JP2000357005A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

Info

Publication number
JP2000357005A
JP2000357005A JP11169304A JP16930499A JP2000357005A JP 2000357005 A JP2000357005 A JP 2000357005A JP 11169304 A JP11169304 A JP 11169304A JP 16930499 A JP16930499 A JP 16930499A JP 2000357005 A JP2000357005 A JP 2000357005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
user
user program
plc
programmable controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11169304A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Ito
勝敏 伊藤
Taisuke Katsube
泰典 勝部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11169304A priority Critical patent/JP2000357005A/ja
Publication of JP2000357005A publication Critical patent/JP2000357005A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザプログラムを制御に最適で実行効率の
良い実行プログラムコードに整理・圧縮して翻訳可能な
プログラマブルコントローラを提供する。 【解決手段】 周辺装置11から書き込むユーザプログ
ラムにより制御対象を制御可能なプログラマブルコント
ローラは、汎用のマイクロプロセッサを用いた演算器3
やシステムプログラムを格納するシステムプログラムメ
モリ4と共に、ユーザプログラムを実行プログラムコー
ドに変換する翻訳プログラムメモリ10を備えており、
この翻訳プログラムメモリ10は、予め登録されたパタ
ーンに対応するものを検索して編集することによってP
LCの制御に最適で実行効率の良い実行プログラムコー
ドに整理・圧縮して翻訳し、もって、スキャン時間を短
縮する。また、翻訳プログラムメモリ10を書き換え可
能にすることにより、他機種のユーザプログラムをも実
行可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザプログラム
を読み込み、これを実行するストアードプログラム方式
のプログラマブルコントローラに関し、特に、その演算
器として汎用のマイクロプロセッサを使用したプログラ
マブルコントローラの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プログラマブルコントローラ
(以下PLC)では、ユーザが、周辺装置を用いて制御
する内容をPLC本体にユーザプログラムとして書き込
む。そのプログラムは、通常、PLC本体のユーザプロ
グラム格納用のメモリ内に記憶される。また、かかるP
LC本体の演算器は、特に高性能を必要とする場合には
PLC制御専用の演算用LSIを設計・製作してこれを
用いることもあるが、通常は、汎用のマイクロプロセッ
サを用いることが多い。
【0003】図6には、従来技術になるPLCの構成の
一例を示しており、周辺装置1(例えば、プログラム用
のソフトウェアを格納したパーソナルコンピュータやプ
ログラム用の専用機など)からのユーザプログラムは、
入出力インターフェース11を介してPLC本体100
のユーザプログラム格納用メモリ2内に格納される。一
方、PLC本体100に内蔵する演算器3は、通常、汎
用のマイクロプロセッサを用いるため、PLC側では、
PLC本体100に内蔵するシステムプログラム4によ
って、書き込まれたユーザプログラムから当該ユーザプ
ログラムを実行するために必要なパラメータ部を取り出
し、この取り出したパラメータ部分をサブルーチンプロ
グラム5に渡し、それを演算器が実行できるように構成
して制御演算を実行する。なお、図において、符号7は
PCLシステムバスを示しており、このバス7には、上
記PLC本体100が制御を行う各種の制御対象との間
の入力回路8や出力回路9が接続されれている。
【0004】あるいは、やはり従来技術になるPLCの
構成の他の一例を示す図7のように、メモリ内に記憶さ
れたシステムプログラム4が、上記メモリ2内に書き込
まれたユーザプログラムを、単純に、その演算器3であ
る汎用マイクロプロセッサ用のプログラムコードに変換
してそれを実行用プログラムメモリ6内に一時記憶し、
もって、その実行用プログラメモリ6のプログラムコー
ドにて演算を実行することが行われている。
【0005】このように、上記従来技術のPLCでは、
上記メモリ2内に記憶されたユーザプログラムまたは上
記メモリ6内の実行用プログラムコードは、PLC本体
100に内蔵する演算器(汎用マイクロプロセッサ)3
によって実行され、その演算結果により、PLC本体1
00に接続されるバス7を経由し、バス7に接続された
入力回路8(または図示しない入力モジュール)、ある
いは、出力回路9(または図示しない出力モジュール)
により、制御対象からの信号を再度入出力し、演算を繰
り返すことによってシステムの制御を実行している。
【0006】ところで、PLC用のユーザプログラムに
て記述される制御言語の大部分は、通常、ユーザが制御
用に使用しやすいように特化されており(例えば、ラダ
ー図によるプログラム(ラダープログラム)等)、その
ため、ユーザにより周辺機器1から入力されるユーザプ
ログラムコードは、そのままではPLCの演算器3であ
る汎用のマイクロプロセッサでは、演算実行することは
できない。
【0007】そこで、上記図6に示した従来技術のPL
Cでは、PLC本体100内に内蔵するメモリ6に格納
されたシステムプログラムは、例えば図5に示すよう
に、PLC用のユーザプログラムから必要な定数等(こ
こでは、例えば、ラダープログラムの入力X000や出
力Y100)を取り出し、これらをシステムプログラム
4を介して、PLC本体100の演算器3が実行できる
サブルーチンプログラム(サブルーチンXとサブルーチ
ンY)にパラメータとして渡し、もって、ユーザによっ
て入力された制御演算を実行している。
【0008】また、図7に示したように、ユーザが入力
したユーザプログラムを、PLC本体内のメモリ4に格
納されたシステムプログラムにより、単純に、その演算
器である汎用マイクロプロセッサ用のプログラムコード
に変換してこれを実行用プログラムとしてメモリ6に一
時記憶し、その実行用プログラムのプログラムコードに
て演算を実行するPLCにおいても、やはり、その入力
されたユーザプログラムを、演算器用のプログラムコー
ドに単純に変換して実行用プログラムメモリ6内に格納
して、これを順次実行するだけであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
になるプログラマブルコントローラでは、そのユーザプ
ログラムは制御用に使い易い記述になっている。しか
し、PLC本体の汎用演算器では、これをそのまま実行
する事ができず、そのため、PLCのシステムプログラ
ムでは、入力されたユーザプログラムから必要なパラメ
ータ情報を取り出し、これを汎用演算器で実行可能なサ
ブルーチンプログラムに渡すなどの演算を実行してい
た。そのためユーザプログラムが増えると最適な制御を
行うことが難しくなる。
【0010】すなわち、従来技術では、入力したユーザ
プログラムは、これを単純に変換してPLCの演算器用
の実行用プログラムとしており、そのため、ユーザプロ
グラム自体の容量が大きくなり、あるいは、制御プログ
ラムを組むことに慣れていないユーザが作成した冗長部
分の多いユーザプログラムを実行する場合など(この場
合にも、プログラム容量が大きくなる)、その演算時間
が長くなり、すなわち、その分スキャン時間(ユーザプ
ログラムを実行プログラムへ変換する時間)が長くなっ
てしまい、PLC側の制御が難しくなるという問題点が
あった。また、ユーザプログラムはシステムプログラム
により機種に依存することになり、プログラムの互換性
が無かった。
【0011】また、通常、ユーザプログラムのプログラ
ムコードは、PLC本体に内蔵されるシステムプログラ
ムに依存(すなわち、演算器である汎用マイクロプロセ
ッサの機種に依存)している。例えば、図3に示すPL
C用のユーザプログラム(ラダープログラム)と、図4
に示すPLC用のユーザプログラム(やはり、ラダープ
ログラム)とでは、その制御内容は同じであるにも関わ
らず、PLCの機種(すなわち、PLC本体のシステム
プログラム)に対しては互換性が無いため、そのままで
は使用することが出来なかった。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、上
記の従来技術における問題点に鑑み、周辺装置からユー
ザプログラムを書き込むことが可能であり、当該書き込
んだユーザプログラムにより制御対象を制御可能なプロ
グラマブルコントローラであって、前記周辺装置からユ
ーザプログラムを入力する手段と、所定の演算を行う演
算手段と、前記演算手段による演算を行うためのシステ
ムプログラムを格納するメモリ手段と、前記周辺装置か
ら入力されたユーザプログラムを格納するメモリ手段
と、前記メモリ手段に格納したユーザプログラムを前記
システムプログラムに従って実行可能な実行プログラム
コードに変換した後のユーザプログラムを格納するメモ
リ手段とを備え、前記変換後の実行プログラムコードを
読み出しながら逐次制御演算を実行するプログラマブル
コントローラにおいて、さらに、前記メモリ手段に格納
したユーザプログラムを前記システムプログラムに従っ
て実行可能な実行プログラムコードに変換する翻訳プロ
グラムを格納するメモリ手段を備えると共に、前記メモ
リ手段に格納した翻訳プログラムは、前記周辺装置から
入力される前記ユーザプログラムを整理・圧縮して前記
実行プログラムコードに変換する機能を備えているプロ
グラマブルコントローラを提供するものである。
【0013】また、本発明によれば、前記に記載したプ
ログラマブルコントローラにおいて、前記翻訳プログラ
ムを格納するメモリ手段は、書き換え可能なメモリ手段
により構成することが好ましい。
【0014】さらに、本発明によれば、前記に記載した
プログラマブルコントローラにおいて、前記メモリ手段
に格納された翻訳プログラムは、前記周辺装置から入力
されたユーザプログラムを、予め登録されたパターンに
対応するものを検索して編集することによって前記シス
テムプログラムに従って実行可能な実行プログラムコー
ドに変換するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。ま
ず、図1には、本発明の一実施の形態になるストアード
プログラム方式のプログラマブルコントローラ(PL
C)本体のハードウェアブロック図を示す。この図にお
いて、PLC本体100は、周辺装置1(やはり、プロ
グラム用のソフトウェアを格納したパーソナルコンピュ
ータやプログラム用の専用機など)等との間で通信を行
うための入出力インタフェース11、ユーザプログラム
を記憶・格納するメモリ2、ユーザプログラムの演算を
行う演算器3、PLC本体の制御を行うシステムプログ
ラムを格納したメモリ4等を備えることは、上記した従
来技術のPLCと同様である。
【0016】なお、本発明によれば、上記PLC本体1
00は、さらに、ユーザプログラムを翻訳した結果の実
行プログラムコードを格納するメモリ6(上記図6の実
行用プログラムメモリ6に対応)と、ユーザプログラム
を翻訳するためのプログラムを格納したメモリ10とを
備えている。なお、本PLC本体100は、さらに、制
御対象からの入出力を行うためのバス7、入力回路(モ
ジュール)8、出力回路(モジュール)9を備えている
ことも、上記従来技術と同様である。また、ユーザによ
り上記周辺装置1から転送されるユーザプログラムは、
入出力インターフェース11を介してPLC本体100
のユーザプログラム格納用メモリ2内に格納されること
も上記と同様である。
【0017】なお、本発明では、上記PLC本体100
において、ユーザプログラムを翻訳するためのプログラ
ムを格納した上記メモリ10は、PLCシステムを制御
するバス7上に配置されており、これにより、PLC本
体100の演算器3を制御することが可能なハードウェ
ア構成となっている。
【0018】かかるハードウェア構成によれば、PLC
本体100は、その演算器3により、ユーザプログラム
を格納したメモリ2からユーザプログラムを読み出し、
これを翻訳して実行プログラムコードを作成し、この翻
訳した実行プログラムコードをメモリ6に格納するが、
その際、上記メモリ10に格納されたユーザプログラム
を翻訳するためのプログラムは、本発明によれば、全体
の制御プログラムを整理圧縮し、その結果を書き込む。
これによれば、PLCの演算器3は、整理圧縮した結果
を読み込みながら演算を実行することにより、その制御
演算時間を短くすることができる。
【0019】さらに、本発明によれば、翻訳するための
システムプログラムを交換可能なハードウェア構成にす
る。これにより、この翻訳プログラムメモリ10に格納
した翻訳プログラムの翻訳機能を、他機種のPLCのた
めのユーザプログラムの翻訳機能に変更可能とすること
により、PLC本体100を交換することなく、他のP
LCのユーザプログラムで書かれた制御内容をも実行す
ることが可能となる。すなわち、他機種のPLC用ユー
ザプログラムの翻訳機能への変更を可能にするために
は、この翻訳プログラムメモリ10を、書き換えの可能
なメモリ装置により構成することにより、容易に実現す
ることが出来る。なお、これによれば、この翻訳プログ
ラムメモリ10を交換(書き換え)することにより、多
種のユーザプログラム言語、あるいは、機種依存しない
ユーザプログラムにより、PLCの制御演算を実現する
ことが可能になる。
【0020】次に、上記のその構成の詳細を説明したP
LC本体100の動作、特に、本発明の特徴をなす翻訳
(整理・圧縮)機能について、添付の図2に示すフロー
チャートを参照しながら、以下に詳細に説明する。
【0021】ユーザにより周辺装置1から入出力インタ
フェース11を介して入力されたユーザプログラムは、
まず、ユーザプログラムメモリ2に格納される。次に、
上記メモリ10に格納された翻訳プログラムにより、入
力されたユーザプログラムの翻訳(整理圧縮)を行う。
なお、ここに示す一例では、上記入力されたユーザプロ
グラムはラダープログラムにより作成されたものとして
説明する。
【0022】図2のフローチャートにおいて、まず、入
力されたプログラムからラダー回路のパターンを読み取
り、予め登録されているパターン(構成)に基づいて、
同一パターンの回路が有るか否かを検索し(ステップS
1)、さらに、パターンが一致した回路の有無を判定す
る(ステップS2)。なお、このラダー回路のパターン
とは、例えば、上記図3に示した入力(X000、X1
00等)、出力(TD00、CL00等)である。
【0023】上記の判定(ステップS2)の結果、予め
登録されているパターンに同一のパターンがあった
(「ある」)場合は、さらに、その回路で使用されてい
る入出力番号(I/O)を検索し(ステップS3)、さ
らに、この入出力番号(I/O)が一致する回路の有無
を判定する(ステップS4)。なお、上記図3の例で
は、入力番号として「000」や「001」、出力番号
として「00」等である。
【0024】その後、上記の判定(ステップS4)の結
果、同一の入出力番号(I/O)が一致した回路があっ
た(「ある」)場合には、その回路の部分を抜き出し、
これを一つの演算式により構成し、その演算結果で入出
力するように回路を変更する。これは、例えば、上記し
た図5にも示したように、ユーザプログラムから入力X
000を検出した場合、それに対応するシステムプログ
ラム(X=000=&H10000,CALL SUB
X)やサブルーチン(PUSH,LOD&H1000
0,STA ACC,POP,RTS)に変更し、そし
て、ユーザプログラムから出力Y100を検出した場
合、それに対応するシステムプログラム(Y=000=
&H20000,CALL SUBX)やサブルーチン
(PUSH,STA ACC,POP,RTS)に変更
する。
【0025】なお、以上の手順を何度か繰り返して実行
することにより、ユーザが周辺装置1から入出力インタ
フェース11を介して入力したユーザプログラムを、P
LCの制御に必要なプログラムコードに変換し翻訳する
と共に、ユーザプログラムを解析して整理する事によ
り、実行プログラムコード数を少なくして演算を実行す
ることが可能となる。特に、ユーザプログラム自体の容
量が大きく、あるいは、慣れていないユーザが作成した
冗長部分の多いユーザプログラムの場合(この場合に
も、プログラム容量が大きくなる)にも、予め予め登録
されているパターンに従って変換が実行されるため、不
要なプログラムを最適に圧縮する事が可能となる。
【0026】すなわち、PLCでは、応答性能に優れた
制御を実行するプログラムを作成するには、熟練したプ
ログラマーが、その制御対象の動作内容を解析してプロ
グラムを作成する必要があるが、しかしながら、その制
御内容が増大し、変更や修正が増えるにつれ、プログラ
ムを作成するための手順が複雑になる。これに対してて
も、上記した本発明のPLC、特に、そのメモリ10に
格納された翻訳プログラムによる翻訳(整理・圧縮)機
能を利用することによれば、常に、PLCのシステムプ
ログラム側において、ユーザが入力したプログラムを整
理・圧縮することから、ユーザにとっては特に制御プロ
グラムを意識することなく、PLC本体がその制御に最
適なプログラムに翻訳して実行することが可能となる。
すなわち、ユーザプログラムを整理・圧縮して翻訳する
ことにより、ラダーの実行効率の良いプログラムコード
に圧縮することが可能となり、もって、スキャン時間を
短縮して実行するプログラマブルコントローラを実現す
ることが可能になる。
【0027】また、このPLC内の翻訳プログラムメモ
リ10に格納した翻訳する機能(すなわち、翻訳プログ
ラム)を他のものに交換することにより、PLCのシス
テム全体を交換することなく、他機種用のユーザプログ
ラムをも変換して実行することが可能になる。特に、こ
れによれば、ユーザは、機種毎に異なるユーザプログラ
ムを個別に打ち込み直しすることなく、リプレースなど
が可能となることから、ユーザによるPLCへのユーザ
プログラムの入力作業を容易にして、その汎用性を高め
ることともなる。すなわち、PLC本体を翻訳プログラ
ム部分を交換することが可能に構築することにより、機
種依存しないユーザプログラムを翻訳し、もって、同一
のPLCにて演算する事も可能となる。
【0028】
【発明の効果】以上に述べた詳細な説明からも明らかな
ように、本発明になるプログラマブルコントローラによ
れば、PLC内部にユーザプログラムを整理・圧縮する
機能を有する翻訳プログラムを内蔵したPLC本体を構
築することにより、ユーザプログラムを実行プログラム
に翻訳すると共に、その内容を整理し圧縮することか
ら、PLCにとっては制御に最適な、実行効率の良い実
行プログラムコードに圧縮することが可能となり、もっ
て、スキャン時間を短縮して実行するプログラマブルコ
ントローラを実現することが可能になる。一方、ユーザ
は、制御内容を熟知していなくてもPLC側でプログラ
ムを置き換え実行するので、常に、最適な制御を行うこ
とができる。また、他の本発明になるプログラマブルコ
ントローラによれば、他機種のユーザプログラムをも実
行することができ、ユーザプログラムの打ち込み直しす
ることなくリプレースなども可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態になるストアードプログ
ラム方式のプログラマブルコントローラのハードウェア
ブロック図である。
【図2】上記図1のプログラマブルコントローラにおけ
る翻訳プログラムメモリによるユーザプログラムの翻訳
動作を説明するフローチャート図である。
【図3】上記プログラマブルコントローラで使用するユ
ーザプログラムの一例であるラダープログラムの一種を
示す説明図である。
【図4】上記プログラマブルコントローラで使用するユ
ーザプログラムの他の例であるラダープログラムの一種
を示す説明図である。
【図5】上記プログラマブルコントローラで使用するユ
ーザプログラムであるラダープログラムの実行用プログ
ラムへの変換を説明する図である。
【図6】従来技術になるPLCの構成を示す図である。
【図7】他の従来技術になるPLCの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 周辺装置 2 ユーザプログラム格納メモリ 3 演算装置 4 システムプログラムメモリ 6 実行用プログラム格納メモリ 10 翻訳プログラムメモリ 11 入出力インタフェース 100 PLC本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝部 泰典 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号日 立京葉エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5H220 BB03 BB05 CC05 CX02 DD04 EE01 FF03 JJ13 JJ16 JJ24 JJ42 JJ57

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺装置からユーザプログラムを書き込
    むことが可能であり、当該書き込んだユーザプログラム
    により制御対象を制御可能なプログラマブルコントロー
    ラであって、前記周辺装置からユーザプログラムを入力
    する手段と、所定の演算を行う演算手段と、前記演算手
    段による演算を行うためのシステムプログラムを格納す
    るメモリ手段と、前記周辺装置から入力されたユーザプ
    ログラムを格納するメモリ手段と、前記メモリ手段に格
    納したユーザプログラムを前記システムプログラムに従
    って実行可能な実行プログラムコードに変換した後のユ
    ーザプログラムを格納するメモリ手段とを備え、前記変
    換後の実行プログラムコードを読み出しながら逐次制御
    演算を実行するプログラマブルコントローラにおいて、
    さらに、前記メモリ手段に格納したユーザプログラムを
    前記システムプログラムに従って実行可能な実行プログ
    ラムコードに変換する翻訳プログラムを格納するメモリ
    手段を備えると共に、前記メモリ手段に格納した翻訳プ
    ログラムは、前記周辺装置から入力される前記ユーザプ
    ログラムを整理・圧縮して前記実行プログラムコードに
    変換する機能を備えていることを特徴とするプログラマ
    ブルコントローラ。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載したプログラマブル
    コントローラにおいて、前記翻訳プログラムを格納する
    メモリ手段は、書き換え可能なメモリ手段により構成さ
    れていることを特徴とするプログラマブルコントロー
    ラ。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載したプログラマブル
    コントローラにおいて、前記メモリ手段に格納された翻
    訳プログラムは、前記周辺装置から入力されたユーザプ
    ログラムを、予め登録されたパターンに対応するものを
    検索して編集することによって前記システムプログラム
    に従って実行可能な実行プログラムコードに変換するこ
    とを特徴とするプログラマブルコントローラ。
JP11169304A 1999-06-16 1999-06-16 プログラマブルコントローラ Pending JP2000357005A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11169304A JP2000357005A (ja) 1999-06-16 1999-06-16 プログラマブルコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11169304A JP2000357005A (ja) 1999-06-16 1999-06-16 プログラマブルコントローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000357005A true JP2000357005A (ja) 2000-12-26

Family

ID=15884055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11169304A Pending JP2000357005A (ja) 1999-06-16 1999-06-16 プログラマブルコントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000357005A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006506029A (ja) * 2002-11-05 2006-02-16 ソニー エレクトロニクス インク デジタルコンテンツの転送を保護するためのメカニズム
CN101872184A (zh) * 2010-06-04 2010-10-27 南大傲拓科技江苏有限公司 可编程控制器的顺序控制图编程及控制方法
US8488788B2 (en) 1999-11-09 2013-07-16 Sony Corporation Method for simulcrypting scrambled data to a plurality of conditional access devices
CN103901808A (zh) * 2012-12-26 2014-07-02 施耐德电器工业公司 在可编程逻辑控制器中实现可编程实时逻辑的方法及系统
CN103901810A (zh) * 2012-12-31 2014-07-02 施耐德电器工业公司 可编程控制器用户应用的优化系统及方法
US9626160B2 (en) 2013-03-29 2017-04-18 Mitsubishi Electric Corporation Sequence-program-component creation program and sequence-program-component creation device

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8488788B2 (en) 1999-11-09 2013-07-16 Sony Corporation Method for simulcrypting scrambled data to a plurality of conditional access devices
JP2006506029A (ja) * 2002-11-05 2006-02-16 ソニー エレクトロニクス インク デジタルコンテンツの転送を保護するためのメカニズム
JP4716866B2 (ja) * 2002-11-05 2011-07-06 ソニー エレクトロニクス インク デジタルコンテンツの転送を保護するためのメカニズム
US8379853B2 (en) 2002-11-05 2013-02-19 Sony Corporation Descrambler
CN101872184A (zh) * 2010-06-04 2010-10-27 南大傲拓科技江苏有限公司 可编程控制器的顺序控制图编程及控制方法
CN103901808A (zh) * 2012-12-26 2014-07-02 施耐德电器工业公司 在可编程逻辑控制器中实现可编程实时逻辑的方法及系统
CN103901810A (zh) * 2012-12-31 2014-07-02 施耐德电器工业公司 可编程控制器用户应用的优化系统及方法
US9626160B2 (en) 2013-03-29 2017-04-18 Mitsubishi Electric Corporation Sequence-program-component creation program and sequence-program-component creation device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6424883B1 (en) Virtual numeric control device adaptable to any real numeric control device
JP2000357005A (ja) プログラマブルコントローラ
CN113986248A (zh) 一种代码生成方法、装置、计算机设备及存储介质
US6314564B1 (en) Method for resolving arbitrarily complex expressions at link-time
KR100417655B1 (ko) 최적화과정을참조하면서동작검증을행하도록디버그정보를생성하는디버그정보생성장치및프로그래머가최적화과정을의식하면서동작검증을할수있는디버그장치로이루어지는프로그램개발시스템
JPH0869381A (ja) コンパイル方式
JPH06100970B2 (ja) 演算制御装置
JP2563557Y2 (ja) ビット演算処理装置
JPS62235643A (ja) プログラム言語トランスレ−タ
JPH07160512A (ja) コンパイル方式
JP2000276344A (ja) オブジェクトを利用したプログラム作成システムおよびそのプログラム作成方法
JPH07120172B2 (ja) プログラマブルコントローラ
JP2708983B2 (ja) プログラムの表示装置
JPH0612259A (ja) コンパイラ処理方式
JPH03141402A (ja) ユーザプログラムの処理方法および装置
JPH11288306A (ja) プログラマブルコントローラの演算方式
JPH06168011A (ja) プログラム作成装置
JPH0423102A (ja) プログラマブルコントローラ用プログラミング装置
JPS62159202A (ja) 数値制御装置
JPH02280285A (ja) データフロー型計算器のデバック用プログラム作成方式
JP2001273151A (ja) プログラム実行装置、プログラム実行方法、記録媒体、及び制御プログラム
JPS62157950A (ja) デ−タベ−ス操作ソ−ス・プログラム翻訳方法
JP2001184230A (ja) ハンディターミナル用応用プログラムのデバッグシステム
JPH02213952A (ja) ファームウェアのデバッグ方式
JPH04128794A (ja) グラフイツク編集装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050802