JP2000323066A - コンバーゼンス修正用フェライトスティック及びこれを用いたカラー陰極線管 - Google Patents

コンバーゼンス修正用フェライトスティック及びこれを用いたカラー陰極線管

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JP2000323066A
JP2000323066A JP11135175A JP13517599A JP2000323066A JP 2000323066 A JP2000323066 A JP 2000323066A JP 11135175 A JP11135175 A JP 11135175A JP 13517599 A JP13517599 A JP 13517599A JP 2000323066 A JP2000323066 A JP 2000323066A
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ferrite
stick
convergence
funnel
beam portion
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Akio Kimura
明夫 木村
Tetsuo Sekiya
哲夫 関谷
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業能率が良好で修正後にコンバーゼンス変動
が発生し難いフェライトスティックを得る。 【解決手段】梁部14b中央から略直角に延びる柱状部
14aを持つ平面形状がT字形をなす可撓性板体の前記
梁部14bにフェライト片15を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー陰極線管の
コンバーゼンス修正に適用して好適なフェライトスティ
ックおよびこのフェライトスティックを用いたカラー陰
極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】陰極線管は電子銃から出射した電子ビー
ムを偏向ヨークで発生させた偏向磁界で水平と垂直の2
方向に偏向し、画面に2次元の画像を再生する。特に、
カラー陰極線管においては、偏向ヨークの巻線を工夫す
ることで画面の縦横の中心軸近傍や画面の隅部などのコ
ンバーゼンス調整がなされる。
【0003】しかし、それらの中間部のコンバーゼンス
や巻線のむらなどによる不規則なコンバーゼンスの変化
に対しては十分な調整ができない。このようなコンバー
ゼンスの調整(以下、これを特にコンバーゼンス修正と
言う)には、フェライトスティックと称する部品を偏向
ヨークとファンネルの隙間に挿入することで行われてい
る。
【0004】このようなフェライトスティックによるコ
ンバーゼンス修正は、偏向ヨークとファンネルの隙間に
挿入したフェライトスティックをコンバーゼンスが最良
となる位置に両面粘着テープ等の接着手段で取り付ける
ことで行われる。
【0005】従来のフェライトスティックはポリカーボ
ネート等の合成樹脂からなる可撓性の短冊状板体の一端
部にフェライト等の磁性片あるいは他の磁性金属片、若
しくは銅泊等(以下、これらを設けたものを総称してフ
ェライトスティックと称する)を取り付け、他端は作業
者の手指で保持できるように構成したものが主流であっ
た。
【0006】この種のフェライトスティックおよびこれ
を用いた陰極線管を開示したものとして、特開平9−6
3503号公報、特開平9−63512号公報、特開平
10−83774号公報、特開平10−40830号公
報、実開平2−25153号公報を挙げることができ
る。
【0007】しかし、上記のような短冊状のフェライト
スティックは、その磁性片の取り付け部が当該スティッ
クの長手方向になるため、狭い範囲かつ管軸に対して進
退する方向での修正しかできない。この対策として、本
発明者は、フェライト等の磁性片の取り付け部分をファ
ンネルの表面に平行に移動できるように平面形状がL字
形としたものを用いていた。
【0008】図7は従来のフェライトスティックを用い
た陰極線管を説明図する模式図、図8は図7を矢印A方
向から見た陰極線管の背面を示す模式図である。
【0009】この陰極線管は、内面に複数の蛍光体を塗
り分けた蛍光面4を形成したパネル1と電子銃9を収納
したネック2、およびパネルとネックとを連接する漏斗
状のファンネル3とで真空外囲器を形成している。真空
外囲器のファンネル1側内部には色選択電極であるシャ
ドウマスク5が蛍光面4に近接して懸架されている。な
お、その他の詳細構造は後述する。
【0010】電子銃9から出射した電子ビームは偏向ヨ
ーク10で発生される水平と垂直の偏向磁界で蛍光面4
上に走査される。シャドウマスク5は複数の電子ビーム
をそれぞれ対応する蛍光体に射突するように制御する電
極である。
【0011】偏向ヨーク10とファンネル3の隙間には
フェライトスティック14’が挿入されている。このフ
ェライトスティック14’は図8に示したように、偏向
ヨーク10の要修正部分に1または複数個設けてある。
同図ではパネルの4隅に相当する部分に各1個設置した
ものを示す。
【0012】図9は前記L字形のフェライトスティック
の説明図であり、(a)は平面図、(b)は(a)を矢
印B方向から見た側面図、(C)は(a)を矢印C方向
から見た側面図である。
【0013】このフェライトスティック14’は、
(a)に示したように平面形状がL字形で、その梁部1
4’bの端部から略直角に延びる柱状部14’aを持つ
可撓性の板体で構成され、この板体の梁部14’bに磁
性片としてフェライト片15を設けたものである。
【0014】そして、柱状部14’aのファンネルと接
する側に両面粘着テープ14’cを設け、偏向ヨークと
ファンネルの間隙に上記梁部14’b側を挿入し、その
フェライト辺15の位置を調整してコンバーゼンス修正
を行い、コンバーゼンスが良好な位置で両面粘着テープ
14’cでファンネルの外面に固定する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したL字
形のフェライトスティックはコンバーゼンス修正機能が
従来のものより優れているが、フェライト片15を設置
した梁部14’bの中点Pから柱状部14’aの端部
(梁部14’bと反対側の端部)までの距離が大でかつ
梁部14’bの中点Pと柱状部14’aの端部を結ぶ直
線が柱状部14’aの延在方向に対して角度を持ってい
るため、ファンネルと偏向ヨークの間隙に挿入したと
き、先端部となる梁部14’bと偏向ヨークとの接触、
あるいはファンネルとの接触で柱状部14’aで与える
挿入力が当該柱状部14’aを変形させ、あるいは浮き
が生じて、所望の位置に梁部14’bを移動させ、位置
させることが困難となる場合があり、作業能率を劣化さ
せると言う問題があった。
【0016】また、フェライトスティック14’を所定
の位置に固定した場合、この固定が柱状部14’aに設
けた両面粘着テープ16で行うために、図10に示した
ように、ファンネル3の外壁とフェライト片15を設置
した梁部14’bとの間に大きな空隙D’が形成されて
しまう。このような空隙があると、外的な衝撃や温度変
化でフェライト片15が動き、コンバーゼンスの変動が
生じ、再修正が必要となるという問題があった。
【0017】本発明の目的は、上記従来技術の諸問題を
解消し、作業能率が良好で修正後にコンバーゼンス変動
が発生し難いフェライトスティックおよびこれを用いた
カラー陰極線管を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、フェライトスティックの平面形状をT字
形として、フェライト片を設置した梁部の中央と柱状部
の端部を結ぶ直線が同一線となるようにして当該梁部の
中央と柱状部の端部間の距離を短くしてコンバーゼンス
修正作業の作業性を改善した。これにより、コンバーゼ
ンスずれの少ない高品質のカラー陰極線管が得られた。
【0019】以下、本発明の代表的な構成を記述すれ
ば、下記のとおりである。すなわち、 (1)コンバーゼンス修正用フェライトスティックを、
平面形状がT字形で、その梁部中央から略直角に延びる
柱状部を持つ可撓性の板体と、この板体の前記梁部にフ
ェライト片を設けて構成した。
【0020】この構成としたことで、作業能率が良好で
修正後にコンバーゼンス変動が発生し難いコンバーゼン
ス修正用フェライトスティックが得られる。
【0021】(2)(1)における前記柱状部に粘着材
を設けた。
【0022】粘着材は、例えば両面粘着テープであり、
ファンネルの外面にフェライトスティックを固定し、修
正したコンバーゼンスを長期間保持する。両面粘着テー
プに代えて接着剤、その他の同様の固定手段を用いても
よい。
【0023】(3)(1)または(2)における前記梁
部の前記柱状部と反対の側に案内突起を設けた。
【0024】案内突起で前記梁部を偏向ヨークとファン
ネルの間隙内で先導するため、修正位置にフェライト片
を位置させる作業が容易となる。
【0025】上記(1)〜(3)における板体はポリカ
ーボネート等からなる可撓性のポリマー材を用いるのが
好適であるが、これに限らず、天然繊維を用いた板体な
どで可撓性の非磁性体であれば同様に使用できる。さら
に、梁部に設置する磁性体はフェライト、パーマロイ、
その他の強磁性体に限らず、他の磁性金属、若しくは銅
泊等、偏向ヨークからの磁界の強さを制御できる材料で
あれば、どのようなものでも使用可能である。
【0026】(4)内面に複数色の蛍光体を塗り分けて
形成したパネルと、複数の電子ビームを出射する電子銃
を収容したネックと、パネルとネックとを連接するファ
ンネルとから真空外囲器を構成し、ファンネルとネック
の遷移領域に偏向ヨークを外装すると共に、偏向ヨーク
とファンネルの間隙にコンバーゼンス修正用フェライト
スティックを挿入固定してなり、前記コンバーゼンス修
正用フェライトスティックが平面形状がT字形で当該T
字形の梁部中央から略直角に延びる柱状部を持つ可撓性
の板体と、この板体の前記梁部にフェライト片を有し、
前記フェライト片を有する梁部を前記偏向ヨークの発生
磁界中に位置させてコンバーゼンスを修正した状態で前
記柱状部を前記ファンネルに粘着剤で固定した構造を有
せしめた。
【0027】このように構成したカラー陰極線管によれ
ば、コンバーゼンス修正後にも正しいコンバーゼンス状
態を長期間にわたって高品質かつ高信頼性を保持でき
る。
【0028】なお、本発明は上記構成および後述する実
施例の構成に限定されるものではなく、本発明の技術思
想を逸脱することなく、種々の変形が可能である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、実施例の図面を参照して詳細に説明する。
【0030】図1は本発明によるフェライトスティック
の第1実施例の説明図であり、(a)は平面図、(b)
は(a)の矢印B方向から見た側面図、(c)は(a)
の矢印C方向から見た側面図を示す。
【0031】このフェライトスティック14は平面形状
がT字形で、その梁部14bの中央から略直角に延びる
柱状部14aを持つ可撓性の板体からなり、この板体の
梁部14bにフェライト片15を設けて構成される。
【0032】このフェライトスティック14の全長が前
記図9で説明した従来のL字形のものと同じとすると、
フェライト片15を設置した梁部14bの中点Pから柱
状部14aの端部(梁部14bと反対側の端部)までの
距離はL字形のものに比較して小さく、かつ梁部14b
の中点Pと柱状部14aの端部を結ぶ直線が柱状部14
aの延在方向と一致するため、このフェライトスティッ
ク14をファンネルと偏向ヨークの間隙に挿入したと
き、先端部となる梁部14bと偏向ヨークとの接触、あ
るいはファンネルとの接触で柱状部14aで与える挿入
力が当該柱状部14aを変形させたり、浮き上がりが生
じる傾向が少なくなる。したがって、所望の位置に梁部
14bを移動させ、位置させることが容易となり、作業
能率を向上する。
【0033】柱状部14aには両面粘着テープ16が設
けてあり、コンバーゼンス修正位置で柱状部14aを両
面粘着テープ16でファンネルの外壁に固定することに
より、修正したコンバーゼンスを長期間保持することが
できる。
【0034】なお、上記の実施例を含め、後述する各実
施例も同様であるが、梁部14bに設置するフェライト
片15の設置面は偏向ヨーク側でなく、ファンネル側と
することもできる。
【0035】図2は本発明によるフェライトスティック
を所定のコンバーゼンス修正位置でファンネルの外壁に
固定した状態を示す模式図である。このフェライトステ
ィック14のフェライト片14の上方には偏向ヨークが
位置するが、ここでは図示を省略してある。
【0036】本実施例のフェライトスティック14のフ
ァンネル3の外壁への固定がT字形の柱状部に両面粘着
テープ16を介して接着固定されるため、当該フェライ
トスティック14とファンネル3との間の間隙Dは前記
図10に示した従来のものより小さくなる。そのため、
外的な衝撃や温度変化でフェライト片15が動くことが
阻止され、コンバーゼンスの再修正を行う必要は無くな
る。
【0037】図3は本発明によるフェライトスティック
の第2実施例の説明図である。本実施例は、T字形のフ
ェライトスティックの梁部14bの面積を比較的大きく
して、設置するフェライト片15の厚み分布を変えたも
のである。すなわち、フェライト片15の厚みを中央部
Pから梁部14bの長手方向に徐々に変化させたり、あ
るいは短手方向にも、または短手方向に変化させてコン
バーゼンスの修正量を広い範囲で緩やかにすることを可
能としたものである。
【0038】図4は本発明によるフェライトスティック
の第3実施例の説明図である。本実施例は、T字形のフ
ェライトスティックの梁部14bの先端(柱状部14a
の延長線上)に案内突起14cを形成したものである。
この案内突起14cは図示した形状に限らず、先端を尖
らせ、あるいは先端に丸みを持たせてもよい。
【0039】本実施例によれば、フェライトスティック
14を偏向ヨークとファンネルの間隙にスムーズに挿入
し、移動させることができ、作業性をさらに向上でき
る。
【0040】図5は本発明によるフェライトスティック
の第4実施例の説明図である。本実施例は、T字形のフ
ェライトスティックの梁部14bの形状を菱形とし、設
置するフェライト片15も同様の菱形としたものであ
る。本実施例によれば、コンバーゼンスの修正範囲を狭
くすることができると共に、梁部14bの長手方向への
移動をスムーズにすることが可能となる。
【0041】本発明は、以上の各実施例の何れかを組み
合わせたものとすることもでき、陰極線管のサイズ、画
面形状、偏向ヨークの特性に対応させて適宜に使用する
ことでより細かな修正を得ることが可能である。
【0042】図6は本発明によるカラー陰極線管の構成
例を説明する模式断面図である。このカラー陰極線管
は、パネル1とネック2およびファンネル3とで真空外
囲器を構成している。パネル1の内面には3色の蛍光体
を塗り分けた蛍光面4が形成されている。この蛍光面4
に近接してシャドウマスク5が設けてある。シャドウマ
スク5はマスクフレーム6に支持され、このマスクフレ
ームを懸架機構8でパネル1のスカート部内壁に植設し
たスタッドに懸架されている。
【0043】なお、マスクフレーム6のネック側には地
磁気等の外部磁界から電子ビームBを遮蔽するための磁
気シールド7が取り付けてある。
【0044】ネック2の内部には3本の電子ビームBを
出射するインライン型電子銃9が収容されている。ネッ
ク2とファンネル3の遷移領域には偏向ヨーク10が外
装され、この偏向ヨーク10とファンネル3の間隙に前
記図1〜図5で説明したフェライトスティック14の何
れか、あるいはそれらを組み合わせたものが挿入されて
いる。また、ネック2の外周には、電子ビームBのセン
タリング補正あるいは色純度補正用の磁気装置11が設
けてある。
【0045】符号13は真空外囲器の内部空間の真空度
を所望の値とするゲッターである。この図では、ゲッタ
ー13は電子銃9にスプリングを介して設けてあるが、
マスクフレーム6に取り付ける、所謂ファンネルゲッタ
ーと称する形式を採用することもできる。
【0046】この構成としたカラー陰極線管は、ネック
2の端縁で電子銃9を保持し、真空外囲器を封止するス
テムに貫通させたステムピン12を介して供給される動
作電圧と画像信号に基づいて電子銃9から出射した3本
の電子ビームBを偏向ヨーク10で水平と垂直に偏向
し、蛍光面4にカラー画像を再現する。
【0047】本実施例のカラー陰極線管によれば、偏向
ヨーク10の巻線のばらつき等によるコンバーゼンスず
れがフェライトスティック14で修正され、高品質の画
像を長期間にわたって維持できる。
【0048】また、上記したカラー陰極線管は、インラ
イン型電子銃を備えたシャドウマスク型であるが、本発
明は、このような陰極線管に限るものではなく、偏向ヨ
ークを具備する各種の陰極線管の偏向磁界の修正にも応
用できる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
作業能率が良好で修正後にコンバーゼンス変動が発生し
難いフェライトスティックおよびこれを用いた良好なコ
ンバーゼンスを長期間にわたって保持することのできる
カラー陰極線管を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフェライトスティックの第1実施
例の説明図である。
【図2】本発明によるフェライトスティックを所定のコ
ンバーゼンス修正位置でファンネルの外壁に固定した状
態を示す模式図である。
【図3】本発明によるフェライトスティックの第2実施
例の説明図である。
【図4】本発明によるフェライトスティックの第3実施
例の説明図である。
【図5】本発明によるフェライトスティックの第4実施
例の説明図である。
【図6】本発明によるカラー陰極線管の構成例を説明す
る模式断面図である。
【図7】従来のフェライトスティックを用いた陰極線管
を説明図する模式図である。
【図8】図7を矢印A方向から見た陰極線管の背面を示
す模式図である。
【図9】L字形のフェライトスティックの説明図であ
る。
【図10】図9で説明したフェライトスティックを所定
のコンバーゼンス修正位置でファンネルの外壁に固定し
た状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 ネック 3 ファンネル 4 蛍光面 5 シャドウマスク 6 マスクフレーム 7 磁気シールド 8 懸架機構 9 電子銃 10 偏向ヨーク 11 磁気装置 12 ステムピン 13 ゲッター 14 フェライトスティック 14a 柱状部 14b 梁部 15 フェライト 16 両面粘着テープ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面形状がT字形で、その梁部中央から略
    直角に延びる柱状部を持つ可撓性の板体と、この板体の
    前記梁部にフェライト片を設けたコンバーゼンス修正用
    フェライトスティック。
  2. 【請求項2】前記柱状部に粘着材を設けたことを特徴と
    する請求項1に記載のコンバーゼンス修正用フェライト
    スティック。
  3. 【請求項3】前記梁部の前記柱状部と反対の側に案内突
    起を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の
    コンバーゼンス修正用フェライトスティック。
  4. 【請求項4】内面に複数色の蛍光体を塗り分けて形成し
    たパネルと、複数の電子ビームを出射する電子銃を収容
    したネックと、パネルとネックとを連接するファンネル
    とから真空外囲器を構成し、ファンネルとネックの遷移
    領域に偏向ヨークを外装すると共に、偏向ヨークとファ
    ンネルの間隙にコンバーゼンス修正用フェライトスティ
    ックを挿入固定してなり、 前記コンバーゼンス修正用フェライトスティックが平面
    形状がT字形で当該T字形の梁部中央から略直角に延び
    る柱状部を持つ可撓性の板体と、この板体の前記梁部に
    フェライト片を有し、前記フェライト片を有する梁部を
    前記偏向ヨークの発生磁界中に位置させてコンバーゼン
    スを修正した状態で前記柱状部を前記ファンネルに粘着
    剤で固定した構造を有することを特徴とするカラー陰極
    線管。
JP11135175A 1999-05-17 1999-05-17 コンバーゼンス修正用フェライトスティック及びこれを用いたカラー陰極線管 Pending JP2000323066A (ja)

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