JP2000330622A - 遠隔操作可能な演算式システム - Google Patents

遠隔操作可能な演算式システム

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JP2000330622A
JP2000330622A JP13919299A JP13919299A JP2000330622A JP 2000330622 A JP2000330622 A JP 2000330622A JP 13919299 A JP13919299 A JP 13919299A JP 13919299 A JP13919299 A JP 13919299A JP 2000330622 A JP2000330622 A JP 2000330622A
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arithmetic
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JP13919299A
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Katsushi Nishimura
克志 西村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遠隔地から演算式システムの演算式の保守を行
うことができるようにする。 【解決手段】本発明では、プラントなどの演算式システ
ムが設置されている場所から遠隔の地に通常のブラウザ
ソフトウエアをインストールした遠隔保守クライアント
を設置する。そして、演算式システムは、そのクライア
ントからのアクセスに応答して、演算式の保守に必要な
画面データ、画面内のイベント処理プログラム及び通信
プログラムを、遠隔地にあるクライアントに送信する機
能を有する。そのため、遠隔地のクライアントには、演
算式システム内で提供される画面機能と同じ機能が提供
され、クライアントでの画面内のイベントに対応して計
算機システムと通信し、その応答を画面内に反映させる
ことができる。その結果、遠隔地に設置されたクライア
ントから、演算式システムの保守を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔操作可能な演
算式システムに関し、例えば、プラント制御などに利用
される演算式システムの遠隔からの保守を可能にするシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電所などの大型プラントは、通常
プラント全体を監視し制御するためのコンピュータシス
テムを備える。一般的なプラント監視用のコンピュータ
システムでは、プラント内の各種センサからの出力デー
タを収集して操作盤に表示し、オペレータがその操作盤
を見ながら必要に応じて各アクチュエータへの操作を行
う。更に、コンピュータシステムは、センサ出力データ
をもとにあらかじめ登録した演算式に従って演算を行
い、その演算結果を操作盤に表示したり各制御シーケン
サに与えることで、各アクチュエータへの制御を行う。
【0003】このようなプラント監視用のコンピュータ
システムは、通常プラント内のコンピュータ室に設置さ
れ、中央操作室内の操作盤の画面を介して操作、保守等
が行われる。特に、プラント制御の為に利用される演算
式は、所定の演算式システム内に登録され、必要に応じ
て変更し再登録するなどの保守作業を必要とする。例え
ばセンサの経年変化や環境の変化に伴いその特性が変化
した場合などは、センサ出力を変数に利用する演算式
を、その特性変化に対応して変更、再登録することが要
求される。または、その日の気温の変化や、湿度の変化
などに伴いセンサの特性が変動することが予想される場
合は、プラントの中央操作室において、オペレータが演
算式システムに対して、演算式の変更、登録を行う。演
算式の変更、登録には、経年変化や環境変化に対応する
演算式の変更、演算式の文法チェック、テスト演算、登
録といった一連の保守作業を伴う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プラント制御などに利用される演算式システムは、遠隔
地から演算式の保守を行うことができない。上記の保守
作業は全て、コンピュータシステムを操作できる中央操
作室にて、演算式システムの画面からオペレータが直接
行う必要がある。
【0005】そのため、演算式システムをプラントのコ
ンピュータシステムとして納入した後で、設備の変更、
環境の変化などがあった場合、通常アクセスが困難な地
域に設置されているプラントまで移動して、上記保守作
業を行う必要があり、保守コストの増大につながってい
た。また、連休と保守日とが重なる場合などは、タイム
リーな保守作業を阻害する原因にもなっていた。
【0006】そこで、本発明の目的は、遠隔から保守可
能な演算式システムを提供することにある。
【0007】更に、本発明の目的は、特別に複雑で高度
なコンピュータネットワークを構築することなく、遠隔
から保守が可能な演算式システムを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の一つの側面では、プラントなどの演算式
システムが設置されている場所から遠隔の地に通常のブ
ラウザソフトウエアをインストールした遠隔保守クライ
アントを設置する。そして、演算式システムは、そのク
ライアントからのアクセスに応答して、演算式の保守に
必要な画面データ、画面内のイベント処理プログラム及
び通信プログラムを、遠隔地にあるクライアントに送信
する機能を有する。そのため、遠隔地のクライアントに
は、演算式システム内で提供される画面機能と同じ機能
が提供され、クライアントでの画面内のイベントに対応
して計算機システムと通信し、その応答を画面内に反映
させることができる。その結果、遠隔地に設置されたク
ライアントから、演算式システムの保守を行うことがで
きる。
【0009】発明の別の側面では、制御対象物からのセ
ンサデータに従って所定の演算式を演算する演算式シス
テムにおいて、前記演算式を保存する演算式保存ファイ
ルを管理する演算式ファイルサーバと、ブラウザからの
要求に応答して、前記画面データを前記ブラウザに送信
するウエブ・サーバとを有し、前記演算式システムの設
置場所から遠隔の位置にある遠隔保守クライアントから
のアクセスに応答して、前記ウエブ・サーバが、前記画
面データ、画面内のイベント処理プログラム及び通信プ
ログラムを前記遠隔保守クライアントに送信し、前記イ
ベント処理プログラム及び通信プログラムによる前記遠
隔保守クライアントからのイベント発生を通知するメッ
セージを受信し、前記演算式ファイルサーバが、当該発
生したイベントに対応した前記演算式の変更、登録を行
うことを特徴とする。
【0010】更に、発明の更に別の側面では、所定の演
算式を保存する演算式保存ファイルを管理する演算式フ
ァイルサーバと、ブラウザからの要求に応答して、前記
画面データを前記ブラウザに送信するウエブ・サーバと
を有し、制御対象物からの検出データに従って前記演算
式を演算する演算式システムに対する保守方法おいて、
前記演算式システムの設置場所から遠隔の位置にある遠
隔保守クライアントから前記ウエブ・サーバにアクセス
し、前記画面データ、画面内のイベント処理プログラム
及び通信プログラムを受信する工程と、前記遠隔保守ク
ライアントにおいて、前記受信した画面データに従って
前記保守画面を表示する工程と、前記保守画面内におい
て前記演算式の変更、登録を要求するイベントを発生す
る工程と、前記イベント処理プログラム及び通信プログ
ラムにより、前記イベント発生を通知するメッセージを
前記演算式ファイルサーバに送信し、当該発生したイベ
ントに対応した前記演算式の変更、登録を前記演算式シ
ステムに行わせる工程とを有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形
態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0012】図1は、本実施の形態例における演算式シ
ステムと遠隔保守クライアントとを示す図である。図1
の例では、演算式システム2が、プラント1内の中央操
作室に隣接するコンピュータ室に設置され、プラント内
のローカル・エリア・ネットワーク(以下簡単にLAN
と称する。)10によりプラント内の各種制御装置と接
続される。プラント1内の制御装置の例として、図1に
は、ボイラ制御装置11、タービン制御装置12、それ
以外のローカルシーケンサ13が示される。これらの制
御装置には、制御対象物に対して各種のセンサ14が設
けられる。
【0013】プラント1内には、プラントの監視を行い
必要な操作を行うためのプラント監視システム15が設
置される。プラント監視システム15は、プラント内L
AN10を介して、前記の制御装置11〜13やセンサ
14、及び演算式システム2と接続される。このプラン
ト監視システム15は、例えばUnixベースで構築され、
中央操作室内の操作盤にプラント内の各種センサからの
検出値などを表示し、オペレータからの操作指令をプラ
ント内の各種制御装置に伝える。それにより、オペレー
タが操作盤を利用してプラントの監視、運用を行う。
【0014】演算式システム2は、プラント1内の制御
対象物のセンサ14からのリアルタイムデータを収集・
記録(データのログ)し、あらかじめ登録している演算
式を実行し、その実行結果をプラント1内の制御装置1
1,12,13に与えて、対応するアクチュエータを制
御させる。更に、演算結果は、必要に応じてプラント監
視システム15の操作盤にも表示される。このように、
演算式システム2は、データロガーとしての機能を有す
る。また、後述する通り、遠隔保守クライアント3に対
する遠隔保守サーバとしての機能も有する。
【0015】演算式システム2は、例えばWindowsベー
スで構築され、プラント外のネットワーク4を介して遠
隔保守クライアント3と通信を行うことができる。遠隔
保守クライアント3は、一般的なパーソナルコンピュー
タであり、例えばマイクロソフト社のインターネット・
エクスプローラなどのウエブ・ブラウザがインストール
される。
【0016】ネットワーク4は、例えば構内LAN或い
は専用LANであり、その場合、遠隔保守クライアント
3は、ウエブ・ブラウザを利用してイントラネット経由
で演算式システム2にアクセスすることができる。即
ち、遠隔保守クライアント3は、プラント1から遠隔に
位置するプラント事業主の事務所内に設置される。
【0017】ネットワーク4は、或いは、一般の公衆回
線であり、その場合、遠隔保守クライアント3は、ウエ
ブ・ブラウザを利用してインターネット経由で演算式シ
ステム2にアクセスすることができる。即ち、遠隔保守
クライアント3は、プラント1から遠隔地に位置するプ
ラント事業主の事務所内や、プラント1を保守する保守
会社の事務所内に設置されるパーソナル・コンピュータ
である。
【0018】遠隔保守クライアント3は、ウエブ・ブラ
ウザを利用して演算式システム2にアクセスし、演算式
システム2が保持する保守用画面データと、画面内のイ
ベントを処理するイベント処理プログラムと、通信プロ
グラムとを少なくとも有する圧縮ファイルを、演算式シ
ステム2からダウンロードし、自らのファイル装置内に
保存する。それにより、遠隔保守クライアント3は、演
算式システム2に接続されて中央操作室内に設置されて
いる画面クライアントと同じ画面環境を得ることがで
き、登録された演算式の変更、登録、その他の操作など
の保守業務を、遠隔地においてオンラインで行うことが
できる。
【0019】演算式システム2は、前述の通り、制御対
象のプラント内のボイラやタービンからのリアルタイム
のセンサ出力データを収集、記録し、登録した演算式に
従って演算を行い、演算結果に対応する制御指令を各制
御装置11,12,13に供給する。この演算式は、あ
らかじめ登録されている。但し、プラントを運用するに
あたり、経年変化や外部環境の変化によってセンサの特
性が変わった場合、それを補正する為に、登録されてい
る演算式の変数(パラメータ)などを変更し、再登録す
る必要がある。
【0020】図2は、演算式一覧画面を、図3は、演算
式登録画面を、そして、図4は、入力変数表示画面をそ
れぞれ示す図である。これらの画面を利用して、演算式
の変更、再登録などの保守が行われる。以下、ボイラ効
率演算式を例にして、演算式の登録と保守について説明
する。
【0021】図2に示した演算式一覧画面は、オンライ
ンで演算式の保守を行う場合のトップ画面であり、演算
式の一覧を表示すると共に、任意の演算式番号をクリッ
クすることにより、その演算式登録画面に移行すること
ができるメニュー画面の機能を有する。この演算式一覧
画面41は、式番号欄411、式名称欄412、構文解
析ステータス欄413、演算ステータス欄414、及び
前頁/次頁ボタン415を有する。式番号欄411に
は、例えば10行の演算式が登録できるようになってい
る。前頁/次頁ボタン415をクリックすることによ
り、1頁当たり20項目の所望の演算式を表示すること
ができる。
【0022】式名称欄412には、演算式を登録した時
に与えた式の名称が表示される。図2の例では、式番号
3の式名称は、「ボイラ効率演算式例」である。構文解
析ステータス欄413には、登録或いは変更しようとす
る演算式が、所定の構文で記述されているか否かの解析
をおこなった結果の3つのステータス「構文解析O
K」、「構文解析エラー」、「構文解析未」が表示され
る。また、演算ステータス欄414は、登録した演算式
が現在実行中か否かのステータスが示され、「周期演算
実行中」、「式変更中」、「停止中」、「テスト演算実
行中」などのステータスが表示される。
【0023】図2に示した演算式一覧画面41におい
て、一覧から演算式登録番号をクリックすると、図3に
示した演算式登録画面42が表示される。図3の例は、
図2において、式番号3「ボイラ効率演算式例」を選択
した時の画面である。また、図4は、図3に示した演算
式登録画面42の式番号をクリックした時に呼び出され
る入出力変数表示画面43である。
【0024】図3の演算式登録画面42は、保守用画面
のトップ画面である演算式一覧画面41の下位に位置す
る画面である。更に、図4の入出力変数表示画面43
は、演算式登録画面42の下位に位置する画面である。
演算式登録画面42と入出力変数表示画面43とが、演
算式の登録、変更に利用される。
【0025】図3に示される通り、演算式登録画面42
は、演算式登録番号入力欄421、式名称入力欄42
2、構文解析結果及び演算ステータス表示欄423、演
算式入力欄424、演算値表示欄425、構文解析結果
コメント表示欄426を有する。上記の入力欄421,
422,424によって、登録すべき演算式の入力を行
い、また変更すべき演算式の変更を行う。
【0026】更に、演算式登録画面42は、コマンドボ
タン列427を有する。コマンドボタン列427には、
登録する演算式を保存する「Applyボタン」、演算式を
削除する「Clearボタン」、演算式が所定の文法に基づ
いて記述されているか否かを解析するための「Analyze
ボタン」、プラントの母機に結果が反映されないで演算
式のテスト実行を行うための「Testボタン」、変更前の
演算式に戻すための「Res etボタン」、演算式の実行を
行ってプラントの母機に結果を反映させるための「Exec
ボタン」、演算を停止する「STOPボタン」、そしてトッ
プ画面である演算式一覧画面41に移動させるための
「Titleボタン」がある。
【0027】図3の画面42の例には、演算式登録番号
「3」として、「ボイラ効率演算式例」という名称の演
算式を構成する4行の式が入力されている。第1行に
は、効率出力AO00001が、ボイラの出熱Q-OUTPUTからボ
イラへの入熱Q-INPUTを引いて、燃料熱量Q-FUELで除す
ることで求められる演算式が入力されている。また、燃
料熱量Q-FUEL、ボイラの出熱Q-OUTPUT、ボイラへの入熱
Q-INPUTは、それぞれ第2行〜4行に、センサからの入
力データや所定の関数AInを変数とする演算式で定義さ
れている。
【0028】即ち、演算式3は、第2行目の燃料熱量Q-
FUELを計算する式と、第3行目のボイラの出熱Q-OUTPUT
を計算する式と、第4行目のボイラへの入熱Q-INPUTを
計算する式と、それらの計算結果を利用して第1行目の
効率を求める演算式とで構成される。
【0029】演算式の保守としては、例えばわり算をか
け算にするなどの式自体の変更、監視対象を変更して式
の中に使用される変数の変更、及び補正係数などのパラ
メータの変更がある。例えば、センサの特性の変化に伴
い、これらの演算式の補正係数などのパラメータを補正
することで、その特性変化に対応した最適の演算式を登
録して、プラントの制御に利用することができる。
【0030】演算式の最初の設定、或いは保守のための
変更は、演算式登録画面42と共に、入出力変数表示画
面43が利用される。入出力変数表示画面43は、演算
式登録画面42内の各式の入力変数名、その入力変数値
及びそのサービス名称などを入力する画面である。
【0031】図4の入出力変数表示画面43には、式番
号欄431、出力変数名欄432、出力変数のサービス
名称の入力及び表示欄433、入力変数名表示欄43
4、入力変数値表示欄435、入力変数のサービス名称
の入力及び表示欄436が示される。また、入出力変数
表示画面43の一番下には、サービス名称登録ボタン4
37と、演算式登録画面42に戻るためのボタン438
があり、これらのボタンをクリックすることにより、入
力変数と出力変数のサービス名称が登録され、登録画面
422に戻ることができる。
【0032】上記の3つの画面41,42,43の説明
で明らかな通り、演算式が画面42,43で入力され、
登録されると共に、保守が必要な場合は、同様にして演
算式が変更され、再登録される。また、演算式の登録ま
たは変更を行う場合は、画面42から演算式の構文解析
が行われ、解析結果が良好であれば、必要に応じて画面
42から演算式を実行させることができる。
【0033】図5は、本実施の形態例における演算式シ
ステムの構成図である。演算式システム2は、マイクロ
ソフト社のActiveXの規格に適合するように作成した画
面データ31,32,33を保持する画面データファイ
ル20と、その画面データをブラウザに送信するウエブ
・サーバ35と、演算式ファイルサーバ25と、演算式
構文解析・変数変換処理サーバ26と、リアルタイム演
算処理サーバ27と、各種共有メモリ28,29,30
と、各種ファイル21〜24とを有する。図中、破線の
矢印はTCP/IPプロトコルに準拠した通信プログラ
ムにるデータの流れを示し、実線の矢印はファイルやメ
モリとサーバ間のデータの流れを示す。
【0034】ウエブ・サーバ35は、URLアドレスを
与えられ、httpプロトコルによりブラウザとの間で通信
を行う。主に、ブラウザからのアクセスに応答して、画
面データ31,32,33を送信する。この画像データ
31,32,33は、例えばHTML言語で記述された
文書である。
【0035】演算式ファイルサーバ25は、演算式管理
ファイル21と演算式保存ファイル23の生成を行う機
能と、画面データ20と各種ファイル21〜24や制御
演算用共有メモリ28との間のインターフェースを行う
機能を有する。演算式構文解析・変数変換処理サーバ2
6は、演算式登録画面42で入力した演算式の構文解析
を行い、その解析結果のログを構文解析エラーファイル
22に保存する機能を有する。更に、演算式構文解析・
変数変換処理サーバ26は、演算式保存ファイル23の
保存ファイルを元に、登録した演算式を演算実行に必要
な形式に変換して演算実行用ファイル24に保存する機
能を有する。
【0036】リアルタイム演算処理タスク27は、演算
制御用共有メモリ28の実行フラグを参照して、実行が
必要な演算式について、演算実行用ファイル24に格納
された実行形式のデータを元に演算実行を行い、その演
算結果をプラントデータ共有メモリ29や演算式内部変
数用共有メモリ30に記録する機能を有する。
【0037】演算制御用共有メモリ28は、各組の演算
式の演算ステータスを記憶しておくメモリで、リアルタ
イム演算タスク27は、このメモリ領域を参照し、演算
ステータスが「実行」ならばその演算式の演算を実行す
る。演算ステータスの変更は、演算式登録画面41から
「Execボタン」を選択したことに応答して、演算式ファ
イルサーバ25が行う。
【0038】プラントデータ共有メモリ29は、燃料流
量、発電量等のプラントから上がってくる主要プロセス
値(演算式システムの入力データ)や演算式システムの
計算結果(出力データ)をグローバル変数として、その
変数やサービス名称と共に記憶する。演算式内部変数用
共有メモリ30は、演算式システム内部で使用するロー
カル変数の変数名や変数値、サービス名称を記憶する。
図3の例では、燃料熱量Q-FUELや、ボイラ入熱Q-INPU
T、ボイラ出熱Q-OUTPUT等がローカル変数である。
【0039】演算式管理ファイル21は、演算式一覧画
面41で表示すべき演算式名称や構文解析ステータス、
演算実行ステータスのデータを保存する。構文解析エラ
ーファイル22は、構文解析を行った結果のエラー情報
を保存する。演算式保存ファイル23は、演算式登録画
面42で登録した演算式を保存するファイルであり、演
算実行用ファイル24は、計算に使用する変数名やその
変数名のプラントデータ共有メモリ29または演算式内
部変数用共有メモリ30上の格納領域、計算順等の演算
実行に必要な情報を有する。
【0040】画面41,42,43の画面データ31,
32,33は、画面内で発生したイベントを処理するプ
ログラムと、そのイベントの発生を所定のサーバと通信
するための通信プログラムとを含んで設計される。かか
る画面データは、前述の通り、Microsoft社のActiveXの
規格にあわせて設計、製作することにより、かかるイベ
ント処理プログラムと通信プログラムとを含ませること
ができる。また、通信プログラムとして、例えばTCP
/IPプロトコルに準拠したWindowsソケット通信が利
用され、図示しないクライアントと各プロセスを行うサ
ーバ25,26との間のデータの授受がMicrosoft社のW
insockコントロール(通信プログラム)により行われ
る。
【0041】図6は、演算式システム2内のサーバと画
面との通信を説明する為の図である。図6には、演算式
システム2内の演算式ファイルサーバ25と演算式構文
解析・変数変換処理サーバ26とが、図示しないクライ
アント側の画面41,42,43と通信を行う。画面4
1,42,43に対応するHTML文書からなる画像デ
ータは、遠隔地に設置される遠隔保守クライアント3に
ダウンロードされて表示される。また、画像データは、
プラント1内に設置される図示しないクライアントにも
ダウンロードされることもできる。
【0042】演算式システム2には、遠隔保守サーバと
して所定のTCP/IPアドレスが与えられ、その中の
各処理サーバ25,26には、ポート番号20001、20002
がそれぞれ与えられる。また、演算式一覧画面41内で
発生するイベントは、演算式ファイルサーバ25に送信
され、必要な応答が演算式ファイルサーバ25から返信
される。従って、演算式一覧画面41データに含まれる
通信プログラム、Winsockコントロール(Winsock1)5
1のプロパティには、通信相手である演算式システム2
のTCP/IPアドレスと、サーバ25とやりとりをす
ること表すポート番号20001とが設定される。
【0043】演算式登録画面42には、演算式の登録、
削除などのイベントに加えて、演算式の構文解析のイベ
ントが発生する。従って、それらのイベントに応じて、
演算式ファイルサーバ25または演算式構文解析・変数
変換処理サーバ26と通信をする必要がある。従って、
演算式登録画面24のデータには、サーバ25と通信す
るWinsockコントロール(Winsock1)51と、サーバ2
6と通信するWinsockコントロール52(Winsock2)と
が含まれる。Winsockコントロール52のプロパティに
は、通信相手である演算式システム2のTCP/IPア
ドレスと、サーバ26とやりとりをすること表すポート
番号20002とが設定される。
【0044】入出力変数表示画面43には、変数のサー
ビス名称の表示などが必要であり、従って演算式ファイ
ルサーバ25と通信するWinsockコントロール51が含
まれる。Winsockコントロール51のプロパティの設定
は、前述した通りである。
【0045】ActiveXの規格に合わせて各画面データを
作成することにより、演算式システムの保守、操作の為
の画面を、ウエブ・ブラウザを有するクライアントに表
示し、且つクライアントでの画面内でのイベントを処理
し、必要に応じてイベントに対応したサーバとデータの
授受を行うことができる。このウエブ・ブラウザがイン
ストールされたクライアントは、ネットワークを介して
演算式システムに通信可能であれば良い。従って、この
クライアントは、プラントLAN10に接続されていて
もよく、また遠隔地に設置されてネットワーク4を介し
て通信可能であっても良い。
【0046】それに伴い、演算式システム2とネットワ
ーク4を介して接続されて、ウエブ・ブラウザがインス
トールされた遠隔保守クライアント3にも、保守、操作
の為の画面を表示し、遠隔保守クライアント3でのイベ
ントを処理し、必要に応じてイベントに対応したサーバ
とのデータの授受を行うことができる。
【0047】即ち、ActiveXの規格に合わせて画面デー
タを作成し、Windo wsのソケット通信を利用することに
より、単にネットワークを介して演算式システム2と接
続可能であって、ウエブ・ブラウザがインストールされ
ているクライアントPCであれば、演算式システム2に
対して演算式の保守、操作を行うことが可能になる。従
って、プラント1内に設置された図示されないクライア
ントPCによって演算式の保守を行うことができるし、
更に、プラント1から遠く離れた遠隔保守クライアント
3によっても演算式の保守を行うことができる。
【0048】図7及び図8は、遠隔保守フローチャート
図である。この遠隔保守フローチャート図は、図3で示
した演算式登録番号3の中の式2について変更して、再
度登録する場合が示される。以下、図7,8に沿って、
遠隔保守クライアント3から保守を行う処理フローを説
明する。
【0049】最初に、遠隔保守クライアント3は、ウエ
ブ・ブラウザを立ち上げて、演算式システム2のウエブ
・サーバのURLアドレスを入力し、ウエブ・サーバ3
5にhttpプロトコルによりアクセスする(S10)。こ
のアクセスに応答して、ウエブ・サーバ35は、演算式
一覧画面41を表示するための画面データ31と、Acti
veXコントロールの部品プログラムであるイベント処理
プログラムと、Winsockコントロールである通信プログ
ラムとを、遠隔保守クライアント3にダウンロードする
(S12)。ダウンロードされた圧縮ファイルは、遠隔
保守クライアント3のファイルに保存される。このイベ
ント処理プログラムと通信プログラムは、以前に遠隔保
守クライアントにダウンロードされている場合は、通常
インストール済みであるので、改めてダウンロードする
ことはない。
【0050】尚、イベント処理プログラムや通信プログ
ラムは、遠隔保守クライアント3のブラウザが、HTM
L言語で記述されている画面データのオブジェクトタグ
(<object>)内の記述を参照することにより、必要な
プログラムとして認識し、ウエブ・サーバ35に要求を
することで、ダウンロードされる。
【0051】遠隔保守クライアント3において、演算式
一覧画面が表示されたというイベントが、イベント処理
プログラムにより認識され、そのイベントの発生が通信
プログラム(Winsock1)により演算式ファイルサーバ2
5に送信される(S14)。それに応答して、演算式フ
ァイルサーバ25は、演算式管理ファイル21に保存さ
れている演算式名称、構文解析ステータス、演算実行有
無のデータを読み出して、遠隔保守クライアント3に返
送する。この結果、図2に示されたような演算式一覧画
面が、遠隔保守クライアント3の画面に表示される(S
16)。
【0052】尚、図7中のステップS17は、演算式シ
ステム内で保守を行う場合の画面41の表示を意味す
る。この場合は、イベント処理プログラムや通信プログ
ラムのダウンロードは不要である。
【0053】次に、遠隔保守クライアント3では、オペ
レータが変更したい演算式番号3を選択する(S1
8)。この演算式番号3がクリックされたイベントが、
イベント処理プログラムにより認識され、このイベント
の発生が通信プログラム(Winsock1)により演算式ファ
イルサーバ25に送信される。これに応答して、演算式
ファイルサーバ25は、演算式3の演算式データを演算
式保存ファイル22から読み出し、遠隔保守クライアン
ト3に返送する(S19)。同時に、遠隔保守クライア
ント3のウエブ・ブラウザは、通常のhttpプロトコルに
よりウエブ・サーバ35のURLアドレスにアクセス
し、ウエブ・サーバ35にHTML文書の演算式登録画
面データ32を返送してもらう(S20)。その結果、
遠隔保守クライアント3には、図3に示した演算式登録
画面42が表示される(S22)。ステップS21は、
演算式システム内で保守する場合の例である。
【0054】次に、遠隔保守クライアント3では、画面
42内の式2の演算式が変更され、その変更した演算式
を登録する「Applyボタン」がクリックされる(S2
4)。このイベントが、イベント処理プログラムにより
認識され、イベントの発生が通信プログラム(Winsock
1)により演算式ファイルサーバ25に送信される。そ
れに応答して、演算式ファイルサーバ25は、演算式管
理ファイル21と演算式保存ファイル23にその変更後
の演算式を保存し、演算式管理ファイル21内の構文解
析ステータスデータを「構文解析未」に変更し、遠隔保
守クライアント3に返信する。それに伴い、構文解析未
のステータスが、画面42内のステータス表示欄423
に反映される(S26)。
【0055】続いて、遠隔保守クライアント3では、画
面42内の構文解析を要求する「Analyzeボタン」がク
リックされ、そのイベントがイベント処理プログラムに
より認識され、そのイベントの発生が、通信プログラム
(Winsock2)によって演算式構文解析・変数変換サーバ
26に送信される(S28)。
【0056】それに応答して、演算式構文解析・変数変
換サーバ26は、演算式保存ファイル23に保存されて
いる式2について、構文解析を実行し、エラーが発生し
た場合は、そのエラーデータを構文解析エラーファイル
22に保存し、エラーデータまたはエラーなしデータを
返信する。それにより、遠隔保守クライアント3は、演
算式登録画面42内の構文解析結果欄426にそれを表
示する(S30)。図8中、ステップS31は、演算式
システム内で保守する場合の例である。
【0057】次に、遠隔保守クライアント3では、画面
42内のテスト演算を要求する「Testボタン」がクリッ
クされ、そのイベントがイベント処理プログラムにより
認識され、そのイベントの発生が、通信プログラム(Wi
nsock1)によって演算式ファイルサーバ25に送信され
る(S32)。演算式ファイルサーバ25は、それに応
答して、演算制御用共有メモリ28の演算式3に対応す
る記憶領域に、「テスト実行中」のフラグを書き込む
(S34)。
【0058】リアルタイム演算処理タスク27は、定期
的に演算制御共有メモリ28のフラグを監視し、「テス
ト実行中」のフラグを検出すると、演算式3を実行す
る。この演算実行には、演算実行用ファイル24内の演
算に必要なデータが利用される。そして、その演算結果
が、ローカル共有メモリである演算式内部変数用共有メ
モリ30に記録される。ここでの処理は、図8には示さ
れていない。
【0059】遠隔保守クライアント3では、イベント処
理プログラムが、上記の「Testボタン」のイベントに続
いて、「演算結果要求タイマ」のイベントを通信プログ
ラム(Winsock1)を利用して、演算式ファイルサーバ2
5に送信する(S36)。この「演算結果要求タイマ」
のイベントは定期的に発生する。これに応答して、演算
式ファイルサーバ25は、演算式内部変数用共有メモリ
30に記録されているテスト演算結果を読み出して、遠
隔保守クライアント3のウエブ・ブラウザに返信する。
その結果、遠隔保守クライアント3では、演算式登録画
面42内の演算値表示欄425にそのテスト演算結果が
表示される(S38)。保守担当のオペレータは、この
テスト演算結果をチェックして適切と判断すれば実際の
演算実行を次の通り指示する。尚、図8中のステップS
39は、演算式システム内で保守する場合の例である。
【0060】最後に、遠隔保守クライアント3では、演
算式登録画面42内の演算実行を要求する「Execボタ
ン」がクリックされると、そのイベントの発生がイベン
ト処理プログラムにより認識され、通信プログラム(Wi
nsock1)を利用して、演算式ファイルサーバ25にその
イベントの発生を送信する(S40)。演算式ファイル
サーバ25は、それに応答して、演算制御共有メモリ2
8の演算式3の欄に、「実行中」のフラグを記録する
(S42)。
【0061】リアルタイム演算処理タスク27は、定期
的に演算制御共有メモリ28のフラグを監視し、「実行
中」のフラグを検出すると、演算式3を実行する。この
演算実行でも、演算実行用ファイル24内の演算に必要
なデータが利用される。そして、その演算結果が、ロー
カル共有メモリである演算式内部変数用共有メモリ30
と、グローバル共有メモリであるプラントデータ共有メ
モリ29に記録される。
【0062】遠隔保守クライアント3では、イベント処
理プログラムが、上記の「Execボタン」のイベントに続
いて、「演算結果要求タイマ」のイベントを通信プログ
ラム(Winsock1)を利用して、演算式ファイルサーバ2
5に送信する(S44)。前述の通り、この「演算結果
要求タイマ」のイベントは定期的に発生する。これに応
答して、演算式ファイルサーバ25は、共有メモリ2
9,30に記録されている演算結果を読み出して、遠隔
保守クライアント3のウエブ・ブラウザに返信する。そ
の結果、遠隔保守クライアント3では、演算式登録画面
42内の演算値表示欄425にその実際の演算結果が表
示される(S46)。図8中のステップS47は、演算
式システム内で保守する場合の例である。
【0063】以上の通り、保守画面データがActiveXに
従って作成されることにより、遠隔保守クライアント3
は、ウエブ・ブラウザをインストールしているだけで、
演算式システムのウエブ・サーバ35との間で画面デー
タの授受と、画面内で発生したイベントの対応するサー
バへの送信と受信とを行うことができる。
【0064】上記の遠隔保守クライアント3による処理
フローは、プラント1内に設置されたウエブ・ブラウザ
を有するクライアントによっても同様に行われる。ま
た、画面が演算式システム内に設置されている場合は、
上記の如きイベント処理プログラムや通信プログラムを
ダウンロードされる必要はなく、単に画面データのみが
ウエブ・サーバ35からその画面にダウンロードされ表
示される(S17,S21,S31,S39,S4
7)。その画面内のイベントの発生は、演算式システム
内のイベント処理プログラムや通信プログラムによって
同様に処理される。
【0065】従って、マイクロソフト社のインターネッ
ト・エクスプローラのブラウザのみがインストールされ
た遠隔設置のパーソナル・コンピュータから、演算式の
変更やパラメータの変更等の演算式保守を、演算式本体
が設置してある演算式システム設置の中央操作室で行う
のと同様に行うことができる。
【0066】上記の実施の形態例では、ウエブ・ブラウ
ザとしてマイクロソフト社のインターネット・エクスプ
ローラを例にして、また、イベント処理プログラムを同
じくマイクロソフト社のActiveXコントロールを例にし
て、更に通信プログラムをWinsockコントロールを例に
して説明した。しかしながら、本発明は、それらの特定
のソフトウエアに限定されず、それ以外のソフトウエア
によって実現されても良い。即ち、ActiveX規格の如
く、画面データと共にイベント処理に必要なプログラム
と通信プログラムをダウンロードする機能が、演算式シ
ステムに備えられていれば、遠隔に配置された保守用P
C等のクライアントから、演算式の保守、操作を行うこ
とができる。
【0067】
【発明の効果】以上、本発明によれば、遠隔地に設置さ
れたクライアントから、演算式システムの演算式の保守
や操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態例における演算式システムと遠隔
保守クライアントとを示す図である。
【図2】演算式一覧画面を示す図である。
【図3】演算式登録画面を示す図である。
【図4】入出力変数表示画面を示す図である。
【図5】本実施の形態例における演算式システムの構成
図である。
【図6】演算式システム2内のサーバと画面との通信を
説明する為の図である。
【図7】遠隔保守フローチャート図(1)である。
【図8】遠隔保守フローチャート図(2)である。
【符号の説明】
1 プラント 2 演算式システム 3 遠隔保守クライアント、パーソナルコンピュ
ータ 4 ネットワーク 25 演算式ファイルサーバ 26 演算式構文解析・変数変換処理サーバ 27 リアルタイム演算処理タスク 35 ウエブ・サーバ
フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 BB07 CC21 DD01 EE01 EE56 FF03 FF04 GG04 GG07 5H223 AA02 AA11 CC08 CC09 DD03 DD07 EE01 5K048 BA23 DC04 DC07 EB10 HA01 HA02 9A001 CC02 CC06 CC08 DD03 EE04 HH34 JJ12 JJ25 JJ27 KK56 LL09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御対象物からのセンサデータに従って所
    定の演算式を演算する演算式システムにおいて、 前記演算式を保存する演算式保存ファイルを管理する演
    算式ファイルサーバと、 ブラウザからの要求に応答して、前記画面データを前記
    ブラウザに送信するウエブ・サーバとを有し、 前記演算式システムの設置場所から遠隔の位置にある遠
    隔保守クライアントからのアクセスに応答して、前記ウ
    エブ・サーバが、前記画面データ、画面内のイベント処
    理プログラム及び通信プログラムを前記遠隔保守クライ
    アントに送信し、 前記イベント処理プログラム及び通信プログラムによる
    前記遠隔保守クライアントからのイベント発生を通知す
    るメッセージを受信し、前記演算式ファイルサーバが、
    当該発生したイベントに対応した前記演算式の変更、登
    録を行うことを特徴とする演算式システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 更に、前記演算式の構文解析を行う演算式構文解析サー
    バを有し、 前記演算式構文解析サーバは、前記イベント処理プログ
    ラム及び通信プログラムによる前記遠隔保守クライアン
    トからの構文解析要求のイベント発生を通知するメッセ
    ージを受信し、前記構文解析を行い当該解析結果を前記
    遠隔保守クライアントに返信することを特徴とする計算
    機システム。
  3. 【請求項3】所定の演算式を保存する演算式保存ファイ
    ルを管理する演算式ファイルサーバと、ブラウザからの
    要求に応答して、前記画面データを前記ブラウザに送信
    するウエブ・サーバとを有し、制御対象物からの検出デ
    ータに従って前記演算式を演算する演算式システムに対
    する保守方法おいて、 前記演算式システムの設置場所から遠隔の位置にある遠
    隔保守クライアントから前記ウエブ・サーバにアクセス
    し、前記画面データ、画面内のイベント処理プログラム
    及び通信プログラムを受信する工程と、 前記遠隔保守クライアントにおいて、前記受信した画面
    データに従って前記保守画面を表示する工程と、 前記保守画面内において前記演算式の変更、登録を要求
    するイベントを発生する工程と、 前記イベント処理プログラム及び通信プログラムによ
    り、前記イベント発生を通知するメッセージを前記演算
    式ファイルサーバに送信し、当該発生したイベントに対
    応した前記演算式の変更、登録を前記演算式システムに
    行わせる工程とを有することを特徴とする演算式システ
    ムの保守方法。
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