JP2000163369A - 処理結果分散管理方法及びシステム及び処理結果分散管理サーバ装置及び処理結果分散管理プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

処理結果分散管理方法及びシステム及び処理結果分散管理サーバ装置及び処理結果分散管理プログラムを格納した記憶媒体

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JP2000163369A
JP2000163369A JP34054598A JP34054598A JP2000163369A JP 2000163369 A JP2000163369 A JP 2000163369A JP 34054598 A JP34054598 A JP 34054598A JP 34054598 A JP34054598 A JP 34054598A JP 2000163369 A JP2000163369 A JP 2000163369A
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Masataka Suzuki
将貴 鈴木
Shinichi Takada
信一 高田
Ichiro Tomita
一郎 冨田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理の負荷が集中する情報記憶装置を不要と
してセッション識別子と処理結果の分散管理が可能な処
理結果分散管理方法及びシステム及び処理結果分散管理
サーバ装置及び処理結果分散管理プログラムを格納した
記憶媒体を提供する。 【解決手段】 本発明は、複数のサーバ装置がセッショ
ン識別子により同一のセッションを識別し、セッション
の継続に必要なセッション識別子と各処理の処理結果を
あるサーバから他のサーバに引き継ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理結果分散管理
方法及びシステム及び処理結果分散管理サーバ装置及び
処理結果分散管理プログラムを格納した記憶媒体に係
り、特に、分散情報処理システムにおいて、クライアン
ト装置が複数のサーバに複数回処理を要求してセッショ
ンと呼ぶ一連の処理を完結するための処理結果分散管理
方法及びシステム及び処理結果分散管理サーバ装置及び
処理結果分散管理プログラムを格納した記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のシステムの構成を示す。
同図に示すシステムは、複数サーバ100と複数のクラ
イアント装置200及び情報記憶装置300及びネット
ワーク400により構成されている。サーバ装置100
は、入出力装置130、データベース管理システム14
0、ネットワーク接続部150、クライアント装置20
0とネットワーク接続部150からの要求を処理するた
めの複数のアプリケーションプログラム110、及びこ
れら全体の実行を制御する実行制御部120から構成さ
れる。
【0003】情報記憶装置300は、ネットワーク接続
部350、サーバ装置100とネットワーク接続部35
0からの要求を処理するための複数のアプリケーション
プログラム310、セッション識別子と処理結果を保存
するセッション情報管理部320、入出力装置330、
データベース管理システム340、及びこれら全体を制
御するための実行制御部360から構成される。
【0004】クライアント装置200と各サーバ装置1
00の間、及び各サーバ100と情報記憶装置300間
はネットワークに接続されている。セッション識別子
は、一連の処理であるセッションを識別するための情報
であり、各セッションと1対1に対応するものである。
セッション識別子の重複は許されないので、新しくセッ
ション識別子を発行する際には必ず既存のセッション識
別子とは異なる識別子を発行する。また、セキュリティ
を高めるためにセッション識別子には充分な冗長性と有
効期限を設ける。
【0005】以下に上記のシステムの動作を説明する。
図7は、従来のシステムにおける初回処理要求時の手順
を示すフローチャートであり、クライアント装置200
がサーバ装置100に対して最初に処理を要求する時の
手順を示す。クライアント装置200は、処理要求と共
に、認証情報をサーバ装置100に渡す(ステップ10
1)。
【0006】サーバ装置100は、この認証情報を用い
てユーザ認証を行い(ステップ102)、クライアント
装置200からの要求が受け入れられるものであるか否
かを判断する(ステップ103)。要求が受け入れられ
ない場合には、クライアント装置200に対して認証に
失敗したこと通知し、終了する(ステップ104)。要
求が受け入れられると判断した場合は、新しいセッショ
ンが開始されるため、情報記憶装置300に対して新し
いセッション識別子の発行を要求する(ステップ10
5)。
【0007】情報記憶装置300は、この要求を受けて
新しいセッション識別子を発行してサーバ装置100に
返却する(ステップ106)。サーバ装置100は、ク
ライアント装置200から要求された処理を行い(ステ
ップ107)、クライアント装置200に対して処理結
果とセッション識別子を返却する(ステップ108)。
なお、ユーザ認証を行う必要がない場合、クライアント
装置200から要求は受け入れられると判断して処理を
行う。そして、次回以降のクライアント装置200から
の処理要求に対して複数のサーバ装置100のいずれか
が応答してセッションを継続するために、サーバ装置1
00は、情報記憶装置300に対してセッション識別子
と処理結果を記憶する要求を出し(ステップ109)、
情報記憶装置300は、この要求を受けてセッション識
別子と処理結果を記憶する(ステップ110)。
【0008】情報記憶装置300は、セッション識別子
と処理結果の記憶が完了したことをサーバ装置100に
通知し(ステップ111)、サーバ装置100は完了通
知を確認して処理を終了する(ステップ112)。クラ
イアント装置200がサーバ装置100に対して2回目
以降の処理を要求する場合について図8のフローチャー
トに従って説明する。
【0009】処理を要求する際には、認証情報が複数回
ネットワーク上を流れることに依るセキュリティの低下
を避け、また、前回のセッションの継続を示すため、認
証情報の代わりにセッション識別子を処理要求と共にサ
ーバ装置100に渡す(ステップ201)。サーバ装置
100は、情報記憶装置300に対して、セッション識
別子をもとに前回の処理結果を引き渡すよう要求する
(ステップ202)。
【0010】情報記憶装置300は、この要求を受け
て、まず、セッション識別子が有効であるかどうか判断
する(ステップ203)。サーバ装置100から渡され
たセッション識別子と一致するセッション識別子が情報
記憶装置300内に存在しない場合、あるいは、一致す
るセッション識別子が存在しても有効期限が切れている
場合には(ステップ204,No)、そのセッション識
別子は無効であると判断し、サーバ装置100にセッシ
ョン識別子の無効の通知が行われ(ステップ205)、
クライアント装置200にもセッション識別子の無効の
通知が行われて処理は終了する(ステップ206)。
【0011】セッション識別子が有効であると判断した
場合(ステップ204,Yes)には、前回の処理結果
をサーバ装置100に引き渡す(ステップ207)。サ
ーバ装置100は、情報記憶装置300から受け取った
前回の処理結果を用いてクライアント装置200から要
求された処理を行い(ステップ208)、クライアント
装置200に対してセッション識別子と処理結果を返却
する(ステップ209)。そして、サーバ装置100
は、情報記憶装置300に対してセッション識別子と処
理結果を記憶する要求を出し(ステップ210)、情報
記憶装置300は、この要求を受けてセッション識別子
と処理結果を記憶する(ステップ211)。情報記憶装
置300は、セッション識別子と処理結果の記憶が完了
したことをサーバ装置100に通知し(ステップ21
2)、サーバ装置100は完了通知を確認して処理を終
了する(ステップ213)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、セッション識別子と処理結果を記憶する
情報記憶装置がサーバ装置とは別に必要になる。そし
て、情報記憶装置は、サーバ装置から要求を受けられる
よう、すべてのサーバ装置とネットワークを介して接続
されている必要がある。
【0013】また、クライアント装置からサーバ装置に
処理要求がある毎にサーバ装置は、情報記憶装置にセッ
ション識別子をもとに前回の処理結果を引き渡すよう要
求するが、セッション識別子と処理結果は情報記憶装置
が集中的に管理しているために、情報記憶装置周辺にネ
ットワークの負荷が集中し、さらに、情報記憶装置自体
の負荷も非常に重くなる。
【0014】また、サーバ装置がセッション識別子と処
理結果を情報記憶装置に要求する時期は、クライアント
装置がサーバ装置に処理を要求してから処理結果を受け
取るまでの間である必要があるため、サーバ装置のクラ
イアント装置に対する応答性の低下が問題となる。本発
明は、上記の点に鑑みなされたもので、管理の負荷が集
中する情報記憶装置を不要としてセッション識別子と処
理結果の分散管理が可能な処理結果分散管理方法及びシ
ステム及び処理結果分散管理サーバ装置及び処理結果分
散管理プログラムを格納した記憶媒体を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
分散処理システムにおいて、クライアント装置が複数の
サーバ装置に複数回処理を要求して、セッションと呼ぶ
一連の処理を完結させるための処理結果分散管理方法に
おいて、複数のサーバ装置がセッション識別子により同
一のセッションを識別し、セッションの継続に必要なセ
ッション識別子と各処理の処理結果をあるサーバから他
のサーバに引き継ぐ。
【0016】図1は、本発明の原理を説明するための図
である。本発明(請求項2)は、複数のサーバ装置にお
いて、クライアント装置から最初の処理要求が発行され
ると、該クライアント装置のユーザ認証を行い(ステッ
プ1)、新しいセッション識別子を発行し、クライアン
ト装置から要求された処理を行い(ステップ2)、該ク
ライアント装置に処理結果、セッション識別子及び、サ
ーバ毎に付与されるサーバ識別子を返却し(ステップ
3)、クライアント装置から2回目以降の処理要求とし
て、セッション識別子とサーバ識別子を取得すると(ス
テップ4)、該サーバ識別子から前回の処理を行ったサ
ーバを特定し(ステップ5)、特定されたサーバが前回
処理を行ったサーバと異なる場合には、前回処理を行っ
たサーバ装置にセッション識別子を用いて前回の処理結
果の引き渡しを要求し(ステップ6)、前回処理を行っ
たサーバ装置において、セッション識別子が有効である
か否かの判断を行い(ステップ7)、有効である場合
に、要求元のサーバに前回の処理結果を引き渡し(ステ
ップ8)、要求元のサーバにおいて、取得した前回の処
理結果を用いてクライアント装置から要求された処理を
行い(ステップ9) クライアント装置に処理結果とセッション識別子及びサ
ーバ識別子を返却する(ステップ10)。
【0017】本発明(請求項3)は、前回処理を行った
サーバにおいて、セッション識別子が有効であるか否か
を判断する際に、特定されたサーバから渡されたセッシ
ョン識別子と一致し、該セッション識別子の有効期限が
切れていない場合に、有効であると判断する。本発明
(請求項4)は、分散処理システムにおいて、クライア
ント装置が複数のサーバ装置に複数回処理を要求して、
セッションと呼ぶ一連の処理を完結させるための処理結
果分散管理システムであって、複数のサーバ装置は、セ
ッション識別子により同一のセッションを識別し、該セ
ッションの継続に必要なセッション識別子と各処理の処
理結果をあるサーバから他のサーバに引き継ぐ手段を有
する。
【0018】図2は、本発明の原理構成図である。本発
明(請求項5)は、複数のサーバ装置100において、
クライアント装置200から最初の処理要求が発行され
ると、該クライアント装置のユーザ認証を行うユーザ認
証手段101と、新しいセッション識別子を発行するセ
ッション識別子発行手段102と、クライアント装置2
00から要求された処理を行う処理実行手段103と、
クライアント装置200に処理結果、セッション識別子
及び、サーバ毎に付与されるサーバ識別子を返却する通
知手段104と、クライアント装置200から2回目以
降の処理要求として、セッション識別子とサーバ識別子
を取得すると、該サーバ識別子から前回の処理を行った
サーバを特定するサーバ特定手段105と、特定された
サーバが前回処理を行ったサーバと異なる場合には、前
回処理を行ったサーバ装置にセッション識別子を用いて
前回の処理結果の引き渡しを要求する結果要求手段10
6を有し、特定されたサーバでは、処理実行手段103
で、結果要求手段106により取得した前回の処理結果
を用いてクライアント装置200から要求された処理を
行い、クライアント装置200に処理結果とセッション
識別子及びサーバ識別子を通知手段104により返却す
る手段を有し、結果要求手段106により前回の処理結
果の引き渡しを要求された場合に、セッション識別子が
有効であるか否かの判断を行い、有効である場合に、要
求元のサーバに前回の処理結果を引き渡す結果引き渡し
手段107を有する。
【0019】本発明(請求項6)は、結果引き渡し手段
107において、渡されたセッション識別子と前回処理
したセッション識別子とが一致し、該セッション識別子
の有効期限が切れていない場合に、有効であると判断す
る。本発明(請求項7)は、特定されたサーバが前回処
理を行ったサーバが同一のサーバである場合には、クラ
イアント装置200から渡されたセッション識別子が有
効である否かを判断する手段を含む。
【0020】本発明(請求項8)は、分散処理システム
において、クライアント装置からの複数回の処理要求に
対して、セッションと呼ぶ一連の処理を完結させるため
のネットワークに接続される複数の処理結果分散管理サ
ーバ装置であって、セッション識別子により同一のセッ
ションを識別し、該セッションの継続に必要なセッショ
ン識別子と各処理の処理結果をあるサーバから他のサー
バに引き継ぐ手段を有する。
【0021】本発明(請求項9)は、クライアント装置
から最初の処理要求が発行されると、該クライアント装
置のユーザ認証を行うユーザ認証手段と、新しいセッシ
ョン識別子を発行するセッション識別子発行手段と、ク
ライアント装置から要求された処理を行う処理実行手段
と、クライアント装置に処理結果、セッション識別子及
び、サーバ毎に付与されるサーバ識別子を返却する通知
手段と、クライアント装置から2回目以降の処理要求と
して、セッション識別子とサーバ識別子を取得すると、
該サーバ識別子から前回の処理を行ったサーバを特定す
るサーバ特定手段と、特定されたサーバが前回処理を行
ったサーバと異なる場合には、前回処理を行ったサーバ
装置にセッション識別子を用いて前回の処理結果の引き
渡しを要求する結果要求手段を有し、特定されたサーバ
では、処理実行手段で結果要求手段により取得した前回
の処理結果を用いてクライアント装置から要求された処
理を行い、通知手段によりクライアント装置に処理結果
とセッション識別子及びサーバ識別子を返却する手段を
有し、結果要求手段により前回の処理結果の引き渡しを
要求された場合に、セッション識別子が有効であるか否
かの判断を行い、有効である場合に、要求元のサーバに
前回の処理結果を引き渡す結果引き渡し手段を有する。
【0022】本発明(請求項10)は、結果引き渡し手
段において、渡されたセッション識別子と前回処理した
セッション識別子とが一致し、該セッション識別子の有
効期限が切れていない場合に、有効であると判断する。
本発明(請求項11)は、特定されたサーバが前回処理
を行ったサーバが同一のサーバである場合には、クライ
アントから渡されたセッション識別子が有効である否か
を判断する手段を含む。
【0023】本発明(請求項12)は、分散処理システ
ムにおいて、クライアント装置からの複数回の処理要求
に対して、セッションと呼ぶ一連の処理を完結させるた
めのネットワークに接続される複数の処理結果分散管理
サーバ装置に搭載される処理結果分散管理プログラムを
格納した記憶媒体であって、セッション識別子により同
一のセッションを識別し、該セッションの継続に必要な
セッション識別子と各処理の処理結果をあるサーバから
他のサーバに引き継ぐプロセスを有する。
【0024】本発明(請求項13)は、クライアント装
置から最初の処理要求が発行されると、該クライアント
装置のユーザ認証を行うユーザ認証プロセスと、新しい
セッション識別子を発行するセッション識別子発行プロ
セスと、クライアント装置から要求された処理を行う処
理実行プロセスと、クライアント装置に処理結果、セッ
ション識別子及び、サーバ毎に付与されるサーバ識別子
を返却する通知プロセスと、クライアント装置から2回
目以降の処理要求として、セッション識別子とサーバ識
別子を取得すると、該サーバ識別子から前回の処理を行
ったサーバを特定するサーバ特定プロセスと、特定され
たサーバが前回処理を行ったサーバと異なる場合には、
前回処理を行ったサーバ装置にセッション識別子を用い
て前回の処理結果の引き渡しを要求する結果要求プロセ
スを有し、処理実行プロセスにおいて、結果要求プロセ
スにより取得した前回の処理結果を用いてクライアント
装置から要求された処理を行い、通知プロセスによりク
ライアント装置に処理結果とセッション識別子及びサー
バ識別子を返却するプロセスを有し、結果要求プロセス
により前回の処理結果の引き渡しの要求を取得した場合
には、セッション識別子が有効であるか否かの判断を行
い、有効である場合に、要求元のサーバに前回の処理結
果を引き渡す結果引き渡しプロセスを有する。
【0025】本発明(請求項14)は、結果引き渡しプ
ロセスにおいて、渡されたセッション識別子と前回処理
したセッション識別子とが一致し、該セッション識別子
の有効期限が切れていない場合に、有効であると判断す
る。本発明(請求項15)は、特定されたサーバが前回
処理を行ったサーバが同一のサーバである場合に、クラ
イアントから渡されたセッション識別子が有効である否
かを判断するプロセスを含む。
【0026】上記のように、本発明は、クライアント装
置が複数のサーバ装置に複数回処理を要求するセッショ
ンを実現する際に、従来と異なり、識別子及び処理結果
はサーバ装置自身が記憶するため、情報記憶装置は不要
となり、クライアント装置と各サーバ装置の間はネット
ワークを介して接続するのみでよい。
【0027】
【発明の実施の形態】図3は、本発明処理結果の分散管
理システムの構成を示す。同図において、図6と同一構
成要件には同一符号を付与してその説明を省略する。サ
ーバ装置100は、入出力装置130、データベース管
理システム140、ネットワーク接続部150、クライ
アント装置200及び他のサーバ装置100からの要求
を処理するためのアプリケーションプログラム110、
セッション識別子と処理結果を保存するセッション情報
管理部160、及びこれら全体の実行を制御する実行制
御部120から構成される。
【0028】なお、サーバ装置1001 〜100n は、
同一の構成であるものとする。データベース管理システ
ム140は、アプリケーションプログラム110で要求
された処理を実行する際に用いられるデータを格納す
る。ネットワーク接続部150は、ネットワーク400
を介してクライアント装置200や他のサーバ装置10
0との接続を行う。
【0029】セッション情報管理部160は、あるアプ
リケーションプログラム110で生成されたセッション
識別子を管理するセッション識別子保存部161と、あ
るアプリケーションプログラム110で処理された処理
結果を保存する処理結果保存部162から構成される。
サーバ装置100において、クライアント装置200か
らの処理要求をネットワーク接続部150を介して受け
付けると、実行制御部120は、当該要求が初回の要求
である場合には(セッション識別子が要求に含まれてい
ない場合)、アプリケーションプログラム110で当該
要求を処理すると共に、セッション識別子を生成し、さ
らに、当該サーバ装置100のサーバ識別子を処理結果
に付与して、ネットワーク接続部150を介して当該ク
ライアント装置200に送出する。さらに、当該クライ
アント装置200から2回目以降の処理要求を取得した
場合には、当該処理要求に含まれているサーバ識別子と
セッション識別子を参照し、前回処理を行ったサーバ装
置を特定する。サーバ識別子が当該サーバ装置100
(初回の処理を行ったサーバ装置)であるかを判断す
る。このとき、セッション情報管理部160のセッショ
ン識別子保存部161に取得したセッション識別子があ
る場合には、当該サーバ装置100で要求された処理を
行い、セッション識別子とサーバ識別子を含む処理結果
をクライアント装置200に通知する。
【0030】また、セッション識別子がセッション識別
子保存部161にない場合には、取得したサーバ識別子
に基づいて、前回処理したサーバ装置を特定し、当該サ
ーバ装置にセッション識別子に対応する前回の処理結果
の引き渡しを要求し、当該処理結果を取得して要求され
た処理を行い、クライアント装置200にサーバ識別子
とセッション識別子を含む処理結果を通知する。さら
に、サーバ装置100は、当該処理を行った処理結果を
セッション情報管理部160の処理結果保存部162に
保存する。
【0031】本発明では、従来の情報記憶装置の代わり
に、各サーバ装置100が新しいセッション識別子を発
行する。複数のサーバ装置100が各々発行するセッシ
ョン識別子の重複は許されないため、各サーバ装置10
0がどのようなセッション識別子を発行することができ
るか、セッション識別子が重複しないように予め決めて
おく。
【0032】また、本発明では、従来のセッション識別
子の他にサーバ識別子を用いる。サーバ識別子はサーバ
装置100を識別するための情報であり、対応するサー
バ装置100にネットワーク400を介して接続し、処
理を要求するのに充分な情報を含むものである。サーバ
装置100とサーバ識別子は1対多に対応する。上記の
構成における動作を説明する。
【0033】最初にクライアント装置200がサーバ装
置100に対して最初に処理を要求する場合について説
明する。図4は、本発明の初回処理要求時の処理手順を
示すフローチャートである。クライアント装置200
は、処理要求と共に認証情報をサーバ装置100に渡す
(ステップ301)。サーバ装置100はこの認証情報
を用いてユーザ認証を行い(ステップ302)、クライ
アント装置200からの要求が受入れられるものである
か否かを判断する(ステップ303)。要求が受入れら
れない場合は(ステップ303,No)、クライアント
装置200に対して認証に失敗したことを通知し(ステ
ップ304)、処理を終了する。
【0034】要求が受け入れられると判断した場合は
(ステップ303,Yes)、新しいセッションが開始
されるため、サーバ装置100が新しいセッション識別
子を発行する(ステップ305)。サーバ装置100
は、クライアント装置200から要求された処理を行い
(ステップ306)、クライアント装置200に対して
処理結果とセッション識別子、及びこのサーバ装置10
0に対応するサーバ識別子を返却する(ステップ30
7)。なお、ユーザ認証を行う必要がない場合、クライ
アント装置200からの要求は受け入れられると判断し
て処理を行う。
【0035】そして、次回以降のクライアント装置20
0からの処理要求に対して、複数のサーバ装置100の
いずれかが応答してセッションを継続するために、サー
バ装置100のセッション情報管理部160において、
セッション識別子と処理結果を記憶して(ステップ30
8)、処理を終了する。次に、クライアント装置200
がサーバ装置100に対して2回目以降の処理を要求す
る場合について説明する。
【0036】図5は、本発明の2回目以降の処理要求時
の処理手順を示すフローチャートである。処理を要求す
る際には、クライアント装置200は、認証情報の代わ
りにセッション識別子及びサーバ識別子を処理要求と共
にサーバ装置100に渡す(ステプ401)。
【0037】サーバ装置100は、サーバ識別子から前
回処理を行ったサーバ装置100を特定する(ステップ
402)。前回処理を行ったサーバ装置100が今回処
理を行うサーバ装置100と異なる場合(ステップ40
2,Yes)、サーバ装置100は、前回処理を行った
サーバ装置100にセッション識別子をもとに前回の処
理結果を引き渡すよう要求する(ステップ403)。前
回処理を行ったサーバ装置100は、この要求を受け
て、まず、セッション識別子が有効であるかどうかを判
断する(ステップ404)。今回処理を行うサーバ装置
100から渡されたセッション識別子と一致するセッシ
ョン識別子が存在しない場合、あるいは、一致するセッ
ション識別子が存在しても有効期限が切れている場合に
は(ステップ405,No)、そのセッション識別子は
無効であると判断し、今回処理を行うサーバ装置100
にセッション識別子無効の通知が行われ(ステップ40
6)、クライアント装置200にもセッション識別子無
効の通知が行われ(ステップ407)、処理は終了す
る。
【0038】セッション識別子が有効であると判断した
場合には(ステップ405,Yes)、前回の処理結果
を今回処理を行うサーバ装置100に引き渡す(ステッ
プ408)。前回処理を行ったサーバ装置1005と今
回処理を行うサーバ装置100が同一であった場合に
は、前回の処理結果を引き渡す必要はないが、セッショ
ン識別子が有効であるかどうかの判断は行う(ステップ
409)。セッション識別子が無効であると判断した場
合には(ステップ410,No)、クライアント装置2
00にセッション識別子無効の通知を行い、処理を終了
する(ステップ407)。
【0039】サーバ装置100は、前回の処理結果を用
いてクライアント装置200から要求された処理を行い
(ステップ411)、クライアント装置200に対して
セッション識別子とサーバ識別子及び処理結果を返却す
る(ステップ412)。このとき、最後に処理を行った
サーバ装置100がこのサーバ装置100であることを
示すために返却されるサーバ識別子はこのサーバ装置に
対応したものである。即ち、前回処理を行ったサーバ装
置と今回処理を行ったサーバ装置が異なる場合、クライ
アント装置200に返却するサーバ識別子はクライアン
ト装置200からの処理要求と共に渡されたサーバ識別
子とは異なるものである。
【0040】そして、次回以降のクライアント装置20
0からの処理要求に対して、複数のサーバ装置のいずれ
かが応答してセッションを継続するために、サーバ装置
100はセッション識別子を処理結果を記憶して処理を
終了する(ステップ413)。また、上記の説明は、図
3の構成に基づいているが、図3の示すサーバ装置の動
作をプログラムとして構築し、サーバ装置として利用さ
れるコンピュータに接続されるディスク装置や、フロッ
ピーディスク、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納し
ておき、本発明を実施する際にインストールすることに
より容易に本発明を実現できる。
【0041】
【発明の効果】上述のように、本発明は、セッション識
別子とサーバ識別子を用いて処理結果を複数のサーバ装
置間で互いに引き渡すことにより、セッション識別子と
処理結果の分散管理を行い、情報記憶装置を不要とする
ことができる。また、従来のシステムでは、情報記憶装
置に負荷が集中するが、本発明では、セッション識別子
と処理結果をサーバ装置上で分散管理するため、負荷を
分散することができる。また、ネットワークの負荷も情
報記憶装置の周辺に集中していたのに対し、本発明で
は、分散させることができる。
【0042】さらに、従来のシステムでは、クライアン
ト装置からサーバ装置に処理を要求する毎に、サーバ装
置と情報記憶装置との間でネットワークを介してセッシ
ョン識別子と処理結果を引き渡す必要があり、サーバ装
置のクライアント装置に対する応答性が低下している
が、本発明では、ネットワークを介してセッション識別
子と処理結果の引き渡しを行う必要があるのは、クライ
アント装置が前回とは異なるサーバ装置に処理を要求し
た場合のみであり、ネットワークのトラフィックそのも
のを低減し、サーバ装置のクライアント装置に対する応
答性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の処理結果分散管理システムの構成図で
ある。
【図4】本発明の初回処理要求時の処理手順のフローチ
ャートである。
【図5】本発明の2回目以降の処理要求時の処理手順の
フローチャートである。
【図6】従来のシステム構成図である。
【図7】従来のシステムにおける初回処理要求時の手順
を示すフローチャートである。
【図8】従来のシステムにおける2回目以降の処理要求
時の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 サーバ装置 101 ユーザ認証手段 102 セッション識別子発行手段 103 処理実行手段 104 通知手段 105 サーバ特定手段 106 結果要求手段 107 結果引き渡し手段 110 アプリケーションプログラム 120 実行制御部 130 入出力装置 140 データベース管理システム 150 ネットワーク接続部 160 セッション情報管理部 161 セッション識別子保存部 162 処理結果保存部 200 クライアント装置 400 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 一郎 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B045 BB47 GG02 5B085 AC03 AE23 BG07

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散処理システムにおいて、クライアン
    ト装置が複数のサーバ装置に複数回処理を要求して、セ
    ッションと呼ぶ一連の処理を完結させるための処理結果
    分散管理方法において、 複数のサーバ装置がセッション識別子により同一のセッ
    ションを識別し、 前記セッションの継続に必要なセッション識別子と各処
    理の処理結果をあるサーバから他のサーバに引き継ぐこ
    とを特徴とする処理結果分散管理方法。
  2. 【請求項2】 前記複数のサーバ装置において、前記ク
    ライアント装置から最初の処理要求が発行されると、該
    クライアント装置のユーザ認証を行い、 新しいセッション識別子を発行し、前記クライアント装
    置から要求された処理を行い、該クライアント装置に処
    理結果、セッション識別子及び、サーバ毎に付与される
    サーバ識別子を返却し、 前記クライアント装置から2回目以降の処理要求とし
    て、前記セッション識別子と前記サーバ識別子を取得す
    ると、該サーバ識別子に基づいて前回の処理を行ったサ
    ーバを特定し、 特定されたサーバが前回処理を行ったサーバと異なる場
    合には、前回処理を行ったサーバ装置に前記セッション
    識別子を用いて前回の処理結果の引き渡しを要求し、 前記前回処理を行ったサーバ装置において、セッション
    識別子が有効であるか否かの判断を行い、有効である場
    合に、要求元のサーバに前回の処理結果を引き渡し、 前記要求元のサーバにおいて、取得した前記前回の処理
    結果を用いて前記クライアント装置から要求された処理
    を行い、 前記クライアント装置に処理結果とセッション識別子及
    びサーバ識別子を返却する請求項1記載の処理結果分散
    管理方法。
  3. 【請求項3】 前記前回処理を行ったサーバにおいて、
    前記セッション識別子が有効であるか否かを判断する際
    に、 前記特定されたサーバから渡された前記セッション識別
    子と一致し、該セッション識別子の有効期限が切れてい
    ない場合に、有効であると判断する請求項2記載の処理
    結果分散管理方法。
  4. 【請求項4】 分散処理システムにおいて、クライアン
    ト装置が複数のサーバ装置に複数回処理を要求して、セ
    ッションと呼ぶ一連の処理を完結させるための処理結果
    分散管理システムであって、 前記複数のサーバ装置は、 セッション識別子により同一のセッションを識別し、該
    セッションの継続に必要なセッション識別子と各処理の
    処理結果をあるサーバから他のサーバに引き継ぐ手段を
    有することを特徴とする処理結果分散管理システム。
  5. 【請求項5】 前記複数のサーバ装置は、 前記クライアント装置から最初の処理要求が発行される
    と、該クライアント装置のユーザ認証を行うユーザ認証
    手段と、 新しいセッション識別子を発行するセッション識別子発
    行手段と、 前記クライアント装置から要求された処理を行う処理実
    行手段と、 前記クライアント装置に処理結果、セッション識別子及
    び、サーバ毎に付与されるサーバ識別子を返却する通知
    手段と、 前記クライアント装置から2回目以降の処理要求とし
    て、前記セッション識別子と前記サーバ識別子を取得す
    ると、該サーバ識別子から前回の処理を行ったサーバを
    特定するサーバ特定手段と、 特定されたサーバが前回処理を行ったサーバと異なる場
    合には、前回処理を行ったサーバ装置に前記セッション
    識別子を用いて前回の処理結果の引き渡しを要求する結
    果要求手段を有し、 前記特定されたサーバでは、前記処理実行手段で、前記
    結果要求手段により取得した前記前回の処理結果を用い
    て前記クライアント装置から要求された処理を行い、前
    記クライアント装置に処理結果とセッション識別子及び
    サーバ識別子を前記通知手段により返却する手段を有
    し、 前記結果要求手段により前回の処理結果の引き渡しを要
    求された場合に、セッション識別子が有効であるか否か
    の判断を行い、有効である場合に、要求元のサーバに前
    回の処理結果を引き渡す結果引き渡し手段を有する請求
    項4記載の処理結果分散管理システム。
  6. 【請求項6】 前記結果引き渡し手段は、 渡された前記セッション識別子と前回処理したセッショ
    ン識別子とが一致し、該セッション識別子の有効期限が
    切れていない場合に、有効であると判断する請求項5記
    載の処理結果分散管理システム。
  7. 【請求項7】 特定されたサーバが前回処理を行ったサ
    ーバが同一のサーバである場合には、前記クライアント
    装置から渡された前記セッション識別子が有効である否
    かを判断する手段を含む請求項5記載の処理結果分散管
    理システム。
  8. 【請求項8】 分散処理システムにおいて、クライアン
    ト装置からの複数回の処理要求に対して、セッションと
    呼ぶ一連の処理を完結させるためのネットワークに接続
    される複数の処理結果分散管理サーバ装置であって、 セッション識別子により同一のセッションを識別し、該
    セッションの継続に必要なセッション識別子と各処理の
    処理結果をあるサーバから他のサーバに引き継ぐ手段を
    有することを特徴とする処理結果分散管理サーバ装置。
  9. 【請求項9】 前記クライアント装置から最初の処理要
    求が発行されると、該クライアント装置のユーザ認証を
    行うユーザ認証手段と、 新しいセッション識別子を発行するセッション識別子発
    行手段と、 前記クライアント装置から要求された処理を行う処理実
    行手段と、 前記クライアント装置に処理結果、セッション識別子及
    び、サーバ毎に付与されるサーバ識別子を返却する通知
    手段と、 前記クライアント装置から2回目以降の処理要求とし
    て、前記セッション識別子と前記サーバ識別子を取得す
    ると、該サーバ識別子から前回の処理を行ったサーバを
    特定するサーバ特定手段と、 特定されたサーバが前回処理を行ったサーバと異なる場
    合には、前回処理を行ったサーバ装置に前記セッション
    識別子を用いて前回の処理結果の引き渡しを要求する結
    果要求手段を有し、 前記特定されたサーバでは、前記処理実行手段におい
    て、前記結果要求手段により取得した前記前回の処理結
    果を用いて前記クライアント装置から要求された処理を
    行い、前記通知手段により前記クライアント装置に処理
    結果とセッション識別子及びサーバ識別子を返却する手
    段を有し、 前記結果要求手段により前回の処理結果の引き渡しを要
    求された場合に、セッション識別子が有効であるか否か
    の判断を行い、有効である場合に、要求元のサーバに前
    回の処理結果を引き渡す結果引き渡し手段を有する請求
    項8記載の処理結果分散管理サーバ装置。
  10. 【請求項10】 前記結果引き渡し手段は、 渡された前記セッション識別子と前回処理したセッショ
    ン識別子とが一致し、該セッション識別子の有効期限が
    切れていない場合に、有効であると判断する請求項9記
    載の処理結果分散管理サーバ装置。
  11. 【請求項11】 特定されたサーバが前回処理を行った
    サーバが同一のサーバである場合には、前記クライアン
    トから渡された前記セッション識別子が有効である否か
    を判断する手段を含む請求項9記載の処理結果分散管理
    サーバ装置。
  12. 【請求項12】 分散処理システムにおいて、クライア
    ント装置からの複数回の処理要求に対して、セッション
    と呼ぶ一連の処理を完結させるためのネットワークに接
    続される複数の処理結果分散管理サーバ装置に搭載され
    る処理結果分散管理プログラムを格納した記憶媒体であ
    って、 セッション識別子により同一のセッションを識別し、該
    セッションの継続に必要なセッション識別子と各処理の
    処理結果をあるサーバから他のサーバに引き継ぐプロセ
    スを有することを特徴とする処理結果分散管理プログラ
    ムを格納した記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記クライアント装置から最初の処理
    要求が発行されると、該クライアント装置のユーザ認証
    を行うユーザ認証プロセスと、 新しいセッション識別子を発行するセッション識別子発
    行プロセスと、 前記クライアント装置から要求された処理を行う処理実
    行プロセスと、 前記クライアント装置に処理結果、セッション識別子及
    び、サーバ毎に付与されるサーバ識別子を返却する通知
    プロセスと、 前記クライアント装置から2回目以降の処理要求とし
    て、前記セッション識別子と前記サーバ識別子を取得す
    ると、該サーバ識別子から前回の処理を行ったサーバを
    特定するサーバ特定プロセスと、 特定されたサーバが前回処理を行ったサーバと異なる場
    合には、前回処理を行ったサーバ装置に前記セッション
    識別子を用いて前回の処理結果の引き渡しを要求する結
    果要求プロセスを有し、 前記処理実行プロセスにおいて、前記結果要求プロセス
    により取得した前記前回の処理結果を用いて前記クライ
    アント装置から要求された処理を行い、前記通知プロセ
    スにより前記クライアント装置に処理結果とセッション
    識別子及びサーバ識別子を返却するプロセスを有し、 前記結果要求プロセスにより前記前回の処理結果の引き
    渡しの要求を取得した場合には、セッション識別子が有
    効であるか否かの判断を行い、有効である場合に、要求
    元のサーバに前回の処理結果を引き渡す結果引き渡しプ
    ロセスを有する請求項12記載の処理結果分散管理プロ
    グラムを格納した記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記結果引き渡しプロセスは、 渡された前記セッション識別子と前回処理したセッショ
    ン識別子とが一致し、該セッション識別子の有効期限が
    切れていない場合に、有効であると判断する請求項13
    記載の処理結果分散管理プログラムを格納した記憶媒
    体。
  15. 【請求項15】 特定されたサーバが前回処理を行った
    サーバが同一のサーバである場合に、前記クライアント
    から渡された前記セッション識別子が有効である否かを
    判断するプロセスを含む請求項13記載の処理結果分散
    管理プログラムを格納した記憶媒体。
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