JP2000212616A - 高炉出銑口用スリ―ブ状耐火物 - Google Patents

高炉出銑口用スリ―ブ状耐火物

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JP2000212616A JP11018455A JP1845599A JP2000212616A JP 2000212616 A JP2000212616 A JP 2000212616A JP 11018455 A JP11018455 A JP 11018455A JP 1845599 A JP1845599 A JP 1845599A JP 2000212616 A JP2000212616 A JP 2000212616A
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隆一 堀
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勇司 落合
Eiichiro Mori
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    • C04B35/00Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C04B2235/00Aspects relating to ceramic starting mixtures or sintered ceramic products
    • C04B2235/02Composition of constituents of the starting material or of secondary phases of the final product
    • C04B2235/30Constituents and secondary phases not being of a fibrous nature
    • C04B2235/38Non-oxide ceramic constituents or additives
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    • C04B2235/42Non metallic elements added as constituents or additives, e.g. sulfur, phosphor, selenium or tellurium
    • C04B2235/422Carbon

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出銑口に強固に固定でき、出銑時間を大幅に
延長できる高炉出銑口用スリーブ状耐火物を提供する。 【解決手段】 ZrB2を主成分としてかつ必須成分として
カーボンを含む耐火組成物よりなる溶銑滓が流れる内孔
3を有する高炉出銑口用スリーブ状耐火物1で、外周面
に突起2を設け、外周面の一部または全部に軸方向にテ
ーパーを付けた高炉出銑口用スリーブ状耐火物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高炉における出銑
時間の延長を目的とした高炉出銑口用スリーブ状耐火物
の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に高炉の出銑口は、出銑終了後にマ
ッドガンを用いて充填されたマッド材にタッピングマシ
ンと呼ばれる穿孔機に装着された数メートル長さの金棒
やドリルを用いて、孔を穿つことにより形成される。こ
のように出銑口を開孔してから再びマッド材を充填して
出銑口を閉鎖するまでの時間を出銑時間と呼ぶ。
【0003】出銑口を形成するマッド材は出銑中に溶銑
滓流により溶損され、出銑口の口径が拡大していくため
出銑速度が上がり、高炉内の溶銑滓の生成速度を上回る
ようになると溶銑滓が少なくなり炉内ガスが吹き出すよ
うになる。通常、上記の開孔作業から炉内ガス吹き出し
によりマッド材を充填して出銑口を閉鎖するまでの時間
が前述の出銑時間に相当するが、これは前述の口径拡大
速度に依存しており、マッド材質や穿孔時の孔径、操業
条件にもよるが2〜3時間程度である。
【0004】マッド材は比較的高価な耐火物であり、ま
た出銑口開孔作業は暑熱環境下での作業であり、コスト
面、作業条件の改善面からもこの作業は極力回数を減少
させたいというニーズが高い。このためには前述したよ
うに出銑口の口径拡大速度を抑制することが重要であ
る。この目的を達成させるために、特許第2770369 号、
特開平7-316615号公報、特開平9-235603号公報には出銑
口に耐火物スリーブを挿入し、出銑時間を延長させる技
術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に高炉は2〜4本
の出銑口を有しており、例えば4本の出銑口を有する高
炉では、通常そのうち2本が交互に出銑を繰り返し、1
本の出銑口が出銑している間、他方の出銑口は出銑口の
先に溶銑滓を流すために配置されている樋に溶銑滓を溜
めた状態で次回の出銑まで待機している。残りの2本の
出銑口は、樋耐火物修理のためのに休止状態に置かれ
る。使用中の樋耐火物の損傷が大きくなり、寿命が尽き
た時点で休止状態の樋と交代することになる。
【0006】特許第2770369 号は、出銑口に金棒を貫通
させて出銑孔を穿孔するに際して、同時に耐火物スリー
ブを装着するという内容であり、これは使用状態の出銑
口に対して、他方の出銑口から出銑中に、当該出銑口に
耐火物スリーブを装着することを意味している。
【0007】損傷の進んだ耐火物スリーブを交換する場
合、その解体にはある程度の時間が必要であるため、他
方の出銑口から連続して出銑させる可能性が高い。1本
の出銑口からの連続出銑は高炉操業の不安定化を誘発す
る可能性があることが知られており、望ましいこととは
言えない。
【0008】また、使用中の出銑口近傍は、溶銑滓を溜
めた樋があるため非常に暑く、この状態での出銑口解体
および新規耐火物スリーブの装着は危険かつ劣悪な環境
下での作業となり、作業者および使用する装置への負荷
が大きい。
【0009】さらに、耐火物スリーブが出銑口耐火物に
しっかりと固定されていないと、炉内ガスや溶銑滓によ
り炉外へと押し出される恐れがある。また炉外へ押し出
されなくとも耐火物スリーブとその周囲の耐火物との間
に隙間が生じ、そこに溶銑滓が差し込み耐火物スリーブ
の交換が著しく困難になる問題がある。
【0010】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、出銑口に非常に耐食性に優れた耐火組
成物より構成され、かつ出銑口耐火物に強固に固定で
き、出銑時間の大幅な延長を可能とする高炉出銑口用ス
リーブ状耐火物を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】その要旨は、ZrB2を主成
分としてかつ必須成分としてカーボンを含む耐火組成物
よりなる溶銑滓が流れる内孔を有する高炉出銑口用スリ
ーブ状耐火物で、さらにこのスリーブ状耐火物の外周面
に突起を設け、外周面の一部または全部に軸方向にテー
パーを付けた高炉出銑口用スリーブ状耐火物である。
【0012】
【発明の実施の形態】出銑口に装着したスリーブ状耐火
物の熱間での交換作業を防止するには、溶銑滓に対して
耐食性が高い耐火組成物を用いて、当該出銑口の使用期
間(以降キャンペーンと称する)で効果を持続させるこ
とが必要である。本発明のスリーブ状耐火物では、耐火
組成物としてZrB2を主成分とするものを選定した。
【0013】ZrB2は極めて耐食性が高く、高炉樋など溶
銑滓と接する容器の耐火物として、しばしば使用される
アルミナ−SiC −C 質耐火物の10倍以上の耐食性を有す
る。このため、溶銑滓が流れる内孔にこの耐火組成物を
適用することにより、出銑口の口径拡大を長期間に渡り
抑制することができ、1キャンペーンの間に熱間でのス
リーブ状耐火物の交換を不要とすることが可能である。
また、冷間での交換とすることにより、スリーブと出銑
口のセンター合わせが確実にできることも利点の一つで
ある。
【0014】耐火組成物としては、耐食性の面のみを考
えればZrB2単味で構成されたものが理想的であるが、耐
熱衝撃性が低いため、カーボンを含有させて耐熱衝撃性
を向上させたZrB2-Cを使用する。なお、その他の成分に
ついては、耐食性を損なわない程度の範囲で含有するこ
とは差し支えない。また、スリーブ状耐火物全体をZrB2
-Cで構成してもよく、内孔部分のみをZrB2-Cで、外周部
分を異なる耐火組成物で構成してもよい。
【0015】スリーブ状耐火物の形状に関しては、スリ
ーブの内径と長さの選定が重要である。内径は出銑速度
を決定する要素であり、高炉内で生成する溶銑の生成速
度および高炉湯溜まり深さ等からローカルコンディショ
ンに合った内径を選定する必要があるが、40mm〜70mmが
適当である。長さについては、短すぎれば出銑時間延長
効果が小さくなり、逆に長すぎると出銑口への挿入セッ
トが煩雑になるので、300mm〜1000mmの範囲が適当であ
る。
【0016】また本発明のスリーブ状耐火物は高炉出銑
口を構成する耐火物(以降出銑口耐火物と称す)に挿入
セットした後、出銑口耐火物とスリーブ状耐火物の隙間
に不定形耐火物を充填し、出銑口に固定して使用するも
のである。したがって、スリーブ状耐火物は出銑口に強
固に固定されることが重要である。このため、充填する
不定形耐火物との接触面積を増やし、スリーブ状耐火物
を出銑口耐火物に強固に固定するためにスリーブ状耐火
物外周面に突起を設ける。
【0017】スリーブ状耐火物の外周面に設ける突起の
形状については、特に限定しないが、加工性を考慮し
て、螺旋状、リング状にすることが望ましい。また、ス
リーブ状耐火物の外周面の一部または全部に軸方向にテ
ーパーを付けてもよい。テーパーは高炉内側へ向かう先
細りのテーパー、あるいはその逆のテーパーとすること
もできる。また、スリーブ状耐火物の先端の一部にテー
パーを付けてもよい。
【0018】スリーブ状耐火物の出銑口への挿入セット
に際して、比較的に大きな孔を穿孔することができる場
合には、リング状の外周面と逆テーパー形状を組み合わ
せ、出銑口耐火物との隙間に不定形耐火物を充填するこ
とにより、出銑口耐火物へ強固に確実に固定することが
でき、出銑中に炉内ガスや溶銑滓流によってスリーブ状
耐火物が押し出されることはない。
【0019】また、出銑口に、スリーブ状耐火物外径に
対して比較的小さな孔しか開けられない場合は、スリー
ブ外周面を螺旋状に加工するとともに高炉内側へ向かう
先細りのテーパーとし、回転させながら出銑口に挿入す
ることにより、比較的容易に出銑口耐火物に挿入セット
することができる。先細りテーパーのみであれば、先述
した逆テーパー形状よりは出銑口より押し出され易い形
状であるが、外周面を螺旋状に加工しているため、隙間
に圧入された不定形耐火物との接触面積が広く取れ、強
固に出銑口耐火物に固定することができる。
【0020】
【実施例】実施例1 以下に本発明の実施例について説明する。表1に示す耐
火組成物について耐食性と耐熱衝撃性について調査し、
その結果を表1に併記する。本発明例1の耐火組成物は
ZrB2にカーボンが、本発明例2の耐火組成物はZrB2にカ
ーボンと耐食性を損なわない範囲でAl2O3 が添加されて
いる。比較例1の耐火組成物は溶銑容器で一般的に使用
されているアルミナ-SiC-C質れんがで、比較例2の耐火
組成物はZrB2単味のれんがである。耐食性は高炉スラグ
と溶銑を用いて高周波誘導炉で行った耐食性評価試験の
侵食量を、比較例1を 100として指数化したものであ
り、数値が小さいほど耐食性がよいことを示す。また、
耐熱衝撃性は、1000℃の電気炉から出して常温に放置し
た時に生じる亀裂の程度を◎、○、△の記号で示したも
のであり、この順に微細亀裂の発生が多くなる。
【0021】表1に示すように、本発明例1および2
は、耐食性指数が小さいことから耐食性に優れ、耐熱衝
撃性にも優れている。一方、比較例1は耐熱衝撃性は優
れているものの、耐食性に劣っている。また、比較例2
は耐食性は優れているものの、ZrB2単味であるため、耐
熱衝撃性に劣っている。このように、ZrB2単味では高炉
出銑口用スリーブ状耐火物のように、耐食性と耐熱衝撃
性とを兼ね備えていなければならない用途には使用でき
ない。
【0022】
【表1】
【0023】実施例2 図1に本発明に係わるスリーブ状耐火物の一例を示す。
このスリーブ状耐火物1は長さ 500mm、内径60mm、外径
90mm〜100mm で炉内側へ向かう先細りのテーパーが付け
てある。外周面には高さ 7mm、幅30mm、ピッチ50mmの螺
旋状の突起2が設けてある。これは全体をZrB2-C質の耐
火組成物で形成したものである。これを図2に示すよう
に、旧スリーブ状耐火物を解体後、セット具7を出銑口
に深く差し込み、スリーブのセンター位置を決めた状態
で、新しいスリーブ状耐火物をセット具7に挿入しスリ
ーブ状耐火物の位置決めを行い、その後、隙間に不定形
耐火物6を圧入することによりスリーブ状耐火物1を出
銑口耐火物5に固定する。
【0024】不定形耐火物6の圧入方法は、図2に示す
ように、不定形耐火物の圧入ホース9を装着したフラン
ジ8をセット具7に通し、出銑口耐火物5に密着させた
のち非水系バインダーを含有する不定形耐火物6を圧入
する。このようにしてスリーブ状耐火物1を出銑口耐火
物5に固定する。
【0025】また、図3には別形状のスリーブ状耐火物
を示す。このスリーブ状耐火物1は長さ 500mm、内径60
mm、外径 120mm〜140mm で炉外側へ向かう逆テーパーが
付けてある。外周面には高さ10mm、幅30mmのリング状の
突起2が20mm間隔で設けてある。このスリーブ状耐火物
は内孔3の部分にZrB2-C質の耐火組成物からなる厚さ20
mmの円筒10を使用し、その外側の外周部分11にはアルミ
ナ-SiC-C質キャスタブル(アルミナ: 65質量%、SiC:15
質量%、C: 3質量%)を用いて構成されたものである。
このように、スリーブ状耐火物の内孔3の部分にZrB2-C
質の耐火組成物からなる円筒10を使用することによっ
て、溶銑滓が流れる部分の耐食性と耐熱衝撃性を確保す
ることができる。また、外周部分11は溶銑滓と接触しな
いため耐食性は必要なく、耐熱衝撃性のみを有しておれ
ば十分である。
【0026】この形状のスリーブ状耐火物も、図4に示
すように、旧スリーブ状耐火物を解体後、セット具7を
出銑口に深く差し込み、スリーブのセンター位置を決め
た状態で、新しいスリーブ状耐火物をセット具7に挿入
しスリーブ状耐火物の位置決めを行い、その後、隙間に
不定形耐火物6を充填することによりスリーブ状耐火物
1を出銑口耐火物5に固定する。この形状のスリーブ状
耐火物は炉外側へ向かうテーパーが付けてあるため、前
面の出銑口耐火物との隙間が広いため、不定形耐火物6
を圧入しなくとも、奥まで充填することが可能である。
【0027】本発明のスリーブ状耐火物を使用すること
によって、スリーブ状耐火物が出銑中に炉内圧力による
炉内ガスや溶銑滓流によって炉外へ押し出されることな
く、出銑時間を延長するこができる。一例として、本発
明の耐火組成物であるZrB2-C質で形成されたスリーブ状
耐火物を使用したときの出銑速度と出銑時間との関係を
図5に示す。比較例として、従来のマッド材のみの例を
併記している。この図からわかるように、本発明例は溶
銑滓流による損耗が小さいため、出銑開始から終了まで
の出銑速度があまり増加せず、出銑時間も従来の約 140
分に対して約 280分と大幅な出銑時間の延長が可能とな
っている。また、図5には、本発明のスリーブ状耐火物
を使用開始してから10日後の例も記載しているが、この
場合でも200分以上の出銑時間を確保しており、出銑時
間延長効果が長期間に渡って保持されていることがわか
る。出銑時間延長効果は徐々に減じていくものの、出銑
口の使用期間全体で見れば、平均で約25%の出銑時間延
長を実現することができ、これにより1日当たりの出銑
回数も減少し、マッド材の充填回数が減り、その結果と
して比較的高価な耐火物であるマッド材の使用量も約20
%減らすことができている。
【0028】
【発明の効果】上述したところから明らかなように、本
発明の高炉出銑口用スリーブ状耐火物は外周面に突起を
設けているため、出銑口耐火物に強固に固定することが
できるため出銑中に炉内圧力による炉内ガスや溶銑滓流
によって炉外に押し出されることもなく、また、耐食
性、耐熱衝撃性に優れた材質であるため、出銑時間を従
来に比較して平均で約25%延長することができる。した
がって、暑熱環境下での出銑口開孔作業の頻度を低減で
き、比較的高価な耐火物であるマッド材も節約すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の螺旋状の突起を有するスリーブ状耐
火物の形状を示す図である。
【図2】実施例1における出銑口耐火物へのスリーブ状
耐火物の挿入セット方法を説明する図である。
【図3】実施例2のリング状の突起を有するスリーブ状
耐火物の形状を示す図である。
【図4】実施例2における出銑口耐火物へのスリーブ状
耐火物の挿入セット方法を説明する図である。
【図5】実施例における出銑速度と出銑時間との関係を
示す図である。
【符号の説明】
1…スリーブ状耐火物、2…突起、3…内孔、4…高
炉、5…出銑口耐火物、6…不定形耐火物、7…セット
具、8…フランジ、9…不定形耐火物圧入ホース、10…
内孔部分の円筒、11…外周部分。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月4日(1999.3.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 英一郎 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社神 戸製鋼所加古川製鉄所内 Fターム(参考) 4G001 BB03 BB45 BB60 BD04 BD07 BD37 BE31 4K015 EB03 EB09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ZrB2を主成分としてかつ必須成分として
    カーボンを含む耐火組成物よりなることを特徴とする溶
    銑滓が流れる内孔を有する高炉出銑口用スリーブ状耐火
    物。
  2. 【請求項2】 外周面に突起を設け、外周面の一部また
    は全部に軸方向にテーパーを付けた請求項1に記載の高
    炉出銑口用スリーブ状耐火物。
JP11018455A 1999-01-27 1999-01-27 高炉出銑口用スリ―ブ状耐火物 Pending JP2000212616A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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