JP2000184173A - 画像処理方法、装置、画像配付方法、システム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

画像処理方法、装置、画像配付方法、システム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2000184173A
JP2000184173A JP10352619A JP35261998A JP2000184173A JP 2000184173 A JP2000184173 A JP 2000184173A JP 10352619 A JP10352619 A JP 10352619A JP 35261998 A JP35261998 A JP 35261998A JP 2000184173 A JP2000184173 A JP 2000184173A
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淳 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セキュリティの高い、かつ復元の容易な可視
型の電子透かしを画像に埋め込む。 【解決手段】 処理11の初期状態で、画素位置と画素
値で構成される複数の画素からなる原画像と、埋め込む
画像の形状を示す画素位置からなる透かし画像形状情報
と、埋め込み系列としての2進数で表現される所定のシ
リアルビット系列を設定する。処理12では、原画像を
構成する画素の画素位置と透かし画像形状情報とを比較
し、一致したとき処理13にその画素位置情報を送り、
不一致のときはその画素についての処理を終了する。処
理13では、原画像の指定された画素位置の画素値(全
部又は一部)と、上記埋め込み系列としての所定のビッ
ト(又はビット列)を用いた演算処理を行うことによ
り、可視型の電子透かしが埋め込まれた画像を作成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の著作権保
護、画像の改竄防止等のために、画像に電子透かし等の
目視しにくい情報を埋め込むための方法、装置、電子透
かしが埋め込こまれた画像の電子透かしを解除するため
の方法、装置、サーバにおいて電子透かしが埋め込こま
れた画像を作成して、ユーザに配付し、ユーザにおいて
電子透かしを解除する画像配付方法、システム及びそれ
らに用いられるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像をデジタルデータとして扱うデジタ
ル画像には、従来のアナログ画像と比較して、コンピュ
ータ等によって画質を劣化すること無く簡単にコピーで
き、通信回線を通じて電送することができるという特徴
がある。このような特徴により、デジタル画像は安易に
不正コピーされ再配布されてきた。これを防ぐための方
法の一つとして電子透かしと呼ばれる手法がある。電子
透かしには、大きく分類して著作権情報、ユーザ情報等
の透かし情報を目に見えない形で埋め込む不可視型と、
画像上に著作権を保有する会社のロゴ等の透かし画像を
目に見える形で形成する可視型とがある。
【0003】不可視型の電子透かしでは、透かし情報が
埋め込まれているということが、埋め込み画像を一見し
ただけでは認識できない。このため、透かし情報の削除
は行われにくいものの、不正コピー、不正配布は可視型
に比べ行われ易い。但し、例えデジタル画像が不正にコ
ピー又は配布された場合であっても、そのデジタル画像
中には透かし情報が残っているので、透かし情報として
埋め込まれたユーザID等により、不正ユーザを特定す
ることができる。
【0004】不可視型の電子透かしの代表的なものとし
て、入力画像に対し高速フーリエ変換、離散コサイン変
換、ウェーブレット変換等の周波数変換を行い、周波数
領域に透かし情報を加えた後、逆周波数変換を行うこと
により埋め込みを行う手法がある。上記高速フーリエ変
換による手法では、入力画像は、PN系列を加えられて
拡散された後、ブロックに分割される。ブロック毎にフ
ーリエ変換が施され、1ブロックに1ビットの透かし情
報が埋め込まれる。透かし情報が埋め込まれたブロック
は逆フーリエ変換が施され、再び最初と同じPN系列が
加えられて合成画像となる。これは、大西、岡、松
井、”PN系列による画像への透かし署名法”1997
年、暗号と情報セキュリティシンポジウム講演論文集、
SCIS97−26Bに詳しい。
【0005】上記離散コサイン変換による手法は、ブロ
ックに分割し、ブロック毎に離散コサイン変換をする。
1ブロックに1ビットの情報を埋め込んだ後、逆変換を
して合成画像を生成する。これは、中村、小川、高嶋”
ディジタル画像の著作権保護のための周波数領域におけ
る電子透かし方式”1997年、暗号と情報セキュリテ
ィシンポジウム講演論文集、SCIS97−26Aに詳
しい。
【0006】上記ウェーブレット変換による手法は、入
力画像をブロック分割する必要のない手法である。これ
は、石塚、酒井、櫻井、”ウェーブレット変換を用いた
電子すかし技術の安全性と信頼性に関する実験的考察”
1997年、暗号と情報セキュリティシンポジウム講演
論文集、SCIS97.26Dに詳しい。
【0007】また、画素の色相、明度等に演算を施して
電子透かしを埋め込む手法(Digimarc社、米国
特許5,636,292号等)もある。
【0008】一方、上記可視型電子透かしでは、透かし
情報は、デジタル画像上に目で見える形で書き込まれて
いるので、そのままでは利用し辛く、不正コピーや不正
配布を思いとどまらせる効果がある。可視型の電子透か
しの埋め込み方法として、従来、著作権所有者のロゴ等
の著作情報を表した画像の画素値を、原画像の画素値と
置き換えることにより、著作情報を原画像に埋め込むと
いう手法がよく用いられてきた。この手法の欠点として
は、原画像の画素値が失われるため、原画像を復元でき
ないことが挙げられる。
【0009】上述したように、従来の可視型電子透かし
埋め込み手法においては、原画像を復元する方法は用意
されておらず、正規の原画像を得たい場合は、原画像の
全てを再取得する必要があった。
【0010】また、電子透かしの他にデジタル画像の著
作権を保護するための手法として、次のような方法が特
開平9−233455号公報及び米国特許5,491,
563号で提案されている。即ち、画像符号化器の直後
にスクランブル装置を接続して、符号化された入力画像
情報に対してスクランブルを行い、受信者施設へ送る。
受信者施設では、画像復号器の直前にスクランブル解除
装置を接続して、スクランブルの解除を行うものであ
る。
【0011】この手法では、原画像の全てあるいは一部
の画素について、ある鍵に依存した形でスクランブルさ
れるが、スクランブルされた全ての画素値は、画像上に
画素を取り出した部分に埋め戻されるので、鍵を手に入
れることによりスクランブルを解除することが可能とな
っている。しかし、このように画像にスクランブルをか
ける方法では、画像の不正利用は防げるものの、著作権
情報等の情報を画像上に埋め込むことはできず、画像と
は別に著作権情報を配布する必要があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例で説明した
ように、従来の不可視型の電子透かしを著作権保護の目
的で使用した場合、不正再配布が行われ易いという問題
があった。また、可視型の電子透かしにおいては、原画
像を復元する方法が用意されていないという問題があっ
た。また、スクランブルによる方法では、画像の不正利
用は防げるものの、著作権情報を画像上に埋め込むこと
ができず、画像とは別に著作権情報を配布する必要があ
った。上記のような問題により、どの方法も著作権保護
の目的のために使用するには十分なものではなかった。
【0013】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたもので、著作権保護を十分に行うことができるよ
うにすることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による画像処理方法においては、原画像、
透かし画像形状情報、及び埋め込み系列を入力とし、上
記透かし画像形状情報により示される形状内に含まれる
上記原画像の画素の画素値と、上記埋み込み系列との演
算を行うことにより、情報が埋め込まれた画像を作成す
るようにしている。
【0015】また、本発明による画像処理装置において
は、原画像、透かし画像形状情報、及び埋め込み系列を
入力する入力手段と、上記透かし画像形状情報により示
される形状内に含まれる上記原画像の画素の画素値と、
上記埋み込み系列との演算を行うことにより電子透かし
が埋め込まれた画像を作成する演算手段とを設けてい
る。
【0016】また、本発明による他の画像処理方法にお
いては、電子透かしが埋め込まれた画像、透かし画像形
状情報、及び埋め込み系列を入力とし、上記透かし画像
形状情報により示される形状内に含まれる上記電子透か
しが埋め込まれた画像の画素の画素値と、上記埋め込み
系列との演算を行うことにより、上記電子透かしを解除
するようにしている。
【0017】また、本発明による画像配付方法において
は、サーバにおいて、原画像、透かし画像形状情報、及
び埋め込み系列を入力とし、上記透かし画像形状情報に
より示される形状内に含まれる上記原画像の画素の画素
値と、上記埋み込み系列との演算を行うことにより、電
子透かしが埋め込まれた画像を作成し、上記電子透かし
が埋め込まれた画像、上記透かし画像形状情報及び埋め
込み系列をユーザに配付し、上記ユーザにおいて、上記
透かし画像形状情報により示される形状内に含まれる上
記電子透かしが埋め込まれた画像の画素の画素値と上記
埋め込み系列との演算を行うことにより上記電子透かし
を解除するようにしている。
【0018】また、本発明による他の画像処理装置にお
いては、電子透かしが埋め込まれた画像、透かし画像形
状情報、及び埋め込み系列を入力する入力手段と、上記
透かし画像形状情報により示される形状内に含まれる上
記電子透かしが埋め込まれた画像の画素の画素値と、上
記埋み込み系列との演算を行うことにより上記電子透か
しを解除する演算手段とを設けている。
【0019】また、本発明による画像配付システムにお
いては、原画像、透かし画像形状情報及び埋め込み系列
を入力する入力手段と、上記透かし画像形状情報により
示される形状内に含まれる上記原画像の画素の画素値
と、上記埋み込み系列との演算を行うことにより電子透
かしが埋め込まれた画像を作成する演算手段とを有する
サーバと、上記電子透かしが埋め込まれた画像、上記透
かし画像形状情報及び埋め込み系列をユーザに配付する
配付手段と、上記電子透かしが埋め込まれた画像、透か
し画像形状情報及び埋め込み系列を入力する入力手段
と、上記透かし画像形状情報により示される形状内に含
まれる上記電子透かしが埋め込まれた画像の画素の画素
値と上記埋め込み系列との演算を行うことにより上記電
子透かしを解除する演算手段とを有するユーザとを設け
ている。
【0020】また、本発明による記憶媒体においては、
原画像、透かし画像形状情報、及び埋め込み系列を入力
する処理と、上記透かし画像形状情報により示される形
状内に含まれる上記原画像の画素の画素値と、上記埋み
込み系列との演算を行うことにより電子透かしが埋め込
まれた画像を作成する処理とを実行するためのプログラ
ムを記憶している。
【0021】また、本発明による他の記憶媒体において
は、電子透かしが埋め込まれた画像、透かし画像形状情
報、及び埋め込み系列を入力する処理と、上記透かし画
像形状情報により示される形状内に含まれる上記電子透
かしが埋め込まれた画像の画素の画素値と、上記埋み込
み系列との演算を行うことにより上記電子透かしを解除
する処理とを実行するためのプログラムを記憶してい
る。
【0022】さらに、本発明による他の記憶媒体におい
ては、原画像、透かし画像形状情報及び埋め込み系列を
入力する処理と、上記透かし画像形状情報により示され
る形状内に含まれる上記原画像の画素の画素値と、上記
埋み込み系列との演算を行うことにより電子透かしが埋
め込まれた画像を作成する処理と、上記電子透かしが埋
め込まれた画像、上記透かし画像形状情報及び埋め込み
系列をユーザに配付する処理と、上記電子透かしが埋め
込まれた画像、透かし画像形状情報及び埋め込み系列を
入力する処理と、上記透かし画像形状情報により示され
る形状内に含まれる上記電子透かしが埋め込まれた画像
の画素の画素値と上記埋め込み系列との演算を行うこと
により上記電子透かしを解除する処理とを実行するため
のプログラムを記憶している。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に
よる電子透かし埋め込み方法の処理を示すフローチャー
トである。図1において、まず、処理11の初期状態
で、画素位置と画素値で構成される複数の画素からなる
原画像と、埋め込む画像の形状を示す画素位置からなる
透かし画像形状情報と、埋め込み系列としての2進数で
表現される所定のシリアルビット系列を設定する。
【0024】次に処理12において、原画像を構成する
画素の画素位置と透かし画像形状情報との比較処理を行
い、一致したとき、処理13にその画素位置情報を送
り、不一致のとき、その画素についての処理を終了す
る。処理13では、原画像の指定された画素位置の画素
値(全部又は一部)と、上記埋め込み系列としての所定
のビット(又はビット列)を用いた演算処理を行う。こ
の演算処理としては、排他的論理和やモジュロ加算、モ
ジュロ乗算等の可逆な演算は全て含まれる。
【0025】次に、処理14で埋め込み処理を行い、処
理13に送られた画素位置の画素値としての演算結果を
出力する。尚、上記の各処理は、各画素毎に順次行うよ
うにしてもよく、また、並列に行うようにしてもよい。
【0026】本実施の形態によれば、原画像に対して透
かし画像形状情報に応じた変形を加えることができる。
この変形は、前述の不可視型電子透かしと異なり、画素
値を処理13の演算結果に応じて大きく変えるので、目
に見える可視型透かしとなる。従って、本実施の形態に
よって生成される画像を、以下の説明では可視型電子透
かし埋め込み済み画像と呼ぶものとする。
【0027】上記可視型電子透かし埋め込み済み画像
は、次に説明する第2の実施の形態による復号法により
復元可能であり、透かし画像形状が著作権者のロゴ等の
意味のある情報であれば、単なる画像スクランブルと異
なる著作権情報保護の効果を実現することができる。
【0028】図2は、本発明の第2の実施の形態による
電子透かし解除方法を示すフローチャートである。図2
において、まず処理21の初期状態で、画素位置と画素
値で構成される複数の画素からなる可視型電子透かし埋
め込み済み画像と、埋め込む画像の形状を示す画素位置
からなる透かし画像形状情報と、第1の実施の形態で埋
め込みに用いたものと同じ埋め込み系列としてのシリア
ルビット系列を設定する。
【0029】次に処理22において、電子透かし埋め込
み済み画像を構成する画素の画素位置と透かし画像形状
情報との比較処理を行い、一致したとき、処理23にそ
の画素位置情報を送り、不一致のとき、その画素につい
ての処理を終了する。
【0030】処理23では、原画像の指定された画素位
置の画素値(全部又は一部)と、埋め込み系列の所定の
ビット(又はビット列)とを用いた演算処理を行う。こ
こで、演算処理は透かし埋め込み時に用いられた演算の
逆演算である。例えば排他的論理和により、電子透かし
が埋め込まれている場合は、再び排他的論理和を演算す
ることによって、原画像の画素の画素値が復元される。
処理24では、処理23に送られた画素位置の画素値と
して演算結果を出力する。尚、上記の各処理は、各画素
毎に順次行うようにしてもよく、また、並列に行うよう
にしてもよい。
【0031】本実施の形態によれば、第1の実施の形態
によって生成された可視型電子透かし埋め込み済み画像
を原画像に復元することができる。
【0032】図3は、第1の実施の形態の演算処理とし
て暗号処理を用いた場合の本発明の第3の実施の形態に
よる電子透かし埋め込み方法を示すフローチャートであ
る。
【0033】本実施の形態は、処理33以外は、第1の
実施の形態の図1と同じである。従って、処理33につ
いてのみ説明する。処理33は、原画像の指定された、
画素位置に対して暗号化を行う。この場合、埋め込み系
列は暗号鍵又は暗号鍵を生成するための初期値として用
いることができる。暗号方式としては、例えばDES
(池野、小山、”現代暗号理論”、電子情報通信学会)
を用い、各画素値が8bitの値で示される場合、指定
された画素位置を8画素位置毎に分割し、その画素値を
並べた64bit毎に上記DESによる暗号化を行う。
【0034】このとき、埋め込み系列から所定の56b
itを鍵として用いる(さらに、8bitのパリティを
付加する)。DESからの出力は入力と同じ64bit
であるので、その出力を8bit毎に分割し、各々入力
として用いた8つの画素位置の画素値として出力する。
【0035】また、DESをストリーム暗号として用い
る場合は、入力系列を鍵、及び初期値として、DESの
CBCモードによって疑似乱数を発生させ8bit毎に
指定された画素位置の画素値として出力することができ
る。この場合、発生させる疑似乱数のビット数は指定さ
れた画素位置に必要な画素値の数であり、その数になれ
ば終了する。これにより、原画像の復元に必要な大部分
の情報は、電子透かし埋め込み済み画像上にあり、画像
復元時には、鍵等を表す短いビット列である埋め込み系
列を用いればよい埋め込み方法が実現される。
【0036】図4は、上記第3の実施の形態によって埋
め込まれた電子透かしを解除するための、本発明の第4
の実施の形態による電子透かし解除方法を示すフローチ
ャートである。本実施の形態は、処理43以外は、第3
の実施の形態の図3と同じである。従って、処理33に
ついてのみ説明する。処理43は、電子透かし埋め込み
済み画像の指定された画素位置に対して復号を行う。こ
の場合、埋め込み系列は、埋め込みに用いた暗号鍵に対
応する復号鍵又は復号鍵を生成するための初期値として
用いることができる。
【0037】本実施の形態によれば、DESからの出力
を透かし埋め込み時と同じ画素位置で8bit毎に分割
し出力する。これにより、図3の電子透かし埋め込み方
法により埋め込まれた電子透かしの解除を行うことがで
きる。
【0038】本実施の形態では、暗号化方式としてDE
Sを例に挙げたが、他の共通鍵暗号方式、例えば、FE
AL、IDEA、RC2、RC4、RC5、MIST
Y、シーザー型暗号、ビジネル暗号・ビューフォート暗
号、プレイフェア暗号、ヒル暗号、バーナム暗号等を用
いることもできる。
【0039】図5は本発明の第5の実施の形態を示すも
ので、第1の実施の形態の電子透かし埋め込み方法を用
いて構成した電子透かし埋め込み装置及び第2の実施の
形態の電子透かし解除方式を用い構成した電子透かし解
除装置を使用したネットワークによるデジタル画像配布
システムを示すものである。本システムは、原画像に電
子透かしを埋め込みユーザに供給するサーバ51と、画
像をサーバより購入するユーザ52と、サーバ51とユ
ーザ52の間で情報の交換を行うインターネットに代表
される配布手段58とからなる。
【0040】サーバ51は、原画像、電子透かし埋め込
み済み画像、透かし画像形状情報及び埋め込み系列を保
存しておく記憶装置53と、第1の実施の形態の電子透
かし埋め込み方法を用いて構成した電子透かし埋め込み
装置54とからなる。
【0041】ユーザ52は、取得した電子透かし埋め込
み済み画像、透かし画像形状情報、入力系列及び電子透
かしを解除した画像を保存する記憶装置55と、第2の
実施の形態の電子透かし解除方法を用いて構成した電子
透かし解除装置56と、画像表示装置57とからなる。
【0042】サーバ51である画像販売者は、記憶装置
53に原画像、透かし画像形状情報、及び埋め込み系列
を保持している。それらのデータを電子透かし埋め込み
装置54に入力して電子透かし埋め込み済み画像を得、
記憶装置53に保存する。透かし画像形状は、例えば著
作者を表すロゴの形状をしているものとする。この場
合、埋め込み系列は、各々のユーザ(画像購入者)に固
有である場合、共通である場合、その他ユーザ、サー
バ、画像によって様々な場合が考えられる。
【0043】電子透かしの不正解除を妨げるため、ユー
ザ同士の埋め込み系列の交換、譲渡を防ぎ、またある画
像の埋め込み系列により他の画像の電子透かしを解除す
ることを防ぐため、同じ埋め込み系列で電子透かしを埋
め込んだ数種類の画像を比較することにより埋め込み系
列が割り出されることを防ぐため等の理由から、配布を
行うたびに埋め込み系列を生成すること、つまり、全て
の配布画像毎に埋め込み系列を変えることがサーバにと
って有利である。
【0044】電子透かし埋め込み済み画像は、ユーザ5
2からの要求によって配布手段58により配布され、ユ
ーザ52の記憶装置55に保存される。ユーザ52は、
保存した画像を画像表示装置57で確認し、必要であれ
ば、サーバ51と契約及び/又は料金の支払い等の必要
な手続きを行う。
【0045】手続き終了後、サーバ51は、記憶装置5
3に保存してある透かし画像形状情報、埋め込み系列を
配布手段58を通じてユーザ52に配布する。ユーザ5
2は、一旦記憶装置55に保存した後、電子透かし埋め
込み済み画像と共に電子透かし解除装置56に入力して
原画像を復元する。
【0046】本実施の形態では、一般的な方法として埋
め込み情報配布前に契約等手続きを行う旨述べたが、透
かし埋め込み済み画像の配布時等、他のタイミングにお
いても手続きが行われる場合も考えられる。また、課金
方法としては、電子マネー等のネットワーク上で行うも
のの他に、クレジットカード及び現金等の一般的なもの
も可能である。また、電子透かしを埋め込まれた画像や
埋め込み系列等、通信路上に送信されるデータは、一般
的な通信路暗号化方式により暗号化されて送信される場
合もある。
【0047】図6は、本発明の第6の実施の形態を示す
もので、第3の実施の形態の電子透かし埋め込み方法を
用いて構成した電子透かし埋め込み装置の暗号化装置及
び電子透かし解除装置の復号装置に、RSA等の公開鍵
暗号方式を用いて構成したネットワークによるデジタル
画像配布システムを示すものである。本システムにおい
ては、デジタル画像が配布される以前に、印刷物、記録
媒体、ネットワーク、口頭、その他の方法で契約及び/
又は課金が行われているものとする。
【0048】図6において、上記第5の実施の形態でサ
ーバが埋め込み系列(共通鍵)を保有していたのと異な
り、ユーザ63が鍵生成部69で公開鍵と秘密鍵の対を
作成する。公開鍵は、ネットワークを通して、認証局6
2の公開鍵記憶装置66に、秘密鍵はユーザ63が保有
する記憶装置68に各々保存される。
【0049】サーバ61は、ユーザ63との契約に従っ
て、認証局62の公開鍵記憶装置66よりユーザ63の
公開鍵を取り出し、これを埋め込み系列の一部或いは全
部とし、記憶装置64の原画像、透かし形状情報と共に
電子透かし埋め込み装置65に入力し、電子透かし埋め
込み済み画像を得て、記憶装置64に一時保存する。こ
の画像は配布手段71を通じてユーザ63に配布され、
記憶装置60に保存してある秘密鍵を一部或いは全部と
する系列と共に、電子透かし解除装置58に入力され、
電子透かしが解除される。
【0050】ユーザの公開鍵を用いて電子透かしを埋め
込んだ画像をユーザに配布することにより、このユーザ
の持つ秘密鍵を用いなければ透かし画像を取り除くこと
はできない。また、秘密鍵はインターネット上に送信さ
れず、ユーザ63のローカルな環境のみに存在するの
で、インターネット上に多数存在する悪意の攻撃者に電
子透かしの入っていない画像が渡ることを防ぐ効果があ
る。
【0051】また、暗号化を原画像全体に行う方法に比
べて暗号化及び復号に必要な時間が短くなる。また、上
記第4の実施の形態の電子透かし埋め込み方式と組み合
わせ、二重或いは部分毎に共通鍵暗号方式と公開鍵暗号
方式による電子透かしを埋め込むという方式も考えられ
る。
【0052】図7は、本発明の第7の実施の形態を示す
もので、原画像に不可視の電子透かしを埋め込み、さら
に、第1の実施の形態の電子透かし埋め込み方法を用い
て構成した装置により、可視の電子透かしを埋め込むよ
うにしたを特徴とした画像配布システムを示すものであ
る。
【0053】本システムは、原画像に電子透かしを埋め
込みユーザに供給するサーバ81、画像をサーバより購
入するユーザ82、原画像、電子透かし埋め込み済み画
像、透かし画像形状情報及び埋め込み系列を保存してお
く記憶装置83、不可視型電子透かしを埋め込む不可視
透かし埋め込み装置84、第1の実施の形態の電子透か
し埋め込み方法を用いて構成した可視透かし埋め込み装
置85を有する。
【0054】さらに、取得した電子透かし埋め込み済み
画像、透かし画像形状情報、埋め込み系列、電子透かし
を解除した画像を保存する記憶装置86、第3の実施の
形態の方法を用いて構成した電子透かし解除装置87、
画像表示装置88、サーバ81とユーザ82の間で情報
の交換を行うインターネットに代表される配布手段89
を有する。
【0055】サーバ81である画像販売者は、記録装置
83に原画像、透かし画像形状情報、可視透かしとして
埋め込む埋め込み系列、及び不可視透可視として埋め込
む情報を保持している。原画像と不可視透かしとして埋
め込む情報を不可視透かし埋め込み装置84に入力し、
不可視透かし埋め込み済み画像を得る。不可視の透かし
埋め込み済み画像は見た目には原画像と全く同じであ
る。
【0056】不可視透かし埋め込み済み画像は、記憶装
置83に保持している透かし画像形状情報、埋め込み系
列と共に可視透かし埋め込み装置85に入力され、不可
視及び可視透かし埋め込み済み画像が出力され、記憶装
置83に保存される。尚、ユーザ側の処理については、
第4の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
【0057】ユーザ側で可視透かしを取り除いた画像は
原画像と見た目には同一なので、原画像と同等に利用で
きる。見た目には同一であるが不可視透かしとして埋め
込まれた情報は残っているので、情報を抽出する装置を
用いることにより、不可視透かしとして埋め込まれた埋
め込み情報を抽出し利用することができる。不正使用さ
れた画像が発見されたときに、サーバ或いは警察機関等
が情報を抽出するのが一般的と考えられる。
【0058】これによって、不正再配布、不正使用等を
十分防ぐことができ、かつ可視電子透かしの正式あるい
は不正解除後も、不可視の電子透可視により埋め込まれ
ている情報により一定レベルのセキュリティを保つこと
ができる画像配布システムを実現できる。
【0059】次に本発明の他の実施の形態としての記憶
媒体について説明する。本発明の目的は、ハードウェア
構成により達成することも可能であり、また、CPUと
メモリとで構成されるコンピュータシステムで達成する
こともできる。本発明をコンピュータシステムで構成す
る場合、上記メモリは本発明による記憶媒体を構成す
る。
【0060】即ち、上述した各実施の形態において説明
した図1〜図4のフローチャートによる動作を実行する
ためのソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶
媒体をシステムや装置で用い、そのシステムや装置のC
PUが上記記憶媒体に格納されたプログラムコードを読
み出し、実行することにより、本発明の目的を達成する
ことができる。
【0061】また、この記憶媒体としては、ROM、R
AM等の半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、
磁気媒体等を用いてよく、これらをCD−ROM、フロ
ッピィディスク、磁気媒体、磁気カード、不揮発性メモ
リカード等に構成して用いてよい。
【0062】従って、この記憶媒体を図5〜図7に示し
たシステムや装置以外の他のシステムや装置で用い、そ
のシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し、実行することによ
っても、前述した各実施の形態と同等の機能を実現でき
ると共に、同等の効果を得ることができ、本発明の目的
を達成することができる。
【0063】また、コンピュータ上で稼働しているOS
等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体
から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに
挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された
拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能ボ
ードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一部
又は全部を行う場合にも、各実施の形態と同等の機能を
実現できると共に、同等の効果を得ることができ、本発
明の目的を達成することができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原画像、透かし画像形状情報、及び埋め込み系列を入力
とし、透かし画像形状情報によって示される透かし画像
の形状内に含まれる原画像の画素の画素値と、埋み込み
系列との演算を行うことにより、セキュリティの高い可
視型電子透かしを原画像に埋め込むことができ、著作権
の保護を十分行うことができる。
【0065】また、電子透かしが埋め込まれた画像と透
かし形状情報とを上記と逆演算することにより、電子透
かしを解除して原画像を復元することができる。
【0066】さらに、可視型電子透かしが埋め込まれた
画像を作成して、配付するシステムを実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による電子透かし埋
め込み方法を示すフローチャートである。
【図2】本発明の第2の実施の形態による電子透かし解
除方法を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第3の実施の形態による電子透かし埋
め込み方法を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第4の実施の形態による電子透かし解
除方法を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第5の実施の形態による上記電子透か
し埋め込み方法を用いたネットワークによるデジタル画
像配布システムのブロック図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態による上記電子透か
し埋め込み方法を用いたネットワークによるデジタル画
像配布システムのブロック図である。
【図7】本発明の第6の実施の形態による可視型電子透
かしと不可視型電子透かしをを埋め込むようにしたネッ
トワークによるデジタル画像配布システムのブロック図
である。
【符号の説明】
51、61、81 サーバ 52、63、82 ユーザ 53、55、64、68、83 記憶装置 54、65 電子透かし埋め込み装置 56、70 電子透かし解除装置 57、67、88 画像表示装置 58、71、89 配付手段 62 認証局 66 公開鍵記憶装置 69 鍵生成部 84 不可視透かし埋め込み装置 85 可視透かし埋め込み装置 86 画像記憶装置 87 可視透かし解除装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA20 CA20 CB20 CC01 CE20 DA20 DC31 5C075 AB00 EE02 EE03 5C076 AA14 5J104 AA07 AA14 EA19 JA03 JA21 KA01 MA01 PA14

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像、透かし画像形状情報及び埋め込
    み系列を入力とし、上記透かし画像形状情報により示さ
    れる形状内に含まれる上記原画像の画素の画素値と、上
    記埋み込み系列との演算を行うことにより、情報が埋め
    込まれた画像を作成するようにしたことを特徴とする画
    像処理方法。
  2. 【請求項2】 上記演算に共通鍵暗号方式による暗号化
    処理を用いることを特徴とする請求項1記載の画像処理
    方法。
  3. 【請求項3】 上記演算に公開鍵暗号方式による暗号化
    処理を用いることを特徴とする請求項1記載の画像処理
    方法。
  4. 【請求項4】 上記原画像が、不可視型電子透かしが埋
    め込まれている画像であることを特徴とする請求項1記
    載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 上記電子透かしが埋め込まれた画像、上
    記透かし画像形状情報及び埋め込み系列を出力すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 原画像、透かし画像形状情報、及び埋め
    込み系列を入力する入力手段と、 上記透かし画像形状情報により示される形状内に含まれ
    る上記原画像の画素の画素値と、上記埋み込み系列との
    演算を行うことにより電子透かしが埋め込まれた画像を
    作成する演算手段とを設けたことを特徴とする画像処理
    装置。
  7. 【請求項7】 上記演算に共通鍵暗号方式による暗号化
    処理を用いることを特徴とする請求項6記載の画像処理
    装置。
  8. 【請求項8】 上記演算に公開鍵暗号方式による暗号化
    処理を用いることを特徴とする請求項6記載の画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 上記原画像が、不可視型電子透かしが埋
    め込まれている画像であることを特徴とする請求項6記
    載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 上記電子透かしが埋め込まれた画像、
    上記透かし画像形状情報及び埋め込み系列を出力する出
    力手段を設けたことを特徴とする請求項6記載の画像処
    理装置。
  11. 【請求項11】 電子透かしが埋め込まれた画像、透か
    し画像形状情報及び埋め込み系列を入力し、上記透かし
    画像形状情報により示される形状内に含まれる上記電子
    透かしが埋め込まれた画像の画素の画素値と、上記埋め
    込み系列との演算を行うことにより上記電子透かしを解
    除するようにしたことを特徴とする画像処理方法。
  12. 【請求項12】 上記演算に共通鍵暗号方式による暗号
    化処理を用いることを特徴とする請求項11記載の画像
    処理方法。
  13. 【請求項13】 上記演算に公開鍵暗号方式による暗号
    化処理を用いることを特徴とする請求項11記載の画像
    処理方法。
  14. 【請求項14】 サーバにおいて、原画像、透かし画像
    形状情報、及び埋め込み系列を入力とし、上記透かし画
    像形状情報により示される形状内に含まれる上記原画像
    の画素の画素値と、上記埋み込み系列との演算を行うこ
    とにより、電子透かしが埋め込まれた画像を作成し、こ
    の電子透かしが埋め込まれた画像、上記透かし画像形状
    情報及び埋め込み系列をユーザに配付し、上記ユーザに
    おいて、上記透かし画像形状情報により示される形状内
    に含まれる上記電子透かしが埋め込まれた画像の画素の
    画素値と上記埋め込み系列との逆演算を行うことによ
    り、上記電子透かしを解除するようにしたことを特徴と
    する画像配付方法。
  15. 【請求項15】 電子透かしが埋め込まれた画像、透か
    し画像形状情報及び埋め込み系列を入力する入力手段
    と、上記透かし画像形状情報により示される形状内に含
    まれる上記電子透かしが埋め込まれた画像の画素の画素
    値と、上記埋め込み系列との演算を行うことにより上記
    電子透かしを解除する演算手段を設けたことを特徴とす
    る画像処理装置。
  16. 【請求項16】 上記演算に共通鍵暗号方式による暗号
    化処理を用いることを特徴とする請求項15記載の画像
    処理装置。
  17. 【請求項17】 上記演算に公開鍵暗号方式による暗号
    化処理を用いることを特徴とする請求項15記載の画像
    処理装置。
  18. 【請求項18】 原画像、透かし画像形状情報及び埋め
    込み系列を入力する入力手段と、上記透かし画像形状情
    報により示される形状内に含まれる上記原画像の画素の
    画素値と、上記埋み込み系列との演算を行うことにより
    電子透かしが埋め込まれた画像を作成する演算手段とを
    有するサーバと、 上記電子透かしが埋め込まれた画像、上記透かし画像形
    状情報及び埋め込み系列をユーザに配付する配付手段
    と、 上記電子透かしが埋め込まれた画像、透かし画像形状情
    報及び埋め込み系列を入力する入力手段と、上記透かし
    画像形状情報により示される形状内に含まれる上記電子
    透かしが埋め込まれた画像の画素の画素値と上記埋め込
    み系列との逆演算を行うことにより、上記電子透かしを
    解除する演算手段とを有するユーザとを備えたことを特
    徴とする画像配付システム。
  19. 【請求項19】 原画像、透かし画像形状情報、及び埋
    め込み系列を入力する処理と、 上記透かし画像形状情報により示される形状内に含まれ
    る上記原画像の画素の画素値と、上記埋み込み系列との
    演算を行うことにより電子透かしが埋め込まれた画像を
    作成する処理とを実行するためのプログラムを記憶した
    コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  20. 【請求項20】 電子透かしが埋め込まれた画像、透か
    し画像形状情報及び埋め込み系列を入力する処理と、 上記透かし画像形状情報により示される形状内に含まれ
    る上記電子透かしが埋め込まれた画像の画素の画素値
    と、上記埋め込み系列との演算を行うことにより上記電
    子透かしを解除する処理とを実行するためのプログラム
    を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  21. 【請求項21】 原画像、透かし画像形状情報及び埋め
    込み系列を入力する処理と、 上記透かし画像形状情報により示される形状内に含まれ
    る上記原画像の画素の画素値と、上記埋み込み系列との
    演算を行うことにより電子透かしが埋め込まれた画像を
    作成する処理と、 上記作成された電子透かしが埋め込まれた画像、上記透
    かし画像形状情報及び埋め込み系列をユーザに配付する
    処理と、 上記透かし画像形状情報により示される形状内に含まれ
    る上記電子透かしが埋め込まれた画像の画素の画素値
    と、上記埋め込み系列との逆演算を行うことにより、上
    記電子透かしを解除する処理とを実行するためのプログ
    ラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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