JP2000183785A - Cdma伝送方式のパスサーチ回路 - Google Patents

Cdma伝送方式のパスサーチ回路

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JP2000183785A
JP2000183785A JP10362128A JP36212898A JP2000183785A JP 2000183785 A JP2000183785 A JP 2000183785A JP 10362128 A JP10362128 A JP 10362128A JP 36212898 A JP36212898 A JP 36212898A JP 2000183785 A JP2000183785 A JP 2000183785A
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治 比企野
Shigeyuki Sudo
茂幸 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CDMA伝送方式のパスサーチにおいて、拡散
符号を逆拡散し最もレベルの大きいパスを選択し同期の
タイミングを獲得する必要がある。特に、長周期の拡散
符号を逆拡散するため、複数の部分相関を用いる場合、
フェージングの影響により、パスの誤検出をする可能性
がある。 【解決手段】複数のマッチドフィルタによる部分相関値
と各相関値での相関ピーク数を検出し、各部分相関値の
平均相関値で遅延プロファイルを作成することにより、
フェージングによる最大のレベルを有するパスの誤検出
を回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトラム拡散
通信方式を利用したCDMA(符号分割多重接続)無線
通信受信装置において、受信信号に含まれる複数のパス
の中から、最もレベルの高いパスを検出し、同期タイミ
ングを捕捉する手段、及び、その回路に関する。
【0002】
【従来の技術】スペクトラム拡散通信方式は、伝達する
情報に拡散符号を掛け合わせることにより、その情報そ
のものが持つ周波数帯域よりも遥かに広い帯域の信号と
して送信し、受信側では、受信信号に含まれる拡散符号
に同期した逆拡散用の符号を掛け合わせる事により元の
情報を再生する通信方式である。スペクトラム拡散通信
方式は、秘匿性、耐干渉性、耐雑音性、多元接続による
周波数利用効率に優れるという特徴を有する。
【0003】近年、上記スペクトラム拡散通信方式を利
用したCDMA方式のデジタル移動通信システムへの適
用が注目されている。ところで、上記したように、この
通信方式では、受信信号を逆拡散する際に、拡散符号と
逆拡散符号の同期を確立することが必要である。そし
て、この逆拡散は、複数のパスから、最もレベルの大き
いパスに対して行われる。さらに、このパスサーチ、及
び、同期確立は、高速に行なう必要がある。この条件を
満たすために、従来より、マッチドフィルタが、同期タ
イミングを獲得する手段として広く用いられている。マ
ッチドフィルタは、拡散符号が高速で、且つ、長周期の
符号であっても、比較的短時間に同期を確立することが
できる。
【0004】ところが、一般に長周期の符号の相関をと
るマッチドフィルタを用いると、回路規模が大型化する
という欠点を有している。デジタルマッチドフィルタで
は、拡散符号のチップ長に等しい深さのシフトレジスタ
とチップ長と同数の乗算器を必要とするため、チップ長
を長くすると、回路規模が増大する。また、弾性表面波
(SAW)マッチドフィルタは、拡散符号長とデバイス
サイズが略比例関係にあるため、サイズの制限から、S
AWマッチドフィルタの適用できる符号長が制限され
る。
【0005】例えば、次世代のCDMAシステムでは、
スロット/シンボルタイミングを獲得するために、とま
り木チャネルのサーチコードシンボルを検出し、同期を
捕捉することが必要である。
【0006】サーチコードシンボルの同期は、ファース
トサーチコードと呼ばれる、コード長256チップのGo
ldコードが、拡散符号として用いられる。これは、チッ
プレートが4.096Mcpsの場合、 SAWマッチドフィルタ
を用いると、18~20センチメートルのデバイスサイズに
なってしまい実用的でない。そのため、拡散符号の一周
期全てを用いるのではなく、一部のみを使用して相関演
算を行なう方法が提案されている。
【0007】例えば、特開平7−297805では、受
信信号に含まれる拡散符号と、その拡散符号の一部と整
合するマッチドフィルタとの部分相関値のなかから、同
期候補タイミングを検出し、複数周期に渡り、累積加算
した結果から、同期タイミングを検出する方法が取られ
ている。
【0008】上記、公知例によれば、部分相関とったこ
とによる、S/Nの劣化や、フェージングによる同期タ
イミングの誤検出の確率を減じ、また、回路規模を小型
化することができるという効果がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した方
法では、複数周期に渡り、相関値の累積加算を行なうた
め、同期捕捉時間が長大化するという欠点がある。
【0010】本発明は、上述の問題に着目してなされた
ものであり、マッチドフィルタによる部分相関を用いた
同期捕捉方法の改善を行なうものである。
【0011】本発明の第一の目的は、同期捕捉時間の短
縮である。
【0012】また、本発明の第二の目的は、フェージン
グ環境のもとでも、正確な同期タイミングを与える事で
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、拡散符号の中から複数の部分系列を選択し、前記複
数の各部分系列に対し、一対一に対応し、該拡散符号と
の相関において、それぞれの部分系列の位置に部分相関
の相関ピークを有する複数のマッチドフィルタ手段と、
各マッチドフィルタの部分相関の出力のうち、所定のし
きい値と比較し、ピークの検出をおこなうための比較手
段と、各マッチドフィルタの部分相関の出力、及び、ピ
ーク検出のための比較手段の出力を、部分系列の位置で
決定される所定の時間だけ、遅延するための遅延制御手
段と、前記遅延制御された各マッチドフィルタの部分相
関の出力、及び、ピーク検出のための比較手段の出力
を、合成する為の加算手段と、前記、合成された各マッ
チドフィルタの部分相関の出力、及び、ピーク検出のた
めの比較手段の出力からパスを選択するパス選択回路を
具備することにより、各部分相関値の平均相関値で遅延
プロファイルを作成し、フェージングによるパスの誤検
出を回避することとした。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図を用い
て説明する。なお、実施例を説明する全図において、同
一機能を有するものは同一符号を付ける。
【0015】図1は本発明の第一実施例のCDMA伝送
方式のパスサーチ回路の構成を説明する図である。拡散
符号により拡散されているスペクトラム拡散信号は、ア
ンテナ1により受信され、N個のマッチドフィルタ2−
1から2−Nに入力される。ここで、 N個のマッチド
フィルタ2−1から2−Nは、それぞれ、拡散符号から
部分的に抽出された部分系列で構成されるタップ係数を
有し、拡散符号との部分相関を行なう。前記、それぞれ
の部分系列は、拡散符号との相関において、部分系列が
抽出された部分で相関の最大値を示し、それ以外の部分
に関しては、できるだけ相関の小さくなるように、抽出
する部分系列を選択する。
【0016】マッチドフィルタ2−1から2−Nのそれ
ぞれの相関出力の一方は、それぞれ、比較回路3−1か
ら3−Nで、所定のしきい値と比較される。比較回路3
−1から3−Nは、マッチドフィルタ2−1から2−N
の相関出力が、前記所定のしきい値よりも大きい場
合、"1"を、小さい場合"0"のピーク検出信号を遅延制御
回路4−1に出力する。同時に、マッチドフィルタ2−
1から2−Nそれぞれの他方の相関出力は、遅延制御回
路4−2に出力される。
【0017】遅延制御回路4−1は、後述する部分系列
1からNの位置に応じた所定の遅延を与えることによ
り、比較回路3−1から3−Nの出力を加算回路5−1
で合成する。同様に、遅延制御回路4−2は、マッチド
フィルタ2−1から2−Nの部分相関出力を、それぞ
れ、所定の時間遅延させ、乗算回路9−1から9−Nに
おいて、それぞれ、遅延制御回路4−1で検出されたピ
ーク判定値と掛け合わされた後加算回路5−2で合成す
る。
【0018】以上により、拡散符号のマッチドフィルタ
2−1から2−Nにおける部分相関の合成相関値が加算
回路5−2から時系列で出力されると同時に、各合成相
関値に対応して、上記拡散符号と各マッチドフィルタ2
−1から2−Nの部分相関出力のうち、比較回路3−1
から3−Nのしきい値よりも大きい部分相関出力の数
(以下、相関ピーク数と呼ぶ)が計数され、時系列で加
算回路5−1から出力される。なお、遅延制御回路4−
1と4−2、及び、加算回路5−1と5−2は、それぞ
れ、共通とすることも可能である。
【0019】除算回路6は、加算回路5−1から出力さ
れる相関ピーク数がN/2以上N以下の整数である場
合、加算回路5−2から出力される合成相関出力を相関
ピーク数で割った値を出力し、相関ピーク数がN/2よ
り小さい整数である場合0を出力し、各部分相関値のピ
ークの平均相関値を算出する。パス選択回路7は、除算
回路6からの出力、及び、タイマ8から得られる相関出
力の遅延プロファイルから、最も大きなレベルを与える
パスを選択し、その最大レベルのパスのタイミングを出
力端子100より出力する。
【0020】図2を用いて、マッチドフィルタ2−1か
ら2−N、及び、加算回路5−2の出力と拡散符号の関
係を説明する。部分系列1から部分系列Nは、拡散符号
の中から選択された部分系列である。前述したように、
それぞれの部分系列は、拡散符号との相関において、部
分系列が抽出された部分以外の部分に関しては、できる
だけ相関値が小さくなるように、選択されている。
【0021】マッチドフィルタ2−1,2−2,...,
2−Nは、それぞれ、部分系列1,2,...,Nのタップ
を有するマッチドフィルタであるため、拡散符号との相
関において、それぞれ、部分系列1,2,...,Nの部分
で最大の相関値を有するため、それぞれのマッチドフィ
ルタの相関出力には、図2に示したように、相関ピーク
c1,c2,...,cNが現れる。相関ピークc1,c2...,cNが
現れる時間t1,t2...,tNは、部分系列1,2,...,Nの
位置で一意的に決定される。
【0022】遅延制御回路4−2は、マッチドフィルタ
2−1,2−2,...,2−Nの出力を、それぞれ、tN-t
1,tN-t2,...,tN-tN遅延させる。そのため、加算回路
5−2から出力される合成相関出力は、拡散符号と図2
でハッチングにより示される部分系列1,2,...,Nで
構成される系列との相関値となる。即ち、各マッチドフ
ィルタ2−1,2−2,...,2−Nの拡散符号との相関
出力ピークのS/Nは、部分相関を用いているため、拡散
符号一周期分との相関よりも一般に劣化するが、複数の
部分相関を合成することにより、S/Nの劣化を減ずるこ
とができる。
【0023】なお、遅延制御回路4−1、及び、加算回
路5−1も、上記説明した遅延制御回路4−2、及び、
加算回路5−2と同様の遅延制御、及び、加算制御をお
こなう。
【0024】図3を用いて、フェージングの影響下での
相関出力を説明する。簡単の為、図3では、相関ピーク
部のみ示している。ここで、3つのパスが存在している
ため、理想的には、それぞれのパスに対応し、マッチド
フィルタ2−1では、相関ピーク10−1,11−1,
12−1,マッチドフィルタ2−2では、相関ピーク1
0−2,11−2、12−2、マッチドフィルタ2−N
では、相関ピーク10−N,11−N,12−Nが現れ
る。以下、相関ピーク10−1,10−2,...,10
−Nを示すパスをパス10、相関ピーク11−1,11
−2,...,11−Nを示すパスをパス11、相関ピー
ク12−1,12−2,...,12−Nを示すパスをパ
ス12と呼ぶ。今、フェージングの影響の為、11−2
の相関ピークが消失している。
【0025】そのため、加算回路5−1より出力される
相関ピーク数は、パス10とパス12では、ピーク10
Aとピーク12Aに示されるようにNであるのに対し、
パス11ではピーク11Aに示されるように、Nより小
さい値となっている。このフェージングの影響により、
図3から明らかなように、それぞれのパスはレベルの大
きさの順に、パス11、パス10、パス12であるの
に、加算回路5−2から出力されるマッチドフィルタの
合成相関出力のレベルの大きさは、パス10(ピーク1
0B),パス11(ピーク11B),パス12(ピーク
12B)の順となっている。
【0026】そこで、除算回路6において、各パスの合
成出力のレベルを相関ピーク数で除算することにより、
各部分相関値の平均相関値(ピーク11C、ピーク10
C,ピーク12Cの順にレベルが大きい)を導出する事
により、正確な遅延プロファイルが除算回路6から出力
される。ここで、前述したように、除算回路6は、相関
ピーク数がN/2以上N以下の整数である場合、加算回
路5−2から出力される合成相関出力を相関ピーク数で
割った値を出力し、相関ピーク数がN/2より小さい整
数である場合0を出力する。即ち、相関ピーク数がマッ
チドフィルタの個数の半数以上の場合をパスの候補とし
て考慮している。
【0027】そのため、偶発的に、部分系列1からNの
うち、ある(例えば一つの)部分系列と強い相関を示す
大きなレベルの信号が受信され、マッチドフィルタ2−
1から2−Nのうちのある(例えば一つの)マッチドフ
ィルタから、大きなレベルの相関出力が検出される場
合、除算回路6の出力は0となるため、そのような信号
をパスと誤って検出する事が回避される。
【0028】以上、本発明第一の実施例の構成によれ
ば、長周期の拡散符号と複数のマッチドフィルタによる
部分相関値を合成して得られる遅延プロファイルを求め
る場合、各部分相関のうち一部の部分相関値が、フェー
ジングの影響を受ける場合に関しても、各部分相関値の
平均相関値で遅延プロファイルを求めることができ、最
も大きなレベルのパスを正確に選択することが可能であ
り、パスの誤検出を回避できる。
【0029】図4は、本発明の第二実施例のCDMA伝
送方式のパスサーチ回路の構成を説明する図である。本
実施例は、演算部13を用いたことにより、本発明の第
一実施例で使用していた除算回路6を省略していること
を特徴としており、その他の構成、及び、動作は本発明
の第一実施例と同様である。
【0030】演算部13には、加算回路5−2から合成
相関出力が、また、加算回路5−1から相関ピーク数
が、それぞれ、時系列で入力される。演算部13は、前
記合成相関出力とそれを与える相関ピーク数から、図5
に示す演算を行なう事により、最もレベルの大きいパス
を選択する。
【0031】図5は、本発明第二実施例で用いる演算部
13の演算フローを説明する図である。図5に示したよ
うに、演算部13では、2つの合成相関のピーク(ピー
ク値をP1,P2、それらを与える相関ピーク数を、それぞ
れ、n1,n2とする)を検出されたら、P1とn2の積とP2と
n1の積を比較する。 P1とn2の積の方が大きい場合、P1
を与えるパスを選択し、P2を与えるパスを選択から除外
する。逆にP2とn1の積の方が大きい場合、P2を与えるパ
スを選択し、P1を与えるパスを選択から除外する。さら
に、次のピークが検出されれば、上記で選択されたパス
と同様の比較、選択を順次繰り返すことにより、最もレ
ベルの大きいパスが最終的に選択される。
【0032】本発明第二の実施例の構成によれば、本発
明第一の実施例で用いていた、除算回路6を省略するこ
とができるため、演算規模を減じ、パス選択を高速化す
る事ができる。
【0033】
【発明の効果】以上、本発明第一の実施例の構成によれ
ば、長周期の拡散符号と複数のマッチドフィルタによる
部分相関値を合成して得られる遅延プロファイルを求め
る場合、各部分相関のうち一部の部分相関値が、フェー
ジングの影響を受ける場合に関しても、各部分相関値の
平均相関値で遅延プロファイルを求めることができ、最
も大きなレベルのパスを正確に選択することが可能であ
り、パスの誤検出を回避できる。
【0034】本発明第二の実施例の構成によれば、本発
明第一の実施例で用いていた、除算回路6を省略するこ
とができるため、演算規模を減じ、パス選択を高速化す
る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の回路構成を説明する図で
ある。
【図2】マッチドフィルタ2−1~N,及び、加算回路
5−2の出力と拡散符号の関係を説明する図である。
【図3】フェージングの影響下の相関出力を説明する図
である。
【図4】本発明の第二実施例の回路構成を説明する図で
ある。
【図5】本発明第二実施例で用いる演算部13の演算フ
ローを説明する図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、2−1,2−2,...,2−N…マッチ
ドフィルタ、3−1,3−2,...,3−N…比較回
路、4−1,4−2…遅延制御回路、5−1,5−2…
加算回路、6…除算回路、7…パス選択回路、8…タイ
マ、9−1,9−2,...,9−N…乗算回路、10−
1,11−1,12−1…マッチドフィルタ2−1の相
関出力ピーク、10−2,11−2,12−2…マッチ
ドフィルタ2−2の相関出力ピーク、10−N,11−
N,12−N…マッチドフィルタ2−Nの相関出力ピー
ク、10A,11A,12A…加算回路5−1の出力ピ
ーク、10B,11B,12B…加算回路5−2の出力
ピーク、10C,11C,12C…除算回路6の出力ピ
ーク、13…演算部、100…出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE02 EE33 5K047 AA02 BB01 GG34 HH15 MM33 MM36 MM62 5K067 AA02 BB02 CC10 DD25 EE02 EE72 GG03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】拡散符号を用いて、送信データを拡散し伝
    送するCDMA伝送方式に関し、複数のパスの中から最
    も大きなレベルのパスを選択し、そのパスに対して同期
    を獲得するパスサーチ回路において、拡散符号の中から
    複数の部分系列を選択し、前記複数の各部分系列に対
    し、一対一に対応し、該拡散符号との相関において、そ
    れぞれの部分系列の位置に部分相関の相関ピークを有す
    る複数のマッチドフィルタ手段と各マッチドフィルタの
    部分相関の出力のうち、所定のしきい値と比較し、ピー
    クの検出をおこなうための比較手段と、各マッチドフィ
    ルタの部分相関の出力、及び、ピーク検出のための比較
    手段の出力を、部分系列の位置で決定される所定の時間
    だけ、遅延するための遅延制御手段と、前記遅延制御さ
    れた各マッチドフィルタの部分相関の出力、及び、ピー
    ク検出のための比較手段の出力を、合成する為の加算手
    段と、前記、合成された各マッチドフィルタの部分相関
    の合成出力、及び、ピーク検出のための比較手段の出
    力、即ち、部分相関出力のピーク数からパスを選択する
    パス選択回路を具備したことを特徴とするCDMA伝送
    方式のパスサーチ回路。
  2. 【請求項2】前記加算手段で合成された各マッチドフィ
    ルタの部分相関の合成出力を、前記加算手段で合成され
    たピーク検出のための比較手段の出力、即ち、部分相関
    出力のピーク数で除算するための、除算手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のCDMA伝送方式のパス
    サーチ回路。
  3. 【請求項3】前記除算手段は、前記部分相関出力のピー
    ク数が前記マッチドフィルタの個数の2分の1以上の場
    合、各マッチドフィルタの部分相関の合成出力を、部分
    相関出力のピーク数で除算することを特徴とする請求項
    1乃至2記載のCDMA伝送方式のパスサーチ回路。
  4. 【請求項4】前記、合成された各マッチドフィルタの部
    分相関の合成出力、及び、部分相関出力のピーク数を用
    いて、複数のパスのうち、一つあたりのマッチドフィル
    タの部分相関の出力を比較し大きい方を選択する演算部
    を具備したことを特徴とする請求項1記載のCDMA伝
    送方式のパスサーチ回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100393106B1 (ko) * 2000-12-19 2003-07-31 엘지전자 주식회사 코드 분할 다중 접속시스템의 수신기에서 초기 동기획득장치 및 방법
JP2008153775A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Advantest Corp シンボル同期装置、シンボル同期方法および試験装置

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