JP2000220762A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JP2000220762A
JP2000220762A JP11110418A JP11041899A JP2000220762A JP 2000220762 A JP2000220762 A JP 2000220762A JP 11110418 A JP11110418 A JP 11110418A JP 11041899 A JP11041899 A JP 11041899A JP 2000220762 A JP2000220762 A JP 2000220762A
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solenoid
bracket
core
yoke
valve
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JP11110418A
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Hitomi Kada
日登海 加田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁弁の組付/寸法精度を向上する。 【解決手段】 電磁弁1は、調圧部7を取付穴3aには
め込むとともに、ソレノイド部5をブラケット9で固定
して使用される。ソレノイド部5は、ソレノイド13を
取り巻く外周側のヨーク11、内周側のコア15および
プランジャ17により構成される磁気回路(m)を含
む。ブラケット9は、磁気回路を構成するコア15に一
体化されており、ソレノイド部5の内部から外部へと突
出している。好ましくはコア15がブラケット9に圧入
され、コア15およびブラケット9がかしめ固定されて
いる。調圧部7とブラケット締付点との位置関係の精度
を向上できる。そのほか従来構成と比較して信頼性およ
び性能の向上が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁弁に関し、特
に、電磁弁を取り付けるためのブラケットの構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電磁弁(ソレノイドバル
ブ)は、コイルに給電することにより磁界を発生させ、
磁力によって弁を開閉する。例えば自動車の自動変速機
では、複数の電磁弁が油圧回路に設けられ、変速動作に
おける大きな役割を果たしている。電磁弁としては、O
N/OFFの切替を行う比較的単純なタイプ、ON/O
FF周期を制御するデューティタイプ、弁の移動量を制
御するリニアタイプなどが知られている。電磁弁は、例
えば特開平9−26039号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図6(a)、(b)
は、従来の電磁弁の取付構造の例を示している。図中の
電磁弁は、プランジャを磁力で移動するソレノイド部1
00と、プランジャの移動に応じて弁を開閉する調圧部
102とを有する。そして、調圧部102を取付穴には
め込むとともに、ソレノイド部100をブラケット10
4,106で固定した状態で使用される。
【0004】図6(a)は「ブラケットはさみ込みタイ
プ構造」である。ブラケット104は、フォーク型のは
さみ込み部を有し、組付けの際にはソレノイド部100
と取付対象物(例えば自動変速機のバルブボディ)との
間に挟み込まれる。さらに、ブラケット104は取付対
象物にねじ止めされる。
【0005】一方、図6(b)は「ブラケット溶接タイ
プ構造」である。ブラケット106は、ソレノイド部1
00のヨークに溶接されている。ヨークは、コイルの周
囲の磁気回路の一部を構成する部品であり、また、ソレ
ノイド部100のハウジングでもある。組付けの際は、
調圧部102が取付穴にはめ込まれてから、ブラケット
106がねじ止めされる。なお、図7には、溶接タイプ
電磁弁の断面図が示されている。
【0006】このような従来の構成には、組付/搭載精
度が低く、そのために生産性の低下を招き得るという不
利な点がある。すなわち、はさみ込みや溶接タイプで
は、ブラケットのねじ止め位置と調圧部との位置関係の
誤差が比較的大きい。その結果、調圧部のポートと油圧
系の通路がずれた状態でブラケットがねじ止めされる可
能性がある。このずれが後工程で発見され、調整組付が
必要になる場合もある。調整組付では、一旦、ブラケッ
ト固定ねじが緩められ、ポートの位置合わせを行って、
再度、ねじが締め付けられる。
【0007】また、はさみ込みタイプ構造には、はさみ
込み部分にある程度の隙間をもたせているので振動に対
して弱いという不利な点がある。振動によりガタが発生
し、電磁弁が機能面で影響を受ける可能性もある。
【0008】また、溶接タイプ構造では、プロジェクシ
ョン溶接等により、磁気回路の一部を構成する部品に対
してブラケット106を溶接している。その結果、溶接
部位に歪みが発生し、磁気回路が遮断され、磁気特性が
低下するという不利な点があった。
【0009】特に、リニアソレノイド弁は、磁界の強さ
に応じてプランジャの移動量および弁の開き量を制御す
ることにより、出力圧力を可変にしている。従って、溶
接による磁気回路の変化は、出力圧力特性に対して大き
な影響を及ぼし、電磁弁の性能のばらつきの原因になり
得る。
【0010】また、参考技術として、特開平9−474
5号公報では、電磁弁のハウジングにブラケットが固定
されている。弁体としてのボールよりも先端側でブラケ
ットがハウジングに固定されており、すなわち、上述の
はさみ込みタイプよりもさらに先の方でブラケットがハ
ウジングに固定されている。これは、ブラケット固定部
位が、調圧部に相当する場所であることを意味する。従
って、上記公報の電磁弁は、本発明が対象としている調
圧部を取付穴にはめ込んでしまう電磁弁とは異なるタイ
プの弁である。
【0011】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、組付/搭載寸法精度が高く、また、
その他の従来の問題を解消することが可能な電磁弁を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】(1)本発明は、プラン
ジャを磁力で移動するソレノイド部とプランジャの移動
に応じて弁を開閉する調圧部とを有し、調圧部を取付穴
にはめ込むとともに、ソレノイド部をブラケットで固定
して使用する電磁弁に適用される。前記ソレノイド部
は、コイルを取り巻く外周側のヨーク、内周側のコアお
よびプランジャにより構成される磁気回路を含む。本発
明の特徴として、前記ブラケットが、前記磁気回路を構
成する前記コアに一体化されており、前記ソレノイド部
の内部から外部へと突出するように配置されている。従
って、調圧部とコアの間の寸法誤差、コアとブラケット
の一体構成内での寸法誤差などによって電磁弁の組付/
搭載精度が決まり、はさみ込み部や溶接部に起因する寸
法誤差がない。これにより、高い組付/搭載精度が得ら
れ、生産性の向上が図れる。
【0013】また、従来のはさみ込みタイプのようなブ
ラケットのガタ付きがないので、振動に対して構造的に
強くなり、信頼性が向上するという利点が得られる。
【0014】また、ブラケットをヨークに溶接する構造
と比較すると、溶接による磁気回路の遮断、磁気特性の
低下がないので、性能の向上が図れるという利点が得ら
れる。このことは、特に、磁気特性が性能に大きな影響
を及ぼすリニアソレノイド弁において重要である。さら
には、コストの高い溶接工程が不要になるので、低コス
ト化が可能であるという利点も得られる。
【0015】(2)本発明の好ましい一態様は、前記コ
アが前記ブラケットに圧入され、さらに前記コアおよび
ブラケットがかしめ固定されていることを特徴とする。
ブラケットがコアに一体化されて磁気回路の一部を構成
したとしても、ブラケットとコアの間に隙間があれば、
その部分で磁気回路に空気が介在し、好適な回路特性が
得られない。しかし、本発明によれば、ブラケットにコ
アを圧入しているので、コアが全周でブラケットに密着
する。さらに、コアとブラケットをかしめ固定する。従
って、好適な磁気回路を提供し、かつ、固定部の機械的
強度も確実に得ることができる。
【0016】(3)本発明の好ましい一態様は、前記ソ
レノイド部の前記ヨークからヨーク内側に向かって突出
し、前記ヨークの内蔵物を前記ヨークに対して固定する
突起部と、前記調圧部の前記ソレノイド部に当接する側
に設けられ、前記調圧部と前記ソレノイド部を組み合わ
せるときに前記突起部がはまり込むように設けられた切
欠き溝部と、を含む。
【0017】本発明によれば、ヨークに形成された突起
部がヨーク内蔵物を固定するので、次工程でソレノイド
部と調圧部を組み付けるときの作業性が向上する。さら
に、両者の組付けのとき、調圧部に設けられた切欠き溝
に突起部がはまり込む。従って、ソレノイド部と調圧部
の回転方向の位相決めができ、かつ、両者の相対的な回
転も防止される。
【0018】このように、本態様によれば、ヨークの突
起部を利用することにより、ソレノイド部と調圧部を組
み付けるときに内蔵物が固定されるだけでなく、位相決
めが容易に行われ、かつ、両者の回転も防止される。簡
単な構造でこのような複数の機能を実現し、生産性の大
幅な向上を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
(以下、実施形態という)について、図面を参照し説明
する。
【0020】図1は、本実施形態の電磁弁1が、取付対
象物である自動変速機のバルブボディ3に組み付けられ
た状態を示している。また、図2は、図1の電磁弁1を
矢印Xの方向から、すなわちバルブ先端の側から見た図
である。
【0021】電磁弁1は、自動変速機用のリニアソレノ
イドバルブであり、主としてソレノイド部5および調圧
部7を有する。前述のように、本発明が対象とする電磁
弁1は、調圧部7を取付穴3aにはめ込むとともに、ソ
レノイド部5をブラケット9で固定した状態で使用され
る。ブラケット9は、ブラケット固定ねじ9a(ボル
ト)を用いて、バルブボディ3の取付ボス3bに締め付
けられている。
【0022】まず、ソレノイド部7の構成を説明する。
ハウジングとしての鉄製のヨーク11の内部に、バルブ
開閉のための磁界を発生するコイル(ソレノイド)13
が配置されている。コイル13は、周囲の樹脂部材13
aと樹脂成形により一体化されている。
【0023】コイル13の内周側には、コア15および
プランジャ17が配置されている。コア15は、鉄製の
円筒型部材であり、コイル内のバルブ先端よりに配置さ
れている。ここでバルブ先端とは調圧部側の端部をい
い、バルブ後端とはソレノイド部側の端部をいう。本実
施形態の特徴として、コア15とブラケット9は一体化
されており(図1、斜線)、ヨーク11に固定されてい
る。
【0024】プランジャ17も鉄製で、コア15のバル
ブ後端側に配置されている。プランジャ17は、その中
央部の穴に圧入されたシャフト17aを有する。シャフ
ト17aは、プランジャ17からバルブ先端部へ向け
て、コア15の内部へと突出している。シャフト17a
は、コア15の内周面の軸受15aにより支持されてい
る。一方、プランジャ17の後端部は、円板状のスプリ
ング19により支持されている。スプリング19は、プ
ランジャ17を半径方向に支持しているが、軸方向には
殆ど拘束しない。これらの軸受15aおよびスプリング
19により、プランジャ17は、軸方向(バルブ長手軸
方向、バルブ移動方向をいう、以下同じ)に移動可能に
支持されている。
【0025】上記のヨーク11、ブラケット9を一体化
したコア15、およびプランジャ17によって、コイル
13を取り巻く磁気回路が構成されている。磁気回路の
磁路mは、コイル13の外周側と一方の端面(後側端
面)でヨーク11を通る。磁路mは、ヨーク11からプ
ランジャ17に入り、コイル13の内側に進む。さらに
磁路mは、コイル13の内側でプランジャ17からコア
15に移る。さらに磁路mは、コア15と一体化された
ブラケット9に入り、これによりコイル13の他方の端
面(先端側端面)に進む。そして、磁路mは、ブラケッ
ト9の中を通ってコイル13の外周部に至り、ヨーク1
1に戻る。
【0026】その他、ヨーク11の後端はカバー21で
塞がれている。また、コイル13の周囲の樹脂部材13
aは、その一部で半径方向に突出しており、突出部分で
端子ピン23が保持されている。端子ピン23はコイル
13と電気的に接続されている。端子ピン23は、コイ
ル13に電流を供給するためのソケット25と結合され
ている。
【0027】一方、調圧部7では、円筒形の鉄製スリー
ブ31の内部に、軸方向に移動自在にスプール弁33が
組み込まれている。スリーブ31の円筒面には複数のポ
ート35が設けられており、各ポート35は、取付対象
たるバルブボディ3のオイル通路と向き合っている。ス
プール弁33が軸方向に移動すると、ポート35が開閉
される。
【0028】スリーブ31の先端にはキャップ37が圧
入固定されている。キャップ37とスプール弁33の間
には、スプリング39が、軸方向に圧縮された状態で配
置されている。スプリング39は、スプール弁33を軸
方向にソレノイド部5へ向けて付勢している。
【0029】図2に示すように、スリーブ31は、バル
ブ後端側の端部でヨーク11にかしめ固定されている。
これにより、ソレノイド部5と調圧部7が連結されてい
る。また、スプール弁33は、スプリング39に押され
て、プランジャ17のシャフト17aに接触している。
【0030】次に、電磁弁1の動作を説明する。図1
は、コイル13が磁力を発生していない状態である。調
圧部7のスプリング39の反発力で、スプール弁33お
よびプランジャ17がバルブ後端側へ押され、ストロー
ク0の基準位置にある。
【0031】コイル13に電流が供給されると、ヨーク
11、プランジャ17、コア15およびブラケット9が
構成する磁気回路のはたらきで、プランジャ17が磁力
により移動する。プランジャ17は、スプリング39の
力に打ち勝って調圧部7に向かって移動する。プランジ
ャ17の移動に伴ってスプール弁33も移動し、弁が開
き、あるいは閉じる。
【0032】本実施形態の電磁弁1は、リニアソレノイ
ドバルブである。コイル13への供給電流値に応じて磁
界の強さが変わり、プランジャ17およびスプール弁3
3の移動量と位置が変わる。これにより、出力ポートの
圧力を所定の範囲でリニアに制御することができる。ス
プール弁33の最大ストロークは、例えば、2mm程度
である。
【0033】次に、電磁弁1の組立手順と、バルブボデ
ィ3への組み付けについて説明する。下記の組立手順は
一例であり、適宜、順序および方向が変更されてもよい
ことはもちろんである。
【0034】ヨーク11には、カバー21、円板型スプ
リング19、プランジャ17およびコイル13が軸方向
に順次はめ込まれる。プランジャ17は、シャフト17
aを圧入した状態で用意される。また、コイル13およ
び樹脂部材13aは、一体モールド成形されたコイルサ
ブアッセンブリのかたちで用意される。
【0035】さらに、コイル13の内側にコア15がは
め込まれる。コア15は、後述するようにブラケット9
と一体化された状態で用意される。コア15の組付けの
際、軸受15aにシャフト17aがはめ込まれる。
【0036】一方、調圧部7のスリーブ31にはキャッ
プ37が所定位置まで圧入される。そして、スリーブ3
1の中央の穴に、スプリング39およびスプール弁33
がはめ込まれる。
【0037】この状態のスリーブ31は、コア15に続
いてヨーク11にはめ込まれる。そして、ヨーク11の
バルブ先端側(調圧部側)の端部がしぼられ、かしめら
れる。これにより、スリーブ31、コア15およびブラ
ケット9がヨーク11に確実に固定される。さらに、ソ
レノイド部5の端子ピン23にソケット25が結合さ
れ、ソケット25とコイル13が電気的に接続される。
【0038】このようにして組み立てられた電磁弁1
は、バルブボディ3に組み付けられる。調圧部7のスリ
ーブ31がバルブボディ3の取付穴3aにはめ込まれ
る。このとき、ブラケット9の締付穴を、バルブボディ
3の取付ボス3bのねじ穴の上に位置させる。そして、
ブラケット9を固定ねじ9aで締付固定する。
【0039】次に、図3および図4を参照してブラケッ
ト9の構成について説明する。図3(a)〜(c)は、
それぞれ、ブラケット9の平面図、正面図および側面図
である。ブラケット9は鉄製で、プレス成形により作る
ことが好適である。ベース部41は円板形状を有し、中
央部をコア圧入穴41aが貫通している。ベース部41
の一部が半径方向に延びて連結部43を形成しており、
連結部43の先が直角に折り曲げられ、その先にL字型
のフランジ部45が設けられている。図3および図1に
示されるように、フランジ部45は、電磁弁1をバルブ
ボディ3に取り付けたときに、バルブボディ3(取付ボ
ス3b)に向かって延びる。そして、バルブボディ3の
取付ボス3bに対応する位置で、ブラケット締付穴45
aがフランジ部45を貫通している。
【0040】図4(a)(b)は、それぞれ、図3のブ
ラケット9にコア15を一体化した状態の正面図および
側面図である。円筒形状の鉄製コア15は、ベース部4
1のコア圧入穴41aに所定位置まで圧入される。両者
の間には適当な圧入ラップ代が設定されている。そし
て、ブラケット9とコア15がかしめ固定される。例え
ば、軸方向に移動するかしめ工具によって、ベース部4
1の中央付近を打つことで、かしめ加工が行われる。図
4の例では、かしめ位置は60度おきに6カ所である。
ブラケット9とコア15を一体化した状態では、図1に
示すように、ブラケット9は、ソレノイド部5の内部か
ら外部に突出し、90度折れ曲がってバブルボディ3の
取付ボス3bに至り、そこで締付固定される。また、ブ
ラケット9のベース部41はコアとして機能し、磁気回
路の一部を構成する。
【0041】以上に説明したように、ソレノイド部をブ
ラケットで固定するにあたり、ヨークの外部にブラケッ
トを設ける従来構成と異なり、本実施形態では、ソレノ
イド内部で磁気回路を構成するコアにブラケットを一体
化し、ブラケットをソレノイド内部から外部へ突出させ
ている。より詳細には、コイルの外周および一端面(後
側)をヨークで覆い、コイルの他端面および内周の一部
を「ブラケット−コア一体化部品」で覆い、コイル内周
の残った部分をプランジャで覆い、これらの要素によっ
てプランジャを動かすための磁気回路を構成している。
【0042】ここで、従来の構成は例えばブラケット溶
接タイプ構造であり、ブラケット−ヨーク間の溶接に関
係する寸法誤差などの影響で、調圧部に対するブラケッ
ト先端部(締付け穴)の位置関係の精度を高くすること
が容易でない。そのため、ブラケットをねじ止めしたと
きに調圧部側のポートが取付対象の油路からずれる可能
性があり、場合によっては生産ラインでの再組付によっ
て位置ずれを調整する必要が生じる可能性もあった。ソ
レノイド部の外で取付対象物との間にブラケットをはさ
み込むタイプについても同様に搭載寸法精度が低いとい
う不利があった。このような従来構成と比較して、本実
施形態の構成では、ブラケットをコアに圧入かしめ固定
しているので、ブラケット先端部の位置精度が高い。よ
り詳細には、バルブボディに調圧部のスリーブが挿入さ
れ、コア−ブラケット一体化部品がスリーブに当たって
おり、これらの要素に関する公差の集積によって、ブラ
ケット締付け点の位置精度が決まる。従って、組付/搭
載寸法精度を向上し、これにより生産性の向上を図るこ
とが可能となる。
【0043】また、従来のはさみ込み構造は振動に弱い
のに対し、本実施形態の構成では、ブラケットにコアが
圧入されるとともにかしめ固定され、抜け方向に確実に
保持されている。従って、ブラケットのガタが大きくな
って本体ユニット(ボディ)から外れるといった事態を
確実に防止することができる。
【0044】また、従来はブラケットの溶接で磁気回路
の遮断などが発生するのに対し、本実施形態ではブラケ
ットを圧入かしめ固定しているのでそのような問題がな
く、むしろブラケット自体に磁気回路の一部を構成させ
ている。従って、電磁弁に適切な磁気特性をもたせて、
性能の向上を図ることができる。
【0045】特に、リニアソレノイドバルブにおいて弁
の位置を正確に制御するためには、磁界の強さを正確に
制御する必要があり、そのためには磁気回路が所望の特
性をもっていることが求められる。本発明によれば、溶
接工程を削除して磁気回路の特性を安定させることによ
り、このような要求に応えることができる。
【0046】また、一般に溶接工程のコストは比較的高
く、従って溶接工程の削除によって低コスト化を図るこ
ともできる。
【0047】さらには、図5に模式的に示すように、従
来のブラケット溶接タイプなどでは、バルブボディ(ユ
ニット)に電磁弁を搭載するとき、ねじ締結方向のモー
メントの作用で調圧部とソレノイド部に反りが生じる可
能性があるが、しかしながら、本実施形態の構成によれ
ば、寸法公差、誤差が減少していることからも、上記の
ような反りを防ぐことができ、品質を安定化して生産性
の向上を図ることができる。
【0048】また、本実施形態では特に、「圧入および
かしめ」によってブラケットをコアに固定している。従
って、ブラケットとコアの間が密着し、両者の境界部の
隙間で磁界が乱れるのを防止できる。また、ブラケット
の抜け方向の支持も確実に行われる。従って、電磁弁の
性能と信頼性を確保することができる。
【0049】以上のように、ブラケットをソレノイドの
外側に取り付ける従来の構成と比較すると、本発明で
は、ブラケットをソレノイドの内部に移動し、磁気回路
を構成するコアに一体化したことにより、コンパクトで
簡素な構成の電磁弁により高い組付/搭載寸法精度を得
ている。ブラケットをソレノイドの内部に設けたにもか
かわらず、磁気回路の構成部品たるコアとの一体化で、
そのブラケット自体が磁気回路の一部に適切に組み込ま
れており、これにより、磁気回路に悪影響を及ぼすこと
なく、むしろ溶接による磁気特性低下などの問題を排除
し、その結果として電磁弁の性能、信頼性の向上を図る
ことができている。
【0050】なお、本発明は、本実施形態で示したよう
なリニアソレノイドバルブに適用したときに好適に作用
するが、他のタイプの電磁弁、例えば、単純なON/O
FFタイプや、デューティタイプの電磁弁にも本発明を
同様に適用できる。
【0051】また、本実施形態では自動変速機の油圧制
御装置用の電磁弁に本発明が適用されたが、もちろん、
他のシステム用の電磁弁にも同様に本発明を適用でき
る。
【0052】また、本実施形態では、圧入によってコア
とブラケットが一体化された。しかし、両者は元から一
つの部材であってもよい。ただし、生産性、コスト面か
らは本実施形態の構成が有利であると考えられる。
【0053】「ヨークの突起部による内蔵物の固定」次
に、本発明のもう一つの特徴である、ヨークに設けた突
起部50(図8)にについて説明する。
【0054】まず図7に示した従来構造の電磁弁を再び
参照すると、従来はソレノイド部が組み立てられてか
ら、ソレノイド部と調圧部が組み付けられる。このと
き、両者が仮押さえされ、ソレノイドのヨークと調圧部
のスリーブとがカシメにより固定される。しかし、従来
技術では、ソレノイド部を組み立てた状態ではヨーク内
で内蔵物が動くため、次工程での組付け性が悪く、作業
が不安定である。
【0055】本発明は、このような従来の問題に鑑み、
組立時の作業性を向上できる電磁弁を提供する。
【0056】図8は、本実施形態の電磁弁1の外観を2
方向から示している。本実施形態の特徴として、ソレノ
イド部5を構成するヨーク11に切欠き突起部50が設
けられている。3つの突起部50は、軸方向に同じ位置
に設けられ、かつ円周方向に90度ずつ離れている。
【0057】図9は、図8の電磁弁1を突起部50の位
置で切断した断面図であり、図10は突起部50の詳細
を示している。図10を参照すると、ヨーク11の薄肉
部分に、打抜き成形によりスリット状の切欠き穴52が
設けられている。この切欠き穴52の片側部分がヨーク
11の内側に向かって折り曲げられ、この変形により略
三角形の突起部50が形成されている。
【0058】突起部50は、ヨーク11に内蔵物が納め
られた後に形成される。内蔵物とは、ここでは図9のコ
ア15(ブラケット9と一体)の他、図示されないコイ
ルおよびプランジャなどである。予め切欠き穴52が設
けられているので、内蔵物の組付け後でも突起部50を
容易に形成することができる。
【0059】図9に示されるように、切欠き穴52はコ
ア15の外周面上に位置しており、突起部50はコア1
5の側面(調圧部側)に接触している。従って突起部5
0によって、コア15を含むヨーク内蔵物が軸方向に位
置決めされ、かつ固定される。内蔵物は突起部50によ
って仮固定されればよく、すなわち、内蔵物は自由に動
かない程度に固定されていればよい。従って突起部50
はコア15を軸方向に適当な弱い力でしか押していな
い。ただし変形例としては、突起部50がヨーク内蔵物
を強く押さえつけるように構成されてもよい。
【0060】また、図9に示すように、調圧部7を構成
するスリーブ31の端部がソレノイド部5のコア15に
接触しており、このスリーブ31の端部に、ヨーク11
の突起部50を逃げるための切欠き溝60が設けられて
いる。より具体的には、スリーブ31が端部で拡大され
てフランジ部が形成されており、このフランジ部はコア
部15と同一の外径を有しており、そしてフランジ部の
外周面にU字型の切欠き溝60が形成されている。3つ
の切欠き溝60が、それぞれ3つの突起部50と対応す
る位置に設けられている。切欠き溝60はスリーブ31
の製造時に形成されている。調圧部7とソレノイド部5
を互いに組み付けるとき、切欠き溝60に突起部50が
はまり込む。
【0061】次に、上記の電磁弁1の組立手順を、突起
部50および切欠き溝60に関連する部分を中心に説明
する。既に述べたように、ヨーク11には、カバー2
1、円板型スプリング19、プランジャ17、コイル1
3、コア15といった内蔵物が挿入される。より詳細に
は、カバー21および円板型スプリング19をはめ込ん
だ段階でヨーク11の端部(カバー側)がカシメられ、
それから他の内蔵物が挿入される。
【0062】コア15を挿入した状態でヨーク11に突
起部50が形成される。図10を用いて説明したよう
に、予めヨーク11の薄肉部にスリット状の切欠き穴5
2が形成されている。この切欠き穴52の部分に、ヨー
ク内側に向けて力が加えられる。これによりヨーク11
が折れ曲がるように変形し、突起部50が形成される。
この突起部50により、コア15等の内蔵物が固定され
る。
【0063】次に、調圧部7がソレノイド部5に組み付
けられる。前述したように、調圧部7はソレノイド部5
とは別に組み立てられ、用意されている。まず、ソレノ
イド部7に対してスリーブ31が仮押さえされる。この
とき、スリーブ31をソレノイド部7に向かって移動さ
せ、スリーブ31の端面をコア15(ブラケット9)と
接触させる。これにより、スリーブ31の3つの切欠き
溝60に、ヨーク11の3つの突起部50がそれぞれは
め込まれる。すなわち、各突起部50は各切欠き溝60
に軸方向に挿入される。
【0064】この状態で、調圧部側のヨーク端部に対し
て全周カシメ固定処理が行われる。図8に示されるよう
に、ブラケット部を除くほぼ全部分で、ヨーク11の端
部が内側に折り曲げられる。これにより、コア15等の
ソレノイド部品およびスリーブ31が、ヨーク11に対
して固定される。そして、ソレノイド部5と調圧部7が
確実に固定される。突起部50を形成する処理を仮固定
とすると、こちらの全周カシメは本固定処理といえる。
【0065】以上に説明したように、本実施形態では、
突起部50を設けたことにより、内蔵物がヨーク11に
固定されるので、次工程での調圧部とソレノイド部の組
付け性が向上し、作業性が向上する。
【0066】また、突起部50にスリーブ31の切欠き
溝60がはまり込むので、調圧部60とソレノイド部5
0の回転方向の位相決め(位置決め)を容易に行うこと
ができ、また両者が相対的に回転するのを防止できる。
これにより、電磁弁をバルブボディ等に組み付けるとき
に調圧部のポートと相手側油路との位置合わせがより確
実に行われるように図ることができる。
【0067】このように、本実施形態では、ヨーク11
の突起部50が、ヨークの内蔵物を固定する他、調圧部
7の位相決めを行い、さらに調圧部7の回転止めとして
も機能する。幾つもの機能が突起部50により果たさ
れ、簡単な構造で電磁弁の生産性が大幅に向上する。
【0068】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、電磁弁のコアとブラケットを一体化したことによ
り、組付/搭載寸法精度の向上、磁気特性の向上、耐振
動性の向上などが可能となり、そして、生産性、信頼
性、および性能の向上を図ることができる。
【0069】また、本発明によれば、ヨークの突起部と
調圧部の切欠き溝を利用して、ソレノイド部と調圧部を
組み付けるときに、内蔵物が固定されるだけでなく、位
相決めが容易に行われ、かつ、両者の回転も防止され
る。簡単な構造でこのような複数の機能を実現し、生産
性の大幅な向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の電磁弁の搭載状態の断面
図である。
【図2】 図1の電磁弁を先端側から見た図である。
【図3】 図1の電磁弁のブラケットの図である。
【図4】 図3のブラケットをコアに圧入した状態の図
である。
【図5】 ブラケットの締め付けにより調圧部とソレノ
イド部に発生する反りを示す図である。
【図6】 従来の電磁弁の搭載方法を示す図である。
【図7】 従来の電磁弁の搭載方法を示す図である。
【図8】 ヨークに設けられた突起部とともに電磁弁の
外観形状を示す図である。
【図9】 図8の突起部の部分における電磁弁の断面を
示す図である。
【図10】 図8の突起部の詳細を示す図である。
【符号の説明】
1 電磁弁、3 バルブボディ、5 ソレノイド部、7
調圧部、9 ブラケット、9a ブラケット固定ね
じ、11 ヨーク、13 コイル、15 コア、17
プランジャ、17a シャフト、31 スリーブ、33
スプール弁、35 ポート、39 スプリング、41
ベース部、41a コア圧入穴、45フランジ部、4
5a ブラケット締付穴、50 突起部、52 切欠き
穴、60切欠き溝。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プランジャを磁力で移動するソレノイド
    部とプランジャの移動に応じて弁を開閉する調圧部とを
    有し、調圧部を取付穴にはめ込むとともに、ソレノイド
    部をブラケットで固定して使用する電磁弁において、 前記ソレノイド部は、コイルを取り巻く外周側のヨー
    ク、内周側のコアおよびプランジャにより構成される磁
    気回路を含み、 前記ブラケットが、前記磁気回路を構成する前記コアに
    一体化されており、前記ソレノイド部の内部から外部へ
    と突出するように配置されていることを特徴とする電磁
    弁。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電磁弁において、 前記コアが前記ブラケットに圧入され、さらに前記コア
    および前記ブラケットがかしめ固定されていることを特
    徴とする電磁弁。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電磁弁において、 前記ソレノイド部の前記ヨークからヨーク内側に向かっ
    て突出し、前記ヨークの内蔵物を前記ヨークに対して固
    定する突起部と、 前記調圧部の前記ソレノイド部に当接する側に設けら
    れ、前記調圧部と前記ソレノイド部を組み合わせるとき
    に前記突起部がはまり込むように設けられた切欠き溝部
    と、 を含むことを特徴とする電磁弁。
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