるデータ通信の付加的な可能性も一緒に提供できる。 他方、既存の現金自動支払機は通貨の流通だけでなく、データ通信にも利用で きる。現金自動支払機の主要部、即ちチップカード読取器15,キーボード12 または画面16のようなハードウェヤ部分と、書込過程と読取過程、PIN(個 人識別番号)の問合等のようなソフトウェヤ部分が同じ形あるいは似た形で既に 存在するので、この種の現金自動支払機はそれほどの経費なしにデータ通信の付 加機能を補強できる。 利用者が別なデータ検出装置や表示装置にアクセスするなら、異なった構造で 効果的である。何故なら、彼はその時、乱されることなく、情報を準備して読取 できるからである。 符号のリスト 1 交信点 2 回路網 3 ホストコンピュータ 4 通信サービス 5 シティーサービス 6 インターネット 7 音声サービス 8 FAXサービス 9 パーソナルコンピュータ 10 移動コンピュータ 11 通信装置 12 キーボード 13 ポケットコンピュータ 14 チップカード 15 チップカード読取・書込装置 16 画面 請求の範囲 1.権限を確認するため識別データとアドレスデータの間の比較を行い、検出装 置を用いて送信器利用者により情報データを捕捉し、付属するアドレスデータを 用意して、ホストコンピュータで権限のある受信器利用者に同じデータを出力す るために準備されていて、データ通信に先立つ配置にあって持ち運び可能なデー タ担体がデータ担体および/または利用者固有な識別データを備え、権限を確認 する識別データをデータ担体から読み出し、一致がある場合に、少なくとも存在 している情報データを特徴付ける受信信号を受信器利用者に出力するように、前 記データ担体が少なくとも受信器利用者により使用されるデータ通信方法におい て、 データ担体として書込・読取可能な不揮発性の記憶器とROM記憶器を有す るチップカード(14)を使用し、 その配置にあって、少なくともデータ担体に固有な識別データがROM記憶 器に記憶され、 送信器利用者により送信すべき情報をチップカード(14)に記憶し、 送信器利用者により利用する場合、識別データと権限データが一致たし時に 初めて情報データとアドレスデータの入力が行われる、 ことを特徴とする方法。 2.受信信号は別々の中継チャンネルを介して受信器利用者に中継されることを 特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 3.送信すべき情報データおよび/またはアドレスデータは或る時点に持ち運び 可能なデータ担体(14)に記憶し、後の時点でホストコンピュータにデータを 入力するためこのデータ担体(14)から読み出すことを特徴とする請求の範囲 第1項または第2項に記載の方法。 4.権限データは、この権限データと比較する前に利用者により識別符号を入力 し、この識別符号を持ち運び可能なデータ担体(14)に記憶させた個人の識別 符号と比較するように入力可能な識別符号の中にあることを特徴とする請求の範 囲第1〜3項の何れか1項に記載の方法。 5.権限データはホストコンピュータ(3)内に記憶されていることを特徴とす る請求の範囲第1〜3項の何れか1項に記載の方法。 6.記憶器固有な識別符号は情報データを送信した時に送信の前に入力すべき送 信器利用者の識別符号が記憶器に記憶されている個人の識別符号と一致した後、 記憶器から送信器利用者のアドレス情報として読み取られることを特徴とする請 求の範囲第1〜5項の何れか1項に記載の方法。 7.記憶されている個人識別符号は、送信前に入力すべき送信器利用者の識別符 号が記憶器に記憶されている個人の識別符号に一致した後、可変できることを特 徴とする請求の範囲第1〜6項の何れか1項に記載の方法。 8.アドレスデータまたは付加的なサービス・インジケータにより、他のネット へ中間接続して情報データを受信器に送ることを特徴とする請求の範囲第1〜7 項の何れか1項に記載の方法。 9.ホストコンピュータ(3)により中継された情報データに対応する料金情報 を発生させ、チップカード(14)に記憶することを特徴とする請求の範囲第1 〜8項の何れか1項に記載の方法。 10.チップカードには記帳符号が記憶され、ホストコンピュータにより中継され る情報データに対応する料金情報を発生させ、この料金情報は更に処理するため 記帳符号に対応するコンピュータに送られることを特徴とする請求の範囲第1〜 9項の何れか1項に記載の方法。 11.持ち運び可能なデータ担体、データを検出してデータ担体上に記憶するデー タ検出装置、データ担体を読み取るデータ読取装置、データ出力装置、少なくと もデータ読取装置を含み、賃貸導線、選択可能な電話回線、あるいはデータ無線 経路を介してホストコンピュータに通じる接続部を有する空間的に互いに分離し た多数の通信装置を備えたデータ通信システムにおいて、 データ担体が、書込・読取可能な不揮発性の記憶器とROM記憶器を有する チップカード(14)から成り、このチップカードには可変できないデータ担体 固有な識別データが記憶され、データ検出装置により入力可能な利用者固有な識 別データ、受信器固有なアドレスデータと情報データを可変して記憶でき、 データ検出装置および/またはデータ出力装置に接続するか、その中に組込 できるチップカード読取装置(15)を設けている、 ことを特徴とするデータ通信システム。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年4月29日(1998.4.29) 【補正内容】 請求の範囲 1.権限を確認するため識別データとアドレスデータの間の比較を行い、検出装 置を用いて送信器利用者により情報データを捕捉し、付属するアドレスデータを 用意して、ホストコンピュータで権限のある受信器利用者に同じデータを出力す るために準備されていて、データ通信に先立つ配置にあって持ち運び可能なデー タ担体がデータ担体および/または利用者固有な識別データを備え、権限を確認 する識別データをデータ担体から読み出し、一致がある場合に、少なくとも存在 している情報データを特徴付ける受信信号を受信器利用者に出力するように、前 記データ担体が少なくとも受信器利用者により使用されるデータ通信方法におい て、 データ担体として書込・読取可能な不揮発性の記憶器とROM記憶器を有す るチップカード(14)を使用し、 その配置にあって、少なくともデータ担体に固有な識別データが可変不可能 に記憶され、 送信器利用者により送信すべき情報をチップカード(14)に記憶し、 送信器利用者により利用する場合、識別データと権限データが一致たし時に 初めて情報データとアドレスデータの入力が行われる、 ことを特徴とする方法。 11.持ち運び可能なデータ担体、データを検出しでデータ担体上に記憶するデー タ検出装置、データ担体を読み取るデータ読取装置、データ出力装置、少なくと もデータ読取装置を含み、賃貸導線、選択可能な電話回線、あるいはデータ無線 経路を介してホストコンピュータに通じる接続部を有する空間的に互いに分離し た多数の通信装置を備えたデータ通信システムにおいて、 データ担体が、書込・読取可能な不揮発性の記憶器とROM記憶器を有する チップカード(14)から成り、このチップカードには可変できないデータ担体 固有な識別データが記憶され、データ検出装置により入力可能な利用者固有な識 別データ、受信器固有なアドレスデータと情報データを可変して記憶でき、 データ検出装置および/またはデータ出力装置に接続するか、その中に組込 できるチップカード読取装置(15)を設けている、 ことを特徴とするデータ通信システム。 12.通信装置(11)はデータ検出とデータ出力装置として、データ検出装置( 12),データ読取装置(15)およびデータ出力装置(16)を一つの装置に 組み込むように形成されている請求の範囲第11項に記載のデータ通信システム 。 13.ホストコンピュータ(3)には他のネット(5〜8)にアドレス指定可能な 接続を備えていることを特徴とする請求の範囲第11項または第12項に記載 のデータ通信システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 H04L 13/00 307Z 19/10 11/20 101Z H04L 12/54 G06F 15/30 M 12/58 350 29/08 15/21 340Z H04M 3/42 G06K 19/00 R 【要約の続き】 部がある。変更不可能なデータ担体固有な識別データを 前記データ担体に記憶する。利用者固有な識別データお よび入力可能な受信器固有なアドレスデータと情報デー タはデータ検出装置を介して記憶される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.権限を確認するため識別データとアドレスデータの間の比較を行い、検出装 置を用いて送信器利用者により情報データを捕捉し、付属するアドレスデータを 用意して、ホストコンピュータで権限のある受信器利用者に同じデータを出力す るために準備されているデータ通信方法において、データ通信に先立つ配置にあ って持ち運び可能なデータ担体にデータ担体および/または利用者固有な識別デ ータを設け、権限を確認する識別データをデータ担体から読み出し、一致がある 場合に、少なくとも存在している情報データを特徴付ける受信信号を受信器利用 者に出力するように、前記データ担体が少なくとも受信器利用者により使用され ることを特徴とする方法。 2.受信信号は別々の中継チャンネルを介して受信器利用者に中継されることを 特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 3.一致している場合、情報データは送信器利用者の配送情報と共に受信器利用 者へ出力されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 4.送信すべき情報データおよび/またはアドレスデータは或る時点に持ち運び 可能なデータ担体に記憶し、後の時点でホストコンピュータにデータを入力する ためこのデータ担体から読み出すことを特徴とする請求の範囲第1〜3項の何れ か1項に記載の方法。 5.ホストコンピュータにデータを入力する前に、識別データを持ち運び可能な データ担体から読み出し、権限のデータと比較し,、一致していればデータの入 力を行うように、持ち運び可能なデータ担体は送信器利用者により使用されるこ とを特徴とする請求の範囲第1〜4項の何れか1項に記載の方法。 6.権限データと比較する前に、利用者により識別符号が入力され、この識別符 号を持ち運び可能なデータ担体に記憶されている個人識別符号と比較するように 入力可能な識別符号の中に権限データが存在することを特徴とする請求の範囲第 1〜4項の何れか1項に記載の方法。 7.権限データはホストコンピュータに記憶されていることを特徴とする請求の 範囲第1〜4項の何れか1項に記載の方法。 8.記憶器固有な識別符号は、情報を送る時に、この送信の前に入力すべき送信 器利用者の識別符号が記憶器に記憶されている個人的な識別符号と一致した後、 記憶器から送信器利用者の送信情報として読み出されることを特徴とする請求の 範囲第1〜7項の何れか1項に記載の方法。 9.記憶された個人の識別符号は送信の前に入力すべき送信器利用者の識別符号 が記憶器に記憶されている個人的な識別符号と一致した後、可変できることを特 徴とする請求の範囲第1〜8項の何れか1項に記載の方法。 10.アドレスデータあるいは付加的なサービス・インジケータを用いて、他のネ ットを中間接続して、情報データを受信器に送ることを特徴とする請求の範囲第 1〜9項の何れか1項に記載の方法。 11.ホストコンピュータにより中継された情報データに対応する料金情報を発生 し、持ち運び可能なデータ担体に記憶することを特徴とする請求の範囲第1〜1 0項の何れか1項に記載の方法。 12.持ち運び可能なデータ担体には、記帳マークが記憶されていて、ホストコン ピュータにより中継された情報データに対応する料金情報を発生させ、この料金 情報を更に処理するため記帳マークに対応するコンピュータに送ることを特徴と する請求の範囲第1〜10項の何れか1項に記載の方法。 13.持ち運び可能なデータ担体、データ担体上のデータを検出して記憶するデー タ検出装置、データ担体を読み取るデータ読取装置、データ出力装置を備えたデ ータ通信システムにおいて、 少なくとも一つのデータ読取装置を含み、常設導線、選択可能な電話回線ある いはデータ無線経路を介してホストコンピュータに接続する空間的に互いに離れ た多数の通信装置を設け、 データ担体に可変不可能なデータ担体固有な識別データを記憶し、データ検出 装置により入力できる利用者固有な識別データ、受信器固有なアドレスデータお よび情報データを記憶できる、 ことを特徴とするデータ通信システム。 14.利用者固有なおよび/または受信器固有なデータは可変できることを特徴と する請求の範囲第13項に記載のデータ通信システム。 15.通信装置は、データ検出装置、データ読取装置およびデータ出力装置を一つ の装置に組み込んだデータ検出・出力装置としで形成されていることを特徴とす る請求の範囲第13項または第14項に記載のデータ通信システム。 16.ホストコンピュータには他のネットへのアドレス指定可能な接続が設けてあ ることを特徴とする請求の範囲第13〜15項の何れか1項に記載のデータ通信 システム。 17.データ担体は読取・書込可能な不揮発性の記憶器を備えたチップカードとし て形成されていることを特徴とする請求の範囲第13〜16項の何れか1項に記 載のデータ通信システム。 18.データ検出装置および/またはデータ出力装置に接続可能な、あるいはその 中に組み込まれたチップカード読取装置が設けてあることを特徴とする請求の範 囲第17項に記載のデータ通信システム。
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