JP2000126116A - 光診断システム - Google Patents

光診断システム

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JP2000126116A
JP2000126116A JP10307409A JP30740998A JP2000126116A JP 2000126116 A JP2000126116 A JP 2000126116A JP 10307409 A JP10307409 A JP 10307409A JP 30740998 A JP30740998 A JP 30740998A JP 2000126116 A JP2000126116 A JP 2000126116A
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JP
Japan
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light
optical
probe
fiber bundle
spot
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JP10307409A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamamiya
広之 山宮
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 細径の光プローブにより画質が良い画像情報
が得られる光診断システムを提供する。 【解決手段】 制御装置2内の白色光源5の光はコリメ
ートレンズ6、偏光ビームスプリッタ7を経てモータ1
1で回転されるニポウディスク9における螺旋状に沿っ
て設けたピンホール8を透過して集光レンズ12により
細径の光プローブ3の後端部の開口に焦点27aを結
び、ニポウディスク9の回転に伴ってこの開口を2次元
的に走査し、光プローブ3に設けた高解像の像伝達が可
能なリレーレンズ系16により、その先端側に伝達さ
れ、1/4波長板17及び対物レンズ18を経て被検部
19に焦点21を結び、被検部19側からの戻り光を逆
の経路を経て集光レンズ12により、ニポウディスク9
に集光し、ピンホール8により焦点21部分以外の光を
遮断し、偏光ビームスプリッタ7で反射し、結像レンズ
22により、CCD23に結像する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光プローブ内の光伝
達手段により被検体側にスポット光を形成し、その戻り
光を検出して被検体情報を得る光診断システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術は特開平9−329748であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平9−32974
8の問題点は、光の伝達に光ファイバを用いているの
で、得られる画像の画素数が光ファイバによって制限さ
れるため、細径で画像が良いものを製作することが困難
であるという問題点がある。
【0004】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、細径の光プローブにより画質が良
い画像情報が得られる光診断システムを提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】所定の開口径を有する開
口部から入射された光を伝達する光伝達手段を少なくと
も1つ有し、被検体内に挿入される光プローブと、前記
光伝達手段の開口径より小さいスポット光を形成するス
ポット光形成手段と、前記光伝達手段の開口部の異なる
位置に前記スポット光を入射するスポット光入射手段
と、前記光伝達手段で伝達されたそれぞれのスポット光
を被検体に照射するとともに、前記それぞれのスポット
光に対応して前記被検体から得られるそれぞれの戻り光
を前記光伝達手段に入射するレンズ手段と、前記光伝達
手段に入射された前記それぞれの戻り光に基づき被検体
情報を演算する演算手段と、を具備した光診断システム
において、前記光伝達手段をリレーレンズ系で構成する
ことにより、細径の光プローブにしても画質が良い画像
情報が得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1及び図2は本発明の第1の実
施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の光診断シス
テムの全体構成を示し、図2はニポウディスク周辺部を
拡大してその作用を示す。
【0007】図1に示す本発明の第1の実施の形態の光
診断システム1は、光診断の光の発光手段を内蔵した制
御装置2と、この制御装置2にその基端部(後端部)が
着脱自在で接続され、被検体内に挿入され、光伝達手段
を内蔵した光プローブ3と、制御装置2内の映像信号生
成手段から出力される映像信号を表示するモニタ4とか
ら構成される。
【0008】制御装置2は例えば白色光源5を内蔵し、
この白色光源5からの光はコリメートレンズ6により平
行光にされ、この平行光は偏光ビームスプリッタ7を経
てこの偏光ビームスプリッタ7の偏光方向に平行な直線
偏光となって、スポット状の光を通過させる複数のピン
ホール(小さな孔)8が形成されたニポウディスク9に
入射される。
【0009】このニポウディスク9はモータ11により
一定速度で回転される。この回転されたニポウディスク
8のピンホール9を通過した光は集光レンズ12により
集光されて光プローブ3側に入射される。
【0010】光プローブ3は両端が開口する中空で細い
外径の筒体13の後端部は制御装置2のコネクタ部14
に嵌合して着脱自在で接続することができる。また、こ
の筒体13内には光伝達手段(或いは像伝達手段)とし
て、例えば筒体13の軸方向に複数のレンズを配置して
像を結像することをリレー状に行うことによりその像伝
達を行うリレーレンズ系16が挿通されている。
【0011】このリレーレンズ系16は基端側から集光
レンズ12により集光されて入射される光を先端側に伝
達する。このリレーレンズ系16はレンズで構成される
ので、ファイババンドルで像伝達手段を構成した場合に
おけるそのファイババンドルのファイバの本数でその解
像度が制約されることがなく、細くした場合にも非常に
高解像の状態で像を伝達できる。また、この光プローブ
3を形成する筒体13の先端開口の内側にには1/4波
長板17と、伝送した光を対象物側に結像する対物レン
ズ18が固定されている。
【0012】そして、リレーレンズ系16を経て伝達さ
れた直線偏光の光は1/4波長板17を経て円偏光にさ
れ、焦点距離が短い、高倍率の対物レンズ18により被
検部(対称組織)19に集光照射されれる。被検部19
に集光照射される光は結像位置(焦点)21でスポット
光となる。
【0013】また、被検部19側で反射された光は対物
レンズ18で集光され、1/4波長板17を経て往路と
は90度偏光方向が異なる直線偏光の光となり、リレー
レンズ系16、集光レンズ12を経てニポウディスク9
に戻る。この場合、焦点21から戻る光のみがピンホー
ル8を通り、焦点21以外からの光はピンホール8の周
囲の遮光部で遮光される。つまり、焦点21からの戻る
光のみが往路とは逆の経路を経て焦点21と共焦点関係
のピンホール8を透過して偏光ビームスプリッタ7に入
射する。
【0014】そして、この偏光ビームスプリッタ7によ
り反射されて、これに対向する結像レンズ22によりそ
の結像位置に配置された電荷結合素子(CCDと略記)
23に結像される。
【0015】このCCD23で光電変換された光はコン
トローラ24内の映像信号生成回路に入力され、映像信
号に変換されてモニタ4に出力され、モニタ4の表示面
に共焦点画像を表示する。
【0016】また、コントローラ24には記録装置25
が接続されており、映像信号を記録することができる。
また、このコントローラ24は白色光源5の点灯動作を
制御したり、モータ11の回転を制御する。また、モー
タ11の回転位置を検出する図示しないエンコーダから
の信号が入力され、エンコーダからの信号に同期して、
映像信号生成の処理を行うようにしている。
【0017】本実施の形態では共焦点画像情報を得るた
めの光プローブ3の像伝達手段として細径にでき、かつ
細径にしても解像度の高いリレーレンズ系16を用い、
このリレーレンズ系16により伝達した光をプローブ先
端に設けた高倍率の対物レンズ18を経て被検部19側
に光を照射し、その場合の焦点21からの戻り光を逆の
経路を経てCCD23に結像することにより、プローブ
先端の対物レンズ18による高倍率の光反射情報(つま
り、共焦点顕微鏡情報)を得ることができるようにした
ことが特徴となっている。
【0018】次に本実施の形態の作用を以下に説明す
る。白色光源5から出射した光はコリメートレンズ6に
よって平行光となり、偏光ビームスプリッタ7では偏光
の向きが一致する光のみが透過する。この光はニポウデ
ィスク9の上面を照射する。
【0019】この照射光の内ピンホール8を通った光だ
けが集光レンズ12によって光プローブ3に導かれる。
この光はリレーレンズ系16を伝播して、1/4波長板
17を通り円偏光となり、対物レンズ18によって焦点
21を結ぶ。
【0020】この焦点21からの反射光は同じ光路を通
って戻る。このとき再び1/4波長板17を通った後の
光は直線偏光状態に戻るが、偏光の向きが90度異なる
光となる。戻った光は集光レンズ12によってピンホー
ル8に焦点を結ぶ。このとき、共焦点効果によって被検
部19上の焦点21で反射した光のみがピンホール8を
通過し、焦点21以外からの反射光、散乱光はピンホー
ル8に焦点が合わないため、除去される。
【0021】ピンホール8を透過した光は偏光ビームス
プリッタ7に向かうが、今度は偏光の向きが90度変わ
っているため、偏光ビームスプリッタ7によって反射さ
れる。その後結像レンズ22によってCCD23に結像
される。
【0022】続いてニポウディスク9を回転させたとき
の動作について述べる。なお、図2ではニポウディスク
9に設けた複数のピンホール8を説明上8a,8b等で
区別して説明する。
【0023】図2のようにニポウディスク9が回転する
と、ピンホール8aの位置が移動する。これにともなっ
て、ピンホール8aを通過し、集光レンズ12により集
光された光によってできる焦点27aもこれに伴って図
2のような軌跡28aを描いて移動する。つまり、符号
Aで示す方向に軌跡28を描くように移動する。
【0024】ニポウディスク9が更に回転して焦点27
aが光プローブ3の基端部を外れると、次のピンホール
8bを通過した光によってできた焦点が同様の軌跡28
bを描いて移動する。このとき、ピンホール8bはピン
ホール8aよりも小さい半径上に位置するのでその焦点
の軌跡28bは軌跡28aからずれる。これを繰り返す
ことによって焦点は光プローブ3の後端部を2次元的に
走査する。
【0025】また、ピンホール8aを通った光でリレー
レンズ系16を伝播して先端部に伝わり、被検部19に
照射され、その焦点21からの戻り光は同様の光路を通
って再びピンホール8aに集光されてこのピンホール8
aを通る光はCCD23上に焦点29を結び、この焦点
29もニポウディスク9の回転に伴って同様に符号Bで
示す方向にCCD23上を走査する。
【0026】また、このスキャンにともない先端部では
光が出射される向きが変わるため、焦点21も被検部1
9上を2次元的にラスタスキャンすることになる。この
ように、被検部19上を焦点21が2次元的に走査し
て、その情報がCCD23に結像される。
【0027】コントローラ24はモータ11を介してニ
ポウディスク9の回転制御を行い、、かつニポウディス
ク9が1回転した時間を周期として、CCD23にCC
Dドライブ信号を印加し、光電変換されてCCD23か
ら出力される信号に対して映像信号に変換する信号処理
を行って、生成された映像信号をモニタ4に出力する。
【0028】そして、モニタ4の表示面にはCCD23
で撮像された画像情報、つまり共焦点顕微鏡画像が高い
分解能で表示される。従って、この共焦点顕微鏡画像に
より、的確な診断を行い易い。
【0029】また、必要に応じて図示しないレリーズス
イッチを操作することにより、映像信号を記録装置25
に記録或いは保存する。
【0030】本実施の形態は以下の効果を有する。細い
光プローブ3の先端に共焦点顕微鏡を構成したので、体
腔内を顕微鏡観察することができる。
【0031】光プローブ3の軸方向を観察できるように
構成したので、より観察対象に押し当てやすい。走査と
してニポウディスク9を用いたので、高速な走査が実現
できる。
【0032】光の伝達にリレーレンズ系16を用いたの
で、走査を手元側で行うことができる。光プローブ3の
先端部の構成を簡単にできる。光の伝達にリレーレンズ
系16を用いたので、光プローブ3を細径にしても、非
常に高画質な画像を得ることができる。
【0033】また、光プローブ3を細径にできるので、
被検体に小さな挿入孔を設けるのみで、その挿入孔に光
プローブ3を挿入することにより、共焦点顕微鏡的な診
断ができる。
【0034】(第1の実施の形態の変形例)次に本発明
の第1の実施の形態の変形例を説明する。この変形例は
第1の実施の形態において、その構成は1/4波長板1
7を取り除いただけで他の構成は同じなので省略する。
この変形例の作用を説明する。
【0035】この場合、対象物からの反射光は偏光ビー
ムスプリッタ7で反射できなくなり、検出されなくな
る。また、対象物からの散乱光の一部が偏光ビームスプ
リッタ7で反射されてCCD12で観察できるようにな
る。
【0036】本変形例は以下の効果を有する。第1の実
施の形態の効果の他に、散乱光(による画像)を観察で
きる。
【0037】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図3を参照して説明する。本実施の形態は
第1の実施の形態の制御装置2とは構成が異なる制御装
置30を採用している。また、本実施の形態における光
プローブ3は図1の光プローブ3から1/4波長板17
を無くした構成であり、その他は第1の実施の形態と同
様の構成であるのでその説明は省略する。
【0038】本実施の形態の制御装置30の構成につい
て述べる。制御装置30内には光源としてレーザ光源
(図3では単にレーザと略記)31が設けてあり、この
レーザ光はコリメートレンズ32により平行光にされ、
この平行光はダイクロックミラー33に入射される。こ
のダイクロックミラー33はレーザ光源31からのレー
ザ光の波長は透過するが、それよりも長い波長の光は反
射する特性を有する。
【0039】このダイクロックミラー33を透過した光
はその光路上に内地された第1のガルバノミラー34で
反射され、その反射光はそれに対向して配置された第2
のガルバノミラー35により反射されて、集光レンズ3
6に入射される。ガルバノミラー34、35は図3の矢
印C,Dで示す方向に向きを変える。
【0040】矢印C,Dの方向は互いに直交する方向で
あり、これらの方向に向きを変えることにより、集光レ
ンズ36で集光された焦点37の位置は2次元的にスキ
ャンされる。
【0041】集光レンズ36で焦点37に集光された光
は、第1の実施の形態とほぼ同様に光プローブ3のリレ
ーレンズ系16により伝達され、先端部に設けた対物レ
ンズ18により被検部19側に照射される。
【0042】逆に戻ってきた光のうち、光源の波長より
も長い蛍光は、ダイクロックミラー33で反射され、集
光レンズ38で集光され、非常に微弱な光に対しても高
い検出感度を有するフォトマルチプライヤ(図3ではフ
ォトマルと略記)39に入射される。
【0043】また、フォトマルチプライヤ39の前面に
は必要に応じてフィルタ39aが入れられる。さらに、
フォトマルチプライヤ39の出力信号はコントローラ4
0に入力される。
【0044】また、ガルバノミラー34、35、レーザ
光源31はコントローラ40と接続され、コントローラ
40により制御される。コントローラ40はモニタ4と
記録装置25に接続され、コントローラ40から映像信
号が入力される。
【0045】また、光プローブ3はその後端部が制御装
置30のコネクタ部14に着脱自在になっている。光プ
ローブ3内部にはリレーレンズ系16が設けてあり、コ
ネクタ部14に光プローブ3が取り付けられた時にその
後端部に入射された光をその光プローブ3の先端部に取
り付けた対物レンズ18まで光伝達を行うようになって
いる。
【0046】次に本実施の形態の作用を説明する。レー
ザ光源31から出射したレーザ光はコリメートレンズ3
2によって平行光となり、ダイクロックミラー33を透
過する。この光はガルバノミラー34、35で反射し
て、集光レンズ36で集光される。
【0047】この光はリレーレンズ系16を伝播して、
対物レンズ18によって対象物で焦点21を結ぶ。この
焦点21からの戻り光は同じ光路を通って戻る。戻った
光は再びガルバノミラー35、34で反射してダイクロ
ックミラー33に向かう。対象物が蛍光を発する場合、
この蛍光はダイクロックミラー33で反射して、集光レ
ンズ38で集光され、フィルタ39aで不要な光が除去
されてフォトマルチプライヤ39に入る。
【0048】続いてガルバノミラー34、35の動作に
ついて述べる。ガルバノミラー34、35を走査するこ
とによって焦点37が走査される。また、この走査にと
もない先端部でも光が出射される向きがかわるため、焦
点21も対象物上を2次元的に走査することになる。こ
のように、対象物上を焦点21が走査して、その情報が
フォトマルチプライヤ39に入る。
【0049】コントローラ40はガルバノミラー34、
35の回転制御を行い、フォトマルチプライヤ39から
の情報を画像化して、モニタ4に送ることを行う。ま
た、必要に応じて記録装置25に保存を行う。
【0050】また、本実施の形態ではレーザ光を用いて
いるが本実施の形態はこれに限るものではなく、白色光
源とフィルタの組み合わせによって単色光を発生させ、
これを光源として使用しても良い。また、フォトマルチ
プライヤ39の代わりに分光器を用いても良い。この場
合には各点での分光分布などの情報を計測でき、より高
度な観察が可能となる。
【0051】本実施の形態は以下の効果を有する。細い
光プローブ3の先端に共焦点顕微鏡を構成したので、体
腔内を顕微鏡観察することができる。光プローブ3の軸
方向を観察できるように構成したので、より観察対象に
押し当てやすい。
【0052】光の伝達にリレーレンズ系16を用いたの
で、走査を手元側で行うことができ、光プローブ3の先
端部の構成を簡単にできる。光の伝達にリレーレンズ系
16を用いたので、細くしても高画質な画像を得ること
ができる。また、対象物の蛍光画像を得ることができ
る。
【0053】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図4〜図6を参照して説明する。図4は本
発明の第3の実施の形態の光診断システムの構成を示
し、図5は光プローブの先端部の構成を示し、図6はニ
ポウディスク周辺部による作用説明図を示す。
【0054】図4に示すように本実施の形態の光診断シ
ステム41は、図1の制御装置2に類似した構成の制御
装置2′と、光プローブ42と、モニタ4とからなる。
【0055】制御装置2′は図1の制御装置2におい
て、偏光ビームスプリッタ7の代わりにハーフミラー4
3が配置され、さらにこのハーフミラー43とニポウデ
ィスク9との間の光路中に偏光板44、1/4波長板4
5が設けられており、ニポウディスク9や後述するファ
イバの端部からの反射光を通さないようにしている。
【0056】より詳しく説明すると、白色光源5からの
光はコリメートレンズ6で平行光にされ、この平行光は
ハーフミラー43に入射され、このハーフミラー43を
透過した光は偏光板44及び1/4波長板45を経て複
数のピンホール8が形成されたニポウディスク9に当た
る。
【0057】このニポウディスク9はモータ11で回転
される。ニポウディスク9のピンホール8を通過した光
は集光レンズ12で集光され、光プローブ42の後端部
に入射され、その先端部側に伝達され、被検部19側に
照射される。
【0058】また、被検部19側からの戻り光で、ピン
ホール8を透過し、さらに1/4波長板45及び偏光板
44を経てハーフミラー43で反射された光は集光レン
ズ22で集光され、CCD23で撮像される。
【0059】また、CCD23、モータ11、白色光源
5はコントローラ24と接続され、、このコントローラ
24は記録装置25とも接続されている。また、モニタ
4もコントローラ24と接続されている。
【0060】上記光プローブ42は細長の光伝達ファイ
バ(イメージガイド)46で構成されている。つまり、
図5に示すように光伝達ファイバ46は被覆チューブ4
7と、これで被覆されたファイババンドル48とから構
成されている。このファイババンドル48としては、直
径2mm程度の画像伝送用ファイババンドルを用いるこ
とができる。これはファイバ1本が1画素に相当するも
のを数万本束ねたものである。
【0061】この光プローブ42(の光伝達ファイバ4
6)の後端部は制御装置2′のコネクタ部14に嵌合し
て着脱自在になっている。
【0062】また、光プローブ42がコネクタ部14に
取り付けられた時に、光が集光レンズ12で集光される
位置に光伝達ファイバ46の端部46a(つまり、ファ
イババンドル48の後端部48a)が位置されるように
なっている。
【0063】また、光プローブ42の先端部49は図5
に示すようになっている。ファイババンドル48の先端
の被覆チューブ47を少しはぎ取り、この部分に筒状の
先端本体51が接着固定されている。また、ファイババ
ンドル48の先端部には1/4波長板52が固定されて
いる。また、先端本体51には焦点距離が短い、高倍率
の対物レンズ53が取り付けられ、さらにその前部に凸
状で透明の対物カバー54が固定されている。
【0064】次に本実施の形態の作用を説明する。白色
光源5から出射した光はコリメートレンズ6によって平
行光となり、ハーフミラー43を透過した後、偏光板4
4、1/4波長板45を透過する。このとき光は偏光板
44によって光は直線偏光成分のみが通過し、さらに1
/4波長板45によって円偏光へと変えられる。
【0065】この光はニポウディスク9の上面を照射す
る。この照射光の内ピンホール8を通った光だけが集光
レンズ12によって光伝達ファイバ46の端部46aに
集光される。集光された光は光伝達ファイバ46の内部
のファイババンドル48を伝播して、他端部48bから
出射される。
【0066】図5に示すように他端部48bから出射さ
れる照明光は、1/4波長板52で偏光板44を通った
後の直線偏光とは、偏光の向きが90度異なる光となっ
た後、対物レンズ53によって集光され、透明の対物カ
バー54の少し先に焦点55を結ぶ。
【0067】光プローブ3の先端部49は図5のように
観察時には対象組織(被検部)19に押し当てて用いら
れるので、対象組織に固定された状態でその表面付近に
焦点55を結ぶようになる。このとき対象組織からの反
射光は、同様の経路を通って戻り1/4波長板52を通
ることにより、再び円偏光となってからファイババンド
ル48の端部48bに入射される。光はファイババンド
ル48を逆に伝播して同じ光路を逆に戻り、集光レンズ
12によってピンホール8に焦点を結ぶ。
【0068】このとき、共焦点効果によって被検部19
上の焦点面で反射した光のみがピンホール8を通過し、
焦点以外からの反射光、散乱光はピンホール8に焦点が
合わないため、除去される。
【0069】ピンホール8を通過した光は1/4波長板
45によって直線偏光に変えられる。この1/4波長版
45によって、直線偏光の偏光の向きはさらに90度変
わる。この光は合計4回1/4波長板を通過するため、
最初に入射したときと同じ偏光の向きとなり、偏光板4
4を透過する。また、ニポウディスク9上、ファイバの
端面46a、48bなどで反射した光は、合計2回しか
1/4波長板を通らないので直線偏光の向きが偏光板4
4と90度異なり、偏光板44を通過できない。
【0070】偏光板44を通過した光はハーフミラー4
3によって反射され、結像レンズ22によってCCD2
3に結像される。続いてニポウディスク9を回転させた
ときの動作について述べる。
【0071】図6のようにニポウディスク9が回転する
と、ピンホール8aの位置が移動する。これにともなっ
て、ピンホール8aを通過した光によってできる焦点2
7aもこれに伴って図6のような軌跡28aを描いて移
動する。
【0072】ニポウディスク9が更に回転して焦点28
aが領域を外れると、次のピンホール8bを通過した光
によってできた焦点が同様の軌跡28bを描いて移動す
る。このとき、ピンホール8bはピンホール8aよりも
小さい半径上に位置するので焦点の軌跡28bも軌跡2
8aからずれたものとなる。
【0073】これを繰り返すことによってファイババン
ドル48の端部48a上を走査する。また、このときこ
の部分でファイババンドル48の断面積は、焦点が走査
される範囲よりも小さいように構成されている。つま
り、ファイババンドル48の全ファイバが像伝達に利用
される。
【0074】上記のようにしてピンホール8aを通った
光はファイババンドル48により先端部49側に伝送さ
れ、1/4波長板52及び対物レンズ53を経て対象組
織側に照射され、焦点55の位置で反射されて戻った光
は同様の光路を逆にたどって集光レンズ12により集光
されてピンホール8aを通り、さらに1/4波長板45
及び偏光板44を透過し、ハーフミラー43によって反
射され、結像レンズ22によってCCD23に焦点55
の光スポット像(焦点)29を結ぶ。この像29もニポ
ウディスク9の回転に伴って同様にCCD23面上を走
査する。
【0075】また、このスキャンによってファイババン
ドル48の端部48aで光が入射されるファイバは次々
走査される。これにともない先端部49では光が出射さ
れるファイバが走査されるため、焦点55も対象物上を
2次元的に走査することになる。このように、対象物上
を焦点が2次元的に走査して、その情報がCCD23に
結像される。
【0076】コントローラ24はニポウディスク9の回
転制御と、モニタ4にCCD23の画像を送ることを行
う。また、必要に応じて記録装置25に保存を行う。ま
た、本実施の形態ではニポウディスク9による走査を記
述したが、これに限らず第2の実施の形態のスキャンミ
ラーを用いて走査しても良い。
【0077】本実施の形態は以下の効果を有する。細い
光プローブ42の先端に共焦点顕微鏡を構成したので、
体腔内を顕微鏡観察することができる。光プローブ42
の軸方向を観察できるように構成したので、より観察対
象に押し当てやすい。
【0078】走査としてニポウディスク9を用いたの
で、高速な走査が実現できる。光の伝達にファイババン
ドル48を用いたので、走査を手元側で行うことがで
き、光プローブ42の先端部49の構成を簡単にでき
る。
【0079】対象物に押し当てる透明窓部材を設けたの
で、対象物が光プローブ42の先端に対して動かない状
態で観察することができる。また、押し付ける窓を凸状
にしたので、第1の実施の形態よりも対象物を固定しや
すくなる。
【0080】また、走査される断面領域よりも小さい断
面のファイババンドル48にしているので、光プローブ
42を細くできると共に、全てのファイババンドル48
を共焦点画像の伝達に利用しているので、無駄がない。
【0081】(第3の実施の形態の変形例)本変形例で
は、第3の実施の形態の偏光板44、1/4波長板45
を取り除いてハーフミラー43を偏光ビームスプリッタ
7に変更したものである。
【0082】本変形例の作用、効果として、第1の実施
の形態と第3の実施の形態とから分かるように第1或い
は第3の実施の形態とほぼ同様の作用、効果が得られ
る。
【0083】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態を図7を参照して説明する。図7に示す第4
の実施の形態の光診断システム41′は、図4に示す第
3の実施の形態において、偏光板44、1/4波長板4
5を除去して、ハーフミラー43を偏光ビームスプリッ
タ7にした制御装置2とし、さらに図4の光プローブ4
2の先端部49から1/4波長板52を取り除いた光プ
ローブ42′に変更した構成にしている。その他は第3
の実施の形態と同様の構成である。
【0084】本実施の形態の作用としては、第1の実施
の形態の変形例の作用から分かるように対象物からの散
乱光を検出できるようになる。本実施の形態は第3の実
施の形態の効果の他に散乱光が観察できる。
【0085】(第4の実施の形態の変形例)次に第4の
実施の形態の変形例を説明する。本変形例は第4の実施
の形態の白色光源5をレーザ光源に、偏光ビームスプリ
ッタ7をダイクロックミラーに変更したものである。ま
た、必要に応じてCCD23前面にフィルタを入れても
良い。
【0086】本変形例の作用として、対象物からの自家
蛍光のみがダイクロックミラーで反射されてCCD23
で検出できるようになる。また、あらかじめ投与してお
いた蛍光物質を観察しても良い。また、レーザではな
く、白色光源とフィルタを組み合わせた単色光源を使用
しても良い。
【0087】また、CCD23前面のフィルタを適宜入
れ替えて、蛍光の分光情報を検出しても良い。また、2
フォトンレーザを光源として用いても良い。本変形例は
第3の実施の形態の効果の他に蛍光を観察できるという
効果がある。
【0088】(第5の実施の形態)次に本発明の第5の
実施の形態を図8を参照して説明する。本光診断システ
ム61は制御装置62と、光プローブ63と、モニタ6
4とから構成される。
【0089】制御装置62は白色光源65を内蔵し、こ
の白色光源65からの光はコリメートレンズ66で平行
光にされ、この平行光は偏光ビームスプリッタ67に入
射される。
【0090】この偏光ビームスプリッタ67を透過した
直線偏光の光は、入射光を集光させる微小なレンズとし
てのマイクロレンズを2次元的に多数配置して構成され
るマイクロレンズアレイ68に入射され、集光される。
各マイクロレンズによって集光された光はその焦点位置
81にそれぞれピンホールを設けたピンホールアレイ6
9を通過する。
【0091】ピンホールを通過した光は光プローブ63
に導かれる。逆に光プローブ63から戻ってくる光でピ
ンホールアレイ69を通過した光はマイクロレンズアレ
イ68によってそれぞれ平行光になり、その一部は偏光
ビームスプリッタ67で反射され、結像レンズ70、7
1を通った後、CCD72に結像する。さらに、CCD
72、白色光源65はコントローラ73に接続される。
また、コントローラ73には記録装置74が接続され
る。
【0092】また、モニタ64はコントローラ73と接
続されている。また、光プローブ63はコネクタ部75
で制御装置62と着脱自在となっている。光プローブ6
3の筒体76内部にはリレーレンズ系77が設けてあ
り、コネクタ部75に光プローブ63の後端部が取り付
けられた時に光プローブ63の先端部78側に光を伝え
るようになっている。先端部78には1/4波長板79
と対物レンズ80とが固定されている。
【0093】これまでの実施の形態では、光プローブ3
等の後端部の開口に制御装置2内等に設けたニポウディ
スク9等を用いてスポット光を(光プローブ3等におけ
る光伝達手段により伝達可能な2次元領域をカバーする
ように)2次元的に走査するスポット光走査手段を有す
るものであったが、本実施の形態ではスポット光の走査
手段を設ける代わりに、スポット光アレイ形成手段とし
てのマイクロレンズアレイ68を設け、スポット光を走
査することを行わないで、光プローブ63の後端部の開
口をカバーするように(つまり、リレーレンズ系77に
よる伝送可能な領域をカバーするように)同時に多数の
スポット光アレイを形成するようにしたものである。
【0094】次に本実施の形態の作用を説明する。白色
光源65から出射した光はコリメートレンズ66によっ
て平行光となり、偏光ビームスプリッタ67では偏光の
向きが一致する光のみが透過する。この平行光はマイク
ロレンズアレイ68に照射され。それぞれ集光される。
集光位置81にそれぞれピンホールを設けたピンホール
アレイ69があり、これを通過する。ピンホールを通過
後は光は光プローブ63側に導かれる。
【0095】この光はリレーレンズ系77を伝播して、
1/4波長板79を通り円偏光となり、対物レンズ80
によって被検体82における焦点83aを結ぶ。また、
図示しないがピンホールからでた複数の光は、同時に複
数の焦点を同一平面83上で結ぶ。
【0096】このそれぞれの点からの反射光は同じ光路
を通って戻る。このとき再び偏光板79を通った後の光
は直線偏光状態に戻るが、偏光の向きが90度異なる光
となる。戻った光は再びピンホールアレイ69に焦点8
1を結ぶ。このとき、共焦点効果によって被検体82上
の焦点83で反射した光のみがピンホールを通過し、焦
点83以外からの反射光、散乱光はピンホールに焦点が
合わないため、除去される。
【0097】ピンホールアレイ69を通過した光はマイ
クロレンズアレイ68で平行光になり、偏光ビームスプ
リッタ67に向かうが、今度は偏光の向きが90度変わ
っているため、偏光ビームスプリッタ67によって反射
する。その後結像レンズ70、71によってCCD72
に結像される。
【0098】このように本光学系では、マイクロレンズ
アレイ68とピンホールアレイ69を用いることによ
り、スポット光の走査を行うこと無く、平面の共焦点情
報を得ることができる。
【0099】本実施の形態は以下の効果を有する。細い
光プローブ63の先端に共焦点顕微鏡を構成したので、
体腔内を顕微鏡観察することができる。光プローブ63
の軸方向を観察できるように構成したので、より観察対
象に押し当てやすい。
【0100】走査が不要の共焦点径を構築したのでシス
テムが簡単ですむ。光の伝達にリレーレンズ系77を用
いたので、走査を手元側で行うことができ、光プローブ
63の先端部78の構成を簡単にできる。光の伝達にリ
レーレンズ系77を用いたので、細くしてもより高画質
な画像を伝達できる。
【0101】(第6の実施の形態)次に本発明の第6の
実施の形態を図9を参照して説明する。本実施の形態は
図8に示す第5の実施の形態の制御装置62、モニタ6
4と、第3の実施の形態の光プローブ42によって構成
されている。また、図8の制御装置62からピンホール
アレイ69を取り去った構成にしている。
【0102】また、光プローブ42がコネクタ部75に
接続されると光プローブ42の後端部のファイババンド
ル48の後端部48aがピンホールアレイ69のあった
位置に来るように固定されている。
【0103】つまり、マイクロレンズアレイ68によっ
て集光されるおのおのの焦点81の位置に光プローブ4
2のファイババンドル48の各ファイバのコアが位置す
るように固定されている。また、そのような位置関係と
なるように、特別にクラッドの大きい光ファイバで製作
されたファイババンドルが用いられている。
【0104】次に本実施の形態の作用を説明する。白色
光源65から出射した光はコリメートレンズ66によっ
て平行光となり、偏光ビームスプリッタ67では偏光の
向きが一致する光のみが透過する。この平行光はマイク
ロレンズアレイ68に照射され、それぞれ集光される。
【0105】焦点81の位置には光プローブ42の端部
があり、それぞれの焦点位置にファイババンドル48の
各光ファイバのコアが位置するようになっているため、
それぞれの光ファイバに光が入射する。この光が光ファ
イバを伝播して先端部に達し、1/4波長板52を通り
円偏光となり、対物レンズ53によって焦点83aを結
ぶ。また、同時に他の光ファイバを同一平面83上で焦
点を結ぶ。
【0106】このそれぞれの点からの反射光は同じ光路
を通って戻る。このとき再び1/4波長板52を通った
後の光は直線偏光状態に戻るが、偏光の向きが往路の光
とは90度異なる光となる。
【0107】戻った光は再び光ファイバを伝播して、マ
イクロレンズアレイ68に入射して、平行光に変えられ
る。このとき、光ファイバがピンホールの役割をはた
し、共焦点効果によって被検体上の焦点面83で反射し
た光のみが光ファイバを伝播し、焦点以外からの反射
光、散乱光は光ファイバに焦点が合わないため、除去さ
れる。
【0108】マイクロレンズアレイ68を通った光は、
偏光ビームスプリッタ67に向かうが、今度は偏光の向
きが90度変わっているため、偏光ビームスプリッタ6
7によって反射する。その後結像レンズ70、71によ
ってCCD72に結像される。
【0109】このように本光学系ではマルチレンズアレ
イ68とファイババンドル48を用いることにより、走
査を行うこと無く、平面の共焦点情報を得ることができ
る。また、本実施の形態では1/4波長板52と偏光ビ
ームスプリッタ7で反射光を取り除いているが、第3の
実施の形態のように偏光板44と2枚の1/4波長板4
5、52を用いて構成しても良い。
【0110】本実施の形態は以下の効果を有する。細い
光プローブ42の先端に共焦点顕微鏡を構成したので、
体腔内を顕微鏡観察することができる。光プローブ42
の軸方向を観察できるように構成したので、より観察対
象に押し当てやすい。
【0111】走査が不要の共焦点系を構築したのでシス
テムが簡単ですむ。光の伝達にファイババンドル48を
設けたので柔軟な構成を取ることができる。
【0112】また、光プローブ42の先端を凸状にした
ので、組織に対して光プローブ42の先端を固定しやす
い。
【0113】(第6の実施の形態の第1変形例)本第1
変形例は第6の実施の形態の光プローブ42の1/4波
長板52を取り除いたものである。その他は第6の実施
の形態と同様の構成である。
【0114】本変形例の作用としては、対象物からの反
射光は偏光ビームスプリッタ67で反射できなくなり、
検出されなくなる。また、対象物からの散乱光が偏光ビ
ームスプリッタ67で反射されてCCD72で観察でき
るようになる。
【0115】本変形例は第6の実施の形態の効果の他
に、散乱光を観察できる。
【0116】(第6の実施の形態の第2変形例)本第2
変形例はは第6の実施の形態の変形例であり、変更点は
制御装置62では白色光源65をレーザ光源に、偏光ビ
ームスプリッタ67をダイクロックミラーに、また、光
プローブ42の1/4波長板52を取り除いたものであ
る。また、必要に応じてCCD72の前面にフィルタを
入れても良い。
【0117】本変形例の作用は対象物からの自家蛍光の
みがダイクロックミラーで反射されてCCD72で検出
できるようになる。また、あらかじめ投与しておいた蛍
光物質を観察しても良い。また、レーザではなく、白色
光源とフィルタを組み合わせた単色光源を使用しても良
い。
【0118】また、CCD72の前面のフィルタを適宜
入れ替えて、蛍光の分光情報を検出しても良い。
【0119】本変形例は第6の実施の形態の効果に加
え、蛍光観察できるようになる。
【0120】(第7の実施の形態)次に本発明の第7の
実施の形態を図10を用いて説明する。本実施の形態は
図8に示す第5の実施の形態に以下のものを追加した構
成となっている。
【0121】図10に示すように制御装置62内には符
号84、85で示す2方向に動くアクチュエータ86を
設け、これによってマイクロレンズアレイ68とピンホ
ールアレイ69を方向84、85に微小距離、移動可能
にした。アクチュエータ86はコントローラ73に接続
され、コントローラ73によりその駆動が制御される。
その他の構成は図8と同様である。
【0122】次に本実施の形態の作用を説明する。第5
の実施の形態と同様に共焦点画像が得られる。さらに、
この状態でアクチュエータ86を動作させると、マイク
ロレンズアレイ68とピンホールアレイ69が微小に動
く。これによって、光路も微小に変化し、先端部78の
焦点83aの位置を微小に変えることができる。
【0123】第5の実施の形態では複数の焦点83aか
らの情報で画像を得ているが、これらの焦点間の情報を
得ることができなかった。本実施の形態の構成では、適
当に微小距離移動させることにより、焦点83a,83
a間の情報を隈なく得ることができるようになる。
【0124】本実施の形態は以下の効果を有する。第5
の実施の形態の効果に加えて、より解像度の高い画像を
得ることができるようになる。
【0125】(第8実施の形態)次に本発明の第8の実
施の形態を図11を用いて説明する。本実施の形態の光
プローブ92は図9に示す第6の実施の形態の光プロー
ブ42の先端部49を変形した構成である。
【0126】本光プローブ92は図9の場合と同様にそ
の光伝達ファイバ46がファイババンドル48とこれを
被覆する被覆チューブ47で構成され、この光プローブ
92の先端部93は先端の被覆チューブ47を一部はぎ
取りファイババンドル48の先端に固定された先端本体
94が固定されている。
【0127】また、ファイババンドル48の先端部には
1/4波長板95が固定されている。さらに先端本体9
4には符号96、97の直交する2軸の回りで向きを変
えることができるジンバルミラー98が設けられてい
る。
【0128】このジンバルミラー98は図示しない電極
によってグランド99と引き合うことにより駆動され
る。また、図示しないケーブルによってこの電極はコン
トローラ73(図9参照)と接続されている。また、先
端本体94には対物レンズ100が固定されており、フ
ァイババンドル48の先端面から出射される光をジンバ
ルミラー98で反射し、被検体側に集光照射し、その際
焦点101で光スポット状に収束できるようにしてい
る。
【0129】次に本実施の形態の作用を説明する。図9
に示す第6の実施の形態と同様に、光はファイババンド
ル48に入射され、先端まで伝播される。先端から出射
した光はジンバルミラー98に反射して向きを変えた
後、レンズ100で集光されて焦点101を結ぶ。反射
光は同様の光路を通るが、1/4波長板95を2度通過
することにより、偏光の向きが90度変わり、ファイバ
バンドル48の先端面に入射する。このファイババンド
ル48に入射されてからは第6の実施の形態と同様であ
る。
【0130】さらに、この状態でシンバルミラー98を
動作させると、光路も微小に変化し、先端の焦点101
の位置を微小に変えることができる。第6の実施の形態
では複数の焦点からの情報で画像を得ているが、これら
の焦点間の情報を得ることができなかった。本構成で、
適当に焦点を微小に移動させることにより、焦点間の情
報を隈なく得ることができるようになる。
【0131】本実施の形態は以下の効果を有する。第6
の実施の形態の効果に加えて、より解像度の高い画像を
得ることができるようになる。
【0132】(第9の実施の形態)次に本発明の第9の
実施の形態を図12を用いて説明する。本実施の形態は
図9に示す第6の実施の形態の光プローブ42の先端部
49を変形した構成である。
【0133】本光プローブ102は図9の場合と同様に
その光伝達ファイバ46がファイババンドル48とこれ
を被覆する被覆チューブ47で構成され、この光プロー
ブ92の先端部103は被覆チューブ47の先端側がフ
ァイババンドル48の先端外周から一部はぎ取られ、フ
ァイババンドル48の先端より後方位置の外周に先端本
体94の後端が固定されている。
【0134】また、ファイババンドル48の先端部には
1/4波長板104が固定されている。この先端本体9
4はその後端より前方側が段差状に内径が大きくなって
おり、その内周面はファイババンドル48の先端付近の
外周面と離間している。そして、この先端本体94には
ファイババンドル48の先端部を2方向に向きを変える
ための圧電アクチュエータ105、106が設けられて
いる。
【0135】また、図示しないケーブルによってこのア
クチュエータ105、106はコントローラ73と接続
されている。また、先端本体103の先端には対物レン
ズ107が固定されており、被検部19側に光を集光照
射し、その際焦点108で光スポット状に収束できるよ
うにしている。
【0136】次に本実施の形態の作用を説明する。第6
の実施の形態と同様光はファイババンドル48に入射さ
れ、先端まで伝播される。先端から出射した光は対物レ
ンズ107で集光されて焦点108を結ぶ。反射光は同
様の光路を通るが、1/4波長板104を2度通過する
ことにより、偏光の向きが90度変わり、ファイババン
ドル48の先端面に入射する。このファイババンドル4
8に入射されてからは第6の実施の形態と同様である。
【0137】さらに、この状態でアクチュエータ10
5、106を動作させると、光路が微小に変化し、先端
の焦点108の位置を微小に変えることができる。第6
の実施の形態では複数の焦点からの情報で画像を得てい
るが、これらの焦点間の情報を得ることができなかっ
た。本構成で、アクチュエータ105、106を適当に
微小距離移動させることにより、焦点間の情報を隈なく
得ることができるようになる。
【0138】本実施の形態は以下の効果を有する。第6
の実施の形態の効果に加えて、より解像度の高い画像を
得ることができるようになる。
【0139】(第10の実施の形態)次に本発明の第1
0の実施の形態を図13を用いて説明する。本実施の形
態は第3の実施の形態の変形例に相当する。この光プロ
ーブ112は第3の実施の形態の光プローブ42とその
光伝達ファイバ46の根元部だけ構成が異なる。
【0140】図13のように、光伝達ファイバ46のフ
ァイババンドル48の後端部はファイバの軸方向と90
度ではない角度で切断された端面(断面)113を有す
る。また、光軸方向とは90度の角度ではなく、しかも
断面113とは別の角度をもたせて固定されたカバーガ
ラス114がある。この断面113とカバーガラス11
4の間は透明な液体グリセリン115が満たされてい
る。
【0141】次に本実施の形態の作用を説明する。この
部分のみの作用を記す。まず、カバーガラス114は光
軸と90度の角度ではないので、この面上およびグリセ
リン115に入射するときに光は図13のように屈折す
る。
【0142】また、屈折後に焦点を結ぶ位置に光伝達フ
ァイバ46のファイババンドル48の端面113が来る
ように配置されている。また光が走査されたときも、焦
点が光伝達ファイバ46のファイババンドル48の端面
にあるようにそれぞれの角度が定められている。また、
屈折後の光と端面113のなす角度も90度にはならな
いように決められている。
【0143】また、カバーガラスで反射する光はカバー
ガラス114との角度が90度でないため、入射光と異
なる経路を通り、再びピンホール8に戻る光はほとんど
ない。また、屈折後の光とファイババンドル48の端面
113のなす角度も90度ではないので、反射光は入射
光と異なる経路を通り、再びピンホール8に戻る光はほ
とんどない。このように、ファイバ端面での反射光の影
響を減らすことができる。
【0144】また、本構成では第3の実施の形態の構成
に用いることができるだけではなく、例えば第4の実施
の形態にも用いることが可能である。
【0145】本実施の形態は以下の効果を有する。第3
の実施の形態に加えて、ファイバ端面での反射の影響を
より少なくすることができる。
【0146】なお、上述した各実施の形態等を部分的等
で組み合わせて構成される実施の形態等も本発明に属す
る。また、例えば図10においては、アクチュエータ8
6によりマイクロレンズアレイ68と、ピンホールアレ
イ69とを2次元的に移動可能な構成にして、高解像な
共焦点画像が得られるようにしているが、例えばマイク
ロレンズアレイ68と、ピンホールアレイ69を符号8
5の方向にライン状に設けたライン状マイクロレンズア
レイ及びライン状ピンホールアレイとして、アクチュエ
ータ86により、これらを符号86の方向(上記ライン
と直交する方向)に移動して、リレーレンズ系77によ
る像伝達が可能な後端部の開口(2次元領域)を走査す
るようにしたものも本発明に属する。つまり、スポット
光を2次元的アレイに形成するものに限らず、スポット
光を1次元的アレイに形成するものも本発明は含む。
【0147】[付記] 1.体腔内に挿入される光プローブと、被検部に光を照
射するための光源と、前記光を被検部に合焦させる合焦
手段と、前記合焦手段によって合焦された焦点を走査す
る光走査手段と、前記被検部からの戻り光を光源からの
光の光路から分離する分離手段と、前記分離された光を
検出する光検出手段からなる光走査プローブ装置におい
て、前記合焦手段と光走査手段とは離れており、この合
焦手段と光走査手段の間を光伝送する光伝達手段として
リレーレンズを用いたことを特徴とする光走査プローブ
装置。
【0148】2.前記光源はレーザ光源であることを特
徴とする付記1記載の光走査プローブ装置。 3.前記光源は白色光源であることを特徴とする付記1
記載の光走査プローブ装置。 4.前記光源は単色光源であることを特徴とする付記1
記載の光走査プローブ装置。 5.前記光走査手段はニポウディスクであることを特徴
とする付記1記載の光走査プローブ装置。
【0149】6.前記光走査手段はスキャンミラーであ
ることを特徴とする付記1記載の光走査プローブ装置。 7.前記光走査プローブ装置は共焦点光学系をなすこと
を特徴とする付記1記載の光走査プローブ装置。 8.前記被検部からの反射光を抽出する手段を設けたこ
とを特徴とする付記1の光走査プローブ装置。 9.前記被検部からの後方散乱光を抽出する手段を設け
たことを特徴とする付記1の光走査プローブ装置。
【0150】10.前記被検部からの蛍光のみを抽出す
る手段を設けたことを特徴とする付記1の光走査プロー
ブ装置。 11.前記光検出装置は分光手段を有することを特徴と
する付記1記載の光走査プローブ装置。 12.前記光検出装置はCCDであることを特徴とする
付記1記載の光走査プローブ装置。 13.前記プローブを着脱自在に構成したことを特徴と
する付記1記載の光走査プローブ装置。
【0151】(付記1〜13の背景) (従来技術)従来技術の欄と同様。 (従来技術の問題点)本文に記載。
【0152】14.体腔内に挿入されるプローブと、被
検部に光を照射するための光源と、前記光を被検部に合
焦させる合焦手段と、前記合焦手段によって合焦された
焦点を走査する光走査手段と、前記被検部からの戻り光
を光源からの光の光路から分離する分離手段と、前記分
離された光を検出する光検出手段からなる光走査プロー
ブ装置において、前記合焦手段と光走査手段とは離れて
おり、この合焦手段と光走査手段の間を光伝送する光伝
達手段として光ファイババンドルを用いたこと、光走査
手段付近に第2の合焦手段を設けこの第2の合焦手段に
よって合焦された第2の焦点位置に光ファイババンドル
後端部に位置させることによって、光を走査させたとき
に光ファイババンドルの光ファイバに選択的に光が入射
されるようにしたこと、前記光ファイババンドルの断面
積は前記走査手段によって第2の焦点が走査される領域
よりも小さいことを特徴とする光走査プローブ装置。
【0153】15.前記光源はレーザ光源であることを
特徴とする付記14記載の光走査プローブ装置。 16.前記光源は白色光源であることを特徴とする付記
14記載の光走査プローブ装置。 17.前記光源は単色光源であることを特徴とする付記
14記載の光走査プローブ装置。 18.前記光走査手段はニポウディスクであることを特
徴とする付記14記載の光走査プローブ装置。
【0154】19.前記光走査手段はスキャンミラーで
あることを特徴とする付記14記載の光走査プローブ装
置。 20.前記光走査プローブ装置は共焦点光学系をなすこ
とを特徴とする付記14記載の光走査プローブ装置。 21.前記被検部からの反射光を抽出する手段を設けた
ことを特徴とする付記14の光走査プローブ装置。 22.前記被検部からの後方散乱光を抽出する手段を設
けたことを特徴とする付記14の光走査プローブ装置。
【0155】23.前記被検部からの蛍光のみを抽出す
る手段を設けたことを特徴とする付記14の光走査プロ
ーブ装置。 24.前記光検出装置は分光手段を有することを特徴と
する付記14記載の光走査プローブ装置。 25.前記光検出装置はCCDであることを特徴とする
付記14記載の光走査プローブ装置。 26.前記プローブを着脱自在に構成したことを特徴と
する付記14記載の光走査プローブ装置。
【0156】27.光学系の途中で反射した光が光検出
手段に入らないように反射光防止光学系を設けたことを
特徴とする付記14記載の光走査プローブ装置。 28.前記反射光防止光学系は偏光板と1/4波長板に
よって構成されることを特徴とする付記27記載の光走
査プローブ装置。 29.前記反射防止光学系は1/4波長板と偏光ビーム
スプリッタによって構成されることを特徴とする付記2
7記載の光走査プローブ装置。
【0157】30.前記反射光防止光学系が以下の要素
からなりたつ付記27記載の光走査プローブ装置:ファ
イバ光軸に対して角度をもたせてカットしてある光ファ
イババンドル後端部、さらにカット面を光源からの光の
光軸に対して傾けてあること、さらに光源からの光の光
軸に対して別の角度だけ傾けて光りファイババンドル後
端部付近に配置したカバーガラスを有すること、前記フ
ァイババンドル後端部とカバーガラスとの間を透明な媒
体で満たしたことを特徴とする付記18記載の光走査プ
ローブ装置。
【0158】(付記14〜30の背景) (従来技術)従来技術の欄と同様。 (従来技術の問題点)光ファイバの断面積が走査手段に
よって走査される面積よりも大きいので、使われない光
ファイバが無駄になるという問題点がある。 (目的)光ファイバの画素を全部使用可能にした光走査
プローブの提供として、付記14〜30の構成にした。
【0159】光ファイバの断面積よりも光を走査する範
囲を広くしたので光ファイバを全部使用することができ
る。
【0160】31.体腔内に挿入されるプローブと、被
検部に光を照射するための光源と、前記光をそれぞれ合
焦させるマイクロレンズアレイと、前記マイクロレンズ
によってできる焦点位置に設けられた光の入射を制限す
る光学素子と、光学素子を通過した光を被検部にそれぞ
れ合焦させる対物レンズと、被検部からの同様の光路を
通って戻る戻り光を光源からの光路から分離する手段
と、前記分離された光を検出する光検出手段からなる光
走査プローブ装置において、前記マイクロレンズアレイ
と対物レンズとは離れており、このマイクロレンズアレ
イと対物レンズとの間を光伝送する光伝達手段を有する
ことを特徴とする共焦点画像撮影プローブ装置。
【0161】32.前記光源はレーザ光源であることを
特徴とする付記31記載の共焦点画像撮影プローブ装
置。 33.前記光源は白色光源であることを特徴とする付記
31記載の共焦点画像撮影プローブ装置。 34.前記光源は単色光源であることを特徴とする付記
31記載の共焦点画像撮影プローブ装置。 35.前記光走査プローブ装置は共焦点光学系をなすこ
とを特徴とする付記31記載の共焦点画像撮影プローブ
装置。
【0162】36.前記被検部からの反射光を抽出する
手段を設けたことを特徴とする付記31の共焦点画像撮
影プローブ装置。 37.前記被検部からの後方散乱光を抽出する手段を設
けたことを特徴とする付記31の共焦点画像撮影プロー
ブ装置。 38.前記被検部からの蛍光のみを抽出する手段を設け
たことを特徴とする付記31の共焦点画像撮影プローブ
装置。 39.前記光検出装置はCCDであることを特徴とする
付記31記載の共焦点画像撮影プローブ装置。
【0163】40.前記プローブを制御装置に着脱自在
に設けたことを特徴とする付記31記載の共焦点画像撮
影プローブ装置。 41.前記マイクロレンズアレイの焦点位置にピンホー
ルアレイを位置したことを特徴とする付記31記載の共
焦点画像撮影プローブ装置。 42.前記対物レンズによって被検部にはマイクロレン
ズの数だけの焦点が設けられるが、これらの焦点間の情
報をえるための移動手段を設けことを特徴とする付記3
1記載の共焦点画像撮影プローブ装置。 43.前記対物レンズによって被検部にはマイクロレン
ズの数だけの焦点が設けられるが、これらの焦点間の情
報をえるために、光学系の一部を微小に移動させる移動
手段を設けたことを特徴とする付記31記載の共焦点画
像撮影プローブ装置。
【0164】44.前記光伝送手段は光ファイババンド
ルを有することを特徴とする付記31記載の共焦点画像
撮影プローブ装置。 45.前記マイクロレンズアレイによって光が合焦する
位置に前記光ファイババンドル後端部を配置させたこと
を特徴とする付記31記載の共焦点画像撮影プローブ装
置。 46.前記マイクロレンズと光ファイバが1対1に対応
していることを特徴とする付記44記載の共焦点画像撮
影プローブ装置。 47.前記光ファイババンドル端部で反射した光が光源
からの光と同様の経路を通らないように反射光防止光学
系を設けたことを特徴とする付記44記載の共焦点画像
撮影プローブ装置。
【0165】48.前記反射光防止光学系は偏光板と1
/4波長板によって構成されることを特徴とする付記4
4記載の共焦点画像撮影プローブ装置。 49.前記反射光学系は1/4波長板と偏光ビームスプ
リッタによって構成されていることを特徴とする付記4
4記載の共焦点画像撮影プローブ装置。
【0166】50.前記反射光防止光学系が以下の要素
からなりたつ付記43記載の光走査プローブ装置:ファ
イバ光軸に対して角度をもたせてカットしてある光ファ
イババンドル後端部、さらにカット面を光源からの光の
光軸に対して傾けてあること、さらに光源からの光の光
軸に対して別の角度だけ傾けて光ファイババンドル後端
部付近に配置したカバーガラスを有すること、前記ファ
イババンドル後端部とカバーガラスとの間を透明な媒体
で満たしたことを特徴とする付記44記載の共焦点画像
撮影プローブ装置。
【0167】51.前記ファイババンドルの光ファイバ
ーにクラッドの大きいファイバを用いたことを特徴とす
る付記44記載の共焦点画像撮影プローブ装置。 52.前記対物レンズによって被検部にはマイクロレン
ズの数だけの焦点が設けられるが、これらの焦点間の情
報をえるために、光ファイバ先端部を対物レンズに対し
て微小に移動させる移動手段を設けたことを特徴とする
付記44記載の共焦点画像撮影プローブ装置。 53.前記光伝送手段はリレーレンズを有することを特
徴とする付記31記載の共焦点画像撮影プローブ装置。 54.前記対物レンズによって被検部にはマイクロレン
ズの数だけの焦点が設けられるが、これらの焦点間の情
報をえるために、マイクロレンズアレイを移動させる移
動手段を設けたことを特徴とする付記31記載の共焦点
画像撮影プローブ装置。
【0168】(付記の背景) (従来技術)付記31から54の従来技術には1997
年度精密工学会春季大会学術講演論文集P1237〜P
1238がある。 (付記の従来技術に対する問題点) 1997年度精密
工学会春季大学術講演論文集P1237〜P1238の
問題点は、マイクロレンズや対物レンズなどの光学系が
一体化されているため本体が大きく、狭い部分などに持
ち込んで観察することが困難であるということである。
【0169】(目的)対物部を本体から分離可能にした
共焦点画像撮影光プローブを提供することを目的とし、
付記31〜54の構成にした。 (作用)対物部を本体から分離して光伝達手段で接続し
たので狭い部分などを観察できるようになる。
【0170】a.所定の開口径を有する開口部から入射
された光を伝達する光伝達手段を少なくとも1つ有し、
被検体内に挿入されるプローブと、前記光伝達手段の開
口径より小さいスポット光を形成するスポット光形成手
段と、前記光伝達手段の開口部の異なる位置に前記スポ
ット光を入射するスポット光入射手段と、前記光伝達手
段で伝達されたそれぞれのスポット光を被検体に照射す
るとともに、前記それぞれのスポット光に対応して前記
被検体から得られるそれぞれの戻り光を前記光伝達手段
に入射するレンズ手段と、前記光伝達手段に入射された
前記それぞれの戻り光に基づき被検体情報を演算する演
算手段と、を具備したことを特徴とする光診断システ
ム。
【0171】b.所定の開口径を有する開口部から入射
された光を伝達する光伝達手段を少なくとも1つ有し、
被検体内に挿入される光プローブと、前記光伝達手段の
開口径より小さいスポット光を形成するスポット光形成
手段と、前記光伝達手段の開口部の異なる位置に前記ス
ポット光を入射するスポット光入射手段と、前記光伝達
手段で伝達されたそれぞれのスポット光を被検体に照射
するとともに、前記それぞれのスポット光に対応して前
記被検体から得られるそれぞれの戻り光を前記光伝達手
段に入射するレンズ手段と、前記光伝達手段に入射され
た前記それぞれの戻り光に基づき被検体情報を演算する
演算手段と、を具備した光診断システムにおいて、前記
光伝達手段をリレーレンズ系で構成したことを特徴とす
る光診断システム。
【0172】c.所定の開口径を有する開口部から入射
された光を伝達する光伝達手段を少なくとも1つ有し、
被検体内に挿入される光プローブと、前記光伝達手段の
開口径より小さいスポット光を形成するスポット光形成
手段と、前記光伝達手段の開口部の異なる位置に前記ス
ポット光を入射するスポット光入射手段と、前記光伝達
手段で伝達されたそれぞれのスポット光を被検体に照射
するとともに、前記それぞれのスポット光に対応して前
記被検体から得られるそれぞれの戻り光を前記光伝達手
段に入射するレンズ手段と、前記光伝達手段に入射され
た前記それぞれの戻り光に基づき被検体情報を演算する
演算手段と、を具備した光診断システムにおいて、前記
光伝達手段をファイババンドルで構成し、かつ前記ファ
イババンドルの断面積を前記スポット光入射手段により
走査される領域よりも小さくしたことを特徴とする光診
断システム。
【0173】d.所定の開口径を有する開口部から入射
された光を伝達する光伝達手段を少なくとも1つ有し、
被検体内に挿入される光プローブと、前記光伝達手段の
開口径より小さいスポット光を形成するスポット光形成
手段と、前記光伝達手段の開口部の異なる位置に前記ス
ポット光を入射するスポット光入射手段と、前記光伝達
手段で伝達されたそれぞれのスポット光を被検体に照射
するとともに、前記それぞれのスポット光に対応して前
記被検体から得られるそれぞれの戻り光を前記光伝達手
段に入射するレンズ手段と、前記光伝達手段に入射され
た前記それぞれの戻り光に基づき被検体情報を演算する
演算手段と、を具備した光診断システムにおいて、前記
スポット光形成手段は前記スポット光を前記光伝達手段
の開口径の領域をカバーするように走査するスポット光
走査手段を有することを特徴とする光診断システム。 e.付記dにおいて、前記走査するスポット光走査手段
はニポウディスクを有する。 f.付記dにおいて、前記走査するスポット光走査手段
はガルバノメータを有する。
【0174】g.所定の開口径を有する開口部から入射
された光を伝達する光伝達手段を少なくとも1つ有し、
被検体内に挿入される光プローブと、前記光伝達手段の
開口径より小さいスポット光を形成するスポット光形成
手段と、前記光伝達手段の開口部の異なる位置に前記ス
ポット光を入射するスポット光入射手段と、前記光伝達
手段で伝達されたそれぞれのスポット光を被検体に照射
するとともに、前記それぞれのスポット光に対応して前
記被検体から得られるそれぞれの戻り光を前記光伝達手
段に入射するレンズ手段と、前記光伝達手段に入射され
た前記それぞれの戻り光に基づき被検体情報を演算する
演算手段と、を具備した光診断システムにおいて、前記
スポット光形成手段は前記光伝達手段の開口径の領域を
カバーするようにアレイ状に多数のスポット光を同時に
形成するスポット光アレイ形成手段を有することを特徴
とする光診断システム。 h.付記gにおいて、前記スポット光アレイ形成手段は
微小なマイクロレンズを2次元的に配置したマイクロレ
ンズアレイを有する。 i.付記hにおいて、前記マイクロレンズアレイにおけ
る各マイクロレンズの焦点位置にそれぞれピンホールを
設けたピンホールアレイを配置した。
【0175】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、所
定の開口径を有する開口部から入射された光を伝達する
光伝達手段を少なくとも1つ有し、被検体内に挿入され
る光プローブと、前記光伝達手段の開口径より小さいス
ポット光を形成するスポット光形成手段と、前記光伝達
手段の開口部の異なる位置に前記スポット光を入射する
スポット光入射手段と、前記光伝達手段で伝達されたそ
れぞれのスポット光を被検体に照射するとともに、前記
それぞれのスポット光に対応して前記被検体から得られ
るそれぞれの戻り光を前記光伝達手段に入射するレンズ
手段と、前記光伝達手段に入射された前記それぞれの戻
り光に基づき被検体情報を演算する演算手段と、を具備
した光診断システムにおいて、前記光伝達手段をリレー
レンズ系で構成しているので、細径の光プローブにして
も画質が良い画像情報が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の光診断システムの
全体構成を示す図。
【図2】ニポウディスク周辺部を拡大してその作用を示
す図。
【図3】本発明の第3の実施の形態の光診断システムの
全体構成を示す図。
【図4】本発明の第2の実施の形態における制御装置の
構成を示す図。
【図5】光プローブの先端部の構成を示す断面図。
【図6】ニポウディスク周辺部による作用説明図。
【図7】本発明の第4の実施の形態の光診断システムの
全体構成を示す図。
【図8】本発明の第5の実施の形態の光診断システムの
全体構成を示す図。
【図9】本発明の第6の実施の形態の光診断システムの
全体構成を示す図。
【図10】本発明の第7の実施の形態の光診断システム
の全体構成を示す図。
【図11】本発明の第8の実施の形態における光プロー
ブの先端部の構成を示す断面図。
【図12】本発明の第9の実施の形態における光プロー
ブの先端部の構成を示す断面図。
【図13】本発明の第10の実施の形態における光プロ
ーブの後端部の構成を示す図。
【符号の説明】
1…光診断システム 2…制御装置 3…光プローブ 4…モニタ 5…白色光源 7…偏光ビームスプリッタ 8…ピンホール 9…ニポウディスク 11…モータ 12…集光レンズ 13…筒体 14…コネクタ部 16…リレーレンズ系 17…1/4波長板 18…対物レンズ系 19…被検体 21…結像位置(焦点) 22…結像レンズ 23…CCD 24…コントローラ 25…記録装置 29…焦点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の開口径を有する開口部から入射さ
    れた光を伝達する光伝達手段を少なくとも1つ有し、被
    検体内に挿入される光プローブと、 前記光伝達手段の開口径より小さいスポット光を形成す
    るスポット光形成手段と、 前記光伝達手段の開口部の異なる位置に前記スポット光
    を入射するスポット光入射手段と、 前記光伝達手段で伝達されたそれぞれのスポット光を被
    検体に照射するとともに、前記それぞれのスポット光に
    対応して前記被検体から得られるそれぞれの戻り光を前
    記光伝達手段に入射するレンズ手段と、 前記光伝達手段に入射された前記それぞれの戻り光に基
    づき被検体情報を演算する演算手段と、 を具備した光診断システムにおいて、 前記光伝達手段をリレーレンズ系で構成したことを特徴
    とする光診断システム。
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