JP2000307520A - 光送受信装置及び光送受信方法 - Google Patents

光送受信装置及び光送受信方法

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JP2000307520A
JP2000307520A JP11118535A JP11853599A JP2000307520A JP 2000307520 A JP2000307520 A JP 2000307520A JP 11118535 A JP11118535 A JP 11118535A JP 11853599 A JP11853599 A JP 11853599A JP 2000307520 A JP2000307520 A JP 2000307520A
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signal
transmission
light amount
circuit
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Yoichi Chokai
洋一 鳥海
Hideki Yoshida
英喜 吉田
Takayuki Mogi
孝之 茂木
Yoshihiro Okawa
純弘 大川
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Sony Corp
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、相互の送信光量切り替えのタイミ
ングを調整することにより、正しい送信光量の設定が行
なわれ得るようにした、光送受信装置を提供すること。 【解決手段】 相手方に光信号を送信する光送信部14
と、この相手方からの光信号を受信する光受信部15
と、この光受信部により受信された光信号の信号レベル
を検出するための信号レベル検出手段16aと、この信
号レベル検出手段により検出された信号レベルに基づい
て、上記光送信部の光信号の送信光量を切り替える信号
レベル制御手段16dと、を有する光送受信装置であっ
て、上記信号レベル制御手段によって行われる光信号の
送信光量の切り替えを遅延させるための遅延手段16c
が設けられていることを特徴とする光送受信装置10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光伝送媒体
を介して光通信を行なうための光送受信装置に関し、特
にその送信光量を適正光量に設定するための送信光量制
御手段を有する光送受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような光送受信装置は、例え
ば図7に示すように構成されている。図7において、一
対の光送受信装置1a,1bは、互いに光通信を行なう
べき二つの装置2a,2b間にて、光伝送媒体である光
ファイバ3を介して、互いに光学的に接続されていると
共に、上記装置2a,2bに対してそれぞれ物理層制御
装置4a,4bを介して接続されている。各光送受信装
置1a,1bは、同一の構成であるから、図7におい
て、右方の光送受信装置1bについては、その内部構成
が省略されている。したがって、以下、左方の光送受信
装置1aのみについて説明する。
【0003】図7において、光送受信装置1aは、送信
部5及び受信部6から構成されている。送信部5は、図
示されているように、発光素子としてのレーザダイオー
ド5aと、このレーザダイオード5aを駆動する駆動回
路5bと、駆動回路5bの駆動制御を行なうシャットダ
ウン回路5c等とから構成されている。このレーザダイ
オード5aは、入力信号を、それに対応する強度のレー
ザビームに変換し、光ファイバ3を介して他方の光送受
信装置1bに対して送出するものである。また、駆動回
路5bは、上記物理層制御装置4aから入力される送信
データ(Tx Data)に基づいて、レーザダイオー
ド5aを駆動発光させるようになっている。さらに、シ
ャットダウン回路5cは、物理層制御装置4aから入力
される送信指示信号(Tx Enable)に基づい
て、駆動回路5bを作動させるようになっている。
【0004】これに対して、受信部6は、図7に示すよ
うに、受光素子としてのフォトダイオード6a,I−V
アンプ6b,ポストアンプ6c,ピークホールド回路6
d及び信号検出回路6e等とから構成されている。この
フォトダイオード6aは、他方の光送受信装置1b(図
において右側)から光ファイバ3を介して送出された光
信号を受光し、この光信号に対応した電気信号を出力す
る。また、I−Vアンプ6bは、このフォトダイオード
6aからの出力信号を電流−電圧増幅するためのもので
ある。そして、上記ポストアンプ6cは、I−Vアンプ
6bの出力信号を増幅して受信データ(Rx Dat
a)として物理層制御装置4aに送出するようになって
いる。さらに、ピークホールド回路6dは、I−Vアン
プ6bの出力信号のピークを検出するための回路であ
る。また、信号検出回路6eは、ピークホールド回路6
dからの信号を検出して受信確認信号を物理層制御装置
4aに送出するようになっている。
【0005】また、上記物理層制御装置4aは、光送受
信装置1aより一段上位の通信プロトコル階層にて通信
を制御するものであって、装置2aから光送受信装置1
aに対して、送信データ(Tx Data)及び送信指
示信号(Tx Enable)を送出すると共に、光送
受信装置1aから装置2aに対して、受信データ(Rx
Data)及び受信確認信号(Rx SD)を送出す
るようになっている。
【0006】このような構成の光送受信装置1a,1b
によれば、一方の装置2aから送信データが関連する物
理層制御装置4aに出力されると、この物理層制御装置
4aから一方の光送受信装置1aの送信部5のシャット
ダウン回路5cに、送信指示信号(Rx Enabl
e)が入力され、ドライブ回路5bが作動する。そし
て、物理層制御装置4aから光送受信装置1aの送信部
5のドライブ回路5bに、送信データ(Tx Dat
a)が入力されると、ドライブ回路5bは、この送信デ
ータに対応して、レーザダイオード5aを駆動する。こ
れにより、レーザダイオード5aは、上記送信データに
対応した強度の光を出射することになる。
【0007】ところで、他方の光送受信装置1bに配置
されているレーザダイオード5aから出射したレーザビ
ームは、光ファイバ3を介して、一方の光送受信装置1
aの受信部6のフォトダイオード6aに入射する。これ
により、フォトダイオード6aは、入射光に対応した電
気信号を出力し、この電気信号は、I−Vアンプ6bに
より電流−電圧増幅された後、さらにポストアンプ6c
により増幅されて、受信データ(Rx Data)とし
て一方の物理層制御装置4aに入力されると共に、I−
Vアンプ6bの出力信号がピークホールド回路6dによ
りピーク検出され、信号検出回路6eを介して受信確認
信号(Rx SD)が一方の物理層制御装置4aに入力
される。そして、この物理層制御装置4aから、一方の
装置2aに対して、受信データが送出される。また、上
述のように他方の光送受信装置1bの内部は、一方の光
送受信装置1aと同様なため、一方の装置2aから他方
の装置2bに対して、送信データ(Tx Data)
が、送信されると共に、他方の装置2bから一方の装置
2aに対しても、同様に送信データ(Tx Data)
が、送信されることになる。したがって、装置2a,2
b間における光通信が行なわれるようになっている。
【0008】ここで、上記光ファイバ3として、例えば
650,780,850,1300,1500,155
0nm等の任意の光伝送波長λに対して、光伝送損失
0.1dB/mのものについて以下、説明する。具体的
にはプラスチック光ファイバ等を使用し、フォトダイオ
ード6aの感度を0.5A/W,I−Vアンプ6bの利
得を4kΩ,最大出力可能振幅を1Vp−p,ポストア
ンプ6cの最小入力可能振幅を0.2Vp−pとする
(具体的には例えばSi−PIN−PDやバイポーラチ
ップセットが該当する)。
【0009】この場合、I−Vアンプ6bの最大出力が
1Vp−p,ポストアンプ6cの最小入力が0.2Vp
−pであるので、I−Vアンプ6bの出力ダイナミック
レンジは、0.2乃至1.0Vp−pとなる。I−Vア
ンプ6bの利得が4kΩであるから、I−Vアンプ6b
の入力ダイナミックレンジは、0.05乃至0.25m
Ap−pとなる。フォトダイオード6aの感度が0.5
A/Wであるから、フォトダイオード6aへの入力ダイ
ナミックレンジは、0.1乃至0.5mWp−pとな
る。従って、便宜的に、光送受信装置1a,1bの受信
光量の100%がフォトダイオードに入射するとすれ
ば、光送受信装置1a,1bの受信光量ダイナミックレ
ンジは、ほぼ0.1乃至0.5mWp−pとなる。
【0010】ここで、光ファイバ3の長さが0乃至70
mにおいて、一方の光送受信装置1aまたは1bの送信
光量0.5mWp−pに対して、他方の光送受信装置1
bまたは1aの受信光量は、図8の曲線Eで示すように
変化し、光ファイバ3の長さ0mのとき、受信光量は
0.5mWp−pとなり、また光ファイバ3の長さ70
mのとき、受信光量は0.1mWp−pとなって、前述
したダイナミックレンジと一致する。また、光ファイバ
3の長さが30乃至100mにおいて、送信光量1.0
mWp−pに対して、受信光量は、図8の曲線Fで示す
ように変化し、光ファイバ3の長さ30mのとき、受信
光量は0.5mWp−pとなり、また光ファイバ3の長
さ100mのとき、受信光量は0.1mWp−pとなっ
て、同様に前述したダイナミックレンジと一致する。
【0011】従って、送信光量が一定の場合には、光フ
ァイバ3の伝送距離換算のダイナミックレンジは、70
m分しか確保することができず、これを越えるダイナミ
ックレンジが必要な場合には、送信光量の切り替えが必
要になってくる。
【0012】送信光量の切替を行なう光送受信装置は、
図9に示すように、構成されている。図9において、光
送受信装置1a,1bは、図7に示した光送受信装置1
a,1bと異なり、それぞれ制御部7を備えている。制
御部7は、受信部6のピークホールド回路6dからの検
出信号が入力される受信光量検出回路7aと、受信光量
検出回路7aからの受信光量検出信号が入力される変調
制御回路7bとから構成されている。受信光量検出回路
7aは、ピークホールド回路6dにより検出されたピー
ク値に基づいて、後述のように判定を行ない、変調制御
回路7bに受信光量検出信号(RxPower Det
ect)を出力する。変調制御回路7bは、受信光量検
出回路7aからの受信光量検出信号に基づいて、駆動回
路6bの変調を制御し、二段階の送信光量を設定するよ
うになっている。
【0013】このような構成の光送受信装置1a,1b
によれば、図7の光送受信装置1a,1bと同様に光通
信が行なわれる。さらに、前述したと同様の光伝送損失
0.1dB/m,受信光量ダイナミックレンジ0.1乃
至0.5mWp−pとすると、光ファイバ3の長さが0
から60mにおいて、送信光量0.500mWp−pに
対して、受信光量は、図10の曲線Eで示すように変化
し、光ファイバ3の長さ0mのとき、受信光量は0.5
00mWp−pとなり、また光ファイバ3の長さ60m
になったとき、受信光量は0.126mWp−pとな
る。ここで、受信光量が0.126mWp−p以下にな
ると、I−Vアンプ6bのピークホールド値が0.25
1Vp−p以下になるので、受信光量検出回路7aが受
信光量過小と判定して、受信光量検出信号としてHレベ
ルの信号を変調制御回路7bに送出し、レーザダイオー
ド5aの送信出力を1.0mWp−pに切り替える(図
10にて符号E1参照)。
【0014】次に、光ファイバ3の長さが60から10
0mにおいて、送信光量1.000mWp−pに対し
て、受信光量は、図10の曲線Fで示すように変化し、
光ファイバ3の長さ60mのとき、受信光量は0.25
1mWp−pとなり、また光ファイバ3の長さ100m
のとき、受信光量は0.100mWp−pとなって、全
体として前述したダイナミックレンジが得られることに
なる。
【0015】また、光ファイバ3の長さが100から4
0mにおいて、送信光量1.000mWp−pに対し
て、受信光量は、図10の曲線Fで示すように変化し、
光ファイバ3の長さ100mのとき、受信光量は0.1
00mWp−pとなり、また光ファイバ3の長さ40m
になったとき、受信光量は0.398mWp−pとな
る。ここで、受信光量が0.398mWp−p以上にな
ると、I−Vアンプ6bのピークホールド値が0.39
8Vp−p以上になるので、受信光量検出回路7aが受
信光量過大と判定して、受信光量検出信号としてLレベ
ルの信号を変調制御回路7bに送出し、レーザダイオー
ド5aの送信出力を0.500mWp−pに切り替える
(図10にて符号F1参照)。
【0016】次に、光ファイバ3の長さが40から0m
において、送信光量0.500mWp−pに対して、受
信光量は、図10の曲線Eで示すように変化し、光ファ
イバ3の長さ40mのとき、受信光量は0.199mW
p−pとなり、また光ファイバ3の長さ0mになったと
き、受信光量は0.500mWp−pとなって、全体と
して前述したダイナミックレンジが得られることにな
る。かくして、受信光量のピークホールド値に基づい
て、送信光量を二段階で切り替えることによって、光伝
送距離換算のダイナミックレンジを100m確保するこ
とができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示した送信光量を切り替える光送受信装置1a,1bに
おいては、以下のような問題がある。即ち、図11及び
図12に示すように、例えば光ファイバ3の長さ80m
にて、光送受信装置1aから光通信を開始する場合、初
期設定送信光量0.500mWp−pに対して、光送受
信装置1bにおける受信光量は0.079mWp−pと
なり、受信光量検出回路7aの判定レベルである0.1
26mWp−pより低い。このため、受信光量検出回路
7aは、受信光量過小と判定して、受信光量検出信号と
してHレベルの信号を変調制御回路7bに対して出力す
ることになる。これにより、光送受信装置1bの送信光
量は、0.500mWp−pから1.000mWp−p
に切り替えられる。
【0018】次に、光送受信装置1aは、光送受信装置
1bの送信光量1.000mWp−pに対して、光ファ
イバ3の長さ80mにて、0.158mWp−pの受信
光量となり、0.126mWp−pより大きいことか
ら、光送受信装置1aにおける制御部7の受信光量検出
回路7aは、光伝送距離(光ファイバ3の長さ)が50
mであるものと誤判定し、且つ受信光量最適と判定して
しまい、受信光量検出信号としてLレベルの信号を変調
制御回路7bに出力することになる。従って、光送受信
装置1aは、送信光量が0.500mWp−pのままに
据置かれることになることから、光送受信装置1bの受
信光量は、0.079mWp−pとなって、0.100
mWp−pより低いことから、ダイナミックレンジから
外れてしまうことになる。このようにして、一方の光送
受信装置1aまたは1bが一方的に送信光量を切り替え
てしまうことによって、互いに対となるべき双方の光送
受信装置の送信光量が異なることになり、正しい光通信
が行なわれ得なくなってしまうという問題があった。
【0019】本発明は、以上の点に鑑み、相互の送信光
量切り替えのタイミングを調整することにより、正しい
送信光量の設定が行なわれ得るようにした、光送受信装
置を提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、相手方に光信号を送信する光送信部と、この相手
方からの光信号を受信する光受信部と、この光受信部に
より受信された光信号の信号レベルを検出するための信
号レベル検出手段と、この信号レベル検出手段により検
出された信号レベルに基づいて、上記光送信部の光信号
の送信光量を切り替える信号レベル制御手段と、を有す
る光送受信装置であって、上記信号レベル制御手段によ
って行われる光信号の送信光量の切り替えを遅延させる
ための遅延手段が設けられていることを特徴とする光送
受信装置により、達成される。
【0021】上記構成によれば、上記光送受信装置に
は、信号レベル制御手段によって行われる光信号の送信
光量の切り替えを遅延させるための遅延手段が設けられ
ているため、光信号の送信光量の切り替えが遅延させら
れることになる。したがって、この光送受信装置は、送
信光量を切り替えることなく、相手方に光信号を送信す
る。そして、その後、この光送受信装置は、相手方の光
送受信装置からの受信光量を信号レベル検出手段によっ
て検出し、最適な送信光量となるように、送信光量の切
り替えを行なう。このため、従来のように一方の光送受
信装置が、先行して送信光量を切り替えてしまうような
ことがない。
【0022】また、上記目的は、相手方の光送受信装置
に光信号を送信する送信ステップと、上記相手方の光送
受信装置からの光信号を受信する受信ステップと、上記
受信した光信号の信号レベルを検出する信号レベル検出
ステップと、上記信号レベル検出ステップにより検出さ
れた信号を遅延させる遅延ステップと、この遅延ステッ
プで遅延された上記信号レベルに基づいて、上記送信ス
テップの光信号の送信光量を切り替える信号レベル制御
ステップと、を有することを特徴とする光送受信方法に
より、達成される。
【0023】上記方法によれば、上記信号レベル検出ス
テップにより検出された信号を遅延させる遅延ステップ
があるため、光信号の送信光量の切り替えが遅延させら
れることになる。したがって、先ず、送信光量を切り替
えることなく、相手方に光信号を送信する。そして、そ
の後、この遅延ステップで遅延された上記信号レベルに
基づいて、上記送信ステップの光信号の送信光量の切り
替えを行う。このため、従来のように相手方の光送受信
装置が、先行して送信光量を切り替えてしまうようなこ
とがない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1乃至図6を参照しながら、詳細に説明する。尚、
以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例である
から、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、
本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定
する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもの
ではない。
【0025】図1は、本発明による光送受信装置の第1
の実施形態の構成を示している。図1において、一対の
光送受信装置10,110は、互いに光通信を行なうべ
き二つの装置11,111間にて、光伝送媒体である光
ファイバ12を介して、互いに光学的に接続されている
と共に、上記装置11,111に対してそれぞれ物理層
制御装置13,113を介して接続されている。各光送
受信装置10,110そして物理層制御装置13,11
3は、それぞれ同一の構成である。したがって、以下、
左方の光送受信装置10についてのみ説明する。
【0026】図1において、光送受信装置10は、光送
信部である送信部14,光受信部である受信部15及び
制御部16から構成されている。送信部14は、発光素
子としてのレーザダイオード14aと、このレーザダイ
オード14aを駆動する駆動回路14bと、駆動回路1
4bの駆動制御を行なうシャットダウン回路14c等
と、から構成されている。レーザダイオード14aは、
入力信号を対応する強度のレーザビームに変換し、光フ
ァイバ12を介して他方の光送受信装置110に対して
送出するものである。駆動回路14bは、物理層制御装
置13から入力される送信データ(Tx Data)に
基づいて、レーザダイオード14aを駆動発光させるよ
うになっている。また、シャットダウン回路14cは、
物理層制御装置13から入力される送信指示信号(Tx
Enable)に基づいて、駆動回路14bを作動さ
せるようになっている。
【0027】これに対して、受信部15は、受光素子と
してのフォトダイオード15a,I−Vアンプ15b,
ポストアンプ15c,ピークホールド回路15d及び信
号検出回路15eと、から構成されている。フォトダイ
オード15aは、他方の光送受信装置110から光ファ
イバ12を介して送出された光信号を受光し、この光信
号に対応した電気信号を出力する。I−Vアンプ15b
は、フォトダイオード15aからの出力信号を電流−電
圧増幅する。ポストアンプ15cは、I−Vアンプ15
bの出力信号を増幅して受信データ(Rx Data)
を物理層制御装置13に送出する。ピークホールド回路
15dは、I−Vアンプ15bの出力信号のピークを検
出する。信号検出回路15eは、ピークホールド回路1
5dからの信号を検出して受信確認信号(Rx SD)
を物理層制御装置13に送出する。
【0028】また、上記物理層制御装置13は、光送受
信装置10より一段上位の通信プロトコル階層にて通信
を制御するものであって、装置11の指示により物理層
制御装置13から光送受信装置10に対して、送信デー
タ(Tx Data)及び送信指示信号(Tx Ena
ble)を送出すると共に、光送受信装置10から物理
層制御装置13を介して装置11に対して、受信データ
(Rx Data)及び受信確認信号(Rx SD)を
送出するようになっている。
【0029】上記制御部16は、信号レベル検出手段で
ある受信光量検出回路16a,アンド回路16b,遅延
回路16c及び信号レベル制御手段である変調制御回路
16d等と、から構成されている。受信光量検出回路1
6aは、ピークホールド回路15dにより検出されたピ
ーク値に基づいて、後述のように判定を行ない、受信光
量検出信号(RxPower Detect)を出力す
る。アンド回路16bは、受信光量検出回路16aから
の受信光量検出信号と、物理層制御回路13からの送信
指示信号(Tx Enable)が入力され、双方の信
号がHレベルであるとき、Hレベルの信号を出力する。
遅延回路16cは、アンド回路16bの出力信号が入力
され、アンド回路16bからHレベルの信号が入力され
ると、一定の遅延時間の後、Hレベルの信号を出力する
ようになっている。変調制御回路16dは、遅延回路1
6cからの信号に基づいて、駆動回路14bの変調を制
御し、例えば二段階の送信光量、即ち入力信号がHレベ
ルのとき、大きな送信光量(例えば1.000mWp−
p)に、また入力信号がLレベルのとき、小さな送信光
量(例えば0.500mWp−p)に切替設定するよう
になっている。
【0030】本発明の実施の形態による光送受信装置1
0,110は、以上のように構成されており、一方の装
置11から送信データが関連する物理層制御装置13に
出力されると、この物理層制御装置13から一方の光送
受信装置10の送信部14のシャットダウン回路14c
に、送信指示信号(Tx Enable)が入力され、
ドライブ回路14bが作動する。そして、物理層制御装
置13から光送受信装置10の送信部14のドライブ回
路14bに、送信データ(Tx Data)が入力され
ると、ドライブ回路14bは、この送信データに対応し
て、レーザダイオード14aを駆動する。これにより、
レーザダイオード14aは、上記送信データに対応した
強度の光を出射することになる。
【0031】レーザダイオード14aから出射したレー
ザビームは、光ファイバ12を介して、他方の光送受信
装置110の受信部15のフォトダイオード15aに入
射する。これにより、フォトダイオード15aは、入射
光に対応した電気信号を出力し、この電気信号は、I−
Vアンプ15bにより電流−電圧増幅された後、さらに
ポストアンプ15cにより増幅されて、受信データ(R
x Data)として他方の物理層制御装置113に入
力されると共に、I−Vアンプ15bの出力信号がピー
クホールド回路15dによりピーク検出され、信号検出
回路15eを介して受信確認信号(Rx SD)が他方
の物理層制御装置113に入力される。そして、この物
理層制御装置113から、他方の装置111に対して、
受信データが送出される。かくして、一方の装置11か
ら他方の装置111に対して、送信データ(TxDat
a)が、送信される。これに対して、他方の装置111
から一方の装置11に対しても、同様に送信データ(T
x Data)が、送信されることになり、装置11,
111間における光通信が行なわれるようになってい
る。
【0032】ここで、上記光ファイバ12として、例え
ば650,780,850,1300,1500,15
50nm等の任意の光伝送波長λに対して、光伝送損失
0.1dB/mのものの場合を以下、説明する。具体的
にはプラスチック光ファイバ等を使用し、フォトダイオ
ード15aの感度を0.5A/W,I−Vアンプ15b
の利得を4kΩ,最大出力可能振幅を1Vp−p,ポス
トアンプ15cの最小入力可能振幅を0.2Vp−pと
する(具体的には例えばSi−PIN−PDやバイポー
ラチップセットが該当する)。この場合、従来例に関し
て前述したように、I−Vアンプ15bの最大出力が1
Vp−p,ポストアンプ15cの最小入力が0.2Vp
−pであるので、I−Vアンプ15bの出力ダイナミッ
クレンジは、0.2乃至1.0Vp−pとなる。I−V
アンプ15bの利得が4kΩであるから、I−Vアンプ
15bの入力ダイナミックレンジは、0.05乃至0.
25mAp−pとなる。また、フォトダイオード15a
の感度が0.5A/Wであるから、フォトダイオード1
5aへの入力ダイナミックレンジは、0.1乃至0.5
mWp−pとなる。従って、便宜的に、光送受信装置1
0,110の受信光量の100%がフォトダイオードに
入射するとすれば、光送受信装置10,110の受信光
量ダイナミックレンジは、ほぼ0.1乃至0.5mWp
−pとなる。
【0033】ここで、光ファイバ12の長さ80mにお
いて、一方の光送受信装置10から光通信を開始する場
合、光送受信装置10の初期設定送信光量0.500m
Wp−pに対して、他方の光送受信装置110における
受信光量は、図3の曲線Aで示すように、0.079m
Wp−pとなり、図1に示す、光送受信装置110の受
信光量検出回路16aの判定レベルである0.126m
Wp−pより低い。このため、この受信光量検出回路1
6aは、受信光量過小と判定して、受信光量検出信号と
してHレベルの信号を出力することになる。このHレベ
ルの信号は、アンド回路16bにて物理層制御装置11
3からの送信指示信号(Tx Enable)と同期し
て出力され、さらに遅延回路16cにて一定の遅延時
間、例えば数msだけ遅延して、変調制御回路16dに
入力される。これにより、光送受信装置110の送信光
量は、上記遅延時間後に、0.500mWp−pから
1.000mWp−pに切り替えられる。
【0034】他方、光送受信装置10は、図2のタイミ
ングチャート及び図3のグラフに示すように、上記遅延
時間中に、光送受信装置110の切替前の初期設定送信
光量0.500mWp−pに対して、光ファイバ12の
長さ80mにて、0.079mWp−pの受信光量とな
り、0.126mWp−pより小さいことから、光送受
信装置10における受信光量検出回路16aは、Hレベ
ルの信号を、アンド回路16b及び遅延回路16cを介
して、一定の遅延時間後に変調制御回路16dに出力す
ることになる。従って、双方の光送受信装置10,11
0は、その送信光量を0.500mWp−pから1.0
00mWp−pに切り替えることになり(図3に示す曲
線Aから曲線Bへの切り替え)、それぞれ受信光量は、
0.158mWp−pとなって、互いに適正な同一の送
信光量が設定され得ることになる。
【0035】このようにして、双方の光送受信装置1
0,110において、受信光量検出回路16aからのH
レベルの信号と物理層制御装置13,113からの送信
指示信号を同期させて、その同期タイミングから一定時
間後に、遅延回路から変調制御回路16dにHレベルの
信号を出力することにより、変調制御回路16dによる
送信光量の切替タイミングが上述した一定時間だけ遅延
されることになる。従って、双方の光送受信装置10,
110にて、受信光量検出回路16aは、この遅延時間
の間に、送信光量の切り替え前の正確な相手方の光送受
信装置110,10からの受信光量を検出して、適正な
送信光量の設定を行なうことが可能になるので、従来の
ような一方的な送信光量の切替によって生ずる双方の光
送受信装置10,110における異なる送信光量の設定
が確実に回避され得ることになる。
【0036】また、本実施の形態における光送受信装置
10,110によれば、光伝送損失が大きい光伝送媒体
による光通信、例えば低品質の光ファイバを使用する場
合や光空間伝送を利用する場合等にも適用できる。すな
わち、この場合、光伝送媒体の距離の長短が僅かであっ
ても、受信光量の増減の幅が大きくなるが、本実施の形
態に係る光送受信装置10,110の送信光量の確実な
切り替えによって、受信光量の増減の幅が実質的に圧縮
され、光送受信装置10、110のコストが低減される
ことになる。
【0037】また、光伝送距離の長短の幅が大きい場
合、例えば本実施の形態で用いられた光伝送損失が−
0.1dB/m程度のプラスチック光ファイバではな
く、光伝送損失が−0.1dB/km程度のガラス光フ
ァイバを使用しても、光伝送距離の長短の幅が例えば数
百mの短距離から数十kmの長距離までの光通信に対応
するためには、受信光量の増減の幅が大きくなる。しか
し、本実施の形態に係る光送受信装置10,110の送
信光量の確実な切り替えによって、受信光量の増減の幅
が実質的に圧縮され、光送受信装置10、110のコス
トが低減されることになる。
【0038】さらに、光送受信装置10、110の電源
電圧が低い場合、例えば光送受信装置10、110の消
費電力を抑制するために電源電圧を低くする場合には、
光送受信装置10、110の受信系のダイナミックレン
ジが必然的に狭くなると、受信光量の増減の幅が小さく
とも、ダイナミックレンジが充分ではなくなる。しか
し、本実施の形態に係る光送受信装置10,110の送
信光量の確実な切り替えによって、受信光量の増減の幅
が実質的に圧縮されることになり、狭いダイナミックレ
ンジでも光通信が可能となる。
【0039】図4は、本発明による光送受信装置の第2
の実施形態を示している。図4において、光送受信装置
20,120は、図1に示した第1の実施の形態の光送
受信装置10,110とほぼ同様の構成であるが、遅延
回路16cの代わりに、フリップフロップ回路であるR
Sフリップフロップ回路16eが備えられている点での
み異なる構成になっている。したがって、第1の実施形
態と同様の構成は同一符号を付す等して省略し、相違点
を中心に以下、説明する。このRSフリップフロップ回
路16eは、そのS入力にアンド回路16bの出力信号
が入力され、そのR入力に物理層制御装置13,113
からの送信指示信号(Tx Enable)が入力され
ると共に、そのQ出力が変調制御回路16dに入力され
るようになっている。これにより、受信光量検出回路1
6aからHレベルの信号が出力されると、アンド回路1
6bにより、送信指示信号と同期して、RSフリップフ
ロップ回路16eのS入力にHレベルの信号が入力され
る。そして、一定の遅延時間後に、RSフリップフロッ
プ回路16eのQ出力がHレベルとなって、変調制御回
路16dに入力される。即ち、このRSフリップフロッ
プ回路16eは、前述した遅延回路16cと同様に機能
することになる。
【0040】このような構成の光送受信装置20,12
0によれば、図1に示した第1の実施の形態の光送受信
装置10,110と同様に作用して、光通信が行なわれ
ると共に、送信光量の設定は以下のようにして行なわれ
る。即ち、前述したと同様の光伝送損失0.1dB/
m,受信光量ダイナミックレンジ0.1乃至0.5mW
p−pとすると、図5及図6に示すように、光ファイバ
12の長さ80mにおいて、一方の光送受信装置20か
ら光通信を開始する場合、光送受信装置20の初期設定
送信光量0.500mWp−pに対して、他方の光送受
信装置120における受信光量は、図6の曲線Cで示す
ように、0.079mWp−pとなる。これは、光送受
信装置120の受信光量検出回路16aの判定レベルで
ある0.126mWp−pより低い。このため、この受
信光量検出回路16aは、受信光量過小と判定して、受
信光量検出信号としてHレベルの信号を出力することに
なる。このHレベルの信号は、図4に示す、アンド回路
16bにて物理層制御装置113からの送信指示信号
(Tx Enable)と同期して出力され、さらにR
Sフリップフロップ回路16eにて一定の遅延時間、例
えば数msだけ遅延して、変調制御回路16dに入力さ
れる。これにより、光送受信装置120の送信光量は、
上記遅延時間後に、0.500mWp−pから1.00
0mWp−pに切り替えられる(図6に示す曲線Cから
曲線Dでの切り替え)。
【0041】他方、光送受信装置20は、図5及び図6
に示すように、上記遅延時間中に、光送受信装置120
の切替前の初期設定送信光量0.500mWp−pに対
して、光ファイバ12の長さ80mにて、0.079m
Wp−pの受信光量となり、0.126mWp−pより
小さいことから、図4に示す、光送受信装置20におけ
る受信光量検出回路16aは、Hレベルの信号を、アン
ド回路16b及びRSフリップフロップ回路16eを介
して、一定の遅延時間後に変調制御回路16dに出力す
ることになる。従って、双方の光送受信装置20,12
0は、その送信光量を0.500mWp−pから1.0
00mWp−pに切り替えることになり、それぞれ受信
光量は、0.158mWp−pとなって、互いに適正な
同一の送信光量が設定され得ることになる。
【0042】上述した実施形態においては、発光素子と
してレーザダイオード15aを、また受光素子としてフ
ォトダイオード16aを使用しているが、これに限ら
ず、他の種類の発光素子(例えば発光ダイオード等)や
受光素子(例えばフォトトランジスタ等)が使用されて
もよいことは明らかである。また、上述した実施の形態
においては、受信光量検出信号を一定時間だけ遅延させ
るために、遅延回路16cまたはRSフリップフロップ
回路16eが使用されているが、これに限らず、他の信
号を一定時間だけ遅延させるような構成の他の論理回路
等の各種回路が使用されてもよいことは明らかである。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、相
互の送信光量切り替えのタイミングを調整することによ
り、正しい送信光量の設定が行なわれ得るようにした、
光送受信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光送受信装置の第1の実施形態の
使用状態を示す概略ブロック図である。
【図2】図1の光送受信装置における各部の信号を示す
タイムチャートである。
【図3】図1の光送受信装置における光伝送距離と受信
光量との関係そして送信光量の切替えを示すグラフであ
る。
【図4】本発明による光送受信装置の第2の実施形態の
使用状態を示す概略ブロック図である。
【図5】図4の光送受信装置における各部の信号を示す
タイムチャートである。
【図6】図4の光送受信装置における光伝送距離と受信
光量との関係そして送信光量の切替えを示すグラフであ
る。
【図7】従来の光送受信装置の一例の使用状態を示す概
略ブロック図である。
【図8】図7の光送受信装置における光伝送距離と受信
光量との関係を示すグラフである。
【図9】従来の光送受信装置の他の例の使用状態を示す
概略ブロック図である。
【図10】図9の光送受信装置における光伝送距離と受
信光量との関係を示すグラフである。
【図11】図9の光送受信装置における各部の信号を示
すタイムチャートである。
【図12】図9の光送受信装置における送信光量の誤切
替えを示す図10と同様のグラフである。
【符号の説明】
10,110,20,120・・・光送受信装置、1
1,111・・・装置、12・・・光ファイバ、13,
113・・・物理層制御装置、14・・・送信部、14
a・・・レーザダイオード、14b・・・駆動回路、1
4c・・・シャットダウン回路、15・・・受信部、1
5a・・・フォトダイオード、15b・・・I−Vアン
プ、15c・・・ポストアンプ、15d・・・ピークホ
ールド回路、15e・・・信号検出回路、16・・・制
御部、16a・・・受信光量検出回路、16b・・・ア
ンド回路、16c・・・遅延回路、16d・・・変調制
御回路、16e・・・RSフリップフロップ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂木 孝之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 大川 純弘 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA05 CA08 FA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手方の光送受信装置に光信号を送信す
    る光送信部と、 上記相手方の光送受信装置からの光信号を受信する光受
    信部と、 上記光受信部により受信された光信号の信号レベルを検
    出するための信号レベル検出手段と、 上記信号レベル検出手段により検出された信号レベルに
    基づいて、上記光送信部の光信号の送信光量を切り替え
    る信号レベル制御手段と、を有する光送受信装置であっ
    て、 上記信号レベル制御手段によって行われる光信号の送信
    光量の切り替えを遅延させるための遅延手段が設けられ
    ていることを特徴とする光送受信装置。
  2. 【請求項2】 上記遅延手段が、遅延素子であって、こ
    の遅延素子に、物理層制御部からの送信指示信号と、上
    記信号レベル検出手段からの信号が、アンド回路を介し
    て入力される構成となっていることを特徴とする請求項
    1に記載の光送受信装置。
  3. 【請求項3】 上記遅延手段がラッチ回路であって、上
    記ラッチ回路に上記物理層制御部からの送信指示信号
    と、上記信号レベル検出手段からの信号が、アンド回路
    を介して入力される構成となっていることを特徴とする
    請求項1に記載の光送受信装置。
  4. 【請求項4】 相手方の光送受信装置に光信号を送信す
    る送信ステップと、 上記相手方の光送受信装置からの光信号を受信する受信
    ステップと、 上記受信した光信号の信号レベルを検出する信号レベル
    検出ステップと、 上記信号レベル検出ステップにより検出された信号を遅
    延させる遅延ステップと、 この遅延ステップで遅延された上記信号レベルに基づい
    て、上記送信ステップの光信号の送信光量を切り替える
    信号レベル制御ステップと、を有することを特徴とする
    光送受信方法。
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